JP2009022450A - X線ct装置および画像作成方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】S/Nの良いMD画像を撮影するX線CT装置を実現する。
【解決手段】被検体内の2種類の物質のうちの一方を分別した画像を撮影するX線CT装置は、エネルギーの異なる2種類のX線を用いたスキャンによりそれらX線に対応する2種類のデータを取得し(602)、前記2種類のデータに基づいて、前記2種類のX線に対応する2種類のCT値を加重加算した値を画素値とする第1の画像を作成し(604)、前記2種類のデータに基づいて、前記2種類の物質のうちの他方を分別した第2の画像を作成し(606)、前記第1の画像と前記第2の画像とを加重減算した画像を作成する(608)。
【選択図】図6

Description

本発明は、X線CT(Computed Tomography)装置および画像作成方法に関し、特に、エネルギー(energy)の異なる2種類のX線を利用することにより、被検体内の2種類の物質のうちの一方を分別した画像を撮影するX線CT装置、および、そのようなX線CT装置のための画像作成方法に関する。
X線CT装置で、特定物質についての分別画像すなわちMD(material decomposition)画像を撮影するときは、エネルギーの異なる2種類のX線が用いられる。エネルギーの異なる2種類のX線によるスキャン(scan)はデュアルエネルギースキャン(dual energy scan)とも呼ばれる。
X線吸収係数のエネルギー特性により、低エネルギーX線で得られたデータ(data)と高エネルギーX線で得られたデータは値が異なり、かつ、それらデータの比が物質によって異なる。MD画像の撮影には、X線吸収係数のこのような特性が利用される(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−65975号公報(段落番号0019−0023、図3,4)
例えば、造影剤として被検体に注入されたヨード(I)のMD画像を撮影するときは、X線管の管電圧を例えば80kVおよび140kVとした2種類のX線で2つの画像をそれぞれ撮影し、両画像に共通に含まれるカルシウム(Ca)の像を消去するようにしている。カルシウムの消去は、80kV画像から140kV画像を加重減算することによって行われる。荷重(重み)wとしては、80kVと140kVにおけるカルシウムのCT値の比(CT80/CT140)が用いられる。減算結果は1/(w−1)で正規化される。
カルシウムのCT値比は1.4ないし1.5で与えられ、ヨードのCT値比1.6ないし2.0で与えられる。カルシウムのCT値比例えば1.45は、ヨードのCT値比例えば1.9よりも1に近いので、正規化後のMD画像はS/Nが悪いものとなる。また、ヨードを白く際立たせるための画像処理を行うと、マイナス(minus)のCT値を持つエリア(area)が白くなってヨードの識別が困難となる。ヨードとカルシウムに限らず、他の物質のMD画像の撮影においても同様な問題が生じる。
そこで本発明の課題は、S/Nの良いMD画像を撮影するX線CT装置、および、そのようなX線CT装置のための画像作成方法を実現することである。
課題を解決するための発明は、第1の観点では、エネルギーの異なる2種類のX線を利用することにより、被検体内の2種類の物質のうちの一方を分別した画像を撮影するX線CT装置であって、エネルギーの異なる2種類のX線を用いたスキャンによりそれらX線に対応する2種類のデータを取得するデータ取得手段と、前記2種類のデータに基づいて、前記2種類のX線に対応する2種類のCT値を加重加算した値を画素値とする第1の画像を作成する第1の画像作成手段と、前記2種類のデータに基づいて、前記2種類の物質のうちの他方を分別した第2の画像を作成する第2の画像作成手段と、前記第1の画像と前記第2の画像とを加重減算した画像を作成する第3の画像作成手段を具備することを特徴とするX線CT装置である。
課題を解決するための発明は、第2の観点では、前記第1の画像作成手段は、前記第1の画像を、前記2種類のデータに基づいてそれぞれ画像再構成した2つの画像を加重加算した画像として作成することを特徴とする第1の観点に記載のX線CT装置である。
