JP2009017386A - 画像処理装置、画像処理方法、及び画像処理プログラム - Google Patents

画像処理装置、画像処理方法、及び画像処理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】所定の動画圧縮規格で圧縮可能な圧縮可能画素数よりも多い画素数の画像を当該動画圧縮規格で圧縮して記録することができる画像処理装置、画像処理方法、及び画像処理プログラムを提供する。
【解決手段】所定の動画圧縮規格の圧縮方式においてフレーム画像として圧縮可能な圧縮可能画素数よりも多い画素数の画像を連続的に撮像して順次出力された各画像データにより示される画像を前記圧縮可能画素数以下の画素数の分割画像に分割し、分割よって得られた各分割画像を前記動画圧縮規格の圧縮方式で圧縮して動画像データを生成する。
【選択図】図5

Description

本発明は、画像処理装置、画像処理方法、及び画像処理プログラムに係り、特に、連続的な撮像によって得られた画像データを動画像データとして圧縮する画像処理装置、画像処理方法、及び画像処理プログラムに関する。
近年、デジタル電子スチールカメラ(以下、「DSC」という。)では、例えば、スポーツやペットの動きなどを撮影する際に、シャッターチャンスを逃さないために、高速(1秒あたりの撮影枚数が多い)かつ持続時間の長い連写が求められている。
しかし、この種のDSCでは、連写速度を高速に(フレームレートを高く)すると、各撮像によって得られた画像データによってDSCの内部に備えられたバッファメモリが短時間でフル状態になってしまい、持続時間が短くなってしまう。一方、この種のDSCでは、連写速度を低速にすると、持続時間が長くなるものの、1秒あたりの撮影枚数が少なくなるため、シャッターチャンスを逃してしまう場合がある。
このように、DSCにおいて、連写速度の高速性と持続時間の長さとの2つの要素は互いにトレードオフの関係にあり、この2つの要素を両立させることは困難であった。
例えば、撮像される画像データの画像サイズが800万画素前後の市場で販売されている各DSC(製品1〜製品5)の連写速度と持続時間の関係は、図14に示すようになっている。
すなわち、図15に示すように、例えば、画像サイズが800万画素程度の画像を8fpsのフレームレートで連写し、JPEG方式の標準的な圧縮率(2bit/pel)で圧縮を行った場合、1秒当たりの撮影によって得られる画像データのデータ量は16MByteとなる。しかし、現状メモリカードへのデータの書き込み速度は2MByte/s〜10MByte/s程度であり、例えば、データの書き込み速度が2MByte/sのメモリカードである場合、1秒当たりの画像データのデータ量が2MByteを下回るように圧縮を行う必要がある。すなわち、最もデータの書き込み速度が速いメモリカードを用いてもJPEG方式ではメモリカードへの画像データのリアルタイム書き込み続けることができない。
そこで、特許文献1には、撮像によって得られたRAWデータの記憶部への書き込みと圧縮係数を求めるための圧縮変換(符号量見積もり)とを平行して行なうことにより、連写時に必要な動作時間の短縮する技術が開示されている。
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、動作時間の短縮して連写に必要な動作時間を確保することができるものの、依然として連写によって得られた画像データをメモリカードへリアルタイムに書き込み続けることができない。
一方、高い圧縮率で動画像を圧縮する動画圧縮規格として、例えば、H.264が知られている。
このH.264は、1080i形式(1920×1080画素、30fps)の場合、約10Mbpsでの鑑賞に耐える画質を有しており、圧縮率に換算すると約0.16bit/pelとなり、1秒当たりの画像データのデータ量が約1.08MByte/sとなるため、メモリカードへのリアルタイムでの書き込みが可能である。
特開2004−88294号公報
しかしながら、H.264規格などの動画圧縮規格では、1枚のフレーム画像として圧縮可能な圧縮可能画素数の上限が決まっており、上限よりも多い画素数の画像を当該動画圧縮規格で圧縮して記録することができない、という問題点があった。
例えば、1080i形式のH.264規格では、圧縮可能画素数の上限は200万画素程度である。このため、近年、1000万画素に近い画素数の画像データを撮影可能なDSCが主流になりつつある状況においてはH.264規格の圧縮方式を用いても画像データをメモリカードへリアルタイムに書き込み続けることができない。
本発明は上記問題点を解消するためになされたものであり、所定の動画圧縮規格で圧縮可能な圧縮可能画素数よりも多い画素数の画像を当該動画圧縮規格で圧縮して記録することができる画像処理装置、画像処理方法、及び画像処理プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、所定の動画圧縮規格の圧縮方式においてフレーム画像として圧縮可能な圧縮可能画素数よりも多い画素数の画像を連続的に撮像し、撮像した画像を示す画像データを順次出力する撮像手段と、前記撮像手段から順次出力された各画像データにより示される画像を前記圧縮可能画素数以下の画素数の分割画像に分割する分割手段と、前記分割手段による分割よって得られた各分割画像を前記動画圧縮規格の圧縮方式で圧縮して動画像データを生成する圧縮手段と、を備えている。
