JP2008528525A - 粒子および疎水性油を含むヘアトリートメント組成物 - Google Patents
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Abstract
散在させられた粒子を含み、この散在させられた粒子が、粒子状材料によって散在させられた液体疎水性油滴を含み、この散在させられた粒子の平均直径(D3.2)が0.01から100ミクロンである、ヘアトリートメント組成物と、(i)粒子状の材料によって散在させられた液体疎水性油を含み、平均直径(D3,2)が0.01から100ミクロンである、散在させられた粒子の分散体のプレミックスを形成するステップ、(ii)別のベース配合物を形成するステップ、および(iii)このベース配合物に、得られた分散体を添加するステップの方法によって得ることが可能であり、このプレミックスが、遊離界面活性剤を0.5重量%未満含む、ヘアトリートメント組成物。
Description
本発明は、ヘアトリートメント組成物に関する。より詳細には、本発明は、高いスタイリング性およびボリュームを髪に与える組成物に関する。本発明の組成物は、髪のコンディショニングを行うことも分かっている。
消費者は、容易にスタイリングすることができ、さらに十分コンディショニングがなされたと感じることができる髪を求めている。十分コンディショニングがなされた髪は、通常はスタイリングし難いことが分かっているので、従来のヘアスタイリング製品の場合、通常はスタイリングを取るかコンディショニングを取るかのどちらかになる。
粒子状の材料は、髪にコシを与えることが分かっている。WO01/30310は、非凝集粒状物質を含むヘアトリートメント組成物について記述しており、この組成物は、組成物に粘性を与え、スタイリングを助けると言われている。
本発明は、髪のスタイリング、および髪のボリュームを増やすのに使用することができ、さらに髪の感触を十分コンディショニングされたままにすることができる組成物を提供する。
第1の態様では、本発明は、散在させられた粒子を含み、この散在させられた粒子が、粒子状の材料によって散在させられた液体疎水性油滴を含み、この散在させられた粒子の平均直径(D3.2)が0.01から100ミクロンである、ヘアトリートメント組成物に関する。
第2の態様では、本発明は、
i)粒子状の材料によって散在させられた液体疎水性油を含み、平均直径(D3,2)が0.01から100ミクロンである散在粒子の分散体のプレミックスを形成するステップと、
ii)ベース組成物を形成するステップと、
iii)このベース組成物に、得られた分散体を添加するステップと
の方法によって得ることが可能であり、前述のプレミックスが遊離界面活性剤を0.5重量%未満含む、ヘアトリートメント組成物を提供する。
i)粒子状の材料によって散在させられた液体疎水性油を含み、平均直径(D3,2)が0.01から100ミクロンである散在粒子の分散体のプレミックスを形成するステップと、
ii)ベース組成物を形成するステップと、
iii)このベース組成物に、得られた分散体を添加するステップと
の方法によって得ることが可能であり、前述のプレミックスが遊離界面活性剤を0.5重量%未満含む、ヘアトリートメント組成物を提供する。
また本発明は、上述の組成物を付着させることによって、毛髪繊維同士の摩擦/接着を強化する方法にも関する。
本発明の別の態様は、髪のボリュームを増すための上記組成物の使用である。
また本発明は、
i)粒子状の材料によって散在させられた液体疎水性油を含み、平均直径(D3,2)が0.01から100ミクロンである散在粒子の分散体のプレミックスを形成するステップと、
ii)得られた分散体を、ベース組成物に添加するステップと
を含み、前述のプレミックスが遊離界面活性剤を0.5重量%未満含む、ヘアトリートメント組成物の調製方法についても述べている。
i)粒子状の材料によって散在させられた液体疎水性油を含み、平均直径(D3,2)が0.01から100ミクロンである散在粒子の分散体のプレミックスを形成するステップと、
ii)得られた分散体を、ベース組成物に添加するステップと
を含み、前述のプレミックスが遊離界面活性剤を0.5重量%未満含む、ヘアトリートメント組成物の調製方法についても述べている。
(プレミックス)
本発明の組成物は、プレミックスの形成を含む。プレミックスは、散在粒子の分散体である。散在粒子は、粒子状材料によって散在させられた液体疎水性油を含む。散在粒子の平均直径(D3,2)は、0.01から100ミクロンであり、より好ましくは0.4ミクロンから30ミクロンである。
好ましくは、分散体は水性ベースである。
プレミックスは、遊離界面活性剤を0.5重量%未満含む。本発明の文脈において、遊離界面活性剤という用語は、乳化の役割を持たない界面活性剤を意味し、即ちこの界面活性剤は、油と水の界面に存在せず、溶液中で自由である。
プレミックス中の界面活性剤を乳化するレベルは、7重量%よりも低い場合が好ましく、より好ましくは3.5重量%よりも低く、最も好ましくは2重量%よりも低い。
プレミックスを生成する好ましい方法では、液体疎水性油を水に添加して、分散体を形成し、その後、粒子状の材料を添加する。
プレミックス中、散在粒子と溶媒との重量比は、1:1以下であることが有利であり、好ましくは1:2以下である。
散在微粒子中の、疎水性油と粒子状の材料との重量比は、好ましくは20:1から1:40の範囲内であり、より好ましくは10:1から1:25の範囲内である。
(疎水性油)
液体疎水性油材料は、0.01から100ミクロンの粒度を有する場合が好ましく、より好ましくは0.03ミクロンから20ミクロンである。
液体疎水性油材料は、0.01から100ミクロンの粒度を有する場合が好ましく、より好ましくは0.03ミクロンから20ミクロンである。
ほとんどの場合、疎水性油は水不溶性である。「不溶性」とは、0.1%(w/w)の濃度および25℃で、水(蒸留水または同等のもの)に対して可溶性ではない材料を意味する。
疎水性油は、シリコーンコンディショニング剤であるのが好ましい。
適切なシリコーンには、ポリジオルガノシロキサンが含まれ、特にCTFA指定のジメチコーンを有するポリジメチルシロキサンが含まれる。また、CTFA指定のジメチコノールを有する、ヒドロキシル末端基を有するポリジメチルシロキサンも、本発明の組成物(特にシャンプーおよびコンディショナー)での使用に適している。また、WO96/31188の実施例に記載されているように、わずかな架橋度を有するシリコーンゴムも、本発明の組成物での使用に適している。
乳化シリコーン自体(エマルジョンまたは最終的なヘアコンディションイング組成物ではない)の粘度は、通常は25℃で少なくとも100cstであり、好ましくは少なくとも1000cst、より好ましくは少なくとも10000、最も好ましくは少なくとも50000cstである。この粘度は、配合を容易にするために109cstを超えないことが好ましい。
