JP2009033317A - Mpegノイズ除去装置、mpegノイズ除去方法、及びmpegノイズ除去プログラム - Google Patents

Mpegノイズ除去装置、mpegノイズ除去方法、及びmpegノイズ除去プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】MPEGノイズ除去装置において、入力ビットストリームにエラーが含まれる場合であっても、電力消費を抑えつつ、効果的なノイズ除去を行う。
【解決手段】ビットストリームを復号すると共にそのビットストリームの符号化パラメータ及び前記ビットストリームのエラー情報を検出する復号部102と、前記復号部102からの出力データに含まれるノイズを除去するノイズ除去部103とを備える。ノイズ除去方式判定部101は、前記復号部102が検出した符号化パラメータとエラー情報とに基づいて、前記ノイズ除去部103に設定する符号化パラメータを決定し、更に、前記ノイズ除去部103の停止/動作制御を切り替える。
【選択図】図1

Description

本発明は、符号化されたビットストリームを復号処理し、復号されたデータにのっているノイズを除去するノイズ除去装置に関する。
図8に、従来のMPEGノイズ除去装置を示している。
従来のMPEGノイズ除去装置は、入力されたビットストリームを復号する復号部1000と、この復号部1000から出力される復号データのノイズ除去を行うノイズ除去装置1001とから構成される。
復号部1000は、信号線1010から入力ビットストリームを取り込み、復号処理する。復号部1000は、復号したデータを信号線1020を通してノイズ除去部1001に出力し、更に、入力ビットストリームに含まれる符号化パラメータを検出し、信号線1021を通してノイズ除去部1001に出力する。ノイズ除去部1001は、前記復号データを信号線1020を通して取り込むと共に、符号化パラメータを信号線1021を通して取り込む。ノイズ除去部1001は、復号部1000から受け取った符号化パラメータを使用して、信号線1020を通して取り込んだ復号データに含まれるノイズを除去し、信号線1030を通してノイズ除去したデータを出力する。
このように従来の構成では、復号したデータのノイズ除去を行う際には、復号部1000は、ノイズ除去部1001に復号データと符号化パラメータのみを渡している。このよう技術は、例えば特許文献1に示される。
特開平10−66028号公報
しかしながら、従来の構成では、入力されたビットストリームがエラーを含む場合に、そのエラー情報が復号部1000からノイズ除去部1001に伝わらないため、ノイズ除去部1001はエラー含むデータであるということを認識しないまま、復号部1000から渡された符号化パラメータを利用してノイズ除去を行う。その結果、適切的又は効果的にはノイズ除去が行われず、また、ノイズ除去をする価値がないデータに対してノイズ除去をすることになってしまっており、無駄に電力を消費するという課題があった。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的は、MPEGノイズ除去装置において、入力されたビットストリームがエラーを含む場合には、ノイズ除去部の無駄な動作を停止させて、その分、電力消費を低減することにある。
前記の目的を達成するため、本発明では、MPEGノイズ除去装置において、入力されたビットストリームのエラーの有無に応じて、ノイズ除去の動作を続行したり停止したりするように、そのノイズ除去部を制御することとする。
具体的に、請求項1記載の発明のMPEGノイズ除去装置は、ビットストリームを復号すると共に、前記ビットストリームの符号化パラメータ及び前記ビットストリームのエラー情報を検出する復号部と、前記復号部からの出力データに含まれるノイズを除去するノイズ除去部と、前記復号部が検出した符号化パラメータ及びエラー情報に基づいて、前記ノイズ除去部に設定する符号化パラメータを決定すると共に、前記ノイズ除去部の制御を切り替えるノイズ除去方式判定部とを備えたことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、前記請求項1記載のMPEGノイズ除去装置において、前記復号部がビットストリーム中にエラーを検出した場合は、前記ノイズ除去方式判定部は前記ノイズ除去装置を停止させ、前記復号部がビットストリーム中にエラーを検出しなかった場合は、前記ノイズ除去方式判定部は前記ノイズ除去装置を動作可能にすることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、前記請求項1記載のMPEGノイズ除去装置において、前記復号部がビットストリーム中にエラーを検出し且つ前記復号部がエラーの発生した所定単位に対してエラーコンシールをしなかった場合は、前記ノイズ除去方式判定部は、前記ノイズ除去装置を停止させ、前記復号部がビットストリーム中にエラーを検出し且つ前記復号部がエラーの発生した所定単位に対してエラーコンシールをした場合は、前記ノイズ除去方式判定部は、前記ノイズ除去装置を動作可能にし、前記復号部がビットストリーム中にエラーを検出しなかった場合は、前記ノイズ除去方式判定部は、前記ノイズ除去装置を動作可能にすることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、前記請求項3記載のMPEGノイズ除去装置において、前記所定単位は、ピクチャ単位、スライス単位、又はマクロブロック単位であることを特徴とする。
