JP2009003626A - サークルクラブハウス - Google Patents

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Abstract

【課題】第1に、清潔感,セキュリティー,ルール遵守,コミュニティ面等に優れつつ、単身者の一人暮らしのニーズに対応可能であると共に、第2に、個人的専用使用スペースのニーズにも対応可能であり、第3に、しかも両ニーズが、スムーズなコントロールのもとで共存され、第4に、そしてこれらが、コスト面にも優れて実現される、サークルクラブハウスを提案する。
【解決手段】サークルクラブハウス1は、サークルハウスフロア2とサークルキューブフロア3が設けられ、サークル管理システムAが導入されている。サークルハウスフロア2には、居住も可能な広さの大個室9が複数室設けられ、サークルキューブフロア3には、居住以外の各種パーソナルユース専用の小個室14が多数室設けられている。サークル管理システムAは、専用カードBや専用キーにて、各室の使用者の出入管理を実施する。
【選択図】図1

Description

本発明は、サークルクラブハウスに関する。すなわち、都会の人口密集地域に所在し、ビルの館内に、サークルハウスフロアとサークルキューブフロアとが設けられた、サークルクラブハウスのビジネスモデルに関するものである。
《技術的背景について》
都会の人口密集地域、例えば首都圏,京阪神圏,名古屋圏,その他の大都市圏の人口密集地域では、住宅事情が最近ますます厳しくなっている。そして、次の(1),(2)のような状況が、顕著化している。
(1)まず、都会における20代,30代の単身者向け住宅、その他各世代の一人暮らし用の住宅としては、ワンルームマンションやアパート等が代表的である。しかしながら、これらは、購入するには高額であり、勤務先や勤務地の変更が活発化している昨今の勤務形態にもマッチしない。
このような事情は、賃貸物件についても同様である。すなわち、都会のワンルームマンションやアパート等の賃貸物件も、家賃,敷金,礼金,更新料,保証料,仲介料等が高額であり、変更が激しい昨今の勤務形態にもマッチしない。
これらに加え、ベッド,机,エアコン,冷蔵庫,洗濯機等の大型家具,大型家電,大型生活用具等については、その購入必要性に疑問が生じることが多いと共に、その購入費用も高額である。
(2)他方、都会の一戸建,集合住宅,マンション等においては、一戸当たりそして居住者一人当たりの面積が非常に狭く、一人で独占的に専用使用できるスペースを確保することは、困難化しつつある。又、マンション等では、衣裳,書籍,日用品,不用品等を保管するスペース確保にも、苦慮することが多くなっている。
《従来技術》
このような(1),(2)の状態に鑑み、それぞれ(1),(2)のようなビジネスモデルが、最近開発されている。
(1)まず、単身者一人暮らし用の住宅の問題に関しては、次のとおり。最近、都会における単身者一人暮らしのニーズに対応すべく、ウイークリーマンション,マンスリーマンション,ゲストハウス等が、登場している。
すなわち、大型家具,大型家電,大型生活用具等付のマンションの1室を、週単位や月単位で貸与するウイークリーマンション,マンスリーマンションが、人気化している。又、各人の個室を備えると共に、キッチン,シャワー,洗濯機等を共用して、共同生活するゲストハウスも、出現している。
(2)又、一人で独占使用できる専用スペースの問題については、次のとおり。都会において、このようなニーズに対応できる建物としては、ワンルームマンションやアパート等が考えられる。又、一戸建の場合は、個室や物置の増改築が考えられる。
すなわち、都会にて個人的,独占的に専用使用できるスペースを確保したい場合は、居住する一戸建,集合住宅,マンション等以外に、他に、ワンルームマンションやアパート等を賃借や購入したり、居住する一戸建について個室を増改築することが、代表的である。物品保管スペースを確保したい場合は、レンタル物置の利用や物置の増改築が考えられる。
ところで、このような従来例については、次の問題が指摘されていた。
(1)最初に、単身者の一人暮らし用住宅のビジネスモデルについては、次のとおり。まず、ゲストハウスについては、清潔感やセキュリティー面に、問題が指摘されていた。従来のゲストハウスは、共同生活に際し、臭い,汚い,恐いというイメージが強く清潔感・快適感に乏しいと共に、外部から館内に誰か入ってきても分からず安全面に問題があった。
更に、ゲストハウスについては、ルール遵守面やコミュニティ面にも、問題が指摘されていた。すなわち、従来のゲストハウスは、共同生活上の館内ルールが遵守されないことが多々あり、無秩序となり易く、もって他の入居者との間や近隣住民との間で、トラブルが発生するケースもあった。又、せっかくの共同生活であるにもかかわらず、入居者相互間での出会いのきっかけが乏しく交流が薄い、という指摘もあった。
ウイークリーマンション,マンスリーマンションについては、非常に割高であるという問題が指摘されていた。すなわち、従来のウイークリーマンション,マンスリーマンションは、近隣マンションの賃貸物件の家賃の1.4〜1.7倍程度のウィクリー費用,マンスリー費用がかかり、費用負担が割高となっていた。
(2)又、一人で独占使用できる専用スペースのビジネスモデルについては、次のとおり。まず、コスト面に問題が指摘されていた。すなわち、ワンルームマンションやアパート等は、居住を目的としたものであり、それなりのスペースや設備等を備えており、例えば、10m以下のものは見当らず、上下水道等の設備付である。もって、都会に暮らす多数の人にとっては、居住以外の個人的な専用使用ニーズに対応できるコスト負担を、遥かに超えたものとなってしまう。
個室や物置の増改築についても、都会に暮らす多数の人にとっては、同様にコスト負担の問題が指摘されると共に、その為のスペース確保が困難視されるケースも多い。不用品等にテーマを絞っても、レンタル物置では本格的対応は困難である。
