JP2008523996A5 - - Google Patents
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Description
本発明は多層パイプの製造方法に関する。このような多層パイプは、好ましくは、腐食または摩耗に対して高度の要求がある場合に使用される。
耐食性の圧力容器または圧力ラインは、多層パイプを採用すると、対応材料から成る同一材質のものよりもコスト面で有利に製造できる。これは、耐食性の薄内層(例えば耐酸性ステンレススティール)と耐圧性の高張力外層(例えば細粒構造用鋼)への荷重分布によって達成される。このようにした結果、鋼材消費を著しく低減でき、残りの鋼材消費の大部分をコストの有利な材料に転換できる。
或る品質等級においては、耐摩耗性パイプラインは、多層パイプ(例えば機械的結合(下記参照))として実施されたとき、初めて製造可能となる。材料(例えば高硬度の高張力鋼)は、内層として採用できるからである。上記内層は、それ自体ではパイプ内に加工できないか、或いは、パイプへの加工が極めて困難である。
その他の材料の組み合わせは、多種多様に可能である。しかし、材料の組み合わせの実現性は、この状況においては、基本的に、各ケースに適した加工方法によってのみ制約を受ける。
パイプ被覆の形成に際して、次の二つの可能性が存在する。すなわち、
表面全体にわたる金属結合(被覆処理される原材半仕上げ品としての金属プレートが必要である)と、
内側パイプと外側パイプの間での単なる機械的結合(例えば摩擦結合)であって、好ましくは、内側プレートと外側プレートとはプレート端部で溶接される機械的結合。
表面全体にわたる金属結合(被覆処理される原材半仕上げ品としての金属プレートが必要である)と、
内側パイプと外側パイプの間での単なる機械的結合(例えば摩擦結合)であって、好ましくは、内側プレートと外側プレートとはプレート端部で溶接される機械的結合。
このような多層パイプの製造は、従来技術では、以下のように行われている。
このような方法は、特開昭60−111791によって既に周知となっている。
このような方法は、特開昭60−111791によって既に周知となっている。
例えば、金属からなる好ましくは鋼板からなる多層パイプであって、層間が金属結合された多層パイプに対しては、原材半仕上げ品として、二種の異なった(鋼)材料から作られる被覆処理複合プレートが使用される。続いて、多層パイプは次のように製造される。
まず圧延結合(ロール結合)または爆発圧着により、複合プレートが製造され、
次に、例えば曲げローラまたは曲げプレス等の通常の方法によって、パイプ形成が行なわれ、
その後、多層パイプの外壁は、使用材料に合った通常のパイプ溶接方法によって、溶接が行われ、同様に、内壁の溶接は、材料に合った肉盛溶接方法で溶接が行われる。
次に、例えば曲げローラまたは曲げプレス等の通常の方法によって、パイプ形成が行なわれ、
その後、多層パイプの外壁は、使用材料に合った通常のパイプ溶接方法によって、溶接が行われ、同様に、内壁の溶接は、材料に合った肉盛溶接方法で溶接が行われる。
従来技術によるこの方法の欠点は、一方においては、使用する原材半仕上げ品のコスト高とその結果最終製品のコストが高くなることである。他方においては、世界的に見て生産能力が極めて限定されているため、十分な量の原材半仕上げ品を確保するのが困難なことである。したがって、特許出願人および発明者の知る限りでは、圧延結合された多層プレートを製造するために、例えばオーストリアや日本では、その設備が数件存在するが、ドイツには全く存在しない。また、爆発圧着の設備も、発明者と出願人の知る限りでは、殆ど存在しない。例えば、このような設備の数件の内の一つが、ドイツのブルバッハ(Burbach)のダイナミット・ノーベル(Dynamit Nobel)社に存在する。しかし、それに用いられる製造技術は大きな問題があり、したがって、複雑で高価である。更に、極めて小規模な生産ロットに対してのみ使用可能であることを考慮に入れなければならい。
その上、この様な方法で加工できる材料の数は限られている。そのようなわけで、例えば特定の耐摩耗性鋼材は、それらがその高い炭素含有量のために溶接不可能かまたは溶接困難な場合には、内層として使用できない。
