JP2009028069A - 洗濯乾燥機 - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザに対して、使用時の運転コストを知らせることが可能な洗濯乾燥機の提供。
【解決手段】洗濯乾燥機1の制御装置は、給水弁43が開弁状態にある時間と、給水弁43の単位時間あたりの給水量との積の総和を給水量として算出する。また、制御装置は、洗濯物の重量測定結果に応じたモータ19の平均消費電力と作動時間との積の総和を、モータ19による消費電力量とする。また、制御装置は、圧縮機37の作動周波数に応じた平均消費電力と作動時間との積の総和を、圧縮機37による消費電力量とする。制御装置は、算出した給水量と水道基本料金との積を洗濯乾燥行程の水道代によるコストとし、算出したモータ19による消費電力量と圧縮機37による消費電力量との和に、電気基本料金を積算したものを洗濯乾燥行程の電気代によるコストとし、これらのコストおよびその合計を、洗濯乾燥行程の終了時に表示部に表示する。
【選択図】図1

Description

本発明は、衣類の洗濯および乾燥を行う洗濯乾燥機に関する。
従来より、家電装置(家庭電化装置)の運転コスト(ランニングコスト)の多少は、ユーザの関心が深いところであった。家電装置は、通常毎日運転使用するものであり、1回の運転にかかるコストが少なくても、月間あるいは年間に要する費用はかなりのものになり、ユーザには、コストを低減可能な家電装置の運転方法を見つけたいという要求があった。
しかし、通常の家庭において、低コストの運転方法を見つけるために、ユーザが家電装置のコストを算出することは技術的に難しいばかりか、繁忙な日常においては、その時間的な余裕すらない場合が多い。従って、運転コストの節約の目安とするために、実際の運転に要したコストを自動的に算出できる機能を備えた家電装置が、多くのユーザにより待たれるところであった。
これに対して、空調機において、運転中の消費電力あるいは電気料金が表示されるという従来技術があった(例えば、特許文献1参照)。これは、空調機本体とリモコンとの間で通信を行い、空調機本体において、運転中の消費電力あるいは電気料金を計測し、予め設定された日数の間の消費電力あるいは電気料金が、リモコンに表示されるものであった。これにより、ユーザは状況に応じて試みた複数の運転方法から、低コストの運転方法を見つけることができるわけである。
特開2001−99465号公報
しかしながら、洗濯機(洗濯乾燥機を含む)の分野においては、運転コストを算出して、ユーザに対し表示するものは未だにない。洗濯乾燥機の場合は、空調機あるいは他の家電装置と異なり、その運転コストを左右する消費資源が電力量のみではなく、水量も重要な要素となっており、運転コストの算出のために、これらの消費量を計測することが困難であった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、ユーザに対して、使用時の運転コストを知らせることが可能な洗濯乾燥機を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の洗濯乾燥機においては、本体に取り付けられた水槽と、前記水槽内に水を供給する給水手段と、衣類が収容され、収容された衣類に洗濯を施すために前記水槽内に回転可能に設けられた回転槽と、前記回転槽内に連通した循環路と、前記循環路を介して前記回転槽内に温風を供給して衣類を乾燥させ、前記回転槽を通過することにより水分を含んだ空気を前記循環路中において乾燥、加熱させた後、再度、前記回転槽へ供給する温風循環手段と、前記給水手段により前記水槽内に供給された給水量を計測する給水量計測手段と、作動により消費された電力量を計測する電力量計測手段と、前記給水量計測手段および前記電力量計測手段により計測された給水量および消費電力量を金額に換算するコスト換算手段と、前記コスト換算手段により、給水量および消費電力量から換算された金額を表示する表示手段を備えることを特徴とする。
上記手段によれば、給水手段により水槽内に供給された給水量を計測する給水量計測手段と、作動により消費された電力量を計測する電力量計測手段と、給水量計測手段および電力量計測手段により計測された給水量および消費電力量を金額に換算するコスト換算手段と、コスト換算手段により、給水量および消費電力量から換算された金額を表示する表示手段を備えることにより、ユーザに対して、洗濯乾燥機の使用時の運転コストを知らせることができる。
以下、図1乃至図14に基づいて、本発明の実施形態について説明する。図1には、本実施形態によるドラム式(横軸形)の洗濯乾燥機1の全体構成を示しており、外箱2(本発明の本体に該当する)の内部に、水槽3を配設し、水槽3の内部に回転槽(ドラム)4を配設している。
