JP2008310401A - 健診食事指導支援システム - Google Patents

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博昭 石塚
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浩彰 池田
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かおり 川上
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翔一 清水
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Abstract

【課題】生活習慣病対策として、適正かつ有効な食事指導を支援し有病者への健康改善に寄与するサービスシステムを提供する。
【解決手段】サーバが対象者の健康診断結果情報を記憶した健診結果情報テーブルと、少なくとも日付、献立品目、カロリー及び栄養素項目を含む献立・栄養素情報を記憶した献立・栄養素情報テーブルと、日付及び摂取した献立を食事摂取情報として記憶した食事摂取情報テーブルと、一定期間の食事摂取情報及び献立・栄養素情報に基づいて一定期間の食生活状況情報を示す表及びグラフを作成する手段と、食生活状況情報並びに健診結果情報に基づいて「健康者」、「予備軍」及び「有病者」の少なくとも3つの分類を対象者に割り当てる手段と、分類に基づいて有効なアドバイス文言を選択する手段と、食生活状況情報の表及びグラフとアドバイス文言とを記録した帳票を出力する手段とを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、健康診断結果と食事摂取記録をもとに適切な食事指導を行うための支援サービスシステムに関するものである。
2006年に可決した医療制度改革では生活習慣病の予防に重点を置き、『生活習慣病の予防を国民運動として展開し、運動習慣や「食育」の推進などバランスのとれた食生活の定着を図る』、『生活習慣病予防のための取り組み体制 生活習慣病予防について保険者の役割を明確化し、被保険者、被扶養者に対する効果的、効率的な健診や保健指導を義務づける』などの項目を掲げている。
生活習慣病の予防を図ることによって、2015年度には、生活習慣病有病者や予備軍を25%減らすことを目標としている。また、生活習慣病有病者や予備軍が低減されることにより、医療費の適正化も図れる。
このような国の動向を受けて、保険者として被保険者に対する健康管理について、対応が迫られることとなる。
以前から、生活習慣改善に関するシステムは考案されており、関連する公知技術が下記特許文献1に開示されている。これは、健診結果と食生活や運動生活に関する情報を入力作業により取得し、健康管理目標値を設定し、栄養素ごとに摂取目標値を定めることにより、食生活や運動生活に関する情報から生活習慣改善メニューを作成し、それに対する効果を図るものである。
特開平7−175404号公報
特許文献1に記載の健康指導システムは、食事の内容と健診結果の両情報をもとに生活習慣改善メニューを作成するが、両情報を入力する必要があり手間がかかる。
また、改善目標を栄養素単位に設定するため、生活習慣改善者が目標を達成するために、毎日の全食事内容を厳しく管理、記録しなければならず、精神的負荷も高くなる。このため、食事管理を厳しく管理しなくてもよい生活習慣病予備軍、有病者は、継続が困難になるのではないかという懸念がある。
現在、市販されている生活習慣改善に関するシステムのうち、特に食事指導ソフトは充実してきており、導入している医療機関や企業も出てきている。
また、社員食堂では、食器から食事メニューを読み取り、自動清算するシステムを導入し、料金と合わせて、カロリー表示をするなど、本人の健康管理の意識を高めている企業も出てきている。
食事指導ソフトは、概ね、食事内容を個人で記録する、またはデジタルカメラで撮影した映像から食事内容情報を各個人で収集させる手法で、食事内容を分析し、身長、体重、生活習慣等は問診で入力させる形式をとっている。
