JP2008301309A - 符号化レート制御方法、符号化レートを制御する伝送装置、プログラム記憶媒体及び集積回路 - Google Patents

符号化レート制御方法、符号化レートを制御する伝送装置、プログラム記憶媒体及び集積回路 Download PDF

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Abstract

【課題】無線映像伝送において、伝送路状態の悪化やマルチパスフェージングの影響でパケットエラーが発生すると、送信装置の送信バッファがオーバーフローし、映像途切れが発生する。
【解決手段】本発明では、送信装置の送信バッファの残バッファ容量とオーバーフロー到達時間から計算した映像ビットレートと、計測した伝送スループットを比較判定して適切な映像ビットレートを決定し、映像ビットレート変換することで、送信バッファのオーバーフローを防ぎ、無線映像伝送時の映像途切れを回避させる。
【選択図】図3

Description

本発明は、ネットワークの伝送路状態の悪化や良好の変化に応じて、映像信号や音声信号などのメディア信号の符号化レートを適応的に変換する符号化レート制御方法及びその伝送装置に関するものである。
IEEE802.11無線LAN(Local Area Network)やBluetooth(登録商標)などの無線伝送では、伝搬路のノイズ、電波の直接波と反射波のマルチパス伝搬路に起因するフェージング、回路基板の熱雑音、他無線システムの電波干渉などの多くの原因により、送信されたパケットを正しく受信できないパケットエラーが発生する。また、電力線通信であるPLC(Power Line Communication)などの有線伝送でも、電化製品からのノイズなどの影響によりパケットエラーが発生する。
MPEG(Moving Picture Experts Group)映像信号や、VoIP(Voice over Internet Protocol)音声信号などをリアルタイム伝送している際に、連続的なパケットエラー(以下、バーストエラーと称する)が発生すると、MPEG映像信号やVoIP音声データの再生の際に映像途切れや音声途切れが発生する。
この原因の一つとして、送信装置の送信バッファのオーバーフローが挙げられる。
送信装置の送信バッファに蓄積されるデータ量は、映像ビットレートや音声ビットレートであるバッファへの単位時間当たりの入力データ量と伝送スループットであるバッファからの単位時間あたりの出力データ量との差分により変動する。ここで、伝送スループットとは単位時間当たりの伝送成功ビット数を表し、実効伝送レート(bps)と同意である。
送信装置は、パケットエラーが発生すると再送のためにエラーしたパケットを送信バッファに再度蓄積する。ここでバーストエラーの発生により一時的にパケットを伝送成功する確率が低下すると、送信バッファからの単位時間当たりの出力データ量が小さくなるが、送信バッファへの単位時間当たりの入力データ量は変化しないため、送信装置の送信バッファのオーバーフローが発生する。
図24は、送信バッファ501がバーストエラーの発生によって、オーバーフローする様子を示す図である。図24の状態(L)は、バーストエラーが発生していない通常の安定通信状態を示している。この状態では、伝送スループットと映像ビットレートの差がほぼ等しく、送信バッファ501に蓄積された蓄積パケット量の変動は小さい。
図24の状態(M)は、バーストエラーの発生時の状態を示している。バーストエラー発生により伝送スループットが減少し、送信バッファ501から単位時間当たりに出力されるデータ量が減少するために、送信バッファ501に蓄積された蓄積パケットの量が急増する。
図24の状態(N)は、バーストエラーが継続することにより送信バッファ501にデータが蓄積され続け、蓄積パケットの量が送信バッファ501の最大蓄積量を超えてオーバーフローが発生した状態を示している。オーバーフローしたパケットは破棄されて伝送されず、映像途切れや音声途切れが起こる。
また、MPEG映像信号やVoIP音声データの再生の際に映像途切れや音声途切れが発生する原因は、送信装置のオーバーフローだけに限らない。バーストエラーが発生により伝送スループットが減少し、受信装置の受信バッファに単位時間当たりに入力されるデータ量が減少すると、受信装置の受信バッファに蓄積された蓄積パケット量が急減する。バーストエラーが継続することにより受信バッファに蓄積された蓄積パケットの量が0になってアンダーフローが発生すると、映像途切れや音声途切れを引き起こす。
上記の課題を解決する手法として、例えば、特許文献1や特許文献2に開示されている方法がある。
図25は、特許文献1に記載の動画配信装置601と動画再生装置602の構成を示す図である。
特許文献1に記載の方法では、動画像配信装置601は、計測情報を含んだ動画像データを配信中の帯域幅よりも大きな帯域幅で動画像データ送信手段603から伝送する。動画像再生装置602は、計測情報を含んだ動画像データの受信に要した時間及びこの時間内に受信したパケット数に基づいて、帯域幅計測・通知部605で使用可能な帯域幅を計測して動画像配信装置601に通知する。動画配信装置601は、動画像再生装置602からの通知に基づいてビットレート切替手段604で動画像データのビットレートを切り換える。
特許文献2に記載の方法では、送信装置が、バッファに蓄積されたメディアデータのバイト数を所定時間dT毎に測定し、バッファ入力レートBRinを測定する。送信装置は、測定されたバッファ入力レートBRinとバッファに蓄積されたメディアデータのバイト数B1〜BN及び測定時間間隔dTからバッファ出力レートBRを、
バッファ出力レートBR=バッファ入力レートBRin−バッファ蓄積変動量(B1−BN)/変動時間間隔(dT×n)
として決定し、決定されたバッファ出力レートBRを符号化レートとする。
特許文献1に記載の方法、あるいは特許文献2に記載の方法によって、図26に示すように、バーストエラーが発生するなどで伝送スループット(bps)が減少した場合に、メディア信号のビットレート(bps)(例えば、映像ビットレート(bps)あるいは音声ビットレート(bps))を伝送スループットに合わせることで送信バッファのオーバーフローを防ぐことが可能となる。
特開2004−357226号公報 特開2006−115306号公報
しかし、特許文献1の方法は、計測情報を含んだ動画像データの受信に要した時間及びこの時間内に受信したパケット数に基づいて帯域幅を計測するために、帯域幅の計測に一定期間の時間を要する。さらに、特許文献1の方法は、帯域幅の計測精度を高めようとすればするほど計測に要する時間が増加し、それだけ制御開始が遅れる。したがって、帯域幅の計測中に送信バッファがオーバーフローする可能性がある。
また特許文献1の方法は、バーストエラーにより伝送スループットが急激に低下すると、計測した伝送スループットに映像ビットレートを合わせる制御を行うために、画質劣化が激しいものとなる。このために映像を視聴するユーザに、視覚的な違和感を与えることになる。
特許文献2の方法は、特許文献1の方法と同様に、バーストエラー発生により伝送スループットが急激に低下すると、計測した伝送スループットに映像ビットレートを合わせる制御を行うために、画質劣化が激しいものとなる。このために映像を視聴するユーザに、視覚的な違和感を与えることになる。
また映像コンテンツが固定ビットレート(CBR:Constant Bit Rate)コンテンツではなく、可変ビットレート(VBR:Variable Bit Rate)コンテンツである場合、バッファ蓄積変動レートが常時変動するために、バッファ出力レートBR、すなわち伝送スループットを誤って推定する可能性がある。
例えば、VBRコンテンツによって映像ビットレートが増加すると、バッファ蓄積量が増加する。バーストエラーが発生していない場合でも、特許文献2の方法では、バッファ出力レートBR、すなわち伝送スループットが低くなったと誤って推定し、映像ビットレートを下げる制御を行う。
したがって、バーストエラーが不発生で、伝送スループットが高い伝送状態でもVBRコンテンツによって画質劣化させる制御を行うこととなる。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、送信バッファの残バッファ容量とオーバーフロー到達時間、あるいは受信バッファのバッファ蓄積容量とアンダーフロー到達時間から映像ビットレートを計算し、また計測した伝送スループットの両者を比較判定して、最適な映像ビットレートを決定することで、送信バッファのオーバーフローを回避、または受信バッファのアンダーフローを回避し、映像途切れや音声途切れの発生を抑制することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明に係る第1の符号化レート制御方法は、ネットワークを介してメディア信号を伝送するネットワークシステムにおいて、ネットワークの伝送路状態に応じて、メディア信号の符号化レートを制御する方法であって、伝送路状態悪化による実効伝送レートの低下時に、メディア信号の符号化レートを実効伝送レートよりも高いレートで段階的に低下させ追従させるステップを含むことを特徴とする。