製造を容易にするには、予備形成されたエマルジョンとしてプレミックスにシリコーンを添加する場合が有利になり得る。適切な予備形成されたエマルジョンの例には、Dow Corningから全て入手可能な、エマルジョンDC1310、DC2−1766、DC2−1784、DC−1785、DC−1786、DC−1788と、マイクロエマルジョンDC2−1865およびDC2−1870が含まれる。これらは全て、ジメチコノールのエマルジョン/マイクロエマルジョンである。架橋シリコーンゴムは、例えばDC−1787、DC−2220、DC−9509など、配合を容易にするのに有利な予備乳化形態としても入手可能である。
本発明のシャンプーおよびコンディショナーに含まれるシリコーンの、さらに好ましい種類は、アミノ官能性シリコーンである。適切なアミノ官能性シリコーンの例には、CTFA指定の「アミノジメチコーン」を有するポリシロキサンが含まれる。
本発明での使用に適切なアミノ官能性シリコーンの特定の例は、アミノシリコーン油DC2−8220、DC2−8166、DC2−8466、およびDC2−8950−114(全てDow Corningから)と、GE 1149−75(General Electric Siliconesから)である。適切な4級シリコーンポリマーは、EP−A−0530974に記載されている。好ましい4級シリコーンポリマーは、GoldschmidtからのK3474である。
また、非イオンおよび/またはカチオン性界面活性剤を有するアミノ官能性シリコーン油のエマルジョンも適している。アミノ官能性シリコーンの、予備形成されたエマルジョンも、Dow CorningやGeneral Electricなどのシリコーン油供給業者から入手可能である。特定の例には、DC929カチオン性エマルジョン、DC939カチオン性エマルジョン、および非イオン性エマルジョンDC2−7224、DC2−8467、DC2−8177、およびDC2−8154(全てDow Corningから)が含まれる。
疎水性油の別の例には、炭化水素油、脂肪エステル、およびこれらの混合物が含まれる。直鎖炭化水素油は、好ましくは、約12から約30個の炭素原子を含有することになる。また、C2〜C6アルケニルモノマーなど、アルケニルモノマーのポリマー炭化水素も適切である。
適切な炭化水素油の特定の例には、パラフィン油、鉱油、飽和および不飽和ドデカン、飽和および不飽和トリデカン、飽和および不飽和テトラデカン、飽和および不飽和ペンタデカン、飽和および不飽和ヘキサデカン、およびこれらの混合物が含まれる。これらの化合物の分枝鎖異性体、ならびにより長い鎖長の炭化水素の分枝鎖異性体を使用することもできる。
適切な脂肪エステルは、少なくとも10個の炭素原子を有することによって特徴付けられ、脂肪酸またはアルコールから得られたヒドロカルビル鎖を有するエステルが含まれる。モノカルボン酸エステルには、式R’COOR(式中、R’およびRは独立に、アルキルまたはアルケニル基を表し、R’およびR中の炭素原子の合計が少なくとも10であり、好ましくは少なくとも20である。)のアルコールおよび/または酸のエステルが含まれる。カルボン酸のジおよびトリアルキルおよびアルケニルエステルも使用することができる。
特に好ましい脂肪エステルは、モノ、ジ、およびトリグリセリドであり、より具体的には、グリセロールとC1〜C22カルボン酸などの長鎖カルボン酸とのモノ、ジ、およびトリエステルである。好ましい材料には、ココアバター、パームステアリン、ヒマワリ油、大豆油、およびココナツ油が含まれる。
(粒子状の材料)
本発明のプレミックスは、散在粒子の分散体から形成される。粒子の散在を形成する粒子状の材料は、任意の適切な微粒子にすることができる。
本発明のプレミックスは、散在粒子の分散体から形成される。粒子の散在を形成する粒子状の材料は、任意の適切な微粒子にすることができる。
粒子状物質は、ケイ素やアルミニウム、チタン、亜鉛、金、銀、鉄、亜鉛、銅、およびこれらの組合せなどの金属を含有してもよい。金属は、例えば金、銀など、ゼロ酸化状態を保有してもよく、あるいは、シリカ、アルミナ、チタニア、酸化亜鉛、酸化鉄、硫化亜鉛など、酸化されまたは還元された形をとってもよい。
粒子状の材料の好ましい形は、表面改質シリカであり、塩化アルミニウムで表面改質されたシリカが特に有用である(Grace Davisonから、Ludox CLという商標名で販売されている)。
適切な粒子の例は、Matijevic E.、Chem.Mater.、1993、vol.5、第412〜426頁、およびMatijevic E.、Langmuir、1994、vol.10、第8〜16に記載されているものである。
アスペクト比が5:1よりも大きい微粒子は、好ましくない。
微粒子は、500nm未満、より好ましくは250nm未満、最も好ましくは100nm未満の平均直径(D3,2)を有する場合が好ましい。
粒子は、球状3Dポリマー網目構造が形成されるように反応させた有機モノマーからなるものでもよい。
粒子状の材料は、いかなるコーティングも持たない場合が有利である。
(製品形態)
本発明によるヘアトリートメント組成物の最終的な製品形態は、適切な場合、例えばシャンプー、コンディショナー、スプレー、ムース、ジェル、ワックス、またはローションでもよい。
本発明によるヘアトリートメント組成物の最終的な製品形態は、適切な場合、例えばシャンプー、コンディショナー、スプレー、ムース、ジェル、ワックス、またはローションでもよい。
好ましい製品は、リンスオフ製品、特にシャンプーと、洗浄後コンディショナーを形成する。
本発明の配合物のpHは、pH3からpH11の範囲内であり、より好ましくは3から8のpHで使用される。
(ヘアトリートメント組成物ベースの配合物)
シャンプー組成物は、化粧品として許容され、髪への局所施用として適切な、1種以上のクレンジング界面活性剤を含むことが好ましい。その他の界面活性剤が、乳化剤として存在してもよい。
シャンプー組成物は、化粧品として許容され、髪への局所施用として適切な、1種以上のクレンジング界面活性剤を含むことが好ましい。その他の界面活性剤が、乳化剤として存在してもよい。
適切なクレンジング界面活性剤は、陰イオン、両性、および双性イオン界面活性剤と、これらの混合物とから選択される。クレンジング界面活性剤は、乳化剤と同じ界面活性剤でよく、または異なってもよい。
(陰イオンクレンジング界面活性剤)
本発明によるシャンプー組成物は、典型的な場合、化粧品として許容されまた髪への局所施用に適切な1種以上の陰イオンクレンジング界面活性剤を含むことになる。
本発明によるシャンプー組成物は、典型的な場合、化粧品として許容されまた髪への局所施用に適切な1種以上の陰イオンクレンジング界面活性剤を含むことになる。
適切な陰イオンクレンジング界面活性剤の例は、アルキルスルフェート、アルキルエーテルスルフェート、アルカリールスルホネート、アルカノイルイセチオネート、アルキルスクシネート、アルキルスルホスクシネート、N−アルキルサルコシネート、アルキルホスフェート、アルキルエーテルホスフェート、アルキルエーテルカルボキシレート、およびα−オレフィンスルホネートであり、特にこれらのナトリウム、マグネシウム、アンモニウム塩と、モノ、ジ、およびトリエタノールアミン塩である。アルキルおよびアシル基は、一般に、8から18個の炭素原子を含有し、これらは不飽和でもよい。アルキルエーテルスルフェート、アルキルエーテルホスフェート、およびアルキルエーテルカルボキシレートは、分子当たり1から10個のエチレンオキシドまたはプロピレンオキシドを含有してもよい。
