JP2008523913A - ステップ・ダウン部分および器具を備えたバルーン - Google Patents
ステップ・ダウン部分および器具を備えたバルーン Download PDFInfo
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Abstract
カテーテル・バルーンは、基端側ウエスト部、基端側コーン部、第1の本体部、第2の本体部、第3の本体部、先端側コーン部および先端側ウエスト部を備えることができる。第2の本体部はステップ・ダウン部分を含むことができる。第2の本体部の膨張直径は、第1の本体部または第3の本体部の膨張直径よりも小さくすることができる。第2の本体部の外面には、ブレードまたは補強部材など、少なくとも1つの器具を備えることが可能である。
Description
本発明は一般に当技術分野で既知のバルーン・カテーテルに関し、より詳細には、補強部材、カッティング・ブレード等、閉塞の治療に役立つ器具を備えることのできるバルーン・カテーテルに関する。いくつかの実施形態では、バルーン・カテーテルは、ステントなど拡張可能な医療デバイスを治療部位へ搬送するために使用することができる。
経皮経管的冠動脈形成術(PTCA)は、冠動脈および末梢動脈での閉塞の治療用に十分に確立された方法である。
経皮的血管形成術では、バルーン・カテーテルの拡張を利用する形態が広く使用されている。カッティング・ブレードをバルーンに設けることによって、狭窄部の切除および拡張が容易になる。カッティング・エッジを備えたバルーン・カテーテルの例が、特許文献1に開示されており、同特許文献に開示された内容は本願においても開示されたものとする。
経皮的血管形成術では、バルーン・カテーテルの拡張を利用する形態が広く使用されている。カッティング・ブレードをバルーンに設けることによって、狭窄部の切除および拡張が容易になる。カッティング・エッジを備えたバルーン・カテーテルの例が、特許文献1に開示されており、同特許文献に開示された内容は本願においても開示されたものとする。
体内管腔でのステントの使用も知られている。ステントは一般に、非拡張状態でカテーテルなどの医療デバイスを介して体内管腔内の所望の位置へ搬送される。ステントが所望の体内位置に達すると、バルーンまたは他の適切なデバイスでステントを拡張し、あるいは、例えば抑制シースを引き抜くことによってステントを拡張させる。
血管の閉塞を治療する場合、および/または医療デバイスを治療部位へ搬送する場合に、従来のバルーンより優れた性能を発揮する進歩的なカテーテル・バルーンが依然として必要とされている。
本出願中で述べるすべての米国特許および特許出願ならびにすべての他の刊行物は、その全体を参照によって本願明細書に援用する。
本発明の範囲を制限することなく、本発明の特許請求される実施形態のいくつかについて、その概要を以下に記載する。本発明の要約された実施形態のさらなる詳細および/または本発明のさらなる実施形態は、以下の発明を実施するための最良の形態に記載されている。
米国特許第5616149号明細書
本発明の範囲を制限することなく、本発明の特許請求される実施形態のいくつかについて、その概要を以下に記載する。本発明の要約された実施形態のさらなる詳細および/または本発明のさらなる実施形態は、以下の発明を実施するための最良の形態に記載されている。
本発明は、上記した懸案に鑑みてなされたものである。
いくつかの実施形態では、カテーテル・バルーンは基端側ウエスト部、基端側コーン部、第1の膨張断面積を有する第1の本体部、第2の膨張断面積および少なくとも1つの補強部材を有する第2の本体部、第3の膨張断面積を有する第3の本体部、先端側コーン部ならびに先端側ウエスト部を含むことができる。第2の膨張断面積は第1の膨張断面積より小さくてもよい。
いくつかの実施形態では、第2の本体部は外面を含むことができ、少なくとも1つの補強部材を外面に取り付けることができる。いくつかの実施形態では、第2の本体部は外面を含むことができ、少なくとも1つのアテロトームを外面に取り付けることができる。いくつかの実施形態では、アテロトームおよび補強部材の両方を外面に取り付けることができる。