本発明に係る第2の符号化レート制御方法は、ネットワークを介してメディア信号を伝送するネットワークシステムにおいて、ネットワークの伝送路状態に応じて、メディア信号の符号化レートを制御する方法であって、送信バッファから残りのバッファ容量を監視するステップと、残りのバッファ容量がある閾値に達すると、前記残りのバッファ容量とオーバーフローまでの到達時間からメディア信号のビットレートを計算するステップと、算出した前記メディア信号のビットレートに符号化レートを変換するステップとを含むことを特徴とする。
本発明に係る第3の符号化レート制御方法は、ネットワークを介してメディア信号を伝送するネットワークシステムにおいて、ネットワークの伝送路状態に応じて、メディア信号の符号化レートを制御する方法であって、送信バッファから残りのバッファ容量を監視するステップと、残りのバッファ容量がある閾値に達すると、前記残りのバッファ容量とオーバーフローまでの到達時間からメディア信号のビットレートを計算するステップと、実効伝送レートであるスループットを計測するステップと、算出した前記メディア信号のビットレートと計測した前記スループットを比較判定するステップと前記比較判定ステップで、大きい方の値に符号化レートを変換するステップとを含むことを特徴とする。
本発明に係る第4の符号化レート制御方法は、メディア信号サーバ装置と、伝送装置と、表示装置で構成されるネットワークシステムにおいて、ネットワークの伝送路状態に応じて、メディア信号の符号化レートを制御する方法であって、前記伝送装置が送信バッファから残りのバッファ容量を監視するステップと、前記伝送装置が残りのバッファ容量がある閾値に達すると、前記残りのバッファ容量とオーバーフローまでの到達時間からメディア信号のビットレートを計算するステップと、前記伝送装置が実効伝送レートであるスループットを計測するステップと、前記伝送装置が算出した前記メディア信号のビットレートと計測した前記スループットを比較判定するステップと前記伝送装置が前記比較判定ステップで、大きい方の値に符号化レートを変換するために、メディア信号サーバ装置にレート変換要求を通知するステップと前記メディア信号サーバが前記レート変換要求を受信すると、符号化レートを変換するステップを含むことを特徴とする。
本発明に係る第5の符号化レート制御方法は、請求項2から請求項4の符号化レート制御方法において、前記メディア信号ビットレート計算手段が、
メディア信号ビットレート(bps)=残りのバッファ容量(bit)/オーバーフロー到達時間(sec)
で計算されることをさらに特徴とする。
本発明に係る第6の符号化レート制御方法は、メディア信号サーバ装置と、伝送装置と、表示装置で構成されるネットワークシステムにおいて、ネットワークの伝送路状態に応じて、メディア信号の符号化レートを制御する方法であって、前記伝送装置が受信バッファからバッファ蓄積容量を監視するステップと、前記伝送装置がバッファ蓄積容量がある閾値に達すると、前記バッファ蓄積容量とアンダーフローまでの到達時間からメディア信号のビットレートを計算するステップと、前記伝送装置が算出した前記メディア信号のビットレートに符号化レートを変換するために、メディア信号サーバ装置にレート変換要求を通知するステップと前記メディア信号サーバが前記レート変換要求を受信すると、符号化レートを変換するステップを含むことを特徴とする。
本発明に係る第7の符号化レート制御方法は、メディア信号サーバ装置と、伝送装置と、表示装置で構成されるネットワークシステムにおいて、ネットワークの伝送路状態に応じて、メディア信号の符号化レートを制御する方法であって、前記伝送装置が受信バッファからバッファ蓄積容量を監視するステップと、前記伝送装置がバッファ蓄積容量がある閾値に達すると、前記バッファ蓄積容量とアンダーフローまでの到達時間からメディア信号のビットレートを計算するステップと、前記伝送装置が実効伝送レートであるスループットを計測するステップと、前記伝送装置が算出した前記メディア信号のビットレートと計測した前記スループットを比較判定するステップと前記伝送装置が前記比較判定ステップで、大きい方の値に符号化レートを変換するために、メディア信号サーバ装置にレート変換要求を通知するステップと前記メディア信号サーバが前記レート変換要求を受信すると、符号化レートを変換するステップを含むことを特徴とする。
本発明に係る第8の符号化レート制御方法は、請求項6から請求項7の符号化レート制御方法において、前記メディア信号ビットレート計算手段が、
メディア信号ビットレート(bps)=バッファ蓄積容量(bit)/アンダーフロー到達時間(sec)
で計算されることをさらに特徴とする。
本発明に係る第9の符号化レート制御方法は、請求項1から請求項8の符号化レート制御方法において、前記メディア信号は、MPEG−2 TSデータ、あるいはMPEG−4 AVC/H.264データであることをさらに特徴とする。
本発明に係る第10の符号化レート制御方法は、第1から第8の符号化レート制御方法において、前記メディア信号は、音声データであることをさらに特徴とする。
本発明に係る第11の符号化レート制御方法は、第1から第8の符号化レート制御方法において、前記ネットワークの伝送路状態が無線ネットワークの伝送路状態であり、前記無線ネットワークがIEEE802.11規格準拠であることをさらに特徴とする。
本発明に係る第1の伝送装置は、ネットワークを介してメディア信号を伝送するネットワークシステムにおいて、ネットワークの伝送路状態に応じて、メディア信号の符号化レートを制御して、メディア信号をネットワークに送信する伝送装置であって、伝送路状態悪化による実効伝送レートの低下時に、メディア信号の符号化レートを実効伝送レートよりも高いレートで段階的に低下させ追従させる手段を備えることを特徴とする。
本発明に係る第2の伝送装置は、ネットワークを介してメディア信号を伝送するネットワークシステムにおいて、ネットワークの伝送路状態に応じて、メディア信号の符号化レートを制御して、メディア信号をネットワークに送信する伝送装置であって、送信バッファの残りのバッファ容量を監視する残バッファ容量監視手段と前記残りのバッファ容量とオーバーフローまでの到達時間からメディア信号のビットレートを計算するメディア信号ビットレート計算手段と算出した前記メディア信号ビットレートで符号化レートを変換するビットレート変換手段とを備えることを特徴とする。
本発明に係る第3の伝送装置は、ネットワークを介してメディア信号を伝送するネットワークシステムにおいて、ネットワークの伝送路状態に応じて、メディア信号の符号化レートを制御して、メディア信号をネットワークに送信する伝送装置であって、送信バッファの残りのバッファ容量を監視する残バッファ容量監視手段と前記残りのバッファ容量とオーバーフローまでの到達時間からメディア信号のビットレートを計算するメディア信号ビットレート計算手段と実効伝送レートであるスループットを計測するスループット計測手段と算出した前記メディア信号ビットレートと計測したスループットを比較判定する比較判定手段と前記比較判定手段で、大きい方の値に符号化レートを変換するビットレート変換手段とを備えることを特徴とする。
本発明に係る第4の伝送装置は、メディア信号サーバ装置と、伝送装置と、表示装置で構成されるネットワークシステムにおいて、ネットワークの伝送路状態に応じて、メディア信号の符号化レートを制御して、メディア信号をネットワークに送信する伝送装置であって、送信バッファの残りのバッファ容量を監視する残バッファ容量監視手段と前記残りのバッファ容量とオーバーフローまでの到達時間からメディア信号のビットレートを計算するメディア信号ビットレート計算手段と実効伝送レートであるスループットを計測するスループット計測手段と算出した前記メディア信号ビットレートと計測したスループットを比較判定する比較判定手段と前記比較判定手段で、大きい方の値に符号化レートを変換するために、メディア信号サーバ装置に通知する手段とを備えることを特徴とする。
本発明に係る第5の伝送装置は、第2から第4の伝送装置において、前記メディア信号ビットレート計算手段が、
メディア信号ビットレート(bps)=残りのバッファ容量(bit)/オーバーフロー到達時間(sec)
で計算されることをさらに特徴とする。
本発明に係る第6の伝送装置は、メディア信号サーバ装置と、伝送装置と、表示装置で構成されるネットワークシステムにおいて、ネットワークの伝送路状態に応じて、メディア信号の符号化レートを制御して、メディア信号をネットワークから受信する伝送装置であって、受信バッファのバッファ蓄積容量を監視するバッファ蓄積容量監視手段と前記バッファ蓄積容量とアンダーフローまでの到達時間からメディア信号のビットレートを計算するメディア信号ビットレート計算手段と算出した前記メディア信号ビットレートに符号化レートを変換するために、メディア信号サーバ装置に通知する手段とを備えることを特徴とする。
