JP2008527614A - 燃料電池 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、運搬が容易で、安価で、そして低出力及び高出力の作動要件を満たす燃料電池を提供すること。
【解決手段】燃料電池であって、陽極、陰極、及び該陽極と該陰極との間に配置されるプロトン交換膜を有する小室ユニットと、前記小室ユニットと連結される陽極入口と、前記小室ユニットと連結される陽極出口と、前記小室ユニット及び酸化剤源と連結される陰極入口と、前記小室ユニットと連結される陰極出口と、水素用バルブを有するダクトにより前記陽極入口と連結される水素源と、有機燃料用バルブを有するダクトにより前記陽極入口と連結される有機燃料源と、前記陽極出口と連結される出口バルブとを備える、燃料電池である。
【解決手段】燃料電池であって、陽極、陰極、及び該陽極と該陰極との間に配置されるプロトン交換膜を有する小室ユニットと、前記小室ユニットと連結される陽極入口と、前記小室ユニットと連結される陽極出口と、前記小室ユニット及び酸化剤源と連結される陰極入口と、前記小室ユニットと連結される陰極出口と、水素用バルブを有するダクトにより前記陽極入口と連結される水素源と、有機燃料用バルブを有するダクトにより前記陽極入口と連結される有機燃料源と、前記陽極出口と連結される出口バルブとを備える、燃料電池である。
Description
本発明は、電池、特に燃料電池に関する。
[相互参照]
本出願は、中国特許出願第200410104007.4号(この出願は参照により本明細書中で援用される)を有する「燃料電池」と題する中国特許出願(2004年12月30日出願)からの優先権を主張する。
本出願は、中国特許出願第200410104007.4号(この出願は参照により本明細書中で援用される)を有する「燃料電池」と題する中国特許出願(2004年12月30日出願)からの優先権を主張する。
燃料電池は、化学エネルギーを電気エネルギーに変換する装置である。図1に示すように、目下利用可能な燃料電池は一般的に、小室ユニット1、小室ユニット1に連結される陽極入口2、陽極出口3、陰極入口4及び陰極出口5を含む。陽極入口2は、ダクト21により燃料源22に連結される。バルブ26は、ダクト21上に取り付けられる。バルブ20は、陽極出口3に取り付けられる。陰極入口4は、ダクト23により酸化剤源24と連結される。小室ユニット1は、陽極6、陰極7、及び陽極6と陰極7との間に配置されるプロトン交換膜8を含む。
陽極6はガス拡散電極であり、その支持物質は一般的に導電性炭素繊維又は炭素繊維織物製である。触媒は、陽極6とプロトン交換膜8との間に配置されて、陽極電気化学反応を触媒する。このような陽極触媒は一般に、白金粉末、白金を含有する合金粉末、担体上に担持された白金、或いは担体上に担持された白金を含有する合金粉末である。白金を含有する上記の合金は、ルテニウム、スズ、イリジウム、オスミウム及びレニウムから成る群のうちの1つ又は複数も含有する。上記の担体、例えば、活性炭は導電性であり、そして比較的高い比表面積を有する。陽極の外側には、黒鉛材料又は金属材料から製造され得る集電体が存在する。
陰極7もガス拡散電極であり、陽極のものと類似の構造を有する。違いは、陰極7とプロトン交換膜8との間の触媒が陰極電気化学的反応を触媒する点である。このような陰極触媒は、一般的に白金粉末又は担体上に担持された白金粉末である。陰極の外側には、黒鉛材料又は金属材料から製造され得る集電体が存在する。
プロトン交換膜8は、気密性であるがしかし防水性でない半透膜である。膜はプロトンを通し、そしてまた、爆発を起こすことがある触媒と燃料との混合を防止し得る。
以下の実施例において、燃料はメタノール又は水素であり、そして酸化剤は空気又は酸素である。燃料は、陽極入口2を通って取って小室ユニット1の陽極側に進入し、陽極6を通過して、電気化学的反応を引き起こす。
燃料がメタノールである場合、陽極6の電気化学的反応は以下のものである:
CH3OH + H2O → CO2 + 6H+ +6e (1)
燃料が水素ガスである場合、陽極6の電気化学的反応は以下のものである:
3H2 → 6H+ +6e (2)
該反応により発生する二酸化炭素及び未反応燃料は、陽極出口3を通って廃棄される。
同時に、以下の電気化学的反応が陰極7で起こる:
3/2O2 + 6H+ +6e → 3H2O (3)
電気化学反応1及び3、並びに個々の電極の反応2及び3はそれぞれ、以下の一般反応を引き起こす:
CH3OH + 3/2O2 → CO2 + 2H2O (4)