よって、食事指導を受けるまでの前準備として食事摂取情報収集作業は個人主体となっているため、継続することが困難なことが予想される。
また、企業での定期健康診断が義務化されており、全社員の健診結果を保持し、その健診結果情報を元に面談や指導を行っている企業もあるが、健診結果からは、その人の生活習慣、食事情報等はわからないため、やはり問診による情報収集に頼らざるを得ない面がある。
これらに鑑み、本発明の目的は、ある一定期間の各人の食生活の記録とカロリーや栄養バランス状態と健康状態から、継続および実行がしやすい、適正かつ有効な食事指導を支援し、特に有病者への健康改善に寄与することが可能なサービス機能をもつ健診食事指導支援システムを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明では、食堂において食器から食事メニューを読み取るような自動精算システムを有する等、各個人が摂取した食事内容を示す食事摂取情報の取得が可能な企業や学校等において、企業や学校等で実施している定期健康診断や人間ドック等(以下、「健康診断」と総称する)の健診結果情報を基に健康状態を判定し、1食分の食事摂取内容を自動的に取得して一定期間蓄積し、その統計から食事の偏りやカロリー摂取等の状況を判定し、より具体的な食事指導を行うことを特徴とする。
(1)請求項1に係る健診食事指導支援システムは、対象者の健康診断結果と食事摂取記録とに基づいて前記対象者の食事指導支援情報を提供するサーバを備えたシステムにおいて、前記サーバが、対象者の個人識別情報と健康診断結果情報とを対応付けて記憶した健診結果情報テーブルと、少なくとも日付、献立品目、カロリー及び栄養素項目を含む献立・栄養素情報を記憶した献立・栄養素情報テーブルと、対象者の個人識別情報と日付及び摂取した献立品目とを対応付けて食事摂取情報として記憶した食事摂取情報テーブルと、前記対象者毎の一定期間の前記食事摂取情報及び前記献立・栄養素情報に基づいて一定期間の食生活状況情報を示す表及びグラフを作成する手段と、前記対象者毎の前記食生活状況情報並びに前記健診結果情報に基づいて、生活習慣病に関する観点から「健康者」、「予備軍」及び「有病者」の少なくとも3つの分類を含む複数の分類のいずれかを前記対象者に割り当てる手段と、割り当てられた前記分類に基づいて有効な食事指導となるアドバイス文言を選択する手段と、前記対象者毎に作成された前記食生活状況情報の表及びグラフと前記アドバイス文言とを記録した帳票を出力する手段とを有する。
ことを特徴とする。。
食事指導となるアドバイス文言としては、例えば、各々の健康状態に合わせ、摂取するのに有効な食品(栄養素)を紹介することに加え、容易に実践しやすいように、食堂で食することができる有効な献立品目(メニュー)を具体的に紹介するような文言を出力する。
(2)請求項2に係る健診食事指導支援システムは、請求項1のシステムにおいて、前記サーバと接続された対象者用端末をさらに有し、前記対象者用端末が、前記食生活状況情報及び前記アドバイス文言を過去分も含めて画面に表示する表示手段と、前記対象者の日常生活に関する補足的生活状況情報を入力する入力手段とを備えたことを特徴とする。
(3)請求項3に係る健診食事指導支援システムは、請求項1又は2のシステムにおいて、前記サーバと接続された指導者用端末をさらに有し、前記指導者用端末が、面談による食事指導時に前記健診結果情報及び前記食生活状況情報を画面に表示する表示手段と、面談による食事指導内容情報を入力する入力手段とを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、保険者および被保険者に対してメリットを提供するサービスが実現できる。それぞれへのメリットを以下に挙げる。
生活習慣病改善または健康の維持は、継続することがポイントとなる。本発明によるシステムでは、食事指導における強制的なイメージをなくし、被保険者本人の手をわずらわすことなく食事摂取情報と健診結果情報が収集される。従って、生活習慣病改善に向けて、具体的な献立(メニュー)を挙げて、実践しやすい適切な食事指導となる積極的支援を受けることができる。また、健康な人であっても、自分の食生活を振り返ることにより、健康維持に対して動機付け支援ができる。
