JP2009009322A - 売上データ処理装置及びプログラム - Google Patents

売上データ処理装置及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2009009322A
JP2009009322A JP2007169499A JP2007169499A JP2009009322A JP 2009009322 A JP2009009322 A JP 2009009322A JP 2007169499 A JP2007169499 A JP 2007169499A JP 2007169499 A JP2007169499 A JP 2007169499A JP 2009009322 A JP2009009322 A JP 2009009322A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data processing
sales data
server device
processing apparatus
center server
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2007169499A
Other languages
English (en)
Inventor
Kotaro Otsubo
浩太郎 大坪
Satoshi Iwaasa
智 岩浅
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP2007169499A priority Critical patent/JP2009009322A/ja
Priority to US12/152,014 priority patent/US20080288414A1/en
Publication of JP2009009322A publication Critical patent/JP2009009322A/ja
Priority to US13/413,506 priority patent/US20120166664A1/en
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)
  • Cash Registers Or Receiving Machines (AREA)

Abstract

【課題】通信ネットワークを介して売上データ処理装置をサーバ装置に容易に接続し、サーバ装置との通信を可能とする。
【解決手段】売上データ処理装置1は、情報センタサーバ4で提供される店舗支援サービスを利用する場合、接続部に接続(挿入)されているメモリカードから、電子レジスタコードと店舗支援ポート番号とを読み出し、通信部によって、店舗支援ポート番号を基に情報センタサーバ4の店舗支援ポートに接続する。また、売上データ処理装置1が情報センタサーバ4で提供される電子決済サービスを利用する場合、決済端末2から、決済端末2に接続(挿入)されているメモリカードに記憶されている電子決済端末コードと電子決済ポート番号とを受信し、通信部によって、この電子決済ポート番号を基に情報センタサーバ4の電子決済ポートに接続する。
【選択図】図1