3H2 + 3/2O2 → 3H2O (5)
陽極6及び陰極7での上記の反応は、2つの電極間に電位差を生じる。陽極6により発生した電子は、陽極の外側に配置された集電体及び外部導体を通して移動後に陰極7により捕獲される。陽極6により発生したプロトンは、プロトン膜8を通って陰極7に直接移動して、電流を生じる。
燃料電池の燃料はメタノール及び水素ガスであり得るだけでなく、他の有機燃料、例えば、液体アルコール、液体エーテル及び液体有機酸から成る群のうちの1つ又は複数でもあり得る。或いは有機燃料は、液体アルコール溶液及び酸流体溶液から成る群から選択され得る。好ましい有機燃料は、メタノール、エタノール、蟻酸(メタノイック酸)及びエチルエーテルから成る群、或いはメタノール溶液、エタノール溶液及び蟻酸(メタノイック酸)溶液から成る群から選択される。
有機燃料を用いる上記の燃料電池は、汚染が最小であること、低騒音レベル、単純構造、運搬が容易であること、そして入手が容易である広範な種々の燃料源といったような利点を有する。さらにまた、有機燃料は液体であるため、燃料電池は高特異的エネルギーを有する。貯蔵の点から見て、例えば、運搬を容易にする加圧容器を用いる必要はない。一方で、爆発を起こし易い引火性水素ガスと比較して、有機燃料は確かに安全である。
有機燃料を用いる燃料電池は、上記の利点を有するが、しかしいくつかの欠点も有する。大きなものは、白金触媒が有機燃料に有効ではないということである。有機燃料の酸化を触媒するプロセス中に、一酸化炭素が副産物として発生する。一酸化炭素副産物は触媒中の白金と混合して、安定複合体を形成し、触媒毒となる。したがって、水素燃料を用いる電池と比較して、有機燃料を用いる上記の電池は、単位面積当たりの非常に低密度の電極出力を有する。報告されたデータに基づいて、一例としてメタノールを用いる上記の電池を考えてみると、水素を用いる電池の単位面積当たりの出力の密度は、メタノールを用いる上記電池の出力の密度の10倍より大きい。同一出力を達成するために、有機燃料を用いる電池は、水素ガスを用いる電池のものの数倍の活性面積を有さなければならない。その結果として、触媒中の貴金属、例えば、白金の使用も数倍より多くなければならない。したがって、有機燃料が電池に用いられる場合、燃料電池の製造コストは大幅に増大する。
典型的な電子工学製品は電池からの類似の出力要件を有し、そして電池は一般的に周期的パルスで作動する。一例として携帯電話を考えると、待機モードで長期間、携帯電話は低電力で作動し、そして電池出力に関するその要件は低いままである。しかしながら、短時間の電話通信中、携帯電話は高出力で作動し、そして電池出力の要件は高い。2つの作動条件間には、出力要件において約10倍の差が存在する。
燃料として水素ガスを用いると、燃料電池は単位面積当たり非常に高密度の出力を有し得る。理由は、白金を含有する触媒が水素ガス中で非常に有効であるということである。したがって、理論的には、水素ガスを用いる電池は、長期間の待機と、短時間の電話交信中の高出力との二重の要件を満たし得る。しかしながら、燃料として水素ガスを用いることの欠点は、水素ガスの高引火性にあり、これは爆発を起こし易い。今までのところ、水素ガスを貯蔵する理想的な方法はない。携帯電話の長期待機期間を達成するためには、大量の水素ガスが保有される必要があり、潜在的な安全危険性を生じ、そして電池使用者の運搬の選択肢を限定する。
有機燃料が用いられる場合、短時間中の高出力の要件を満たすために、燃料電池は非常に大きなサイズ並びに非常に大きな電池面積を有さなければならない。それは、燃料電池の製造コスト及びその嵩を増大する。
本発明の目的は、運搬が容易で、安価で、そして低出力及び高出力の作動要件を満たす燃料電池を提供することである。
本発明の目下好ましい実施形態は、小室ユニット1、小室ユニット1に連結される陽極入口2、陽極出口3、陰極入口4及び陰極出口5を含む燃料電池である。小室ユニット1は、陽極6、陰極7、及び陽極6と陰極7との間に配置されるプロトン交換膜8を含有する。陰極入口4は、ダクト23により酸化剤源24に連結される。陽極入口2は、ダクト9及びダクト10によりそれぞれ水素源11及び有機燃料源12に連結される。ダクト9及びダクト10は、それぞれバルブ13及びバルブ14を伴って取り付けられる。出口バルブ20は、陽極出口に取り付けられる。