保険者においては、被保険者の有病率が低減されることにより、医療費の減少に繋がるというメリットがある。また、健診結果を基に食事指導をするだけでなく、中長期に亘って食生活改善の確認を行いながら指導ができる。
以下、本発明を実施する場合の一形態を、図面を参照して具体的に説明する。
図1は、本発明による健診食事支援システムの構成例を示す図である。健康管理センター104等に設けられた適宜のコンピュータに所定のソフトウェアを導入することにより当該コンピュータをサーバとして機能させ、健診食事指導支援システム107を構築する。本システムで用いられる各情報記憶手段は、適宜のメモリまたは補助記憶装置等の記憶装置内に例えば所定のテーブル形式で複数のデータ項目を関連付けて格納する。本システムで用いられる各処理手段は、当該コンピュータのCPUにより実行される。
健診食事指導支援システム107は、食事摂取情報113の記憶手段と、献立・栄養素情報114の記憶手段と、アドバイス文言115の記憶手段と、社員情報116の記憶手段と、健診結果情報117の記憶手段からなる複数の記憶手段を備える。各記憶手段に記憶された情報113〜117の詳細は後述する。システム107は、これらの記憶手段に格納された情報113〜117を参照して、健診食事支援情報を作成する手段119と、その健診食事支援情報を配布する手段120とを備える。
さらに、健診食事指導支援システム107は、健診結果情報記憶手段117を照会する手段121と、食事摂取情報記憶手段113及び献立・栄養素情報記憶手段114に基づく食生活状況情報を照会する手段122と、食事指導実施内容を指導記録情報記憶手段118へ登録する手段123と、指導記録情報記憶手段118を照会する手段124と、アドバイス内容をアドバイス文言記憶手段115へ登録する手段125と、修正する手段126と、各情報記憶手段から指導対象者を抽出する手段127と、抽出条件を修正する手段128の各処理手段を備える。これらの各処理手段自体はサーバが備えるが、サーバに接続された指導者用端末により各処理の実行要求が入力され、結果が画面として表示される。
社員又は学生(以下「社員等」と称する)108が、本システム107によるサービスの対象者である。会社や学校等内の食堂101にて食事をした際、食事摂取情報を取得する装置109がある。例えば、装置109は、社員等の個人識別情報を適宜の手段で読み取りかつ社員等の食器からその社員等が選択した献立品目(すなわち摂取した食事内容の情報)を読み取り、自動精算する自動精算システムの一部である。自動精算システムは、例えば、フードサービス会社103のサーバへ接続されており、社員等の食事摂取情報はフードサービス会社103に収集される。フードサービス会社103は、社員等108の食事摂取情報を健康管理センタ等104へ提供する(符号110)。この情報提供は、ネットワークを介して行うことが好適である。健康管理センタ等104の備える本システム107のサーバは、取得した食事摂取情報を、社員等108の個人識別情報と対応付けて食事摂取情報記憶手段113に登録する。
また、フードサービス会社103は、一定の食事摂取情報取得期間(例えば、1か月間)の献立品目並びにそれに含まれるカロリー及び栄養素項目の情報を保有している。そして、これらの情報を健康管理センタ等104へ提供する(符号111)。この情報提供は、ネットワークを介して行うことが好適である。健康管理センタ等104の備える本システム107のサーバは、一定期間の献立品目、カロリー及び栄養素項目を含む献立・栄養素情報を、献立・栄養素情報記憶手段114に登録する。保健師(医師)等の指導者129は、指導者用端末を用いて作成したアドバイス情報を、アドバイス文言記憶手段115へ登録する。また、社員等の個人識別情報を含む社員情報を予め社員情報記憶手段116へ登録しておく。
一方、医療機関や健診機関102は、定期健康診断結果、人間ドック受診結果等の健診結果情報を健康管理センタ等104へ提供する(符号112)。この情報提供は、ネットワークを介して行うことが好適である。健康管理センタ等104の備える本システム107のサーバは、取得した健診結果情報を、社員等108の個人識別情報と対応付けて健診結果情報記憶手段117に登録する。
