JP2009025672A - 映像鑑賞装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】比較的に狭い限られたスペースに設置が可能でありながら、巨大な仮想スクリーンを体感できる映像鑑賞装置を提供する。
【解決手段】映像をスクリーン8に投影してスクリーン8上に投射された映像を複数の鑑賞者に鑑賞させる映像鑑賞装置において、前記スクリーン8上から発散された鑑賞者方向への光束を1または1組のみの光学素子6により少なくとも屈折または回折させて、前記スクリーン上の映像より大きくかつ同時に鑑賞可能にした。
【選択図】図11

Description

本発明は、映像鑑賞装置に関する。
従来から映画やビデオ映像をプロジェクタによりスクリーンに投影する装置が知られている。
このような装置に関し、例えば投影用スクリーン(例えば特許文献1〜3、7〜13)に関する発明や投影型の表示装置(特許文献4〜6)、ヘッドマウントディスプレイ(HMD)を含む画像表示装置(特許文献14〜18)などの発明も知られている。
また特許文献18には、表示装置の発明が開示されている。この公報には、液晶周辺が眼につかないようにし、良好な表示が行えるHMD装置の発明が開示されている。そして博覧会のパビリオンなどに超大型の映像スクリーンを設置し、迫力ある映像を投影されているとしている。しかしながら大型のスクリーンを設置するにはそれなりの容積を持つ大規模な劇場を設ける必要がある。
しかし、上記した従来技術では、表示等の高画質化や画面の見易さを目的としており、これらの内容に関してスクリーンの形状や材質などを改良したり、また、プロジェクタからスクリーンまでの光路中に特別な光学系や光学素子を設置する点に着目された発明が開示されているに過ぎない。
また、従来、比較的に小さな劇場、または個人の室内で大型スクリーンを仮想的に体感するのに、ヘッドマウントディスプレイ(以下、HMDという)などと呼ばれる装置が知られている(特許文献14〜18など)。このHMDは、小型の映像投影装置や映像の拡大像を形成する反射光学系などを有する「ゴーグル」とも呼ばれる映像投影装置を鑑賞者の頭部に装着し、鑑賞者の眼前に仮想スクリーンを形成している。
しかし、この発明では、鑑賞者別個にHMD装置(ゴーグル)を装着する必要があるため、観客の人数分だけ装置を用意しなければならない。またこれらの「ゴーグル」は、ある程度の重量を有し、鑑賞者に不快感も与えているのが実情である。
このように、本発明のような、既存の投影装置で既存のスクリーンへ投影した映像を大きく見せるため、スクリーンと鑑賞者の間に特殊な光学素子を配置する発明は、本発明者が知る限り知られていない。
特開2003−121609公報 特表2003−519445公報 特許第3770006号 特開2000−28807公報 特開平8−76252号公報 特許第2655764号 WO2004/029677 特開2004−170862公報 特開2005−62312公報 特開平9−81785号公報 特開平8−278561号公報 特開平7−333557号公報 特開2005−227334公報 特開2005−70804公報 特開2005−351990公報 特開2005−301190公報 特開2001−264684公報 特開平6−194600号公報
本発明の目的は、比較的に狭い限られたスペースに設置が可能でありながら、巨大な仮想スクリーンを体感できる映像鑑賞装置を提供することにある。
上記の課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、映像をスクリーンに投影してスクリーン上に投射された映像を鑑賞させる映像鑑賞装置において、
前記スクリーン上から発散された鑑賞者方向への光束を、1または1組のみの光学素子により少なくとも屈折または回折させて、前記スクリーン上の映像より大きくかつ同時に鑑賞可能にしたことを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1において、前記光学素子は前記スクリーン上から発散された鑑賞者方向への光束の少なくとも一部を収束させる光学素子であり、前記スクリーンが設けられた位置より遠方に映像があるように前記複数の鑑賞者に同時に鑑賞可能に構成したことを特徴とする。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1又は2において、前記光学素子は集光力を有するマイクロレンズを複数配置し、当該光学素子を前記スクリーンの前記鑑賞者側の面に近接または接して設置することを特徴とする。