機械的結合を持った多層パイプの場合には、原材半仕上げ品として多数の、好ましくは、二つのパイプ完成品が使用される。この方法を下記に二種のパイプを例に説明する(多数層の場合には、その実施はそれ相応に理解するものとする)。
二本のパイプを複合すべき材料からぴったり合うように製造し、摩擦することなしにさし通す。この際、外側のパイプは内側のパイプより高い降伏点を持つ必要がある。
拡大により(例えば拡大金型を用いることにより、或いは、流体圧力による機械的な拡大で、この際内側にあるパイプを外側パイプを挟んだ金型に圧し込むことにより)内側パイプを、外側パイプの弾性的拡大下において、外側パイプに嵌合する。拡大力が除去されると、外側パイプはそのより高い弾性反発力のために、内側パイプ周囲に固く嵌る。
最後に両方の材料を前面で溶接する。
拡大により(例えば拡大金型を用いることにより、或いは、流体圧力による機械的な拡大で、この際内側にあるパイプを外側パイプを挟んだ金型に圧し込むことにより)内側パイプを、外側パイプの弾性的拡大下において、外側パイプに嵌合する。拡大力が除去されると、外側パイプはそのより高い弾性反発力のために、内側パイプ周囲に固く嵌る。
最後に両方の材料を前面で溶接する。
従来技術によるこの方法の欠点は、上記の外側パイプが内側パイプよりも高い降伏点を持たなくてはならないことである。何故ならば、そうでないと内側パイプと固く締め付けられるように作用し、それに必要な、外側パイプの弾性反発力が欠けるからである。このことは特に、高張力材料、例えば特に高張力鋼材など、好ましくはパイプの内部の耐摩耗性パイプラインにとって特に有利である高張力材料は、高いかまたは著しく高い降伏点を有し、したがってこの製造方法には適切でないという理由で不利である。
したがって、本発明の目的は、上記最新技術に基づいて、多層パイプの製造方法を提供することにある。すなわち、一方においては、上記問題点を回避して、圧延結合や爆発圧着された半仕上げ品を必要としなく、他方においては、互いに摩擦状態で係合した多数層の機械的結合の上記最新技術による多層パイプ製造に伴う制約を受けない多層パイプとその製造方法を提供することにある。
上記目的は、請求項1による多層パイプの製造方法によって達成される。さらに、有利な実施形態は、従属形式の請求項に見出すことができる。
本発明によると、圧延結合や爆発圧着された半仕上げ品の使用を回避できる。それは、曲げローラや通常最終形成に必要な曲げ機によるパイプ形成過程において、内側パイプとなる材料層を外側パイプとなる材料層内に加圧嵌合することによって行われる。その結果、多層パイプを拡大させることなく、従って既に述べた欠点を受けずに、内側パイプは摩擦状態で外側パイプ内に維持される。しかし、ここで指摘されるべきことは、或る場合には、例えば、パイプの端部成形機能を有する短小な曲げローラの場合には、曲げローラ単独で最終形成または成形が可能である。このような場合、曲げ機は本発明による方法には含まれない。
本文において、縁部または(好ましくは単なる想像上の)線に沿った結合と述べた場合、あらゆる種類の結合を意味する。すなわち、上記結合は、上記縁部または線の全体に沿って存在するか、或いは、上記縁部または線に沿って部分的のみに存在するか、或いは、(例えばスポット溶接のように)各点にのみに、例えば二点に、好ましくは上記縁部または線の両端部点に存在するか、または、上記縁部または線上の一点のみに存在する。
本発明による曲げローラを用いた多層パイプの製造方法の好ましい一実施形態では、
材料層間の第1の結合は、上側の材料層の縦方向の縁部または横方向の縁部に沿った互いの結合によって創生され、
一定の成形が進行すると、少なくとも更にもう一つの結合が、上側の材料層の第2の縦方向の縁部または横方向の縁部に沿って、材料層間で創生される。
材料層間の第1の結合は、上側の材料層の縦方向の縁部または横方向の縁部に沿った互いの結合によって創生され、
一定の成形が進行すると、少なくとも更にもう一つの結合が、上側の材料層の第2の縦方向の縁部または横方向の縁部に沿って、材料層間で創生される。
材料層間での上記少なくとももう一つの結合は、50%と100%未満との間の進行後に、創生される。
曲げローラによって外側パイプと内側パイプを有する多層パイプとしての二重層構造パイプを製造する本発明による方法の特に好ましい一実施形態では、
下式に示す(百分率表示の)Fforの成形が好ましくも略進行した後に、少なくとももう一つの結合(6a,6b)が上記材料層(1,2)間で創生される。
