JP2008542124A - 航空機の客室内の座席と手荷物収容部の改修 - Google Patents

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Abstract

本発明の改修によれば、航空機の客室区画体は、縦方向に延びる少なくとも1つの通路(8)と、その縦方向の通路(8)に対して横方向に列を成して配置された複数の座席と、上方に並べて配置された手荷物収容部(12)の少なくとも1つの集合部とを備えており、手荷物収容部(12)は、横方向に一列を成して座席の上方に位置している。

Description

本発明は、航空機の客室や、例えば飛行機の座席と手荷物収容部の改修に関する。
本発明は、より詳細には、定期路線便またはチャーター便で乗客を輸送するために航空会社が市場用に開発した航空機の内部改修に関するものであるが、それだけに限定されるわけではない。このような航空機では、乗客ができるだけ快適であるようにしつつ多数の乗客を一度に収容しなければならないという問題が常に生じる。
通常は、定期航空機などでは座席は複数の縦横の列に並べて配置され、すべてが同じ方向を向いている。座席にアクセスするため、客室の幅と、同一の列に横並びに配置された座席の数とに応じ、1〜3本の縦方向の通路が一般に設けられている。
手荷物を収容するため、手荷物収容部が客室の上部に設けられている。手荷物収容部は座席の上方に縦方向に並んでいる。手荷物収容部は、航空機の客室のほぼ全長、または連続した2つの救助扉の間に配置された客室区画のほぼ全長にわたって延びている。一般に手荷物収容部には通路からアクセスできる。手荷物収容部にアクセスするには、乗客が立って手荷物収容部と向かい合った状態になる。その場合、その乗客は、航空機の客室の縦方向の1つの壁面の方向、すなわち航空機に対して横方向を向くことになる。
従来のこのような構成には欠点がいくつかある。第1の欠点は、例えば手荷物を収容するためのスペースが比較的限られていることである。そのためそれぞれの乗客は、現在認められている最大サイズのバッグしか客室内に持ち込むことができない。ここでは、統計的に、それぞれの乗客は認められている最大容積よりも小さなバッグを客室内に持ち込むという事実に基づいている。
別の欠点は、手荷物収容部が座席の上方にあって通路と平行に配置されているため、乗客が立ち上がったときに上方に位置する手荷物収容部に頭をぶつける可能性があることである。
別の欠点は、乗客が、座席にアクセスする通路に立った状態で自分の手荷物を収容することである。したがって特に搭乗時に、自分の手荷物を手荷物収容部に収容している乗客が、自分の座席に行きたい他の乗客の通行を妨げる。
通路に平行に縦方向に延びる何列もの手荷物収容部があるという事実は、外観上もあまり見栄えのよいものではない。なぜなら、通路によって奥行きがあるように見える効果を、手荷物収容部が強調するからである。
最後に、航空機の現在の換気システムは、空気をうまく循環させることができない。これはもちろん乗客の快適さを妨げる。
そこで本発明は、乗客の快適さを低下させることなく、手荷物のためのスペースを広くした航空機の内部改修を提供することを目的とする。好ましいことに、この改修により、乗客のよりスムーズな流れが促進される。この改修は独自かつ快適な外観でもあり、客室内に空気をうまく循環させることも可能にするであろう。
この目的を実現するため、本発明では、
縦方向に延びる少なくとも1つの通路(8)と、
縦方向の前記通路(8)に対して横方向に列を成して配置された複数の座席と、
列を成して上方に配置された手荷物収容部(12)の少なくとも1つの集合部と
を具備する航空機の客室区画体を提案する。
本発明によれば、手荷物収容部が、横方向に一列を成して座席の上方に位置している。