本発明の燃料電池の目下好ましい実施形態は、水素ガス燃料を用いる電池と有機燃料を用いる電池の利点を併有する。燃料電池が低出力で長時間作動する必要がある場合、燃料電池に供給するために有機燃料が用いられる。短期間の高出力が必要とされる場合、電池は有機燃料の供給を止めて、水素ガス燃料に切り替える。一時的な高出力が完了すると、電池は有機燃料供給に戻る。この技術は、有機燃料電池の低出力密度及び容易に無力化されるそれらの触媒傾向を含む問題を効果的に解決する。それは、低密度効率、触媒毒、並びに電池のより大きなサイズ及び電池面積を必要とするという欠点を回避する。それは、大量の水素ガスを保有しなければならないこと、火災及び爆発の危険性、そして運搬の不便性を含めた水素燃料電池の欠点も回避する。より小さいサイズ及び電池面積を用いて、そして大量の水素を保有せず、本発明で提供される電池は、高出力及び低出力で作動するという二重の要件を満たし得る。本発明による電池は、一般に利用可能な電池と比較して1つの付加的な燃料源を有するだけであるため、その製造コストは低い。さらに、それは単純構造を有し、そして実施が容易である。
本願の図2に示すように、本発明の目下好ましい実施形態は、小室ユニット1、小室ユニット1に連結される陽極入口2、陽極出口3、陰極入口4及び陰極出口5を含む電池を提供する。小室ユニット1は、陽極6、陰極7、及び陽極6と陰極7との間に配置されるプロトン交換膜8を含む。陰極入口4は、ダクト23により酸化剤源24に連結される。陽極入口2は、水素用のダクト9及び有機燃料用のダクト10によりそれぞれ水素源11及び有機燃料源12に連結される。ダクト9及びダクト10は、それぞれ、水素用のバルブ13及び有機燃料用のバルブ14を装備される。出口バルブ20は、陽極出口に取り付けられる。
上記の水素源11は、水素を供給する任意の装置、例えば、水素ガス貯蔵装置、又は水素ガスを発生する物質を含有する装置であり得る。このような装置は、現在利用可能な供給源、例えば、圧縮水素ガス又は水素ガスを発生する物質を貯蔵する燃料タンクから選択され得る。水素ガス発生物質としては、水素ガスを貯蔵する水素貯蔵金属、水素貯蔵化合物、並びに水素貯蔵化合物を含有する溶液が挙げられる。
上記の水素貯蔵金属のタイプは、一般的に当業者に既知である。例えば、水素貯蔵金属は、水素ガスを吸収し、貯蔵された水素ガスを脱着することによりプロセスを逆にし得る任意の種類の水素貯蔵金属から選択される。例えば、中国公告特許第1159793号は、二次電池中の陰極で用いられている1つ又は複数のタイプの水素貯蔵金属、具体的にはTiFe合金、LaNi5合金及びMg2Ni合金から成る群のうちの1つ又は複数を記載している。
上記の水素貯蔵化合物、例えば、NaBH4及び/又はKBH4は一般的に当業者に既知である。米国特許第5948558号明細書及び米国特許第6468694号明細書は、水素貯蔵化合物を詳細に記載している。
本発明の好ましい一実施形態に基づいて、上記の水素源11は、圧縮水素ガスを貯蔵する燃料タンクである。或いは、好ましい燃料タンクは、以下のタイプの水素吸収化合物、例えば、TiFe合金、LaNi5合金、Mg2Ni合金、NaBH4水溶液及び水ベースのNaKH4溶液のうちの1つ又は複数を含有する。バルブ13が開かれると、水素ガスを吸収した上記の化合物、例えば、TiFe合金、LaNi5合金、Mg2Ni合金、NaBH4水溶液及びNaKH4水溶液のうちの1つ又は複数は、水素ガスを脱着し、そして水素を放出し得る。水素ガス、又は、例えば、TiFe合金、LaNi5合金、Mg2Ni合金、NaBH4水溶液及びNaKH4水溶液を含む上記の水素貯蔵化合物を含有する燃料タンク用の材料は、一般的に当業者に既知である。このような材料は、例えば、ステンレススチール、ポリテトラフルオロエチレン又は磁器であり得る。
有機燃料源12は、有機燃料を供給する任意の装置、例えば、有機燃料を貯蔵する燃料タンクであり得る。有機燃料を貯蔵する燃料タンク用の材料は、一般的に当業者に既知である。このような材料は、例えば、ステンレススチール、ポリテトラフルオロエチレン又は磁器であり得る。
有機燃料は、異なるタイプの有機燃料又は有機燃料溶液のうちの1つ又は複数から選択される。有機燃料は、例えば、液体アルコール、液体エーテル及び液体有機酸から成る群のうちの1つ又は複数から選択され得る。或いは燃料は、液体アルコール溶液及び酸流体溶液から成る群から選択され得る。好ましい選択は、メタノール、エタノール、蟻酸(メタノイック酸)及びエチルエーテルから成る群のうちの1つ又は複数である。或いは好ましい選択は、メタノール溶液、エタノール溶液及び蟻酸(メタノイック酸)溶液から成る群からの1つ又は複数であり得る。