請求項5記載の発明は、前記請求項3記載のMPEGノイズ除去装置において、前記復号部がエラーを検出した所定単位に対してエラーコンシールをした場合には、前記ノイズ除去方式判定部は、前記ノイズ除去部に設定する符号化パラメータを切り替えることを特徴とする。
請求項6記載の発明は、前記請求項5記載のMPEGノイズ除去装置において、前記所定単位は、ピクチャ単位、スライス単位、又はマクロブロック単位であることを特徴とする。
請求項7記載の発明は、前記請求項5記載のMPEGノイズ除去装置において、前記ノイズ除去方式判定部は、前記ノイズ除去部に設定する符号化パラメータを切り替える際に、その設定する符号化パラメータを、前記復号部がエラーコンシール時に参照した所定単位の符号化パラメータに切り替えることを特徴とする。
請求項8記載の発明は、前記請求項7記載のMPEGノイズ除去装置において、前記所定単位は、ピクチャ単位、スライス単位、又はマクロブロック単位であることを特徴とする。
請求項9記載の発明は、前記請求項1記載のMPEGノイズ除去装置において、前記復号部がビットストリーム中にエラーを検出し且つ前記復号部がエラーの発生した所定単位に対してエラーコンシールを行い、且つ前記復号部が前記所定単位に対してエラーコンシールを行った際に使用した動きベクトルと前記エラーを含まない復号済みの動きベクトルとの差が規定値以内であった場合には、前記ノイズ除去方式判定部は、前記ノイズ除去装置を動作可能にし、前記復号部がビットストリーム中にエラーを検出し且つ前記復号部がエラーの発生した所定単位に対してエラーコンシールを行い、且つ前記復号部が前記所定単位に対してエラーコンシールを行った際に使用した動きベクトルと前記エラーを含まない復号済みの動きベクトルとの差が規定値より大きかった場合には、前記ノイズ除去方式判定部は、前記ノイズ除去装置を停止させ、前記復号部がビットストリーム中にエラーを検出し且つ前記復号部がエラーの発生した所定単位に対してエラーコンシールを行わなかった場合には、前記ノイズ除去方式判定部は、前記ノイズ除去装置を停止させ、前記復号部がビットストリーム中にエラーを検出しなかった場合には、前記ノイズ除去方式判定部は、前記ノイズ除去装置を動作可能にすることを特徴とする。
請求項10記載の発明は、前記請求項9記載のMPEGノイズ除去装置において、前記所定単位は、ピクチャ単位、スライス単位、又はマクロブロック単位であることを特徴とする。
請求項11記載の発明は、前記請求項1記載のMPEGノイズ除去装置において、前記復号部がビットストリーム中にエラーを検出した場合には、前記ノイズ除去装置がノイズ除去する画像のピクチャ構造に基づいて、前記ノイズ除去方式判定部は、前記ノイズ除去装置の停止/動作を切り替え、前記復号部がビットストリーム中にエラーを検出しなかった場合には、前記ノイズ除去方式判定部は、前記ノイズ除去装置を動作可能にすることを特徴とする。
請求項12記載の発明は、前記請求項11記載のMPEGノイズ除去装置において、前記復号部がビットストリーム中のエラーを検出した場合に、前記ノイズ除去方式判定部は、前記ノイズ除去装置がノイズ除去する画像のピクチャ構造がIピクチャである場合と、Iピクチャ以外の場合とに応じて、前記ノイズ除去装置の制御を切り替えることを特徴とする。
請求項13記載の発明は、前記請求項1記載のMPEGノイズ除去装置において、前記復号部がビットストリーム中にエラーを検出し且つ所定単位内でエラーの影響を受けたマクロブロック数が規定値以内であった場合には、前記ノイズ除去方式判定部は、前記ノイズ除去装置を動作可能にし、前記復号部がビットストリーム中にエラーを検出し且つ所定単位内でエラーの影響を受けたマクロブロック数が規定値より大きかった場合には、前記ノイズ除去方式判定部は、前記ノイズ除去装置を停止させ、前記復号部がビットストリーム中にエラーを検出しなかった場合には、前記ノイズ除去方式判定部は、前記ノイズ除去装置を動作可能にすることを特徴とする。
請求項14記載の発明は、前記請求項13記載のMPEGノイズ除去装置において、前記所定単位は、ピクチャ単位、スライス単位、又はマクロブロック単位であることを特徴とする。
請求項15記載の発明は、前記請求項1記載のMPEGノイズ除去装置において、前記ビットストリームの符号化方式は、MPEG1、MPEG2、MPEG4、H.264及びVC−1の何れか1つの方式であることを特徴とする。
請求項16記載の発明のMPEGノイズ除去装置は、ビットストリームを復号し、復号したデータをノイズ除去した後、画像として出力するMPEGノイズ除去装置において、前記ビットストリーム中にエラーがある場合には、ノイズ除去をしていない画像を出力することを特徴とする。
請求項17記載の発明のMPEGノイズ除去装置は、ビットストリームを復号し、復号したデータをノイズ除去した後、画像として出力するMPEGノイズ除去装置において、前記ビットストリーム中にエラーがある場合には、エラーを含む画像を修正した上で、ノイズ除去した画像を出力することを特徴とする。
請求項18記載の発明のMPEGノイズ除去方法は、ビットストリームを復号すると共に、前記ビットストリームの符号化パラメータ及び前記ビットストリームのエラー情報を検出する復号ステップと、前記復号ステップからの出力データに含まれるノイズを除去するノイズ除去ステップと、前記復号ステップが検出した符号化パラメータ及びエラー情報に基づいて、前記ノイズ除去ステップに設定する符号化パラメータを決定すると共に、前記ノイズ除去ステップの制御を切り替えるノイズ除去方式判定ステップとを備えたことを特徴とする。