このような構成では、手荷物収容部は、座席、すなわち乗客が座っている(場合によっては身体を伸ばしているかもしれないが、立ってはいない)場所の上方に配置されている。そのため利用できるスペースが比較的広くなる。なぜなら従来の客室における場合のように手荷物収容部の下を通れるようにする必要がないからである。さらに、手荷物収容部が並んでいる方向を考慮すると、手荷物収容部へのアクセスは、座席の前に立つことになるため、客室を縦断している通路に立つよりも自然になる。したがって自分の手荷物を手荷物収容部に出し入れする乗客が縦方向の通路にいる他の乗客の通行を邪魔することはない。
本発明による航空機の客室区画体では、好ましいことに手荷物収容部が座席の背もたれの上方に配置されているため、乗客が座ったり立ったりするときに邪魔になるおそれがない。
航空機のこのような客室区画体では、乗客と乗務員が縦方向の通路を通るときに邪魔にならないよう、手荷物収容部の列は、縦方向の通路の上方で中断していることが望ましい。
本発明による区画体の好ましい1つの構成では、それぞれの座席が座部と背もたれを備えるとともに、2つの連続した列の座席が、向かい合わせか、または背中合せの何れかで配置されている。このようになっているため、手荷物収容部が横方向に並んだ2つの列を互いにくっつけることができる。このようにすると、視覚的に、高い位置における横方向の分断の回数を制限することができる。また、こうすることにより、くっつけた2つの横方向の列に共通する要素を用いて構造を軽くすることもできる。
(互いにくっついていない)連続した2つの手荷物収容部列の間を空気が循環できるようにするため、手荷物収容部が流線形にされていて、手荷物収容部が存在することで生じ得る、横方向に延びる尖った稜部がなくなっていることが望ましい。
本発明の一変形例では、各手荷物収容部が、航空機の客室区画体の天井に固定された収容部を備えるとともに、その収容部の中に収容された閉じた位置と、その収容部から突起した開いた位置の間を移動する引き出しを備えている。その収容部と引き出しは、その引き出しの中に配置された品物に、その引き出しが閉じた位置にあるときには、前記手荷物収容部の外部からアセクスすることができず、その引き出しが開いた位置にあるときには、開口部を通じてアクセスできるように構成した壁部が存在する。この変形例では、引き出しは、例えばほぼ鉛直方向の並進移動により、開いた位置から閉じた位置に移動する。
本発明による客室区画体は、換気のため、例えば手荷物収容部の上方を縦方向に延びる空気パイプとともに、手荷物収容部が並んだ2つの列の間に、その2つの列からほぼ等距離の位置に配置された換気口を備えている。
本発明は、また、前記の少なくとも1つの客室区画体を備える航空機の客室と航空機に関するものである。
本発明の詳細な点と利点は、添付の概略図を参照した以下の説明により詳しく理解されるであろう。
図1と図2は、乗客を収容する航空機の客室区画体の内部の概略図である。ここで考える航空機は、乗客を輸送するための飛行機であり、例えばエアバスA340という飛行機が挙げられる。
図示した客室区画体には、それぞれが一人の乗客を収容するモジュール2が、横方向の列と縦方向の列になって配置されている。図1は縦方向の列のモジュールを示しており、図2は横方向の列のモジュールを示している。各モジュール2は、特に、座部(図示せず)と背もたれ4(図ではその一部だけを見ることができる)を有する座席と、各座席を取り囲んでいてそれぞれの乗客のために確保されたスペースを区画体する壁部6を備えている。座席は例えば変換可能な座席であり、さまざまな付属品(テレビなどのスクリーン、さまざまな収納部、フット・レストなど)をモジュールに取り付けることができる。
図示した構成では、1つの縦方向の通路8からモジュール2にアクセスすることができる。アクセス通路10が、同一の横方向の列内のモジュール2を、1つの通路8に接続している。図示した実施態様では、7つのモジュール2が客室内に横並びに配置されていて、4つが通路8の一方の側に、3つが反対側にある。したがって横方向の各列には7つのモジュール2が含まれていて、同数の乗客を収容することができる。
