JP2008542635A - 組立開口を備えたディファレンシャルアッセンブリ - Google Patents

組立開口を備えたディファレンシャルアッセンブリ Download PDF

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Abstract

本発明は、特に自動車のドライブトレーン内で使用するための、クラウンギア式ディファレンシャルの形式のディファレンシャルアッセンブリに関する。ワンピースのディファレンシャルケース(3)が設けられており、該ディファレンシャルケース(3)が、回転軸線(A)を中心に回転駆動可能であり、かつ周囲区分(7)に、ディファレンシャルケース(3)内に回転軸線(A)上で回転可能に保持されているサイドシャフトギア(11,12)と、ディファレンシャルケース(3)と共に回転軸線(A)を中心に公転し、サイドシャフトギア(11,12)と歯列を介して噛み合うディファレンシャルギア(13)とを組み立てるための2つ以下の同じ開口(8,9)を有している。前記開口(8,9)が、長手方向中心平面に関してそれぞれ鏡面対称に構成されており、かつ少なくともディファレンシャルギア(13)の直径に相当する軸方向の長さ(L1)と、半径方向で見て、少なくともサイドシャフトギア(11,12)の直径に相当する最大の周方向延在長さ(L2)とを有しているようにした。

Description

本発明は、ディファレンシャル伝動装置の部分であり、特に自動車のドライブトレーン内で使用するために役立つディファレンシャルアッセンブリ(Differentialanordnung)に関する。この種のディファレンシャルアッセンブリはよく知られている。ディファレンシャルアッセンブリは一般に、回転軸線を中心に回転駆動可能な1つのディファレンシャルケースと、ディファレンシャルケース内に回転可能に保持されており、2つのサイドシャフトへのトルク伝達のために役立つ2つのサイドシャフトギアと、ディファレンシャルケースと共に公転し、サイドシャフトギアに歯列を介して噛み合う複数のディファレンシャルギアとを有している。
アメリカ合衆国特許第2865229号明細書、アメリカ合衆国特許第5620388号明細書およびドイツ連邦共和国特許出願公開第10009961号明細書から公知のディファレンシャルアッセンブリは、サイドシャフトギアおよびディファレンシャルギアを組み立てるための半径方向の開口を備えたワンピースのディファレンシャルケースを有している。3つのすべての事例で、ディファレンシャルアッセンブリはベベルギア式ディファレンシャル(Kegelraddifferential)の形式で構成されている。この場合、ディファレンシャルギアおよびサイドシャフトギアはベベルギア、つまり傘歯車として構成されている。ディファレンシャルギアはサイドシャフトギアに比して相対的に大きな直径を有している。その結果、ベベルギア式ディファレンシャルは全体的に大きな軸方向の構造長さを有している。
欧州特許出願公開第1433978号明細書からは、ワンピースのディファレンシャルケースを備えたベベルギア式ディファレンシャルの形式のディファレンシャルアッセンブリが公知である。このディファレンシャルケースは計3つの組立開口を有している。その際、3つの組立開口のうちの2つの組立開口は、ディファレンシャルギアを挿通するために設けられているのに対し、第3の開口は両サイドシャフトギアを組み立てるために設けられている。第3の組立開口は、回転軸線に対して角度を成してサイドシャフトギアを挿通することを可能にするために、回転軸線に対して非対称的なほぼ五角形の形状を有している。第3の組立開口の、角度を成した構成により、ディファレンシャルケースの質量が不等に分布しているので、不釣合いが生じる。一般に、組立開口およびジャーナルを支承するための孔がディファレンシャルケースの剛性および強度を明らかに減じることは問題である。
