JP2009007087A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ダメージを与えることなく、確実にシートを分離給送することのできる画像形成装置を提供する。
【解決手段】シート給送部材4により送り出されるシートを分離する第1シート分離部材5をシート給送部材4に接離可能に圧接させる。そして、シート給送部材4と第1シート分離部材5との圧接部を通過するシートにより第1シート分離部材5が所定量シート給送部材4から離間すると、第2シート分離部材8をシート搬送路Rに突出させ、シート給送部材4により送り出されるシートを分離する。
【選択図】図4
【解決手段】シート給送部材4により送り出されるシートを分離する第1シート分離部材5をシート給送部材4に接離可能に圧接させる。そして、シート給送部材4と第1シート分離部材5との圧接部を通過するシートにより第1シート分離部材5が所定量シート給送部材4から離間すると、第2シート分離部材8をシート搬送路Rに突出させ、シート給送部材4により送り出されるシートを分離する。
【選択図】図4
Description
本発明は、画像形成装置に関し、特にシート給送部材により送り出されるシートを1枚ずつ分離するシート分離部の構成に関するものである。
従来の画像形成装置においては、例えば電子写真画像形成方式を用いてシートに画像を形成するものがある。このような画像形成装置としては、電子写真複写機、レーザープリンタ、LEDプリンタ等の電子写真プリンタ、ファクミリ装置、ワードプロセッサ及びこれらの複合機であるマルチファンクションプリンタ等がある。
ところで、画像形成装置は、給紙カセット、又はマルチ給紙トレイに収納されたシートを画像形成部に向けて給送するためのシート給送部を備えている。なお、小型/低価格の画像形成装置においては、一つでさまざまなシートに対応できるフレキシビリティの高さからマルチ給紙トレイを使用する場合が多い。
ここで、シート給送部は、例えば分離パッド等の摩擦部材であるシート分離部材をシート給送部材に圧接させることによりシートの重送を防ぎ、最上位のシートのみを1枚ずつ給送するようにした方式のシート分離部を備えたものがある(特許文献1、2参照)。
図8は、従来の画像形成装置のシート分離部の構成を示す図である。図8において、103は給紙ローラ、85は分離パッド、86は分離パッド85を保持する回動可能な分離パッドホルダである。この分離パッドホルダ86を不図示のパッドばねによって付勢することにより、分離パッド85を給紙ローラ103に圧接させる。
107は給送するためのシートを支持する揺動可能な中板であり、この中板107は給紙ローラ103の回転に伴って上下方向に回動するようになっている。なお、この中板107は、給紙動作終了後に下方に回動するようになっており、このように中板107が下方に回動すると、これに伴い分離パッド85が給紙ローラ103と離間するようになっている。81は分離サブパッドであり、この分離サブパッド81は、中板107の下方の回動に伴ってシートの重送を防止する位置(給紙ローラ103の側方)に移動して、重送したシートを規制するようになっている。
そして、このような構成のシート分離部を備えた画像形成装置において、給紙ローラ103が回転すると、シートPを給紙ローラ103に押し付けるよう中板107が上方回動する。また、分離パッド85を給紙ローラ103に圧接させるよう、分離パッドホルダ86が回動軸86aを支点として上方回動する。
これにより、シートPは給紙ローラ103により送り出され、またこの後、シートPは給紙ローラ103と分離パッド85にて形成される分離ニップを通過する際、分離パッド85により1枚ずつ分離される。
なお、シートPの先端が下流側の搬送ローラ対に到達すると、中板107が下方回動し、これに伴い分離パッドホルダ86が下方回動して分離パッド85が給紙ローラ103から離間する。また、それと共に、分離サブパッド81が、図8に示すシートの重送を防ぐ位置に移動する。そして、このように分離サブパッド81が移動することにより、給紙ローラ103と分離パッド85とが離間しても分離サブパッド81によってシートPの重送を防止することができる。
ここで、このような分離サブパッド81を用いるシート分離部の場合、給紙動作終了後に分離パッド85が給紙ローラ103と離間するため、下流側の搬送ローラ対でのシート搬送の際の負荷を小さくすることができる。また、ジャム処理時において、シートの除去が簡単にできる。このようなことから、この分離サブパッド81を用いるシート分離部は、マルチ給紙トレイを用いる画像形成装置で使用されることが多い。
また、図9は、従来の画像形成装置のシート分離部の他の構成を示す図であり、この場合は、シート給送動作終了後も、分離パッド85は給紙ローラ103と離間せず、分離パッド85の摩擦力によってシートの重送を防止するようになっている。なお、このようなシート分離部は、給紙カセットを用いる画像形成装置において使用される場合が多い。
ところで、分離サブパッドを用いるシート分離部を備えた画像形成装置において、OHT(Over-Head Transparency)や、先端がカールしているシート等を給送する場合がある。ここで、これらのシートの場合、分離サブパッドに先端が引っかかりにくいので、重送が発生してしまうことがある。