このような状況にも拘わらず、個人的,独占的な専用使用のニーズは根強い。すなわち、個人生活の充実が叫ばれる昨今、個人的に自分だけの事務室,パソコン室,インターネット室,書斎,趣味室,仮眠室,衣裳室,物品保管室,物置,不用品収納室,勉強部屋,主婦部屋,遊び部屋,隠れ部屋、等を持ちたい欲求は非常に強い。
これに対し、都会ではこのような居住以外のニーズに対応できるスペース確保は、大多数の人にとって困難な状況にある。
《本発明について》
本発明のサークルクラブハウスは、このような実情に鑑み、上記従来例の課題を解決すべく、新たなビジネスモデルを提案する。
そして本発明は、第1に、清潔感,セキュリティー,ルール遵守,コミュニティ面等に優れつつ、単身者の一人暮らしのニーズに、対応可能であると共に、第2に、個人的専用使用スペースのニーズにも、対応可能であり、第3に、しかも両ニーズが、スムーズなコントロールのもとで共存され、第4に、そしてこれらが、コスト面にも優れて実現される、サークルクラブハウスを提案することを、目的とする。
《請求項について》
このような課題を解決する本発明の技術的手段は、次のとおりである。まず、請求項1については次のとおり。
請求項1のサークルクラブハウスは、都会の人口密集地域に所在するビルの館内に、サークルハウスフロアとサークルキューブフロアとが設けられると共に、サークル管理システムが導入されてなる。
該サークルハウスフロアには、居住も可能な広さの大個室が、間仕切りされて複数室設けらている。該サークルキューブフロアには、居住以外の各種パーソナルユース専用の小個室が、間仕切りされて多数室設けられている。そして該サークル管理システムは、専用カードや専用キーにより、各室の使用者に対応した出入管理を実施すること、を特徴とする。
請求項2については、次のとおり。請求項2のサークルクラブハウスでは、請求項1において、更に、共用の机,椅子,テレビ等を備えると共に、キッチンコーナーが間仕切り付設されたラウンジフロアと、ビル内外のエントランスドアを備えたエントランスセクションと、複数のシャワー室が間仕切り形成されたシャワーセクションと、各フロア階に亘って設けられたエレベーターと階段とが、設けられていること、を特徴とする。
請求項3については、次のとおり。請求項3のサークルクラブハウスでは、請求項2において、該サークルハウスフロアの大個室は、ベッド,机,椅子,その他の家具,エアコン,洗面台付簡易水道,ウェブネットワーク付パソコン等を、備えている。
そして該パソコンにより、使用者間の相互コミュニティ用のウェブネットワークが構築されると共に、使用者と遠隔地の本部管理センター等との間の相互コミュニティション用のウェブネットワークが構築されること、を特徴とする。
請求項4については、次のとおり。請求項4のサークルクラブハウスでは、請求項3において、該サークルハウスフロアには、更に、共用の廊下が付設されると共に、共用のトイレコーナーが付設されるか、又は該大個室内にパーソナルトイレが付設されていること、を特徴とする。
請求項5については、次のとおり。請求項5のサークルクラブハウスでは、請求項4において、該サークルハウスフロア又は該シャワーセクションには、共用の洗濯機コーナーが付設されていること、を特徴とする。
請求項6については、次のとおり。請求項6のサークルクラブハウスでは、請求項2において、該サークルキューブフロアの小個室は、約1m以上〜10m以下程度の広さよりなると共に、ウェブネットワーク付パソコンやエアコン吹出し口を、備えている。
そして該パソコンにより、使用者間の相互コミュニティ用のウェブネットワークが構築されると共に、使用者と遠隔地の本部管理センター等との間の相互コミュニティション用のウェブネットワークが構築される。
もって小個室は、事務室,パソコン室,インターネット室,書斎,趣味室,仮眠室,衣装室,物品保管室,物置,不用品収納室,勉強部屋,主婦部屋,遊び部屋,隠れ部屋,又はその他の各種パーソナルユース専用に、使用に供されること、を特徴とする。
請求項7については、次のとおり。請求項7のサークルクラブハウスでは、請求項6において、該サークルキューブフロアには、共用の廊下と、共用のトイレコーナーと、共用の簡易水道とが付設されていること、を特徴とする。
請求項8については、次のとおり。請求項8のサークルクラブハウスでは、請求項2において、該サークルハウスフロアの間仕切り、該サークルキューブフロアの間仕切り、ラウンジフロアの間仕切り、シャワーセクションの間仕切り等は、取り外し可能となっている。
もって、該サークルハウスフロア,サークルキューブフロア,ラウンジフロア,シャワーセクション等は、オープンスペースとして又は間仕切り変更されたスペースとしても、変更使用可能となっていること、を特徴とする。
請求項9については、次のとおり。請求項9のサークルクラブハウスでは、請求項2ににおいて、該サークル管理システムの専用カードは、共通証明情報とフロア別証明情報と個人証明情報とが書込まれており、接触型又は非接触型のICカード又は磁気カードよりなり、各室の使用者が供与所有する。
なお、各該情報が供与され書込まれて非接触型的機能で内蔵された、各室の使用者が所有する携帯電話も、該専用カードと共に又は該専用カードに代えて、使用可能である。
更に、各該情報が刻まれており、各室の使用者が供与所有する専用キーも、該専用カードと共に又は該専用カードに代えて、使用可能であること、を特徴とする。
請求項10については、次のとおり。請求項10のサークルクラブハウスでは、請求項9において、該エントランスセクションのエントランスドアは、常時は外側つまり外部からは閉に設定されると共に、該専用カードにより使用者の示す該共通証明情報を付設された読取機がデータ認証することにより、又は、該専用キーの共通証明情報の使用により、それぞれ外側つまり外部からも開可能となっている。
該シャワーセクションのドアは、常時は外側つまりセクション外からは閉に設定されると共に、該専用カードにより使用者の示すフロア別証明情報が該サークルハウスフロアである場合は、付設された読取機がこれをデータ認証することにより、又は、該専用キーのフロア別証明情報が該サークルハウスフロアである場合は該専用キーの使用により、それぞれ外側からも開可能となっている。
