JP2009042897A - 画像処理装置及び画像処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 スクロールする文字を高精度に検出することが可能な画像処理装置及び画像処理方法方法を提供する。
【解決手段】 抽出部1は、入力画像から輝度が所定値Lthよりも高い領域を文字領域として抽出する。動きベクトル算出部3は、抽出部1からの画像信号と遅延部2により遅延された画像信号とを受け、ブロックマッチング法を用いてブロック毎の動きベクトルを算出する。判定部9は、大きさ及び向きが同じである動きベクトルV_hを有するブロックが所定数Nth1よりも多く存在する行には、水平スクロールする文字が存在すると判定する。判定部10は、大きさ及び向きが同じである動きベクトルV_vを有するブロックが所定数Nth2以上ある列には、垂直スクロールする文字が存在すると判定する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、スクロールする文字を検出する画像処理装置及び画像処理方法に関する。
近年、動画像を表示する際の動画解像度(動画性能の優劣を表す指標)を改善するために、フレーム補間を行ってフレーム数を増加させるフレームレート変換技術の研究開発が進められている。フレーム補間を高精度に行うためには、画像のフレーム間の動きを高精度に検出する必要がある。
特に画面内をスクロールする文字列を視認しやすく表示するためには、スクロールする文字を高精度に検出してフレーム補間を行う必要がある。
特許文献1には、ライン別に水平方向のベクトルを算出して、スクロール動作が存在するか否かを判断する技術が開示されている。
また、特許文献2には、前景にある文字等の画像が、流れる背景のもとでもなるべく歪みを生じないようような動き補正フィールド内挿を実現する技術が開示されている。これによれば、文字等のエッジ度の大きい部分のみを取り出し、取り出した部分のデータを用いて動き推定を行う。
特開2004―312680号公報 特開平7―307925号公報
しかしながら、上述した特許文献1では、背景の動きと文字の動きとを区別していないので、スクロールする文字を正確に検出することができなかった。また、上述した特許文献2には、文字を抽出する技術が開示されているが、スクロールする文字を検出することについては開示されていない。
そこで、本発明は、スクロールする文字を高精度に検出することが可能な画像処理装置及び画像処理方法方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明に係る画像処理装置は、スクロールする文字を検出する画像処理装置であって、入力された画像から文字領域を抽出する抽出手段と、画像を複数行複数列のブロックに分割し、抽出手段により抽出された文字領域を含むブロックに対応する動きベクトルを算出する動きベクトル算出手段と、動きベクトル算出手段により算出された動きベクトルの大きさ及び向きが同じであるブロックが同一の行又は列に所定数よりも多く存在する場合、当該行又は列にスクロールする文字が存在すると判定するスクロール判定手段とを備える。
また、本発明に係る画像処理方法は、スクロールする文字を検出する画像処理方法であって、入力された画像から文字領域を抽出する抽出ステップと、画像を複数行複数列のブロックに分割し、抽出ステップで抽出された文字領域を含むブロックに対応する動きベクトルを算出する動きベクトル算出ステップと、動きベクトル算出ステップで算出された動きベクトルの大きさ及び向きが同じであるブロックが同一の行又は列に所定数よりも多く存在する場合、当該行又は列にスクロールする文字が存在すると判定するスクロール判定ステップとを有する。
本発明によれば、スクロールする文字を高精度に検出することができる。これにより、スクロールする文字に対してフレーム補間を高精度に行うことが可能になる。
以下、図面を用いて本発明の実施の形態について説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係る画像処理装置100の概略構成を示すブロック図である。この画像処理装置100は、抽出部1と、遅延部2と、動きベクトル算出部3と、水平スクロール判定部4と、垂直スクロール判定部5と、動きベクトル補正部6とを備える。
