JP2009017347A - 通信を制御する装置、方法、プログラム、および端末装置 - Google Patents

通信を制御する装置、方法、プログラム、および端末装置 Download PDF

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Abstract

【課題】通信方向を制御して適切な課金を行うことができる通信制御装置を提供する。
【解決手段】第1端末との間で通信を確立している第3端末の通信相手を、第1端末から第2端末に切り替えることを要求する切り替え要求メッセージを第2端末から受信する受信部104と、切り替え要求メッセージを受信したときに、予め定められた規則に基づいて、第2端末および第3端末のいずれか一方を、第2端末と第3端末との間の通信の確立を要求する確立要求メッセージの送信元端末として選択する選択部105と、確立要求メッセージの送信を要求する送信要求メッセージを送信元端末に送信する送信部101と、を備えた。
【選択図】 図1

Description

この発明は、呼制御を中継し、セッションを維持したまま通信に使用する機器を切り替える機能を有する装置、方法、プログラム、および端末装置に関するものである。
近年、通信装置間に介在し通信を制御・中継するシグナリング手順としてSIP(Session Initiation Protocol)が広く知られている。また、SIPを用いてIPネットワーク上で電話網を実現したIP電話システムが広く知られている。
このようなIP電話システムに関して、特許文献1では、複数の端末をグルーピングしたコールパーク内で、ある端末が通話を保留し、他の端末がその保留を解除することにより通話する端末を切り替えるコールパークサービスシステムについての技術が提案されている。
一方、SIPでは、REFERリクエストと呼ばれるメッセージを使って、呼の転送や端末の切り替えを行うことも可能である。REFERリクエストとは、任意の相手に対して発呼を要求するメッセージである。REFERリクエストの受信者は、REFERリクエストの送信者がREFERリクエスト中の「Refer-To」ヘッダに指定したSIP URI(Uniform Resource Identifier)に対して発呼する。REFERリクエストは通話中であるか否かに関わらず使用できるため、通話の転送などを実現するために使用される。
REFERリクエストを用いた端末の切り替えは、以下の2通りの方法で実現できる。1つは、切り替え元端末が、「Refer-To」ヘッダに切り替え先端末のSIP URIを指定したREFERリクエストを、通話相手端末に送信する方法である。この場合、REFERリクエストを受信した通話相手端末から切り替え先端末に発呼する。
もう一つは、切り替え元端末が、「Refer-To」ヘッダに通話相手端末のSIP URIを指定したREFERリクエストを、切り替え先端末に送信する方法である。この場合、REFERリクエストを受信した切り替え先端末から通話相手端末に発呼する。
いずれの方式も、切り替え先端末と通話相手端末との間に呼が確立した時点で、切り替え元端末と通話相手端末との間の呼を終了するか否かは任意に制御することができる。例えば、切り替え元端末と通話相手端末との間の呼を終了するように構成してもよい。また、テキストチャットと音声などの送受信するデータの内容に応じ、呼を終了せずに同時に送受信して問題ないデータの場合は呼を継続するように構成してもよい。さらに、利用者の判断に応じて、このような呼の継続の可否を決定するように構成してもよい。
特開2006−174112号公報
しかしながら、上述のようなREFERリクエストを用いた方法で端末を切り替える場合、切り替え元端末が元の通話の発呼側か着呼側かに関わらず、切り替え元の端末の要求に従って、切り替えのための通話が発呼されるため、本来課金されるべきでない端末に課金される場合があった。
例えば、切り替え元端末が最初に発呼した場合に、上述の1つ目の切り替え方式で端末を切り替えたとする。この場合、切り替えの際は通話相手端末から発呼することになるため、発呼側に課金する課金方式であれば、本来課金の対象とならない通話相手端末に課金される可能性がある。
また、例えば、通話相手端末が最初に発呼し、切り替え元端末に着呼した場合に、上述の2つ目の切り替え方式で端末を切り替えたとする。この場合、切り替え先端末から発呼することになるため、本来課金の対象とすべき通話相手端末ではなく、切り替え先端末に課金される可能性がある。
端末の切り替えを行った場合の課金方式は運用者のポリシーによるため、上記問題が生じない場合もありうる。しかし、どのような課金方式にも対応可能とするためには、少なくとも切り替え時の通話の向きを運用者が任意に制御できることが望ましい。
なお、通話の向きの制御は、切り替え元端末を収容するSIPプロキシのみでシステムが構成されている場合には必要ない。しかし、複数の事業者が相互に接続された電話網では、他事業者のSIPプロキシで課金される可能性があるため、通話の向きを適切に制御する必要が生じる。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、通信に使用する端末を切り替えるときの通信の方向を制御することにより、ポリシーに適合した適切な課金を行うことができる装置、方法、プログラム、および端末装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、ネットワークを介して接続され、第1端末、第2端末、および第3端末を含む複数の端末間の通信を制御する通信制御装置であって、前記第1端末との間で通信を確立している前記第3端末の通信相手を、前記第1端末から前記第2端末に切り替えることを要求する切り替え要求メッセージを前記第2端末から受信する第1受信部と、前記切り替え要求メッセージを受信したときに、予め定められた規則に基づいて、前記第2端末および前記第3端末のいずれか一方を、前記第2端末と前記第3端末との間の通信の確立を要求する確立要求メッセージの送信元端末として選択する選択部と、前記確立要求メッセージの送信を要求する送信要求メッセージを前記送信元端末に送信する第1送信部と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明は、上記装置を実行することができる方法およびプログラムである。
本発明によれば、通信に使用する端末を切り替えるときの通信の方向を制御することにより、ポリシーに適合した適切な課金を行うことができるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる通信制御する装置、方法、プログラム、および端末装置の最良な実施の形態を詳細に説明する。
(第1の実施の形態)
SIPのREFERリクエストで端末を切り替える場合、切り替え元端末は送信するREFERリクエストの宛先(リクエストURI)または「Refer-To」ヘッダの値として、切り替え先端末のSIP URIを指定する必要がある。このため、切り替え元端末と切り替え先端末には異なるSIP URIを割り当てておく必要がある。
