JP2009008959A - 現像装置及びそれを備えた画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】長期に亘ってキャリア現像の発生を防止するとともに、画質の低下も防止可能なタッチダウン現像方式の現像装置及びそれを備えた画像形成装置を提供する。
【解決手段】現像ローラ23には、第1直流バイアスVdc1を印加する第1直流バイアス電源26a及び第1交流バイアスVac1を印加する第1交流バイアス電源27aが接続されており、磁気ローラ22には、第2直流バイアスVdc2を印加する第2直流バイアス電源26b、及び第2交流バイアスVac2を印加する第2交流バイアス電源27bが接続されている。現像ローラ23に印加される第1交流バイアスVac1のVppはそのままで、磁気ローラ22にVac1と同位相でピークツーピーク値が所定値以上の第2交流バイアスVac2を印加することにより、現像バイアス及び供給バイアスのトナーと逆極性側におけるピーク電圧の電位差を所定値以下とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、複写機、ファクシミリ、プリンタ等の画像形成装置に搭載される現像装置及びそれを備えた画像形成装置に関し、特に、磁性キャリアとトナーとから成る二成分現像剤を使用し、現像ローラに帯電したトナーのみを保持させて像担持体上の静電潜像を接触または非接触で現像するタッチダウン現像式の現像装置の駆動制御方法に関するものである。
従来、電子写真プロセスを用いた画像形成装置における乾式トナーを用いた現像方式としては、キャリアを用いない一成分現像方式と、磁性キャリアを用いて非磁性のトナーを帯電させる二成分現像剤を使用し、現像ローラ上に形成されたトナー及びキャリアから成る磁気ブラシにより静電潜像担持体(感光体)上の静電潜像を現像する二成分現像方式とが知られている。
一成分現像方式は、磁気ブラシによって静電潜像担持体上の静電潜像が乱されることがなく高画質化に適している反面、トナーをチャージローラで帯電させ、弾性規制ブレードで現像ローラ上の層厚を規制するため、トナーの添加剤がチャージローラに付着して帯電能力が低下し、トナーの帯電量を安定して維持することが困難であった。また、規制ブレードにトナーが付着し、層形成が不均一になって画像欠陥をきたすことがあった。
また、色重ねを行うカラー印刷の場合、トナーに透過性が要求されるため、非磁性トナーである必要がある。そこで、フルカラー画像形成装置においてはキャリア成分を含まないトナーのみを帯電及び搬送する二成分現像方式を採用する場合が多い。しかし、二成分現像方式は安定した帯電量を長期間維持できトナーの長寿命化に適している反面、前述した磁気ブラシによる影響のため画質の面で不利であった。
これらの問題を解決する手段の一つとして、磁気ローラを用いて現像剤を静電潜像担持体(感光体)に対して非接触に設置した現像ローラ上に移行させる際に、磁気ローラ上に磁性キャリアを残したまま現像ローラ上に非磁性トナーのみを転移させてトナー薄層を形成し、交流電界によって静電潜像担持体(感光体)上の潜像にトナーを付着させるハイブリッド(タッチダウン)現像方式が提案されている。
この技術によれば、トナーの長寿命化を考慮してトナー帯電領域は前述したような二成分現像方式を採用し、その後の現像領域は高画質化を狙って感光体に対して接触または非接触でトナーのみを付着させる一成分現像方式を採用しているため、一成分現像方式及び二成分現像方式それぞれの利点を活かすことができる。そのため、特に高画質化、長寿命化が要求されるフルカラー画像形成装置に最も好適な現像方式である。
しかし、タッチダウン現像方式であっても、磁性キャリアを用いる二成分現像の領域が存在するため、高湿下で現像剤の抵抗が下がった場合や現像装置の長期間の駆動によりキャリアが劣化した場合等に、キャリアが現像ローラを経由して静電潜像担持体に移行することにより印刷画像に白点或いは黒点が現れる、いわゆるキャリア現像が発生しやすいという不具合がある。このキャリア現像は、特にソリッド画像やハーフトーン部分に生じやすく、見た目にも触感的にも極めて大きな問題であった。
そこで、キャリア現像の発生を防止する方法が種々提案されており、例えば特許文献1には、現像剤担持体(現像ローラ)の回転速度、現像バイアスの直流成分、及び感光体の表面電位のうち少なくとも一つを変化させてキャリア現像を防止する二成分現像方式の画像形成装置が開示されている。
特開2001−134066号公報