請求項19記載の発明のMPEGノイズ除去方法は、ビットストリームを復号し、復号したデータに含まれるノイズを除去した後、画像として出力するMPEGノイズ除去方法において、前記ビットストリーム中にエラーがある場合には、ノイズ除去をしていない画像を出力することを特徴とする。
請求項20記載の発明のMPEGノイズ除去方法は、ビットストリームを復号し、復号したデータに含まれるノイズを除去した後、画像として出力するMPEGノイズ除去方法において、前記ビットストリーム中にエラーがある場合には、そのエラーを含む画像を修正した上で、ノイズ除去した画像を出力することを特徴とする。
請求項21記載の発明のMPEGノイズ除去プログラムは、ビットストリームを復号すると共に、前記ビットストリームの符号化パラメータ及び前記ビットストリームのエラー情報を検出する復号ステップと、前記復号ステップからの出力データに含まれるノイズを除去するノイズ除去ステップと、前記復号ステップが検出した符号化パラメータ及びエラー情報に基づいて、前記ノイズ除去ステップに設定する符号化パラメータを決定すると共に、前記ノイズ除去ステップの制御を切り替えるノイズ除去方式判定ステップとをコンピュータに実行させることを特徴とする。
請求項22記載の発明のMPEGノイズ除去プログラムは、ビットストリームを復号し、復号したデータに含まれるノイズを除去した後、画像として出力するMPEGノイズ除去プログラムにおいて、前記ビットストリーム中にエラーがある場合には、ノイズ除去をしていない画像を出力させることをコンピュータに実行させることを特徴とする。
請求項23記載の発明のMPEGノイズ除去プログラムは、ビットストリームを復号し、復号したデータに含まれるノイズを除去した後、画像として出力するMPEGノイズ除去プログラムにおいて、前記ビットストリーム中にエラーがある場合には、そのエラーを含む画像を修正した上で、そのノイズ除去した画像を出力させることをコンピュータに実行させることを特徴とする。
以上により、請求項1〜23記載の発明では、入力ビットストリームのエラーの有無に応じてノイズ除去装置の停止/動作制御を切り替えることができるので、入力ビットストリームがエラーを含む場合には、ノイズ除去装置の無駄な動作を停止させて、その分、消費電力を削減することができる。
特に、請求項3記載の発明のMPEGノイズ除去装置では、入力ビットストリームのエラーの有無と、エラーコンシール処理の有無で、ノイズ除去装置の制御を切り替えることができるので、入力ビットストリームがエラーを含む場合の消費電力を削減することができる。
また、請求項5記載の発明のMPEGノイズ除去装置では、入力ビットストリームがエラーを含む場合に、ノイズ除去装置に設定する符号化パラメータを切り替えることができるので、入力ビットストリームがエラーを含む場合でも効果的なノイズ除去を行うことができる。
更に、請求項9記載の発明のMPEGノイズ除去装置では、入力ビットストリームのエラーの有無と、エラーコンシール処理の有無と、エラーコンシール処理の処理状況に応じて、ノイズ除去装置の制御を切り替えることができるので、入力ビットストリームがエラーを含む場合の消費電力を削減することができる。
加えて、請求項11記載の発明のMPEGノイズ除去装置では、ノイズ除去するマクロブロックのpicutre_coding_typeに応じて、ノイズ除去装置の制御を切り替えることができるので、後続のピクチャへの影響を考えながら効果的なノイズ除去が出来、また、消費電力を削減することができる。
また、請求項13記載の発明のMPEGノイズ除去装置では、エラーの影響を受けたマクロブロック数に応じてノイズ除去装置の制御を切り替えることができるので、消費電力を削減することができる。
以上説明したように、請求項1〜23記載の発明によれば、入力ビットストリームのエラーの有無に応じてノイズ除去装置の停止/動作制御を切り替えることができるので、入力ビットストリームがエラーを含む場合でのノイズ除去装置の無駄な動作を停止させて、消費電力を効果的に削減することができる。
以下、本発明の実施形態を、図面を参照して詳しく説明する。尚、図面において、同一部分又は同等部分には同一の符号を付して、その説明は省略する。
(第1の実施形態)
第1の実施形態におけるMPEGノイズ除去装置の構成図を図1に示す。第1の実施形態のMPEGノイズ除去装置は、入力されたビットストリームを復号する復号部102と、復号部102から出力される復号データのノイズ除去を行うノイズ除去部103と、制御部100とを備える。制御部100は、ノイズ除去方式判定部101を有する。
前記復号部102は、信号線110を通して入力ビットストリームを取り込み、復号処理する。復号部102は、復号したデータを信号線120を通してノイズ除去部103へ出力し、更に、入力ビットストリーム中の符号化パラメータを検出し、検出した符号化パラメータを信号線112を通して制御部100に出力し、更に、入力ビットストリーム中のエラーを検出し、この検出したエラーに関する情報(エラー情報)を信号線111を通して制御部100に出力する。
前記制御部100は、信号線112を通して符号化パラメータを受け取り、更に、信号線111を通してエラー情報を受け取る。制御部100内のノイズ除去方式判定部101は、エラー情報111と符号化パラメータ112とを利用して、ノイズ除去方式を決定し、ノイズ除去装置に設定する符号化パラメータを、信号線140を通してノイズ除去部103に出力し、更に、ノイズ除去装置の起動を、信号線141を通してノイズ除去部103に通知する。