図から、2つの連続した列の座席が互いに逆向きになっていることにも気づく。例えば同一の縦方向の列で隣り合った2つの座席は、背中合わせ、または向かい合わせに配置されている。横方向の1つの列ごとに座席の向きが交互になったこの配置は、本発明の範囲において好ましい。そのことは、この明細書の以下の説明からわかるであろう。
この構成は、フランス国特許第2 843 730号の図6に示されているものと同様である。しかし本発明は、他の形態の客室、すなわち、縦方向の通路が1つだけの客室(フランス国特許第2 843 730号に図示されている客室か否かに係わらない)や、縦方向の通路を複数備える客室にも適用できる。同様に、本発明は、各座席がモジュールの中に配置されている客室区画体や、座席が互いに離すことなく隣り合わせに配置されたより一般的な構成にも適用できる。
図示した客室区画体の中で旅行する乗客の手荷物を収容するため、複数の手荷物収容部12が設けられている。これら手荷物収容部12は、客室の天井に配置されている。手荷物収容部12は、複数の横方向の列になって配置されている。手荷物収容部12が並んだこれらの列はどれも、乗客の座席の上方に、より詳細には座席の背もたれ4の上方に配置されている。縦方向の通路8の位置には手荷物収容部がない。したがってこの好ましい実施態様では、手荷物収容部12は座席の上方にだけ存在している。
それぞれの手荷物収容部12は、図面に示した好ましい実施態様では、収容部14と引き出し16で構成されている。ここでは、古典的な手荷物収容部、すなわち従来技術で知られているような手荷物収容部ももちろん利用することができる。収容部14は客室の天井に固定された構造であり、対応する引き出し16の収容部を形成する。収容部14と引き出し16は、引き出し16が下がって開いた位置と持ち上げられて閉じた位置の間を鉛直方向に移動させることのできる手段を有する。これほど簡単な運動構造は、手荷物収容部にとって普通ではない。このような運動構造になっているため、単純で信頼性の高い機械部品を用いることができる。
引き出し16は、それぞれ底部壁18を備えており、そこから鉛直方向に2つの側壁20が延びていて、裏壁22がその2つの側壁20をつないでいる。底部壁18は、水平方向から傾いていて、引き出しの中に入れられた手荷物が裏壁22に向かうようになっていることが好ましい。引き出し16が閉じた位置では、すなわちこの引き出し16が対応する収容部14の中に収容されているときには、底部壁18の外面だけを客室から見ることができる。引き出し16が開いた位置では、側壁20と裏壁22が客室に張り出した状態になるため、裏壁22の反対側にある開口部24を通じて引き出しの中に手荷物を入れること、または引き出しから手荷物を引き出すことができる。
それぞれの引き出し16の軌跡は、対象とする引き出し16が低位置にあるときにその引き出し16の下方にある座席に座っている乗客の頭にぶつかることがないように調節する。引き出し16を閉じた位置では、その底部壁が流線部26と一致する。
図1に、手荷物収容部12への手荷物の収容(または手荷物収容部12からの手荷物の取り出し)を示してある。自分の座席の前に立った乗客が手荷物収容部を開けても、座っている乗客にぶつかるおそれがない。図2からわかるように、座席1つにつき手荷物収容部が1つなければならないわけではない。この図は、7つの座席に手荷物収容部が3つある場合を示している。しかし説明した手荷物収容部12は容積の非常に大きな手荷物収容部にすることができる。図示した例には複数の引き出し16があり、そのそれぞれは、現在客室への持ち込みが許されている最大サイズの手荷物を3つ受け入れることができる。したがってこの例では、乗客は7人しかいないのに9つの手荷物を受け入れるのに十分なスペースがある。これは、乗客一人ずつに最大サイズの手荷物を受け入れる十分なスペースが一般にない現在の大半の飛行機と比べて大きな進歩である。引き出し16は、手荷物が収容されると重くなる可能性がある。作業を容易にするため、空気ジャッキ(または他の装置)を設けることができる。引き出し16の電気的制御装置も考えられる。この場合、電動モータを用いて手荷物収容部12の引き出し16の開閉を実現する。
