JP2009038485A - 画像編集装置、画像編集方法及び画像編集プログラム - Google Patents

画像編集装置、画像編集方法及び画像編集プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2009038485A
JP2009038485A JP2007199366A JP2007199366A JP2009038485A JP 2009038485 A JP2009038485 A JP 2009038485A JP 2007199366 A JP2007199366 A JP 2007199366A JP 2007199366 A JP2007199366 A JP 2007199366A JP 2009038485 A JP2009038485 A JP 2009038485A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
sheet
still image
moving image
editing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2007199366A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroaki Maezawa
浩明 前澤
Isayuki Kouno
功幸 河野
Hiroyuki Kono
裕之 河野
Atsushi Ito
篤 伊藤
Kunikazu Ueno
邦和 上野
Natsumi Miyazawa
なつみ 宮澤
Koichi Fujii
晃一 藤井
Takayuki Seki
隆行 関
Masakazu Fukunaga
正和 福永
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP2007199366A priority Critical patent/JP2009038485A/ja
Publication of JP2009038485A publication Critical patent/JP2009038485A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Studio Devices (AREA)
  • Television Signal Processing For Recording (AREA)

Abstract

【課題】動画又は静止画への画像処理を編集シートを用いて容易に行うことを可能とする。
【解決手段】動画のシーン又は静止画のデータを特定するサムネイル画像と、サムネイル画像で示される動画のシーン又は静止画のデータに対して施す処理を選択するための処理選択領域と、前記処理選択領域により選択された処理の条件を指定するための条件指定領域と、を含む編集シートをスキャンすることによって、処理選択領域において選択された処理と、条件指定領域において指定された処理の条件と、を読み込む画像読取工程(S16)と、動画のシーン又は静止画に対して、画像読取工程(S16)で読み取られた処理の条件に応じて選択された処理を施す画像処理工程(S18,S20)と、を備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、静止画を動画の一部として挿入するための画像編集装置、画像編集方法及び画像編集プログラムに関する。
近年、デジタルカメラ等により一般ユーザも動画撮影ができるようになっている。これに伴い、動画にシーンタイトルをつける等のために、別に撮影した静止画を動画の一部として挿入する動画編集の利用場面が増えてきている。
このような動画編集を行う場合、パーソナルコンピュータに動画と静止画を取り込んでおき、動画編集ソフトウェア等を用いて動画編集を行うのが一般的である。しかしながら、コンピュータ操作になれていないユーザも多く、最近は、デジタルカメラのディスプレイに動画の代表シーンをサムネイル表示し、カメラで撮影した静止画を挿入画像として指定させる方法等が採用されている。
特許文献1には、動画のシーンをサムネイルとしてデジタルカメラのディスプレイに表示し、サムネイルを選択することで静止画の挿入点を指定する技術が開示されている。挿入すべき静止画はカメラの撮影や機器へのテキスト入力に基づいて生成される。
また、特許文献2には、手書きメッセージ等の画像を他の画像に合成するにあたり、コンピュータを用いず、画像の合成領域と合成内容を記載指示した紙をスキャナ等の画像入力装置で入力し、装置内に含まれる既存画像と合成した画像を生成する技術が開示されている。ここでは、合成された画像を印刷出力することもできる。
プリンタ、複写機、スキャナ等が一体化された複合機の中には、デジタルカメラの動画・静止画を格納したメモリカード等の記録媒体を装着し、その記録媒体から動画・静止画を読み取る機能をもつものがある。動画シーンの一覧を印刷したり、動画への静止画挿入の原稿入力に複合機を用いて編集を指示したりすれば、コンピュータ操作やデジタルカメラのディスプレイでの操作になれていない利用者でも容易に動画編集ができると考える。
また、特許文献3及び4には、動画をシーン毎に自動分割し、各シーンの代表的な画像を静止画として作成し、静止画の縮小画像を同一用紙に連続印刷する技術が開示されている。
特開2004−186925号公報 特開2006−54690号公報 特開平7−95505号公報 特開2000−324388号公報
しかしながら、デジタルカメラにサムネイル画像を表示する場合、デジタルカメラの表示画面は一般的に小さく、画面を切り替えないと全体的な表示ができず、ユーザが目的の画像を選択し難いという問題がある。また、サムネイル自体も小さく、ユーザが画像を確認し難いという問題もある。
また、デジタルカメラに装備できるボタンの数等の制約があり、静止画の挿入に多くの手順が必要となり、作業が繁雑となる問題もある。また、添付文書を挿入したい場合、カメラ撮影によってその文書を取り込む必要があるため、取り込んだ文書のずれや歪みが生じ易い。
本発明の一態様は、記憶部に記憶されている動画のシーン又は静止画のデータを特定するサムネイル画像と、前記サムネイル画像で示される動画のシーン又は静止画のデータに対して施す処理を選択するための処理選択領域と、前記処理選択領域により選択された処理の条件を指定するための条件指定領域と、を含む編集シートをスキャンすることによって、前記処理選択領域において選択された処理と、前記条件指定領域において指定された処理の条件と、を読み込む画像読取部を備え、前記記憶部に記憶されている動画のシーン又は静止画に対して、前記画像読取部で読み取られた前記指定された処理の条件に応じて前記選択された処理を施すことを特徴とする画像編集装置である。
この画像編集装置は、例えば、記憶部に記憶されている動画のシーン又は静止画のデータを特定するサムネイル画像と、前記サムネイル画像で示される動画のシーン又は静止画のデータに対して施す処理を選択するための処理選択領域と、前記処理選択領域により選択された処理の条件を指定するための条件指定領域と、を含む編集シートをスキャンすることによって、前記処理選択領域において選択された処理と、前記条件指定領域において指定された処理の条件と、を読み込む画像読取部を備えたコンピュータシステムにより、前記記憶部に記憶されている動画のシーン又は静止画に対して、前記画像読取部で読み取られた前記指定された処理の条件に応じて前記選択された処理を施すことを特徴とする画像編集プログラムを実行することによって実現する。
これにより、記憶部に記憶されている動画のシーン又は静止画のデータを特定するサムネイル画像と、前記サムネイル画像で示される動画のシーン又は静止画のデータに対して施す処理を選択するための処理選択領域と、前記処理選択領域により選択された処理の条件を指定するための条件指定領域と、を含む編集シートをスキャンすることによって、前記処理選択領域において選択された処理と、前記条件指定領域において指定された処理の条件と、を読み込む画像読取工程と、前記記憶部に記憶されている動画のシーン又は静止画に対して、前記画像読取工程で読み取られた前記指定された処理の条件に応じて前記選択された処理を施す画像処理工程と、を備えることを特徴とする画像編集方法が実行される。
ここで、前記編集シートは、前記処理選択領域が、挿入処理を選択するための挿入選択ボックスを含み、前記条件指定領域が、サムネイル画像で特定される動画のシーン間に挿入する静止画のページ番号を指定する第1領域と、前記挿入する静止画の挿入時間を指定する第2領域と、を含む動画の編集シートであり、前記画像読取部において前記動画の編集シートを読み込むと共に、静止画をスキャンして読み込んだ順にページ番号を割り当て、前記動画の編集シートにおいて前記挿入選択ボックスが選択されている場合、前記第1領域で指定されたページ番号が割り当てられた静止画を前記第2領域で指定された挿入時間の動画に変換して前記サムネイル画像で特定される動画のシーン間に挿入して新たな動画を生成するものとしてもよい。
また、前記編集シートは、前記処理選択領域が、挿入処理を選択するための挿入選択ボックスを含み、前記条件指定領域が、サムネイル画像で特定される動画のシーン間に挿入する静止画の番号を指定する第1領域と、前記挿入する静止画の挿入時間を指定する第2領域と、を含む動画の編集シートと、静止画のサムネイル画像と当該静止画を特定する番号と、を関連付けた静止画の編集シートと、であり、前記画像読取部において前記動画の編集シートと前記静止画の編集シートを読み込み、前記動画の編集シートにおいて前記挿入選択ボックスが選択されている場合、前記静止画の編集シートにおいて前記第1領域で指定された番号で特定される静止画を前記第2領域で指定された挿入時間の動画に変換して前記サムネイル画像で特定される動画のシーン間に挿入して新たな動画を生成するものとしてもよい。
また、前記編集シートは、前記処理選択領域が、挿入処理を選択するための挿入選択ボックスを含み、前記条件指定領域が、サムネイル画像で特定される静止画のデータ間に挿入する静止画のページ番号を指定する第1領域を含む静止画の編集シートであり、前記画像読取部において前記静止画の編集シートを読み込むと共に、静止画をスキャンして読み込んだ順にページ番号を割り当て、前記静止画の編集シートにおいて前記挿入選択ボックスが選択されている場合、前記第1領域で指定されたページ番号が割り当てられた静止画を前記サムネイル画像で特定される静止画のデータ間に挿入して前記記憶部に記憶させるものとしてもよい。
また、前記編集シートは、前記処理選択領域が、合成処理を選択するための合成選択ボックスを含み、前記条件指定領域が、サムネイル画像で特定される動画のシーンに合成する静止画のページ番号を指定する第1領域と、前記挿入する静止画の合成時間を指定する第2領域と、を含む動画の編集シートであり、前記画像読取部において前記動画の編集シートを読み込むと共に、静止画をスキャンして読み込んだ順にページ番号を割り当て、前記動画の編集シートにおいて前記合成選択ボックスが選択されている場合、前記第1領域で指定されたページ番号が割り当てられた静止画を前記第2領域で指定された挿入時間の動画に変換して前記サムネイル画像で特定される動画のシーンに合成して新たな動画を生成するものとしてもよい。
また、前記編集シートは、前記処理選択領域が、合成処理を選択するための合成選択ボックスを含み、前記条件指定領域が、サムネイル画像で特定される動画のシーンに合成する静止画の番号を指定する第1領域と、前記挿入する静止画の合成時間を指定する第2領域と、を含む動画の編集シートと、静止画のサムネイル画像と当該静止画を特定する番号と、を関連付けた静止画の編集シートと、であり、前記画像読取部において前記動画の編集シートと前記静止画の編集シートを読み込み、前記動画の編集シートにおいて前記合成選択ボックスが選択されている場合、前記静止画の編集シートにおいて前記第1領域で指定された番号で特定される静止画を前記第2領域で指定された挿入時間の動画に変換して前記サムネイル画像で特定される動画のシーンに合成して新たな動画を生成するものとしてもよい。
また、前記編集シートは、前記処理選択領域が、合成処理を選択するための合成選択ボックスを含み、前記条件指定領域が、サムネイル画像で特定される静止画のデータに合成する静止画の番号を指定する第1領域を含む静止画の編集シートであり、前記画像読取部において前記静止画の編集シートを読み込むと共に、静止画をスキャンして読み込んだ順にページ番号を割り当て、前記静止画の編集シートにおいて前記合成選択ボックスが選択されている場合、前記第1領域で指定された番号が割り当てられた静止画を前記サムネイル画像で特定される静止画のデータに合成して前記記憶部に記憶させるものとしてもよい。