このため、中板が上下方向に回動する構成のマルチ給紙トレイにおいても、既述した図9に示すような、シート給送動作終了後も分離ニップを開放しない、つまり分離パッド85が給紙ローラ103と離間しない構成を採用する場合がある。
しかし、マルチ給紙トレイにおいて、給紙ローラと分離パッドが離間しない構成のシート分離部を採用した場合、封筒や厚紙などの剛性の大きいシートを給送する際、中板が下がると、シートの剛性による反力を分離パッドで受けることになる。そして、このようにシートの剛性による反力を受けると、分離パッドが押し下げられて重送が発生してしまうことがあった。
ここで、このような原因による重送を防ぐため、分離パッドがシートの剛性に負けないようにパッドばねのばね力を大きくする場合がある。しかし、この場合、ばね力を大きくし過ぎると、基本的な給紙分離性能が変化してしまうため、安定して給紙分離できる領域が少なくなってしまう。つまり、重送を防止するためには、パッドばねのばね力を大きくして分離パッドが押し下げられないようにすれば良いが、単純にばね力を大きくすると給紙不良等の問題が生じる。
また、既述した原因による重送を防ぐため、パッドばねのばね力の上げ幅を小さくすると共に、分離サブパッドを用いる構成を併用する場合がある。しかし、パッドばねのばね力の大きさによっては、薄いシートを搬送する際、シートの搬送速度が遅くなる場合がある。そして、この場合、この後、分離サブパッドが重送を防ぐ位置に移動してくると、分離サブパッドがシートに当り、シートにダメージが生じてしまう。
そこで、本発明は、このような現状に鑑みてなされたものであり、ダメージを与えることなく、確実にシートを分離給送することのできる画像形成装置を提供することを目的とするものである。
本発明は、シートを送り出すシート給送部材と、前記シート給送部材により送り出されるシートを案内するシート搬送路と、を備えた画像形成装置において、前記シート給送部材に接離可能に圧接し、前記シート給送部材により送り出されるシートを分離する第1シート分離部材と、前記第1シート分離部材のシート給送方向下流側に設けられ、前記シート搬送路に出没可能な第2シート分離部材と、を備え、前記第2シート分離部材は、分離するシートにより前記第1シート分離部材が前記シート給送部材から所定量離間された場合には、前記シート搬送路に突出してシートを分離することを特徴とするものである。
本発明のように、第1シート分離部材が所定量シート給送部材から離間すると、第2シート分離部材をシート搬送路に突出させてシートを分離させることにより、ダメージを与えることなく、確実にシートを分離給送することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を用いて詳細に説明する。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る画像形成装置の一例である電子写真方式のプリンタの概略構成を示す図である。
図1において、50はプリンタ、51はプリンタ本体、52はプリンタ本体51に設けられ、電子写真方式により画像形成を行う画像形成部、53は画像形成部52にシートPを給送するシート給送部である。
ここで、画像形成部52はトナー像を形成する感光体ドラム18等を備え、プリンタ本体51に着脱自在に装着されているプロセスカートリッジ15、感光体ドラム18に形成されたトナー像をシートPに転写する転写ローラ12等を備えている。
シート給送部53は、プリンタ本体51に設けられた給紙トレイ17と、給紙トレイ17に収納されたシートPを給送するシート給送部材である半月状の給紙ローラ4と、給紙ローラ4により送り出されたシートPを分離するシート分離部54を備えている。
ここで、給紙トレイ17は、シートPのシート給送方向に対して直交する方向(以下、幅方向という)の両端位置を規制するシート幅規制板9を備えている。また、給紙トレイ17のシート給送方向下流には、給紙トレイ17に積載されたシートPを給紙ローラ4に押し付ける中板7が回動自在に設けられている。なお、この中板7は不図示のばねにより給紙ローラ側に付勢されている。また、図1において、4bは、給紙ローラ4の軸4aに設けられた給紙ローラ4よりも小径の給紙コロである。
シート分離部54は、給紙ローラ4に接離可能に圧接する第1シート分離部材である分離パッド5と、分離パッド5を給紙ローラ4に対して接離可能に保持する保持部材である分離パッドホルダ6を備えている。さらに、シート分離部5は、分離パッドホルダ6を給紙ローラ側に付勢して分離パッド5を給紙ローラ4に圧接させる分離パッドばね11を備えている。
なお、本実施の形態において、分離パッド5は、分離パッドばね11により、給紙ローラ4によりシートを送り出すときは給紙ローラ4に圧接するように付勢され、給紙ローラ4によりシートが送り出された後は、給紙コロ4bに圧接するように付勢される。
次に、このような構成のプリンタ50における画像形成動作について説明する。