本発明に係る第7の伝送装置は、メディア信号サーバ装置と、伝送装置と、表示装置で構成されるネットワークシステムにおいて、ネットワークの伝送路状態に応じて、メディア信号の符号化レートを制御して、メディア信号をネットワークから受信する伝送装置であって、受信バッファのバッファ蓄積容量を監視するバッファ蓄積容量監視手段と前記バッファ蓄積容量とアンダーフローまでの到達時間からメディア信号のビットレートを計算するメディア信号ビットレート計算手段と実効伝送レートであるスループットを計測するスループット計測手段と算出した前記メディア信号ビットレートと計測したスループットを比較判定する比較判定手段と前記比較判定手段で、大きい方の値に符号化レートを変換するために、メディア信号サーバ装置に通知する手段とを備えることを特徴とする。
本発明に係る第8の伝送装置は、第6から第7の伝送装置において、前記メディア信号ビットレート計算手段が、
メディア信号ビットレート(bps)=バッファ蓄積容量(bit)/アンダーフロー到達時間(sec)
で計算されることをさらに特徴とする。
本発明に係る第9の伝送装置は、第1から第8の伝送装置において、前記メディア信号は、MPEG−2 TSデータ、あるいはMPEG−4 AVC/H.264データであることをさらに特徴とする。
本発明に係る第10の伝送装置は、第1から第8の伝送装置において、前記メディア信号は、音声データであることをさらに特徴とする。
本発明の請求項22の伝送装置は、第1から第8の伝送装置において、前記ネットワークの伝送路状態が無線ネットワークの伝送路状態であり、前記伝送装置がIEEE802.11規格準拠の無線伝送装置であることをさらに特徴とする。
本発明のプログラム記憶媒体の一例としては、第1から第11のいずれかの符号化レート制御方法の全部または一部をコンピュータにより実行させることを特徴する。
本発明の集積回路の一例としては、第1から第11のいずれかの符号化レート制御方法の全部または一部を集積化することを特徴とする。
本発明では、送信装置の送信バッファオーバーフローを防ぐ、あるいは受信装置の受信バッファアンダーフローを防ぐように、映像ビットレートを制御するために、映像途切れの発生を抑制することが可能となる。
また本発明において、送信装置の送信バッファの残バッファ容量とオーバーフロー到達時間、あるいは受信装置の受信バッファのバッファ蓄積容量とアンダーフロー到達時間から映像ビットレートを算出するために、伝送スループットに映像ビットレートを即時に合わせる制御を行わずに、映像ビットレートをバッファ容量に応じて段階的に低下させる制御を行うことにより、急な画質劣化の低減を抑えることが可能となり、視聴ユーザの視覚的な違和感を取り除くことが可能となる。
また本発明において、送信装置の送信バッファの残バッファ容量とオーバーフロー到達時間、あるいは受信装置の受信バッファのバッファ蓄積容量とアンダーフロー到達時間から計算した映像ビットレートと、計測した伝送スループットの両者を比較判定し、大きい方の値を最適な映像ビットレートとして決定する制御を行うことにより、VBRコンテンツのビットレートの増減の影響で、残バッファ容量やバッファ蓄積容量が短時間周期で変動しても、伝送スループットが常に大きい値であれば、本発明の比較判定制御によって、伝送スループットの値が最適な映像ビットレートとして採用されるために、画質劣化の軽減が可能となる。例えば、VBRコンテンツによって、映像ビットレートが増加して、送信バッファの残バッファ容量が低下した場合でも、本発明では、残バッファ容量とオーバーフロー到達時間から計算した映像ビットレートと、計測した伝送スループットを比較判定し、大きい値を採用するために、計測伝送スループット値が採用され、VBRコンテンツの影響による無駄な映像ビットレートの低下、すなわち画質劣化を防ぐことが可能になる。
以下本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
以下の実施の形態1から実施の形態5では、メディア信号としてMPEG−2トランスポートストリーム(MPEG−2 TS)やMPEG−4 AVC(Advanced Video Coding)/H.264などの映像信号の例を用いて説明する。したがって符号化レートとして映像ビットレートを制御する方法として説明するが、メディア信号として音声を扱い、音声ビットレートを制御する方法として適用することも可能である。
また、実施の形態1から実施の形態5では、送信バッファあるいは受信バッファの蓄積量が変化する伝送路状態の悪化の要因として、連続的パケットエラーであるバーストエラーを一例として述べるが、伝送路状態の悪化の原因はこれに限定されず離散的パケットエラー発生であるランダムエラーとしても良い。
図1は、本発明における映像ビットレート、伝送スループット、送信バッファ501の関係を状態(A)、状態(B)、状態(C)、状態(D)に分けて示したものである。伝送スループットとは、単位時間当たりの伝送成功ビット数を表し、実効伝送レート(bps)と同意である。
図1の状態(A)は、パケットエラーの発生の少ない安定した通信状態であり、送信バッファ501からの出力レートである伝送スループットと、送信バッファ501への入力レートである映像ビットレートの差がほとんどない状態である。
図1の状態(A)においてバーストエラーが発生すると、図1の状態(B)となる。状態(B)では、バーストエラーの発生により、伝送スループットが減少し、送信バッファ501からの出力レートが減少するために、送信バッファ501の蓄積データ量が増加している。この状態が継続すると、送信バッファ501がオーバーフローを起こすために、本発明では送信バッファ501への入力レートである映像ビットレートを変換することで、送信バッファ501のオーバーフローを防ぐ。
図1の状態(C)は、バーストエラーが発生し、オーバーフローの可能性を認識して、映像ビットレートを減少させた様子である。
本発明では、図2に示すように、バーストエラーが発生すると、映像ビットレートを伝送スループットに即時に合わせるよう制御をするのではなく、映像ビットレートをバッファ蓄積容量と伝送スループットを基に、段階的に低下させる。したがって、本発明では伝送スループットよりも映像ビットレートが高い状況が一時的に継続する。これに対して図26に示す従来の映像ビットレートの制御方法では、バーストエラーが発生すると、伝送スループットに即時に合わせるように、映像ビットレートを変換する。
図1の状態(C)は、映像ビットレートが段階的に低下して、映像ビットレートと伝送スループットがほぼ等しくなった状態である。図1の状態(D)は、バーストエラーが終了した状態である。バーストエラーが終了すると、伝送スループットが増加するために、送信バッファ501の蓄積データ量が減少する。蓄積データ量が減少すると、映像ビットレート増加の変換をすることで、再び図1の状態(A)となる。
(実施の形態1)
実施の形態1について、図3から図7を用いて説明する。
図3は、本発明の実施の形態1におけるビットレート変換機能を搭載した伝送装置1の構成の一例を示す機能ブロック図である。
無線送受信部2は、パケット信号を無線で送受信する機能を有する。例えば、IEEE802.11やBluetooth(登録商標)などに準拠した無線通信デバイスである。
有線送受信部3は、パケット信号を有線で送受信する機能を有する。例えば、Ethernet(登録商標)やIEEE1394などに準拠した有線通信デバイスである。
ビットレート変換部4は、映像信号のビットレートを変換する機能を有する。このビットレートを変換する機能としては、圧縮、符号化された映像信号や音声信号をデコードし、異なるビットレートに再エンコードする機能、あるいは圧縮、符号化された映像信号や音声信号をデコードせずに、異なるビットレートに再エンコードするトランスコーディング機能等のいかなる変換方法を用いるものであっても良い。ビットレート変換部4は、有線送受信部3において受信された映像信号のビットレートを変換して無線送信バッファ9に出力する。
無線送信バッファ9は、ビットレート変換部4から出力されたパケットを、無線送受信部2から送出するまで蓄積するバッファである。
スループット計測部5は、現在の伝送スループットを計測する機能を有する。例えば、ある単位時間内に何個のパケット信号を送信成功できたかを計測することにより算出が可能である。
残バッファ容量監視部6は、無線送信バッファ9の最大蓄積量(オーバーフローするまでの蓄積量)から現在の蓄積容量を差し引いた残りの蓄積可能なバッファ容量(以下、残バッファ容量と称する)を監視する機能を有する。
映像ビットレート計算部7は、残バッファ容量監視部6での残バッファ容量と、任意に設定可能なオーバーフロー到達時間(OFT:OverFlow Time)から映像ビットレートを計算する機能を有する。
ここで、映像ビットレート計算部7が計算する映像ビットレートは、オーバーフロー到達時間(OFT)で残バッファ容量を消費し尽くす映像ビットレートの値である。映像ビットレートは、
映像ビットレート(bps)=残バッファ容量(bit)/オーバーフロー到達時間OFT(sec)
として計算することができる。
したがって、この計算された映像ビットレートに変更することで、オーバーフロー到達時間まで、オーバーフローすることはなくなる。また伝送スループットの測定時間はオーバーフロー到達時間(OFT)に比べて十分小さいものとする。