また、前記編集シートは、前記処理選択領域が、合成処理を選択するための合成選択ボックスを含み、前記条件指定領域が、サムネイル画像で特定される静止画のデータに合成する静止画の番号を指定する第1領域を含む第1の静止画の編集シートと、静止画のサムネイル画像と当該静止画を特定する番号と、を関連付けた第2の静止画の編集シートと、であり、前記画像読取部において前記第1の静止画の編集シート及び前記第2の静止画の編集シートをスキャンして読み込み、前記第1の静止画の編集シートにおいて前記合成選択ボックスが選択されている場合、前記第1領域で指定された番号が前記第2の静止画の編集シートにおいて割り当てられた静止画を前記サムネイル画像で特定される静止画のデータに合成して前記記憶部に記憶させるものとしてもよい。
また、前記編集シートは、前記処理選択領域が、挿入処理を選択するための挿入選択ボックスを含み、前記条件指定領域が、サムネイル画像で特定される動画のシーン間に挿入する動画の番号を指定する第1領域を含む動画の編集シートであり、前記画像読取部において複数の前記編集シートを読み込み、前記動画の編集シートのいずれかにおいて前記挿入選択ボックスが選択されている場合、前記第1領域で指定された番号で特定される動画を前記サムネイル画像で特定される動画のシーン間に挿入して新たな動画を生成するものとしてもよい。
また、前記編集シートは、前記処理選択領域が、連結処理を選択するための連結選択ボックスを含む動画の編集シートであり、前記画像読取部において複数の前記編集シートを読み込み、前記動画の編集シートのいずれかにおいて前記連結選択ボックスが選択されている場合、前記複数の編集シートで特定される動画を連結して新たな動画を生成するものとしてもよい。
また、前記編集シートは、前記条件指定領域が、サムネイル画像で特定される動画のシーンを削除することを指定する第3領域を含む動画の編集シートであり、前記画像読取部において複数の前記編集シートを読み込み、前記動画の編集シートにおいて前記第3領域が選択されている場合、前記第3領域で指定された前記サムネイル画像で特定される動画のシーンを動画のデータから削除して新たな動画を生成するものとしてもよい。
ここで、前記処理選択領域は、前記編集シート毎に設けてもよい。また、前記条件指定領域は、前記編集シートにおいて前記サムネイル画像間に配置してもよい。さらに、前記第3領域は、前記編集シートにおいて前記サムネイル画像に対応付けて配置してもよい。
また、処理対象となる動画又は静止画の総てが同一の記憶装置に記憶されているものとしてもよい。
請求項1,16,17記載の発明によれば、編集シートを用いることによって動画又は静止画に対する画像処理をサムネイル画像を用いて指定及び実行することができる。
請求項2記載の発明によれば、編集シートと共に読み込んだ静止画を動画のシーン間に挿入する処理をサムネイル画像を用いて指定及び実行することができる。
請求項3記載の発明によれば、編集シートで指定された静止画を動画のシーン間に挿入する処理をサムネイル画像を用いて指定及び実行することができる。
請求項4記載の発明によれば、編集シートで指定された静止画のデータを既に記憶部に記憶されている静止画のデータ間に挿入する処理をサムネイル画像を用いて指定及び実行することができる。
請求項5記載の発明によれば、編集シートと共に読み込んだ静止画を動画のシーンに合成する処理をサムネイル画像を用いて指定及び実行することができる。
請求項6記載の発明によれば、編集シートで指定された静止画を動画のシーンに合成する処理をサムネイル画像を用いて指定及び実行することができる。
請求項7記載の発明によれば、編集シートと共に読み込んだ静止画を静止画に合成する処理をサムネイル画像を用いて指定及び実行することができる。
請求項8記載の発明によれば、編集シートで指定された静止画を静止画に合成する処理をサムネイル画像を用いて指定及び実行することができる。
請求項9記載の発明によれば、編集シートで指定された動画を動画のシーン間に挿入する処理をサムネイル画像を用いて指定及び実行することができる。
請求項10記載の発明によれば、複数の編集シートで指定された動画を連結して新たな動画を生成する処理をサムネイル画像を用いて指定及び実行することができる。
請求項11記載の発明によれば、編集シートで指定された動画のシーンを動画から削除する処理をサムネイル画像を用いて指定及び実行することができる。
請求項12記載の発明によれば、編集シート毎に動画又は静止画に対する処理をユーザが容易に指定することができる。
請求項13記載の発明によれば、挿入処理・合成処理の対象となる動画のシーンや静止画をサムネイル画像として確認しつつユーザが容易に指定することができる。
請求項14記載の発明によれば、削除処理の対象となる動画のシーンをサムネイル画像として確認しつつユーザが容易に指定することができる。
動画又は静止画に対する編集作業は、動画から不要なシーンを取り除く削除処理、動画のシーン間に別の動画や静止画を挿入する挿入処理、静止画のデータ間に新たな静止画を挿入する挿入処理、動画のシーンに静止画を合成する合成処理、静止画同士を合成する合成処理、動画同士を連結する連結処理等がある。以下では、まず、添付文書の静止画を動画のシーン間に挿入する挿入処理について説明する。
本発明の実施の形態における編集装置100は、図1に示すように、中央処理部10、記憶部12、操作部14、表示部16、外部メモリスロット部18、スキャナ部20、画像形成部22及びインターフェース部24を含んで構成される。これらの構成部は、バスやネットワーク等の情報伝達手段によって相互に情報伝達可能に接続される。
中央処理部10は、CPU(中央制御装置)を含んで構成される。中央処理部10は、編集装置100の他の構成要素から情報を受け取り、その情報に対してプログラムに従って演算等の処理を施し、他の構成要素へ出力することによって情報処理を行う。
記憶部12は、半導体メモリ、ハードディスク装置、光ディスク装置等の情報記憶装置を含んで構成される。記憶部12は、編集装置100で実行されるプログラムや編集装置100での処理に供されるデータを格納及び保持する。
操作部14は、キーボード等の文字データ入力装置、マウス等のポインティングデバイス等の情報入力装置を含んで構成される。操作部14は、編集作業を行うユーザによって操作され、編集処理に対するユーザからの指示や処理のためのデータを受け付けるために用いられる。
表示部16は、ディスプレイ等の表示装置を含んで構成される。表示部16は、編集処理を行う際にユーザに処理対象となる動画や静止画、処理に必要なパラメータ及びそれらの入出力ためのユーザインターフェース画面をユーザに対して呈示するために用いられる。
外部メモリスロット部18は、USBメモリ、NANDフラッシュメモリ等の外部メモリを装着することによって、それらのメモリからデータを読み出し、それらのメモリへデータを書き込む機能を有する。
スキャナ部20は、紙等の印刷媒体に画像形成されている画像を読み取るスキャナ装置を含んで構成される。スキャナ部20は、例えば、発光素子、光電変換センサ等を含んで構成される。スキャナ部20は、印刷媒体上の画像を読み取り、電子データに変換して中央処理部10や記憶部12へ送信する。
画像形成部22は、編集装置100で処理・生成された画像データを紙等の印刷媒体に画像として画像形成するプリンタ装置を含んで構成される。画像形成部22は、例えば、電子写真印刷装置、インクジェットプリンタ装置等の一般的なプリンタ装置を含んで構成してもよい。画像形成部22は、中央処理部10や記憶部12から出力された画像データ及び処理命令を含む印刷データを受けて、その画像データを処理命令に沿って印刷媒体上に画像形成する。
インターフェース部24は、編集装置100をLAN、WAN、インターネット等の通信手段を介して他の装置へ情報伝達可能に接続するための装置を含んで構成される。インターフェース部24は、通信手段を介して、動画や静止画等のデータを他の装置と送受信するために用いられる。インターフェース部24は、例えば、TCP/IP等の既存のプロトコルに則って情報伝達を実現する装置としてもよい。
なお、本実施の形態では、編集装置100に含まれる中央処理部10、記憶部12、操作部14、表示部16、外部メモリスロット部18、スキャナ部20、画像形成部22及びインターフェース部24は1つの装置として構成されるものとして説明を行うがこれに限定されるものではない。例えば、ネットワーク等の情報伝達手段によって各構成要素を情報伝達可能に接続することによって、複数の装置として構成してもよい。例えば、中央処理部10、記憶部12、操作部14、表示部16、外部メモリスロット部18及びインターフェース部24を備えるコンピュータと、スキャナ部20を備えるスキャナ装置と、画像形成部22を備えるプリンタ装置等をLAN等で接続した構成としてもよい。
一般的なコンピュータによる情報処理と同様に、編集装置100の各構成部での処理が組み合わされて以下にしめす編集処理の各処理を行う機能を有する手段として機能する。具体的には、編集装置100を機能ブロック図として表すと、図2に示すように、外部記憶読書手段30、静止画出力手段32、静止画入力手段34、動画シーン分解手段36、編集シート生成手段38、編集シート認識手段40、動画シーン生成手段42、画像合成手段44及び画像連結手段46として機能する装置として表される。
以下、編集装置100を用いて、動画に静止画を挿入する編集処理について説明する。編集処理は図3のフローチャートに沿って実行される。記憶部12に編集プログラムが格納及び保持されており、中央処理部10はこのプログラムを読み出し、編集装置100の各部の機能を利用して編集処理を実現する。この編集処理は、図2に示す各手段を組み合わせることによって実現することができる。
ステップS10では、画像データが取得される。このステップでの処理が外部記憶読書手段30の一部を構成する。ユーザは、外部メモリスロット部18にメモリカード等の記録媒体を装着し、操作部14によりメモリカードに記憶されている動画や静止画等の画像データの読み出しを指示する。中央処理部10は、ユーザからの指示に基づいて、外部メモリスロット部18に装着されたメモリカードに記憶されている画像データを読み出し、記憶部12に格納及び保持させる。
なお、画像データの取得方法はこれに限定されるものではない。例えば、予め記憶部12に保持されているものであってもよいし、インターフェース部24を用いて外部のネットワークから取得してもよい。
ステップS12では、画像データに対する処理の指定が受け付けられる。ユーザは、操作部14を用いて、画像データに対して編集処理を開始することを指示する。中央処理部10は、ユーザからの指示に基づいて、画像データの編集処理を開始する。
ステップS14では、編集シートの出力処理が行われる。中央処理部10は、静止画挿入処理が指定されると、以下の編集シート出力処理を実行する。まず、記憶部12から動画を読み出し、動画シーン分解処理により動画をシーン毎に分割し、各シーンの代表となる静止画を生成する。動画のシーン分割処理は、例えば、ファイル毎に別のシーンとして処理してもよいし、動画のシーンの切れ目を示す編集用信号を動画のシーン毎の先頭部分に付与しておき、その編集用信号を検出して処理をしてもよい。また、各シーンの代表となる静止画は、例えば、シーン毎の先頭の画像としてもよいし、シーン毎に音声信号のレベルが最も高い部分の画像としてもよい。処理対象となる動画は、操作部14を用いてユーザに選択させても良いし、記憶部12に保持されている総ての動画としてもよい。この処理が動画シーン分解手段36の一部を構成する。
中央処理部10は、動画から抽出したシーン毎の代表となる静止画を縮小したサムネイル画像を生成する。サムネイル画像は、人間が認識できるシーンの代表画像から生成した縮小・減色・単純化された画像としてもよい。画像の縮小処理には、既存のアルゴリズムを用いることができる。この処理が編集シート生成手段38の一部を構成する。
中央処理部10は、さらに、図4に示すように、動画から抽出した各シーンの代表のサムネイル画像54を1つの画像データとして纏め、各サムネイル画像54に動画中のシーン開始時点を示すタイムコード56、処理指示子を付加して編集シート画像を生成する。タイムコード56は、各サムネイル画像に代表される動画のシーンが開始する時刻を表すコードである。以下、タイムコード56を動画のシーンを特定するための情報として用いるが、動画データ内において各シーンの位置が特定できる情報であればよい。
