JP2009012132A - 多関節型ロボットおよびワーク受け渡し方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】2台のロボットが移動しながらワークの受け渡しを行う場合、サイクルタイムの増加を防止し、しかも、相手側のロボットとの間でのワークの受け渡し時にハンド部分に過度の負荷がかかることを防止する。
【解決手段】ロボットの動作開始位置と動作終了位置の2位置を教示すると、その2位置間の動作を、一つの平面内での第1のベクトル成分と、前記一つの平面と直交する特定方向の第2のベクトル成分とに分け、第1のベクトル成分方向への移動途中でタイミング良く第2のベクトル成分方向へ移動して動作終了位置に至るので、2台の多関節型ロボットが移動しながらワークの受け渡しを行う場合、それぞれの多関節型ロボットが互いに同速度で移動しながら、ワークを受け渡す動作をタイミング良く行うことができる。
【選択図】図1
【解決手段】ロボットの動作開始位置と動作終了位置の2位置を教示すると、その2位置間の動作を、一つの平面内での第1のベクトル成分と、前記一つの平面と直交する特定方向の第2のベクトル成分とに分け、第1のベクトル成分方向への移動途中でタイミング良く第2のベクトル成分方向へ移動して動作終了位置に至るので、2台の多関節型ロボットが移動しながらワークの受け渡しを行う場合、それぞれの多関節型ロボットが互いに同速度で移動しながら、ワークを受け渡す動作をタイミング良く行うことができる。
【選択図】図1
Description
本発明は、一つの動作を一平面内での移動とこの一平面と直交する方向への移動に分けて行う多関節型ロボットおよび2台の多関節型ロボット間でのワークの受け渡し方法に関するものである。
多関節型ロボットは、複数の関節を有し、この関節の動きを組み合わせて所望の動作を実現するようになっている。この多関節型ロボットでは、予め与えられた複数の教示点上を通過するように制御されるが、教示点間を移動する際には、台形速度パターンによって各関節の制御が行われる。即ち、各関節には、夫々の関節を駆動するサーボモータの特性によって最大速度と最大加速度とが予め設定されている。そして、2つの教示点間を移動する際には、始点の教示点から最大加速度で加速し、最大速度に達すると、その速度で等速度の移動を行い、減速開始時間になると、最大加速度で減速することによって終点の教示点への移動を完了する。
各関節の速度パターンは、上述のように生成されるばかりでなく、教示点間を滑らかに結んだ経路をロボットが移動するように制御するために、通常は、各関節は、同時に動作を開始し、同時に動作を終了するように制御される。このような制御が可能となるように、最初に、各関節の最大速度と最大加速度とに基づいて各関節の速度パターンが個別に設定され、その後、全ての関節が同時に動作を開始して同時に終了し、同時に加速を開始して同時に減速を終了するように、各関節の速度と加速度とが再設定される。このように設定された速度と加速度で各を制御する方式を、以下では、同期制御と称する。
上記同期制御の他に、非同期制御も行うことができるようにしたロボットがある(例えば、特許文献1)。つまり、ロボットに適切な動作経路を描かせたい場合には、同期制御は大変有効であるが、最大加速度で加減速しない軸が存在することとなるため、教示点間を高速で移動させたい場合には、各関節のサーボモータの性能を十分に発揮させることができず、時間的ロスを発生する。このため、特許文献1は、教示点間を高速で移動させたい場合に、全関節を独立に制御して高速化を図ることができるようにしている。
一方、特許文献2には、同期制御ではない別の制御方式によって駆動源の能力を最大限に利用できるようにすることが記載されている。これは、予め定められた速度パターンに基づき、サンプリング時間が経過する毎に、サンプリング経過時点から次のサンプリング時間経過後における各関節の位置を演算し、前記次のサンプリング時間経過後の位置を仮位置として当該仮位置に動作させるに必要な駆動トルクを演算し、前記演算された駆動トルクが限界値以下の場合には、前記仮位置を指令位置として前記各関節が所定の単位制御時間で前記指令位置に移動するように前記各関節を制御し、前記演算された駆動トルクが限界値を超える場合には、前記予め定められた速度パターンに基づき、前記サンプリング時間よりも短い修正サンプリング時間の経過後の位置を指令位置として前記各関節が前記所定の単位制御時間で前記指令位置に移動するように前記各関節を制御するというものである。
