JP2008311026A - 面光源装置 - Google Patents

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哲也 須田
Tomoyoshi Yamashita
友義 山下
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Abstract

【課題】一次光源を広ピッチに配列しても、短距離でミキシングでき、輝度均整度(輝度均斉度)が良好な面光源装置を提供する。
【解決手段】1つの方向に関して配列された複数の一次光源2と、その発光部より下方に位置する反射板4と、反射板上に位置し一次光源2のそれぞれに対応する隔室2’を形成するように形成され、到来する光の少なくとも一部を反射させる部材からなる隔壁5と、隔壁および隔室の上方に配置された拡散板6とを含む。一次光源2の配列ピッチ距離L(mm)、隔壁5の高さH(mm)および隔壁と拡散板との距離D(mm)が、H≧0.25L+10−D、及び、0≦D≦0.25Lを満たす。拡散板6上に、拡散フィルム7及びプリズムシート8が配置される。
【選択図】図1

Description

本発明は、面光源装置に関し、詳細には、輝度均整度(輝度均斉度)を向上した直下方式またはエッジライト方式の面光源装置に関する。
液晶パネル等のディスプレイパネルの照明用の面光源装置として、冷陰極管(CCFL)や発光ダイオード(LED)を用いた面光源装置が知られている。
これら面光源装置としては、導光板の端面に隣接して一次光源を配置したエッジライト方式のものや、一次光源の上方に拡散板やプリズムレンズシートを配置した直下方式のものがある。
特に液晶テレビなどに使用される面光源装置は、大型の画面を高輝度で均一に照明する面光源にするために、光利用効率が高い直下方式の面光源装置が主流となっている。
一次光源としてCCFLを用いた直下方式の面光源装置については、消費電力やコスト削減を目的としてCCFL数を少なくすることが検討されている。しかしながら、CCFL数を少なくすることで、CCFL間の距離が長くなり、ランプイメージが顕著に発生してしまう。
このため、直下方式のCCFL面光源装置では、CCFLと拡散板との距離を十分に確保する、あるいは、より拡散度の高い拡散板等の光学部材を使用する必要がある。
しかしながら、CCFLと拡散板との距離を大きくするとディスプレイの厚みが大きくなってしまう。また、より拡散度の高い光学部材を使用すると輝度の低下を招く恐れがある。
一方、一次光源としてLEDを用いた直下方式の面光源装置としては、赤(R)、緑(G)および青(B)の単色光を発する3種類のLEDチップをセットにして用いるRGB−LED面光源装置がある。このRGB−LED面光源装置は、R、GおよびBの単色光を発する3種類の単色LEDチップから発せられる単色光をミキシングすることによって白色光を作り出している。
このようなRGB−LED面光源装置は、3種類の単色光をミキシングして白色光を作り出しているので、色むらのない白色光を作るためには、単色光を混合するためのミキシング距離を十分に確保する必要があり、ディスプレイの厚みが大きくなってしまう。
そこで、単色光を短距離でミキシングさせるために、各色LEDを狭ピッチで配置する方法(特許文献1、特許文献2)や、LED直上に光制御プレートを配置する方法(特許文献3)などを適用したRGB−LED面光源装置が提案されている。
特開2006−189665号公報 特開2005−339822号公報 特開2006−59606号公報
しかしながら、特許文献1に記載の面光源装置では、輝度均一性を高めるために、多数のLEDを基板に配置する必要があり、消費電力の問題、およびLEDを大型の基板に配列する上での歩留りやコストの問題が生じる。
また特許文献2に記載の面光源装置では、輝度均一性を高めるために、LED光源を密に配置する必要があり、LEDコストの増加や消費電力の問題が生じる。
また、これらの面光源装置でLED光源を粗に配置した場合、LED光源と拡散板との距離を大きく離して配置する必要があり、面光源装置のトータル厚みが厚くなる問題がある。
特許文献3に記載の面光源装置では、印刷ドットによる光制御プレートを使用するため、光利用効率の低下による輝度低下が問題となる。
本発明は、このような問題を解決するためになされたもので、複数の一次光源を備えてなる直下方式の面光源装置において、一次光源を広ピッチに配列しても、短距離でミキシングでき、輝度均整度(輝度均斉度)が良好な面光源装置を提供することを目的とする。
本発明によれば、
少なくとも1つの方向に関して配列された複数の一次光源と、
前記複数の一次光源の発光部より下方に位置する反射板と、
前記反射板上に位置し、前記複数の一次光源のそれぞれに対応する隔室を形成するように形成され、到来する光の少なくとも一部を反射させる部材からなる隔壁と、
前記隔壁および隔室の上方に配置された拡散板と、
を含むことを特徴とする面光源装置、
が提供される。
このような構成によれば、一次光源としてR、GおよびBの単色光を発する3種類の単色LEDチップを組み合わせてなるものを使用した場合であっても、単色LEDチップから発せられる単色光の少なくとも一部を隔壁面での反射を含めて複数回反射させる(即ち多重反射させる)ことで、効率的にミキシングする事が出来る。また、隔壁面での反射を含む多重反射により、各隔室での輝度均一性が良好な面光源装置を得ることが出来るため、一次光源を粗に配置することができ、一次光源のコストおよび消費電力を低減することが出来る。
本発明の一態様においては、前記複数の一次光源の配列ピッチ距離L(mm)、隔壁の高さH(mm)および隔壁と拡散板との距離D(mm)が、以下の式(1)および式(2)
H≧0.25L+10−D ・・・・ (1)
0≦D≦0.25L ・・・・ (2)
を満たす。
このような構成によれば、面光源装置のトータル厚み(隔壁高さ+[隔壁と拡散板との距離])を厚くすることなく、輝度均一性の良好な面光源装置を得ることが出来る。
本発明の一態様においては、前記隔壁と前記拡散板との間に光偏向素子を1枚以上配置してなる。
このような構成によれば、一次光源から出射された光が光偏向素子により偏向および反射されることで、よりミキシングされ、各隔室での輝度ムラを低減して輝度均一性の良好な面光源装置を得ることが出来る。
本発明の一態様においては、前記隔壁は、前記隔室の少なくとも1組の互いに隣接するもの同士の間において、上部に切欠きが形成されている。