抽出部1は、入力画像から輝度が所定値Lthよりも高い領域を文字領域として抽出する。ここでは、文字領域は輝度が高いことが多いため、輝度値に基づいて文字領域を抽出する。ただし、エッジ度の高い領域を抽出する等、他の方法を用いて、文字領域を抽出してもよい。
図2は、入力画像PIC1から輝度が所定値Lth1よりも高い領域を抽出する例を示す図である。抽出部1は、入力画像PIC1から輝度が所定値Lth1よりも高い領域を抽出して、画像信号PIC2を生成する。ここで、輝度が所定値Lth1よりも低い領域内の各画素の画素値は0に変換される。
図1に戻って、遅延部2は、抽出部1から出力された画像信号を1フレーム分だけ遅延させて出力する。動きベクトル算出部3は、抽出部1からの画像信号と遅延部2により遅延された画像信号とを受け、ブロックマッチング法を用いてブロック毎の動きベクトルを算出する。
図3は、ブロックマッチング法による動きベクトル算出について説明するための図である。ブロックマッチング法では、フレームF(n)の画像を複数行複数列のブロックB[i,j]に分割する(ただし、i≧2,j≧2)。そして、フレームF(n+1)の画像と1フレーム分遅延されたフレームF(n)の画像とを比較し、フレームF(n)からF(n+1)の間でどれだけ移動したかを算出して、動きベクトルV[i,j]を求める。この際、0よりも大きな画素値を有する画素の数が所定数よりも多いブロックについてだけ動きベクトルV[i,j]を算出する。0よりも大きな画素値を有する画素の数が所定数よりも少ないブロックは、動きベクトルの大きさを0とする。また、白色背景のように均一な高輝度の領域は動きベクトルを正確に求めることが難しいため、画素値が0である画素が一つもないブロックについては、動きベクトルの大きさを0とする。
なお、この実施の形態1では、動きベクトルV[i,j]の水平方向成分(水平方向の動きベクトル)V_h[i,j]と垂直方向成分(垂直方向の動きベクトル)V_v[i,j]を算出するものとする。ここでは、文字情報は水平方向又は垂直方向にスクロールされる場合が多いことを考慮している。
図4は、動きベクトル算出部3によって算出された各ブロックB[i,j]の動きベクトルの一例を示す図である。ここでは、画像が5×5のブロックに分割された場合を示す。図4では、ブロックB[3,1],B[3,4],B[4,4]の水平方向の動きベクトルV_h[3,1],V_h[3,4],V_h[4,4]が算出され、他のブロックの水平方向の動きベクトルV_hの大きさが0であった場合を示している。また、各ブロックの水平方向の動きベクトルV_vの大きさは0となっている。
図1に戻って、動きベクトル算出部3によって算出された水平方向の動きベクトルV_h[i,j]は水平スクロール判定部4に入力され、垂直方向の動きベクトルV_v[i,j]は垂直スクロール判定部5に入力される。
水平スクロール判定部4は、ヒストグラム生成部7と判定部9で構成される。ヒストグラム生成部7は、行単位で各ブロックの水平方向の動きベクトルV_h[i,j]のヒストグラムを生成する。判定部9は、生成された行単位のヒストグラムから、水平スクロールする文字が存在するか否かを行単位で判定する。
図5は、図4に示した動きベクトルV_h[i,j]について、行単位で生成されたヒストグラムの例を示す図である。図5(A)〜図5(D)は、各行(j=1〜5)に対応する動きベクトルV_h[i,j]のヒストグラムである。
判定部9は、大きさ及び向きが同じである動きベクトルV_hを有するブロックが所定数Nth1(例えば、Nth1=1.5)よりも多く存在する行には、水平スクロールする文字が存在すると判定する。スクロールする文字は複数の隣接するブロックに存在する場合が多いため、このような方法で判定する。図5(A)〜図5(D)に示した例では、行j=4は、動きベクトルV_hの大きさが「−2」のブロックが2つ存在するため、水平スクロールする文字が存在すると判定される。他の行(j=1〜3,5)については、水平スクロールする文字が存在しないと判定される。