該エレベーターの扉は、停止階が該サークルハウスフロアおよび該サークルキューブフロアの階である場合は、常時は内側つまり該エレベーター内からは閉に設定されると共に、該専用カードにより使用者の示すフロア別証明情報が該停止階である場合は、付設された読取機がこれをデータ認証することにより、又は、該専用キーのフロア別証明情報が該停止階である場合は該専用キーの使用により、それぞれ内側からも開可能となっている。
該階段と該サークルハウスフロア間のドア、および該階段と該サークルキューブフロア間のドアは、常時は外側つまり該階段側からは閉に設定されると共に、該専用カードにより使用者の示すフロア別証明情報が該フロアの階である場合は、付設された読取機がこれをデータ認証することにより、又は、該専用キーのフロア別証明情報が該フロアの階である場合は該専用キーの使用により、それぞれ外側からも開可能となっている。
該ラウンジフロアのドアは、常時は外側つまりフロア外からは閉に設定されると共に、該専用カードにより使用者の示す該共通証明情報を付設された読取機がこれをデータ認証することにより、又は、該専用キーの該共通証明情報の使用により、それぞれ外側からも開可能となっている。
該サークルハウスフロアの各大個室のドア、および該サークルキューブフロアの各小個室のドアは、常時は外側つまり個室外からは閉に設定されると共に、該専用カードにより使用者の示す個人証明情報が該個室と一致する場合は、付設された読取機がこれをデータ認証することにより、又は、該専用キーの個人証明情報が該個室と一致する場合は該専用キーの使用により、それぞれ外側からも開可能となっていること、を特徴とする。
請求項11については、次のとおり。請求項11のサークルクラブハウスでは、請求項10において、該シャワーセクションのドアは、更に、使用者の示す該共通証明情報を付設された読取機がこれをデータ認証することにより、又は、該専用キーの該共通証明情報の使用によっても、それぞれ外側からも開可能なっていること、を特徴とする。
請求項12については、次のとおり。請求項12のサークルクラブハウスでは、請求項請求項9および10に記載したサークルクラブハウスにおいて、該専用キーには、各該情報は刻まれてはおらず、個人証明情報のみが刻まれており、個人証明情報に関してのみ該専用カードに代えて又は該専用カードと共に、使用可能であること、を特徴とする。
《作用等について》
本発明は、このような手段よりなるので、次のようになる。
(1)このサークルクラブハウスは、都会の人口密集地域に所在する。
(2)そして、サークルクラブハウスの利用者,契約者,つまり使用者は、エントランスセクションのエントランスドアから、館内に出入する。入館に際しては、専用カード等で読取機とやり取りする。
(3)そして使用者は、館内のキッチンコーナー付のラウンジフロアと、自己のサークルハウスフロアの大個室、又はサークルキューブフロアの小個室とを、自由に使用可能である。大個室の使用者は、更にシャワーセクションも自由に使用可能である。
(4)但し、他の使用者のサークルハウスフロアやサークルキューブフロアに、立ち入ることはできない。
(5)そして、このような行き来や使用は、サークル管理システムの専用カード等を使用して、行われる。
(6)さてそこで、このサークルクラブハウスにあっては、次のようになる。まず第1に、サークルハウスフロアの大個室の使用者は、清潔感,セキュリティー,ルール遵守,コミュニティ面等に優れつつ、館内で充実した居住生活を営み、都会での一人暮らしのニーズを満たすことができる。
第2に、サークルキューブフロアの小個室の使用者は、そのニーズに応じ、自己の小個室を自己のパーソナルユース専用に、自由に選択使用できる。
第3に、この2つのニーズは、専用カード等と読取機を用いたサークル管理システムにより、調和されつつ仕分けされ、ビル館内においてスムーズに共存可能となる。
第4に、このサークルクラブハウスは、建築コストや設備コスト等が削減され、もってコスト面に優れている。
(7)さてそこで、本発明のサークルクラブハウスは、次の効果を発揮する。
《第1の効果》
第1に、清潔感,セキュリティー,ルール遵守,コミュニティ面等に優れつつ、都会における単身者の一人暮らしのニーズに、対応可能である。
すなわち、本発明のサークルクラブハウスは、ビルの館内が、サークルハウスフロア,サークルキューブフロア,ラウンジフロア,そのキッチンコーナー,エントランスセクション,シャワーセクション等に、共同生活用に目的別に整然と区画されている。
そして、これらの使用は、パソコンそしてウェブネットワークによる館内ルールの徹底と、使用者管理のもとに行われる。例えば、館内クリーンルール,清掃マニュアル,使用者管理規定等の徹底により、共有部分のマナーが向上し、館内が清潔に保たれ、清潔感・快適感を伴うようになる。
又、エントランスセクションのエントランスドアや、サークルハウスフロアやサークルキューブフロアの各個室のドアや、ラウンジフロア,シャワーセクション,エレベーター,階段等の各ドアは、専用カードや専用キー等によって所定のごとく開可能とされており、安全面に優れている。前述したこの種従来例のゲストハウスについて指摘されていた、臭い,汚い,恐いというイメージが一掃される。
更に、入居者相互間のコミュニティ面にも、優れている。すなわち、このサークルクラブハウスでは、ラウンジフロア,パソコン,ウェブネットワーク等を利用して、管理センターによる使用者への共同生活上の館内ルール遵守徹底,使用者管理,使用者ヘルプ機能等々を、実現することができる。もって、前述したこの種従来例のゲストハウスに比べ、他の使用者との間や近隣住民との間のトラブル発生を、減少させることができ、安心である。
又、使用者がリビング的,ラウンジ的に集えるラウンジフロアや、サークルハウスフロアの使用者が必須的に過ごすキッチンコーナーに加え、パソコンによるウェブネットワークや館内コミュニティサイトやテレビ会議システム、等々を利用することにより、使用者相互間の出会いのきっかけが増え、交流が密となり、各種のイベントや企画等も促進されるようになる。そこで、前述したこの種従来例のゲストハウスに比べ、使用者の相互コミュニティの活発化が期待される。