また、請求項4に記載の発明は、請求項1の映像鑑賞装置において、前記光学素子は前記スクリーン上の映像より発散された光束を前記スクリーンの中心を通る法線方向の軸に集光させるように偏向させる屈折力または偏向力を有するように構成し、前記スクリーンの前記鑑賞者側の面に設けて視野角を大きくすることを特徴とする。
また、請求項5に記載の発明は、請求項4の映像鑑賞装置において、前記光学素子は傾き角が等しく、傾き方向が中心軸に回転対称となるように前記スクリーンの中心を中心とする同心円上にプリズムを配置させ、前記スクリーンの前記鑑賞者側に設置して前記スクリーン上から発散された光束を前記スクリーンの中心を通る法線方向に集光するように偏向させ視野角を大きくすることを特徴とする。
また、請求項6に記載の発明は、請求項4の映像鑑賞装置において、前記光学素子は傾き角が略同一で傾き方向が中心軸に対して対称な前記スクリーンの中心を中心とする同心円上にプリズムを前記スクリーンの前記鑑賞者側の面に設置し、前記プリズムの前記同心円の中心部になるに従い低く屈折率を分布させ、スクリーン上から発散された光束を前記スクリーンの中心を通る法線方向に集光するように偏向させて視野角を大きくすることを特徴とする。
また、請求項7に記載の発明は、請求項1の映像鑑賞装置において、前記光学素子は前記スクリーン上から発散された光束を収束する第1の光学素子と、前記スクリーン上から発散された光束を前記スクリーンの中心を通る法線方向に集光するように中心方向に偏向させる第2の光学素子とからなり、前記スクリーン上の映像が当該スクリーン上より遠方にスクリーン映像が存在するようにさせると共に視野角を大きくしたことを特徴とする。
また、請求項8に記載の発明は、請求項7の映像鑑賞装置において、前記第1の光学素子と前記第2の光学素子を一体化したことを特徴とする。
また、請求項9に記載の発明は、請求項2の映像鑑賞装置において、前記光学素子は正の屈折力を有するマイクロレンズを複数配置し、各前記マイクロレンズの曲率半径が周辺部と中心部とで異なるようにしたことを特徴とする。
また、請求項10に記載の発明は、請求項9の映像鑑賞装置において、前記光学素子は前記各マイクロレンズの曲率半径が前記スクリーンの中心に近くなるほど低くして前記スクリーン中心部を半径とする同心円上に略同一の曲率としたことを特徴とする。
また、請求項11に記載の発明は、請求項7、請求項9または10の映像鑑賞装置において、前記スクリーン映像の中央付近の像を遠くにし、前記スクリーン映像の外周の像を近くに形成させて全体の像を連続した像にして写像することを特徴とする。
また、請求項12に記載の発明は、請求項4の映像鑑賞装置において、前記光学素子は前記スクリーンの中心を通る法線方向の軸と直交する二方向に偏向させる屈折力または偏向力を異なって設定し、前記二方向の視野角を変化させたことを特徴とする。
また、請求項13に記載の発明は、請求項12の映像鑑賞装置において、前記光学素子は、前記スクリーンの中心を通る法線方向の軸に対して対称に線形プリズムを複数配置し、各前記線形プリズムの傾き角は、前記中心からの距離に従って大きくして偏向力が前記スクリーンの中心を通る法線方向の軸と直交する二方向で異なるようにしたことを特徴とする。
また、請求項14に記載の発明は、請求項13の映像鑑賞装置において、前記線形プリズムは、傾き角が等しい線形プリズムを用い、当該線形プリズムの屈折率が前記中心からの距離に従って低くしたことを特徴とする。
また、請求項15に記載の発明は、請求項7の映像鑑賞装置において、前記第2の光学素子が、前記スクリーンの中心を通る法線方向の軸と直交する二方向で異なるように設定して、当該方向で視野角の拡大度を変えたことを特徴とする。
本発明では、光学的な作用に伴う人間の心理的な効果を利用して、実際のスクリーンよりも大きなスクリーンの虚像を生成する光学系を設置することによって、迫力ある巨大な映像を体感でき、HMDや偏向メガネなどの特殊な観察装置を装着することもなく、多数の鑑賞者が同時に鑑賞できる。
以下、図面を参照しながら、本発明の映像鑑賞装置に関し、実施形態により、詳細に説明する。
