JP2009041729A - ヒンジ機構および携帯端末 - Google Patents

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Abstract

【課題】閉状態から開状態へ移行させる際の操作性が良く、小型で安定可動できるヒンジ装置を提供する。
【解決手段】携帯端末を構成する第1筐体と第2筐体とを枢動により折りたたみ開閉可能に接続するヒンジ機構に、前記枢動の軸となる枢軸と、前記第1筐体と連れ周りする第1カムと、前記第2筐体と連れ周りする第2カムと、前記第1カムと前記第2カムの少なくとも一方を他方へ向けて付勢する付勢体と、前記枢軸の一端側を前記枢動の軸半径方向へ移動可能に保持する保持部と、前記枢軸の一端側が前記軸半径方向へ移動された場合に前記第2カムを強制的に回転させる回転強制手段とを備え、前記第1カムと第2カムの互いの対向面にそれぞれ凸部を設け、該凸部の配置を、両凸部の側面同士が当接または一方の凸部と他方の側面が当接する当接状態から前記回転強制手段による回転がなされると互いが頂点を乗り越える位置にした。
【選択図】図8

Description

この発明は、例えば第1筐体と第2筐体が折りたたみ開閉可能に連結された携帯電話機やPDA等の携帯端末に用いられるようなヒンジ機構および携帯端末に関する。
従来、携帯電話機などの携帯端末では、クラムシェルタイプと呼ばれる折りたたみ開閉を行うヒンジ機構が多く用いられている。このような折りたたみ開閉を行うヒンジ機構は、本体から蓋をある程度開方向へ回動させると、後は蓋が自然に回動するように構成されている。
ここで、このような携帯端末の蓋を片手で開けようとするとき、利用者は、隙間なく閉じられている蓋と本体の間に指を差し込んで開けなければならない。このため、上記携帯端末は、片手で開けるのが難しく、簡単に開けようと思うと両手を使うことになり、不便である。
この問題に対して、閉状態で2つのユニットのいずれか一方を枢動させれば、後は自動で開状態となるヒンジ装置が提案されている(特許文献1参照)。このヒンジ装置は、指を差し込む必要がなく便利に使用できるとされている。
しかし、上記ヒンジ装置は、回転軸が2つある、あるいは軸の回転のためにギアが必要となるなど、ヒンジ装置の占有面積が大きくなるものである。このため、携帯端末の筐体設計の自由度を損なうという問題点があった。また、ギアを用いるような場合、耐久性が低く安定可動させるのが難しいという問題点もあった。また、ヒンジ装置の回転初動を、筐体に備えたギアなどで実現しているため、組み付け精度の誤差による動作不良の可能性も考えられた。
特開2005−299924号公報
この発明は、上述した問題に鑑み、閉状態から開状態へ移行させる際の操作性が良く、小型で安定可動できるヒンジ装置を提供することを目的とする。
この発明は、携帯端末を構成する第1筐体と第2筐体とを枢動により折りたたみ開閉可能に接続するヒンジ機構であって、前記枢動の軸となる枢軸と、挿通された前記枢軸を軸にして前記第1筐体と連れ周りする第1カムと、挿通された前記枢軸を軸にして前記第2筐体と連れ周りする第2カムと、前記第1カムと前記第2カムの少なくとも一方を他方へ向けて付勢する付勢体と、前記枢軸の一端側を前記枢動の半径方向へ移動可能に保持する保持部と、前記枢軸の一端側が前記半径方向へ移動された場合に前記第2カムを強制的に回転させる回転強制手段とを備え、前記第1カムと第2カムの互いの対向面にそれぞれ凸部を設け、該凸部の配置を、両凸部の側面同士が当接または一方の凸部と他方の側面が当接する当接状態から前記回転強制手段による回転がなされると互いが頂点を乗り越える位置にしたヒンジ機構であることを特徴とする。
これにより、閉状態から開状態へ移行させる際の操作性が良く、小型で安定可動できるヒンジ装置を提供できる。特に、回転強制手段をヒンジ装置に備えたことで、携帯端末へのヒンジ装置の組み込みを容易化することができる。
この発明の態様として、前記保持部の移動可能範囲で移動された前記枢軸の一端側を元の位置へ向けて付勢する枢軸付勢体を備えることができる。
これにより、ヒンジ装置の動作を安定化させることができる。