アメリカ合衆国特許第5951431号明細書は、ワンピースのディファレンシャルケースを備えたベベルギア式ディファレンシャルとしての別のディファレンシャルアッセンブリを示している。ディファレンシャルケースはサイドシャフトギアおよびディファレンシャルギアの組立のために、互いに直径方向で対向して位置する2つの開口を有している。開口は半径方向で見てレンズ状に構成されている。開口は、ディファレンシャルアッセンブリの長手方向中心平面に対して角度を形成する最大の対角線を有している。これにより、サイドシャフトギアは、回転軸線に対して角度を成した位置で、組立開口を通して導入されることができる。
アメリカ合衆国特許第5234388号明細書からは、ワンピースのディファレンシャルケースを備えたディファレンシャルアッセンブリが公知である。ディファレンシャルケースは、互いに対向して位置する2つの組立開口を有している。組立開口は半径方向で見て実質的に円形に構成されており、フランジ側に、中央の凹面状の切欠きを備えた偏平化部を有している。
ドイツ連邦共和国特許出願公開第10308800号明細書からは、3つの部分から成るディファレンシャルケースを備えたクラウンギア式ディファレンシャル(Kronenraddifferential)が公知である。クラウンギア、つまり冠歯車として構成されたサイドシャフトギアは軸方向で組み立てられる。ディファレンシャルケースの中央部分には、周方向で分配された開口が設けられている。これらの開口を通してディファレンシャルギアが組み立てられる。
本発明の課題は、高い強度およびねじり剛性を有し、特にコンパクトに構成され、しかも低い重量を有するワンピースのディファレンシャルアッセンブリを提案することである。
この課題は本発明により、特に自動車のドライブトレーン内で使用するための、クラウンギア式ディファレンシャルの形式のディファレンシャルアッセンブリにおいて、ワンピースのディファレンシャルケースが設けられており、該ディファレンシャルケースが、回転軸線Aを中心に回転駆動可能であり、かつ周囲区分に、サイドシャフトギアおよびディファレンシャルギアを組み立てるための2つ以下の同じ開口を有しており、前記サイドシャフトギアが、クラウンギアとして構成されており、かつ組み立てられた状態でディファレンシャルケース内に回転軸線A上で回転可能に保持されており、前記ディファレンシャルギアが、スパーギアとして構成されており、ディファレンシャルケースと共に回転軸線Aを中心に公転し、かつサイドシャフトギアと歯列を介して噛み合い、前記開口が、長手方向中心平面に関してそれぞれ鏡面対称に構成されており、かつ少なくともディファレンシャルギアの直径に相当する軸方向の長さL1と、半径方向で見て、少なくともサイドシャフトギアの最小の外側の対角線に相当する最大の周方向延在長さL2とを有していることにより解決される。
クラウンギア式ディファレンシャルの形式のディファレンシャルアッセンブリの構成は、コンパクトな構造形式、ひいては低い重量の利点を有している。さらに、スパーギア、つまり平歯車として構成されたディファレンシャルギアにより、組立開口の短い軸方向の長さが得られる。開口を2つだけ使用することにより、周方向で開口間に形成されるウェブは、相対的に大きな延在長さを有している。その結果、ディファレンシャルケースは高いねじり剛性および強度と同時に、小さな構造サイズを有している。望ましくない不釣合いを回避するために、両開口は同じに構成されており、長手方向中心平面に対して鏡面対称である。原理的には、サイドシャフトギアおよびディファレンシャルギアをディファレンシャルケース内に導入する唯一の開口の使用も考えられる。ディファレンシャルケースはワンピースに、特に鋳造部品として、製作されており、定置のケーシング内に支承するための一体成形されたスリーブ付設部を有している。ワンピースとは、ディファレンシャルケースがギアの組立のために、マルチピースのディファレンシャルケースの場合とは異なり、複数の個別部分に分解され得ないことを意味している。ワンピースの形状は高い剛性ならびに僅かな部品数の利点を提供し、このことは製作コストに有利に働く。