一方、SIPでは複数の端末に同一のSIP URIを割り当てておくことが可能である。この場合、SIPプロキシは、同一のSIP URIが割り当てられたすべての端末に対して、同時にメッセージを転送するか、または、一つずつ応答を得ながら順次転送する。
また、SIPプロキシによっては独自の判断基準にしたがって、同一のSIP URIを割り当てられた端末であっても、そのうちの一部の端末にのみメッセージを転送する場合もある。このため、特に3つ以上の端末に同じSIP URIを割り当てている場合には、切り替え元端末からのREFERリクエストが、切り替え先端末に転送されることを保証できない。
このような問題を回避して端末の確実な切り替えを行うために、利用者が使用する端末ごとに個別にアカウントを取得して、異なるSIP URIを割り当てる方法では、アカウントの取得と管理のための負担が増大するという問題があった。
そこで、第1の実施の形態にかかる通信制御装置は、予め定められた規則に従って、切り替える通信を発呼する端末を制御可能とするとともに、端末を一意に識別可能なコンタクトアドレスを利用することにより、発呼の際に指定されるSIP URIとして利用されるAOR(Address-Of-Record)が同一の端末間でも通信を切り替え可能とするものである。
図1は、第1の実施の形態にかかる通信システムの構成を示すブロック図である。図1に示すように、通信システムは、通信制御装置としての呼制御サーバ100と、複数のSIP端末200(SIP端末200−1、SIP端末200−2、およびSIP端末200−3)とがIPネットワークを介して接続された構成となっている。
各SIP端末200には、通信を確立するときの確立先として指定するために公開された公開識別子であるAORと、端末を一意に識別可能な内部識別子であるコンタクトアドレスとが割り当てられている。
同図に示すように、第1の実施の形態では、SIP端末200−1には、AORとして「sip:[email protected]」、コンタクトアドレスとして「sip:192.168.1.1」が割り当てられている。また、SIP端末200−2には、AORとして「sip:[email protected]」、コンタクトアドレスとして「sip:192.168.1.2」が割り当てられている。また、SIP端末200−3には、AORとして「sip:[email protected]」、コンタクトアドレスとして「sip:192.168.1.3」が割り当てられている。
このように、本実施の形態では、SIP端末200−1とSIP端末200−2とに対して、同一のAOR(sip:[email protected])が割り当てられていることを前提とする。
なお、SIP端末200の個数は3つに限られるものではない。また、SIP端末200のいずれかを、他の呼制御サーバを介して接続するように構成してもよい。また、以下では、SIP端末200−1〜200−3を単にSIP端末200という場合がある。
次に、呼制御サーバ100の詳細な構成について説明する。図2は、第1の実施の形態にかかる呼制御サーバ100の構成を示すブロック図である。図2に示すように、呼制御サーバ100は、主なハードウェア構成として、通信情報記憶部121と、識別子記憶部122とを備えている。また、呼制御サーバ100は、主なソフトウェア構成として、送信部101と、呼情報公開部102と、呼制御部103と、受信部104と、選択部105と、切替処理部106と、を備えている。
通信情報記憶部121は、確立されている通信に関連する通信情報を記憶するものである。なお、以下では、通信を呼とよび、通信情報を呼情報と呼ぶ。図3は、呼情報のデータ構造の一例を示す説明図である。図3に示すように、呼情報には、呼を識別する識別子であるコールIDと、最初に発呼したSIP端末200の公開識別子を表す発呼端末AORと、最初に発呼したSIP端末200の内部識別子を表す発呼端末コンタクトアドレスと、最初に着呼したSIP端末200の公開識別子を表す着呼端末AORと、最初に着呼したSIP端末200の内部識別子を表す着呼端末コンタクトアドレスとを含んでいる。通信情報記憶部121は、呼情報をコールIDや公開識別子などを元に検索するときに参照される。
図2に戻り、識別子記憶部122は、呼の確立を要求する確立要求メッセージを転送する転送先を特定するために参照される公開識別子と内部識別子との組を記憶するものである。図4は、識別子記憶部122に記憶される識別子のデータ構造の一例を示す説明図である。図4に示すように、識別子記憶部122は、切り替えを要求したSIP端末200の内部識別子を表す要求元コンタクトアドレスと、SIPの確立要求メッセージであるINVITEリクエストを発呼するSIP端末200の公開識別子を表す発呼元AORとを対応づけて記憶している。
なお、要求元コンタクトアドレスは、発呼元のSIP端末200から発呼されたINVITEリクエストを転送すべきSIP端末200を特定するために参照される。すなわち、識別子記憶部122は、発呼元AORから転送先となるSIP端末200のコンタクトアドレスを検索するときに参照される。
なお、通信情報記憶部121および識別子記憶部122は、HDD(Hard Disk Drive)、光ディスク、メモリカード、RAM(Random Access Memory)などの一般的に利用されているあらゆる記憶媒体により構成することができる。
図2に戻り、送信部101は、呼制御に関連する各種メッセージをSIP端末200などの外部装置に送信するものである。例えば、送信部101は、後述する選択部105により選択された発呼元のSIP端末200に対して、INVITEリクエストの送信開始を要求する送信要求メッセージであるREFERリクエストを送信する。また、送信部101は、発呼元のSIP端末200から送信されたINVITEリクエストを、転送先のSIP端末200に送信する。
さらに、送信部101は、後述する呼情報公開部102が作成した、呼情報を公開するためのNOTIFYメッセージを各SIP端末200に送信する。具体的には、送信部101は、呼に関連するSIP端末200、すなわち最初に発呼したSIP端末200と、最初に発呼したSIP端末200と同じAORを持つSIP端末200と、最初に着呼したSIP端末200と、最初に着呼したSIP端末200と同じAORを持つSIP端末200とに対してNOTIFYリクエストを送信する。
呼情報公開部102は、呼情報を公開するためNOTIFYリクエストを作成し、送信部101によって各SIP端末200に送信するものである。NOTIFYリクエストには、通信情報記憶部121に保存されたすべての呼情報が含まれる。NOTIFYリクエストの詳細については後述する。
呼制御部103は、原則としてSIPの標準化された規約に従って呼の制御に関する処理を実行するものである。具体的には、呼制御部103は、受信した呼制御メッセージの内容から呼制御メッセージを転送すべき宛先を決定し、呼制御メッセージを転送する処理を制御する。