本発明のシャンプー組成物で使用される、典型的な陰イオンクレンジング界面活性剤には、オレイルスルホコハク酸ナトリウム、ラウリルスルホコハク酸アンモニウム、ラウリル硫酸ナトリウム、ココイルイセチオン酸ナトリウム、ラウリルイセチオン酸ナトリウム、およびN−ラウリルサルコシン酸ナトリウムが含まれる。最も好ましい陰イオン界面活性剤は、ラウリル硫酸ナトリウム、ラウリルエーテル硫酸ナトリウム(n)EO(但し、nは1から3に及ぶ)、ラウリル硫酸アンモニウム、およびラウリルエーテル硫酸アンモニウム(n)EO(但し、nは1から3に及ぶ)である。
本発明のシャンプー組成物中の、陰イオンクレンジング界面活性剤の総量は、一般に、全組成物の5から30重量%であり、好ましくは6から20重量%、より好ましくは8から16重量%である。
(共界面活性剤)
シャンプー組成物は、共界面活性剤、好ましくは両性または双性イオン界面活性剤を場合によっては含むことができ、この界面活性剤は、0から約8重量%、好ましくは1から4重量%に及ぶ量で含めることができる。
シャンプー組成物は、共界面活性剤、好ましくは両性または双性イオン界面活性剤を場合によっては含むことができ、この界面活性剤は、0から約8重量%、好ましくは1から4重量%に及ぶ量で含めることができる。
両性および双性イオン界面活性剤の例には、アルキルベタイン、アルキルアミドプロピルベタイン、アルキルスルホベタイン(スルタイン)、アルキルグリシネート、アルキルカルボキシグリシネート、アルキルアンホプロピオネート、アルキルアンホグリシネート、アルキルアミドプロピルヒドロキシスルタイン、アシルタウレート、およびアシルグルタメートが含まれ、これらのアルキルおよびアシル基は、8から19個の炭素原子を有するものである。本発明のシャンプーに使用される、典型的な両性および双性イオン界面活性剤には、ラウリルアミンオキシド、ココジメチルスルホプロピルベタイン、および好ましくはラウリルベタイン、ココアミドプロピルベタイン、およびココアンホプロピオン酸ナトリウムが含まれる。
その他の好ましい共界面活性剤は、全組成物の0から8重量%、好ましくは2から5重量%の量で含めることができる、非イオン界面活性剤である。
例えば、本発明のシャンプー組成物に含めることができる、代表的な非イオン界面活性剤には、脂肪族(C8〜C18)1級または2級直鎖または分枝鎖アルコールまたはフェノールと、アルキレンオキシド、通常はエチレンオキシド、一般には6から30個のエチレンオキシド基を有するオキシドとの縮合生成物が含まれる。
本発明のシャンプー組成物に含めることができる、別の非イオン界面活性剤は、アルキルポリグリコシド(APG)である。典型的な場合、APGは、1個以上のグリコシル基のブロックに(場合によって架橋基を介して)結合されているアルキル基を含むものである。好ましいAPGは、下式によって定義される。
RO−(G)n
(式中、Rは、分枝または直鎖C5〜C20アルキルまたはアルケニル基であり、Gは糖基であり、nは1から10である。)
RO−(G)n
(式中、Rは、分枝または直鎖C5〜C20アルキルまたはアルケニル基であり、Gは糖基であり、nは1から10である。)
本発明のシャンプー組成物中に含めることができる、その他の糖由来の非イオン界面活性剤には、例えばWO92 06154およびUS5194639に記載されているC12〜C18N−メチルグルカミドなどのC10〜C18N−アルキル(C1〜C6)ポリヒドロキシ脂肪酸アミド、およびC10〜C18N−(3−メトキシロピル)グルカミドなどのN−アルコキシポリヒドロキシ脂肪酸アミドが含まれる。
シャンプー組成物は、全組成物の0.01から10重量%、より好ましくは0.05から5重量%、最も好ましくは0.05から2重量%に及ぶ量で含まれる1種以上のカチオン性共界面活性剤を、場合によっては含むこともできる。有用なカチオン性界面活性剤を、コンディショナー組成物に関連付けて記述する。
本発明のシャンプー組成物中の界面活性剤(任意の共界面活性剤、および/または任意の乳化剤を含む)の総量は、一般に5から50重量%、好ましくは5から30重量%、より好ましくは10から25重量%である。
(カチオン性堆積ポリマー)
カチオン性ポリマーは、特に本発明のシャンプー組成物において、好ましい成分である。
カチオン性ポリマーは、特に本発明のシャンプー組成物において、好ましい成分である。
カチオン性ポリマーは、ホモポリマーでもよく、あるいはモノマーの2種以上のタイプから形成してもよい。ポリマーの分子量は、一般に、5000から10000000ダルトンの間、典型的には少なくとも10000であり、好ましくは100000から2000000になる。ポリマーは、4級アンモニウムまたはプロトン化アミノ基などのカチオン性窒素含有基、またはこれらの混合物を有することになる。
カチオン性窒素含有基は、一般に、カチオン性ポリマーの全モノマー単位の一部において、置換基として存在することになる。したがってポリマーがホモポリマーではない場合、スペーサである非カチオン性モノマー単位を含有することができる。そのようなポリマーは、CTFA化粧品成分辞典、第3版に記載されている。カチオン性モノマー単位と非カチオン性モノマー単位との比は、必要とされる範囲のカチオン性電荷密度を有するポリマーが得られるように、選択される。
適切なカチオン性堆積ポリマーには、例えば、(メタ)アクリルアミド、アルキルおよびジアルキル(メタ)アクリルアミド、アルキル(メタ)アクリレート、ビニルカプロラクトン、およびビニルピロリドンなどの水溶性スペーサモノマーと共にカチオン性アミンまたは4級アンモニウム官能基を有するビニルモノマーのコポリマーが含まれる。アルキルおよびジアルキル置換モノマーは、好ましくはC1〜C7アルキル基を有し、より好ましくはC1〜3アルキル基を有する。その他の適切なスペーサには、ビニルエステル、ビニルアルコール、無水マレイン酸、プロピレングリコール、およびエチレングリコールが含まれる。
カチオン性アミンは、特定の化学種および組成物のpHに応じて、1級、2級、または3級アミンにすることができる。一般に、2級および3級アミン、特に3級アミンが好ましい。
アミン置換ビニルモノマーおよびアミンは、アミンの形で重合することができ、次いで4級化によってアンモニウムに変換することができる。
カチオン性堆積ポリマーは、アミンおよび/または4級アンモニウムで置換されたモノマーおよび/または適合性あるスペーサモノマーから得られたモノマー単位の混合物を含むことができる。
適切なカチオン性堆積ポリマーには、例えば、下記のポリマーが含まれる。
米国化粧品工業会(CTFA)によりこの産業においてポリクオタニウム−16と呼ばれる、1−ビニル−2−ピロリドンおよび1−ビニル−3−メチル−イミダゾリン塩(例えば塩化物塩)のコポリマー。この材料は、LUVIQUATという商標(例えばLUVIQUAT FC 370)でBASF Wyandotte Corp.(米国、NJ、Parsippany)から市販されている。
