JP2008508102A - 廃棄物プレス装置 - Google Patents

Abstract

本発明は、回転ドラム（８）を有する廃棄物プレス装置に関する。
回転ドラム（８）は、内部の偏心内軸（９）を有し、前記内部の偏心内軸から移送ロッド（１２）が入口孔（１０）を通ってドラムを通過し、１回転中に前記ロッドの端部が軸方向へ往復する。
【選択図】図１

Description

本発明は、内部の偏心内軸を有する回転ドラムを有し、前記内部の偏心内軸から移送ロッドが入口孔を通りドラムを通過し、ロッドの端部は、１回転中に軸方向へ往復する廃棄物プレス装置に関する。

それ自体、周知である廃棄物プレスは、振り子ピストンプレス、スクリュープレス、アキシャルピストンプレス、ベイリングプレス、クラッシャー、ローラークラッシャーおよびフックシュレッダーから成り、例えば、特許文献１、特許文献２、特許文献３は、それ自体、周知である廃棄物プレス装置を開示している。それ自体、周知であるこれらの廃棄物プレスは次の欠点を有する。

振り子ピストンプレス：小さいサイズのホッパー開口、油圧；
スクリュープレス：クラッシュとプレス（両方の作用のために力が不十分）が同時に起こるので遅い；アキシャルピストンプレス：低い故障許容度による中間蓋（摩耗で分離）、不連続な供給、油圧；ベイルプレス：一度で小バッチの予定、油圧、（比較的）に高価である；クラッシャー：クラッシュだけでプレスしない、材料を別のプレスに送る必要がある；ロールクラッシャー：処理される材料粒子サイズの減少だけであり、処理される材料がクラッシャー歯に粘着し、他の処理サイクルのために戻る；いわゆるフックシュレッダー：切刻みとクラッシュだけであり、材料を別のプレスへ送る必要がある。
フィンランド特許第４１９３５号明細書 米国特許第３２７９３５７号明細書 英国特許第１０２４７２６号明細書

本発明は、上記の欠点を克服する目的を有する。本発明の廃棄物プレス装置は垂直レール上で運動するために配置される装置のラックにより特徴付けられる。

本発明の廃棄物プレス装置は次の利点を有する。

低電力消費 装置当たり１５ｋＷ以下、安価な作業費。高度な材料処理能力：時間の節約。維持が容易：不調の場合の顧客に対する遅延がない。直進機構：信頼性。

多方面性：任意の幅と高さでの任意のサイズで利用できる。

油圧プレスに比較して安価な作業費。

高度な連続供給速度：他のプレスに比較して短時間で多量の材料を扱うことができる。

油圧式ではない：一層環境に優しく、維持が容易（冬でも）。

コンテナ内でのより良い材料に適合するために、別の切刻みロールが必要とされるならば、処理される材料（厚紙や木材）を、より小さい粒子サイズに減少することもでき、これは、コンテナの頻繁な空状態を少なくすることを意味する。緩速な回転機構：安価な作業費と高度な信頼性。この装置は大きすぎる物体や材料を克服する：
高度な故障許容度。ＰＬＣロジックにより制御される：装置の物理的な監視が不要。

本発明を、例と添付図面を参照して説明する。

（図面の簡単な説明）
図１から図３は、３つの異なる方向からの廃棄物プレスの軸測投像図である。

電源は４００Ｖ／５０Ｈｚで、ヒューズが必要：スロー３２Ａ。（１）電線ケーブルを介して装置まで、プラグ端子から電気ケーブル（３）まで、電気ケーブルから４０Ｗ−４０ｋＷの範囲の動力を有する電動機（４）まで。

電動機は、ほぼ１：７の比を有する減速装置（５）に連結される。減速装置には、スプロケット（６）とチェーン（７）による動力伝動装置がある。

チェーンは２つの部分を駆動する：外ドラム（８）と内軸（９）。外ドラムは一列の数個（ｎ）の開口（１０）を有し、内軸はフランジ（１１）の間で移送ロッド（１２）を含み、移送ロッドはロック軸（１３）により「ロック」される。

上記の全ての部分４―１３、１７、２２は、ベクトルＺで垂直自由度を有する同じ「ラック」に取付けられる。平面Ｘ、Ｙの方向での運動はレール（１５）により制限される。

ラックは、レール（１５）上でロールに沿って（すなわち、ロール（１６）により制御されて）、設定（例えば、制限された）高さに上昇するので、リミットスイッチ（１７）は回路を短絡し、作業／駆動は中断される。供給された材料は、移送ロッドの通路間に配置される「シュレッダー」（１８）により直接に減少できる（シュレッダーは、例えば、ロールまたは円板である）。

