JP2008306741A - 送信電力制御方法、移動局及び無線回線制御局 - Google Patents

送信電力制御方法、移動局及び無線回線制御局 Download PDF

Info

Publication number
JP2008306741A
JP2008306741A JP2008178515A JP2008178515A JP2008306741A JP 2008306741 A JP2008306741 A JP 2008306741A JP 2008178515 A JP2008178515 A JP 2008178515A JP 2008178515 A JP2008178515 A JP 2008178515A JP 2008306741 A JP2008306741 A JP 2008306741A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transmission
block size
data block
dedicated physical
transmission format
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008178515A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4649496B2 (ja
JP2008306741A5 (ja
Inventor
Anil Umesh
アニール ウメシュ
Takehiro Nakamura
武宏 中村
Masashi Usuda
昌史 臼田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NTT Docomo Inc
Original Assignee
NTT Docomo Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NTT Docomo Inc filed Critical NTT Docomo Inc
Priority to JP2008178515A priority Critical patent/JP4649496B2/ja
Publication of JP2008306741A publication Critical patent/JP2008306741A/ja
Publication of JP2008306741A5 publication Critical patent/JP2008306741A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4649496B2 publication Critical patent/JP4649496B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W52/00Power management, e.g. TPC [Transmission Power Control], power saving or power classes
    • H04W52/04TPC
    • H04W52/06TPC algorithms
    • H04W52/16Deriving transmission power values from another channel
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B7/00Radio transmission systems, i.e. using radiation field
    • H04B7/24Radio transmission systems, i.e. using radiation field for communication between two or more posts
    • H04B7/26Radio transmission systems, i.e. using radiation field for communication between two or more posts at least one of which is mobile
    • H04B7/2603Arrangements for wireless physical layer control
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W52/00Power management, e.g. TPC [Transmission Power Control], power saving or power classes
    • H04W52/04TPC
    • H04W52/18TPC being performed according to specific parameters
    • H04W52/28TPC being performed according to specific parameters using user profile, e.g. mobile speed, priority or network state, e.g. standby, idle or non transmission
    • H04W52/286TPC being performed according to specific parameters using user profile, e.g. mobile speed, priority or network state, e.g. standby, idle or non transmission during data packet transmission, e.g. high speed packet access [HSPA]
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
    • H04L1/0001Systems modifying transmission characteristics according to link quality, e.g. power backoff
    • H04L1/0002Systems modifying transmission characteristics according to link quality, e.g. power backoff by adapting the transmission rate
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
    • H04L1/0001Systems modifying transmission characteristics according to link quality, e.g. power backoff
    • H04L1/0023Systems modifying transmission characteristics according to link quality, e.g. power backoff characterised by the signalling
    • H04L1/0026Transmission of channel quality indication
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
    • H04L1/004Arrangements for detecting or preventing errors in the information received by using forward error control
    • H04L1/0056Systems characterized by the type of code used
    • H04L1/0057Block codes
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
    • H04L1/12Arrangements for detecting or preventing errors in the information received by using return channel
    • H04L1/16Arrangements for detecting or preventing errors in the information received by using return channel in which the return channel carries supervisory signals, e.g. repetition request signals
    • H04L1/18Automatic repetition systems, e.g. Van Duuren systems
    • H04L1/1812Hybrid protocols; Hybrid automatic repeat request [HARQ]
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W52/00Power management, e.g. TPC [Transmission Power Control], power saving or power classes
    • H04W52/04TPC
    • H04W52/06TPC algorithms
    • H04W52/14Separate analysis of uplink or downlink
    • H04W52/146Uplink power control

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Quality & Reliability (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Transmitters (AREA)

Abstract

【課題】 「コンピューテッド・ゲインファクタ」法によって生成されたゲインファクタ対応表を用いる場合であっても、ハードウエアの複雑性の低減や試験稼働の低減やシステム運用の低減を達成する。
【解決手段】 本発明は、移動局UEが、参照用送信フォーマット及び通常送信フォーマットを記憶する工程と、参照用送信フォーマットの送信データブロックサイズ及びゲインファクタと通常送信フォーマットの送信データブロックサイズとに基づいて通常送信フォーマットのゲインファクタを算出する工程と、参照用送信フォーマット又は通常送信フォーマットのゲインファクタに基づいてエンハンスト個別物理データチャネルの送信電力を制御する工程とを有する。前記参照用送信フォーマットのデータブロックサイズは、最小の送信データブロックサイズよりも大きい。
【選択図】 図4