また、処理指示子は、動画の連結処理、動画のシーン又は静止画に対する静止画の合成、動画のシーン間又は静止画のデータ間への静止画の挿入の指定、動画のシーン又は静止画の削除を行うための処理選択ボックス(処理選択領域)50、処理選択ボックスを用いて選択された処理の対象となる静止画又は動画を特定する情報及び挿入・合成時間の指定を行うための条件指定ボックス(条件指定領域)52を含む。処理選択ボックス50は、編集シート毎に設けられる。処理選択ボックス50は、例えば、ユーザが処理を指定し易いように編集シートの隅等に配置してもよい。また、条件指定ボックス52は、合成先となる動画のシーンや静止画を特定し易くするため、又は、挿入先となる動画のシーン間や静止画のデータ間を特定し易くするために、編集シートの各サムネイルの前や各サムネイルの間に配置してもよい。
中央処理部10は、生成された編集シート画像を画像形成部22へ送信し、画像形成部22によって編集シート画像を印刷媒体上に画像形成させる。この処理が編集シート生成手段38の一部を構成する。
ステップS16では、編集シートからのデータの読み取り処理が行われる。ユーザは、ステップS14において出力された編集シートの処理選択ボックスから希望する処理を選択してチェックを書き込み、さらに、静止画を挿入先となる動画のシーンを示すサムネイル間の条件指定ボックスに挿入対象となる静止画のページ番号とその挿入秒数を書き込む。ユーザは、必要な事項を書き込んだ編集シートと、動画のシーン間に挿入したい静止画の原稿と、を合わせてスキャナ部20にセットし、操作部14を用いて読み込み処理の開始を指示する。
中央処理部10は、読み込み処理の開始命令を受けると、スキャナ部20にセットされた編集シート及び静止画の原稿を読み取り、そのデータを記憶部12に格納及び保持させる。このとき、編集シートと共に読み取られた静止画には、静止画の読み取り順にページ番号を割り付けて記憶部12に記憶させる。この処理が編集シート認識手段40の一部を構成する。
例えば、図5に示すように、編集シートを先頭に、写真の画像、手書き文字の画像を順にスキャナ部20にセットして読み取り処理を行った場合、写真の画像にページ番号1が割り振られ、手書き文字の画像にページ番号2が割り振られる。
ステップS18では、読み取られた編集シートの画像解析が行われる。中央処理部10は、記憶部12に保持されている編集シートの画像データを読み出し、既存の画像解析処理を用いて、処理選択ボックス50の中から選択された処理を抽出する。本実施の形態では、挿入処理が指定されたものとして以下の説明を行う。他の処理が選択された場合については後述する。また、読み取られた編集シートに含まれるサムネイル画像で代表される動画のシーンの識別子(動画のタイムコード等)、条件指定ボックスのうち静止画のページ番号とその表示秒数の書き込みがあるものからページ番号と秒数を読み取り、その前後のサムネイル画像で特定される動画のシーンのタイムコードと対応付ける。これらのデータは、挿入データベースとして記憶部12に保存する。この処理が編集シート認識手段40の一部を構成する。
例えば、図5に示すように、処理選択ボックスの中の静止画の挿入処理のボックスにチェックが記入されている場合には静止画の挿入処理が指定されたものと解析される。また、1番目のサムネイル画像と2番目のサムネイル画像との間の条件指定ボックスには「1」と「5」が記入されているので、1番目のサムネイル画像で特定される動画のシーンと2番目のサムネイル画像で特定される動画のシーンとの間にページ番号1で特定される静止画(本例では、写真の画像)を5秒間挿入すると解析される。同様に、2番目のサムネイル画像と3番目のサムネイル画像との間の条件指定ボックスには「2」と「3」が記入されているので、2番目のサムネイル画像で特定される動画のシーンと3番目のサムネイル画像で特定される動画のシーンとの間にページ番号2で特定される静止画(本例では、手書き文字の画像)を3秒間挿入すると解析される。その結果、図6に示すような挿入データベースが生成される。
ステップS20では、ステップS18で解析された編集シートの内容に基づいて静止画の挿入処理が行われる。中央処理部10は、条件指定ボックスにページ番号により指定された静止画を予め設定された位置とサイズでトリミングし、動画像生成処理によって、挿入先となる動画と同じ解像度と再生速度の指定秒数の動画像に変換する。動画像生成処理には既存のアルゴリズムを用いることができる。この処理が動画シーン生成手段42の一部を構成する。
例えば、図5に示すように、条件指定ボックスにおいてページ番号1とされた写真の画像は、条件指定ボックスで指定された5秒間の動画像に変換される。同様に、条件指定ボックスにおいてページ番号2とされた手書き文字の画像は、条件指定ボックスで指定された3秒間の動画像に変換される。
次に、中央処理部10は、動画のタイムコードで特定される動画のシーンを記憶部12から読み出す。すなわち、静止画の挿入対象となっているシーンのタイムコードに基づいて、動画内での挿入前後のシーンの位置を求め、その位置で動画のデータを分割する。そして、上記処理により静止画から変換された動画像を分割されたシーン間に挿入する。連結された動画のデータは新規動画データとして記憶部12に格納及び保存される。また、記憶部12と共に、又は、記憶部12の代りに外部メモリスロット部18に装着されたメモリカード等に格納してもよい。この処理が画像連結手段46の一部を構成する。
例えば、図5に示す編集シート及び静止画を読み取った場合、図7に示すように、1番目のサムネイル画像で特定される動画のシーンと2番目のサムネイル画像で特定される動画のシーンとの間に写真の画像から生成された動画のシーンが5秒間挿入され、2番目のサムネイル画像で特定される動画のシーンと3番目のサムネイル画像で特定される動画のシーンとの間に手書き文字の画像から生成された動画のシーンが3秒間挿入される。
なお、編集シートに手書き記入した場合、ユーザよる記入漏れや、ステップS16における読み取り処理、ステップS18における解析処理においての誤認識の可能性があるので、ステップS18の解析処理において表示部16に処理内容を表示し、適宜ユーザが確認及び修正をすることができるようにしてもよい。
もちろん、動画ファイルが複数存在する場合には、複数の動画の編集シートを生成して用いてもよい。すなわち、複数の動画の編集シートと静止画の原稿とを重ねてスキャナ部20によって読み取り、静止画の原稿を複数の動画の編集において共用してもよい。この場合、静止画のページ位置は動画の編集シートを含まない添付の原稿のページ数で指定する。
<変型例1>
本変型例における処理も上記実施の形態と同様に動画に静止画を挿入する静止画挿入処理であるが、スキャナ部20を用いて編集シートに添付した原稿から挿入される静止画を読み取るのではなく、既に記録媒体に電子的に保存されている静止画から指定する例について説明する。
本変型例における処理は図8のフローチャートに沿って行われる。記憶部12に編集プログラムが格納及び保持されており、中央処理部10はこのプログラムを読み出し、編集装置100の各部の機能を利用して編集処理を実現する。この編集処理は、図2に示す各手段を組み合わせることによって実現することができる。
ステップS10及びS12では上記実施の形態と同様に処理が行われる。ただし、ステップS12では、ユーザは、操作部14を用いて、静止画の編集シートも出力することを指示する。
ユーザステップS22では、編集シートの出力処理が行われる。このステップでは、上記ステップS14における動画の編集シートに加えて、静止画の編集シートも出力する。動画の編集シートの出力処理は、上記実施の形態と同様であるので説明を省略する。
中央処理部10は、静止画の編集シートの出力も指定されると、以下の静止画の編集シート出力処理を実行する。まず、外部メモリスロット部18に装着されたメモリカードから静止画を読み出し、読み出した静止画を縮小したサムネイル画像を生成する。サムネイル画像は、人間が認識できるシーンの代表画像から生成した縮小・減色・単純化された画像としてもよい。
ここでは、メモリカードには予め静止画が格納されているものとする。なお、静止画はメモリカードから読み込んでもよいし、記憶部12に予め格納及び保持させていた静止画の画像データを読み込んでもよいし、他の手段から読み込んでもよい。もちろん、動画を読み出したメモリカードと静止画を読み出すメモリカードが同じであってもよい。画像の縮小処理には、既存のアルゴリズムを用いることができる。この処理が静止画出力手段32の一部を構成する。
中央処理部10は、さらに、各サムネイル画像に特有の番号を割り当てる。そして、図9に示すように、静止画のサムネイル画像66を1つの画像データとして纏め、各サムネイル画像66に割り当てた番号64を付して静止画の編集シート画像を生成する。以下、静止画を特定するための情報として番号64を用いるが、記録媒体内において各静止画の格納位置及び順番が特定できる情報であればよい。
中央処理部10は、生成された静止画の編集シート画像を画像形成部22へ送信し、画像形成部22によって静止画の編集シート画像を印刷媒体上に画像形成させる。この処理が編集シート生成手段38の一部を構成する。
なお、静止画の編集シートには、図9に示すように、処理指示子を付加してもよい。処理指示子は、静止画の合成処理、静止画のデータ間への静止画の挿入の指定を行うための処理選択ボックス(処理選択領域)60、処理選択ボックスを用いて選択された処理の対象となる静止画を特定するための条件指定ボックス(条件指定領域)62を含む。処理選択ボックス60は、編集シート毎に設けられる。処理選択ボックス60は、例えば、ユーザが処理を指定し易いように編集シートの隅等に配置してもよい。また、条件指定ボックス62は、合成や挿入の対象となる静止画を特定し易くするために編集シートの各サムネイルの前や各サムネイルの間に配置してもよい。
ステップS24では、編集シートからのデータの読み取り処理が行われる。ユーザは、ステップS22において出力された動画の編集シートから希望する処理を選択してチェックを書き込む。さらに、動画の編集シートにおいて静止画を挿入先となる動画シーンのサムネイル間の条件指定ボックスに、静止画の編集シートにおける挿入対象となる静止画のサムネイル画像に付された番号とその表示秒数を書き込む。ユーザは、必要な事項を書き込んだ動画の編集シートと静止画の編集シートを重ね合わせてスキャナ部20にセットし、操作部14を用いて読み込み処理の開始を指示する。
中央処理部10は、読み込み処理の開始命令を受けると、スキャナ部20にセットされた動画及び静止画の編集シートを読み取り、そのデータを記憶部12に格納及び保持させる。この処理が編集シート認識手段40の一部を構成する。
ステップS26では、読み取られた動画及び静止画の編集シートの画像解析が行われる。中央処理部10は、記憶部12に保持されている動画の編集シートの画像データを読み出し、処理選択ボックスの中から選択された処理を抽出する。本変型例では、挿入処理が指定されたものとして以下の説明を行う。読み取られた編集シートに含まれるサムネイル画像で代表される動画のシーンの識別子(動画のタイムコード等)、条件指定ボックスのうち静止画の番号とその表示秒数の書き込みがあるものから番号と秒数を読み取り、その前後のサムネイル画像で特定される動画のシーンのタイムコードと対応付ける。これらのデータは、挿入データベースとして記憶部12に保存する。この処理が編集シート認識手段40の一部を構成する。
例えば、図10に示すような動画及び静止画の編集シートが読み込まれた場合、処理選択ボックスの中の挿入処理のボックスにチェックが記入されているので挿入処理が指定されたものと解析される。また、1番目の動画と2番目の動画のサムネイル間の条件指定ボックスに静止画の編集シートの2番目の静止画に割り当てられたP001という番号と5と表示秒数を書き込まれている場合、動画の編集シートの1番目の動画と2番目の動画とのサムネイル画像間に静止画の編集シートの1番目の静止画を5秒間挿入すると解析される。この場合の挿入データベースは、図11に示すようなものとなる。
ステップS28では、ステップS26で解析された編集シートの内容に基づいて静止画の挿入処理が行われる。中央処理部10は、条件指定ボックスに番号を記入することによって指定された静止画を予め設定された位置とサイズでトリミングし、動画像生成処理によって、挿入先となる動画と同じ解像度と再生速度の指定秒数の動画像に変換する。動画像生成処理には既存のアルゴリズムを用いることができる。この処理が動画シーン生成手段42の一部を構成する。