課題を解決するための発明は、第3の観点では、前記第1の画像作成手段は、前記第1の画像を、前記2種類のデータを加重加算したデータに基づく画像再構成によって作成することを特徴とする第1の観点に記載のX線CT装置である。
課題を解決するための発明は、第4の観点では、前記第2の画像作成手段は、前記第2の画像を、前記2種類のデータに基づいてそれぞれ画像再構成した2つの画像を加重減算した画像として作成することを特徴とする第1の観点に記載のX線CT装置である。
課題を解決するための発明は、第5の観点では、前記第2の画像作成手段は、前記第2の画像を、前記2種類のデータを加重減算したデータに基づく画像再構成によって作成することを特徴とする第1の観点に記載のX線CT装置である。
課題を解決するための発明は、第6の観点では、前記第3の画像作成手段は、前記加重減算した画像の画素値を正規化することを特徴とする第1の観点に記載のX線CT装置である。
課題を解決するための発明は、第7の観点では、前記2種類のX線のエネルギーは、X線管にそれぞれ80kVおよび140kVの管電圧を印加したときのエネルギーであることを特徴とする第1の観点に記載のX線CT装置である。
課題を解決するための発明は、第8の観点では、前記2種類の物質のうちの一方および他方は、それぞれ、ヨードおよびカルシウムであることを特徴とする第1の観点に記載のX線CT装置である。
課題を解決するための発明は、第9の観点では、前記2種類の物質のうちの一方および他方は、それぞれ、カルシウムおよび脂肪であることを特徴とする第1の観点に記載のX線CT装置である。
課題を解決するための発明は、第10の観点では、エネルギーの異なる2種類のX線を利用することにより、被検体内の2種類の物質のうちの一方を分別した画像を撮影するX線CT装置のための画像作成方法であって、エネルギーの異なる2種類のX線によってそれぞれ得られた2種類のデータに基づいて、前記2種類のX線に対応する2種類のCT値を加重加算した値を画素値とする第1の画像を作成し、前記2種類のデータに基づいて、前記2種類の物質のうちの他方を分別した第2の画像を作成し、前記第1の画像と前記第2の画像とを加重減算した画像を作成することを特徴とする画像作成方法である。
課題を解決するための発明は、第11の観点では、前記第1の画像を、前記2種類のデータに基づいてそれぞれ画像再構成した2つの画像を加重加算した画像として作成することを特徴とする第10の観点に記載の画像作成方法である。
課題を解決するための発明は、第12の観点では、前記第1の画像を、前記2種類のデータを加重加算したデータに基づく画像再構成によって作成することを特徴とする第10の観点に記載の画像作成方法である。
課題を解決するための発明は、第13の観点では、前記第2の画像を、前記2種類のデータに基づいてそれぞれ画像再構成した2つの画像を加重減算した画像として作成することを特徴とする第10の観点に記載の画像作成方法である。
課題を解決するための発明は、第14の観点では、前記第2の画像を、前記2種類のデータを加重減算したデータに基づく画像再構成によって作成することを特徴とする第10の観点に記載の画像作成方法である。
課題を解決するための発明は、第15の観点では、前記加重減算した画像の画素値を正規化する
ことを特徴とする第10の観点に記載の画像作成方法である。
課題を解決するための発明は、第16の観点では、前記2種類のX線のエネルギーは、X線管にそれぞれ80kVおよび140kVの管電圧を印加したときのエネルギーであることを特徴とする第10の観点に記載の画像作成方法である。
課題を解決するための発明は、第17の観点では、前記2種類の物質のうちの一方および他方は、それぞれ、ヨードおよびカルシウムであることを特徴とする第10の観点に記載の画像作成方法である。
課題を解決するための発明は、第18の観点では、前記2種類の物質のうちの一方および他方は、それぞれ、カルシウムおよび脂肪であることを特徴とする第10の観点に記載の画像作成方法である。
第1の観点では、エネルギーの異なる2種類のX線を利用することにより、被検体内の2種類の物質のうちの一方を分別した画像を撮影するX線CT装置は、エネルギーの異なる2種類のX線を用いたスキャンによりそれらX線に対応する2種類のデータを取得するデータ取得手段と、前記2種類のデータに基づいて、前記2種類のX線に対応する2種類のCT値を加重加算した値を画素値とする第1の画像を作成する第1の画像作成手段と、前記2種類のデータに基づいて、前記2種類の物質のうちの他方を分別した第2の画像を作成する第2の画像作成手段と、前記第1の画像と前記第2の画像とを加重減算した画像を作成する第3の画像作成手段を具備するので、S/Nの良いMD画像を撮影するX線CT装置を実現することができる。