本実施の形態の呼制御部103は、さらに、呼が確立したときに通信情報記憶部121に呼情報を格納し、呼が終了したときに、通信情報記憶部121から呼情報を削除する機能を備えている。また、呼制御部103は、INVITEリクエストを受信した際は、INVITEリクエストの送信元のSIP端末200のAORを検索キーとして、識別子記憶部122からINVITEリクエストの転送先とすべきSIP端末200のコンタクトアドレスを取得する。そして、取得したコンタクトアドレスを指定して、INVITEリクエストを転送する。なお、呼制御部103は、識別子記憶部122に該当する情報が記憶されていない場合には、INVITEリクエストから転送先を決定する。
また、本実施の形態の呼制御部103は、切り替え要求メッセージであるMESSAGEリクエストが受信されたときに、後述する切替処理部106の指示にしたがってREFERリクエストを作成し、送信部101を介してSIP端末200に送信する機能をさらに備えている。
受信部104は、呼制御に関連する各種メッセージをSIP端末200などの外部装置から受信するものである。例えば、受信部104は、切り替え先端末であるSIP端末200から送信された、通信先の切り替えを要求する切り替え要求メッセージであるMESSAGEリクエストを受信する。また、受信部104は、受信した切り替え要求メッセージから切り替え対象となる呼のコールIDを取り出し、取り出したコールIDと、切り替え要求メッセージの送信元であるSIP端末200のAORおよびコンタクトアドレスとを、後述する選択部105に渡す機能を備えている。
選択部105は、受信部104により切り替え要求メッセージが受信されたときに、切り替え先端末からINVITEリクエストを発呼する方式、および、通話相手端末からINVITEリクエストを発呼する方式のうち、いずれかを切替方式として選択するものである。
選択部105は、呼制御サーバ100の運用者などによって予め定められた規則に従って、上記2つの方式のうちいずれかを選択する。規則としては、例えば、切り替える前の呼を発呼したSIP端末200からINVITEリクエストを発呼するという規則を定めることができる。これにより、切り替える前の呼を発呼したSIP端末200または切り替える前の呼を着呼したSIP端末200のいずれが切り替え要求メッセージを送信したかに関わらずに、一定のポリシーで発呼端末を決定することが可能となる。
なお、切替方式を決定する規則はこれに限られるものではなく、通信情報記憶部121に記憶された呼情報などを用いて、上記2つの切替方式のいずれかを決定できるものであれば、あらゆる規則を適用できる。したがって、切替方式を決定するときの呼情報の使用方法は、適用される規則に依存する。また、適用する規則に応じて、通信情報記憶部121に、図3で示したような情報以外の情報を記憶するように構成してもよい。
また、選択部105は、受信部104から渡された切り替え対象の呼のコールIDと、切り替え要求メッセージの送信元であるSIP端末200のAORおよびコンタクトアドレスとを元に、通信情報記憶部121を参照して、切り替え元端末を特定する機能を有する。
具体的には、選択部105は、まず渡されたコールIDを検索キーとして通信情報記憶部121から対応する発呼端末AORおよび着呼端末AORを取得する。そして、取得した発呼端末AORおよび着呼端末AORのうち、切り替え要求メッセージの送信元のSIP端末200のAORと一致する方を、切り替え元端末のAORとして特定する。そして、選択部105は、一致しない方を、通話相手端末のAORとして特定する。
なお、切り替え元端末の特定方法はこれに限られるものではない。例えば、同一利用者が利用するSIP端末200であるか否かなどによってSIP端末200のAORを相互に対応づけておき、発呼端末AORおよび着呼端末AORのうち、切り替え要求メッセージの送信元のSIP端末200のAORと対応づけられた方を、切り替え元端末のAORとして特定するように構成してもよい。
また、例えば、切り替え要求メッセージを送信したSIP端末200の認証を行い、利用者IDなどの認証情報にしたがって同一利用者の利用するSIP端末200であるか否かを判断することにより、切り替え元端末を特定するように構成してもよい。このような切り替え元端末の特定方法についても、呼制御サーバ100の運用ポリシーに従って最適な方法を決定すればよい。
さらに、選択部105は、切替方式を選択する前に、予め定められた規則に従い、切り替えの可否を判断するように構成してもよい。例えば、通話相手のSIP端末200との呼を中継する他の呼制御サーバが、切り替え処理に対応しているか否かを判断し、未対応の場合に切り替えを拒否するように構成することができる。また、メッセージを送受信するごとにSIP端末200を認証し、認証されなかった場合に、切り替えを拒否するように構成してもよい。
切替処理部106は、選択部105が選択した切替方式を実行するものである。例えば、選択部105が切り替え先端末から発呼する切替方式を選択した場合、切替処理部106は、呼制御部103を使用して切り替え先端末に通話相手端末への発呼を要求する。
また、切替処理部106は、識別子記憶部122に識別子を保存する保存部106aを備えている。例えば、選択部105が通話相手端末から発呼する切替方式を選択した場合、保存部106aは、切り替え対象の呼に関連するSIP端末200のうち、切り替え要求メッセージを送信したSIP端末200のAORと異なるAORを持つSIP端末200、すなわち、通話相手端末のAOR(発呼元AOR)と、切り替え要求メッセージを送信したSIP端末200のコンタクトアドレス(要求元コンタクトアドレス)とを対応づけて、識別子記憶部122に保存する。また、この後、切替処理部106は、呼制御部103を使用して通話相手端末に対して切り替え要求メッセージを送信したSIP端末200のAORに対する発呼を要求する。
次に、SIP端末200の詳細な構成について説明する。図5は、第1の実施の形態にかかるSIP端末200の構成を示すブロック図である。図5に示すように、SIP端末200は、主なハードウェア構成として、通信情報記憶部221を備えている。また、SIP端末200は、主なソフトウェア構成として、受信部201と、メッセージ処理部202と、送信部203と、を備えている。
通信情報記憶部221は、呼制御サーバ100から送信された呼情報を記憶するものである。上述のように、呼制御サーバ100からは、呼情報を公開するNOTIFYリクエストが送信されるため、通信情報記憶部221には、NOTIFYリクエストによって送信された呼情報が記憶される。なお、通信情報記憶部221に記憶される呼情報のデータ構造は、呼制御サーバ100の通信情報記憶部121に記憶される呼情報のデータ構造と同様であるため、その説明を省略する。
受信部201は、呼制御に関連する各種メッセージを呼制御サーバ100または他のSIP端末200などの外部装置から受信するものである。例えば、受信部201は、呼制御サーバ100から送信された呼情報を公開するためのNOTIFYリクエストを受信する。