上記の有機燃料を供給するための駆動力は、圧力差の手段により、或いはポンプ輸送により、用いられ得る。図3に示されるように、本発明の好ましい一実施形態に基づいて、ポンプ15はバルブ14の前面又は背後に取り付けられる。ポンプ15は、燃料が電池に入るために圧力を提供する。ポンプは、手動で操作することができ、又は現在利用可能な自動装置により制御することができる。
バルブ13は、水素ガスの流れを制御する任意のバルブであり得る。このようなバルブは、一般的に、当業者に既知である。例えば、バルブは、針型又はボール型であり得る。バルブ14は、液体有機燃料の流れを制御する任意のバルブであり得る。このようなバルブの型式、例えば、針型又はボール型のバルブは、一般的に当業者に既知である。バルブ20は、液体又は空気の流れを制御する任意のバルブであり得る。このようなバルブの型式、例えば、針型又はボール型のバルブは、一般的に当業者に既知である。バルブ13、14及び20は、手動で操作することができ、又は現在利用可能な自動装置により制御することができる。例えば、バルブ13、14及び20のいずれかは、電磁バルブであり得る。電磁バルブは、燃料電池の作動を制御する装置の指示に基づいて、開閉する。電池が高出力で作動する必要がある場合、電子デバイス中のスイッチは「オン」にされ、そしてバルブ13は自動的に開かれるが、一方、バルブ14及び20は自動的に閉じられる。これに対して、電池が低出力で作動する必要がある場合、電子装置中のスイッチは「オフ」にされ、そしてバルブ14及び20は自動的に開かれるが、一方、バルブ13は自動的に閉じられる。
本発明による電池に関しては、小室ユニット1は、任意の現在利用可能な小室ユニット(発電ユニットとも呼ばれる)であり得る。このような小室ユニットは、陽極6、陰極7、及び陽極6と陰極7との間に配置されるプロトン交換膜8を含む。
陽極6はガス拡散電極であり、その支持物質は導電性炭素繊維又は炭素繊維織物である。触媒は、陽極6とプロトン交換膜8との間に配置されて、陽極での反応を触媒する。このような陽極触媒は、一般的に白金粉末、白金を含有する合金粉末、担体に担持された白金、或いは担体に担持された白金を含有する合金粉末である。上記の合金は白金、及びルテニウム、スズ、イリジウム、オスミウム及びレニウムから成る群のうちの1つ又は複数を含有する。上記の担体、例えば、活性炭は導電性であり、そして比較的高い比表面積を有する。陽極の外側には、黒鉛材料又は金属材料から製造され得る集電体が存在する。金属材料は、以下のもの、例えば、鋼鉄、銅、チタン及び銀、又はそれらの合金のうちの1つ又は複数から選択され得る。
陰極7もガス拡散電極であり、陽極のものと類似の構造を有する。違いは、陰極7とプロトン交換膜8との間の触媒が陰極での電気化学的反応を触媒する点である。このような触媒は、一般的に白金粉末又は担体に担持された白金である。陰極の外側にも、黒鉛材料又は金属材料から製造され得る集電体が存在する。金属材料は、以下のもの、例えば、鋼鉄、銅、チタン及び銀、又はそれらの合金のうちの1つ又は複数から選択され得る。
プロトン交換膜8は、気密性であるがしかし防水性でない、そしてプロトンを通す半透膜である。このような膜は一般的に既知のナフィオン膜、又は米国特許第5795496号及び米国特許公開第20030129467号に開示されているプロトン交換膜であり得る。
本発明に基づいた電池に関しては、燃料電池が低出力で長時間にわたって作動する必要がある場合、バルブ14及びバルブ20が開かれる(ポンプ(15)が含まれる場合、ポンプ15は同時に開かれる)。バルブ13が閉じられ、そして燃料電池はアルコール燃料が供給される。燃料電池が高出力で短時間作動する必要がある場合、バルブ14及びバルブ20は閉じられる(ポンプ15が含まれる場合、ポンプ15は同時に止められる)。バルブ13は開かれ、そして燃料電池は水素燃料を供給される。一時的な高出力が終わると、バルブ14及びバルブ20は開かれる(ポンプ15が含まれる場合、ポンプ15は同時に開かれる)。バルブ13は閉じられ、そして燃料電池は有機燃料を供給される。
本発明に基づいた電池に関しては、陰極入口に進入する酸化剤は、酸素又は空気であり得る。コストを考慮すると、空気が好ましい。電池に空気を供給するための駆動力は、例えば、空気圧縮機を用いて、空気圧差により用いられ得る。
