JP2009010711A - フィルタ処理装置及び方法、並びに撮影装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】フィルタ処理によるリンギングの発生を抑制する。
【解決手段】注目画素Paの位置を変更しながら、注目画素Paを中心とした局所領域Lを画像内に設定し、設定した局所領域L内の画素値に基づく所定の演算処理の結果に基づき、各注目画素Paの画素値Xaの変換を行うフィルタ処理において、上記の演算処理に先立ち、局所領域L内の注目画素Pa以外の各周辺画素Pbの画素値Xbについてリミット処理を行う。局所領域L内から周辺画素Pbを順に選択し、注目画素Paの画素値Xaとの差分|Xa−Xb|を算出する。差分|Xa−Xb|が制限値Xrより大きい周辺画素Pbについては、差分|Xa−Xb|を制限値Xr(若しくは制限値Xr未満)とするように、画素値Xbの変更を行う。制限値Xrは、各周辺画素Pbに対応付け、注目画素Paから離れるに従い単調減少するように設定する。
【選択図】図6
【解決手段】注目画素Paの位置を変更しながら、注目画素Paを中心とした局所領域Lを画像内に設定し、設定した局所領域L内の画素値に基づく所定の演算処理の結果に基づき、各注目画素Paの画素値Xaの変換を行うフィルタ処理において、上記の演算処理に先立ち、局所領域L内の注目画素Pa以外の各周辺画素Pbの画素値Xbについてリミット処理を行う。局所領域L内から周辺画素Pbを順に選択し、注目画素Paの画素値Xaとの差分|Xa−Xb|を算出する。差分|Xa−Xb|が制限値Xrより大きい周辺画素Pbについては、差分|Xa−Xb|を制限値Xr(若しくは制限値Xr未満)とするように、画素値Xbの変更を行う。制限値Xrは、各周辺画素Pbに対応付け、注目画素Paから離れるに従い単調減少するように設定する。
【選択図】図6
Description
本発明は、顔検出処理などに先立ち、前処理として画像に対してフィルタ処理を施すフィルタ処理装置及び方法、並びに、そのフィルタ処理装置を備えた撮影装置に関する。
近年、デジタルカメラ等の撮影装置には、人物を含む撮影シーンにおいて顔部分にピントや露出が合った画像を容易かつ確実に撮影することができるように、人物の顔を自動検出し、検出した顔エリアに対して焦点調節や露出調節を行う顔検出機能を備えたものがある。この顔検出は、画像中から部分画像を順次に切り出し、切り出した部分画像が顔であるか否かを、予め学習したデータに基づいて判定することによりなされる(例えば、特許文献1参照)。
上記の撮影装置において、撮影条件が悪く、顔部分の明るさやコントラストが良好でない場合には、顔の検出率が低下するといった問題がある。例えば、逆光撮影時には、図14(A)に示すように、顔エリアは、暗くコントラストが低下するため、検出率は極端に低下する。
かかる問題を解決するために、前処理として、画像のコントラストを顔検出処理に適した所定レベルに揃えるように、画像に正規化処理と称されるフィルタ処理を施すことが提案されている。この正規化処理としては、画像内に注目画素を中心とした所定サイズ(例えば、7×7画素)の局所領域を設定し、注目画素の位置を変更しながら、その局所領域における画素値の分散の程度を一定レベルに揃えるべく、注目画素の画素値(輝度値)を変換(階調変換)する手法が知られている。図14(A)に示す画像にこの正規化処理を施すと、顔エリアは、図14(B)に示すように、明るさ及びコントラストが拡大して顔の特徴が鮮明化し、その結果、検出率が改善される。
特開2007−25766号公報
しかしながら、上記の正規化処理により、図14(B)に示すように、被写体の輪郭部にリンギングが発生するといった問題がある。このリンギングが生じた領域(リンギング領域)では、画素値が大きく変化し、オーバーシュート/アンダーシュートが生じている。このため、右側の人物のように顔の大きさが小さい場合には、顔エリアに対するリンギング領域の割合が大きく、リンギングが大きく影響するため、顔の検出率が特に低下する。
なお、このリンギングによる問題は、フィルタ処理としてエッジ検出処理(特徴抽出処理)を行う場合にも発生する。また、この問題は、顔以外の被写体の特定部分を検出する場合においても生じることは言うまでもない。