Description

本発明は、上りユーザデータを送信するエンハンスト個別物理データチャネルの送信電力を制御する送信電力制御方法、移動局及び無線回線制御局に関する。
従来の移動通信システムでは、無線回線制御局RNCが、移動局UEから無線基地局NodeBに対する上りリンクにおいて、無線基地局NodeBの無線リソースや、上りリンクにおける干渉量や、移動局UEの送信電力や、移動局UEの送信処理性能や、上位のアプリケーションが必要とする伝送速度等を鑑みて、個別チャネルの伝送速度を決定し、レイヤ3(Radio Resource Control Layer)のメッセージによって、移動局UE及び無線基地局NodeBのそれぞれに対して、決定した個別チャネルの伝送速度を通知するように構成されている。
ここで、無線回線制御局RNCは、無線基地局NodeBの上位に存在し、無線基地局NodeBや移動局UEを制御する装置である。
一般的に、データ通信は、音声通話やTV通話と比べて、トラヒックがバースト的に発生することが多く、本来は、データ通信に用いられるチャネルの伝送速度を高速に変更することが望ましい。
しかしながら、無線回線制御局RNCは、図12に示すように、通常、多くの無線基地局NodeBを統括して制御しているため、従来の移動通信システムでは、処理負荷や処理遅延等の理由により、高速な(例えば、1〜100ms程度の)チャネルの伝送速度の変更制御を行うことは困難であるという問題点があった。
また、従来の移動通信システムでは、高速なチャネルの伝送速度の変更制御を行うことができたとしても、装置の実装コストやネットワークの運用コストが大幅に高くなるという問題点があった。
そのため、従来の移動通信システムでは、数100ms〜数sオーダーでのチャネルの伝送速度の変更制御を行うのが通例である。
したがって、従来の移動通信システムでは、図13(a)に示すように、バースト的なデータ送信を行う場合、図13(b)に示すように、低速、高遅延及び低伝送効率を許容してデータを送信するか、又は、図13(c)に示すように、高速通信用の無線リソースを確保して、空き時間の無線帯域リソースや無線基地局NodeBにおけるハードウエアリソースが無駄になるのを許容してデータを送信することとなる。
ただし、図13において、縦軸の無線リソースには、上述の無線帯域リソース及びハードウエアリソースの両方が当てはめられるものとする。
そこで、第3世代移動通信システムの国際標準化団体である「3GPP」及び「3GPP2」において、無線リソースを有効利用するために、無線基地局NodeBと移動局UEとの間のレイヤ1及びMACサブレイヤ(レイヤ2)における高速な無線リソース制御方法が検討されてきた。以下、かかる検討又は検討された機能を総称して「上り回線エンハンスメント(EUL:Enhanced Uplink)」と呼ぶこととする。
かかる「上り回線エンハンスメント」では、無線基地局NodeBに実装されるMACレイヤ機能が、以下の2種類の伝送速度制御チャネルを用いて、移動局UEの上りユーザデータの伝送速度を制御するように構成されている(例えば、非特許文献1参照)。
第1の伝送速度制御チャネルとして、絶対速度制御チャネル(AGCH:Absolute rate Grant Channel)が用いられている。絶対速度制御チャネル(AGCH)は、無線基地局NodeBの各セルに配置されるMACレイヤ機能から、各移動局UE(個別の移動局や全ての移動局)に対して、上りユーザデータの最大許容伝送速度(又は、かかる最大許容伝送速度に関するパラメータ)の絶対値を送信するものである。
ただし、上述のパラメータとは、例えば、エンハンスト個別物理データチャネル(E-DPDCH:Enhanced Dedicated Physical Data Channel)と個別物理制御チャネル(DPCCH:Dedicated Physical Control Channel)との送信電力比(E-DPDCHの送信電力/DPCCH送信電力)等、最大許容伝送速度の増減と同様に増減し、最大許容伝送速度との関係で一意に求まるものである。
第2の伝送速度制御チャネルとして、相対速度制御チャネル(RGCH:Relative rate Grant Channel)が用いられている。相対速度制御チャネル(RGCH)は、無線基地局NodeBの各セルに配置されるMACレイヤ機能から、各移動局UE(個別の移動局や全ての移動局)に対して、上りユーザデータの最大許容伝送速度(又は、かかる最大許容伝送速度に関するパラメータ)のUP/Down/Keep等の相対値を指示する下りコマンドを送信するものである。
第1に、移動局UEは、上りユーザデータを送信する際に、絶対速度制御チャネル(AGCH)及び相対速度制御チャネル(RGCH)を用いて、当該移動局UEにおける上りユーザデータの最大許容伝送速度(又は、エンハンスト個別物理データチャネル(E-DPDCH)と個別物理制御チャネル(DPCCH)との送信電力比等)を特定する。
第2に、移動局UEは、当該移動局UEにおける送信バッファに滞留している送信データサイズに基づいて、上りユーザデータを送信する際に用いる送信データフォーマット(送信データブロックサイズ等)を決定する。
第3に、移動局UEは、決定した送信フォーマットに基づき、上りユーザデータを送信するためのエンハンスト個別物理データチャネル(E-DPDCH)と個別物理制御チャネル(DPCCH)との送信電力比、又は、前記エンハンスト個別物理データチャネルと個別物理制御チャネルとの送信電波振幅比(以下、ゲインファクタ)を決定する。
図14に示すように、ゲインファクタと送信フォーマット番号とは、1対1に対応する。無線回線制御局RNCが、図14に示すような送信フォーマット番号とゲインファクタとを対応付けるゲインファクタ対応表を、呼の接続時に、移動局UEに対して通知する。かかるゲインファクタ対応表を通知する方法には、以下の2つの方法がある。
第1の方法として、「シグナルド・ゲインファクタ」法が知られている。「シグナルド・ゲインファクタ」法が適用されている場合、無線回線制御局RNCは、全ての送信フォーマットにおいて設定すべきゲインファクタを通知する。
第2の方法として、「コンピューテッド・ゲインファクタ」法が知られている(図15参照)。「コンピューテッド・ゲインファクタ」法が適用されている場合、無線回線制御局RNCは、1つ又は複数の送信フォーマットにおいて設定すべきゲインファクタを通知する。このように、設定すべきゲインファクタが通知された送信フォーマットを「参照用送信フォーマット」という。
移動局UEは、参照用送信フォーマット以外の送信フォーマット(以下、通常送信フォーマット)を用いる場合には、参照用送信フォーマットのゲインファクタと所定の計算式を用いて、かかる通常送信フォーマットのゲインファクタを算出する。
簡単な方法としては、移動局UEは、通常送信フォーマットの送信データブロックサイズと参照用送信フォーマットの送信データブロックサイズとの比を、当該参照用送信フォーマットのゲインファクタに乗算することにより、当該通常送信フォーマットのゲインファクタを得ることができる。
非特許文献2に記載されているように、従来の方法では、通常送信フォーマットのゲインファクタを求める場合、当該通常送信フォーマットの送信データブロックサイズよりも小さい送信データブロックサイズを含む参照用送信フォーマットの中で、最大の送信データブロックサイズを含む参照用送信フォーマットを用いて、当該通常送信フォーマットのゲインファクタを算出する。
そのため、図15に示すように、最小の送信データブロックサイズを含む送信フォーマットは、参照用送信フォーマットでなければならない。ここで、図15において、参照する送信フォーマット番号が「*」である送信フォーマットが、参照用送信フォーマットである。
3GPP TR25.309 v6.1.0 3GPP TSG RAN WG1 R1-050215
しかしながら、最小の送信データブロックサイズを含む送信フォーマットでは、誤り訂正符号化利得を得られないため、他の大きな送信データブロックサイズを含む送信フォーマットと比較して、1ビットあたりの送信電力を高めに設定する必要がある。
したがって、送信電力を適切に設定して、システムの伝送効率を高めるためには、2番目に小さい送信データブロックサイズを含む参照用送信フォーマットにおける送信データブロックサイズを、なるべく小さくする必要がある。
このような理由から、参照用送信フォーマットをなるべく密に配置しなければ、比較的大きな送信データブロックを含む送信フォーマットを用いて送信する場合に、過剰なゲインファクタを用いることとなってしまうという問題点があった。
すなわち、参照用送信フォーマットを多く設けることにより、制御信号量の増加やハードウエアの複雑性の増大や出荷前試験の稼働の増大やシステム運用の複雑性の増大を招くという問題点があった。