図4に示すように、水供給源及び任意の未反応燃料をさらに使用するために、本発明の好ましい一実施形態は、出口ダクト16を通して陽極出口3と連結される再循環装置17を含む。再循環装置17は、戻りダクト18を通してダクト10とも連結する。再循環装置出口19は、再循環装置17上に置かれる。したがって、陽極反応の産物は出口ダクト16を通って再循環装置17に進入し、そして二酸化炭素が再循環装置出口19を通って廃棄される。水及び任意の未反応有機燃料はダクト18を通ってダクト10に再循環して、有機燃料源12からの有機燃料と混合し、そして反応の別のサイクルで再び用いられるようになる。
小室ユニット1は、陽極6、陰極7、及び陽極6と陰極7との間に配置されるプロトン交換膜8をそれぞれ含む電極の一群を含み得る。その場合、このような電池は単電極電池と呼ばれる。小室ユニットの単電極は、組合せられた同一単電極群(又は電池群)の連続回路と置き換えられ得る。上記の単電極群の数は、電池出力の量に従って確定され得る。単電極群の数は、2〜500、好ましくは2〜100であり得る。図5は、4群の単電極を有する電池のイラストを提供する。電池群を群分け及び連結するための技法は、一般的に当業者に既知である。
本発明の電池は、低出力を長時間、そして高力出力を短時間、必要とする種々のタイプの電子工学製品、例えば、携帯電話、情報携帯端末及びラップトップ・コンピューターのための電力源であり得る。
以下の例示的な実施形態により本発明をさらに説明する。
実施例1
電池は、図2に示される。
電池は、図2に示される。
図2では、酸化剤24は空気圧縮装置により供給され、そしてダクト23は3mmの直径を有するシリコーンダクトである。
電池の活性面積は、6cm2である。陽極6の支持材料は、炭素繊維である。陽極6の触媒は、J−M社により供給される白金・ルテニウム/炭素触媒である。触媒中、白金は20質量%を、そしてルテニウムは10質量%を構成する。白金及びルテニウムの密度は、4mg/cm2である。陽極6の外側上の集電体は、黒鉛材料製である。
陰極7の外側上の集電体は黒鉛材料製であり、そして支持材料は炭素繊維である。陰極7の触媒は、J−M社の白金/炭素触媒製品である。触媒中、白金は40質量%を構成する。白金の密度は、1mg/cm2である(活性面積は以下において同一である)。プロトン交換膜8は、デュポン社のナフィオン115膜である。
ダクト9及びダクト10は、3mmの直径を有するシリコーンダクトである。水素源11は、NaBH4水溶液を含有する燃料タンクである。水素燃料タンクは、15mm×15mm×20mmの寸法を有するステンレススチール製の直方体である。有機燃料タンク12は、2mol/Lの水ベースのメタノール溶液を含有する。有機燃料タンクは、内径15mm及び長さ20mmの円筒形の形状を有し、シリコーンプラスチック製である。バルブ13、14及び20は、針型である。水素が燃料として用いられる場合、バルブ13は開けられ、そしてバルブ14及び20は閉じられる。燃料源が有機燃料に切り替えられると、バルブ13は閉じられ、そしてバルブ14及び20が開けられる。
実施例2
電池は、図3に示されるように装備されている。
電池は、図3に示されるように装備されている。
図3では、酸化剤24は空気圧縮装置で供給され、そしてダクト23は3mmの直径を有するシリコーンダクトである。
図3において、電池の活性面積は20cm2である。陽極6の外側上の集電体は、ステンレススチール製である。陽極の支持材料は、炭素繊維織物である。陽極の触媒は、J−M社の白金・ルテニウム/炭素触媒製品である。触媒中、白金は30質量%を、そしてルテニウムは15質量%を構成する。白金及びルテニウムの密度は、3mg/cm2である。プロトン交換膜8は、デュポン社のナフィオン117膜である。
陰極7の支持材料は、炭素繊維織物である。陰極7の触媒は、J−M社の白金/炭素触媒製品である。触媒中、白金は20質量%を構成する。白金の密度は、1mg/cm2である。陰極の外側上の集電体は、ステンレススチール製である。
ダクト9及びダクト10は、4mmの直径を有するシリコーンダクトである。水素源11は、圧縮水素ガスを含有する燃料タンクである。水素燃料タンクは、ステンレススチール製であり、内径20mm及び長さ20mmの円筒形の形状を有する。有機燃料タンク12は、3mol/Lの水ベースのエタノール溶液を含有する。有機燃料タンクは、内径15mm、長さ20mmの円筒形の形状を有する。有機燃料タンクは、シリコーンプラスチック製である。バルブ13、14及び20は、ボール型である。ポンプ15は、市場で入手可能な小型蠕動ポンプである。ポンプは100mL/分の最大流量を有する。
水素源が燃料として用いられる場合、バルブ13は開けられ、そしてバルブ14及び20は閉じられて、ポンプ20は閉められる。電池が有機燃料に切り替えられると、バルブ13は閉じられ、そしてバルブ14及び20が開けられて、ポンプ15が開けられる。