本発明は、上記課題を鑑みてなされたものであり、リンギングの発生を抑制することができるフィルタ処理装置及び方法、並びに、そのフィルタ処理装置を備えた撮影装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明のフィルタ処理装置は、注目画素の位置を変更しながら、注目画素を中心とした局所領域を画像内に順次に設定し、設定した局所領域内の各画素値に基づく所定の演算処理の結果に基づいて、注目画素の画素値を変換するフィルタ処理装置において、前記演算処理に先立ち、局所領域内の注目画素以外の各周辺画素の画素値を、注目画素の画素値との差分が、各周辺画素に対応付けて設定した制限値以下となるように変更するリミット処理手段を備えたことを特徴とする。
また、本発明のフィルタ処理装置は、注目画素の位置を変更しながら、注目画素を中心とした局所領域を画像内に順次に設定する局所領域設定手段と、前記局所領域設定変更手段によって設定された局所領域内から注目画素以外の各周辺画素を順次に選択する周辺画素選択手段と、前記周辺画素選択手段によって選択された周辺画素の画素値と注目画素の画素値との差分を算出する差分算出手段と、前記差分算出手段によって算出された差分が、各周辺画素に対応付けて設定した制限値より大きいか否かを判定する判定手段と、前記判定手段によって差分が制限値より大きいと判定された場合に、差分を制限値以下とするように該周辺画素の画素値を変更する周辺画素値変更手段と、前記周辺画素値変更手段によって変更された周辺画素の画素値を含め、局所領域内の各画素値に基づいて所定の演算処理を行い、演算処理の結果に基づいて注目画素の画素値を変換する注目画素変換手段と、を備えたことを特徴とする。
なお、前記判定手段は、注目画素から離れるに従い単調減少するように前記制限値を設定していることが好ましい。
また、前記周辺画素値変更手段は、前記判定手段によって差分が制限値より大きいと判定された場合に、差分が制限値と一致するように該周辺画素の画素値を変更することが好ましい。
また、前記周辺画素値変更手段は、前記判定手段によって差分が制限値より大きいと判定された場合に、差分をゼロとするように該周辺画素の画素値を変更することも好ましい。
また、前記判定手段は、各周辺画素ごとに第1及び第2の制限値を設定しており、各周辺画素の画素値と注目画素の画素値との関係に基づき、前記第1及び第2の制限値を前記制限値として択一的に用いることが好ましい。
また、前記判定手段は、前記各第1の制限値を、対応する前記第2の制限値より大きい値に設定しており、各周辺画素の画素値と注目画素の画素値との差分の平均が所定の閾値以上である場合には前記第1の制限値を用い、各周辺画素の画素値と注目画素の画素値との差分の平均が前記閾値未満である場合には前記第2の制限値を用いることがさらに好ましい。
また、前記注目画素変換手段は、局所正規化処理またはエッジ検出処理を行うものであることが好ましい。
また、本発明のフィルタ処理方法は、注目画素の位置を変更しながら、注目画素を中心とした局所領域を画像内に順次に設定し、設定した局所領域内の各画素値に基づく所定の演算処理の結果に基づいて、注目画素の画素値を変換するフィルタ処理方法において、前記演算処理に先立ち、局所領域内の注目画素以外の各周辺画素の画素値を、注目画素の画素値との差分が、各周辺画素に対応付けて設定した制限値以下となるように変更することを特徴とする。
また、本発明の撮影装置は、上記のフィルタ処理装置を備え、撮像素子によって得た画像に対して前記フィルタ処理装置にてフィルタ処理を施した後、被写体の特定部分を画像中から検出する撮影装置において、多分割測光により前記画像が逆光状態であるか否かを判定し、前記画像が逆光状態である場合には前記リミット処理を行い、前記画像が逆光状態でない場合には前記リミット処理を行わないように前記フィルタ処理装置の制御を行う制御手段を備えたことを特徴とする。
なお、前記特定部分は、人物の顔であることが好ましい。
本発明は、フィルタ処理の演算処理に先立ち、局所領域内の注目画素以外の各周辺画素の画素値を、注目画素の画素値との差分が、各周辺画素に対応付けて設定した制限値以下とするように変更するので、注目画素と周辺画素との画素値の差分が大きい領域(逆光時の被写体の輪郭部など)にフィルタ処理を行うことによるリンギングの発生を抑制することができる。また、注目画素から離れるに従い単調減少するように制限値を設定することにより、注目画素から離れた周辺画素が及ぼす影響を低減し、リンギングの発生をより効果的に抑制することができる。また、各周辺画素ごとに第1及び第2の制限値を設定し、各周辺画素の画素値と注目画素の画素値との関係に基づき、第1及び第2の制限値を上記制限値として択一的に用いることにより、リンギングの発生をさらに効果的に抑制することができる。