請求項1記載の発明では、撮像手段により、所定の動画圧縮規格の圧縮方式においてフレーム画像として圧縮可能な圧縮可能画素数よりも多い画素数の画像が連続的に撮像されて、撮像された画像を示す画像データが順次出力され、分割手段により、撮像手段から順次出力された各画像データにより示される画像が前記圧縮可能画素数以下の画素数の分割画像に分割され、圧縮手段により、分割手段による分割よって得られた各分割画像が前記動画圧縮規格の圧縮方式で圧縮された動画像データが生成される。
このように請求項1記載の発明によれば、撮像手段により連続的に撮像されて順次出力された各画像データにより示される画像を、所定の動画圧縮規格の圧縮方式においてフレーム画像として圧縮可能な圧縮可能画素数以下の画素数の分割画像に分割し、分割よって得られた各分割画像を前記動画圧縮規格の圧縮方式で圧縮して動画像データを生成するので、所定の動画圧縮規格で圧縮可能な圧縮可能画素数よりも多い画素数の画像を当該動画圧縮規格で圧縮して記録することができる。
なお、本発明は、請求項2記載の発明ように、前記圧縮手段により生成された動画像データを記憶する記憶手段と、前記記憶手段から前記動画像データを読み出し、当該動画像データから各分割画像を順次伸張する伸張手段と、前記伸張手段により順次伸張された各分割画像を合成して前記フレーム画像を順次復元する復元手段と、前記復元手段により復元された各フレーム画像を順次表示する表示手段と、をさらに備えてもよい。なお、上記記憶手段には、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(flash memory)等の半導体記憶素子、xDピクチャーカード(xD-Picture Card(登録商標))、コンパクト・フラッシュ(CompactFlash(登録商標))、マイクロドライブ(登録商標)等の可搬記憶媒体やハードディスク等の固定記憶媒体、或いはネットワークに接続されたサーバ・コンピュータ等に設けられた外部記憶装置が含まれる。
また、請求項2記載の発明は、請求項3記載の発明ように、前記分割手段が、前記各画像データにより示される画像を当該画像内において各分割画像が他の分割画像と互いに重なり合う領域を有するように分割し、前記復元手段が、各分割画像を合成する際に前記重なり合う領域内については同じ画素同士の画像情報を平均化することにより合成するようにしてもよい。
また、請求項2又は請求項3記載の発明は、請求項4記載の発明ように、前記動画圧縮規格の圧縮方式が、フレーム画像内の相関性に基づいて符号化したIピクチャ、及びフレーム画像間の相関性に基づいて符号化したBピクチャ又はPピクチャの少なくとも一方を生成することにより各フレーム画像を動画像として圧縮する圧縮方式であり、前記復元手段により復元されたIピクチャに対応するフレーム画像と、当該フレーム画像との間でフレーム画像間の相関性に基づいて符号化されたBピクチャ又はPピクチャに対応するフレーム画像とのデータ量の差に相関する相関値を導出する導出手段と、前記復元手段により復元された各フレーム画像のうち、前記導出手段により導出された相関値が所定値以上になるBピクチャ又はPピクチャに対応するフレーム画像を前記表示手段による表示対象から除外する除外手段と、をさらに備えてもよい。
さらに、請求項2又は請求項3記載の発明は、請求項5記載の発明ように、前記表示手段に前記動画像データによって最初に表示されるフレーム画像を基準画像として、表示順に前記復元手段により復元された各フレーム画像と前記基準画像との差違に相関する相関値を求め、当該相関値が最初に予め定められた値以上になるフレーム画像を前記表示手段による表示対象として抽出した後に、抽出されたフレーム画像を新たな基準画像として当該抽出されたフレーム画像よりも後に表示される各フレーム画像と当該基準画像との前記相関値を求めて表示対象とするフレーム画像を抽出することを繰り返すことにより、前記復元手段により復元された各フレーム画像から表示対象とするフレーム画像の抽出を行なう抽出手段をさらに備えてもよい。
一方、上記目的を達成するために、請求項6記載の画像処理方法は、所定の動画圧縮規格の圧縮方式においてフレーム画像として圧縮可能な圧縮可能画素数よりも多い画素数の画像を連続的に撮像し、撮像した画像を示す画像データを順次出力する撮像手段から順次出力された各画像データにより示される画像を前記圧縮可能画素数以下の画素数の分割画像に分割し、分割よって得られた各分割画像を前記動画圧縮規格の圧縮方式で圧縮して動画像データを生成するものである。
従って、請求項6記載の画像処理方法によれば、請求項1記載の発明と同様に作用するので、請求項1記載の発明と同様に、所定の動画圧縮規格で圧縮可能な圧縮可能画素数よりも多い画素数の画像を当該動画圧縮規格で圧縮して記録することができることができる。