しかしながら、特許文献1の方法では、キャリア現像の発生し易い条件下で現像バイアスの直流成分や感光体の表面電位を低下させるか、或いは現像ローラの回転速度を上げる必要があるので、キャリア現像の発生は防止できても、同時に現像性を損なう可能性があり、安定した画像を得られないおそれがあった。また、特許文献1の方法は二成分現像方式において現像ローラから感光体へのキャリア移行を防止する技術であり、磁気ローラから現像ローラへのキャリアの移行を防止する必要があるタッチダウン現像方式にそのまま適用することはできなかった。
本発明は、上記問題点に鑑み、長期間に亘ってキャリア現像の発生を防止するとともに、画質の低下も防止可能なタッチダウン現像方式の現像装置及びそれを備えた画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、少なくともキャリア及びトナーを含む二成分現像剤が用いられ、像担持体に対向配置されるトナー担持体と、該トナー担持体上に磁気ブラシを用いてトナー薄層を形成するトナー供給部材と、を有し、前記トナー担持体に第1直流バイアス及び第1交流バイアスから成る現像バイアスを印加することにより前記像担持体表面にトナーを付着させて静電潜像を現像する現像装置において、前記トナー供給部材には、前記第1直流バイアスよりもトナーと同極性側に高い第2直流バイアスと、前記第1交流バイアスよりもピークツーピーク値が小さい第2交流バイアスとから成る供給バイアスが印加され、前記現像バイアス及び前記供給バイアスのトナーと逆極性側におけるピーク電圧の電位差を所定値以下としたことを特徴としている。
また本発明は、上記構成の現像装置において、前記第1交流バイアスのピークツーピーク値を変化させずに、前記第1交流バイアスと同位相でピークツーピーク値が所定値以上の第2交流バイアスを前記トナー供給部材に印加することを特徴としている。
また本発明は、上記構成の現像装置において、前記トナー供給部材に予め前記第1交流バイアスと逆位相の第2交流バイアスが印加されている場合、前記第1交流バイアスのピークツーピーク値を変化させずに、前記第2交流バイアスのピークツーピーク値を所定値以下とすることを特徴としている。
また本発明は、上記構成の現像装置が搭載され、装置内部の温度を検知する温度検知手段と、装置内部または外部の湿度を検知する湿度検知手段と、該温度検知手段及び湿度検知手段により検知された温度及び湿度に応じて前記第2交流バイアスの印加の要否、及び印加される前記第2交流バイアスのピークツーピーク値を決定する制御手段と、を備えた画像形成装置である。
また本発明は、上記構成の現像装置が搭載され、前記現像装置の累積駆動時間を計測する計測手段と、該計測手段により計測された累積駆動時間に応じて前記第2交流バイアスの印加の要否、及び印加される前記第2交流バイアスのピークツーピーク値を決定する制御手段と、を備えた画像形成装置である。
本発明の第1の構成によれば、トナー担持体に印加される現像バイアス及びトナー供給部材に印加される供給バイアスの、トナーと逆極性側におけるピーク電圧の差が所定値以下となるため、トナー担持体へトナーを供給する際にトナーが必要以上に引き剥がされず、それに伴うトナー供給部材上のキャリアにおける逆電荷の発生も抑えられる。従って、トナー担持体へのキャリアの移動及び出力画像上のキャリア現像を効果的に抑制することができる。
また、本発明の第2の構成によれば、上記第1の構成の現像装置において、第1交流バイアスのピークツーピーク値を変化させずに第1交流バイアスと同位相でピークツーピーク値が所定値以上の第2交流バイアスをトナー供給部材に印加することにより、キャリア現像を効果的に抑制するとともに、像担持体上の静電潜像の現像性も維持することができる。
また、本発明の第3の構成によれば、上記第1の構成の現像装置において、予めトナー供給部材に第1交流バイアスと逆位相の第2交流バイアスが印加されている場合は、第1交流バイアスのピークツーピーク値を変化させずに第2交流バイアスのピークツーピーク値を所定値以下とすることにより、キャリア現像を効果的に抑制するとともに、像担持体上の静電潜像の現像性も維持することができる。
また、本発明の第4の構成によれば、上記第1乃至第3のいずれかの構成の現像装置を画像形成装置に搭載するとともに、温度検知手段及び検知手段により検知された温度及び湿度に応じて第2交流バイアスの印加の要否、及び印加される第2交流バイアスのピークツーピーク値を決定することにより、キャリア現像の発生し易い高温高湿条件下においては温度及び湿度に応じた適切な第2交流バイアスをトナー供給部材に印加してキャリア現像の発生を一層効果的に防止しつつ、キャリア現像の発生しない条件では不要な制御の実行を制限することができる。
