JP2009018136A - 炭酸温水による美容方法および機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 顔の美容法に関しては、さまざまな方法が行われているが、スキンケアーが中心であり、あくまでも現状維持や一時的な回復を期待するものであり、本質的な肌の改善にはなりえないものであった。
【解決手段】30℃以上で炭酸ガス濃度が500ppm以上の高濃度炭酸温水に好ましくは8分以上顔を浸けることにより、皮下の毛細血管の血流が良くなり肌の新陳代謝が活発になる。そして、毎日続けることで皮下の毛細血管が肌に向かって発達すると考えられ、恒久的な肌の改善につながる。この高濃度炭酸温水による顔浴を手軽に行えるように、口と鼻をゲルなどの柔らかい材質で軽く抑え、口部に息ができる開口部を有するパッキンを用い、お面に似た形状の容器を顔に装着し、その容器の中に高濃度炭酸温水を充填した容器から注入し、顔の表皮が高濃度炭酸温水に直接触れた状態を3分から12分程度保てるように、手軽に顔の炭酸温水美容ができる方法と機器を提案するものである。
【選択図】図4

Description

本発明は、温度が30℃以上で炭酸ガスの含有濃度が500ppm以上になるようにした炭酸温水を顔に長時間接触させることによる顔の美容技術に関するものである。
また、本発明は、高濃度の炭酸温水にアミノ酸やビタミンなどの美容剤や漢方薬剤を混ぜた美容液あるいは塩分や遊離硫化水素を溶解させた温水を顔表面に長時間接触させることによる顔の美容技術に関するものである。
さらに、本発明は炭酸温水を顔表面に接触させる際、桶などに入れた炭酸温水に顔を浸けるのではなく、正面を向いた状態あるいは仰向けになった体勢できるようにした顔の美容技術に関するものである。
従来から、顔の美容に関しては、さまざまな方法が提案されてきた。たとえば、オイルによる顔のマーサージにより血行をよくすると共に栄養分を刷り込む方法である。
あるいは、パックなどのように時間をかけて栄養や水分を肌からしみこませる方法がある。また、超音波やスチームなどにより毛穴を広げて毛穴の汚れを取り除く方法などもある。
また、蒸しタオル美容法などのように、顔を保温することにより、やはり血行促進と水分補給を促す方法がある。
発明が解決しようとする課題
しかし、これらの方法は一時的に血行を良くし、栄養や水分を補給することは出来るが、本質的な肌の改善になっているかどうかは疑問が残る。すなわち、摩擦や刺激により良くなった血行は、刺激がなくなるとすぐに元に戻り、外から刷り込んだ栄養分や水分は肌に留まることはなく効果はすぐに消えてしまう。
本質的に肌の改善を行う為には、体が持つ本来の機能である新陳代謝を促進してやることが大切である。言い換えると本質的に血行を良くし、さらには毛細血管自体を肌に向かって発達させることが大切である。
肌の老化は血管から運ばれてくる水分保持力の減少と栄養分の不足である。毛細血管を顔の皮膚表面に向かって発育させて、皮下の血流を増加させることにより、本質的な改善効果が期待できる。
課題を解決するための手段
人は酸素を吸い炭酸ガスを吐き出しているが、これは吸った酸素が血液により細胞に運ばれて消費され、代わりに炭酸ガスを細胞から引き取って呼気により体外に排出している。
炭酸ガスが高濃度で溶解した炭酸温水に肌を浸すと、炭酸ガスが皮膚から吸収され、吸収された炭酸ガスは毛細血管に入り、そして炭酸ガスが毛細血管内に増えると、体は炭酸ガスを早く排出しようとして、毛細血管を流れる血液量を増やすという報告がある。
この毛細血管の血行促進により、肌への酸素・水分・栄養の補給が増加され肌本来の機能である新陳代謝が促進される。炭酸温水で肌を浸すのを止めるとすぐに血流量は元に戻るが、この炭酸温水浴を続けることにより、次第に毛細血管自体が皮膚に向かって発達すると報告されている。
本発明は、この炭酸温水浴を顔に対して応用する物である。方法としては顔を温水に浸す方法があるが、息ができないのでスノーケルのような呼吸補助具が必要なことと、水泳が不得意で水に顔を浸けるのが怖い人にとってはなかなか馴染めない方法である。
本発明においては、炭酸温水を収納できるお面容器を顔に装着し、そのお面容器の中に炭酸温水を注入し、顔表面に炭酸温水が長時間接触する構造とした。そして、鼻と口の部分は逃がすか、又は鼻部分はしたから押し当てるようにして塞ぎ口だけで息ができるようにし、呼吸に支障がない形状とした。これにより、顔を炭酸温水に浸けるのではなく、通常姿勢である前を向いた姿勢や仰向けの姿勢でも炭酸温水に顔を浸けているのと同じ状態を作ることが可能となった。
ここで、炭酸温水が肌と接触している間だけ接触している部分の肌直下の毛細血管の血流が良くなるが、炭酸温水との接触を止めたとたん血流は元に戻る為、少なくとも3分から5分以上望ましくは10分間連続的に炭酸温水に肌が接触していることが重要である。本発明の方法であれば、口と鼻の部分は温水に浸かっていない為、口や鼻で呼吸をすることが可能であり、長時間続けることが可能である。
また、高濃度炭酸温水による美容法は毎日続けることが大切である為、手軽にどこででもできるように、お面容器と2本のホースで連通した液密に保てる充填容器を用い、この充填容器のキャップ部又は容器内の底部近くに炭酸温水管路の開口部が配置され、他方空気用の管路開口部が、前記炭酸温水用の管路開口部と反対側に配置させておいて。前記充填容器に炭酸温水を所定量充填し前記キャップを液密に閉めて、充填容器を顔の位置より高くして前記装着容器内に水位差を利用して炭酸温水を送り込み、前記2本の連通管路の炭酸温水ようの管路を閉鎖して前記装着容器内に炭酸温水が保たれるようにした美容方法と装置を提案する。
また、炭酸温水を入れた桶容器と顔に装着するお面容器と桶容器から炭酸温水を吸い上げてお面容器へ送水しお面容器から排出された温水を再び桶容器に戻す循環ユニットを好きな場所に運んで使用できる方法と機器を提案する。
図1は本発明における実施例の1つを示す。図1は側面から見た図で一部を破断面として示したものである。お面容器2の一部、鼻の部分が楕円の筒状に顔側に張り出していて、その底面が開放して呼吸管路3と成っている。この部分に鼻押パッキン4が内側から液密になるように押し込まれている。
お面容器2の下部には空気管路用ニップル5と炭酸温水用ニップル8がお面容器2から液漏れが無いようにパッキン10を介して固定されている。空気管路用ニップル5には空気ホース6がお面容器2の上部まで延びていて開口部7の先端に位置地するように配置されている。
また、お面容器2装着時にお面容器2内に収容された炭酸温水が外部に漏れないように板状の面パッキン部11の外周部にお面容器2の外縁を抱え込む形で液漏れ防止部12を有し、お面容器2と接着材で液密にするか、外側からアルミ板内蔵の軟質樹脂のコの字型飾り帯で面パッキン11の外縁を抱え込む部分を圧迫して液漏れがないようにしても良い。また面パッキン11の内周部には切裂防止山13が付いている。またこの切裂防止山13が外側に向かって2重又は3重に配置されていても良い。これによりユーザーの顔が大きすぎたらこの切裂防止山13に従いハサミをいれて開口部20を各自が好きなように大きくすることができるようになっていても良い。