トナーが転写されるシートPが給紙トレイ17及び中板7上にセットされた後、プリント開始信号が入力されると、図示しない駆動ギア列によって駆動力を与えられ、給紙ローラ4、搬送ローラ10、感光体ドラム18等が駆動される。
ここで、給紙ローラ4が矢印方向に回転すると、給紙ローラ4の軸4aには、回動自在な中板7の位置を規制する不図示の給紙カムが取り付けられており、この給紙カムも給紙ローラ4と共に回転する。そして、このような給紙カムの回転に連動して中板7は上方回動し、シートPを給紙ローラ4に押し付けるようになっている。
これにより、まず給紙トレイ17及び中板7上にセットされたシートPが、給紙ローラ4との摩擦により送り出される。また、給紙ローラ4により送り出される際、シートPはシート幅規制板9によりガイドされる。
一方、給紙ローラ4が回転すると同時に、分離パッドばね11により付勢された分離パッド5によって最上位のシートP1が、後述する図3に示すように分離パッド5によって次のシートP2と分離される。これにより、給送された最上位のシートP1を案内するためのシート搬送路Rに設けられた搬送ローラ対10によって画像形成部52に搬送されていく。なお、給紙ローラ4の1回転動作終了直前には、給紙ローラ4の軸4aに設けられた給紙カムが中板7を給紙待機の位置まで押し下げるため、中板7は給紙待機位置まで戻る。
次に、シートP1が搬送ローラ10により搬送されると、所定のタイミングでレーザー露光装置16は感光体ドラム18にレーザー光を照射する。これにより、感光体ドラム18上には静電潜像が形成され、この静電潜像をトナーによって現像して可視化する。この後、可視化された感光体ドラム18上のトナー像は転写ローラ12によりシートP1上に転写される。
次に、トナー像が形成されたシートP1は、定着器13によって加熱、加圧を受けることにより、トナー像がシートP1上に永久定着される。トナー像が定着されたシートP1は、その後、排紙ローラ19によりプリンタ本体外に排出され、プリンタ本体上面に設けられた排紙トレイ14上に積載される。
ところで、図2はシート分離部54及びシート搬送路Rの構成を示す斜視図である。図2において、1はシート搬送路Rを形成するフレーム、8は分離パッド5のシート給送方向下流側に設けられ、かつシート搬送路Rに出没可能な第2シート分離部材である分離サブパッドである。
ここで、この分離サブパッド8は、図3に示すように揺動軸8aを支点としてフレーム1に揺動自在に設けられている。後述するように分離サブパッド8の一端には、分離パッドホルダ6が所定量移動した際、分離パッドホルダ6により押圧される押圧部8bを備え、他端には当接部であるストッパ部8cを備えている。
また、この分離サブパッド8は、分離パッドホルダ6により押圧部8bが押圧されると、揺動軸8aを支点として揺動し、この際、シート搬送路Rに突出してシートの重送を防止する当接部であるストッパ部8cとを備えている。この分離サブパッド8は、通常は、不図示の付勢部材により、ストッパ部8cがシート搬送路Rから退避した位置に保持ざれている。
図3は、分離パッド5が、給紙ローラ4によりシートPを送り出す際に、シートPにより押下げられることなく分離パッドばね11のばね力によって給紙ローラ4に押し付けられている状態を示している。すなわち、給送するシートの剛性が分離パッド5を押し下げるほど大きくない場合のシートの給送状態を示している。
この構成は、分離パッド5が、分離パッドばね11のばね力によって給紙コロ4bに押し付けられ、これにより給紙コロ4bと分離パッド5の間に圧接部である分離ニップが形成される。そして、この形成された分離ニップを通過することにより、最上位のシートP1が、分離パッド5によって次のシートP2と分離され、重送の発生を防ぐことができる。
なお、分離パッド5は分離ニップをシートP1が通過するとき、シートP1の厚さ分押し下げられるが、この分離パッド5の押し下げ量は僅かである。このため、分離パッド5と一体に分離パッドホルダ6が回動しても、分離サブパッド8は、分離パッドホルダ6に押圧されて揺動することはない。このため、分離サブパッド8のストッパ部8cは、シート搬送路Rに対して退避した位置にあり、シートの給送に影響を及ぼすことはない。
一方、シートが封筒や厚紙等の剛性の大きなシートの場合、シートは給紙コロ4bの外周に沿って曲げられると、戻ろうとする(復帰しようとする)力が大きいため、図4の矢印5Aで示す分離パッド5に押し下げる力を加える。そして、このときの力が分離パッドばね11のばね力を上回ると、分離パッド5は回動軸6Aを中心にして回動可能(移動可能)なパッドホルダ6と一体に下方回動し、給紙コロ4bと離間する。
なお、このように分離パッド5が給紙コロ4bと離間した場合でも、分離パッド5がシート搬送路Rに突出している場合には、分離パッド5により重送の発生をある程度防ぐことができる。しかし、分離パッド5がシート搬送路Rから突出しなくなるまで押し下げられると、分離パッド5では重送の発生を防ぐことはできない。
ここで、本実施の形態においては、このように分離パッド5が押し下げられ、これに伴って下方回動する分離パッドホルダ6により分離サブパッド8の押圧部8bが押圧される。そうすると、分離サブパッド8は揺動軸8aを支点として揺動し、ストッパ部8cがシート搬送路Rに突出する。即ち、分離パッド5が給紙コロ4bから所定量離間すると、ストッパ部8cがシート搬送路Rに突出する。