Description

本発明は、売上データ処理装置及びプログラムに関する。
携帯電話、テレビ等においてインターネットに接続する場合、テンキーやリモートコントロールなど、PC(Personal Computer)のキーボードに比較してキー数が少ない入力装置を用いてURL(Uniform Resource Locator)等の接続先情報を入力するのは困難である。そこで、近年、入力装置を用いて接続先情報を入力する代わりに、接続先情報が記憶された記憶媒体(メモリカード、ICカード等)を用いてホームページ等に接続することが可能となっている(例えば、特許文献1〜3参照)。
特開2002−108737号公報 特開2006−323537号公報 特開2002−312325号公報
物販店、飲食店等の各種店舗には、店舗の売上データを処理するECR(Electronic Cash Register:電子式金銭登録機)等の売上データ処理装置が設置されている。売上データ処理装置は、PC(Personal Computer)に比較すると入力装置のキー数及び用途が限定されているため、店舗がインターネット等の通信ネットワークを介して提供される各種のサービスを利用する場合、売上データ処理装置の入力装置を用いて接続先情報等を入力するのは困難である。そこで、上述のように接続先情報が記憶された記憶媒体を用いることによってサーバ装置に接続することが考えられる。しかしながら、売上データ処理装置は、元々用途及び機能が限定されているため、サーバ装置に接続することができても、サーバ装置から提供される情報を利用する仕組みが具体的に確立されていないのが現状である。
本発明の課題は、通信ネットワークを介して売上データ処理装置をサーバ装置に容易に接続し、サーバ装置との通信を可能とすることである。
請求項1に記載の発明は、通信ネットワークを介してサーバ装置に接続される売上データ処理装置であって、前記サーバ装置の接続先情報と、売上データ処理装置の識別情報とを記憶した記憶媒体を接続する接続手段と、前記記憶媒体に記憶された接続先情報及び識別情報を読み出す読出手段と、前記読み出された接続先情報及び識別情報に基づいて前記サーバ装置の認証を受け、当該サーバ装置との通信を行う通信手段と、を備える。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の売上データ処理装置において、前記サーバ装置との通信接続を指示するための入力手段を備え、前記通信手段は、前記入力手段により前記サーバ装置との通信接続が指示されたとき、前記記憶媒体に記憶された接続先情報及び識別情報を読み出して前記サーバ装置との通信を行う。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の売上データ処理装置において、前記通信手段は、前記サーバ装置から提供されるサービス情報を受信し、前記受信されたサービス情報をレシートに印字する印字手段を備える。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の何れか一項に記載の売上データ処理装置において、前記通信手段は、所定時間間隔で前記サーバ装置との通信を行う。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4の何れか一項に記載の売上データ処理装置において、前記記憶媒体に記憶された前記接続先情報には、前記サーバ装置のグローバルIPアドレスが含まれ、前記通信手段は、前記記憶媒体に記憶されたグローバルIPアドレスに基づいて前記サーバ装置との通信を確立した後、当該サーバ装置から割り当てられるプライベートIPアドレスに基づいて当該サーバ装置との通信を行う。
請求項6に記載の発明は、請求項1〜5の何れか一項に記載の売上データ処理装置において、前記サーバ装置から売上データ処理装置に対し1又は複数種類のサービスが提供され、前記記憶媒体に記憶される前記接続先情報には、前記サーバ装置で提供される各サービスに対応するポート番号が含まれる。
請求項7に記載の発明は、請求項1〜6の何れか一項に記載の売上データ処理装置において、前記記憶媒体は、売上データ処理装置に着脱自在に接続されるメモリカードである。
請求項8に記載の発明は、コンピュータを、通信ネットワークを介して売上データ処理装置に接続されたサーバ装置の接続先情報と、当該売上データ処理装置の識別情報とを記憶した記憶媒体を接続する手段、前記記憶媒体に記憶された接続先情報及び識別情報を読み出す手段、前記読み出された接続先情報及び識別情報に基づいて前記サーバ装置の認証を受け、当該サーバ装置との通信を行う手段、として機能させるためのプログラムである。
本発明によれば、記憶媒体に記憶された接続先情報を基に売上データ処理装置がサーバ装置に容易に接続され、サーバ装置との通信が可能となる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
まず、本実施形態における構成を説明する。
図1に、本実施形態に係る決済システム100の全体構成を示す。決済システム100は、図1に示すように、ECR(Electronic Cash Register:電子式金銭登録機)等の売上データ処理装置1と、売上データ処理装置1に接続される決済端末2と、売上データ処理装置1に接続されるカードリーダ3と、サーバ装置としての情報センタサーバ4と、情報センタサーバ4に接続される決済センタサーバ5とを備えて構成される。
売上データ処理装置1と情報センタサーバ4とは、インターネット等の通信ネットワークNを介して接続される。通信ネットワークNにはVPN(Virtual Private Network)が構築されている。
なお、1台の情報センタサーバ4には、複数の店舗のそれぞれに設置された売上データ処理装置1が接続可能である。また、一店舗につき1台又は複数台の売上データ処理装置1が設置されている。また、図1では、カードリーダ3が売上データ処理装置1に接続される場合を示しているが、決済端末2に接続されていてもよい。
情報センタサーバ4は、通信ネットワークNを介して売上データ処理装置1から送信される売上データ(商品の名称、売上金額など)を収集し、収集したデータを用いて各店舗を支援する店舗支援機能と、決済端末2から売上データ処理装置1を経由して送信される決済データ(例えば、カード番号、有効期限、支払金額等)を決済センタサーバ5で処理させるための決済機能と、を有する。
情報センタサーバ4は、これらの機能を実現させるために、店舗管理データベースと、サービスデータベースと、店舗支援データベースと、電子決済データベースと、を備える。
店舗管理データベースは、各店舗に設置された売上データ処理装置1を識別するための電子レジスタコード、売上データ処理装置1に接続された決済端末2を識別するための電子決済端末コード等のデータを格納している。サービスデータベースは、各店舗に設置された売上データ処理装置1に提供するサービスの認証データ(開設パスワードなど)、当該サービスの配信データ、センタメッセージの配信データ等を格納している。店舗支援データベースは、各店舗に設置された売上データ処理装置1の設定データ、点検データ、売上精算管理データ等を格納している。電子決済データベースは、決済端末2から売上データ処理装置1を経由して送信された決済データ等の電子決済に関するデータを格納している。
決済センタサーバ5は、CAFIS(Credit And Finance Information System)(登録商標)等のサービス(クレジット会社、加盟店及び金融機関を通信回線で接続したクレジット決済に係る各種のサービス)を提供するためのサーバである。
図2に、売上データ処理装置1の主要部構成を示す。売上データ処理装置1は、図2に示すように、CPU(Central Processing Unit)10と、入力部11と、表示部12と、RAM(Random Access Memory)13と、記憶部14と、通信部15と、印字部16と、ドロア17と、決済端末2を接続するための接続部18と、カードリーダ3を接続するための接続部19と、メモリカードを接続するための接続部20と、を備えて構成され、各部はバス21を介して接続される。
CPU10は、記憶部14に記憶された制御プログラムを読み出してRAM13に展開し、各種の処理を実行する。
具体的にCPU10は、売上データ処理装置1が情報センタサーバ4で提供される店舗支援サービスを利用する場合、接続部20に接続(挿入)されているメモリカードα(後述)から、売上データ処理装置1を識別するための電子レジスタコードと、店舗支援ポート番号とを読み出し、通信部15によって、店舗支援ポート番号を基に情報センタサーバ4の店舗支援ポートに接続させる。また、CPU10は、売上データ処理装置1が情報センタサーバ4で提供される電子決済サービスを利用する場合、決済端末2から、決済端末2に接続(挿入)されているメモリカードβ(後述)に記憶されている決済端末2を識別するための電子決済端末コードと、電子決済ポート番号とを受信し、通信部15によって、この電子決済ポート番号を基に情報センタサーバ4の電子決済ポートに接続させる。
入力部11は、売上データ処理装置1のモード(登録、精算、点検、戻、設定等)を切り換えるためのモードキー(あるいはモード切換スイッチ)、現金/預かり金キー、電子決済を指示するための電子決済キー、数値を入力するためのテンキー、文字を入力するための文字キー、情報センタサーバ4との通信接続を指示するための接続釦等の各種のキー又は釦を備え、キー又は釦の操作に応じた操作信号をCPU10に出力する。