例えば、図10に示すように、動画の編集シートの条件指定ボックスにおいて番号P001と指定された静止画は、条件指定ボックスで指定された5秒間の動画像に変換される。次に、中央処理部10は、ステップS26において解析シートの画像から抽出された動画の識別子で特定される動画のデータを記憶部12から読み出す。ステップS26において挿入先となっている動画のシーンのタイムコードに基づいて、動画内での挿入前後のシーンの位置を求め、その位置で動画のデータを分割する。そして、上記処理により静止画から変換された動画像を分割されたシーン間に挿入する。生成された新たな動画のデータは新規動画データとして記憶部12に格納及び保存される。また、記憶部12と共に、又は、記憶部12の代りに外部メモリスロット部18に装着されたメモリカード等に格納してもよい。この処理が画像連結手段46の一部を構成する。
例えば、図10に示す編集シートを読み込んだ場合、図12に示すように、番号P001の画像は1番目のサムネイル画像で特定される動画のシーンと2番目のサムネイル画像で特定される動画のシーンとの間に5秒間の動画として挿入される。
なお、編集シートに手書き記入した場合、ユーザよる記入漏れや、ステップS24における読み取り処理、ステップS26における解析処理においての誤認識の可能性があるので、ステップS26の解析処理において表示部16に処理内容を表示し、適宜ユーザが確認及び修正をすることができるようにしてもよい。
もちろん、動画ファイルが複数存在する場合には、複数の動画の編集シートを生成して用いてもよい。すなわち、複数の動画の編集シートと静止画の編集シートとを重ねてスキャナ部20によって読み取り、静止画の編集シートを複数の動画の編集において共用してもよい。この場合、動画の編集シートにおいて静止画の番号は共通に指定する。
<変形例2>
本変型例における処理は、記憶媒体に格納されている静止画の画像データに新たな静止画の画像データを挿入する例である。すなわち、既に記憶媒体にある順序で格納されている静止画の画像データに新たな静止画の画像データを挿入する例である。
本変型例における処理は図13のフローチャートに沿って行われる。記憶部12に編集プログラムが格納及び保持されており、中央処理部10はこのプログラムを読み出し、編集装置100の各部の機能を利用して編集処理を実現する。この編集処理は、図2に示す各手段を組み合わせることによって実現することができる。
ステップS10〜S22は上記変形例1と同様に処理が行われる。これらの処理については説明を省略する。なお、本変型例では動画の編集シートは用いないので、動画の編集シートは生成しないものとしてもよい。
ステップS30では、編集シートからのデータの読み取り処理が行われる。ユーザは、ステップS22において出力された静止画の編集シートから希望する処理を選択してチェックを書き込む。さらに、静止画を挿入したい静止画のサムネイル間の条件指定ボックスに静止画のページ番号を書き込む。ユーザは、必要な事項を書き込んだ静止画の編集シートと、挿入したい静止画の原稿と、を合わせてスキャナ部20にセットし、操作部14を用いて読み込み処理の開始を指示する。
中央処理部10は、読み込み処理の開始命令を受けると、スキャナ部20にセットされた静止画の編集シート及び静止画の原稿を読み取り、そのデータを記憶部12に格納及び保持させる。このとき、編集シートと共に読み取られた静止画には、静止画の読み取り順にページ番号を割り付けて記憶部12に記憶させる。この処理が編集シート認識手段40の一部を構成する。
ステップS32では、読み取られた静止画の編集シートの画像解析が行われる。中央処理部10は、記憶部12に保持されている編集シートの画像データを読み出し、処理選択ボックスの中から選択された処理を抽出する。本実施の形態では、挿入処理が指定されたものとして以下の説明を行う。また、読み取られた編集シートに含まれるサムネイル画像で代表される静止画の識別子(動画のファイル名等)を抽出する。この処理が編集シート認識手段40の一部を構成する。
例えば、図14に示すように、処理選択ボックスの中の挿入処理のボックスにチェックが記入されている場合には挿入処理が指定されたものと解析される。また、図14に示すように、1番目の静止画のサムネイルの前と、1番目の静止画と2番目の静止画のサムネイル間の条件指定ボックスに静止画のページ番号1,2がそれぞれ書き込まれている場合、1番目の静止画の前に読み込んだ静止画の1ページ目の静止画を挿入し、1番目の静止画と2番目の静止画との間に読み込んだ静止画の2ページ目の静止画を挿入すると解析される。この解析結果は、図15に示すように、挿入データベースとして記憶部12に格納及び保持される。
ステップS34では、ステップS32で解析された編集シートの内容に基づいて静止画の挿入処理が行われる。中央処理部10は、ステップS32において挿入対象とされた静止画の画像データが格納されている記憶領域を求め、その位置に挿入対象として指定された静止画の画像データを挿入する。
例えば、図14に示す編集シートの場合、図16に示すように、番号P001の静止画のファイルの前に読み込まれた1ページ目の写真の静止画のファイルが挿入され、番号P001の静止画と番号P002の静止画のファイル間には読み込まれた2ページ目の手書き文字の静止画のファイルが挿入される。
なお、編集シートに手書き記入した場合、ユーザよる記入漏れや、ステップS30における読み取り処理、ステップS32における解析処理においての誤認識の可能性があるので、ステップS32の解析処理において表示部16に処理内容を表示し、適宜ユーザが確認及び修正をすることができるようにしてもよい。
<変形例3>
本変形例における処理は、静止画を動画のシーン間に挿入する処理ではなく、動画のシーンに静止画を合成する例である。
本変形例における処理は図17のフローチャートに沿って行われる。記憶部12に編集プログラムが格納及び保持されており、中央処理部10はこのプログラムを読み出し、編集装置100の各部の機能を利用して編集処理を実現する。この編集処理は、図2に示す各手段を組み合わせることによって実現することができる。
ステップS10〜S16の処理は上記実施の形態と同様に行われる。したがって、ここでの説明は省略する。
ステップS34では、読み取られた動画の編集シートの画像解析が行われる。中央処理部10は、記憶部12に保持されている編集シートの画像データを読み出し、処理選択ボックスの中から選択された処理を抽出する。本実施の形態では、合成処理が指定されたものとして説明を行う。また、読み取られた編集シートに含まれるサムネイル画像で代表される動画のシーンの識別子(動画のタイムコード等)、条件指定ボックスのうち静止画のページ番号とその表示秒数の書き込みがあるものからページ番号と秒数を読み取り、その後のサムネイル画像で特定される動画のシーンのタイムコードと対応付ける。これらのデータは、合成データベースとして記憶部12に保存する。この処理が編集シート認識手段40の一部を構成する。
例えば、図18に示すように、処理選択ボックスの中の静止画の合成処理のボックスにチェックが記入されている場合には合成処理が指定されたものと解析される。また、1番目のサムネイル画像の前の条件指定ボックスには「1」と「5」が記入されているので、1番目のサムネイル画像で特定される動画にページ番号1で特定される静止画(本例では、写真の画像)を5秒間合成すると解析される。また、1番目のサムネイル画像と2番目のサムネイル画像との間の条件指定ボックスには「2」と「3」が記入されているので、2番目のサムネイル画像で特定される動画のシーンにページ番号2で特定される静止画(本例では、手書きの画像)を3秒間合成すると解析される。この場合、合成データベースは、図19に示すものとなる。
ステップS36では、ステップS34で解析された編集シートの内容に基づいて動画のシーンに対する静止画の合成処理が行われる。中央処理部10は、条件指定ボックスにページ番号により指定された静止画を予め設定された位置とサイズでトリミングし、動画像生成処理によって、合成先となる動画と同じ解像度と再生速度の指定秒数の動画像に変換する。動画像生成処理には既存のアルゴリズムを用いることができる。この処理が動画シーン生成手段42の一部を構成する。
例えば、図18に示すように、条件指定ボックスにおいてページ番号1とされた写真の画像は、条件指定ボックスで指定された5秒間の動画像に変換される。同様に、条件指定ボックスにおいてページ番号2とされた手書き文字の画像は、条件指定ボックスで指定された3秒間の動画像に変換される。
次に、中央処理部10は、動画のタイムコードで特定される動画のシーンを記憶部12から読み出す。すなわち、静止画の合成対象となっているシーンのタイムコードに基づいて、動画内での挿入前後のシーンの位置を求め、その位置で動画のデータを分割する。そして、上記処理により静止画から変換された動画像を分割されたシーンの先頭部分に合成する。このようにして合成された動画のデータは新規動画データとして記憶部12に格納及び保存される。また、記憶部12と共に、又は、記憶部12の代りに外部メモリスロット部18に装着されたメモリカード等に格納してもよい。この処理が画像合成手段44の一部を構成する。
例えば、図18に示す編集シート及び静止画を読み取った場合、図20に示すように、1番目のサムネイル画像で特定される動画のシーンの先頭5秒に1ページ目の静止画から生成された動画が合成され、2番目のサムネイル画像で特定される動画のシーンの先頭3秒に2ページ目の静止画から生成された動画が合成される。
なお、編集シートに手書き記入した場合、ユーザよる記入漏れや、ステップS16における読み取り処理、ステップS34における解析処理においての誤認識の可能性があるので、ステップS34の解析処理において表示部16に処理内容を表示し、適宜ユーザが確認及び修正をすることができるようにしてもよい。
もちろん、動画ファイルが複数存在する場合には、複数の動画の編集シートを生成して用いてもよい。すなわち、複数の動画の編集シートと静止画の原稿とを重ねてスキャナ部20によって読み取り、静止画の原稿を複数の動画の編集において共用してもよい。この場合、静止画のページ位置は動画の編集シートを含まない添付の原稿のページ数で指定する。
また、上記変型例1のように、スキャナ部20を用いて編集シートに添付した原稿から合成される静止画を読み取るのではなく、既に記録媒体に電子的に保存されている静止画から合成される静止画を指定してもよい。
例えば、図21に示すように、動画の編集シートと静止画の編集シートを重ね合わせてスキャナ部20により読み込ませることによって、番号P001の静止画が1番目のサムネイル画像で特定される動画のシーンの先頭部分に5秒間合成され、番号P002の静止画が2番目のサムネイル画像で特定される動画のシーンの先頭部分に3秒間合成される。
<変形例4>
本変形例における処理は、記録媒体に格納されている静止画に新たな静止画を合成する例である。
本変型例における処理は図22のフローチャートに沿って行われる。記憶部12に編集プログラムが格納及び保持されており、中央処理部10はこのプログラムを読み出し、編集装置100の各部の機能を利用して編集処理を実現する。この編集処理は、図2に示す各手段を組み合わせることによって実現することができる。
ステップS10〜S22は上記変形例2と同様に処理が行われる。これらの処理については説明を省略する。
ステップS38では、編集シートからのデータの読み取り処理が行われる。ユーザは、ステップS22において出力された静止画の編集シートから希望する処理を選択してチェックを書き込む。さらに、静止画を合成したい静止画のサムネイルの前の条件指定ボックスに静止画のページ番号を書き込む。ユーザは、必要な事項を書き込んだ静止画の編集シートと、挿入したい静止画の原稿と、を合わせてスキャナ部20にセットし、操作部14を用いて読み込み処理の開始を指示する。
中央処理部10は、読み込み処理の開始命令を受けると、スキャナ部20にセットされた静止画の編集シート及び静止画の原稿を読み取り、そのデータを記憶部12に格納及び保持させる。このとき、編集シートと共に読み取られた静止画には、静止画の読み取り順にページ番号を割り付けて記憶部12に記憶させる。この処理が編集シート認識手段40の一部を構成する。
ステップS40では、読み取られた静止画の編集シートの画像解析が行われる。中央処理部10は、記憶部12に保持されている編集シートの画像データを読み出し、処理選択ボックスの中から選択された処理を抽出する。本実施の形態では、合成処理が指定されたものとして以下の説明を行う。また、読み取られた編集シートに含まれるサムネイル画像に付された静止画の番号を抽出する。この処理が編集シート認識手段40の一部を構成する。
例えば、図23に示すように、処理選択ボックスの中の合成処理のボックスにチェックが記入されている場合には合成処理が指定されたものと解析される。また、1番目の静止画のサムネイルの前と、1番目の静止画と2番目の静止画のサムネイル間の条件指定ボックスに静止画のページ番号1,2がそれぞれ書き込まれている場合、1番目の静止画に合わせて読み込まれた1ページ目の静止画を合成し、2番目の静止画に合わせて読み込まれた2ページ目の静止画を合成すると解析される。この解析結果は、図24に示すように、挿入データベースとして記憶部12に格納及び保持される。
