JP2008506485A - 歯冠上部構造システム用上部構造体 - Google Patents

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Abstract

上部構造体は、歯の残根(10)上に配置される歯冠上部構造システムの構成要素である。上部構造体は回転対称端部領域(24)を備え、該回転対称端部領域(24)は、根管(16)の直径よりもかなり大きな直径を有するとともに、歯の残根に穿削された対応する穴内に固定することができる。上部構造体(22)の貫通孔(28)は、上部構造体(22)が穿削された穴(20)に挿入された後であっても、根管(16)の開口へのアクセスを可能にする。

Description

本発明は歯の残根/歯根上に配置する歯冠上部構造システム用の上部構造体に関する。
これまでに知られている歯冠を形成するシステムはすべて、歯の残根を平滑化することを含む前処理が行われた後にネジ、ピン、又は同様の部材が歯内治療がなされた根管に固定され、これに続いて歯冠がこのネジ又はピン上に固定される点において共通している。この目的を達成するためには最初に根管を確実に治療することが必要であり、感染した根管の場合には一般的に、根管の洗浄、機械的な清掃、薬物による治療が行われる時系列的に続く3回の治療を行う。したがって、破折歯の場合には、まず根管にアクセス可能な状態を保つように、強固に固定することが難しいだけの暫定的な器具が必要とされる。加えて、ネジ又はピンが根管の縁部に高い圧力を付与するため、根管に歯冠を固定する方法は、接触面が小さいがゆえに物理的強度の理由から最適とはいえない。
本発明の目的は、歯冠の形成を容易にするとともに強度特性を向上させた上部構造体を製造することにある。
本発明の目的は、直径が根管の直径よりもかなり大きく、かつ歯の残根の対応する穴に固定可能な回転対称端部領域を有する導入部分で説明したタイプの上部構造体により達成され、上部構造体には貫通孔が設けられ、端部領域の前面に位置する一方の出口開口は、挿入後に根管の開口へのアクセス部分に対応するように構成される。
本発明の解決方法は2つの効果を有する。第1に、根管に比較してかなり大きな直径を有する端部領域によって、歯の残根の対応する穴内に挿入される上部構造体の固定面積が広くなる一方で、上部構造体の貫通孔によって、上部構造体を歯の残根に固定した後でさえも根管にアクセスできるため、その後の治療において、歯冠の形成が既に開始されているかどうかに関係なく歯内治療を行うことができる。上部構造体は、歯の象牙質に設けられた穴内に接着剤やセメントを用いて公知の方法にて取り付けることができる。
単一の歯根を有する歯の場合には、さらなる作業を行うことなく根管にアクセス可能な状態を保つために、単純な貫通孔を根管開口と整合させることができる。本発明の別の実施形態においては、貫通孔は端部領域の前面まで、好ましくは長尺状又は円錐形状の穴となるように拡張される。これにより、根管開口が貫通孔開口から横方向に変位している場合や、複数の歯根を有する歯の場合であっても、根管に直接アクセスすることが可能となる。しかしながら、歯科医は、それほどの作業を必要とすることなく、歯科医が入手可能な器具を用いて所望される方法にて孔を前面に向かって拡張することができる。
単一の歯根を有する歯に関する特に好ましい実施形態においては、貫通孔は、回転対称端部領域の中心に配置される。このように、歯科医は、通常は器具置場にあるであろう自身を中心として穿削/研削を行うカッタ(例えばスポットフェイス加工具)を用いて、所望の径を有する円筒形状の凹部を容易に形成することができる。この一方で、歯の根管は穴を中心に合わせるために使用され、よって、上部構造体が続いて挿入されたときに、貫通孔は自動的に根管出口と整合する。複数の歯根を有する歯の場合には、穿削/研削は、釣り合いをとって歯の前面の中央において行われる。このとき、好ましくは拡張された孔を有する前述の上部構造体を使用する。
本発明の別の好ましい実施形態においては、上部構造体は、端部領域に連結される拡張領域を有する。孔は、特に切歯の治療においては、歯の残根の象牙質の強度を危険にさらさないために物理的強度の理由から、歯の残根の象牙質においては外面まで特定の最小距離を有するべきであるが、例えば歯の色をした複合材料を使用するときに、歯の色をした歯冠の形成に必要な材料量をより少なくするために、口腔内へ突出する拡張領域がより大きな断面積を有するようにすることが合理的な場合がある。端部領域と拡張領域との間の断面積の拡張は、好ましくは、上部構造体の中心線に直交する面を有する肩部として設計されるが、これは、歯の残根の平面近傍のこの肩部の面がさらに上部構造体を歯の残根に固定する強さを高めるためである。口腔内へ突出する拡張領域は、円筒形状の断面を有することができ、好ましくは端部領域と同心状に配置されるように設計される。このような設計は、上部構造体を任意の角度位置において使用できるという利点を有する。また、上部構造体全体が回転対称設計であることにより、製造における利点を有する。しかしながら、他の断面形状、例えば楕円形状や特定の方法にて予め製造された要素(例えば好適な固定具を使用したフラサコストリップ歯冠(Frasacostrip-Krone))のために既に設計されている他の形状を拡張領域に用いることについても企図している。