前記ノイズ除去部103は、信号線120を通して復号データを取り込み、信号線140を通して符号化パラメータを取り込み、更に、信号線141を通してノイズ除去装置の起動通知を受けてノイズ除去処理を行い、信号線130を通してノイズ除去したデータを出力する。
次に、ノイズ除去方式判定部101における制御フローチャートを図2に示す。制御部100がマクロブロック単位でノイズ除去方式判定部101に起動を通知する。ノイズ除去方式判定部101は、制御部100からの起動通知を受けて、ステップS150においてノイズ除去方式判定を開始する。ノイズ除去方式判定部101は、ステップS151において、ノイズ除去対象となるマクロブロックにエラーが含まれているか否かを確認し、エラーが含まれている場合(ステップS151でYes)はステップS153に遷移し、エラーが含まれていない場合(ステップS151でNo)はステップS152に遷移する。ステップS152においては、符号化パラメータ112を信号線140を通してノイズ除去装置103に設定し、更に、ノイズ除去装置103を起動し、ステップS154に遷移する。ステップS153においては、エラーを含むマクロブロックであるので、ノイズ除去装置103を起動せず、ステップS154に遷移する。次に、ステップS154において、マクロブロック単位でのノイズ除去方式判定処理が完了する。
このように本実施形態によれば、入力ビットストリームがエラーを含む場合には、ノイズ除去装置を起動しないので、入力ビットストリームがエラーを含む場合の消費電力を削減することができる。
(第2の実施形態)
第2の実施形態におけるMPEGノイズ除去装置のノイズ除去方式判定部101の制御フローチャートを図3に示す。尚、第2の実施形態におけるMPEGノイズ除去装置は、ノイズ除去方式判定部101の制御フローチャートのみが第1の実施形態におけるMPEGノイズ除去装置と異なる。
図3において、制御部100がマクロブロック単位でノイズ除去方式判定部101に起動を通知する。ノイズ除去方式判定部101は、制御部100からの起動通知を受けて、ステップS200においてノイズ除去方式判定を開始する。ノイズ除去方式判定部101は、ステップS201において、ノイズ除去対象となるマクロブロックにエラーが含まれているか否かを確認し、エラーが含まれている場合(ステップS201でYes)にはステップS203に遷移し、エラーが含まれていない場合(ステップS201でNo)にはステップS202に遷移する。ステップS202においては、符号化パラメータ112を信号線140を通してノイズ除去装置103に設定し、更に、ノイズ除去装置103を起動し、ステップS206に遷移する。ステップS203において、復号部102がビットストリーム中にエラーを含むマクロブロックに対してエラーコンシール処理を行った場合(ステップS203でYes)にはステップS204に遷移し、エラーコンシール処理を行わなかった場合(ステップS203でNo)にはステップS205に遷移する。ステップS204においては、符号化パラメータ112を信号線140を通してノイズ除去装置103に設定し、更に、ノイズ除去装置103を起動し、ステップS206に遷移する。ステップS205においては、エラーを含み且つエラーコンシール処理を行っていないマクロブロックであるので、ノイズ除去装置103を起動せず、ステップS206に遷移する。次に、ステップS206において、マクロブロック単位でのノイズ除去方式判定処理が完了する。
このように、第2の実施形態によれば、入力ビットストリームがエラーを含み且つエラーコンシール処理を行っていない場合には、ノイズ除去装置を起動しないので、入力ビットストリームがエラーを含む場合の消費電力を削減することができる。
(第3の実施形態)
第3の実施形態におけるMPEGノイズ除去装置のノイズ除去方式判定部101の制御フローチャートを図4に示す。尚、第3の実施形態におけるMPEGノイズ除去装置は、ノイズ除去方式判定部101の制御フローチャートのみが第1の実施形態におけるMPEGノイズ除去装置と異なる。
図4において、制御部100がマクロブロック単位でノイズ除去方式判定部101に起動を通知する。ノイズ除去方式判定部101は、制御部100からの起動通知を受けて、ステップS250においてノイズ除去方式判定を開始する。ノイズ除去方式判定部101は、ステップS251において、ノイズ除去対象となるマクロブロックにエラーが含まれているか否かを確認し、エラーが含まれている場合(ステップS251でYes)にはステップS253に遷移し、エラーが含まれていない場合(ステップS251でNo)にはステップS252に遷移する。ステップS252においては、符号化パラメータ112を信号線140を通してノイズ除去装置103に設定し、更に、ノイズ除去装置103を起動し、ステップS257に遷移する。ステップS253において、復号部102がビットストリーム中にエラーを含むマクロブロックに対してエラーコンシール処理を行った場合(ステップS253でYes)にはステップS254に遷移し、エラーコンシール処理を行わなかった場合(ステップS253でNo)にはステップS256に遷移する。ステップS254においては、エラーが発生したマクロブロックの符号化パラメータ112を復号部102がエラーコンシール処理を行う際に、参照先に指定したマクロブロックの符号化パラメータに切り替える。ステップS255においては、ステップS254で切り替えた符号化パラメータを信号線140を通してノイズ除去装置103に設定し、更に、ノイズ除去装置103を起動し、ステップS257に遷移する。ステップS256においては、エラーを含み且つエラーコンシール処理を行っていないマクロブロックであるので、ノイズ除去装置103を起動せず、ステップS257に遷移する。次に、ステップS257において、マクロブロック単位でのノイズ除去方式判定処理が完了する。