別の有利な構成では、開口の軸方向の長さL1が最高でディファレンシャルギアの直径D2の1.1倍に相当し、かつ半径方向で見た最大の周方向延在長さL2が最高でサイドシャフトギアの直径D1の1.1倍に相当する。このことは、特に小さな組立開口、ひいてはディファレンシャルケースの高い剛性の利点を有する。開口の軸方向の長さL1をディファレンシャルギアの呼び径D2に応じて選択し、開口の周方向延在長さL2をサイドシャフトギアの呼び径D1に応じて選択することにより、開口の大きさは最小化されることができる。その際、ギアの導入は、呼び寸法の約3%〜5%であることができる適当な公差の相応の選択により可能とされる。サイドシャフトギアは半径方向外側に、互いに逆向きに方向付けられた2つの平行な偏平化部を有していることができる。その結果、半径方向投影図で見て、最大の外径に対して減じられた外側の対角線(Aussendiagonale)が形成される。これにより、開口の周方向延在長さはそれどころかサイドシャフトギアの呼び径よりも小さくされることができる。これにより、開口の大きさは最小化され、ディファレンシャルケースの剛性は最大化される。
別の有利な構成では、開口が、サイドシャフトギアをそのそれぞれの軸線が回転軸線に対してほぼ平行に方向付けられて開口を通してディファレンシャルケース内に挿入することができるように構成されている。さらに、開口は別の有利な構成では、ディファレンシャルギアをそのそれぞれの軸線が回転軸線に対してほぼ垂直に方向付けられて開口を通してディファレンシャルケース内に挿入することができるように構成されている。両開口はそれぞれ、回転軸線に対して垂直な横断面平面に関して非対称的に構成されている。この手段により、開口の大きさ、ひいては材料弱化は最小化されることができる。このことはディファレンシャルケースのねじり剛性および強度に有利に働く。有利には、半径方向で見た開口の周方向延在長さもしくは開口の周方向の幅がそれぞれその軸方向の長さよりも大きい。
別の有利な構成では、開口がそれぞれ多角形の形状、特に丸み付けられた角を有する多角形の形状に構成されている。ディファレンシャルケースの高い剛性にとって、開口がそれぞれ五角形の形状、特に丸み付けられた角を有する五角形の形状に構成されていると特に有利である。その際、応力を最小化するために、実質的に真っ直ぐな部分面間の移行領域を半径により形成することが有利である。このことは、五角形の部分面自体も半径により形成されている構成を包含する。具体例では、五角形が、半径方向で見て、1つの基面と、実質的に回転軸線に対して平行に延びる2つの側面と、回転軸線に対して角度を成す2つの端面とを有している。その際、端面間の第1の移行領域が第1の半径により形成され、第1の半径が有利にはディファレンシャルギアの半径にほぼ相当するか、またはこれよりも大きい。このことは、第1の半径が、ディファレンシャルギアおよびディファレンシャルケースの製作公差の下で、有利には、ディファレンシャルギアがちょうど開口内に導入されることができるような大きさに選択されていることを意味している。さらに、端面と側面との間の第2の移行領域が第2の半径により形成され、第2の半径が有利にはディファレンシャルギアの半径に相当するか、またはこれよりも小さい。これにより、有利には、多くの材料が端面の領域に存在していることが達成される。このことはディファレンシャルケースの剛性を高める。側面と基面との間の第3の移行領域は第3の半径により形成され、第3の半径は有利には側面と基面との間の第2の半径よりも小さい。これにより、開口の短い軸方向の長さが得られる。全体として、半径を上記の形状に選択することにより、トルク伝達時のディファレンシャルケース内の応力が最小化されていることが達成される。このことは寿命にポジティブに働く。ディファレンシャルケースはトルク導入のためのフランジを有しており、両開口の基面は有利には軸方向でフランジに隣接して配置されている。この配置は、開口の、角度を成した端面により先細りする区分が、円錐形のディファレンシャルケース区分の領域に配置されているので、高い剛性に関して有利である。
別の有利な構成では、互いに直径方向で対向して位置するもしくは180゜周方向で互いにずらされて配置されているまさに2つの同じ開口が設けられている。このことは、均等な質量分布およびその結果としての僅かな不釣合いに関して有利である。具体例では、ディファレンシャルケースが周囲区分にもしくは周方向で両開口間に形成されるウェブに、ジャーナルを受容するための、周方向で両開口間に位置する半径方向の貫通孔を有している。貫通孔は開口を通る長手方向中心平面に対して垂直である。有利には、まさに2つのディファレンシャルギアが設けられており、両ディファレンシャルギアが、前記貫通孔内に差し込まれている1つの共通のジャーナルに支承されている。これにより、部品の数は最小化されている。このことは製作コストおよび組立コストにポジティブに働く。原理的にはしかし、2つより多くの、特に4つのディファレンシャルギアの使用も考えられる。