この産業(CTFA)においてポリクオタニウム−11と呼ばれる、1−ビニル−2−ピロリジンおよびメタクリル酸ジメチルアミノエチルのコポリマー。この材料は、GAFQUATという商標(例えばGAFQUAT 755N)でGaf Corporation(米国、NJ、Wayne)から市販されている。
例えば、この産業(CTFA)においてそれぞれポリクオタニウム6とポリクオタニウム7と呼ばれる塩化ジメチルジアリルアンモニウムホモポリマーと、アクリルアミドおよび塩化ジメチルジアリルアンモニウムのコポリマーとを含めた、カチオン性ジアリル4級アンモニウム含有ポリマー。
3から5個の炭素原子を有する不飽和カルボン酸の、ホモポリマーおよびコポリマーのアミノアルキルエステルの鉱酸塩(米国特許第4009256号に記載されている)。
カチオン性ポリアクリルアミド(WO95/22311に記載されている。)。
使用することができるその他のカチオン性堆積ポリマーには、カチオン性セルロース誘導体やカチオン性デンプン誘導体、およびカチオン性グアールガム誘導体などの、カチオン性多糖ポリマーが含まれる。適切な場合、そのようなカチオン性多糖ポリマーは、0.1から4meq/gの電荷密度を有する。
本発明の組成物で使用するのに適切なカチオン性多糖ポリマーには、下式のポリマーが含まれる。
A−O−[R−N+(R1)(R2)(R3)X−]
(式中、Aは、デンプンやセルロースアンヒドログルコース残基などの、アンヒドログルコース残基である。Rは、アルキレン、オキシアルキレン、ポリオキシアルキレン、またはヒドロキシアルキレン基であり、あるいはこれらの組合せである。R1、R2、およびR3は独立に、アルキル、アリール、アルキルアリール、アリールアルキル、アルコキシアルキル、またはアルコキシアリール基を表し、各基は、約18個までの炭素原子を含有している。各カチオン性部分に関する炭素原子の総数(即ち、R1、R2、およびR3中の炭素原子の合計)は、好ましくは約20以下であり、Xは、陰イオン性対イオンである。)
A−O−[R−N+(R1)(R2)(R3)X−]
(式中、Aは、デンプンやセルロースアンヒドログルコース残基などの、アンヒドログルコース残基である。Rは、アルキレン、オキシアルキレン、ポリオキシアルキレン、またはヒドロキシアルキレン基であり、あるいはこれらの組合せである。R1、R2、およびR3は独立に、アルキル、アリール、アルキルアリール、アリールアルキル、アルコキシアルキル、またはアルコキシアリール基を表し、各基は、約18個までの炭素原子を含有している。各カチオン性部分に関する炭素原子の総数(即ち、R1、R2、およびR3中の炭素原子の合計)は、好ましくは約20以下であり、Xは、陰イオン性対イオンである。)
カチオン性セルロースは、トリメチルアンモニウム置換エポキシドと反応させたヒドロキシエチルセルロースの塩として、ポリマーのPolymer JR(商標)およびLR(商標)シリーズでAmerchol Corp.(米国、NJ、Edison)から入手可能であり、これらはこの産業(CTFA)においてポリクオタニウム10と呼ばれている。カチオン性セルロースの別のタイプには、ラウリルジメチルアンモニウム置換エポキシドと反応させたヒドロキシエチルセルロースのポリマー4級アンモニウム塩が含まれ、この産業(CTFA)ではポリクオタニウム24と呼ばれている。これらの材料は、Polymer LM−200という商標でAmerchol Corp.(米国、NJ、Edison)から入手可能である。
その他の適切なカチオン性多糖ポリマーには、4級窒素含有セルロースエーテル(例えば、米国特許第3962418号に記載されている。)と、エーテル化セルロースおよびデンプンのコポリマー(例えば、米国特許第3958581号に記載されている)が含まれる。
使用することができるカチオン性多糖ポリマーの特に適切なタイプは、グアールヒドロキシプロピルトリモニウム塩化物(Rhone−Poulencから、JAGUARという商標で市販されている)などの、カチオン性グアールガム誘導体である。
上記ポリマーの例は、カチオン性基の置換度が低く、高い粘度を有するJAGUAR C13Sである。中程度の置換度および低粘度を有するJAGUAR C15、JAGUAR C17(高置換度、高粘度)、低レベルの置換基ならびにカチオン性4級アンモニウム基を含有するヒドロキシプロピル化カチオン性グアール誘導体であるJAGUAR C16、および低置換度を有する透明性の高い中粘度のグアールであるJAGUAR 162。
カチオン性堆積ポリマーは、カチオン性セルロースおよびカチオン性グアール誘導体から選択されることが好ましい。
特に好ましいカチオン性ポリマーは、JAGUAR C13S、JAGUAR C15、JAGUAR C17、およびJAGUAR C16、およびJAGUAR C162である。
カチオン性堆積ポリマーは、一般に、本発明の組成物においてこの組成物の0.01から5重量%、好ましくは0.02から1重量%、より好ましくは0.04から0.5重量%のレベルで存在することになる。
(コンディショニング界面活性剤)
コンディショナー組成物は、通常、化粧品として許容され髪に局所施用するのに適切な、1種以上のコンディショニング界面活性剤を含む。
コンディショナー組成物は、通常、化粧品として許容され髪に局所施用するのに適切な、1種以上のコンディショニング界面活性剤を含む。
適切なコンディショニング界面活性剤は、単独でまたは混合物として使用されるカチオン性界面活性剤から選択される。
本発明の組成物において有用なカチオン性界面活性剤は、本発明の水性組成物中に溶解したときに正に帯電する、アミノまたは4級アンモニウム親水性部分を含有する。
適切なカチオン性界面活性剤の例は、下記の一般式に対応する活性剤である。
[N(R1)(R2)(R3)(R4)]+(X)−
(式中、R1、R2、R3、およびR4は独立に、(a)1から22個の炭素原子の脂肪族基、または(b)22個までの炭素原子を有する芳香族、アルコキシ、ポリオキシアルキレン、アルキルアミノ、ヒドロキシアルキル、アリール、またはアルキルアリール基から選択され、Xは、ハロゲン(例えば塩化物、臭化物)、アセテート、シトレート、ラクテート、グリコレート、ホスフェート、ナイトレート、スルフェート、およびアルキルスルフェート基などの塩形成陰イオンである。)
[N(R1)(R2)(R3)(R4)]+(X)−
(式中、R1、R2、R3、およびR4は独立に、(a)1から22個の炭素原子の脂肪族基、または(b)22個までの炭素原子を有する芳香族、アルコキシ、ポリオキシアルキレン、アルキルアミノ、ヒドロキシアルキル、アリール、またはアルキルアリール基から選択され、Xは、ハロゲン(例えば塩化物、臭化物)、アセテート、シトレート、ラクテート、グリコレート、ホスフェート、ナイトレート、スルフェート、およびアルキルスルフェート基などの塩形成陰イオンである。)
脂肪族基は、炭素および水素原子の他に、エーテル結合、およびアミノ基などのその他の基を含有することができる。より長い鎖の脂肪族基、例えば約12個の炭素またはそれ以上の脂肪族基は、飽和させることができまたは不飽和にすることができる。
