JP2008508910A

JP2008508910A - 少なくとも２つのインタラクティブシステムを互いに競合させる方法及びインタラクティブシステム競合装置

Info

Publication number: JP2008508910A
Application number: JP2007523218A
Authority: JP
Inventors: テーレン，エリック
Original assignee: Koninklijke Philips NV; Koninklijke Philips Electronics NV
Current assignee: Koninklijke Philips NV
Priority date: 2004-07-28
Filing date: 2005-07-21
Publication date: 2008-03-27
Also published as: WO2006013527A2; WO2006013527A3; CN1993161A; US20080126483A1; KR20070041531A; EP1781388A2

Abstract

本発明は、少なくも２つのインタラクティブシステムを互いに競合させる方法であって、第１インタラクティブシステムのメッセージが音声視覚及び／又は触覚表現の形式により第１インタラクティブシステムにより出力され、音声視覚及び／又は触覚表現が、入力信号として第２インタラクティブシステムにより検出される方法を記載する。入力信号は、メッセージのコンテンツを求めるため、第２インタラクティブシステムにより解析され、メッセージのコンテンツ及び与えられた競争ルールに依存して、第２システムの応答がトリガーされる。さらに、本発明は、当該方法に従って競争に参加するのに利用可能なインタラクティブシステムと、このようなインタラクティブシステムを少なくとも２つ備えるインタラクティブシステム競争装置とを記載する。

Description

本発明は、一般に少なくとも２つのインタラクティブシステムを互いに競合させる方法及び競争において互いに競合させるための少なくとも２つのインタラクティブシステムによるインタラクティブシステム競合装置に関する。

マンマシーンインタフェースの領域における最近の発達は、アプリケーションと当該アプリケーションのユーザとの間のダイアログにより管理又は駆動される技術的装置又はアプリケーションの広範な利用を導いてきた。これらダイアログシステムの大部分は、ユーザ側の手動によるインタラクションと視覚的情報の表示に基づくものである。例えば、ユーザは、アポイントメントを計画し、又は到着したメールを読むため、携帯情報端末によりダイアログ又はダイアログフローに入力することができる。このダイアログは、ユーザがペンやキーボードの入力によって応答するダイアログシステムによるプロンプトによって実行することが可能である。さらに、先進的なシステムは、発話されたコマンドを受信及び処理するため、音声認識機能及び／又は予め記録された発話を利用することによって又は音声合成によって、音声メッセージを出力するための対応する手段を特徴とする。ユーザは自由に、このような音声ダイアログシステムとやりとりすることができる。いくつかのシステムは、カメラやカメラシステムなどの光学検出手段を特徴とし、これにより、それらは各自の周囲の画像を記録し、それらを処理及び解析することが可能である。このようなシステムは、各自の周囲、すなわち、カメラ到達範囲内の周囲を「観察」することが可能となる。適切な画像処理システムを利用することによって、ユーザはまた、サイン言語、物まね又は同様のものを介してシステムと通信することが可能となる。

これらすべてのシステムは、ユーザとシステムが互いにやりとりするため、「インタラクティブシステム」とも通常呼ばれる。このようなインタラクティブシステムは、例えば、スタンドアローンインタラクティブ装置の形式などによる特定のアプリケーションに専用のものとすることができる。このようなシステムの一例は、適切なダイアログインタフェースを備えたチェスコンピュータなどである。しかしながら、インタラクティブシステムは、それが適切なアプリケーションインタフェースにより各種アプリケーションと接続される等により、それが複数のアプリケーションを制御することが可能となるように実現することも可能である。当該アプリケーションは、純粋にチェスエンジン、アドレス、書籍、ＣＤなどを管理するデータベース、教育用ソフトウェアなどのソフトウェアプリケーションであるかもしれない。アプリケーションは、同様にインタラクティブシステムにより制御可能なテレビ、ビデオレコーダ、他の家庭用電子装置、エアコンや防犯アラームなどの家庭用装置又は技術システムなどの実際の装置とすることも可能である。このようなインタラクティブシステムの１つの例は、特にその全体がここに含まれるＤＥ１０２４９０６０Ａ１に記載されている。当該文献では、カメラなどの付加的センサを介すると共に、音声入出力を介しそれの周囲と通信する擬似的ダイアログシステムが記載され、当該システムの実施例は、ある程度「人間のように」であり、駆動制御を受ける１以上のモータにより人間のユーザの方に回転することが可能である。この擬似的ダイアログシステムは、１以上のユーザとシステム及びそれのアプリケーションの間のインタラクションのために設計されたインタラクティブシステムの具体的サンプルとして見ることができる。

自然の（人間の）ダイアログによりアプリケーション及び／装置を人間が制御することを可能にするこのような擬似的インタラクションシステムは、当該システムがユーザインタフェースが技術的ユーザインタフェースの制限された機能に従う必要がある現在の手段と異なり、通信の通常のヒューマンモードに適したものとなることを可能にするため、大きな効果を有している。

