JP2008518444A - レーザダイオードに基づく光送信機の安全動作のためのレーザドライバのコントローラ - Google Patents

レーザダイオードに基づく光送信機の安全動作のためのレーザドライバのコントローラ Download PDF

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Abstract

各々が異なるモニタフォト電流を出力するレーザダイオードの放射レベルを制限するためのレーザドライバの動作を制御するための方法、装置およびシステムが開示される。1実施例では、レーザドライバのコントローラは同時に、放射レベルの平均パワーを目標のパワーレベルに規制し、かつ、放射レベルの出力パワーが出力パワー限界を超過していないかを決定するためのモニタ出力パワー基準値を発生するように構成された制御信号発生器を含む。制御信号発生器は、モニタ出力パワー基準値が平均パワーの調整に独立して調整される場合よりも、放射レベルをより正確に制限できる。

Description

この出願は、すべての目的のために、次の出願の全体を参考のために組み込む。2004年、10月21日出願の米国特許出願、No. 60/621,191 の“レーザドライバのインターフェース方法および、レーザの安全動作のための制御回路”
この発明は、全般的に光通信のためのレーザデバイスに関し、特に、レーザダイオードのようなレーザデバイスからの放射レベルを制限するように構成されたレーザドライバに関する。
レーザ製品の製造者は一般に、レーザ製品が安全動作のための厳しい要求に従うように、安全機構を含む。レーザ製品の例は、通信システムで一般に使用されるレーザダイオードを含む。インターナショナル・エレクトロニカル・コミッション(IEC)は、レーザ製品の種々の分類のために、レーザ放射を安全レベルに制限する基準値を設定している。IEC 60825-1, 基準となる第2の改訂は、連続動作モード(つまり、波長が1400から4000nmの範囲内)に対するクラス1のレーザに対し、10mWの放射制限を提言している。クラス1の要求を包含するように設計されたレーザダイオードの例は、図1に示される。
図1は、レーザダイオードの動作を制御して安全動作レベル内で動作するように適合された通常の構造100を示す。構造100は、レーザドライバ102、レーザダイオードパッケージ(#1)120、シャットダウンスイッチ110、モニタ抵抗(Rmon)140、および平均パワー制御抵抗(Rape)142を含む。レーザダイオードパッケージ(#1)120は、レーザ光を発生するレーザダイオード122および、レーザダイオード122のレーザ出力を示すモニタフォト電流(Ipc)132を発生するフォトダイオード(PD)124を含む。レーザドライバ102は、レーザダイオード122を駆動するためのバイアスおよび変調の電流を与えるための変調/バイアス発生器130を含む。レーザドライバ102はまた、平均パワーコントローラ(APC)106および、パワー検出器104を含む。平均パワーコントローラ106は、モニタフォト電流(Ipc)132が基準電流134に適合するまで、変調/バイアス発生器130からのレーザバイアス電流を調整し、結果、レーザ出力パワーを調整する。パワー検出器104は、レーザダイオード122の出力パワーの値を示す測定値(Vmeas)138をモニタする。測定された電圧138は、モニタフォト電流(Ipc)132と一般に比例する。測定された電圧138が出力パワーに対する限界を示す値を超過したことをパワー検出器104が検出した時、パワー検出器104は、レーザダイオード122が安全運転の限界を超えて動作することを阻止するためにレーザダイオード122をシャットダウンする、シャットダウンスイッチ110により、レーザダイオード122のシャットダウンを行うために故障信号(TxFault)を発生する。
平均パワー制御抵抗142は、モニタフォト電流の異なる値に対して特定の値に設定された調節可能な抵抗を持ち、この平均パワー制御抵抗142は、レーザダイオード122に対する平均出力パワーを決定する。ある場合には、平均パワー制御抵抗142は、ポテンシォメータであるか、または、抵抗にデジタル/アナログコンバータを含む。モニタ抵抗140は、Vmeas138のための抵抗である。モニタ抵抗140を採用した欠点は、それは一般に固定された値を持ち、異なるレーザダイオードやモニタフォトダイオードに対するモニタフォト電流での変動に対応できず、両ダイオードは、レーザダイオードパッケージの動作に影響する。