本発明のコンディショナー組成物に最も好ましいカチオン性界面活性剤は、アルキル鎖長がC16からC22であるモノアルキル4級アンモニウム化合物である。
適切なカチオン性界面活性剤の例には、4級アンモニウム化合物、特にトリメチル4級化合物が含まれる。
好ましい4級アンモニウム化合物には、塩化セチルトリメチルアンモニウム、塩化ベンジルトリメチルアンモニウム(BTAC)、塩化セチルピリジニウム、塩化テトラメチルアンモニウム、塩化テトラエチルアンモニウム、塩化オクチルトリメチルアンモニウム、塩化ドデシルトリメチルアンモニウム、塩化ヘキサデシルトリメチルアンモニウム、塩化オクチルジメチルベンジルアンモニウム、塩化デシルジメチルベンジルアンモニウム、塩化ステアリルジメチルベンジルアンモニウム、塩化ジドデシルジメチルアンモニウム、塩化ジオクタデシルジメチルアンモニウム、塩化タロウトリメチルアンモニウム、塩化ココトリメチルアンモニウム、PEG−2オレイルアンモニウム塩化物、およびこれらの塩であって塩化物がハロゲン(例えば臭化物)、アセテート、シトレート、ラクテート、グリコレート、ホスフェート、ナイトレート、スルフェート、またはアルキルスルフェートに代えられた化合物が含まれる。他の適切なカチオン性界面活性剤には、CTFA指定のクオタニウム−5、クオタニウム−31、およびクオタニウム−18を有するような材料が含まれる。前述の材料のいずれかの混合物も適切な場合がある。本発明のヘアコンディショナーでの使用に特に有用なカチオン性界面活性剤は、市販されている塩化セチルトリメチルアンモニウム、例えばHoechst CelaneseからのGENAMIN CTACである。
1級、2級、および3級脂肪アミンの塩も、適切なカチオン性界面活性剤である。そのようなアミンのアルキル基は、12から22個の炭素原子を有することが好ましく、置換することができまたは非置換にすることができる。
アミド置換3級脂肪アミン、特に、1つのC12〜C22アルキルまたはアルケニル鎖を有する3級アミンが特に有用である。そのような、本明細書で有用なアミンには、ステアラミドプロピルジメチルアミン、ステアラミドプロピルジエチルアミン、ステアラミドエチルジエチルアミン、ステアラミドエチルジメチルアミン、パルミタミドプロピルジメチルアミン、パルミタミドプロピルジエチルアミン、パルミタミドエチルジエチルアミン、パルミタミドエチルジメチルアミン、ベヘナミドプロピルジメチルアミン、ベヘナミドプロピルジエチルアミン、ベヘナミドエチルジエチルアミン、ベヘナミドエチルジメチルアミン、ラキダミドプロピルジメチルアミン、アラキドアミドプロピルジエチルアミン、ラキダミドエチルジエチルアミン、アラキダミドエチルジメチルアミン、ジエチルアミノエチルステアラミドが含まれる。また、ジエチルステアラミン、ジメチルソイアミン、ソイアミン、ミリスチルアミン、トリデシルアミン、エチルステアリルアミン、N−タロウプロパンジアミン、エトキシル化(エチレンオキシド5モルと)ステアリルアミン、ジヒドロキシエチルステアリルアミン、およびアラキジルベヘニルアミンも有用である。
これらのアミンは、カチオン性種が得られるように、典型的には酸と組み合わせて使用される。本明細書で有用な好ましい酸には、L−グルタミン酸、乳酸、塩酸、リンゴ酸、コハク酸、酢酸、フマル酸、酒石酸、クエン酸、塩酸L−グルタミン、およびこれらの混合物が含まれ、より好ましくはL−グルタミン酸、乳酸、クエン酸である。本発明で有用なものの中に含まれるカチオン性アミン界面活性剤は、1981年6月23日に発行されたNachtigal他の米国特許第4275055号に開示されている。
プロトン化可能なアミンと酸からのH+とのモル比は、好ましくは約1:0.3から1:1.2であり、より好ましくは約1:0.5から約1:1.1である。
本発明のコンディショナーにおいて、カチオン性界面活性剤のレベルは、好ましくは全組成物の0.01から10重量%であり、より好ましくは全組成物の0.05から5重量%である。
このセクションで詳述されるカチオン性界面活性剤は、カチオン性界面活性剤を、サーモトロピックメソジェニック材料および油状コンディショニング材料と密に混合し、その後、コンディショニング材料を最終的なヘアコンディショニング組成物に組み入れる、本発明の態様での使用にも適している。
(脂肪材料)
本発明のコンディショナー組成物は、脂肪材料を追加として含むことが好ましい。コンディショニング組成物における、脂肪材料とカチオン性界面活性剤との組合せの使用は、カチオン性界面活性剤が分散されている構造化された相が形成されるので、本質的に有利であると考えられる。
本発明のコンディショナー組成物は、脂肪材料を追加として含むことが好ましい。コンディショニング組成物における、脂肪材料とカチオン性界面活性剤との組合せの使用は、カチオン性界面活性剤が分散されている構造化された相が形成されるので、本質的に有利であると考えられる。
「脂肪材料」とは、脂肪アルコール、アルコキシル化脂肪アルコール、脂肪酸、またはこれらの混合物を意味する。
脂肪材料のアルキル鎖は、完全に飽和していることが好ましい。
代表的な脂肪材料は、8から22個の炭素原子、より好ましくは16から22個の炭素原子を含む。適切な脂肪アルコールの例には、セチルアルコール、ステアリルアルコール、およびこれらの混合物が含まれる。これらの材料の使用は、本発明の組成物の全体的なコンディショニング特性に寄与するので、やはり有利である。
アルキル鎖中に約12から約18個の炭素原子を有するアルコキシル化(例えばエトキシル化またはプロポキシル化)脂肪アルコールを、脂肪アルコールそのものの代わりに、または脂肪アルコールに加えて使用することができる。適切な例には、エチレングリコールセチルエーテル、ポリオキシエチレン(2)ステアリルエーテル、ポリオキシエチレン(4)セチルエーテル、およびこれらの混合物が含まれる。
本発明のコンディショナー中の脂肪アルコール材料のレベルは、適切な場合に全組成物の0.01から15重量%であり、好ましくは0.1から10重量%である。カチオン性界面活性剤と脂肪アルコールとの重量比は、適切な場合に10:1から1:10であり、好ましくは4:1から1:8、最適な場合は1:1から1:7である。
(懸濁剤)
好ましい実施形態では、本発明のシャンプー組成物は、コーティングされた粒子に関して懸濁剤を0.1から5重量%さらに含む。適切な懸濁剤は、ポリアクリル酸、アクリル酸の架橋ポリマー、アクリル酸と疎水性モノマーとのコポリマー、カルボン酸含有モノマーとアクリルエステルとのコポリマー、アクリル酸とアクリレートエステルとの架橋コポリマー、ヘテロ多糖ガム、および結晶質長鎖アシル誘導体から選択される。長鎖アシル誘導体は、ステアリン酸エチレングリコール、16から22個炭素原子を有する脂肪酸のアルカノールアミド、およびこれらの混合物から選択されることが望ましい。ジステアリン酸エチレングリコールおよびジステアリン酸ポリエチレングリコール3が、好ましい長鎖アシル誘導体である。ポリアクリル酸は、Carbopol 420、Carbopol 488、またはCarbopol 493として市販されている。多官能性物質と架橋しているアクリル酸のポリマーも使用することができ、これらは、Carbopol 910、Carbopol 934、Carbopol 940、Carbopol 941、およびCarbopol 980として市販されている。カルボン酸含有モノマーおよびアクリル酸エステルの適切なコポリマーの例は、Carbopol 1342である。全てのCarbopol(商標)材料は、Goodrichから入手可能である。