インタラクティブシステムのアプリケーションは、音声認識、画像処理及び／又は音声出力などのインタラクティブシステムの実際のユーザインタフェース部分と共に、現在のシステムにおいてユーザにより向上させることが可能である。各インタラクティブシステムの所有者は、例えば、それをトレーニングすることによって又は特定のコンポーネント、ソフトウェア更新、知識データ、辞書などを購入することによって、システムを準備することができる。従って、各システムは、特定の知識へのアクセス、インタラクション機構又は移動機能などの特定のスキルを有している。インタラクティブシステムの所有者は当該インタラクティブシステムのスキルを向上させるのに多大な努力と金銭を費やすかもしれない。結局、競争は人間性の一部である。人間は、スポーツや多くのタイプのゲームで競争する。人間は、日常生活の多くの点においてでさえ競争する。このことを念頭に置くと、自らのインタラクティブシステムを向上させるのに多くの金銭を投資するインタラクティブシステムの所有者が、自らのシステムがベストであるか否か知りたいと思うかもしれないということは明らかである。それは、インタラクティブシステム間の競争を確立する方法が存在する場合には、インタラクティブシステム並びにこのようなシステムのトレーニング及び向上をより面白くさせる可能性がある。競争において、勝者はあるタスクに関してベストなシステムである。

インタラクティブシステムを互いに比較する１つの可能な方法は、競争中に、当該競合に対するルールに従って、各システムが相手となるシステムの移動に反応するように、ケーブル又は無線接続などによりこれらのシステムを接続することからなる。例えば、チェスコンピュータは、しばしばそれらがそれら自身に対してプレイすることが可能なモードを有している。人間の観察者にとって、戦略を学習し、マシーンによってなされた決定について議論することができるため、チェスマシーンが互いにプレイすることを観察することは面白いものとなる可能性がある。２つの異なるチェスコンピュータが互いにプレイさせられる場合、基礎となるチェスエンジンのパフォーマンス及びクオリティを評価することが可能となる。

１つの問題は、音声入出力などのユーザと通信するのに通常利用されるユーザインタフェース又は光センサ及び検出システムは、それにより利用もテストもされないということである。

従って、本発明の課題は、インタラクティブシステムがユーザに見えるように全体として競合する可能性のある、少なくとも２つのインタラクティブシステムを互いに競合させる方法及びシステムを提供することである。

このため、本発明は、少なくとも２つのインタラクティブシステムを互いに競合させる方法であって、前記インタラクティブシステムの第１インタラクティブシステムのメッセージが、該第１インタラクティブシステムにより音声視覚及び／又は触覚表現の形式により出力され、前記音声視覚及び／又は触覚表現が、前記インタラクティブシステムの第２インタラクティブシステムにより入力信号として検出され、前記入力信号が、前記メッセージのコンテンツを求めるため、前記第２インタラクティブシステムにより解析され、前記メッセージのコンテンツと与えられた競争ルールに応じて、前記第２インタラクティブシステムの応答がトリガーされる方法を提供する。当該メッセージのコンテンツに依存して、また与えられた競争ルールに従って、第２システムの応答がトリガーされる。

「音声視覚表現」という用語は、音声ジェスチャなど、他の適切なシステム又は聴衆によって光学的及び／又は音響的に登録及び解釈可能なシステムの表現を表すものと理解されるべきである。触覚表現は、受信システムによって感知可能であって、第１インタラクティブシステムによる接触など聴衆によって観察可能な任意の表現であるかもしれない。

従って、本発明は、同様のタイプの２以上のインタラクティブシステムがまた互いに通信可能であるというアイデアに基づくものである。このため、それらは、特にシステムのユーザ又は所有者によって、聴衆により観察可能かつ解釈可能な形式によるメッセージを利用することによって、外部から観察可能な通信機構を利用する。このようなタイプのインタラクティブシステムの間の競争の積極的な重要な側面は、競争を観察するユーザ及び／又は他のインタラクティブシステムに提供される機会である。これにより、競争中のインタラクティブシステムの「動作」は、単に楽しむため（娯楽）、又は競争において行われるやりとりから何かを学習するため（教育）、聴衆によって観察可能である。特に、進捗中の競争において行われる観察は、以降の競争のための戦略を導くのに適用可能である。従って、インタラクティブシステムの競争を観察することは、テレビのスポーツ又はクイズショーを視聴するのと少なくとも同じくらい面白いものとなるであろう。

上記方法による競争に参加可能なインタラクティブシステムは、
・音声視覚及び／又は触覚表現の形式によりメッセージを出力する出力装置と、
・他のインタラクティブシステムの音声視覚及び／又は触覚表現を検出する入力装置と、
・前記メッセージのコンテンツを求めるため、前記入力信号を解析する解析装置と、
・与えられた競争ルールと、前記競争に参加するのに必要なさらなる情報とを抽出するためのソースと、
・前記受信したメッセージのコンテンツと前記競争ルールとに依存して、出力するべきメッセージを生成することによってダイアログフローを調整する制御ダイアログユニットと、
を有する必要がある。

インタラクティブシステム競争装置は、上記インタラクティブシステムのそれぞれが上述した特徴を有する、競争において互いに競合する少なくとも２つのインタラクティブシステムを有するべきである。

従属クレームは、本発明の特に効果的な実施例の特徴を開示し、これにより、インタラクティブシステム及びインタラクティブシステム競争装置はさらに、方法クレームの特徴に従って開発することができる。