いくつかの実施形態では、カテーテル・バルーンは基端側ウエスト部、基端側コーン部、第1の膨張断面積を有する第1の本体部、第2の膨張断面積および少なくとも1つのブレードを有する第2の本体部、第3の膨張断面積を有する第3の本体部、先端側コーン部ならびに先端側ウエスト部を含むことができる。第2の膨張断面積は第1の膨張断面積より小さい。
本発明を特徴付けるこれらおよび他の実施形態は、本願明細書に添付されその一部を形成する特許請求の範囲において特に説明されている。ただし、本発明、その使用によって得られる利点および目的をより良く理解するために、本発明の様々な実施形態が図示および説明されている、本願明細書の一部をさらに形成する図面およびそれに伴う説明事項を参照する。
図面を具体的に参照しながら、本発明の詳細な説明を以下に述べる。
本発明は多くの様々な形態で実施することができるが、本願明細書では本発明の具体的な好ましい実施形態について詳細に述べる。この説明は本発明の原理を例示するものであり、本発明を図示された特定の実施形態に制限するものではない。
この開示の目的において、他に指示のない限り、複数の図面における同様の参照番号は同様の要素を示す。
図1は本発明のカテーテル・バルーン10の一実施形態を示す。バルーン10は、内側ルーメン16を有する本体部分18を含むことができる。本体部分18はステップ・ダウン部分20を含んでおり、このステップ・ダウン部分20は、隣接する部分の膨張直径よりも小さい膨張直径を有する。
図1は本発明のカテーテル・バルーン10の一実施形態を示す。バルーン10は、内側ルーメン16を有する本体部分18を含むことができる。本体部分18はステップ・ダウン部分20を含んでおり、このステップ・ダウン部分20は、隣接する部分の膨張直径よりも小さい膨張直径を有する。
バルーン10は、基端側ウエスト部22、基端側コーン部24、第1の本体部26、第2の本体部30、第3の本体部34、先端側コーン部44および先端側ウエスト部46を含むことができる。バルーン10は、第1の非膨張または非拡張状態から、第2の膨張または拡張状態へと膨張可能である。膨張状態では、第2の本体部30は、第1の本体部26または第3の本体部34の膨張寸法、すなわち直径より小さい膨張寸法、すなわち直径を有することができる。第1の本体部26の膨張、すなわち直径は、第3の本体部34の膨張、すなわち直径とほぼ同等とすることができる。バルーン10は、中間基端側コーン部28を第1の本体部26と第2の本体部30との間に、中間先端側コーン部36を第2の本体部30と第3の本体部34との間に、さらに含むことができる。
第2の本体部は外面31をさらに含むことができる。少なくとも1つの、望ましくは複数の器具60を、バルーン10の上に設けることができ、外面31に取り付けることができる。器具60は、RFエネルギー、IRエネルギー、UVエネルギー、レーザ・エネルギー、超音波エネルギー、電気エネルギー、およびこれらの組合せによって、接着または熱接合などの適切な方法を使用して、バルーン10に取り付けることができる。いくつかの実施形態では、外面31および器具60は、相互固定のためにインターロック面の機能を備えていてもよい。いくつかの実施形態では、器具60をポリウレタンパッドなどの基板材料に埋め込むことができ、米国特許第5320634号に開示されているように、基板をバルーン10に固定することができ、同特許文献に開示された内容は本願においても開示されたものとする。いくつかの実施形態では、器具60の後端および/または前端または外角部に丸みを付けて、挿入時および再配置や後退時においても、バルーン10の送達性を補助する。
器具60は、バルーンの補強、病変部の拡張補助、ステントの拡張補助、膨張の際の病変部に対するバルーン10の「バルーン・スリップ(watermelon seeding)」、すなわち位置ずれの防止等、様々な目的で機能することができる。いくつかの実施形態では、器具60は、バルーン10にさらに強度を与えることのできる補強部材64を含むことができる。バルーン10を使用して病変部を拡張するときに、補強部材64は、例えば第2の本体部30の外面31の一部が病変部に接触する前に補強部材64が病変部と接触する場合、より大きな負荷のかかる局部領域を病変部にさらにもたらすことができる。より大きな負荷のかかる局部領域によって、病変部の一部を分離させたり、病変部を拡張させることができる。