これらにより、このサークルクラブハウスは、新しいビジネスモデルを開拓したものであり、サークルハウスフロアの各大個室の使用者は、楽しい都会の一人暮らしが可能となる。このサークルクラブハウスは、このように清潔感,セキュリティー,安心面,コミュニティ面、等々に優れている。
そこで、例えば20代,30代の単身者や出張者等に対し、楽しい充実した都会暮らしを提供可能となる。勤務先や勤務地の変更が激しい昨今の勤務形態にもマッチした、共同生活上のコンセプトを提供することができる。
《第2の効果》
第2に、都会における個人的,独占的な専用使用スペースのニーズにも、対応可能である。
すなわち、本発明のサークルクラブハウスにおいて、サークルキューブフロアの小個室の使用者は、その具体的ニーズに応じ、その自分の小個室を、自由に自己の必要なパーソナルユース専用に、選択使用することができる。例えば、事務室,パソコン室,インターネット室,書斎,趣味室,仮眠室,衣裳室,物品保管室,物置,不用品収納室,勉強部屋,遊び部屋,主婦の部屋,隠れ部屋等々として、利用可能である。このように、このサークルクラブハウスは、新しいビジネスモデルを開拓したものである。
《第3の効果》
第3に、しかもこのような両ニーズを、スムーズな管理コントロールのもとで、共存して実現される。
すなわち、本発明のサークルクラブハウスでは、サークルハウスフロアとサークルキューブフロアとの異なったニーズが、サークル管理システムの採用により、適切にマッチングされ管理されるようになる。
このサービス管理システムでは、専用カードや専用キーの採用により、共通証明情報,フロア別証明情報,個人証明情報を基に、各ドアについて使用者に対応した出入管理が実施される。サークルハウスフロアの大個室の使用者か、サークルキューブフロアの小個室の使用者か、その他の部外者かにより、エントランスセクション,シャワーセクション,エレベーター,階段,ラウンジフロア,大個室,小個室等々の各ドアの開閉が、コントロールされる。
これにより、サークルハウスフロアとサークルキューブフロアとの異なったニーズが、共通のビルの館内において、適切に仕分けされつつ共存可能となる。
《第4の効果》
第4に、そしてこれらは、コスト面にも優れて実現される。すなわち、本発明のサークルクラブハウスでは、多くの共用施設が集約的に設けられている。つまり、トイレコーナー,洗濯機コーナー,キッチンコーナー,シャワーセクション,ラウンジフロアや,その机,椅子,テレビ等が共用されており、これらの共用分だけ建築コスト,設備コスト,その他諸コストが低減されている。
そこで、そのサークルハウスフロアの大個室は、前述したこの種従来例のウィクリーマンション,マンスリーマンション等に比べ、更には近隣マンション,アパート等の賃貸物件に比べても、その分だけ、使用者の費用負担を安く軽減可能なビジネスモデルを、提案することになる。
又、そのサークルキューブフロアの小個室は、前述したこの種従来例のワンルームマンションやアパート等に比し、非居住専用とした分だけ、スペースや設備等を削減できると共に、多数の小個室を設けることができる。つまりその分だけ、建築コスト,設備コスト,その他の諸コスト,1室当たりの単価等が、大きく低減される。
そこで、このサークルキューブフロアの小個室は、使用者に対し廉価で提供可能であり、例えば賃貸やレンタル方式により、使用者の費用負担を大幅に軽減可能なビジネスモデルを、提案することになる。
このように、この種従来例に存した課題がすべて解決される等、本発明の発揮する効果は、顕著にして大なるものがある。
《図面について》
以下、本発明のサークルクラブハウスを、図面に示した発明を実施するための最良の形態に基づいて、詳細に説明する。
図1,図2,図3は、本発明を実施するための最良の形態の説明に供する。そして、図1は平断面図であり、(1)図は、1階を示し、(2)図は、2階と3階を示す。図2は平断面図であり、(1)図は4階〜7階を示し、(2)図は8階を示す。図3は、全体斜視図である。
《サークルクラブハウス1の概要について》
まず、図1,図2,図3を参照して、サークルクラブハウス1の概要について、説明する。
このサークルクラブハウス1は、都会の人口密集地域に所在するビルの館内に、サークルハウスフロア2とサークルキューブフロア3との、2タイプのフロアが設けられると共に、サークル管理システムAが導入されている。
まず、このサークルクラブハウス1のビルは、都会の住宅密集地に所在しており、例えば、首都圏,京阪神圏,名古屋圏,その他の大都市圏の人口密集地域において、最寄り駅から徒歩15分以内、例えば10分以内に立地している。そのビルは、鉄骨,鉄筋,鉄骨鉄筋コンクリートよりなり、図示例は8階建よりなるが、その他の多層階のものも勿論可能である。
そして、図示例のサークルクラブハウス1では、1階フロアにエントランスセクション4と、シャワーセクション5とが併存すると共に、最上階の8階フロアがラウンジフロア6となっている。もって、2階フロアと3階フロアとが、サークルキューブフロア3となっており、4階フロア〜7階フロアが、サークルハウスフロア2となっている。
サークルキューブフロア3,サークルハウスフロア2,ラウンジフロア6等は、このように、それぞれ1つのフロア階毎に独占的に設けられることが多いが、このような図示例によらず、他との併存も可能である。
これに対し、エントランスセクション4,シャワーセクション5は、1つのフロア階において、他と併存して設けられることが多い。勿論、サークルキューブフロア3,サークルハウスフロア2,ラウンジフロア6等のいずれかと、併存して設けることも、可能である。図示例では、1階フロアに、エントランスセクション4とシャワーセクション5が、店舗7や受付コーナー8とも併存して、配設されている。
サークルクラブハウス1は、概略このようになっている。
《サークルハウスフロア2について》