実施例3
電池は、図4に示されるように装備されている。
電池は、図4に示されるように装備されている。
図4では、酸化剤源24は空気圧縮装置により供給され、そしてダクト23は3mmの直径を有するシリコーンダクトである。
図4において、電池の活性面積は50cm2である。陽極6の外側上の集電体は、チタン製である。陽極の支持材料は、炭素繊維織物である。陽極の触媒は、J−M社の白金・ルテニウム/炭素触媒製品である。触媒中、白金は30質量%を、そしてルテニウムは30質量%を構成する。白金及びルテニウムの密度は、4mg/cm2である。プロトン交換膜8は、J−M社のナフィオン117膜である。
陰極7の支持材料は、炭素繊維紙である。陰極7の触媒は、J−M社の白金/炭素触媒製品である。触媒中、白金は40質量%を構成する。白金の密度は、1mg/cm2である。陰極の外側上の集電体は、チタン製である。
ダクト9及びダクト10は、4mmの直径を有するシリコーンダクトである。水素源11は、水素を吸収したTiFe合金を含有する燃料タンクである。水素燃料タンクはステンレススチール製であり、内径20mm及び長さ20mmの円筒形の形状を有する。有機燃料タンク12は、3mol/Lの水ベースの蟻酸溶液を含有する。有機燃料タンクは、内径15mm、長さ20mmの円筒形の形状を有する。有機燃料タンクは、シリコーンプラスチック製である。バルブ13、14及び20は、電磁タイプであり、電流の強さにより制御される。ポンプ15は、市場で入手可能な小型蠕動ポンプである。ポンプは100mL/分の最大流量を有する。ポンプは、電流の強さによって、オン及びオフに切り替えられる。再循環装置17は、ポリテトラフルオロエチレン製の直方体である。ダクト16及び18は、直径3mmのシリコーンダクトである。
水素源が燃料として用いられる場合、バルブ13は開けられ、そしてバルブ14及び20は閉じられて、ポンプ15は開けられる。電池が有機燃料に切り替えられると、バルブ13は自動的に閉じられ、そしてバルブ14及び20が開けられて、ポンプ15が開かれる。
実施形態4
電池は、図5に示されるように装備されている。
電池は、図5に示されるように装備されている。
図5では、酸化剤源24は空気圧縮装置により供給され、そしてダクト23は5mmの直径を有するシリコーンダクトである。
小室ユニット1は、組合せられた単電極の4つの群の連続回路を含み、各単電極は、陽極6、陰極7、及び陽極6と陰極7との間に配置されるプロトン交換膜8を含む。陽極、陰極及びプロトン交換膜は、実施例1におけるものと同一である。
ダクト9及びダクト10は、5mmの直径を有するシリコーンダクトである。水素源11は、圧縮水素を含有する燃料タンクである。水素燃料タンクはステンレススチール製であり、内径25mm及び長さ40mmの円筒形の形状を有する。有機燃料タンク12は、2mol/Lの水ベースのメタノール溶液を含有する。有機燃料タンクは、内径20mm、長さ20mmの円筒形の形状を有する。有機燃料タンクは、シリコーンプラスチック製である。バルブ13、14及び20は、電磁タイプであり、電流の強さにより制御される。ポンプ15は、市場で入手可能な小型蠕動ポンプである。ポンプは、電流の強さによって、オン及びオフに切り替えられる。ポンプは、100mL/分の最大流量を有する。再循環装置17は、10mm×10mm×25mmの寸法を有するポリテトラフルオロエチレン製の直方体である。ダクト16及び18は、直径5mmのシリコーンダクトである。
水素源が燃料として用いられる場合、バルブ13は開けられ、そしてバルブ14及び20は閉じられて、ポンプ15はオフにされる。電池が有機燃料に切り替えられると、バルブ13は閉じられ、そしてバルブ14及び20が開けられて、ポンプ15が閉じられる。
実施例5
実施例1に従って製造される電池は、以下のように操作され得る:バルブ13を開けると(一方、バルブ14及び20は閉じられたままである)、電池は水素燃料源を用いる。一方で、酸化剤源24(空気圧縮機)を用いて、空気は電池の陰極に導かれる。空気圧縮機の最大空気流量は10L/分であり、そして出口での相対圧は2×104Paである。電気化学反応中の空気の化学量論値は、2.5である。燃料電池の電気を放電するために、電気負荷を印加する。燃料電池の出力は一定電流出力として設定され、そして(低出力及び高出力の)電流出力はそれぞれ、30mA/cm2及び150mA/cm2で設定される。電流が30mA/cm2である場合、電池は有機燃料源12を用いる。電流が150mA/cm2である場合、電池は水素燃料源11を用いる。