いくつかの実施形態では、バルーン10を使用してステントを拡張することができる。補強部材64は、ステントに接触し、ステントを適正かつ均一に拡張させる際の助けとなる。
補強部材64は適切な材料を含み、望ましくはバルーン10の材料よりも高い硬度をもたらすことができる。いくつかの実施形態では、補強部材64はプラスチックまたはポリマー材料を含むことができる。いくつかの実施形態では、補強部材64は金属製ワイヤなどの金属を含むことができる。いくつかの実施形態では、補強部材64はニチノールなどの形状記憶材料および/または形状記憶ポリマーを含むことができる。
いくつかの実施形態では、器具60はアテロトームまたはブレード62を含むことができる。各ブレード62は鋭利なカッティング・エッジ63を含むことができる。ブレード62は、ステンレス鋼、カーペンター・スペシャルティ・アロイ社(Carpenter Specialty Alloys)[米国ペンシルバニア州19601、レディング、ウェスト・ベルン・ストリート(Reading,West Bern Street)101所在]から入手可能なAerMet(登録商標)合金、他の適切な金属および/または合金ならびに他の適切なポリマーなど、カッティング・エッジを維持することが可能な適切な生体適合性材料を含むことができる。少なくとも1つの実施形態では、ブレード62は、少なくとも一部をニチノールなどの形状記憶材料および/または形状記憶ポリマーから形成することができる。
器具60がブレード62を含みバルーン10を使用して病変部を拡張する実施形態では、バルーン10の設計により血管壁への創傷を防ぐことが望ましい。ブレード62がステップ・ダウン部分20または第2の本体部30に固定され、バルーン10が血管内部で図1に示すような状態に膨張する実施形態では、第1の本体部26および第3の本体部34の外面が血管壁に当接することができる。ブレード62の外側カッティング・エッジ63が、血管壁内へと穿通することなく血管壁に当接することが望ましい。
第2の本体部30は、隣接する本体部(すなわち、符号26,34)の膨張直径より小さい膨張直径を有することが望ましいが、病変部の拡張の際には、第2の本体部30およびそれに取り付けられた器具60が使用される。拡張されていない病変部を通るルーメンの直径は、一般に第2の本体部30の膨張直径より実質的に小さいため、膨張時に、病変部の一部はバルーン10のステップ・ダウン部分20内へ延びることができる。病変部の一部は第2の本体部30の器具60および/または外面31に接し、バルーン10が膨張すると拡張することができる。
器具60は、バルーン10の長手方向における中心軸線12に平行、またはバルーン10の長手方向軸線12に対してある角度をなして配向するなど、バルーン10上で適切な形状および配向を有することができる。いくつかの実施形態では、器具60は、取り付けられたバルーン10の本体部の長さに及んでもよい(例えば、図1を参照すると、器具60は第2の本体部30の長さ全体に延びてもよい)。いくつかの実施形態では、器具60はその長さに沿って区分化する(segmented)ことが可能である。いくつかの実施形態では、米国特許出願第10/879894号に記載されているように、器具60はバルーン10の一部に沿ってらせん形状をなしてもよく、同特許文献に開示された内容は本願においても開示されたものとする。
バルーン10上に配置される複数の器具60は、同様の形状および向き、または異なる形状および向きを有することができる。バルーン10上には任意の数の器具60を設けることも可能である。器具60を任意の所望の間隔でバルーン10の周りに配置することもでき、いくつかの実施形態では、器具60が取り付けられた本体部の外周上に均一の間隔で配置することもできる。