好適な実施例では、インタラクティブシステムは、ロボット又は好ましくは人間と同様の物理的側面を有したスタンドアローン装置として実現される。インタラクティブシステムは、例えば、概略的な顔の特徴を備えた可動部分がユーザに対向するよう回転し、当該装置がユーザの話を聞いているという印象を与えることができるように構成されるＤＥ１０２４９０６０Ａ１に記載されるような専用装置として実現可能である。このようなインタラクティブシステムは、少なくともシステムのユーザインタフェースがユーザが部屋から部屋に移動するに従ってユーザに追随することが可能となるように構成されるかもしれない。各アプリケーションが装置自体に搭載されていない場合、装置と各アプリケーションとの間のインタフェースは、ケーブル又は好ましくは赤外線、Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈなどの無線により実現されてもよく、これにより、装置は実質的に可動性を維持し、駆動するのに利用されるアプリケーションの近傍に配置されるよう制限されない。インタラクティブシステムのアプリケーションは、プロセッサにより制御される任意の電子装置、ネットワーク又はパーソナルコンピュータ上でソフトウェアとして実行されるプログラムであるかもしれない。

インタラクティブシステムに対するユーザ入力は口頭によるものとすることが可能であり、これにより、ユーザ又は他のインタラクティブシステムの発話されたコマンド又はコメントが、マイクロフォンなどの入力検出装置により記録される。先進的な入力検出装置は、ユーザ又は他のインタラクティブシステムが、例えば、手を振ることにより、又は頭を振ることによって、ジェスチャによりインタラクティブシステムと通信可能となるように、ユーザ又は他のインタラクティブシステムの挙動を感知するためのカメラを特徴とする。インタラクティブシステムは、入力信号を解釈し、現在のアプリケーションによって理解するのに適した形式にそれを変換する。本発明による競争では、このユーザインタフェースは、ライバルのインタラクティブシステムとの通信に利用される。

言葉による発話は、言葉によらない発話より聴衆だけでなくインタラクティブシステムにとっても解釈するのにはるかに容易であるということは明らかである。従って、第１インタラクティブシステムによって出力されるメッセージは、音声による発話の形式をとり、第２インタラクティブシステムによる入力信号の解析は音声認識処理を有することが好ましい。

相手となるシステムとの間の通信を向上させ、競争の最適な進捗を可能にするため、競争中のインタラクティブシステムの出力は、それが競争において他のインタラクティブシステムによる入力としてより容易に解釈可能となるように、競争用のアプリケーションに応じて調整されるかもしれない。

好ましくは、第１インタラクティブシステムの音声出力処理のパラメータ及び／又は第２インタラクティブシステムの音声認識処理のパラメータは、競争すべきインタラクティブシステムの現在のアプリケーションモードに適応される。例えば、音声出力は、インタラクティブシステムの音声認識モジュールが高い精度により発話された言葉を理解することが可能となるように修正されるかもしれない（例えば、通常速度により長い単語の利用などにより）。他方、インタラクティブシステムの音声認識モジュールの語彙は、認識処理を向上させるよう現在のアプリケーションに適応されるかもしれない。

好適な実施例では、これらのメッセージはさらに、第１インタラクティブシステムから第２インタラクティブシステムにマシーン可読形式により送信される。従って、競争するインタラクティブシステムの間の情報の交換のためのさらなる、好ましくは無線による「内部通信チャネル」が利用可能である。このマシーン可読形式による補完的なメッセージは、好ましくは、音声視覚及び／又は触覚表現の観察可能であるが、よりセキュリティの低い外部通信モードを介し送信される、入力信号から第２インタラクティブシステムによって求められるメッセージのコンテンツを確認するのに利用される。

例えば、音声合成を介した１つのインタラクティブシステムから出力される音声は、通常は音声認識装置により他方のインタラクティブシステムによって認識されるべきである。同時に、音声信号を生成しているシステムはまた、追加的な通信チャネルを介し音声信号の発話信号を含むマシーン可読形式によるメッセージを送信することが可能である。内部通信チャネルを介しマシーン可読メッセージを受信することは、競争が行われる部屋の一般的なノイズレベルによる影響を受ける可能性がある音声認識システムの利用と比較して、通常ははるかに信頼性が高いものとなるであろう。これにより、「外部」信号の不十分な受信による受信システムによる誤った解釈を回避することが可能である。

好ましくは、競争の結果に影響を与える競争中の叫び声などの形式により人間による外部的影響が、楽しみの側面を強調するために実際には助長されるため、内部チャネルを介した通信を不可にする機構があるかもしれない。

好適な実施例では、メッセージはさらに、第１インタラクティブシステムからモニタユニットに送信される。これは、好ましくは内部通信チャネルを用いて実行されるであろう。モニタユニットは、内部通信チャネルに接続される中央サーバであるかもしれない。

モニタユニットは、競争の進捗をモニタ及び記録するのに利用される。これは、不正が継続していないこと、及び競争の結果に影響を与えるトリックが使用されていないことを確認するのに有用であるかもしれない。また、モニタユニットを介した評価は、特にインタラクティブシステムの間の競争の結果に関する賭けを行うことが可能なシナリオにおいて、要求されるかもしれない競争の公式結果を決定するのに利用することができる。

