JP2008301422A - 通信システム、端末および基地局 - Google Patents

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Abstract

【課題】サブバンド幅に関係なく周波数ダイバーシチ効果を享受可能な通信システムを得ること。
【解決手段】本発明にかかる通信システムにおいて、基地局(10)は、基準リソース割当パターンを決定する上りリンクスケジューラ(11)と、基準リソース割当パターンおよび周波数ホッピングの既知パターンに基づいて使用リソースパターンを予測する割当パターン計算部(17)と、基準リソース割当パターンまたは使用リソースパターンに従い、トラヒックを受信するトラヒック処理部(19)と、を備え、端末(20)は、使用リソース情報を決定する割当パターン計算部(23)と、基準リソース割当パターンが示すRUまたは使用リソース情報が示すRUを使用してトラヒックを送信するトラヒック送信部(25)と、を備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、SC−FDMA方式を適用した通信システムにおいて、周波数ホッピングを利用して上りリンク伝送を行う場合のリソース割り当て制御に関する。
従来のSC−FDMA(Single Carrier−Frequency Division Multiple Access)を用いた上りリンク伝送方法として、たとえば、複数の端末をグループ化して特定のSub-band(サブバンド)に割り当て、そのグループ単位で(サブバンド単位で)周波数ホッピングを行う技術が開示されている(例えば、下記非特許文献1)。また、周波数ホッピングパターン衝突検出により送信が行われない部分の電力を、送信を行う部分に割り当てることにより、受信側での平均受信エネルギーの損失を補償する方法が開示されている(例えば、下記特許文献1)。
特表2003−535556号公報 R1-070875「Frequency Hopping Pattern for UTRA Uplink」,NEC (2007-2)
従来の上りリンク伝送方法(サブバンド単位で周波数ホッピングを行う方式)では、サブバンド幅が大きい場合には周波数ホッピングが行われないため、周波数ダイバーシチ効果が得られない、という問題があった。一方、サブバンド幅が小さい場合には、一台の端末へ割り当てる帯域幅が極めて小さくなってしまう、という問題点があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、サブバンド単位で周波数ホッピングを行う方式を適用した通信システムにおいて、周波数ダイバーシチ効果を損なうことなくサブバンド幅の選択の自由度を高めることが可能な通信システムすなわちサブバンド幅を大きくした場合であっても周波数ダイバーシチ効果が得られる通信システムと、これを構成する端末および基地局を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、基地局が、配下の端末をグループ化してグループ毎に特定のサブバンドに割り当て、前記各端末が、システム帯域内で、信号送信周期であるTTI毎にグループ単位で周波数ホッピングを行い、通信リソースの最小割り当て単位であるRUを1つまたは複数使用して当該基地局へトラヒックをシングルキャリア伝送する通信システムであって、前記基地局は、特定のTTIで、各端末に割り当てるRUの数および配置を示す基準リソース割当パターンを決定するスケジューリング手段と、前記スケジューリング手段が決定した基準リソース割当パターンおよびサブバンド内で実行する周波数ホッピングの既知パターンに基づいて、前記特定TTI以降の各TTIで、各端末がトラヒック伝送で使用するRUの数および配置を示す使用リソースパターンを予測するパターン予測手段と、前記スケジューリング手段が決定した基準リソース割当パターンまたは前記パターン予測手段が予測した使用リソースパターンに従い、各端末から伝送されたトラヒックを受信するトラヒック受信手段と、を備え、前記端末は、前記基地局から前記特定TTIでの基準リソース割当パターンを取得し、当該取得した基準リソース割当パターンおよびサブバンド内で実行する周波数ホッピングの既知パターンに基づいて、当該特定TTI以降の各TTIで使用するRUの数および配置を示す使用リソース情報を決定するリソース情報算出手段と、前記取得した基準リソース割当パターンが示すRUまたは前記リソース情報算出手段が決定した使用リソース情報が示すRUを使用してトラヒックを送信するトラヒック送信手段と、を備えることを特徴とする。
この発明によれば、サブバンド内でも周波数ホッピングを行うようにしたので、たとえば、サブバンド幅が大きく、サブバンド単位での周波数ホッピングが不可能な場合であっても、周波数ダイバーシチ効果を得られる、という効果を奏する。
以下に、本発明にかかる通信システムの実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明にかかる通信システムを構成する端末および基地局の構成例を示す図である。