特開平6−332510号公報
特開平11−277468号公報
例えば、2台のロボットが高速で移動しながらワークの受け渡しを行うような場合がある。このような場合、一方のロボットは、ワークを相手側のロボットから受け取る際にハンド部分を下降させる動作を行い、他方のロボットは、ワークを相手側のロボットに渡した後、ハンド部分を上昇させる動作を行う。このようにハンド部分を下降、或いは上昇させる際、上記の同期制御方式では、ロボット先端が減速することとなり、サイクルタイムが増加すると共に、2台のロボットが異なった速度で移動する状態でワークの受け渡しが行われるようになって、ハンド部分に過度の負荷がかかる恐れがある。
本発明は上記の事情に鑑みてなされたもので、その目的は、ロボット先端の移動を他のロボットとの間で所定の関係をもって移動できる多関節型ロボットおよび2台のロボットが移動しながらワークの受け渡しを行う場合にサイクルタイムの増加を防止し、しかも、相手側のロボットとの間でのワークの受け渡し時にハンド部分に過度の負荷がかかることを防止できるワーク受け渡し方法を提供することにある。
請求項1では、ロボットの動作開始位置と動作終了位置の2位置を教示すると、その2位置間の動作を、一つの平面内での第1のベクトル成分と、前記一つの平面と直交する特定方向の第2のベクトル成分とに分け、第1のベクトル成分方向への移動途中でタイミング良く第2のベクトル成分方向へ移動して動作終了位置に至るので、2台の多関節型ロボットが移動しながらワークの受け渡しを行うような場合、2台の多関節型ロボットについて、それぞれ受け渡し動作の開始位置と終了位置の2位置を教示すると、それぞれの多関節型ロボットが互いに同速度で移動しながら、ワークを受け渡す動作をタイミング良く行うことができる。
請求項2の発明では、ロボット先端が、第1のベクトル成分方向上の第1の所定位置に到達したとき、他の多関節型ロボットに動作を開始させ、ロボット先端が次の第2の所定位置に到達したとき、当該ロボット先端が第2のベクトル成分方向への移動を開始するので、他の多関節型ロボットと所定の関係で動作させることが容易となる。
請求項3の発明では、他の多関節型ロボットが所定位置に到達したことを検知したとき、第1のベクトル成分方向への移動を開始し、第1のベクトル成分方向上での所定位置に到達したとき、第2のベクトル成分方向への移動を開始させるので、他の多関節型ロボットと同速度で移動させながら、他の多関節型ロボットと所定の関係で動作させることができる。
請求項4の発明では、2台の多関節型ロボットのうち、一方の多関節型ロボットが保持したワークを、他方の多関節型ロボットに渡す場合、ワークを保持した一方の多関節型ロボットは、ロボット先端が一平面内で第1の所定位置に到達した時点で通信手段により当該第1の所定位置に到達したことを他方の多関節型に通知し、次の第2の所定位置まで移動した時点でワークの保持を解いて一平面と直交する方向への移動を開始し、ワークを渡される他方の多関節型ロボットは、通信手段により一方の多関節型ロボットが前記第1の所定位置に到達したことを検出した時点で、一方の多関節型ロボットが移動する一平面と平行する他の平面内において一方の多関節型ロボットの移動方向と同方向への移動を開始し、この移動により前記他の平面内における所定位置に到達したとき、前記他の平面と直交する特定方向であって前記一方の多関節型ロボットの前記ロボット先端が移動する前記一平面へ向う方向への移動を開始し、前記ロボット先端が前記一平面に到達し且つ前記一方の多関節型ロボットの前記ロボット先端の移動速度と同速度で移動し始めた時点から前記一方の多関節型ロボットの前記ロボット先願が前記次の所定位置に到達するまでの間に前記ワークを保持するので、2台の多関節型ロボットが同速度で移動しながらワークの受け渡しを行うことができる。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。この実施形態では、図8に示す2台の多関節型ロボット(以下、単にロボットという。)1,2が適度の間隔をおいて配置されており、その2台のロボット1,2のうち、第1のロボット1が前作業工程の終了したワーク3(図3参照)を保持(把持)して後作業工程側へ移動し、第2のロボット2が第1のロボット1からワーク3を受け取って後作業工程へと搬送する。