同じモニタ抵抗140が異なるレーザダイオードパッケージ(#1)120に使用された時、モニタ抵抗140は、レーザダイオード122を法律不遵守で動作させる。例えば、別のレーザダイオードパッケージ(#2)123が、正常な平均出力パワーレベル(例えば2mW)の間に、150μAのモニタフォト電流であっても、レーザダイオードパッケージ(#1)120が、正常な同じ出力パワーレベルの間に、800μAのモニタフォト電流に関係しているとみなす。結果、レーザダイオード(#2)はより低い値のモニタフォト電流を発生する。そのため、モニタ抵抗140がレーザダイオード(#1)120での使用に対して設定されているなら、4000μA(例えば、10mW/2mW * 8000μA)が、レーザのシャットダウン動作のための制限に関係する。しかし、レーザダイオード(#2)123がレーザダイオード(#1)122で取り替えられたなら、750μA(例えば、10mW/2mW * 150μA)で法律不遵守(つまり、10mW超過)に達する。レーザダイオード(#2)123は、4000μAに達するまで、法律不遵守で動作し続け、それにより、人体を放射光の有害な影響に潜在的に曝す。
従来のレーザドライバ制御機構が機能している間、各々が異なるモニタフォト電流を発生する種々のレーザダイオードの放射レベルを制限するために、通常のレーザドライバのコントローラの欠点を最小にすることが望ましい。
各々が異なるモニタフォト電流を発生する種々のレーザダイオードの放射レベルを制限するために、レーザドライバの動作を制御するための方法、装置およびシステムが開示される。1実施例では、レーザドライバのコントローラは、放射レベルの平均パワーを同時に調整するため、および、モニタ出力パワー基準を発生して、放射レベルの出力パワーが出力パワー限界を超過したかを決定するために、信号制御信号を発生するように構成された制御信号発生器を含む。
制御信号発生器は、モニタ出力パワー基準値が平均パワーの調節に関係なく調節するものに比べ、放射レベルをより正確に制限できる。
この発明は、添付した図面に関連して以下の詳細な説明により、より完全に理解されるであろう。同じいくつかの図面を通じて同じ参照番号は、対応する部品を示す。殆どの参照番号は、左側の1または2の数字を含み、その数字は、最初に紹介された図面の番号を示すことに注意されたい。
図2は、各々が異なるモニタフォト電流を出力するレーザダイオードの放射レベルを制御するためのこの発明の1実施例に基づくレーザドライバのコントローラを示すブロック図である。レーザドライバのコントローラ200は、少なくとも1つの制御信号発生器220および、第1の基準信号発生器202、第2の基準信号発生器204を含む。制御信号発生器220は、レーザダイオードからの放射平均パワーを、目標の平均パワーレベルに調整する信号制御信号210を発生するように構成される。その目標の平均パワーレベル以上では、レーザダイオードは、IEC 60825-1の第2改訂のような標準安全で法律不遵守な放射を発生する。制御信号発生器220はまた、放射レベルの出力パワーが出力パワー限界を超過したかを決定するために、モニタ出力パワー基準値を発生するように構成される。特に、制御信号発生器220は、平均パワーを調整する機能として、モニタ出力パワー基準値を調整できる。都合よく、制御信号発生器220は、平均電力の調節に関係なくモニタ出力パワー基準値が調節される場合よりも、特に、モニタ出力パワー基準値が、広範囲のフォト電流を発生する多くの異なるレーザダイオードに対して使用される抵抗値により一般に設定される時よりも、放射レベルをより正確に制限できる。更に、制御信号発生器220は都合よく、供給源を保護し、そうでなかったなら、出力パワーを無関係にモニタし、そして、平均パワーを調整するが、そのいずれもが、個別の制御信号発生手段を一般に必要とする。
第1の基準信号発生器202は、制御信号210に基づくモニタ出力パワー基準値を表す第1の電圧レベルを発生するように構成される。一つの例では、第1の基準信号発生器202は、第1の電圧レベルを、レーザドライバのパワー検出器(不図示)に供給する。第2の基準信号発生器204は、制御信号210に基づく、目標平均パワーレベルを表す第2の電圧レベルを発生するように構成される。第2の基準信号発生器204は、第2の電圧レベルを、レーザドライバの平均パワーコントローラ(APC)(不図示)に供給する。1実施例では、第1の電圧レベルは、モニタ電圧(Vmon)であり、第2の電圧レベルは、平均パワー制御電圧(Vapc)である。特定の実施例では、第1の基準信号発生器202は、第1の抵抗であり、第2の基準信号発生器204は第2の抵抗である。