メッセージ処理部202は、送受信されるメッセージに関する処理を実行するものである。例えば、メッセージ処理部202は、受信したNOTIFYリクエストから呼情報を取得して通信情報記憶部221に保存する。また、メッセージ処理部202は、利用者が保存された呼情報を参照して通信先を自装置に切り替えることを選択した呼に対する切り替え要求メッセージ(MESSAGEリクエスト)を作成する。また、呼制御サーバ100からREFERリクエストを受信した場合は、メッセージ処理部202は、REFERリクエストの内容にしたがってINVITEリクエストを作成する。
送信部203は、呼制御に関連する各種メッセージを呼制御サーバ100または他のSIP端末200などの外部装置に送信するものである。例えば、送信部203は、作成された切り替え要求メッセージを呼制御サーバ100に送信する。
次に、このように構成された第1の実施の形態にかかる呼制御サーバ100による通信切替処理について図6を用いて説明する。図6は、第1の実施の形態における通信切替処理の全体の流れを示すシーケンス図である。
なお、図6は、SIP端末200−1からSIP端末200−3に発呼して呼を確立し、さらに、SIP端末200−1から同一のAORを持つSIP端末200−2に呼を切り替える場合の処理手順を示している。また、すべてのSIP端末200は、SIPの規約で規定されるREGISTER動作を完了し、呼制御サーバ100はすべてのSIP端末200のAORとコンタクトアドレスとを知っているものとする。
まず、SIP端末200−1は、リクエストURIに「sip:[email protected]」を指定したINVITEリクエスト「INVITE sip:[email protected] SIP/2.0」を、呼制御サーバ100に送信する(ステップS601)。
次に、呼制御サーバ100の呼制御部103は、受信部104により受信されたINVITEリクエストに含まれるリクエストURIから、転送先をSIP端末200−3であると特定し、SIP端末200−3にINVITEリクエスト(INVITE sip:[email protected] SIP/2.0)を転送する(ステップS602)。
SIP端末200−3は、呼制御サーバ100から転送されたINVITEリクエストを受けて200 OK応答を生成し、呼制御サーバ100に送信する(ステップS603)。また、SIP端末200−3から送信された200 OK応答を受信した呼制御サーバ100の呼制御部103は、200 OK応答を、SIP端末200−1に転送する(ステップS604)。呼制御サーバ100からの200 OK応答を受信することにより、SIP端末200−1とSIP端末200−3との間に呼が確立する。
この後、呼制御部103は、SIP端末200−1のAORと、SIP端末200−1のコンタクトアドレスと、SIP端末200−3のAORと、SIP端末200−3のコンタクトアドレスと、SIP端末200−3から受信した200 OK応答に含まれるコールIDと、を関連づけた呼情報を通信情報記憶部121に記憶する(ステップS605)。
次に、呼情報公開部102が、通信情報記憶部121に記憶した呼情報をメッセージボディに格納したNOTIFYリクエストを作成し、送信部101によって呼に関連するSIP端末200と同じ公開識別子を持つすべてのSIP端末200に送信する(ステップS606)。ここではSIP端末200−1、SIP端末200−2、およびSIP端末200−3にNOTIFYリクエストを送信する。
図7は、送信されるNOTIFYリクエストの一例を示す説明図である。図7に示すように、NOTIFYリクエストには、呼情報を公開するメッセージであることを指定するため、「Content-Type」ヘッダに「application/callinfo-xml」が指定される。そして、NOTIFYリクエストは、メッセージボディに、通信情報記憶部121が記憶する呼情報をXML形式で表現した情報を含んでいる。なお、同図では、1つの呼情報のみを含んでいるが、複数の呼が確立されている場合は、複数の呼情報がNOTIFYリクエストが含まれうる。
各SIP端末200の利用者は、NOTIFYリクエストで通知された呼情報を参照して、端末を切り替える呼を指定することができる。SIP端末200−2の利用者がSIP端末200−2を操作し、端末を切り替える呼を選択した場合、SIP端末200−2のメッセージ処理部202は、端末の切り替えを要求する切り替え要求メッセージ(MESSAGEリクエスト)を作成する。そして、送信部203が、作成されたMESSAGEリクエストを、呼制御サーバ100に送信する(ステップS607)。
図8は、MESSAGEリクエストの一例を示す説明図である。図8に示すように、MESSAGEリクエストのメッセージボディは、NOTIFYリクエストにより受信した呼情報に含まれるコールIDを、切り替え対象の呼の識別子として含んでいる。同図の例では、SIP端末200−1とSIP端末200−3との間に確立した呼のコールIDである「[email protected]」が含まれている。また、MESSAGEリクエストの「Content-Type」ヘッダには、切り替え要求メッセージであることを示すために「application/switch-xml」が指定される。
図6に戻り、呼制御サーバ100の受信部104は、SIP端末200から送信されたMESSAGEリクエストを受信する(ステップS608)。次に、受信部104は、MESSAGEリクエストの「Content-Type」ヘッダに「application/switch-xml」が指定されていることから、このメッセージが切り替え要求メッセージであると判断する。そして、MESSAGEリクエストのメッセージボディから切り替え対象の呼のコールIDを取得する(ステップS609)。受信部104は、切り替え対象の呼のコールIDとMESSAGEリクエストを送信したSIP端末200のAORとコンタクトアドレスとを、選択部105に渡す。
次に、選択部105は、呼制御サーバ100の運用者が規定したポリシーに従い切替方式を選択する(ステップS610)。ここでは、SIP端末200−1の通話相手であるSIP端末200−3から発呼する方式を選択したものとする。
なお、切り替えの可否を判定する構成の場合であって、切り替えを拒否する場合は、で受信したMESSAGEリクエストに対してエラー応答を返すように構成してもよい。
次に、切替処理部106は、リクエストURIに通話相手端末のAORを指定し、「Refer-To」ヘッダに切り替え先端末のAORを指定したREFERリクエストを、呼制御部103を使用して通話相手端末に対して送信させる。呼制御部103は、切替処理部106からの指示に従い、REFERリクエストを通話相手端末であるSIP端末200−3に送信する(ステップS611)。
図9は、REFERリクエストの一例を示す説明図である。図9では、リクエストURIにSIP端末200−3のAORである「sip:[email protected]」を指定し、「Refer-To」ヘッダにSIP端末200−2のAORである「sip:[email protected]」を指定したREFERリクエストの例が示されている。
図6に戻り、切替処理部106の保存部106aは、MESSAGEリクエストを送信したSIP端末200−2のコンタクトアドレスとSIP端末200−3のAORとを関連づけて識別子記憶部122に保存する(ステップS612)。