そこで、本発明は、以上の点に鑑みてなされたもので、「コンピューテッド・ゲインファクタ」法によって生成されたゲインファクタ対応表を用いる場合であっても、ハードウエアの複雑性の低減や試験稼働の低減やシステム運用の低減を達成することができる送信電力制御方法、移動局及び無線回線制御局を提供することを目的とする。
本発明の第1の特徴は、上りユーザデータを送信するエンハンスト個別物理データチャネルの送信電力を制御する送信電力制御方法であって、移動局が、前記エンハンスト個別物理データチャネルで用いられる送信データブロックサイズと、前記エンハンスト個別物理データチャネルと個別物理制御チャネルとの送信電力比又は前記エンハンスト個別物理データチャネルと個別物理制御チャネルとの送信電波振幅比であるゲインファクタとを含む参照用送信フォーマットを記憶する工程と、前記移動局が、前記参照用送信フォーマットの送信データブロックサイズ及びゲインファクタと、通常送信フォーマットの送信データブロックサイズとに基づいて、該通常送信フォーマットのゲインファクタを算出する工程と、前記移動局が、前記参照用送信フォーマット又は前記通常送信フォーマットのゲインファクタに基づいて、前記エンハンスト個別物理データチャネルの送信電力を制御する工程とを有しており、前記参照用送信フォーマットのデータブロックサイズは、最小の送信データブロックサイズよりも大きいこと(すなわち、最小の送信データブロックサイズを含む送信フォーマットは、前記参照用送信フォーマットでないこと)を要旨とする。
本発明の第1の特徴において、前記移動局が、無線回線制御局からの制御情報に基づいて、前記参照用送信フォーマットを記憶してもよい。
本発明の第1の特徴において、前記移動局が、最小の送信データブロックサイズを含む参照用送信フォーマットに基づいて、2番目に小さい送信データブロックサイズを含む参照用送信フォーマットの送信データブロックサイズよりも小さい送信データブロックを含む通常送信フォーマットのゲインファクタを算出してもよい。
本発明の第2の特徴は、上りユーザデータを送信するエンハンスト個別物理データチャネルの送信電力を制御する送信電力制御方法で用いられる移動局であって、前記エンハンスト個別物理データチャネルで用いられる送信データブロックサイズと、前記エンハンスト個別物理データチャネルと個別物理制御チャネルとの送信電力比又は前記エンハンスト個別物理データチャネルと個別物理制御チャネルとの送信電波振幅比であるゲインファクタとを含む参照用送信フォーマットを記憶する記憶部と、前記参照用送信フォーマットの送信データブロックサイズ及びゲインファクタと、通常送信フォーマットの送信データブロックサイズとに基づいて、該通常送信フォーマットのゲインファクタを算出するゲインファクタ算出部と、前記参照用送信フォーマット又は前記通常送信フォーマットのゲインファクタに基づいて、前記エンハンスト個別物理データチャネルの送信電力を制御する制御部とを具備しており、前記参照用送信フォーマットのデータブロックサイズは、最小の送信データブロックサイズよりも大きいことを要旨とする。
本発明の第2の特徴において、前記記憶部が、無線回線制御局からの制御情報に基づいて、前記参照用送信フォーマットを記憶してもよい。
本発明の第2の特徴において、前記ゲインファクタ算出部が、最小の送信データブロックサイズを含む参照用送信フォーマットに基づいて、2番目に小さい送信データブロックサイズを含む参照用送信フォーマットの送信データブロックサイズよりも小さい送信データブロックを含む通常送信フォーマットのゲインファクタを算出してもよい。
本発明の第3の特徴は、上りユーザデータを送信するエンハンスト個別物理データチャネルの送信電力を制御する送信電力制御方法で用いられる無線回線制御局であって、前記エンハンスト個別物理データチャネルで用いられる送信データブロックサイズと、前記エンハンスト個別物理データチャネルと個別物理制御チャネルとの送信電力比又は前記エンハンスト個別物理データチャネルと個別物理制御チャネルとの送信電波振幅比であるゲインファクタとを含む参照用送信フォーマットに係る情報を、移動局に対して送信する送信フォーマット情報送信部を具備しており、前記移動局において、前記参照用送信フォーマットのデータブロックサイズは、最小の送信データブロックサイズよりも大きいことを要旨とする。
以上説明したように、本発明によれば、「コンピューテッド・ゲインファクタ」法によって生成されたゲインファクタ対応表を用いる場合であっても、ハードウエアの複雑性の低減や試験稼働の低減やシステム運用の低減を達成することができる送信電力制御方法、移動局及び無線回線制御局を提供することができる。
(本発明の第1の実施形態に係る移動通信システム)
図1乃至図10を参照して、本発明の第1の実施形態に係る移動通信システムの構成について説明する。なお、本実施形態に係る移動通信システムは、図12に示すように、複数の無線基地局NodeB#1乃至#5と、無線回線制御局RNCとを具備している。
本実施形態に係る移動通信システムは、移動局UEによって上りリンクを介して送信されるユーザデータの伝送速度を制御するように構成されている。
また、本実施形態に係る移動通信システムでは、下りリンクにおいて「HSDPA」が用いられており、上りリンクにおいて「EUL(上り回線エンハンスメント)」が用いられている。なお、「HSDPA」及び「EUL」の両者において、HARQによる再送制御(Nプロセスストップアンドウエイト)が行われるものとする。
したがって、上りリンクにおいて、エンハンスト個別物理データチャネル(E-DPDCH)及びエンハンスト個別物理制御チャネル(E-DPCCH:Enhanced Dedicated Physical Control Channel)から構成されるエンハンスト個別物理チャネル(E-DPCH:Enhanced Dedicated Physical Channel)と、個別物理データチャネル(DPDCH:Dedicated Physical Data Channel)及び個別物理制御チャネル(DPCCH)から構成される個別物理チャネル(DPCH:Dedicated Physical Channel)とが用いられている。
ここで、エンハンスト個別物理制御チャネル(E-DPCCH)は、E-DPDCHの送信フォーマット(送信ブロックサイズ等)を規定するための送信フォーマット番号や、HARQに関する情報(再送回数等)や、スケジューリングに関する情報(移動局UEにおける送信電力やバッファ滞留量等)等のEUL用制御データを送信する。
また、エンハンスト個別物理データチャネル(E-DPDCH)は、エンハンスト個別物理制御チャネル(E-DPCCH)にマッピングされており、当該エンハンスト個別物理制御チャネル(E-DPCCH)で送信されるEUL用制御データに基づいて、移動局UE用のユーザデータを送信する。
個別物理制御チャネル(DPCCH)は、RAKE合成やSIR測定等に用いられるパイロットシンボルや、上り個別物理データチャネル(DPDCH)の送信フォーマットを識別するためのTFCI(Transport Format Combination Indicator)や、下りリンクにおける送信電力制御ビット等の制御データを送信する。
また、個別物理データチャネル(DPDCH)は、個別物理制御チャネル(DPCCH)にマッピングされており、当該個別物理制御チャネル(DPCCH)で送信される制御データに基づいて、移動局UE用のユーザデータを送信する。ただし、移動局UEにおいて送信すべきユーザデータが存在しない場合には、個別物理データチャネル(DPDCH)は送信されないように構成されていてもよい。
また、上りリンクでは、HSPDAが適用されている場合に必要な高速個別物理制御チャネル(HS-DPCCH:High Speed Dedicated Physical Control Channel)や、ランダムアクセスチャネル(RACH)も用いられている。
高速個別物理制御チャネル(HS-DPCCH)は、下り品質識別子(CQI:Channel Quality Indicator)や、高速個別物理データチャネル用送達確認信号(Ack又はNack)を送信する。
図1に示すように、本実施形態に係る移動局UEは、バスインターフェース31と、呼処理部32と、ベースバンド処理部33と、RF部34と、送受信アンテナ35とを具備している。
ただし、かかる機能は、ハードウエアとして独立して存在していてもよいし、一部又は全部が一体化していてもよいし、ソフトウエアのプロセスによって構成されていてもよい。
