JP2009013653A - 機械式駐車装置のターンテーブル装置 - Google Patents

機械式駐車装置のターンテーブル装置 Download PDF

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Abstract

【課題】ターンテーブル装置設置用のピットを浅くして施工費を低減するとともに、入出庫部に入った利用者の通行障害をなくす。
【解決手段】パレットPが昇降リフト41の上昇動作によりリフト昇降路9の最上昇位置に上昇する際には、支持爪107を進退機構によりリフト昇降路9から退避させてパレットPの通過を許容する。一方、リフト昇降路9の最上昇位置に上昇したパレットPを昇降リフト41からターンテーブル15に受け渡す際には、支持爪107を進退機構によりリフト昇降路9に進出させてパレットPの長辺側の端部寄り下方に位置付け、この状態からチェーン・スプロケット上下動機構73により支持爪107を上動させてパレットPを掬い上げ、パレットPをターンテーブル15の矩形開口部15aに進入させる。
【選択図】図7

Description

この発明は、機械式駐車装置のターンテーブル装置の改良に関し、詳しくは、昇降リフトとターンテーブルとの間でパレットを受け渡す際のパレット受渡し対策に関するものである。
特許文献1,2には、パレットが出入りする矩形開口部を有する円形のターンテーブルを備えたターンテーブル装置を、地下の駐車空間とリフト昇降路で連絡された地上の入出庫部に設け、車両が前進運転で入出庫部から退場できるように上記ターンテーブルを水平面内で旋回させて車両を方向転換するようにした機械式駐車装置が開示されている。
上記の特許文献1,2を含めこの種の機械式駐車装置では、入出庫部の乗入床にピットを凹設し、該ピットに上記ターンテーブル装置を設置してターンテーブルをその上面が乗入床と面一になるようにピット床に水平面内で旋回可能に支持している。このターンテーブル装置により車両を方向転換するには、昇降リフトの上昇動作によりリフト昇降路を最上昇位置まで上昇したパレットをターンテーブルに一旦預ける必要がある。したがって、ターンテーブル装置は、パレットを昇降リフトとターンテーブルとの間で受け渡すパレット受渡し装置をターンテーブル裏面の矩形開口部両長辺側に備えている。
特許文献1に開示されているパレット受渡し装置(トレー中継装置)は、パレットの長辺側の端部寄りを下方から支持する支持爪と、該支持爪を上下動させる駆動部と、ターンテーブル裏面に垂設され、上記支持爪を上下方向に案内するガイド部材とを備え、該ガイド部材の下端側はリフト昇降路から遠離るように斜めに屈折して屈折部を構成している。そして、パレットが昇降リフトの上昇動作によりリフト昇降路の最上昇位置に上昇する際には、上記支持爪をガイド部材に沿って屈折部まで下動させることでリフト昇降路から退避させてパレットの通過を許容する一方、リフト昇降路の最上昇位置に上昇したパレットを昇降リフトからターンテーブルに受け渡す際には、上記屈折部に退避している支持爪をガイド部材に沿って上動させる過程でリフト昇降路に進出させてパレットを掬い上げ、該パレットをターンテーブルの矩形開口部に進入させるようにしている。
特許文献2に開示されているパレット受渡し装置(パレット昇降装置)は、ターンテーブル裏面に垂設され、上端に上部スプロケットが下端に下部スプロケットがそれぞれ軸支されたブラケットと、ターンテーブル上面に軸支された駆動スプロケットを回転駆動する駆動部と、上記上部スプロケット、下部スプロケット及び駆動スプロケットに巻き掛けられた無端状チェーンと、該無端状チェーンに取り付けられ、上記駆動部の駆動により上動してパレットの長辺側の端部寄りを下方から支持するスラットビームとを備えている。そして、パレットが昇降リフトの上昇動作によりリフト昇降路の最上昇位置に上昇する際には、上記スラットビームを下部スプロケット周りに旋回させることでブラケットの反リフト昇降路側に退避させてパレットの通過を許容する一方、リフト昇降路の最上昇位置に上昇したパレットを昇降リフトからターンテーブルに受け渡す際には、上記ブラケットの反リフト昇降路側に退避しているスラットビームを下部スプロケット周りに旋回させることでリフト昇降路側に移動させてパレットを掬い上げ、該パレットをターンテーブルの矩形開口部に進入させるようにしている。
特許第2983899号公報(第3頁,第4頁、図3,図4) 特許第2863694号公報(第3頁,第4頁、図2,図3)
しかし、特許文献1では、ガイド部材の下端側に屈折部を形成して支持爪をリフト昇降路から退避させるようにしているため、支持爪が屈折部のところで鉛直面内で大きく旋回することになり、ピット床との干渉を回避するための旋回スペースが上下方向に必要で、その分だけターンテーブル装置設置用のピットを深く凹設しなければならない。