以上の説明では、エラーが発生したマクロブロックの符号化パラメータ112を、エラーコンシール処理時に参照したマクロブロックの符号化パラメータに切り替えるとして説明しているが、切り替えるパラメータをエラーコンシール処理時参照したマクロブロックの符号化パラメータに限定しているわけではなく、例えば、切り替えるパラメータが前マクロブロックの符号化パラメータであっても良い。
このように、第3の実施形態によれば、入力ビットストリームがエラーを含み且つエラーコンシール処理を行っていない場合には、ノイズ除去装置を起動しないので、入力ビットストリームがエラーを含む場合の消費電力を削減することができる
また、このように、第3の実施形態によれば、入力ビットストリームがエラーを含む場合に、符号化パラメータを切り替えることができるので、入力ビットストリームがエラーを含む場合であっても、効果的なノイズ除去を行うことができる。
(第4の実施形態)
第4の実施形態におけるMPEGノイズ除去装置のノイズ除去方式判定部101の制御フローチャートを図5に示す。尚、第4の実施形態におけるMPEGノイズ除去装置は、ノイズ除去方式判定部101の制御フローチャートのみが第1の実施形態におけるMPEGノイズ除去装置と異なる。
図5において、制御部100がマクロブロック単位でノイズ除去方式判定部101に起動を通知する。ノイズ除去方式判定部101は、制御部100からの起動通知を受けて、ステップS300においてノイズ除去方式判定を開始する。ノイズ除去方式判定部101は、ステップS301において、ノイズ除去対象となるマクロブロックにエラーが含まれているか否かを確認し、エラーが含まれている場合(ステップS301でYes)にはステップS303に遷移し、エラーが含まれていない場合(ステップS301でNo)にはステップS302に遷移する。ステップS302においては、符号化パラメータ112を信号線140を通してノイズ除去装置103に設定し、更に、ノイズ除去装置103を起動し、ステップS308に遷移する。ステップS303において、復号部102がビットストリーム中にエラーを含むマクロブロックに対してエラーコンシール処理を行った場合(ステップS303でYes)にはステップS304に遷移し、エラーコンシール処理を行わなかった場合(ステップS303でNo)にはステップS307に遷移する。ステップS304においては、エラーが発生したマクロブロック以前のマクロブロックの動きベクトルと、エラーが発生したマクロブロックに対してエラーコンシール処理した際に用いた動きベクトルとを比較し、これらの動きベクトルの差が規定値以内であれば、エラーコンシール処理が良好にできていると判断し、ステップS305に遷移し、逆に、規定値より大きければ、エラーコンシール処理が良好にできていないと判断し、ステップS307に遷移する。ステップS305においては、エラーが発生したマクロブロックの符号化パラメータ112を復号部102がエラーコンシール処理を行う際に、参照先に指定したマクロブロックの符号化パラメータに切り替える。ステップS306においては、ステップS305で切り替えた符号化パラメータを信号線140を通してノイズ除去装置103に設定し、更に、ノイズ除去装置103を起動し、ステップS308に遷移する。ステップS307においては、エラーを含み且つエラーコンシール処理を行っていない、又は、エラーコンシールが良好に行われていないマクロブロックであるので、ノイズ除去装置103を起動せず、ステップS308に遷移する。次に、ステップS308において、マクロブロック単位でのノイズ除去方式判定処理が完了する。
以上の説明では、エラーコンシール処理した際に用いた動きベクトルと、エラーが発生したマクロブロック以前のマクロブロックの動きベクトル(比較の基準)とを比較しているが、比較の基準とする動きベクトルを限定しているわけではない。例えば、比較の基準とする動きベクトルを、直前のマクロブロックの動きベクトルとしても構わないし、また、エラーが発生したマクロブロックに至るまでに処理されたマクロブロックの動きベクトルの平均値としても構わない。
更に、以上の説明では、エラーが発生したマクロブロックの符号化パラメータ112を、エラーコンシール処理時に参照したマクロブロックの符号化パラメータに切り替えるとして説明しているが、切り替えるパラメータをエラーコンシール処理時に参照したマクロブロックの符号化パラメータに限定しているわけではなく、例えば、切り替えるパラメータが前マクロブロックの符号化パラメータであっても良い。
このように、第4の実施形態によれば、入力ビットストリームがエラーを含み且つエラーコンシール処理を行っていない場合、又は、エラーコンシール処理が良好にできていない場合には、ノイズ除去装置を起動しないので、入力ビットストリームがエラーを含む場合の消費電力を削減することができる
また、このように、第4の実施形態によれば、入力ビットストリームがエラーを含む場合には、符号化パラメータを切り替えることができるので、入力ビットストリームがエラーを含む場合であっても、効果的なノイズ除去を行うことができる。
(第5の実施形態)
第5の実施形態におけるMPEGノイズ除去装置のノイズ除去方式判定部101の制御フローチャートを図6に示す。尚、第5の実施形態におけるMPEGノイズ除去装置は、ノイズ除去方式判定部101の制御フローチャートのみが第1の実施形態におけるMPEGノイズ除去装置と異なる。