また、お面容器2のほぼ中央部の左右にゴムバンド14が可動自在に装着されていて、このゴムバンド14は反対側の端の部分にマジックテープが付いていて左右のゴムバンド14を引っ張ってこのマジックテープでお面容器2を顔に装着できるように構成されている。或は、図示されたものとは違う形の物、例えば、ほぼ三角形のしなやかな樹脂板をお面容器2に回動自在に取付、この板に布状に編んだ樹脂バンドを2本取り付、1本はお面容器2の重さを支え、もう1本は顔に押し付けるような位置に配置したものに、各々マジックテープを取り付けて顔に装着できるようにしても良い。
鼻から炭酸温水が入らないで口から息ができるように極めて柔らかい市販名エクスジェルのような材質で成形したものを使用すると好ましい、また、充填材に使われるジェル部材を成形し表面にシリコン膜やウレタン膜でカバーしたもの、又は、柔らかい袋状に型成形されたうす膜のシリコンゴムやポリエチレンや塩ビシートの容器に空気や液体を少なめに入れ、もれないように密閉したものを鼻押さえ用のパッキンとして使用しても良い。
鼻押パッキン4には中央部の空気穴15の外側である楕円状の口パイプ3が外部と連通していて口から外部の空気を吸い込んだり、また吐き出したりできるため長時間装着が可能である。
また鼻押パッキン4はこの口パイプ3の外周に押し込んでセットする。この口パイプ3が楕円形状のパイプであるため鼻押パッキン4を逆にしてセットしても回転しないため、口と鼻の距離が個人個人違っても鼻押パッキン4の穴位置から上部面16と下部面17の距離を変えておけば反転させてセットするだけで調整が可能となる。
この鼻押パッキン4の貫通孔15の中心と上面部16との距離に対し下面部17までの距離が長くなるように成形されている。これは口と鼻の距離に個人差があるため鼻押パッキン4を上下逆にして使用すれば、おおよその距離の違いが吸収できるように成っている。
図2はお面容器2の顔を入れる側から見た形状を示している。板状の面パッキン部11の中心側に切裂防止山13があり破線16部分が図1では「くの字」に曲がった部分で上下部分より顔側に出っ張っている。この出っ張り部21により顔を顎からいれ易く、しかも、しっかり面パッキン部11の面と切裂防止山13の縁で喉の皮膚を押さえて液漏れしないようにセットできる。
尚、顔を押し込むと面パッキン部11の部分が延びて顔にぴったりとヒットするように成っている。またこの時、左右にある厚みが増えている補強部21で目じりの凹みに隙間が開かないように面パッキン部11を強く顔の皮膚に押し当てるように成っている。
図3はお面容器2を顔に装着した状態を前からみた形状を示している。お面容器2はピンク色の透明素材に少し曇りがかった樹脂材料で成形するのが望ましい。女性には閉所恐怖症の方がおられるため、目をつぶっても光が入ってくる材質が望ましい、また、お面容器2の左右に装着用のゴムバンド14が在り、また、下側から上に向かってシリコン材質の空気ホース6が内側外周に沿って配置され最上部に開口部が配置されている。
また、充填容器25内の炭酸温水24が空気ホース6の開口部に届かない程度の液量であるか又は、充填容器25の位置をお面容器2より高くしホース管路がお面容器2の上部より高い位置にセットできるように空気管路用ニップル5をお面容器2の上部に取り付ける場合(図示せず)の実施例を示す。
使用上で充填容器25を設置位置に拘束されないようにするには、浮球7−1を使用した逆止弁7−2(図5に記載)を空気ホース6の最上部に取り付けると良い。この場合の逆止弁に使用する弁体は水に浮く球体のポリプロピレンなどの材質にする必要がある。
図3は鼻押パッキン4を前から見た場合の形状を示す図で、鼻押パッキン4はほぼ四角形であり、また、口パイプ3が楕円形状をなしその中心位置から上面部16と下面部17との距離が同じでないように成形品するのが好ましい。
また、図3のように鼻が鼻押パッキン4の上面部16に沈み込んで鼻を押さえて炭酸温水が鼻に入らないようになる、柔らかい材質のパッキンであることが望ましい。
図4においては簡易型の炭酸温水美容を可能にする機器の使用形態をしめすものである。充填容器25が図4では逆さに描かれているのは、炭酸温水美容を開始した状態を示すためである。充填容器25内の炭酸温水24をお面容器2に水位差を利用して送り込んでいる状態を示している。
まず、充填容器25をホースタケノコ28と29が上になるようにしてキャップ26のネジを緩めて充填容器25から外します。
このキャップ26には液止パッキン27が配置され逆さにしても液が漏れないようになっている。この中に所定の温水を入れ、この温度は30度以上が望ましい、好ましくは38度から40度が効果的である。所定の炭酸ガス発生薬剤、例えば重炭酸ナトリウムにクエン酸やリンゴ酸などの有機酸を加えます。ここで温水は炭酸温水に変わります。
また、この充填容器25に薬剤によらず、温水に直接炭酸ガスを吹き込んで作られた炭酸温水、温度30度以上で、好ましくは37度から40度の炭酸温水を所定量投入しておこなうこともできる。また直接炭酸ガスによって作られた炭酸温水の美容効果の優れた面として、例えば、アミノ酸から作られ、炭素数14以下で100ナノサイズ位にナノ化して作られた、油であるのに胞水性を上げたセラミド類似物質などを使用する場合に、水に溶けるようになるため炭酸温水に入れて使用できる良い点が生まれると同時に、ナトリウムの妨害に弱い性質がある。炭酸ガスから作られた炭酸温水では、ナトリウムの妨害が無いため、より効果的な組み合わせとなる。たとえば味の素社が考案したT305などがそれにあたる。
そのあとで、この生成した炭酸温水にビタミンCなどを加えます。単純なアスコルビン酸でなく、例えばAPPS(アスコルビン酸−2−リン酸−6−パルミチン酸)やパルミチン酸の代わりに他の油脂を持つものが結合したものでも良く、また、これ等は現在とても高価なため、アスコルビン酸のリン酸化物、例えばリン酸L−アスコルビルマグネシウムやリン酸L−アスコルビルナトリウムなどでも良い。そのほかにLシステインやそのアセチル化したN−アセチル−L−システイン(味の素の商品名)やアルブチンやプロリンなどを加えるのが好ましい。
また、特殊加工で小さい分子量にして人体に吸収できるように炭素数14以下にして100ナノメートル以下に超微細化して胞水生を高めたセラミド類似物質など、また甘草やウスベニアオイなど数種の漢方製剤エキスを加えるのも更に好ましい。
また、PCAソーダ(ピロリドンカルボン酸ナトリウム)と糖の1種であるトリハロースを加えるのも大変好ましい。これはNFM効果(ナチュラルモイスチャーリングファクター、自然の潤滑因子効果)が期待できる。[0028]から今まで述べた化粧品剤を、毛細血管の拡張効果を作り出す炭酸温水に入れて用いると好ましい美容効果を得ることができる。
また、炭酸温水美容後に、すぐお肌に塗り込む美容薬剤としてナノ化したQ10やFGF、EGF、レチノイン酸やトレチノイン酸、胎盤エキスのローション、APPS(アスコルビン酸−2−リン酸−6−パルミチン酸)などを含有する化粧品を、炭酸温水美容後に、すぐお肌に塗り込むと、今まで使用されてきたこれらの薬剤を含有する化粧品の使用方法より、極めて高い効果が期待できる。こうした炭酸温水浴と組み合わせる美容方法が今までにはない、お肌のより高いアンチェイジング効果をもたらす新しい美容方法である。
次に、前記充填容器25にエアー管30と連通する空気管路用ニップル29及び炭酸温水用ニップル28が液漏れのないように配置されている。このキャップ26のネジ部を介して充填容器25を液密に閉じる。このキャップ26には液漏れ防止のパッキン27が装着されている。図4では、充填容器25の炭酸温水24がお面容器2の無い容積より少ない量である場合の実施例であり、炭酸温水24を充填容器25からお面容器2に送水中の状態を示している。