このような構成によれば、切欠きを通って隣接する隔室内へと光が漏光するため、隔室間の輝度ムラを低減でき、輝度均一性の良好な面光源装置を得ることが出来る。
本発明の一態様においては、前記隔室の上方に形成される隔室開口の形状は、正方形、長方形または六角形である。
本発明の一態様においては、前記複数の一次光源は少なくとも2つの方向に関して配列されており、前記隔壁は格子状に形成されている。
本発明の一態様においては、前記複数の一次光源のそれぞれは、少なくとも1つの発光ダイオードからなる。
本発明の一態様においては、前記複数の一次光源のそれぞれは、少なくとも1つの冷陰極管からなる。
本発明の一態様においては、前記拡散板の上方に拡散フィルムが配置されており、該拡散フィルムの上方に光偏向素子が配置されている。
このような構成によれば、高輝度の面光源装置を得ることが出来る。
また、本発明によれば、
入射端面と出射面とを有し、前記入射端面を介して導入された光を導光し前記出射面から出射させる導光板と、
該導光板の入射端面に隣接して配置された、上記面光源装置からなる端面光源装置と、
を含み、
前記端面光源装置から発せられる光を前記導光体の入射端面に入射させるようにしてなることを特徴とする面光源装置、
が提供される。
このような構成によれば、上記のように端面光源装置から輝度均一性の良好な光が出射され、これが導光板の入射端面に入射するので、導光板の入射端面近傍の輝線および暗線などの発生を抑制し面光源品位を高めることができる。
本発明の一態様においては、前記導光板の出射面の上方に拡散フィルムが配置されており、該拡散フィルムの上方に光偏向素子が配置されている。
本発明の面光源装置によれば、厚みを増大させたり、一次光源の数を増加させたりすること無く、輝度均一性を良好なものとすることができる。
以下、本発明の好ましい実施形態を添付図面を参照して説明する。なお、第2実施形態以降で、第1実施形態と同様の構成部材には、図面に第1実施形態のものと同一符号を付し、その説明を簡略化または省略する。また、各実施形態の各図の構成は、説明を簡単にするため実際の寸法比率とは異なって示されている。また、本明細書においては、一次光源を単に光源と略称することがある。
[第1実施形態]
本発明の第1実施形態の面光源装置1を、図1および図2を参照して説明する。図1は、直下方式の面光源装置1の断面図であり、図2は、図1のII−II線に沿った断面図である。
図1および図2に示すように、面光源装置1においては、上方から下向きに見たとき即ち平面視で、複数の一次光源2が縦横の2つの方向に関して規則正しく配列されており、該一次光源2以外の領域に反射板4の反射面が配置されている。一次光源2は、反射板4の下に位置する基板3上に配置されており、光を発する発光部を有する。反射板4は、一次光源2の発光部より下方に位置する。即ち、一次光源2は、反射板に形成された開口を通って延びている。反射板4上には、平面視で縦横に延びた格子状の隔壁5が形成されている。この隔壁5により、複数の一次光源2のそれぞれに対応する隔室2’が形成されている。隔壁5および隔室2’の上方には、拡散板6が配置されている。
本実施形態では、一次光源2は、白色の発光ダイオード(LED)光源からなり、LED光源の出射面に対して広域の光出射光分布を有するランバーシャン出射タイプのものである。このようなLEDの例としては、Philips Lumileds lighting Company社のLUXEON−LXHL−PW01(ランバーシャンタイプ)があげられる。単色LEDからなる一次光源2のそれぞれは、たとえば1Wの大電流駆動タイプのもので、約300mAの電流で駆動される。
一次光源2を配置する基板3は、横方向に一列に配列された一次光源2の群ごとに設けられており、各基板3は、縦横寸法が縦約10mm×横約320mmで、厚さが約2mm(t)である。この基板3上に、6個の一次光源2の群が、ピッチ距離L=40mmで配列されている。このような基板3が8個、縦方向にピッチ距離40mmで並列配置されている。即ち、48個の一次光源2が縦横のそれぞれにつきピッチ距離40mmで配列されている。ピッチ距離Lは1次光源の数及び輝度のバランスを考慮すると5〜200mmが好ましい。
ここで、基板3は、LED2が発生した熱を効率良く発散するために、放熱性に優れたアルミニウム材料で形成されており、基板3の背面(下面)には、放熱シート(図示せず)を介して放熱フィン(図示せず)が取り付けられている。
基板3の上方に位置する反射板4は一次光源2に対応する位置に開口部を有しており、該開口部を通って一次光源2が反射板4の上面より上まで延びている。一次光源2の発光部は反射板4の上面より上に位置する。
本実施形態においては、反射板4を、光拡散反射シート(ツジデン製RF188、厚み188μm、波長600nmの光の分光反射率95.5%)にて形成した。ここで、反射板4は、一次光源2より出射された光のうち、隔壁5および拡散板6で反射された戻り光を、拡散および反射させて再度上方または斜めに出射させる機能を有する。
本実施形態における隔壁5は、各光源2に対応する格子状をなしており、その上部において各光源および隔室に対応する矩形状の開口(隔室開口)を有する。即ち、隔壁5は、平面視で、各光源および隔室が縦方向及び横方向に延びた隔壁部分により囲まれている。また、隔壁5は、反射板4に対して垂直に上方へと延びて形成されている。
隔壁5は、到来する光の少なくとも一部を反射させる部材からなり、たとえば、光を反射する反射部材あるいは光を半透過する半透過拡散部材からなる。
反射部材としては、白色顔料を含有してなる光拡散反射シート、あるいは内部に発泡を有する光拡散反射シート、あるいは表面に銀やアルミなどの金属が蒸着されてなる正反射シートなどが挙げられる。ここで、各一次光源2から出射された光が、当該各一次光源2を囲み縦方向及び横方向に延びた隔壁部分での反射を含む多重反射によりミキシングされ、その結果、各隔室開口での輝度均一性すなわち各隔室2’での輝度均一性が高められ、輝度均一性の高い面光源装置を得ることができる。
また、半透過拡散部材としては、樹脂内部あるいは樹脂表面に拡散微粒子を含有した乳白色の光拡散シートが挙げられる。ここで、光源2から出射され、半透過型の隔壁部分を透過した一部の透過光が、隣りの隔室2’内において該隔室を囲む隔壁部分により反射される光等とミキシングされ、かくして互いに隣接する隔室開口での輝度均一性すなわち互いに隣接する隔室2’での輝度均一性を高めることができる。