また、多分割測光により画像が逆光状態であるか否かを判定し、画像が逆光状態である場合には前記リミット処理を行い、画像が逆光状態でない場合には前記リミット処理を行わないようにフィルタ処理装置の制御を行う撮影装置を構成することにより、フィルタ処理の効率化を図ることができる。
図1において、デジタルカメラ10は、操作部11、CPU12、フォーカスレンズ13、絞り14、撮像素子15、レンズドライバ16、レンズモータ17、絞りドライバ18、絞りモータ19、画像処理回路20、内蔵メモリ21、AE/AF演算回路22、顔検出回路23、表示回路24、メモリカードスロット25、モニタ26等により構成されている。
操作部11は、ユーザがデジタルカメラ10に撮影指示をなすためのレリーズボタン、各種設定操作を行うための十字キーや決定ボタン、顔検出を実行するための顔検出実行ボタンなどからなり、ユーザの操作に応じた操作信号をCPU12に伝達する。CPU12は、操作部11から入力された操作信号に基づいて、CPU12内のメモリに記憶されたプログラムを実行し、デジタルカメラ10の各部の制御を行う。
フォーカスレンズ13は、被写体像を絞り14を介して撮像素子15の受光面上に結像させる。レンズドライバ16は、CPU12からの指令に基づいてレンズモータ17を駆動して、フォーカスレンズ13を光軸方向に沿って移動させ、ピント調節を行う。絞り14は、撮像素子15への入射光量を開閉状態に応じて増減させる。絞りドライバ18は、CPU12からの指令に基づいて絞りモータ19を駆動して、絞り14の開閉状態を変化させ、入射光量の調節を行う。
撮像素子15は、フォーカスレンズ13及び絞り14を介して入射した被写体像を光電変換し、電気的な画像信号に変換するCCD型やCMOS型のイメージセンサであり、CPU12からの指令に基づいて撮像を行う。なお、撮像素子15は、電子的に露光時間(電荷蓄積時間)を調節する電子シャッタ機能を備えている。画像処理回路20は、撮像素子15から出力された画像信号に画像処理を施し、画像データを生成する。具体的には、画像処理回路20は、撮像素子15から出力された画像信号をアナログ/デジタル変換してデジタル信号を生成したうえで、色補間、YC(輝度・色差)変換、ガンマ補正などの各種信号処理を施し、生成した画像データを内蔵メモリ21に記録する。内蔵メモリ21としては、例えば、フラッシュメモリなどの不揮発性の半導体メモリを用いる。
AE/AF演算回路22は、内蔵メモリ21に記録された画像データに基づいて、自動露出調節(AE)のためのAEデータ(被写体輝度)と、自動焦点調節(AF)のためのAFデータ(コントラスト値)とを画像中の所定領域について算出し、算出値をCPU12に入力する。AEの実行時には、CPU12は、AE/AF演算回路22から入力されるAEデータに基づいて絞りドライバ18及び撮像素子15を制御し、絞り値及びシャッタ速度で決定される露出量の調節を行う。また、AFの実行時には、CPU12は、AE/AF演算回路22から入力されるAFデータに基づいてレンズドライバ16を制御し、AFデータが最大となる位置へフォーカスレンズ13を移動させることにより、焦点調節(ピント調節)を行う。
顔検出回路23は、詳しくは後述するが、内蔵メモリ21に記録された画像データに基づき、被写体の顔エリアの位置及び大きさの検出を行う。デジタルカメラ10の顔検出機能が有効となっている場合には、AE/AF演算回路22は、顔検出回路23によって検出された顔エリアからAEデータ及びAFデータの算出を行い、CPU12は、この算出結果に基づいてAE/AF制御を実行する。なお、1つの画像から複数の顔エリアが検出された場合には、AE制御は、全ての顔エリアを対象として行うが、AF制御は、種々の条件(顔エリアの大きさや位置)から1つの顔エリアを選択し、選択した顔エリアを対象として行う。
表示回路24は、内蔵メモリ21に格納された画像データ、あるいはメモリカードスロット25に装着されたメモリカードに格納された画像データに基づき、モニタ26に表示を行うための画面データを生成する。モニタ26は、液晶ディスプレイなどからなる画像表示装置であり、表示回路24が生成した画面データを表示する。メモリカードスロット25は、挿入されたメモリカードに対する画像データの書き込みや読み出し、あるいは消去を行う。
図2において、顔検出回路23は、輝度信号抽出部30、多重解像度化部31、フィルタ処理部32、顔検出処理部34、及び重複検出判定部35によって構成されており、フィルタ処理部32はリミット処理部33を備えている。輝度信号抽出部30は、内蔵メモリ21に格納された画像データから輝度信号(Y信号)のみを抽出して、グレー階調の画像S0を生成する。ここで、輝度の階調数は8ビット(画素値の範囲は0から255)とする。