充填容器25を手で持てるようになっている。また、この中の炭酸温水は手で持ち上げる事により、充填容器25からお面容器2に水位差を利用して送り込む事ができるようになっている。この時お面容器2内の空気はホース6の上部に配置された開口部7に浮球7−1を有する逆止弁7−2をつけ、空気ホース6に炭酸温水が入らないようにすると充填容器25を何処においても使用できる。
また、お面容器2の中の空気は押し出されてホース36を通って空気管路用ニップル29を通りエアー管30から充填容器25内の上部空間に溜まるようになっている。
充填容器25にキャップ26を閉めた時点で、お面容器2と充填容器25の関係はホース35と36により閉鎖空間を形成している。
炭酸温水が充填容器25から、顔のおでこ辺りまでお面容器2のほうに移動したら空気ホース6に炭酸温水24がお面容器2から流入しないように充填容器25を保持します。この実施例は充填容器25内の炭酸温水24の量が空気ホース6の上部位置に達しない程度に入れることが求められる。
お面容器2の中に炭酸温水24が充満してくると当然息ができなくなる、このため口の部分が外部に空気通路15により解放されている。口と鼻を押さえる鼻押パッキン4は特に柔らかいパッキン材質が好ましい。例えば市販されているエクスジェルに被服処理を施したものとか超低硬度シリコンゴム(JISA高度0)や発泡ポリウレタン又は、薄いシリコンや軟質のポリ性容器に空気又は多価アルコールなどの液体を入れて弾力を持たしたものなども好ましい。
鼻を軽く押さえて圧迫しながら柔らかい鼻押パッキン4が鼻から水が入るのを防いでいる。この鼻押パッキン4は断面が楕円形状の口パイプ3により液密にお面容器2と液密に勘合している。鼻押パッキン4をセットする場合、鼻と口の位置が個人個人違うため空気通路15なら上下表面までの距離が異なる長さになっている、このため鼻の位置が違う場合でも、反転して口パイプ3に差込むことで、ほとんどの人に合うように成っている。
この他の方法としては特に柔らかいジェル材のパッキンの形状で鼻までの位置を調整できるようにすることである。図5は図1とは異なるパッキンでジェル材の上にシリコン被覆した別の形状例を示す。図5の2−2と2−1は自在に位置を変更できるように、ジェル材の面をシリコンで被覆しないようにして何度でも、お面容器2に脱着できるようにした例を示す。
お面容器2を顔にセットするためにゴム製のバンド14がお面容器2のほぼ中央辺りに回転自在に配置されている。また、ゴムバンド14は両方が頭の後ろで、マジックテープで固定できるようになっている。このお面容器2をセットする工程は、まず、面パッキン部11の中央部に開いた引き裂き防止のための出っ張り部21を有する内周面20の開口部に顎から差込み内周面20を引き伸ばすようにして顔を差し込みます。
この時、面パッキン部11の目がくる位置には面パッキンの強度を補強する逆3角形の肉厚を厚くした補強部21がある。十分に顔が押し込まれた状態で、丁度良い位置でマジックテープの付いたゴムバンド14でお面容器2を顔に固定します。 炭酸温水を充填容器25からお面容器2に移動させます。この後、炭酸温水が充填容器25に戻らないように充填容器25をお面容器2より高い位置にしておきます。炭酸温水をお面容器2内に留めて置く時間は8分から12分程度が好ましい。
図5は鼻押パッキン4が極めて柔らかい接触圧で変形するエクスジェル(他社の商品名)又は、成形されたジェルをシリコンの被覆で覆ったパッキンを使用した場合の実施例を示す。お面容器2の一部を平らにしてそこにエクスジェルの片面が接着できるようにし、また洗えば何度でも接着できるものが販売されているため、ジェルの状態をそのように加工し、エクスジェルの底面をお面容器の壁に接着して鼻と口との距離の違いが個人個人調整して使用する実施例を示す。
この場合は口パイプ3をなくした形であり、面2−2で接着して液密にできるようになっている。また、接着面2−1の一部が折り曲げて高さを調整できるように接着面2−1は面2−1と同じの面に接着され、折り曲げた形で鼻位置の違いを調整する。また、空気ホース6の最上部の空気取り入れ口に水より軽い樹脂球を使用した逆止弁7−2が付いている、これがあると空気ホース6の中に水が入り充填容器25に戻すときの流れが滞るようなことが起こらないため使用すると好ましい。他の形式でも充填容器25を使用する場合は特にあると使い易い。
図6においては炭酸温水を供給する方法は図4に示した方法と同じ水位差を用いるものであるが、お面容器2の代わりに頭の発毛促進効果や髪のキュウチクルを回復させることを求めに、炭酸温水を頭部の周りに保持するようにした実施例を示す図である。
充填容器25から供給される炭酸温水はホース35を通ってヘッドキャップ47の下部位置に配置されたL型ニップル46を通って頭部にかかりながら面パッキン部11の液漏れ防止効果でヘッドキャップ47に溜まっていきます。
頭部は内周面20のゴムが持つ引っ張り力によって髪を押さえて供給される炭酸温水が漏れないようにしてある。この場合、空気の排出管も閉鎖して空気がヘッドキャップ47に供給されないようにするとヘッドキャップ47の炭酸温水の保持力が良い。またお風呂などで入りながら行うと更に好ましい。
この時ヘッドキャップ47の内側には幾つかの突起49が在ってヘッドキャップ47の内側が頭部に接触しないように配置してある。ヘッドキャップ47の中に在った空気はL型ニップル45の下部に装着された逆止弁7−2を通ってホース36介して充填容器25のキャップ26を通って充填容器25の底部、但し充填中は充填容器25が逆さになるため最上部の空間に排出されて生きます。
頭部が完全に炭酸温水に浸ったら、逆止弁7−2が炭酸温水24により押し上げられてヘッドキャップ47のホース36の管路を閉鎖します。10分から15分したら充填容器25を下げると、ホース35が開通してヘッドキャップ47内の炭酸温水が充填容器25に戻ります。
図7及び図8は本発明における、今まで述べてきたものとは別の方式による実施例の1つを示す。図7は側面から見た図で図8は正面から見た図である。お面容器50の両側にあるフック52にバンド53を取り付け、シール部材54が顔に密着するようにお面容器50をバンド53で顔に押し付けるように固定する。
お面容器50には炭酸温水の注入部59が設けられ、送水管路55が注入部59に接続されている。一方、お面容器50には3つの排出部58,62,63が設けられており、排出部58,62,63には排水管路57、64、65がそれぞれ接続されている。排水管路64は排出部63で排水管路65に合流し、排出部8に接続された排水管路57と排水管路65は合流部60で排水管路61に合流される。
ここで、桶などの桶容器101に入れられた炭酸温水はポンプ(図示せず)などにより吸い上げられて、送水管路55を介して注入部59に送られ、注入部9に設けられた注入口56からお面容器50と顔の間に注入される。ここで、注入口56は長穴であってもよいし、複数の穴で構成されていても良い。
炭酸温水がお面容器50と顔の間に注入されると、注入された炭酸温水は排出部58と63から排水されると共に、お面容器50内の空気が排出部62から排気されお面容器内50が炭酸温水で満たされてゆく。そして最終的には排出部62からも排水される状態になり、お面容器50内は炭酸温水で満たされ、顔の皮膚は常に炭酸温水に接触した状態となる。