ステップS42では、ステップS40で解析された編集シートの内容に基づいて静止画の合成処理が行われる。中央処理部10は、ステップS40において合成対象とされた静止画の画像データを読み出し、指定された静止画のデータを合成する。
例えば、図23に示す編集シートの場合、図25に示すように、番号P001の静止画の画像データが記憶部12や外部メモリスロット部18に装着されたメモリカード等から読み出され、その画像データに1ページ目の写真の静止画のファイルが合成される。合成処理は既存のアルゴリズムで行うことができる。また、番号P002の静止画の画像データにも読み込まれた2ページ目の手書き文字の静止画のファイルが合成される。生成された新たな静止画のデータは新規静止画データとして記憶部12に格納及び保存される。また、記憶部12と共に、又は、記憶部12の代りに外部メモリスロット部18に装着されたメモリカード等に格納してもよい。この処理が画像合成手段44の一部を構成する。
なお、編集シートに手書き記入した場合、ユーザよる記入漏れや、ステップS38における読み取り処理、ステップS40における解析処理においての誤認識の可能性があるので、ステップS40の解析処理において表示部16に処理内容を表示し、適宜ユーザが確認及び修正をすることができるようにしてもよい。
また、既に記憶部12やメモリカードに格納されている静止画同士を合成してもよい。この場合は、上記変形例1のステップS10〜S22と同様の処理が行われる。その後、編集シートからのデータの読み取り処理が行われる。ユーザは、静止画の編集シートから希望する処理を選択してチェックを書き込む。さらに、静止画を合成したい静止画のサムネイルの前の条件指定ボックスに、静止画の編集シートの合成しようとするサムネイル画像の番号を書き込む。そして、静止画の編集シートをスキャナ部20にセットし、操作部14を用いて読み込み処理の開始を指示する。これにより、スキャナ部20にセットされた静止画の編集シートが読み取られ、そのデータが記憶部12に格納及び保持させる。
次に、中央処理部10は、記憶部12に保持されている編集シートの画像データを読み出して解析を行う。この処理が編集シート認識手段40の一部を構成する。例えば、図26に示すように、処理選択ボックスの中の合成処理のボックスにチェックが記入されている場合には合成処理が指定されたものと解析される。また、1番目の静止画のサムネイルの前の条件指定ボックスに3番目の静止画の番号P003が書き込まれている場合、1番目の静止画に3番目の静止画を合成すると解析される。さらに、番号P002の静止画の画像データにも同時に読み込まれた原稿の1ページ目の手書き文字の静止画を合成すると解析される。解析結果は、合成データベースとして記憶部12に格納及び保持される。図26の例の場合、合成データベースは図27のようになる。これらの処理が編集シート認識手段40の一部を構成する。
そして、解析された編集シートの内容に基づいて静止画の合成処理が行われる。中央処理部10は、合成対象とされた静止画の画像データを読み出し、指定された静止画のデータを合成する。例えば、図26に示す編集シートの場合、図28に示すように、番号P001の静止画及び番号P003の画像データが記憶部12や外部メモリスロット部18に装着されたメモリカード等から読み出され、番号P001の画像に番号P003の画像を合成する。合成処理は既存のアルゴリズムで行うことができる。また、番号P002の静止画の画像データにも読み込まれた1ページ目の手書き文字の静止画のファイルが合成される。生成された新たな静止画のデータは新規静止画データとして記憶部12に格納及び保存される。また、記憶部12と共に、又は、記憶部12の代りに外部メモリスロット部18に装着されたメモリカード等に格納してもよい。この処理が画像合成手段44の一部を構成する。
もちろん、複数の静止画の編集シートを用いてもよい。すなわち、複数の静止画の編集シートを重ねてスキャナ部20によって読み取り、静止画の編集シートに画像形成されているサムネイル画像に割り振られた番号を合成先の静止画のサムネイル画像の条件指定ボックスに書き込むことによって、複数の静止画の編集シートを相互に参照しつつ、合成処理を行ってもよい。
<変形例5>
本変形例における処理は、動画のシーンの間に別の動画のシーンを挿入する(連結する)例である。
処理は図29のフローチャートに沿って実行される。記憶部12に編集プログラムが格納及び保持されており、中央処理部10はこのプログラムを読み出し、編集装置100の各部の機能を利用して編集処理を実現する。この編集処理は、図2に示す各手段を組み合わせることによって実現することができる。
ステップS10〜S14の処理は上記実施の形態と同様に処理される。ただし、本変形例では、動画の編集シートが2つ生成される。このとき、各編集シートには、それぞれのシートに対してユーザが指定した複数の動画における各シーンを代表するサムネイル画像を形成して出力させる。また、動画が保存されているフォルダ毎に格納されている複数の動画を代表するサムネイル画像を形成して出力してもよい。
ステップS44では、編集シートからのデータの読み取り処理が行われる。ユーザは、ステップS14において出力された編集シートの処理選択ボックスから希望する処理を選択してチェックを書き込み、さらに、挿入先となる動画のシーンのサムネイル間の条件指定ボックスに別の動画のサムネイル画像に割り振られた番号を書き込む。ユーザは、複数の動画の編集シートを合わせてスキャナ部20にセットし、操作部14を用いて読み込み処理の開始を指示する。
中央処理部10は、読み込み処理の開始命令を受けると、スキャナ部20にセットされた複数の編集シートを読み取り、そのデータを記憶部12に格納及び保持させる。この処理が編集シート認識手段40の一部を構成する。
ステップS46では、読み取られた編集シートの画像解析が行われる。中央処理部10は、記憶部12に保持されている編集シートの画像データを読み出し、処理選択ボックスの中から選択された処理を抽出する。本実施の形態では、挿入処理が指定されたものとして以下の説明を行う。また、読み取られた編集シートに含まれるサムネイル画像で代表される動画のシーンの識別子(動画のタイムコード等)、条件指定ボックスのうち動画の番号の書き込みがあるものから番号を読み取り、その前後のサムネイル画像で特定される動画のシーンのタイムコードと対応付ける。これらのデータは、挿入データベースとして記憶部12に保存する。この処理が編集シート認識手段40の一部を構成する。
例えば、図30に示すように、処理選択ボックスの中の挿入処理のボックスにチェックが記入されている場合には、挿入処理が指定されたものと解析される。1番目のサムネイル画像(0000)と2番目のサムネイル画像(04E2)との間の条件指定ボックスには動画の番号A000が記入されているので、1番目のサムネイル画像(0000)で特定される動画のシーンと2番目のサムネイル画像(04E2)で特定される動画のシーンとの間に2枚目の動画の編集シートの番号A000で特定される動画を挿入すると解析される。この場合の挿入データベースは図31に示すようなものとなる。
ステップS48では、解析された編集シートの内容に基づいて動画の挿入処理が行われる。中央処理部10は、ステップS46において解析された挿入先となっている動画のシーンのタイムコードに基づいて、挿入前後のシーンの動画内での位置を求め、その位置で動画のデータを分割する。そして、中央処理部10は、条件指定ボックスに番号により指定された動画を記憶部12又は外部メモリスロット部18に装着されたメモリカード等から読み出し、挿入先として指定されたシーン間にその動画データを挿入する。挿入により新たに生成された動画のデータは新規動画データとして記憶部12に格納及び保存される。また、記憶部12と共に、又は、記憶部12の代りに外部メモリスロット部18に装着されたメモリカード等に格納してもよい。この処理が画像連結手段46の一部を構成する。
例えば、図30の例では、図32に示すように、1番目のサムネイル画像(0000)で特定される動画のシーンと2番目のサムネイル画像(04E2)で特定される動画のシーンとの間に、2枚目の動画の編集シートの番号A000のサムネイル画像を代表とする動画のシーンが挿入される。
なお、編集シートに手書き記入した場合、ユーザよる記入漏れや、ステップS44における読み取り処理、ステップS46における解析処理においての誤認識の可能性があるので、ステップS46の解析処理において表示部16に処理内容を表示し、適宜ユーザが確認及び修正をすることができるようにしてもよい。
<変形例6>
本変形例は動画の連結処理又は削除処理の例である。また、上記実施の形態及び変形例を組み合わせて行う処理についての例である。
処理は図33のフローチャートに沿って実行される。記憶部12に編集プログラムが格納及び保持されており、中央処理部10はこのプログラムを読み出し、編集装置100の各部の機能を利用して編集処理を実現する。この編集処理は、図2に示す各手段を組み合わせることによって実現することができる。
ステップS10〜S14の処理は上記変型例5と同様に処理される。本変形例においても、動画の編集シートが2つ生成される。
ステップS50では、編集シートからのデータの読み取り処理が行われる。ユーザは、ステップS14において出力された編集シートの処理選択ボックスから希望する処理を選択してチェックを書き込む。本変型例では連結処理が選択される。また、連結処理と同時に合成処理や挿入処理が必要であれば処理選択ボックスにおいて指定する。ユーザは、複数の動画の編集シートを合わせてスキャナ部20にセットし、操作部14を用いて読み込み処理の開始を指示する。
中央処理部10は、読み込み処理の開始命令を受けると、スキャナ部20にセットされた複数の編集シートを読み取り、そのデータを記憶部12に格納及び保持させる。この処理が編集シート認識手段40の一部を構成する。
ステップS52では、読み取られた編集シートの画像解析が行われる。中央処理部10は、記憶部12に保持されている編集シートの画像データを読み出し、処理選択ボックスの中から選択された処理を抽出する。本実施の形態では、少なくとも連結処理が指定されたものとして以下の説明を行う。また、読み取られた編集シートに含まれるサムネイル画像で代表される動画のシーンの識別子(動画のタイムコード等)、条件指定ボックスのうち動画の番号の書き込みがあるものから番号や秒数を読み取り、サムネイル画像で特定される動画のシーンのタイムコードと対応付ける。これらのデータは、挿入データベースや合成データベースとして記憶部12に保存する。これらの処理は上記実施の形態や変型例と同様であるので説明は省略する。この処理が編集シート認識手段40の一部を構成する。
例えば、図34に示すように、処理選択ボックスの中の連結処理のボックスにチェックが記入されている場合には、連結処理が指定されたものと解析される。
さらに、1枚目の編集シートにおいて、挿入処理のボックスもチェックされており、1番目のサムネイル画像(0000)と2番目のサムネイル画像(04E2)との間の条件指定ボックスにはページ番号「1」と秒数「5」が記入されているので、1番目のサムネイル画像(0000)で特定される動画のシーンと2番目のサムネイル画像(04E2)で特定される動画のシーンとの間に編集シートに重ねて読み込まれた1ページ目の静止画から生成された動画を5秒間挿入すると解析される。また、2枚目の編集シートにおいて、合成処理のボックスもチェックされており、1番目のサムネイル画像(A000)と2番目のサムネイル画像(A52E)との間の条件指定ボックスにはページ番号「2」と秒数「3」が記入されているので、2番目のサムネイル画像(A52E)で特定される動画の先頭に編集シートに重ねて読み込まれた2ページ目の静止画から生成された動画を3秒間合成すると解析される。
さらに、1枚目の編集シートにおいて、3番目のサムネイル画像(0EA6)の下に設けられた削除ボックスがチェックされており、これにより1枚目の編集シートにおける3番目のサムネイル画像(0EA6)で特定される動画のシーンを削除すると解析される。
ステップS54では、解析された編集シートの内容に基づいて動画の連結処理を含む各処理が行われる。まず、中央処理部10は、ステップS52において解析された挿入処理と合成処理を行う。これらの処理については上記実施の形態及び変型例と同様であるので説明を省略する。さらに、削除が指定された動画のシーンをその動画のデータから削除する処理を行う。その後、複数の動画の編集シートに含まれる動画同士を連結する。動画は、編集シートを読み込んだ順に連結される。