組立工程の経過は以下の通りである。まず、フランジから遠くに位置するサイドシャフトギアを開口からディファレンシャルケース内に導入し、その終端位置でディファレンシャルケースの当接面に当接するまで軸方向でスライドさせる。引き続いて、フランジに隣接して位置するサイドシャフトギアを開口から導入し、これがディファレンシャルケース内の所属の当接面に支持されることになるその終端位置まで軸方向でスライドさせる。次の工程で、両ディファレンシャルギアを開口から導入し、それぞれの歯列を両サイドシャフトギアの歯列に噛み合わせる。その後、ディファレンシャルギアとサイドシャフトギアとから成るギアセットを回転軸線を中心に90°ディファレンシャルケースに対して回転させる。その結果、ディファレンシャルギアの孔が、ウェブに設けられた半径方向の貫通孔と一致する。引き続いて、両ディファレンシャルギアを支持するために、ジャーナルを半径方向の貫通孔内に差し込む。最後に、ディファレンシャルギアをジャーナルに対して、かつジャーナルをディファレンシャルケースに対して軸方向で固定する。
本発明によるディファレンシャルアッセンブリの有利な実施例について以下に図面を参照しながら説明する。
図1:丸み付けられた側面を有する組立開口を備えた、本発明によるディファレンシャルアッセンブリの第1の実施形態を示す図である。
図2:真っ直ぐな側面を有する組立開口を備えた、本発明によるディファレンシャルアッセンブリの第2の実施形態を示す図であり、
a)開口の形状に関する理論的な原理を示す図であり、
b)実際の実施形態を示す図である。
図3:図2に示したディファレンシャルケースの、半径方向の貫通孔を通る縦断面図である。
図4:図2に示したディファレンシャルケースの、組立開口を通る縦断面図である。
図5:図2に示したディファレンシャルケースの斜視図である。
図6:図2に示したディファレンシャルアッセンブリの組立経過を示す図であり、
a)第1のサイドシャフトギアの装入
b)第2のサイドシャフトギアの装入
c)ディファレンシャルギアの装入
の工程を示す図である。
図7:図6に示したディファレンシャルアッセンブリの、組み立て終えた状態の、ジャーナル軸線を通る縦断面図である。
図1および図2に示したディファレンシャルアッセンブリ2は、その構造および機能形式に関して互いにほぼ一致し、それゆえ以下にまとめて説明する。同じ構成部分には同じ符号を付した。図面にはワンピースのディファレンシャルケース3を備えたディファレンシャルアッセンブリ2が示されている。ディファレンシャルケース3は、図示しない定置のケーシング内に支承されることができる。このために、ディファレンシャルケース3には、逆方向を向いたスリーブ状の軸受付設部4,5が一体成形されている。軸受付設部4,5は、ここでは図示しないころがり軸受を受容するために役立つ。ディファレンシャルアッセンブリ2は、自動車のドライブトレーン内のディファレンシャル伝動装置の一部であり、図示しない1つの長手方向ドライブシャフトから2つのサイドシャフトへとトルクを伝達するために役立つ。このために、ディファレンシャルケース3には、フランジ6が一体成形されている。フランジ6には、トルクをディファレンシャルアッセンブリ2へと導入するための図示しないリングギアが固定されることができる。
ワンピースのディファレンシャルケース3は、回転軸線Aを中心に180°ずらされて配置された2つの半径方向の開口8が、2つのサイドシャフトギア11,12および複数のディファレンシャルギア13を組み立てるために設けられている周囲区分7を有している。半径方向で見た図からは一方の開口しか見て取れないが、両開口8は同じに構成されている。以下、例示的に両開口8のうちの一方についてのみ説明する。図面には、サイドシャフトギア11,12と、複数のディファレンシャルギア13のうちの1つのディファレンシャルギアとが、大きさ比を明らかにするために、仮想の位置で重ねられて示されている。