図1に示した基地局10は、上りリンクスケジューラ11、周波数ホッピングパターン生成部12、割当情報送信部13、スイッチ14、基準信号送信部15、多重化部16、割当パターン計算部17、分離部18およびトラヒック処理部19を備える。これらの各構成要素は、ASIC、FPGA、DSP、CPU等のハードウェアまたはソフトウェアにより実現される。また、端末20は、分離部21、割当情報受信部22、割当パターン計算部23、スイッチ24、トラヒック送信部25、多重化部26、基準信号受信部27、チャネル品質測定部28およびCQI計算部29を備える。これらの各構成要素は、ASIC、FPGA、DSP、CPU等のハードウェアまたはソフトウェアにより実現される。以下、基地局10および端末20の動作について説明する。
基地局10の上りリンクスケジューラ11は、端末のUE Capability情報,QoS情報,端末20を含む配下の各端末から受信したチャネル品質情報を用いて、周知アルゴリズム(例えばProportional Fairnessアルゴリズム)を利用して上りリンク割当パターンを生成する。このパターンは、たとえば図2に示したTTI#0におけるUE1からUE6へのRU(Resource Unit)割当(31〜36)を表し、「UE1(オフセット:0,RU数:2),UE2(オフセット:2,RU数:1),UE3(オフセット:3,RU数:3),UE4(オフセット:6,RU数:1),UE5(オフセット:7,RU数:2),UE6(オフセット:9,RU数:1)」のような情報である。なお、RUはリソースとして分割可能な周波数単位(割り当て可能な最小単位)を表わしている。
上りリンクスケジューラ11の出力は、周波数ホッピングパターン生成部12および割当パターン計算部17に供給される。周波数ホッピングパターン生成部12は、図2に示した例の割り当てがシステム帯域の場合、何も行わない(上りリンクスケジューラ11から受け取った情報である上りリンク割当パターンをそのまま出力する)。一方、図2に示した割り当てが特定のサブバンドに対する割り当てを示している場合、サブバンド単位で実行する周波数ホッピングのパターンを生成する。すなわち、たとえば図3に示したような、TTI(Transmission Time Interval)毎に特定のグループ(図3の例ではUE1〜4)に割り当てるサブバンドを変更するホッピングパターンを生成する。この場合、サブバンド単位で周波数ホッピングを行いつつサブバンド内でも周波数ホッピングを行うこととなる。なお、図3は、公知の「サブバンド単位で実行する周波数ホッピング動作」の例のみを示したものであり、本発明を適用した場合の動作を示したもの(サブバンド内でも周波数ホッピングを行うもの)とは異なる。生成した情報(周波数ホッピングパターン)は、上記上りリンクスケジューラ11から受け取った上りリンク割当パターンとともに出力される。
周波数ホッピングパターン生成部12の出力は、割当情報送信部13に供給される。割当情報送信部13では、割当情報である周波数ホッピングパターン生成部からの出力に対して必要な処理(例えばUE情報の付加)を行い、スイッチ14に供給する。スイッチ14は、そのTTIにおいて割当情報が必要な場合にON、必要でない場合にはOFFとするものである。すなわち上りリンクスケジューラ11による割り当てが変更されない(割当情報送信部13から出力された制御情報が前回と同じ)場合に、制御情報を端末へ伝送しないようにするものである。このスイッチ14が、必要な制御情報のみを端末へ送信するように動作することにより、下りリンクのシグナリングを低減することができる。スイッチ14の出力は多重化部16に供給される。
また、基準信号送信部15では、所定のパイロットパターンを発生する。パイロットパターンとは、予め定められたパターンであり、この既知情報に基づいて信号の送信先(端末)は同期検波を行う。基準信号送信部15の出力は多重化部16に供給される。多重化部16は、基準信号送信部7から入力されたパイロット信号と、割当情報送信部13から出力され、スイッチ14を介して入力された割当情報とを多重化する。多重化部16は、下りリソースブロックが12サブキャリア、1TTIが14シンボルで構成される場合、例えばパイロットシンボルを4シンボル目に配置し、割当情報をパイロットシンボルと重ならないように(1シンボル目、2シンボル目、3シンボル目、5シンボル目、…の様に)配置する。多重化部16の出力は、図示していないが変調(例えばQPSK変調),符号化(例えばターボ符号化)が行われ、ガードバンド挿入やIFFT(Inverse Fast Fourier Transform)のベースバンド処理、無線周波数への変換が行われた後、アンテナより端末へ向けて送信される。
端末20は、上記手順を実行した基地局10からの信号を(図示していない)アンテナで受信し、受信信号に対して同期検波,QPSK復調,ターボ復号を実行後、分離部21へ供給する。分離部21は、パイロット信号と、制御信号を分離し、パイロット信号を基準信号受信部27へ、制御信号を割当情報受信部22へ供給する。割当情報受信部22は、自分(UE1とする)宛の割当情報を抽出し、スイッチ24および割当パターン計算部23へ供給する。例えば、TTI#0におけるUE1(オフセット0,RU数:2)を抽出し、スイッチ24および割当パターン計算部23へ供給する。