例えば、図34の例に対しては、図35に示すように、1枚目の編集シートに表されているサムネイル画像で特定される動画のシーンの次に、2枚目の編集シートに表されているサムネイル画像で特定される動画のシーンが続くように動画が連結される。
なお、本変型例では編集シートを2枚重ねて読み取る例を説明したが、3枚以上の編集シートを用いてもよい。この場合、編集シートを読み取った順に動画のデータを連結するものとする。
また、編集シートに手書き記入した場合、ユーザよる記入漏れや、ステップS50における読み取り処理、ステップS52における解析処理においての誤認識の可能性があるので、ステップS52の解析処理において表示部16に処理内容を表示し、適宜ユーザが確認及び修正をすることができるようにしてもよい。
<変型例7>
本変型例での処理は、ユーザが編集シートに手書き記入や貼り付けた静止画を動画のシーン間や動画のシーンの一部に動画として挿入する例である。
編集処理は図36のフローチャートに沿って実行される。記憶部12に編集プログラムが格納及び保持されており、中央処理部10はこのプログラムを読み出し、編集装置100の各部の機能を利用して編集処理を実現する。この編集処理は、図2に示す各手段を組み合わせることによって実現することができる。
ステップS10及びS12の処理は上記実施の形態と同様であるので説明を省略する。ステップS56では、編集シートの出力処理が行われる。中央処理部10は、静止画挿入処理が指定されると、以下の編集シート出力処理を実行する。まず、記憶部12から動画を読み出し、動画のシーン分割処理を行う。さらに、中央処理部10は、動画から抽出したシーン毎の代表となる静止画を縮小したサムネイル画像を生成する。本実施の形態におけるサムネイル画像は、人間が認識できる程度に減色したものとする。
中央処理部10は、さらに、編集シートを生成する。図37に示すように、サムネイル画像54、タイムコード56、処理選択ボックス(処理選択領域)50、条件指定ボックス(条件指定領域)52に加えて、スクロール指定ボックス(スクロール指定領域)70及び画像記入ボックス(画像記入領域)72を含む編集シートを生成する。スクロール指定ボックス(スクロール指定領域)70は、画像記入ボックス(画像記入領域)72に付された番号をユーザが記入することによって動画のシーン間においてスクロール表示させる静止画を指定するために用いられる。画像記入ボックス(画像記入領域)72は、サムネイル画像54やスクロール指定ボックス(スクロール指定領域)70においてスクロール対象として指定された画像を記入又は貼り付けるための領域として用いられる。
中央処理部10は、生成された編集シート画像を画像形成部22へ送信し、画像形成部22によって編集シート画像を印刷媒体上に画像形成させる。この処理が編集シート生成手段38の一部を構成する。
ステップS58では、編集シートからのデータの読み取り処理が行われる。ユーザは、読み取り処理の前に、スクロール処理させる画像を画像記入ボックス72に記入又は貼り付ける等する。さらに、動画のシーン間でスクロールさせるなら、その挿入先となる動画のシーンを代表するサムネイル画像54間のスクロール指定ボックス70に画像記入ボックス72の番号を書き込むと共に、そのスクロール方向を矢印で書き込む。動画のシーン内でスクロールさせるなら、その挿入先となる動画のシーンを代表するサムネイル画像54内に画像記入ボックス72の番号を書き込むと共に、そのスクロール方向を矢印で書き込む。その後、ユーザは、編集シートをスキャナ部20にセットし、操作部14を用いて読み込み処理の開始を指示する。
中央処理部10は、読み込み処理の開始命令を受けると、スキャナ部20にセットされた編集シートを読み取り、そのデータを記憶部12に格納及び保持させる。この処理が編集シート認識手段40の一部を構成する。
ステップS60では、読み取られた編集シートの画像解析が行われる。中央処理部10は、記憶部12に保持されている編集シートの画像データを読み出し、既存の画像解析処理を用いてユーザにより指示された処理を抽出する。
読み取られた編集シートに含まれるサムネイル画像54に番号が記載されていれば、そのサムネイル画像54で示される動画内においてスクロールさせるように静止画を合成するものと解析される。この場合、そのサムネイル画像54のシーンの識別子(動画のタイムコード等)と、画像記入ボックス72の番号と、を関連付けてスクロールデータベースとして記憶部12に保存する。また、スクロール指定ボックス70に番号が記載されていれば、スクロール指定ボックス70の前後のサムネイル画像54で示される動画のシーン間にスクロールさせるように静止画を挿入するものと解析される。この場合、前後のサムネイル画像54のシーンの識別子(動画のタイムコード等)と、画像記入ボックス72の番号と、を関連付けてスクロールデータベースとして記憶部12に保存する。この処理が編集シート認識手段40の一部を構成する。
例えば、図38に示すように、1番目のサムネイル画像内に番号「2」が記入されている場合、1番目のサムネイル画像で示される動画のシーンのタイムコード「00000」と番号「2」とが関連付けられてスクロールデータベースに登録される。また、2番目のサムネイル画像と3番目のサムネイル画像との間のスクロール指定ボックス70に「3」が記入されている場合、2番目のサムネイル画像で示される動画のタイムコード「04E20」と3番目のサムネイル画像で示される動画のタイムコード「0EA60」と番号「3」とが関連付けられてスクロールデータベースに登録される。その結果、図39に示すようなスクロールデータベースが生成される。
さらに、サムネイル画像54又はスクロール指定ボックス70の番号を起点として付されているスクロールの方向を示す矢印の向きを画像解析処理により求め、その矢印の方向をスクロールデータベースに登録する。矢印は一本の線分の一端に二本の線分が交わっている画像とする。線分の交点の判定はある程度の余裕をみて行う。三本の線分が交わっている部分を矢印の終点として、線分の反対を始点とする。矢印の向きを調べる方法はどのようなものでもよいが、例えば、矢印の始点と終点とを求めて、図40に示す8方向(上、右上、右、右下、下、左下、左、左上)の基準方向のうち最も近い方向を矢印の方向として求めてもよい。また、始点と終点の水平方向への差分が垂直方向への差分よりも大きな場合を水平方向の矢印と判断し、そうでない場合を垂直方向の矢印と判断してもよい。垂直方向の矢印である場合、終点が始点よりも画面の上にあれば上方向への矢印、逆の場合には下方向の矢印と判断するものとしてもよい。水平方向の矢印である場合、終点が始点よりも画面の左にあれば左方向への矢印、逆の場合には右方向の矢印と判断するものとしてもよい。図38の例について矢印の方向を求めた場合、図39に示すようなスクロールデータベースが生成される。
ステップS62では、ステップS60で解析された編集シートの内容に基づいてスクロール処理が行われる。中央処理部10は、動画のタイムコードで特定される動画のシーンを記憶部12から読み出す。すなわち、スクロール画像の挿入対象となっているシーンのタイムコードに基づいて動画のデータを分割する。そして、上記処理により静止画から変換された動画像を分割されたシーン内又はシーン間に挿入する。スクロール処理により新たに生成された新規動画データは記憶部12に格納及び保存される。また、記憶部12と共に、又は、記憶部12の代りに外部メモリスロット部18に装着されたメモリカード等に格納してもよい。この処理が画像連結手段46の一部を構成する。
例えば、図38に示す編集シートを読み取った場合、図41に示すように、1番目のサムネイル画像で特定される動画のシーン内に2番の画像記入ボックス72に記入された画像が左から右へとスクロールするように合成される。このとき、中央処理部10は、2番の画像記入ボックス72から読み込まれた各静止画を予め設定されたサイズ及び時間でスクロールする動画に変換する動画像生成処理を行い、その動画を対象となる動画に合成する。また、図42に示すように、2番目のサムネイル画像で特定される動画のシーンと3番目のサムネイル画像で特定される動画のシーンとの間に3番の画像記入ボックス72に記入された画像が上から下へとスクロールするように挿入される。このとき、中央処理部10は、3番の画像記入ボックス72から読み込まれた各静止画を予め設定されたサイズ及び時間でスクロールする動画に変換する動画像生成処理を行い、その動画を対象となる動画間に挿入する。動画像生成処理には既存のアルゴリズムを用いることができる。この処理が動画シーン生成手段42の一部を構成する。
スクロールデータベースに登録されているスクロール方向については基準方向毎に画面上のスクロール範囲を決めておいてもよい。具体的には、図43に示すように、その基準方向(上、右上、右、右下、下、左下、左、左上)毎に画面上の所定の始点から終点までをスクロール範囲としてもよい。例えば、「右」方向であれば図43の第4領域から第6領域に亘る範囲をスクロール範囲とする。
なお、本変型例では、各画像についてスクロール方向は一方向に量子化するものとしたが、編集シート内に記載された矢印の軌跡に沿ってスクロールさせるものとしてもよい。例えば、図44のように、サムネイル画像内に矢印が記入された編集シートを読み取った場合、図45のように、その番号の画像記入ボックスの画像を矢印の軌跡に沿って画像内でスクロール表示させる動画を生成してもよい。
また、編集シートに番号のみが記入され、矢印が付されていない場合には、単純合成として指定された番号の静止画をスクロールさせることなく動画に合成するものとしてもよい。
<変型例8>
本変型例での処理は、動画のシーンに対するフェードイン、フェードアウト、ワイプイン等の例である。
編集処理は図46のフローチャートに沿って実行される。記憶部12に編集プログラムが格納及び保持されており、中央処理部10はこのプログラムを読み出し、編集装置100の各部の機能を利用して編集処理を実現する。この編集処理は、図2に示す各手段を組み合わせることによって実現することができる。
ステップS10,S12及びS56の処理は上記変形例7と同様であるので説明を省略する。ステップS64では、編集シートからのデータの読み取り処理が行われる。ユーザは、読み取り処理の前に、フェードイン処理をさせる動画のシーンのサムネイル画像の左縁にフェードインを示す記号を記入する。また、フェードアウト処理をさせる動画のシーンのサムネイル画像の右縁にフェードアウトを示す記号を記入する。また、ワイプイン処理をさせる動画のシーンのサムネイル画像の縁にワイプインを示す記号を記入する。その後、ユーザは、編集シートをスキャナ部20にセットし、操作部14を用いて読み込み処理の開始を指示する。
フェードイン、フェードアウト、ワイプインを示す記号は、ユーザにとってこれらの処理の印象にマッチした記号とするとよい。例えば、図47に示すように、フェードイン又はフェードアウトを示す記号74,76は「×」とすれば、画像を徐々に強く表示するフェードイン又は画像を徐々に弱く表示するフェードアウトに対する日本人の印象にあったものとなる。また、ワイプインを示す記号78は「○」とすれば、画像を通常の強度でスクロールさせながら表示させるワイプインに対する日本人の印象にあったものとなる。処理の印象にマッチする記号は各国で異なるので、それぞれに応じて記号を変更してもよい。
中央処理部10は、読み込み処理の開始命令を受けると、スキャナ部20にセットされた編集シートを読み取り、そのデータを記憶部12に格納及び保持させる。この処理が編集シート認識手段40の一部を構成する。
ステップS66では、読み取られた編集シートの画像解析が行われる。中央処理部10は、記憶部12に保持されている編集シートの画像データを読み出し、既存の画像解析処理を用いてユーザにより指示された処理を抽出する。
読み取られた編集シートに含まれるサムネイル画像の左縁にフェードインを示す記号74、すなわち「×」が記入されている場合、そのサムネイル画像で特定される動画のシーンの先頭部分を前のサムネイル画像で特定される動画のシーンの後にフェードインさせる処理が指定されているものと解析される。読み取られた編集シートに含まれるサムネイル画像の右縁にフェードアウトを示す記号76、すなわち「×」が記入されている場合、そのサムネイル画像で特定される動画のシーンの末尾部分を後のサムネイル画像で特定される動画のシーンの前でフェードアウトさせる処理が指定されているものと解析される。また、読み取られた編集シートに含まれるサムネイル画像の縁にワイプインを示す記号78、すなわち「○」が記入されている場合、そのサムネイル画像で特定される動画のシーンの先頭部分を前のサムネイル画像で特定される動画のシーンの末尾部分にワイプインさせる処理が指定されているものと解析される。これらの解析結果は特殊処理データベースとして記憶部12に保存する。この処理が編集シート認識手段40の一部を構成する。