また、本発明の第5の構成によれば、上記第1乃至第3のいずれかの構成の現像装置を画像形成装置に搭載するとともに、現像装置の累積駆動時間に応じて第2交流バイアスの印加の要否、及び印加される第2交流バイアスのピークツーピーク値を決定することにより、累積駆動時間が長くキャリア現像の発生し易い条件下においては累積駆動時間に応じた適切な第2交流バイアスをトナー供給部材に印加してキャリア現像の発生を防止しつつ、キャリア現像の発生しない条件では不要な制御の実行を制限することができる。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。図1は、本発明の現像装置が搭載された画像形成装置(例えばプリンタ)100である。画像形成装置100では、コピー動作を行う場合、装置本体内の画像形成部Pにおいて、不図示のパーソナルコンピューター(PC)から送信された原稿画像データに基づく静電潜像が形成され、現像装置4により静電潜像にトナーが付着されてトナー像が形成される。この現像装置4へのトナーの供給はトナーコンテナ5から行われる。そして、このような画像形成装置100では、感光体ドラム1を図1において時計回りに回転させながら、感光体ドラム1に対する画像形成プロセスが実行される。
画像形成部Pには、感光体ドラム1の回転方向(時計回り)に沿って、帯電器2、露光ユニット3、現像装置4、転写ローラ6、クリーニング装置7、及び除電装置(図示せず)が配設されている。感光体ドラム1は、例えばアルミドラムに感光層が積層されたものであり、帯電器2により表面を帯電させるようになっている。そして、後述する露光ユニット3からのレーザビームを受けた表面に、帯電を減衰させた静電潜像を形成する。感光体ドラム1としては、セレンやアモルファスシリコン等の無機感光体、或いは導電性基体上に電荷発生剤、電荷輸送剤、結着樹脂等を含有する単層又は積層の感光層が形成された有機感光体が挙げられる。
帯電器(帯電チャージャ)2は、感光体ドラム1の表面を均一に帯電させるものである。帯電器2としては、例えばグリッド電極により細いワイヤーに高電圧を印加してコロナ放電させるスコロトロン放電装置が用いられる。なお、スコロトロン放電装置に代えて、帯電ローラや帯電ブラシに代表される帯電部材を感光体表面に接触させた状態で電圧を印加する接触式の帯電装置を用いても良い。露光ユニット3は、画像データに基づいて光ビーム(例えばレーザビーム)を感光体ドラム1に照射し、感光体ドラム1に静電潜像を形成する。
現像装置4は、感光体ドラム1の静電潜像にトナーを付着させて、トナー像を形成させるものである。なお、ここでは磁性キャリアとトナーとから構成される二成分現像剤が現像装置4に収容されている。また、現像装置4の詳細については後述する。転写ローラ6は、感光体ドラム1表面に形成されたトナー像を乱さずに用紙搬送路11を搬送されてくる用紙に移行(転写)する。クリーニング装置7は、感光体ドラム1の長手方向に線接触するクリーニングローラやブレード材等を備えており、トナー像が用紙に移行(転写)された後に、感光体ドラム1の表面に残ったトナー(残留トナー)を除去する。
そして、予め入力された画像データに基づいて露光ユニット3が感光体ドラム1上にレーザビーム(光線)を発することで、その画像データに基づく静電潜像を感光体ドラム1表面に形成する。その後、現像装置4が静電潜像にトナーを付着させてトナー像を形成する。
上記のようにトナー像が形成された感光体ドラム1に向けて、シート収容部10からシートが用紙搬送路11及びレジストローラ対13を経由して画像形成部Pに搬送され、画像形成部Pにおいて転写ローラ5により感光体ドラム1表面のトナー像がシートに転写される。そして、トナー像が転写されたシートは感光体ドラム1から分離され、定着部7に搬送されてトナー像が定着される。定着部7を通過したシートは、排出ローラ対14を通過して用紙排出部15に排出される。
図2は、本発明の現像装置の構成を示す側面断面図である。図2に示すように、現像装置4は、二成分現像剤(以下、単に現像剤と呼ぶ)が収納される現像容器20を備えており、現像容器20は仕切壁20aによって第1及び第2攪拌室20b、20cに区画され、第1及び第2攪拌室20b、20cにはトナーコンテナ5(図1参照)から供給されるトナーをキャリアと混合して撹拌し、帯電させるための第1攪拌スクリュー21a及び第2攪拌スクリュー21bが回転可能に配設されている。