特許文献2においても同様に、スラットビームを下部スプロケット周りに旋回させることでブラケットの反リフト昇降路側に退避させるようにしているため、スラットビームが下部スプロケットのところで鉛直面内で大きく旋回することになり、ピット床との干渉を回避するための旋回スペースが上下方向に必要で、その分だけターンテーブル装置設置用のピットを深く凹設しなければならない。
このように、特許文献1,2では共に、ターンテーブル装置設置用のピットを深く凹設しなければならないため、その分だけ入出庫部の施工費が高騰する。また、このことは入出庫部の施工費高騰に止まらず、リフト昇降路の深さ、さらには駐車空間の深さも深くなることを意味し、機械式駐車装置の施工費の大幅な高騰を招く。
また、特許文献2では、ターンテーブル上面に駆動部が設置され、かつターンテーブル上面側の駆動スプロケットとターンテーブル裏面側の上部スプロケット及び下部スプロケットとに巻き掛けられた無端状チェーンを通過させる開口がターンテーブルに形成されているため、これらが入出庫部に入った利用者にとって通行時の障害となる。
この発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、ターンテーブル装置設置用のピットを浅くして施工費を低減するとともに、入出庫部に入った利用者の通行障害をなくすことである。
上記の目的を達成するため、この発明は、パレットを下方から支持する支持爪を水平面内でリフト昇降路に対して進退させるようにしたことを特徴とする。
具体的には、この発明は、車両をパレットごと格納する駐車空間と、車両が入退場する入出庫部と、該入出庫部の下方に設けられ上記駐車空間と入出庫部とを連絡するリフト昇降路とを備え、上記入出庫部の乗入床にはピットが凹設され、該ピットにはパレットが通過する矩形昇降口が上記リフト昇降路の真上に対応するように開口され、昇降リフトの上記リフト昇降路での昇降動作により、車両を上記駐車空間と入出庫部との間でパレットごと受け渡して入出庫する機械式駐車装置において、上記ピットに設けられパレットに搭載された車両を方向転換するターンテーブル装置を対象とし、次のような解決手段を講じた。
すなわち、請求項1に記載の発明は、上記ピットのピット床に水平面内で旋回可能に支持され、パレットが出入りする矩形開口部を有する円形のターンテーブルと、該ターンテーブル裏面の矩形開口部両長辺側に設けられ、パレットを上記昇降リフトとターンテーブルとの間で受け渡すパレット受渡し装置とを備え、該パレット受渡し装置は、パレットの長辺側の端部寄りを下方から支持する支持爪と、該支持爪を水平面内で上記リフト昇降路に対して進退させる進退手段と、上記支持爪を上下動させる上下動手段とを備え、パレットが上記昇降リフトの上昇動作によりリフト昇降路の最上昇位置に上昇する際には、上記支持爪を上記進退手段によりリフト昇降路から退避させてパレットの通過を許容する一方、リフト昇降路の最上昇位置に上昇したパレットを昇降リフトから上記ターンテーブルに受け渡す際には、上記支持爪を上記進退手段によりリフト昇降路に進出させてパレットの長辺側の端部寄り下方に位置付け、この状態から上記上下動手段により支持爪を上動させてパレットを掬い上げ、該パレットをターンテーブルの矩形開口部に進入させるように構成されていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、上記ターンテーブル裏面の矩形開口部両長辺側両端寄りには、一対の鉛直ガイド柱がそれぞれ垂設され、該両鉛直ガイド柱間には、上記ターンテーブルの矩形開口部長辺に平行に延びる水平材が両鉛直ガイド柱に沿って上下動可能に設けられ、上記支持爪は、上記水平材の長手方向両端寄りに1個ずつ設けられ、これら2個の支持爪は、上記水平材を上記上下動手段により上下動させることにより水平材と共に上下動し、かつ上記進退手段により同期して進退するように構成されていることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、上記ターンテーブル裏面の矩形開口部両長辺側両端寄りには、上記リフト昇降路に対して進退可能な受け爪を備えた落下防止手段がそれぞれ設けられ、該落下防止手段は、上記水平材が上下動する際には、上記受け爪をリフト昇降路から退避させて水平材の通過を許容する一方、上記水平材が上動して支持爪に支持されたパレットがターンテーブルの矩形開口部に進入した際には、リフト昇降路に進出して上記水平材の下方に位置するように構成されていることを特徴とする。
請求項1に係る発明によれば、パレットが昇降リフトの上昇動作によりリフト昇降路の最上昇位置に上昇する際には、支持爪をリフト昇降路から水平面内で退避させる一方、リフト昇降路の最上昇位置に上昇したパレットを昇降リフトからターンテーブルに受け渡す際には、支持爪をリフト昇降路に水平面内で進出させてパレットの長辺側の端部寄り下方に位置付けてパレット支持態勢を整えることができる。