モニタユニットはまた、インタラクティブシステムがまた、内部チャネルを介しマシーン可読形式によりさらなるメッセージを受信するか否か判断するのに利用することできる。例えば、インタラクティブシステムの音声認識装置の機能がテストされているシナリオでは、第１インタラクティブシステムにより送信されるメッセージは、受信インタラクティブシステムにより演繹されるメッセージのコンテンツと比較することが可能であり、これにより、受信インタラクティブシステムがメッセージのコンテンツをどの程度の精度まで認識しているか判断することができる。メッセージが正確に解釈されていない場合、モニタユニットは、正確な結果を電子形式により関係するインタラクティブシステムに送信することが可能であり、これにより、競争は正しい解釈に基づき進めることができる。所望される場合、メッセージを正確に解釈しなかったインタラクティブシステムに対して、エラーが記録されるかもしれない。

競争は、勝利システムに対する賞金を提供するかもしれない公式なコンテスト又は結果に対して賭けを行う機会の形式により、又はプライベートに保持することが可能である。この競争は、好ましくは、インタラクティブシステムが、特に公式な競争においておそらく聴衆により互いに直面する物理的スペースにおいて行われるべきである。

異なる場所にあるシステムを比較するため、好適な実施例は、例えば、電話網やインターネットなどの通信チャネル又はネットワークを介し、第２インタラクティブシステムの近傍のリモート入出力装置と第１インタラクティブシステムとの間でメッセージを送信する可能性を提供する。

このようなリモートシナリオの第１の例では、メッセージは音声視覚及び／又は触覚表現の形式により第１インタラクティブシステムから出力され、当該表現は、例えば、インターネットに接続されるマイクロフォン及びウェブカムを備えたＰＣなどの第１インタラクティブシステムの近傍の第１「リモート入出力装置」により検出される。第１ＰＣのマイクロフォンにより検出される音声メッセージ及び／又はウェブカムにより生成される画像が、その後、他のＰＣなど第２インタラクティブシステムの近傍の第２「リモート入出力装置」によって出力されるかもしれない。第２インタラクティブシステムは、その後、ＰＣの画面及びラウドスピーカーからの第１インタラクティブシステムの音声視覚表現を検出し、これを入力信号として利用するかもしれない。

第２の好適なリモートシナリオでは、第１インタラクティブシステムは、第２システムに対して第１システムを競争させるため、インターネットや電話網などを介し、リモートプロキシ（第３）インタラクティブシステム又はＰＣをリモート入出力装置として制御することができる。

これらのリモートシナリオのすべてにおいて、内部通信チャネルの利用は特に重要であるかもしれない。なぜなら、インタラクティブシステムの入出力機構が、インターネット接続などの接続を介し完全には移転することができない可能性があるためである。例えば、インタラクティブシステムは、インターネットを介し競争の物理的位置においてカメラ及びマイクロフォンを依然として制御することが可能であるが、この入力のクオリティは、それが実際に物理的に存在した場合、システムが観察したものとは異なる。従って、音声視覚表現を送信するのに利用されるインターネット又は電話網を介し送信される補完的なマシーン可読メッセージにより受信したメッセージを調べることが必要であるかもしれない。

明らかに、本方法は２つのみのインタラクティブシステムを互いに比較することに限定されるものではない。多数のインタラクティブシステムが、比較されるアプリケーション又は競争のタイプに応じて互いに競争することができる。

特に、インタラクティブシステムのチームを単一のインタラクティブシステム又は他のインタラクティブシステムのチームと比較することが可能であり、これにより、競争中の１つのインタラクティブシステムの出力は、競争に参加する他のすべてのインタラクティブシステムに対する入力となる。

このようなシナリオでは、チームのインタラクティブシステムは、好ましくは、ライバルのインタラクティブシステム又はライバルチームのメッセージに応答する前に、互いに通信する。

より複雑なシナリオでは、ユーザはまた、他の所有者とシステムに対してユーザにより所有されるインタラクティブシステムと共に競争に参加することも可能である。これは、人間とインタラクティブシステムのチームが互いに競争することを意味する。競争中の１つのインタラクティブシステム又は人間の主力は、他のすべてのインタラクティブシステムに対する入力だけでなく、競争に参加するすべてのユーザに対する入力である。このような競争では、人間のスキルとマシーンのスキルは、面白い方法により合成することが可能である。

競争に参加するためインタラクティブシステムを用意するため、システムは、上述されたように、対応する競争ルールを受信することが可能である必要があり、基本的なスキルセット又は情報は、インタラクティブシステムに利用可能とされる必要がある。好適な例では、これは、ソフトウェア形式など競争用のアプリケーションモジュールを利用して実行される。このようなモジュールを利用して、又は適切なソフトウェアによって、既存のインタラクティブシステムは、それが競争に参加することを可能にするよう更新又は修正することが可能である。このモジュールは、しばしば競争のための基本的スキルセットと共に具体的競争のルールを含む。

知識の向上や競争中の具体的戦略に従うためなどさらなるスキルセットが、好ましくはソフトウェアモジュールである追加的モジュールの形式により購入することができる。潜在的には、向上した適応的学習処理のためのより大きな記憶メモリなどのインタラクティブシステムの一般的アップグレードはまた、ある競争に関するパフォーマンスに対する影響を有する可能性がある。