実際の物体や、投影された映像を観察するとき、観察者が感じる物体や映像などの大きさは、現実的な物体の大きさというより、その場所における空間的な影響などの場所依存性や臨場感などの効果を含め、心理的な作用も大きく関わっている。本発明では、この心理的な効果を巧みに利用している。
以下の説明では、実際に存在する物体のほか、プロジェクタなどによりスクリーン上に投影された映像などから発せられた光束が観察者の目に入射し、観察者によって視覚的に認識されるものも総称して「物体」と呼ぶ。また、物体から発せられた光束が何らかの光学系によって別の位置に結像したものあるいは虚像も「像」と呼ぶ。
基本的には、観察者が感じる物体の大きさは、観察者の目に入射する光束の視野角と、観察者から物体までの距離によって決まる。
図1に示すように、観察者1が物体を見込む角度である視野角2の大きさは、物体までの距離でも決まるが、主に物体の大きさで決まる。すなわち、図1からも明らかなように、物体までの距離が同じであれば、物体の大きさが大きいほど、視野角2も大きくなる。
図2に、観察者1から物体までの距離と、観察者1が感じる物体の大きさとの関係を示す。もし観察者1が物体までの距離を実際よりも遠くに感じた(あるいは認識した)場合、観察者1が物体を見込む視野角2が図1の場合と同じであっても、観察者1は物体を実際よりも大きく感じることになる。
この実際の物体の存在する位置よりも遠くにあると感じる作用は、たとえば朝日や夕日などの際の太陽が大きく見える。太陽の大きさ、すなわち地表から太陽を見込む視野角は常に同じ(約0.5度)だが、昼間の天上にある太陽はより遠く、朝夕の地平線上にある太陽はより近くにあると思いこむ誤認識がある。このため、図2に示したような作用により、朝日や夕日は昼間の太陽よりも大きく見えるように感じられたりする。
図3に、レンズ3などの収束力または発散力を持つ光学素子と、物体4、光学素子によって結像される像5の位置関係とを示す。ここで、レンズ3の焦点距離がFであり、レンズ3から距離Aだけ離れた位置に物体4があるとき、レンズ3から距離Bだけ離れた位置に像5が結像されるとすると、
1/F=(1/A)+(1/B)・・・(1)
の関係がある。
上記式(1)から、物体4からレンズ3までの距離Aと、レンズの焦点距離Fの組み合わせによっては、Bの値が負となり、物体4と同じ側に虚像5ができるようなことも有り得る。このような状態を図4に示す。
図4に示すような虚像5ができる場合は、レンズ3より射出される光束は発散するが、光束がBの位置から発せられたように視覚者には見えてしまうこととなる。その結果、物体4とレンズ3に対して反対側にいる観察者1からは、あたかもBの位置に像5があるように見えることになる。
また図5に示す場合のように、レンズ3からの焦点距離と物体4との位置を図4に示す場合と比較して像(虚像)が実際位置よりも遠方に見えるような適切に配置する場合には、実際の物***置より遠くに虚像5を作ることができる。
ここで物体を映像鑑賞装置のスクリーン8、またはスクリーン上に結像した映像とするとする。そして、スクリーン8と観察者1との間に、たとえば収束力を持つ光学素子7を設置する。そうすると、図6に示すように、スクリーン8の後方にスクリーンまたはスクリーン映像が実際には存在するように認識してしまう虚像9ができる。すなわちこのような時には、鑑賞者1からは、実際のスクリーン8より遠方にスクリーン上の映像9が見える。
これを具体的に数値化して説明すると、図6のような配置で、スクリーン8がレンズの左側に2メートル隔てた距離にあり、収束光学素子7の焦点距離が2500mmの場合を考える。この場合に、前記式(1)の1/F=(1/A)+(1/B)の式に、F=2.5、A=2を代入してBを求めると、Bはマイナス10メートルとなる。よって、スクリーンの虚像9が光学素子7の左側に10メートル離れた位置にある位置に存在しているように見ることができる。すなわち、観察者1からは、収束光学素子7より10メートルの遠方にあるスクリーン9に映像が投影されているように見える。
このときの映像を鑑賞する者が感じる映像の大きさを図7に示す。鑑賞者5が収束光学素子7を通してスクリーン映像8を見たとき、図2で説明したように、実際のスクリーン映像8よりも大きな映像9を実感しているような感覚を奏することになる。