多重解像度化部31は、輝度信号抽出部30によって生成された画像S0の解像度(画像サイズ)を変換することにより、短辺が416画素の矩形サイズに規格化し、そして、規格化がなされた画像S0’を基準としてさらに解像度を変換することにより、解像度の異なる複数の画像からなる多重解像度画像群S1を生成する。具体的には、図3に示すように、画像S0’を基準画像S1_1とし、短辺及び長辺を2−1/3倍ずつ縮小することにより、短辺がそれぞれ、330画素,262画素,208画素,165画素,・・・の複数枚の画像S1_2,S1_3,S1_4,S1_5,・・・を生成し、これらを多重解像度画像群S1とする。このように、多重解像度画像群S1を生成する理由は、一定の大きさの顔サンプル画像を用いて、様々なサイズの顔を検出するためである。
フィルタ処理部32は、顔検出の精度を高めるための前処理として、多重解像度画像群S1の各画像に対して、明るさ及びコントラストのばらつきを抑制すべく正規化処理を施す。具体的には、図4に示す手順で処理を行う。まず、多重解像度画像群S1から1つの画像を選択する(ステップS1)。次いで、図5に示すように、選択した画像中における1つの画素を注目画素Paとして設定し、この注目画素Paを中心として所定サイズ(7×7画素)の局所領域Lを設定する(ステップS2)。
次いで、設定した局所領域Lにおいて、注目画素Pa以外の周辺画素Pbについて、リミット処理部33によりリミット処理を行う(ステップS3)。具体的には、リミット処理部33は、図6に示すように、まず、1つの周辺画素Pbを選択し(ステップS3−1)、注目画素Paとの画素値の差分|Xa−Xb|を算出する(ステップS3−2)。ここで、Xaは注目画素Paの画素値、Xbは周辺画素Pbの画素値である。次いで、差分|Xa−Xb|が制限値Xr(Xr>0)より大きいか否かを判定する(ステップS3−3)。なお、制限値Xrは、図7に示すように、各周辺画素Pbの位置に対応付けられ、注目画素Paの位置から離れるに従い単調に減少するように設定されている。
ステップS3−3において、差分|Xa−Xb|が制限値Xrより大きいと判定された場合には、差分符号方向(注目画素値Xaと周辺画素値Xbとの大小関係)を同一に保ったまま周辺画素値Xbの変換を行う(ステップS3−4〜ステップS3−6)。具体的には、まず、注目画素値Xaが周辺画素値Xbより大きいか否かを判定する(ステップS3−4)。ステップS3−4において注目画素値Xaが周辺画素値Xbより大きいと判定された場合には、注目画素値Xaとの画素値の差分を制限値Xrとすべく、周辺画素値Xbを数式「Xb’=Xa+Xr」に基づいて変更する(ステップS3−5)。ステップS3−4において注目画素値Xaが周辺画素値Xb以下であると判定された場合には、注目画素値Xaとの画素値の差分を制限値Xrとすべく、周辺画素値Xbを数式「Xb’=Xa−Xr」に基づいて変更する(ステップS3−6)。ここで、Xb’は、周辺画素Pbの変更後の画素値である。
一方、ステップS3−3において、差分|Xa−Xb|が制限値Xr以下であると判定された場合には、周辺画素値Xbの変更は行わない。そして、ステップS3−1で選択した周辺画素Pbが局所領域L内の最終画素であるか否かを判定する(ステップS3−7)。ステップS3−7において、その周辺画素Pbが最終画素でないと判定された場合には、ステップS3−1に戻り、同じ局所領域L内の次の画素を周辺画素Pbとして選択する。一方、ステップS3−7において、その周辺画素Pbが最終画素であると判定された場合には、図4のフローチャートのステップS4に移行する。このように、ステップS3により、各局所領域Lについて注目画素Paとの距離が大きい周辺画素Pbほどより厳しくリミット処理が行われるため、続く正規化処理において注目画素Paから離れた周辺画素Pbの画素値Xbの注目画素値Xaとの差分が強く相関して生じる「リンギング」が抑制される。
ステップS4では、局所領域L内の画素値(Xaを含む)の分散Vlocalを算出する。次いで、算出した分散Vlocalが閾値C1以上であるか否かを判定する(ステップS5)。ステップS5において、分散Vlocalが閾値C1以上であると判定された場合には、第1の階調変換処理として、下記の式(1)に基づいて注目画素値Xaの変換を行う(ステップS6)。一方、ステップS5において、分散Vlocalが閾値C2未満であると判定された場合には、第2の階調変換処理として、下記の式(2)に基づいて注目画素値Xaの変換を行う(ステップS7)。