バスインターフェース31は、呼処理部32から出力されたユーザデータを他の機能部(例えば、アプリケーションに関する機能部)に転送するように構成されている。また、バスインターフェース31は、他の機能部(例えば、アプリケーションに関する機能部)から送信されたユーザデータを呼処理部32に転送するように構成されている。
呼処理部32は、ユーザデータを送受信するための呼制御処理を行うように構成されている。
ベースバンド信号処理部33は、RF部34から送信されたベースバンド信号に対して、逆拡散処理やRAKE合成処理やFEC復号処理を含むレイヤ1処理と、MAC-e処理やMAC-d処理を含むMAC処理と、RLC処理とを施して取得したユーザデータを呼処理部32に送信するように構成されている。
また、ベースバンド信号処理部33は、呼処理部32から送信されたユーザデータに対してRLC処理やMAC処理やレイヤ1処理を施してベースバンド信号を生成してRF部34に送信するように構成されている。
なお、ベースバンド信号処理部33の具体的な機能については後述する。RF部34は、送受信アンテナ35を介して受信した無線周波数帯の信号に対して、検波処理やフィルタリング処理や量子化処理等を施してベースバンド信号を生成して、ベースバンド信号処理部33に送信するように構成されている。また、RF部34は、ベースバンド信号処理部33から送信されたベースバンド信号を無線周波数帯の信号に変換するように構成されている。
図2に示すように、ベースバンド信号処理部33は、RLC処理部33aと、MAC-d処理部33bと、MAC-e処理部33cと、レイヤ1処理部33dとを具備している。
RLC処理部33aは、呼処理部32から送信されたユーザデータに対して、レイヤ2の上位レイヤにおける処理(RLC処理)を施して、MAC-d処理部33bに送信するように構成されている。
MAC-d処理部33bは、チャネル識別子ヘッダを付与し、上りリンクにおける送信電力の限度に基づいて、上りリンクにおける送信フォーマットを作成するように構成されている。
図3(a)に示すように、MAC-e処理部33cは、E-TFC選択部33c1と、HARQ処理部33c2とを具備している。
E-TFC選択部33c1は、無線基地局NodeBから送信されたスケジューリング信号に基づいて、エンハンスト個別物理データチャネル(E-DPDCH)及びエンハンスト個別物理制御チャネル(E-DPCCH)の送信フォーマット(E-TFC)を決定するように構成されている。
また、E-TFC選択部33c1は、決定した送信フォーマットについての送信フォーマット情報(送信データブロックサイズや、エンハンスト個別物理データチャネル(E-DPDCH)と個別物理制御チャネル(DPCCH)との送信電力比等)をレイヤ1処理部33dに送信すると共に、決定した送信データブロックサイズ又は送信電力比をHARQ処理部33c2に送信する。
ここで、スケジューリング信号は、当該移動局UEにおけるユーザデータの最大許容伝送速度(例えば、最大許容送信データブロックサイズや、エンハンスト個別物理データチャネル(E-DPDCH)と個別物理制御チャネル(DPCCH)との送信電力比の最大値(最大許容送信電力比)等)、又は、当該最大許容伝送速度に関するパラメータを含むものである。本明細書において、特段の断りがない場合、最大許容伝送速度には、最大許容伝送速度に関するパラメータが含まれるものとする。
かかるスケジューリング信号は、当該移動局UEが在圏しているセルにおいて報知されている情報であり、当該セルに在圏している全ての移動局、又は、当該セルに在圏している特定グループの移動局に対する制御情報を含む。
ここで、E-TFC選択部33c1は、無線基地局NodeBからスケジュール信号によって通知された最大許容伝送速度に到達するまで、上りリンクにおけるユーザデータの伝送速度を増加させていくように構成されている。
HARQ処理部33c2は、「Nプロセスのストップアンドウエイト」のプロセス管理を行い、無線基地局NodeBから受信される送達確認信号(上りデータ用のAck/Nack)に基づいて、上りリンクにおけるユーザデータの伝送を行うように構成されている。
具体的には、HARQ処理部33c2は、レイヤ1処理部33dから入力されたCRC結果に基づいて下りユーザデータの受信処理が成功したか否かについて判定する。そして、HARQ処理部33c2は、かかる判定結果に基づいて送達確認信号(下りユーザデータ用のAck又はNack)を生成して、レイヤ1処理部33dに送信する。また、HARQ処理部33c2は、上述の判定結果がOKであった場合、レイヤ1処理部33dから入力された下りユーザデータをMAC-d処理部33dに送信する。
図4に示すように、レイヤ1処理部33dは、制御情報受信部33d1と、ゲインファクタ計算部33d2と、ゲインファクタ対応表格納部33d3と、上りユーザデータ送信部33d4とを具備している。
制御情報受信部33d1は、無線回線制御局RNCからの制御情報を受信するように構成されている。ここで、制御情報には、呼接続時等に通知されるレイヤ3メッセージ等が該当する。
また、制御情報受信部33d1は、受信した制御情報のうち、参照用送信フォーマットの送信データブロックサイズ及びゲインファクタをゲインファクタ計算部に送信する。
ゲインファクタ計算部33d2は、予め定められた数式と、参照用送信フォーマットの送信ブロックサイズ及びゲインファクタとに基づいて、通常送信フォーマットのゲインファクタを算出するように構成されている。
図5を参照して、ゲインファクタ計算部33d2によって通常送信フォーマットのゲインファクタを計算する様子について説明する。
図5に示すように、ゲインファクタ算出部33d2は、最小の送信データブロックサイズを含む参照用送信フォーマット(送信フォーマット番号#3)に基づいて、2番目に小さい送信データブロックサイズを含む参照用送信フォーマット(送信フォーマット番号#6)の送信データブロックサイズよりも小さい送信データブロックを含む通常送信フォーマット(送信フォーマット番号#1、2、4、5)のゲインファクタを算出するように構成されている。
具体的には、ゲインファクタ算出部33d2は、空欄になっている通常送信フォーマットのゲインファクタについて、参照する送信フォーマット番号のゲインファクタを参照して算出することによって完成したゲインファクタ対応表を、ゲインファクタ対応表格納部33d3に記憶する。
ゲインファクタ対応表格納部33d3は、送信フォーマット番号と送信データブロックサイズとゲインファクタとを対応付ける参照用送信フォーマットや、送信フォーマット番号と送信データブロックサイズとゲインファクタとを対応付ける通常送信フォーマットを記憶するものである。
ここで、ゲインファクタ対応表格納部33d3において、最小の送信データブロックサイズを含む送信フォーマットは、参照用送信フォーマットでない。
換言すると、ゲインファクタ対応表格納部33d3において、参照用送信フォーマットのデータブロックサイズは、最小の送信データブロックサイズよりも大きい。
例えば、移動局UEや無線回線制御局RNC等の任意の装置は、ゲインファクタ対応表格納部33d3において、最小の送信データブロックサイズよりも大きいブロックサイズを有する送信フォーマットを、参照用送信フォーマットとして選択又は定義する手段を具備している。
上りユーザデータ送信部33d4は、上位レイヤから送付される送信フォーマット情報(送信データブロックサイズや送信フォーマット番号等)に対応するゲインファクタをゲインファクタ対応表格納部33d3から引き出し、かかるゲインファクタに基づいて、上りユーザデータを送信するエンハンスト個別物理データチャネル(E-DPDCH)の送信電力を制御する。
図6に示すように、本実施形態に係る無線基地局NodeBは、HWYインターフェース11と、ベースバンド信号処理部12と、呼制御部13と、1つ又は複数の送受信部14と、1つ又は複数のアンプ部15と、1つ又は複数の送受信アンテナ16とを備える。
HWYインターフェース11は、無線回線制御局RNCとのインターフェースである。具体的には、HWYインターフェース11は、無線回線制御局RNCから、下りリンクを介して移動局UEに送信するユーザデータを受信して、ベースバンド信号処理部12に入力するように構成されている。また、HWYインターフェース11は、無線回線制御局RNCから、無線基地局NodeBに対する制御データを受信して、呼制御部13に入力するように構成されている。
また、HWYインターフェース11は、ベースバンド信号処理部12から、上りリンクを介して移動局UEから受信した上りリンク信号に含まれるユーザデータを取得して、無線回線制御局RNCに送信するように構成されている。さらに、HWYインターフェース11は、無線回線制御局RNCに対する制御データを呼制御部13から取得して、無線回線制御局RNCに送信するように構成されている。