第10の観点では、エネルギーの異なる2種類のX線を利用することにより、被検体内の2種類の物質のうちの一方を分別した画像を撮影するX線CT装置のための画像作成方法は、エネルギーの異なる2種類のX線によってそれぞれ得られた2種類のデータに基づいて、前記2種類のX線に対応する2種類のCT値を加重加算した値を画素値とする第1の画像を作成し、前記2種類のデータに基づいて、前記2種類の物質のうちの他方を分別した第2の画像を作成し、前記第1の画像と前記第2の画像とを加重減算した画像を作成するので、S/Nの良いMD画像を撮影するX線CT装置のための画像作成方法を実現することができる。
第2または第11の観点では、前記第1の画像を、前記2種類のデータに基づいてそれぞれ画像再構成した2つの画像を加重加算した画像として作成するので、2種類のX線に対応する2種類のCT値を加重加算した値を画素値とする画像を適正に得ることができる。
第3または第12の観点では、前記第1の画像を、前記2種類のデータを加重加算したデータに基づく画像再構成によって作成するので、2種類のX線に対応する2種類のCT値を加重加算した値を画素値とする画像を適正に得ることができる。
第4または第13の観点では、前記第2の画像を、前記2種類のデータに基づいてそれぞれ画像再構成した2つの画像を加重減算した画像として作成するので、2種類の物質のうちの他方を分別した画像を適正に得ることができる。
第5または第14の観点では、前記第2の画像を、前記2種類のデータを加重減算したデータに基づく画像再構成によって作成するので、2種類の物質のうちの他方を分別した画像を適正に得ることができる。
第6または第15の観点では、前記加重減算した画像の画素値を正規化するので、2種類の物質のうちの一方を分別した画像を適正に得ることができる。
第7または第16の観点では、前記2種類のX線のエネルギーは、X線管にそれぞれ80kVおよび140kVの管電圧を印加したときのエネルギーであるので、MD画像を適正に撮影することができる。
第8または第17の観点では、前記2種類の物質のうちの一方および他方は、それぞれ、ヨードおよびカルシウムであるので、ヨードのMD画像を撮影することができる。
第9または第18の観点では、前記2種類の物質のうちの一方および他方は、それぞれ、カルシウムおよび脂肪であるので、カルシウムのMD画像を撮影することができる。
以下、図面を参照して発明を実施するための最良の形態を説明する。なお、本発明は、発明を実施するための最良の形態に限定されるものではない。図1にX線CT装置の模式的構成を示す。本装置は発明を実施するための最良の形態の一例である。本装置の構成によって、X線CT装置に関する発明を実施するための最良の形態の一例が示される。本装置の動作によって、画像作成方法に関する発明を実施するための最良の形態の一例が示される。
本装置は、ガントリ(gantry)100、テーブル(table)200およびオペレータコンソール(operator console)300を有する。ガントリ100は、テーブル200によって搬入される被検体10を、X線照射・検出装置110でスキャンして複数ビュー(view)の投影データを収集し、オペレータコンソール300に入力する。
オペレータコンソール300は、ガントリ100から入力された投影データに基づいて画像再構成を行い、再構成画像をディスプレイ(display)302に表示する。画像再構成は、オペレータ300内の専用のコンピュータ(computer)によって行われる。
オペレータコンソール300は、また、ガントリ100とテーブル200の動作を制御する。制御はオペレータ300内の専用のコンピュータによって行われる。オペレータコンソール300による制御の下で、ガントリ100は所定のスキャン条件でスキャンを行い、テーブル200は所定の部位がスキャンされるように、被検体10の位置決めを行う。位置決めは、内蔵する位置調節機構により、天板202の高さおよび天板上のクレードル(cradle)204の水平移動距離を調節することによって行われる。