このように、支持爪を水平面内で進退させるだけなので、パレットを昇降リフトとターンテーブルとの間で受け渡す際に、支持爪やスラットビームをピット床側の鉛直面内で旋回させる特許文献1,2の如き旋回スペースを上下方向に確保せずに済み、その分だけターンテーブル装置設置用のピットを浅くすることができて入出庫部の施工費を低減することができる。
また、ターンテーブル装置設置用のピットを浅くすると、その直下のリフト昇降路の深さ、ひいては駐車空間の深さも浅くすることができ、機械式駐車装置の施工費の大幅な高騰を回避することができる。
さらに、パレット受渡し装置はターンテーブル裏面に設けられているため、該パレット受渡し装置を構成する支持爪作動用の進退手段や上下動手段がターンテーブル上面に現出せず、スラットビーム旋回用の駆動部がターンテーブル上面に設置されている特許文献2の如き入出庫部に入った利用者の通行障害をなくすことができる。また、特許文献2の如きターンテーブル上面側の駆動スプロケットとターンテーブル裏面側の上部スプロケット及び下部スプロケットとに巻き掛けられた無端状チェーンを通過させる開口がターンテーブルにないため、このことによっても、入出庫部に入った利用者にとって通行時の障害とならないようにすることができる。
請求項2に係る発明によれば、2個の支持爪が1つの上下動手段により同時に上下動するとともに、1つの進退手段により同期して進退するため、2個の支持爪をそれぞれ個別に作動させる場合に比べて簡素な構造でかつ安価なものにすることができる。
請求項3に係る発明によれば、パレットが支持爪に支持されてターンテーブルの矩形開口部に進入すると、落下防止手段の受け爪がリフト昇降路に進出して水平材の下方に位置しているため、該水平材の予期せぬ落下に備えることができ、パレットに搭載された車両の損傷を防止することができる。
以下、この発明の実施形態について図面に基づいて説明する。
図1及び図2は機械式駐車装置の一種である昇降リフト付き端部乗入れ方式の箱形循環式駐車装置1を示す。この箱形循環式駐車装置1は建物の躯体3内に設置されている。該躯体3は地下埋設部分3aと地上露出部分3bとからなり、地下埋設部分3aで構成される空間を車両VをパレットPごと格納する駐車空間5とし、地上露出部分3bで構成される1階の一部の空間を車両Vが入退場する入出庫部7としている。また、上記入出庫部7の下方、つまり上記駐車空間5の一端側(図1左端側)には、該駐車空間5と入出庫部7とを連絡するリフト昇降路9が設けられている。
上記入出庫部7の側壁7aには、上下開閉式の開閉扉11を有する出入り兼用の入出庫口7bが形成されているとともに、入出庫部7の乗入床7cには円形のピット7dが凹設され、該ピット7dのピット床7eには、パレットPが通過する矩形昇降口7fが上記リフト昇降路9の真上に対応するように開口されている。
上記ピット7dには、この実施形態に係るターンテーブル装置13が設置されている。該ターンテーブル装置13は、パレットPが出入りする矩形開口部15aを有する円形のターンテーブル15を備え、該ターンテーブル15の矩形開口部15a両長辺側には、利用者が車両Vに対して乗降する際に足を掛ける乗降部15bが***形成されている。このターンテーブル15は、上記ピット床7eに複数個の支持ローラ17a及び調心ローラ17bにより水平面内で旋回可能に摺接支持され、かつターンテーブル15の上記乗降部15bを除く上面が乗入床7cと面一になっている。
上記入出庫口7b近傍のターンテーブル15外周に対応するピット床7eには、旋回駆動装置19が設置されている。該旋回駆動装置19は、旋回モータ21、減速機23、スプロケット25、及びターンテーブル15外周縁と上記スプロケット25に巻き掛けられた旋回用チェーン27等で構成され、上記旋回モータ21の回転トルクを上記スプロケット25を介してチェーン27に伝達し、ターンテーブル15を矩形開口部15aに車載パレットPが進入した状態で水平面内で90°旋回させることにより、車両Vを前進運転で入出庫部7から退場できるように方向転換するようになっている。つまり、この実施形態の箱形循環式駐車装置1は90°乗入れ方式である。
上記パレットPの両短辺側には、車輪p1が2個ずつ転動自在に取り付けられ、一方、上記パレットPの両長辺側には、雄連結器p2と雌連結器p3とがそれぞれ1個ずつ取り付けられている。そして、隣り合うパレットPを雄連結器p2と雌連結器p3とで係合連結し(図3参照)、後述する上層及び下層横移送路29a,29bを横移送するようになっている。また、上記パレットPの中央裏面には、横行用被案内溝部材p4がパレットP長辺に平行に延びるように固着されている。