好ましい実施形態では、本発明のシャンプー組成物は、コーティングされた粒子に関して懸濁剤を0.1から5重量%さらに含む。適切な懸濁剤は、ポリアクリル酸、アクリル酸の架橋ポリマー、アクリル酸と疎水性モノマーとのコポリマー、カルボン酸含有モノマーとアクリルエステルとのコポリマー、アクリル酸とアクリレートエステルとの架橋コポリマー、ヘテロ多糖ガム、および結晶質長鎖アシル誘導体から選択される。長鎖アシル誘導体は、ステアリン酸エチレングリコール、16から22個炭素原子を有する脂肪酸のアルカノールアミド、およびこれらの混合物から選択されることが望ましい。ジステアリン酸エチレングリコールおよびジステアリン酸ポリエチレングリコール3が、好ましい長鎖アシル誘導体である。ポリアクリル酸は、Carbopol 420、Carbopol 488、またはCarbopol 493として市販されている。多官能性物質と架橋しているアクリル酸のポリマーも使用することができ、これらは、Carbopol 910、Carbopol 934、Carbopol 940、Carbopol 941、およびCarbopol 980として市販されている。カルボン酸含有モノマーおよびアクリル酸エステルの適切なコポリマーの例は、Carbopol 1342である。全てのCarbopol(商標)材料は、Goodrichから入手可能である。
アクリル酸およびアクリレートエステルの、適切な架橋ポリマーは、Pemulen TR1またはPemulen TR2である。適切なヘテロ多糖ガムは、例えばKelzan muとして入手可能なキサンタンガムである。
懸濁剤は、ポリマー性懸濁剤であることが好ましい。
(スタイリングポリマー)
製品がスタイリング製品である場合、スタイリングポリマーが存在することが好ましい。
ヘアスタイリングポリマーは、存在する場合、好ましくは本発明の組成物中に0.001重量%から10重量%の量で存在し、より好ましくは0.1重量%から10重量%、例えば1重量%から8重量%の量で存在する。
製品がスタイリング製品である場合、スタイリングポリマーが存在することが好ましい。
ヘアスタイリングポリマーは、存在する場合、好ましくは本発明の組成物中に0.001重量%から10重量%の量で存在し、より好ましくは0.1重量%から10重量%、例えば1重量%から8重量%の量で存在する。
ヘアスタイリングポリマーは周知である。適切なヘアスタイリングポリマーには、ポリマーの性質をカチオン性、陰イオン性、両性、または非イオン性にする部分を含有する市販のポリマーが含まれる。適切なヘアスタリングポリマーには、例えば、ブロックおよびグラフトコポリマーが含まれる。ポリマーは、合成由来でも天然由来でもよい。
ポリマーの量は、組成物の全重量に対して0.5から10重量%に及んでよく、好ましくは0.75から6重量%に及ぶ。
陰イオンヘアスタイリングポリマーの例は、下記の通りである:
酢酸ビニルとクロトン酸とのコポリマー;
酢酸ビニル、クロトン酸、およびネオデカン酸ビニルなどのα分枝状飽和脂肪族モノカルボン酸のビニルエステルの、ターポリマー;
メチルビニルエステルおよび無水マレイン酸(モル比 約1:1)のコポリマーであり、そのようなコポリマーは、エタノールやブタノールなど1から4個の炭素原子を含有する飽和アルコールで50%エステル化されている;
その他のモノマーと共に、陰イオン基含有部分としてアクリル酸またはメタクリル酸を含有するアクリルコポリマーであり、例えば:アクリルまたはメタクリル酸と、1から22個の炭素原子を有する1種以上の飽和アルコールとのエステル(メタクリル酸メチル、アクリル酸エチル、メタクリル酸エチル、アクリル酸n−ブチル、アクリル酸t−ブチル、メタクリル酸t−ブチル、メタクリル酸n−ブチル、アクリル酸n−ヘキシル、アクリル酸n−オクチル、メタクリル酸ラウリル、およびアクリル酸ベヘニルなど);1から6個の炭素原子を有するグリコール(メタクリル酸ヒドロキシプロピルやアクリル酸ヒドロキシエチルなど);スチレン;ビニルカプロラクタム;酢酸ビニル;アクリルアミド;アルキル基中に1から8個の炭素原子を有するアルキルアクリルアミドおよびメタクリルアミド(メタクリルアミド、t−ブチルアクリルアミド、およびn−オクチルアクリルアミド);およびその他の適合性ある不飽和モノマーなど。
酢酸ビニルとクロトン酸とのコポリマー;
酢酸ビニル、クロトン酸、およびネオデカン酸ビニルなどのα分枝状飽和脂肪族モノカルボン酸のビニルエステルの、ターポリマー;
メチルビニルエステルおよび無水マレイン酸(モル比 約1:1)のコポリマーであり、そのようなコポリマーは、エタノールやブタノールなど1から4個の炭素原子を含有する飽和アルコールで50%エステル化されている;
その他のモノマーと共に、陰イオン基含有部分としてアクリル酸またはメタクリル酸を含有するアクリルコポリマーであり、例えば:アクリルまたはメタクリル酸と、1から22個の炭素原子を有する1種以上の飽和アルコールとのエステル(メタクリル酸メチル、アクリル酸エチル、メタクリル酸エチル、アクリル酸n−ブチル、アクリル酸t−ブチル、メタクリル酸t−ブチル、メタクリル酸n−ブチル、アクリル酸n−ヘキシル、アクリル酸n−オクチル、メタクリル酸ラウリル、およびアクリル酸ベヘニルなど);1から6個の炭素原子を有するグリコール(メタクリル酸ヒドロキシプロピルやアクリル酸ヒドロキシエチルなど);スチレン;ビニルカプロラクタム;酢酸ビニル;アクリルアミド;アルキル基中に1から8個の炭素原子を有するアルキルアクリルアミドおよびメタクリルアミド(メタクリルアミド、t−ブチルアクリルアミド、およびn−オクチルアクリルアミド);およびその他の適合性ある不飽和モノマーなど。
ポリマーは、ポリジメチルシロキサンなどのグラフトシリコーンを含有してもよい。
適切な陰イオンヘアスタイリングポリマーの特定の例は:
National Starchから入手可能なRESYN(登録商標)28−2930(酢酸ビニル/クロトン酸/ネオレカン酸ビニルコポリマー);
BASFから入手可能なULTRAHOLD(登録商標)8(CTFA指定
アクリレート/アクリルアミドコポリマー);
ISP社から入手可能なGANTREZ(登録商標)ESシリーズ(メチルビニルエーテルと無水マレイン酸とのエステル化コポリマー)
である。
National Starchから入手可能なRESYN(登録商標)28−2930(酢酸ビニル/クロトン酸/ネオレカン酸ビニルコポリマー);
BASFから入手可能なULTRAHOLD(登録商標)8(CTFA指定
アクリレート/アクリルアミドコポリマー);
ISP社から入手可能なGANTREZ(登録商標)ESシリーズ(メチルビニルエーテルと無水マレイン酸とのエステル化コポリマー)
である。