比較判定部8は、映像ビットレート計算部7で算出された映像ビットレートと、スループット計測部5で計測された伝送スループットを比較判定する機能をする。比較判定部8は、両者の比較判定の結果、より大きな値を最適な映像ビットレートとして採用し、ビットレート変換部4に通知することで、映像ビットレートを変更制御する。
図4は、本発明の実施の形態1におけるネットワーク接続構成の一例を示す図である。本実施の形態の伝送装置1とAV(Audio Visual)サーバ11がEthernet(登録商標)やIEEE1394などの有線で接続され、伝送装置1と伝送装置12がIEEE802.11などの無線で接続され、伝送装置12と表示装置13がEthernet(登録商標)やIEEE1394などの有線で接続されている。AVサーバ11には、映像コンテンツなどが記憶されており、例えば、ハードディスクレコーダ、Blu−ray(登録商標)レコーダ、パソコンあるいはパソコン周辺機器などである。表示装置13は、ディスプレイなどである。伝送装置12は、IEEE802.11などの無線規格に基づいて伝送装置1と接続可能な伝送装置であり、本発明に係る機能を実装している必要はない。
図5は、本発明の実施の形態1における伝送装置1の動作フローを示す図である。
バーストエラーが発生し、無線送信バッファ9にパケットが蓄積され、送信バッファ蓄積量が増加することで、バッファ蓄積量がある閾値(例えば、レート変換実行点1)に到達する(図5のS1)。
伝送装置1は、残バッファ容量監視部6で、残バッファ容量を取得する(図5のS2)。
伝送装置1は、スループット計測部5で、伝送スループットの計測値を取得する(図5のS3)。
伝送装置1は、映像ビットレート計算部7で、残バッファ容量とオーバーフロー到達時間から映像ビットレートを計算する(図5のS4)。
この時の計算方法は、上述したように、
映像ビットレート=残バッファ容量/オーバーフロー到達時間(OFT)
を用いる。また伝送スループットの測定時間はオーバーフロー到達時間(OFT)に比べて十分小さいものとする。
伝送装置1は、比較判定部8で、図5のS3で計測した伝送スループットと、図5のS4で計算した映像ビットレートを比較判定して、大きい方の値を変更する映像ビットレートとして決定する(図5のS5)。
伝送装置1は、図5のS5で決定した映像ビットレートをビットレート変化部4に通知して、映像ビットレートを変更する(図5のS6)。
以上にように本発明の実施の形態1では、無線送信バッファ9内に蓄積量の閾値(レート変換実行点)を複数設けて(例えば、レート変換実行点2、3)、その閾値を超えるごとに、図5に示した動作を実行する。
図6は、本発明の実施の形態1における伝送装置1の送信バッファ9の蓄積量、経過時間、及び映像ビットレートの関係を示したグラフである。横軸が経過時間、縦軸が送信バッファ9の蓄積量を示す。
本発明の実施の形態1では、図5の動作フローを、レート変換実行点1〜3の閾値において実行することで、映像ビットレートを段階的に下げることが可能となる。図6は、映像ビットレートを段階的に下げて、バッファ蓄積量が段階的に増加している様子を示す。
以下に上記動作フローを具体的なの数値例を用いて説明する。
ここでは、映像ビットレートが12Mbpsであり、バーストエラー発生により伝送スループットが3Mbpsになった場合の動作について説明する。送信バッファの最大蓄積量は500(packet)、レート変換実行点1は蓄積量100(packet)、レート変換実行点2は蓄積量350(packet)、レート変換実行点3は蓄積量450(packet)とする。また、オーバーフロー到達時間OFTは500msecに設定されているものとする。1packetサイズを1500Byteとする。
伝送装置1は、バーストエラー発生によって、蓄積パケット数が100となり、レート変換実行点1に到達する(図5のS1)。
図5のS2において、残バッファ容量は、
残バッファ容量=500(最大蓄積量)−100(現在の蓄積量)=400(packet)
残バッファ容量=400(packet)=400(packet)×1500(Byte)×8(bit)=4800000(bit)
となる。
図5のS3において、伝送スループットの計測値は3Mbpsとなる。
図5のS4において、計算される映像ビットレートは、
映像ビットレート=4800000bit(残バッファ容量)/0.5sec(OFT)=9.6Mbps
となる。
図5のS5において、伝送スループット 3Mbps < 算出映像ビットレート 9.6Mbps の比較判定結果を得る。
図5のS6において、映像ビットレートを9.6Mbpsに変換する。
以上の動作により図6に示すように、レート変換実行点1に到達した時点以降のバッファ蓄積速度は、それ以前のバッファ蓄積速度よりも遅くなる。この動作を送信バッファ蓄積量がレート変換実行点2、およびレート変換実行点3に到達する毎に同様に行う。
このように、本発明の実施の形態1では、バーストエラー発生などにより伝送スループットが低下した場合でも、映像ビットレートを段階的に低下させることが可能である。
またバーストエラーの発生が短期間で終了した場合、従来例では、図7(a)に示すように映像ビットレートを伝送スループットまで低下させてしまうが、本発明では、図7(b)に示すように、映像ビットレートを伝送スループットまで低下させることなく対応が可能である。このように映像ビットレートの低下を残バッファ容量に基づいて段階的に行うことにより、従来に比べてバーストエラーの発生に伴う画質劣化を抑えることが可能となる。
なお、本発明の実施の形態1では、レート変換実行点1〜3として送信バッファ蓄積量に3つの閾値を設定し、送信バッファ蓄積量が各閾値に到達する毎に図5の動作フローを行ったが、閾値の設定は3点に限定されるものではなく、レート変換実行点は1〜Nのように、いくつに設定しても良い。
なお、本発明の実施の形態1では、レート変換実行点1〜3として送信バッファ蓄積量に閾値を設定して、送信バッファ蓄積量が各閾値に到達する毎に図5の動作フローを行ったが、図8のフローチャートに示すように、レート変換実行点を設定することなく、常にリアルタイムで動作させたり、一定時間毎に動作させたりすることも可能である。ここで、図8のS2〜S6の動作ステップの内容は、図5のS2〜S6の動作ステップと同様である。
(実施の形態2)
本発明の実施の形態2について、図9と図10を用いて説明する。
実施の形態2と実施の形態1との違いは、映像送信側において、レート変換機能搭載の伝送装置1とAVサーバ11が一体化し、また映像受信側においても、伝送装置12と表示装置13が一体化した構成となっている点である。
図9に、本発明の実施の形態2におけるネットワーク接続構成の一例を示す。
図9では、本発明の実施の形態2における伝送装置搭載AVサーバ21と伝送装置搭載表示装置22が、IEEE802.11などの無線で接続されている。伝送装置搭載AVサーバ21の例としては、無線伝送機能搭載型パソコン、無線伝送機能搭載型ハードディスクレコーダなどが挙げられる。また伝送装置搭載表示装置22の例としては、無線伝送機能搭載型プラズマディスプレイ、無線伝送機能搭載型液晶ディスプレイなどが挙げられる。
また伝送装置搭載表示装置22は、IEEE802.11などの無線規格に基づいて伝送装置搭載AVサーバ21と接続可能な伝送装置搭載表示装置であり、本発明に係る機能を実装している必要はない。
図10は、伝送装置搭載AVサーバ21の構成の一例を示す機能ブロック図である。図10において、図3と同じ構成要素については、同じ符号を用いて、説明を省略する。
映像コンテンツ記憶部23は、映像コンテンツを記憶する機能を有する。例えば、映像コンテンツを記憶可能なハードディスクレコーダ、VHSレコーダ、DVDレコーダ、Blu−ray(登録商標)レコーダなどが挙げられる。ビットレート変換部4は、映像コンテンツ記憶装置23から出力される映像信号のビットレートを変換して、無線送信バッファに出力する。
実施の形態2における伝送装置搭載AVサーバ21の映像ビットレート変換制御動作の詳細は、実施の形態1における伝送装置1の映像ビットレート変換制御動作と同様で、図5、または図8の動作ステップに従うものであり、その説明を省略する。
実施の形態1と同様に、実施の形態2では、バーストエラー発生などにより伝送スループットが低下した場合でも、映像ビットレートを段階的に低下させることが可能である。
またバーストエラーの発生が短期間で終了した場合、従来例では、図7(a)に示すように映像ビットレートを伝送スループットまで低下させてしまうが、本発明では、図7(b)に示すように、映像ビットレートを伝送スループットまで低下させることなく対応が可能である。このように映像ビットレートの低下を残バッファ容量に基づいて段階的に行うことにより、従来に比べてバーストエラーの発生に伴う画質劣化を抑えることが可能となる。
(実施の形態3)
実施の形態3について、図11から図14を用いて説明する。