ここで、注入された炭酸温水がお面容器50と顔の間に溜まらずに全て排出部58と63から排出されないように、排出部8と13の内径を僅かに小さくしておくことによりお面容器50と顔の間に炭酸温水が満たされるようになる。
この時、シール部材54は液体を通さない前記エクスジェルなどの弾性材質で構成された成形パッキンであり、シール部材54によりお面容器50内の炭酸温水が外にこぼれ出すのを防いでいる。したがって、注入された炭酸温水はすべて排水管路61を通って桶などの桶容器101に戻される。
ここで、前記シール部材54は液体を通さない弾性体だけではなく、内部が空洞のビニールその中に気体や液体あるいはビンガム体(高粘度で液体と固体の中間体)を封入した物や超低硬度シリコンゴム(JIS.A硬度0)や発泡ポリウレタンに発泡クロロプレンゴムを被服した弾性体などで成形しても良い。
あるいは内部が空洞のビニールや弾性体などでできており、一方からポンプなどで気体や液体を送り込み、少し断面積を縮小させた出口からその気体や液体を排出し、その排出された気体や液体を前記ポンプに戻して循環する構造でも良く、これらの構造によりシール部材54が弾力を持ち、顔の凹凸になじんで内部の炭酸温水を外に漏らさない構造であれば、特に構造や材質は制限しない。
また、桶などから炭酸温水を吸い上げるポンプを停止する機能と排水管路61を遮へいする機構を設け、お面容器1と顔の間が炭酸温水で満たされた後、ポンプを停止すると共に、排水管路61を遮へいすることによりお面容器50と顔の間に炭酸温水を留め置き、その状態を5〜10分保つ機構としても良い。
また、炭酸温水にビタミンCなどを加えます。単純なアスコルビン酸でなく、例えばAPPS(アスコルビン酸−2−リン酸−6−パルミチン酸)やパルミチン酸の代わりに他の親水基を持つものが結合したものでも良く、また、これ等は現在とても高価なため、アスコルビン酸のリン酸化物、例えばリン酸L−アスコルビルマグネシウムやリン酸L−アスコルビルナトリウムなどでも良い。そのほかにLシステインやそのアセチル化したN−アセチル−L−システイン(味の素の商品名)やアルブチンなどを加えるのが好ましい。
また、特殊加工で小さい分子量にして人体に吸収できるように炭素数14以下にして100ナノメートル以下に超微細化して胞水生を高めたセラミド類似物質など、また今話題のフリーラジカルの害を防ぐ球状格子構造を持つフラーレンや甘草やウスベニアオイなど数種の漢方製剤エキスを加えるのも更に好ましい。
また、PCAソーダ(ピロリドンカルボン酸ナトリウム)と糖の1種であるトリハロースを加えるのも大変好ましい。これはNFM効果(ナチュラルモイスチャーリングファクター、自然の潤滑因子効果)が期待できる。[0032]から今まで述べた化粧品剤を、毛細血管の拡張効果を作り出す炭酸温水に入れて用いると好ましい美容効果を得ることができる。
また、炭酸温水美容後に、すぐお肌に塗り込む美容薬剤としてナノ化したQ10やFGF、EGF、レチノイン酸やトレチノイン酸、胎盤エキスのローション、APPS(アスコルビン酸−2−リン酸−6−パルミチン酸)などを含有する化粧品を、炭酸温水美容後に、すぐお肌に塗り込むと、今まで使用されてきたこれらの薬剤を含有する化粧品の使用方法より、極めて高い効果が期待できる。こうした炭酸温水浴と組み合わせる美容方法が今までにはない、お肌のより高いアンチエイジング効果をもたらす新しい美容方法である。
以下に本発明において使用する炭酸温水を生成する装置の例を説明する。
図9は 高濃度炭酸温水生成回路の模式図を示す。桶101に溜めたお湯をポンプ102により、吸い上げ管路103を介して吸い上げ、混合タンク104に設けられたノズル105により混合タンク104内の空間106に噴射する。
また、炭酸ガスは炭酸ガスカートリッジ107から圧力調整器108で圧力を調整された後、混合タンク104に供給される。混合タンク104内の空間106は炭酸ガスで満たされており、混合タンク104内の底部にはノズル105により噴射された温水が貯留されるようになっている。
混合タンク104の底部に溜まっている温水は、ノズル105により混合タンク104内の空間106に噴射されることにより空間106に満たされた炭酸ガスを吸収し、高濃度の炭酸温水となっている。そして、この溜まった高濃度炭酸温水は混合タンク104の底部に接続された戻り管路109により桶101に戻される。
ここで、混合タンク104の底部に溜められた高濃度炭酸温水の水位はある所定の範囲に保たれている。この水位を保つ方法を以下に説明する。
混合タンク104には圧力調整器108により圧力を調整された炭酸ガスが開閉バルブ111を介して供給されている。また、混合タンク104の底部に接続されている戻り管路109にはオリフィスなどの流量調整部110が設けられている。さらに混合タンク4には水位を検知できるセンサー112、113、114、115が4つ設置されている。
流量調整部110と炭酸ガスの圧力調整器108は、炭酸ガスの開閉バルブ111が開いて炭酸ガスが混合タンク104に供給されている時は、混合タンク104内の水位が徐々に下がり、また、炭酸ガスの開閉バルブ111が閉じて炭酸ガスの供給がなくなると、混合タンク104内の炭酸ガスがノズル105により噴射された温水に吸収され、水位が徐々に上がるようにそれぞれ調整されている。
そして、センサー114が水位を検知すると炭酸ガスの開閉バルブ111を閉じて炭酸ガスの供給を止め、これにより混合タンク104内の炭酸ガスが温水に吸収されて水位が徐々に上昇する。そしてセンサー113が水位を検知すると開閉バルブ111が開いて炭酸ガスを混合タンク104内に供給する。これにより混合タンク104内の圧力が上がり、水位は徐々に下降する。そして再びセンサー114が水位を検知して開閉バルブ111を閉じ水位が上昇し始める。この繰り返しにより、混合タンク104内の水位は、センサー113と114の間に保たれる。
図7は炭酸温水を生成する装置の外観を示す。装置本体120には炭酸ガスカートリッジ121が取り付けられている。この炭酸ガスカートリッジ121はねじ込み式で、工具を使わなくても容易に着脱が出来る構造となっている。装置本体の前面には炭酸温水を溜める桶101が装着されている。この桶101は蓋の役目をなしている。使用時には装置本体から取り外して使用するようになっている。吸い上げ管路103と戻り管路109は装置本体120から出た所で回転自在になっており、先端を桶のお湯に浸けたり逃がしたりすることが出来る。
図7を用いて、炭酸温水を生成する装置使用時の動作を説明する。まず、図7のように桶101を装置本体120から外し、桶101に給湯器などからお湯を入れる。そして、図7のようにお湯を入れた桶101を装置本体120の前に置き、吸い上げ管路103と戻り管路109の先端を桶101内のお湯に浸ける。
次に、装置本体上部にあるスイッチ116を押す。すると、混合タンク104に接続された排気管路117の途中に設けられた開閉バルブ118が開くと共にポンプ102が運転される。これにより、桶101内のお湯が吸い上げ管路103から吸い上げられ、ポンプ102を通って混合タンク104内にノズル105から噴射される。このとき、炭酸ガスの開閉バルブ111は閉じた状態にある。