ここで DA 外側パイプの外径(mm)、
SA 外側パイプの肉厚(mm)、
SI 内側パイプの肉厚(mm)、
σI 内側パイプの降伏点(N/mm2)、
Zs アプセット余裕値(百分率)、
E 弾性係数(ヤング率、N/mm2)。
下式に示す(百分率表示の)Fforの成形が好ましくも略進行した後に、少なくとももう一つの結合(6a,6b)が上記材料層(1,2)間で創生される。
ここで DA 外側パイプの外径(mm)、
SA 外側パイプの肉厚(mm)、
SI 内側パイプの肉厚(mm)、
σI 内側パイプの降伏点(N/mm2)、
Zs アプセット余裕値(百分率)、
E 弾性係数(ヤング率、N/mm2)。
上式の表現は次の関係式に基づく。
この関係式は、次を用いて解かれる。
DA 外側パイプの外径(mm)、
SA 外側パイプの肉厚(mm)、
SI 内側パイプの肉厚(mm)、
σI 内側パイプの降伏点(N/mm2)、
Zs アプセット余裕値(百分率)、
E 弾性係数(ヤング率、N/mm2)。
DA 外側パイプの外径(mm)、
SA 外側パイプの肉厚(mm)、
SI 内側パイプの肉厚(mm)、
σI 内側パイプの降伏点(N/mm2)、
Zs アプセット余裕値(百分率)、
E 弾性係数(ヤング率、N/mm2)。
初に既述した、ここではFforと称する百分率表示の成形進行の式を得るが、もう一つの結合が材料層間でなされる。アプセットの余裕値(許容差)は、少なくとももう一つの材料層との結合における製造位置精度を考慮に入れるとともに、少なくとも、意図された外側パイプに対する内側パイプの加圧力が達成されるようにして、製造位置精度を補うものである。
いくつかの例は、百分率成形度に言及して、典型的な例以外に最小と最大の場合の例を示すものであるが、少なくとももう一つの材料層間において結合が行われる。
本発明による曲げローラを用いた多層パイプを製造するもう一つの好ましい実施形態は、少なくとも一つの材料層は、上側に配置された1以上の構成要素から成ることを特徴とする。この際に上側の構成要素は、この構成要素の縦方向の縁部が下側の材料層の縦方向の縁部と略平行になるように配置され得る。しかし、そうでなくてもよい。すなわち、上側の構成要素は、その縦方向の縁部が下側の材料層のそれに対して直角に配置できる。
構成要素の縦方向縁部が、下側の材料層の縦方向縁部に対して、平行に好ましくは略平行になっている場合、材料層間の第一の結合は、上記構成要素好ましくはプレートによって、上記要素が結合位置に沿って上側に配置された後に、創生され、上記結合位置は、同時に、上側の材料層の要素好ましくはプレートの縦方向縁部を形成し、上記上側の材料層は、下側の材料層好ましくは下側のプレートと結合する。
この方法は、特に、本発明による大径の多層パイプの製造、好ましくは610mm(24“)以上の径を有するパイプの製造に適している。この場合、このような大径のパイプとして一体の内側層を製造するためには、入手可能な内側層材のストリップ、好ましくは鋼帯(鋼プレート)の幅は、しばしば不十分なものである。二枚のストリップでも不十分ならば、随意に、すなわち、三枚またはそれ以上の数の構造要素、好ましくはプレートを配置して、この方法は続行できる。
本発明による曲げローラを用いた多層パイプの製造方法では、好ましくは、多層パイプは、パイプの継ぎ目に沿って外側パイプを溶接し、且つ、内側パイプを肉盛溶接することによって閉塞されて、多層パイプ本体を製造する。
また、例えば、全面的に金属学的に結合していない材料層の間に湿気が侵入するのを防止するために、材料層をパイプ面上で結合することも可能である。
本発明による方法の好適な適用は、二重層構造のパイプの製造であるが、これに限定されない。一般的には、従来技術では非常に困難或いは全く不可能であった三層構造、四層構造やそれ以上の多層パイプも、本発明によって製造することができる。
本発明の別の特に好ましい実施形態では、プレート、好ましくは金属プレート、特に鋼プレートが、材料層または材料層の要素として使われる。
また、本発明による曲げローラを用いた多層パイプの製造方法では、好ましくは、材料層の結合の少なくとも一つは、溶接によって行われる。これは、特に、上述した金属プレート好ましくは鋼プレートに適している。
本発明の方法によって得られる多層パイプは、特に、内側に位置する材料層が、外側の上記材料層と比較して、高い降伏点または耐力を有するように(下記参照)、形成されることができる。この際、少なくとも一つの材料層は、好ましくは金属プレート、より好ましくは鋼プレートから成る。