クレードル204を停止させた状態でスキャンすることにより、アキシャルスキャン(axial scan)を行うことができる。アキシャルスキャンを所定時間にわたって継続的に行うことにより、シネスキャンを行うことができる。
クレードル204を連続的に移動させながら複数回のスキャンを連続的に行うことにより、ヘリカルスキャン(helical scan)を行うことができる。ヘリカルスキャン中にクレードル204の連続移動を往復的に行うことにより、往復的なヘリカルスキャンすなわちヘリカルシャトルスキャンを行うことができる。
天板202の高さ調節は、支柱206をベース(base)208への取付部を中心としてスイング(swing)させることによって行われる。支柱206のスイングによって、天板202は垂直方向および水平方向に変位する。クレードル204は天板202上で水平方向に移動して天板202の水平方向の変位を相殺する。スキャン条件によっては、ガントリ100をチルト(tilt)させた状態でスキャンが行われる。ガントリ100のチルトは、内蔵のチルト機構によって行われる。
なお、テーブル200は、図2に示すように、天板202がベース208に対して垂直に昇降する方式のものであってよい。天板202の昇降は内蔵の昇降機構によって行われる。このテーブル200においては、昇降に伴う天板202の水平移動は生じない。
図3に、X線照射・検出装置110の構成を模式的に示す。X線照射・検出装置110は、X線管130の焦点132から放射されたX線134をX線検出器150で検出するようになっている。
X線134は、図示しないコリメータ(collimator)で成形されてコーンビーム(cone beam)またはファンビーム(fan beam)のX線となる。X線検出器150は、X線の広がりに対応して2次元的に広がるX線入射面152を有する。X線入射面152は円筒の一部を構成するように湾曲している。円筒の中心軸は焦点132を通る。
X線照射・検出装置110は、撮影中心すなわちアイソセンタ(isocenter)Oを通る中心軸の周りを回転する。中心軸は、X線検出器150が形成する部分円筒の中心軸に平行である。
回転の中心軸の方向をz方向とし、アイソセンタOと焦点132を結ぶ方向をy方向とし、z方向およびy方向に垂直な方向をx方向とする。これらx,y,z軸はz軸を中心軸とする回転座標系の3軸となる。
図4に、X線検出器150のX線入射面152の平面図を模式的に示す。X線入射面152は検出セル(cell)154がx方向とz方向に2次元的に配置されたものとなっている。すなわち、X線入射面152は検出セル154の2次元アレイ(array)となっている。なお、ファンビームX線を用いる場合は、X線入射面152は検出セル154の1次元アレイとしてよい。
個々の検出セル154はX線検出器150の検出チャンネル(channel)を構成する。これによって、X線検出器150は多チャンネルX線検出器となる。検出セル154は、例えばシンチレータ(scintillator)とフォトダイオード(photo diode)の組合せによって構成される。
図5に、MD画像を撮影するときの、本装置の動作のフロー(flow)図を示す。MD画像の撮影は、オペレータコンソール300による制御の下で遂行される。図5に示すように、ステップ(step)501でスキャン位置を設定する。スキャン位置の設定は、オペレータにより、オペレータコンソール300を通じて行われる。
これによって、例えば、頭部の最大直径部分を体軸に垂直にスライス(slice)するようなスキャン位置が設定される。なお、スキャン位置は頭部に限らず、胸部や腹部等所望の部位について設定することができる。
ステップ502で、スキャンプロトコル(scan protocol)を設定する。スキャンプロトコルの設定は、オペレータにより、オペレータコンソール300を通じて行われる。これによって、X線管の管電圧と管電流、スキャン速度と継続時間、画像再構成条件、MD画像作成条件等、所要の撮影条件が設定される。
管電圧としては、例えば、80kVと140kVの2種類の電圧が設定される。これによって、デュアルエネルギースキャン用の2種類のX線のエネルギーがそれぞれ設定される。
ステップ503で、デュアルエネルギースキャンを行う。デュアルエネルギースキャンは造影剤を併用して行われる。造影剤としては、例えばヨードが用いられる。MD撮影は、ヨードの分別画像を得ることを目的として行われる。