本実施形態において、隔壁5は、縦横のピッチ距離P=40mm、高さH=25mmで、開口形状が正方形となるように、縦方向に関して8分割および横方向に関して6分割の計48分割(即ち、側壁開口の数および隔室2’の数が48)で形成した。
ここで、隔壁5は、光拡散反射シート(ツジデン製RF188、厚み188μm、波長600nmの光の分光反射率95.5%)にて形成した。隔壁5の厚みは50〜500μmが好ましい。また、隔壁5のピッチ距離Pの好ましい範囲は一次光源2のピッチ距離Lと同じである。
一次光源2は、平面視で隔室開口の中心すなわち隔室2’の中心に配置される。あるいは、一次光源2として、複数のLEDからなるものを使用する場合には、これらを隔室開口の中心すなわち隔室2’の中心に関して対称的に配置するのが好ましい。このような構成にすることにより、隔室開口における輝度均一性すなわち隔室2’おける輝度均一性を高めることができる。一次光源2として、複数のLEDからなるものを使用する場合には、一次光源2のピッチ距離Lは、隔室2’の中心間距離をさす。
本実施形態においては隔室開口の形状すなわち隔室2’の形状が正四角形の矩形形状であるが、隔室開口すなわち隔室2’の形状は長方形あるいは六角形であっても良い。隔室開口すなわち隔室2’の形状が六角形の場合には、複数の一次光源2が3つの方向に関して配列される。
また、本実施形態においては、一次光源2の配列ピッチ距離L(mm)、隔壁5の高さH(mm)および隔壁と拡散板との距離D(mm)が、以下の式(1)および式(2)
H≧0.25L+10−D ・・・・ (1)
0≦D≦0.25L ・・・・ (2)
を満たす。
DがLの0.25倍を超えると、面光源装置の輝度が低下し、面光源装置のトータル厚み(隔壁高さ+[隔壁と拡散板との距離])が厚くなり、好ましくない。また、Hが0.25L+10−Dの値未満であると、面光源装置の輝度均整度が低下し、好ましくない。Hは60mm以下が好ましい。
上記式(1)および式(2)を満たすことにより、各隔室における輝度均一性が良好となり、更に互いに隣接する隔室同士における輝度の均一性が良好となり、一次光源2の配列ピッチ距離Pが大きくても、全体として輝度均一性の良好な面光源装置を得ることが出来る。
隔壁5および隔室2’の前方(上方)に配置される拡散板6は、一次光源2から発せられ、直接的または反射板4および隔壁5による反射または透過の後に間接的に、隔室開口を通って上方へと出射した光を拡散させ、均一化する。拡散板6は、ポリメチルメタクリレート樹脂(PMMA)、ポリスチレン樹脂(PSt)、ポリカーボネート樹脂(PC)、メタクリル−スチレン共重合樹脂(MS)、環状ポリオレフィン樹脂(COP)等の透明樹脂中に前記透明樹脂とは屈折率の異なる無機系あるいは有機系材料からなる拡散粒子が均一に分散されて形成された光拡散板である。
ここで、拡散板6の光学特性は、透過率が50%以上92%以下であり、より好ましくは70%以上92%以下である。その時の、ヘイズは、20%以上98%以下であり、より好ましくは50%以上98%以下である。
拡散板6は、隔壁5の上部先端からたとえば5mm離れて配置される。このような構成により、隣り合った隔室開口すなわち隔室2’から出射された光同士が拡散板6と隔壁5の上部先端との間のスペースでミキシングされ、より輝度均一性の高い面光源を得ることが出来る。
本実施形態において、拡散板6は厚さ2mmのアクリル製拡散板(三菱レイヨン製、商品名アクリライトNA88、透過率63%、ヘイズ90%)であり、縦横が約320×240mm(15インチ画面に相当)の長方形状の板体である。
本実施形態では、拡散板6の前方に拡散フィルム7が配置されている。拡散フィルム7は、拡散板6より出射された光を等方的に集光乃至拡散させる。また、拡散フィルム7の前方にプリズムシート8が配置されている。プリズムシート8は、拡散フィルム7から出射された光を面光源装置の略法線方向(拡散板6の略法線方向)に偏向させる。
本実施形態において、面光源装置1のトータル厚み(反射板4から拡散板6までの距離)は約33mmであり、面光源装置の全開口面寸法(全隔室開口に対応する領域の寸法)は、縦横が約320×240mm(15インチ画面に相当)の長方形状である。
このような構成により、一次光源2から出射された光が、隔壁面での反射を含む多重反射を受けることで、各隔室開口すなわち各隔室2’において輝度均一性の高い面光源装置を得ることが出来る。
さらに、一次光源2のピッチ距離Lが大きく、一次光源が粗に配列されていても、面光源装置の厚みを厚くすることなく、輝度均一性良好な面光源装置を得ることが出来る。
[第2実施形態]
本発明の第2実施形態の面光源装置20を、図3および図4を参照して説明する。図3は、面光源装置20の断面図であり、図4は、図3のIV−IV線に沿った断面図である。
図3および図4に示すように、面光源装置20は、一次光源21を除いて、第1実施形態の面光源装置1とほぼ同一の構成を備える。
一次光源21のそれぞれは、3種類の単色LED、即ち、赤色LED21r、緑色LED21gおよび青色LED21bを含んでいる。本実施形態では、LED光源21は、面光源装置の法線方向に対して出射角±80°に光強度のピークを有するサイドエミッタータイプである。このようなLED光源の例としては、Philips Lumileds lighting Company社のLUXEON(サイドエミッタータイプ)があげられる。サイドエミッタータイプのLED光源21は、主として隔壁面に向けて光を出射するため、多重反射によるミキシングが進み、面光源装置の輝度をより均一にすることができるため好ましい。
本実施形態では、一次光源21は、1個の赤色LED(LUXEON−LXHL−DH01)21r、2個の緑色LED(LUXEON−LXHL−DM01)21g、及び1個の青色LED(LUXEON−LXHL−DR01)21bから構成されている。LED光源21r,21g,21bは、1Wの大電流駆動タイプで、約300mAの電流で駆動される。ここで、駆動電流はあくまで目安であり、実際には駆動電流は、良好な白色を実現するためにセンサとコントローラにより適宜、制御される。
一次光源21を配置する基板3は、横方向に一列に配列された一次光源21の群ごとに設けられており、各基板3は、縦横寸法が縦約25mm×横約320mmで、厚さが約2mmである。この基板3上に、6個の一次光源21の群が、ピッチ距離L=40mmで配列されている。このような基板3が8個、縦方向にピッチ距離40mmで並列配置されている。即ち、48個の一次光源2が縦横のそれぞれにつきピッチ距離40mmで配列されている。