混合タンク内の空気は排気管路117を通り戻り管路109を通って桶101に放出される。そして、混合タンク104内の空気が完全に抜けて混合タンク104内がお湯で満たされたことをセンサー112が検知すると開閉バルブ118が閉じ、排気管路117からの排気が遮断されるとともに、炭酸ガスの開閉バルブ111が開き炭酸ガスが混合タンク104に供給される。これにより、混合タンク104内の水位は徐々に下がり、空間106は炭酸ガスだけになる。
ノズル105から噴射されたお湯は混合タンク104内の空間106で炭酸ガスと接触して炭酸ガスを吸収して高濃度炭酸温水となり、混合タンク104の底部に貯留し、さらに混合タンク104内の炭酸ガスの圧力で戻り管路109を通って桶101に戻される。この循環により桶101内のお湯の炭酸ガス濃度が上がってゆく。
所定の時間が経過すると、炭酸ガスの開閉バルブ111を閉じ、吸い上げ管路103から分岐した吸気管路123の先端に設けられた開閉バルブ124を開く。これにより、吸い上げ管路103に空気が入りポンプ102は桶のお湯を吸い上げなくなる。吸気管路から入った空気はポンプ102を通って混合タンク104内に送られ、混合タンク内の高濃度炭酸温水を全て戻り管路109に押し出す。
混合タンク104内の水位がタンク下部まで下がるとセンサー115が水位を検知しポンプの運転を停止して動作を終了する。これら一連の動作により、桶101に入れたお湯は全て高濃度炭酸温水となり、装置本体内の高濃度炭酸温水もほとんど桶101に戻されて生成を完了する。
炭酸温水生成装置本体120は必ずしも小さいとは言えないため、家庭においては装置本体120を居間のテーブルや寝室に設置しておくことは好ましくない。また、業務用途であっても装置本体120ごと持ち運ぶのも良い方法ではない。したがって、桶101の部分だけを分離して持ち運べることも重要用件である。
混合タンク104内の水位を保つ方法として、炭酸ガスの開閉バルブ111の開閉ではなく、開閉バルブ111は開けたままにしておき、ポンプ102の回転数を変えるか又は、戻り管路109に電動式流量調整バルブや開閉バルブ(図示せず)などを設けて、混合タンク104への給水量や排水量を調整しても良い。
また、炭酸ガスカートリッジ121の炭酸ガスが空になると、開閉バルブ111が開いても炭酸ガスの圧力によって混合タンク104内の高濃度炭酸水を押し出すことが出来なくなり、混合タンク104内の水位が下がらなくなる。その場合、開閉バルブ111が開いた後、ある時間以上経過してもセンサー114が水位を検知しない場合は、炭酸ガスが無くなったと判断して、ポンプ2の運転を停止して警告表示を行う。
さらに、吸い上げ管路103が桶101内のお湯の面から出ている場合やポンプ102が動作しない場合、運転開始時においては混合タンク104にお湯が送られないため、いつまで経っても混合タンク104内の水位が上がらずセンサー112が水位を関知しない。その場合も、ある所定時間が経過してもセンサー112が水位を検知しない場合は異常としてポンプ102の運転を停止して警告表示を行う。
また、運転途中に吸い上げ管路103が桶101のお湯の面から出されるか、ポンプ102が動作しなくなった場合も、混合タンク104にお湯が供給されなくなる為、開閉バルブ111が閉じても混合タンク104内の水位は上がらず、徐々に下がってセンサー115が水位を検知する。センサー115が水位を検知した場合、直ちにポンプ102を停止し警告表示を行う。
図10は炭酸温水を生成する装置のもう一つの実施例である。図7および図9では桶101に溜めたお湯を吸い上げ管路103で吸い上げたが、本実施例では給湯器(図示せず)などの一定の湯温のお湯を供給できる装置から直接お湯を、給湯管路126を介してポンプ102に供給し、混合タンク104で生成された高濃度炭酸温水を桶101に溜めるものである。
本発明においては、使用する炭酸温水は上記実施例で示した装置で作ることに限定しているわけではなく、市販の炭酸水をお湯でうすめて使用しても良いし、まったく別の方法で作った炭酸温水を使用してもかまわない。
さらに上記実施例では炭酸温水生成装置の桶が本体と分離できる構造となっているが、桶が本体と分離できない一体構造であってもかまわない。
また、炭酸ガスはカートリッジにより供給されているが、5リットル以上の炭酸ガスボンベから供給してもかまわない。
ここで、戻り管路109と接続アダプタ66はねじ67などで着脱自在に構成されていても良いし、接続アダプタ66を用いずに両管路を1本の管路として分離できない構成としても良い。また、桶101と炭酸温水製造装置が分離できない一体構造となっていてもかまわない。
さらに、吸い上げ管路103先端に取り付けられたフィルタは図7にしか記載されていないが、図9〜10の実施例においても取り付けても良い。
さらに、上記のお面容器50や炭酸温水を溜めておく桶、あるいは桶101や装置120にヒーターなどの加温装置を組込んで、炭酸温水の温度低下を防止し、任意の温度に保つ機能を付加するとさらに良い。
図11においては充填容器25からお面容器2に炭酸温水24を供給又は回収する管路は1本の管路のみで行うことを特徴とする実施例を示す。供給及び回収のホースはホース35のみで今まで述べた戻りのホース36が無い場合の実施例を示す。
供給管路のホース35にローラ式バルブBLがあり、充填容器25からお面容器2に炭酸温水24が供給されたらローラ式バルブBLのローラ71を矢印Rの方向に転がしながら底板73とローラガイド74との傾斜を利用してホース35を圧迫して管路を閉鎖する、ローラ71はガイド溝74によって底板73との距離が狭まるように底板73とガイド溝74の角度は先端いくほど狭まるような角度となっている。8分から10分程度、顔の炭酸温水浴を行なう。
その後、ローラ式バルブBLのローラ71矢印Oの方向に転がして開きます。お面容器2内の炭酸温水24はホース35を通って充填容器25に戻ります。この時お面容器2の最上部に開いているエアー供給口7−Aから外気の出入りができるように成っているため充填容器25からの供給や回収が容易に行える。
また、充填容器25のキャップ26に付いている空気供給用の管路としてエアー管30が配置されていて充填容器25からお面容器2への炭酸温水24供給時に充填容器25内に負圧が生じないように、その開口部が充填容器25の底位置(供給時は上方に位置している)と充填容器25の外部と連通して容器内が負圧にならないようにして、水位差による圧力で面容器2に炭酸温水が流れ込み易くしている。
お面容器2を使用して炭酸温水美容を行う場所がお風呂の湯船の中である場合は図11に示すような形状で、エアー口7−Aから炭酸温水が溢れて出してもなんら気にならないので、最上部の空気排出口に逆止弁などを付ける必要がない。
また、本発明ではローラ式のバルブを使用しているが使い易いものならばどんなバルブでも良い。
また、キャップ26の蓋面のいずれかの箇所に逆止弁29−1を内蔵して充填容器25を逆さにした時、内部の炭酸温水が流れ出さないようにし、キャップ26を上にした場合にエアー管30を通らずに充填容器25の上部に空気を供給できるようにすると充填容器25から炭酸温水をお面容器2に供給した後で充填容器25の置き方を、図とは逆の状態、充填容器25の底が下側に来る状態でも温水の回収時にエアーがキャップ26の内側から外に排出されるので、回収が良好になり使用上に制約がなくなり一層使い易くなるので更に好ましい。