例えば、図47に示すように、2番目のサムネイル画像の左縁に「×」が記入されている場合、2番目のサムネイル画像で示される動画のシーンのタイムコード「04E20」とフェードインとが関連付けられて特殊処理データベースに登録される。また、3番目のサムネイル画像の右縁に「×」が記入されている場合、3番目のサムネイル画像で示される動画のタイムコード「0EA60」とフェードアウトとが関連付けられて特殊処理データベースに登録される。また、5番目のサムネイル画像の左縁に「○」が記入されている場合、5番目のサムネイル画像で示される動画のタイムコード「0F520」とワイプインとが関連付けられて特殊処理データベースに登録される。その結果、図48に示すような特殊処理データベースが生成される。
ステップS68では、ステップS66で解析された編集シートの内容に基づいてフェードイン処理、フェードアウト処理、ワイプイン処理を施した動画が生成される。中央処理部10は、特殊処理データベースを参照し、そこに登録されているタイムコードで特定される動画のシーンを記憶部12から読み出す。すなわち、スクロール画像の挿入対象となっているシーンのタイムコードに基づいて動画のデータを分割する。
特殊処理データベースにフェードイン処理が登録されている場合、フェードイン処理の対象となる動画のシーンの先頭の所定時間分の映像について、その前の動画のシーンに続いて徐々に輝度が高くなるように処理を施す。これにより、対象となる動画のシーンが少しずつ画面上に現れてくるフェードイン効果を得ることができる。
例えば、図47に示すように、2番目のサムネイル画像で特定される動画のシーンがフェードイン処理の対象とされている場合、図49に示すように、その前の動画のシーン後、2番目のサムネイル画像で特定される動画のシーンの先頭部分が徐々に強くなるようにフェードイン処理が施される。
特殊処理データベースにフェードアウト処理が登録されている場合、フェードアウト処理の対象となる動画のシーンの末尾の所定時間分の映像について、その後の動画のシーンの前において徐々に輝度が低くなるように処理を施す。これにより、対象となる動画のシーンが少しずつ画面上から消えていくフェードアウト効果を得ることができる。
例えば、図47に示すように、3番目のサムネイル画像で特定される動画のシーンがフェードアウト処理の対象とされている場合、図50に示すように、その後の動画のシーンの前において動画のシーンの末尾が徐々に弱くなるようにフェードアウト処理が施される。
特殊処理データベースにワイプイン処理が登録されている場合、ワイプイン処理の対象となる動画のシーンの先頭の所定時間分の映像について、その前の動画のシーンの末尾に重ね合わせて徐々にスクロールして現れるように処理を施す。これにより、対象となる動画のシーンが少しずつ画面上に現れてくるワイプイン効果を得ることができる。
例えば、図47に示すように、5番目のサムネイル画像で特定される動画のシーンがワイプイン処理の対象とされている場合、図51に示すように、その前の動画のシーンの末尾に次の動画のシーンの先頭が画面右側から徐々にスクロールしながら現れるように処理が施される。
これらの、動画像生成処理には既存のアルゴリズムを用いることができる。これらの処理が動画シーン生成手段42の一部を構成する。
なお、本変型例ではサムネイル画像の左縁にワイプインの記号を付した場合に対象となる動画のシーンを右から左へとずらしつつワイプインさせる処理を施したが、サムネイル画像においてワイプインの記号をつける縁の位置に応じてワイプインの方向を変更するものとしてもよい。例えば、サムネイル画像の右縁、上縁、下縁にワイプインの記号を付した場合、それぞれ右方向、上方向、下方向へ動画のシーンをずらすようにワイプイン処理を施すものとしてもよい。
また、本変型例では、フェードイン処理、フェードアウト処理、ワイプイン処理を施す時間は予め設定されているものとしたが、編集シートにフェードイン、フェードアウト、ワイプインさせる時間を記入する領域を設けて、そこから読み出された時間分だけフェードイン処理、フェードアウト処理、ワイプイン処理を施すものとしてもよい。
また、本変型例ではフェードイン処理、フェードアウト処理、ワイプイン処理を例に説明したが、編集シートにおいて指定できる処理はこれに限定されるものではない。編集シートにおいて各処理を指定するための記号を予め決めておき、その記号を編集シートの所定の位置(各サムネイル画像の所定の位置等)にユーザが記入して、スキャナで読み取らせることによって、その記号で特定される処理を動画の各シーンに施すものとしてもよい。
本発明の実施の形態及び変形例における画像処理装置の構成を示す図である。 本発明の実施の形態及び変形例における画像処理装置の構成を示す機能ブロック図である。 本発明の実施の形態における画像処理方法のフローチャートである。 本発明の実施の形態における動画の編集シートの例を示す図である。 本発明の実施の形態における画像処理方法を説明する図である。 本発明の実施の形態における挿入データベースの例を示す図である。 本発明の実施の形態における画像処理の結果例を示す図である。 本発明の変形例1における画像処理方法のフローチャートである。 本発明の変形例1における静止画の編集シートの例を示す図である。 本発明の変形例1における画像処理方法を説明する図である。 本発明の変形例1における挿入データベースの例を示す図である。 本発明の変形例1における画像処理の結果例を示す図である。 本発明の変形例2における画像処理方法のフローチャートである。 本発明の変形例2における画像処理方法を説明する図である。 本発明の変形例2における挿入データベースの例を示す図である。 本発明の変形例2における画像処理の結果例を示す図である。 本発明の変形例3における画像処理方法のフローチャートである。 本発明の変形例3における画像処理方法を説明する図である。 本発明の変形例3における合成データベースの例を示す図である。 本発明の変形例3における画像処理の結果例を示す図である。 本発明の変形例3における画像処理方法を説明する図である。 本発明の変形例4における画像処理方法のフローチャートである。 本発明の変形例4における画像処理方法を説明する図である。 本発明の変形例4における合成データベースの例を示す図である。 本発明の変形例4における画像処理の結果例を示す図である。 本発明の変形例4における画像処理方法を説明する図である。 本発明の変形例4における合成データベースの例を示す図である。 本発明の変形例4における画像処理の結果例を示す図である。 本発明の変形例5における画像処理方法のフローチャートである。 本発明の変形例5における画像処理方法を説明する図である。 本発明の変形例5における挿入データベースの例を示す図である。 本発明の変形例5における画像処理の結果例を示す図である。 本発明の変形例6における画像処理方法のフローチャートである。 本発明の変形例6における画像処理方法を説明する図である。 本発明の変形例6における画像処理の結果例を示す図である。 本発明の変形例7における画像処理方法のフローチャートである。 本発明の変形例7における動画の編集シートの例を示す図である。 本発明の変形例7における画像処理方法を説明する図である。 本発明の変形例7におけるスクロールデータベースの例を示す図である。 本発明の変形例7におけるスクロール方向の例を示す図である。 本発明の変形例7における画像処理の結果例を示す図である。 本発明の変形例7における画像処理の結果例を示す図である。 本発明の変形例7における画像上のスクロール方向の例を示す図である。 本発明の変形例7における画像処理の編集シートの例を示す図である。 本発明の変形例7における画像処理の結果例を示す図である。 本発明の変形例8における画像処理方法のフローチャートである。 本発明の変形例8における画像処理方法を説明する図である。 本発明の変形例8における特殊処理データベースの例を示す図である。 本発明の変形例8におけるフェードイン処理の結果例を示す図である。 本発明の変形例8におけるフェードアウト処理の結果例を示す図である。 本発明の変形例8におけるワイプイン処理の結果例を示す図である。
符号の説明
10 中央処理部、12 記憶部、14 操作部、16 表示部、18 外部メモリスロット部、20 スキャナ部、22 画像形成部、24 インターフェース部、30 外部記憶読書手段、32 静止画出力手段、34 静止画入力手段、36 動画シーン分解手段、38 編集シート生成手段、40 編集シート認識手段、42 動画シーン生成手段、44 画像合成手段、46 画像連結手段、50 処理選択ボックス、52 条件指定ボックス、54 サムネイル画像、56 タイムコード、60 処理選択ボックス、
62 条件指定ボックス、64 番号、66 サムネイル画像、70 スクロール指定ボックス、72 画像記入ボックス、74,76,78 記号、100 編集装置。

Claims (17)

  1. 記憶部に記憶されている動画のシーン又は静止画のデータを特定するサムネイル画像と、前記サムネイル画像で示される動画のシーン又は静止画のデータに対して施す処理を選択するための処理選択領域と、前記処理選択領域により選択された処理の条件を指定するための条件指定領域と、を含む編集シートをスキャンすることによって、前記処理選択領域において選択された処理と、前記条件指定領域において指定された処理の条件と、を読み込む画像読取部を備え、
    前記記憶部に記憶されている動画のシーン又は静止画に対して、前記画像読取部で読み取られた前記指定された処理の条件に応じて前記選択された処理を施すことを特徴とする画像編集装置。
  2. 請求項1に記載の画像編集装置であって、
    前記編集シートは、
    前記処理選択領域が、挿入処理を選択するための挿入選択ボックスを含み、
    前記条件指定領域が、サムネイル画像で特定される動画のシーン間に挿入する静止画のページ番号を指定する第1領域と、前記挿入する静止画の挿入時間を指定する第2領域と、を含む動画の編集シートであり、
    前記画像読取部において前記動画の編集シートを読み込むと共に、静止画をスキャンして読み込んだ順にページ番号を割り当て、
    前記動画の編集シートにおいて前記挿入選択ボックスが選択されている場合、前記第1領域で指定されたページ番号が割り当てられた静止画を前記第2領域で指定された挿入時間の動画に変換して前記サムネイル画像で特定される動画のシーン間に挿入して新たな動画を生成することを特徴とする画像編集装置。
  3. 請求項1に記載の画像編集装置であって、
    前記編集シートは、
    前記処理選択領域が、挿入処理を選択するための挿入選択ボックスを含み、
    前記条件指定領域が、サムネイル画像で特定される動画のシーン間に挿入する静止画の番号を指定する第1領域と、前記挿入する静止画の挿入時間を指定する第2領域と、を含む動画の編集シートと、
    静止画のサムネイル画像と当該静止画を特定する番号と、を関連付けた静止画の編集シートと、であり、
    前記画像読取部において前記動画の編集シートと前記静止画の編集シートを読み込み、
    前記動画の編集シートにおいて前記挿入選択ボックスが選択されている場合、前記静止画の編集シートにおいて前記第1領域で指定された番号で特定される静止画を前記第2領域で指定された挿入時間の動画に変換して前記サムネイル画像で特定される動画のシーン間に挿入して新たな動画を生成することを特徴とする画像編集装置。
  4. 請求項1に記載の画像編集装置であって、
    前記編集シートは、
    前記処理選択領域が、挿入処理を選択するための挿入選択ボックスを含み、
    前記条件指定領域が、サムネイル画像で特定される静止画のデータ間に挿入する静止画のページ番号を指定する第1領域を含む静止画の編集シートであり、
    前記画像読取部において前記静止画の編集シートを読み込むと共に、静止画をスキャンして読み込んだ順にページ番号を割り当て、
    前記静止画の編集シートにおいて前記挿入選択ボックスが選択されている場合、前記第1領域で指定されたページ番号が割り当てられた静止画を前記サムネイル画像で特定される静止画のデータ間に挿入して前記記憶部に記憶させることを特徴とする画像編集装置。
  5. 請求項1に記載の画像編集装置であって、
    前記編集シートは、
    前記処理選択領域が、合成処理を選択するための合成選択ボックスを含み、