SIP端末200−3は、受信したREFERリクエストの「Refer-To」ヘッダに含まれるSIP端末200−2のAORである「sip:[email protected]」をリクエストURIに指定したINVITEリクエスト「INVITE sip:[email protected]」を、呼制御サーバ100に送信する(ステップS613)。
呼制御サーバ100の受信部104は、SIP端末200−3から送信されたINVITEリクエストを受信する。そして、呼制御部103は、INVITEリクエストの送信元であるSIP端末200−3のAOR(sip:[email protected])に対応するコンタクトアドレスを識別子記憶部122から検索することにより、INVITEリクエストの転送先を決定する(ステップS614)。
ここでは、SIP端末200−2のコンタクトアドレスである「sip:192.168.1.2」が得られる。呼制御部103は、得られたコンタクトアドレスのSIP端末200−2に対して、INVITEリクエスト「INVITE sip:[email protected]」を転送する(ステップS615)。
呼制御サーバ100から送信されたINVITEリクエストを受信したSIP端末200−2は、呼制御サーバ100に対して200 OK応答を送信する(ステップS616)。呼制御サーバ100の呼制御部103は、SIP端末200−2から送信された200 OK応答をSIP端末200−3に転送する(ステップS617)。
SIP端末200−3は、呼制御サーバ100から転送された200 OK応答を受信する。これにより、SIP端末200−2とSIP端末200−3との間に呼が確立する。
SIP端末200−1の利用者によってSIP端末200−1が操作され、SIP端末200−1とSIP端末200−3との間の呼の終了が指定された場合、SIP端末200−1の送信部203は、SIP端末200−3のAORである「sip:[email protected]」をリクエストURIに指定したBYEリクエスト「BYE sip:[email protected]」を、呼制御サーバ100に対して送信する(ステップS618)。
呼制御サーバ100は、SIP端末200−1から送信されたBYEリクエストを受信し、リクエストURIを参照して転送先として特定したSIP端末200−3に対して、BYEリクエスト「BYE sip:[email protected]」を転送する(ステップS619)。SIP端末200−3は、呼制御サーバ100から送信されたBYEリクエストを受信し、SIP端末200−1との間の呼を切断する。
このように、SIP端末200から通信端末の切り替えを要求する切り替え要求メッセージを受信したとき、運用ポリシーにしたがって切替方式を決定することができる。また、同一のAORが割り当てられたSIP端末200の間で、通信端末の切り替えを行う場合であっても、SIP端末200を一意に識別可能なコンタクトアドレスを保存しておき、INVITEリクエストを受信したときに保存したコンタクトアドレスを取得することにより、切り替え先端末を正しく特定することができる。
なお、図6は、通話相手端末(SIP端末200−3)から発呼する切替方式が選択された場合の処理手順を表している。そこで、次に、切り替え先端末(SIP端末200−2)から発呼する切替方式が選択された場合の処理について、図10を用いて説明する。図10は、第1の実施の形態における通信切替処理の全体の流れの別の例を示すシーケンス図である。
切替方式を選択するまでの処理を表すステップS1001からステップS1010までは、図6のステップS601からステップS610までと同様であるため、その説明を省略する。
ここでは、ステップS1010で、SIP端末200−1の切り替え先端末であるSIP端末200−2から発呼する方式を選択したものとする。
この場合、切替処理部106は、リクエストURIに切り替え先端末のAORを指定し、「Refer-To」ヘッダに通話相手端末のAORを指定したREFERリクエストを、呼制御部103を使用して切り替え先端末に対して送信させる。呼制御部103は、切替処理部106からの指示に従い、REFERリクエストを切り替え先端末であるSIP端末200−2に送信する(ステップS1011)。
図11は、この場合に送信されるREFERリクエストの一例を示す説明図である。図11では、リクエストURIにSIP端末200−2のAORである「sip:[email protected]」を指定し、「Refer-To」ヘッダにSIP端末200−3のAORである「sip:[email protected]」を指定したREFERリクエストの例が示されている。
SIP端末200−2は、受信したREFERリクエストの「Refer-To」ヘッダに含まれるSIP端末200−3のAORである「sip:[email protected]」をリクエストURIに指定したINVITEリクエスト「INVITE sip:[email protected]」を、呼制御サーバ100に送信する(ステップS1012)。
呼制御サーバ100の受信部104は、SIP端末200−2から送信されたINVITEリクエストを受信する。そして、呼制御部103は、SIP端末200−3に対して、INVITEリクエスト「INVITE sip:[email protected]」を転送する(ステップS1013)。なお、SIP端末200−3のコンタクトアドレスは、例えば、図3のような通信情報記憶部121に記憶された呼情報から特定することができる。
呼制御サーバ100から送信されたINVITEリクエストを受信したSIP端末200−3は、呼制御サーバ100に対して200 OK応答を送信する(ステップS1014)。呼制御サーバ100の呼制御部103は、SIP端末200−3から送信された200 OK応答をSIP端末200−2に転送する(ステップS1015)。
SIP端末200−2は、呼制御サーバ100から転送された200 OK応答を受信する。これにより、SIP端末200−2とSIP端末200−3との間に呼が確立する。
ステップS1001からステップS1010までの呼切断処理は、図6のステップS618からステップS619までと同様であるため、その説明を省略する。
(変形例)
第1の実施の形態では、呼の確立を認識した呼制御サーバ100が、自らNOTIFYリクエストを生成して、呼に関係する各SIP端末200に呼情報を通知していた。これに対し、SIP端末200から呼制御サーバ100に呼情報を問い合わせるように構成してもよい。
この場合、呼情報公開部102は、SIP端末200から呼情報の問い合わせを要求する情報要求メッセージであるSUBSCRIBEリクエストを受信した場合に、NOTIFYリクエストを作成する機能を備える。
以下に、SIP端末200から呼制御サーバ100に呼情報を問い合わせる手順を示す。まず、SIP端末200は、呼制御サーバ100にSIP端末200と同じAORを持つ他のSIP端末200が確立している呼情報を問い合わせるためのSUBSCRIBEリクエストを作成する。