判定部9は、各行jについて、水平スクロールする文字が存在すると判定した場合はHscr[j]=1の判定結果を出力する。一方、水平スクロールする文字が存在しないと判定した場合はHscr[j]=0の判定結果を出力する。また、水平スクロールする文字が存在すると判定した行jについて、大きさ0以外で大きさ及び向きが同じ動きベクトルのうち最も数の多い動きベクトルをスクロール文字の動きベクトルと判定(Hvec[j]=V_h)する。一方、水平スクロールする文字が存在しないと判定した行jについては、Hvec[j]=0を判定結果として出力する。例えば、図5(A)〜図5(D)に示した例では、行j=4の判定結果は、Hscr[j]=1、Hvec[j]=―2となり、他の行(j=1〜3,5)の判定結果は、Hscr[j]=0、Hvec[j]=0となる。
図1に戻って、垂直スクロール判定部5は、ヒストグラム生成部8と判定部10で構成される。ヒストグラム生成部8は、列単位で各ブロックの垂直方向の動きベクトルV_v[i,j]のヒストグラムを生成する。判定部10は、生成された列単位のヒストグラムから、垂直スクロールする文字が存在するか否かを列単位で判定する。具体的には、大きさ及び向きが同じである動きベクトルV_vを有するブロックが所定数Nth2よりも多く存在する列には、垂直スクロールする文字が存在すると判定する。判定部10は、各列iについて、垂直スクロールする文字が存在すると判定した場合はVscr[i]=1の判定結果を出力する。一方、垂直スクロールする文字が存在しないと判定した場合はVscr[i]=0の判定結果を出力する。また、垂直スクロールする文字が存在すると判定した列iについて、大きさ0以外で大きさ及び向きが同じ動きベクトルのうち最も数の多い動きベクトルをスクロール文字の動きベクトルと判定(Vvec[i]=V_v)する。一方、垂直スクロールする文字が存在しないと判定した列iについては、Vvec[i]=0を判定結果として出力する。
動きベクトル補正部6は、動きベクトル算出部3により算出された動きベクトルV_h[i,j],V_v[i,j]と、水平スクロール判定部4及び垂直スクロール判定部5の判定結果Hscr[j],Hvec[j],Vscr[i],Vvec[i]を受け、動きベクトルを補正する。そして、補正後の動きベクトルVout_h[i,j],Vout_v[i,j]を出力する。
図6は、動きベクトル補正部6による動きベクトル補正の動作について説明するためのフローチャートである。i列j行のブロックB[i,j]を1ブロックずつ順番に補正処理していく場合について説明する。1列ずつ順番に処理してもよいし、1行ずつ順番に処理してもよく、処理順は任意とする。
まず、ステップS1で、処理対象のブロックB[i,j]に対応する行jに水平スクロールする文字が存在すると判定された(Hscr[j]=1)か否かを判別する。ここで、水平スクロールする文字が存在するとの判定結果(Hscr[j]=1)を有する場合はステップS2に進み、水平スクロールする文字が存在しないとの判定結果(Hscr[j]=0)を有する場合はステップS4に進む。
ステップS2では、処理対象のブロックB[i,j]及び左右に隣接する2つのブロックの水平方向の動きベクトルV_h[i−1,j],V_h[i,j],V_h[i+1,j]の中に、行jのHvec[j]と同じ動きベクトルが存在するか否かを判別する。ここで、Hvec[j]と同じ動きベクトルが存在すると判別された場合はステップS3に進み、Hvec[j]と同じ動きベクトルが存在しないと判別された場合はステップS4に進む。
ステップS3では、処理対象のブロックB[i,j]の補正後の水平方向の動きベクトルVout_h[i,j]=Hvec[j]とし、補正後の垂直方向の動きベクトルVout_v[i,j]=0としてステップS8に進む。
ステップS4では、処理対象のブロックB[i,j]に対応する列iに垂直スクロールする文字が存在すると判定された(Vscr[i]=1)か否かを判別する。ここで、垂直スクロールする文字が存在するとの判定結果(Vscr[i]=1)を有する場合はステップS5に進み、垂直スクロールする文字が存在しないとの判定結果(Vscr[i]=0)を有する場合はステップS7に進む。
ステップS5では、処理対象のブロックB[i,j]及び上下に隣接する2つのブロックの垂直方向の動きベクトルV_v[i,j−1],V_v[i,j],V_v[i,j+1]の中に、列iのVvec[i]と同じ動きベクトルが存在するか否かを判別する。ここで、Vvec[i]と同じ動きベクトルが存在すると判別された場合はステップS6に進み、Vvec[i]と同じ動きベクトルが存在しないと判別された場合はステップS7に進む。