第1および第2のロボット1および2は同一構成のもので、ロボット本体4、制御装置5およびティーチングペンダント6からなる。ロボット本体4は、例えば6軸の垂直多関節型のもので、床に固定されたベース7と、このベース7に水平方向に旋回可能に支持されたショルダ部8と、このショルダ部8に上下方向に旋回可能に支持された下アーム9と、この下アーム9に上下方向に旋回可能に支持された第1の上アーム10と、この第1の上アーム10の先端部に捻り回転可能に支持された第2の上アーム11と、この第2の上アーム11に上下方向に回転可能に支持された手首12と、この手首12に回転(捻り動作)可能に支持されたフランジ13とから構成されている。上記のベース7を含め、ショルダ部8、下アーム9、第1の上アーム10、第2の上アーム11、手首12、フランジ13は、ロボットにおけるリンクとして機能する。そして、ワーク3を保持(把持)するハンド14(図3参照)は、最先端のリンクであるフランジ13に取り付けられている。
一方、前記制御装置5は、図7に示すように、制御手段としてのCPU15、駆動回路16、位置検出手段としての位置検出回路17を備えている。そして、上記CPU15には、記憶手段として、ロボット全体のシステムプログラムおよび動作プログラムを作成するためのロボット言語などを記憶するROM18と、ロボット1,2の動作プログラムなどを記憶するRAM19とが接続されていると共に、ティーチング作業を行なう際に使用する前記ティーチングペンダント6および他のロボットと通信して当該他のロボットの現在位置情報を取得する通信手段としての通信回路20が接続されている。
上記位置検出回路17は、ベース7を除く各リンク8〜13の位置を検出するためのもので、この位置検出回路17には、各リンク8〜13の動作中心である関節軸(関節)の駆動源であるモータ21に設けられた位置センサとしてのロータリエンコーダ22が接続されている。上記位置検出回路17は、ロータリエンコーダ22の検出信号によってベース7に対するショルダ部8の回転角度、ショルダ部8に対する下アーム9の回転角度、下アーム9に対する第1の上アーム10の回転角度、第1の上アーム10に対する第2の上アーム11の回転角度、第2の上アーム11に対する手首12の回転角度、および手首12に対するフランジ13の回転角度を検出し、その位置検出情報はCPU15と駆動回路16とに与えられる。なお、図 では、モータ21およびロータリエンコーダ22は1個のみ示すが、実際には、ベース7を除く各リンク9〜13に対して一対一の関係で複数設けられているものである。
そして、各駆動回路16は、CPU15から与えられる指令角度と位置検出回路17から与えられる現在角度とを比較し、その偏差に応じた電流を各モータ21に供給してそれらを駆動する。これにより、ロボット先端であるフランジ13の中心部が動作プログラムにより定められた通りの軌跡を辿って動作し、部品の組み立て作業などを行うものである。
さて、動作プログラムには、一つの動作毎に動作終了位置、速度係数、加減速度係数などのパラメータが記録されている。このうち、速度係数および加減速度係数とは、動作の最高速度および加減速度をモータ21の許容最大速度および許容最大加減速度に対する割合で定めたもので、許容最大速度および許容最大加減速度は、モータ21の負荷トルクが例えば許容最大トルクを越えることのないように、各モータ21毎にその性能を考慮して設定されている。
CPU15は、上記の動作プログラムに記録されたパラメータから速度パターンを例えば台形パターンに当て嵌めて決定し、その速度パターンに基づいて各関節について経過時間毎の角度を演算し、これを角度指令値として駆動回路16に与えるようになっている。すなわち、台形速度パターンは、図6に示すように、加速過程t1、最高速度での等速過程T、減速過程t2からなる。この速度パターンに基づいて、動作開始時点から所定のサンプリング時間(Δt)経過毎に、その経過時点を現在として次のサンプリング時点(Δt経過後に相当する時点)の速度を算出し、これにサンプリング時間を乗じた値を順次加算してゆけば、動作開始時点から動作終了時点までの間、サンプリング時間経過毎の関節の角度を順次求めることができ、それを角度指令値として駆動回路16に与えれば速度パターン通りの動作を関節に行わせることができるものである。