バルーン10上に配置される器具60の各々は、器具60の任意の実施形態を備えることも可能である。例えば、いくつかの実施形態では、バルーン10は複数の器具60を含むことができる。器具60の総数の一部は補強部材64を含んでもよく、器具60の総数の一部はブレード62を含むことができる。いくつかの実施形態では、ブレード62と補強部材64をバルーン10の本体部に沿って交互に配置することも可能である。
各器具60は、バルーン10の径方向において器具60の最外部とすることのできる外縁61を有してもよい。器具60がブレード62を備える場合は、外縁61はカッティング・エッジ63を含むことができる。
バルーン10が膨張状態のとき、器具60の外縁61は望ましくは、器具60が取り付けられたバルーン10の本体部の外面31から径方向外向きに位置する。いくつかの実施形態では、器具60の外縁61は、器具60が取り付けられた本体部(すなわち、符号30)に隣接する本体部(すなわち、符号26,34)の外面よりも短い距離が長手方向軸線12から延びていてもよい。したがって、いくつかの実施形態では、器具60の外縁61は膨張したバルーン10の最外部を含まない。
いくつかの実施形態では、器具60の外縁61は、器具60が取り付けられた本体部(すなわち、符号30)に隣接する本体部(すなわち、符号26,34)の外面と同じ距離が長手方向軸線12から延びていてもよい。したがって、いくつかの実施形態では、バルーン10が膨張すると、器具60の外縁61は隣接する本体部(すなわち、符号26,34)の外面と同一線上に並べられる。
いくつかの実施形態では、器具60の外縁61は、器具60が取り付けられた本体部(すなわち、符号30)に隣接する本体部(すなわち、符号26,34)の外面よりも長い距離が長手方向軸線12から延びていてもよい。したがって、いくつかの実施形態では、器具60は膨張したバルーン10の最外部を含むことができる。
バルーン10上に含まれる複数の器具60の外縁61は、バルーン10の長手方向における中心軸線12からすべて等しく距離が延びていてもよい。いくつかの実施形態では、様々な器具の外縁61は、バルーン10の長手方向における中心軸線12から異なる距離にあるようにしてもよい。
図2は、バルーン10の一実施形態を示す断面図である。バルーン10をカテーテル70に取り付けることも可能である。バルーン10の様々な実施形態と共に適切なカテーテルを使用することができる。
カテーテル・シャフト70は、内側シャフト72および外側シャフト74を有してもよい。内側シャフト72と外側シャフト74との間に、膨張ルーメン76を形成することも可能である。膨張ルーメン76は、バルーン10の内側ルーメン16と連通することができる。バルーン10の基端側ウエスト部22を外側シャフト74に固定し、バルーン10の先端側ウエスト部46を内側シャフト72に固定してもよい。カテーテル70は先端チップ78をさらに含むことができる。
図3はバルーン10の別の実施形態を示し、バルーン10はステップ適合湾曲部を含むことができる。ステップ適合湾曲部を有するカテーテル・バルーンは、例えば米国特許第6402778号および同第6290485号に記載されており、これら特許文献に開示された内容は本願においても開示されたものとする。ステップ適合湾曲部を有するバルーン10は、第1の内部流圧で第1の膨張状態、および第2の内部流圧で第2の膨張状態を有することができる。第2の内部流圧は、第1の内部流圧より高くてもよい。
バルーン10が第1の膨張状態にあるとき、バルーン10は、例えば図1に示すようにステップ・ダウン部分20を有する形状と同様の形状などの第1の膨張形状を取ることができる。第2の本体部30の外面31は、第1の膨張直径を呈することができる。第1の本体部26の外面は、第2の本体部30の外面31の直径よりも大きい直径を有することができ、第3の本体部34の外面は第2の本体部30の外面31の直径よりも大きい直径を有することができる。いくつかの実施形態では、第1の本体部26の直径および第3の本体部34の直径は、第1の膨張状態において等しくてもよい。