好ましくは、インタラクティブシステムは、学習することが可能である。すなわち、それは競争中に学習することが可能であり、あるいは次の競争のための準備においてそれの能力を向上させるようそれの所有者によりトレーニングすることが可能である。好ましくは、インタラクティブシステムは、それの所有者がさらなる知識を供給し、次の競争のためそれを準備する競争特化トレーニングモードを有する。本発明の特に好適な実施例では、インタラクティブシステムは、それが参加しない競争を単に観察することによって、それがトレーニング可能となるように実現される。

インタラクティブシステム競争装置の好適な実施例では、本装置は、ユーザ又は聴衆に対する競争結果予測データと好ましくは他の賭けデータをインタラクティブシステム競争装置に入力するためのユーザインタフェースと、結果予測データと実際の比較結果を比較するための手段と共に有する。例えば、本システムは、各賭けをする人に対する当選金を決定することができる。

特にインタラクティブシステムの公表された競争の結果に対して賭けをするこのような賭けインフラストラクチャでは、所為金を当てる予測により参加することが勧められるのはインタラクティブシステムの所有者だけでなく、聴衆のメンバーもまた、競争に参加するインタラクティブシステムを有していなくても関与することが勧められる。これは、楽しみのファクタと聴衆の興奮を増大させる。さらに、入場料と賭け金が、賞金とこのような競争を主催するコストをカバーするかもしれない。

以下の例は、このような競争のための典型的なアプリケーションシナリオを記載する。
・クイズゲーム：インタラクティブクイズは、インタラクティブシステムの間の競争に対する最も自然なシナリオの１つである。成功は、利用可能な知識と共に質問の正確な理解及び解釈に基づく。トレーニングは、さらなる知識の提供を意味する。適応的学習手段は、システムが前の質問に対する応答から学習し、以降の質問のため正しい応答を生成するため当該知識を利用する。インタラクティブシステムは、互いに質問をすることが可能であり、あるいは人間が質問を定式化し、発話することが可能である。クイズゲームシナリオでは、インタラクティブシステムは、人間に対してでさえ競争するかもしれない。
・ボードゲーム：インタラクティブシステムは、すべてのタイプのボードゲームに参加することが可能である（潜在的にユーザと一緒でさえ）。このようなゲームのルールは、多かれ少なかれ率直なものであり、ソフトウェアによりモデル化することができる。幸運はしばしばボードゲームに対する重要な成功要因であるが、このようなゲームに勝つことはまた、しばしば戦略に関するものである。ボードゲームに対するトレーニングは、例えば、競争相手の戦略を予想することにより潜在的に影響を受ける可能性がある最適な戦略を規定することを意味する可能性がある。
・部屋において何かを見つけること：一般的な子供のゲームは、ある部屋にある対象物を予想することを要求する、ゲーム中、当該対象物に関するさらなる情報が、当該対象物を決定した主体により明らかにされ、ゲームを行っている。インタラクティブシステムもたまこのゲームをプレイすることができる。対象物を特定するため、システムはそれらの出力モダリティとしてポインティングを利用するかもしれない。このゲームにおける成功は、周囲に関する知識と、当該周囲の範囲内の対象物に関する利用可能なコンテクスト情報に密接に関連する。従って、このゲームに対するトレーニングは、競争が行われる周囲及び当該周囲に存在する対象物に関する情報を提供することを要求するであろう。
・楽曲の特定：このゲームのタスクは、概要情報（もとの国、作曲年など）と直接的情報（メロディーの部分など）の組み合わせから楽曲を特定することである。チャレンジは、既知の楽曲の利用可能なアーカイブのサイズと楽曲を特定するのに利用される推論処理の双方にわたる。

本発明の他の課題及び特徴は、添付した図面と共に考慮される以下の詳細な説明から明らかとなるであろう。しかしながら、図面は例示のためだけに構成され、本発明の限界を規定するものとして構成されたものでないということが理解されるべきである。

図１は、２つのインタラクティブシステム２Ａと２Ｂのみを有するインタラクティブシステム競争装置の比較的シンプルな例を示す。本例では、インタラクティブシステム２Ａと２Ｂは共に、同一となるよう構成されている。明らかに、競争のタイプに応じて、このようなインタラクティブシステム競争装置は、インタラクティブシステムのグループでさえ互いに競争する可能性があるかなり多くのインタラクティブシステムを有することが可能である。２つのインタラクティブシステムしか有しないこの簡単化された例は、簡単化のために選ばれたものである。同様に、同一に構成されていないインタラクティブシステムが、互いに競争するかもしれない。必須条件は、インタラクティブシステムは同様のものであって、関係する競争に対して必要とされる比較可能なアプリケーションを特徴するということだけである。

インタラクティブシステム２Ａ及び２Ｂのそれぞれは、マイクロフォン３などの音声入力装置３と、１以上のラウドスピーカー４などの音声出力装置４と、１以上のカメラを有するカメラシステム１５などの光入力装置１５と、表示装置１４と、１以上のモーティリティ（ｍｏｔｉｌｉｔｙ）ユニットなどを有するメカニカル出力装置１３とを有するダイアログインタフェース２０を特徴とする。