そして、第1攪拌スクリュー21a及び第2攪拌スクリュー21bによって現像剤が攪拌されつつ軸方向に搬送され、仕切壁20aに形成された現像剤通過路(図示せず)を介して第1及び第2攪拌室20b、20c間を循環する。図示の例では、現像容器20は左斜め下方に延在しており、現像容器20内において第2攪拌スクリュー21bの下方には磁気ローラ22が配置され、磁気ローラ22の左斜め下方には現像ローラ23が対向配置されている。そして、現像ローラ23は現像容器20の開口側(図2の左側)において感光体ドラム1に対向しており、磁気ローラ22及び現像ローラ23は図中反時計回りに回転する。
なお、現像容器20には、第1攪拌スクリュー21aと対面してトナーセンサ(図示せず)が配置されており、トナーセンサで検知されるトナー濃度に応じてトナーコンテナ5からトナー補給口(図示せず)を介して現像容器20内にトナーが補給される。
磁気ローラ22は、非磁性の回転スリーブと、回転スリーブに内包される複数の磁極(ここでは5極)を有する固定マグネットローラ体で構成されている。現像ローラ23は、非磁性の現像スリーブから構成されており、磁気ローラ22と現像ローラ23とはその対面位置(対向位置)において所定のギャップをもって対向している。
また、現像容器20には穂切りブレード25が磁気ローラ22の長手方向(図2の紙面表裏方向)に沿って取り付けられており、穂切りブレード25は、磁気ローラ22の回転方向(図中反時計回り)において、現像ローラ23と磁気ローラ22との対向位置よりも上流側に位置付けられている。そして、穂切りブレード25の先端部と磁気ローラ22表面との間には僅かな隙間(ギャップ)が形成されている。
現像ローラ23には、第1直流バイアス(Vdc1)を印加する第1直流バイアス電源26a及び第1交流バイアス(Vac1)を印加する第1交流バイアス電源27aが接続されている。磁気ローラ22には、第2直流バイアス(Vdc2)を印加する第2直流バイアス電源26b、及び第2交流バイアス(Vac2)を印加する第2交流バイアス電源27bが接続されている。
前述のように、第1攪拌スクリュー21a及び第2攪拌スクリュー21bによって、現像剤が攪拌されつつ現像容器20内を循環してトナーを帯電させ、第2攪拌スクリュー21bによって現像剤が磁気ローラ22に搬送される。そして、磁気ローラ22上に磁気ブラシ(図示せず)を形成し、磁気ローラ22上の磁気ブラシは穂切りブレード25によって層厚規制されて、磁気ローラ22と現像ローラ23との間の電位差及び磁界によって現像ローラ23にトナー薄層Tを形成する。そして、このトナー薄層Tによって感光体ドラム1上の静電潜像が現像される。
図3は、本発明の現像装置における磁気ローラ22、現像ローラ23への印加バイアスの関係を従来と比較した図である。図2及び図3を用いて本発明の現像装置に印加されるバイアスの設定について説明する。なお、ここでは帯電方向が正(プラス側)である正帯電トナーを用いる場合について説明する。
図3(a)に示すように、現像ローラ23に印加される現像バイアスは、第1交流バイアスVac1に第1直流バイアスVdc1を重畳することで、交流波形の振幅中心電圧を0Vからプラス側にシフトさせている。また、この例では磁気ローラ22には交流バイアスは印加されておらず、第1直流バイアスVdc1よりもプラス側に高い第2直流バイアスVdc2のみが印加されている。トナー薄層Tの飽和トナー量は、基本的には第1直流バイアスVdc1と第2直流バイアスVdc2(供給バイアス)の電位差によって決定される。トナー薄層Tの層厚が薄すぎると、高濃度画像が連続した場合の濃度追随性が低下し、画像むらが発生し易くなる。一方、トナー薄層Tの層厚が厚すぎると、ゴーストやトナー飛散が目立つ傾向がある。
一方、磁気ローラ22から現像ローラ23へのトナー供給、或いは現像ローラ23から磁気ローラ22へのトナー回収は、現像ローラ23に印加される第1交流バイアスVac1によって制御される。具体的には、第1交流バイアスVac1が磁気ローラ22に印加される第2直流バイアスVdc2よりも電位がマイナス側に高くなる部分で現像ローラ23側にトナーを移行させ、第2直流バイアスVdc2よりも電位がプラス側に高くなる部分で現像ローラ23からトナーを引き剥がす。従って、現像ローラ23へのトナー供給量は第1交流バイアスVac1のマイナス側ピーク値と第2直流バイアスVdc2との電位差ΔV1によって決定され、現像ローラ23からのトナー引き剥がし量は第1交流バイアスVac1のプラス側ピーク値と第2直流バイアスVdc2との電位差ΔV2によって決定される。