表示部12は、LCD(Liquid Crystal Display)等のディスプレイを有し、CPU10から入力される表示制御信号に従って、所要の表示処理を行う。
RAM13は、CPU10により実行される制御プログラムをプログラム格納エリアに展開する。また、RAM13は、入力データ及び制御プログラムの実行時に生じる処理結果のデータを、ワークエリアに一時的に格納する。また、RAM13は、取引毎に売上データを加算して記憶するための合計メモリを有する。
記憶部14は、HDD(Hard Disc Drive)又は不揮発性の半導体メモリ等により構成され、CPU10により実行される制御プログラム及びこの制御プログラムの実行時に必要なデータ等を記憶する。
通信部15は、通信ネットワークNを介して情報センタサーバ4に通信接続するための制御を行う。通信部15は、接続部20に接続されたメモリカードαに記憶されたグローバルIPアドレスに基づいて情報センタサーバ4との通信を確立した後、情報センタサーバ4から割り当てられるプライベートIPアドレスに基づいて情報センタサーバ4との通信を行う。
印字部16は、例えばサーマルプリンタであり、顧客に渡すレシート用のロール紙と、店舗が保存するジャーナル用(商品取引内容の記録用)のロール紙を有し、CPU10から入力される印刷制御信号に従って、取引された商品の名称、金額等を売上明細として各ロール紙に印字する。
ドロア17は、硬貨や紙幣等の現金を格納する引き出しであり、入力部11の操作(現金/預かり金キーの押下操作)によるCPU10からの信号により解放される。
接続部18は、売上データ処理装置1を決済端末2にシリアル接続するための接続端子を有し、決済端末2との間でデータの送受信を行う。接続部19は、キャッシュカード、クレジットカード等の磁気カード、ICカードを接触型あるいは非接触型のリーダライタ(読取書込装置)により読み取るカードリーダ3を接続するための接続端子を有し、カードリーダ3から入力された読取データを受信する。
接続部20は、コネクタ、ソケット等から構成され、メモリカードαが接続される。メモリカードαには、売上データ処理装置1の識別情報としての電子レジスタコードと、情報センタサーバ4の接続先情報(情報センタサーバ4のグローバルIPアドレス、情報センタサーバ4で提供される各種サービスのポート番号(端末管理ポート番号、店舗支援ポート番号))が記憶されている。CPU10は、メモリカードαに記憶された接続先情報を読み出して、情報センタサーバ4にアクセスする。
図3に、決済端末2の主要部構成を示す。決済端末2は、図3に示すように、CPU(Central Processing Unit)201と、入力部202と、表示部203と、売上データ処理装置1を接続するための接続部204と、RAM(Random Access Memory)205と、記憶部206と、接触型リーダライタ207と、非接触型リーダライタ208と、メモリカードを接続するための接続部209と、を備えて構成され、各部はバス210を介して接続される。
CPU201は、記憶部206に記憶された制御プログラムを読み出してRAM205に展開し、各種の処理を実行する。
入力部202は、数字入力キー等の機能キーを有し、キー操作による操作信号をCPU201に出力する。
表示部203は、LCD(Liquid Crystal Display)等のディスプレイを有し、CPU201から入力される表示制御信号に従って、所要の表示処理を行う。
接続部204は、決済端末2を売上データ処理装置1にシリアル接続するための接続端子を有し、売上データ処理装置1とのデータの送受信を行う。
RAM205は、CPU201により実行される制御プログラムをプログラム格納エリアに展開する。また、RAM205は、入力データ及び制御プログラムの実行時に生じる処理結果のデータを、ワークエリアに一時的に格納する。また、RAM205は、電子決済による取引毎の取引データ(決済データ、電子決済による取引の可否(承認情報)など)、決済センタサーバ5から売上データ処理装置1を介して受信したDLL(Dynamic Link Library)のデータ、ネガデータ等を格納する。
ここでDLLとは、複数のアプリケーションが共通して利用するような汎用性の高いプログラムを部品化してファイルとして保存しておき、必要に応じてメモリに呼び出して利用する手法を意味する。電子決済におけるDLLのデータは、例えば、クレジットカード会社毎に異なるボーナス払いに関するデータ、リボ払いの回数のデータなどが含まれる。
記憶部206は、HDD(Hard Disc Drive)又は不揮発性の半導体メモリ等により構成され、CPU201により実行される制御プログラム及びこの制御プログラムの実行時に必要なデータ等を記憶する。
接触型リーダライタ207は、接触型のICチップが内蔵された記録媒体であるICカードを接触させるための接触端子を有し、ICカードが接触端子に接触したときに、ICカードに記憶されたデータ(カード番号、有効期限など)の読み取りやデータの書き込みなどを行う。
非接触型リーダライタ208は、非接触型のICチップが内蔵された記録媒体が読み書き可能な距離内にある場合に、無線通信によって当該記録媒体に記録されたデータの読み取りや書き込みを行う。この記録媒体としては、非接触型のICチップが内蔵されたクレジット機能を有する携帯端末(携帯電話、PDA等)がある。
接続部209は、コネクタ、ソケット等から構成され、メモリカードβが接続される。メモリカードβには、決済端末2の識別情報としての電子決済端末コード、売上データ処理装置1が電子決済ポートに接続するための電子決済ポート番号等のデータが記憶されている。
次に、図4〜図16を参照して、本実施形態における動作を説明する。
まず、図4〜図8のフローチャートを参照して、店舗の始業時に売上データ処理装置1のCPU10の制御の下で実行される開設処理と、この売上データ処理装置1の開設処理に伴って決済端末2、情報センタサーバ4及び決済センタサーバ5において実行される処理について説明する。
売上データ処理装置1では、まず、入力部11の操作により開設パスワードが入力されると(ステップS1;YES)、その入力された開設パスワードがRAM13に記憶される(ステップS2)。ステップS2の後に入力部11の接続釦が押下されたとき、又は開設パスワードが入力されずに入力部11の接続釦が押下されると(ステップS3)、接続部20にメモリカードαが挿入されているか否かが判定される(ステップS4)。
ステップS4においてメモリカードαが挿入されていないと判定された場合(ステップS4;NO)、エラー処理が行われ(ステップS5)、本開設処理が終了する。一方、ステップS4においてメモリカードαが挿入されていると判定された場合(ステップS4;YES)、決済端末2にメモリカードβが挿入されているか否かが判定される(ステップS6)。
ステップS6においてメモリカードβが挿入されていると判定された場合(ステップS6;YES)、決済端末2に対し、電子決済端末コードの送信を要求するデータが送信される(ステップS7)。一方、ステップS6においてメモリカードβが挿入されていないと判定された場合(ステップS6;NO)、後述のステップS9へ移行する。
決済端末2では、売上データ処理装置1から電子決済端末コードの送信が要求されると(ステップP1;YES)、メモリカードβに記憶された電子決済端末コードが読み出され、売上データ処理装置1に送信される(ステップP2)。
売上データ処理装置1では、決済端末2から電子決済端末コードが受信されると(ステップS8;YES)、又はステップS6においてメモリカードβが挿入されていないと判定された場合(ステップS6;NO)、情報センタサーバ4に対し、開設要求が行われる(ステップS9)。
ステップS9では、具体的に、ステップS1で入力された開設パスワードと、メモリカードαに記憶された電子レジスタコードと、決済端末2から受信した電子決済端末コードとを情報センタサーバ4に送信することによって開設要求がなされる。なお、ステップS1において開設パスワードが入力されなかった場合、決済端末2にメモリカードβが挿入されていない場合には、それぞれ、開設パスワード、電子決済端末コードは送信されない。
情報センタサーバ4では、売上データ処理装置1から開設要求がない場合には(ステップC1;NO)、売上データ処理装置1に対する開設処理とは異なる他の処理が行われる(ステップC2)。一方、売上データ処理装置1から開設要求があった場合(ステップC1;YES)、売上データ処理装置1から送信されたデータに開設パスワードが含まれるか否かが判定される(ステップC3)。
ステップC3において開設パスワードが含まれていると判定された場合(ステップC3;YES)、サービスデータベースを用いてその開設パスワードの認証処理が行われ、認証がOKであるか否かが判定される(ステップC4)。
ステップC4において開設パスワードの認証がOKであると判定された場合(ステップC4;YES)、又はステップC3において開設パスワードが含まれていないと判定された場合(ステップC3;NO)、店舗管理データベースを用いて、売上データ処理装置1から送信された電子レジスタコードの認証処理が行われ、認証がOKであるか否かが判定される(ステップC5)。
ステップC5において電子レジスタコードの認証がOKであると判定された場合(ステップC5;YES)、売上データ処理装置1から送信されたデータに電子決済端末コードが含まれているか否かが判定される(ステップC6)。