一方、上記駐車空間5には、上層及び下層横移送路29a,29bが上下に2層設けられている。これら上層及び下層横移送路29a,29bには、パレットPの車輪p1が転動する2条の横行レール31が水平に配設され、複数枚のパレットPを長辺側がパレット横移送方向に向くように、つまり短辺側が横行レール31側に向いた横向き姿勢で雄連結器p2及び雌連結器p3により連結した状態で格納するとともに、入出庫時は横行レール31上を1パレット分ずつ横移送するようになっている。
パレットPの横移送は、上層及び下層横移送路29a,29bにそれぞれ設置されたパレット横送り装置33により行われる。このパレット横送り装置33は、図4に示すように、両端に係合ローラ35aが軸支されたクランクアーム35を備え、該クランクアーム35には、ウォームホイール37aとウォーム37bとからなるウォーム歯車装置37、及びシャフト39を介して図示しない横送りモータの回転トルクが伝達され、これにより、上記クランクアーム35が水平面内で半回転することで係合ローラ35aがパレットPの被案内溝部材p4を往復移動しつつパレットPを押圧し、上層及び下層横移送路29a,29bで複数枚のパレットPを雄連結器p2及び雌連結器p3で連結した状態で1パレット分ずつ横送りするようになっている。
上記上層及び下層横移送路29a,29bのパレット横送り方向一端(図1左端)には、上記入出庫部7下方のリフト昇降路9が設置され、パレット横送り方向他端(図1右端)にもリフト昇降路9′が設置されている。そして、これらリフト昇降路9,9′と上記上層及び下層横移送路29a,29bとで箱形循環路を構成している。
上記各リフト昇降路9,9′には昇降リフト41が配置され、この昇降リフト41は、チェーン・スプロケット昇降機構43をパレットPの両短辺側に対応するように2組備えている。図1中、45は、リフト昇降路9,9′の最下部であるピット9a,9′aの前後に2本ずつ立設された支柱45aや、左右に並ぶ支柱45a上端に橋絡された架台45b等からなる枠組体であり、この枠組体45に上記チェーン・スプロケット昇降機構43が組み付けられている。その組付構造を簡単に説明すると、2個の上部スプロケット47が上記架台45bに軸支されているとともに、2個の下部スプロケット49が上記左右に並ぶ支柱45a下端寄りでシャフト51に回転一体に連結され、無端状チェーン53が上記上部スプロケット47と下部スプロケット49との間に巻き掛けられている。この左右2列の無端状チェーン53には、パレットPを下方から支持する複数個の昇降レール55が上記上層及び下層横移送路29a,29bの横行レール31に対応するように橋絡されている。また、上記シャフト51には、昇降モータ57が駆動連結されている。
そして、上記無端状チェーン53を昇降モータ57の駆動によって上下方向に走行させることにより、昇降レール55がパレットPを支持してリフト昇降路9,9′を昇降し、車両VをパレットPごと上層及び下層横移送路29a,29bとの間で受け渡すようにしている。つまり、上記2つのリフト昇降路9,9′のうち入出庫部7下方のリフト昇降路9に配置されている昇降リフト41は、パレットPの搬出入用も兼ねている。そして、この入出庫部7下方のリフト昇降路9での昇降リフト41の昇降動作により、車両Vを駐車空間5と入出庫部7との間でパレットPごと受け渡して入出庫するようにしている。
このパレットPの受渡しに際し、パレットPの円滑な受渡しを行うために、ターンテーブル15及び昇降リフト41には、同様のガイド部材が設けられている。図5及び図6にターンテーブル15側に設けられた第1ガイド部材59と第2ガイド部材61とを示す。これら第1及び第2ガイド部材59,61は共に、互いに間隔をあけて平行に上下方向に延びる2本のガイドレール59a,61aからなる。
上記第1ガイド部材59は、パレットPの一方(図5及び図6で左側)の長辺両端に対応するようにターンテーブル15裏面の矩形開口部15aの長辺縁部に垂設され、パレットPの一方(図5及び図6で左側)の長辺両端に軸支された被ガイドローラp5が、パレットPを昇降リフト41とターンテーブル15との間で受け渡す際、第1ガイド部材59のガイドレール59a間に係合案内されて、パレットPの前後方向(長手方向)のブレを防止するようにしている。
一方、上記第2ガイド部材61は、パレットPの両短辺一端(図5及び図6で右端)に対応するようにターンテーブル15裏面の矩形開口部15aの短辺縁部に垂設され、パレットPの両短辺両端に軸支された被ガイドローラp6の一方(図5及び図6で右側の被ガイドローラp6)が、パレットPを昇降リフト41とターンテーブル15との間で受け渡す際、第2ガイド部材61のガイドレール61a間に係合案内されて、パレットPの左右方向(長手方向と直交する方向)のブレを防止するようにしている。なお、上記第1ガイド部材59、第2ガイド部材61及び被ガイドローラp5,p6は、他の図面では省略している。