ここで、Xa’は注目画素Paの変換後の画素値、mlocalは局所領域L内の画素値(Xaを含む)の平均、SDlocalは局所領域L内の画素値(Xaを含む)の標準偏差(分散Vlocalの平方根)、C2は基準値、SDcは所定の定数である。つまり、上記の式(1)は、分散Vlocalが所定レベルC1以上である局所領域Lに対して、この分散の程度を所定レベルより高い一定レベル(C2×C2)に近づけるように変換を行い、上記の式(2)は、分散Vlocalが所定レベルC1未満である局所領域Lに対して、この分散の程度を一定レベル(C2×C2)より低いレベルに抑えるように変換を行うものである。なお、ステップS4,S6,S7の分散Vlocal及び平均mlocalの演算時には、ステップS3にてリミット処理が行われた周辺画素Pbについては、変更後の画素値Xb’を用いる。
ステップS5〜S7は、局所領域Lの単位ごとに処理を施す局所正規化処理であり、この処理が終了すると、次いで、ステップS2で設定した注目画素Paが画像内の最終画素であるか否かを判定する(ステップS8)。ステップS8において、その注目画素Paが最終画素でないと判定された場合には、ステップS2に戻り、同じ画像上の次の画素を注目画素Paとして設定し、これと同時に新たな注目画素Paを中心とした局所領域Lを設定する。なお、新たな局所領域Lを設定した際、その局所領域L内の画素値は変換前の画素値Xa,Xbとする。一方、ステップS8において、その注目画素Paが最終画素であると判定された場合には、ステップS1で選択した画像が多重解像度画像群S1の最終画像であるか否かを判定する(ステップS9)。ステップS9において、その画像が最終画像でないと判定された場合には、ステップS1に戻り、次の画像を選択する。一方、ステップS9において、その画像が最終画像であると判定された場合には、多重解像度画像群S1に対するフィルタ処理を終了する。つまり、図8に示すように、多重解像度画像群S1の各画像について上記のフィルタ処理を施すことにより、リンギングの発生が抑えられながら適切な正規化処理が施された多重解像度画像群S1’が得られる。
図2に戻り、顔検出処理部34は、フィルタ処理部32によって生成された多重解像度画像群S1’の各画像S1’_1,S1’_2,S1’_3,・・・において、図9に示すように、所定サイズ(32×32画素)の部分画像Wを、切り出し位置を1画素ずつ変更しながら順次に切り出し、切り出した部分画像Wが顔画像であるか否かを判別することにより、画像上の顔エリアを検出する。部分画像Wが顔画像であるか否かを判別は、顔であることが分かっている複数の顔サンプル画像群と、顔でないことが分かっている複数の非顔サンプル群とを用いて、顔であることの特徴を学習した判別器を用いて行う。この判別器については、特開2007−25766号公報において詳しく開示されている。
顔検出処理部34による顔検出処理では、多重解像度画像群S1’の異なる画像間で同一の顔を重複して検出してしまうことがある。これは、部分画像Wのサイズに対して検出可能な顔の大きさにある程度の幅があるためである。重複検出判定部35は、顔検出処理部34によって検出された顔エリアの位置情報に基づいて、多重解像度画像群S1’の各画像上で検出された顔エリアのうち、同一のものを1つの顔エリアとしてまとめる処理を行い、画像S0上の真の顔エリアの位置及び大きさを特定する。この顔検出情報は、CPU12に入力される。
次に、以上のように構成されたデジタルカメラ10の作用について説明する。デジタルカメラ10は、静止画撮影モードに設定が行われると、撮像素子15が所定の周期で撮像動作を行い、画像処理回路20にて画像処理を施した画像をスルー画像としてモニタ26に順次に表示する。ユーザは、モニタ26に表示されるスルー画像により被写体のフレーミングを行うことができる。この際、ユーザにより、操作部11に含まれる顔検出実行ボタンが押下されると、デジタルカメラ10は、前述のように、画像から人物の顔を自動検出し、検出した顔エリアに対して自動的にピント及び露出を設定する、いわゆる「顔認識AF&AE」を実行する。そして、ユーザによりシャッタボタンが押下されると、顔エリアに対してピント及び露出が最適化された画像をデータとして取得し、内蔵メモリ21あるいはメモリカードスロット25に装着されたメモリカードに記録する。