一方、上記目的を達成するために、請求項7記載の画像処理プログラムは、所定の動画圧縮規格の圧縮方式においてフレーム画像として圧縮可能な圧縮可能画素数よりも多い画素数の画像を連続的に撮像し、撮像した画像を示す画像データを順次出力する撮像手段から順次出力された各画像データにより示される画像を前記圧縮可能画素数以下の画素数の分割画像に分割する分割ステップと、前記分割ステップによる分割よって得られた各分割画像を前記動画圧縮規格の圧縮方式で圧縮して動画像データを生成する圧縮ステップと、をコンピュータに実行させるものである。
従って、請求項7記載の画像処理プログラムによれば、コンピュータに対して請求項1記載の発明と同様に作用させることができるので、請求項1記載の発明と同様に、所定の動画圧縮規格で圧縮可能な圧縮可能画素数よりも多い画素数の画像を当該動画圧縮規格で圧縮して記録することができることができる。
このように、本発明によれば、撮像手段により連続的に撮像されて順次出力された各画像データにより示される画像を、所定の動画圧縮規格の圧縮方式においてフレーム画像として圧縮可能な圧縮可能画素数以下の画素数の分割画像に分割し、分割よって得られた各分割画像を前記動画圧縮規格の圧縮方式で圧縮して動画像データを生成するので、所定の動画圧縮規格で圧縮可能な圧縮可能画素数よりも多い画素数の画像を当該動画圧縮規格で圧縮して記録することができる、という効果が得られる。
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態について説明する。なお、以下では、本発明をDSC等の撮像装置に適用した場合について説明する。
[第1の実施の形態]
図1には、本実施の形態に係る撮像装置10の概略構成を示すブロック図が示されている。
同図に示すように撮像装置10は、フォーカスレンズを含む光学レンズユニットを内蔵したレンズ部22と、レンズ部22により受光面上に結像された被写体像に応じた画像信号(アナログの画像データ)を生成して出力するCCDイメージセンサ24と、CCDイメージセンサ24から出力された画像信号に所定のアナログ信号処理を施した後にアナログ/デジタル(A/D)変換を行うアナログ信号処理回路(図1では「AFE」と記載。)26と、デジタルデータに対して各種のデジタル信号処理を行うデジタル・シグナル・プロセッサ(以下、「DSP」という。)28と、を備えている。
CCDイメージセンサ24の出力端はアナログ信号処理回路26の入力端に、アナログ信号処理回路26の出力端はDSP28の入力端に、各々接続されている。従って、CCDイメージセンサ24から出力された被写体像を示すアナログ信号はアナログ信号処理回路26によって所定のアナログ信号処理が施された後に、A/D変換が行われてデジタルデータに変換された画像データがDSP28に入力される。
一方、撮像装置10は、後述する画像処理プログラムや画像表示処理プログラムを含む各種プログラムや各種パラメータ等が予め記憶されたROM(Read Only Memory)30と、DSP28による各種プログラムの実行時のワークエリア等として用いられるSDRAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory)32と、撮像された画像データに対して所定の動画圧縮規格の圧縮方式での圧縮処理及び伸張処理を行うコーデック(codec)LSI34と、当該コーデックLSI34での圧縮処理及び伸張処理においてワークアリアとして用いられるSDRAM36と、画像データが記録される記録メディア38と、画像を表示するLCD(液晶ディスプレイ:Liquid Crystal Display)40と、をさらに備えている。
なお、本実施の形態に係る撮像装置10では、CCDイメージセンサ24及びアナログ信号処理回路26の信号処理によって画像のサイズが800万画素の画像データが生成されるものとする。
DSP28、ROM30、SDRAM32、記録メディア38、LCD40は、システムバスBUSを介して相互に接続されている。また、DSP28は、コーデックLSI34と電気的に接続されており、コーデックLSI34は、SDRAM36と電気的に接続されている。
従って、DSP28は、ROM30、SDRAM32、及び記録メディア38に対するアクセスと、LCD40に対する各種情報の表示の制御と、コーデックLSI34による画像データに対する圧縮処理及び伸張処理の制御と、を各々行うことができる。
次に、本実施の形態に係る撮像装置10の作用を説明する。
本実施の形態に係る撮像装置10は、静止画像の撮影と動画像の撮影を各々行うことが可能とされており、撮像装置10に備えられた図示しない動作モード切替スイッチによって静止画像の撮影を行う静止画像撮影モードと動画像の撮影を行う動画像撮影モードへの切り替えが可能とされている。
CCDイメージセンサ24は、動作モードが静止画像撮影モードである場合、撮像装置10に備えられた図示しないレリーズボタンが押されてタイミングで、受光面に結像される画像を示す画像信号を生成して出力する。一方、CCDイメージセンサ24は、動作モードが動画像撮影モードである場合、レリーズボタンが1度押されてタイミングで撮像を開始し、所定のフレームレート(ここでは、7.5fps)で受光面に結像される画像を示す画像信号を順次生成して出力し、レリーズボタンが再度度押されてタイミングで撮像を終了する。