本発明による多層パイプの特に好ましい実施形態は、多層パイプが、二つの鋼プレート材料層である二重層のパイプとして形成されており、内側パイプとなる鋼プレートは、高炭素含有量ないし超高炭素含有量を有し、したがって、必ずしも溶接可能ではないことを特徴とする。
本発明による方法で得られた多層パイプは、従来技術のものとは様々な点で相違している。しかし、これらの相違点は、相応に識別され得るが、本発明の一つの多層パイプで全て同時に明らかにする必要はない。むしろ、これらの相違点は、様々な異なる組み合わせにおいて生じ得るが、必ずしもそうする必要はない。
こうして、本発明によると、一方では、(既に冒頭に述べたように、長い納期、限定された利用性、高い価格というディメリットがある)被覆処理プレートを使う必要がなく、にも拘わらず、他方では、多層パイプ、特に鋼プレート材料層から成る二重層のパイプであって、内側パイプ材は高い降伏点を有し、同時に外側パイプ材は低い降伏点を持つ二重層パイプを製造できる。これには、高い耐摩耗性は通常高い硬度すなわち高い降伏点を伴うので、出来る限り高い耐摩耗性の内側パイプを有する多層パイプを利用することが必要となる。この多層パイプは、外側パイプよりも高い降伏点の材料から作られた内側パイプを有し、表面全体にわたって隣接する層間の金属結合がないものであるが、従来技術では製造不可能である。そのようなものは現在まで存在しない。しかし、このような多層パイプは本発明によれば可能となる。ここで指摘すべきことは、例えば単に増大した塑性変形の場合の如く、降伏点が明白でない場合には、力の或る作用の下での永久的な塑性膨張の応力量として、降伏点の代わりに耐力が代用される。
これとは無関係に、本発明による方法を用いることによって、(表面全体にわたって金属学的に結合される)高価で入手し難い被覆処理プレートを使用することなく、従来技術では不可能であった殆どあらゆる大口径の多層パイプを製造することができる。上記不可能な理由は、製作する多層パイプを包囲する液圧拡大力が作用する場合、必要な拡大が、使用する拡大金型の寸法によって、或いは均一成形に必要な金型によって、制約されるからである。これに比べて、本発明の曲げローラ方法は、このような予め設定された制約を受けない。何故なら、曲げローラは、常にローラの曲率半径の一箇所のみに作用して、本発明の多層パイプの直径を限定しないからである。したがって、特に、被覆処理されたプレートでない多層パイプであって、約610mm(24インチ)径という現在の技術の限界を超える、好ましくは遙かに超える多層パイプを製造することが可能である。
本発明では、一部分内層を有する多層パイプの製造が可能である。すなわち、内側パイプは、例えばパイプ基部で溝が挿入された形態で、断面積が円弧を形成する。これは今日まで従来技術では不可能であった。
これに関連して記述しておくべきことは、本発明の方法によると、勿論、極少量のパイプ、特に個別のパイプでも経済的に製造できるが、従来技術では、一方では、複雑な被覆処理や必要最小の製造ロット数によって、他方では、拡大に必要な特設された工具や装置によって、妨げられることである。
以下、図に基づいて本発明の実施例を説明するが、本発明はこれに限定されない。
図1は、組み合わせて多層パイプになる重なり合った二つの材料層1,2の斜視図である。
図2は、組み合わせて多層パイプになる重なり合った二つの材料層の斜視図であって、上に配置された材料層の長手方向縁部4の一つに平行な(想像)線に略沿って材料層間1,2で第1の結合3a,3b、好ましくは溶接(すなわち二箇所3a,3b)をする。
図3は、組み合わせて多層パイプになる重なり合った二つの材料層1a,1b,2の斜視図であって、上記材料層の一つは、すなわちここでは材料層2は、パイプ縦方向に配置された二つの要素1a,1b好ましくはプレートを備える。
図3aは、組み合わせて多層パイプになる重なり合った二つの材料層1a,1b,... ,1n,2のもう一つの斜視図である。材料層の一つは、すなわち上に配置された材料層は、パイプ円周方向に配置された複数の要素、すなわち、ここではnと称する有限数の要素から、好ましくはプレートから、構成されている。上に配置されたn個の要素1a,1b,...,1nの数が任意であることは、図において、点線11によって示されている。