図3は、レーザドライバを制御するための本発明の特定の実施例に基づくレーザドライバのコントローラを示す。構成300は、レーザドライバ302、シャットダウンスイッチ310、レーザダイオードパッケージ320およびレーザドライバのコントローラ350を含む。レーザドライバ302は、レーザダイオード322を駆動するために、バイアスおよび変調の電流を出力する変調/バイアス発生器330を含む。レーザドライバ302はまた、平均パワーコントローラ(APC)306および、レーザダイオード322を含む。平均パワーコントローラ(APC)306は、平均パワー制御電圧339に関してレーザ出力パワーを変えるために、レーザバイアス電流を調整する。パワー検出器304は、モニタ電圧(Vmon)338をモニタする。このモニタ電圧は、レーザダイオード322により発生されたモニタ出力パワーの値を示す。レーザダイオードパッケージのサンプル毎のモニタフォト電流での変動は一般に、レーザダイオード322およびモニタフォトダイオード(PD)324の双方の異なる動作特性に起因する。
図3に示した例では、レーザダイオードのコントローラ350は、第1の基準信号および第2の基準信号の発生器として、それぞれ、モニタ抵抗(Rmon)352および平均パワー制御抵抗(Rapc)354を含む。レーザダイオードのコントローラ350はまた、電圧(Vdac)360を発生するための制御信号発生器として、信号デジタル/アナログコンバータ(DAC)358を含む。その電圧(Vdac)360は、Rmon352および平均パワー制御抵抗Rapcの双方に印加される。特にレーザダイオードのコントローラ350は、信号制御信号356を発生するため単一の信号デジタル/アナログコンバータ(DAC)358を含む。その信号制御信号356は、(Rmon352を用いて)Vmonおよび(Rapc354を用いて)Vape339を発生するために用いられる。動作時、信号制御信号356は、いくつかの異なるレーザサンプルに対しレーザ平均パワーを調整するために、Vapc339を調節する。それらのレーザサンプルは、μA/mWの単位で表される特性モニタフォト電流係数(Ipc_coeff)に依存する。特性モニタフォト電流係数(Ipc_coeff)は、75μA/mWから1000μA/mWのような広範囲の値を持つことができる。都合よく、信号制御信号356は、Vapc339およびVmon338の双方を同時に調節する。V339の調整は、レーザ平均パワーを調整するが、Vmon338の調整は、モニタ出力パワー基準値をセットする。パワー検出器304は、Vmon338(つまり、モニタ出力パワー基準値)を出力パワー限界(Vlim)と比較する。Vmon338がVlimを超過するなら、パワー検出器304は、シャットダウンスイッチ310を起動するために、信号TxFault341を送出する。それにより、レーザダイオード322をシャットダウンさせる。この発明を実施するのに適したレーザドライバの例は、Maxim.Inc 製造のMAX3735Aである。
図4は、本発明の実施例に基づき、図3のレーザドライバのコントローラを用い、異なるレーザサンプルに対する低減されたレーザ出力のシャットダウンを示す。グラフ400は、レーザダイオードの異なるタイプで一般に見受けられる異なるモニタフォト電流係数(μA/mW)と、TxFaultによる起動時(つまり、Vmonが超過した時)での出力パワー430との間の理想的な関係を示す。理想的には、出力パワー430は、3mWに対して大きく変動してはならない。この3mWは、モニタ出力パワー限界(Plim)410、例えば10mWを下回る。モニタ出力パワー限界(Plim)410は、Vlimに到達した、および/または、Vlimを超過したVmonに一致し、このVlimは、Plim410を表す電圧である。カーブ(PShut2)402およびカーブ(PShut1)404はそれぞれ、種々の異なるモニタフォト電流係数420の関数として出力パワーレベル430を示す。モニタフォト電流係数420は、モニタフォト電流の種々の値に上昇を与える。カーブ404は、図3のレーザドライバのコントローラ350を実施した時の典型的な出力パワー(つまりレーザ放射)レベルを示し、他方、カーブ402は、図1で示したような固定Vmon(つまり、固定されたRmon抵抗値を使用)の通常の技術を用いて生じる、出力パワーレベルを示す。レーザドライバ(不図示)により、固定Rmon抵抗の値を用いて得られた、カーブ402の出力パワーレベル430と違って、都合よく、カーブ404の出力パワーレベル430は、モニタ出力パワー限界(Plim)410以下に留まる。Rmon抵抗の値が用いられた時、いくつかの出力パワーレベル430は、モニタ出力パワー限界(Plim)410を超過する。