一次光源21は、平面視で隔室開口の中心すなわち隔室2’の中心に配置される。本実施形態では、平面視で側壁開口の中心から約6mmの距離に各色−LED光源21(21r,21g,21b)の中心が位置し、2個の緑色LED21g同士が対角に位置し、赤色LED21rと青色LED21bとが対角に位置するようにした。即ち、各一次光源21は4個の各色−LED光源21r,21g,21bをユニットとして構成されており、該ユニットの中心(側壁開口の中心すなわち隔室2’の中心に一致)を各一次光源21の中心として、ピッチ距離L=40mmで6ユニット(LED総数は24個)が各基板3上に一列に配列されており、この基板3が8列平行にピッチ距離40mmで並列配置されている。
本実施形態において、隔壁5は、縦横のピッチ距離P=40mm、高さH=25mmで、開口の形状が正方形となるように形成した。隔室2’は、縦方向に8個および横方向に6個の計48個(即ち、側壁開口の数が48)形成した。ここで、隔壁5は、光拡散反射シート(ツジデン製RF188、厚み188μm、分光反射率95.5%/600nm)にて形成した。
本実施形態では、隔壁上部が、各隔室開口に対応する部分ごとに略円弧状に形成された凹部からなる切り欠き5aを備えている。本実施形態では、切り欠き5aは、隔壁5の最も高い部分からの深さが10mmで、半径が25mmで、弦の長さが40mmの円弧形状をなす。切り欠き5aの深さは、隔壁の高さHの0.1〜0.5倍が好ましい。
図5は、隔壁5により区画される4つの隔室2’内にそれぞれ一次光源21を配置したモデルを、上方から見た図であり、図6は、図5のVI−VI線に沿った断面図である。
図4に示すように、隔壁上部の形状は、第1実施形態のような先端が平坦な形状(図4の最上部に示すもの)であってもよいが、本第2実施形態のような先端が各隔室2’に対応する略円弧状の凹部からなる切り欠きを有する形状(図4の上から2番目に示すもの)であってもよいし、先端が互いに隣接する2つの隔室にまたがる略円弧状の凹部からなる切り欠きを有する形状(図4の上から3番目に示すもの)であってもよいし、先端が鋸歯状をなす切り欠き(図4の最下部のもの)であっても良い。
このように、隔壁5が、隔室2’の少なくとも1組の互いに隣接するもの同士の間において、上部に切欠き5aを持つことで、一次光源21から出射された光の一部が、切り欠き5aより隣接する隔室2’へと漏れる。かくして、隣り合った隔室から出射された光同士がミキシングされ、隣接する隔室開口における輝度分布すなわち隣接する隔室における輝度分布を均一にすることができ、より輝度均一性の高い面光源を得ることが出来る。
本実施形態において、拡散板6は、隔壁5の最も高い部分から5mm離して配置した。本実施形態において、面光源装置20のトータル厚み(反射板4から拡散板6までの距離)は約33mmであり、面光源装置の全開口面寸法は、縦横が約320×240mm(15インチ画面に相当)の長方形状である。
このような構成により、第1実施形態と同様の効果が得られ、また一次光源21として各RGB色LEDからなるユニットを配置しても、一次光源21から出射された光が、隔壁面での反射を含む多重反射を行うことで、各隔室開口すなわち各隔室2’において各単色光同士の混色が容易にできる。また、隔壁上部に凹部を設けることで、互いに隣接する隔室開口すなわち互いに隣接する隔室2’の輝度ムラを低減し、輝度均一性の良好な面光源装置を得ることが出来る。
[第3実施形態]
本発明の第3実施形態の面光源装置30を、図7および図8を参照して説明する。図7は、面光源装置30の断面図であり、図8は、図7のVIII−VIII線に沿った断面図である。
面光源装置30は、一次光源32および光偏向素子31を除いて、第1実施形態の面光源装置1とほぼ同一の構成を備える。
図7に示すように、面光源装置30の一次光源32は、複数のLED光源(LEDチップ)33を含んでなるLEDモジュールの形態をなしている。複数のLED光源33は、図8に示すように、上面発光タイプの3種類の単色LED光源、即ち、赤色LEDチップ(発光中心波長:625nm)33r、緑色LEDチップ(発光中心波長:525nm)33gおよび、青色LEDチップ(発光中心波長:460nm)33bから構成されている。本実施形態では、LED光源33は、3個の赤色LEDチップ33r、5個の緑色LEDチップ33g、及び2個の青色LEDチップ33bから構成されている。各単色LEDチップ33r,33g,33bは、0.38mm角の大電流駆動タイプで、約50mAの電流で駆動される。ここで、駆動電流はあくまで目安であり、実際には駆動電流は、良好な白色を実現するためにセンサとコントローラにより適宜、制御される。
本実施形態では、LEDモジュール32において、LED光源33は、基板3の上面に形成された凹部35aの底面上に実装されている。凹部35aは、上方(前面側)に向かって径が拡大する円錐台形状をなし、側壁面が反射面となっている。本実施形態では、凹部35aのサイズは、開口径が5.6mm、底部の径が4.8mm、深さが0.5mmに設定されている。
基板3は、アルミニウム基材の表面に絶縁層を塗布し、その上に銅箔等の導体を貼り付け、この導体をフォトリソグラフィープロセスによって電極・配線に加工することで作製される。その後、上面にエンボス加工によって凹部35aが形成される。さらに、電極・配線部分を反射率の高い銀等でめっきし、凹部35aにLEDチップ33が固定され、該LEDチップ33と基板3上の電極とがボンディングワイヤによって接続される。LEDチップ33を実装した後、凹部35a内に封止樹脂34を注入してLEDチップ33を封止し、LEDモジュール32とする。
本実施形態では、封止樹脂34として、平均粒径2μのシリカ球状粒子が10wt%で略均一に分散させられている封止樹脂が使用されている。シリカ自身が透明であり、平均粒径が2μm程度であるために、LEDチップ33からの光をロスなく且つ色つきなく光拡散させることができる。また、シリカ粒子径が2μm程度であるため、封止樹脂34が流動し易く、封止したい領域に容易に封止樹脂34を充填することができる。さらに、シリカは熱的に非常に安定しているので、シリカ粒子によって面光源装置30の耐久性が低下することがない。