そして、このようにストッパ部8cがシート搬送路Rに突出すると、突出したストッパ部8cに最上位のシートP1の裏面に摺接して、最上位のシートP1と共に送り出された次のシートP2が当接し、このシートP2を規制する。これにより、最上位のシートP1と次のシートP2との重送を防止することができる。
また、分離サブパッド8が突出するタイミングは、剛性の大きなシートに押圧されて分離パッド5が給紙コロ4bから所定量離間したときである。したがって、例えば薄いシートを給送している場合は、分離パッド5による通常の分離動作が行われ、分離サブパッド8は突出することはないので、シートにダメージを与えることはない。
このように、分離パッド5が給紙コロ4bから所定量離間すると、分離サブパッド8がシート搬送路Rに突出するようにすることにより、ダメージを与えることなく、確実にシートを分離給送することができる。
つまり、分離パッド5がシートの剛性により押し下げられた際に、分離サブパッド8を突出させるようにすることにより、剛性の大きいシートの重送と、薄いシートの給送不良やダメージの発生を防ぐことができる。また、普通のシートの場合には分離ニップが開放されない状態でシートの給送が行われるため、裏紙などの先端がカールしたシートでも安定した分離性能を示すことができる。
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。
図5は、本実施の形態に係る画像形成装置の給紙搬送部を示す斜視図、図6は、その断面図である。なお、図5及び図6において、既述した図2及び図3と同一符号は、同一又は相当部分を示している。
図5及び図6において、28はシート搬送路Rに出没可能な分離サブパッドである。この分離サブパッド28は、図6に示すように揺動軸28aを支点としてフレーム1に揺動可能に設けられると共に、後述するように分離パッドホルダ6が所定量移動した際、分離パッドホルダ6により押圧される押圧部28bを備えている。
また、この分離サブパッド28は、分離パッドホルダ6により押圧部28bが押圧されると、揺動軸28aを支点として揺動し、この際、シート搬送路Rに突出してシートの重送を防止するストッパ部28cとを備えている。この分離サブパッド28は、通常は、不図示の付勢部材により、ストッパ部28cがシート搬送路Rから退避した位置に保持されるようになっている。
なお、本実施の形態において、ストッパ部28cのシートと当接する当接部28dには、シート給送方向下流側が順次高くなるように形成された少なくとも2段以上の段数を有する段部が設けられている。
図6は、分離パッド5が、シートPにより押下げられることなく分離パッドばね11のばね力によって給紙コロ4bに押し付けられている状態を示している。すなわち、給送するシートの剛性が分離パッド5を押し下げるほど大きくない場合のシートの給送状態を示している。
このとき、分離サブパッド28は、分離パッド5が押し下げられていないため、分離パッドホルダ6に押圧されて揺動することはない。このため、分離サブパッド28のストッパ部28cは、シート搬送路Rに対して退避した位置にあり、シートの給送に影響を及ぼすことはない。
一方、シートが封筒や厚紙等の剛性の大きなシートの場合、シートは給紙コロ4bの外周に沿って曲がることが出来ず、分離パッド5に対し、図7の矢印5Aで示す分離パッド5を押し下げるような力を与えることになる。そして、このときの力が分離パッドばね11のばね力を上回ると、分離パッド5はパッドホルダ6と共に回動軸6Aを中心にして回動し、給紙コロ4bと離間する。
そして、このように分離パッド5が押し下げられ、分離パッド5が給紙コロ4bから所定量離間すると、これに伴って下方回動する分離パッドホルダ6により、押圧部8bが押圧される。これにより、分離サブパッド28は揺動軸28aを支点として揺動し、ストッパ部28cがシート搬送路Rに突出する。
そして、このようにストッパ部28cがシート搬送路Rに突出すると、突出したストッパ部28cに最上位のシートP1の裏面に摺接して、最上位のシートP1と共に送り出された次のシートP2を規制する。これにより、最上位のシートP1と次のシートP2とのが当接し、このシートP2の重送が防止することができる。
このように、分離パッド5が給紙コロ4bから所定量離間すると、分離サブパッド8がシート搬送路Rに突出するようにすることにより、ダメージを与えることなく、確実にシートを分離給送することができる。
また、分離サブパッド28の当接部28dに、少なくとも2段以上の段数を有する段部を設けることにより、最上位のシートP1に複数枚のシートが連れ送りされた場合でも、連れ送りされたそれぞれシートの先端を規制することができる。これにより、重送防止効果をさらに高めることができる。
1 フレーム
4 給紙ローラ
4b 給紙コロ
5 分離パッド
6 分離パッドホルダ
7 中板
8 分離サブパッド
8c ストッパ部
11 分離パッドばね
17 給紙トレイ
28 分離サブパッド
28c ストッパ部
28d 当接部
50 プリンタ