上記水槽3及び回転槽4は、ともに円筒状を成すもので、前側(図1中、左側)の端面部にそれぞれの開口部5、6を有している。このうち、回転槽4の開口部6は洗濯物(衣類)出し入れ用であり、それを水槽3の開口部5が囲繞している。水槽3の開口部5は、外箱2の前面部に形成した洗濯物出し入れ用の開口部7にベローズ8で連ねており、外箱2の開口部7には扉9を開閉可能に設けている。
回転槽4にはまた、周側部(胴部)のほぼ全域に孔10を形成しており(一部のみ図示)、この孔10は、洗い時、すすぎ時及び脱水時に通水孔として機能し、乾燥時には通風孔として機能するようになっている。そのほか、回転槽4の周側部の内面には、洗濯物撹拌用のバッフル11を複数個設けている。
水槽3には、前側の端面部の上部(前記開口部5より上方の部分)に温風出口12を形成し、後側の端面部の上部に温風入口13を形成している。このほか、水槽3の底部の最後部には、排水口14を形成しており、この排水口14に水槽3外で排水弁15を接続し、更に、排水弁15に排水ホース16を接続して、これらにより水槽3内の水を機外に排出するようにしている。
回転槽4の後側の端面部の後面(背面)には中心部に回転軸17を取付けており、この回転軸17を水槽3の後側の端面部の中心部を回転可能に挿通して後方へ突出させている。回転槽4の後側の端面部の中心部周りには、多数の温風導入孔18を形成している。
これに対して、水槽3の後側の端面部の後面(背面)には、モータ19を取付けている。このモータ19は、アウターロータ形であり、更に、この場合、ブラシレスDCモータであって、ロータ19aを回転軸17に取付け、この構成で、回転槽4を回転軸17を中心に回転させる駆動装置として機能するようになっている。
なお、水槽3は、複数(1つのみ図示)のサスペンション20により前記外箱2の底面上に弾性支持しており、その支持形態は、水槽3の軸方向が前後となる横軸状で、しかも前上がりの傾斜状であり、回転槽4も同形態となっている。
水槽3の下方(外箱2の底面上)には、台板21を配置し、この台板21上に通風ダクト22を配置している。この通風ダクト22は、前端部の上部に吸風口23を有しており、この吸風口23に、前記水槽3の温風出口12を還風ダクト24及び接続ホース25を介して接続している。なお、還風ダクト24は前記水槽3の開口部5の左側を迂回するように配管している。
一方、通風ダクト22の後端部には循環用送風機26のケーシング27を接続しており、このケーシング27の出口部28を、接続ホース29及び給風ダクト30を介して、前記水槽3の温風入口13に接続している。なお、給風ダクト30は前記モータ19の左側を迂回するように配管している。
これらの結果、還風ダクト24、接続ホース25、通風ダクト22、循環用送風機26のケーシング27、接続ホース29、給風ダクト30により、前記水槽3の温風出口12と温風入口13とを接続して通風路31(本発明の循環路に該当する)が設けられている。また、通風路31は、温風導入孔18を介して、回転槽4内と連通している。
また、循環用送風機26は、ケーシング27の内部に送風ファン32を有しており、この送風ファン32を、ケーシング27の外部に配設したモータ33により回転させるようにしていて、それによる送風作用で、回転槽4内の空気を、上記通風路31を通して回転槽4外に出した後、回転槽4の温風導入孔18から回転槽4内に戻す循環をさせており、もって、通風路31と循環用送風機26とにより回転槽4内の空気を循環させる循環装置34を構成している。
また、通風路31中、通風ダクト22の内部には、前部に蒸発器35を配設しており、後部に凝縮器36を配設している。これらの蒸発器35及び凝縮器36は、いずれも詳しくは図示しないが、冷媒流通パイプに伝熱フィンを細かいピッチで多数配設して成るフィン付きチューブ形のもので、熱交換性に優れており、それらの伝熱フィンの各間を、前記通風ダクト22を後述のように流れる風が通るようになっている。
また、蒸発器35及び凝縮器36は、圧縮機37及び絞り器(特には電子式の絞り弁もしくはキャピラリチューブ)38(図3示)と共にヒートポンプ39(循環用送風機26とともに、本発明の温風循環手段に該当する)を構成するもので、このヒートポンプ39においては、接続パイプ40によって、圧縮機37、凝縮器36、絞り器38、蒸発器35、及び圧縮機37の順にこれらをサイクル接続しており(冷凍サイクル)、圧縮機37が作動することによって冷媒(本発明の媒体に該当する)を循環させるようになっている。なお、圧縮機37は外箱2内でも通風ダクト22外に配設されている。
このほか、外箱2内の上部には、電源系の制御部41と、表示系の制御部42、給水口に装着された給水弁43、給水ケース44、給水ホース45を配設している。給水弁43の上方には図示しないホース(給水弁43、給水ケース44、給水ホース45とともに、本発明の給水手段に該当する)が接続されており、給水弁43を介して水槽3へ水道水が供給可能とされている。給水弁43は、水槽4内への単位時間あたりの給水量を一定にしている。