次に視野角が変化したときの効果を説明する。物体の大きさと視野角の関係は図1に示した。図8に、視野角2が変化したときの物体の見え方を示す。図8に示すように、物体、すなわちスクリーン映像8と鑑賞者1との間にスクリーン映像8より発せられた光束を中心方向に偏向させる光学素子10を設置する。そして視野角2を大きくすると、鑑賞者1からは実際よりも大きなスクリーン映像9が見えるようになる。
以上、説明した光学的な原理と結像作用で、鑑賞者が遠方にある物を大きく認識する効果(心理的効果を含む)を利用する。すなわち映像をスクリーンに投影して鑑賞する装置において、スクリーンが遠くにあるように感じさせる光学系を用いる。こうすると、比較的に小さなスクリーンに投影された映像であっても、あたかも離れた所にある大きなスクリーンに投影された映像であるかのように見えることができる。
また、たとえば視野角を拡大する光学系を映像鑑賞装置に組み込むと、鑑賞者は実際よりも大きな映像を鑑賞したのと同様な心理的な効果も得ることができる。
[実施例]
本発明をより具体的に、実施例により説明する。
図9に、プロジェクタ11により映像をスクリーン8に投影し、そのスクリーン8上に結像された映像を鑑賞する映像鑑賞装置の基本配置を示す。プロジェクタ11によって投影された映像は、スクリーン8に映写された映像がこのスクリーン上から各鑑賞者1へとスクリーン映像が、スクリーン8上の各点から発散し、鑑賞者1の目に入射される。スクリーン8上の映像は、光束を拡散する点が無数に存在する構成としている。
図10は、スクリーン8中央部の映像より拡散された光束が鑑賞者1の目に入射される様子を示す図である。以降の説明では、原理や動作の説明を簡素化するため、このようなスクリーン8の中央部からの拡散光のみ、またはスクリーン8の周辺部からの拡散光を主に説明するために用いる。また、スクリーン8から鑑賞者1までの光学的な原理と作用の説明を中心にするため、スクリーン8に映像を投影するプロジェクタ11は以降の説明で省く。このように何れの例でも、スクリーン8の左側には常にプロジェクタ11が置かれていることを想定して説明は行う。しかしながら本発明では、プロジェクタの設置位置を限定しない。そしていずれの例においても、スクリーンと鑑賞者との間に特殊な光学系を配置させ、鑑賞者にあたかもより遠くに映像が映し出されるように感じるようにしている。
[実施例1]
図11に示す構成は本発明の基本的な構成を示す実施例1に関する図である。図11に示すように、スクリーン8の後方(鑑賞者に対して後方)からプロジェクタ11により映像を投影し、スクリーン8上に結像された映像をスクリーン前方から鑑賞者1が鑑賞する。ここで、スクリーン8と鑑賞者1との間に、スクリーン8から発された光束を屈折させる光学系6を設置する。これによってスクリーン8の後方に、鑑賞者1からは実際よりも大きく見える仮想スクリーンが生成されている。
[実施例2]
図12は実施例2に関する図であり、図12に示すように、スクリーン8と鑑賞者1との間に、スクリーン8上の映像から発散された光束を収束させる光学特性を持つ光学素子7を設置している。この収束性により、鑑賞者1からはスクリーン映像9が実際のスクリーン8より遠方にあるように見える構成としている。これは、図5と図6でも説明したスクリーンの虚像となるが、鑑賞者1には、あたかも実際のスクリーン映像であるかのように見えるので、図12における符号9は「仮想スクリーン」と呼ぶこともできる。
この仮想スクリーンは、実際のスクリーンよりも遠い位置に形成されるため、図7で説明したように、鑑賞者からは実際のスクリーンよりも大きく感じることになる。
[実施例3]
実施例3の構成を図13と図14に示す。図13は実施例3の基本配置を示す図であり、マイクロレンズ13を多数配置した収束性を持つ光学素子12を、スクリーン8に近接して設置している。図14は図13のA部の拡大図であり、この光学素子12に配列されたマイクロレンズ13による収束作用の様子を示している。
この光学素子12の収束作用により、図6と図7で説明したように、観察者1からは、実際のスクリーン8より遠方に在るスクリーン上からの映像9が見えるようにさせ、実際のスクリーン映像8よりも大きな映像9を体感させることになる。
[実施例4]
実施例4の構成を図15に示す。スクリーン8と鑑賞者1との間に、スクリーン8上の映像から発せられた光束を中心に向けて偏向(たとえば屈折または回折)させる光学素子10を配置している。この光学素子10の偏向作用により視野角2が拡大され、図8で説明したように、鑑賞者1からは実際よりも大きなスクリーン映像9としてその像が存在しているかのように見えるようになる。