リソース情報算出手段に相当する割当パターン計算部23は、割当情報受信部22から受け取った割当情報(上りリンク割当パターン,周波数ホッピングパターン)に基づいて、各TTIについての割当情報を算出する。たとえば、受け取った割当情報がTTI#0の情報であれば、これに基づいてTTI#1,TTI#2,…の割当情報を計算する。具体例を示すと、周波数ホッピングパターンがRound Robin型で、1TTIあたり1リソースユニット分のシフトを行うものとし、また、割当情報受信部22から受け取った割当情報が図2に示したTTI#0の情報であるものとすると、TTI#1では、UE1は(オフセット:1,RU数:2)となる。以下同様に、TTI#2では(オフセット:2,RU数:2)、TTI#3では(オフセット:3,RU数:2),…,TTI#8では(オフセット:8,RU数:2),TTI#9では(オフセット:9,RU数:2)となる。TTI#10ではTTI#0と同じとなり、以下、同様の上りリンク割当パターン(TTI#0〜TTI#9のパターン)が繰り返される。
ここで、図2に示した例では、TTI#9でUE1への割り当てが上下に分断された不連続キャリアとなってしまう。そのため、UE1(端末20)は、このような場合は送信停止(DTX)とすることにより、上りリンクにおけるシングルキャリア伝送を確保する(不連続キャリアが発生するのを防止する)。
割当パターン計算部23が算出した割当情報はスイッチ24に供給される。スイッチ24は、割当情報受信部22および割当パターン計算部23からの割当情報を入力とし、基地局から自端末への割り当てがある場合(例えばTTI#0の時)は、割当情報受信部22からの入力を選択し、一方、基地局からの割り当てが無い場合には、割当パターン計算部23からの入力を選択し、トラヒック送信部25へ供給する。このように、このシステムは、基地局10がRU割り当てをTTI毎に実施する必要がない構成となっている。
トラヒック送信部25は、スイッチ24から受け取った割当情報に基づいて、使用するリソースユニット(RU)を選択する。たとえば、TTI#1の場合には(オフセット:1,RU数:2)を選択し、TTI#9の場合には送信停止(DTX)とする。トラヒック送信部25の出力は多重化部26へ供給される。
また、基準信号受信部27は、分離部21から入力されたパイロット信号に対して、直交復調(例えばQPSK復調),復号を行い、チャネル品質測定部28へ供給する。チャネル品質測定部28は、入力されたパイロットシンボルより、チャネル品質(SIR:Signal to Interference Ratio)を測定する。この測定は、パイロットの平均値S,標準偏差をIとするような周知の方法が用いられる。測定結果を示すチャネル品質情報は、CQI計算部29へ供給される。CQI計算部29は、チャネル品質測定部28から受け取ったチャネル品質情報に基づいて、CQI(Channel Quality Indicator)を計算する。これはSIR値(例えば-21dB〜10dB;計32dB)を元に、5bitの値に変換(00000〜11111)する操作であり、具体的には、-21dBを00000に対応させ、10dBを11111に対応させる。CQI計算部29の出力は多重化部26に供給される。
多重化部26は、トラヒック送信部25の出力およびCQI計算部29の出力を多重化する。具体的には、CQIを所定位置(例えば1TTI6シンボルの第1シンボル)に配置し、トラヒックを第2シンボル〜第6シンボルに配置する。多重化部26の出力は、変調(例えばQPSK変調)符号化(例えばターボ符号化)が行われた後、無線周波数帯に変換されてアンテナより基地局10に向けて送信される。
基地局10は、上記手順を実行した端末20からの信号をアンテナで受信し、受信信号は、無線周波数帯からベースバンド信号へ変換され、さらに復調、復号が行われた後、分離部18へ供給される。分離部18は、チャネル品質情報とトラヒック情報を分離し、チャネル品質情報を上りスケジューラ11へ、トラヒック情報をトラヒック処理部19へ供給する。上りリンクスケジューラ11は、上述したように、端末20を含む配下の各端末から受信したチャネル品質情報を用いて、上りリンク割当パターンを生成する。
上りリンクスケジューラ11の出力は、上述した周波数ホッピングパターン生成部12と、割当パターン計算部17と、に供給される。上りリンクスケジューラ11からの出力を受け取った割当パターン計算部17(パターン予測手段)は、上述した端末1の割当パターン計算部23と同様の動作を行い、各TTIについての割当情報を算出する。なお、基地局1が複数の端末を収容している場合、全ての端末についての割当情報を算出する。
割当パターン計算部17の出力はトラヒック処理部19へ供給される。ここで、割当パターン計算部17は、受信信号の送信元端末(この例では端末20すなわちUE1)が使用しているRU(オフセット,RU数)を特定し、この特定結果を供給することにより、トラヒック処理部19が全体のトラヒック情報に基づいてUE1のトラヒック情報を抽出可能としている。そして、トラヒック処理部19は、割当パターン計算部17から受け取った情報からUE1がTTI#9ではDTXであると認識できる。DTXと認識した場合、トラヒック処理部19はUE1からのトラヒック信号は無いものとして取り扱う(トラヒック処理を行わない)。