また、図3には、上記電源系の制御部41と表示系の制御部42とを含む制御装置46(本発明の給水量計測手段、電力量計測手段、コスト換算手段に該当する)を示している。この制御装置46は、例えばマイクロコンピュータから成るものであり、洗濯乾燥機1の作動全般を制御する制御手段として機能するようになっていて、外箱2の上部前面に設けられた操作パネル47に形成された各種操作スイッチから成る操作入力部48(図3および図10示)より各種操作信号が入力されると共に、前記水槽3内の水位を検知するように設けた水位センサ49(図3示)から水位検知信号が入力されるようになっており、そして、前記蒸発器35の温度、凝縮器36の温度、圧縮機37の温度をそれぞれに検知する温度センサ50〜52からそれぞれ温度検知信号が入力されるようになっている。
また、制御装置46には、操作パネル47の操作入力部48に隣接して設けられた表示部53(図3および図10示)が接続されている。表示部53は本発明の表示手段に該当し、これに限られるものではないが、バックライト付きのLCD(Liquid Crystal Display:液晶ディスプレイ)が使用されている。
制御装置46は、上記各種信号の入力並びにあらかじめ記憶した制御プログラムに基づいて、前記モータ19と、循環用送風機26、圧縮機37、絞り器38、給水弁43、排水弁15を、駆動回路54を介して制御するようになっている。
次に、図4に基づいて、洗濯乾燥機1の一般的な作動を述べる。ここで、図4において各ステップに付された○印は、そのステップにおいて給水弁43を介した給水があることを示し、△印は同様にモータ19の作動があることを示し、□印は同様に圧縮機37の作動があることを示している。また、図4に基づき、本発明における洗濯行程(洗い、すすぎ、脱水を含む)はステップS401〜ステップS418、洗濯乾燥行程はステップS401〜ステップS420とする。
上記構成の洗濯乾燥機1では、ユーザが洗濯用剤を投入した後に標準的な運転コースが開始されると、最初に回転槽4に収容された洗濯物の重量が測定される(ステップS401)。重量測定は、制御装置46がモータ19を駆動して洗濯物が収容された回転槽4を回転させ、所定の回転速度に到達するまでの時間を測定することにより行われる。測定は3回行われ、3回の平均値が洗濯物の重量とされる。
次に、洗濯物の洗い行程のための、水槽3への洗い給水が行われる(ステップS402)。これは、制御装置46が給水弁43を電磁的に作動させて開弁し、開弁状態となった給水弁43を通過した給水は、給水ケース44および給水ホース45を介して水槽3へ溜められる。水槽3への給水量は、上述のように測定された洗濯物の重量に応じて、図5に示されたテーブルに従って決定される。すなわち、測定により洗濯物量(Qw)が「多」と判定されると、水位センサ49によって検出される水位が110mmとなるまで給水される。また、洗濯物量(Qw)が「中」と判定された場合は、水位が100mmとなるまで給水され、洗濯物量(Qw)が「少」と判定された場合は、水位が80mmとなるまで給水される。給水により、水槽3内の水の水位が所定の水位に達した場合、制御装置46により給水弁43が閉弁されて給水が終了する。
水槽3内に所定量の給水が行われると、制御装置46がモータ19を作動させることにより、回転槽4を低速で正逆両方向に交互に回転させ、洗い行程を実行する(ステップS403)。洗い行程が終了すると、制御装置46が排水弁15を開弁し、水槽3内の洗い水を排水ホース16を介して外部に排出する(ステップS404)。その後、制御装置46はモータ19を作動させ、回転槽4を高速で一方向に回転させる。これにより、回転槽4内の洗濯物は遠心脱水され、すすぎ行程に先駆けて、洗い水とともに洗濯物にしみこんだ洗剤が排出される(ステップS405)。
次に、第1回すすぎ行程のための、水槽3へのすすぎ給水が行われる(ステップS406)。これは、洗い給水(ステップS402)と同様に、制御装置46が給水弁43を作動させて水槽3内へ給水する。水槽3への給水量は、洗い給水の場合と全く同様に、測定された洗濯物の重量に応じて、図5に示されたテーブルに従って決定される。すなわち、測定により洗濯物量(Qw)が「多」と判定されると、水位センサ49によって検出される水位が100mmとなるまで給水される。また、洗濯物量(Qw)が「中」と判定された場合は、水位が90mmとなるまで給水され、洗濯物量(Qw)が「少」と判定された場合は、水位が70mmとなるまで給水される。給水により、水槽3内の水の水位が所定の水位に達した場合、制御装置46により給水弁43が閉弁されて給水が終了する。