次に、図2の(1)図を参照して、サークルハウスフロア2およびその大個室9について、説明する。
サークルクラブハウス1のサークルハウスフロア2には、居住も可能な広さの大個室9が、間仕切りにて区画形成されて複数室設けらており、その1室の広さは、例えば11m程度よりなる。
そして大個室9は、主に居住用として使用され、小玄関,ベッド,机,椅子,タンス,その他の家具,エアコン,冷蔵庫,物干しレール,洗面台付簡易水道10,ウェブネットワーク付パソコンPC等を、備えている。このようなパソコンPCにより、使用者間の相互コミュニティ用のウェブネットワークが構築されると共に、使用者と遠隔地の本部管理センター11等との間の相互コミュニティション用のウェブネットワークも構築される。
なお第1に、サークルハウスフロア2には、更に、共用の廊下Hが付設されると共に、共用のトイレコーナーが付設されるか、又は図示例のように大個室9内にパーソナルトイレ12が付設されている。
なお第2に、図示例のようにサークルハウスフロア2、又はシャワーセクション5には、共用の洗濯機コーナー13が付設されている。
なお第3に、大個室9は、図示例では洋室仕様よりなるが、勿論、和室仕様も可能である。
サークルハウスフロア2は、このようになっている。
《サークルキューブフロア3について》
次に、図1の(1)図を参照して、サークルキューブフロア3およびその小個室14について、説明する。
サークルクラブハウス1のサークルキューブフロア3には、居住以外の各種パーソナルユース専用の小個室14が、間仕切りにて区画形成されて、多数室設けられている。この小個室14は、約1m以上〜10m以下程度の広さ、代表的には約3.3m〜6m程度の広さよりなるが、各種広さの混在も勿論可能である。
又、この小個室14は、ウェブネットワーク付パソコンPCやエアコン吹出し口を、備えている。このパソコンPCにより、使用者相互間の相互コミュニティ用のウェブネットワークが構築されると共に、使用者と遠隔地の本部管理センター11等との間の相互コミュニティション用のウェブネットワークが構築される。
そして各小個室14は、事務室,パソコン室,インターネット室,書斎,趣味室,仮眠室,衣装室,物品保管室,物置,不用品収納室,勉強部屋,主婦部屋,遊び部屋,隠れ部屋,又はその他の各種パーソナルユース専用に、使用に供される。つまり使用者は、居住用以外の用途であれば、自己の望むように、この小個室14を自在に利用可能である。
又、このサークルキューブフロア3には、共用の廊下Hと、共用のトイレコーナー15と、共用の簡易水道16と、共用の湯沸とが、付設されている。なお、図示例の小個室14は、洋室仕様よりなるが、和室仕様も可能である。
サークルキューブフロア3は、このようになっている。
《その他》
次に、図1,図2を参照して、このサークルクラブハウス1のその他の構成について、説明する。
このサークルクラブハウス1のビルの館内には、更に、ラウンジフロア6,エントランスセクション4,シャワーセクション5,エレベーター17,階段18等が、設けられている。これらについて、更に詳述する。
まずラウンジフロア6は、共用の机19,椅子20,テレビ等を備えると共に、キッチンコーナー21が、間仕切り付設されている。
すなわちラウンジフロア6は、談話室とも称され、食卓的な机19,椅子20や、ラウンジ的な机19,椅子20等が配設されると共に、大型のテレビやパソコンPCも設けられており、更に、カウンターやレンタル用品収納コーナー等も付設されている。又、掲示板やチラシ置場も設けられている。キッチンコーナー21は、複数のシステムキッチンが配設されると共に、食器や調味料用の棚が付設されている。
エントランスセクション4は、館内と外部との間のエントランスドア22を備えている。そして更に、リネン室付の受付コーナー8,ポスト,宅配ロッカー等々が、設けられている。
シャワーセクション5は、間仕切り形成された複数のシャワー室23を備えている。すなわち、脱衣室24とシャワー室23とでワンブースとし、このようなブースが複数設けられると共に、洗面コーナー25も付設されている。図示例では、このようなシャワーセクション5が、男女用に2室設けられている。ところで、このようなシャワーセクション5に代えて、入浴セクションを用いることも可能である。すなわち、脱衣室24付の浴槽を備えた浴室をワンブースとし、このようなブースを複数備えた入浴セクションを、シャワーセクション5に代えて設けることも考えられる。
エレベーター17や階段18は、各フロア階に亘って設けられている。
ところで、このサークルクラブハウス1において、サークルハウスフロア2の間仕切り、サークルキューブフロア3の間仕切り、ラウンジフロア6の間仕切り、シャワーセクション5の間仕切り等は、取り外し可能となっている。もってこのサークルクラブハウス1は、サークルハウスフロア2,サークルキューブフロア3,ラウンジフロア6,シャワーセクション5等が、それぞれ、オープンスペースとして又は間仕切り変更されたスペースとして、変更使用可能となっている。図中Dはバルコニーである。
サークルクラブハウス1のビルは、このようになっている。
《サークル管理システムAについて》
次に、図1,図2を参照して、このサークルクラブハウス1のサークル管理システムAについて、説明する。
サークル管理システムAは、専用カードBや専用キーにより、各室の使用者に対応した出入管理を実施する。まず、このサークル管理システムAで使用される専用カードBは、共通証明情報,フロア別証明情報,個人証明情報が書込まれている。
すなわち専用カードBには、まず、そのサークルクラブハウス1の使用者,利用者,契約者であることを共通的に識別可能な共通証明情報と、次に、その契約対象であるいずれかの大個室9や小個室14の所在するフロア階およびそのフロア階がサークルハウスフロア2であるかサークルキューブフロア3であるかを、識別可能なフロア別証明情報と、更に、使用者である個人が契約対象とした大個室9又は小個室14を、個別に特定して識別可能な個人証明情報と、が書込まれている。そして、接触型又は非接触型のICカード又は磁気カード等のカード型記憶媒体よりなる。そして各室の使用者が、供与所有する。