このように、本実施の形態では、サブバンド単位で周波数ホッピングを行いつつサブバンド内でも周波数ホッピングを行うこととした。これにより、サブバンド幅を小さくする必然性、すなわち端末への割り当て帯域幅を小さくする制約が無くなる。たとえば、サブバンド幅が大きく、サブバンド単位での周波数ホッピングが不可能な場合であっても、サブバンド内での周波数ホッピングは実行されるため、周波数ダイバーシチ効果を得られる。また、サブバンド内での周波数ホッピングについては、各端末が、基地局から通知された初期の割当情報(たとえば図2に示したTTI#0についての割当情報)に基づいて各TTIに対応する割当情報を算出し、TTI毎にシングルキャリア伝送が可能かどうかを判断するようにした。これにより、シングルキャリア伝送を維持できないと判断したTTIでは、自律的に送信を停止してシングルキャリア伝送を維持することができる。また、端末は他の割当情報を復調する必要が無いため、消費電力を低減できる。更に基地局は割り当てパターンを変えない限り、割当情報を伝送する必要が無いため、下りリンクシグナリング量を低減できる効果もある。
なお、上記説明では、上りリンクの周波数ホッピングを、1RUステップのRound Robin型と記述したが、複数RUステップのRound Robin型や、これ以外のHopping Patternを用いても同様の効果を奏する。
また、上記図2においては、シングルキャリアを満足しない場合に当該キャリアの送信を停止した(DTXとした)が、どちらか片方を用いて伝送しても良い。図4はそのような場合の割当パターン計算部23,17の動作を表わしており、たとえば、TTI#9においてUE1がDTXではなく、1RU分送信可能となっている。この場合、送信するRUはランダムに決まるものではなく、図示したように下の帯域に近い側を確定的に選択しているため、基地局10の割当パターン計算部17は各端末のトラヒックを正しく抽出することが可能となる。この場合、図2に示した動作を行う場合の効果に加えて上りリンクの無駄な空きリソースを低減できる(上りリンクを効率的に利用できる)という効果がある。
また、図4に示した動作を行ってもなお上りリンクの空きリソースが発生している。そのため、さらに、図5に示したように、空きパターンを他のUEに割り当てることも可能である。この場合、基地局10の割当パターン計算部17は、TTI#2(オフセット:0,RU数:1),TTI#5(オフセット:0,RU数:1),TTI#6(オフセット:0,RU数:2),TTI#9(オフセット:0,RU数:1)が空きとなることが把握できるため、この情報を上りリンクスケジューラ11に提供するようにして、上りリンクスケジューラ11が、空きリソースを他のUE(図示のUE7)に割り当てるようにすればよい。
また、図5に示した動作に代えて、図6に示したように、空きとなるリソースの隣接UEに追加でリソースを割り当てるようにすることもできる。この場合、その追加の割り当てを端末が知るための方法は2つ考えられる。1つ目は基地局20から追加の割当情報を受信する方法であり、2つ目は、端末が全ての端末の割当情報を受信し、全ての端末についてのリソース割当状況を把握しておく方法、すなわち、受信した割当情報に基づいて図6のような割当情報を各端末が自ら作成しておき、追加の割り当てとなった場合に、自律的に送信に用いる方法である。
これらの図5および図6に示した方法では、図2および図4に示した方法と比較して、上りリンクリソースを有効に利用するため、スループットが向上する。
なお、図4に示した方法では下の帯域に近い側を確定的に選択していたが、より大きいリソースユニット群を用いて伝送することもできる。図7はそのような動作を実現する場合の割当パターン計算部17,23の動作を表わしており、TTI#6において、UE3の割り当てが(オフセット:0,RU数:2)となっていることが違いである。
また、図7に示した方法を適用した場合に発生する空きリソースに新たなUE(UE7)を割り当てる方法を図8に示す。同様に、図7に示した方法を適用した場合に発生する空きリソースを隣接UEに割り当てる(隣接UEが追加使用する)方法を図9に示す。いずれの場合も、図2,図7に示した方法と比較して上りリソースを有効活用するので、スループットがさらに向上する。
以上のように、図2の伝送方法と比較して、図4,図7の伝送方法は伝送可能なトラヒック量が増大している。さらに、図4,図7の伝送方法と比較して、図6,図9の伝送方法は伝送可能なトラヒック量が増大している。従って、この増大したトラヒックに対し、下りトラヒック信号に対する上りACK/NACK情報およびCQIを優先して伝送するようにすれば、下りスループットを向上できる。
また、上記増大したトラヒックに対して、上りトラヒック信号がHARQ再送に当たる場合、受信側での誤り復号に貢献度の高いビットを優先して伝送するようにすれば、更に上りスループットを向上できる。
実施の形態2.