水槽3内に所定量の給水が行われると、制御装置46がモータ19を作動させることにより、回転槽4を低速で正逆両方向に交互に回転させ、第1回すすぎ行程を実行する(ステップS407)。第1回すすぎ行程が終了すると、制御装置46が排水弁15を開弁し、水槽3内のすすぎ水を排水ホース16を介して外部に排出する(ステップS408)。その後、制御装置46はモータ19を作動させて、回転槽4を高速で一方向に回転させ、回転槽4内の洗濯物のすすぎ脱水を行う(ステップS409)。その後、上述した場合と全く同様に、すすぎ給水(ステップS410)、第2回すすぎ行程(ステップS411)、排水(ステップS412)が実行される。尚、第2回すすぎ行程のためのすすぎ給水についても、水槽3への給水量は、第1回すすぎ行程のためのすすぎ給水の場合と全く同様に、測定された洗濯物の重量に応じて、図5に示されたテーブルに従って決定される。
すすぎ行程がすべて終了すると、第1回プリヒート脱水が実行される(ステップS413)。プリヒート脱水とは、制御装置46がモータ19を作動させて、回転槽4を高速で一方向に回転させると同時に、回転槽4内に温風を供給して、洗濯物を乾燥させながら遠心脱水を行うものである。尚、本ステップにおける回転槽4内への温風の供給方法は、後の乾燥行程における送風方法と同様であるため、当該行程のところで詳述する。
第1回プリヒート脱水が終了すると、布剥がし行程が実行される(ステップS414)。布剥がし行程は、プリヒート脱水中の遠心力により、回転槽4の内壁に張り付いた洗濯物を回転槽4から剥がす行程である。本行程においては、回転槽4内に温風を供給しながら、制御装置46がモータ19を作動させて、回転槽4を高速で正逆両方向に回転させる、あるいは、低速で一方向に回転させることにより、洗濯物をほぐして回転槽4から剥がす。
第1回プリヒート脱水(ステップS413)および布剥がし行程(ステップS414)が終了すると、これらと全く同様の2組の行程である、第2回プリヒート脱水(ステップS415)、布剥がし行程(ステップS416)、第3回プリヒート脱水(ステップS417)布剥がし行程(ステップS418)が実行される。
プリヒート脱水(ステップS413、S415、S417)および布剥がし行程(ステップS414、S416、S418)がすべて終了すると、乾燥行程(ステップS420)のための洗濯物の重量測定が行われる(ステップS419)。乾燥用重量測定は適正な乾燥行程の時間を設定するために、水分を含んだ洗濯物の重量を測定するもので、上述した洗い行程前の重量測定(ステップS401)と同様の方法で行われる。
乾燥用重量測定(ステップS419)が終了すると、次に、乾燥行程(ステップS420)が実行される。この乾燥行程において制御装置46はモータ19を作動させ、洗い、すすぎ後の湿った洗濯物が収容された回転槽4を低速で正逆両方向に回転させつつ、循環用送風機26のモータ33を作動させる。すると、送風ファン32の送風作用で、図1に実線矢印で示すように、水槽3内の空気が温風出口12から通風路31の還風ダクト24及び接続ホース25を経て通風ダクト22内に流入される。
また、このときには、ヒートポンプ39の圧縮機37の作動が開始される。これにより、ヒートポンプ39に封入した冷媒が圧縮機37により圧縮されて高温高圧の冷媒となり、その高温高圧の冷媒が凝縮器36に流れて、通風ダクト22内の空気と熱交換する。その結果、通風ダクト22内の空気が加熱され、反対に、冷媒の温度は低下して液化される。この液化された冷媒が、次に、絞り器38を通って減圧された後、蒸発器35に流入し、気化する。それにより、蒸発器35は通風ダクト22内の空気を冷却する。蒸発器35を通過した冷媒は圧縮機37に戻る。
これらにより、前記水槽3内から回転槽4内へ進入した空気は、洗濯物を乾燥させることにより水分を含んだ状態となり、この湿った空気が通風ダクト22内に流入した後、蒸発器35で冷却されて除湿(乾燥)され、その後に凝縮器36で加熱されて温風化される。そして、その温風が接続ホース29、給風ダクト30を経て、温風入口13から水槽3内に供給され、更に、温風導入孔18から回転槽4内に供給される。回転槽4内に供給された温風は、洗濯物の水分を奪って衣類を乾燥させた後、前記温風出口12から還風ダクト24及び接続ホース25を経て通風ダクト22内に流入する。
制御装置46が乾燥行程(ステップS420)の終了を検知すると、コストキー操作時間が開始する(ステップS421)。コストキー操作時間とは、上述した洗濯乾燥機1の洗濯乾燥行程中(ステップS401〜S420)において、制御装置46が算出した洗濯乾燥に要したコストを、操作パネル47の表示部53に表示させるために、ユーザが操作パネル47を操作可能な時間であるが、これについては後述する。コストキー操作時間(ステップS421)が開始してから所定時間が経過すると、コストキー操作時間は終了し、制御装置46は洗濯乾燥機1を自動的にパワー・オフする(ステップS422)。
次に、洗濯乾燥機1の洗濯乾燥行程中における、制御装置46による洗濯乾燥に要するコストの算出方法について説明する。