そして、サンプリング経過時点から次のサンプリング時間経過後における各リンクの位置を演算し、前記次のサンプリング時間経過後の位置を仮位置として当該仮位置に動作させるに必要な駆動トルクを演算し、前記演算された駆動トルクが限界値以下の場合には、前記仮位置を指令位置として前記各リンクが所定の単位制御時間で前記指令位置に移動するように前記各リンクを制御し、前記演算された駆動トルクが限界値を超える場合には、前記予め定められた速度パターンに基づき、前記サンプリング時間よりも短い修正サンプリング時間の経過後の位置を指令位置として前記各リンクが前記所定の単位制御時間で前記指令位置に移動するように前記各リンクを制御する。これにより、各リンク8〜13のモータ21が最大トルクを超えることのないように制御される。
ロボット1,2に、ロボット本体4が行う作業内容を記憶させるためのティーチングは、ティーチングペンダント6を用いてハンド14を所望する複数の目標位置に移動させ且つ各目標位置でハンド14に所望の姿勢を取らせることによって行われる。ティーチングによって定められたハンド14の目標位置とハンド14の姿勢、即ちフランジ13の目標位置と姿勢、およびフランジ13にその目標位置と姿勢を取らせるための各リンク8〜13の位置と姿勢は、制御装置5のRAM19に記憶される。
本実施形態では、2つの目標位置P1,P2が教示されると、一方の目標位置P1から他方の目標位置P2に向ってロボット先端を動作させる通常モードの他に、ベクトル分離モードにも設定できるようになっている。ベクトル分離モードとは、図5に示すように、一方の目標位置P1から他方の目標位置P2に移動するロボット先端の動作を、定められた一つの平面S内での第1のベクトル成分P1→P3と、一つの平面Sと直交する特定方向ξの第2のベクトル成分P3→P2とに分け、第1のベクトル成分P1→P3と第2のベクトル成分P3→P2の動作タイミングを適宜に設定することによってロボット先端が第1のベクトル成分P1→P3方向へと台形速度パターンに従って移動しながら第2のベクトル成分P3→P2方向へと同じく台形速度パターンに従って移動するように動作させる、というベクトル分離モードにも設定できるようにしている。なお、移動距離が短い場合には、実際には等速過程のない三角速度パターンとなる。
ここでベクトル分離モードにおいては、第1のベクトル成分方向へのロボット先端の移動は、平面内で直交する2つのベクトル成分が加速、減速を同時に行うように制御されることから同期平面動作と称し、平面Sは同期平面と称することとする。また、特定方向ξの第2のベクトル成分へのロボット先端の動作は、同期平面Sに対して直交する特定方向の移動であって、第2のベクトル成分方向への移動開始時には同期平面内の加速、減速と同時に行うように制御されないことから、非同期ベクトル相対動作と称することとする。
さて、第1および第2のロボット1および2は、前述のように、第1のロボット1が前作業工程の終了したワーク3を保持(把持)して後作業工程側へ移動し、第2のロボット2が第1のロボット1からワークを受け取って後作業工程へと搬送する。ここで、このワーク3の受け渡し動作の内容を説明する。
即ち、第1のロボット(一方の多関節型ロボット)1は、図1にP11で示す動作開始位置にてハンド14にワーク3を把持する。その後、第1のロボット1のロボット先端は、動作開始位置P11から一平面、例えば水平の第1の平面S1内において直線移動を開始する。この水平方向の直線移動の速度は、台形速度パターンに当て嵌めて決定され、所定速度まで加速し、所定速度に達するとその所定速度での等速移動に移行する。
一方、第1のロボット1からワーク3を受け取る第2のロボット(他方の多関節型ロボット)2の動作開始位置P21は、例えば第1のロボット1の動作開始位置P11よりも高い位置に定められている。そして、第2のロボット2は、第1のロボット1のロボット先端が平面S1内での第1の所定位置F1に到達すると、第1の平面S1と平行の第2の平面S2内においてロボット先端の直線移動を開始させる。この第2のロボット2のロボット先端の直線移動方向は、第1のロボット1の水平移動方向と同方向で、その直線移動の速度も、台形速度パターンに当て嵌めて決定される。なお、両ロボット1,2の台形速度パターンにおいて、その等速過程Tでの速度は、同速度に定められている。