実施の形態3と実施の形態1とは、レート変換機能が伝送装置に搭載されているのではなく、AVサーバに搭載されている点において異なる。これによって、伝送装置は映像ビットレートを変換したい場合、AVサーバにビットレート変更要求の制御信号を通知する。AVサーバはこのビットレート変更要求の通知に従って、映像ビットレートを変換する。
実施の形態1と同じ構成要素については、同じ符号を用いて、説明を省略する。
図11は、本発明の実施の形態3におけるネットワーク接続構成の一例を示す。
本発明の実施の形態3における伝送装置25とAVサーバ(レート変換機能搭載)26とはEthernet(登録商標)やIEEE1394などの有線で接続され、伝送装置25と伝送装置12とはIEEE802.11などの無線で接続され、伝送装置12と表示装置13とはEthernet(登録商標)やIEEE1394などの有線で接続されている。伝送装置12と表示装置13の構成は実施の形態1と同様である。
AVサーバ(レート変換機能搭載)26には、映像コンテンツなどが記憶されており、例えば、ハードディスクレコーダ、Blu−ray(登録商標)レコーダ、パソコンあるいはパソコン周辺機器などである。さらに映像ビットレートを変換する機能と、伝送装置25からのビットレート変更要求27を受信し解析する機能を有する。
図12は、実施の形態3における伝送装置25の構成の一例を示す機能ブロック図である。図12において、図3、図10と同じ構成要素については、同じ符号を用いて、説明を省略する。
伝送装置25の無線送信バッファ9は、有線送受信部3で受信された映像信号を無線送受信部2から送出するまで蓄積する。ビットレート変換要求通知部28は、比較判定部8で決定された映像ビットレートから、ビットレート変換要求27を作成し、AVサーバ(レート変換機能搭載)26に通知する機能を有する。
図13に伝送装置25の動作フローを示す。実施の形態1の図5、図8と同じステップ要素については、同じ符号を用いて、説明を省略する。図13のS1からS5は、実施の形態1の図5のS1からS5と同様の動作である。
図13のS7では、図13のS5で比較判定して決定した映像ビットレートをもとに、ビットレート変換要求通知部28でビットレート変換要求27を作成し、AVサーバ(レート変換機能搭載)26に通知する。
AVサーバ(レート変換機能搭載)26は、ビットレート変換要求27を受信すると、映像ビットレートを要求に従って変換する。
図14に、図13のレート変換実行点1〜3の閾値でレート変換を実行するのと異なり、閾値を設けずに、リアルタイムでレート変換を実行した場合の動作フローを示す。
図14のS2〜S5、S7のステップ要素は、図13のS2〜S5、S7のステップ要素と同様であり、図14と図13の違いは、レート変換実行点1〜3の閾値を設けずに、リアルタイム動作することである。
なお本発明の実施の形態1、実施の形態2、実施の形態3では、レート変換実行点1から3の3つの閾値において、映像ビットレートの変更を実行したが、この3点に限定されるものではなく、レート変換実行点の閾値は1〜Nのように、いくつあっても良い。
なお本発明の実施の形態1、実施の形態2、実施の形態3では、レート変換実行点1から3の3つの閾値において、映像ビットレートの変更を実行したが、この3点に限定されるものではなく、閾値を設けずに、リアルタイムで映像ビットレートを変換制御するとしても良い。
なお本発明の実施の形態1、実施の形態2、実施の形態3では、無線送信バッファを、無線通信区間用のバッファとしているが、これに限定されるものでなく、映像コンテンツ記憶装置のシステム用送信バッファ、あるいはアプリケーション用送信バッファとする構成でも良い。
なお本発明の実施の形態1、実施の形態2、実施の形態3では、無線伝送区間でバーストエラーが発生した際に、映像ビットレートを適応的に変換する方法であるが、この無線伝送区間に限定されるものではなく、PLCネットワークなどの有線伝送区間のバーストエラー発生時に、映像ビットレートを適応的に変換する方法としても良い。
なお本発明の実施の形態1、実施の形態2、実施の形態3では、スループット計測を送信側の伝送装置で計測したが、これに限定されるものではなく、受信側の伝送装置で単位時間当たりの受信成功パケット数などからスループットを計測し、そのスループット値を送信側の伝送装置に通知するとしても良い。
なお本発明の実施の形態1、実施の形態2、実施の形態3では、メディア信号として映像信号の映像ビットレート変換方法として説明したが、メディア信号はこの映像信号に限定されるものではなく、音声信号の音声ビットレートなどの他のメディア信号としても良い。
なお本発明の実施の形態1、実施の形態2、実施の形態3では、バーストエラー発生時に、送信バッファの蓄積量が増加して、映像ビットレートを適応的に変換するとしているが、この連続的にパケットエラーが発生するバーストエラーに限定されるものではなく、離散的にパケットエラーが発生するランダムエラーの発生、または伝送路状態の悪化によって、送信バッファの蓄積量が増加して、映像ビットレートを適応的に変換するとしても良い。
なお本発明の実施の形態1、及び実施の形態2の装置の構成において、スループット計測部5及び比較判定部8を不要として、映像ビットレート計算部7で残バッファ容量とオーバーフロー到達時間(OFT)を基に計算される映像ビットレート値をビットレート変換部4に直接入力する構成としても良い。この場合、計測スループットと計算映像ビットレートの比較判定を行わず、計算された映像ビットレートの値で映像ビットレートの変換を行う。
なお本発明の実施の形態3の装置の構成において、スループット計測部5及び比較判定部8を不要として、映像ビットレート計算部7で残バッファ容量とオーバーフロー到達時間(OFT)を基に計算される映像ビットレート値をビットレート変換要求通知部28に直接入力する構成としても良い。この場合、計測スループットと計算映像ビットレートの比較判定を行わず、計算された映像ビットレートの値で映像ビットレートの変換を行う。
なお本発明の実施の形態1、実施の形態2、実施の形態3では、図6に示すようにメディア信号の符号化レート(映像ビットレート)が低下する場合について述べたが、これに限定されるものでなく、送信バッファの残バッファ容量が増加して、符号化レート(映像ビットレート)が増加する場合で本発明を適用するとしても良い。
なお本発明の実施の形態1、実施の形態2、実施の形態3では、図6に示すようにメディア信号の符号化レート(映像ビットレート)が段階的に低下する場合について述べたが、これに限定されるものでなく、送信バッファの残バッファ容量が低下していく場合は、本発明の実施の形態1、実施の形態2、実施の形態3の方法で符号化レート(映像ビットレート)を段階的に低下させ、逆に残バッファ容量が増加していく(すなわち、バッファ蓄積容量が増加していく)場合は、バッファ蓄積容量が閾値(例えば、レート変換実行点1)を下回った時点で符号化レート(映像ビットレート)を段階的でなく最大に増加させる(戻す)制御としても良い。
なお本発明の実施の形態1、実施の形態2、実施の形態3の動作において、図5のS1からS6までの動作フローの順序は、この順序に限定されるものではなく、S1→S3→S2→S4→S5→S6、あるいはS1→S2→S4→S3→S5→S6とする動作フローの順序でも良い。
なお本発明の実施の形態1、実施の形態2、実施の形態3の動作において、図8のS2からS6までの動作フローの順序は、この順序に限定されるものではなく、S2→S4→S3→S5→S6とする動作フローの順序でも良い。
なお本発明の実施の形態1、実施の形態2、実施の形態3の動作において、図13のS1からS5、S7までの動作フローの順序は、この順序に限定されるものではなく、S1→S3→S2→S4→S5→S7、あるいはS1→S2→S4→S3→S5→S7とする動作フローの順序でも良い。
なお本発明の実施の形態1、実施の形態2、実施の形態3の動作において、図14のS2からS5、S7までの動作フローの順序は、この順序に限定されるものではなく、S2→S4→S3→S5→S7とする動作フローの順序でも良い。
なお本発明の実施の形態1、実施の形態2、実施の形態3の構成は、その機能の全部または一部をプログラム記録媒体に記録し、コンピュータで実行するようにしても良い。
なお本発明の実施の形態1、実施の形態2、実施の形態3の構成は、典型的には集積回路であるLSI(Large Scale Integration)で実現されているものとしても良い。これらは、個別に1チップ化されていてもよいし、全ての構成又は一部の構成を含むように1チップ化されてもよい。集積回路は、集積度の違いにより、IC、システムLSI、スーパーLSI、ウルトラLSI等と呼称されることもある。また、集積回路の手法は、LSIに限定されるものではなく、専用回路又は汎用プロセッサを用いて実現してもよい。更に、FPGA(Field Programmable Gate Array)や、LSI内部の回路セルの接続や設定を再構成することができるリコンフィギュアラブル・プロセッサを利用してもよい。さらに半導体技術の進歩により、又は派生する別技術により現在の半導体技術に置き換わる集積回路化の技術が登場すれば、当然、その技術を用いて機能ブロックの集積化を行ってもよい。例えば、バイオ技術の応用等が考えられる。
(実施の形態4)