<水道代(給水によるコスト)>
上述したように、給水弁43の作動は制御装置46により制御されているため、制御装置46は、水槽3に給水するために、給水弁43が開弁状態にある時間を検出することが可能である。制御装置46は、前述した洗い給水(ステップS402)中において、給水弁43が開弁状態にあり、給水弁43を介して水槽3内に給水を行っている時間(T1)と、給水弁43を単位時間あたりに通過する給水量(Mv:水道の水圧に拘わらずほぼ10リットル/分で一定)との積を、洗い給水において水槽3内に供給された給水量(M1)として算出する(M1=Mv×T1)。
同様に、制御装置46は、第1回すすぎ行程(ステップS407)のためのすすぎ給水(ステップS406)、および第2回すすぎ行程(ステップS411)のためのすすぎ給水(ステップS410)中において、給水弁43が開弁状態にあり、給水弁43を介して水槽3内に給水を行っている時間(それぞれT2およびT3)と、給水弁43を単位時間あたりに通過する給水量(Mv)との積を、それぞれすすぎ給水において水槽3内に供給された給水量(それぞれM2およびM3)として算出する(M2=Mv×T2、M3=Mv×T3)。
算出された洗い給水と、すすぎ給水の給水量の和(Mt=M1+M2+M3)は、洗濯乾燥行程における給水量の総量(水槽3内に供給された給水量)となり、制御装置46はこの給水量の総量(Mt)と、水道基本料金(Rs)との積を水道代(Cs=Mt×Rs)として算出する。ここで、水道基本料金(Rs)は、給水量を金額に換算するためのレートに該当し、具体的な数値は市町村等により異なり、例えば、東京都の例で言えば、228円/立方メートルである。尚、水道基本料金(Rs)は、通常1立方メートルあたりの金額であるため、給水量を金額に換算する場合、総給水量(Mt)を立方メートル単位に換算しておく必要があることは言うまでもない。
<モータによる電気代>
洗い開始からすすぎ終了まで(ステップS401〜S412)のモータ19による平均消費電力(Wm1)は、上述の重量測定(ステップS401)による測定値(Qw)に応じて、図6のテーブルに示された値になることが実験的にわかっている。すなわち、重量測定により洗濯物量(Qw)が「多」と判定された場合、洗い開始からすすぎ終了までの、モータ19の平均消費電力(Wm1)は100Wとなる。また、洗濯物量(Qw)が「中」と判定された場合は、モータ19の平均消費電力(Wm1)は90Wとなり、洗濯物量(Qw)が「少」と判定された場合は、モータ19の平均消費電力(Wm1)は80Wとなる。
また、制御装置46はモータ19の作動を制御しているため、モータ19の作動時間(Tm1)を検出することが可能である。洗い開始からすすぎ終了までのモータ19の作動時間も、重量測定(ステップS401)による測定値(Qw)に応じて決定されるのであるが、制御装置46はモータ19の実際の作動時間(Tm1)を計数し、上述したモータ19の平均消費電力(Wm1)との積を演算して、洗い開始からすすぎ終了まで(ステップS401〜S412)のモータ19による消費電力量(Whm1=Wm1×Tm1)とする。例えば、重量測定により洗濯物量(Qw)が「多」と判定された場合、洗い開始からすすぎ終了までの、モータ19による消費電力量(Whm1)は、100(W)×Tm1となる(ただし、Tm1は時間に換算された値である)。
同様に、第1回プリヒート脱水から布剥がし行程の終了まで(ステップS413〜S418)のモータ19による平均消費電力(Wm2)は、重量測定(ステップS401)による測定値(Qw)に応じて、図7のテーブルに示されたようになっている(具体的な数値は示さない)。制御装置46はモータ19の実際の作動時間(Tm2)を計数し、上述したモータ19の平均消費電力(Wm2)との積を演算して、第1回プリヒート脱水から布剥がし行程の終了まで(ステップS413〜S418)のモータ19による消費電力量(Whm2=Wm2×Tm2)とする。例えば、重量測定により洗濯物量(Qw)が「多」と判定された場合、第1回プリヒート脱水から布剥がし行程の終了までの、モータ19による消費電力量(Whm2)は、U1(W)×Tm2となる(ただし、Tm2は時間に換算された値である)。
同様に、乾燥用重量測定から乾燥行程の終了まで(ステップS419〜S420)のモータ19による平均消費電力(Wm3)は、乾燥用重量測定(ステップS419)による測定値(Qd)に応じて、図8のテーブルに示されたようになっている(具体的な数値は示さない)。制御装置46はモータ19の実際の作動時間(Tm3)を計数し、上述したモータ19の平均消費電力(Wm3)との積を演算して、乾燥用重量測定から乾燥行程の終了まで(ステップS419〜S420)のモータ19による消費電力量(Whm3=Wm3×Tm3)とする。例えば、乾燥用重量測定により洗濯物量(Qd)が「多」と判定された場合、乾燥用重量測定から乾燥行程の終了までの、モータ19による消費電力量(Whm3)は、U4(W)×Tm3となる(ただし、Tm3は時間に換算された値である)。