またこの発明の態様として、前記第2カムに、前記枢軸が挿通されている挿通孔から軸半径方向へ突出する突出部を備え、前記回転強制手段を、前記突出部の先端を係止する係止部と、該係止部で先端が係止されている前記第2カムを前記凸部の頂点乗り越えを実現可能な方向へ回転させる方向に移動許容して他の方向への移動を規制する規制手段とで構成することができる。
これにより、第1筐体と第2筐体とを重ね合わせたままずらすことで開動作させることを確実に実現できる。
またこの発明の態様として、前記保持部を、前記枢軸を前記突出部の突出方向と直交する方向へスライド可能に軸受けする溝穴で構成し、前記規制手段を、前記溝穴で構成することができる。
これにより、第1筐体と第2筐体とを重ね合わせたままずらすことで開動作させることを、簡単な構成で確実に実現できる。
またこの発明の態様として、前記溝穴を、前記第2筐体の内側面と平行な方向に長い長手形状に形成することができる。
これにより、第1筐体と第2筐体の動作を安定化させることができる。
またこの発明は、前記ヒンジ機構と前記第1筐体と前記第2筐体とを備え、前記第1筐体と前記第2筐体の一方に画像を表示する表示手段を備え、他方に入力操作を許容する入力手段を備えた携帯端末とすることができる。
前記携帯端末は、携帯電話機またはPDA等、携帯可能な端末装置で構成することができる。
この発明により、閉状態から開状態へ移行させる際の操作性が良く、小型で安定可動できるヒンジ装置を備えた携帯端末を提供できる。
この発明により、閉状態から開状態へ移行させる際の操作性が良く、小型で安定可動できるヒンジ装置を提供することができる。
この発明の一実施形態を以下図面と共に説明する。
図1は、開状態の携帯電話機1の斜視図であり、図2は、図1のA−A断面を示す断面図である。
携帯電話機1は、上筐体2と下筐体3とが、それぞれの連結部5,6(6a,6b)により折りたたみ開閉可能に接続されている。上筐体2には、液晶ディスプレイなどの表示装置D、および音声出力用のスピーカSが折りたたみ内側面(図1の正面)に設けられている。下筐体3には、押下ボタンなどの入力装置I、および集音用のマイクMが折りたたみ内側面に設けられている。
連結部5,6b内には、図2に示すようにヒンジ装置10が設けられている。
上筐体2の連結部5内には、ヒンジ装置10のハウジング20が固定されている。また、下筐体3の連結部6b内には、ヒンジ装置10のキャップ70が固定されている。従って、ハウジング20は上筐体2に連れ回りし、キャップ70は下筐体3に連れ周りする。連結部6aと連結部5は、図示省略する軸部材により回転可能に接続される。
図3は、右斜め上から見たヒンジ装置10の分解斜視図であり、図4は、左斜め上から見たヒンジ装置10の分解斜視図であり、図5は、ヒンジ装置10の斜視図である。
ヒンジ装置10は、ハウジング20、圧縮バネ31,33,35、上筐体側カム40、下筐体側カム50、ラバー60、キャップ70、およびこれらにこの順で挿通されるシャフト13で主に構成されている。シャフト13のハウジング20側の端部14aはEリング11が嵌合される。また、シャフト13のキャップ70側の端部14bはワッシャー15が挿通されてからEリング11が嵌合される。
ハウジング20は、略円筒形状で一方に開口部25、他方に底部24が設けられている。底部24は、中心にシャフト13を挿通する軸孔21が設けられている。シャフト13の端部14aは、この底部24の軸孔21に位置固定される。したがって、端部14aは、端部14bのように移動することができず、常に同位置に位置固定されている。
ハウジング20は、周面の開口部25側にスライドガイド22が2つ対称に設けられている。このスライドガイド22は、シャフト13の軸方向と平行に一直線に形成されたスリット状の孔である。
また、ハウジング20は、周面の開口部25側に、係止突起23が2つ対称に設けられている。この係止突起23は、ハウジング20の外周面から外側へ突出する突起で構成されている。この係止突起23により、ハウジング20は、上筐体2の連結部5内に固定される。従ってハウジング20は、上筐体2と共に連れ周りする。