図２は、このようなインタラクティブシステムがどのようにメカニカルに構成されるか示す。ここで、ダイアログインタフェース２０は、ハウジング２２上に搭載され、ダイアログインタフェース２０の「顔」とみなすことができる明確に認識可能な前面を特徴とする。ここに示されるダイアログインタフェース２０は、ダイアログインタフェース２０又はインタラクティブシステムの「耳」とみなすことができるマイクロフォン３０のペア、ラウドスピーカー４及び中央ディスプレイ１４と共に、インタラクティブシステム２Ａ及び２Ｂの「目」として機能することが可能なカメラのペアを備えたカメラシステム１５を有する。

ダイアログインタフェース２０の全体は、概略的にのみ示されるメカニカルな出力装置１３による第１の軸上で垂直方向に、そして図示されないさらなる軸上で水平方向に旋回することが可能であり、これにより、システムはダイアログインタフェース２０を適切に旋回させることによって、それの「頭を振ったり」、又は「肯く」ことが可能となる。

発話された言葉など、他のインタラクティブシステムの音声入力装置によって登録可能な音声表現が、音声出力装置４を介し出力することが可能である。これらの音声表現ＡＥはまた、競争にいるユーザＵ、ここでは複数のユーザを有する聴衆によって登録及び解釈することが可能である。同様に、ジェスチャなどの視覚表現ＶＥは、表示装置１４又はメカニカル出力を介し出力することができる（図２の例では、垂直又は水平方向の旋回などのメカニカルな出力ジェスチャは、頭の肯きや頭を振ることを意味することが可能である）。

メカニカル出力装置の機能に応じて、触覚表現（ｔａｃｔｉｌｅｅｘｐｒｅｓｓｉｏｎ）がまた、例えば、当該メカニカル出力装置が他のインタラクティブシステムの触覚又は圧力センサなどの触覚センサ又は他のインタラクティブシステムに接触するためのポインタ、アームなどを有するとき、他のインタラクティブシステムに出力することが可能である。図１及び２の簡単化された表現においては、受信インタラクティブシステムのこのような触覚センサは図示されていない。代わりに、メカニカル出力装置１３を用いて生成される挙動は、他のシステムの光入力装置によって視覚表現ＶＥとして単に記録される。明らかに、触覚表現はまた、インタラクティブシステム又はインタラクティブシステムの一部のすべての挙動が、一般に他のインタラクティブシステム又は聴衆によって視覚的に登録することが可能であるため、視覚表現とすることができる。

インタラクティブシステム２Ａ及び２Ｂのハウジング２２は、特に図１に示されるコンポーネントを含む。図示された基本的コンポーネントに加えて、インタラクティブシステム２Ａ及び２Ｂはまた、簡単化のため、ここには示されないさらなるコンポーネントの利用することも可能である。

音声出力装置４及び音声入力装置３は、音声制御ユニット５により制御されている。

音声入力装置３を用いて記録された音声表現ＡＥは、その後、受信インタラクティブシステムの音声認識装置６に音声入力信号ＩＳＡとして転送される。この音声認識装置６は、音声認識装置カーネルユニット７と、通常の以下の言語理解ユニット８を有する。言語理解ユニットによって特定されるテキストは、その後、ダイアログ制御ユニット１０にわたされる。

同様に、視覚表現ＶＥは、光入力装置１５、この場合にはカメラシステム１５によって登録され、まず画像形式などの視覚入力信号ＥＳＶとして、解釈のため当該画像を解析する画像処理ユニット１１に転送され、当該解析結果をダイアログ制御ユニット１０にわたす。

ダイアログ制御ユニット１０は、他のインタラクティブシステムにより出力されるメッセージＭのコンテンツに関する言語理解ユニット８及び／又は画像処理ユニット１１からの認識結果に基づき、関係するインタラクティブシステム２Ａと２Ｂがそれ自身のメッセージを出力することによって当該メッセージにどのように応答すべきか決定する。もちろんこれは、競争中にインタラクティブシステム２Ａ及び２Ｂのその他のコンポーネントと共にテストされるべき実際のアプリケーション１６に依存する。

図１に示される実施例のアプリケーションは、辞書や百科事典アプリケーションなどの競争のためだけでなく他の目的のために利用可能なアプリケーション１６である。競争に利用することを可能にするため、アプリケーション１６は、ここではソフトウェアモジュールの形式により、ある競争に参加するのに必要とされる基本的情報及び競争ルールを含む競争モジュールＣＭを含む。

このような競争モジュールＣＭは、関係するアプリケーション１６の代わりに、ダイアログ制御ユニット１０により実現することが可能である。しかしながら、ダイアログ制御ユニット１０とアプリケーション１６は何れかの方法により互いに緊密に動作するため、何れのユニットにおいて競争モジュールＣＭが実現されるかについては通常は重要でない。

インタラクティブシステム２Ａと２Ｂは、複数のアプリケーションを制御可能とすることができる。このため、ダイアログ制御ユニット１０は、各種外部又は内部アプリケーションが制御可能なアプリケーションインタフェースに接続することができる。この場合、各アプリケーションは、それ自身の競争モジュールＣＭを有することが可能であり、及び／又はダイアログ制御ユニット１０は、いくつかのアプリケーションと共に利用可能な競争モジュールを有する。