そして、第2のロボット2のロボット先端が平面S2内での所定位置F11に到達すると、第2のロボット2のロボット先端が、水平方向への直線移動に加えて、第1のロボット2の直線移動平面S1に向う垂直下方への移動を開始する。そして、第2のロボット2のロボット先端が平面S1に至って当該平面S1内で第1のロボット1のロボット先端と同速度で直線移動するようになると、その後、第1のロボット1のロボット先端が次の第2の所定位置F2に到達するまでの所定時期に、第2のロボット2がワーク3を把持する。
第1のロボット1は、ロボット先端が前記第2の所定位置F2に到達した時点で、ワーク3の把持を解き、水平方向への直線移動に加えて、平面S1から上方へ離れる垂直上方への移動を開始する。その後、第1のロボット1は、そのロボット先端が動作終了位置P12に到達したところで停止し、ワーク受け渡し動作を終了する。また、第2のロボット2は、その後、平面S1内での直線移動を継続し、ロボット先端が動作終了位置P22に到達した時点で停止し、ワーク受け渡し動作を終了する。
以上のようなワークの受け渡し動作を行わせるためのティーチングは次のようにして行う。まず、両ロボット1,2をベクトル分離モードに設定する。そして、第1のロボット1のティーチングペンダント6を用いて、第1のロボット1のロボット先端の動作開始位置P11と動作終了位置P12の位置を教示すると共に、第2のロボット2のティーチングペンダント6を用いて、第2のロボット2のロボット先端の動作開始位置P21と動作終了位置P22の位置を教示する(位置教示手段;図4のステップB1)。
次に、第1のロボット1のティーチングペンダント6により、非同期方向のベクトルξを鉛直上方に設定すると共に、第2のロボット2のティーチングペンダント6により、非同期ベクトル相対動作方向(特定方向)のベクトルξを鉛直下方に設定する(特定方向設定手段;ステップB2)。すると、両ロボット1のCPU15は、同期平面S1,S2を特定方向のベクトルξと直交し動作開始位置P11,P21を通過する水平平面(第1,第2の同期平面S1,S2)とする(同期平面設定手段;ステップB3)。
そして、両ロボット1,2のCPU15は、動作終了位置P12,P22の平面S1,S2上の投影点をP13,P23とし(同期平面動作終了位置設定手段;ステップB4)、動作開始位置から動作終了位置までの動作ベクトルP11→P12,P21→P22を、平面S1,S2内での第1のベクトル成分P11→P13,P21→P23と、平面S1,S2と直交する特定方向の第2のベクトル成分P13→P12,P23→P22とに分離する(ベクトル分離手段;ステップB5)。
次に、第1のロボット1のティーチングペンダント6により、第1のベクトル成分P11→P13方向への動作開始時点を、例えば前工程作業の終了から一定時間後に設定すると共に、自身のロボット先端が前記第1の所定位置F1に到達した時点で、第2のロボット2に対し、通信回路20により所定位置F1に到達したことを通知するように設定し、更に第2のベクトル成分P13→P12方向への動作開始時点を自身のロボット先端が前記第2の所定位置F2に到達した時点に設定する。
また、第2のロボット2のティーチングペンダント6により、ロボット先端の第1のベクトル成分P21→P23方向への動作開始時点を、第1のロボット1から第1の所定位置F1に至ったことの通知があった時点に設定すると共に、第2のベクトル成分P23→P22方向への動作開始時点を自身のロボット先端が平面S2内の所定位置F11に到達した時点に設定する(動作開始タイミング設定手段;ステップB6)。
なお、F1位置の設定は、図2に示すように、第2のロボット2の加速過程時間Ta内で、第2のロボット2のロボット先端が、第1のロボット1が保持しているワークを保持し得る程度まで接近し、且つ第1のベクトル成分(P21→P23)方向の速度が第1のロボット1の第1のベクトル成分(P11→P13)成分方向の速度と同速度となり得る位置に定める。このような位置設定は、水平方向移動の台形速度パターンに基づいて求めることができる。