算出された各行程の消費電力量の和(Whmt=Whm1+Whm2+Whm3)は、洗濯乾燥行程におけるモータ19による消費電力量の総量となり、制御装置46はこの消費電力量の総量(Whmt)と、電気基本料金(Re)との積をモータ19による電気代(Cm=Whmt×Re)として算出する。ここで、電気基本料金(Re)は、消費電力量を金額に換算するためのレートに該当し、具体的な数値は電力会社等により異なり、例えば、東京都の例で言えば、22円/キロワット時である。尚、電気基本料金(Re)は、通常1キロワット時あたりの金額であるため、消費電力量を金額に換算する場合、総消費電力量(Whmt)をキロワット時単位に換算しておく必要があることは言うまでもない。
<圧縮機による電気代>
第1回プリヒート脱水から乾燥行程の終了まで(ステップS413〜S420)、制御装置46は、凝縮器用温度センサ51により検出された凝縮器36内の冷媒温度に基づき、圧縮機37の作動を制御している。従って、制御装置46は圧縮機37の作動(回転)周波数(Fc)および、その周波数における作動時間(Tc)を検出することが可能である。圧縮機37が所定の作動周波数(Fc)で作動している場合、その時の平均消費電力(Wc)は、図9のテーブルに示された値になることが実験的にわかっている。
圧縮機37の回転周波数(Fc)は、凝縮器36内の冷媒温度により変動しているため、まず、その時々の圧縮機37の消費電力量として、制御装置46は、各時の圧縮機37の作動周波数(Fc)に対応した平均消費電力(Wc)と、その作動周波数における作動時間(Tc)との積(Wc×Tc)を演算する。例えば、圧縮機37の作動周波数(Fc)が50Hzの状態が作動時間Tc1だけ続いた場合、その時の消費電力量が、500(W)×Tc1となり、圧縮機37の作動周波数(Fc)が70Hzの状態が作動時間Tc2だけ続いた場合、その時の消費電力量が、700(W)×Tc2となる。次に、行程全体に渡るそれら消費電力量の総和を、第1回プリヒート脱水から乾燥行程の終了まで(ステップS413〜S420)の圧縮機37による消費電力量(Whc=Σ(Wcn×Tcn))とする。
制御装置46は第1回プリヒート脱水から乾燥行程の終了まで(ステップS413〜S420)の圧縮機37による消費電力量(Whc)と、電気基本料金(Re)との積を圧縮機37による電気代(Cc=Whc×Re)として算出する。尚、圧縮機37による消費電力量を金額に換算する場合にも、消費電力量(Whc)をキロワット時単位に換算しておく必要があることは言うまでもない。
<洗濯乾燥行程におけるコスト>
以上、制御装置46は算出されたモータ19による電気代(Cm)と圧縮機37による電気代(Cc)との和を、電気代合計(Ce=Cm+Cc)とし、さらに、水道代(Cs)と電気代合計(Ce)との和を、洗濯乾燥行程による運転コスト(ランニングコスト:Ct=Cs+Ce)とする。尚、上述した洗濯乾燥機1の洗濯乾燥行程によるコスト算出において、循環用送風機26、給水弁43、排水弁15等による消費電力量については、モータ19および圧縮機37による消費電力量に比べて少量であるため、無視をしても支障はない。
次に、操作パネル47の表示部53への、運転コスト(ランニングコスト)(Ct、Cs、Ce)の表示について説明する。図10に示したように、操作パネル47はユーザが操作することにより入力可能な操作入力部48(本発明の操作部に該当する)と、それに隣接して設けられた表示部53により形成されている。操作パネル47の右方部には、洗濯乾燥機1の各種作動を開始させたり、後述するように、水道基本料金(Rs)あるいは電気基本料金(Re)の設定を行う設定ダイヤル55が形成されている。設定ダイヤル55は、押下げ可能であるとともに回転可能に形成されている。
一方、操作パネル47の左方部であって表示部53の下方には、押下げスイッチにより形成された各種設定キーが設けられている。設定キー中には、洗濯運転コース(すすぎ及び脱水を含む)を選択する「洗い」キー56、洗濯乾燥運転コース(すすぎ及び脱水を含む)を選択する「洗乾」キー57、乾燥運転コースを選択する「乾燥」キー58が設けられている。
また、「乾燥」キー58に隣接して、「コスト表示」キー59および「レート設定」キー60が形成されている。「コスト表示」キー59は、制御装置46が算出した洗濯乾燥行程に要したコスト(金額)の、表示部53への表示を要求するためのキーで、乾燥行程(ステップS420)終了後(洗濯乾燥機1の作動終了時)、コストキー操作時間(ステップS421)中に、ユーザが「コスト表示」キー59を1度だけ押し下げると、表示部53の右端に「合計」という表示がされるとともに、「コスト約○○円」と表示される(図10示)。これは、上述した水道代(Cs)と電気代合計(Ce)との和である洗濯乾燥行程による運転コスト(Ct)の表示であり、○○には、実際には具体的な数字が表示される。