光の分散を良くするために、封止樹脂34に含有させる拡散剤として、フェニルシラン処理したシリカ粒子や数100nm〜数μmオーダー径の気泡等を用いても良い。そうすることにより、LEDモジュール32から出射される光が、全方位に拡散され、隔壁面で多重反射する光の成分が増加し、より輝度均一性良好な面光源を得ることが出来る。
LEDモジュール32を配置する基板3は、横方向に一列に配列されたLEDモジュール32の群ごとに設けられており、各基板3は、縦横寸法が縦約25mm×横約320mmで、厚さが約2mmである。この基板3上に、6個のLEDモジュール32の群が、ピッチ距離L=40mmで配列されている。このような基板3が8個、縦方向にピッチ距離40mmで並列配置されている。即ち、48個のLEDモジュール32が縦横のそれぞれにつきピッチ距離40mmで配列されている。
本実施形態において、隔壁5は、縦横のピッチ距離P=40mm、高さH=15mmで、開口形状が正方形となるように、形成した。隔室2’は、縦方向に8個および横方向に6個の計48個(即ち、側壁開口の数が48)形成した。
本実施形態において、光偏向素子31は、隔壁5上方に1枚以上配置される。すなわち、隔壁5と拡散板6との間に光偏向素子31が配置されている。光偏向素子31としては、柱状三角プリズムが多数並列に配列されたプリズムレンズシート、あるいは、2次元的に斜面が形成されたクロスプリズムレンズシート、あるいはシリンドリカルレンズシート、マイクロレンズシート、三角錐や四角錐などのコーナーキューブレンズシート、ビーズを表面にコーティングした等方性の集光シートが挙げられる。
光偏向素子31のレンズ形状は、ポリエチレンテレフタレート(PET)およびポリカーボネート樹脂(PC)等の透明基材の片面あるいは両面に形成されている。ここで、光偏向素子31は、レンズ形成面が上方(拡散板6側)あるいは下方(LEDモジュール32側)の何れに向いて配置されていても良い。
図9は、本実施形態における光偏向素子31の拡大平面図である。光偏向素子31は、頂角90°、L=30μmの三角錐を配列したコーナーキューブレンズシートを、縦横が約320×240mmの寸法でレンズ面を上方に向けて、隔壁5の直上に配置した。
このような構成によれば、LEDモジュール32側から光偏向素子31に対し面光源装置法線方向より入射する光は、光偏向素子31により、偏向および再帰反射させることができる。これにより、LEDモジュール32直上の光量を制御することができ、このことにより、LEDモジュール32を粗に配置した場合にLEDモジュール32直上の輝度が高いことで発生する光源イメージ(目玉欠陥)を低減することができる。
光偏向素子31の上方に配置する拡散板6としては、実施形態1と同様の拡散板を用いた。この拡散板6は、光偏向素子31から5mm離して配置した。
本実施形態において面光源装置30のトータル厚み(反射板4から拡散板6までの距離)は、約25mmであり、面光源装置の全開口面寸法は、縦横が約320×240mm(15インチ画面に相当)の長方形状である。
このような第3実施形態の面光源装置30によれば、第1実施形態と同様の効果が得られ、更に、光偏向素子を配置することで、光偏向素子に対し面光源装置の法線方向より入射する光を偏向および再帰反射させて、一次光源直上の光量を制御し、一次光源イメージ(目玉欠陥)を低減することができ、輝度均一性の高い面光源装置を得ることができる。
[第4実施形態]
本発明の第4実施形態の面光源装置40を、図10および図11を参照して説明する。図10は、面光源装置40の断面図であり、図11は、図10のX−X線に沿った断面図である。
面光源装置40は、一次光源42を除いて、第3実施形態の面光源装置30とほぼ同一の構成を備える。
面光源装置40においては、図10および図11に示すように、反射板4上に複数の一次光源42が並列して配置されており、各一次光源42ごとに区画して隔室2’を形成するように隔壁5が設けられている。隔壁5の上方には、光偏向素子44および拡散板6が配置されている。
面光源装置40の一次光源42は、冷陰極管(CCFL)からなり、反射板4の上方に配置されている。本実施形態では、管径4mmで管長420mmのCCFLを、ピッチ距離約30mmとし、CCFL管壁から反射板4までの距離を2mmとして並列に配置した。隔壁5の開口は、各CCFLに対応して形成されている。
本実施形態において、面光源装置の全開口面寸法は、縦横が約320×420mm(20インチ画面に相当)の長方形状であり、この全開口寸法内にCCFLの長手方向と直交する方向のピッチ距離P=30mmおよび高さH=10mmの隔壁5を形成し、側壁開口の形状が長方形となるように縦10分割の隔室を形成した。各隔室内には横方向に延びるCCFLが配置される。ここで、隔壁5は光拡散反射シート(ツジデン製RF188、厚み188μm、波長600nmの光の分光反射率95.5%)にて形成した。
本実施形態において、光偏向素子44として実施形態3の光偏向素子31と同様のものであって縦横が320mm×420mmの寸法のものを使用し、この光偏向素子44を隔壁5の直上に配置した。
光偏向素子44の上方に配置する拡散板6は、実施形態1と同様のものであって縦横が320mm×420mmの寸法のものを使用し、この拡散板6を光偏向素子44から5mm離して配置した。
さらに拡散板6の前方には、該拡散板6より出射された光を等方的に集光乃至拡散させる拡散フィルム7および該拡散フィルム7から出射された光を面光源装置の出光面の略法線方向に偏向させるプリズムシート8が設けられている。
本実施形態において面光源装置40のトータル厚み(反射板4から拡散板6までの距離)は、約18mmである。
このような第4実施形態の面光源装置40によれば、一次光源としてCCFL光源を使用した場合においても、第3実施形態と同様の効果が得られる。
[第5実施形態]
本発明の第5実施形態の面光源装置50を、図12、図13および図14を参照して説明する。
図12は、エッジライト方式の面光源装置50の断面図であり、図13は、図12のXIV−XIV線に沿った断面図であり、図14は、図12のXII−XII線に沿った断面図である。
図12、図13および図14に示すように、面光源装置50は、透明材料で形成された板体である導光板51を備えている。導光板51の一方の端面51dが入射端面として利用され、この入射端面51dに隣接して、エッジライト型面光源装置50の一次光源として機能する端面光源装置50’が配置されている。この端面光源装置50’は、後述のように本発明の直下型の面光源装置の実施形態でもある。