その他の適切な陰イオンヘアスタイリングポリマーには、カルボキシル化ポリウレタンが含まれる。カルボキシル化ポリウレタン樹脂は、カルボキシル側基を有する線状のヒドロキシル末端コポリマーである。これらのポリマーを、少なくとも1つの末端でエトキシル化および/またはプロポキシル化してもよい。カルボキシル基は、カルボン酸基またはエステル基にすることができ、この場合、エステル基のアルキル部分は1から3個の炭素原子を含有している。カルボキシル化ポリウレタン樹脂は、CTFA指定のPVP/ポリカルバミルポリグリコールエステルを有する、ポリビニルピロリドンとポリウレタンとのコポリマーにすることもできる。適切なカルボキシル化ポリウレタン樹脂は、EP−A−0619111および米国特許第5000955号に開示されている。その他の適切な親水性ポリウレタンは、米国特許第3822238号、第4156066号、第4156067号、第4255550号、および第4743673号に開示されている。
t−ブチルアミノエチルメタクリレートなどのモノマーから得られたカチオン性基、ならびにアクリル酸やメタクリル酸などのモノマーから得られたカルボキシル基を含有することができる、両性ヘアスタイリングポリマーも、本発明で使用することができる。両性ヘアスタイリングポリマーの、ある特定の例は、National Starch and Chemical Corporationから販売されているAmphomer(登録商標)(オクチルアクリルアミド/アクリレート/メタクリル酸ブチルアミノエチルコポリマー)である。
非イオン性ヘアスタイリングポリマーの例は、N−ビニルピロリドンのホモポリマーと、N−ビニルピロリドンおよび酢酸ビニルなど適合性ある非イオン性モノマーのコポリマーである。様々な重量平均分子量でN−ビニルピロリドンを含有する非イオン性ポリマーは、ISP Corporationから市販されており、そのような材料の特定の例は、PVP K−90という名称で販売されている約630000の平均分子量を有するN−ビニルピロリドンのホモポリマーと、PVP K−120という名称で販売されている約1000000の平均分子量を有するN−ビニルピロリドンのホモポリマーである。
その他の適切な非イオン性ヘアスタイリングポリマーは、架橋シリコーン樹脂またはゴムである。特定の例には、EP−A−0240350に記載されている剛性シリコーンポリマーやWO96/31188に記載されている架橋シリコーンゴムが含まれる。
カチオン性ヘアスタイリングポリマーの例は、低級アルキルアミノアルキルアクリレートなどのアミノ官能性アクリレートモノマー、またはメタクリル酸ジメチルイアミノエチルなどのメタクリレートモノマーと、N−ビニルピロリドンやビニルカプロラクタム、アルキルメタクリレート(メタクリル酸メチルやメタクリル酸エチルなど)、およびアルキルアクリレート(アクリル酸エチルやアクリル酸n−ブチルなど)などの適合性あるモノマーとのコポリマーである。
適切なカチオン性ポリマーの特定の例は:
Copolymer 845、Copolymer 937、およびCopolymer 958としてISP Corporationから入手可能な、N−ビニルピロリドンおよびメタクリル酸ジメチルアミノエチルのコポリマー;
Styleze(登録商標)CC10としてISP Corporationから入手可能な、N−ビニルピロリドン、およびジメチルアミノプロピルアクリルアミドまたはメタクリルアミドのコポリマー;
N−ビニルピロリジンおよびメタクリル酸ジメチルアミノエチルのコポリマー;
ビニルカプロラクタム、N−ビニルピロリドン、およびメタクリル酸ジメチルアミノエチルのコポリマー;
Polyquaternium−4(塩化ジアリルジモニウムおよびヒドロキシエチルセルロースのコポリマー);
Gafquat(登録商標)734、755、および755NとしてISPから入手可能な、またLuviquat(登録商標)PQ11としてBASFから入手可能な、Polyquaternium−11(硫酸ジエチルと、ビニルピロリドンおよびメタクリル酸ジメチルアミノエチルのコポリマーとの反応によって形成された);
Luviquat(登録商標)FC 370、FC 550、FC 905、およびHM−552としてBASFから入手可能な、Polyquaternium−16(塩化メチルビニルイミダゾリウムおよびビニルピロリドンから形成された);
Luviquat(登録商標)HoldとしてBASFから入手可能な、Polyquaternium−46(ビニルカプロラクタムおよびビニルピロリドンと、メト硫酸メチルビニルイミダゾリウムとの反応によって調製された)
である。
Copolymer 845、Copolymer 937、およびCopolymer 958としてISP Corporationから入手可能な、N−ビニルピロリドンおよびメタクリル酸ジメチルアミノエチルのコポリマー;
Styleze(登録商標)CC10としてISP Corporationから入手可能な、N−ビニルピロリドン、およびジメチルアミノプロピルアクリルアミドまたはメタクリルアミドのコポリマー;
N−ビニルピロリジンおよびメタクリル酸ジメチルアミノエチルのコポリマー;
ビニルカプロラクタム、N−ビニルピロリドン、およびメタクリル酸ジメチルアミノエチルのコポリマー;
Polyquaternium−4(塩化ジアリルジモニウムおよびヒドロキシエチルセルロースのコポリマー);
Gafquat(登録商標)734、755、および755NとしてISPから入手可能な、またLuviquat(登録商標)PQ11としてBASFから入手可能な、Polyquaternium−11(硫酸ジエチルと、ビニルピロリドンおよびメタクリル酸ジメチルアミノエチルのコポリマーとの反応によって形成された);
Luviquat(登録商標)FC 370、FC 550、FC 905、およびHM−552としてBASFから入手可能な、Polyquaternium−16(塩化メチルビニルイミダゾリウムおよびビニルピロリドンから形成された);
Luviquat(登録商標)HoldとしてBASFから入手可能な、Polyquaternium−46(ビニルカプロラクタムおよびビニルピロリドンと、メト硫酸メチルビニルイミダゾリウムとの反応によって調製された)
である。
適切な天然由来のポリマーの例には、シェラック、アルギネート、ゼラチン、ペクチン、セルロース誘導体、およびキトサン、またはこれらの塩および誘導体が含まれる。市販されている例には、Kytamer(登録商標)(Amercholから)およびAmaze(登録商標)(National Starchから)が含まれる。
(補助薬)
本発明の組成物は、ヘアケアに適切な補助薬を含有してもよい。一般に、そのような成分は、全組成物の2重量%まで、好ましくは1重量%までのレベルで個々に含まれる。
本発明の組成物は、ヘアケアに適切な補助薬を含有してもよい。一般に、そのような成分は、全組成物の2重量%まで、好ましくは1重量%までのレベルで個々に含まれる。
適切なヘアケア補助薬には、アミノ酸およびセラミドが含まれる。
次に本発明について、下記の非限定的な実施例によりさらに説明する。
数値表示は本発明の実施例を示し、文字表示は比較例を示す。