上記ターンテーブル15裏面の矩形開口部15a両長辺側には、図1に示すように、この発明の特徴とするパレット受渡し装置63が1基ずつ配置され、このパレット受渡し装置63により、パレットPを上記昇降リフト41とターンテーブル15との間で受け渡すようにしている。
上記パレット受渡し装置63は、図7及び図9に示すような構造をしている。この構造を具体的に説明すると、上記ターンテーブル15裏面の矩形開口部15a両長辺側には、水平に延びる断面コ字形のフレーム65が固着され、該フレーム65の長手方向両端寄り、つまりターンテーブル15裏面の矩形開口部15a両長辺側両端寄りには、断面コ字形の一対の鉛直ガイド柱67が乗降部15b下方に対応するようにブラケット69を介してそれぞれ垂設されている。
上記両鉛直ガイド柱67間には、上記ターンテーブル15の矩形開口部15a長辺に沿って平行に延びる断面H形の水平材71が、上下動手段としての一対のチェーン・スプロケット上下動機構73により両鉛直ガイド柱67に沿って上下動可能に配置されている。
該チェーン・スプロケット上下動機構73は、上記水平材71の長手方向両端側にそれぞれ設置され、同期用スプロケット75が回転一体に固着された駆動スプロケット77、巻取りスプロケット79が回転一体に固着された被動スプロケット81、転向スプロケット83及び吊持ちスプロケット85を備えている。上記同期用スプロケット75及び被動スプロケット81には、伝動チェーン87が巻き掛けられ、上記吊持ちスプロケット85、転向スプロケット83、駆動スプロケット77及び巻取りスプロケット79には、吊下げチェーン89が巻き掛けられ、該吊下げチェーン89の一端が上記水平材71に係着具91によって連結されているとともに、吊下げチェーン89の他端が上記巻取りスプロケット79に連結されている。
上記同期用スプロケット75、駆動スプロケット77、巻取りスプロケット79、被動スプロケット81及び転向スプロケット83は、ターンテーブル15裏面に固着された架台93に軸支され、上記吊持ちスプロケット85は、鉛直ガイド柱67を支持するブラケット69に軸支されている。
上記一対のチェーン・スプロケット上下動機構73間には、1基の上下動モータ95が上記架台93とは別体の図示しない架台に据え付けられて配置され、該上下動モータ95の出力軸95aには、2本の回転駆動軸97が減速機99を介して上下動モータ95の両側に延びるように駆動連結されている。
上記一対のチェーン・スプロケット上下動機構73の同期用スプロケット75は、上記各回転駆動軸97に回転一体に連結され、上記上下動モータ95の正逆回転によりその回転トルクを両チェーン・スプロケット上下動機構73に伝達し、該両チェーン・スプロケット上下動機構73を同期駆動して上記水平材71を水平姿勢で上下動させるようにしている。
上記水平材71の長手方向両端には、上下1組のガイドローラ101がそれぞれ軸支され、水平材71の上下動に伴い上記鉛直ガイド柱67の側壁内面を転動して水平材71の横ブレを規制するようにしている。また、上記水平材71の長手方向中央にも、ガイドローラ103が軸支され、該ガイドローラ103は、上記架台93に固着されたガイド部材105を構成する上下方向に延びる2本のガイドレール105a間に係合され、水平材71が上下動する際にガイドレール105aを転動案内するようになっている。
上記水平材71のリフト昇降路9側の長手方向両端寄りには、パレットPの長辺側の端部寄りを下方から支持する支持爪107が1個ずつ支軸109によって水平面内で旋回可能に取り付けられ、該支持爪107の先端上面には、パレットP下面に当接する衝撃緩和用のパッド107aが固着されている。上記水平材71の長手方向中央には、ロータリアクチュエータ111が設置され、該ロータリアクチュエータ111の出力軸111aには、180°反対側に突出する一対の突出アーム113aを有する回転円板113が回転一体に連結されている。上記支軸109には略L字形の被旋回アーム115の一端が連結され、該被旋回アーム115の他端にはロッド117の一端が連結され、該ロッド117の他端には上記回転円板113の突出アーム115a先端が連結されている。
そして、パレットPが上記昇降リフト41の上昇動作によりリフト昇降路9の最上昇位置に上昇する際には、上記ロータリアクチュエータ111の正転駆動により回転円板113を時計回り方向に回転させ、2個の支持爪107を水平面内でリフト昇降路9から同期して退避させてパレットPの通過を許容する。一方、上記リフト昇降路9の最上昇位置に上昇したパレットPを昇降リフト41から上記ターンテーブル15に受け渡す際には、上記ロータリアクチュエータ111の逆転駆動により回転円板113を反時計回り方向に回転させ、2個の支持爪107を水平面内でリフト昇降路9に同期して進出させてパレットPの長辺側の端部寄り下方に位置付けるようにしている。したがって、上記ロータリアクチュエータ111、回転円板113、ロッド117及び被旋回アーム115により、2個の支持爪107を水平面内で同期して進退させる進退手段としての進退機構119が構成されている。