導光板51の出射面51a上には、導光板51から出射された光を出射面51aの法線方向へと偏向させるプリズムシート8が配置されている。該プリズムシート8の前面側(上面側)には、視野角の調整及びぎらつき防止の機能を有する拡散フィルム7が配置されている。
本実施形態では、導光板51は、ポリメチルメタクリレート樹脂(PMMA)等の透明樹脂で形成され、入射端面51dにおける厚さが3mmで、該入射端面と反対側の端面(反対端面)における厚さが1.5mmの楔形断面形状(但し、入射端面51dから5mmまでの部分の厚さは3mmのまま)で、縦横寸法が約310×240mm(15インチ画面に相当)の長方形状の板体である。
導光板51は、出射面51aが型転写等により微細な凹凸形状を有するマット面に加工され、背面51bがプリズム列形成面に加工されている。
導光板51の出射面51aのマット面は、平均傾斜角θaが1〜5度の範囲であることが、出射面での輝度の均斉度の向上を図る点から好ましい。マット面の平均傾斜角θaが1度より小さくなると導光板51から出射する光量が少なくなり十分な輝度が得られなくなる傾向にあり、平均傾斜角θaが5度より大きくなると端面近傍で多量の光が出射して、出射面内での導光方向における出射光の減衰が著しくなり、出射面での輝度の均斉度が低下する傾向にあるためである。
本実施形態の面光源装置50の導光板51の出射面51aは、入射端面51dの近傍での平均傾斜角θaが1度程度とされ、反対端面の近傍での平均傾斜角θaが3°程度に設定されており、平均傾斜角θaが入射端面51dから反対端面に向かって次第に大きくなるように調整されている。
導光板51の背面51bのプリズム列形成面は、導光板51からの出射光の入射端面51dに平行な面での指向性を制御するものであり、その頂角を90〜110度の範囲とすることが好ましい。これは、頂角をこの範囲とすることによって導光板51からの出射光を適度に集光させることができ、面状光源装置50の輝度の向上を図ることができるためである。
なお、本実施形態の面光源装置50では、導光板51の背面51bを多数のプリズム列を形成したプリズム列形成面としたが、プリズム列以外のレンチキュラーレンズ列、V字状溝等のレンズ列を、入射端面51dに直交して延びるようにして形成したものでもよい。また、プリズム列形成面は、プリズム列等の頂部あるいは谷部を平坦あるいは曲面に形成してもよい。
さらに、本実施形態では、導光板51の出射面51aをマット面とし、背面51bをプリズム列形成面としているが、これとは逆に、出射面51aをプリズム列形成面とし、背面51bをマット面とした構成でもよい。
また、導光板51の背面51bに、白色のドット印刷を施しても良いし、円柱などの凹凸ドットを形成しても良い。このドット印刷あるいは凹凸ドットは、導光板51の出射面51aから出射される光量が均一になるように、面内での密度を変化させるのが好ましい。
面光源装置50では、プリズムシート8は、導光板51側に頂点を持つ頂角60〜75°の二等辺三角形状の断面を有する細長いプリズム列が隙間なく多数並列に形成されたもので、導光板51から斜めに出射される光をプリズム列のプリズム面で内面全反射させ、プリズムシート8の法線方向(導光板51の出射面51aの法線方向)に偏向させるように構成されている。
なお、本実施形態の面光源装置50では、導光板51の出射面51a上に、導光板51側に頂点を持つプリズム列を備えたプリズムシート8を配置したが、それと反対側に頂点を持つプリズム列を備えたプリズムシートを使用しても良い。導光板出射面51aとは反対側に頂点を持つプリズム列を備えたプリズムシートを使用する場合には、プリズム列の頂角を85〜100°とし、プリズムシートと導光板出射面51aとの間に、導光板51から出射する光を拡散させ偏向させる拡散フィルムを配置することが好ましい。これにより、光を導光板51の出射面51aの法線方向に偏向させることができる。
さらに、面光源装置50は、導光板51の背面51b側に配置された拡散反射板4を備えている。この拡散反射板4は、導光板51の背面51bとほぼ平行に配置された長方形の薄いシート状の部材であり、導光板51の背面51bから出射する光を、拡散させ、反射させるように構成されている。
次に、上記端面光源装置50’につき、以下に説明する。
導光板51の入射端面51dに隣接して配置される端面光源装置50’においては、導光板入射端面51dに沿って、基板54が配置され、基板54上には、端面光源装置50’の一次光源として機能するLED光源52が、光源ピッチ距離12mmで合計26個取付けられている。本実施形態では、LED光源52は、RGB色が1パッケージ内に配置されてなるRGB−マルチLEDからなるLED光源である。本実施形態において、LED光源52として、たとえばOSRAM社製の商品名6−lead MULTILED(LRTB G6SG)を使用することができる。このLED光源52は、約20mAの電流で駆動される。ここで、駆動電流はあくまで目安であり、実際には駆動電流は、良好な白色を実現するためにセンサとコントローラにより適宜、制御される。
また、基板54は、寸法が約310mm×3.5mm×2(t)mmで、LED光源52で発生した熱を効率良く発散するために、放熱性に優れたアルミニウム材料で形成されている。
隔壁5は、各LED光源52に対応して26個の隔室2’が形成されるように配置されており、隔室開口の寸法すなわち隔室2’の寸法が12mm×3mmで、高さ=10mmで、ピッチ距離P=12mmで、反射板53に対して垂直に形成されている。本実施形態において、隔壁5は、光拡散反射シート(ツジデン製RF188、厚み188μm、波長600nmの光の分光反射率95.5%)で形成されている。
基板54上に形成される反射板53は、LED光源52の開口部以外の領域を覆うように配置されている。反射板53は、導光板51および隔壁面で反射された光をリサイクルして再び導光板51の方へと向ける。本実施形態では、反射板53として、隔壁5を形成する拡散反射シートと同様の物が使用されている。
また、隔壁5と導光板51の入射端面51dとの間には、集光機能を持った等方性拡散フィルム55が入射端面51dと平行に配置されている。この拡散フィルム55は、本発明の面光源装置の拡散板として機能する。更に、隔壁5と拡散フィルム55との間に、図7および図8の第3実施形態のものと同様な光偏向素子を配置しても良い。前記光偏向素子は、拡散フィルム55と平行に配置することが好ましい。