上に配置された要素1a,1b, ... ,1nは、その縦方向縁部4が、その下に位置する材料層2の縦方向縁部に対して横切るように配置され、一方、縦方向縁部4aがその下に位置する材料層2の縦方向縁部に対して平行となるように配置されている。また、この配置において形成される、材料層2上に配置された要素1a,1b, ... ,1nには各第一の結合部3a1,3a2,3b1,3b2,3n1,3n2が示されている。
図4は、組み合わせて多層パイプになる重なり合った二つの材料層の斜視図であって、材料層の一つは、一つ以上すなわちここでは上側に配置された二つの要素1a,1b、好ましくはプレートから成り、且つ、材料層の下側の要素が接合位置に沿って配置された後、上に配置された材料層の要素の縦方向縁部を同時に形成するが、第1の結合3は、材料層の下の要素1a,1bを結合好ましくは溶接することによってなされる。ここにおいて、結合部3は、閉結合好ましくは溶接によって、接合箇所とそして同時に縦方向縁部に沿って、接合箇所とそして同時に縦方向縁部の全長にわたって形成されている。
図5は、本発明の製造プロセス中の本発明による多層パイプ5を正面から見た斜視図であるが、製造プロセス中、すなわち、上記プロセスのステップでは、形成される多層材料は、曲げローラ(ここでは図示せず)によって、パイプ5に成形され、その際、上記ローラによって上下から加圧する結果、一定摩擦による密着接合が材料層1,2の間に形成され、また、変形時には、材料層の一部(2aに対して1cおよび2bに対して1d)とは、相互に自由に移動でき、内側パイプ1と外側パイプ2の異なった曲率半径のため、成形の進行にしたがって、相互に自由に移動する。両方の材料層1、2間の第一の結合部3a,3bは、二点3a,3bにおいて既に形成されている。上記二点3a,3bは、端部点に成形する内側パイプ2の縦方向縁部と平行な(想像)線上に位置している。しかし、材料層1,2のこれら第一の結合部3a,3bの範囲では、第一の結合部3a,3bのために、材料層1,2は、もはや向かい合って相互に移動することなく、互いに固定され、保持される。
図6は、本発明の製造プロセス中の本発明による多層パイプ5を正面から見た斜視図であるが、製造プロセス中、すなわち、上記プロセスのステップでは、一定の成形が進行した後、材料層1,2の間の少なくとももう一つの結合(ここでは、二つの結合6a,6b)が、少なくとももう一つの位置(ここでは、二つの位置)における頂部に位置する材料層1を接合することによって、創生される。これに続いて、多層パイプ5は、曲げローラや曲げ機によって最終成形される(図示せず)。最終成形段階では、材料層は、結合部分6aと6bによって、互いに最早これ以上移動することはない。その結果、それぞれの内側パイプとなる材料層1,1c,1dは、外側パイプとなる材料層2,2a,2bに加圧嵌合される。
図7は、内側層(内側パイプ、内側パイプライン、内側プレートなどとも言う)1と外側層(外側パイプ、外側パイプライン、ベースプレートなどとも言う)2を有する本発明による完成多層パイプの斜視断面図である。この場合、多層パイプは、パイプの継ぎ目8に沿って外側パイプを溶接し、内側パイプ1を肉盛溶接9することによって、閉じられている。
図8は、図7の二つの溶接線7,9の領域の詳細図を含む内側層1と外側層2を有する多層パイプの斜視断面図である。
Claims (15)
- 曲げローラを用いた多層パイプの製造方法であって、
組み合わされて多層パイプ(5)になる各材料層(1,2)が互いに重ね合わせられ、
その後、材料層(1,2)間の第1の結合(3,3aと3b,3a1と3a2,3b1と3b2,3n1と3n2)が創生され、
このように形成された多層材料は、曲げローラによってパイプ(5)に成形され、その際、上記ローラが上下から加圧する結果、一定の摩擦密着結合が材料層(1,2)間に創生され、変形時には、まだ自由に相互移動可能な材料層(1,2)の部分(1c,1d,2a,2b)は、内側パイプ(1)と外側パイプ(2)との異なる曲げ半径のために、成形の推移に応じて自由に移動し、
一定の成形が進行した後、少なくとももう一つの結合(6a,6b)が、少なくとももう一つの位置において、材料層(1,2)間において材料層を互いに結合することによって創生され、