デジタルカメラ10は、顔検出実行ボタンの押下に応じて顔検出を行う際、顔検出の精度を高めるために、前処理として画像に正規化処理を施すが、この正規化処理時に設定する局所領域L内の各周辺画素Xbについて、注目画素値Xaとの差分を制限値Xr以内とするように画素値Xbを変更するリミット処理を行うため、顔エリアの周囲等に発生するリンギングが抑制され、顔検出の検出率が向上する。特に、リンギングの影響が大きい小さな顔エリアに関しては、検出率が飛躍的に向上する。なお、このリンギング抑制方法は、前述した逆光時だけでなく、スポットライトや反射光の部分的な写り込みなどの影響に対しても効果的である。
なお、上記実施形態では、リミット処理に用いる制限値Xrを、図7に示すように、周辺画素Pbの位置に応じて変化させているが、本発明はこれに限定されるものではなく、制限値Xrを周辺画素Pbの位置に依らない固定値としてもよく、この場合にもリンギング抑制の効果が得られる。図10は、制限値Xrを「64」に固定した例を示している。
また、上記実施形態では、1つの周辺画素Pbに対して1つの制限値Xrを設定しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、1つの周辺画素Pbに対して複数の制限値を設定し、種々の条件に基づき、これらの制限値を切り替えながらリミット処理を行っても良い。例えば、図11(A)に示すように第1の制限値Xr_1を設定し、図11(B)に示すように第2の制限値Xr_2を設定し、これらを注目画素値Xaと周辺画素値Xbとの関係から切り替えて使用する。なお、同一周辺画素Pbの位置において、第2の制限値Xr_2は、第1の制限値Xr_1より小さく設定している。
図12は、第1及び第2の制限値Xr_1,Xr_2の具体的な切り替え手順を示す。この手順は、リミット処理部33により、図6のステップS3−2とステップS3−3との間にて実施される。つまり、リミット処理部33は、ステップS3−2の後、局所領域Lにおける差分|Xa−Xb|の平均Ave(|Xa−Xb|)の算出を行う(ステップS10)。次いで、算出した平均Ave(|Xa−Xb|)が所定の閾値C3以上であるか否かの判定を行う(ステップS11)。ステップS11において、平均Ave(|Xa−Xb|)が閾値C3以上である場合には、第1の制限値Xr_1を選択し、これを以降のステップにて制限値Xrとして用いる。一方、ステップS11において、平均Ave(|Xa−Xb|)が閾値C3未満である場合には、第2の制限値Xr_2を選択し、これを以降のステップにて制限値Xrとして用いる。これにより、差分|Xa−Xb|が大きい周辺画素Pbの影響をより効果的に抑制することができる。
また、上記実施形態では、差分|Xa−Xb|が制限値Xrより大きい場合に、その周辺画素Pbの画素値Xbを、注目画素値Xaとの差分が制限値Xrとなるように変更(図6のステップS3−5,S3−6)しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、注目画素値Xaとの差分を制限値Xr未満とするように該周辺画素Pbの画素値Xbを変更しても良い。例えば、差分|Xa−Xb|が制限値Xrより大きい場合に、その差分をゼロとするように、該周辺画素Pbの画素値Xbを注目画素値Xaの値で置換する(つまり、「Xb’=Xa」とする)ことも好ましい。
また、上記実施形態では、顔検出処理を行う場合に、画像の露光状態とは無関係にリミット処理(図4のステップS3)を施しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、画像の露光状態に基づいてリミット処理のオン/オフを切り替えても良い。例えば、CPU12により、図13に示すように、まず、画像S0に基づいて多分割測光(複数のエリアに分割して、各エリアごとに露出値を算出する測光方式)を行い(ステップS20)、画像S0の中央部と周辺部との輝度差を比較することにより、逆光状態であるか否かの判定を行う(ステップS21)。ステップS21において、中央部の輝度が周辺部の輝度より所定値以上低く逆光状態である場合には、リミット処理部33によるリミット処理をオンと設定する(ステップS22)。一方、ステップS21において、中央部と周辺部とで輝度差がなく逆光状態でない場合には、リミット処理部33によるリミット処理をオフと設定する(ステップS23)。ステップS23にてオフと設定された場合には、図4のフローチャートにて、ステップS3のリミット処理をスキップする。これにより、画像の露光状態が悪く、リンギングが発生しやすい場合にのみリミット処理を実行するため、フィルタ処理の効率化が図られる。