周方向で開口8間に形成されるウェブ14の領域における材料弱化を僅かに維持するために、各開口8は、通常の製作公差の考慮の下で、サイドシャフトギア11,12およびディファレンシャルギア13を導入するにまさに十分な大きさである。半径方向の投影図で見て、周方向での開口8の幅L2が、サイドシャフトギア11,12の最大の直径D1よりも大きく、かつ有利にはサイドシャフトギアの直径D1の1.1倍よりも小さいことが見て取れる。つまり、サイドシャフトギア11,12は、それぞれの軸線が回転軸線Aに対してほぼ平行に方向付けられて、側方に傾倒することなくディファレンシャルケース3内に導入されることができる。さらに、開口8の軸方向の長さL1は、ディファレンシャルギア13の最大の直径D2よりも大きく、かつ有利にはディファレンシャルギアの直径D2の1.1倍よりも小さい。このことは、ディファレンシャルギア13を、それぞれの軸線が回転軸線Aに対してほぼ垂直に方向付けられて、傾倒することなくディファレンシャルケース3内に導入することを可能にする。
材料弱化を僅かに維持するために、開口8はほぼ五角形の形状を有しており、軸方向でフランジ6に隣接して位置する基面15と、この基面15に接続し、回転軸線に対してほぼ平行に延びる2つの側面16,17と、両側面16,17に接続し、回転軸線に対して角度を成し、かつ回転軸線A上に位置する頂点21で合流する2つの端面18,19とを形成する。開口8が回転軸線Aに関して鏡面対称に構成されていることが見て取れる。つまり、不等の質量分布に基づいて発生する不釣合いは排除される。トルク伝達時のディファレンシャルケース3内の応力を僅かに維持するために、2つの面間に位置する移行領域は、できるかぎり大きな半径により形成されている。両端面18,19を互いに結合する半径R1がディファレンシャルギア13の半径よりも大きいことが見て取れる。その際、半径R1の中心は、回転軸線に対して垂直な、ディファレンシャルギア13を通る横断面平面内にほぼ位置している。端面18,19と側面16,17との間の半径R2は、通常の公差の考慮の下で、最大でディファレンシャルギア13の半径に相当する。これに対して、端面16,17と基面15との間の半径R3は、より小さく選択されている。
図1に示した実施形態の場合、基面15、側面16,17および端面18,19も丸み付けられており、大きな半径R4,R5により形成されている。これにより、トルク伝達時にディファレンシャルケース3内に発生する応力は最小化される。これに対して、上に挙げた面は、図2に示した実施形態の場合、半径方向で見てほぼ直線的に構成されている。このことは特に図2aによく見て取れる。図2aには、開口8の形状のための理論的な出発点として役立つ鏡面対称の五角形が、太線で記入されている。図2bには、開口8の実際の形状を太線で強調した同じディファレンシャルアッセンブリが示されている。側面16,17は開口を通る長手方向中心平面に対して角度を成している。端面18,19はディファレンシャルケース3の円錐形の区分22により斜めにされている。
図3、図4および図5について以下にまとめて説明する。これらの図面は図2に示したディファレンシャルケースを示しており、その点については図2の説明を合わせて参照されたい。周方向で開口8,9間に位置するウェブ14に、ここには示されていないジャーナルもしくはピンを受容するための半径方向の孔23,24が設けられていることが見て取れる。ジャーナルは、ディファレンシャルギアの装入後、ディファレンシャルギアに差し通され、ディファレンシャルケースに対して、孔24内に設けられたリング溝25内に係入するリテーナリングにより軸方向で固定される。スリーブ状の軸受付設部を通して、ここには示されていないサイドシャフトが差し込まれ、サイドシャフトギアに固く結合される。