デュアルエネルギースキャンは、管電圧を80kVと140kVに交互に切換えることによって行われる。管電圧の切換は、1ビューごとあるいは1スキャンごとに行われる。1スキャンは、フルスキャン(full scan)またはハーフスキャン(half scan)によって行われる。フルスキャンは、X線照射・検出装置110の360度回転によって行われる。ハーフスキャンは、X線照射・検出装置110の180+γ度回転によって行われる。なお、γはX線ビーム134のxy面内での開き角度である。
デュアルエネルギースキャンは、X線照射・検出装置110を2系統設け、一方の系統の管電圧を80kVとし他方の系統の管電圧を140kVとして、X線の同時照射により行うようにしても良い。その場合、X線の照射方向は、2系統間で例えば90度異ならせる。
デュアルエネルギースキャンにより、エネルギーの異なる2種類のX線に対応する2種類のデータが得られる。2種類のデータの一方は、最大エネルギーが80keVのX線によって取得されたデータであり、他方は最大エネルギーが140keVのX線によって取得されたデータである。
ステップ504で、デュアルエネルギー画像を作成する。デュアルエネルギー画像とは、画素値が、エネルギーの異なる2種類のX線に対応する2種類のCT値を加重加算した値となる画像である。デュアルエネルギー画像は、本発明における第1の画像の一例である。
デュアルエネルギー画像の作成は、例えば、2種類のデータの一方に基づく画像再構成によって得られた画像と、2種類のデータの他方に基づく画像再構成によって得られた画像を加算することによって行われる。
2種類のデータの一方から再構成された画像のCT値は、最大エネルギーが80keVのX線の下でのCT値となり、2種類のデータの他方から画像再構成された画像のCT値は、最大エネルギーが140keVのX線の下でのCT値となる。このため、両画像を加算して得られる画像の画素値は、2種類のCT値を加重加算した値となる。
デュアルエネルギー画像は次式で表わされる。
M(x,y) = Orig80(x,y)*a + Orig140(x,y)*(1.0-a)
ここで、Orig80(x,y)は最大エネルギーが80keVのX線に基づく画像であり、Orig140(x,y)は最大エネルギーが140keVのX線に基づく画像である。また、aは0以上1以下の係数である。このようなデュアルエネルギー画像は、S/Nの良い画像となる。
デュアルエネルギー画像は、2種類のデータからそれぞれ再構成した画像を加算する代わりに、2種類のデータを前処理が済んだ段階で加算し、和のデータから画像再構成するようにしても良い。
ステップ505で、相殺画像を作成する。相殺画像とは、デュアルエネルギー画像から不要な物質の像を相殺するための画像である。ここでは、不要な物質はカルシウムであり、カルシウムの分別画像が相殺画像として作成される。相殺画像は、本発明における第2の画像の一例である。
相殺画像の作成は、例えば、2種類のデータの一方に基づく画像再構成によって得られた画像から、2種類のデータの他方に基づく画像再構成によって得られた画像を減算し、その結果を正規化することによって行われる。
相殺画像は次式で表わされる。
DE(x,y)=(Orig80(x,y)-Orig140(x,y)*W)/(W-1.0)
ここで、Orig80(x,y)は、最大エネルギーが80keVのX線に基づく画像であり、Orig140(x,y)は、最大エネルギーが140keVのX線に基づく画像である。wは、80kVと140kVにおけるヨードのCT値の比に合わせて、例えば、1.9とされる。差の画像は、1/(w−1.0)で正規化される。
w=1.9であることにより、ヨードの画素値は減算によって0となる。このため、相殺画像はカルシウムの分別画像となる。これに対して、w=1.45としたときは、カルシウムの画素値が減算によって0となり、ヨードの分別画像が得られるが、カルシウムの分別画像を得るためのw=1.9は、ヨードの分別画像を得るためのw=1.45よりも1からの隔たりが大きいので、正規化されたカルシウムの分別画像は、正規化されたヨードの分別画像よりもS/Nが良い。
相殺画像は、2種類のデータからそれぞれ再構成した画像を減算する代わりに、2種類のデータを前処理が済んだ段階で減算し、差のデータから画像再構成するようにしても良い。