次に、もう1度「コスト表示」キー59を押し下げると、表示部53の右端に「水道代」という表示がされるとともに、「コスト約○○円」と表示される(図11示)。これは、上述した水道代(Cs)のみの表示であり、○○には、実際には具体的な数字が表示される。さらに、もう1度「コスト表示」キー59を押し下げると、表示部53の右端に「電気代」という表示がされるとともに、「コスト約○○円」と表示される(図12示)。これは、上述した電気代合計(Ce)のみの表示であり、○○には、実際には具体的な数字が表示される。ここで、もう1度「コスト表示」キー59を押し下げた場合、再び、洗濯乾燥行程による運転コスト(Ct)の表示に復帰する。コストキー操作時間(ステップS421)開始から所定時間が経過し、コストキー操作時間が終了すると、表示部53へのコスト表示の要求はできなくなる。
次に、ユーザによる、操作入力部48を用いた水道基本料金(Rs)および電気基本料金(Re)の入力方法について説明する。洗濯乾燥行程開始前に、ユーザが「レート設定」キー60を1度だけ押し下げると、表示部53の右端に「水道代」という表示がされるとともに、「水道基本料金○○円」と表示される(図13示)。これは、現在制御装置46に設定されている水道基本料金(Rs)の表示であり、○○には、実際には具体的な数字が表示される。この状態において、設定ダイヤル55を時計回りに回転させることにより、表示されている水道基本料金(Rs)が増大し、設定ダイヤル55を反時計回りに回転させることにより、表示されている水道基本料金(Rs)が減少する。従って、水道基本料金(Rs)の設定を変更する場合、設定ダイヤル55を回転させて所望する料金値が表示されている状態にし、設定ダイヤル55を押し下げれば表示された料金値に設定変更される。
水道基本料金(Rs)の設定変更後、さらに、電気基本料金(Re)の設定を変更する場合、「レート設定」キー60をもう1度押し下げると、表示部53の右端に「電気代」という表示がされるとともに、「電気基本料金○○円」と表示される(図14示)。これは、現在制御装置46に設定されている電気基本料金(Re)の表示であり、○○には、実際には具体的な数字が表示される。水道基本料金(Rs)の設定変更の場合と同様に、設定ダイヤル55を時計回りに回転させることにより、表示されている電気基本料金(Re)が増大し、設定ダイヤル55を反時計回りに回転させることにより、表示されている電気基本料金(Re)が減少する。従って、電気基本料金(Re)の設定を変更する場合、設定ダイヤル55を回転させて所望する料金値が表示されている状態にし、設定ダイヤル55を押し下げれば表示された料金値に設定変更される。尚、水道基本料金(Rs)を変更せずに、電気基本料金(Re)を変更する場合は、操作前状態から「レート設定」キー60を2度連続して押し下げることにより、表示部53に電気基本料金(Re)の表示を行った上で、上述した方法により設定変更の操作を行えばよい。
本実施形態によれば、制御装置46が、給水弁43により水槽3内に供給された給水量と、モータ19および圧縮機37により消費された電力量を計測し、計測された給水量および消費電力量を金額に換算し、操作パネル47の表示部53が給水量および消費電力量から換算された金額(コスト)を、洗濯乾燥行程の終了時に表示することにより、ユーザに対して、洗濯乾燥機1の使用時の運転コストを知らせることができる。
また、給水量から換算されたコストおよび消費電力量から換算されたコストは、表示部53において別々に表示可能なことにより、水道代によるコストと電気代によるコストを容易に確認できる。
また、ユーザが操作することにより入力可能な操作入力部48を備え、表示部53は、洗濯乾燥行程の終了時にユーザが操作入力部48を操作してコストの表示を要求した場合に、給水量および消費電力量から換算されたコストを表示する。これにより、ユーザが確認したい場合にのみコストの表示が行われ、洗濯乾燥機1の無駄な作動を防ぐことができる。
また、給水量または消費電力量からコストに換算される場合のレートである水道基本料金および電気基本料金は、ユーザが操作入力部48を操作することにより入力可能なことにより、地方ごとに基本料金が異なっていても、コスト算出を正確に行うことができる。
また、水槽3内への単位時間あたりの給水量を一定にする給水弁43を備え、制御装置46は、給水弁43を介して水槽3内に給水を行っている時間を測定し、水槽3内への給水時間と給水弁43を単位時間あたりに通過する水量との積を演算することにより、水槽3内に供給された給水量を算出する。これにより、給水された水が洗濯物にしみこむ等して、給水時の水位に変動があっても、給水量を正確に算出できる。