図6および図7について以下にまとめて説明する。これらの図面は、図2〜図5に示したディファレンシャルケース内への組立経過を示しており、その点については図2〜図5の説明を合わせて参照されたい。図6aから見て取れるように、まず、フランジ6に対して遠位に位置するサイドシャフトギア12を開口8内に導入し、その半径方向の当接面26がディファレンシャルケース3内の支持面27または当接ディスクに接触するまで軸方向でスライドさせる。その後、フランジ6に隣接して位置するサイドシャフトギア11を開口8内に導入し、その当接面28をディファレンシャルケース3内の支持面29または当接ディスクに当接させる(図6b)。引き続いて、両ディファレンシャルギア13を開口8もしくは開口9を通してディファレンシャルケース3内に導入し、その歯列を両サイドシャフトギア11,12の歯列に噛み合わせる。このことは図6cに示されている。次の工程で、ディファレンシャルアッセンブリのギアセット11,12,13を、回転軸線を中心に90°回転させる。その結果、ディファレンシャルギア13の孔31,32は、ディファレンシャルケースに設けられた半径方向の貫通孔23,24と一列に並ぶ。その後、ジャーナル33を孔31,32内に差し込み、リテーナリング34によりディファレンシャルケース3内に軸方向で固定する。組み立て終えたディファレンシャルアッセンブリ2は図7に示されている。ここにはサイドシャフト35,36も示されている。サイドシャフト35,36はそれぞれ長手方向歯列37,38を介して相対回動不能に所属のサイドシャフトギア11,12に結合されており、かつ軸方向で固定されている。ディファレンシャルアッセンブリ2はクラウンギア式ディファレンシャルとして構成されている。この場合、サイドシャフトギア11,12はクラウンギア、つまり冠歯車であり、ディファレンシャルギア13はスパーギア、つまり平歯車である。クラウンギア式ディファレンシャルは特に短い軸方向の構造長さの利点を有している。
丸み付けられた側面を有する組立開口を備えた、本発明によるディファレンシャルアッセンブリの第1の実施形態を示す図である。 真っ直ぐな側面を有する組立開口を備えた、本発明によるディファレンシャルアッセンブリの第2の実施形態を示す図であり、a)は、開口の形状に関する理論的な原理を示す図であり、b)は、実際の実施形態を示す図である。 図2に示したディファレンシャルケースの、半径方向の貫通孔を通る縦断面図である。 図2に示したディファレンシャルケースの、組立開口を通る縦断面図である。 図2に示したディファレンシャルケースの斜視図である。 図2に示したディファレンシャルアッセンブリの組立経過を示す図であり、a)は、第1のサイドシャフトギアの装入、b)は、第2のサイドシャフトギアの装入、c)は、ディファレンシャルギアの装入の工程を示す図である。 図6に示したディファレンシャルアッセンブリの、組み立て終えた状態の、ジャーナル軸線を通る縦断面図である。
符号の説明
2 ディファレンシャルアッセンブリ
3 ディファレンシャルケース
4 軸受付設部
5 軸受付設部
6 フランジ
7 周囲区分
8 開口
9 開口
11 サイドシャフトギア
12 サイドシャフトギア
13 ディファレンシャルギア
14 ウェブ
15 基面
16 側面
17 側面
18 端面
19 端面
21 頂点
22 円錐形の区分
23 貫通孔
24 貫通孔
25 リング溝
26 当接面
27 支持面
28 当接面
29 支持面
31 孔
32 孔
33 ジャーナル
34 リテーナリング
35 サイドシャフト
36 サイドシャフト
37 長手方向歯列
38 長手方向歯列
A 回転軸線
D 直径
L 長さ
R 半径

Claims (16)

  1. 特に自動車のドライブトレーン内で使用するための、クラウンギア式ディファレンシャルの形式のディファレンシャルアッセンブリにおいて、
    ワンピースのディファレンシャルケース(3)が設けられており、該ディファレンシャルケース(3)が、回転軸線を中心に回転駆動可能であり、かつ周囲区分(7)に、サイドシャフトギア(11,12)およびディファレンシャルギア(13)を組み立てるための2つ以下の同じ開口(8,9)を有しており、
    前記サイドシャフトギア(11,12)が、クラウンギアとして構成されており、かつ組み立てられた状態でディファレンシャルケース(3)内に回転軸線(A)上で回転可能に保持されており、前記ディファレンシャルギア(13)が、スパーギアとして構成されており、ディファレンシャルケース(3)と共に回転軸線(A)を中心に公転し、かつサイドシャフトギア(11,12)と歯列を介して噛み合い、