ステップS6では、処理対象のブロックB[i,j]の補正後の垂直方向の動きベクトルVout_v[i,j]=Vvec[i]とし、補正後の水平方向の動きベクトルVout_h[i,j]=0としてステップS8に進む。
ステップS7では、処理対象のブロックB[i,j]の補正後の垂直方向の動きベクトルVout_v[i,j]=0とし、補正後の水平方向の動きベクトルVout_h[i,j]=0としてステップS8に進む。
ステップS8では、全てのブロックの補正処理が終了したか否かを判定し、全てのブロックの補正処理が終了するまで、ステップS1からステップS8の動作を繰り返す。全てのブロックの処理が終了したら動きベクトル補正の処理を終了する。このように動きベクトル補正を行うことにより、スクロールする文字が存在すると判定されたブロックだけではなく、スクロールする文字が存在する可能性が高いブロックに対しても適切なフレーム補間を実行できるようにする。スクロールする文字が存在しないと判定されたブロックであっても、隣接するブロックにスクロールする文字が存在していれば、そのブロックにスクロール文字の一部が含まれている可能性があることを考慮している。
図6に示したフローチャートでは、あるブロックについて、水平スクロールと垂直スクロールの両方が存在した場合に、水平スクロールの判定の方が優先されるようになっている。これは、放送画面上では水平スクロールの方が垂直スクロールよりも手前側に表示されることが多いことを考慮したためである。
なお、ステップS2及びステップS5では、処理対象のブロック及び隣接する2つのブロックの動きベクトルに基づいて判定動作を行う場合を例に挙げたが、これに限定されるものではない。例えば、処理対象のブロックのみの動きベクトルに基づいて判定動作を行ってもよいし、処理対象のブロックに隣接する2つのブロックにさらに隣接するブロックの動きベクトルを参照するようにしてもよい。また、ステップS2において、処理対象のブロックに対応する行の上側に隣接する行、下側に隣接する行のブロックの動きベクトルも参照するようにしてもよい。また、ステップS5において、処理対象のブロックに対応する列の左側に隣接する列、右側に隣接する列のブロックの動きベクトルも参照するようにしてもよい。
図7は、動きベクトル補正部6から出力される各ブロックのB[i,j]補正後の動きベクトルの一例を示す図である。この図7は、図4に示した各ブロックB[i,j]の動きベクトルV_h[i,j],V_v[i,j]に対して動きベクトル補正の処理が施された結果を示している。動きベクトル補正の処理が施された結果、Vout_h[2,4],Vout_h[3,4],Vout_h[4,4],Vout_h[5,4]が全て同じ大きさと向きを有する動きベクトルとなる。また、他の水平方向の動きベクトルVout_hの大きさは0と、垂直方向の動きベクトルVout_v[i,j]の大きさは全てのブロックにおいて0となっている。
抽出部1で抽出された文字領域に対して、動きベクトル補正部6から出力された動きベクトルVout_h[i,j],Vout_v[i,j]に基づいて、フレーム補間処理が行われる。具体的には、スクロールする文字が存在すると判定された行又は列に対応するブロックに対して、0以外の動きベクトルVout_h[i,j],Vout_v[i,j]が割り当てられたブロック毎にフレーム補間処理が施される。ただし、ブロック単位ではなくフレーム単位でフレーム補間処理を行うようにしてもよい。フレーム補間処理としては、従来より用いられている動画像に対するフレーム補間処理を用いるため、ここでは詳細な説明は省略する。例えば、2つ(又は4つ以上)の連続するフレームの画像と動きベクトルとに基づいて補間フレームを生成し、フレーム数を倍化するフレーム補間処理を行う。
なお、図示しないが、スクロールする文字の背景画像に対しては、抽出された文字領域とは別にフレーム補間処理が施される。例えば、スクロール文字の背景画像が静止画像である場合、スクロール文字に対しては動画像用のフレーム補間処理が施され、背景画像に対しては静止画用のフレーム補間処理が施される。