高温高湿環境において現像剤の抵抗値が低下した場合、磁気ローラ22と現像ローラ23の間で磁気ブラシ(キャリア)からトナーが引き剥がされ、現像ローラ23の表面に移行した直後にキャリアが保持している負電荷(トナーと逆極性)が磁気ローラ22を通じて抜けていく。その電流によってキャリアに逆極性(トナーと同極性)の正電荷が発生するため、トナーと同様にキャリアが現像ローラ23側へ移動し、さらに感光体ドラム1側へ移動するキャリア現像が発生する。この現象は、現像装置を長期間駆動させることによりキャリアのコート剤が剥がれてキャリア抵抗が低下した場合にも発生し易くなる。
このキャリア現像を防止するためには、現像ローラ23へトナーを供給する際にトナーを必要以上に引き剥がさないことが肝要である。前述の通り、現像ローラ23へのトナー供給量は電位差ΔV1によって決まるので、ΔV1が小さくなる方向にバイアスを調整すれば良い。しかし、単に第1交流バイアスVac1のピークツーピーク値(プラス側電位とマイナス側電位の差)Vppを下げただけでは、現像ローラ23と感光体ドラム1との間の電位差も低下するため現像性が低下してしまう。
そこで、本発明においては、図3(b)に示すように、現像ローラ23に印加される第1交流バイアスVac1のVppはそのままで、磁気ローラ22にはVac1と同位相でピークツーピーク値がVac1よりも小さい第2交流バイアスVac2(図の破線で表示)を第2直流バイアスVdc2に重畳した供給バイアスを印加している。これにより、現像バイアスと供給バイアスのマイナス側の電位差ΔV1はΔV1′まで小さくなるため、磁気ローラ22からトナーが過度に引き剥がされず、それに伴う磁気ローラ22上のキャリアにおける逆電荷(正電荷)の発生も抑えられる。従って、現像ローラ23へのキャリアの移動を効果的に抑制することができる。また、Vppは低下しないため、現像性も維持することができる。第2交流バイアスVac2のピークツーピーク値は、ΔV1′がキャリア現像の発生しない電位差以下となる所定値以上に設定すれば良い。
以上、磁気ローラ22に第2交流バイアスが印加されていない場合のキャリア現像の防止について説明したが、次に、現像ローラ23に印加される第1交流バイアスと逆位相の第2交流バイアスが磁気ローラ22に印加されている場合について説明する。図4(a)に示すように、予め磁気ローラ22には第2直流バイアスVdc2にVac1と逆位相の第2交流バイアスVac2を重畳した供給バイアスを印加することで、図3(a)の場合に比べてVppを増大させることなくΔV1及びΔV2を大きくすることができ、現像ローラ23上のトナーの入れ替えを円滑に行うことができる。
この場合においても、高温高湿環境や現像装置の長期間の駆動によりキャリアが現像ローラ23を介して感光体ドラム1へ移動するキャリア現像が発生する。そこで、図4(b)に示すように、第1交流バイアスVac1のVppはそのままで、第2交流バイアスVac2のピークツーピーク値を所定値以下とする。これにより、ΔV1はΔV1′まで小さくなるため、図3(b)の場合と同様に、現像性を低下させることなくキャリア現像を効果的に抑制可能となる。
また、キャリア現像の発生のし易さは画像形成装置の使用環境によって変化するため、装置内部の温度と装置内部又は外部の湿度に基づいて磁気ローラ22への第2交流バイアスVac2の印加の要否、及び印加されるVac2のピークツーピーク値を決定することが好ましい。これにより、キャリア現像の発生し易い条件を検知してVac2の制御が自動的に実行されるため、Vac2の制御を手動設定する必要がなくなり、設定ミスや設定忘れを回避することができる。
次に、本発明の画像形成装置の制御経路について説明する。図5は、本発明の画像形成装置に用いられる制御経路の一例を示すブロック図である。なお、画像形成装置100を使用する上で装置各部の様々な制御がなされるため、画像形成装置100全体の制御経路は複雑なものとなる。そこで、ここでは制御経路のうち、本発明の実施に必要となる部分を重点的に説明する。
制御部90は、中央演算処理装置としてのCPU(Central Processing Unit)91、読み出し専用の記憶部であるROM(Read Only Memory)92、読み書き自在の記憶部であるRAM(Random Access Memory)93、一時的に画像データ等を記憶する一時記憶部94、タイマー95、画像形成装置100内の各装置に制御信号を送信したり操作部50からの入力信号を受信したりする複数(ここでは2つ)のI/F(インターフェイス)96を少なくとも備えている。また、制御部90は、装置本体内部の任意の場所に配置可能である。