図6において、制御部100がマクロブロック単位でノイズ除去方式判定部101に起動を通知する。ノイズ除去方式判定部101は、制御部100からの起動通知を受けて、ステップS350においてノイズ除去方式判定を開始する。ノイズ除去方式判定部101は、ステップS351において、ノイズ除去対象となるマクロブロックにエラーが含まれているか否かを確認し、エラーが含まれている場合(ステップS351でYes)にはステップS353に遷移し、エラーが含まれていない場合(ステップS351でNo)にはステップS352に遷移する。ステップS352においては、符号化パラメータ112を信号線140を通してノイズ除去装置103に設定し、更に、ノイズ除去装置103を起動し、ステップS356に遷移する。ステップS353においては、ノイズ除去するマクロブロックのpicture_coding_typeがIピクチャの場合には、後続のピクチャへの影響が大きいピクチャと判定してステップS354に遷移し、それ以外のB、Pピクチャの場合には、後続のピクチャへの影響が小さいピクチャと判定してステップS355に遷移する。ステップS354においては、符号化パラメータ112を信号線140を通してノイズ除去装置103に設定し、更に、ノイズ除去装置103を起動し、ステップS356に遷移する。ステップS355においては、エラーを含み且つ後続のピクチャへの影響が小さいマクロブロックであるので、ノイズ除去装置103を起動せず、ステップS356に遷移する。次に、ステップS356において、マクロブロック単位でのノイズ除去方式判定処理が完了する。
このように、第5の実施形態によれば、ノイズ除去するマクロブロックのpicutre_coding_typeに応じて、ノイズ除去装置の停止/動作制御を切り替えることができるので、後続のピクチャへの影響を考えながら効果的なノイズ除去ができ、また、消費電力を削減することができる。
(第6の実施形態)
第6の実施形態におけるMPEGノイズ除去装置のノイズ除去方式判定部101の制御フローチャートを図7に示す。尚、第6の実施形態におけるMPEGノイズ除去装置は、ノイズ除去方式判定部101の制御フローチャートのみが第1の実施形態におけるMPEGノイズ除去装置と異なる。
図7において、制御部100がピクチャ単位でノイズ除去方式判定部101に起動を通知する。ノイズ除去方式判定部101は、制御部100からの起動通知を受けて、ステップS400においてノイズ除去方式判定を開始する。ノイズ除去方式判定部101は、ステップS401において、ノイズ除去対象となるピクチャにエラーが含まれているか否かを確認し、エラーが含まれている場合(ステップS401でYes)にはステップS403に遷移し、エラーが含まれていない場合(ステップS401でNo)にはステップS402に遷移する。ステップS402においては、符号化パラメータ112を信号線140を通してノイズ除去装置103に設定し、更に、ノイズ除去装置103を起動し、ステップS406に遷移する。ステップS403においては、ノイズ除去を実施しているピクチャに含まれるエラーの影響を受けたマクロブロックの数が規定値以内の場合には、ノイズ除去をする価値があるピクチャと判定してステップS404に遷移し、エラーの影響を受けたマクロブロック数が規定値より大きい場合には、ノイズ除去をする価値がないピクチャと判定してステップS405に遷移する。ステップS404においては、符号化パラメータ112を信号線140を通してノイズ除去装置103に設定し、更に、ノイズ除去装置103を起動し、ステップS406に遷移する。ステップS405においては、ノイズ除去をする価値のないピクチャであるので、ピクチャ単位でノイズ除去装置103を停止し、ステップS406に遷移する。次に、ステップS406において、ピクチャ単位でのノイズ除去方式判定処理が完了する。
尚、以上の説明では、処理単位をピクチャ単位として説明しているが、処理単位をピクチャ単位として規定しているわけでもなく、フレーム単位、スライス単位であっても構わない。
このように、第6の実施形態によれば、エラーの影響を受けたマクロブロック数に応じて、ノイズ除去装置の制御を切り替えることができるので、消費電力を削減することができる。
前記第1〜第6の実施形態では、エラー情報として、例えば、エラー検出の有無、エラーコンシールの有無、エラーコンシール処理の状況とし、これらのエラー情報に応じて、前記ノイズ除去部に設定する符号化パラメータを決定し、前記ノイズ除去装置の制御を切り替えている。このように、第1〜第6の実施形態を全て包含するのが、請求項1記載のMPEGノイズ除去装置である。
また、以上に示した各実施形態では、復号部102、制御部100、ノイズ除去方式判定部101、ノイズ除去部103が登場したが、各実施形態で示される図面は発明の概念を示すものであって、構成部の実装方法を規定するものではない。従って、例えば、制御部100及びノイズ除去方式判定部101は、ノイズ除去部103内に実装されていても構わない。また、これらの構成部は、ハードウェアにより実装されても良いし、ソフトウェアにより実装されても良い。
また、以上に示した各実施形態では、ノイズ除去方式判定部101の制御の単位を、マクロブロック単位、又はピクチャ単位として説明したが、制御単位を限定するものではなく、この制御単位は、例えばフレーム単位、ピクチャ単位、スライス単位又はマクロブロック単位であっても構わない。