ステップC6において電子決済端末コードが含まれていると判定された場合(ステップC6;YES)、店舗管理データベースを用いてその電子決済端末コードの認証処理が行われ、認証がOKであるか否かが判定される(ステップC7)。
ステップC4において開設パスワードの認証がNGであると判定された場合(ステップC4;NO)、又はステップC5において電子レジスタコードの認証がNGであると判定された場合(ステップC5;NO)、又はステップC7において電子決済端末コードの認証がNGであると判定された場合(ステップC7;NO)、エラーメッセージが売上データ処理装置1に送信され(ステップC8)、情報センタサーバ4における処理が終了する。
ステップC7において電子決済端末コードの認証がOKであると判定された場合(ステップC7;YES)、又はステップC6において電子決済端末コードが含まれていないと判定された場合(ステップC6;NO)、後述のステップC9に移行する。
売上データ処理装置1では、情報センタサーバ4から送信された認証結果がOKであるか否かが判定される(ステップS10)。ステップS10において認証結果がNGであると判定された場合、即ち、情報センタサーバ4からエラーメッセージが送信された場合(ステップS10;NO)、そのエラーメッセージが印字部16においてレシートに印字され(ステップS11)、本開設処理が終了する。
一方、ステップS10において認証結果がOKであると判定された場合(ステップS10;YES)、メモリカードαから端末管理ポート番号が読み出され、情報センタサーバ4の端末管理ポートに接続される(ステップS12)。
売上データ処理装置1が端末管理ポートに接続されると、情報センタサーバ4では、サービスデータベースに格納されたサービス情報のデータが売上データ処理装置1に送信され(ステップC9)、売上データ処理装置1では当該サービス情報のデータが受信される(ステップS13)。
そして、情報センタサーバ4では、サービスデータベースに格納されたセンタメッセージのデータが確認され、当該センタメッセージのデータが売上データ処理装置1に送信される(ステップC10)。
売上データ処理装置1では、センタメッセージのデータを受信すると(ステップS14)、端末管理ポートへの接続が切断され(ステップS15)、メモリカードαから店舗支援ポート番号が読み出され、情報センタサーバ4の店舗支援ポートに接続される(ステップS16)。
情報センタサーバ4では、売上データ処理装置1が店舗支援ポートに接続されると、店舗支援データベースに格納された店舗支援レジ設定のデータが確認され、当該データが売上データ処理装置1に送信される(ステップC11)。
売上データ処理装置1では、店舗支援レジ設定のデータを受信すると(ステップS17)、売上データ処理装置1の点検データが情報センタサーバ4に送信される(ステップS18)。
情報センタサーバ4では、売上データ処理装置1から点検データが受信され、当該点検データが店舗支援データベースに保存される(ステップC12)。次いで、店舗支援データベースに格納されたオーナーメッセージのデータが確認され、当該データが売上データ処理装置1に送信される(ステップC13)。
売上データ処理装置1では、情報センタサーバ4からオーナーメッセージを受信すると(ステップS19)、店舗支援ポートへの接続が切断される(ステップS20)。次いで、決済端末2が使用されているか否かが判定される(ステップS21)。
ステップS21において決済端末2が使用されていないと判定された場合(ステップS21;NO)、本開設処理が終了する。一方、ステップS21において決済端末2が使用されていると判定された場合(ステップS21;YES)、決済端末2のメモリカードβに記憶された電子決済ポート番号を基に、売上データ処理装置1が情報センタサーバ4の電子決済ポートに接続される(ステップS22)。
情報センタサーバ4では、売上データ処理装置1が電子決済ポートに接続されると、決済センタサーバ5に対し、DLLのデータ及びネガデータの送信を要求するデータが送信される(ステップC14)。
決済センタサーバ5では、情報センタサーバ4からの要求を受け付けると(ステップT1;YES)、DLLのデータ及びネガデータが情報センタサーバ4に送信される(ステップT2)。
情報センタサーバ4では、決済センタサーバ5からDLLのデータ及びネガデータを受信すると(ステップC15;YES)、その受信したデータが売上データ処理装置1に送信される(ステップC16)。
売上データ処理装置1では、情報センタサーバ4からDLLのデータ及びネガデータを受信すると(ステップS23;YES)、その受信したデータが決済端末2に送信される(ステップS24)。
決済端末2では、売上データ処理装置1からDLLのデータ及びネガデータを受信すると(ステップP3;YES)、RAM205に記憶されたDLLのデータ及びネガデータが、受信したデータに更新され(ステップP4)、ステップP4での処理結果が売上データ処理装置1に送信される(ステップP5)。
売上データ処理装置1では、決済端末2から受信した処理結果がOKであるか否かが判定される(ステップS25)。ステップS25において処理結果がOKであると判定された場合(ステップS25;YES)、又はステップS23においてDLLのデータ及びネガデータが受信されなかった場合(ステップS23;NO)、ステップS13で受信したサービス情報に基づいて、情報センタサーバ4で提供されるサービス内容が印字部16においてレシートに印字される(ステップS26)。
ステップS25において処理結果がNGであると判定された場合(ステップS25;NO)、印字部16においてエラーメッセージがレシートに印字される(ステップS27)。ステップS26又はS27の後、電子決済ポートへの接続が切断され(ステップS28)、本開設処理が終了する。
次に、図9及び図10のフローチャートを参照して、始業時の開設処理後、所定時間間隔(例えば30分間隔)で売上データ処理装置1のCPU10の制御の下で実行される自動処理と、この売上データ処理装置1の処理に伴って情報センタサーバ4において実行される処理について説明する。
売上データ処理装置1では、自動処理の実行時刻になると(ステップS31;YES)、RAM13に開設パスワードがあるか(記憶されているか)否かが判定される(ステップS32)。ステップS32において開設パスワードがあると判定された場合(ステップS32;YES)、RAM13に記憶された開設パスワードが読み出される(ステップS33)。
ステップS33の後、又はステップS32において開設パスワードがないと判定された場合(ステップS32;NO)、接続部20にメモリカードαが挿入されているか否かが判定される(ステップS34)。
ステップS34においてメモリカードαが挿入されていないと判定された場合(ステップS34;NO)、エラー処理が行われ(ステップS35)、本自動処理が終了する。一方、ステップS34においてメモリカードαが挿入されていると判定された場合(ステップS34;YES)、情報センタサーバ4に対し開設要求が行われる(ステップS36)。
ステップS36では、具体的に、ステップS33でRAM13から読み出された開設パスワードと、メモリカードαに記憶された電子レジスタコードとを情報センタサーバ4に送信することによって開設要求がなされる。なお、RAM13に開設パスワードが記憶されていない場合には、ステップS36において開設パスワードは送信されない。
情報センタサーバ4では、売上データ処理装置1から開設要求がない場合には(ステップC21;NO)、売上データ処理装置1に対する開設処理とは異なる他の処理が行われる(ステップC22)。一方、売上データ処理装置1から開設要求があった場合(ステップC21;YES)、売上データ処理装置1から送信されたデータに開設パスワードが含まれるか否かが判定される(ステップC23)。
ステップC23において開設パスワードが含まれていると判定された場合(ステップC23;YES)、サービスデータベースを用いてその開設パスワードの認証処理が行われ、認証がOKであるか否かが判定される(ステップC24)。
ステップC24において開設パスワードの認証がOKであると判定された場合(ステップC24;YES)、又はステップC23において開設パスワードが含まれていないと判定された場合(ステップC23;NO)、店舗管理データベースを用いて、売上データ処理装置1から送信された電子レジスタコードの認証処理が行われ、認証がOKであるか否かが判定される(ステップC25)。
ステップC24において開設パスワードの認証がNGであると判定された場合(ステップC24;NO)、又はステップC25において電子レジスタコードの認証がNGであると判定された場合(ステップC25;NO)、エラーメッセージが売上データ処理装置1に送信され(ステップC26)、情報センタサーバ4における処理が終了する。
売上データ処理装置1では、情報センタサーバ4から送信された認証結果がOKであるか否かが判定される(ステップS37)。ステップS37において認証結果がNGであると判定された場合、即ち、情報センタサーバ4からエラーメッセージが送信された場合(ステップS37;NO)、そのエラーメッセージが印字部16においてレシートに印字され(ステップS38)、本自動処理が終了する。
一方、ステップS37において認証結果がOKであると判定された場合(ステップS37;YES)、メモリカードαから店舗支援ポート番号が読み出され、情報センタサーバ4の店舗支援ポートに接続される(ステップS39)。そして、売上データ処理装置1の点検データが情報センタサーバ4に送信される(ステップS40)。