アナログ信号処理回路26は、CCDイメージセンサ24から出力された画像信号に対して、例えば、相関二重サンプリングなどの所定のアナログ信号処理を施した後に、A/D変換を行い、デジタルデータに変換した画像データをDSP28に出力する。
DSP28は、アナログ信号処理回路26から出力された画像データに対して各種のデジタル信号処理を行う。そして、DSP28は、動作モードが静止画像撮影モードである場合、デジタル信号処理後の画像データに対して所定の静止画像圧縮規格の圧縮方式(例えば、JPEG方式)での圧縮処理を行い、圧縮処理後の画像データを記録メディア38に出力する。一方、DSP28は、動作モードが動画像撮影モードである場合、デジタル信号処理後の各画像データにより示される画像をコーデックLSI34において圧縮可能画素数以下の画素数の分割画像に分割し、分割画像を示す分割画像データをコーデックLSI34に順次出力する。
コーデックLSI34は、順次出力された合成画像データを所定の動画圧縮規格の圧縮方式で圧縮して動画像データを生成する。
なお、本実施の形態に係るコーデックLSI34は、所定の動画圧縮規格としてH.264規格の1080i形式(1920×1080画素、30fps)の圧縮方式で圧縮処理を行うものとされている。
図2には、動作モードが動画像撮影モードとされてレリーズボタンが押されて際にDSP28により実行される画像処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートが示されている。なお、当該プログラムはROM30の所定領域に予め記憶されている。
同図のステップ100では、アナログ信号処理回路26からの画像データの入力待ちを行い、画像データが入力するとステップ102へ移行する。
ステップ102では、入力した画像データにより示される画像をコーデックLSI34において圧縮可能画素数以下の画素数の分割画像に分割する。
なお、本実施の形態では、入力した画像データにより示される800万画素の画像を200万画素程度の4つの分割画像に分割する。
図3には、画像データにより示される画像を分割して4つの分割画像に分割した結果の一例が模式的に示されている。
なお、本実施の形態では、画像データにより示される画像を分割画像に分割する際に、図4に示すように、当該画像内において各分割画像が他の分割画像と互いに重なり合う領域(以下、「オーバーラップ領域」という。)を有するように分割する。なお、図4では、各分割画像のオーバーラップ領域を判別しやすくするため、各分割画像を上下方向にずらして示している。
次のステップ104では、上記ステップ102において分割された各分割画像を示す分割画像データをコーデックLSI34に順次出力する。
これにより、コーデックLSI34は、入力された分割画像データをそれぞれH.264規格の1080i形式の圧縮方式で圧縮して動画像データを生成する。
次のステップ106では、動画像の撮像の終了が指示された否かを判定し、肯定判定となった場合は本画像処理プログラムを終了し、否定判定となった場合は再度ステップ100へ移行して画像データの入力待ちを行う。
図5には、本実施の形態に係る撮像装置10により動画像を記録する際のタイミングチャートの一例が示されている。
同図に示すように、CCDイメージセンサ24による所定のフレームレート(ここでは、7.5fps)での撮像によって得られた各画像データにより示される画像は、それぞれ4つの分割画像に分割され、分割よって得られた各分割画像を示す分割画像データがコーデックLSI34に出力される。これにより、DSP28から分割画像データが出力されるフレームレートは、30fps(=7.5fps×4)となる。
コーデックLSI34は、DSP28から出力される各分割画像データを画像内の相関性に基づいてIピクチャとして符号化して圧縮した動画像データを生成する。
生成された動画像データは、DSP28を介して記録メディア38に出力され、記録メディア38に記憶される。
このように、本実施の形態に係る撮像装置10によれば、H.264規格の1080i形式の圧縮方式で圧縮可能画素数よりも多い画素数の画像を連続的に撮像し、撮像によって得られた各画像データにより示される画像を圧縮可能画素数以下の画素数の分割画像に分割し、分割よって得られた各分割画像をH.264規格の1080i形式の圧縮方式で圧縮しているので、H.264規格で圧縮可能な圧縮可能画素数よりも多い画素数の画像を当該動画圧縮規格で圧縮して記録することができる。
また、本実施の形態に係る撮像装置10によれば、図14に示される従来のDSCでは記録することができなかった800万画素という画素数の多い画像を7.5fps(図14の破線で囲まれた領域。)という高いフレームレートで連続的に記録することができる。
一方、本実施の形態に係る撮像装置10は、記録メディア38に記憶された動画像データとして記憶された各画像をLCD40に表示することが可能とされており、図示しない動作モード切替スイッチにより各画像の表示を行う画像表示モードへの切り替えが可能とされている。
撮像装置10では、動画像データとして記憶された各画像の表示を行う場合、動作モード切替スイッチが画像表示モードに切り替えられ、撮像装置10に備えられた図示しない操作パネルで表示対象とする動画像データが指定される。また、撮像装置10では、LCD40に表示された画像を切り替える場合、当該操作パネルに対して次の画像の表示が指示される。