本システム107のサーバは、以上のように取得し登録した各情報に基づいて、健診食事指導支援サービスを実行する。先ず、各社員等の一定期間の食事摂取情報及び献立・栄養素情報に基づいてそれらを統合し、分析しあるいは統計的に処理することにより各社員等の一定期間の食生活状況情報を導出する。そして、導出された食生活状況情報と登録された健診結果情報とを併せ判断することにより、生活習慣病に関する観点から社員等の健康状況を複数の分類(少なくとも「健康者」、「予備軍」、「有病者」の3分類を含む)のいずれかに振り分け、各社員等にその分類を割り当てる。割り当てられた分類に応じて、予め登録したアドバイス文言の中から適切なものを選択する。選択されたアドバイス文言を、一定期間の食生活状況情報に付与して健診食事支援情報を作成する(符号119)。
次に、作成された健診食事支援情報を社員等108へ配布する。配布された食事情報を受け取った社員等108は、それを確認することによって、本人の健康管理への意識が高まる。また、「有病者」と判定された社員等は、それらの情報を元に医師が面談による食事指導を行い、改善を図る。これによって、「有病者」や「予備軍」が低減され、それに伴って医療費の減少が図られる。
社員等108は、イントラシステム130及び/又は自宅端末、携帯端末131等から、本システム107のサーバにアクセスし、体重、血圧、飲酒、歩数データの情報を少なくとも含む生活情報及び面談による食事指導内容情報を入力する。これらの情報を取得したサーバは、社員情報記憶手段116に登録する。
また、社員等108は、イントラシステム130及び/又は自宅端末、携帯端末131等から、食事摂取情報記憶手段113、献立・栄養素情報記憶手段114、アドバイス文言記憶手段115、社員情報記憶手段116、健診結果情報記憶手段117、食事指導記録情報記憶手段118、を照会し、これらに登録された情報を画面表示させることができる。これにより、社員等108は、定期的、受動的に健診食事支援情報を受け取るだけでなく、自発的に内容を登録・照会することができる。この結果、本人の健康管理への意識をより高めることができる。
次に各データ情報の構成を説明していく。
図2は、図1の健診結果情報117を登録した健診結果情報テーブル201の構成を示す。社員等は、定期健康診断や人間ドックを受診し、その結果が健診結果情報として健診結果情報テーブル201に登録される。健診結果情報テーブル201の様式フォーマットは概ね標準化されている。その構成は、医療機関健診機関コード情報202、健診・検査区分情報213、被保険者情報214、受診年月日情報210、検査項目情報215の各データ項目からなる。定期健康診断は、1年に1度の受診が義務づけられているため、少なくとも1年に1件の健診結果情報が存在する。この健診結果情報の中から必要な項目のデータが、健診結果情報テーブル201の1レコードの各データ項目に入力される。
図3は、図1の献立・栄養素情報114を登録した献立・栄養素情報テーブル301の構成を示す。例えば、食事摂取情報取得期間が1か月の場合、1か月毎のメニューおよびカロリー等を予め登録しておき、その構成は、日付情報302、品目コード情報303、品目名情報304、カロリー情報305、栄養素情報312は、タンパク質情報306、脂質情報307、炭水化物情報308、ナトリウム情報309、カリウム情報309、カルシウム情報310などのデータ項目から構成される。栄養素情報312は、健康管理センタの医師等により、会社・学校毎に表示する栄養素を設定する。献立・栄養素情報114は、1メニューに付き1レコード作成される。
図4は、図1の食事摂取情報113を登録した食事摂取情報テーブル401の構成を示す。食堂での食事において社員等が選んだ食器を、自動精算システムに含まれる自動清算機等から読み取ることにより、献立品目及び金額情報がデータ化される。それらのデータ項目うち、献立品目に関する情報が食事摂取情報113の基礎となる。その構成は、社員(学生)番号情報402、日付情報403、品目コード1情報404、品目コード2情報405、品目コード3情報406、品目コード4情報407、などのデータ項目から構成される。食事摂取情報テーブル401は、一社員(学生)につき1日1レコード作成される。