実施の形態4について、図15から図20を用いて説明する。
実施の形態1から実施の形態3は、映像送信側の伝送装置の送信バッファのオーバーフローを防ぐための方法であり、送信バッファの残バッファ容量を用いたが、実施の形態4は、映像受信側の伝送装置の受信バッファのアンダーフローを防ぐための方法であり、受信バッファのバッファ蓄積容量を用いる。
実施の形態1から実施の形態3と同じ構成要素については、同じ符号を用いて、説明を省略する。
図15は、本発明の実施の形態4におけるネットワーク接続構成の一例を示す。
本発明の伝送装置(レート変換機能搭載)41とAVサーバ11がEthernet(登録商標)やIEEE1394などの有線で接続され、伝送装置(レート変換機能搭載)41と本実施の形態の伝送装置31がIEEE802.11などの無線で接続され、伝送装置31と表示装置13がEthernet(登録商標)やIEEE1394などの有線で接続されている。AVサーバ11と表示装置13は実施の形態1と同様である。
図16は、映像受信側の伝送装置31の構成の一例を示す機能ブロック図である。
受信バッファ32は、無線送受信部2から受信した映像信号を一時的にバッファする機能を有する。受信バッファ32は、パケット蓄積量が多いほど安定した状態であり、逆にパケット蓄積量が低下してアンダーフローを起こすと、有線送受信部3へ送出する映像信号がなくなり、映像途切れが発生する。受信バッファ32からの出力レートは、映像ビットレートによって決まり、受信バッファ32への入力レートは伝送スループットによって決まる。この入出力データ量の差分が受信バッファ32へ蓄積される。伝送スループットとは、単位時間当たりの伝送成功ビット数を表し、実効伝送レート(bps)と同意である。
バッファ容量監視部33は、受信バッファ32に蓄積されている現在のデータ量(以下、現バッファ蓄積容量と称する)を監視する機能を有する。
映像ビットレート計算部34は、バッファ容量監視部33での現バッファ蓄積容量と、ある任意に設定可能なアンダーフロー到達時間(UFT:UnderFlow Time)から映像ビットレートを計算する機能を有する。
この計算される映像ビットレートは、アンダーフロー到達時間(UFT)で現バッファ蓄積容量を消費し尽くす映像ビットレートの値である。映像ビットレートは、
映像ビットレート(bps)=現バッファ蓄積容量(bit)/アンダーフロー到達時間UFT(sec)
で計算される。
したがって、この計算された映像ビットレートに変更することで、アンダーフロー到達時間まで、アンダーフローすることはなくなる。
スループット計測部35は、現状の伝送スループットを計測する機能を有する。例えば、ある単位時間内に、何個のパケット信号を受信成功したかで計測することが可能である。また伝送スループットの測定時間はアンダーフロー到達時間(UFT)に比べて十分小さいものとする。
比較判定部8は、映像ビットレート計算部34で算出された映像ビットレートと、スループット計測部35で計測された伝送スループットを比較判定する機能をする。比較判定部8は、両者の比較判定の結果、より大きな値を最適な映像ビットレートとして採用し、ビットレート変換要求通知部28に通知することで、映像ビットレートを変更制御する。
図17は、映像送信側の伝送装置41の構成の一例を示す機能ブロック図である。
ビットレート変換要求解析部42は、伝送装置31が送信したビットレート変換要求通知27を受信し、解析する機能を有する。ビットレート変換要求解析部42は、ビットレート変換要求通知に記される映像ビットレートの値に基づいて、ビットレート変換部4へ、映像ビットレート変換の指示を出す。これによって、映像ビットレートが変換される。
図18は、伝送装置31と伝送装置41の動作フローを示す。
バーストエラーが発生すると、伝送装置41からの受信パケット数が減少して、伝送装置31の受信バッファ32のパケット蓄積量が低下し、受信バッファ蓄積量がある閾値(レート変換実行点1)に到達する(図18のS11)。
伝送装置31は、バッファ容量監視部33で、現バッファ蓄積容量を取得する(図18のS12)。
伝送装置31は、スループット計測部35で、伝送スループットの計測値を取得する(図18のS13)。
伝送装置31は、映像ビットレート計算部34で、現バッファ蓄積容量とアンダーフロー到達時間(UFT)から映像ビットレートを計算する(図18のS14)。
計算方法は、
映像ビットレート=現バッファ蓄積容量/アンダーフロー到達時間(UFT)
である。また伝送スループットの測定時間はアンダーフロー到達時間(UFT)に比べて十分小さいものとする。
伝送装置31は、比較判定部8で、図18のS13で計測した伝送スループットと、図18のS14で計算した映像ビットレートを比較判定して、大きい方の値を変換する映像ビットレートとして決定する(図18のS15)。
伝送装置31は、図18のS15で決定した映像ビットレートを、ビットレート変換要求通知部28から伝送装置41へ通知する(図18のS16)。
伝送装置41は、伝送装置31が送信したビットレート変換要求27を受信する(図18のS21)。
伝送装置41は、ビットレート変換要求通知27に記された映像ビットレートに従い、映像ビットレートを変換する(図18のS22)。
図19は、本発明の実施の形態4における伝送装置31の受信バッファ32の蓄積量、経過時間、及び映像ビットレートの関係を示したグラフである。横軸が経過時間、縦軸が受信バッファ蓄積量を示す。本発明では、図18の動作フローを、レート変換実行点1〜3の閾値において、実行することで、映像ビットレートを段階的に下げることが可能となる。図19は、映像ビットレートを段階的に下げて、受信バッファ蓄積量が段階的に低下しており、受信バッファ32のアンダーフローを防ぐ。
図20は、本発明の実施の形態4における伝送装置31の受信バッファ32において、複数の閾値(例えば、レート変換実行点1〜3)を設けずに、常にリアルタイムで実行させた動作フローである。図20のS12からS16の動作は、図18のS12からS16の動作と同様である。
(実施の形態5)
実施の形態5について、図21から図23を用いて説明する。
実施の形態5は、実施の形態4と同様に、映像受信側の伝送装置の受信バッファのアンダーフローを防ぐ方法であり、受信バッファのバッファ蓄積容量を用いる。
実施の形態4との違いは、伝送装置(レート変換機能搭載)41とAVサーバ11が一体化し、また映像受信側においても、伝送装置31と表示装置13が一体化した構成となっている点である。
図21は、本発明の実施の形態5におけるネットワーク接続構成の一例を示す。
本発明の伝送装置搭載AVサーバ52と本発明の伝送装置搭載表示装置51が無線で接続されている。伝送装置搭載AVサーバ52の例としては、無線伝送機能搭載型パソコン、無線伝送機能搭載型ハードディスクレコーダなどが挙げられる。また伝送装置搭載表示装置51の例としては、無線伝送機能搭載型プラズマディスプレイ、無線伝送機能搭載型液晶ディスプレイなどが挙げられる。
図22は伝送装置搭載表示装置51の構成の一例を示す機能ブロック図である。図22において、図16と同じ構成要素については、同じ符号を用いて、説明を省略する。
表示部53は、映像コンテンツを表示する機能を有する。例えば、ディスプレイなどが挙げられる。
図23は伝送装置搭載AVサーバ52の構成の一例を示す機能ブロック図である。図23において、図17と同じ構成要素については、同じ符号を用いて、説明を省略する。
映像コンテンツ記憶装置23は、映像コンテンツを記憶する機能を有する。例えば、映像コンテンツを記憶可能なハードディスクレコーダ、VHSレコーダ、DVDレコーダ、Blu−ray(登録商標)レコーダなどが挙げられる。
本実施の形態5の動作の詳細は、実施の形態4と同様で、図18、または図20の動作ステップに従うものであり、その説明を省略する。
なお本発明の実施の形態4、及び実施の形態5では、レート変換実行点1から3の3つの閾値において、映像ビットレートの変更を実行したが、この3点に限定されるものではなく、レート変換実行点の閾値は1〜Nのように、いくつあっても良い。
なお本発明の実施の形態4、及び実施の形態5では、レート変換実行点1から3の3つの閾値において、映像ビットレートの変更を実行したが、この3点に限定されるものではなく、閾値を設けずに、リアルタイムで映像ビットレートを変換制御するとしても良い。
なお本発明の実施の形態4、及び実施の形態5では、受信バッファを無線通信区間での受信バッファとしているが、これに限定されるものでなく、映像を再生する表示装置のシステム用受信バッファ、あるいはアプリケーション用受信バッファとする構成でも良い。
なお本発明の実施の形態4、及び実施の形態5では、無線伝送区間でバーストエラーが発生した際に、映像ビットレートを適応的に変換する方法であるが、この無線伝送区間に限定されるものではなく、PLCネットワークなどの有線伝送区間のバーストエラー発生時に、映像ビットレートを適応的に変換する方法としても良い。
なお本発明の実施の形態4、及び実施の形態5では、スループット計測を受信側の伝送装置で計測したが、これに限定されるものではなく、送信側の伝送装置で単位時間当たりの送信成功パケット数などからスループットを計測し、そのスループット値を受信側の伝送装置に通知するとしても良い。