圧縮バネ31,33,35は、長さが同一で全体の直径が異なる弦巻バネで構成されている。圧縮バネ31の中には圧縮バネ33が収納され、圧縮バネ33の中には圧縮バネ35が収納され、圧縮バネ35の中にはシャフト13が挿通される。これにより、圧縮バネ31,33,35は、3重のバネとなる。従って、圧縮バネ31,33,35の付勢力を合力した強い付勢力を得ることができる。
上筐体側カム40は、略円盤形で片面にカム面47が形成されている。カム面47は、頂点凸部42、回転付勢斜面43、および回転係止端面44で構成されている。上筐体側カム40の中心には、シャフト13を挿通する軸孔46が形成されている。上筐体側カム40の外周には、ハウジング20のスライドガイド22に係合する係合突起41が2つ対称に設けられる。この係合突起41がハウジング20のスライドガイド22に係合することで、ハウジング20および上筐体2との相対角度を維持したままシャフト13の軸方向にスライド移動することができる。
下筐体側カム50は、上筐体側カム40のカム面47に対向するカム突起51を2つ備えている。また下筐体側カム50は、カム突起51と反対側に、軸受け部54を有している。この軸受け部54の中心には、シャフト13を挿通するための軸孔52が形成されている。軸受け部54には、軸中心から半径方向へ向かって伸びる突出アーム53が設けられている。
ラバー60は、弾性力を有するゴム材で形成されている。このラバー60は、円筒形の位置側部をカットしたカット部62を有する形状に形成されている。また、ラバー60の中心には、シャフト13が挿通された下筐体側カム50の軸受け部54が挿通されて該軸受け部54を保持する保持孔61が設けられている。従って、ラバー60のカット部62内に、下筐体側カム50の突出アーム53が嵌るように配置される。
キャップ70は、略円筒形で一端が開放されて開口部71を構成し、他端が塞がれて底部75を構成している。底部75の中心には、シャフト13を挿通する軸孔ガイド74が形成されている。この軸孔ガイド74は、底部75の中心から半径方向へ向かって少し横長に形成されている。
キャップ70の外周には、下筐体3の連結部6と係合するための軸孔ガイド74が設けられている。この係合突起72の内側には、下筐体側カム50の突出アーム53の先端が収納されて係合する係合凹部73が設けられている。従って、前記キャップ70の内側には、ラバー60が収納され、さらにその内側に下筐体側カム50の軸受け部54が収納される。これにより、下筐体側カム50は、ラバー60を変形させながらシャフト13ごとキャップ70の軸孔ガイド74に沿ってスライド移動できる。このとき、下筐体側カム50の突出アーム53の先端は、軸孔ガイド74のスライド方向と直交する方向にあるキャップ70の係合凹部73に当接している。このため、下筐体側カム50がシャフト13と共にスライド移動すると、突出アーム53の先端が移動できないことから下筐体側カム50は少し回転することになる。
図6は、閉状態から開状態へ移行させる際の携帯電話機1の説明図を示し、図7は、同移行時のヒンジ装置10の断面説明図を示し、図8は、同移行時のヒンジ装置10の断面説明図を示し、図9は、同移行時のヒンジ装置10の斜視説明図を示し、図10は携帯電話機1の部分拡大側面図を示す。
図6(A)に示すように、携帯電話機1が閉状態のとき、図7(A)および図8(A)に示すようにシャフト13はキャップ70の中心位置に位置している。またこのとき、図9(A2)に示すように、下筐体側カム50のカム突起51は、上筐体側カム40の頂点凸部42より回転係止端面44側に位置している。
次に携帯電話機1の上筐体2を開くとき、図6(B)に示すように、利用者によって携帯電話機1の上筐体2が例えば右手親指で左へ押され、下筐体3に対して上筐体2が重ね合わせられたまま斜めにずらされる。このとき、連結部6aと連結部5が図示省略する軸部材により接続されているため、連結部6bと連結部5の間がずれ動き、上筐体2が下筐体3に対して少し摺動回転する。