実施例1に従って製造される電池は、以下のように操作され得る:バルブ13を開けると(一方、バルブ14及び20は閉じられたままである)、電池は水素燃料源を用いる。一方で、酸化剤源24(空気圧縮機)を用いて、空気は電池の陰極に導かれる。空気圧縮機の最大空気流量は10L/分であり、そして出口での相対圧は2×104Paである。電気化学反応中の空気の化学量論値は、2.5である。燃料電池の電気を放電するために、電気負荷を印加する。燃料電池の出力は一定電流出力として設定され、そして(低出力及び高出力の)電流出力はそれぞれ、30mA/cm2及び150mA/cm2で設定される。電流が30mA/cm2である場合、電池は有機燃料源12を用いる。電流が150mA/cm2である場合、電池は水素燃料源11を用いる。
一方で、実際の電子工学製品の作業条件、即ち各サイクルでの低出力で長時間の待機及び短時間高出力を模擬実験するために、30mA/cm2及び150mA/cm2に関する放電時間はそれぞれ6分及び3分に設定される。各サイクルの終了時に、新たなサイクルが再び開始する。バルブ13、14及び20の開閉は、サイクルと同期される。電流出力が30mA/cm2である場合、バルブ13は閉じられ、そしてバルブ14及び20は開けられる。電流出力が150mA/cm2である場合、バルブ13は開けられ、そしてバルブ14及び20は閉じられる。各サイクルの終了時に、新たなサイクルが再び開始する。燃料電池の作動中、電流及び電圧のデータは30秒ごとに記録される。得られたデータを、図6及び図7に示す。
実施例6
実施例4に従って製造される電池は、以下のように操作し得る:酸化剤源24(空気圧縮機)を用いて、空気は電池の陰極に導かれる。空気圧縮機の最大空気流量は20L/分であり、そして出口での相対圧は2×104Paである。電気化学反応中の空気の化学量論値は、2.5である。燃料電池の電気を放電するために、電気負荷を印加する。燃料電池の出力は一定電流出力として設定され、そして(低出力及び高出力の)電流出力はそれぞれ、2.4W及び24Wで設定される。電流が2.4Wである場合、電池は有機燃料源を用いる。電流が24Wである場合、電池は水素燃料源を用いる。
実施例4に従って製造される電池は、以下のように操作し得る:酸化剤源24(空気圧縮機)を用いて、空気は電池の陰極に導かれる。空気圧縮機の最大空気流量は20L/分であり、そして出口での相対圧は2×104Paである。電気化学反応中の空気の化学量論値は、2.5である。燃料電池の電気を放電するために、電気負荷を印加する。燃料電池の出力は一定電流出力として設定され、そして(低出力及び高出力の)電流出力はそれぞれ、2.4W及び24Wで設定される。電流が2.4Wである場合、電池は有機燃料源を用いる。電流が24Wである場合、電池は水素燃料源を用いる。
一方で、実際の電子工学製品の作業条件、即ち各サイクルでの低出力で長時間の待機及び短時間高出力を模擬実験するために、2.4W及び24Wの放電時間はそれぞれ6分及び3分に設定される。各サイクルの終了時に、新たなサイクルが再び開始する。バルブ13、14及び20の開閉並びにポンプ15の開閉は、各サイクルと同期される。電流出力が2.4Wである場合、バルブ13は閉じられ、そしてバルブ14及び20は開けられる。そしてポンプ15はオンにされる。電流出力が24Wである場合、バルブ13は開けられ、そしてバルブ14及び20は閉じられる。そしてポンプ15は閉められる。各サイクルの終了時に、新サイクルが再び開始する。燃料電池の作動中、電流及び電圧のデータは30秒ごとに記録される。得られたデータを、図8及び図9に示す。
図6〜9に基づいて、水素ガスが燃料として用いられる場合、電池は比較的高出力で作動し得る。燃料電池が水素ガスから有機燃料に切り替わると、電池の出力は漸次低減する。3分後、出力は次第に安定化する。その場合、電池は比較的低出力で作動する。燃料源が切り替えられて有機燃料から水素ガスに戻されると、燃料電池の出力は漸次増大し、そして電池の出力は再び最大になる。
この種の現象は、有機燃料の酸化を触媒するプロセス中の触媒被毒のためである。水素ガスと有機燃料間との切り替えのため、陽極の触媒は絶えず、清浄にされ、被毒され、そして再び清浄にされるというサイクルで存在する。このようなプロセスは、電池の出力に関する要件を満たすだけでなく、燃料電池の出力も増大して、電池の寿命を改良する。