以下の議論は、図4に示した関係を具体化する一つのアプローチを述べている。最初に、数式(1)および(2)を考察する。
Vmon=Vdac+Ipc*R1 (1)
Vapc−Vdac=(Ipc_coeff*Pdes)*R2 (2)
ここで、VdacはRmonおよびRapc双方に印加された電圧を示し、Pdesは所望の出力パワー設定を示す。モニタフォト電流の値がIpcなら、数式(3)は、以下のように、出力パワーPoutを決定する。
Pout=(Ipc/Ipc_coeff) (3)
次に、RmonおよびRapcに対する抵抗値の最適化を考察する。Vdacに対する可能な値の範囲は、特定のDACに対する最良の解決を与えるために、選択されるべきである。Vdacの値は、0ボルトからVapcの範囲にあるべきである。0ボルトは、Ipc_coeffの最大可能値(Ipc_coeff_max)である。そのため、Rapcは、次式により設定可能である。
Rapc=Vapc/(Ipc_coeff_max*Pdes)
次に、Rmonが決定される。最小出力パワー(Pshut_min)は、故障状態が起きた時のパワーレベルであり、レーザダイオードからの放射をシャットダウンする必要があることに注目される。また、Pshut_minの値は、Pdesより一般に小さくあるべきであることに注目される。最初に、Rmonの決定は、Ipc_coeff_maxに等しいIpc_coeffに対し、Vdacを0ボルトに設定することを開始する。次に、Rmonが、Rmon=Vlim/(Pshut_min*Ipc_coeff_max)を用いて決定される。更に、レーザがシャットダウンした瞬間でのレーザ出力パワーは、PoutがPshutに等しい時(つまりVmonがVlimに等しい時)に起こり、Pout は数式(1)から(3)から導かれる。数式4は、種々の実施例のレーザドライバのコントローラを用いて制御されたレーザに対してレーザ出力パワーを決定する。
Pshut1=(Vlim-Vapc+Ipc_coeff*Pdes*R2)/(Ipc_coef*R1) (4)
しかし、固定された抵抗によるレーザドライバのコントローラに対し、レーザがシャットダウンした瞬間のレーザ出力パワーは、数式(1)において、Vdac=0と仮定すると、数式(1)から(3)から導かれることに注目される。数式5は、通常のレーザドライバを制御する際に、固定された抵抗を用いて制御されたレーザに対するレーザ出力パワーを決定する。 Pshut2=Vlim(R1*Ipc_coeff) (5)
図示目的のため、Pdesは、2mWに設定され、そして、シャットダウン動作ポイント(Pshut_min)は、3mW程度に設定されるとみなす。これにより、2mWの正常な動作ポイントから1mWのマージンを可能にする。更に、Vlimを1.4ボルトに、およびVapcを23ボルトに設定する。これらの値が与えられると、図4のカーブ(Pshut2)402は、通常のレーザドライバの制御技術(つまり、固定Rmon抵抗は、広範囲の異なるレーザのモニタフォト電流係数を十分に処理できない)を示す。そのため、シャットダウンレーザパワーは、3mWから40mWへ変化するかもしれない。上記の値が与えられると、単一のDACのアプローチは、都合よく、3mWから7.5mWの狭い範囲にあるように、クラス1のレーザ限界を下回る狭い範囲の出力シャットダウンパワーを提供する。
図5は、この発明の別の特定の実施例に基づく、レーザドライバを制御するための別のレーザドライバのコントローラを示すブロック図である。構成500は、レーザドライバ302、シャットダウンスイッチ310、およびレーザダイオードパッケージ320を含み、これらのすべては、図3のような上述した構造および/または機能を持つ。構造500はまた、レーザドライバのコントローラ550を含み、このコントローラは、第1の基準信号および第2の基準信号発生器としてそれぞれ、モニタ抵抗(Rmon)552および平均パワー制御抵抗(Rapc)554を含む。レーザダイオードコントローラ550はまた、制御信号556を用いて、可変の抵抗に基づく電圧(Vvar)560を形成するために、制御信号発生器として、信号可変抵抗(Var R)558を含み、その電圧(Vvar)560は、モニタ抵抗(Rmon)552および平均パワー制御抵抗(Rapc)554の双方に印加される。様々な実施例では、信号可変抵抗(Var R)558は、図3のレーザドライバのコントローラ350で述べられたのと同様な利点を得るために、デジタルのポテンショメータであるか、または可変抵抗である。