情報センタサーバ4では、ステップC25において電子レジスタコードの認証がOKであると判定された後(ステップC25;YES)、売上データ処理装置1から点検データを受信すると、当該点検データが店舗支援データベースに保存される(ステップC27)。次いで、店舗支援データベースに格納されたオーナーメッセージのデータが確認され、当該データが売上データ処理装置1に送信され(ステップC28)、情報センタサーバ4における処理が終了する。
売上データ処理装置1では、情報センタサーバ4からオーナーメッセージを受信すると(ステップS41)、受信結果がOKであるか否かが判定される(ステップS42)。ステップS42において受信結果がNGであると判定された場合(ステップS42;NO)、印字部16においてエラーメッセージがレシートに印字される(ステップS43)。
一方、ステップS42において受信結果がOKであると判定された場合(ステップS42;YES)、情報センタサーバ4から提供されるオーナーメッセージが印字部16においてレシートに印字される(ステップS44)。
ステップS43又はS44の後、店舗支援ポートへの接続が切断され(ステップS45)、本自動処理が終了する。
次に、図11〜図16のフローチャートを参照して、終業時に売上データ処理装置1のCPU10の制御の下で実行される閉設処理と、この売上データ処理装置1の閉設処理に伴って決済端末2及び情報センタサーバ4において実行される処理について説明する。
売上データ処理装置1では、まず、現在のモードが「精算」であるか否かが判定される(ステップS50)。ステップS50において現在のモードが「精算」ではないと判定された場合(ステップS50;NO)、他のモード処理が行われる(ステップS51)。
一方、ステップS50において現在のモードが「精算」であると判定された場合(ステップS50;YES)、その「精算」が日計精算であるか否かが判定される(ステップS52)。ステップS52において日計精算ではないと判定された場合(ステップS52;NO)、日計精算以外の通常の精算処理が行われる(ステップS53)。
一方、ステップS52において日計精算であると判定された場合(ステップS52;YES)、RAM13に開設パスワードがあるか(記憶されているか)否かが判定される(ステップS54)。ステップS54において開設パスワードがあると判定された場合(ステップS54;YES)、RAM13に記憶された開設パスワードが読み出される(ステップS55)。
ステップS55の後、又はステップS54において開設パスワードがないと判定された場合(ステップS54;NO)、接続部20にメモリカードαが挿入されているか否かが判定される(ステップS56)。
ステップS56においてメモリカードαが挿入されていないと判定された場合(ステップS56;NO)、エラー処理が行われ(ステップS57)、本閉設処理が終了する。
一方、ステップS56においてメモリカードαが挿入されていると判定された場合(ステップS56;YES)、決済端末2にメモリカードβが挿入されているか否かが判定される(ステップS58)。
ステップS58においてメモリカードβが挿入されていると判定された場合(ステップS58;YES)、決済端末2に対し、電子決済端末コードの送信を要求するデータが送信される(ステップS59)。一方、ステップS58においてメモリカードβが挿入されていないと判定された場合(ステップS58;NO)、後述のステップS61へ移行する。
決済端末2では、売上データ処理装置1から電子決済端末コードの送信が要求されると(ステップP10;YES)、メモリカードβに記憶された電子決済端末コードが読み出され、売上データ処理装置1に送信される(ステップP11)。
売上データ処理装置1では、決済端末2から電子決済端末コードが受信されると(ステップS60;YES)、又はステップS58においてメモリカードβが挿入されていないと判定された場合(ステップS58;NO)、情報センタサーバ4に対し、開設要求が行われる(ステップS61)。
ステップS61では、具体的に、ステップS55でRAM13から読み出された開設パスワードと、メモリカードαに記憶された電子レジスタコードと、決済端末2から受信した電子決済端末コードとを情報センタサーバ4に送信することによって開設要求がなされる。なお、RAM13に開設パスワードが記憶されていなかった場合、決済端末2にメモリカードβが挿入されていない場合には、それぞれ、開設パスワード、電子決済端末コードは送信されない。
情報センタサーバ4では、売上データ処理装置1から開設要求がない場合には(ステップC31;NO)、売上データ処理装置1に対する開設処理とは異なる他の処理が行われる(ステップC32)。一方、売上データ処理装置1から開設要求があった場合(ステップC31;YES)、売上データ処理装置1から送信されたデータに開設パスワードが含まれるか否かが判定される(ステップC33)。
ステップC33において開設パスワードが含まれていると判定された場合(ステップC33;YES)、サービスデータベースを用いてその開設パスワードの認証処理が行われ、認証がOKであるか否かが判定される(ステップC34)。
ステップC34において開設パスワードの認証がOKであると判定された場合(ステップC34;YES)、又はステップC33において開設パスワードが含まれていないと判定された場合(ステップC33;NO)、店舗管理データベースを用いて、売上データ処理装置1から送信された電子レジスタコードの認証処理が行われ、認証がOKであるか否かが判定される(ステップC35)。
ステップC35において電子レジスタコードの認証がOKであると判定された場合(ステップC35;YES)、売上データ処理装置1から送信されたデータに電子決済端末コードが含まれているか否かが判定される(ステップC36)。
ステップC36において電子決済端末コードが含まれていると判定された場合(ステップC36;YES)、店舗管理データベースを用いてその電子決済端末コードの認証処理が行われ、認証がOKであるか否かが判定される(ステップC37)。
ステップC34において開設パスワードの認証がNGであると判定された場合(ステップC34;NO)、又はステップC35において電子レジスタコードの認証がNGであると判定された場合(ステップC35;NO)、又はステップC37において電子決済端末コードの認証がNGであると判定された場合(ステップC37;NO)、エラーメッセージが売上データ処理装置1に送信され(ステップC38)、情報センタサーバ4における処理が終了する。
ステップC37において電子決済端末コードの認証がOKであると判定された場合(ステップC37;YES)、又はステップC36において電子決済端末コードが含まれていないと判定された場合(ステップC36;NO)、後述のステップC39に移行する。
売上データ処理装置1では、情報センタサーバ4から送信された認証結果がOKであるか否かが判定される(ステップS62)。ステップS62において認証結果がNGであると判定された場合、即ち、情報センタサーバ4からエラーメッセージが送信された場合(ステップS62;NO)、そのエラーメッセージが印字部16においてレシートに印字され(ステップS63)、本閉設処理が終了する。
一方、ステップS62において認証結果がOKであると判定された場合(ステップS62;YES)、メモリカードαから端末管理ポート番号が読み出され、情報センタサーバ4の端末管理ポートに接続される(ステップS64)。
売上データ処理装置1が端末管理ポートに接続されると、情報センタサーバ4では、サービスデータベースに格納されたセンタメッセージのデータが確認され、当該センタメッセージのデータが売上データ処理装置1に送信される(ステップC39)。
売上データ処理装置1では、センタメッセージのデータを受信すると(ステップS65)、売上データ処理装置1に設定されている電子レジスタのソフトウェアが確認され(ステップS66)、端末管理ポートへの接続が切断される(ステップS67)。
次いで、メモリカードαから店舗支援ポート番号が読み出され、情報センタサーバ4の店舗支援ポートに接続される(ステップS68)。そして、売上データ処理装置1の精算データ(一日の売上データ)が情報センタサーバ4に送信される(ステップS69)。
情報センタサーバ4では、売上データ処理装置1から精算データが受信され、当該精算データが店舗支援データベースに保存される(ステップC40)。
売上データ処理装置1では、精算データを送信後、店舗支援ポートへの接続が切断される(ステップS70)。次いで、電子レジスタの更新ソフトウェアがあるか否かが判定される(ステップS71)。
ステップS71において電子レジスタの更新ソフトウェアがあると判定された場合(ステップS71;YES)、メモリカードαから端末管理ポート番号が読み出され、情報センタサーバ4の端末管理ポートに接続される(ステップS72)。
情報センタサーバ4では、ステップC40の後、電子レジスタのソフトウェアが更新されたか否かが判定される(ステップC41)。ステップC41において電子レジスタのソフトウェアが更新されていないと判定された場合(ステップC41;NO)、後述のステップC43に移行する。
一方、ステップC41において電子レジスタのソフトウェアが更新されたと判定され(ステップC41;YES)、更に、売上データ処理装置1が端末管理ポートに接続されると、電子レジスタのソフトウェアが売上データ処理装置1に送信される(ステップC42)。