ベースバンド信号処理部12は、HWYインターフェース11から取得したユーザデータに対して、RLC処理やMAC処理(MAC-d処理やMAC-e処理)やレイヤ1処理を施してベースバンド信号を生成して、送受信部14に転送するように構成されている。
ここで、下りリンクにおけるMAC処理には、HARQ処理やスケジューリング処理や伝送速度制御処理等が含まれる。また、下りリンクにおけるレイヤ1処理には、ユーザデータのチャネル符号化処理や拡散処理等が含まれる。
また、ベースバンド信号処理部12は、送受信部14から取得したベースバンド信号に対して、レイヤ1処理やMAC処理(MAC-e処理やMAC-d処理)やRLC処理を施してユーザデータを抽出して、HWYインターフェース11に転送するように構成されている。
ここで、上りリンクにおけるMAC処理には、HARQ処理やスケジューリング処理や伝送速度制御処理やヘッダ廃棄処理等が含まれる。また、上りリンクにおけるレイヤ1処理には、逆拡散処理やRAKE合成処理や誤り訂正復号処理等が含まれる。
送受信部14は、ベースバンド信号処理部12から取得したベースバンド信号を無線周波数帯の信号(下りリンク信号)に変換する処理を施してアンプ部15に送信するように構成されている。また、送受信部14は、アンプ部15から取得した無線周波数帯の信号(上りリンク信号)をベースバンド信号に変換する処理を施してベースバンド信号処理部12に送信するように構成されている。
アンプ部15は、送受信部14から取得した下りリンク信号を増幅して、送受信アンテナ16を介して移動局UEに送信するように構成されている。また、アンプ部15は、送受信アンテナ16によって受信された上りリンク信号を増幅して、送受信部14に送信するように構成されている。
図7に示すように、ベースバンド信号処理部12は、RLC処理部121と、MAC-d処理部122と、MAC-e及びレイヤ1処理部123とを具備している。
MAC-e及びレイヤ1処理部123は、送受信部14から取得したベースバンド信号に対して、逆拡散処理やRAKE合成処理や誤り訂正復号処理やHARQ処理等を行うように構成されている。
MAC-d処理部122は、MAC-e及びレイヤ1処理部123からの出力信号に対して、ヘッダの廃棄処理等を行うように構成されている。
RLC処理部121は、MAC-d処理部122からの出力信号に対して、RLCレイヤにおける再送制御処理やRLC-SDUの再構築処理等を行うように構成されている。
ただし、これらの機能は、ハードウエアで明確に分けられておらず、ソフトウエアによって実現されていてもよい。
図8に示すように、MAC-e及びレイヤ1処理部(上りリンク用構成)123は、DPCCH RAKE部123aと、DPDCH RAKE部123bと、E-DPCCH RAKE部123cと、E-DPDCH RAKE部123dと、HS-DPCCH RAKE部123eと、RACH処理部123fと、TFCIデコーダ部123gと、バッファ123h、123mと、再逆拡散部123i、123nと、FECデコーダ部123j、123pと、E-DPCCHデコーダ部123kと、MAC-e機能部123lと、HARQバッファ123oと、MAC-hs機能部123qと、干渉電力測定部123rとを具備している。
E-DPCCH RAKE部123cは、送受信部14から送信されたベースバンド信号内のエンハンスト個別物理制御チャネル(E-DPCCH)に対して、逆拡散処理と、個別物理制御チャネル(DPCCH)に含まれているパイロットシンボルを用いたRAKE合成処理を施すように構成されている。
E-DPCCHデコーダ部123kは、E-DPCCH RAKE部123cのRAKE合成出力に対して復号処理を施して、送信フォーマット番号やHARQに関する情報やスケジューリングに関する情報等を取得してMAC-e機能部123lに入力するように構成されている。
E-DPDCH RAKE部123dは、送受信部14から送信されたベースバンド信号内のエンハンスト個別物理データチャネル(E-DPDCH)に対して、MAC-e機能部123lから送信された送信フォーマット情報(コード数)を用いた逆拡散処理と、個別物理制御チャネル(DPCCH)に含まれているパイロットシンボルを用いたRAKE合成処理を施すように構成されている。
バッファ123mは、MAC-e機能部123lから送信された送信フォーマット情報(シンボル数)に基づいて、E-DPDCH RAKE部123dのRAKE合成出力を蓄積するように構成されている。
再逆拡散部123nは、MAC-e機能部123lから送信された送信フォーマット情報(拡散率)に基づいて、バッファ123mに蓄積されているE-DPDCH RAKE部123dのRAKE合成出力に対して、逆拡散処理を施すように構成されている。
HARQバッファ123oは、MAC-e機能部123lから送信された送信フォーマット情報に基づいて、再逆拡散部123nの逆拡散処理出力を蓄積するように構成されている。
FECデコーダ部123pは、MAC-e機能部123lから送信された送信フォーマット情報(送信データブロックサイズ)に基づいて、HARQバッファ123oに蓄積されている再逆拡散部123nの逆拡散処理出力に対して、誤り訂正復号処理(FEC復号処理)を施すように構成されている。
干渉電力測定部123rは、上りリンクにおける干渉量(ノイズライズ)、例えば、自セルをサービングセルとする移動局による干渉電力や、全体の干渉電力等を測定するように構成されている。
ここで、ノイズライズは、所定周波数内の所定チャネルにおける干渉電力と、当該所定周波数内の雑音電力(熱雑音電力や移動通信システム外からの雑音電力)との比(ノイズフロアからの受信信号レベル)である。すなわち、ノイズライズは、通信を行っている状態の受信レベルが、通信を行っていない状態の受信レベル(ノイズフロア)に対して有するオフセットである。
MAC-e機能部123lは、E-DPCCHデコーダ部123kから取得した送信フォーマット番号やHARQに関する情報やスケジューリングに関する情報等に基づいて、送信フォーマット情報(コード数やシンボル数や拡散率や送信データブロックサイズ等)を算出して出力するように構成されている。
また、MAC-e機能部123lは、図9に示すように、受信処理命令部123l1と、HARQ管理部123l2と、スケジューリング部123l3とを具備している。
受信処理命令部123l1は、E-DPCCHデコーダ部123kから入力された送信フォーマット番号やHARQに関する情報やスケジューリングに関する情報を、HARQ管理部123l2に送信するように構成されている。
また、受信処理命令部123l1は、E-DPCCHデコーダ部123kから入力されたスケジューリングに関する情報を、スケジューリング部123l3に送信するように構成されている。
さらに、受信処理命令部123l1は、E-DPCCHデコーダ部123kから入力された送信フォーマット番号に対応する送信フォーマット情報を出力するように構成されている。
HARQ管理部123l2は、FECデコーダ部123pから入力されたCRC結果に基づいて、上りユーザデータの受信処理が成功したか否かについて判定する。そして、HARQ管理部123l2は、かかる判定結果に基づいて送達確認信号(Ack又はNack)を生成して、ベースバンド信号処理部12の下りリンク用構成に送信する。また、HARQ管理部123l2は、上述の判定結果がOKであった場合、FECデコーダ部123pから入力された上りユーザデータを無線回線制御局RNCに送信する。
また、HARQ管理部123l2は、上述の判定結果がOKである場合には、HARQバッファ123oに蓄積されている軟判定情報をクリアする。一方、HARQ管理部123l2は、上述の判定結果がNGである場合には、HARQバッファ123oに、上りユーザデータを蓄積する。
また、HARQ管理部123l2は、上述の判定結果を受信処理命令部123l1に転送し、受信処理命令部123l1は、受信した判定結果に基づいて、次のTTIに備えるべきハードウエアリソースをE-DPDCH RAKE部123d及びバッファ123mに通知し、HARQバッファ123oにおけるリソース確保のための通知を行う。
また、受信処理命令部123l1は、バッファ123m及びFECデコーダ部123pに対して、TTI毎に、バッファ123mに蓄積されている上りユーザデータがある場合には、HARQバッファ123oに蓄積されている当該TTIに該当するプロセスにおける上りユーザデータと新規に受信した上りユーザデータとを加算した後に、FEC復号処理を行うように、HARQバッファ123o及びFECデコーダ部123pに指示する。