図12は、呼情報を問い合わせるためのSUBSCRIBEリクエストの一例を示す説明図である。図12に示すように、SUBSCRIBEリクエストは、呼情報を問い合わせることを意味する「callinfo」を指定した「Event」ヘッダを含んでいる。
SIP端末200から送信されたSUBSCRIBEリクエストを受信した場合、呼制御サーバ100の呼情報公開部102は、SUBSCRIBEリクエストの「Event」ヘッダに「callinfo」が指定されていることから、呼情報の問い合わせであることを認識する。
次に、呼情報公開部102は、SUBSCRIBEリクエストの「From」ヘッダから呼情報を返すべきSIP端末200のAORを取得する。次に、呼情報公開部102は、取得したAORを含む呼情報を通信情報記憶部121から検索し、NOTIFYリクエストのメッセージボディに設定して、SUBSCRIBEリクエストの送信元のSIP端末200に通知する。
SIP端末200−1とSIP端末200−3が呼を確立していた場合に、SIP端末200−2がSUBSCRIBEリクエストを送信した場合は、例えば、図7に示すようなNOTIFYリクエストが、呼制御サーバ100からSIP端末200−2に送信される。
以上のように、第1の実施の形態にかかる通信システムでは、呼制御サーバにより、予め定められた規則に従って、切り替える通信を発呼する端末を制御することができる。また、呼情報を呼に関連する端末に公開し、切り替え先端末から切り替え要求メッセージを送信して切り替えを行うため、切り替え元端末から切り替え先端末を指定して切り替える必要がなくなる。そして、切り替え先端末から切り替え要求メッセージを受信したときに、切り替え先端末を一意に識別可能なコンタクトアドレスを保存しておくため、切り替え先端末と切り替え元端末に同じAORが割り当てられていた場合であっても、保存しているコンタクトアドレスにより、切り替え先端末を特定することができる。
このため、切り替え可能とするために各SIP端末に異なるAORを割り当てる必要がなくなり、アカウントの管理負担を軽減することができる。また、切り替え先端末と切り替え元端末に同じAORが割り当てられていた場合であっても、呼制御サーバによって通信端末の切り替えを行うことが可能となる。
(第2の実施の形態)
第1の実施の形態では、切り替え要求メッセージを送信した切り替え先端末のコンタクトアドレスと、通話相手端末のAORとを関連づけて識別子記憶部122に保持していた。そして、識別子記憶部122に保持されたコンタクトアドレスによって、切り替え先端末を特定していた。
これに対し、第2の実施の形態にかかる通信制御装置は、通話相手端末に送信するREFERリクエストおよび通話相手端末から送信されるINVITEリクエストに、SIPの規約で規定されている「Referred-By」ヘッダを挿入し、このヘッダに設定された切り替え先端末のコンタクトアドレスを参照することにより切り替え先端末を特定するものである。
図13は、第2の実施の形態にかかる呼制御サーバ1300の構成を示すブロック図である。図13に示すように、呼制御サーバ1300は、主なハードウェア構成として、通信情報記憶部121を備えている。また、呼制御サーバ1300は、主なソフトウェア構成として、送信部101と、呼情報公開部102と、呼制御部103と、受信部104と、選択部105と、切替処理部1306と、を備えている。
第2の実施の形態では、識別子記憶部122を削除したこと、および切替処理部1306の機能が第1の実施の形態と異なっている。その他の構成および機能は、第1の実施の形態にかかる呼制御サーバ100の構成を表すブロック図である図2と同様であるので、同一符号を付し、ここでの説明は省略する。
切替処理部1306は、選択部105が通話相手端末から発呼する切替方式を選択した場合、「Referred-By」ヘッダに、切り替え先端末のコンタクトアドレスを指定したREFERリクエストによって通話相手端末に発呼を要求する点が、第1の実施の形態の切替処理部106と異なっている。また、切り替え先端末のコンタクトアドレス等を識別子記憶部122に保存する必要がないため、切替処理部1306は、保存部106aを備えない点が第1の実施の形態の切替処理部106と異なっている。
次に、第2の実施の形態にかかるSIP端末1400の詳細な構成について説明する。図14は、第2の実施の形態にかかるSIP端末1400の構成を示すブロック図である。図14に示すように、SIP端末1400は、主なハードウェア構成として、通信情報記憶部221を備えている。また、SIP端末1400は、主なソフトウェア構成として、受信部201と、メッセージ処理部1402と、送信部203と、を備えている。
第2の実施の形態では、メッセージ処理部1402の機能が第1の実施の形態と異なっている。その他の構成および機能は、第1の実施の形態にかかるSIP端末200の構成を表すブロック図である図5と同様であるので、同一符号を付し、ここでの説明は省略する。
メッセージ処理部1402は、「Referred-By」ヘッダに切り替え先端末のコンタクトアドレスを指定したREFERリクエストを受信したときに、受信したREFERリクエストから抽出した「Referred-By」ヘッダをコピーしたINVITEリクエストを作成する点が、第1の実施の形態のメッセージ処理部202と異なっている。
次に、このように構成された第2の実施の形態にかかる呼制御サーバ1300による通信切替処理について図15を用いて説明する。図15は、第2の実施の形態における通信切替処理の全体の流れを示すシーケンス図である。
なお、図15は、図6と同様にSIP端末1400−1からSIP端末1400−3に発呼して呼を確立し、さらに、SIP端末1400−1から同一のAORを持つSIP端末1400−2に呼を切り替える場合の処理手順を示している。また、SIP端末1400−1〜1400−3には、それぞれ第1の実施の形態のSIP200−1〜200−3と同一のAORおよびコンタクトアドレスが割り当てられているものとする。
切替方式を選択するまでの処理を表すステップS1501からステップS1510までは、図6のステップS601からステップS610までと同様であるため、その説明を省略する。
ここでは、ステップS1510で、SIP端末1400−1の通話相手端末であるSIP端末1400−3から発呼する方式を選択したものとする。
この場合、切替処理部1306は、リクエストURIに切り替え先端末のAORを指定し、「Refer-To」ヘッダに通話相手端末のAORを指定し、「Referred-By」ヘッダに切り替え先端末のコンタクトアドレスを指定したREFERリクエストを、呼制御部103を使用して通話相手端末に対して送信させる。呼制御部103は、切替処理部1306からの指示に従い、REFERリクエストを通話相手端末であるSIP端末1400−3に送信する(ステップS1511)。