ROM92には、画像形成装置100の制御用プログラムや、制御上の必要な数値等、画像形成装置100の使用中に変更されることがないようなデータ等が収められている。RAM93には、画像形成装置100の制御途中で発生した必要なデータや、画像形成装置100の制御に一時的に必要となるデータ等が記憶される。また、ROM92(或いはRAM93)には、機内温度及び機外湿度と第2交流バイアスVac2のピークツーピーク値とを関連づけて記憶した環境補正テーブルが格納されている。
また、制御部90は、画像形成装置100における各部分、装置に対し、CPU91からI/F96を通じて制御信号を送信する。また、各部分、装置からその状態を示す信号や、入力信号がI/F96を通じてCPU91に送信される。制御部90が制御する各部分、装置としては、例えば、感光体ドラム1、帯電器2、露光ユニット3、現像装置4、定着装置8、シート収容部10、操作部50等が挙げられる。
操作部50には、液晶表示部51、各種の状態を示すLED52、テンキー53が設けられており、ユーザは操作部50を操作して指示を入力することで、画像形成装置100の各種の設定をし、画像形成等の各種機能を実行させる。液晶表示部51は、画像形成装置100の状態を示したり、画像形成状況や印刷部数を表示したり、タッチパネルとして、両面印刷や白黒反転等の機能や倍率設定、濃度設定など各種設定を行えるようになっている。テンキー53は、印刷部数の設定や、画像形成装置100がFAX機能も有する場合に相手方のFAX番号を入力等するためのものである。
その他、操作部50には、画像形成を開始するようにユーザが指示するスタートボタン、画像形成を中止する際等に使用するストップ/クリアボタン、画像形成装置100の各種設定をデフォルト状態にする際に使用するリセットボタン等が設けられている。
機内温度センサ97は、装置内部の温度、特に感光体ドラム1の表面若しくは周辺の温度を検知するものであり、感光体ドラム1の近傍に配置される。機外湿度センサ98は、装置外部の湿度を検知するものであり、例えば発熱部分の影響を受けにくい図1のシート収容部10側方の吸気ダクト(図示せず)近辺に設置されるが、装置外部の湿度を正確に検出可能な他の場所に設置することもできる。
機内温度センサ97及び機外湿度センサ98は、装置内部の温度及び装置外部の湿度を所定の時間毎に常に検出している。操作部50からCPU91に画像出力が指示されると、機内温度センサ97及び機外湿度センサ98により検出された装置内部の温度及び装置外部の湿度がI/F96を介してCPU91に送出され、装置内部の温度及び装置外部の湿度を用いて環境補正テーブルにより第2交流バイアスVac2の制御の要否を決定するとともに、制御が必要な場合はピークツーピーク値を選定してCPU91に出力する。
これにより、Vac2の制御を実行するか否かを機内温度センサ97及び機外湿度センサ98の検知結果に基づいて決定することができるため、キャリア現像の発生し易い高温高湿条件下においては第2交流バイアスVac2を制御してキャリア現像の発生を防止しつつ、キャリア現像の発生しない条件では不要な制御の実行を回避することができる。なお、Vac2の制御はなるべく実行直前の検出温度及び湿度を用いて行うことが好ましいが、他のタイミングで検出した温湿度を用いて制御を行ってもよい。また、所定の回数温湿度の検出を行い、各検出値の平均値を用いることもできる。
なお、現像装置の累積駆動時間に応じて第2交流バイアスVac2の制御の要否及び制御時のピークツーピーク値を決定する場合についても全く同様の手順により行われる。即ち、タイマー95を用いて現像装置4の累積駆動時間を計測するとともに、累積駆動時間とVac2のバイアス値とを関連づける補正テーブルをROM92(又はRAM93)に記憶させておき、計測された累積駆動時間に基づいて制御の要否及びピークツーピーク値を決定すれば良い。
その他本発明は、上記実施形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。例えば、上記各実施形態では帯電方向が正(プラス側)である正帯電トナーを用いる現像装置を例に挙げて説明したが、帯電方向が負(マイナス側)である負帯電トナーを用いる現像装置にも全く同様に適用可能である。その場合、現像ローラ23へのトナー供給は交流波形のプラス側で行われ、現像ローラ23からのトナー回収は交流波形のマイナス側で行われることになるが、磁気ローラ22への第2交流バイアスVac2の印加による効果は正帯電トナーを用いる場合と同様である。
また、本発明は図1に示したモノクロプリンタに限らず、デジタル或いはアナログ方式のモノクロ複写機、タンデム式或いはロータリー現像式のカラープリンタ及びカラー複写機、ファクシミリ等、タッチダウン現像方式の現像装置を備えた種々の画像形成装置に適用可能である。以下、実施例により本発明の効果を更に詳細に説明する。