上述した実施の形態1は、シングルキャリアを満足しない場合に当該キャリアの送信を停止するようにしたものであるが、次にシングルキャリアを満足しない場合に当該組合せをスキップするようにした実施形態を示す。なお、本実施の形態の基地局および端末の構成は実施の形態1と同様である。しかし動作は異なるため、その異なる点を中心に図10を用いて説明する。図10は、実施の形態2のリソース割当動作例を示す図である。
実施の形態2の端末20において、割当情報受信部22は、自分(UE1とする)宛の割当情報とともに他の端末宛に送信された割当情報も抽出する。例えばTTI#0におけるUE1(オフセット:0,RU数:2)だけでなく、UE2(オフセット:2,RU数:1),UE3(オフセット:3,RU数:3),UE4(オフセット:6,RU数:1),UE5(オフセット:7,RU数:2),UE6(オフセット:9,RU数:1)も抽出する。抽出したUE1の割当情報(自分宛の割当情報)は実施の形態1と同様にスイッチ24に供給し、全てのUEの割当情報は割当パターン計算部23に供給する。
割当パターン計算部23は、図10のTTI#0の割当情報に基づいてTTI#1,TTI#2,…の割当情報(上りリンク割当パターン)を算出する。具体例を示すと、周波数ホッピングパターンがRound Robin型で、1TTIあたり1リソースユニット分のシフトを行うものとし、また、割当情報受信部22から受け取った割当情報が図10に示したTTI#0の情報であるものとすると、TTI#1では、UE1は(オフセット:1,RU数:2),UE2は(オフセット3,RU数:1),UE3は(オフセット:4,RU数:3),UE4は(オフセット:7,RU数:1),UE5は(オフセット8,RU数:2),UE6は(オフセット:0,RU数:1)となる。
また、TTI#2では、UE1は(オフセット2,RU数:2),UE2は(オフセット:4,RU数:1),UE3は(オフセット5,RU数:3),UE4は(オフセット:8,RU数:1),UE5は(オフセット9,RU数:2),UE6は(オフセット:1,RU数:1)となるが、UE5はシングルキャリアとならない割当パターンであるため、この割当パターンをスキップし、結果的にTTI#2では、UE1は(オフセット:3,RU数:2),UE2は(オフセット5,RU数:1),UE3は(オフセット:6,RU数:3),UE4は(オフセット9,RU数:1),UE5は(オフセット:0,RU数:2),UE6は(オフセット2,RU数:1)となる。
以下同様に、TTI#3では、UE1は(オフセット4,RU数:2),UE2は(オフセット:6,RU数:1),UE3は(オフセット7,RU数:3),UE4は(オフセット:0,RU数:1),UE5は(オフセット1,RU数:2),UE6は(オフセット:3,RU数:1)となり、TTI#4では、UE1は(オフセット:7,RU数:2),UE2は(オフセット9,RU数:1),UE3は(オフセット:0,RU数:3)、UE4は(オフセット3,RU数:1),UE5は(オフセット:4,RU数:2),UE6は(オフセット6,RU数:1)となる。TTI#5では、UE1は(オフセット:8,RU数:2),UE2は(オフセット0,RU数:1),UE3は(オフセット:1,RU数:3),UE4は(オフセット4,RU数:1),UE5は(オフセット:5,RU数:2),UE6は(オフセット7,RU数:1)となる。
以下、TTI#6ではTTI#0と同じ割当パターンとなる。このように、割当パターン計算部23は、TTI#1以降において自分(UE1)が送信するRUを自律的に決定できる。基地局10の割当パターン計算部17の動作も同様である。
このように、本実施の形態では、シングルキャリアとならないパターンをスキップすることとした。これにより、余分な空きリソースが発生しないため、上りスループットを向上できる。また、実施の形態1と同様にサブバンド内で周波数ホッピングを実行するため、周波数ダイバーシチ効果を得るためにサブバンド幅を小さくする必然性がなくなり、端末の割当帯域幅の自由度を高めることができる。
実施の形態3.