また、上記実施形態では、フィルタ処理部32が行うフィルタ処理として正規化処理を例に挙げて説明しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、フィルタ処理としてエッジ検出処理を行う場合にも適用可能である。このエッジ検出処理としては、例えば、ラプラシアンフィルタを用いたフィルタ処理が知られている。このラプラシアンフィルタ処理は、注目画素を中心とした局所領域を設定し、局所領域内の各画素にフィルタ係数を乗算し、係数が乗算された画素値をすべて加算したものを新しい注目画素値とする演算処理である。リンギングは、注目画素を中心とした局所領域内の画素値に基づく演算により注目画素値の変換を行うフィルタ処理に共通した問題であり、本発明を適用することによりリンギングを抑制することができる。
また、上記実施形態では、画像処理回路20、AE/AF演算回路22、及び顔検出回路23をハードウェア的な回路として機能ブロックにて示しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、前述の各処理手順を記述したプログラムと、このプログラムに基づいて処理を実行するコンピュータにて構成することも可能である。
また、上記実施形態では、多重解像度画像群S1の各画像のサイズ、局所領域Lのサイズ、部分画像Wのサイズとして具体的な数値を示しているが、これらは一例であり、適宜変更可能である。
また、上記実施形態では、人物の顔を検出対象とした顔検出処理を例示しているが、顔に限られず、被写体の特定部分を検出する特定部分検出処理の全般に適用可能である。
最後に、特許請求の範囲中の構成要件と実施形態の対応関係について説明する。局所領域設定手段は、図4中のステップS2,S8で表されたフィルタ処理部32の機能に対応する。周辺画素選択手段は、図6中のステップS3−1,S3−7で表されたリミット処理部33の機能に対応する。差分算出手段は、図6中のステップS3−2で表されたリミット処理部33の機能に対応する。判定手段は、図6中のステップS3−3で表されたリミット処理部33の機能に対応する。周辺画素値変更手段は、図6中のステップS3−4〜S3−6で表されたリミット処理部33の機能に対応する。注目画素変換手段は、図4中のステップS4〜S7で表されたフィルタ処理部32の機能に対応する。そして、制御手段は、図13のフローチャートで表されたCPU12の機能に対応する。
10 デジタルカメラ(撮影装置)
12 CPU(制御手段)
15 撮像素子
20 画像処理回路
21 内蔵メモリ
22 AE/AF演算回路
23 顔検出回路
30 輝度信号抽出部
31 多重解像度化部
32 フィルタ処理部(フィルタ処理装置)
33 リミット処理部(リミット処理手段)
34 顔検出処理部
35 重複検出判定部
12 CPU(制御手段)
15 撮像素子
20 画像処理回路
21 内蔵メモリ
22 AE/AF演算回路
23 顔検出回路
30 輝度信号抽出部
31 多重解像度化部
32 フィルタ処理部(フィルタ処理装置)
33 リミット処理部(リミット処理手段)
34 顔検出処理部
35 重複検出判定部
Claims (11)
- 注目画素の位置を変更しながら、注目画素を中心とした局所領域を画像内に順次に設定し、設定した局所領域内の各画素値に基づく所定の演算処理の結果に基づいて、注目画素の画素値を変換するフィルタ処理装置において、
前記演算処理に先立ち、局所領域内の注目画素以外の各周辺画素の画素値を、注目画素の画素値との差分が、各周辺画素に対応付けて設定した制限値以下となるように変更するリミット処理手段を備えたことを特徴とするフィルタ処理装置。 - 注目画素の位置を変更しながら、注目画素を中心とした局所領域を画像内に順次に設定する局所領域設定手段と、
前記局所領域設定変更手段によって設定された局所領域内から注目画素以外の各周辺画素を順次に選択する周辺画素選択手段と、
前記周辺画素選択手段によって選択された周辺画素の画素値と注目画素の画素値との差分を算出する差分算出手段と、
前記差分算出手段によって算出された差分が、各周辺画素に対応付けて設定した制限値より大きいか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段によって差分が制限値より大きいと判定された場合に、差分を制限値以下とするように該周辺画素の画素値を変更する周辺画素値変更手段と、
前記周辺画素値変更手段によって変更された周辺画素の画素値を含め、局所領域内の各画素値に基づいて所定の演算処理を行い、演算処理の結果に基づいて注目画素の画素値を変換する注目画素変換手段と、