このような本実施形態の端面光源装置50’において、各LED52から放射状に出射された光は隔室2’内で隔壁面による反射を含む多重反射を受けるので、拡散フィルム55での輝度均一性が良好である。この端面光源装置から発せられる光が、導光板51の入射端面51dに入射し、導光板51内へと導入され、該導光板内を伝搬し、最終的には出射面51aから出射する。
ここで、LED光源52から出射された光が、隔壁内で均一な光に整えられてから、導光板51の入射端面51dに入射されるため、出射面51aの特に導光板入射端面51dの近傍の領域における輝線、暗線および目玉欠陥(LEDに対応する部分がとくに明るくなる現象)の発生が抑制され、かくして面光源品位が改善され、輝度均一性の良好な面光源装置を得ることができる。
本実施形態では端面光源装置50’において一次光源たるLED光源52が一列に配列されているが、本発明においては、導光板入射端面51dの幅に応じて、端面光源装置50’における一次光源配列すなわち隔室配列を2列以上とすることも可能である。
本発明は、以上の実施形態に限定されることなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含される。
例えば、配置されるLED光源およびLEDチップの個数や配置は、前述の各実施形態に記載されたものに限らず、面光源装置の大きさや、LEDモジュールなどを勘案して任意に設定できる。また、LEDモジュールの設置数や配置も同様に、任意に設定できる。
以上の実施形態では、複数色の組み合わせを用いたLED光源は、赤色、緑色および青色の光を発生するように構成されているが、これに限らず、波長が互いに異なる光を発生するものの組み合わせであれば、その波長は任意である。また、複数色の組み合わせを用いたLED光源は、3種類の波長の光を発生するものに限らず、少なくとも互いに異なる2種類の波長の光を発生するものの組み合わせであればよい。
以下、本発明の実施例を詳細に説明する。
(実施例1)
以下のようにして、第1実施形態に属する面光源装置を作製した。
本実施例では、LED光源として、白色の発光ダイオード(LED)からなり、出射面の法線方向に対して±80°の光出射光分布を有するランバーシャン出射タイプのもの(Philips Lumileds lighting Company社のLUXEON−LXHL−PW01)を用いた。
LED光源を配置する基板として、寸法が約40mm×40mm×2(t)mmのアルミニウム基板を用い、基板上の中央にLED光源1個を配置した。
LED光源を配置した基板は、LED光源のピッチ距離L=40mmで縦横に3個×3個(計9個配置)配列した。ここで、面光源装置の全開口面寸法は、縦120mm×横120mmであった。
また、LED光源を擁する基板の背面には、アルミニウム製の放熱フィンをシリコン伝熱シート(北川工業(株)製品、シリコン熱伝導シート 品番;430−6510)を介して取り付けた。
基板の上方には、寸法が120×120mmの反射板(ツジデン製RF188、厚み188μm、波長600nmの光の分光反射率95.5%)を配置した。ここで、反射板には、LED光源に対応する位置に直径約6.5mmの円形の開口部を設けた。
続いて、反射板の直上に、隔壁を配置した。隔壁として、光拡散反射シート(ツジデン製RF188、厚み188μm、波長600nmの光の分光反射率95.5%)を用いた。これを、開口面が40mm角の正方形で、高さH=20mmの正方形枠に形成し、この正方形枠を、縦3列および横3列で貼り合わせた。隔壁は、LED光源が隔室開口面の中心に位置するように配置した。よってLED光源は、縦3列および横3列の計9個の隔室内に配置された。
隔壁上部先端の上方には、厚さ2mmのアクリル製拡散板(三菱レイヨン製、商品名アクリライトNA88、透過率63%、ヘイズ90%)を、配置した。
なお、拡散板の寸法は、縦横が約125×125mmであり、拡散板の端より内方5mmに黒色のテープを貼り、額縁とした。よって面光源装置の全開口面寸法は、縦横が約115×115mmの正方形であった。
続いて、拡散板の上方には、拡散板と同一サイズの拡散フィルム(キモト製品、ライトアップDX100)およびプリズムシート(住友スリーエム製品、BEF−III)の順に重ねて1枚ずつ配置して、面光源装置を形成した。
本実施例において面光源装置のトータル厚み(反射板から拡散板上方までの距離)は約23mmであった。
(実施例2)
表1に記載の隔壁高さH、および隔壁から拡散板までの距離Dに変更した点を除いて実施例1と同様に面光源装置を形成した。
(実施例3〜実施例4)
LED光源の種類を表1に記載のサイドエミッター出射タイプ(Philips Lumileds lighting Company社のLUXEON−LXHL−DW01)に変更した点、さらに隔壁高さHおよび隔壁から拡散板までの距離Dを変更した点を除いて実施例1と同様に面光源装置を形成した。
(実施例5〜実施例8)
面光源装置の開口寸法は変えずに、LED光源のピッチ距離を60mmに変更し、縦横に2個×2個(計4個配列)配列した点、さらに表1に記載の隔壁高さH、および隔壁から拡散板までの距離Dに変更した点を除いて実施例3と同様に面光源装置を形成した。
(実施例9)
隔壁と拡散板との間に光偏向素子を配置した点、さらに表1に記載の隔壁高さH、および隔壁から拡散板までの距離Dに変更した点を除いて実施例1と同様に面光源装置を形成した。
ここで、光偏向素子は、第3実施形態記載の頂角90°、L=30μmの三角錐を配列したコーナーキューブレンズシートを、縦横が約125×125mmの寸法でレンズ面を上方に向けて配置した。
(実施例10〜実施例11)
隔壁と拡散板との間に光偏向素子を配置した点、さらに表1に記載の隔壁高さH、および隔壁から拡散板までの距離Dに変更した点を除いて実施例5と同様に面光源装置を形成した。
ここで、光偏向素子は、実施例9のコーナーキューブレンズシートを同様に配置した。
(実施例12)
隔壁上部に深さ10mm、半径25mm、弦の長さ40mmの円弧形状の切り欠き凹部を形成している点を除いて、実施例4と同様に面光源装置を形成した。
(実施例13)
隔壁と拡散板との間に光偏向素子を配置した点を除いて、実施例12と同様に面光源装置を形成した。
ここで、光偏向素子は、実施例9記載のコーナーキューブレンズシートを同様に配置した。
(比較例1〜2)