ステップ506で、分別画像を作成する。分別画像は、本発明における第3の画像の一例である。分別画像は、デュアルエネルギー画像から相殺画像を減算することによって作成される。
デュアルエネルギー画像から相殺画像を減算することにより、両画像に共通するカルシウムが相殺される。ヨードに関しては、相殺画像のヨードが0であることにより、デュアルエネルギー画像からの減算はない。これによって、ヨードだけがそのまま残った画像すなわちヨードの分別画像が得られる。
デュアルエネルギー画像からの相殺画像の減算は、適宜の重み付けを伴う減算であって良い。これによって、カルシウムの相殺を適正に行うことができる。ヨードの分別画像については、正規化を行うようにしても良い。これによって、コントラスト(contrast)を適正にすることができる。
ヨードの分別画像は、S/Nの良いデュアルエネルギー画像からS/Nの良いカルシウム分別画像を減算することによって作成されるので、S/Nが良いものとなる。すなわち、S/Nの良いヨードのMD画像を得ることができる。また、ヨードを白く際立たせるための画像処理は不要なので、従来のように、マイナスのCT値を持つエリアが白くなるようなことはない。
以上は、ヨードについてMD撮影を行う例であるが、MD撮影はヨードに限らず、例えば、カルシウムのCT値比1.4ないし1.5と、脂肪のCT値比0.8ないし0.9の相違を利用してカルシウムの分別画像をする場合に適用しても、S/Nの良いカルシウムの分別画像を得ることができる。鉄(Fe)やガドリニウム(Gd)についてMD撮影を行う場合も同様である。
図6に、MD撮影の観点での、本装置のブロック図を示す。図6に示すように、本装置は、デュアルエネルギーデータ取得部602で、エネルギーの異なる2種類のX線に対応する2種類のデータを取得する。デュアルエネルギーデータ取得部602は、図1または図2におけるガントリ100に相当する。デュアルエネルギーデータ取得部602は、本発明におけるデータ取得手段の一例である。
2種類のデータは、デュアルエネルギー画像作成部604と相殺画像作成部606に入力される。デュアルエネルギー画像作成部604は、2種類のデータからデュアルエネルギー画像を作成し、相殺画像作成部606は、2種類のデータから相殺画像を作成する。
デュアルエネルギー画像作成部604および相殺画像作成部606は、図1または図2におけるオペレータコンソール300の、デュアルエネルギー画像作成に関わる部分および相殺画像作成部に関わる部分にそれぞれ相当する。デュアルエネルギー画像作成部604は、本発明における第1の画像作成手段の一例である。相殺画像作成部606は、本発明における第2の画像作成手段の一例である。
デュアルエネルギー画像と相殺画像は、分別画像作成部608に入力される。分別画像作成部608は、デュアルエネルギー画像と相殺画像から分別画像を作成する。分別画像作成部608は、図1または図2におけるオペレータコンソール300の、分別画像作成部に関わる部分に相当する。分別画像作成部608は、本発明における第3の画像作成手段の一例である。
発明を実施するための最良の形態の一例のX線CT装置の構成を示す図である。 発明を実施するための最良の形態の一例のX線CT装置の構成を示す図である。 X線照射・検出装置の構成を示す図である。 X線検出器のX線入射面の構成を示す図である。 発明を実施するための最良の形態の一例のX線CT装置の動作を示すフロー図である。 発明を実施するための最良の形態の一例のX線CT装置の構成を示すブック図である。
符号の説明
100 : ガントリ
110 : 検出装置
130 : X線管
132 : 焦点
134 : X線ビーム
150 : X線検出器
152 : X線入射面
154 : 検出セル
200 : テーブル
202 : 天板
204 : クレードル
206 : 支柱
208 : ベース
300 : オペレータコンソール
602 : デュアルエネルギーデータ取得部
604 : デュアルエネルギー画像作成部
606 : 相殺画像作成部
608 : 分別画像作成部

Claims (18)

  1. エネルギーの異なる2種類のX線を利用することにより、被検体内の2種類の物質のうちの一方を分別した画像を撮影するX線CT装置であって、