なお本発明の実施の形態4、及び実施の形態5では、メディア信号として映像信号の映像ビットレート変換方法として説明したが、メディア信号はこの映像信号に限定されるものではなく、音声信号の音声ビットレートなどの他のメディア信号としても良い。
なお本発明の実施の形態4、及び実施の形態5では、バーストエラー発生時に、受信バッファの蓄積量が低下して、映像ビットレートを適応的に変換するとしているが、この連続的にパケットエラーが発生するバーストエラーに限定されるものではなく、離散的にパケットエラーが発生するランダムエラーの発生、または伝送路状態の悪化によって、受信バッファの蓄積量が低下して、映像ビットレートを適応的に変換するとしても良い。
なお本発明の実施の形態4、及び実施の形態5の装置の構成において、スループット計測部35及び比較判定部8を不要として、映像ビットレート計算部34で現バッファ蓄積容量とアンダーフロー到達時間(UFT)を基に計算される映像ビットレート値をビットレート変換要求通知28に直接入力する構成としても良い。この場合、計測スループットと計算映像ビットレートの比較判定を行わず、計算された映像ビットレートの値で映像ビットレートの変換を行う。
なお本発明の実施の形態4、及び実施の形態5では、図19に示すようにメディア信号の符号化レート(映像ビットレート)が低下する場合について述べたが、これに限定されるものでなく、受信バッファのバッファ蓄積容量が増加して、符号化レート(映像ビットレート)が増加する場合で本発明を適用するとしても良い。
なお本発明の実施の形態4、及び実施の形態5では、図19に示すようにメディア信号の符号化レート(映像ビットレート)が段階的に低下する場合について述べたが、これに限定されるものでなく、受信バッファのバッファ蓄積容量が低下していく場合は、本発明の実施の形態4、及び実施の形態5の方法で符号化レート(映像ビットレート)を段階的に低下させ、逆にバッファ蓄積容量が増加していく場合は、バッファ蓄積容量が閾値(例えば、レート変換実行点1)を上回った時点で符号化レート(映像ビットレート)を段階的でなく最大に増加させる(戻す)制御としても良い。
なお本発明の実施の形態4、及び実施の形態5の動作において、図18のS11からS16までの動作フローの順序は、この順序に限定されるものではなく、S11→S13→S12→S14→S15→S16、あるいはS11→S12→S14→S13→S15→S16とする動作フローの順序でも良い。
なお、本発明の実施の形態4、及び実施の形態5の動作において、図20のS12からS16までの動作フローの順序は、この順序に限定されるものではなく、S12→S14→S13→S15→S16とする動作フローの順序でも良い。
なお本発明の実施の形態4、及び実施の形態5の構成は、その機能の全部または一部をプログラム記録媒体に記録し、コンピュータで実行するようにしても良い。
なお本発明の実施の形態4、及び実施の形態5の構成は、典型的には集積回路であるLSI(Large Scale Integration)で実現されているものとしても良い。これらは、個別に1チップ化されていてもよいし、全ての構成又は一部の構成を含むように1チップ化されてもよい。集積回路は、集積度の違いにより、IC、システムLSI、スーパーLSI、ウルトラLSI等と呼称されることもある。また、集積回路の手法は、LSIに限定されるものではなく、専用回路又は汎用プロセッサを用いて実現してもよい。更に、FPGA(Field Programmable Gate Array)や、LSI内部の回路セルの接続や設定を再構成することができるリコンフィギュアラブル・プロセッサを利用してもよい。さらに半導体技術の進歩により、又は派生する別技術により現在の半導体技術に置き換わる集積回路化の技術が登場すれば、当然、その技術を用いて機能ブロックの集積化を行ってもよい。例えば、バイオ技術の応用等が考えられる。
本発明にかかる符号化レート制御方法及び符号化レートを制御する伝送装置は、映像ビットレート変換機能あるいは音声ビットレート変換機能を用いた無線映像伝送、無線音声(VoIP)伝送、PLC映像伝送、PLC音声(VoIP)伝送で利用可能である。
本発明の実施の形態1から実施の形態3までにおける送信バッファ蓄積量、映像ビットレート、伝送スループットの関係図 本発明の実施の形態1から実施の形態3までにおける伝送スループット(bps)と映像ビットレート(bps)の関係図 本発明の実施の形態1における映像送信側の伝送装置の構成を示す機能ブロック図 本発明の実施の形態1におけるネットワーク接続構成を示す図 本発明の実施の形態1から実施の形態2までにおける映像送信側の伝送装置の動作処理のフローを示す図 本発明の実施の形態1から実施の形態3までにおける映像送信側の伝送装置の送信バッファ蓄積量と映像ビットレート、経過時間の関係図 本発明の実施の形態1から実施の形態3までにおける伝送スループット(bps)と映像ビットレート(bps)の関係図 本発明の実施の形態1から実施の形態2までにおける映像送信側の伝送装置の動作処理のフローを示す図 本発明の実施の形態2におけるネットワーク接続構成を示す図 本発明の実施の形態2における映像送信側の伝送装置の構成を示す機能ブロック図 本発明の実施の形態3におけるネットワーク接続構成を示す図 本発明の実施の形態3における映像送信側の伝送装置の構成を示す機能ブロック図 本発明の実施の形態3における映像送信側の伝送装置の動作処理のフローを示す図 本発明の実施の形態3における映像送信側の伝送装置の動作処理のフローを示す図 本発明の実施の形態4におけるネットワーク接続構成を示す図 本発明の実施の形態4における映像受信側の伝送装置の構成を示す機能ブロック図 本発明の実施の形態4における映像送信側の伝送装置の構成を示す機能ブロック図 本発明の実施の形態4から実施の形態5までにおける映像送信側の伝送装置及び映像受信側の伝送装置の動作処理のフローを示す図 本発明の実施の形態4から実施の形態5までにおける映像受信側の伝送装置の受信バッファ蓄積量と映像ビットレート、経過時間の関係図 本発明の実施の形態4から実施の形態5までにおける映像受信側の伝送装置の動作処理のフローを示す図 本発明の実施の形態5におけるネットワーク接続構成を示す図 本発明の実施の形態5における映像受信側の伝送装置の構成を示す機能ブロック図 本発明の実施の形態5における映像送信側の伝送装置の構成を示す機能ブロック図 バーストエラーの発生により送信バッファオーバーフローを示す図 先行例での動画配信装置と動画再生装置の関係図 先行例での伝送スループット(bps)と映像ビットレート(bps)の関係図
符号の説明
1 映像送信側の伝送装置(レート変換機能搭載)
2 無線送受信部
3 有線送受信部
4 ビットレート変換部
5 スループット計測部
6 残バッファ容量監視部
7 映像ビットレート計算部
8 比較判定部
9 無線送信バッファ
11 AVサーバ
12 映像受信側の伝送装置
13 表示装置
21 伝送装置搭載AVサーバ(レート変換機能搭載)
22 伝送装置搭載表示装置
23 映像コンテンツ記憶部
25 映像送信側の伝送装置
26 AVサーバ(レート変換機能搭載)
27 ビットレート変換要求
28 ビットレート変換要求通知部
31 映像受信側の伝送装置
32 受信バッファ
33 バッファ容量監視部
34 映像ビットレート計算部
35 スループット計測部
41 映像送信側の伝送装置(レート変換機能搭載)
42 ビットレート変換要求解析部
51 伝送装置搭載AVサーバ(レート変換機能搭載)
52 伝送装置搭載表示装置
53 表示部
501 送信バッファ
601 動画配信装置
602 動画再生装置
603 動画像データ送信手段
604 ビットレート切替手段
605 帯域幅計測・通知手段

Claims (24)

  1. ネットワークを介してメディア信号を伝送するネットワークシステムにおいて、ネットワークの伝送路状態に応じて、メディア信号の符号化レートを制御する方法であって、
    伝送路状態悪化による実効伝送レートの低下時に、メディア信号の符号化レートを実効伝送レートよりも高いレートで段階的に低下させ追従させるステップを含む符号化レート制御方法。
  2. ネットワークを介してメディア信号を伝送するネットワークシステムにおいて、ネットワークの伝送路状態に応じて、メディア信号の符号化レートを制御する方法であって、
    送信バッファから残りのバッファ容量を監視するステップと、
    残りのバッファ容量がある閾値に達すると、前記残りのバッファ容量とオーバーフローまでの到達時間からメディア信号のビットレートを計算するステップと、
    算出した前記メディア信号のビットレートに符号化レートを変換するステップとを含む符号化レート制御方法。
  3. ネットワークを介してメディア信号を伝送するネットワークシステムにおいて、ネットワークの伝送路状態に応じて、メディア信号の符号化レートを制御する方法であって、
    送信バッファから残りのバッファ容量を監視するステップと、