収容部14は、したがって手荷物収容部12も、ここで考えている客室区画体内の空気の循環を促進するため流線形にされている。座席とアクセス用通路10の上方では、流線部26は、サイン曲線を平坦にした形態になっている。流線部26の低い部分は、手荷物収容部12を包含していて座席の背もたれ4の上方に位置するのに対し、流線部26の高い部分は、アクセス用通路10の上方に位置している。
図1と図2では、矢印が、上に説明した流線部26を有する客室区画体内の空気の循環を示している。ここでは、換気口がほぼアクセス用通路10の位置に配置されている。すなわち換気口は、手荷物収容部12が横方向に並んだ隣り合う2つの列からほぼ等距離にある。すると流線部26が、これら換気口(図示せず)から出てくる空気をガイドして座席に座っている乗客の方に向かわせる。図2には、横断面内の空気の動きも示してある。これら図面から気づくように、流線部26が存在していることで渦が発生し、空気がよく循環することが保証される。空気のこのような循環は、従来の飛行機には存在していない。従来の飛行機では、横方向の“障壁”が欠如しているため、空気の同じような循環を作り出すことができない。
上に説明した客室区画体の構成にはいくつかの利点がある。まず最初に、手荷物収容部は、座っているか、立ち上がりかけているが立ってはいない乗客がいる位置にしか存在しない。したがって客室内の乗客の流れが促進される。
手荷物収容部を横方向の列にして配置することには、美的な利点もある。航空機の客室は細長い形状であり、高い位置に構成要素が横方向に配置されていると、客室に入ってくる乗客にとって、縦方向の通路であることによる奥行き感がなくなる。さらに、この配置だと、自分の座席に座っていたり自分の座席近くで立ったりする乗客に、大きな部屋よりは小さくて親密さを感じる区画体といった印象を与える。
手荷物収容部が流線形だと、従来の航空機の客室には存在していない空気の運動を生じさせることができる。空気のこのような運動によって空気をよりよく循環させるとともにリサイクルすることができる。もちろん、空気のこのような循環によって乗客の快適さが増す。
空気のこの循環は、飛行機の現在の空気系を変更することなく実現できる。例えば図2に、従来の航空機に見られるのと同様の縦方向の空気パイプを示してある。図2に示した実施例では、ほぼ中央の位置に、航空機の客室の全長にわたる大きな直径の主要な空気パイプ28がある。この主要な空気パイプ28から二次的なパイプ30が分かれていて、この二次的なパイプ30により、航空機の客室の中に新鮮な空気を注入することができる。二次的なパイプ30は、それぞれ異なる直径にすることができる。一例として図2には、主要な空気パイプ28の両側に、比較的直径の大きな(例えば直径が約100mmの)二次的なパイプと、この主要な空気パイプ28からより離れた位置にある直径がより小さな(例えば直径が約30mmの)二次的なパイプ30を示してある。
図示した構成では、進行方向を向いた座席が横方向に並んだ列と、進行方向とは逆向きの座席が横方向に並んだ列が交互に配置されていることで、手荷物収容部が横方向に並んだ2つの列をくっつけることができる。こうすることにより、手荷物収容部の2つの列に共通する部材を用いて手荷物収容部の構造を軽くすることができる。手荷物収容部が流線形であり、波の形状になったほぼサイン曲線である場合には、すべての座席が同じ方向を向いていて手荷物収容部が各座席列の上方で単純な1つの列になっている構成と比べて、連続した2つの波の間の距離を2倍にすることができる。
ここに提案した実施態様では、手荷物収容部の容積が大きいため、それぞれの乗客に、従来の飛行機におけるよりも多くの整理スペースを手荷物のために提供することができる。