しかしながら、基本的には、本発明の特に単純な実施形態においては、上部構造体を端部領域に対応する一定の直径を有する円筒体として設計することも企図している。
単一の歯根を有する歯の場合、貫通孔の直径は好ましくは約1mmであり、この直径はヒトの歯の根管の直径にほぼ対応する。しかしながら、例えば獣医分野においては、これとは異なる根管直径を有する異なる歯の寸法を有する動物に上部構造体を用いる場合に、上記した寸法から逸脱することも可能である。内孔の寸法は、大きすぎる直径を用いると上部構造体の強度を低下させ、狭い場合には根管へアクセスしにくくなるがゆえに制限がある。
既に示されたように、端部領域は好ましくは円筒形状を有する。これにより、歯科医であれば一般的に入手できる単純な穿削/研削器具の使用が可能である。しかしながら、端部領域を円錐台形状となるように設計することも企図しており、これは固定の強度を向上させるために合理的な場合がある。しかしながら、一般的には、円筒状の接着又はセメント面で十分である。
上述した上部構造体は、必ずしも一要素として設計されている必要はなく、内孔を有する2個の別個の円筒体からなり、まず歯の残根内又は上に一要素を取り付け、続いて好適な方法にて第2の部分が接着又は挿入されるようにしてもよい。
材料に関しては、上部構造体は歯科分野において既に公知の材料で形成することができ、その機械的特性は象牙質の機械的特性に対応するか、あるいは少なくともそれと同等である。歯冠の形成に関しては、材料は、研磨により容易に賦形でき、かつ/又は、複合材料の適用に適したものであることが好ましい。
上部構造体に好適な材料は、添付の特許請求の範囲に明示的に列挙されているように、熱可塑性又は熱硬化性材料とすることができる。熱可塑性材料を用いる場合、費用効率の高い射出成形工程が上部構造体の製造において有用であり、熱硬化性材料を用いる場合、モノマーからなるプラスチックを、通常の硬化工程を用いて好適な形状に硬化させる。
本発明の実施形態について、添付の図面を参照して説明する。
図1は、例えば事故により激しく破折した歯の長手方向における断面図である。既に知られているように、歯は象牙質12の本体とセメント質14の外層とからなり、根管16は、その内部において歯の神経との連結部を形成する。
破折した歯上に新たな歯冠を形成するために、第1段階において破折領域が除去され、平らな根面18が、根管16に直交するように、かつ通常の歯の破折の場合には歯肉の高さ近傍に形成される。
続いて、根管と同心状に配置される円筒形状をなす凹部20(図2参照)が、歯科用回転器具を用いて象牙質に穿削される。この円筒形状をなす穴の断面の寸法は、物理的強度の理由から象牙質壁厚を約2mm以上穴の周囲に残さなければならないため、治療する歯に応じて変わる。
産業的に予め製造された段差付円筒体22は、例えば接着剤又はセメントによって、穴20内へ挿入することができる。段差付円筒体22は、象牙質の穴20の直径に合わせた外径を有する小径の円筒状端部領域24と、拡張された円筒状領域26とから構成され、小径の円筒状端部領域24と拡張された円筒状領域26とは、円筒体22の長手方向中心軸線に直交する面を有する肩部27により分離されている。肩部の径方向における長さは約2mmであるが、必要な場合には(特に象牙質壁厚が前述の2mmから逸脱する場合には)、治療する歯の寸法に合わせることができる。本発明は、特に獣医分野において、象牙質壁厚が前述の2mmよりも大きい又は小さい、前記寸法からかなり逸脱する場合についても企図するものである。段差付円筒体22は、所望の強度が与えられる一方で、段差付円筒体22を通常の歯科用器具で賦形できるように、強度において象牙質12と同程度の材料で形成される。
特に便利なのは、段差付円筒体22の中心に位置する貫通孔28の設計である。根管16と穴20が同心状に配置された状態にて穴20内に段差付円筒体22を接着又はセメンティングすると貫通孔28が根管と整合し、上部構造体を取り付けた後であっても、段差付円筒体22の貫通孔28を介して段差付円筒体22の形態にて根管にアクセス可能な状態を保つ。これにより、1回目の治療中であっても歯根上に歯冠の形成を開始することができ、かつ2回目以降の治療においても根管の治療が可能であるという利点を有する。段差付円筒体22の貫通孔は、ヒトの切歯の場合には例えば1mmの直径を有することができるが、この寸法も特定の状況に合わせて調節することができる。