このずれ動きの際、連結部6bと連結部5の内部では、図7(B)および図8(B)示すように、シャフト13とキャップ70の位置が矢印Y1方向に相対移動し、シャフト13の端部14bがキャップ70の中心から外れた位置になる。ここで、下筐体側カム50の突出アーム53の先端がキャップ70の係合凹部73に係合されているため、シャフト13のスライド移動に伴って下筐体側カム50が角度α(図8(B)参照)だけ矢印Y2方向へ回転する。これにより、図9(B2)に示すように、下筐体側カム50のカム突起51が、圧縮バネ31,33,35の付勢力に逆らって上筐体側カム40の頂点凸部42を乗り越え、回転付勢斜面43に当接する。
この後は、圧縮バネ31,33,35の付勢力によって下筐体側カム50に近づこうとする上筐体側カム40の回転付勢斜面43に沿ってカム突起51が移動するように回動する。従って、上筐体側カム40と下筐体側カム50が相対回転し、これによりハウジング20とキャップ70が相対回転して、同時に上筐体2と下筐体3が相対回転する。この相対回転は、圧縮バネ31,33,35の付勢力によってセミオートとなり、図1に示した全開状態で停止する。また、利用者による押す力がなくなっているため、ラバー60の弾性力によってシャフト13がキャップ70の中心位置に戻る。
以上の構成により、閉状態から開状態へ移行させる際に、上筐体2を下筐体3に対してずらすだけで良いという良好な操作性を得ることができる。また、携帯電話機1は、このようにずらして開くだけでなく、利用者が両手で開ける、あるいは上筐体2と下筐体3の間に指を入れて開けるなど、従来と同一の操作で開くこともできる。
また、ギアなども用いずに小型で安定可動できるヒンジ装置10を提供することができる。特に、十分な長さ及び太さの突出アーム53を用いることで、ギアを用いた場合の歯の欠けや磨耗といった故障を回避でき、耐久性を高めることができる。
また、ラバー60を用いることで、キャップ70に対するシャフト13のスライド移動を許容できると共に、弾性力でキャップ70の中心にシャフト13を戻す動作を容易に実現できる。
また、図10に示すように、キャップ70の軸孔ガイド74の長手方向が、下筐体3の内側面と平行に構成されているため、不安定な動作を防止することができる。つまり、下筐体3に対して上筐体2をずらすことができるのは、重ね合わせた状態で上筐体2を左へ少し回動できるだけとなる。仮に図1に示した全開状態のときに、図8(B)に示した軸孔ガイド74に沿ってシャフト13を移動させようとしても、図1に示した連結部6に上筐体2が衝突してそれ以上動かない。従って、全開状態では軸孔ガイド74に沿ってシャフト13が移動できず、安定した状態で使用できる。
また、シャフト13は、キャップ70の軸孔ガイド74内で自由に回転することができるため、ひっかかり等なく安定して携帯電話機1を開閉することができる。
また、ヒンジ装置10は、従来から存在する折りたたみ開閉タイプの携帯電話機のヒンジ装置と容易に置き換えできる。すなわち、片手で開ける際に、隙間なく閉じられている蓋と本体の間に指を差し込んで開けなければならないような単純構造の携帯電話機のヒンジ装置を、上記実施例のヒンジ装置10と置き換えることで、携帯電話機1の開閉操作性を容易に向上することができる。
また、上述したヒンジ装置10は、ボタンで押下させるという発想ではなく、回転軸を移動させるという画期的な発想を採用したため、押下ボタン等に必要な部品を多数省略でき、小型に形成することができる。
この発明の構成と、上述の実施形態との対応において、
この発明の携帯端末は、実施形態の携帯電話機1に対応し、
以下同様に、
第1筐体は、上筐体2に対応し、
第2筐体は、下筐体3に対応し、
ヒンジ機構は、ヒンジ装置10に対応し、
枢軸は、シャフト13に対応し、
枢軸の一端側は、端部14b側に対応し、
付勢体は、圧縮バネ31,33,35に対応し、
第1カムは、上筐体側カム40に対応し、
凸部は、頂点凸部42およびカム突起51に対応し、
対向面は、カム面47およびカム突起51側面に対応し、
第2カムは、下筐体側カム50に対応し、
挿通孔は、軸孔52に対応し、
突出部は、突出アーム53に対応し、
枢軸付勢体は、ラバー60に対応し、
回転強制手段および係止部は、係合凹部73に対応し、
保持部、規制手段および溝穴は、軸孔ガイド74に対応し、