引用される全てのパーセンテージは、他に特に指示しない限り、全重量に対する重量によるものである。
(製品の製造)
ベース配合物を、通常の手法で調製した。本発明による実施例では、水中に疎水性油(シリコーンまたはカチオン性性の油のブレンド)を予備分散させることによってプレミックスを調製した。次いで粒子状の材料(Ludoxまたはアルミナ)を分散体に添加した後、混合した。得られたプレミックスを、ベース配合物に添加した。
ベース配合物を、通常の手法で調製した。本発明による実施例では、水中に疎水性油(シリコーンまたはカチオン性性の油のブレンド)を予備分散させることによってプレミックスを調製した。次いで粒子状の材料(Ludoxまたはアルミナ)を分散体に添加した後、混合した。得られたプレミックスを、ベース配合物に添加した。
pHおよび粘度を、必要に応じて調節した。
(評価)
下記の実施例は、Instronプルスルー技法に関するプロトコルを使用して試験した。
下記の実施例は、Instronプルスルー技法に関するプロトコルを使用して試験した。
Instronプルスルー技法は、「コシ」に関連した触覚属性を測定する方法として開発された。
2g/10”の入れ毛を使用した。製品当たり5本を使用し、入れ毛当たり5回のプルスルーを記録した。5本の入れ毛の各組を、一緒に試験製品で処理し、すすぎ、乾燥した。
2g/10”の入れ毛を使用した。製品当たり5本を使用し、入れ毛当たり5回のプルスルーを記録した。5本の入れ毛の各組を、一緒に試験製品で処理し、すすぎ、乾燥した。
1本の入れ毛をクランプに吊るし、アパーチャが最初の半インチだけ一致するようにした。アパーチャを7.5mmに縮小し、入れ毛が中央に吊るされるように、その位置を調節した。フォースセルを0にし、試験を開始した。入れ毛を上方に引っ張り、Instronフォースセルによって力を記録した。ピーク値を書き留めた。アパーチャを開放し、入れ毛をその開始点まで戻し、その切れ毛に対して試験を4回繰り返した。試験は、この試験がなされる製品当たり5本の入れ毛全てに対して繰り返し、結果を記録した。
PP18500 Quat/油は、下記の通りである。即ち、
2.2重量%のテトラニルAO−1は、Kao Corporation Barcelonaから供給される商用のエステル4級界面活性剤である。これらは、モノ、ジ、およびトリオレオイルエチルヒドロキシエチルモニウムメトスルフェートのブレンドである。Goldshmidtからの6.3重量%のvarisoft TA−100 塩化ジステアリルジモニウム、32重量%のヒマワリ油、乳化剤、および水のブレンド(平均直径−2um)
2.2重量%のテトラニルAO−1は、Kao Corporation Barcelonaから供給される商用のエステル4級界面活性剤である。これらは、モノ、ジ、およびトリオレオイルエチルヒドロキシエチルモニウムメトスルフェートのブレンドである。Goldshmidtからの6.3重量%のvarisoft TA−100 塩化ジステアリルジモニウム、32重量%のヒマワリ油、乳化剤、および水のブレンド(平均直径−2um)
Ludox W50コロイド状シリカ 塩化アルミニウム改質表面を有する
平均直径−50nm
シリコーンDC1787平均直径−500nm
平均直径−50nm
シリコーンDC1787平均直径−500nm
Dispal 23N4−80コロイド状アルミナの平均直径は50nm。
実施例10は、散在させられた粒子のプレミックス(LudoxおよびDC1310)を調製する本発明の方法に従って調製した。比較例Dは、プレミックスを形成せずに、配合物の各薬剤を一緒に混合することによって調製した。
この配合物は、髪を洗浄し、0.5cmの切片に切断し、この切片を配合物中に浸漬することによる髪の処理に使用した。
図1は、比較例Dの配合物中には散在させられた粒子が存在しないが、実施例10の配合物中には、散在させられた粒子が存在して髪の表面をコーティングしていることを示している。
Claims (18)
- 散在させられた粒子を含み、前記散在させられた粒子が、粒子状材料によって散在させられた液体疎水性油滴を含み、前記散在させられた粒子の平均直径(D3.2)が0.01から100ミクロンである、ヘアトリートメント組成物。
- i)粒子状の材料によって散在させられた液体疎水性油を含み、平均直径(D3,2)が0.01から100ミクロンである、散在させられた粒子の分散体のプレミックスを形成する工程、
ii)別のベース配合物を形成する工程、
iii)前記ベース配合物の組成物に、得られた分散体を添加する工程
によって得ることが可能であり、ならびに前記プレミックスが、遊離界面活性剤を0.5重量%未満含む、ヘアトリートメント組成物。 - 散在させられた粒子の分散体が水性分散体である、請求項1または請求項2に記載のヘアトリートメント組成物。
- 液体疎水性油を溶媒に添加して、分散体i)を形成し、その後、粒子状材料を添加する、請求項2に記載のヘアトリートメント組成物。
- 疎水性油が、乳化シリコーンコンディショニング油である、先行請求項のいずれかに記載のヘアトリートメント組成物。
- 粒子状材料が、シリカ、表面改質シリカ、またはこれらの混合物を含む、先行請求項のいずれかに記載のヘアトリートメント組成物。
- 微粒子が、250nm未満の平均直径(D3,2)を有する、先行請求項のいずれかに記載のヘアトリートメント組成物。
- 液体疎水性油材料が、0.01から100ミクロンの粒度を有する、先行請求項のいずれかに記載のヘアトリートメント組成物。
- プレミックス中の、散在させられた粒子と溶媒との重量比が1:1以下である、先行請求項のいずれかに記載の組成物。
- プレミックス中のシリコーン疎水性油と粒子状材料との比が、10:1から1:25である、先行請求項のいずれかに記載の組成物。
- 散在させられた粒子を0.01から5重量%含む、先行請求項のいずれかに記載の組成物。
- 疎水性油を0.01から10重量%含む、先行請求項のいずれかに記載の組成物。
- カチオン性コンディショニング界面活性剤をさらに含む、先行請求項のいずれかに記載の組成物。
- 陰イオン界面活性剤、非イオン界面活性剤、両性界面活性剤、およびこれらの混合物からなる群から選択されたクレンジング界面活性剤をさらに含む、先行請求項のいずれかに記載の組成物。
- カチオン性堆積ポリマーをさらに含む、先行請求項のいずれかに記載の組成物。
- 請求項1から15のいずれか一項に記載の組成物を施用することによって、毛髪繊維間の摩擦/接着を強化するための方法。
- 髪のボリュームを増すための、請求項1から15のいずれか一項に記載の組成物の使用。
- i)粒子状材料によって散在させられた液体疎水性油を含み、平均直径(D3,2)が0.01から100ミクロンである、散在させられた粒子の分散体のプレミックスを形成するステップと、
ii)別のベース組成物を形成するステップと、
iii)前記ベース組成物に、得られた分散体を添加するステップと
を含み、前記プレミックスが遊離界面活性剤を0.5重量%未満含む
ヘアトリートメント組成物の調製方法。
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