しかし、これ等の逆止弁76や29−1などが無くてもお面容器2内に炭酸温水を、落差を使って送り込むのになんら支障は無い、また、利用する場所が大体お風呂の浴槽水内になるため、通常は無くても商品性は失われない。
また、エアー管30の出口部に逆止弁76をつけて配置すると炭酸温水の入った充填容器25にキャップ26に蓋をするときに、エアー管30に炭酸温水が入らないため充填容器25を逆さにしても少量の温水がこぼれ出ることを防ぐことができる。以上の述べた2つの逆止弁に関しては、他の実施例においても充填容器25を使用する場合には共通する効果をもたらす要素である。
図12においては、エステ業界や理美容の業界で使用されることを主たる用途とした、頭部の髪の毛にかんする美容効果を目的とした実施例です。エアー管路と炭酸温水供給及び回収管路の2つの管路を有することを特徴とする実施例を示すものである。ホース35からキャップ容器81が装着してから洗髪浴槽77に頭ごと傾けた状態で下側からニップル82を通ってキャップ容器81に充填容器25を頭より高い位置に持ち上げて落差を利用して送り込みます。
ホース36がキャップ容器81に接続されている位置は、ほぼ最上部に位置し、ここから水に浮く樹脂球7−1を使用した柔らかいシリコンゴム性の逆止弁7−2を通って、まずキャップ容器81内の空気がホース36から充填容器25の内の底の部分(逆さにして送り込むため上側)に押し出されます。キャップ容器81内の炭酸温水が逆止弁7−2に到達すると中の樹脂球が浮いて出口部でパッキン機能部分と接触して管路を閉鎖します。
また、キャップ容器81には図2に示した類似形状の面状のパッキンで外周は図2のお面容器2のシール方法と同じである。キャップ容器81と接着にするか外側からコの字型の金具入りの樹脂カバーで押さえ込むかして液密にします。但しキャップ容器81が洗髪浴槽77の上にあるのであまり高度な液密性は必要としない。耳の部分はキャップ容器81の中に入れても出してもどちらでも良い。
図14は図13に示したキャップ容器81を用いた頭髪美容方法とその実施例を示すものであるが、キャップ容器81への炭酸温水24の供給及び回収管路が1つの管路で行いエアー管路が充填容器25に連通していない事を特徴とするものであり、図11や図12に示す形態と同じ方法を採用している実施例である。キャップ容器81の最上部近傍にエアー口89が外部に開放されている。また、バルブBLの操作方法も前述の方式と同じである。
本発明における形態は主に理美容やエステなどで様々な炭酸温水に美容剤を混合してその種類の違う物を取り替えて、1度に異なる頭髪美容を行うことができるようにしてある。このためホース36の途中に着脱自在のカップリング78を配置してある。しかも、指でレバーを押すと簡単に外れるもので、外すと同時に内蔵したチェックバルブが働き、ホースの両端から液漏れが生じない構造のものが望ましい。
図15においては図7と図10に書かれた桶101が単に置けとして、機能するだけではなく、濾過や保温機能及び水位制御機構を備えた実施例を示す。給湯管路126には上流側に3方切り替バルブ69があり、この3方切り替バルブ69の管路が初めはタンク101Aに連通しており、タンク101A内のフロート水位センサー99が上昇してスイッチがONの状態になると、3方切り替バルブ69が切り替わって給湯管路126とタンク101Aとが連通する。管路を切り替える方法は3方切り替バルブに限定するものではない。
また、戻り管路109にはオリヒス110と3方切り替バルブ68があり管路の下流はタンク101Aに接続し、このタンク内の温水が装置本体120に供給される。この構造は図9や図10に示した機構と同じであり、その炭酸温水生成工程も同じでるため、ここでは省略する。装置本体120で炭酸ガスを供給された温水に吸収させてタンク101A内の温水が所定の炭酸温水濃度になると、3方切り替バルブ68がキャップ容器81側のホース35Aの管路と連通する。
この管路にはワンタッチジョイント78と78Aが配置されて脱着可能な形態が確保されている。このワンタッチジョイントには外した時、ホース36や3方切り替バルブ68側のホースから液漏れがないように逆止弁が内蔵されている。
また、このワンタッチジョイント78Aは全く同じ構造のワンタッチジョイント78Bが差し替え可能な形で、排水時に排水管路と連通するように配置されている。
生成された炭酸温水はホース35Aからキャップ容器81のニップル82を通って内側に供給され、キャップ容器81内の空気を押し上げて上部にある開口部7からホース36Bを通ってタンク101Aに流れ込み、フィルター100で髪の毛や垢などが濾過され、フィルター100の下に溜まり、温度制御を有するヒター79で温度が一定に保たれる仕組みになっている。また、キャップ容器81は前に述べてあるため構造の説明は省略する。
また、この濾過された炭酸温水は3方切り替バルブ69を通ってポンプ102で加圧されてノズル105によりシャワー状に混合タンク104の中に噴射されて炭酸温水の濃度が常に最適な濃度に維持できる、また、炭酸ガスを混合タンク104に供給しないで単に循環させることもできる機構になっている。これら濃度補充や循環工程時には、3方切り替バルブ69により給湯管路126からの送水は閉じられている。タンク101A内のフィルター100は交換又は取り出して洗浄できる構造に成っている。
この方法はエステなどで炭酸温水の濃度を高濃度に保ちしかも水温も最適の温度に維持して10分から20分間、髪のキュティクルケアーや発毛のための毛細血管活性化の工程をリラックスして行えるようにするものであり、この間、エステシャンは他の人の施術ができるよう自動で管理され、濃度と温度の維持ができるようになっている。また、前述の薬剤又は髪に良い薬効のあるものをタンク101Aに薬剤投入口98から入れておくと更に効果的である。
また、施術が終わったら、洗材と殺菌剤を薬剤投入口98から投入して、洗浄運転をスタートします。キャップ容器81内が綺麗になったら、ワンタッチジョイント78と排水側と連通したワンタッチジョイント78Bと接続してタンク101A内の液を排水管に流します。次に3方切り替バルブ69を給湯管路126とタンク101Aが連通するようにし、オバーフロー管78Dとドレン管78Cにより洗浄しながら排水する。また、ドレン管78Cには開閉バルブ78Eが配置してある。また、3方切り替バルブ68を切り替えてキャップ容器81やフィルター100を洗浄できるように成っていても良い。
発明の効果
従来の美容方では行われなかった長時間の顔浴を、高濃度炭酸温水を使って行う事により、炭酸ガスが肌表面から皮下の毛細血管に入り、これにより毛細血管の血流を促し新陳代謝を活発にすることが出来る。新陳代謝が活発になると肌の細胞への水分や栄養の補給が活発になり、肌本来の美しさを中から、取り戻すことが出来る。また、高濃度炭酸温水による顔浴を続けることにより毛細血管が肌に向かって発達し、持続的に肌を若返らせることができる。
本発明により手軽に高濃度炭酸温水による顔浴が出来るようになり、毎日続けることが可能になる。また、水に顔をつけることが出来ない人でも高濃度炭酸温水による顔浴を少なくとも5分以上連続して行う事ができるようになる。また、頭皮の発毛促進も毛細血管の減退が原因と考えられている、このため頭皮や髪の毛に炭酸温水浴を行うことにより、発毛や髪のキュティクルの改善が期待できる。