24W電力出力を有する電池に関して、一例として実施例4に従って製造された電池を考えると、燃料としてメタノール溶液のみを用いる場合、燃料電池群は各々50cm2の活性面積を有する40セルの連続回路を用いる必要がある。それは本発明の電池の場合の10倍であり、そして活性面積の増大は、触媒及び膜のようなより多くの高価な材料の使用を要する。実際、短時間のピーク出力に関しては、水素ガスの消費は非常に少ない。したがって、現在利用可能な燃料電池と比較して、類似の出力を達成しながら、本発明の電池はサイズが増大しない。実施例4及び6において、水素ガスの供給源は単に直径20mm及び長さ20mmを有する円筒である。それは、50cm2の活性面積を有する36の付加的セルを有するものよりはるかに小さい。一方で、本発明の電池は、高価な金属及び膜を上回ってコストを節約するだけでなく、高出力も達成する。燃料として水素ガスのみを用いる電池と比較して、本発明の電池は大幅に少ない水素ガスを保有し、したがってそれは安全上の問題を最小限にして、電池を保有するに際して使用者に便宜性を提供する。
ある種の好ましい実施例を参照しながら本発明を説明してきたが、本発明はこのような特定の実施例に限定されないことは理解されるべきである。むしろ、以下の特許請求の範囲により反映されるようなその最も広い意味で本発明が理解され、解釈される、ということが本発明の論点である。したがって、これらの特許請求の範囲は、本明細書中に記載される好ましい実施形態だけでなく、当業者に明らかであるようなその他のそして更なる変更及び修正のすべてを包含すると理解されるべきである。
Claims (12)
- 燃料電池であって、
陽極、陰極、及び該陽極と該陰極との間に配置されるプロトン交換膜を有する小室ユニットと、
前記小室ユニットと連結される陽極入口と、
前記小室ユニットと連結される陽極出口と、
前記小室ユニット及び酸化剤源と連結される陰極入口と、
前記小室ユニットと連結される陰極出口と、
水素用バルブを有するダクトにより前記陽極入口と連結される水素源と、
有機燃料用バルブを有するダクトにより前記陽極入口と連結される有機燃料源と、
前記陽極出口と連結される出口バルブと
を備える、燃料電池。 - 前記水素源が水素ガス又は水素ガス発生物質の貯蔵装置である、請求項1記載の燃料電池。
- 前記水素ガス発生物質が水素貯蔵金属、水素貯蔵化合物又は水素貯蔵化合物を含有する溶液を含む、請求項2記載の燃料電池。
- 前記水素貯蔵金属がTiFe合金、LaNi5合金及びMg2Ni合金から成る群から選択される、請求項3記載の燃料電池。
- 前記水素貯蔵化合物がNaBH4及び/又はKBH4を指す、請求項3記載の燃料電池。
- 前記有機燃料源が有機燃料を含有する燃料タンクである、請求項1記載の燃料電池。
- 前記有機燃料が液体アルコール、液体エーテル及び液体有機酸からなる群から選択されるか、又は液体アルコールの水溶液及び液体酸の水溶液から成る群から選択される、請求項1記載の燃料電池。
- 前記有機燃料がメタノール、エタノール、蟻酸及びエチルエーテルから成る群から選択されるか、又はメタノール水溶液、エタノール水溶液及び蟻酸水溶液から成る群から選択される、請求項7記載の燃料電池。
- 前記有機燃料用のバルブの前面又は後面に取り付けられるポンプをさらに備える、請求項1記載の燃料電池。
- 出口ダクトにより前記陽極出口に連結され、戻りダクトにより前記有機燃料用ダクトに連結され、そして再循環装置出口を有する再循環装置をさらに含む、請求項1又は9記載の燃料電池。
- 前記小室中に陽極、陰極、及び該陽極と該陰極との間のプロトン交換膜を含む前記単電極が、一続きに連結された電極の複数の群を含み、各群が陽極、陰極及び該陽極と該陰極との間のプロトン交換膜を含有する電極集合体にとって代わられる、請求項1記載の燃料電池。
- 前記単電極群の数が2〜100である、請求項11記載の燃料電池。
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Legal Events
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110517 |
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A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110817 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20120117 |