なお、このような各情報が供与され書込まれて非接触型的機能で内蔵され、各室の使用者が所有する携帯電話も、専用カードBと共に又は専用カードBに代えて、使用可能である。
更に、このような各情報が刻まれており、各室の使用者が供与所有する専用キーも、専用カードBと共に又は専用カードBに代えて、使用可能である。
されそこで、このサークル管理システムAでは、このような専用カードBや専用キー等を使用して、次のような制御が行われる。
まず、エントランスセクション4のエントランスドア22は、常時は外側つまり外部からは閉に設定されると共に、専用カードBにより使用者の示す共通証明情報を付設された読取機Cがデータ認証することにより、又は、専用キーの共通証明情報の使用により、それぞれ、外側つまり外部からも開可能となっている。なお、内側から外側へは、常時自由に開可能である。又、読取機Cは、カード端末であるリーダ/ライタよりなる。
次に、シャワーセクション5のドア26は、常時は外側つまりシャワーセクション5外からは閉に設定されると共に、専用カードBにより使用者の示すフロア別証明情報がサークルハウスフロア2である場合は、付設された読取機Cがこれをデータ認証することにより、又は、専用キーのフロア別証明情報がサークルハウスフロア2である場合は、専用キーの使用により、それぞれ、外側からも開可能となっている。なお、内側から外側へは、常時自由に開可能である。
又、エレベーター18の扉27は、停止階がサークルハウスフロア2およびサークルキューブフロア3の階である場合は、常時は内側つまりエレベーター18内からは閉に設定されると共に、専用カードBにより使用者の示すフロア別証明情報がその停止階と一致する場合は、付設された読取機Cがこれをデータ認証することにより、又は、専用キーのフロア別証明情報がその停止階と一致する場合は、専用キーの使用により、それぞれ、内側からも開可能となっている。
なお、内側から外側へは、常時自由に開可能であると共に、その他のフロア階については、内外両側から自在に開可能である。
次に、階段18とサークルハウスフロア2間のドア、および階段18とサークルキューブフロア3間のドア28は、常時は外側つまり階段18側からは閉に設定されると共に、専用カードBにより使用者の示すフロア別証明情報がそのフロアの階と一致する場合は、付設された読取機Cがこれをデータ認証することにより、又は、専用キーのフロア別証明情報がそのフロアの階と一致する場合は、専用キーの使用により、それぞれ、外側からも開可能となっている。
なお、内側から外側へは、常時自由に開可能であると共に、階段18とその他のフロア階については、内外両側から自在に開可能である。
又、ラウンジフロア6のドア29は、常時は外側つまりフロア6外からは閉に設定されると共に、専用カードBにより使用者の示す共通証明情報を付設された読取機Cがこれをデータ認証することにより、又は、専用キーの共通証明情報の使用により、それぞれ、外側からも開可能となっている。なお、内側から外側へは、常時自由に開可能である。
そして、サークルハウスフロア2の各大個室9のドア30、およびサークルキューブフロア3の各小個室14のドア31は、常時は外側つまり個室9又は14外からは閉に設定されると共に、専用カードBにより使用者の示す個人証明情報が自分の1室の個室9又は14と一致する場合は、付設された読取機Cがこれをデータ認証することにより、又は、専用キーの個人証明情報が自分の1室の個室と一致する場合は、専用キーの使用により、それぞれ、外側からも開可能となっている。なお、内側から外側へは、常時自由に開可能である。
なお第1に、前述によらず、シャワーセクション5のドア26は、更に、専用カードBにより使用者の示す共通証明情報を付設された読取機Cがこれをデータ認証することにより、又は、専用キーの共通証明情報の使用により、それぞれ、外側からも開可能とすることも可能である。
なお第2に、前述によらず、専用キーには、各情報は刻まれてはおらず、個人証明情報のみが刻まれており、もって個人証明情報に関してのみ、専用カードBに代えて又は専用カードBと共に、使用可能とすることも可能である。このように、専用キーには個人証明情報のみが読まれており、もって大個室9や小個室14の外側からの開専用に使用されるケースが多いと、予想される。
サークル管理システムAは、このようになっている。
《作用等》
本発明のサークルクラブハウス1は、以上説明したように構成されている。そこで、以下のようになる。
(1)このサークルクラブハウス1は、都会の人口密集地域に所在する。そして、都会の人口密集地域では住宅事情が厳しく、単身者の一人暮らしのニーズが高いと共に、個人的専用使用スペースへのニーズが高い。
このサークルクラブハウス1は、このような両ニーズに応えるものである。
(2)さて、このサークルクラブハウス1の利用者,契約者,使用者、つまりサークルハウスフロア2の大個室9の使用者、およびサークルキューブフロア3の小個室14の使用者は、それぞれエントランスセクション4のエントランスドア22から、館内に自由に出入できる。入館に際しては、所有する専用カードB等で読取機Cとやり取りして、入館する。
(3)そして使用者は、館内のラウンジフロア6と、自己のサークルハウスフロア2の大個室9、又はサークルキューブフロア3の小個室14とを、自由に行き来し使用することができる。サークルハウスフロア2の大個室9の使用者は、更にシャワーセクション5も、自由に行き来し使用することができる。
(4)このような行き来に際し、エレベーター17の扉27や階段18のドア28は、他の使用者のサークルハウスフロア2やサークルキューブフロア3に関しては、開として入ることができない。
(5)そして、このような行き来や使用は、サークル管理システムAの専用カードB等を使用して、行われる。
すなわち、ラウンジフロア6のドア29、サークルハウスフロア2の大個室9のドア30、サークルキューブフロア3の小個室14のドア31、シャワーセクション5のドア26、更にはエレベーター17の扉27,階段18のドア28について、所定側からの開は、専用カードB等により読取機Cとやり取りすることによってのみ、可能となっている。