また、これら2個の支持爪107は、上記水平材71を上記チェーン・スプロケット上下動機構73の駆動により上下動させることにより水平材71と共に上下動するようになっている。そして、上記2個の支持爪107を上記進退機構119の駆動によりリフト昇降路9に進出させてパレットPの長辺側の端部寄り下方に位置付けた状態から、上記チェーン・スプロケット上下動機構73の上動駆動により水平材71、つまり支持爪107を上動させてパレットPを持ち上げ、該パレットPをターンテーブル15の矩形開口部15aに進入させるようにしている。この状態で、パレットP側部の立上がり部p7上面がターンテーブル15の乗降部15b上面と面一になるとともに、パレットPの車路面p8が上記乗降部15b以外のターンテーブル15上面及び乗入床7cと面一になっている(図7参照)。
上記ターンテーブル15裏面の矩形開口部15a両長辺側両端寄り、つまり上記鉛直ガイド柱67をブラケット69を介して支持するフレーム65の支持爪107内側寄りには、図8に示すように、コ字形の支持部材121が固着され、該支持部材121には受け爪123の下端が支軸125で上下方向に回転可能に軸支され、該受け爪123はバネ127により下方に付勢されてストッパ129に圧接していてリフト昇降路9に進出している。また、上記支持爪107はアクチュエータ131のロッド131aに連結され、該アクチュエータ131の駆動により図8で時計回り方向に回転して仮想線で示すように退避するようになっている。
そして、上記水平材71が上下動する際には、上記受け爪123をリフト昇降路9から退避させて水平材71の通過を許容する一方、上記水平材71が上動して支持爪107に支持されたパレットPがターンテーブル15の矩形開口部15aに進入した際には、リフト昇降路9に進出して上記水平材71の下方に位置するようになっている。したがって、上記受け爪123、バネ127、ストッパ129及びアクチュエータ131により、リフト昇降路9に対して進退可能な受け爪123を備えた落下防止手段としての落下防止装置133が構成されている。
このように構成されたターンテーブル装置13の使用例として出庫時を例に挙げて図10を参照しつつ説明する。
まず、出庫しようとする車両VがパレットPごと上層横移送路29a又は下層横移送路29bから入出庫部7直下のリフト昇降路9の昇降リフト41に横送りされて昇降レール55に支持される。出庫車両Vを搭載したパレットPが、図10(a)に示すように、昇降リフト41の上昇動作によりリフト昇降路9の最上昇位置に上昇停止する。これにより、車載パレットPがターンテーブル15の矩形開口部15a直下に位置し、出庫車両Vが入出庫部7に出現する。この際、ターンテーブル装置13の両パレット受渡し装置63の水平材71は、鉛直ガイド柱67の最下位置に位置し、各支持爪107は鉛直ガイド柱67の最下位置で水平材71に沿うように退避していて、パレットPが上昇時に干渉しないようにしている。
次いで、進退機構119のロータリアクチュエータ111の逆転駆動により回転円板113を反時計回り方向に回転させ、4個の支持爪107を水平面内でリフト昇降路9に同期して進出させる。この状態で、各支持爪107のパッド107aがパレットPの長辺側の端部寄り下方に僅かな間隔をもって位置付けられ、パレット支持態勢を整える(図10(a)仮想線及び図7仮想線参照)。
その後、パレット受渡し装置63の各チェーン・スプロケット上下動機構73の上下動モータ95の駆動により両水平材71を同期して最上昇位置まで上昇させる。この上昇動作に伴い4個の支持爪107で車載パレットPを掬い上げて上昇させる。これにより、車載パレットPが、図10(b)及び図7実線に示すように、ターンテーブル15の矩形開口部15aに進入し、パレットP側部の立上がり部p7上面がターンテーブル15の乗降部15b上面と面一になるとともに、パレットPの車路面p8が上記乗降部15b以外のターンテーブル15上面及び乗入床7cと面一になる。
しかる後、ターンテーブル15を旋回駆動装置19の駆動により水平面内で90°旋回させる。これにより、車両VがパレットPと一体となって水平面内で90°旋回し、図10(c)に示すように、車両Vの前部が入出庫口7bに差し向けられる。この状態から開閉扉11を開き、利用者が入出庫部7に入場して車両Vに乗り込み、前進運転で入出庫口7bより退場する。その後、管理人又は利用者が開閉扉11を閉めて一連の出庫作業を完了する。