また、スケジューリング部123l3は、無線基地局NodeBの上りリンクにおける無線リソースや、上りリンクにおける干渉量(ノイズライズ)等に基づいて、最大許容伝送速度(最大許容送信データブロックサイズや最大許容送信電力比等)を含むスケジューリング信号を通知するように、ベースバンド信号処理部12の下りリンク用構成に指示する。
具体的には、スケジューリング部123l3は、E-DPCCHデコーダ部123kから送信されたスケジューリングに関する情報(上りリンクにおける無線リソース)や、干渉電力測定部123rから送信された上りリンクにおける干渉量に基づいて、最大許容伝送速度を決定し、通信中の移動局(サービング移動局)におけるユーザデータの伝送速度を制御するように構成されている。
また、スケジューリング部123l3は、干渉電力測定部123rからの上りリンクにおける干渉量に基づいて、上述の最大許容伝送速度の低減幅(すなわち、相対速度制御チャネル(RGCH)によって送信する最大許容伝送速度の相対値)を決定して、通信中の移動局(サービング移動局及び非サービング移動局)におけるユーザデータの伝送速度を制御するように構成されている。
本実施形態に係る無線回線制御局RNCは、無線基地局NodeBの上位に位置する装置であり、無線基地局NodeBと移動局UEとの間の無線通信を制御するように構成されている。
図10に示すように、本実施形態に係る無線回線制御局RNCは、交換局インターフェース51と、LLCレイヤ処理部52と、MACレイヤ処理部53と、メディア信号処理部54と、基地局インターフェース55と、呼制御部56とを具備している。
交換局インターフェース51は、交換局1とのインターフェースである。交換局インターフェース51は、交換局1から送信された下りリンク信号をLLCレイヤ処理部52に転送し、LLCレイヤ処理部52から送信された上りリンク信号を交換局1に転送するように構成されている。
LLCレイヤ処理部52は、シーケンス番号等のヘッダ又はトレーラの合成処理等のLLC(論理リンク制御:Logical Link Control)サブレイヤ処理を施すように構成されている。LLCレイヤ処理部52は、LLCサブレイヤ処理を施した後、上りリンク信号については交換局インターフェース51に送信し、下りリンク信号についてはMACレイヤ処理部53に送信するように構成されている。
MACレイヤ処理部53は、優先制御処理やヘッダ付与処理等のMACレイヤ処理を施すように構成されている。MACレイヤ処理部53は、MACレイヤ処理を施した後、上りリンク信号についてはLLCレイヤ処理部52に送信し、下りリンク信号については基地局インターフェース55(又は、メディア信号処理部54)に送信するように構成されている。
メディア信号処理部54は、音声信号やリアルタイムの画像信号に対して、メディア信号処理を施すように構成されている。メディア信号処理部54は、メディア信号処理を施した後、上りリンク信号についてはMACレイヤ処理部53に送信し、下りリンク信号については基地局インターフェース55に送信するように構成されている。
基地局インターフェース55は、無線基地局NodeBとのインターフェースである。基地局インターフェース55は、無線基地局NodeBから送信された上りリンク信号をMACレイヤ処理部53(又は、メディア信号処理部54)に転送し、MACレイヤ処理部53(又は、メディア信号処理部54)から送信された下りリンク信号を無線基地局NodeBに転送するように構成されている。
呼制御部56は、呼受付制御処理やハンドオーバー処理等の無線リソースを管理する無線リソース管理処理や、レイヤ3シグナリングによるチャネルの設定及び開放処理等を施すように構成されている。
図11を参照して、本発明の第1の実施形態に係る移動通信システムの移動局UEの動作について説明する。
図11に示すように、ステップS101において、移動局UEは、呼接続時等に、無線回線制御局RNCから通知される制御情報を受信する。
ステップS102において、移動局UEは、無線回線制御局RNCからの制御情報に基づいて、送信フォーマット番号と送信データブロックサイズとゲインファクタとを含む参照用送信フォーマットを蓄積すると共に、参照用送信フォーマットの送信データブロックサイズ及びゲインファクタに基づいて通常送信フォーマットのゲインファクタを計算し、送信フォーマット番号と送信データブロックサイズとゲインファクタとを含む通常送信フォーマットを蓄積する。
移動局UEが、ステップS103において、上りユーザデータを受信すると、ステップS104において、かかる上りユーザデータの送信に用いられる送信フォーマット情報に基づいてゲインファクタを取得し、ステップS105において、取得したゲインファクタに従ってエンハンスト個別物理データチャネル(E-*DPDCH)の送信電力を決定して、かかるのぼりユーザデータを送信する。
本実施形態にかかる移動通信システムによれば、最小の送信データブロックサイズを含む送信フォーマットを参照用送信フォーマットとせず、2番目に小さな送信データブロックサイズを含む参照用送信フォーマットの送信データブロックサイズよりも小さな送信データブロックサイズを含む通常送信フォーマットのゲインファクタを、最小の送信データブロックサイズを含む参照用送信フォーマットに基づいて算出することにより、参照用送信フォーマットの数を減らし、制御信号量の低減やハードウエアの複雑性の低減や試験稼働の低減やシステム運用の低減を達成することができる。
本発明の一実施形態に係る移動通信システムの移動局の機能ブロック図である。 本発明の一実施形態に係る移動通信システムの移動局におけるベースバンド信号処理部の機能ブロック図である。 本発明の一実施形態に係る移動通信システムの移動局におけるベースバンド信号処理部のMAC-e処理部の機能ブロック図である。 本発明の一実施形態に係る移動通信システムの移動局におけるベースバンド信号処理部のレイヤ1処理部の機能ブロック図である。 本発明の一実施形態に係る移動通信システムの移動局におけるベースバンド信号処理部のレイヤ1処理部のゲインファクタ計算部によって通常送信フォーマットのゲインファクタを計算する様子について説明するための図である。 本発明の一実施形態に係る移動通信システムの無線基地局の機能ブロック図である。 本発明の一実施形態に係る移動通信システムの無線基地局におけるベースバンド信号処理部の機能ブロック図である。 本発明の一実施形態に係る移動通信システムの無線基地局のベースバンド信号処理部におけるMAC-e及びレイヤ1処理部(上りリンク用構成)の機能ブロック図である。 本発明の一実施形態に係る移動通信システムの無線基地局のベースバンド信号処理部におけるMAC-e及びレイヤ1処理部(上りリンク用構成)のMAC-e機能部の機能ブロック図である。 本発明の一実施形態に係る移動通信システムの無線回線制御局の機能ブロック図である。 本発明の一実施形態に係る移動通信システムの動作を示すフローチャートである。 一般的な移動通信システムの全体構成図である。 従来の移動通信システムにおいて、バースト的なデータを送信する際の動作を説明するための図である。 従来のシグナルド・ゲインファクタ法によって用いられるゲインファクタ対応表の一例を示す図である。 従来のコンピューテッド・ゲインファクタ法によって用いられるゲインファクタ対応表の一例を示す図である。
符号の説明
1…交換局、NodeB…無線基地局、11…HWYインターフェース、12、33…ベースバンド信号処理部、121、33a…RLC処理部、122、33b…MAC-d処理部、123…MAC-e及びレイヤ1処理部、123a…DPCCH RAKE部、123b…DPDCH RAKE部、123c…E-DPCCH RAKE部、123d…E-DPDCH RAKE部、123e…HS-DPCCH RAKE部、123f…RACH処理部、123g…TFCIデコーダ部、123h、123m…バッファ、123i、123n…再逆拡散部、123j、123p…FECデコーダ部、123k…E-DPCCHデコーダ部、123l…MAC-e機能部、123l1…受信処理命令部、123l2…HARQ管理部、123l3…スケジューリング部、123o…HAQRバッファ、123q…MAC-hs機能部、123r…干渉電力測定部、13、56…呼制御部、14…送受信部、15…アンプ部、16、35…送受信アンテナ、UE…移動局、31…バスインターフェース、32…呼処理部、34…RF部、33c…MAC-e処理部、33c1…E-TFCI選択部、33c2…HARQ処理部、33d…レイヤ1処理部、33d1…制御情報受信部、33d2…ゲインファクタ計算部、33d3…ゲインファクタ対応表格納部、33d4…上りユーザデータ送信部、RNC…無線回線制御局、51…交換局インターフェース、52…LLCレイヤ処理部、53…MACレイヤ処理部、54…メディア信号処理部、55…基地局インターフェース