図2に示した本発明の現像装置を試験機(FS−C5016N、京セラミタ社製)に搭載し、図3のように現像ローラ23に印加される第1交流バイアスVac1と同位相の第2交流バイアスVac2を磁気ローラ22に印加した場合について、画像印刷時のキャリア現像の抑制効果を調査した。
試験機の条件としては、直径30mmのアモルファスシリコン製感光体ドラムを用い、ドラム表面電位を350V、ドラム明電位を30Vとした。また、現像ローラ径及び磁気ローラ径を16mmとした。現像条件の設定としては、感光体ドラム、現像ローラ及び磁気ローラの線速をそれぞれ84mm/sec、126mm/sec、189mm/secとし、ドラム−現像ローラ間ギャップを200μm、現像ローラ−磁気ローラ間ギャップを350μmとした。現像剤としては、正帯電トナーとMn−Mg系キャリアとから成る二成分現像剤(キャリアに対するトナーの混合比率8.0重量%)を用いた。
評価方法としては、現像ローラ及び磁気ローラに印加する第1直流バイアスVdc1、第2直流バイアスVdc2をそれぞれ100V、300Vに固定し、第1交流バイアスVac1、第2交流バイアスVac2のピークツーピーク値(Vpp1、Vpp2)を変化させて全面ソリッド画像(ベタ画像)を印字し、現像されたキャリア数を目視によりカウントした。但し、肉眼で検出できないものについては判定除外とした。また、ソリッド画像にローラピッチで現れるピッチ性のむらを確認して画像均一性を評価した。
画像均一性の評価基準は、ソリッド画像にピッチ性のむらが無い場合を○(合格)、ピッチ性のむらは認められるが白抜けはない場合を△(不合格)、ピッチ性のむらが顕著に見られ白く抜ける場合を×(不合格)とした。評価結果を表1に示す。
Figure 2009008959
表1から明らかなように、Vac1のピークツーピーク値Vpp1を1.6kV、Vac2のピークツーピーク値Vpp2を200Vとした試験例1では、画像均一性は良好であったが、現像ローラ側へのトナー供給(磁気ローラからのトナー引き剥がし)に影響するマイナス側ピーク電圧の電位差ΔV1が900Vと大きいため画像上に26個のキャリアが現像された。
これに対し、Vac2のピークツーピーク値を400Vとし、ΔV1を800Vと小さくした試験例2では、画像上に現像されたキャリア数は2個と少なく、画像均一性も良好であった。さらに、Vac2のピークツーピーク値を600Vとし、ΔV1を700Vまで小さくした試験例3では、画像上に肉眼でキャリアが確認されず、キャリア現像の抑制効果がより高くなった。
一方、Vac2のピークツーピーク値Vpp2を200Vに維持し、Vac1のピークツーピーク値Vpp1を1.4kV、1.2kVとした試験例4、5では、試験例2、3と同様にΔV1が800V、700Vと小さくなるためキャリア現像は抑制されたが、Vpp1を下げたために現像性が低下し、画像にピッチ性のむらが確認された。
この結果より、Vac1のピークツーピーク値Vpp1は所定値(ここでは1.6kV)に保持したまま、マイナス側ピーク電圧の電位差ΔV1を所定値(ここでは800V)以下とすれば、現像性を損なうことなくキャリア現像を抑制できることが確認された。
なお、上記実施例は本発明の一構成例にすぎず、現像ローラに印加されるVdc1、Vac1、及び磁気ローラに印加されるVdc2、Vac2は装置の仕様や使用環境に応じて適宜設定することができる。また、ここでは記載しないが、図4に示したように予めVac1と逆位相のVac2が磁気ローラに印加されている場合についても同様の効果が確認されている。
本発明は、少なくともキャリア及びトナーを含む二成分現像剤が用いられ、像担持体に対向配置されるトナー担持体と、該トナー担持体上に磁気ブラシを用いてトナー薄層を形成するトナー供給部材と、を有し、前記トナー担持体に第1直流バイアス及び第1交流バイアスから成る現像バイアスを印加することにより前記像担持体表面にトナーを付着させて静電潜像を現像する現像装置において、前記トナー供給部材には、前記第1直流バイアスよりもトナーと同極性側に高い第2直流バイアスと、前記第1交流バイアスよりもピークツーピーク値が小さい第2交流バイアスとから成る供給バイアスが印加され、前記現像バイアス及び前記供給バイアスのトナーと逆極性側におけるピーク電圧の電位差を所定値以下としたものである。
これにより、トナー担持体へトナーを供給する際にトナーが必要以上に引き剥がされず、それに伴うトナー供給部材上のキャリアにおける逆電荷の発生も抑えられる。従って、トナー担持体へのキャリアの移動を効果的に抑制可能となり、キャリア現像の発生しない現像装置を提供できる。