売上データ処理装置1では、情報センタサーバ4から電子レジスタのソフトウェアを受信すると(ステップS73)、端末管理ポートへの接続が切断される(ステップS74)。そして、更新された電子レジスタのソフトウェアがメモリカードαに書き込まれる(ステップS75)。
ステップS75の後、又はステップS71において電子レジスタの更新ソフトウェアがないと判定された場合(ステップS71;NO)、決済端末2が使用されているか否かが判定される(ステップS76)。ステップS76において決済端末2が使用されていないと判定された場合(ステップS76;NO)、後述のステップS89に移行する。
一方、ステップS76において決済端末2が使用されていると判定された場合(ステップS76;YES)、決済端末2に対し、タンキングデータ(電子決済による取引データ蓄積したデータ)の送信を要求するデータが送信される(ステップS77)。
決済端末2では、売上データ処理装置1からタンキングデータの送信が要求されると(ステップP12;YES)、RAM205に蓄積されたタンキングデータが売上データ処理装置1に送信される(ステップP13)。
売上データ処理装置1では、決済端末2からタンキングデータを受信すると(ステップS78;YES)、決済端末2のメモリカードβに記憶された電子決済ポート番号を基に、売上データ処理装置1が情報センタサーバ4の電子決済ポートに接続される(ステップS79)。そして、決済端末2から受信したタンキングデータが情報センタサーバ4に送信される(ステップS80)。
情報センタサーバ4では、売上データ処理装置1からタンキングデータが受信されると(ステップC43;YES)、そのタンキングデータが図示しないアクワイヤラ(クレジットカード決算機関)に送信される(ステップC44)。アクワイヤラから処理結果のデータが受信されると(ステップC45;YES)、その処理結果のデータが売上データ処理装置1に送信される(ステップC46)。
売上データ処理装置1では、情報センタサーバ4から受信した処理結果がOKであるか否かが判定される(ステップS81)。
ステップS81において処理結果がNGであると判定された場合(ステップS81;NO)、決済端末2に対し、タンキングデータの保持を要求するデータが送信される(ステップS82)。
決済端末2では、売上データ処理装置1からタンキングデータの保持が要求されると(ステップP14;NO)、RAM205に格納されたタンキングデータが保持され(ステップP16)、決済端末2での処理が終了する。
売上データ処理装置1では、ステップS82の後、エラー処理が行われ(ステップS83)、電子決済ポートへの接続が切断され(ステップS84)、本閉設処理が終了する。
ステップS81において処理結果がOKであると判定された場合(ステップS81;YES)、決済端末2に対し、タンキングデータのクリアを要求するデータが送信される(ステップS85)。
決済端末2では、売上データ処理装置1からタンキングデータのクリアが要求されると(ステップP14;YES)、RAM205に格納されたタンキングデータがクリアされる(ステップP15)。
売上データ処理装置1では、ステップS85の後、部門別、担当別の売上の詳細等を印字部16によりレシート用紙又はジャーナル用紙に印字した精算レポートが発行される(ステップS86)。精算レポート発行後、RAM13の合計メモリがクリアされ(ステップS87)、電子決済ポートへの接続が切断される(ステップS88)。
情報センタサーバ4では、ステップC46の後、決済端末2の更新ソフトウェアが売上データ処理装置1に送信され(ステップC47)、情報センタサーバ4での処理が終了する。
売上データ処理装置1では、決済端末2の更新ソフトウェアが受信(ダウンロード)されると(ステップS89;YES)、決済端末2に対し、ソフトウェアの更新を要求するデータが送信される(ステップS90)。
決済端末2では、売上データ処理装置1からの要求を受け付けると、決済端末2の更新ソフトウェアが受信済み(ダウンロード済み)であるか否かが判定される(ステップP17)。ステップP17において更新ソフトウェアが受信済みではないと判定された場合(ステップP17;NO)、決済端末2での処理が終了する。一方、ステップP17において更新ソフトウェアが受信済みであると判定された場合(ステップP17;YES)、決済端末2のソフトウェアが更新され(ステップP18)、決済端末2での処理が終了する。
売上データ処理装置1では、ステップS90の後、又はステップS89において決済端末2の更新ソフトウェアが受信されなかった場合(ステップS89;NO)、電子レジスタの更新ソフトウェアが受信済み(ダウンロード済み)であるか否かが判定される(ステップS91)。
ステップS91において電子レジスタの更新ソフトウェアが受信済みであると判定された場合(ステップS91;YES)、電子レジスタのソフトウェアが、ステップS75においてメモリカードαに書き込まれたソフトウェアに更新され(ステップS92)、本閉設処理が終了する。
一方、ステップS91において電子レジスタの更新ソフトウェアが受信済みでないと判定された場合(ステップS91;NO)、電子レジスタのソフトウェアが更新されることなく、本閉設処理が終了する。
以上のように、本実施形態の売上データ処理装置1によれば、メモリカードに記憶された接続先情報(グローバルIPアドレス、ポート番号)を基に売上データ処理装置1が情報センタサーバ4に容易に接続され、情報センタサーバ4との通信が可能になり、情報センタサーバ4から提供される情報を利用することが可能となる。
特に、入力部11の接続釦の押下という簡単な操作によって情報センタサーバ4と通信が可能になる。
また、情報センタサーバ4から提供されるサービス内容をレシートに印字することにより、売上データ処理装置1のユーザ(店舗の店員)は、容易にサービス内容を取得することが可能となる。
また、店舗の開店時(開設時)だけでなく、所定時間間隔で売上データ処理装置1を情報センタサーバ4に接続させることにより、情報センタサーバ4で提供される最新のサービス内容を取得することが可能となる。
なお、本実施形態の売上データ処理装置1は、IDやパスワードの制約を取り払い、自由度を広げるため、記憶媒体に記憶する電子レジスタコード等は、ユーザが設定してもよく、またASP等で生成・指定されたものでも使用できる。
さらに、本実施形態の売上データ処理装置1によれば、メモリカードには、電子レジスタコードが記憶されているため、レジスタが故障した場合には、別のレジスタに元の記憶媒体を挿入することで、レジスタを動作させることができ保守面からの素早い対応が可能であることから、保守や修理等でレジスタを交換する場合でも、記憶媒体を代替品に移動させることで必要な情報の再設定を行わずに対応することができる。従来のPOSシステムでは、これらの情報がレジスタ内部に格納されているため、再度設定しなおす必要があったが、本実施形態の売上データ処理装置1によれば、再度設定しなおす必要がなくなるという効果が得られる。
本発明の実施形態に係る決済システムの全体構成を示す図。 本実施形態に係る売上データ処理装置の主要部構成を示すブロック図。 本実施形態に係る決済端末の主要部構成を示すブロック図。 店舗の始業時に売上データ処理装置のCPUの制御の下で実行される開設処理を示すフローチャートと、この売上データ処理装置の開設処理に伴って決済端末において実行される処理を示すフローチャート。 売上データ処理装置において実行される図4の続きを示す処理のフローチャートと、この売上データ処理装置の処理に伴って情報センタサーバにおいて実行される処理を示すフローチャート。 図5の続きを示すフローチャート。 売上データ処理装置及び情報センタサーバにおいて実行される図6の続きを示す処理のフローチャートと、この情報センタサーバの処理に伴って決済センタサーバにおいて実行される処理を示すフローチャート。 売上データ処理装置において実行される図7の続きを示す処理のフローチャートと、決済端末において実行される図4の続きを示す処理のフローチャート。 開設処理後、所定時間間隔で売上データ処理装置のCPUの制御の下で実行される自動処理を示すフローチャートと、この売上データ処理装置の処理に伴って情報センタサーバにおいて実行される処理を示すフローチャート。 図9の続きを示すフローチャート。 店舗の終業時に売上データ処理装置のCPUの制御の下で実行される閉設処理を示すフローチャートと、この売上データ処理装置の閉設処理に伴って決済端末において実行される処理を示すフローチャート。 売上データ処理装置において実行される図11の続きを示す処理のフローチャートと、この売上データ処理装置の処理に伴って情報センタサーバにおいて実行される処理を示すフローチャート。 図12の続きを示すフローチャート。 売上データ処理装置において実行される図13の続きを示す処理のフローチャートと、決済端末において実行される図11の続きを示す処理のフローチャート。 売上データ処理装置において実行される図14の続きを示す処理のフローチャートと、情報センタサーバにおいて実行される図13の続きを示す処理のフローチャート。 図15の続きを示すフローチャートと、決済端末において実行される図14の続きを示す処理のフローチャート。
符号の説明
1 売上データ処理装置
10、201 CPU
11、202 入力部
12、203 表示部
13、205 RAM
14、206 記憶部
15 通信部
16 印字部
17 ドロア
18、19、20、204、209 接続部
2 決済端末
207 接触型リーダライタ
208 非接触型リーダライタ
3 カードリーダ
4 情報センタサーバ
5 決済センタサーバ
100 決済システム