また、F11の位置設定は、次のようにして行う。つまり、ワーク3の受け渡しは両ロボット1,2のロボット先端が同速度で移動する間(図2にTsで示す時間)であって、第1のロボットのロボット先端が第2のベクトル成分(P13→P12)方向に移動開始する時点tiまでに行えば良い。そこで、まず、第2のロボット2のロボット先端が下方への移動を開始してから平面S1に到達するまでの時間Tvを垂直方向移動の台形速度パターン(実際には三角速度パターン)に基づいて演算する。そして、両ロボット1,2のロボット先端が同速度で移動するTs時間内の所定時点、例えば、第2のロボット2のロボット先端の水平移動速度が第1のロボットのロボット先端と同速度に達してからTb経過後のtw時点(ti時点より前)に定めて、水平方向移動開始から(Ta+Tb−Tv)時間経過までの移動量を水平方向移動の台形速度パターンにより求め、この移動量を水平方向移動開始位置P21に加えることによってF11を求めることができる。
以上により、両ロボット1,2の動作プログラムが図1(b)および(c)のように設定される。この動作プログラムは、同期動作(S平面動作)プログラムと非同期動作(ξ方向槽体動作)プログラムとからなる。
次に、図1(b)および(c)の動作プログラムに従った両ロボット1,2の動作を説明する。なお、以下の動作は、CPU15によって制御される。前回のワーク3の受け渡し動作を終了すると、両ロボット1,2のロボット先端は、それぞれ動作終了位置P12,P22から動作開始位置P11,P21へ移動し(ステップS1、ステップA1)、次いで、特定方向ξが指定される(ステップS2、ステップA2)。そして、第1および第2のロボット1および2は、待機状態となる。
次に、図1(b)および(c)の動作プログラムに従った両ロボット1,2の動作を説明する。なお、以下の動作は、CPU15によって制御される。前回のワーク3の受け渡し動作を終了すると、両ロボット1,2のロボット先端は、それぞれ動作終了位置P12,P22から動作開始位置P11,P21へ移動し(ステップS1、ステップA1)、次いで、特定方向ξが指定される(ステップS2、ステップA2)。そして、第1および第2のロボット1および2は、待機状態となる。
前工程作業の終了(作業終了は作業管理用コンピュータから通信にて通知される。)から所定時間が経過すると、第1のロボット1は、ロボット先端を平面S1内において動作開始位置P11から第1のベクトル成分P11→P13方向に向って直線移動を開始する(第1のベクトル方向動作開始手段;ステップS3)。この第1のロボット1のロボット先端の直線移動は、台形速度パターンを当て嵌めることによって行われるので、図2(a−1)に示すように所定速度まで加速され、所定速度に達すると、当該所定速度で等速度移動し、その後、減速するように制御される(第1の移動制御手段)。
第1のロボット1のロボット先端が等速度で移動中、所定位置F1まで移動すると、ここで、第1のロボット1は、第2のロボット2に対して、所定位置F1に到達した旨の報知信号を送信する(動作開始指令手段;ステップS4、ステップS5)。第2のロボット2は、報知信号を受信すると、動作開始位置P21から第1のベクトル成分P21→P23方向への直線移動を開始する(ステップA3、ステップA4)。この時点を図2にAで示し、この時の両ロボット1,2の状態を図3のAに示した。
そして、第2のロボット2のロボット先端が所定位置F11に到達すると、ξ方向相対動作開始指令を発する(第2のベクトル方向動作開始手段;ステップA5、ステップA6)。これにより、第2のロボット2は、第1のベクトル成分P21→P23方向への台形速度パターンを維持しながら(本実施形態では、加速度状態を維持しながら)、第2のベクトル成分P23→P22方向への移動を開始する。この第2のベクトル成分P23→P22方向への移動速度も、台形速度パターンに従って行われるが、第2のベクトル成分P23→P22方向については移動距離が短いため三角速度パターンとなる。この第2のロボット2が第2のベクトル成分P23→P22方向への移動途中の時点をBで示し、この時の両ロボット1,2の状態を図3にBで示した。