図6は、この発明のさらに別の特定の実施例に基づく、レーザドライバを制御するためのさらに別のレーザドライバのコントローラを示すブロック図である。レーザドライバのコントローラ600は、Rmon602およびRape604を含み、それらは共に、出力パワーレベルをモニタし、そして、レーザダイオードに平均パワーを設定するための可変抵抗である。可変抵抗602は、レーザを安全放射範囲内で動作させるために用いられるモニタ出力パワー基準あた井の調整を容易にする。
図7は、この発明の特定の実施例に基づく、レーザドライバのコントローラを提供する光送信機のブロック図である。光送信機700は、光ネットワークを通じて送信するための光データ信号を生成するために、いくつかの光送信機のラインカード702を含む。各光送信機のラインカード702は、レーザドライバ710、この発明に実施例に基づき、レーザダイオード712および、レーザドライバコントローラ714を含む。少なくとも1つの実施例に基づく、適した光送信機は、AT-LX3811 マルチ速度ラインカードを実施したAT-LX3800U 8スロット、マルチサービス シャーシであり、それらは共にUSA ワシントン BothellのAllied Telesyn社の製品である。
上の記述は、説明の目的のために、この発明の完全な理解を得るために、特定の用語を用いた。しかしながら、当業者には理解されるように、この発明を実施するために、特別な細部は要求されない。実際に、この記述は、この発明のいずれかの特徴または態様を、いずれかの実施例に限定するように読むべきではない。むしろ、1実施例の特徴および態様は、他の実施例と容易に交換できる。例えば、上の実施例の記述は、光通信のためのレーザ、およびレーザドライバに関連するが、この記述は他の応用にも適用できる。
従って、この発明の特定の実施例の記述は、図示および説明目的のために提供されている。それらは、この発明を、開示された正確な形態を排除または限定しようとするものではなく、明白なように、上記の教示の観点から多くの変形および変更が可能である。実施例は、この発明の原理およびそれの実用的な適用を最良に説明するために、選択され、説明されている。これにより、当業者がこの発明および種々の実施例を種々の変形でもって最良に利用することを可能にする。明らかなように、ここで述べたそれざれの利点は、この発明の各実施例で実現される必要はなく、むしろ、いずれかの特定の実施例は、上で述べた利点の一つ以上を提供できる。以下のクレームおよびそれらの等価な記述が、この発明の範囲を決定する。
レーザダイオードの動作を制御して、レーザダイオードが安全動作レベル内で動作するように適合された従来の構成を示す図 各々が異なるモニタフォト電流を発生するレーザダイオードの放射レベルを制限するための本発明の1実施例に基づくレーザドライバのコントローラを示すブロック図 本発明の特定の実施例に基づくレーザドライバを制御するためのレーザドライバのコントローラを示すブロック図 本発明の1実施例に基づく図3のレーザドライバのコントローラを適用した、異なるレーザサンプルに対する低減されたレーザシャットダウン出力を示す。 本発明の別の特定の実施例に基づくレーザドライバを制御するための別のレーザドライバのコントローラを示すブロック図 本発明の別の特定の実施例に基づくレーザドライバを制御するための別のレーザドライバのコントローラを示すブロック図 本発明の特定の実施例に基づくレーザドライバのコントローラを採用した光送信機のブロック図
符号の説明
200:レーザドライバのコントローラ
202:第1の基準信号発生器
204:第2の基準信号発生器
220:制御信号発生器
302:レーザドライバ
304:パワー検出器
306:平均パワーコントローラ(APC)
310:シャットダウンスイッチ
320:レーザダイオードパッケージ
322:レーザダイオード
330:変調/バイアス発生器
350:レーザドライバのコントローラ
352:モニタ抵抗(Rmon)
354:平均パワー制御抵抗(Rapc)

Claims (18)

  1. 各々が異なるモニタフォト電流を出力する複数のレーザダイオードの放射レベルを制限するためレーザドライバの動作を制御するレーザドライバのコントローラであり、
    同時に、放射レベルの平均パワーを目標のパワーレベルに規制し、かつ、前記放射レベルの出力パワーが出力パワー限界を超過しているかを決定するためのモニタ出力パワー基準値を発生する制御信号発生器を備えることを特徴とするレーザドライバのコントローラ。