バルーン10が第2の膨張状態にあるとき、バルーン10は、例えば図3に示す形状などの第2の膨張形状を有することができる。バルーン10が第1の膨張状態から第2の膨張状態へ移行するときに、第2の本体部30の外面31は、第2のより大きい直径を有することができる。第2の膨張状態における第2の本体部30の直径は、第1の本体部26の直径および/または第3の本体部34の直径より大きくてもよい。
図4はバルーン10の別の実施形態を示す。バルーン10は第1の本体部26、第2の本体部30、第3の本体部34、第4の本体部38、第5の本体部42を含むことができる。膨張状態では、第2の本体部30の直径および第4の本体部38の直径は、第1の本体部26の直径、第3の本体部34の直径および/または第5の本体部42の直径より小さくてもよい。いくつかの実施形態では、第2の本体部30の膨張直径は、第4の本体部38の膨張直径と同様であってもよい。いくつかの実施形態では、第1の本体部26、第3の本体部34および第5の本体部42の膨張直径は同じであってもよい。
バルーン10は、基端側ウエスト部22、基端側コーン部24、先端側コーン部44、先端側ウエスト部46をさらに含むことができる。バルーン10は、第1の本体部26と第2の本体部30との間に第1の中間基端側コーン部28を、第2の本体部30と第3の本体部34との間に第2の中間基端側コーン部32を、第3の本体部34と第4の本体部38との間に第1の中間先端側コーン部36を、そして第4の本体部38と第5の本体部42との間に第2の中間先端側コーン部40を含むことも可能である。
第2の本体部30および第4の本体部38は、本願明細書に記載されている器具60を備えることができる。第2の本体部30上に設けられた器具60は、第4の本体部38上に設けられた器具60と同様または異なるものであってもよい。例えば、いくつかの実施形態では、第2の本体部30は第4の本体部38より多数の器具60を有することができる。いくつかの実施形態では、第2の本体部30はブレード62を有することができるが、第4の本体部38は補強部材64を有することができ、あるいはその逆であってもよい。いくつかの実施形態では、第2の本体部30および第4の本体部38の両方が、ブレード62および補強部材64を交互に有することができる。
図5はバルーン10の別の実施形態を示す。バルーン10は、基端側ウエスト部22、基端側コーン部24、第1の本体部26、第2の本体部30、第3の本体部34、先端側コーン部44および先端側ウエスト部46を含むことができる。膨張状態では、第2の本体部30は、第1の本体部26または第3の本体部34の膨張寸法、すなわち膨張直径よりも小さい膨張寸法、すなわち膨張直径を有することができる。第1の本体部26の膨張寸法、すなわち膨張直径は、第3の本体部34の膨張寸法、すなわち膨張直径とほぼ同等であってもよい。バルーン10は、中間基端側コーン部28を第1の本体部26と第2の本体部30との間に、中間先端側コーン部36を第2の本体部30と第3の本体部34との間に、さらに含むことができる。
第2の本体部30は、基端側コーン部24と先端側コーン部44との間でバルーン10のほぼ全体の長さにわたって延びていてもよい。第2の本体部30は、バルーン10の長手方向軸線に沿って、第1の本体部26または第3の本体部34のいずれかよりも長い距離を延びてもよい。
本願明細書に記載されている器具60を第2の本体部30上に設けることができる。器具60は、第2の本体部30の長さのほぼ全体にわたって配置されてもよく、したがって、基端側コーン部24と先端側コーン部44との間において、バルーン10の長さのほぼ全体にわたって配置されてもよい。
図6は、基端側ウエスト部22、基端側コーン部24、第1の本体部26、第2の本体部30、第3の本体部34、先端側コーン部44および先端側ウエスト部46を含むことができる、バルーン10の別の実施形態を示す。中間基端側コーン部28を第1の本体部26と第2の本体部30との間に設けることができ、中間先端側コーン部36を第2の本体部30と第3の本体部34との間に設けることができる。
本願明細書に記載されている器具60を第2の本体部30上に設けることができる。複数の器具60を、第2の本体部の長さに沿って設けることができる。いくつかの実施形態では、器具60の第1の組66を第2の本体部30の長さの第1の部分にわたって設けることができ、器具60の第2の組68を第2の本体部30の長さの第2の部分にわたって設けることができる。