次いで、この多層パイプ(5)は、曲げローラと曲げ機の少なくとも一方によって、最終成形され、最終成形中は、材料層(1,2)は最早これ以上相互に移動することはなく、その結果、内側パイプとなる材料層(1)は外側パイプとなる材料層(2)に加圧嵌合されることを特徴とする製造方法。 - 請求項1に記載の曲げローラを用いた多層パイプの製造方法において、
内側パイプとなる材料層(1)は、完成した多層パイプ(5)では、その断面が円弧を構成することを特徴とする製造方法。 - 請求項2に記載の曲げローラを用いた多層パイプ(5)の製造方法において、
完成した多層パイプ(5)ではその断面が円弧を構成して内側パイプとなる材料層(1)は、多層パイプの基部において溝を形成することを特徴とする製造方法。 - 請求項1、2または3に記載の曲げローラを用いた多層パイプ(5)の製造方法において、
材料層(1,2)間の第1の結合は、上側の材料層(1)の縦方向の縁部(4)または横方向の縁部(4a)のいずれか一つに略沿った或いはそれと平行な線に略沿った互いの結合によって、創生されることを特徴とする製造方法。 - 請求項1から4のいずれか一つに記載の曲げローラを用いた多層パイプ(5)の製造方法において、
上記材料層(1,2)間での上記少なくとももう一つの結合(6a,6b)は、一定の成形が進行した後に、上側の材料層(1,1a,1b,1n)の第2の縦方向の縁部(4)または横方向の縁部(4a)に略沿って、或いは上記縁部に平行な線に略沿って、創生されることを特徴とする製造方法。 - 請求項1から5のいずれか一つに記載の曲げローラを用いた多層パイプ(5)の製造方法において、
材料層(1,2)間の第1の結合は、上側の材料層(1)の縦方向の縁部(4)または横方向の縁部(4a)に沿った互いの結合によって創生され、
一定の成形が進行すると、少なくとも更にもう一つの結合(6a,6b)が、上側の材料層(1)の第2の縦方向の縁部または横方向の縁部に沿って、材料層(1,2)間で創生されることを特徴とする製造方法。 - 請求項1から6のいずれか一つに記載の曲げローラを用いた多層パイプ(5)の製造方法において、
上記材料層(1,2)間での上記少なくとももう一つの結合(6a,6b)は、50%と100%未満との間の進行後に、創生されることを特徴とする製造方法。 - 請求項1から8のいずれか一つに記載の曲げローラを用いた多層パイプ(5)の製造方法において、
少なくとも一つの材料層(1,2)は、上側に配置された1以上の構成要素(1a,1b,1n)から成ることを特徴とする製造方法。 - 請求項9に記載の曲げローラを用いた多層パイプ(5)の製造方法において、
上記構成要素は、上記構成要素の縦方向縁部が下側の材料層の縦方向縁部と略平行になるように配置され、且つ、
上記材料層(1,2)間の第一の結合(3)は、上記要素(1a,1b)によって、上記要素(1a,1b)が結合位置に沿って上側に配置された後に、創生され、上記結合位置は、同時に、上側の材料層(1a,1b)の要素の縦方向縁部を形成し、上記上側の材料層(1a,1b)は、下側の材料層と結合することを特徴とする製造方法。 - 請求項1から10のいずれか一つに記載の曲げローラを用いた多層パイプ(5)の製造方法において、
上記多層パイプ(5)は、パイプの継ぎ目(8)に沿って外側パイプ(2)を溶接(7)し、且つ、内側パイプ(1)を肉盛溶接(9)することによって閉塞されることを特徴とする製造方法。 - 請求項1から11のいずれか一つに記載の曲げローラを用いた多層パイプ(5)の製造方法において、
材料層(1,2)は、パイプ(5)の前部で結合されることを特徴とする製造方法。 - 請求項1から12のいずれか一つに記載の曲げローラを用いた多層パイプ(5)の製造方法において、
多層パイプ(5)として、二重層構造パイプが製造されることを特徴とする製造方法。 - 請求項1から13のいずれか一つに記載の曲げローラを用いた多層パイプ(5)の製造方法において、
プレートが、上記材料層(1,2)または上記材料層(1)の要素(1a,1b,1n)として使われることを特徴とする製造方法。 - 請求項1から14のいずれか一つに記載の曲げローラを用いた多層パイプ(5)の製造方法において、
上記材料層(1,2)の結合(3,3aと3b,3a1と3a2,3b1と3b2,3n1と3n2,6a,6b)の少なくとも一つは、溶接によって行われることを特徴とする製造方法。
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