DSP28では、動作モード切替スイッチが画像表示モードとされて動画像データが指定されると、以下の画像表示処理プログラムが実行される。
図6には、DSP28により実行される画像表示処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートが示されている。なお、当該プログラムはROM30の所定領域に予め記憶されている。
同図のステップ150では、操作パネルで指定された動画像データの1枚目のフレーム画像(動画像の撮影において最初に撮像された画像)を表示対象と設定する。
次のステップ160では、コーデックLSI34に対して表示対象としたフレーム画像に対応する各分割画像データの伸張を指示する。
これにより、コーデックLSI34は、記録メディア38から動画像データを読み出して表示対象としたフレーム画像に対応する各分割画像データを順次伸張し、各分割画像データをDSP28に順次出力する。
次のステップ162では、コーデックLSI34からの分割画像データの入力待ちを行い、分割画像データが入力するとステップ164へ移行する。
ステップ164では、1枚のフレーム画像に対応する各分割画像データが入力したか否かを判定、肯定判定となった場合はステップ166へ移行する一方、否定判定となった場合はステップ162へ移行して分割画像データの入力待ちを行う。
なお、本実施の形態では、1枚のフレーム画像に対応する4つの分割画像データが入力すると本ステップ164が肯定判定になる。
ステップ166では、4つの分割画像データにより示される各分割画像を合成してフレーム画像を復元する。
なお、本実施の形態では、各分割画像データにより示される各分割画像にオーバーラップ領域を設けているが、オーバーラップ領域については同じ画素同士の輝度値や色差値などの画像情報を平均化することにより合成する。
このように分割画像を合成する際に、オーバーラップ領域内の同じ画素同士の画像情報を平均化することにより、復元したフレーム画像において分割画像の境界部分を目立たなくすることができる。
次のステップ180では、上記ステップ166において復元したフレーム画像をLCD40に表示させる。
次のステップ184では、操作パネルに対して次の画像の表示が指示されたか否かを判定し、肯定判定となった場合はステップ186へ移行する一方、否定判定となった場合はステップ188へ移行する。
ステップ186では、動画像データの次のフレーム画像を表示対象と設定し、再度ステップ160へ移行する。
一方、ステップ188では、操作パネルに対して画像表示の終了が指示されたか否かを判定し、肯定判定となった場合は本画像表示処理プログラムを終了する一方、否定判定となった場合はステップ184へ移行して操作パネルに対する操作待ちを行う。
このように、本実施の形態に係る撮像装置10によれば、H.264規格で圧縮された動画像データに含まれる各分割画像をフレーム画像に復元してLCD40に表示させることができる。
なお、本実施の形態では、コーデックLSI34が各分割画像データをそれぞれIピクチャとして符号化して動画像データを生成する場合について説明したが、例えば、コーデックLSI34が分割画像データの圧縮を行う際に、フレーム画像内の相関性に基づいて符号化したIピクチャ(Iフレーム)、及びフレーム画像間の相関性に基づいて符号化したBピクチャ(Bフレーム)又はPピクチャ(Pフレーム)の少なくとも一方を生成することにより各フレーム画像を動画像として圧縮するものとした場合、DSP28から出力する分割画像データの出力順を入れ替えることが好ましい。
すなわち、例えば、コーデックLSI34が、画像をIピクチャとして符号化し、その後、n枚(nは1以上の整数)(例えば、2枚)の画像を、Iピクチャとして符号化した画像との画像間の相関性に基づいてBピクチャとして符号化することを繰り返して各画像を動画像として圧縮するものとする。この場合、DSP28は、撮像によって得られた各画像データにより示される画像を分割画像に分割した後に各分割画像を示す分割画像データをSDRAM32に一旦記憶させ、図7に示すように、n+1枚(ここでは、3枚)の画像単位で、画像内において同じ位置に対応する分割画像毎に、コーデックLSI34においてIピクチャとして符号化されるタイミングを画像内における出力対象とする分割画像の位置を切り替えるタイミングとして、撮像された順に各分割画像を示す分割画像データをコーデックLSI34に出力することが好ましい。なお、図7に示される丸付き数字の「1」〜「24」は、各分割画像を示す分割画像データのコーデックLSI34への出力順の一例を示している。これにより、コーデックLSI34において、Iピクチャとして符号化される分割画像に類似する分割画像がBピクチャとして符号化されるため、データの圧縮率を高めることができる。
図8には、このように、本実施の形態に係る撮像装置10により画像を分割画像に分割してIピクチャとして符号化し、その後、n枚(nは1以上の整数)(例えば、2枚)の画像を、Iピクチャ及びBピクチャとして符号化することを繰り返して動画像を記録する際のタイミングチャートの一例が示されている。