Claims (8)

  1. 通信ネットワークを介してサーバ装置に接続される売上データ処理装置であって、
    前記サーバ装置の接続先情報と、売上データ処理装置の識別情報とを記憶した記憶媒体を接続する接続手段と、
    前記記憶媒体に記憶された接続先情報及び識別情報を読み出す読出手段と、
    前記読み出された接続先情報及び識別情報に基づいて前記サーバ装置の認証を受け、当該サーバ装置との通信を行う通信手段と、
    を備える売上データ処理装置。
  2. 前記サーバ装置との通信接続を指示するための入力手段を備え、
    前記通信手段は、前記入力手段により前記サーバ装置との通信接続が指示されたとき、前記記憶媒体に記憶された接続先情報及び識別情報を読み出して前記サーバ装置との通信を行う請求項1に記載の売上データ処理装置。
  3. 前記通信手段は、前記サーバ装置から提供されるサービス情報を受信し、
    前記受信されたサービス情報をレシートに印字する印字手段を備える請求項1又は2に記載の売上データ処理装置。
  4. 前記通信手段は、所定時間間隔で前記サーバ装置との通信を行う請求項1〜3の何れか一項に記載の売上データ処理装置。
  5. 前記記憶媒体に記憶された前記接続先情報には、前記サーバ装置のグローバルIPアドレスが含まれ、
    前記通信手段は、前記記憶媒体に記憶されたグローバルIPアドレスに基づいて前記サーバ装置との通信を確立した後、当該サーバ装置から割り当てられるプライベートIPアドレスに基づいて当該サーバ装置との通信を行う請求項1〜4の何れか一項に記載の売上データ処理装置。
  6. 前記サーバ装置から売上データ処理装置に対し1又は複数種類のサービスが提供され、
    前記記憶媒体に記憶される前記接続先情報には、前記サーバ装置で提供される各サービスに対応するポート番号が含まれる請求項1〜5の何れか一項に記載の売上データ処理装置。
  7. 前記記憶媒体は、売上データ処理装置に着脱自在に接続されるメモリカードである請求項1〜6の何れか一項に記載の売上データ処理装置。
  8. コンピュータを、
    通信ネットワークを介して売上データ処理装置に接続されたサーバ装置の接続先情報と、当該売上データ処理装置の識別情報とを記憶した記憶媒体を接続する手段、
    前記記憶媒体に記憶された接続先情報及び識別情報を読み出す手段、
    前記読み出された接続先情報及び識別情報に基づいて前記サーバ装置の認証を受け、当該サーバ装置との通信を行う手段、
    として機能させるためのプログラム。
JP2007169499A 2007-05-15 2007-06-27 売上データ処理装置及びプログラム Pending JP2009009322A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007169499A JP2009009322A (ja) 2007-06-27 2007-06-27 売上データ処理装置及びプログラム
US12/152,014 US20080288414A1 (en) 2007-05-15 2008-05-12 Sales data processor and computer readable medium
US13/413,506 US20120166664A1 (en) 2007-05-15 2012-03-06 Sales data processor and computer readable medium