また、高濃度炭酸温水だけではなく、付加的に活性型ビタミンCなどやアミノ酸類やトリハロースなどの糖類やミネラル豊富な塩類を混ぜることによりさらに効果を上げることが期待できる。
本発明により、女性の永遠の願望である「いつまでも若々しくいたい」という願いを肌の内側から細胞レベルで活性化させて本質的な肌の改善が実現できる。
本発明のお面容器2の実施例の側面図を示す。 本発明のお面容器2の背面図で面パッキン部11の形状を示す。 本発明のお面容器2の正面図で鼻押パッキン4の鼻押さえ状態を示す。 本発明のお面容器2と充填容器25の実施例の側面図を示す。 本発明のお面容器2の異なるジェル性パッキン使用と空気ホース6に装着された逆止弁7−2の側面断面図を示す。 本発明のヘッドキャップ47と充填容器25の実施例の側面図を示す。 炭酸温水生成装置の循環式実施例とお面容器50の外観図を示す 本発明のお面容器50の正面図で給排水管路と位置を示す。 炭酸温水生成回路の模式図を示す。 炭酸温水生成回路の模式図を示す。 本発明のお面容器2と充填容器25の1本の管路で連通する実施例の側面図を示す。 本発明のヘッドキャップ47と充填容器25の1本の管路で連通する実施例の側面図を示す。 本発明の業務用ヘッドキャップ81と充填容器25の実施例の側面図を示す。 本発明の業務用ヘッドキャップ81と充填容器25の1本の管路で連通する実施例の側面図を示す。 頭皮や頭髪美容における、炭酸温水生装置である装置本体120による業務用ヘッドキャップ81を使用する場合の自動化の機構模式図を示す。
符号の説明
口パイプ3、鼻押パンキン4、お面容器2、空気管路用ニップル5、29、空気ホース6、開口部7、浮球7−1、逆止弁7−2、炭酸温水用ニップル8、28、面パッキン部11、パッキン10、呼吸管路3、液漏れ防止部12、貫通孔15、貫通孔15、上面部16、下面部17、切裂防止山13、開口部7、出っ張り部21、液漏れ防止部12、補強部21、ゴムバンド14、空気穴15、上部面16、下部面17、キャップ26、パッキン27、バルブB、ローラ39、ホース35、36、底面27、エアー管30、バルブBL、底面73、内周面20、接着面2−1、接着面2−2、ヘッドキャップ47、お面容器50、フック52、バンド53、送水部54,送水管路55、注入口56、排水管路57、排出部58、注入部59、合流部60、排水管路61、排出部62、排出部63、排水管路64、排水管路65、接続アダプタ66、薬剤投入口98、3方切り替バルブ69、68、ワンタッチジョイント78、78A、78B、オバーフロー管78D、ドレン管78C、78E、キャップ容器81、フロート水位センサー99、桶101、タンク101A、ポンプ102、吸い上げ管路103、混合タンク104、ノズル105、空間106、炭酸ガスカートリッジ107、圧力調整器108、戻り管路109、流量調整部110、開閉バルブ111、センサー112、センサー113、センサー114、センサー115、スイッチ116、排気管路117、開閉バルブ118、貯蔵部119、装置本体120、炭酸ガスカートリッジ121、吸気管路123、開閉バルブ124、フィルター125、100、給湯管路126、

Claims (21)

  1. 顔に液体を収容できる構造のお面容器を装着し、該お面容器は空気排出管路の開口部を上部に、液体の給排水管路開口部を下部に有するお面容器であり、該お面容器に溶存炭酸ガス濃度が500ppm以上で湯温が30℃以上の炭酸温水を収容し、少なくとも3分以上炭酸温水を顔に接触させることを特徴とする炭酸温水による顔の美容方法。
  2. 前記お面容器と2本のホースで連通した液密に保てる充填容器を有し、該充填容器のキャップ部又は容器内いずれかの底部近傍に炭酸温水用管路開口部が配置され、他方空気用管路開口部が前記炭酸温水用管路開口部と反対側に配置されているものにおいて。前記充填容器に炭酸温水を所定量充填し前記キャップを液密に閉めて、前記容器を顔の位置より高くして前記お面容器内に水位差を利用して炭酸温水を送り込み、前記2本の連通管路の少なくても1つの管路を閉鎖するか、又は充填容器をお面容器より高い位置に保ち前記お面容器内に炭酸温水が保たれるようにして行うことを特徴とする請求項1記載の炭酸温水による顔の美容方法。
  3. 最上部近傍に外部と連通する開放口を有する前記お面容器とホースなどで連通した連通管路を有する充填容器と、該充填容器のキャップ部又は容器内いずれかの底部近傍に炭酸温水用管路開口部が配置され、他方空気用管路開口部が前記炭酸温水用管路開口部と反対側に配置されているものにおいて。前記充填容器に炭酸温水を所定量充填して、前記容器を前記お面容器の位置より高くし水位差を利用し前記お面容器内に炭酸温水を送り込み、前記連通管路を閉鎖するか、又は前記充填容器を前記お面容器より高い位置に保ち前記お面容器内に炭酸温水が保たれるようにして行うことを特徴とする請求項1記載の炭酸温水による顔の美容方法。
  4. 最上部近傍に外部と連通する開放口を有する前記お面容器とホースなどで連通した連通管路を有する非液密型容器と、該非液密型容器の底部近傍に炭酸温水用管路開口部が配置されているものにおいて。前記非液密型容器に炭酸温水を所定量充填して、前記非液密型容器を顔の位置より高くして前記お面容器内に水位差を利用して炭酸温水を送り込み、前記連通管路を閉鎖するか、又は前記充填容器を前記お面容器より高い位置に保ち前記お面容器内に炭酸温水が保たれるようにして行うことを特徴とする請求項1記載の炭酸温水による顔の美容方法。
  5. 頭部に液体を収容できる構造のキャップ容器を付け、該キャップ容器は空気排出管路の開口部を上部に配置し、液体の給排水管路開口部を前記キャップ容器のいずれかの位置に配置したものであり、前記キャップ容器に溶存炭酸ガス濃度が500ppm以上で湯温が30℃以上の炭酸温水を収容し、少なくとも3分以上炭酸温水を頭皮に接触させて行うことを特徴とする炭酸温水による頭皮及び毛髪の美容方法。
  6. 頭部に液体を収容できる構造のキャップ容器を付け、該キャップ容器は空気排出管路の開口部を上部に配置し、液体の給排水管路開口部をキャップ容器のいずれかの位置に配置したものであり、前記キャップ容器と2本の管路で連通した液密に保てる充填容器を有し、該充填容器のキャップ部又は容器内いずれかの底部近傍に炭酸温水用管路開口部を配置させ、他方空気用管路開口部が前記炭酸温水用管路開口部と反対側の位置に配置されているものにおいて、前記充填容器を頭部の位置より高くして前記キャップ容器内に水位差を利用して炭酸温水を送り込み、前記2本の連通管路の少なくても1つの管路を閉鎖するか、又は前記充填容器を前記キャップ容器より高い位置に保って、前記キャップ容器内に炭酸温水を保つようにして行うことを特徴とする請求項5記載の炭酸温水による頭皮及び毛髪の美容方法。
  7. 頭部に液体を収容できる構造のキャップ容器を付け、該キャップ容器は空気排出管路の開口部を上部に配置し、液体の給排水管路開口部をキャップ容器のいずれかの位置に配置したものであり、前記キャップ容器とホースなどで連通した連通管路を有する充填容器と、該充填容器のキャップ部又は容器内いずれかの底部近傍に炭酸温水用管路開口部を配置させ、他方空気用管路開口部が前記炭酸温水用管路開口部と反対側の位置に配置されているものにおいて。前記充填容器を頭部の位置より高くして前記キャップ容器内に水位差を利用して炭酸温水を送り込み、前記連通管路を閉鎖して前記キャップ容器内に炭酸温水を保つようにして行うことを特徴とする請求項5記載の炭酸温水による頭部の美容方法。