出庫後の空パレットPはそのまま次の入庫に備えて待機するか、あるいは相次いで出庫要求があった場合には、上記空パレットPは上記と逆の動作順序で駐車空間5に格納される。
このように、この実施形態では、パレットPが昇降リフト41の上昇動作によりリフト昇降路9の最上昇位置に上昇する際の支持爪107のリフト昇降路9からの退避、及びリフト昇降路9の最上昇位置に上昇したパレットPを昇降リフト41からターンテーブル15に受け渡す際の支持爪107のリフト昇降路9への進出を共に、水平面内の旋回動作により行っているので、特許文献1,2の如き支持爪やスラットビームを鉛直面内で旋回させる場合に比べ、旋回スペースが上下方向にいらない分だけターンテーブル装置設置用のピット7dが浅くなって入出庫部7の施工費を低減することができる。
また、上述の如くターンテーブル装置設置用のピット7dを浅くすることができるということは、その直下のリフト昇降路9の深さ、ひいては駐車空間5の深さを浅くすることができることにも通じ、箱形循環式駐車装置1の施工費の大幅な高騰を回避することができる。
さらに、この実施形態では、パレット受渡し装置63をその駆動部等構成要素がターンテーブル15表面に現出しないようにターンテーブル15裏面に設置しているので、特許文献2の如きスラットビーム旋回用の駆動部がターンテーブル上面に設置されている場合に比べ、入出庫部7に入った利用者の通行障害をなくすことができる。また、特許文献2の如き無端状チェーンを通過させる開口がターンテーブルにないため、このことによっても、入出庫部7に入った利用者にとって通行時の障害とならないようにすることができる。
さらにまた、この実施形態では、2個の支持爪107が長手方向両端寄りに1個ずつ設けられた水平材71を、ターンテーブル15裏面に垂設された一対の鉛直ガイド柱67間に上下動可能に設け、上記2個の支持爪107を、上記水平材71のチェーン・スプロケット上下動機構73による上下動作により水平材71と共に上下動させ、かつ進退機構119により同期して進退させるようにしているので、2個の支持爪をそれぞれ個別に作動させる場合に比べて簡素な構造でかつ安価なものにすることができる。
加えて、この実施形態では、リフト昇降路9に対して進退可能な受け爪123を備えた落下防止装置133を、ターンテーブル15裏面の矩形開口部15a両長辺側の端部寄りにそれぞれ設置し、水平材71に設けられた支持爪107に支持されたパレットPがターンテーブル15の矩形開口部15aに進入した際に、上記受け爪123をリフト昇降路9に進出させて上記水平材71の下方に位置させるようにしたので、水平材71の予期せぬ落下に備えることができ、パレットPに搭載された車両Vの損傷を防止することができる。
なお、この実施形態では、支持爪107が設けられた水平材71を一対のチェーン・スプロケット上下動機構73で同期して昇降させるようにしたが、この水平材71の代わりに、4組の爪付き昇降部材を設け、これら昇降部材を同期制御して個別に昇降させるようにしてもよい。
また、この実施形態では、2個の支持爪107を進退機構119の駆動により同期して水平面内で旋回させることで進退させるようにしたが、4個の支持爪ごとに個別のアクチュエータ等を設け、これらを同期制御して進退させるようにしてもよい。
さらに、この実施形態では、水平材71を上下動させる上下動手段としてチェーン・スプロケット上下動機構73を採用したが、例えばワイヤロープ・プーリ機構やウォームギヤ機構等を水平材71の上下動ストロークの範囲内に収まるようにしたものであってもよい。
加えて、この実施形態では、箱形循環式駐車装置1が90°乗入れ方式である場合を例示したが、180°乗入れ方式や、その他の角度での乗入れ方式でも適用可能である。
さらに、この実施形態では、地下に駐車空間5及びリフト昇降路9を配置し、建物の地上に入出庫部7を配置したレイアウトを示したが、稀なケースとして例えば、建物の地上に駐車空間5及びリフト昇降路9を配置し、リフト昇降路9の最上部(例えば建物の屋上)に入出庫部7を配置したレイアウトにも適用可能である。
さらにまた、この実施形態では、ターンテーブル装置13を箱形循環式駐車装置1に適用した場合を示したが、水平循環式駐車装置や円形循環式駐車装置、あるいはパレットを縦横に移動させるパズル式駐車装置等の他の駐車装置にも適用可能である。
この発明は、機械式駐車装置において、昇降リフトとターンテーブルとの間でパレットを受け渡すパレット受渡し装置を備えたターンテーブル装置について有用である。