応答のタイプに応じて、インタラクティブシステム２Ａ及び２Ｂは、発話された出力などの音声表現ＡＥをラウドスピーカー４を介し生成することができる。このため、インタラクティブシステム２Ａ及び２Ｂは、音声合成装置（図示せず）を有するプロンプト生成装置９を有する。ダイアログ制御ユニット１０において発信されたメッセージＭは、ここで音声に変換され、その後、ラウドスピーカー４を介し音声制御ユニット５により出力される。これに加えて、又はその代わりに、ダイアログ制御ユニット１０はまた光／メカニカル信号制御ユニット１２を制御することが可能であり、当該ユニット１２を利用して、メッセージＭはメカニカル出力装置１３又はディスプレイ１４を介し出力可能となる。当該メッセージは、これにより視覚表現ＶＥ又は触覚表現ＴＥの形式により出力される。例えば、否定を表現するため、ダイアログインタフェースユニットは、人が頭を振ることと同様にして垂直方向の軸に関して旋回することが可能であり、あるいは適切な画像を画面上に表示することができる。

図１の実施例に示されるインタラクティブシステム２Ａ及び２Ｂは共に、ネットワークインタフェース１７を有し、当該インタフェース１７により、それらはバスＢに接続される。当該バスＢは、メッセージＭが電子形式によりインタラクティブシステム２Ａと２Ｂの間で交換可能とされる内部電子チャネルＩＥＣとして動作する。

さらに、モニタユニット１８とユーザインタフェース１９はまた、当該バスＢに接続される。メッセージＭは他のインタラクティブシステム２Ａと２Ｂに送信され、これにより、それは、エラーを解消するため、ダイアログインタフェース２０及び音声認識ユニット６又は画像処理ユニット１１により記録されるメッセージＭの解釈されたコンテンツと電子形式によるメッセージＭの実際のコンテンツとを比較することができる。このようなエラーの解消が可能とされるか、又は可能である場合にはそれが実行されるかについて、モニタユニット１８などによって決定される。

モニタユニット１８は、競争の進捗をモニタする。ユーザは、競争結果予測データＣＰと賭け金などの他の賭けデータをユーザインタフェース１９を介し入力することができる。当該情報はまた、モニタユニット１８にも送信され、その後、モニタユニット１８は、競争結果予測データＣＰと以降の競争結果を比較し、当選者を決定し賞金を計算する。コンパクトな実現の場合、ユーザインタフェース１９はまた、モニタユニット１８に一体化することができる。

図３及び４は、２つのインタラクティブシステムの間の比較が、これらが互いの遠隔的に配置されるときでさえどのようにして可能であるかの変形を示す。空間的な分離は垂直方向の破線により示される。

第１のケースでは、ある場所に配置された第１インタラクティブシステム２Ａは、第２インタラクティブシステム２Ｂの近傍に配置される比較可能な（第３の）インタラクティブシステム２Ｃをマスタ／スレーブモードにより制御することによって、遠隔地における第２インタラクティブシステム２Ｂと競争させるためのものである。第３インタラクティブシステム２Ｃは、第１インタラクティブシステム２Ａのプロキシインタラクティブシステム、すなわち、リモート入出力装置２Ｃとして動作する。第１インタラクティブシステム２ＡのメッセージＭを電子チャネル、この場合には電話接続Ｔを介しプロキシインタラクティブシステム２Ｃに送信することによって制御が実現される。プロキシインタラクティブシステム２Ｃは、その後、あたかもそれが第１インタラクティブシステム２Ａであるかのように行動し、第２インタラクティブシステム２Ｂの近傍の聴衆又は第２インタラクティブシステム２Ｂ自体によって登録可能な音声視覚及び／又は触覚表現ＡＥ、ＶＥ及びＴＥの形式によりメッセージＭを出力する。同様に、プロキシインタラクティブシステム２Ｃは、他方のインタラクティブシステム２Ｂの音声視覚及び／又は触覚表現ＡＥ、ＶＥ及びＴＥを登録し、これらを入力信号として、電話接続Ｔを介しリモートインタラクティブシステム２Ａに送り返す。好ましくは、音声入力装置３及び光入力装置１５により登録される入力信号ＩＳＡ及びＩＳＶは、リモートインタラクティブシステム２Ａに直接送信され、当該システム２Ａは、その後自らそれ自身の音声認識装置６と画像処理装置１１を用いて当該信号を解析及び解釈することができる。

同時に、競争するアクティブシステム２Ａ及び２Ｂはそれぞれ、例えば相互チェックのために、電話ケーブルを介し電子形式により他の各メッセージを送信することが可能であり、これにより、モニタユニット１８とおそらくユーザインタフェース（図示せず）はまた、競争するインタラクティブシステム２Ａと２Ｂに接続可能である。