Claims (7)

  1. 上りユーザデータを送信するエンハンスト個別物理データチャネルの送信電力を制御する送信電力制御方法であって、
    移動局が、前記エンハンスト個別物理データチャネルで用いられる送信データブロックサイズと、前記エンハンスト個別物理データチャネルと個別物理制御チャネルとの送信電力比又は前記エンハンスト個別物理データチャネルと個別物理制御チャネルとの送信電波振幅比であるゲインファクタとを含む参照用送信フォーマットを記憶する工程と、
    前記移動局が、前記参照用送信フォーマットの送信データブロックサイズ及びゲインファクタと、通常送信フォーマットの送信データブロックサイズとに基づいて、該通常送信フォーマットのゲインファクタを算出する工程と、
    前記移動局が、前記参照用送信フォーマット又は前記通常送信フォーマットのゲインファクタに基づいて、前記エンハンスト個別物理データチャネルの送信電力を制御する工程とを有しており、
    前記参照用送信フォーマットのデータブロックサイズは、最小の送信データブロックサイズよりも大きいことを特徴とする送信電力制御方法。
  2. 前記移動局は、無線回線制御局からの制御情報に基づいて、前記参照用送信フォーマットを記憶することを特徴とする請求項1に記載の送信電力制御方法。
  3. 前記移動局は、最小の送信データブロックサイズを含む参照用送信フォーマットに基づいて、2番目に小さい送信データブロックサイズを含む参照用送信フォーマットの送信データブロックサイズよりも小さい送信データブロックを含む通常送信フォーマットのゲインファクタを算出することを特徴とする請求項1又は2に記載の送信電力制御方法。
  4. 上りユーザデータを送信するエンハンスト個別物理データチャネルの送信電力を制御する送信電力制御方法で用いられる移動局であって、
    前記エンハンスト個別物理データチャネルで用いられる送信データブロックサイズと、前記エンハンスト個別物理データチャネルと個別物理制御チャネルとの送信電力比又は前記エンハンスト個別物理データチャネルと個別物理制御チャネルとの送信電波振幅比であるゲインファクタとを含む参照用送信フォーマットを記憶する記憶部と、
    前記参照用送信フォーマットの送信データブロックサイズ及びゲインファクタと、前記通常送信フォーマットの送信データブロックサイズとに基づいて、該通常送信フォーマットのゲインファクタを算出するゲインファクタ算出部と、
    前記参照用送信フォーマット又は前記通常送信フォーマットのゲインファクタに基づいて、前記エンハンスト個別物理データチャネルの送信電力を制御する制御部とを具備しており、
    前記参照用送信フォーマットのデータブロックサイズは、最小の送信データブロックサイズよりも大きいことを特徴とする移動局。
  5. 前記記憶部は、無線回線制御局からの制御情報に基づいて、前記参照用送信フォーマットを記憶生成することを特徴とする請求項4に記載の移動局。
  6. 前記ゲインファクタ算出部は、最小の送信データブロックサイズを含む参照用送信フォーマットに基づいて、2番目に小さい送信データブロックサイズを含む参照用送信フォーマットの送信データブロックサイズよりも小さい送信データブロックを含む通常送信フォーマットのゲインファクタを算出することを特徴とする請求項4又は5に記載の移動局。
  7. 上りユーザデータを送信するエンハンスト個別物理データチャネルの送信電力を制御する送信電力制御方法で用いられる無線回線制御局であって、
    前記エンハンスト個別物理データチャネルで用いられる送信データブロックサイズと、前記エンハンスト個別物理データチャネルと個別物理制御チャネルとの送信電力比又は前記エンハンスト個別物理データチャネルと個別物理制御チャネルとの送信電波振幅比であるゲインファクタとを含む参照用送信フォーマットに係る情報を、移動局に対して送信する送信フォーマット情報送信部を具備しており、
    前記移動局において、前記参照用送信フォーマットのデータブロックサイズは、最小の送信データブロックサイズよりも大きいことを特徴とする無線回線制御局。
JP2008178515A 2005-03-01 2008-07-08 移動局、送信電力制御方法及び移動通信システム Active JP4649496B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008178515A JP4649496B2 (ja) 2005-03-01 2008-07-08 移動局、送信電力制御方法及び移動通信システム