移動可能範囲は、軸孔ガイド74内に対応し、
表示手段は、表示装置Dに対応し、
入力手段は、入力装置Iに対応し、
突出部の突出方向と直交する方向および第2筐体の内側面と平行な方向は、矢印Y1方向に対応するも、
この発明は、上述の実施形態の構成のみに限定されるものではなく、多くの実施の形態を得ることができる。
開状態の携帯電話機の斜視図。 携帯電話機のA−A断面図。 右斜め上から見たヒンジ装置の分解斜視図。 左斜め上から見たヒンジ装置の分解斜視図。 ヒンジ装置の斜視図。 閉状態から開状態へ移行させる際の携帯電話機の説明図。 閉状態から開状態へ移行時のヒンジ装置の断面説明図。 閉状態から開状態へ移行時のヒンジ装置の断面説明図。 閉状態から開状態へ移行時のヒンジ装置の斜視説明図。 閉状態の携帯電話機の部分拡大側面図。
符号の説明
1…携帯電話機、2…上筐体、3…下筐体、10…ヒンジ装置、13…シャフト、14b…端部、31,33,35…圧縮バネ、40…上筐体側カム、42…頂点凸部、47…カム面、50…下筐体側カム、51…カム突起、52…軸孔、53…突出アーム、60…ラバー、73…係合凹部、74…軸孔ガイド、D…表示装置、I…入力装置、Y1…矢印

Claims (6)

  1. 携帯端末を構成する第1筐体と第2筐体とを枢動により折りたたみ開閉可能に接続するヒンジ機構であって、
    前記枢動の軸となる枢軸と、
    挿通された前記枢軸を軸にして前記第1筐体と連れ周りする第1カムと、
    挿通された前記枢軸を軸にして前記第2筐体と連れ周りする第2カムと、
    前記第1カムと前記第2カムの少なくとも一方を他方へ向けて付勢する付勢体と、
    前記枢軸の一端側を前記枢動の軸半径方向へ移動可能に保持する保持部と、
    前記枢軸の一端側が前記軸半径方向へ移動された場合に前記第2カムを強制的に回転させる回転強制手段とを備え、
    前記第1カムと第2カムの互いの対向面にそれぞれ凸部を設け、該凸部の配置を、両凸部の側面同士が当接または一方の凸部と他方の側面が当接する当接状態から前記回転強制手段による回転がなされると互いが頂点を乗り越える位置にした
    ヒンジ機構。
  2. 前記保持部の移動可能範囲で移動された前記枢軸の一端側を元の位置へ向けて付勢する枢軸付勢体を備えた
    請求項1記載のヒンジ機構。
  3. 前記第2カムに、前記枢軸が挿通されている挿通孔から軸半径方向へ突出する突出部を備え、
    前記回転強制手段を、前記突出部の先端を係止する係止部と、該係止部で先端が係止されている前記第2カムを前記凸部の頂点乗り越えを実現可能な方向へ回転させる方向に移動許容して他の方向への移動を規制する規制手段とで構成した
    請求項1または2記載のヒンジ機構。
  4. 前記保持部を、前記枢軸を前記突出部の突出方向と直交する方向へスライド可能に軸受けする溝穴で構成し、
    前記規制手段を、前記溝穴で構成した
    請求項3記載のヒンジ機構。
  5. 前記溝穴を、前記第2筐体の内側面と平行な方向に長い長手形状に形成した
    請求項4記載のヒンジ機構。
  6. 請求項1から5のいずれか1つに記載のヒンジ機構と前記第1筐体と前記第2筐体とを備え、
    前記第1筐体と前記第2筐体の一方に画像を表示する表示手段を備え、
    他方に入力操作を許容する入力手段を備えた
    携帯端末。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN102734314A (zh) * 2011-03-30 2012-10-17 加藤电机株式会社 铰链装置、开阖装置及可携式机器
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US8615848B2 (en) 2010-07-12 2013-12-31 Mitsubishi Steel Mfg. Co., Ltd. Hinge apparatus for electronic device

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