実施形態に係るターンテーブル装置が適用された箱形循環式駐車装置の全体構成を示す正面図である。 図1のII−II線における断面図である。 パレットの雄連結器と雌連結器との係合連結状態を示す斜視図である。 パレット横送り装置の平面図である。 パレットを昇降リフトとターンテーブルとの間で受け渡す際のガイド部材の位置関係を示す平面図である。 パレットを昇降リフトとターンテーブルとの間で受け渡す際のガイド部材の位置関係を示す正面図である。 図2のVII −VII 線における断面図である。 図2のVIII−VIII線における断面図である。 パレット受渡し装置の斜視図である。 (a)は車載パレットがリフト昇降路の最上昇位置に上昇した状態を示す出庫工程図、(b)は図10(a)の状態からパレットを持ち上げてターンテーブルの矩形開口部に進入させた状態を示す出庫工程図、(c)は図10(b)の状態からターンテーブルを90°旋回させて出庫態勢を整えた状態を示す出庫工程図である。
符号の説明
1 箱形循環式駐車装置(機械式駐車装置)
5 駐車空間
7 入出庫部
7c 乗入床
7d ピット
7e ピット床
7f 矩形昇降口
9 リフト昇降路
13 ターンテーブル装置
15 ターンテーブル
15a 矩形開口部
41 昇降リフト
63 パレット受渡し装置
67 鉛直ガイド柱
71 水平材
73 チェーン・スプロケット上下動機構(上下動手段)
107 支持爪
119 進退機構(進退手段)
123 受け爪
133 落下防止装置(落下防止手段)
P パレット
V 車両

Claims (3)

  1. 車両をパレットごと格納する駐車空間と、車両が入退場する入出庫部と、該入出庫部の下方に設けられ上記駐車空間と入出庫部とを連絡するリフト昇降路とを備え、上記入出庫部の乗入床にはピットが凹設され、該ピットにはパレットが通過する矩形昇降口が上記リフト昇降路の真上に対応するように開口され、昇降リフトの上記リフト昇降路での昇降動作により、車両を上記駐車空間と入出庫部との間でパレットごと受け渡して入出庫する機械式駐車装置において、上記ピットに設けられパレットに搭載された車両を方向転換するターンテーブル装置であって、
    上記ピットのピット床に水平面内で旋回可能に支持され、パレットが出入りする矩形開口部を有する円形のターンテーブルと、
    該ターンテーブル裏面の矩形開口部両長辺側に設けられ、パレットを上記昇降リフトとターンテーブルとの間で受け渡すパレット受渡し装置とを備え、
    該パレット受渡し装置は、パレットの長辺側の端部寄りを下方から支持する支持爪と、該支持爪を水平面内で上記リフト昇降路に対して進退させる進退手段と、上記支持爪を上下動させる上下動手段とを備え、
    パレットが上記昇降リフトの上昇動作によりリフト昇降路の最上昇位置に上昇する際には、上記支持爪を上記進退手段によりリフト昇降路から退避させてパレットの通過を許容する一方、リフト昇降路の最上昇位置に上昇したパレットを昇降リフトから上記ターンテーブルに受け渡す際には、上記支持爪を上記進退手段によりリフト昇降路に進出させてパレットの長辺側の端部寄り下方に位置付け、この状態から上記上下動手段により支持爪を上動させてパレットを掬い上げ、該パレットをターンテーブルの矩形開口部に進入させるように構成されていることを特徴とする機械式駐車装置のターンテーブル装置。
  2. 請求項1に記載の機械式駐車装置のターンテーブル装置において、
    上記ターンテーブル裏面の矩形開口部両長辺側両端寄りには、一対の鉛直ガイド柱がそれぞれ垂設され、
    該両鉛直ガイド柱間には、上記ターンテーブルの矩形開口部長辺に平行に延びる水平材が両鉛直ガイド柱に沿って上下動可能に設けられ、
    上記支持爪は、上記水平材の長手方向両端寄りに1個ずつ設けられ、
    これら2個の支持爪は、上記水平材を上記上下動手段により上下動させることにより水平材と共に上下動し、かつ上記進退手段により同期して進退するように構成されていることを特徴とする機械式駐車装置のターンテーブル装置。
  3. 請求項2に記載の機械式駐車装置のターンテーブル装置において、
    上記ターンテーブル裏面の矩形開口部両長辺側両端寄りには、上記リフト昇降路に対して進退可能な受け爪を備えた落下防止手段がそれぞれ設けられ、
    該落下防止手段は、上記水平材が上下動する際には、上記受け爪をリフト昇降路から退避させて水平材の通過を許容する一方、上記水平材が上動して支持爪に支持されたパレットがターンテーブルの矩形開口部に進入した際には、リフト昇降路に進出して上記水平材の下方に位置するように構成されていることを特徴とする機械式駐車装置のターンテーブル装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010236290A (ja) * 2009-03-31 2010-10-21 Sumitomo Heavy Ind Ltd 機械式駐車場
CN104806060A (zh) * 2015-03-20 2015-07-29 朱旭红 一种梳齿停车旋转平台二次举升机构

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