(6)さてそこで、このサークルクラブハウス1によると、次の第1,第2,第3,第4のようになる。
まず第1に、サークルハウスフロア2の大個室9の使用者は、都会であるにも拘わらず、館内で充実した居住生活を営み、都会での一人暮らしのニーズを満たすことができる。すなわち、自己の欲求に応じて、大個室9,ラウンジフロア6,そのキッチンコーナー21,シャワーセクション5等を、自在に利用することができる。
しかもこれらは、ラウンジフロア6を活用したり、大個室9のパソコンPCのウェブネットワークを利用したりすることにより、管理センター11も加わって、館内ルールや入居者管理を徹底しつつ行われると共に、使用者相互間の交流活発化も期待される。又、管理センター11や他所のサークルクラブハウス1の使用者との間で、ウェブネットワーク上で相互コミニュケーションが可能であり、例えば教養,会話,ゲーム,配信,その他に利用して、楽しむことができる。
又、館内および館内各所への出入は、専用カードBにて管理されており、セキュリティー面にも不安はない。
第2に、サークルキューブフロア3の小個室14の使用者は、そのニーズに応じ、自己の小個室14を自己のパーソナルユース専用に、自由に選択使用できる。
更に、各小個室14のパソコンPCを利用して、上述した所に準じ、他の使用者や本部管理センターとの間で、ウェブネットワーク上で相互コミュニティション可能である。又、ラウンジフロア6やそのキッチンコーナー21も自由に利用可能である。
第3に、このようなサークルハウスフロア2の使用者の一人暮らしニーズと、サークルキューブフロア3の使用者のパーソナルユースニーズとは、サークル管理システムAの採用により、適切に調和されつつ仕分けされ、1つのビルの館内においてスムーズに共存可能となっている。
つまり、大個室9のドア30,小個室14のドア31は勿論のこと、エレベーター17の扉27,階段18のドア28,シャワーセクション5のドア26等の開閉コントロールにより、館内各所の利用エリアが適切に仕分けされている。
第4に、このようなサークルクラブハウス1は、サークルハウスフロア2の大個室9の使用者に対しては、大幅なコストダウンを提案可能である。すなわち、ラウンジフロア6,キッチンコーナー21,シャワーセクション5,洗濯機コーナー13等を、共用化したことにより、このサークルハウスフロア2の各大個室9は、建築コストや設備コスト等が、大きく削減されてなる。
他方、このサークルクラブハウス1は、サークルキューブフロア3の小個室14の使用使者に対しても、大幅なコストダウンを提案可能である。すなわち、このサークルキューブフロア3の小個室14は、非居住専用である分だけ、建築コストや設備コスト等が、大きく削減されてなる。
本発明に係るサークルクラブハウスについて、発明を実施するための最良の形態の説明に供し、平断面図であり、(1)図は、1階を示し、(2)図は、2階と3階を示す。 同発明を実施するための最良の形態の説明に供し、平断面図であり、(1)図は4階〜7階を示し、(2)図は8階を示す。 同発明を実施するための最良の形態の説明に供し、全体斜視図である。
符号の説明
1 サークルクラブハウス
2 サークルハウスフロア
3 サークルキューブフロア
4 エントランスセクション
5 シャワーセクション
6 ラウンジフロア
7 店舗
8 受付コーナー
9 大個室
10 簡易水道
11 管理センター
12 パーソナルトイレ
13 洗濯機コーナー
14 小個室
15 トイレコーナー
16 簡易水道
17 エレベーター
18 階段
19 机
20 椅子
21 キッチンコーナー
22 エントランスドア
23 シャワー室
24 脱衣所
25 洗面コーナー
26 ドア
27 扉
28 ドア
29 ドア
30 ドア
31 ドア
A サークル管理システム
B 専用カード
C 読取機
D バルコニー
H 廊下
PC パソコン

Claims (12)

  1. 都会の人口密集地域に所在するビルの館内に、サークルハウスフロアとサークルキューブフロアとが設けられると共に、サークル管理システムが導入されたサークルクラブハウスであって、
    該サークルハウスフロアには、居住も可能な広さの大個室が、間仕切りされて複数室設けらており、
    該サークルキューブフロアには、居住以外の各種パーソナルユース専用の小個室が、間仕切りされて多数室設けられており、
    該サークル管理システムは、専用カードや専用キーにより、各室の使用者に対応した出入管理を実施すること、を特徴とするサークルクラブハウス。
  2. 請求項1に記載したサークルクラブハウスにおいて、更に、共用の机,椅子,テレビ等を備えると共に、キッチンコーナーが間仕切り付設されたラウンジフロアと、
    ビル内外のエントランスドアを備えたエントランスセクションと、複数のシャワー室が間仕切り形成されたシャワーセクションと、各フロア階に亘って設けられたエレベーターと階段とが、設けられていること、を特徴とするサークルクラブハウス。
  3. 請求項2に記載したサークルクラブハウスにおいて、該サークルハウスフロアの大個室は、ベッド,机,椅子,その他の家具,エアコン,洗面台付簡易水道,ウェブネットワーク付パソコン等を、備えており、
    該パソコンにより、使用者間の相互コミュニティ用のウェブネットワークが構築されると共に、使用者と遠隔地の本部管理センター等との間の相互コミュニケーション用のウェブネットワークが構築されること、を特徴とするサークルクラブハウス。
  4. 請求項3に記載したサークルクラブハウスにおいて、該サークルハウスフロアには、更に、共用の廊下が付設されると共に、共用のトイレコーナーが付設されるか、又は該大個室内にパーソナルトイレが付設されていること、を特徴とするサークルクラブハウス。
  5. 請求項4に記載したサークルクラブハウスにおいて、該サークルハウスフロア又は該シャワーセクションには、共用の洗濯機コーナーが付設されていること、を特徴とするサークルクラブハウス。