そして、第2のロボット2のロボット先端が第2のベクトル成分P23→P22方向へ移動する途中で、ロボット先端の第1のベクトル成分P21→P23方向への移動速度は、第1のロボット1のロボット先端の第1のベクトル成分P11→P13方向への移動速度と同じ速度となり、その後は、第1のロボット1のロボット先端の第1のベクトル成分P11→P13方向への移動速度と同速度で移動するようになる。この直後、第2のロボット2のロボット先端が第1のロボット1のロボット先端の直線移動平面S1に到達し、第2のベクトル成分P23→P22方向への移動は停止される(第2の移動制御手段)。
従って、第2のロボット2のロボット先端は、第1のロボット1のロボット先端と同速度で第1のベクトル成分P21→P23方向へ移動しながら、第1のロボット1のロボット先端と同じ移動平面S1に到達することとなる。平面S1に到達すると同時に、第2のロボット2は、ハンド14にて、第1のロボット1が把持しているワーク3を把持する。従って、ワーク3は、両ロボット1,2によって把持されることとなるが、両ロボット1,2のロボット先端は、同速度で移動しているので、ワーク3や両ロボット1,2のハンド14に過大な力が作用することはない。両ロボット1,2でワーク3を保持した直後の時点を図2にCで示し、この時の両ロボット1,2の状態を図3にCで示した。
そして、第1のロボット1のロボット先端が前記第2の所定位置F2に到達すると、第1のロボット1はワーク3の保持を解き、且つロボット先端が第2のベクトル成分P13→P12方向への移動を開始する(第2のベクトル方向移動開始手段;ステップS6〜ステップS10)。これにより、第1のロボット1のロボット先端は上方へ台形速度パターンに従った速度で移動して動作終了位置P12に到達するように制御され(第2の移動制御手段)、以上によりワーク受け渡し動作を終了する。また、第2のロボット2のロボット先端は、ワーク3を保持したまま平面S1内で第1のベクトル成分P21→P13方向への移動を継続し、動作終了位置P22に到達したところで、ワーク受け渡し動作を終了する(第1の移動制御手段)。
以上のようなワーク受け渡し動作の間、両ロボット1,2は、予め定められた台形速度パターンに基づき、サンプリング時間が経過する毎に、サンプリング経過時点から次のサンプリング時間経過後における各モータ21(関節)の位置を演算し、前記次のサンプリング時間経過後の位置を仮位置として当該仮位置に動作させるに必要な駆動トルクを演算し、前記演算された駆動トルクが限界値以下の場合には、前記仮位置を指令位置として前記各モータ21が所定の単位制御時間で前記指令位置に移動するように各モータ21を制御する。
このような制御において、前記演算された駆動トルクが限界値を超える場合には、前記予め定められた速度パターンに基づき、前記サンプリング時間よりも短い修正サンプリング時間の経過後の位置を指令位置として各モータ21が所定の単位制御時間で当該指令位置に移動するように制御する。これにより、各モータ21の駆動トルクが限界値を超えることのないように制御される。
この場合、演算された駆動トルクが限界値を超える場合には、サンプリング時間よりも短い修正サンプリング時間の経過後の位置を指令位置とされるので、そのロボット先端の速度は遅くなり、特に、両ロボット1,2がワーク3を保持したとき、相手側のロボットのロボット先端と同速度で移動することができなくなる。このような場合には、修正サンプリング時間を設定した側のロボットが、相手側のロボットに修正サンプリング時間を通信により報知する。この修正サンプリング時間の報知を受けたロボットは、たとえ自身では各モータ21の駆動トルクが限界値を超えない場合であっても、その報知された修正サンプリング時間で指令位置を設定するようにしている。これにより、両ロボット1,2がモータ21に過大な駆動トルクを発生させることなく、同速度で移動できるようになる。
勿論、モータ21に、このような過大な駆動トルクを発生させることのないように、予め台形速度パターンの最大加減速度、最大速度を設定するようにしても良い。
勿論、モータ21に、このような過大な駆動トルクを発生させることのないように、予め台形速度パターンの最大加減速度、最大速度を設定するようにしても良い。
なお、本発明は上記し且つ図面に示す実施例に限定されるものではなく、例えば2台のロボット1,2の実行する動作は、ワーク3の受け渡しに限られないなど、その要旨を変更しない範囲で種々変形して実施可能である。