本発明の1つの構成では、手荷物収容部へのアクセスは、通常は座席の前に立って行ない、縦方向の通路に立って行なうことはない。したがって自分の席に着く前に自分の手荷物を収容する乗客が通路にいることはないため、自分の席に着く他の乗客の流れが妨げられることがない。したがって飛行機に乗り降りする際の客室内の乗客の流れはより滑らかになり、飛行機の乗り降りを従来の古典的な構成におけるよりも早くすることができる。
ここに提案した構成には、座席が横方向と縦方向の複数の列に配置されていて、手荷物収容部が、客室の座席にアクセスするための縦方向の通路の両側に並んでいる従来の“古典的な”構成と比べていかなる余分なコストも必要としないという利点もある。手荷物収容部に関して提案する単純な仕組みにより、手荷物収容部の製造コストを従来の手荷物収容部よりも下げることさえできる。
本発明が、例示として上に説明した好ましい実施態様や、言及した変形例に限定されることはない。本発明は、添付の請求項の範囲内で当業者が実現できるあらゆる変形例にも関連している。
本発明による航空機の客室区画体の縦断面の一部を示す図である。 本発明による航空機の客室区画体の横断面の一部を示す図である。

Claims (10)

  1. 縦方向に延びる少なくとも1つの通路(8)と、
    縦方向の前記通路(8)に対して横方向に列を成して配置された複数の座席と、
    列を成して上方に配置された手荷物収容部(12)の少なくとも1つの集合部と
    を具備する航空機の客室区画体であって、
    前記手荷物収容部(12)が、横方向に一列を成して座席の上方に位置していることと、
    換気口が、2つの前記手荷物収容部(12)の列の間に配置されていること
    を特徴とする航空機の客室区画体。
  2. 前記手荷物収容部の上方に縦方向に延びる空気パイプ(28、30)を具備することと、
    前記換気口が前記手荷物収容部の2つの列の間に位置し、前記換気口が前記2つの列からほぼ等距離の位置に配置されていること
    を特徴とする、請求項1に記載の航空機の客室区画体。
  3. 前記手荷物収容部(12)が流線形にされていて、前記手荷物収容部(12)が存在することで生じ得る、尖った横方向に延びる稜部がなくなることを特徴とする、請求項1または2に記載の航空機の客室区画体。
  4. 前記手荷物収容部(12)が、前記座席の背もたれ(4)の上方に位置することを特徴とする、請求項1から3のいずれか1項に記載の航空機の客室区画体。
  5. 前記手荷物収容部(12)の前記列が、縦方向の通路(8)の上方で中断していることを特徴とする、請求項1から4のいずれか1項に記載の航空機の客室区画体。
  6. それぞれの座席が座部と背もたれ(4)を具備することと、
    2つの連続した列の座席が、向かい合わせか、または背中合せのいずれかで配置されていること
    を特徴とする、請求項1から5のいずれか1項に記載の航空機の客室区画体。
  7. 各手荷物収容部(12)が、航空機の客室区画体の天井に固定された収容部(14)を具備するとともに、前記収容部(14)の中に収容された閉じた位置と、前記収容部(14)から張り出した開いた位置との間を移動する引き出し(16)を具備していて、前記収容部(14)と前記引き出し(16)は、前記引き出しの中に配置された品物に、前記引き出し(16)が閉じた位置にあるときには、前記手荷物収容部(12)の外部からアセクスすることができず、前記引き出し(16)が開いた位置にあるときには、開口部(24)を通じてアクセスできるように構成した壁部が存在することを特徴とする、請求項1から6のいずれか1項に記載の航空機の客室区画体。
  8. 前記引き出し(16)が、ほぼ鉛直方向の並進移動によって開いた位置から閉じた位置に移動することを特徴とする、請求項7に記載の航空機の客室区画体。
  9. 請求項1から8のいずれか1項に記載の少なくとも1つの客室区画体を備えることを特徴とする航空機の客室。
  10. 請求項1から8のいずれか1項に記載の客室区画体を備えることを特徴とする航空機。
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