通常は、第1交流バイアスのピークツーピーク値を変化させずに第1交流バイアスと同位相且つピークツーピーク値が所定値以上の第2交流バイアスをトナー供給部材に印加する。また、予め第1交流バイアスと逆位相の第2交流バイアスがトナー供給部材に印加されている場合は第2交流バイアスのピークツーピーク値を所定値以下とする。これにより、像担持体上の静電潜像の現像性も維持されるため、キャリア現像を効果的に抑制するとともに、現像むらがなく画像の均一性にも優れた現像装置となる。
また、本発明の現像装置を画像形成装置に搭載するとともに、検知された温度及び湿度、或いは現像装置の累積駆動時間に応じて第2交流バイアスの印加の要否及びピークツーピーク値を決定することとしたので、キャリア現像の発生し易い条件下においては条件に応じた所定の第2交流バイアスを印加してキャリア現像の発生を一層効果的に防止し高画質な画像を形成できる画像形成装置となる。
は、本発明の現像装置が搭載された画像形成装置の全体構成を示す概略図である。 は、本発明の現像装置の構成を示す側面断面図である。 は、磁気ローラ、現像ローラへ印加される直流バイアス及び交流バイアスの関係を示す図である。 は、予め磁気ローラに逆位相の交流バイアスが印加されている場合の、磁気ローラ、現像ローラへ印加される直流バイアス及び交流バイアスの関係を示す図である。 は、画像形成装置の制御経路を示すブロック図である。
符号の説明
1 感光体ドラム(像担持体)
4 現像装置
22 磁気ローラ(トナー供給部材)
23 現像ローラ(トナー担持体)
25 穂切りブレード
26a 第1交流バイアス電源
26b 第2交流バイアス電源
27a 第1直流バイアス電源
27b 第2直流バイアス電源
90 制御部(制御手段)
95 タイマー(計測手段)
97 機内温度センサ(温度検知手段)
98 機外湿度センサ(湿度検知手段)
100 画像形成装置
P 画像形成部
T トナー薄層
Vdc1 第1直流バイアス
Vdc2 第2直流バイアス
Vac1 第1交流バイアス
Vac2 第2交流バイアス

Claims (5)

  1. 少なくともキャリア及びトナーを含む二成分現像剤が用いられ、像担持体に対向配置されるトナー担持体と、該トナー担持体上に磁気ブラシを用いてトナー薄層を形成するトナー供給部材と、を有し、
    前記トナー担持体に第1直流バイアス及び第1交流バイアスから成る現像バイアスを印加することにより前記像担持体表面にトナーを付着させて静電潜像を現像する現像装置において、
    前記トナー供給部材には、前記第1直流バイアスよりもトナーと同極性側に高い第2直流バイアスと、前記第1交流バイアスよりもピークツーピーク値が小さい第2交流バイアスとから成る供給バイアスが印加され、前記現像バイアス及び前記供給バイアスのトナーと逆極性側におけるピーク電圧の電位差を所定値以下としたことを特徴とする現像装置。
  2. 前記第1交流バイアスのピークツーピーク値を変化させずに、前記第1交流バイアスと同位相でピークツーピーク値が所定値以上の第2交流バイアスを前記トナー供給部材に印加することを特徴とする請求項1に記載の現像装置。
  3. 前記トナー供給部材に予め前記第1交流バイアスと逆位相の第2交流バイアスが印加されている場合、前記第1交流バイアスのピークツーピーク値を変化させずに、前記第2交流バイアスのピークツーピーク値を所定値以下とすることを特徴とする請求項1に記載の現像装置。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の現像装置が搭載されており、
    装置内部の温度を検知する温度検知手段と、
    装置内部または外部の湿度を検知する湿度検知手段と、
    該温度検知手段及び湿度検知手段により検知された温度及び湿度に応じて前記第2交流バイアスの印加の要否、及び印加される前記第2交流バイアスのピークツーピーク値を決定する制御手段と、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の現像装置が搭載されており、
    前記現像装置の累積駆動時間を計測する計測手段と、
    該計測手段により計測された累積駆動時間に応じて前記第2交流バイアスの印加の要否、及び印加される前記第2交流バイアスのピークツーピーク値を決定する制御手段と、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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