以上のように、この実施の形態1では、スクロールする文字を高精度に検出することができる。これにより、スクロールする文字に対してフレーム補間を高精度に行うことが可能になる。
なお、動きベクトル補正部6が図6に示した動きベクトル補正の処理を実行する前に、下記の前処理を行うようにしてもよい。具体的には、水平スクロールする文字が存在する(Hscr[j]=1)と判定された行jの上下に隣接する行に対して、Hscr[j−1]=1,Hscr[j+1]=1とする前処理を施す。また、垂直スクロールする文字が存在する(Vscr[i]=1)と判定された列の左右に隣接する列に対して、Vscr[i−1]=1,Vscr[i+1]=1とする前処理を施す。スクロールする文字が存在しないと判定されたブロックであっても、隣接する行又は列にスクロールする文字が存在していれば、スクロール文字の一部が含まれている可能性があることを考慮して、上記前処理を行うようにしてもよい。
(実施の形態2)
図8は、本発明の実施の形態2に係る画像処理装置101の概略構成を示すブロック図である。図8の画像処理装置101において、図1の画像処理装置100と異なる点は、水平スクロール判定部4が水平スクロール判定部21に置換され、垂直スクロール判定部5が垂直スクロール判定部24に置換されている点である。なお、実施の形態1と同様の構成を有するブロックには同一の符号を付し、その詳細説明は繰り返さない。
水平スクロール判定部21は、ヒストグラム生成部7と記憶部22と判定部23で構成される。ヒストグラム生成部7は、実施の形態1と同様に、行単位で各ブロックの水平方向の動きベクトルV_h[i,j]のヒストグラムを生成する。
判定部23は、実施の形態1の判定部9と同様に、生成された行単位のヒストグラムから、水平スクロールする文字が存在するか否かを行単位で判定した後、判定結果の確定処理及びリセット処理を行う。以下に、判定結果の確定処理及びリセット処理について説明する。
判定部23は、判定結果Hscr[j],Hvec[j]を記憶部22に記憶するとともに、スクロールカウント値Hcnt[j]を記憶部22に記憶する。水平スクロールする文字が存在しない(Hscr[j]=0)と判定された場合は、スクロールカウント値Hcnt[j]=0にセットされる。水平スクロールする文字が存在する(Hscr[j]=1)と判定された場合は、スクロールカウント値Hcnt[j]=1がセットされる。連続して水平スクロールする文字が存在する(Hscr[j]=1)と判定され、かつHvec[j]が前フレームと同一である場合は、スクロールカウント値Hcnt[j]が+1にカウントアップされる。連続して水平スクロールする文字が存在する(Hscr[j]=1)と判定されても、Hvec[j]が前フレームと同一でない場合は、スクロールカウント値Hcnt[j]=1がセットされる。
そして、判定部23は、スクロールカウント値Hcnt[j]が所定値(例えば3)に到達した場合に、Hscr[j]=1に確定する確定処理を行う。スクロールカウント値Hcnt[j]が所定値(例えばHcnt[j]=3)に到達するまでは、Hscr[j]=0にリセットされる。
垂直スクロール判定部24は、ヒストグラム生成部8と記憶部25と判定部26で構成される。ヒストグラム生成部8は、実施の形態1と同様に、列単位で各ブロックの垂直方向の動きベクトルV_v[i,j]のヒストグラムを生成する。
判定部26は、実施の形態1の判定部10と同様に、生成された列単位のヒストグラムから、垂直スクロールする文字が存在するか否かを列単位で判定した後、判定結果の確定処理及びリセット処理を行う。以下に、判定結果の確定処理及びリセット処理について説明する。
判定部26は、判定結果Vscr[i],Vvec[i]を記憶部25に記憶するとともに、スクロールカウント値Vcnt[i]を記憶部25に記憶する。垂直スクロールする文字が存在しない(Vscr[i]=0)と判定された場合は、スクロールカウント値Vcnt[i]=0にセットされる。垂直スクロールする文字が存在する(Vscr[i]=1)と判定された場合は、スクロールカウント値Vcnt[i]=1がセットされる。連続して垂直スクロールする文字が存在する(Vscr[i]=1)と判定され、かつVvec[i]が前フレームと同一である場合は、スクロールカウント値Vcnt[i]が+1にカウントアップされる。連続して垂直スクロールする文字が存在する(VVscr[i]=1)と判定されても、Vvec[i]が前フレームと同一でない場合は、スクロールカウント値Vcnt[i]=1がセットされる。