また、通風路31内の空気を加熱するための冷媒を圧縮する圧縮機37を有し、制御装置46は、圧縮機37の回転周波数とその作動時間を測定し、回転周波数に対応する平均消費電力と作動時間との積の総和を演算することにより、圧縮機37の消費電力量を計測する。これにより、圧縮機37の回転周波数に変動があっても、消費電力量を正確に計測できる。
<他の実施形態>
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、次のように変形または拡張することができる。
圧縮機の代わりにヒータを備え、通風路31内の空気をヒータにより加熱して、回転槽4に供給するような洗濯乾燥機においても、洗濯乾燥行程によるコスト表示をすることは可能である。この場合、カレントセンサによってヒータへの通電電流(Ih)を計測し、通電電流と電源電圧(100(V))および通電時間(Th)の積により、ヒータによる消費電力量(Whh=Σ{Ih×100(V)×Th})の算出を行えばよい。
表示部53による洗濯乾燥行程のコストの表示に加えて、スピーカ等の音声により、ユーザにコストの通知を行ってもよい。
消費電力量の算出および表示については、モータ19および圧縮機37の作動による消費電力量のみでなく、循環用送風機26、給水弁43、排水弁15、表示部53、制御装置46等、電力を消費するすべての装置の作動による消費電力を、適宜、加えて行ってもよいし、また、電力を消費する一部のみの装置の作動による消費電力について行ってもよい。また、一部の行程についてのみ、消費電力量の算出および表示を行ってもよい。
本実施形態による洗濯乾燥機全体の縦断面図 ヒートポンプのサイクル構成図 電気的構成のブロック図 洗濯乾燥行程全体を表した図 検出された洗濯物量に応じた給水時の水位を表したテーブル 洗い〜すすぎ時のモータ平均消費電力を表したテーブル 脱水時のモータ平均消費電力を表したテーブル 乾燥時のモータ平均消費電力を表したテーブル 圧縮機の作動周波数に応じた平均消費電力を表したテーブル 洗濯乾燥行程に要したコストが表示された操作パネルを示した図 水道代によるコストが表示された操作パネルを示した図 電気代によるコストが表示された操作パネルを示した図 水道基本料金の設定を変更する場合の操作パネルを示した図 電気基本料金の設定を変更する場合の操作パネルを示した図
符号の説明
図面中、1は洗濯乾燥機、3は水槽、4は回転槽、19はモータ、26は循環用送風機(温風循環手段)、37は圧縮機、39はヒートポンプ(温風循環手段)、43は給水弁(給水手段)、44は給水ケース(給水手段)、45は給水ホース(給水手段)、46は制御装置(給水量計測手段、電力量計測手段、コスト換算手段)、48は操作入力部(操作部)、53は表示部(表示手段)を示す。

Claims (5)

  1. 本体に取り付けられた水槽と、
    前記水槽内に水を供給する給水手段と、
    衣類が収容され、収容された衣類に洗濯を施すために前記水槽内に回転可能に設けられた回転槽と、
    前記回転槽内に連通した循環路と、
    前記循環路を介して前記回転槽内に温風を供給して衣類を乾燥させ、前記回転槽を通過することにより水分を含んだ空気を前記循環路中において乾燥、加熱させた後、再度、前記回転槽へ供給する温風循環手段と、
    前記給水手段により前記水槽内に供給された給水量を計測する給水量計測手段と、
    作動により消費された電力量を計測する電力量計測手段と、
    前記給水量計測手段および前記電力量計測手段により計測された給水量および消費電力量を金額に換算するコスト換算手段と、
    前記コスト換算手段により、給水量および消費電力量から換算された金額を表示する表示手段を備えることを特徴とする洗濯乾燥機。
  2. 給水量から換算された金額および消費電力量から換算された金額は、前記表示手段において別々に表示可能なことを特徴とする請求項1記載の洗濯乾燥機。
  3. ユーザが操作することにより入力可能な操作部を備え、前記表示手段は、ユーザが前記操作部を操作して金額の表示を要求した場合に、給水量および消費電力量から換算された金額を表示することを特徴とする請求項1または2記載の洗濯乾燥機。
  4. 給水量または消費電力量から金額に換算される場合のレートは、ユーザが前記操作部を操作することにより入力可能なことを特徴とする請求項3記載の洗濯乾燥機。
  5. 前記温風循環手段は、前記循環路内の空気を加熱するための媒体を圧縮する圧縮機を有し、前記電力量計測手段は、前記圧縮機の回転周波数とその作動時間を測定し、回転周波数に対応する平均消費電力と作動時間との積を演算することにより、前記圧縮機の消費電力量を計測することを特徴とする請求項1乃至4のうちのいずれかに記載の洗濯乾燥機。
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