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005056631 2005-03-01
JP2008178515A JP4649496B2 (ja) 2005-03-01 2008-07-08 移動局、送信電力制御方法及び移動通信システム

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006049346A Division JP4249195B2 (ja) 2005-03-01 2006-02-24 送信電力制御方法、移動局及び無線回線制御局

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2008306741A true JP2008306741A (ja) 2008-12-18
JP2008306741A5 JP2008306741A5 (ja) 2009-05-14
JP4649496B2 JP4649496B2 (ja) 2011-03-09

Family

ID=36501857

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008178515A Active JP4649496B2 (ja) 2005-03-01 2008-07-08 移動局、送信電力制御方法及び移動通信システム

Country Status (6)

Country Link
US (1) US7586977B2 (ja)
EP (1) EP1699144B1 (ja)
JP (1) JP4649496B2 (ja)
KR (1) KR100702643B1 (ja)
CN (1) CN1829111B (ja)
ES (1) ES2364573T3 (ja)

Families Citing this family (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AU2004306397B2 (en) * 2003-09-26 2007-09-20 Interdigital Technology Corporation Determination of gain factors for wireless communication power
JP4538366B2 (ja) * 2005-03-29 2010-09-08 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ 伝送速度制御方法、移動局及び無線基地局
US8195217B2 (en) 2006-08-22 2012-06-05 Huawei Technologies Co., Ltd. Method and apparatus for controlling power of uplink physical channel
CN100471085C (zh) * 2006-08-22 2009-03-18 华为技术有限公司 上行物理信道的功率控制方法及装置
EP2220780A4 (en) * 2007-12-14 2014-07-23 Ericsson Telefon Ab L M METHOD AND ARRANGEMENT FOR ADJUSTING THE TRANSMISSION POWER BY ADJUSTING A GAIN FACTOR IN A COMMUNICATION SYSTEM
JP5165397B2 (ja) * 2008-01-16 2013-03-21 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ 無線基地局
US8554257B2 (en) * 2008-08-13 2013-10-08 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) System condition based adaptive reference power offset positioning
WO2010033066A1 (en) 2008-09-18 2010-03-25 Telefonaktiebolaget L M Ericsson (Publ) A method and arrangement for determining a minimum transmit power gain factor for an enhanced uplink data communication
CN101741431B (zh) 2008-11-04 2012-08-08 华为技术有限公司 一种发射功率的确定方法和装置
CN101448310B (zh) * 2009-01-06 2014-08-20 中兴通讯股份有限公司 一种物理上行共享信道发送功率控制方法
CN101568172B (zh) * 2009-06-08 2011-09-14 华为技术有限公司 调整外环功控目标信干比的方法、装置和***
CN102013963B (zh) * 2009-09-08 2013-07-10 华为技术有限公司 一种数据传输方法和装置
GB201007570D0 (en) 2010-05-06 2010-06-23 Rolls Royce Plc A mould assembly
US20120275403A1 (en) * 2011-04-29 2012-11-01 Interdigital Patent Holdings, Inc. Transmission of e-dch control channel in mimo operations
US9107173B2 (en) * 2011-07-28 2015-08-11 Blackberry Limited Method and system for access and uplink power control for a wireless system having multiple transmit points
US8532691B2 (en) * 2011-08-03 2013-09-10 Intel Mobile Communications GmbH Method and device for controlling a transmit power in a radio communications system
KR101970684B1 (ko) 2012-02-28 2019-04-19 삼성전자주식회사 무선통신시스템에서 피드백 정보 전송 장치 및 방법
EP3214881A4 (en) * 2014-11-26 2017-10-18 Huawei Technologies Co., Ltd. Method for processing data, network node and terminal

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4249195B2 (ja) * 2005-03-01 2009-04-02 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ 送信電力制御方法、移動局及び無線回線制御局

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1324864C (zh) * 2000-04-07 2007-07-04 诺基亚有限公司 固定大小的协议数据单元经过透明无线链路控制的传输
EP1282946B1 (de) 2000-05-19 2004-10-27 Siemens Aktiengesellschaft Verfahren zur ermittlung der verstärkungsfaktoren eines datenkanals und eines kontrollkanals eines datenübertragungssystems
JP3440076B2 (ja) * 2000-11-29 2003-08-25 松下電器産業株式会社 無線インフラ装置
CN1192647C (zh) * 2001-09-06 2005-03-09 华为技术有限公司 一种移动通信传输信号的自适应调整方法
US6882857B2 (en) * 2002-11-26 2005-04-19 Qualcomm, Incorporated Method and apparatus for efficient processing of data for transmission in a communication system
KR100606008B1 (ko) 2003-01-04 2006-07-26 삼성전자주식회사 부호 분할 다중 접속 통신 시스템에서 역방향 데이터재전송 요청 송수신 장치 및 방법
AU2004306397B2 (en) * 2003-09-26 2007-09-20 Interdigital Technology Corporation Determination of gain factors for wireless communication power
KR100918761B1 (ko) 2005-01-06 2009-09-24 삼성전자주식회사 무선통신 시스템에서 상향링크 서비스를 위한 이득인자 설정 방법

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4249195B2 (ja) * 2005-03-01 2009-04-02 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ 送信電力制御方法、移動局及び無線回線制御局

Also Published As

Publication number Publication date
EP1699144A3 (en) 2008-02-13
EP1699144B1 (en) 2011-05-18
JP4649496B2 (ja) 2011-03-09
ES2364573T3 (es) 2011-09-07
US20070189224A1 (en) 2007-08-16
US7586977B2 (en) 2009-09-08
CN1829111A (zh) 2006-09-06
KR100702643B1 (ko) 2007-04-02
KR20060096907A (ko) 2006-09-13
CN1829111B (zh) 2010-09-15
EP1699144A2 (en) 2006-09-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4649496B2 (ja) 移動局、送信電力制御方法及び移動通信システム
JP4538357B2 (ja) 伝送速度制御方法、移動局、無線基地局及び無線回線制御局
JP4580941B2 (ja) 伝送速度制御方法、無線基地局及び無線回線制御局
JP4538366B2 (ja) 伝送速度制御方法、移動局及び無線基地局
JPWO2006104211A1 (ja) 送信電力制御方法及び移動局
JPWO2006104208A1 (ja) 送信電力制御方法及び移動局
JP2006311440A (ja) 伝送速度制御方法、移動局及び無線基地局
JP4616070B2 (ja) 伝送速度制御方法及び移動局
JP2006311459A (ja) 送信電力制御方法、移動局、無線基地局及び無線回線制御局
JPWO2006095871A1 (ja) 伝送速度制御方法及び移動局
JPWO2006075629A1 (ja) 伝送速度制御方法、移動局及び無線回線制御局
JP2006279910A (ja) 伝送速度制御方法、移動局及び無線基地局
JP4480727B2 (ja) 伝送速度制御方法、移動局及び無線回線制御局
JP4559290B2 (ja) 伝送速度制御方法、移動局及び無線基地局
JP2006311461A (ja) 伝送速度制御方法、移動局及び無線基地局
JP2009171633A (ja) 伝送速度制御方法、移動局及び無線回線制御局
JP4602787B2 (ja) 移動通信システム及び無線基地局
JP4326535B2 (ja) 伝送速度制御方法及び移動局
JP2006311401A (ja) 伝送速度制御方法、移動局及び無線基地局
JP4249195B2 (ja) 送信電力制御方法、移動局及び無線回線制御局
JP2006270943A (ja) 伝送速度制御方法、移動局及び無線回線制御局
JP2006311460A (ja) 移動通信方法及び無線回線制御局
JP2006222639A (ja) 相対速度制御チャネル送信方法、移動局、無線基地局及び無線回線制御局
JP2006279615A (ja) 伝送速度制御方法、移動局及び無線回線制御局
JP2006270941A (ja) 伝送速度制御方法、移動局及び無線回線制御局

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090401

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101207

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101213

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131217

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4649496

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250