そして、判定部23は、スクロールカウント値Vcnt[i]が所定値(例えば3)に到達した場合に、Vscr[i]=1に確定する確定処理を行う。スクロールカウント値Vcnt[i]が所定値(例えばVcnt[i]=3)に到達するまでは、Vscr[i]=0にリセットされる。
スクロールする文字は複数フレームで連続して表示され、同一の行又は列において複数フレームで連続して同じ動きベクトルが存在することを考慮して、上述のような確定処理及びリセット処理を行う。
したがって、この実施の形態2では、スクロールの誤判定を低減することができ、スクロールする文字をより高精度に検出することができる。これにより、スクロールする文字に対してフレーム補間をより高精度に行うことが可能になる。
(実施の形態3)
図9は、本発明の実施の形態3に係る画像処理装置102の概略構成を示すブロック図である。図9の画像処理装置102において、図1の画像処理装置100と異なる点は、抽出部1が抽出部31に置換されている点である。なお、実施の形態1と同様の構成を有するブロックには同一の符号を付し、その詳細説明は繰り返さない。
抽出部31は、輝度判定部32とHPF(ハイパスフィルタ)33と高域判定部34で構成される。HPF33は、入力画像の信号を受け、所定の周波数Fth1よりも高い周波数の信号のみを通過させる。高域判定部34は、HPF33からの画像を複数行複数列のブロックB[i,j]に分割し、ブロック内の周波数成分の合計が所定値Fth2よりも高いブロックを特定する。
輝度判定部32は、入力画像を複数行複数列のブロックB[i,j]に分割し、ブロック内の輝度成分の合計が所定値Lth2よりも高いブロックを特定する。そして、ブロック内の輝度成分の合計が所定値Lth2よりも高く、かつブロック内の周波数成分の合計が所定値Fth2よりも高いと判定されたブロックを抽出する。
以上のように、この実施の形態3では、高周波数で、かつ輝度の高いブロックのみが抽出される。文字領域は、高周波数成分を含み、かつ輝度が高いことが多いため、より正確に文字領域を抽出することができる。したがって、スクロールする文字をより高精度に検出することができる。これにより、スクロールする文字に対してフレーム補間をより高精度に行うことが可能になる。
本発明の実施の形態1に係る画像処理装置の概略構成を示すブロック図である。 入力画像から輝度が所定値よりも高い領域を抽出する例を示す図である。 ブロックマッチング法による動きベクトル算出について説明するための図である。 図1に示した動きベクトル算出部によって算出された各ブロックB[i,j]の動きベクトルの一例を示す図である。 図4に示した動きベクトルV_h[i,j]について、行単位で生成されたヒストグラムの例を示す図である。 図1に示した動きベクトル補正部による動きベクトル補正の動作について説明するためのフローチャートである。 各ブロックのB[i,j]補正後の動きベクトルの一例を示す図である。 本発明の実施の形態2に係る画像処理装置の概略構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態3に係る画像処理装置の概略構成を示すブロック図である。
符号の説明
1 抽出部
2 遅延部
3 動きベクトル算出部
4 水平スクロール判定部
5 垂直スクロール判定部
6 動きベクトル補正部
100 画像処理装置

Claims (14)

  1. スクロールする文字を検出する画像処理装置であって、
    入力された画像から文字領域を抽出する抽出手段と、
    前記画像を複数行複数列のブロックに分割し、前記抽出手段により抽出された文字領域を含むブロックに対応する動きベクトルを算出する動きベクトル算出手段と、
    前記動きベクトル算出手段により算出された動きベクトルの大きさ及び向きが同じであるブロックが同一の行又は列に所定数よりも多く存在する場合、当該行又は列にスクロールする文字が存在すると判定するスクロール判定手段と、を備える画像処理装置。