  8. 頭部に液体を収容できる構造のキャップ容器を付け、該キャップ容器は空気排出管路の開口部を上部に配置し、液体の給排水管路開口部をキャップ容器のいずれかの位置に配置したものであり、前記キャップ容器とホースなどで連通した連通管路を有する非液密型容器と、該非液密型容器の底部近傍に炭酸温水用管路開口部を配置させているものにおいて。前記非液密型容器を頭部の位置より高くして前記キャップ容器内に水位差を利用して炭酸温水を送り込み、前記連通管路を閉鎖するか、又は前記充填容器を前記キャップ容器より高い位置に保って前記キャップ容器内に炭酸温水を保つようにして行うことを特徴とする請求項5記載の炭酸温水による頭部の美容方法。
  9. 前記炭酸温水は桶などの容器に溜められており、その溜められた炭酸温水をポンプなどで吸い上げて前記お面容器及び前記キャップ容器に送り、これらの容器から、排出される炭酸温水を再び前記桶などの容器に戻すことを特徴とする請求項1及び5項に記載の美容方法
  10. 前記炭酸温水は温水に重炭酸ナトリウムと有機酸又は有機酸塩を加えて生成するものであることを特徴とする請求項1乃至8記載の美容方法。
  11. 前記炭酸温水は桶などの容器に溜められたお湯を前記お面容器へ送水する途中で、炭酸ガス混合手段により前記お湯に炭酸ガスを溶解させる工程により生成される炭酸温水で、お面容器及びキャップ容器から排出された炭酸温水を再び前記桶などの容器に戻すことを特徴とする請求項1及び5項に記載の美容方法。
  12. 前記お面容器及びキャップ容器の内側面又は外側面に保温部材を配置したことを特徴とする請求項1から11に記載の美容方法
  13. 前記炭酸温水にアミノ酸類やアミノ酸から作られた炭素数14以下のナノ化したセラミド類似物質やトリハロース等の糖類やピロリドンカルボン酸ナトリウムなどの肌湿潤効果物質およびパルミチン酸などの油脂を有するアスコルビン酸−2−リン酸−6−パルミチン酸、やパルチミン酸以外の油脂が結合した活性型ビタミンC又はリン酸L−アスコルビルマグネシウムやリン酸L−アスコルビルナトリウム、また漢方の甘草エキス、などのいずれか1つ又は数種の美容剤を添加することを特徴とする請求項1から11に記載の美容方法
  14. 食塩や岩塩、硫化水素塩を含む岩塩または硫化水素塩などを用いて、前記炭酸温水に塩化ナトリウムや遊離硫化水素のいずれか少なくても1つを溶解させることを特徴とする請求項1から11に記載の美容方法
  15. お面のように顔に装着し顔とお面との間に炭酸温水を溜められるお面容器であり、顔とお面容器との液漏れを防ぐパッキンを有し、該お面容器は空気排出管路の開口部を上部に有し、液体の給排水管路開口部をお面容器の下部に有し、該お面容器に溶存炭酸ガス濃度が500ppm以上で湯温が30℃以上の炭酸温水を収容し、この状態で呼吸ができるように口の周辺と鼻の穴を柔らかく押さえる軟質パッキンを具備し、口の部分が外気と連通する装着状態を維持し、少なくとも3分以上炭酸温水を顔に接触させられる機構を有し、且つ、前記お面容器の給排水管路開口部とホース管路で連通した充填容器を有し、該充填容器の水底部近傍に炭酸温水用管路開口部を配置させ、前記充填容器に前記炭酸温水を所定量充填し、前記充填容器を顔の位置より高くして前記お面容器内に水位差を利用して炭酸温水を送り込み、前記ホース管路を閉鎖する機構、又は前記充填容器を前記お面容器より高い位置に保つ機構有し前記お面容器内に炭酸温水を保持させることを特徴とする美容機器。
  16. お面のように顔に装着し顔とお面との間に炭酸温水を溜められるお面容器であり、顔とお面容器との液漏れを防ぐパッキンを有し、該お面容器は空気排出管路の開口部を上部に有し、液体の給排水管路開口部をお面容器の下部に有し、該お面容器に溶存炭酸ガス濃度が500ppm以上で湯温が30℃以上の炭酸温水を収容し、この状態で呼吸ができるように口の周辺と鼻の穴を柔らかく押さえる軟質パッキンを具備し、口の部分が外気と連通する装着状態を維持し、少なくとも3分以上炭酸温水を顔に接触させられる機構を有し、且つ、前記お面容器の空気排出管路と給排水管路開口部をそれぞれホース管路で連通した液密に保てる充填容器を有し、該充填容器のキャップ部又は容器内いずれかの水底部近傍に炭酸温水用管路開口部を配置させ、他方空気用管路開口部を前記炭酸温水用管路開口部と反対側に有し、前記充填容器に前記炭酸温水を所定量充填し前記キャップを液密に閉めて、前記充填容器を顔の位置より高くして前記お面容器内に水位差を利用して炭酸温水を送り込み、前記2本のホース管路の少なくても1つを閉鎖する機構、又は前記充填容器を前記お面容器より高い位置に保つ機構を有し、前記お面容器内に炭酸温水を保持させることを特徴とする美容機器。
  17. 炭酸温水を溜めておく容器を有し、該炭酸温水を吸い上げるポンプを有し、顔に装着するお面容器を有し、該お面容器の顔に接触する部分に水漏れ防止用のパッキンを有し、前記お面容器に炭酸温水を注入する注入部と炭酸温水を排出する排出部を有し、前記容器からポンプで吸い上げた炭酸温水を前記お面容器に送水する送水管路を有し、該送水管路は前記注入部に接続され、前記お面容器から排出された炭酸温水を前記容器に戻す戻し管路を有し、前記お面容器内に空気や炭酸ガスなどが残らないようにして顔の炭酸温水美容を行える機構を有することを特徴とする炭酸温水による美容機器。
  18. お湯を溜める容器を有し、前記お湯を吸い上げるポンプを有し、炭酸ガスを供給するボンベを有し、炭酸ガスの圧力を調整する圧力調整器を有し、前記ポンプで吸い上げたお湯と炭酸ガスとを接触混合する混合タンクを有し、炭酸ガスの混合タンクへの供給を遮断する開閉弁を有し、顔に装着するお面容器を有し、該お面容器の顔に接触する部分に水漏れ防止用のパッキンを有し、お面容器に炭酸温水を注入する注入部を前記お面容器のいずれかの位置に有し、炭酸温水を排出する排出部を前記お面容器の上部に有し、前記混合タンクで生成された炭酸温水を前記お面容器に送水する送水管路を有し、該送水管路は前記注入部に着脱自在に接続され、お面容器の排出部から排出された炭酸温水を前記容器に戻す循環管路を有することを特徴とする炭酸温水による美容機器
  19. 前記顔とお面との液漏れを防ぐパッキンが板状のシリコンゴム等のゴム製品の中央部に楕円形に近い開口部を有するものか、又は市販の極めて柔らかいジェル状の充填剤を充填した外部をウレタンやシリコン又は発泡クロロプレンなどで被覆した成形パッキンであるか、軟質発泡ポリウレタンの成形品であるか前記パッキンが中空構造で内部に気体又は液体を充填したものであることを特徴とする請求項15乃至18記載の美容器具。
  20. 前記お面容器が頭部に液体を収容できる構造のキャップ容器であり、該キャップ容器は空気排出管路の開口部を上部に有し、液体の給排水管路開口部を前記キャップ容器のいずれかの位置に有し、前記キャップ容器と頭部との液漏れを防ぐパッキンを有する容器であることを特徴とする請求項15乃至19記載の美容器具。
  21. 前記おお面容器及びキャップ容器内の空気排出管路出口部に浮力を利用した液漏れ防止用逆止弁を配置したことを特徴とする請求項1乃至8及び15と16項記載の美容機器。
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