  6. 請求項2に記載したサークルクラブハウスにおいて、該サークルキューブフロアの小個室は、約1m以上〜10m以下程度の広さよりなると共に、ウェブネットワーク付パソコンやエアコン吹出し口を備えており、
    該パソコンにより、使用者間の相互コミュニティ用のウェブネットワークが構築されると共に、使用者と遠隔地の本部管理センターとの間の相互コミュニケーション用のウェブネットワークが構築され、
    該小個室は、事務室,パソコン室,インターネット室,書斎,趣味室,仮眠室,衣装室,物品保管室,物置,不用品収納室,勉強部屋,主婦部屋,遊び部屋,隠れ部屋,又はその他の各種パーソナルユース専用に、使用に供されること、を特徴とするサークルクラブハウス。
  7. 請求項6に記載したサークルクラブハウスにおいて、該サークルキューブフロアには、共用の廊下と、共用のトイレコーナーと、共用の簡易水道とが付設されていること、を特徴とするサークルクラブハウス。
  8. 請求項2に記載したサークルクラブハウスにおいて、該サークルハウスフロアの間仕切り、該サークルキューブフロアの間仕切り、ラウンジフロアの間仕切り、シャワーセクションの間仕切り等は、取り外し可能となっており、
    もって、該サークルハウスフロア,サークルキューブフロア,ラウンジフロア,シャワーセクション等は、オープンスペースとして又は間仕切り変更されたスペースとしても、変更使用可能となっていること、を特徴とするサークルクラブハウス。
  9. 請求項2に記載したサークルクラブハウスにおいて、該サークル管理システムの専用カードは、共通証明情報とフロア別証明情報と個人証明情報とが書込まれており、接触型又は非接触型のICカード又は磁気カードよりなり、各室の使用者が供与所有するが、
    各該情報が供与され書込まれて非接触型的機能で内蔵された、各室の使用者が所有する携帯電話も、該専用カードと共に又は該専用カードに代えて、使用可能であり、
    更に、各該情報が刻まれており、各室の使用者が供与所有する専用キーも、該専用カードと共に又は該専用カードに代えて、使用可能であること、を特徴とするサークルクラブハウス。
  10. 請求項9に記載したサークルクラブハウスにおいて、該エントランスセクションのエントランスドアは、常時は外側つまり外部からは閉に設定されると共に、該専用カードにより使用者の示す該共通証明情報を付設された読取機がデータ認証することにより、又は、該専用キーの共通証明情報の使用により、それぞれ外側つまり外部からも開可能となっており、
    該シャワーセクションのドアは、常時は外側つまりセクション外からは閉に設定されると共に、該専用カードにより使用者の示すフロア別証明情報が該サークルハウスフロアである場合は、付設された読取機がこれをデータ認証することにより、又は、該専用キーのフロア別証明情報が該サークルハウスフロアである場合は該専用キーの使用により、それぞれ外側からも開可能となっており、
    該エレベーターの扉は、停止階が該サークルハウスフロアおよび該サークルキューブフロアの階である場合は、常時は内側つまり該エレベーター内からは閉に設定されると共に、該専用カードにより使用者の示すフロア別証明情報が該停止階である場合は、付設された読取機がこれをデータ認証することにより、又は、該専用キーのフロア別証明情報が該停止階である場合は該専用キーの使用により、それぞれ内側からも開可能となっており、
    該階段と該サークルハウスフロア間のドア、および該階段と該サークルキューブフロア間のドアは、常時は外側つまり該階段側からは閉に設定されると共に、該専用カードにより使用者の示すフロア別証明情報が該フロアの階である場合は、付設された読取機がこれをデータ認証することにより、又は、該専用キーのフロア別証明情報が該フロアの階である場合は該専用キーの使用により、それぞれ外側からも開可能となっており、
    該ラウンジフロアのドアは、常時は外側つまりフロア外からは閉に設定されると共に、該専用カードにより使用者の示す該共通証明情報を付設された読取機がこれをデータ認証することにより、又は該専用キーの該共通証明情報の使用により、それぞれ外側からも開可能となっており、
    該サークルハウスフロアの各大個室のドア、および該サークルキューブフロアの各小個室のドアは、常時は外側つまり個室外からは閉に設定されると共に、該専用カードにより使用者の示す個人証明情報が該個室と一致する場合は、付設された読取機がこれをデータ認証することにより、又は、該専用キーの個人証明情報が該個室と一致する場合は該専用キーの使用により、それぞれ外側からも開可能となっていること、を特徴とするサークルクラブハウス。
  11. 請求項10に記載したサークルクラブハウスにおいて、該シャワーセクションのドアは、更に、使用者の示す該共通証明情報を付設された読取機がこれをデータ認証することにより、又は該専用キーの該共通証明情報の使用によっても、それぞれ外側からも開可能となっていること、を特徴とするサークルクラブハウス。
  12. 請求項9および10に記載したサークルクラブハウスにおいて、該専用キーには、各該情報は刻まれてはおらず、個人証明情報のみが刻まれており、個人証明情報に関してのみ該専用カードに代えて又は該専用カードと共に、使用可能であること、を特徴とするサークルクラブハウス。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014115918A (ja) * 2012-12-11 2014-06-26 Daiwa House Industry Co Ltd 集合住宅およびその利用システム
JP2017110457A (ja) * 2015-12-18 2017-06-22 大和ハウス工業株式会社 シェアハウス
JP2020021203A (ja) * 2018-07-31 2020-02-06 株式会社デモクラシ。 管理装置及び管理システム

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