図5を参照すると、例えば予め製造されたフラサコストリップ歯冠を一時的に挿入するために、接着剤又はセメントの硬化がなされた後に、拡張された円筒状領域26は、一般的には象牙質12の領域までを研削することによって中空状円錐形成物とすることができる。とられた型は、歯科研究所において歯冠を製造するために用いることができる。
しかしながら、これに代えて、段差付円筒体22の拡張領域26を研削した後に、歯の色をした複合材料によって上部構造体22を備えた歯の残根に歯の色をした歯冠を直ちに補うこともできる。このため、患者は、歯科医の治療によって新たな歯冠を直ちに得られる。根管の状況に応じて、同じ治療時において破折によって露出されたために異常のないほぼ健康な神経及び歯髄を除去する場合には、通常の歯根治療の終了後、歯根充填物を何回かの治療の間挿入しておくことができる。したがって、上部構造体22に設けられた貫通孔28が、後からであっても治療された歯根の充填物に新しい穴を形成することができる可能性、及び、例えばさらに固定力を高めるために象牙質と段差付円筒体22との間の移行領域にロックピンを接着することができる可能性を残すため、歯の状況に応じて、臨床状況によって適切な治療を行うことができる。
図6は、上部構造体22上に歯冠30が取り付けられ、かつ追加ピン32が貫通孔及び根管16に接着された修復された歯10を示している。
容易に大量生産することができる段差付円筒体22は、比較的簡単かつ繰り返し可能な作業工程にて非常に経済的な方法を用いて歯冠を形成することができ、上部構造体が簡素であるというだけではなく、歯科医院において合理的に修復作業ができることからも、コスト低減が期待できる。必要に応じて端部領域の前面まで(例えば長尺状をなす又は円錐状の穴となるまで)拡張できる貫通孔28によって、上部構造体22は、破折した歯又は場合によっては虫歯の根管16の状態に拘束されない自由度も有する。
図7a及び7bに示される穿削器具は、処置された歯の残根に指標穴を形成するための好適な器具として使用することができる。図7aに示される穿削器具40は、歯の残根に形成される穴の直径に対応する翼状部42の外径を有する翼状の形態を有する。図7bに示される穿削器具50のようないわゆる樽型形状も用いることができる。
図8aには初期状態における上部構造体22の部分断面図が示されている。小径の円筒状端部領域24と、拡張された円筒状領域26と、これらの間に位置する肩部27とを備える段差付円筒体22が見てとれる。上部構造体を象牙質の穴20に挿入しやすくする小径の端部領域24の前端に形成される第1の面取り部25と、縁を鋭くしないように機能するより大径の円筒状領域26の側面に形成される第2及び第3の面取り部29も示されている。
図示される例においては、より大径の円筒状領域26の外径は約44mmであり、より小径の円筒状領域24の直径は30mmである。内孔28は15mmの直径を有する。当然ながら、前述した値は単なる例であり、意図される用途に応じて変更することができる。
段差付円筒体122の形態をとる上部構造体の別の実施形態が図8bに示されており、端部領域124は円錐形状をなすように、すなわち端部領域がその前端に向かってテーパ状をなすように設計されている。拡張された円筒状領域126への移行部を形成する肩部127は、この端部領域124に連結される。テーパ状端部領域124は、象牙質の穴の適切な処置を行う場合に挿入を行いやすくすることができ、挿入直後により強固な支持を行う。
図9は、図6にも示されるピン32を示している。このようなピンは、上部構造体の孔28に緩嵌できるように、孔28よりも僅かに小さな外径を有している。ピン32は、尖端34を有しており、挿入時には該尖端34を介してピン32を根管16に差し込むことができる。上部構造体をより良好に固定するために、ピン32が歯10に挿入され、従来の接着材料を用いて上部構造体及び/又は根管に連結される。
破折した歯の長手方向における断面図。 平滑化後の図1の歯を示す図。 穴を形成した後の歯の長手方向における断面図。 穴を形成した後の歯の正面図。 上部構造体が取り付けられた歯の断面図。 上部構造体が取り付けられた歯の正面図。 加工された上部構造体を備える歯の長手方向における断面図。 完成した歯冠を備える歯の長手方向における断面図。 穿削器具の概略図。 穿削器具の概略図。 上部構造体の一実施形態を示す一部破断側面図。 上部構造体の一実施形態を示す一部破断側面図。 上部構造体の孔へ挿入するためのピンを示す図。

Claims (24)