図４は、異なる位置に見つけられる２つのインタラクティブシステム２Ａと２Ｂの間の競争のためのやや異なるバージョンを示す。ここで、各インタラクティブシステム２Ａと２Ｂは、それぞれがウェブカム２４とディスプレイ２５を特徴とするＰＣ２３Ａと２３Ｂを利用する。各ＰＣ２３Ａと２３Ｂはまた、マイクロフォン及びラウドスピーカー（図示せず）を有する。ＰＣは、おそらく競争の主催者及び／又はレフリーに割り当てられる中央サーバなどの形式によるモニタユニット１８が接続されるインターネットＩを介し接続される。インタラクティブシステム２Ａと２Ｂはそれぞれ、バスＢを用いて各自のＰＣ２３Ａと２３Ｂに接続される。インタラクティブシステム２Ａと２Ｂの音声視覚及び触覚表現ＡＥとＯＥは、それの割り当てられたウェブカム２４とマイクロフォンにより記録され、ディスプレイ２５とラウドスピーカーによりそこにおいてレンダリングされるように、他のインタラクティブシステム２Ａと２ＢのＰＣにインターネットを介し転送される。さらに、当該メッセージはまた、バス接続ＢとインターネットＩを介し電子形式により送信可能である。すべてのデータは、モニタユニット１８により送信可能であり、モニタユニット１８はまた、競争を制御し、メッセージＭが受信システムに機械可読形式により直接送信されることを回避することができる。

本発明が好適な実施例及びその変形の形式により開示されたが、当業者は、本発明の範囲から逸脱することなくそれに対してさらなる多くの改良及び変形が可能であるということを理解するであろう。

簡単化のため、本出願を通じて、「ある」という用語の使用は複数を排除するものでなく、「有する」という用語の使用は他のステップ又は要素を排除するものでないと理解されるべきである。「ユニット」又は「モジュール」の使用は、実現形態を単一のユニット又はモジュールに限定するものではない。

図１は、本発明の実施例によるインタラクティブシステム競争装置の概略ブロック図である。図２は、図１によるインタラクティブシステム競争装置のためのインタラクティブシステムの好適な実施例の外側斜視図である。図３は、第１実施例によるリモート入出力装置を利用したインタラクティブシステム競争装置の概略図である。図４は、第２実施例によるリモート入出力装置について利用するインタラクティブシステム競争装置の概略図である。

Claims

少なくとも２つのインタラクティブシステムを互いに競合させる方法であって、
前記インタラクティブシステムの第１インタラクティブシステムのメッセージが、該第１インタラクティブシステムにより音声視覚及び／又は触覚表現の形式により出力され、
前記音声視覚及び／又は触覚表現が、前記インタラクティブシステムの第２インタラクティブシステムにより入力信号として検出され、
前記入力信号が、前記メッセージのコンテンツを求めるため、前記第２インタラクティブシステムにより解析され、
前記メッセージのコンテンツと与えられた競争ルールに応じて、前記第２インタラクティブシステムの応答がトリガーされる、
方法。
前記メッセージが、音声発話の形式により前記第１インタラクティブシステムにより出力され、
前記第２インタラクティブシステムによる前記入力信号の解析は、音声認識処理を有する、
請求項１記載の方法。
前記第１インタラクティブシステムの音声出力処理のパラメータ及び／又は前記第２インタラクティブシステムの音声認識処理のパラメータは、競争する前記インタラクティブシステムの現在のアプリケーションモードに対応する、請求項１又は２記載の方法。
前記メッセージはさらに、前記第１インタラクティブシステムから前記第２インタラクティブシステムにマシーン可読形式により送信される、請求項１乃至３何れか一項記載の方法。
前記マシーン可読形式によるメッセージは、前記第２インタラクティブシステムによって前記入力信号から求められる前記メッセージのコンテンツを確認するのに利用される、請求項４記載の方法。
前記メッセージはさらに、前記第１インタラクティブシステムからモニタユニットに送信される、請求項１乃至５何れか一項記載の方法。
前記メッセージは、第１インタラクティブシステムと、第２インタラクティブ装置の近傍のリモート入力及び／又は出力装置との間で送信される、請求項１乃至６何れか一項記載の方法。
インタラクティブシステムのチームは、単一のインタラクティブシステム又は他のインタラクティブシステムのチームと競争する、請求項１乃至７何れか一項記載の方法。
チームの少なくとも２つのインタラクティブシステムは、ライバルのインタラクティブシステム又はライバルのチームのメッセージに応答する前に互いに通信する、請求項８記載の方法。
請求項１乃至９何れか一項記載の競争に参加するのに利用可能なインタラクティブシステムであって、
音声視覚及び／又は触覚表現の形式によりメッセージを出力する出力装置と、
他のインタラクティブシステムの音声視覚及び／又は触覚表現を検出する入力装置と、
前記メッセージのコンテンツを求めるため、前記入力信号を解析する解析装置と、
与えられた競争ルールと、前記競争に参加するのに必要なさらなる情報とを抽出するためのソースと、
前記受信したメッセージのコンテンツと前記競争ルールとに依存して、出力するべきメッセージを生成することによってダイアログフローを調整する制御ダイアログユニットと、
を有するシステム。
請求項１０記載の少なくとも２つのインタラクティブシステムを有するインタラクティブシステム競争装置。
前記競争の進捗をモニタするモニタユニットを有する、請求項１１記載のインタラクティブシステム競争装置。
当該インタラクティブシステム競争装置にユーザの競争結果予測データを入力するユーザインタフェースと、
前記競争結果予測データを競争結果と比較する手段と、
を有する、請求項１１記載のインタラクティブシステム競争装置。
請求項１０記載のインタラクティブシステムにおいて実現するための競争モジュールであって、
当該競争モジュールは、前記システムが競争に参加することを可能にする競争ルール及び／又はさらなる情報を有する競争モジュール。