以上の実施形態では、端末のホッピング周期の変更を変更しないかのごとく説明したが、以下説明するようにホッピング周期の途中からでも割当てを変更することはできる。図11はこの様な場合の割当て方法を表しており、横軸は時間、縦軸は周波数チャネルを示す。同一セル内の全端末は同じホッピング周期タイミングを有するものとする。これは端末内に予めデフォルト値として設定しておいても良く、また基地局等を介して上位レイヤより通知しても良い。
図11には2種類のホッピングパターン{1−0、1−1、1−2、1−3、1−4}及び{2−0、2−1、2−2、2−3、2−4}を示している、周期の途中で上りリソース割当てを受けた端末は、最初に上り送信を行うタイミングがホッピング周期先頭からどれだけ離れたタイミングかを計算する(N msとする)。
予め決められたホッピングパターンのK個目(0を始まりとする)に相当するRU群を使用して送信を開始する。その後は決められたホッピングパターンに従ってホッピングタイミング毎(1スロット又は1サブフレーム)にRU群を遷移する。Kの算出はSFN及びサブフレーム番号を用いる。
図11の例はK=2であり、ハッチングRU群の割当てを受けた端末がホッピング周期の2番目のホッピングタイミングから送信を開始するケースを表している。
以上の様に、本実施の形態の方法によれば、ホッピング周期タイミング途中からでも上り送信を開始でき、また途中からの上り送信を開始しても、別タイミングで既に上り割当てをもらってホッピングを行っている端末と衝突が起きない。
実施の形態4.
本実施の形態では、ホッピングを行わない端末のシングルキャリア伝送を効率よく実施するため、ホッピングを行う端末に割当てるRUをシステム周波数帯域の端に配置し、また、ホッピングを行うサブバンドが複数存在する場合には、それらを隣接させる。図12−1はこの考え方を表している。ホッピングを行うサブバンドとして2つのグループが存在し、それを隣接させ、かつ時間TTI#0、TTI#1それぞれでシステム周波数帯域の端に配置している。図12−2は上述した考え方に基づかないホッピングサブバンドの配置を示している。白抜きの箱で示されているサブバンドはホッピングを行わない端末が割当てられるRUであるが、図12−2のケースでは白抜きの箱の領域が2つあるいは3つに分けられている。上り方向の通信では全ての端末がシングルキャリア伝送であるため、周波数軸上で分断された領域の複数を一つの端末に割当てることはできない。すなわち、図12−2のケースでTTI#1では1端末に割当てることのできる最大のサブバンド数は3である。これは端末の最大スループット低下に繋がる。一方図12−1のケースでは、ホッピングを行うサブバンドは常にシステム周波数帯域の端に配置し、かつ複数のホッピングサブバンドを隣接させているため、ホッピングを行わないサブバンドの領域が連続で確保できている。これにより、端末の最大スループット向上が望める。また1端末の最大スループットの観点だけでなく、大きな連続した領域が存在していれば、複数の端末にリソースを割当てることに関してスケジューラに柔軟性を与えることができる。
以上のように、本発明にかかる通信システムは、無線通信に有用であり、特に、SC−FDMA方式を適用した通信システムの上りリンクにおいて、リソースの有効利用を図る場合に適している。
実施の形態1の基地局および端末の構成例を示す図である。 実施の形態1の上りリソース割当パターンの一例を示す図である。 周波数ホッピング動作の一例を示す図である。 実施の形態1の上りリソース割当動作の一例を示す図である。 実施の形態1の上りリソース割当動作の一例を示す図である。 実施の形態1の上りリソース割当動作の一例を示す図である。 実施の形態1の上りリソース割当動作の一例を示す図である。 実施の形態1の上りリソース割当動作の一例を示す図である。 実施の形態1の上りリソース割当動作の一例を示す図である。 実施の形態2の上りリソース割当動作の一例を示す図である。 実施の形態3の周波数ホッピング動作の一例を示す図である。 実施の形態4の上りリソース割当動作を説明するための図である。 実施の形態4の上りリソース割当動作を説明するための図である。
符号の説明
10 基地局
11 上りリンクスケジューラ
12 周波数ホッピングパターン生成部
13 割当情報送信部
14、24 スイッチ
15 基準信号送信部
16、26 多重化部
17、23 割当パターン計算部
18、21 分離部
19 トラヒック処理部
20 端末
22 割当情報受信部
25 トラヒック送信部
27 基準信号受信部
28 チャネル品質測定部
29 CQI計算部

Claims (16)

  1. 基地局が、配下の端末をグループ化してグループ毎に特定のサブバンドに割り当て、前記各端末が、システム帯域内で、信号送信周期であるTTI毎にグループ単位で周波数ホッピングを行い、通信リソースの最小割り当て単位であるRUを1つまたは複数使用して当該基地局へトラヒックをシングルキャリア伝送する通信システムであって、
    前記基地局は、
    特定のTTIで、各端末に割り当てるRUの数および配置を示す基準リソース割当パターンを決定するスケジューリング手段と、