以上説明したように、本発明は、入力ビットストリームにエラーがエラーを含む場合でのノイズ除去装置の無駄な動作を停止させて、消費電力を効果的に削減できるので、デジタルテレビや、DVD,DVRなどの蓄積メディアにおけるMPEGノイズ除去装置への適用が可能である。
第1の実施形態のMPEGノイズ除去装置の構成を示す図である。 第1の実施形態のMPEGノイズ除去装置の動作を示すフローチャート図である。 第2の実施形態のMPEGノイズ除去装置の動作を示すフローチャート図である。 第3の実施形態のMPEGノイズ除去装置の動作を示すフローチャート図である。 第4の実施形態のMPEGノイズ除去装置の動作を示すフローチャート図である。 第5の実施形態のMPEGノイズ除去装置の動作を示すフローチャート図である。 第6の実施形態のMPEGノイズ除去装置の動作を示すフローチャート図である。 従来のMPEGノイズ除去装置の構成を示す図である。
符号の説明
100 制御部
101 ノイズ除去方式判定部
102 復号部
103 ノイズ除去部

Claims (23)

  1. ビットストリームを復号すると共に、前記ビットストリームの符号化パラメータ及び前記ビットストリームのエラー情報を検出する復号部と、
    前記復号部からの出力データに含まれるノイズを除去するノイズ除去部と、
    前記復号部が検出した符号化パラメータ及びエラー情報に基づいて、前記ノイズ除去部に設定する符号化パラメータを決定すると共に、前記ノイズ除去部の制御を切り替えるノイズ除去方式判定部とを備えた
    ことを特徴とするMPEGノイズ除去装置。
  2. 前記請求項1記載のMPEGノイズ除去装置において、
    前記復号部がビットストリーム中にエラーを検出した場合は、前記ノイズ除去方式判定部は前記ノイズ除去装置を停止させ、
    前記復号部がビットストリーム中にエラーを検出しなかった場合は、前記ノイズ除去方式判定部は前記ノイズ除去装置を動作可能にする
    ことを特徴とするMPEGノイズ除去装置。
  3. 前記請求項1記載のMPEGノイズ除去装置において、
    前記復号部がビットストリーム中にエラーを検出し且つ前記復号部がエラーの発生した所定単位に対してエラーコンシールをしなかった場合は、前記ノイズ除去方式判定部は、前記ノイズ除去装置を停止させ、
    前記復号部がビットストリーム中にエラーを検出し且つ前記復号部がエラーの発生した所定単位に対してエラーコンシールをした場合は、前記ノイズ除去方式判定部は、前記ノイズ除去装置を動作可能にし、
    前記復号部がビットストリーム中にエラーを検出しなかった場合は、前記ノイズ除去方式判定部は、前記ノイズ除去装置を動作可能にする
    ことを特徴とするMPEGノイズ除去装置。
  4. 前記請求項3記載のMPEGノイズ除去装置において、
    前記所定単位は、ピクチャ単位、スライス単位、又はマクロブロック単位である
    ことを特徴とするMPEGノイズ除去装置。
  5. 前記請求項3記載のMPEGノイズ除去装置において、
    前記復号部がエラーを検出した所定単位に対してエラーコンシールをした場合には、前記ノイズ除去方式判定部は、前記ノイズ除去部に設定する符号化パラメータを切り替える
    ことを特徴とするMPEGノイズ除去装置。
  6. 前記請求項5記載のMPEGノイズ除去装置において、
    前記所定単位は、ピクチャ単位、スライス単位、又はマクロブロック単位である
    ことを特徴とするMPEGノイズ除去装置。
  7. 前記請求項5記載のMPEGノイズ除去装置において、
    前記ノイズ除去方式判定部は、
    前記ノイズ除去部に設定する符号化パラメータを切り替える際に、その設定する符号化パラメータを、前記復号部がエラーコンシール時に参照した所定単位の符号化パラメータに切り替える
    ことを特徴とするMPEGノイズ除去装置。
  8. 前記請求項7記載のMPEGノイズ除去装置において、
    前記所定単位は、ピクチャ単位、スライス単位、又はマクロブロック単位である
    ことを特徴とするMPEGノイズ除去装置。
  9. 前記請求項1記載のMPEGノイズ除去装置において、
    前記復号部がビットストリーム中にエラーを検出し且つ前記復号部がエラーの発生した所定単位に対してエラーコンシールを行い、且つ前記復号部が前記所定単位に対してエラーコンシールを行った際に使用した動きベクトルと前記エラーを含まない復号済みの動きベクトルとの差が規定値以内であった場合には、前記ノイズ除去方式判定部は、前記ノイズ除去装置を動作可能にし、
    前記復号部がビットストリーム中にエラーを検出し且つ前記復号部がエラーの発生した所定単位に対してエラーコンシールを行い、且つ前記復号部が前記所定単位に対してエラーコンシールを行った際に使用した動きベクトルと前記エラーを含まない復号済みの動きベクトルとの差が規定値より大きかった場合には、前記ノイズ除去方式判定部は、前記ノイズ除去装置を停止させ、
    前記復号部がビットストリーム中にエラーを検出し且つ前記復号部がエラーの発生した所定単位に対してエラーコンシールを行わなかった場合には、前記ノイズ除去方式判定部は、前記ノイズ除去装置を停止させ、
    前記復号部がビットストリーム中にエラーを検出しなかった場合には、前記ノイズ除去方式判定部は、前記ノイズ除去装置を動作可能にする
    ことを特徴とするMPEGノイズ除去装置。
  10. 前記請求項9記載のMPEGノイズ除去装置において、
    前記所定単位は、ピクチャ単位、スライス単位、又はマクロブロック単位である
    ことを特徴とするMPEGノイズ除去装置。