また、このように圧縮された動画像データを復元して表示させる場合、DSP28では、Iピクチャとして符号化されたフレーム画像及び当該画像との相関性に基づいてBピクチャとして符号化されたフレーム画像にそれぞれ対応する1組の分割画像データ(図7の丸付き数字の「1」〜「12」の各分割画像を示す分割画像データ)がコーデックLSI34から全て入力した後に、各フレーム画像毎に、当該フレーム画像に対応する4つの分割画像データにより示される各分割画像を合成してフレーム画像を復元すればよい。
[第2の実施の形態]
ところで、上記第1の実施の形態の技術を用いて連続的に撮像を行なった場合、大量に画像が撮像される。このため、ユーザが撮像された大量の画像をLCD40に順次表示させて画像を確認しようとした場合、手間がかかる。
そこで、本第2の実施の形態では、大量の画像から選択的に画像をLCD40に表示させることによりユーザの手間を軽減させる形態例について説明する。
第2の実施の形態に係る撮像装置10の概略構成は、図1に示される第1の実施の形態と同様であるため、その説明を省略する。
また、本実施の形態に係るコーデックLSI34は、分割画像データの圧縮を行う際に、フレーム画像内の相関性に基づいて符号化したIピクチャ、及びフレーム画像間の相関性に基づいて符号化したBピクチャを生成して各フレーム画像を動画像として圧縮することによりデータの圧縮率を高めている。
ところで、図9には、本実施の形態に係る撮像装置10により画像1コマ毎に20ピクセル分、及び200ピクセル分ずつ画角全体をパンさせて動画像の撮像を行なって動画像データを記録した場合の、当該動画像データにIピクチャとして記録されたフレーム画像とBピクチャとして記録されたフレーム画像のデータ量の一例が示されている。
同図に示されるように、画像1コマ毎に200ピクセル分ずつ画角全体をずらした場合よりも20ピクセル分ずつ画角全体をずらした場合の方が画角のずれが小さくフレーム画像間の相関性が高いため、Iピクチャとして記録されたフレーム画像とBピクチャとして記録されたフレーム画像とのデータ量の差が大きくなっている。
そこで、本実施の形態では、Iピクチャとして記録されたフレーム画像とBピクチャとして記録されたフレーム画像とのデータ量の差が大きい場合、フレーム画像内での被写体との変化が小さいため、Bピクチャとして記録されたフレーム画像を表示対象から除外するものとする。
図10には、第2の実施の形態に係る画像表示処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートが示されている。なお、同図における図6と同一処理部分には、図6と同一の符号を付してその説明を省略する。
同図のステップ152では、記録メディア38に記憶された動画像データを参照して表示対象としたフレーム画像がIピクチャとして圧縮されたフレーム画像であるか否かを判定し、肯定判定となった場合はステップ160へ移行する一方、否定判定となった場合はステップ154へ移行する。
ステップ154では、表示対象としたフレーム画像がBピクチャとして圧縮されたフレーム画像であるため、記録メディア38に記憶された動画像データを参照して、当該表示対象としたフレーム画像と間で相関性を有するIピクチャに対応するフレーム画像と、当該表示対象としたフレーム画像とのデータ量の差に相関する相関値を導出する。
なお、本実施の形態では、この相関値としてデータ量の差を求めるものとするが、これに限定されるもではなく、例えば、Iピクチャに対応するフレーム画像のデータ量と、表示対象としたフレーム画像のデータ量との比率としてもよく、データ量の差に相関する値であればいずれであってもよい。
次のステップ156では、上記ステップ154において導出したデータ量の差が所定値以上であるか否かを判定し、肯定判定となった場合はステップ158へ移行する一方、否定判定となった場合はステップ160へ移行する。この所定値は、Iピクチャに対応するフレーム画像とBピクチャに対応するフレーム画像とが類似していると認識できる値として予め撮像装置10実機を用いた実験や、撮像装置10の設計仕様等に基づいてコンピュータ・シュミレーション等によって定められたものが適用されて、ROM30に予め記憶されている。
なお、本実施の形態では、図11に示されるように、動画像データにはフレーム画像が分割されて記憶されている。このため、本実施の形態では、上記ステップ154において、画像内において同じ位置に対応する分割画像毎(図11では、丸付き数字の「1」と「2」、「4」と「5」、「7」と「8」、及び「10」と「11」毎)にデータ量の差を導出し、本ステップ156において、位置毎に導出したデータ量の差が全て所定値以上である場合はステップ158へ移行する一方、分割画像別に導出したデータ量の差の何れかが所定値未満である場合はステップ160へ移行する。
ステップ158では、表示対象としたフレーム画像と間で相関性を有するIピクチャに対応するフレーム画像と、表示対象としたフレーム画像との類似性が高いため、表示対象としたフレーム画像を表示対象から除外し、撮影順に次のフレーム画像を表示対象と設定し、再度ステップ152へ移行する。
このように本実施の形態によれば、Iピクチャとして記録されたフレーム画像に類似するBピクチャとして記録されたフレーム画像が除外されてLCD40に表示されるため、ユーザの手間を軽減することができる。