    前記スケジューリング手段が決定した基準リソース割当パターンおよびサブバンド内で実行する周波数ホッピングの既知パターンに基づいて、前記特定TTI以降の各TTIで、各端末がトラヒック伝送で使用するRUの数および配置を示す使用リソースパターンを予測するパターン予測手段と、
    前記スケジューリング手段が決定した基準リソース割当パターンまたは前記パターン予測手段が予測した使用リソースパターンに従い、各端末から伝送されたトラヒックを受信するトラヒック受信手段と、
    を備え、
    前記端末は、
    前記基地局から前記特定TTIでの基準リソース割当パターンを取得し、当該取得した基準リソース割当パターンおよびサブバンド内で実行する周波数ホッピングの既知パターンに基づいて、当該特定TTI以降の各TTIで使用するRUの数および配置を示す使用リソース情報を決定するリソース情報算出手段と、
    前記取得した基準リソース割当パターンが示すRUまたは前記リソース情報算出手段が決定した使用リソース情報が示すRUを使用してトラヒックを送信するトラヒック送信手段と、
    を備えることを特徴とする通信システム。
  2. 前記トラヒック送信手段は、前記決定された使用リソース情報がマルチキャリア伝送のリソースパターンを示している場合、当該使用リソース情報に対応するTTIでの送信処理を停止し、
    前記トラヒック受信手段は、前記使用リソースパターンに基づいて特定の端末に対応するリソースパターンがマルチキャリア伝送のリソースパターンを形成しているかどうかを判断し、マルチキャリア伝送のリソースパターンを形成している場合には、当該特定の端末からの受信処理を停止することを特徴とする請求項1に記載の通信システム。
  3. 前記トラヒック送信手段は、前記決定された使用リソース情報がマルチキャリア伝送のリソースパターンを示している場合、当該使用リソース情報に対応するTTIでは、所定条件に基づいていずれか一つのリソースを選択し、当該選択したリソースでシングルキャリア伝送を行い、
    前記受信手段は、前記使用リソースパターンに基づいて特定の端末に対応するリソースパターンがマルチキャリア伝送のリソースパターンを形成しているかどうかを判断し、マルチキャリア伝送のリソースパターンを形成している場合には、所定条件に基づいていずれか一つのリソースを選択し、当該選択したリソースで当該特定の端末からのトラヒックを受信することを特徴とする請求項1に記載の通信システム。
  4. 前記スケジューリング手段は、前記使用リソースパターンに基づいて特定の端末に対応するリソースパターンがマルチキャリア伝送のリソースパターンを形成しているかどうかを判断し、マルチキャリア伝送のリソースパターンを形成している場合には、所定条件に基づいて当該特定端末がトラヒック伝送に使用しないリソースを特定し、さらに、当該特定したリソースを当該特定端末以外の端末へ割り当てることを特徴とする請求項3に記載の通信システム。
  5. 前記リソース情報算出手段は、前記基準リソース割当パターンおよび前記周波数ホッピングの既知パターンに基づいて端末毎の使用リソース情報を決定し、
    前記トラヒック送信手段は、前記決定された使用リソース情報に基づいて、自身の使用帯域に隣接する帯域が他の端末に使用されているかどうかを確認し、他の端末に使用されていない場合、当該隣接帯域も使用してトラヒックをシングルキャリア伝送することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の通信システム。
  6. 前記リソース情報算出手段は、
    前記基準リソース割当パターンおよび前記周波数ホッピングの既知パターンに基づいて端末毎の使用リソース情報の候補をTTI毎に決定し、
    さらに、前記使用リソース情報候補が、特定端末に対応するリソースパターンがマルチキャリア伝送のリソースパターンを形成するかどうかを確認し、マルチキャリア伝送のリソースパターンを形成する場合、当該使用リソース情報候補およびこの候補に対応する前記端末毎かつTTI毎に決定した使用リソース情報の候補を全て破棄し、一方、マルチキャリア伝送のリソースパターンを形成しない場合、前記使用リソース情報候補を使用リソース情報とし、
    前記パターン予測手段は、前記予測した使用リソースパターンに基づいて特定の端末に対応するリソースパターンがマルチキャリア伝送のリソースパターンを形成しているかどうかを確認し、マルチキャリア伝送のリソースパターン形成している場合には、当該予測した使用リソースパターンを破棄することを特徴とする請求項1に記載の通信システム。
  7. 配下の端末をグループ化してグループ毎に特定のサブバンドに割り当てる基地局に対して、システム帯域内で、信号送信周期であるTTI毎にグループ単位で周波数ホッピングを行い、通信リソースの最小割り当て単位であるRUを1つまたは複数使用してトラヒックをシングルキャリア伝送する端末であって、