  11. 前記請求項1記載のMPEGノイズ除去装置において、
    前記復号部がビットストリーム中にエラーを検出した場合には、前記ノイズ除去装置がノイズ除去する画像のピクチャ構造に基づいて、前記ノイズ除去方式判定部は、前記ノイズ除去装置の停止/動作を切り替え、
    前記復号部がビットストリーム中にエラーを検出しなかった場合には、前記ノイズ除去方式判定部は、前記ノイズ除去装置を動作可能にする
    ことを特徴とするMPEGノイズ除去装置。
  12. 前記請求項11記載のMPEGノイズ除去装置において、
    前記復号部がビットストリーム中のエラーを検出した場合に、前記ノイズ除去方式判定部は、前記ノイズ除去装置がノイズ除去する画像のピクチャ構造がIピクチャである場合と、Iピクチャ以外の場合とに応じて、前記ノイズ除去装置の制御を切り替える
    ことを特徴とするMPEGノイズ除去装置。
  13. 前記請求項1記載のMPEGノイズ除去装置において、
    前記復号部がビットストリーム中にエラーを検出し且つ所定単位内でエラーの影響を受けたマクロブロック数が規定値以内であった場合には、前記ノイズ除去方式判定部は、前記ノイズ除去装置を動作可能にし、
    前記復号部がビットストリーム中にエラーを検出し且つ所定単位内でエラーの影響を受けたマクロブロック数が規定値より大きかった場合には、前記ノイズ除去方式判定部は、前記ノイズ除去装置を停止させ、
    前記復号部がビットストリーム中にエラーを検出しなかった場合には、前記ノイズ除去方式判定部は、前記ノイズ除去装置を動作可能にする
    ことを特徴とするMPEGノイズ除去装置。
  14. 前記請求項13記載のMPEGノイズ除去装置において、
    前記所定単位は、ピクチャ単位、スライス単位、又はマクロブロック単位である
    ことを特徴とするMPEGノイズ除去装置。
  15. 前記請求項1記載のMPEGノイズ除去装置において、
    前記ビットストリームの符号化方式は、MPEG1、MPEG2、MPEG4、H.264及びVC−1の何れか1つの方式である
    ことを特徴とするMPEGノイズ除去装置。
  16. ビットストリームを復号し、復号したデータをノイズ除去した後、画像として出力するMPEGノイズ除去装置において、
    前記ビットストリーム中にエラーがある場合には、ノイズ除去をしていない画像を出力する
    ことを特徴とするMPEGノイズ除去装置。
  17. ビットストリームを復号し、復号したデータをノイズ除去した後、画像として出力するMPEGノイズ除去装置において、
    前記ビットストリーム中にエラーがある場合には、エラーを含む画像を修正した上で、ノイズ除去した画像を出力する
    ことを特徴とするMPEGノイズ除去装置。
  18. ビットストリームを復号すると共に、前記ビットストリームの符号化パラメータ及び前記ビットストリームのエラー情報を検出する復号ステップと、
    前記復号ステップからの出力データに含まれるノイズを除去するノイズ除去ステップと、
    前記復号ステップが検出した符号化パラメータ及びエラー情報に基づいて、前記ノイズ除去ステップに設定する符号化パラメータを決定すると共に、前記ノイズ除去ステップの制御を切り替えるノイズ除去方式判定ステップとを備えた
    ことを特徴とするMPEGノイズ除去方法。
  19. ビットストリームを復号し、復号したデータに含まれるノイズを除去した後、画像として出力するMPEGノイズ除去方法において、
    前記ビットストリーム中にエラーがある場合には、ノイズ除去をしていない画像を出力する
    ことを特徴とするMPEGノイズ除去方法。
  20. ビットストリームを復号し、復号したデータに含まれるノイズを除去した後、画像として出力するMPEGノイズ除去方法において、
    前記ビットストリーム中にエラーがある場合には、そのエラーを含む画像を修正した上で、ノイズ除去した画像を出力する
    ことを特徴とするMPEGノイズ除去方法。
  21. ビットストリームを復号すると共に、前記ビットストリームの符号化パラメータ及び前記ビットストリームのエラー情報を検出する復号ステップと、
    前記復号ステップからの出力データに含まれるノイズを除去するノイズ除去ステップと、
    前記復号ステップが検出した符号化パラメータ及びエラー情報に基づいて、前記ノイズ除去ステップに設定する符号化パラメータを決定すると共に、前記ノイズ除去ステップの制御を切り替えるノイズ除去方式判定ステップと
    をコンピュータに実行させる
    ことを特徴とするMPEGノイズ除去プログラム。
  22. ビットストリームを復号し、復号したデータに含まれるノイズを除去した後、画像として出力するMPEGノイズ除去プログラムにおいて、
    前記ビットストリーム中にエラーがある場合には、ノイズ除去をしていない画像を出力させることをコンピュータに実行させる
    ことを特徴とするMPEGノイズ除去プログラム。
  23. ビットストリームを復号し、復号したデータに含まれるノイズを除去した後、画像として出力するMPEGノイズ除去プログラムにおいて、
    前記ビットストリーム中にエラーがある場合には、そのエラーを含む画像を修正した上で、そのノイズ除去した画像を出力させることをコンピュータに実行させる
    ことを特徴とするMPEGノイズ除去プログラム。
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