第1の組66において設けられた器具60は、第2の組68において設けられた器具60と同様であっても、異なっていてもよい。例えば、いくつかの実施形態では、第1の組66は第2の組68よりも多数の器具60を有することができる。いくつかの実施形態では、第1の組66はブレード62を有することができるが、第2の組68は補強部材64を有することができ、あるいはその逆であってもよい。いくつかの実施形態では、第1の組66および第2の組68の両方が、図6に示すようにブレード62および補強部材64を交互に有することができる。いくつかの実施形態では、第1の組66のブレード62は、第2の組68の補強部材64と長手方向において隣接して配置されてもよい。
第2の本体部30の長さに沿って複数の器具60を使用することによって、第2の本体部30に沿って可撓部56が設けられ、どの器具60も可撓部56を硬化させるものではない。これにより、バルーン10に対して長手方向におけるより高い可撓性が付与されて、バルーン10が蛇行する体内管腔を進行することが可能になる。
図7は非拡張状態のバルーン10の実施形態を示す。バルーン10の周方向において隣接する器具60同士の間に跨る部分を、折畳み部80へ折り畳み、隣接する器具60同士の間に配置することができる。非拡張時のカテーテル・バルーン用の折畳み形状の例は、米国特許第5226887号、同第5320634号および同第6425882号に開示されており、これら特許文献に開示された内容は本願においても開示されたものとする。
本願明細書に記載されたバルーン10の任意の実施形態は、望ましい断面形状を備えることができる。円形断面形状を有するバルーン10の様々な部分の直径に関するすべての教示は、非円形の断面形状を有するバルーン10の様々な部分の寸法または断面積を類推することが可能である。
図8は、ほぼ正方形の断面形状を有するバルーン10の実施形態を示す断面図である。第1の本体部26は、拡張状態において第2の本体部30より大きい寸法、すなわち断面積を有することができる。
図9は、ほぼ三角形の断面形状を有するバルーン10の実施形態を示す断面図である。第1の本体部26は、拡張状態において第2の本体部30より大きい寸法、すなわち断面積を有することができる。
バルーン10は、適合性および非適合性材料ならびにそれらの組合せを含む、適切なバルーン材料から形成することができる。バルーン本体18を形成するための適切な材料の例は、熱可塑性ポリマー、熱可塑性エラストマー、ポリエチレン(高密度、低密度、中密度、直鎖状低密度)、ポリエチレン、イオノマー、ポリエステル、ポリウレタン、ポリカーボネート、ポリアミド、ポリビニル塩化物の様々な共重合体および混合物、アクリロニトリルブタジエン−スチレン共重合体、ポリエーテル−ポリエステル共重合体、およびポリエーテルポリアミド共重合体;イー・アイ・デュポン・ドゥ・ヌムール社(E.I.DuPont de Nemours and Co.)[デラウェア州ウィルミントン(Wilmington、Del)所在]からSurlynJという商標名で入手可能な共重合体ポリオレフィン材料;PEBAXJという商標名のイオノマーおよびポリエーテル・ブロック・アミドなど、低圧力で比較的軟性または可撓性のポリマー材料;熱可塑性ポリマーおよび熱硬化性ポリマー材料、ポリ(エチレン・テレフタレート)(通常PETと称される)、ポリイミド、熱可塑性ポリアミド、ポリアミド、ポリエステル、ポリカーボネート、ポリフェニレン・スルフィド、ポリプロピレンおよび硬質ポリウレタンなど、高圧力のポリマー材料;1つまたは複数の液晶ポリマー;および上記ならびにその他の1つまたは複数の組合せがあるが、これらに限定されるものではない。
いくつかの実施形態では、カテーテル・バルーン10は狭窄部、動脈瘤または体内管腔内部の病変部に1つまたは複数の治療剤を送達するように構成することができる。いくつかの実施形態では、ブレード62の少なくとも一部は、動脈瘤部位に送達するための1つまたは複数の治療剤を配置することのできる1つまたは複数の穴、切欠きまたは他の表面構造を含むように形成することができる。治療剤を1つまたは複数の被覆の形態において、ブレード62および/またはバルーン10の外側面上に配置することも可能である。少なくとも1つの実施形態では、被覆は少なくとも1つの治療剤および少なくとも1つのポリマーを含む。