    前記開口(8,9)が、長手方向中心平面に関してそれぞれ鏡面対称に構成されており、かつ少なくともディファレンシャルギア(13)の直径に相当する軸方向の長さ(L1)と、半径方向で見て、少なくともサイドシャフトギア(11,12)の最小の外側の対角線に相当する最大の周方向延在長さ(L2)とを有している
    ことを特徴とする、ディファレンシャルアッセンブリ。
  2. 開口(8,9)が、サイドシャフトギア(11,12)をそのそれぞれの軸線が回転軸線(A)に対してほぼ平行に方向付けられて開口(8,9)を通して導入することができるように構成されている、請求項1記載のディファレンシャルアッセンブリ。
  3. 開口(8,9)が、ディファレンシャルギア(13)をそのそれぞれの軸線が回転軸線(A)に対してほぼ垂直に方向付けられて開口(8,9)を通して導入することができるように構成されている、請求項1または2記載のディファレンシャルアッセンブリ。
  4. 開口(8,9)が、回転軸線(A)に対して垂直な横断面平面に関して非対称的に構成されている、請求項1から3までのいずれか1項記載のディファレンシャルアッセンブリ。
  5. 半径方向で見た開口(8,9)の周方向延在長さ(L2)がその軸方向の長さ(L1)よりも大きい、請求項1から4までのいずれか1項記載のディファレンシャルアッセンブリ。
  6. 開口(8,9)の軸方向の長さ(L1)が最高でディファレンシャルギア(13)の直径(D2)の1.1倍に相当し、かつ
    半径方向で見た最大の周方向延在長さ(L2)が最高でサイドシャフトギア(11,12)の直径(D1)の1.1倍に相当する、
    請求項1から5までのいずれか1項記載のディファレンシャルアッセンブリ。
  7. 開口(8,9)がそれぞれ多角形の形状に構成されている、請求項1から6までのいずれか1項記載のディファレンシャルアッセンブリ。
  8. 開口(8,9)がそれぞれ五角形の形状、特に丸み付けられた角を有する五角形の形状に構成されている、請求項7記載のディファレンシャルアッセンブリ。
  9. 五角形が、半径方向で見て、1つの基面(15)と、実質的に回転軸線(A)に対して平行に延びる2つの側面(16,17)と、回転軸線(A)に対して角度を成す2つの端面(18,19)とを有している、請求項8記載のディファレンシャルアッセンブリ。
  10. ディファレンシャルケース(3)がトルク導入のためのフランジ(6)を有しており、基面(15)が軸方向でフランジ(6)に隣接して配置されている、請求項1から9までのいずれか1項記載のディファレンシャルアッセンブリ。
  11. 端面(18,19)間の第1の移行領域が第1の半径(R1)により形成され、第1の半径(R1)がディファレンシャルギア(13)の半径にほぼ相当する、請求項9または10記載のディファレンシャルアッセンブリ。
  12. 端面(18,19)と側面(16,17)との間の第2の移行領域が第2の半径(R2)により形成されており、第2の半径(R2)がそれぞれ最大でディファレンシャルギア(13)の半径に相当する、請求項9から11までのいずれか1項記載のディファレンシャルアッセンブリ。
  13. 側面(16,17)と基面(15)との間の第3の移行領域が第3の半径(R3)により形成され、第3の半径(R3)が側面(16,17)と基面(15)との間の第2の半径(R2)よりも小さい、請求項12記載のディファレンシャルアッセンブリ。
  14. 互いに直径方向で対向して位置する2つの開口(8,9)が設けられている、請求項1から13までのいずれか1項記載のディファレンシャルアッセンブリ。
  15. ディファレンシャルケース(3)が周囲区分(7)に、ジャーナル(33)を受容するための、周方向で両開口(8,9)間に位置する半径方向の貫通孔(23,24)を有している、請求項1から14までのいずれか1項記載のディファレンシャルアッセンブリ。
  16. 2つのディファレンシャルギア(13)が設けられており、両ディファレンシャルギア(13)が、前記貫通孔(23,24)内に差し込まれている1つの共通のジャーナル(33)に支承されている、請求項15記載のディファレンシャルアッセンブリ。
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