[第3の実施の形態]
本第3の実施の形態では、撮像された大量の画像から選択的に画像をLCD40に表示させる別な形態例について説明する。
第3の実施の形態に係る撮像装置10の概略構成は、図1に示される第1の実施の形態と同様であるため、その説明を省略する。
図12には、第3の実施の形態に係る画像表示処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートが示されている。なお、同図における図6と同一処理部分には、図6と同一の符号を付してその説明を省略する。
同図のステップ168では、LCD40に動画像データによるフレーム画像が既に表示済みであるか否かを判定し、肯定判定となった場合はステップ170へ移行する一方、否定判定となった場合はステップ180へ移行する。これにより、LCD40に動画像データによるフレーム画像が既に表示されている場合に以下のステップ170の処理が行なわれる。
ステップ170では、SDRAM32に記憶された画像データにより示されるLCD40に表示されたフレーム画像と上記ステップ166において復元したフレーム画像との差違に相関する相関値を求める。なお、このLCD40に表示されたフレーム画像の画像データは後述するステップ182の処理においてSDRAM32に記憶される。
なお、本実施の形態では、この相関値として、画素毎に輝度の差の絶対値を累計した累計値を求めるものとするが、これに限定されるものではなく、例えば、輝度以外に明度の差の絶対値やRGBなどの各色毎の濃度値の差の絶対値などであってもよく、また、例えば、画像内において同じ位置となる画素毎に輝度の変化率の絶対値を求め、当該絶対値を累計した累計値としてもよく、画像の差違に相関する値であればいずれであってもよい。
次のステップ172では、上記ステップ170において求めた累計値が予め定められた値以上になるか否かを判定し、肯定判定となった場合はステップ180へ移行する一方、否定判定となった場合はステップ174へ移行する。この予め定められた値は、2つのフレーム画像が類似していると認識できる値として予め撮像装置10実機を用いた実験や、撮像装置10の設計仕様等に基づいてコンピュータ・シュミレーション等によって定められたものが適用されて、ROM30に予め記憶されている。
ステップ174では、表示対象としたフレーム画像内での被写体の変化が小さく、類似性が高いため、当該フレーム画像を表示対象から除外し、撮影順に次のフレーム画像を表示対象と設定し、再度ステップ152へ移行する。
これにより、図13に示すように、上記累計値が予め定められた値未満となるフレーム画像は、LCD40に表示されたフレーム画像からの被写体の変化が小さいため、当該フレーム画像を表示対象から除外される。
一方、ステップ182では、LCD40に表示させたフレーム画像を示す画像データをSDRAM32に記憶させる。
このように本実施の形態によれば、撮像された大量の画像から被写体の変化が大きいフレーム画像を抽出してLCD40に表示させることができるため、ユーザの手間を軽減することができる。
なお、上記各実施の形態では、動画圧縮規格としてH.264を用いた場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、MPEG等の他の動画圧縮規格を用いてもよい。
また、上記各実施の形態では、800万画素の画像を撮像する場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。
また、上記各実施の形態では、1枚の画像を4つの分割画像に分割する場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。
その他、上記各実施の形態で説明した撮像装置10の概略構成(図1参照。)は一例であり、本発明の主旨を逸脱しない範囲内において適宜変更可能であることは言うまでもない。
また、上記各実施の形態で説明した画像処理プログラム(図2参照。)及び画像表示処理プログラム(図6、図10、及び図12参照。)の処理の流れも一例であり、本発明の主旨を逸脱しない範囲内において適宜変更可能であることは言うまでもない。
実施の形態に係る撮像装置の概略構成を示すブロック図である。 実施の形態に係る画像処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートである。 実施の形態に係る画像を分割画像に一旦分割し、当該分割画像を合成した画像を模式的に示した模式図である。 実施の形態に係る分割画像のオーバーラップ領域を模式的に示した模式図である。 第1の実施の形態に係る動撮像時の流れを示すタイムチャートである。 第1の実施の形態に係る実施の形態に係る画像表示処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートである。 変形例に係る画像を分割画像に分割する際の流れを模式的に示した模式図である。 変形例に係る動撮像時の流れを示すタイムチャートである。 第2の実施の形態に係る画角全体をパンさせて動画像の撮像した際のIピクチャとして記録されたフレーム画像とBピクチャとして記録されたフレーム画像のデータ量の一例を示すグラフである。 第2の実施の形態に係る実施の形態に係る画像表示処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートである。 第2の実施の形態に係るフレーム画像を表示する際の流れを模式的に示した模式図である。 第3の実施の形態に係る実施の形態に係る画像表示処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートである。 第3の実施の形態に係るフレーム画像を表示する際の流れを模式的に示した模式図である。 従来のDSC(製品1〜製品5)の連写速度と持続時間の関係を示すグラフである。 従来の技術に係る連写速度と書き込み速度(ビットレート)の関係を示すグラフである。