移送ロッドは、半径方向で、入口側（１９）上の外方およびコンテナ（２０）側でドラム上のロッド開口を通る。移送ロッドが完全に引き込まれる時に、ドラムウエッジ（２１）（ラックの部分）は、機械的にドラム表面から小さい残部を全て除去する。駆動サイクル中に、ドラムと内軸は同一回転速度で回転する。この装置は、ＰＬＣロジック（２５）を介して制御できる。材料は供給開口を通り、ホッパーランプ（２６）を介して供給される。ランプ（２７）は、材料を上方へコンテナ内に向けるために配置できる。

この装置は、装置の変形を実現することにより、種々の使用目的のためにサイズを変更して製造できる：自治体の世帯廃棄物ゴミ圧縮機、厚紙や紙のゴミ圧縮機、木材または板材のゴミ圧縮機、膨張ポリスチレンや他の包装材のゴミ圧縮機、小さい家庭ゴミ圧縮機、廃棄物収集車ゴミ圧縮機、廃物屑事前圧縮ユニット、レストラン食物廃物屑のゴミ圧縮機である。

シュレッダーの例：ローラー、歯付きシュレッダー、固定または静止シュレッダー、軸―ヘッド羽根シュレッダー。

全ラックは、スプリングおよび衝撃吸収体により衝撃を吸収できる。

衝撃吸収体およびスプリングは調整可能である。

ドラムはホッパーランプに関して高さ調整可能である。

ホッパーランプへの供給入れは、側部または頂部から実施できる。

ホッパーランプは、直線、斜め、傾斜、凸状、凹状または可動にできる。

圧縮ランプはドラムの直後で直線、斜め、傾斜、凸状、凹状または可動にできる。

動力伝動装置は、チェーン、ロープ、ピニオン歯車、ウオーム歯車または任意の駆動部材または任意の機構から構成できる。動力伝動装置は、また、油圧手段により補足できる。

移送ロッドの形状は、鋭く、尖り、鈍い、円錐、鑿状、クロスヘッド、円環ヘッドにでき、ロッドの端部に運動部材または機構を持つことさえできる。

このゴミ圧縮機は、ｎ列内にｎ本のロッドから構成できる。

同じ装置は、それぞれの移送ロッドを有する２つ以上のドラムから構成できる。

移送ロッドは、弾性材料でドラムの内側で保護できる。

内方軸は、例えば、カプセル包囲体またはゴム塊ライニングにより保護できる。

全部分および全部品は、例えば、適切な保護樹脂で被覆できる。

外ドラム自体は柔軟性があり、半径方向に調整可能である。

ドラム（８）は、必ずしもレール（１５）上を運動するのではなくて等しく水平に、例えば、低い空間で運動でき、全廃棄物ゴミ圧縮機は原理的に転倒して旋回でき、または、９０度に転倒して旋回できる。この装置は、また、静止位置にあるドラム（８）を備えて操作でき、装置の側部とドラム間に材料があれば、装置の側部はドラムから分離し、材料は押し通される。

伸長櫛を形成するドラム（８）内の移送ロッド（１２）は、また、板状要素または平板状要素と交換でき、これらの要素は、移送ロッドより良好に廃棄物ゴミ圧縮機を通して液状物質または類似物質を運送または移送できる。

ラックは可動ユニットを備えたドラム（８）と、その部品とから構成されるので、レール（１５）上で上方へ容易に上昇でき、修理のために取り外すことができる。

３つの異なる方向からの廃棄物プレスの軸測投像図である。 ３つの異なる方向からの廃棄物プレスの軸測投像図である。 ３つの異なる方向からの廃棄物プレスの軸測投像図である。

符号の説明

４ 電動機 ５ 減速装置 ８ 回転ドラム ９ 偏心内軸
１０ 入口孔 １２ 移送ロッド １５ 垂直レール

Claims (4)

1. 内部の偏心内軸（９）を有する回転ドラム（８）を含む廃棄物プレス装置において、前記内部の偏心内軸から移送ロッド（１２）が入口孔（１０）を通ってドラムを通過し、１回転中に前記ロッドの端部が軸方向へ往復し、前記廃棄物プレス装置のラックが垂直レール（１５）上で運動するために配置されることを特徴とする廃棄物プレス装置。
2. 装置の動力源は、伝動装置を介してドラム（８）と内軸（９）とを回転する電動機（４）であることを特徴とする請求項１に記載の廃棄物プレス装置。
3. シュレッダー（１８）が、ドラム（８）と移送ロッド（１２）との間の装置ラックに取付けられることを特徴とする請求項１または請求項２に記載の廃棄物プレス装置。
4. 廃棄物プレス装置を通して廃棄物を上方へ向け、さらに、コンテナ内に向けるための装置の供給ランプ（２６）の延長部内にランプ（２７）が設けられることを特徴する請求項１〜３のいずれかに記載の廃棄物プレス装置。
   
   
   
   

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