図16は、REFERリクエストの一例を示す説明図である。図16では、リクエストURIにSIP端末1400−3のAORである「sip:[email protected]」を指定し、「Refer-To」ヘッダにSIP端末1400−2のAORである「sip:[email protected]」を指定し、「Referred-By」ヘッダにSIP端末1400−2のコンタクトアドレスである「sip:192.168.1.2」を指定したREFERリクエストの例が示されている。
図15に戻り、SIP端末1400−3は、受信したREFERリクエストの「Refer-To」ヘッダに含まれるSIP端末1400−2のAORである「sip:[email protected]」をリクエストURIに指定したINVITEリクエストを、呼制御サーバ1300に送信する(ステップS1512)。このとき、SIP端末1400−3は、受信したREFERリクエストの「Referred-By」ヘッダの内容をコピーしてINVITEリクエストに含める。
図17は、「Referred-By」ヘッダを含むINVITEリクエストの一例を示す説明図である。図17では、図16のREFERリクエストと同じ内容の「Referred-By」ヘッダを含むINVITEリクエストの例が示されている。
呼制御サーバ1300の受信部104は、SIP端末1400−3から送信されたINVITEリクエストを受信する。そして、呼制御部103は、受信したINVITEリクエストの「Referred-By」ヘッダを参照することにより、INVITEリクエストの転送先を決定する(ステップS1513)。
ここでは、SIP端末1400−2のコンタクトアドレスである「sip:192.168.1.2」が、「Referred-By」ヘッダから得られる。呼制御部103は、得られたコンタクトアドレスのSIP端末1400−2に対して、図18に示すようなINVITEリクエストを転送する(ステップS1514)。
ステップS1515からステップS1518までの、200OK送受信処理および呼切断処理は、図6のステップS616からステップS619までと同様であるため、その説明を省略する。
このように、第2の実施の形態にかかる通信制御装置では、メッセージに切り替え先端末のコンタクトアドレスを設定したヘッダを追加し、このヘッダに設定された切り替え先端末のコンタクトアドレスを参照することにより切り替え先端末を特定することができる。すなわち、切り替え先端末と切り替え元端末に同じAORが割り当てられていた場合であっても、保存しているコンタクトアドレスにより、切り替え先端末を特定することができる。このため、切り替え可能とするために各SIP端末に異なるAORを割り当てる必要がなくなり、アカウントの管理負担を軽減することができる。
次に、第1または第2の実施の形態にかかる通信制御装置のハードウェア構成について図19を用いて説明する。図19は、第1または第2の実施の形態にかかる通信制御装置のハードウェア構成を示す説明図である。
第1または第2の実施の形態にかかる通信制御装置は、CPU(Central Processing Unit)51などの制御装置と、ROM(Read Only Memory)52やRAM53などの記憶装置と、ネットワークに接続して通信を行う通信I/F54と、HDD(Hard Disk Drive)、CD(Compact Disc)ドライブ装置などの外部記憶装置と、ディスプレイ装置などの表示装置と、キーボードやマウスなどの入力装置と、各部を接続するバス61を備えており、通常のコンピュータを利用したハードウェア構成となっている。
第1または第2の実施の形態にかかる通信制御装置で実行される通信制御プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM(Compact Disk Read Only Memory)、フレキシブルディスク(FD)、CD−R(Compact Disk Recordable)、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されて提供される。
また、第1または第2の実施の形態にかかる通信制御装置で実行される通信制御プログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成してもよい。また、第1または第2の実施の形態にかかる通信制御装置で実行される通信制御プログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成してもよい。
また、第1または第2の実施の形態の通信制御プログラムを、ROM等に予め組み込んで提供するように構成してもよい。
第1または第2の実施の形態にかかる通信制御装置で実行される通信制御プログラムは、上述した各部(送信部、呼情報公開部、呼制御部、受信部、選択部、切替処理部)を含むモジュール構成となっており、実際のハードウェアとしてはCPU51(プロセッサ)が上記記憶媒体から通信制御プログラムを読み出して実行することにより上記各部が主記憶装置上にロードされ、上述した各部が主記憶装置上に生成されるようになっている。
以上のように、本発明にかかる通信制御する装置、方法、プログラム、および端末装置は、シグナリングプロトコルとしてSIPを用いたIP電話システムなどに適している。
第1の実施の形態にかかる通信システムの構成を示すブロック図である。 第1の実施の形態にかかる呼制御サーバの構成を示すブロック図である。 呼情報のデータ構造の一例を示す説明図である。 識別子記憶部に記憶される識別子のデータ構造の一例を示す説明図である。 第1の実施の形態にかかるSIP端末の構成を示すブロック図である。 第1の実施の形態における通信切替処理の全体の流れを示すシーケンス図である。 送信されるNOTIFYリクエストの一例を示す説明図である。 MESSAGEリクエストの一例を示す説明図である。 REFERリクエストの一例を示す説明図である。 第1の実施の形態における通信切替処理の全体の流れの別の例を示すシーケンス図である。 REFERリクエストの一例を示す説明図である。 SUBSCRIBEリクエストの一例を示す説明図である。 第2の実施の形態にかかる呼制御サーバの構成を示すブロック図である。 第2の実施の形態にかかるSIP端末の構成を示すブロック図である。 第2の実施の形態における通信切替処理の全体の流れを示すシーケンス図である。 REFERリクエストの一例を示す説明図である。 INVITEリクエストの一例を示す説明図である。 INVITEリクエストの一例を示す説明図である。 第1または第2の実施の形態にかかる通信制御装置のハードウェア構成を示す説明図である。
符号の説明
51 CPU
52 ROM
53 RAM
54 通信I/F
61 バス
100 呼制御サーバ
101 送信部
102 呼情報公開部
103 呼制御部
104 受信部
105 選択部
106 切替処理部
106a 保存部
121 通信情報記憶部
122 識別子記憶部
200−1、200−2、200−3 SIP端末
201 受信部
202 メッセージ処理部
203 送信部
221 通信情報記憶部
1300 呼制御サーバ
1306 切替処理部
1400 SIP端末
1402 メッセージ処理部

Claims (12)