符号の説明
10 撮像装置
24 イメージセンサ(撮像手段)
38 記録メディア(記憶手段)
28 DSC(分割手段、復元手段)
34 コーデックLSI(圧縮手段、伸張手段、導出手段、除外手段、抽出手段)
40 LCD(表示手段)

Claims (7)

  1. 所定の動画圧縮規格の圧縮方式においてフレーム画像として圧縮可能な圧縮可能画素数よりも多い画素数の画像を連続的に撮像し、撮像した画像を示す画像データを順次出力する撮像手段と、
    前記撮像手段から順次出力された各画像データにより示される画像を前記圧縮可能画素数以下の画素数の分割画像に分割する分割手段と、
    前記分割手段による分割よって得られた各分割画像を前記動画圧縮規格の圧縮方式で圧縮して動画像データを生成する圧縮手段と、
    を備えた画像処理装置。
  2. 前記圧縮手段により生成された動画像データを記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段から前記動画像データを読み出し、当該動画像データから各分割画像を順次伸張する伸張手段と、
    前記伸張手段により順次伸張された各分割画像を合成して前記フレーム画像を順次復元する復元手段と、
    前記復元手段により復元された各フレーム画像を順次表示する表示手段と、
    をさらに備えた請求項1記載の画像処理装置。
  3. 前記分割手段は、前記各画像データにより示される画像を当該画像内において各分割画像が他の分割画像と互いに重なり合う領域を有するように分割し、
    前記復元手段は、各分割画像を合成する際に前記重なり合う領域内については同じ画素同士の画像情報を平均化することにより合成する
    請求項2記載の画像処理装置。
  4. 前記動画圧縮規格の圧縮方式は、フレーム画像内の相関性に基づいて符号化したIピクチャ、及びフレーム画像間の相関性に基づいて符号化したBピクチャ又はPピクチャの少なくとも一方を生成することにより各フレーム画像を動画像として圧縮する圧縮方式であり、
    前記復元手段により復元されたIピクチャに対応するフレーム画像と、当該フレーム画像との間でフレーム画像間の相関性に基づいて符号化されたBピクチャ又はPピクチャに対応するフレーム画像とのデータ量の差に相関する相関値を導出する導出手段と、
    前記復元手段により復元された各フレーム画像のうち、前記導出手段により導出された相関値が所定値以上になるBピクチャ又はPピクチャに対応するフレーム画像を前記表示手段による表示対象から除外する除外手段と、
    をさらに備えた請求項2又は請求項3記載の画像処理装置。
  5. 前記表示手段に前記動画像データによって最初に表示されるフレーム画像を基準画像として、表示順に前記復元手段により復元された各フレーム画像と前記基準画像との差違に相関する相関値を求め、当該相関値が最初に予め定められた値以上になるフレーム画像を前記表示手段による表示対象として抽出した後に、抽出されたフレーム画像を新たな基準画像として当該抽出されたフレーム画像よりも後に表示される各フレーム画像と当該基準画像との前記相関値を求めて表示対象とするフレーム画像を抽出することを繰り返すことにより、前記復元手段により復元された各フレーム画像から表示対象とするフレーム画像の抽出を行なう抽出手段をさらに備えた
    請求項2又は請求項3記載の画像処理装置。
  6. 所定の動画圧縮規格の圧縮方式においてフレーム画像として圧縮可能な圧縮可能画素数よりも多い画素数の画像を連続的に撮像し、撮像した画像を示す画像データを順次出力する撮像手段から順次出力された各画像データにより示される画像を前記圧縮可能画素数以下の画素数の分割画像に分割し、
    分割よって得られた各分割画像を前記動画圧縮規格の圧縮方式で圧縮して動画像データを生成する
    画像処理方法。
  7. 所定の動画圧縮規格の圧縮方式においてフレーム画像として圧縮可能な圧縮可能画素数よりも多い画素数の画像を連続的に撮像し、撮像した画像を示す画像データを順次出力する撮像手段から順次出力された各画像データにより示される画像を前記圧縮可能画素数以下の画素数の分割画像に分割する分割ステップと、
    前記分割ステップによる分割よって得られた各分割画像を前記動画圧縮規格の圧縮方式で圧縮して動画像データを生成する圧縮ステップと、
    をコンピュータに実行させる画像処理プログラム。
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