治療剤は、非遺伝子薬剤、遺伝子薬剤、細胞物質等の薬剤または他の医薬品であってもよい。適切な非遺伝子薬剤の例には、ヘパリン、ヘパリン誘導体、血管細胞成長促進剤、成長因子阻害剤、パクリタキセル等の抗血栓剤が含まれるがこれらに限定されるものではない。薬剤が遺伝子薬を含む場合、そのような遺伝子薬には、DNA、RNAおよびそれぞれの誘導体および/または成分;ヘッジホッグ・タンパク質等が含まれるがこれらに限定されるものではない。薬剤が細胞物質を含む場合、そのような細胞物質には、ヒト由来および/または非ヒト由来の細胞、ならびにそれぞれの成分および/またはその誘導体が含まれるがこれらに限定されるものではない。薬剤がポリマー剤を含む場合、そのようなポリマー剤には、ポリスチレン−ポリイソブチレン−ポリスチレン・トリブロック共重合体(SIBS)、ポリエチレン・オキシド、シリコーン・ラバーおよび/または他の適切な基質が含まれる。
本発明において、本願明細書に記載されたバルーン10の形成方法についてさらに説明する。例えば、この方法はステップ・ダウン部分20または第1の本体部26、第2の本体部30および第3の本体部34を有するバルーンを形成、または他の方法で設ける工程を含む。補強部材64またはブレード62など、少なくとも1つの器具60をステップ・ダウン部分20または第2の本体部30の外面に取り付けることができる。
上述された開示事項は、例示的なものであり、包括的なものではない。これらの記載は、当業者に対して、多くの変更例や別例を提案するものである。これらすべての別例及び変更例は請求項の範囲内に含まれるものであり、請求項における「備える(comprising)」という語は、「含むものであるが、これに限定されるものではない(including, but not limited to)」ことを意味する。当業者には、本明細書に記載された特定の実施例と均等である他の技術は、本願の請求項に包含されるものであることが理解されるであろう。
さらに、従属請求項に記載された特定の特徴は、発明の範囲内において他の方法で互いに組み合わせることができ、本願は、従属請求項に記載された特徴のその他全ての組み合わせによる他の実施例についても、範囲が及ぶものとする。例えば、請求の範囲の公開にあたり、多数従属形式が管轄区域内で許容される場合には、後続するいずれの従属項も、当該従属項において引用された全先行語を有する先行請求項すべてに従属する多数従属形式で択一的に記述されたものと解釈されるべきである(例えば、請求項1に直接従属する請求項はそれぞれ、先行するすべての請求項に従属するものと択一的に解釈されるべきである)。多数従属形式が禁止されている管轄区域においては、後続の各従属項についても、これら下位従属項に列挙される特定請求項以外の先行語を有する先行する一請求項にそれぞれ単独に従属する形式で択一的に記述されたものと解釈されるべきである。
以上、本発明の好ましい別例を記載した。当業者には、本願に記載された特定の実施例と均等である他の技術は、特許請求の範囲に包含されるものであることが理解されるであろう。
Claims (23)
- 基端側ウエスト部と、
該基端側ウエスト部に取り付けられた基端側コーン部と、
先端側ウエスト部と、
該先端側ウエスト部に取り付けられた先端側コーン部と、
該基端側コーン部と該先端側コーン部との間に延びる本体部とを備え、該本体部は、第1の膨張断面積を有する第1の本体部と、該第1の本体部の先端側に位置し、かつ第2の膨張断面積および少なくとも1つの補強部材を有する第2の本体部と、該第2の本体部の先端側に位置し、かつ第3の膨張断面積を有する第3の本体部とを有し、
該第2の膨張断面積が該第1の膨張断面積と異なることを特徴とする、カテーテル・バルーン。 - 前記第2の膨張断面積が前記第1の膨張断面積より小さい、請求項1に記載のカテーテル・バルーン。