[実施例5]
実施例5の説明を図16から図18に示す。本実施例5では、実施例4における偏向させるための具体的な手段を示したものであり、図16にはその断面図を示し、図17にはその平面図を示す。これらの図に示すように、中心軸15からの距離によって、例えば傾きが異なるように、帯状のプリズム16a、16bを円形(円環状)に配置することで偏向性を持たせた光学素子14として配置している例を示す。
この光学素子14は、周辺部のプリズム16aでは傾き角を大きく、中心部のプリズム16bでは傾き角を小さく設定する。これによって、図18に示すように、全ての光束を中心軸15に向かって偏向させるようにしている。この偏向作用により、図15で説明した効果をもたらすことができる。
[実施例6]
また、実施例6で用いられる光学素子14は、実施例4のより具体化した他の例であり、前記した実施例5で説明した図16と図17に示した構造とほぼ同じとなるが、各帯状プリズム(円環状プリズム)16a、16bの傾き角度は全て等しい。ただし、この光学素子14を形成する光学材料は屈折率分布型の光学系を用いたものであって、周辺部16aでは屈折率が高く、中心部16bでは屈折率が低くなっている。これにより、図17に示した例と同様に、全ての光束が中心軸方向に偏向される。
[実施例7]
実施例7の構成例を図19から図21に示す。なお、図19から図21では、スクリーン8周辺部の上下より発せられた2つの光束により物体(映像)が鑑賞者にどのように見えるかを説明している。
本実施例では、図19の配置図に示すように、スクリーン8と鑑賞者1との間に、スクリーン8から発散された光束を収束させる光学素子7と、スクリーン8から発せられた光束を中心に向けて偏向させる光学素子10とをともに設置して、スクリーン8より遠方にスクリーン映像の虚像を形成させ、且つ視野角を拡大している。
そして図20に示すように、本実施例では、まず収束光学素子7により、実際のスクリーン8からの映像光束01が収束され第1の収束光束02となる。これにより図20に示す点線に示されるように実際のスクリーン8の位置よりも遠方のスクリーン上、映像9の位置からの映像と感じることになる。次に、収束光学素子7により収束された映像光束02は偏向光学素子10により、図21に示すように、視野角2が拡大されて鑑賞者1の目に到達する。これら2つの光学素子7、10を両方使用することにより、より大きな映像と、より後方に像があるような臨場感が増大した映像を体感し実現することができる。
[実施例8]
次に実施例8の構成を図22に示す。本実施例では、用いられる光学素子17の片側の面に、図13と図14に示すマイクロレンズ13が多数配置され、他の側の面には、図16と図17に示した前記したプリズムが配置された一体の光学素子17が配置されている。この構成により、一体の光学素子17の使用によって、実施例7と同様の効果が得られる。本実施例では、また、実施例6で使用された屈折率分布型プリズム(帯状プリズム(円環状プリズム))を、偏向作用を持たせる側に用いることができる。
[実施例9]
実施例9の構成を図23に示す。この例での基本的な構成は、図12に示す例と基本的には同様であるが、スクリーン8上の映像から発散された光束を収束させる光学素子7の収束力が、中央部近傍でより強く、周辺部では弱くなるように収束力分布を持たせて配分されている。これにより、スクリーン8中央部近傍の虚像9aはより遠くに存在しているように感じさせ、スクリーン8周辺部の虚像9bはより近くに形成され、スクリーンの虚像9の全体はほぼ球形(の内面の一部を構成していること)となる。このように本実施例では、鑑賞者1からは、あたかも球形のスクリーンに投影された映像を見ていることとなる。
[実施例10]
本実施例10では、前記した実施例9の収束光学素子7として、図13と図14の例に示したような、収束性を持つマイクロレンズ13を多数配置した光学素子12で、各マイクロレンズ13の収束力を、中心部と周辺部とで異なるように、各マイクロレンズの形状、とくに曲率半径に変化を持たせている。
[実施例11]
本実施例11では、前記した実施例9の収束光学素子7として、図13と図14の例に示したような、収束性を持つマイクロレンズ13を多数配置した光学素子12に、中心部と周辺部とで屈折力の異なる屈折率分布型の光学材料(光学素子)を用いることで、中心部と周辺部とで屈折力が異なる(中心部から周辺部までに(例えば線形性の)屈折率分布を有する)ようにしている。