  1. ネットワークを介して接続され、第1端末、第2端末、および第3端末を含む複数の端末間の通信を制御する通信制御装置であって、
    前記第1端末との間で通信を確立している前記第3端末の通信相手を、前記第1端末から前記第2端末に切り替えることを要求する切り替え要求メッセージを前記第2端末から受信する第1受信部と、
    前記切り替え要求メッセージを受信したときに、予め定められた規則に基づいて、前記第2端末および前記第3端末のいずれか一方を、前記第2端末と前記第3端末との間の通信の確立を要求する確立要求メッセージの送信元端末として選択する選択部と、
    前記確立要求メッセージの送信を要求する送信要求メッセージを前記送信元端末に送信する第1送信部と、
    を備えたことを特徴とする通信制御装置。
  2. 前記複数の端末それぞれに、接続すべき端末を識別する情報として公開され、前記複数の端末に同一の値を設定可能な公開識別子と、端末を一意に識別可能な内部識別子とが割り当てられており、
    前記第3端末が前記送信元端末として選択されたとき、前記送信要求メッセージに応じて前記第2端末の前記公開識別子を指定して送信された前記確立要求メッセージを前記第3端末から受信する第2受信部と、
    前記第3端末が前記送信元端末として選択されたとき、前記第2端末の前記内部識別子を指定して、受信した前記確立要求メッセージを前記第2端末に送信する第2送信部と、をさらに備えたこと、
    を特徴とする請求項1に記載の通信制御装置。
  3. 前記送信元端末の前記公開識別子と、前記確立要求メッセージの送信先端末の前記内部識別子とを対応づけて記憶可能な識別子記憶部と、
    前記第3端末が前記送信元端末として選択されたとき、前記第3端末の前記公開識別子と、前記送信先端末である前記第2端末の前記内部識別子と、を対応づけて前記識別子記憶部に保存する保存部と、をさらに備え、
    前記第2送信部は、前記第3端末の前記公開識別子に対応づけられた前記内部識別子を前記識別子記憶部から取得し、取得した前記内部識別子を指定して、受信した前記確立要求メッセージを前記第2端末に送信すること、
    を特徴とする請求項2に記載の通信制御装置。
  4. 前記第1送信部は、さらに、前記第3端末が前記送信元端末として選択されたとき、前記第2端末の前記内部識別子を付加した前記送信要求メッセージを前記第1端末に送信し、
    前記第2受信部は、前記送信要求メッセージから取得された前記第2端末の前記内部識別子が付加された前記確立要求メッセージを前記第3端末から受信し、
    前記第2送信部は、前記確立要求メッセージに付加された前記第2端末の前記内部識別子を取得し、取得した前記内部識別子を指定して、受信した前記確立要求メッセージを前記第2端末に送信すること、
    を特徴とする請求項2に記載の通信制御装置。
  5. 確立された通信を識別する通信識別子と、前記通信識別子の通信を確立している端末の前記公開識別子および前記内部識別子の少なくとも1つとを対応づけた通信情報を記憶する通信情報記憶部と、
    前記通信情報記憶部に記憶された前記通信情報を、前記複数の端末に送信する第3送信部をさらに備え、
    前記第1受信部は、送信された前記通信情報を参照して前記第2端末が選択した前記通信識別子の通信を確立している一方の端末である前記第3端末の通信相手を、他方の端末である前記第1端末から前記第2端末に切り替えることを要求する前記切り替え要求メッセージを前記第2端末から受信すること、
    を特徴とする請求項2に記載の通信制御装置。
  6. 前記第3送信部は、前記通信情報を、前記通信情報に含まれる前記通信識別子の通信を確立している端末の前記公開識別子と一致する前記公開識別子を割り当てられた端末に送信すること、
    を特徴とする請求項5に記載の通信制御装置。
  7. 前記第3送信部は、SIP(Session Initiation Protocol)のNOTIFYリクエストで前記通信情報を送信すること、
    を特徴とする請求項5に記載の通信制御装置。
  8. 前記通信情報の送信を要求する情報要求メッセージを受信する第3受信部をさらに備え、
    前記第3送信部は、さらに、前記情報要求メッセージを受信したときに、前記通信情報を要求した端末に、前記通信情報を送信すること、
    を特徴とする請求項5に記載の通信制御装置。
  9. 前記第3受信部は、前記通信情報の送信を要求するSIPのSUBSCRIBEリクエストである前記情報要求メッセージを受信すること、
    を特徴とする請求項8に記載の通信制御装置。
  10. ネットワークを介して接続され、第1端末、第2端末、および第3端末を含む複数の端末間の通信を制御する通信制御装置における通信制御方法であって、
    受信部によって、前記第1端末との間で通信を確立している前記第3端末の通信相手を、前記第1端末から前記第2端末に切り替えることを要求する切り替え要求メッセージを前記第2端末から受信する第1受信ステップと、
    選択部によって、前記切り替え要求メッセージを受信したときに、予め定められた規則に基づいて、前記第2端末および前記第3端末のいずれか一方を、前記第2端末と前記第3端末との間の通信の確立を要求する確立要求メッセージの送信元端末として選択する選択ステップと、
    送信部によって、前記確立要求メッセージの送信を要求する送信要求メッセージを前記送信元端末に送信する第1送信ステップと、
    を備えたことを特徴とする通信制御方法。
  11. ネットワークを介して接続され、第1端末、第2端末、および第3端末を含む複数の端末間の通信を制御する通信制御装置における通信制御プログラムであって、
    前記第1端末との間で通信を確立している前記第3端末の通信相手を、前記第1端末から前記第2端末に切り替えることを要求する切り替え要求メッセージを前記第2端末から受信する第1受信手順と、
    前記切り替え要求メッセージを受信したときに、予め定められた規則に基づいて、前記第2端末および前記第3端末のいずれか一方を、前記第2端末と前記第3端末との間の通信の確立を要求する確立要求メッセージの送信元端末として選択する選択手順と、
    前記確立要求メッセージの送信を要求する送信要求メッセージを前記送信元端末に送信する第1送信手順と、
    をコンピュータに実行させる通信制御プログラム。
  12. 外部端末と、前記外部端末との間の通信を制御する通信制御装置と、にネットワークを介して接続された端末装置であって、
    複数の前記外部端末間で確立された通信を識別する通信識別子と、前記通信識別子の通信を確立している前記外部端末を識別する端末識別子を対応づけた通信情報を前記通信制御装置から受信する受信部と、
    受信した前記通信情報を参照して選択された前記通信識別子の通信を確立している前記外部端末のいずれかを自装置に切り替えることを要求する切り替え要求メッセージを前記通信制御装置に送信する送信部と、
    を備えたことを特徴とする端末装置。
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