    前記条件指定領域が、サムネイル画像で特定される動画のシーンに合成する静止画のページ番号を指定する第1領域と、前記挿入する静止画の合成時間を指定する第2領域と、を含む動画の編集シートであり、
    前記画像読取部において前記動画の編集シートを読み込むと共に、静止画をスキャンして読み込んだ順にページ番号を割り当て、
    前記動画の編集シートにおいて前記合成選択ボックスが選択されている場合、前記第1領域で指定されたページ番号が割り当てられた静止画を前記第2領域で指定された挿入時間の動画に変換して前記サムネイル画像で特定される動画のシーンに合成して新たな動画を生成することを特徴とする画像編集装置。
  6. 請求項1に記載の画像編集装置であって、
    前記編集シートは、
    前記処理選択領域が、合成処理を選択するための合成選択ボックスを含み、
    前記条件指定領域が、サムネイル画像で特定される動画のシーンに合成する静止画の番号を指定する第1領域と、前記挿入する静止画の合成時間を指定する第2領域と、を含む動画の編集シートと、
    静止画のサムネイル画像と当該静止画を特定する番号と、を関連付けた静止画の編集シートと、であり、
    前記画像読取部において前記動画の編集シートと前記静止画の編集シートを読み込み、
    前記動画の編集シートにおいて前記合成選択ボックスが選択されている場合、前記静止画の編集シートにおいて前記第1領域で指定された番号で特定される静止画を前記第2領域で指定された挿入時間の動画に変換して前記サムネイル画像で特定される動画のシーンに合成して新たな動画を生成することを特徴とする画像編集装置。
  7. 請求項1に記載の画像編集装置であって、
    前記編集シートは、
    前記処理選択領域が、合成処理を選択するための合成選択ボックスを含み、
    前記条件指定領域が、サムネイル画像で特定される静止画のデータに合成する静止画の番号を指定する第1領域を含む静止画の編集シートであり、
    前記画像読取部において前記静止画の編集シートを読み込むと共に、静止画をスキャンして読み込んだ順にページ番号を割り当て、
    前記静止画の編集シートにおいて前記合成選択ボックスが選択されている場合、前記第1領域で指定された番号が割り当てられた静止画を前記サムネイル画像で特定される静止画のデータに合成して前記記憶部に記憶させることを特徴とする画像編集装置。
  8. 請求項1に記載の画像編集装置であって、
    前記編集シートは、
    前記処理選択領域が、合成処理を選択するための合成選択ボックスを含み、
    前記条件指定領域が、サムネイル画像で特定される静止画のデータに合成する静止画の番号を指定する第1領域を含む第1の静止画の編集シートと、
    静止画のサムネイル画像と当該静止画を特定する番号と、を関連付けた第2の静止画の編集シートと、であり、
    前記画像読取部において前記第1の静止画の編集シート及び前記第2の静止画の編集シートをスキャンして読み込み、
    前記第1の静止画の編集シートにおいて前記合成選択ボックスが選択されている場合、前記第1領域で指定された番号が前記第2の静止画の編集シートにおいて割り当てられた静止画を前記サムネイル画像で特定される静止画のデータに合成して前記記憶部に記憶させることを特徴とする画像編集装置。
  9. 請求項1に記載の画像編集装置であって、
    前記編集シートは、
    前記処理選択領域が、挿入処理を選択するための挿入選択ボックスを含み、
    前記条件指定領域が、サムネイル画像で特定される動画のシーン間に挿入する動画の番号を指定する第1領域を含む動画の編集シートであり、
    前記画像読取部において複数の前記編集シートを読み込み、
    前記動画の編集シートのいずれかにおいて前記挿入選択ボックスが選択されている場合、前記第1領域で指定された番号で特定される動画を前記サムネイル画像で特定される動画のシーン間に挿入して新たな動画を生成することを特徴とする画像編集装置。
  10. 請求項1に記載の画像編集装置であって、
    前記編集シートは、
    前記処理選択領域が、連結処理を選択するための連結選択ボックスを含む動画の編集シートであり、
    前記画像読取部において複数の前記編集シートを読み込み、
    前記動画の編集シートにおいて前記連結選択ボックスが選択されている場合、前記複数の編集シートで特定される動画を連結して新たな動画を生成することを特徴とする画像編集装置。
  11. 請求項1に記載の画像編集装置であって、
    前記編集シートは、
    前記条件指定領域が、サムネイル画像で特定される動画のシーンを削除することを指定する第3領域を含む動画の編集シートであり、
    前記画像読取部において複数の前記編集シートを読み込み、
    前記動画の編集シートにおいて前記第3領域が選択されている場合、前記第3領域で指定された前記サムネイル画像で特定される動画のシーンを動画のデータから削除して新たな動画を生成することを特徴とする画像編集装置。
  12. 請求項2〜10のいずれか1つに記載の画像編集装置であって、
    前記処理選択領域は、前記編集シート毎に設けられていることを特徴とする画像編集装置。
  13. 請求項2〜10のいずれか1つに記載の画像編集装置であって、
    前記条件指定領域は、前記編集シートにおいて前記サムネイル画像間に配置されていることを特徴とする画像編集装置。
  14. 請求項12に記載の画像編集装置であって、
    前記第3領域は、前記編集シートにおいて前記サムネイル画像に対応付けて配置されていることを特徴とする画像編集装置。
  15. 請求項3又は6〜10のいずれか1つに記載の画像編集装置であって、
    処理対象となる動画又は静止画の総てが同一の記憶装置に記憶されていることを特徴とする画像編集装置。
  16. 記憶部に記憶されている動画のシーン又は静止画のデータを特定するサムネイル画像と、前記サムネイル画像で示される動画のシーン又は静止画のデータに対して施す処理を選択するための処理選択領域と、前記処理選択領域により選択された処理の条件を指定するための条件指定領域と、を含む編集シートをスキャンすることによって、前記処理選択領域において選択された処理と、前記条件指定領域において指定された処理の条件と、を読み込む画像読取工程と、
    前記記憶部に記憶されている動画のシーン又は静止画に対して、前記画像読取工程で読み取られた前記指定された処理の条件に応じて前記選択された処理を施す画像処理工程と、
    を備えることを特徴とする画像編集方法。
  17. 記憶部に記憶されている動画のシーン又は静止画のデータを特定するサムネイル画像と、前記サムネイル画像で示される動画のシーン又は静止画のデータに対して施す処理を選択するための処理選択領域と、前記処理選択領域により選択された処理の条件を指定するための条件指定領域と、を含む編集シートをスキャンすることによって、前記処理選択領域において選択された処理と、前記条件指定領域において指定された処理の条件と、を読み込む画像読取部を備えたコンピュータシステムにより、
    前記記憶部に記憶されている動画のシーン又は静止画に対して、前記画像読取部で読み取られた前記指定された処理の条件に応じて前記選択された処理を施すことを特徴とする画像編集プログラム。
JP2007199366A 2007-07-31 2007-07-31 画像編集装置、画像編集方法及び画像編集プログラム Pending JP2009038485A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007199366A JP2009038485A (ja) 2007-07-31 2007-07-31 画像編集装置、画像編集方法及び画像編集プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007199366A JP2009038485A (ja) 2007-07-31 2007-07-31 画像編集装置、画像編集方法及び画像編集プログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009038485A true JP2009038485A (ja) 2009-02-19

Family

ID=40440052

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007199366A Pending JP2009038485A (ja) 2007-07-31 2007-07-31 画像編集装置、画像編集方法及び画像編集プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2009038485A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016122261A (ja) * 2014-12-24 2016-07-07 株式会社東芝 医用画像生成装置および医用画像生成方法
CN110880197A (zh) * 2018-09-05 2020-03-13 富士施乐株式会社 信息处理装置、存储介质及信息处理方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016122261A (ja) * 2014-12-24 2016-07-07 株式会社東芝 医用画像生成装置および医用画像生成方法
CN110880197A (zh) * 2018-09-05 2020-03-13 富士施乐株式会社 信息处理装置、存储介质及信息处理方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8782506B2 (en) Method and apparatus for creating album, and recording medium
US8259193B2 (en) Image file reproduction apparatus and image data reproduction apparatus
US7593045B2 (en) Digital camera, image output method, and program for outputting selected image data
JP5058887B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法、およびプログラム
JP4479678B2 (ja) 印刷装置および印刷装置による動画データ生成方法
JP2008109631A (ja) 画像表示制御装置、撮影装置、画像表示方法及びそのプログラム
JP5262888B2 (ja) 文書表示制御装置及びプログラム
JP5463973B2 (ja) 表示制御装置、表示制御プログラム、および表示制御システム
JP2008244996A (ja) 画像処理システム
JP2008154047A (ja) 画像処理装置、画像処理方法、プログラム、記憶媒体
JP2009038485A (ja) 画像編集装置、画像編集方法及び画像編集プログラム
JP2007274661A (ja) 撮像装置、画像再生装置およびプログラム
KR100374914B1 (ko) 출판만화를 이용한 애니메이션 제작방법
JP2007259263A (ja) 画像処理方法、画像処理装置、プログラム、および記憶媒体
US7812977B2 (en) Image-processing system, image-processing method, and product of image-processing program for displaying an image individually or as a composite image
JP4674123B2 (ja) 画像処理システム及び画像処理方法
JP2001024928A (ja) 電子カメラ及びその画像記録方法
JP2005096301A (ja) 画像出力装置、画像補正方法、画像調整方法、プログラム、記録媒体
JP2009038484A (ja) 画像編集装置、画像編集方法及び画像編集プログラム
JP4690676B2 (ja) 画像処理システム、画像処理方法及び画像処理プログラム
JP3778293B2 (ja) 画像処理システム及び画像処理方法
JP4554296B2 (ja) 画像処理システム、プログラム、記録媒体
JP2010134216A (ja) 画像表示装置及び画像表示装置を有するデジタルカメラ
JP4438888B2 (ja) 画像形成装置
JP2007053551A (ja) 画像処理システム、画像処理装置、画像処理方法及び画像処理プログラム