図面中、1,2は第1,2の多関節型ロボット、3はワーク、5は制御装置、6はティーチングペンダント(ベクトル分離手段、動作開始タイミング設定手段)、13はフランジ、14はハンド、15はCPU(第1および第2の移動制御手段、動作開始指令手段)、21はモータである。
Claims (4)
- 多関節を有したロボットにおいて、
ロボット先端の動作を、一つの平面内での第1のベクトル成分と、前記一つの平面と直交する特定方向の第2のベクトル成分とに分けるベクトル分離手段と、
前記ベクトル分離手段により分けられた前記第1のベクトル成分方向と前記第2のベクトル成分方向の動作タイミングを設定する動作開始タイミング設定手段と
を備えてなる多関節型ロボット。 - 多関節を有したロボットにおいて、
ロボット先端の動作を、一つの平面内での第1のベクトル成分と、前記一つの平面と直交する特定方向の第2のベクトル成分とに分けるベクトル分離手段と、
ロボット先端が、前記第1のベクトル成分方向上の第1の所定位置を経て次の第2の所定位置まで等速度で移動するように当該第1のベクトル成分方向への移動を制御する第1の移動制御手段と、
前記ロボット先端が前記第1の所定位置に到達したとき、他の多関節型ロボットに動作を開始させる動作開始指令手段と、
前記ロボット先端が前記第2の所定位置に到達したとき、当該ロボット先端が前記第2のベクトル成分方向への移動を開始させて当該第2のベクトル成分方向への移動を制御する第2の移動制御手段と
を具備し、前記ロボット先端が前記他の多関節型ロボットのロボット先端と所定の関係で移動するようにしてなる多関節型ロボット。 - 多関節を有したロボットにおいて、
ロボット先端の動作を、一つの平面内の第1のベクトル成分と、前記一つの平面と直交する特定方向の第2のベクトル成分とに分けるベクトル分離手段と、
他の多関節型ロボットのロボット先端が前記一つの平面と平行の他の平面内における所定位置に到達したことを検知したとき、前記ロボット先端の前記第1のベクトル成分方向への移動を開始させて当該第1のベクトル成分方向への移動を制御する第1の移動制御手段と、
前記ロボット先端が前記第1のベクトル成分方向上での所定位置に到達したとき、前記ロボット先端に前記第2のベクトル成分方向への移動を開始させて当該第2のベクトル成分方向への移動を制御する第2の移動制御手段と
を具備し、前記ロボット先端が前記一つの平面内での移動を開始してから前記他の平面に到達するまでに、前記ロボット先端の前記第1のベクトル成分方向の速度が前記他の多関節型ロボットの前記ロボット先端と同速度となるようにしてなる多関節型ロボット。 - 2台の多関節型ロボットと、
前記2台の多関節型ロボットの間で互いの位置を通知するための通信手段とを備え、
前記2台の多関節型ロボットのうち、一方の多関節型ロボットが保持したワークを、他方の多関節型ロボットに渡す方法において、
前記ワークを保持した前記一方の多関節型ロボットは、
ロボット先端が一平面内で第1の所定位置から次の第2の所定位置まで等速度で移動し、その移動の際に前記第1の所定位置に到達した時点で前記通信手段により当該第1の所定位置に到達したことを前記他方の多関節型ロボットに通知し、
前記ロボット先端が前記第2の所定位置まで移動した時点で前記ワークの保持を解いて前記一平面と直交する特定方向への移動を開始し、
前記ワークを渡される前記他方の多関節型ロボットは、
前記通信手段により前記一方の多関節型ロボットが前記所定位置に到達したことを通知された時点で、前記一方の多関節型ロボットのロボット先端が移動する前記一平面と平行する他の平面内において前記一方の多関節型ロボットの前記ロボット先端の移動方向と同方向への移動を開始し、この移動により前記ロボット先端が前記他の平面内における所定位置に到達したとき、前記他の平面と直交する特定方向であって前記一方の多関節型ロボットの前記ロボット先端が移動する前記一平面へ向う方向への移動を開始し、前記ロボット先端が前記一平面に到達し且つ前記一方の多関節型ロボットの前記ロボット先端の移動速度と同速度で移動し始めた時点から前記一方の多関節型ロボットの前記ロボット先願が前記次の第2の所定位置に到達するまでの間に前記ワークを保持する
ことを特徴とするワーク受け渡し方法。
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