51 プリンタ本体
52 画像形成部
53 シート給送部
54 シート分離部
R シート搬送路
P シート
4 給紙ローラ
4b 給紙コロ
5 分離パッド
6 分離パッドホルダ
7 中板
8 分離サブパッド
8c ストッパ部
11 分離パッドばね
17 給紙トレイ
28 分離サブパッド
28c ストッパ部
28d 当接部
50 プリンタ
51 プリンタ本体
52 画像形成部
53 シート給送部
54 シート分離部
R シート搬送路
P シート
Claims (3)
- シートを送り出すシート給送部材と、前記シート給送部材により送り出されるシートを案内するシート搬送路と、を備えた画像形成装置において、
前記シート給送部材に接離可能に圧接し、前記シート給送部材により送り出されるシートを分離する第1シート分離部材と、
前記第1シート分離部材のシート給送方向下流側に設けられ、前記シート搬送路に出没可能な第2シート分離部材と、を備え、
前記第2シート分離部材は、分離するシートにより前記第1シート分離部材が前記シート給送部材から所定量離間された場合には、前記シート搬送路に突出してシートを分離することを特徴とする画像形成装置。 - 前記第1シート分離部材を前記シート給送部材に対して接離可能に保持する移動可能なホルダを備え、
前記第2シート分離部材は、一端に押圧部を備え、他端にストッパ部を備えて揺動可能に設けられ、前記第1シート分離部材が前記シート給送部材から離間する際、前記第1シート分離部材と一体に移動する前記ホルダにより前記押圧部が押圧されて前記ストッパ部が前記シート搬送路に突出してシートを分離することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。 - 前記第2シート分離部材のストッパ部には、シート給送方向下流側が順次高くなるように形成された段部が設けられていることを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007168067A JP2009007087A (ja) | 2007-06-26 | 2007-06-26 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007168067A JP2009007087A (ja) | 2007-06-26 | 2007-06-26 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2009007087A true JP2009007087A (ja) | 2009-01-15 |
Family
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Family Applications (1)
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JP2007168067A Pending JP2009007087A (ja) | 2007-06-26 | 2007-06-26 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2009007087A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10215583B2 (en) | 2013-03-15 | 2019-02-26 | Honda Motor Co., Ltd. | Multi-level navigation monitoring and control |
US10339711B2 (en) | 2013-03-15 | 2019-07-02 | Honda Motor Co., Ltd. | System and method for providing augmented reality based directions based on verbal and gestural cues |
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2007
- 2007-06-26 JP JP2007168067A patent/JP2009007087A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US10215583B2 (en) | 2013-03-15 | 2019-02-26 | Honda Motor Co., Ltd. | Multi-level navigation monitoring and control |
US10339711B2 (en) | 2013-03-15 | 2019-07-02 | Honda Motor Co., Ltd. | System and method for providing augmented reality based directions based on verbal and gestural cues |
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