[実施例12]
本実施例12の構成を図24に示す。基本的な構成は図19から図21に示した実施例7と同様であるが、スクリーン8の中央部と周辺部に対するそれぞれの収束力は図23に示した実施例9と同様であり、スクリーンの虚像9の形状は略球形(の内面の一部)をなしている。
[実施例13]
本実施例13を図25と図26に示す。本実施例13に使用されている偏向光学素子10では、方向によって視野角2を拡大する度合いを変えている例を示す。この例では、鑑賞者1から見て横方向の視野角2を拡大している。図25には上方向から眺めた横方向の断面を示し、図26には横方向から眺めた縦方向の断面を示している。
図25と図26の例における鑑賞者1から見たスクリーン8とスクリーン虚像9との関係を、図27に示す。図27に示すように、スクリーン虚像9の横方向9dは、スクリーン虚像9の縦方向9eよりも拡大され、スクリーン虚像9は、実際のスクリーン8の縦対横の比よりも横長になっている。
[実施例14]
本実施例14で用いる方向性のある偏向素子の例を図28と図29に示す。断面形状が図28に示すような傾きの異なるプリズム16a、16bを、図17に示す円形ではなく、図29に示すような直線状に配置している。プリズム16a、16bは、中心軸15と直交する2直線18a、18bのうち、この図29の例では、縦方向の直線18aについて左右対称となる配置で、縦方向の直線18aからの距離によって傾きが異なるように設定されている。
[実施例15]
本実施例15で用いる方向性のある偏向素子は、基本的な構造は図28と図29に示した例と同じだが、プリズムの中央部16aと周辺部16bで同じ傾きとしている。しかし、この光学素子14を形成する光学材料として、屈折率分布型であって、周辺部16aで屈折率が高く、中心部16bで屈折率が低くなっている光学素子を使用する。これにより、本実施例では、横方向に大きな偏向性を持つことになる。
[実施例16]
本実施例16の構成を図30から図33に示す。本実施例16の構成では、図19から図21の例で示したように、収束光学素子7と偏向光学素子10の両方を有するが、このうちの偏向光学素子10は、図25と図26の例と同様に、方向によって視野角2を拡大する度合いを変えている。
ここに示す例でも、図25と図26の例と同様に、鑑賞者1から見て横方向の視野角2を拡大している。図30には、上方向から眺めた横方向の断面を、図31には、横方向から眺めた縦方向の断面を示している。
図25と図26の例での、鑑賞者から見たスクリーン8とスクリーン虚像9の様子を図32に、簡易的な斜視図を図33に示す。スクリーン虚像9の横方向9dはスクリーン虚像9の縦方向9eよりも拡大され、スクリーン虚像9すなわち仮想スクリーンは、実際のスクリーン8よりの縦横比よりも横長の比率になっている。なお、図33では、収束光学素子7と偏向光学素子10を簡素化のためを一つの光学素子7、10として図示している。本実施例あるいは本発明では、中心軸として、スクリーン8の中心を取っている。またこれと直交する2軸は、基本的には中心軸を通る水平軸と垂直軸であることを意味している。
以上に説明した通り、本発明では、鑑賞者が個々にHMD(ヘッドマウントディスプレイ)などの特殊な装置を装着することもなく、また、プロジェクタやスクリーンなども既存の装置がそのまま使え、大型スクリーンの設置に制約がある比較的に狭い場所で、あたかも巨大なスクリーンに投影されたような迫力ある大型映像を仮想的に体感できる。
前記した実施例13〜16では、シネマスコープ(2.35:1)、ビスタサイズ(1.85:1)、ハイビジョン(16:9)などのワイドスクリーン形式で収録された映画やビデオの作品を、狭い場所、特に左右のスペースに限りがある場所で鑑賞するのに適している。ただし、この方式で投影される映像については、特定方向に引き伸ばされることを考慮しておく必要がある。例えば、スクリーン映像が横方向に延伸される場合は、横方向に圧縮された画像を投影することになる。
また本発明では上記した実施例において、鑑賞者1に対してプロジェクタ11の位置をスクリーン8の後方にある場合を例にして説明した。しかしながら本発明では、プロジェクタの設定位置を、スクリーン8を基準にして鑑賞者1よりも後方にあるような位置関係に限定されない。このような場合にはスクリーンとしては透過型スクリーンを使用することができる。透過型スクリーンは、光源から投射される映像光を鑑賞者1側に鑑賞させるために略平行光となるように偏向させるフレネルレンズシートを光源側に配置し、鑑賞者1側にレンチキュラーレンズシートとを有して構成される。さらに鑑賞者側に拡散シート、ブラックストライプなどを配して構成することもできる。