  2. 前記信号発生器は更に、前記平均パワーを調節する関数として、前記モニタ出力パワー基準値を調整するように構成され、それにより、モニタ出力パワー基準値が、平均パワーの調整に独立して調整される場合よりも、放射レベルをより正確に制限できる請求項1記載のレーザドライバのコントローラ。
  3. 前記制御信号発生器は、エネルギー源を保護し、その結果、同時に、前記出力パワーのモニタおよび前記平均パワーの調節を独立して行うことが不要である請求項2記載のレーザドライバのコントローラ。
  4. 前記制御信号に基づき、前記モニタ出力パワー基準値を表す第1の電圧レベルを発生するように構成された第1の基準信号発生器と、
    前記制御信号に基づき、前記目標平均パワーレベルを表す第2の電圧レベルを発生するように構成された第2の基準信号発生器とを更に備える請求項2記載のレーザドライバのコントローラ。
  5. 第1の電圧レベルは、モニタ電圧(Vmon)であり、第2の電圧レベルは、平均パワー制御電圧(Vapc)であり、そして、制限電圧(Vlim)は、前記出力パワー限界を表す請求項4記載のレーザドライバのコントローラ。
  6. 前記第1の基準信号発生器は、第1の抵抗であり、前記第2の基準信号発生器は第2の抵抗である請求項4記載のレーザドライバのコントローラ。
  7. 前記制御信号発生器は、デジタルまたは機械的なポテンショメータである請求項4記載のレーザドライバのコントローラ。
  8. 前記制御信号発生器は、デジタル/アナログコンバータ(DAC)である請求項4記載のレーザドライバのコントローラ。
  9. 放射レベルを制限するためレーザダイオードの動作を制御する方法であり、
    目標の平均パワーレベルを、第1のパワーレベルから第2のパワーレベルに設定するステップと、
    前記目標平均パワーレベルを前記第1のパワーレベルから第2のパワーレベルへの設定に比例した量だけ、モニタ出力パワー基準値を調整するステップとを備え、
    前記モニタ出力パワー基準値は、前記目標平均パワーレベルの設定と同時に、調整され、
    前記量は、前記レーザダイオードの動作特性の関数であることを特徴とする方法。
  10. 前記動作特性は、モニタフォト電流である請求項9記載の方法。
  11. 目標平均パワーレベルの設定は、前記目標平均パワーレベルを設定し、そして前記モニタ出力パワー基準値を調節する、信号制御信号の大きさの変更を備える請求項9記載の方法。
  12. 前記放射レベルの平均パワーを前記目標平均パワーレベルに調節するステップと、および
    前記放射レベルをモニタ出力パワーとしてモニタするステップを更に備える請求項11記載の方法。
  13. 前記モニタ出力パワー基準値を示すモニタ電圧(Vmon)を、出力パワー限界を示す制限電圧(Vlim)と比較するステップと、および前記制限電圧から外れた前記モニタ電圧に応答して、前記レーザダイオードをシャットダウンするステップとを更に備える請求項12記載の方法。
  14. 光通信信号を発生する光送信機であり、
    前記光信号を発生する複数のレーザダイオードと、
    前記レーザダイオードを駆動する複数のレーザドライバと、
    複数のレーザドライバのコントローラとを備え、
    前記コントローラの各々は、制御信号を発生する制御信号発生器と、モニタ出力パワー基準値を表すモニタ電圧(Vmon)を発生する第1の基準信号発生器と、目標平均パワーレベルを表す平均パワー制御電圧(Vapc)を発生する第2の基準信号発生器とを含み、
    前記制御信号は、前記モニタ出力パワー基準値および前記目標平均パワーレベルの双方を決定することを特徴とする光送信機。
  15. 前記制御信号発生器は、前記モニタ電圧に対する値を、前記レーザダイオードの一つのフォト電流の関数として決定する請求項14記載の光送信機。
  16. 前記制御信号発生器は、デジタルまたは機械的なポテンショメータである請求項14記載の光送信機。
  17. 前記制御信号発生器は、デジタル/アナログコンバータ(DAC)である請求項14記載の光送信機。
  18. 前記複数のレーザダイオードの少なくとも1つと、前記複数のレーザドライバの少なくとも1つと、および、前記レーザドライバのコントローラの少なくとも1つを含むラインカードを更に備える請求項14記載の光送信機。
    確に制限できる。
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