図5は、図1のアドバイス文言115を登録したアドバイス文号テーブル501の構成を示す。アドバイス文言テーブル501は、複数のアドバイス文言510の各データ項目502〜506等から構成される。保健師(医師)等の指導者は、指導者端末を用いてこれらのアドバイス文言502〜506を予め作成すると共に、随時修正、追加、削除等を行うことができる。
図6は、図1の社員情報116を登録した社員情報テーブル601の構成を示す。社員情報テーブル601は、社員(学生)番号情報602、氏名603、生年月日604、性別605、などのデータ項目から構成される。社員(学生)番号情報は、本システムの対象者の個人識別情報であり、他のテーブルの情報とのリンク付けに用いられる。
図7は、図1の食事指導記録情報118を登録した食事指導記録情報テーブル701の構成を示す。食事指導記録情報テーブル701は、社員(学生)番号702、指導日付703、指導対象月704、複数の食事指導内容1〜5の各データ項目702〜709等から構成される。各データ項目702〜709には、面談を実施した際に指導した内容がそれぞれ入力される。この入力は、保健師(医師)等の指導者が指導者端末を用いて行う。
図8は、図1の健診食事支援情報を印刷出力した帳票の一例を示す。健診食事支援情報出力帳票例801は、社員等の摂取した食生活状況情報802を表示する。食生活状況情報802は、上記の食事摂取情報テーブル401と献立・栄養素情報テーブル301に基づいて作成される。社員等の食事摂取情報を一定期間(1か月等)単位で表にまとめ、各献立品目のカロリー(エネルギー)を取得し、その日に摂取したエネルギー合計値を算出し、表に記録する。また、献立・栄養素情報に基づいて、上記一定期間に摂取した各栄養素の平均値を算出し、摂取栄養素グラフ803を作成する。このグラフは、その社員等が摂取すべき適正値との差異を視覚的に確認できるように表示することが好適である。また、アドバイス文言804は、社員等の食生活状況情報に基づいて適切なアドバイスとなる文言を表示する(詳細は、図17で述べる)。
次に処理の流れを説明する。健診食事指導支援システムは、大別して3つの流れがある。第一の流れは、帳票を社員等へ配布する流れである。第二の流れは、指導者が社員等へ面談を行う流れである。第三の流れは、社員等が情報の登録及び照会を行う流れである。以下に、それぞれの流れについて説明する。
図9は、帳票を社員等へ配布する処理の流れを示すフロー図である。食堂で社員等が好きな献立品目を選択し精算する際に、食事摂取情報を取得する(ステップ901)。フードサービス会社は、取得した食事摂取情報を健康管理センタ等へ提供する。また、フードサービス会社は、献立・栄養素情報も健康管理センタ等へ提供する。健康管理センタ等では、サーバが、取得した食事摂取情報を食事摂取情報テーブルに登録(ステップ902)し、献立・栄養素情報を献立・栄養素情報テーブルに登録する(ステップ903)。
一方、医療機関は、定期健康診断や人間ドック受診の結果情報である健診結果情報を健康管理センタへ提供する。健康管理センタ等では、サーバが、取得した健診結果情報をを健診結果情報テーブルに登録する(ステップ904)。
健康管理センタ等の保健師(医師)等の指導者は、予めアドバイス文言をアドバイス文言テーブルに登録しておく(ステップ905)。また、社員情報(学生情報)もあらかじめ登録しておく(ステップ906)。
食事摂取情報と献立/栄養素情報に基づいて食生活状況情報を導出する。さらに、食生活状況情報と健診結果情報に基づいて社員等の健康状態を生活習慣病(メタボリック)の観点で複数の分類のいずれかと判定し、その分類を割り当てる。複数の分類は、少なくとも「健康者」、「予備軍」、「有病者」の3つの分類を含む。さらに、割り当てられた分類に対応した食事指導に関するアドバイスを、アドバイス文言から選択する。選択されたアドバイス文言と食生活状況情報(表及びグラフ化することが好適)を記載した健診食事支援情報帳票を出力(ステップ907)する。各社員等に帳票を配布する(ステップ908)。
図10は、食事指導の処理の流れを示すフロー図である。有病者については、直接医師と面談による、食事指導を行う(ステップ1001)。面談による食事指導が2回目以降であれば、前回の面談での食事指導内容を参照することもできる(ステップ1002)。