を備えたことを特徴とするフィルタ処理装置。 - 前記判定手段は、注目画素から離れるに従い単調減少するように前記制限値を設定していることを特徴とする請求項2に記載のフィルタ処理装置。
- 前記周辺画素値変更手段は、前記判定手段によって差分が制限値より大きいと判定された場合に、差分が制限値と一致するように該周辺画素の画素値を変更することを特徴とする請求項2または3に記載のフィルタ処理装置。
- 前記周辺画素値変更手段は、前記判定手段によって差分が制限値より大きいと判定された場合に、差分をゼロとするように該周辺画素の画素値を変更することを特徴とする請求項2または3に記載のフィルタ処理装置。
- 前記判定手段は、各周辺画素ごとに第1及び第2の制限値を設定しており、各周辺画素の画素値と注目画素の画素値との関係に基づき、前記第1及び第2の制限値を前記制限値として択一的に用いることを特徴とする請求項2から5いずれか1項に記載のフィルタ処理装置。
- 前記判定手段は、前記各第1の制限値を、対応する前記第2の制限値より大きい値に設定しており、各周辺画素の画素値と注目画素の画素値との差分の平均が所定の閾値以上である場合には前記第1の制限値を用い、各周辺画素の画素値と注目画素の画素値との差分の平均が前記閾値未満である場合には前記第2の制限値を用いることを特徴とする請求項6に記載のフィルタ処理装置。
- 前記注目画素変換手段は、局所正規化処理またはエッジ検出処理を行うものであることを特徴とする請求項2から7いずれか1項に記載のフィルタ処理装置。
- 注目画素の位置を変更しながら、注目画素を中心とした局所領域を画像内に順次に設定し、設定した局所領域内の各画素値に基づく所定の演算処理の結果に基づいて、注目画素の画素値を変換するフィルタ処理方法において、
前記演算処理に先立ち、局所領域内の注目画素以外の各周辺画素の画素値を、注目画素の画素値との差分が、各周辺画素に対応付けて設定した制限値以下となるように変更することを特徴とするフィルタ処理方法。 - 請求項1に記載のフィルタ処理装置を備え、撮像素子によって得た画像に対して前記フィルタ処理装置にてフィルタ処理を施した後、被写体の特定部分を画像中から検出する撮影装置において、
多分割測光により前記画像が逆光状態であるか否かを判定し、前記画像が逆光状態である場合には前記リミット処理を行い、前記画像が逆光状態でない場合には前記リミット処理を行わないように前記フィルタ処理装置の制御を行う制御手段を備えたことを特徴とする撮影装置。 - 前記特定部分は、人物の顔であることを特徴とする請求項10に記載の撮影装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007170341A JP2009010711A (ja) | 2007-06-28 | 2007-06-28 | フィルタ処理装置及び方法、並びに撮影装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007170341A JP2009010711A (ja) | 2007-06-28 | 2007-06-28 | フィルタ処理装置及び方法、並びに撮影装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009010711A true JP2009010711A (ja) | 2009-01-15 |
Family
ID=40325341
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007170341A Pending JP2009010711A (ja) | 2007-06-28 | 2007-06-28 | フィルタ処理装置及び方法、並びに撮影装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2009010711A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010250671A (ja) * | 2009-04-17 | 2010-11-04 | Renesas Electronics Corp | 差分画像生成装置、差分画像生成方法、及びプログラム |
-
2007
- 2007-06-28 JP JP2007170341A patent/JP2009010711A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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