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007169499A JP2009009322A (ja) 2007-06-27 2007-06-27 売上データ処理装置及びプログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009009322A true JP2009009322A (ja) 2009-01-15

Family

ID=40324351

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007169499A Pending JP2009009322A (ja) 2007-05-15 2007-06-27 売上データ処理装置及びプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2009009322A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015026169A (ja) * 2013-07-25 2015-02-05 東芝テック株式会社 商品販売データ処理装置及び制御プログラム
JP2017174462A (ja) * 2017-06-06 2017-09-28 カシオ計算機株式会社 売上データ処理装置及びプログラム
JP2020170575A (ja) * 2017-08-21 2020-10-15 カシオ計算機株式会社 売上データ処理装置、表示方法及びプログラム

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000268145A (ja) * 1999-03-18 2000-09-29 Matsushita Electric Ind Co Ltd Icカード
JP2001155075A (ja) * 1999-11-30 2001-06-08 Toppan Forms Co Ltd Icカード及びこれを用いたカード活用システム並びにカード配送システム
JP2002288745A (ja) * 2001-03-23 2002-10-04 Casio Comput Co Ltd 売上解析代行システムおよび売上解析代行方法
JP2002312325A (ja) * 2001-04-13 2002-10-25 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> Icカードと連携したサービスアクセス端末装置ならびにその方法
JP2004023597A (ja) * 2002-06-19 2004-01-22 Ariel Networks Co Ltd ネットワークシステムおよびプログラム
JP2004118598A (ja) * 2002-09-27 2004-04-15 Fuji Photo Film Co Ltd ディジタル・サービス・システム
JP2004303168A (ja) * 2003-04-01 2004-10-28 Seiko Epson Corp 印刷システム、可搬型記録媒体、ネットワークプリンタ

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000268145A (ja) * 1999-03-18 2000-09-29 Matsushita Electric Ind Co Ltd Icカード
JP2001155075A (ja) * 1999-11-30 2001-06-08 Toppan Forms Co Ltd Icカード及びこれを用いたカード活用システム並びにカード配送システム
JP2002288745A (ja) * 2001-03-23 2002-10-04 Casio Comput Co Ltd 売上解析代行システムおよび売上解析代行方法
JP2002312325A (ja) * 2001-04-13 2002-10-25 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> Icカードと連携したサービスアクセス端末装置ならびにその方法
JP2004023597A (ja) * 2002-06-19 2004-01-22 Ariel Networks Co Ltd ネットワークシステムおよびプログラム
JP2004118598A (ja) * 2002-09-27 2004-04-15 Fuji Photo Film Co Ltd ディジタル・サービス・システム
JP2004303168A (ja) * 2003-04-01 2004-10-28 Seiko Epson Corp 印刷システム、可搬型記録媒体、ネットワークプリンタ

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015026169A (ja) * 2013-07-25 2015-02-05 東芝テック株式会社 商品販売データ処理装置及び制御プログラム
US9892397B2 (en) 2013-07-25 2018-02-13 Toshiba Tec Kabushiki Kaisha Commodity sales data processing apparatus and method for controlling executable job by the same
US10068216B2 (en) 2013-07-25 2018-09-04 Toshiba Tec Kabushiki Kaisha Commodity sales data processing apparatus and method for controlling executable job by the same
US10504097B2 (en) 2013-07-25 2019-12-10 Toshiba Tec Kabushiki Kaisha Commodity sales data processing apparatus and method for controlling executable job by the same
US10679202B2 (en) 2013-07-25 2020-06-09 Toshiba Tec Kabushiki Kaisha Job control method and non-transitory computer-readable storage medium
JP2017174462A (ja) * 2017-06-06 2017-09-28 カシオ計算機株式会社 売上データ処理装置及びプログラム
JP2020170575A (ja) * 2017-08-21 2020-10-15 カシオ計算機株式会社 売上データ処理装置、表示方法及びプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20210304197A1 (en) Processing system for processing cryptocurrencies and method for processing cryptocurrencies
CA2692342C (en) Secure mobile payment system
JP4730694B2 (ja) 多目的電子支払方法及びシステム、並びにマルチメディア端末とそのコンピュータプログラム
US9064251B2 (en) Plug-in based chip card payments
WO1999048035A1 (fr) Systeme et procede de remise
KR20010090081A (ko) 바코드 및 이동통신 단말기를 이용한 신용카드 결제시스템 및 신용카드 결제 방법
JP2006301780A (ja) 電子マネー端末
EP1733305A1 (en) Semiconductor memory
ES2330409T3 (es) Sistema de transaccion financiera.
KR20010007791A (ko) 금융통합 단말기 및 그 작동방법
JP2009009322A (ja) 売上データ処理装置及びプログラム
JP5440652B2 (ja) 売上データ処理装置、及びプログラム
TWM600866U (zh) 支付數位貨幣之系統
JP4998080B2 (ja) 売上データ処理装置、決済システム及びプログラム
TW202223797A (zh) 企業用加密貨幣管理系統
KR20030078016A (ko) 거래 데이터 관리 시스템, 방법 및 이를 위한 프로그램
JP2005174019A (ja) 取引装置、取引システム、取引方法
JP2021117835A (ja) 決済システム、サーバ装置、及び販売データ処理装置
US20080288414A1 (en) Sales data processor and computer readable medium
JP7419841B2 (ja) 情報処理装置、およびプログラム
CN103258252B (zh) 数据管理服务器、数据管理***及数据管理方法
CN101377876A (zh) 支付终端、支付***以及计算机可读取的介质
WO2024128208A1 (ja) Nft配布システムおよびnft配布システムのウォレットカード作成方法およびnfcカード処理システムのアクティベーション処理方法
JP2005018270A (ja) 携帯端末及びicカード
WO2002005159A1 (fr) Procede et systeme de reglement

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100422

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110914

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110927

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111128

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20111128

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120306

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120424

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20120724