隔壁を形成しない点、および表2に記載の隔壁から拡散板までの距離Dに変更した点を除いて実施例1と同様に面光源装置を形成した。
(比較例3〜比較例4)
隔壁を形成しない点、および面光源装置の開口寸法は変えずに、LED光源のピッチ距離を60mmに変更し、縦横に2個×2個(計4個配列)配列した点、さらに表2に記載のLED光源種類、および隔壁から拡散板までの距離Dを変更した点を除いて比較例1と同様に面光源装置を形成した。
[評価]
上記実施例および比較例で得た面光源装置を、以下のようにして評価した。
LED光源には、300mAの電流を通電し、LED光源点灯後、20分間安定するまで放置した。20分経過後の輝度分布を、輝度計:ProMetric−1400(米国Radiant Imaging社製品)にて測定した。輝度計と面光源装置上面との距離は600mmに設定した。
得られた面内輝度分布データより、面光源装置の中央ライン輝度の平均輝度および標準偏差(面内における輝度バラツキすなわち明暗ムラ)を算出した。結果を表1及び表2に示す。
比較例1および比較例3の面光源装置は、標準偏差が大きく、輝度分布が不均一で輝度均整度に劣るものであった。
比較例2および比較例4の面光源装置は、輝度均整度に優れるが、面光源装置のトータル厚みが厚いものであった。
実施例1〜実施例4の面光源装置は、比較例1に比較して標準偏差が小さく、輝度均整度に優れたものであった。特に実施例1の面光源装置は、比較例2の面光源装置に比較して輝度は高く、面光源装置のトータル厚みが薄く、輝度均一性に優れたものであった。
実施例5〜実施例7の面光源装置に関しても、比較例3の面光源装置に比較して標準偏差が小さく、輝度均整度に優れたものであった。さらに比較例4の面光源装置に比較して、輝度は低下するものの、面光源装置のトータル厚みが薄く、輝度均一性に優れたものであった。
実施例8および実施例9の面光源装置は、実施例1および実施例2の面光源装置に比較して、輝度均整度がより向上した。
また、実施例10および実施例11の面光源装置も上記同様に実施例6および実施例7の面光源装置に比較して、輝度均整度がより向上した。
実施例12の面光源装置は、実施例4の面光源装置に比較して、輝度および輝度均整度に優れたものであった。
実施例13の面光源装置は、実施例4の面光源装置に比較して、輝度均整度がより向上した。
Figure 2008311026
Figure 2008311026
本発明の第1実施形態の面光源装置の断面図である。 図1のII−II線に沿った断面図である。 本発明の第2実施形態の面光源装置の断面図である。 図3のIV−IV線に沿った断面図である。 隔壁により区画される4つの隔室内にそれぞれ一次光源を配置したモデルを上方から見た図である。 図5のVI−VI線に沿った断面図である。 本発明の第3実施形態の面光源装置の断面図である。 図7のVIII−VIII線に沿った断面図である。 本発明の第3実施形態における光偏向素子の拡大平面図である。 本発明の第4実施形態の面光源装置の断面図である。 図10のX−X線に沿った断面図である。 本発明の第5実施形態の面光源装置の断面図である。 図12のXIV−XIV線に沿った断面図である。 図12のXII−XII線に沿った断面図である。
符号の説明
1,20,30,40,50 面光源装置
2,21,32,42,52 一次光源
2’ 隔室
3,54 基板
4,53 反射板
5 隔壁
5a 切り欠き
6,55 拡散板
7 拡散フィルム
8 プリズムシート
31,44 光偏向素子
50’ 端面光源装置
51 導光板
51a 出射面
51b 背面
51d 入射端面

Claims (11)

  1. 少なくとも1つの方向に関して配列された複数の一次光源と、
    前記複数の一次光源の発光部より下方に位置する反射板と、
    前記反射板上に位置し、前記複数の一次光源のそれぞれに対応する隔室を形成するように形成され、到来する光の少なくとも一部を反射させる部材からなる隔壁と、
    前記隔壁および隔室の上方に配置された拡散板と、
    を含むことを特徴とする面光源装置。
  2. 前記複数の一次光源の配列ピッチ距離L(mm)、隔壁の高さH(mm)および隔壁と拡散板との距離D(mm)が、以下の式(1)および式(2)
    H≧0.25L+10−D ・・・・ (1)
    0≦D≦0.25L ・・・・ (2)
    を満たすことを特徴とする、請求項1に記載の面光源装置。
  3. 前記隔壁と前記拡散板との間に光偏向素子を1枚以上配置してなることを特徴とする、請求項1乃至請求項2の何れか一項に記載の面光源装置。
  4. 前記隔壁は、前記隔室の少なくとも1組の互いに隣接するもの同士の間において、上部に切欠きが形成されていることを特徴とする、請求項1乃至請求項3の何れか一項に記載の面光源装置。
  5. 前記隔室の上方に形成される隔室開口の形状は、正方形、長方形または六角形であることを特徴とする、請求項1乃至請求項4の何れか一項に記載の面光源装置。
  6. 前記複数の一次光源は少なくとも2つの方向に関して配列されており、前記隔壁は格子状に形成されていることを特徴とする、請求項1乃至請求項5の何れか一項に記載の面光源装置。
  7. 前記複数の一次光源のそれぞれは、少なくとも1つの発光ダイオードからなることを特徴とする、請求項1乃至請求項6の何れか一項に記載の面光源装置。
  8. 前記複数の一次光源のそれぞれは、少なくとも1つの冷陰極管からなることを特徴とする、請求項1乃至請求項6の何れか一項に記載の面光源装置。
  9. 前記拡散板の上方に拡散フィルムが配置されており、該拡散フィルムの上方に光偏向素子が配置されていることを特徴とする、請求項1乃至請求項8の何れか一項に記載の面光源装置。
  10. 入射端面と出射面とを有し、前記入射端面を介して導入された光を導光し前記出射面から出射させる導光板と、
    該導光板の入射端面に隣接して配置された、請求項1乃至請求項7の何れか一項に記載の面光源装置からなる端面光源装置と、
    を含み、
    前記端面光源装置から発せられる光を前記導光体の入射端面に入射させるようにしてなることを特徴とする面光源装置。
  11. 前記導光板の出射面の上方に拡散フィルムが配置されており、該拡散フィルムの上方に光偏向素子が配置されていることを特徴とする、請求項10に記載の面光源装置。
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