また、面談時に参考情報となる健診結果情報の照会(ステップ1003)や帳票形式で出力した健診食事支援情報と同様の食生活状況情報の照会(ステップ1004)をすることもできる。面談で実施した内容として、社員番号又は学生番号、指導日及び指導内容等を画面から入力し、図7の食事指導記録情報テーブル701に登録する。社員(学生)番号702、指導日付703、指導対象月704、食事指導内容710の各項目に設定し、食事指導記録情報テーブル701の記憶手段に登録する(ステップ1005)。
図11は、社員等が情報の登録及び照会を行う処理の流れを示すフロー図である。ステップ908で配布された内容について、社員等はイントラシステム、自宅、携帯端末等から食生活状況情報(ステップ1101)、健診結果情報(ステップ1102)、アドバイス文言(ステップ1103)を照会する。また、社員等は、体重、血圧、飲酒、歩数データ等の日常生活に関する様々な情報、すなわち補足的生活状況情報をイントラシステム、自宅、携帯端末等から登録する(ステップ1104)。
図12は、図9の献立・栄養素情報入力(ステップ903)の手段による処理の流れ示すフロー図である。毎月の献立品目の情報およびその献立のカロリーや栄養素の情報をデータ化し(ステップ1201)、献立・栄養素情報テーブル301の記憶手段に登録する(ステップ1202)。
図13は、図9の食事摂取情報読み取り処理(ステップ901)の手段による処理の流れを示すフロー図である。社員等が献立品目を選択(ステップ1301)し、それを清算する手段として食器情報を読み取り(ステップ1302)、献立品目情報と代金情報を取得する。そして取得した献立品目情報と代金情報をデータ化して、食事摂取情報テーブル401の記憶手段に登録する(ステップ1303)。
図14は、図9の健診結果情報登録処理(ステップ904)の手段による処理の流れを示すフロー図である。社員等が受信した定期健康診断や人間ドックの健診結果情報をデータ化し(ステップ1401)、健診結果情報テーブル201の記憶手段に登録する(ステップ1402)。
図15は、図9のアドバイス文言登録処理(ステップ905)の手段による処理の流れを示すフロー図である。保健師又は医師等の指導者は、社員等への適切なアドバイス文言を予めアドバイス文言テーブルに登録する(ステップ1501)。また、アドバイス文言に変更を行いたい場合には、随時アドバイス文言テーブルを修正できる(ステップ1502)。
図16は、図9の社員情報登録処理(ステップ906)の手段による処理の流れを示すフロー図である。健康管理センタ等は、社員情報をデータ化し(ステップ1601)、社員情報テーブルの記憶手段に登録する(ステップ1602)。
図17は、図9の健診食事支援情報帳票編集処理(ステップ907)の手段による処理の流れを示すフロー図である。まず、社員情報(ステップ1701)、食事摂取情報を取得し(ステップ1701)、1か月の食事摂取情報の内容とカロリー・栄養素情報を、食生活状況情報として帳票に編集する(ステップ1702)。
次に、健診結果情報を取得し(ステップ1703)、生活習慣病の観点で各社員等の健康状態を判定し、いずれかの分類を割り当てる。健康であると判定された場合(ステップ1704)、「健康者」の分類を割り当て、食事指導アドバイス文言を編集する(ステップ1706)。「健康者」でないと判定された場合、「予備軍」か判定する(ステップ1705)。「予備軍」と判定された場合、「予備軍」の分類を割り当て、食事指導アドバイス文言を編集する(ステップ1707)。「予備軍」ではないと判定された場合、「有病者」の分類を割り当て、食事指導アドバイス文言を編集する(ステップ1708)。食事指導アドバイス文言までの編集が完了したら、食生活状況情報と共に帳票形式で編集した内容を出力する(ステップ1709)。
作成した帳票形式のものを各社員等に配布する(ステップ1710)。