- 前記第1の本体部と前記第2の本体部との間に位置する中間基端側コーン部と、
前記第2の本体部と前記第3の本体部との間に位置する中間先端側コーン部とをさらに備える、請求項1に記載のカテーテル・バルーン。 - 前記第2の本体部が外面を有し、前記少なくとも1つの補強部材が前記外面に取り付けられている、請求項1に記載のカテーテル・バルーン。
- 前記第2の本体部が少なくとも1つのアテロトームをさらに備える、請求項1に記載のカテーテル・バルーン。
- 前記補強部材およびアテロトームが前記第2の本体部の外周に沿って交互に配置されている、請求項5に記載のカテーテル・バルーン。
- 前記第3の膨張断面積が前記第1の膨張断面積とほぼ同等である、請求項1に記載のカテーテル・バルーン。
- 前記本体部が、前記第3の本体部の先端側に位置し第4の膨張断面積および少なくとも1つの補強部材を有する第4の本体部と、
該第4の本体部の先端側に位置し第5の膨張断面積を有する第5の本体部とをさらに備える、請求項1に記載のカテーテル・バルーン。 - 前記第1の本体部と前記第2の本体部との間に位置する第1の中間基端側コーン部と、
前記第2の本体部と前記第3の本体部との間に位置する第2の中間基端側コーン部と、
前記第3の本体部と前記第4の本体部との間に位置する第1の中間先端側コーン部と、
前記第4の本体部と前記第5の本体部との間に位置する第2の中間先端側コーン部とをさらに備える、請求項8に記載のカテーテル・バルーン。 - 前記第2の本体部が外面を有し、前記第4の本体部が外面を有し、少なくとも1つの補強部材が前記第2の本体部の外面に取り付けられ、少なくとも1つの補強部材が前記第4の本体部の外面に取り付けられている、請求項8に記載のカテーテル・バルーン。
- 前記第2の本体部が少なくとも1つのアテロトームをさらに備え、前記第4の本体部が少なくとも1つのアテロトームをさらに備える、請求項10に記載のカテーテル・バルーン。
- 前記補強部材およびアテロトームが前記第2の本体部および前記第4の本体部の外周に沿って交互に配置されている、請求項11に記載のカテーテル・バルーン。
- 前記第3の膨張断面積および前記第5の膨張断面積が前記第1の膨張断面積とほぼ同等である、請求項8に記載のカテーテル・バルーン。
- 前記第2の膨張断面積が前記第4の膨張断面積とほぼ同等である、請求項8に記載のカテーテル・バルーン。
- 前記第2の本体部がほぼ正方形の断面形状を有する、請求項1に記載のカテーテル・バルーン。
- 前記第2の本体部がほぼ三角形の断面形状を有する、請求項1に記載のカテーテル・バルーン。
- 前記補強部材の外縁が前記第1の本体部の外面を越えて径方向外向きに延びる、請求項1に記載のカテーテル・バルーン。
- 前記補強部材の外縁が前記第1の本体部の外面よりも短い距離を径方向に延びる、請求項1に記載のカテーテル・バルーン
- 基端側ウエスト部と、
該基端側ウエスト部に取り付けられた基端側コーン部と、
先端側ウエスト部と、
該先端側ウエスト部に取り付けられた先端側コーン部と、
該基端側コーン部と該先端側コーン部との間を延びる本体部とを備え、該本体部は、第1の膨張断面積を有する第1の本体部と、第2の膨張断面積および少なくとも1つのブレードを有する第2の本体部と、第3の膨張断面積を有する第3の本体部とを有し、
該第2の膨張断面積は該第1の膨張断面積と異なることを特徴とする、カテーテル・バルーン。 - 前記第2の膨張断面積が前記第1の膨張断面積より小さい、請求項19に記載のカテーテル・バルーン。
- 前記ブレードの縁部が前記第1の本体部の外面を越えて径方向外向きに延びる、請求項20に記載のカテーテル・バルーン。
- 前記ブレードの縁部が前記第1の本体部の外面とほぼ同等の距離を径方向外向きに延びる、請求項20に記載のカテーテル・バルーン。
- 前記第1の本体部と前記第2の本体部との間に位置する中間基端側コーン部と、
前記第2の本体部と前記第3の本体部との間に位置する中間先端側コーン部とをさらに備える、請求項19に記載のカテーテル・バルーン。
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