    エネルギーの異なる2種類のX線を用いたスキャンによりそれらX線に対応する2種類のデータを取得するデータ取得手段と、
    前記2種類のデータに基づいて、前記2種類のX線に対応する2種類のCT値を加重加算した値を画素値とする第1の画像を作成する第1の画像作成手段と、
    前記2種類のデータに基づいて、前記2種類の物質のうちの他方を分別した第2の画像を作成する第2の画像作成手段と、
    前記第1の画像と前記第2の画像とを加重減算した画像を作成する第3の画像作成手段
    を具備することを特徴とするX線CT装置。
  2. 前記第1の画像作成手段は、前記第1の画像を、前記2種類のデータに基づいてそれぞれ画像再構成した2つの画像を加重加算した画像として作成する
    ことを特徴とする請求項1に記載のX線CT装置。
  3. 前記第1の画像作成手段は、前記第1の画像を、前記2種類のデータを加重加算したデータに基づく画像再構成によって作成する
    ことを特徴とする請求項1に記載のX線CT装置。
  4. 前記第2の画像作成手段は、前記第2の画像を、前記2種類のデータに基づいてそれぞれ画像再構成した2つの画像を加重減算した画像として作成する
    ことを特徴とする請求項1に記載のX線CT装置。
  5. 前記第2の画像作成手段は、前記第2の画像を、前記2種類のデータを加重減算したデータに基づく画像再構成によって作成する
    ことを特徴とする請求項1に記載のX線CT装置。
  6. 前記第3の画像作成手段は、前記加重減算した画像の画素値を正規化する
    ことを特徴とする請求項1に記載のX線CT装置。
  7. 前記2種類のX線のエネルギーは、X線管にそれぞれ80kVおよび140kVの管電圧を印加したときのエネルギーである
    ことを特徴とする請求項1に記載のX線CT装置。
  8. 前記2種類の物質のうちの一方および他方は、それぞれ、ヨードおよびカルシウムである
    ことを特徴とする請求項1に記載のX線CT装置。
  9. 前記2種類の物質のうちの一方および他方は、それぞれ、カルシウムおよび脂肪である
    ことを特徴とする請求項1に記載のX線CT装置。
  10. エネルギーの異なる2種類のX線を利用することにより、被検体内の2種類の物質のうちの一方を分別した画像を撮影するX線CT装置のための画像作成方法であって、
    エネルギーの異なる2種類のX線によってそれぞれ得られた2種類のデータに基づいて、前記2種類のX線に対応する2種類のCT値を加重加算した値を画素値とする第1の画像を作成し、
    前記2種類のデータに基づいて、前記2種類の物質のうちの他方を分別した第2の画像を作成し、
    前記第1の画像と前記第2の画像とを加重減算した画像を作成する
    ことを特徴とする画像作成方法。
  11. 前記第1の画像を、前記2種類のデータに基づいてそれぞれ画像再構成した2つの画像を加重加算した画像として作成する
    ことを特徴とする請求項10に記載の画像作成方法。
  12. 前記第1の画像を、前記2種類のデータを加重加算したデータに基づく画像再構成によって作成する
    ことを特徴とする請求項10に記載の画像作成方法。
  13. 前記第2の画像を、前記2種類のデータに基づいてそれぞれ画像再構成した2つの画像を加重減算した画像として作成する
    ことを特徴とする請求項10に記載の画像作成方法。
  14. 前記第2の画像を、前記2種類のデータを加重減算したデータに基づく画像再構成によって作成する
    ことを特徴とする請求項10に記載の画像作成方法。
  15. 前記加重減算した画像の画素値を正規化する
    ことを特徴とする請求項10に記載の画像作成方法。
  16. 前記2種類のX線のエネルギーは、X線管にそれぞれ80kVおよび140kVの管電圧を印加したときのエネルギーである
    ことを特徴とする請求項10に記載の画像作成方法。
  17. 前記2種類の物質のうちの一方および他方は、それぞれ、ヨードおよびカルシウムである
    ことを特徴とする請求項10に記載の画像作成方法。
  18. 前記2種類の物質のうちの一方および他方は、それぞれ、カルシウムおよび脂肪である
    ことを特徴とする請求項10に記載の画像作成方法。
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