  1. 歯の残根(10)上の歯冠上部構造システム用の上部構造体であって、前記上部構造体は、根管(16)の直径よりもかなり大きな直径を有する回転対称端部領域(24)を有するとともに、歯の残根(10)の対応する穴(20)に固定可能であることと、前記上部構造体(22)には貫通孔(28)が設けられ、前記端部領域(24)の前面に配置される貫通孔(28)の一方の出口開口が、穴(20)への挿入後にも根管(16)の開口にアクセス可能に構成されることとを特徴とする上部構造体。
  2. 穴(20)が、例えば長尺状又は円錐形状をなすまで、端部領域(24)の前面に向かって拡張されることを特徴とする、請求項1に記載の上部構造体。
  3. 前記貫通孔(28)が前記回転対称端部領域(24)の中心に配置されることを特徴とする、請求項1又は2に記載の上部構造体。
  4. 前記端部領域(24)に連結される拡張領域(26)を有することを特徴とする、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の上部構造体。
  5. 前記拡張領域(26)が円筒形状をなし、かつ前記端部領域(24)と同心状に配置されることを特徴とする、請求項4に記載の上部構造体。
  6. 前記端部領域(24)と前記拡張領域(26)との間に、前記上部構造体(22)の中心線に直行する平面を有する肩部(27)が設けられることを特徴とする、請求項4又は5に記載の上部構造体。
  7. 前記端部領域に対応する一定の直径を有する円筒体として設計されることを特徴とする、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の上部構造体。
  8. 前記端部領域(24)が円筒形状をなすことを特徴とする、請求項1乃至7のいずれか一項に記載の上部構造体。
  9. 前記端部領域(24)が円錐台形状をなすことを特徴とする、請求項1乃至7のいずれか一項に記載の上部構造体。
  10. 象牙質に対応する又は少なくともこれと同等の機械的特性を有する材料で形成されることを特徴とする、請求項1乃至9のいずれか一項に記載の上部構造体。
  11. 研削により賦形可能な材料で形成されることを特徴とする、請求項1乃至10のいずれか一項に記載の上部構造体。
  12. 複合材料の適用に好適な材料で形成されることを特徴とする、請求項1乃至11のいずれか一項に記載の上部構造体。
  13. 暫定的プロテーゼ(例えば歯冠又は被覆物)の下に保持しておくことに適合した材料で形成されることを特徴とする、請求項1乃至12のいずれか一項に記載の上部構造体。
  14. 熱可塑性又は熱硬化性材料で形成されることを特徴とする、請求項1乃至13のいずれか一項に記載の上部構造体。
  15. 前記熱可塑性材料は、ポリヘキサメチレンジアミンアジペート等の二価アルカン酸及び二価アルカナミンの縮合重合体からなるポリアミドであることを特徴とする、請求項14に記載の上部構造体。
  16. 前記熱可塑性材料は、ポリエチレングリコールテレフタレートやポリエチレングリコールナフタレンカルボン酸エステル等の二価有機酸及び二価有機ヒドロキシ化合物の縮合重合体からなるポリエステルであることを特徴とする、請求項14に記載の上部構造体。
  17. 前記熱可塑性材料はポリエステル及びポリアミドの共重合体であることを特徴とする、請求項14に記載の上部構造体。
  18. 前記熱可塑性材料は、炭酸及び二価有機ヒドロキシ化合物の縮合重合体からなるポリカーボネートであることを特徴とする、請求項14に記載の上部構造体。
  19. 前記熱可塑性材料は、ポリメチレンオキシド、ポリエーテルエーテルケトン等のポリエステルであることを特徴とする、請求項14に記載の上部構造体。
  20. 射出成形工程により形成されることを特徴とする請求項14乃至19のいずれか一項に記載の上部構造体。
  21. 前記熱硬化性材料が、ビスフェノールAのトリグリセリド等のエポキシ樹脂、少なくとも3種のアクリル酸エステルを含有するアクリル酸グリセリドエステルからなるポリアクリレート、及びアルキド樹脂の中から選択されることを特徴とする、請求項14に記載の上部構造体。
  22. 硬化工程によりモノマーから形成されることを特徴とする、請求項21に記載の上部構造体。
  23. 複数の部分からなり、該部分が互いに固定可能であることを特徴とする、請求項1乃至22のいずれか一項に記載の上部構造体。
  24. 第1の部分が歯の残根に固定可能な端部領域を備え、かつ第2の部分が連結後に歯の残根から突出するように前記第1の部分に固定可能であることを特徴とする、請求項23に記載の上部構造体。
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