本発明による健診食事支援システムの構成例を示す図である。 図1の健診結果情報を登録した健診結果情報テーブルの構成図である。 図1の献立・栄養素情報を登録した献立・栄養素情報テーブルの構成図である。 図1の食事摂取情報を登録した食事摂取情報テーブルの構成図である。 図1のアドバイス文言を登録したアドバイス文号テーブルの構成図である。 図1の社員情報を登録した社員情報テーブルの構成図である。 図1の食事指導記録情報を登録した食事指導記録情報テーブルの構成図である。 図1の健診食事支援情報を印刷出力した帳票の一例を示す図である。 帳票を社員等へ配布する処理の流れを示すフロー図である。 食事指導の処理の流れを示すフロー図である。 社員等が情報の登録及び照会を行う処理の流れを示すフロー図である。 図9の献立・栄養素情報入力の手段による処理の流れ示すフロー図である。 図9の食事摂取情報読取処理の手段による処理の流れを示すフロー図である。 図9の健診結果情報登録処理の手段による処理の流れを示すフロー図である。 図9のアドバイス文言登録処理の手段による処理の流れを示すフロー図である。 図9の社員情報登録処理の手段による処理の流れを示すフロー図である。 図9の健診食事支援情報帳票編集処理の手段による処理の流れを示すフロー図である。
符号の説明
101…会社・学校等(食堂)、102…医療機関・健診機関、103…フードサービス会社、104…会社・学校等(健康管理センタ等)、105…会社・学校等、106…自宅等、107…健診食事指導支援システム、108…社員・学生、109…食事摂取情報の取得、110…食事摂取情報の提供、111…献立・栄養素情報の提供、112…健診結果情報の提供、113…食事摂取情報、114…献立・栄養素情報、115…アドバイス文言、116…社員情報、117…健診結果情報、118…食事指導記録情報、119…健診食事支援情報作成、120…配布、121…健診結果情報照会、122…食生活状況情報照会、123…指導・面談内容登録、124…指導記録照会、125…アドバイス文言の登録、126…アドバイス文言の修正、127…指導対象者の抽出、128…抽出条件修正、129…保健師(医師)等、130…イントラシステム等、131…自宅・携帯端末等

Claims (3)

  1. 対象者の健康診断結果と食事摂取記録とに基づいて前記対象者の食事指導支援情報を提供するサーバを備えたシステムにおいて、前記サーバが、
    対象者の個人識別情報と健康診断結果情報とを対応付けて記憶した健診結果情報テーブルと、
    少なくとも日付、献立品目、カロリー及び栄養素項目を含む献立・栄養素情報を記憶した献立・栄養素情報テーブルと、
    対象者の個人識別情報と日付及び摂取した献立品目とを対応付けて食事摂取情報として記憶した食事摂取情報テーブルと、
    前記対象者毎の一定期間の前記食事摂取情報及び前記献立・栄養素情報に基づいて一定期間の食生活状況情報を示す表及びグラフを作成する手段と、
    前記対象者毎の前記食生活状況情報並びに前記健診結果情報に基づいて、生活習慣病に関する観点から「健康者」、「予備軍」及び「有病者」の少なくとも3つの分類を含む複数の分類のいずれかを前記対象者に割り当てる手段と、
    割り当てられた前記分類に基づいて有効な食事指導となるアドバイス文言を選択する手段と、
    前記対象者毎に作成された前記食生活状況情報の表及びグラフと前記アドバイス文言とを記録した帳票を出力する手段とを有することを特徴とする健診食事指導支援システム。
  2. 前記サーバと接続された対象者用端末をさらに有し、前記対象者用端末が、
    前記食生活状況情報及び前記アドバイス文言を過去分も含めて画面に表示する表示手段と、前記対象者の日常生活に関する補足的生活状況情報を入力する入力手段とを備えたことを特徴とする請求項1に記載の健診食事指導支援システム。
  3. 前記サーバと接続された指導者用端末をさらに有し、前記指導者用端末が、
    面談による食事指導時に前記健診結果情報及び前記食生活状況情報を画面に表示する表示手段と、面談による食事指導内容情報を入力する入力手段とを備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載の健診食事指導支援システム。
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