  2. 前記抽出手段は、前記入力された画像の輝度が予め定められた値よりも大きな領域を前記文字領域として抽出する、請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記抽出手段は、前記画像を複数行複数列のブロックに分割し、ブロック内の輝度成分及び周波数成分が予め定められた値よりも高いブロックを前記文字領域として抽出する、請求項1に記載の画像処理装置。
  4. 前記動きベクトル算出手段は、前記入力された画像の連続する2つのフレームに対して、ブロックマッチング法を用いて前記文字領域を含むブロックに対応する動きベクトルを算出する、請求項1から請求項3までのいずれか一項に記載の画像処理装置。
  5. 前記スクロール判定手段は、動きベクトルの大きさ及び向きが同じであるブロックが同一の行又は列に所定数よりも多く存在し、かつ、大きさ及び向きが同じ動きベクトルが複数フレームで連続して検出された行又は列がある場合に、当該行又は列にスクロールする文字が存在すると判定する、請求項1から請求項4までのいずれか一項に記載の画像処理装置。
  6. 前記スクロール判定手段は、スクロールする文字が存在すると判定した行又は列において、大きさ及び向きが同じ動きベクトルのうち最も数の多い動きベクトルをスクロール文字の動きベクトルと判定する、請求項1から請求項5までのいずれか一項に記載の画像処理装置。
  7. さらに、前記スクロール判定手段により判定されたスクロール文字の動きベクトルと大きさ及び向きが同じ動きベクトルが前記動きベクトル算出手段により算出されたブロックに隣接するブロックに対して、前記スクロール文字の動きベクトルを割り当てる動きベクトル補正手段を備える、請求項6に記載の画像処理装置。
  8. スクロールする文字を検出する画像処理方法であって、
    入力された画像から文字領域を抽出する抽出ステップと、
    前記画像を複数行複数列のブロックに分割し、前記抽出ステップで抽出された文字領域を含むブロックに対応する動きベクトルを算出する動きベクトル算出ステップと、
    前記動きベクトル算出ステップで算出された動きベクトルの大きさ及び向きが同じであるブロックが同一の行又は列に所定数よりも多く存在する場合、当該行又は列にスクロールする文字が存在すると判定するスクロール判定ステップと、を有する画像処理方法。
  9. 前記抽出ステップは、前記入力された画像の輝度が予め定められた値よりも大きな領域を前記文字領域として抽出する、請求項8に記載の画像処理方法。
  10. 前記抽出ステップは、前記画像を複数行複数列のブロックに分割し、ブロック内の輝度成分及び周波数成分が予め定められた値よりも高いブロックを前記文字領域として抽出する、請求項8に記載の画像処理方法。
  11. 前記動きベクトル算出ステップは、前記入力された画像の連続する2つのフレームに対して、ブロックマッチング法を用いて前記文字領域を含むブロックに対応する動きベクトルを算出する、請求項8から請求項10までのいずれか一項に記載の画像処理方法。
  12. 前記スクロール判定ステップは、動きベクトルの大きさ及び向きが同じであるブロックが同一の行又は列に所定数よりも多く存在し、かつ、大きさ及び向きが同じ動きベクトルが複数フレームで連続して検出された行又は列がある場合に、当該行又は列にスクロールする文字が存在すると判定する、請求項8から請求項11までのいずれか一項に記載の画像処理方法。
  13. 前記スクロール判定ステップは、スクロールする文字が存在すると判定した行又は列において、大きさ及び向きが同じ動きベクトルのうち最も数の多い動きベクトルをスクロール文字の動きベクトルと判定する、請求項8から請求項12までのいずれか一項に記載の画像処理方法。
  14. さらに、前記スクロール判定ステップで判定されたスクロール文字の動きベクトルと大きさ及び向きが同じ動きベクトルが前記動きベクトル算出ステップで算出されたブロックに隣接するブロックに対して、前記スクロール文字の動きベクトルを割り当てる動きベクトル補正ステップを有する、請求項13に記載の画像処理方法。
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