また反射型のスクリーンを使用する場合には、光源であるプロジェクタ11とスクリーン8の光線軸(入射側光線軸)が、スクリーン8から反射されて鑑賞者1に到達する反射側光線軸と交差しないように設定することが好ましい。
このように本発明では、スクリーン8と光学素子6、7、12、14などとの距離を十分に設けてプロジェクタ光11をスクリーン8に対して鑑賞者1と同じ方向に(スクリーン8に対して鑑賞者1が各図で右側に配置されているのと同様の右側に)配置する構成とすることもできる。このような場合、スクリーン8から照射される映像光の中心軸をスクリーン中心に照射するようにすることが好ましい。
物体と視野角の関係を示す図である。 物体距離と見え方の関係を示す図である。 物体と像の関係を示す図である。 物体と虚像の関係を示す図である。 物体と虚像の関係を示す図である。 スクリーンとスクリーン虚像の関係を示す図である。 鑑賞する者が感じる映像の大きさを示す図である。 視野角と物体の見え方を示す図である。 映像鑑賞装置の基本配置を示す図である。 映像鑑賞装置の基本配置を示す図である。 実施例1の構成例を示す図である。 実施例2の構成例を示す図である。 実施例3の構成例を示す図である。 図13のA部拡大図である。 実施例4の構成例を示す図である。 実施例4をより具体的に構成した実施例5・6に使用した帯状のプリズム16a、16bを円形(円環状)の断面図である。 実施例4をより具体的に構成した実施例5・6に使用した帯状のプリズム16a、16bを円形(円環状)の平面図である。 実施例4をより具体的に構成した実施例5・6に使用した帯状のプリズム16a、16bを円形(円環状)に配置した構成による偏向の様子を示す図である。 実施例7の各光学系などの配置を示す図である。 実施例7の説明図である。 実施例7の説明図である。 実施例8で使用される収束偏向光学素子の構成を示す図である。 実施例9の光学素子配置とその像とを説明するための図である。 実施例12の各光学素子と、それによる形成像とを説明するための図である。 実施例13の像形成を説明するための横方向の断面図である。 実施例13の像形成を説明するための縦方向の断面図である。 実施例13におけるスクリーン上での像8と現実的に存在すると見えるスクリーン虚像9との関係を示す図である。 実施例14〜15で使用される光学系(プリズム)を示す断面図である。 実施例14〜15で使用される格子状に配置構成された光学系(プリズム)を示す平面図である。 実施例16に係る各光学系の配置を示す横方向の断面図である。 実施例16に係る各光学系の配置を示す縦方向の断面図である。 実施例16でのスクリーン映像8と鑑賞者に現実的に存在すると見えるスクリーン虚像9との関係を示す説明図である。 実施例16に係る各光学系の配置とそれによる映像例を示す簡易的な斜視図である。
符号の説明
1:観察者、または映像を鑑賞する者、2:視野角、3:収束性または発散性を持つ光学素子、4:物体、5:像(実像または虚像)、6:光学素子、7:収束性を持つ光学素子、8:スクリーン、またはスクリーン上の映像、9:スクリーンの虚像、または仮想スクリーンの映像、9a:スクリーン虚像の中央部、9b:スクリーン虚像の周辺部、9d:スクリーン虚像の横方向(長辺)、9e:スクリーン虚像の縦方向(短辺)、10:偏向性を持つ光学素子、11:プロジェクタ、12:収束光学素子、13:マイクロレンズ部、14:偏向光学素子、15:偏向光学素子の中心軸、16a:光学素子のプリズム(周辺部)、16b:光学素子のプリズム(中央部)、17:の収束偏向光学素子、18a:中心軸と直交する直線(縦方向)、18b:中心軸と直交する直線(横方向)

Claims (15)

  1. 映像をスクリーンに投影してスクリーン上に投射された映像を鑑賞させる映像鑑賞装置において、
    前記スクリーン上から発散された鑑賞者方向への光束を、1または1組のみの光学素子により少なくとも屈折または回折させて、前記スクリーン上の映像より大きくかつ同時に鑑賞可能にしたことを特徴とする映像鑑賞装置。