    特定TTIでのトラヒック伝送で使用するRUの数および配置を示す基準リソース割当パターンを前記基地局から取得し、当該取得した基準リソース割当パターンおよびサブバンド内で実行する周波数ホッピングの既知パターンに基づいて、当該特定TTI以降の各TTIで使用するRUの数および配置を示す使用リソース情報を決定するリソース情報算出手段と、
    前記取得した基準リソース割当パターンが示すRUまたは前記リソース情報算出手段が決定した使用リソース情報が示すRUを使用してトラヒックを送信するトラヒック送信手段と、
    を備えることを特徴とする端末。
  8. 前記トラヒック送信手段は、前記決定された使用リソース情報がマルチキャリア伝送のリソースパターンを示している場合、当該使用リソース情報に対応するTTIでの送信処理を停止することを特徴とする請求項7に記載の端末。
  9. 前記トラヒック送信手段は、前記決定された使用リソース情報がマルチキャリア伝送のリソースパターンを示している場合、当該使用リソース情報に対応するTTIでは、所定条件に基づいていずれか一つのリソースを選択し、当該選択したリソースでシングルキャリア伝送を行うことを特徴とする請求項7に記載の端末。
  10. 前記リソース情報算出手段は、前記基準リソース割当パターンおよび前記周波数ホッピングの既知パターンに基づいて端末毎の使用リソース情報を決定し、
    前記トラヒック送信手段は、前記決定された使用リソース情報に基づいて、自身の使用帯域に隣接する帯域が他の端末に使用されているかどうかを確認し、他の端末に使用されていない場合、当該隣接帯域も使用してトラヒックをシングルキャリア伝送することを特徴とする請求項7、8または9に記載の端末。
  11. 前記リソース情報算出手段は、
    前記基準リソース割当パターンおよび前記周波数ホッピングの既知パターンに基づいて端末毎の使用リソース情報の候補をTTI毎に決定し、
    さらに、前記使用リソース情報候補が、特定端末に対応するリソースパターンがマルチキャリア伝送のリソースパターンを形成するかどうかを確認し、マルチキャリア伝送のリソースパターンを形成する場合、当該使用リソース情報候補およびこの候補に対応する前記端末毎かつTTI毎に決定した使用リソース情報の候補を全て破棄し、一方、マルチキャリア伝送のリソースパターンを形成しない場合、前記使用リソース情報候補を使用リソース情報とすることを特徴とする請求項7に記載の端末。
  12. グループ化されてグループ毎に特定のサブバンドに割り当てられ、システム帯域内で、信号送信周期であるTTI毎にグループ単位で周波数ホッピングを行い、通信リソースの最小割り当て単位であるRUを1つまたは複数使用してトラヒックをシングルキャリア伝送する端末、を収容する基地局であって、
    特定のTTIで、各端末に割り当てるRUの数および配置を示す基準リソース割当パターンを決定するスケジューリング手段と、
    前記スケジューリング手段が決定した基準リソース割当パターンおよびサブバンド内で実行する周波数ホッピングの既知パターンに基づいて、前記特定TTI以降の各TTIで、各端末がトラヒック伝送で使用するRUの数および配置を示す使用リソースパターンを予測するパターン予測手段と、
    前記スケジューリング手段が決定した基準リソース割当パターンまたは前記パターン予測手段が予測した使用リソースパターンに従い、各端末から伝送されたトラヒックを受信するトラヒック受信手段と、
    を備えることを特徴とする基地局。
  13. 前記トラヒック受信手段は、前記使用リソースパターンに基づいて特定の端末に対応するリソースパターンがマルチキャリア伝送のリソースパターンを形成しているかどうかを判断し、マルチキャリア伝送のリソースパターンを形成している場合には、当該特定の端末からの受信処理を停止することを特徴とする請求項12に記載の基地局。
  14. 前記受信手段は、前記使用リソースパターンに基づいて特定の端末に対応するリソースパターンがマルチキャリア伝送のリソースパターンを形成しているかどうかを判断し、マルチキャリア伝送のリソースパターンを形成している場合には、所定条件に基づいていずれか一つのリソースを選択し、当該選択したリソースで当該特定の端末からのトラヒックを受信することを特徴とする請求項12に記載の基地局。
  15. 前記スケジューリング手段は、前記使用リソースパターンに基づいて特定の端末に対応するリソースパターンがマルチキャリア伝送のリソースパターンを形成しているかどうかを判断し、マルチキャリア伝送のリソースパターンを形成している場合には、所定条件に基づいて当該特定端末がトラヒック伝送に使用しないリソースを特定し、さらに、当該特定したリソースを当該特定端末以外の端末へ割り当てることを特徴とする請求項14に記載の基地局。
  16. 前記パターン予測手段は、前記予測した使用リソースパターンに基づいて特定の端末に対応するリソースパターンがマルチキャリア伝送のリソースパターンを形成しているかどうかを確認し、マルチキャリア伝送のリソースパターン形成している場合には、当該予測した使用リソースパターンを破棄することを特徴とする請求項12に記載の基地局。
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