  2. 前記光学素子は前記スクリーン上から発散された鑑賞者方向への光束の少なくとも一部を収束させる光学素子であり、前記スクリーンが設けられた位置より遠方に映像があるように同時に鑑賞可能に構成したことを特徴とする請求項1に記載の映像鑑賞装置。
  3. 前記光学素子は集光力を有するマイクロレンズを複数配置し、当該光学素子を前記スクリーンの前記鑑賞者側の面に近接または接して設置することを特徴とする請求項1又は2に記載の映像鑑賞装置。
  4. 前記光学素子は前記スクリーン上の映像より発散された光束を前記スクリーンの中心を通る法線方向の軸に集光させるように偏向させる屈折力または偏向力を有するように構成し、前記スクリーンの前記鑑賞者側の面に設けて視野角を大きくすることを特徴とする請求項1に記載の映像鑑賞装置。
  5. 前記光学素子は傾き角が等しく、傾き方向が中心軸に回転対称となるように前記スクリーンの中心を中心とする同心円上にプリズムを配置させ、前記スクリーンの前記鑑賞者側に設置して前記スクリーン上から発散された光束を前記スクリーンの中心を通る法線方向に集光するように偏向させ視野角を大きくすることを特徴とする請求項4に記載の映像鑑賞装置。
  6. 前記光学素子は傾き角が略同一で傾き方向が中心軸に対して対称な前記スクリーンの中心を中心とする同心円上にプリズムを前記スクリーンの前記鑑賞者側の面に設置し、前記プリズムの前記同心円の中心部になるに従い低く屈折率を分布させ、スクリーン上から発散された光束を前記スクリーンの中心を通る法線方向に集光するように偏向させて視野角を大きくすることを特徴とする請求項4に記載の映像鑑賞装置。
  7. 前記光学素子は前記スクリーン上から発散された光束を収束する第1の光学素子と、前記スクリーン上から発散された光束を前記スクリーンの中心を通る法線方向に集光するように中心方向に偏向させる第2の光学素子とからなり、前記スクリーン上の映像が当該スクリーン上より遠方にスクリーン映像が存在するようにさせると共に視野角を大きくしたことを特徴とする請求項1に記載の映像鑑賞装置。
  8. 前記第1の光学素子と前記第2の光学素子を一体化したことを特徴とする請求項7に記載の映像鑑賞装置。
  9. 前記光学素子は正の屈折力を有するマイクロレンズを複数配置し、各前記マイクロレンズの曲率半径が周辺部と中心部とで異なるようにしたことを特徴とする請求項2に記載の映像鑑賞装置。
  10. 前記光学素子は前記各マイクロレンズの曲率半径が前記スクリーンの中心に近くなるほど低くして前記スクリーン中心部を半径とする同心円上に略同一の曲率としたことを特徴とする請求項9に記載の映像鑑賞装置。
  11. 前記スクリーン映像の中央付近の像を遠くにし、前記スクリーン映像の外周の像を近くに形成させて全体の像を連続した像にして写像することを特徴とする請求項7、請求項9または10のいずれかに記載の映像鑑賞装置。
  12. 前記光学素子は前記スクリーンの中心を通る法線方向の軸と直交する二方向に偏向させる屈折力または偏向力を異なって設定し、前記二方向の視野角を変化させたことを特徴とする請求項4に記載の映像鑑賞装置。
  13. 前記光学素子は、前記スクリーンの中心を通る法線方向の軸に対して対称に線形プリズムを複数配置し、各前記線形プリズムの傾き角は、前記中心からの距離に従って大きくして偏向力が前記スクリーンの中心を通る法線方向の軸と直交する二方向で異なるようにしたことを特徴とする請求項12に記載の映像鑑賞装置。
  14. 前記線形プリズムは、傾き角が等しい線形プリズムを用い、当該線形プリズムの屈折率が前記中心からの距離に従って低くしたことを特徴とする請求項13に記載の映像鑑賞装置。
  15. 前記第2の光学素子が、前記スクリーンの中心を通る法線方向の軸と直交する二方向で異なるように設定して、当該方向で視野角の拡大度を変えたことを特徴とする請求項7に記載の映像鑑賞装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016180934A (ja) * 2015-03-25 2016-10-13 セイコーエプソン株式会社 虚像表示装置
CN109388013A (zh) * 2017-08-04 2019-02-26 深圳光峰科技股份有限公司 投影屏幕和投影***

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