    残りのバッファ容量がある閾値に達すると、前記残りのバッファ容量とオーバーフローまでの到達時間からメディア信号のビットレートを計算するステップと、
    実効伝送レートであるスループットを計測するステップと、
    算出した前記メディア信号のビットレートと計測した前記スループットを比較判定するステップと
    前記比較判定ステップで、大きい方の値に符号化レートを変換するステップとを含む符号化レート制御方法。
  4. メディア信号サーバ装置と、伝送装置と、表示装置で構成されるネットワークシステムにおいて、ネットワークの伝送路状態に応じて、メディア信号の符号化レートを制御する方法であって、
    前記伝送装置が送信バッファから残りのバッファ容量を監視するステップと、
    前記伝送装置が残りのバッファ容量がある閾値に達すると、前記残りのバッファ容量とオーバーフローまでの到達時間からメディア信号のビットレートを計算するステップと、
    前記伝送装置が実効伝送レートであるスループットを計測するステップと、
    前記伝送装置が算出した前記メディア信号のビットレートと計測した前記スループットを比較判定するステップと
    前記伝送装置が前記比較判定ステップで、大きい方の値に符号化レートを変換するために、メディア信号サーバ装置にレート変換要求を通知するステップと
    前記メディア信号サーバが前記レート変換要求を受信すると、符号化レートを変換するステップとを含む符号化レート制御方法。
  5. 前記メディア信号ビットレート計算手段が、
    メディア信号ビットレート(bps)=残りのバッファ容量(bit)/オーバーフロー到達時間(sec)
    で計算される請求項2から請求項4のいずれか1項に記載の符号化レート制御方法。
  6. メディア信号サーバ装置と、伝送装置と、表示装置で構成されるネットワークシステムにおいて、ネットワークの伝送路状態に応じて、メディア信号の符号化レートを制御する方法であって、
    前記伝送装置が受信バッファからバッファ蓄積容量を監視するステップと、
    前記伝送装置のバッファ蓄積容量がある閾値に達すると、前記バッファ蓄積容量とアンダーフローまでの到達時間からメディア信号のビットレートを計算するステップと、
    前記伝送装置が算出した前記メディア信号のビットレートに符号化レートを変換するために、メディア信号サーバ装置にレート変換要求を通知するステップと
    前記メディア信号サーバが前記レート変換要求を受信すると、符号化レートを変換するステップとを含む符号化レート制御方法。
  7. メディア信号サーバ装置と、伝送装置と、表示装置で構成されるネットワークシステムにおいて、ネットワークの伝送路状態に応じて、メディア信号の符号化レートを制御する方法であって、
    前記伝送装置が受信バッファからバッファ蓄積容量を監視するステップと、
    前記伝送装置がバッファ蓄積容量がある閾値に達すると、前記バッファ蓄積容量とアンダーフローまでの到達時間からメディア信号のビットレートを計算するステップと、
    前記伝送装置が実効伝送レートであるスループットを計測するステップと、
    前記伝送装置が算出した前記メディア信号のビットレートと計測した前記スループットを比較判定するステップと
    前記伝送装置が前記比較判定ステップで、大きい方の値に符号化レートを変換するために、メディア信号サーバ装置にレート変換要求を通知するステップと
    前記メディア信号サーバが前記レート変換要求を受信すると、符号化レートを変換するステップとを含む符号化レート制御方法。
  8. 前記メディア信号ビットレート計算手段が、
    メディア信号ビットレート(bps)=バッファ蓄積容量(bit)/アンダーフロー到達時間(sec)
    で計算される請求項6から請求項7のいずれか1項に記載の符号化レート制御方法。
  9. 前記メディア信号は、MPEG−2 TSデータ、あるいはMPEG−4 AVC/H.264データである請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の符号化レート制御方法。
  10. 前記メディア信号は、音声データである請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の符号化レート制御方法。
  11. 前記ネットワークの伝送路状態が無線ネットワークの伝送路状態であり、前記無線ネットワークがIEEE802.11規格準拠である請求項1から請求項8記載の符号化レート制御方法。
  12. ネットワークを介してメディア信号を伝送するネットワークシステムにおいて、ネットワークの伝送路状態に応じて、メディア信号の符号化レートを制御して、メディア信号をネットワークに送信する伝送装置であって、
    伝送路状態悪化による実効伝送レートの低下時に、メディア信号の符号化レートを実効伝送レートよりも高いレートで段階的に低下させ追従させる手段を備える伝送装置。
  13. ネットワークを介してメディア信号を伝送するネットワークシステムにおいて、ネットワークの伝送路状態に応じて、メディア信号の符号化レートを制御して、メディア信号をネットワークに送信する伝送装置であって、
    送信バッファの残りのバッファ容量を監視する残バッファ容量監視手段と
    前記残りのバッファ容量とオーバーフローまでの到達時間からメディア信号のビットレートを計算するメディア信号ビットレート計算手段と
    算出した前記メディア信号ビットレートで符号化レートを変換するビットレート変換手段とを備えるメディア信号送信側の伝送装置。
  14. ネットワークを介してメディア信号を伝送するネットワークシステムにおいて、ネットワークの伝送路状態に応じて、メディア信号の符号化レートを制御して、メディア信号をネットワークに送信する伝送装置であって、
    送信バッファの残りのバッファ容量を監視する残バッファ容量監視手段と
    前記残りのバッファ容量とオーバーフローまでの到達時間からメディア信号のビットレートを計算するメディア信号ビットレート計算手段と
    実効伝送レートであるスループットを計測するスループット計測手段と
    算出した前記メディア信号ビットレートと計測したスループットを比較判定する比較判定手段と
    前記比較判定手段で、大きい方の値に符号化レートを変換するビットレート変換手段とを備えるメディア信号送信側の伝送装置。
  15. メディア信号サーバ装置と、伝送装置と、表示装置で構成されるネットワークシステムにおいて、ネットワークの伝送路状態に応じて、メディア信号の符号化レートを制御して、メディア信号をネットワークに送信する伝送装置であって、
    送信バッファの残りのバッファ容量を監視する残バッファ容量監視手段と
    前記残りのバッファ容量とオーバーフローまでの到達時間からメディア信号のビットレートを計算するメディア信号ビットレート計算手段と
    実効伝送レートであるスループットを計測するスループット計測手段と
    算出した前記メディア信号ビットレートと計測したスループットを比較判定する比較判定手段と
    前記比較判定手段で、大きい方の値に符号化レートを変換するために、メディア信号サーバ装置に通知する手段とを備えるメディア信号送信側の伝送装置。
  16. 前記メディア信号ビットレート計算手段が、
    メディア信号ビットレート(bps)=残りのバッファ容量(bit)/オーバーフロー到達時間(sec)
    で計算される請求項13から請求項15記載の伝送装置。
  17. メディア信号サーバ装置と、伝送装置と、表示装置で構成されるネットワークシステムにおいて、ネットワークの伝送路状態に応じて、メディア信号の符号化レートを制御して、メディア信号をネットワークから受信する伝送装置であって、
    受信バッファのバッファ蓄積容量を監視するバッファ蓄積容量監視手段と
    前記バッファ蓄積容量とアンダーフローまでの到達時間からメディア信号のビットレートを計算するメディア信号ビットレート計算手段と
    算出した前記メディア信号ビットレートに符号化レートを変換するために、メディア信号サーバ装置に通知する手段とを備えるメディア信号受信側の伝送装置。
  18. メディア信号サーバ装置と、伝送装置と、表示装置で構成されるネットワークシステムにおいて、ネットワークの伝送路状態に応じて、メディア信号の符号化レートを制御して、メディア信号をネットワークから受信する伝送装置であって、
    受信バッファのバッファ蓄積容量を監視するバッファ蓄積容量監視手段と
    前記バッファ蓄積容量とアンダーフローまでの到達時間からメディア信号のビットレートを計算するメディア信号ビットレート計算手段と
    実効伝送レートであるスループットを計測するスループット計測手段と
    算出した前記メディア信号ビットレートと計測したスループットを比較判定する比較判定手段と
    前記比較判定手段で、大きい方の値に符号化レートを変換するために、メディア信号サーバ装置に通知する手段とを備えるメディア信号受信側の伝送装置。
  19. 前記メディア信号ビットレート計算手段が、
    メディア信号ビットレート(bps)=バッファ蓄積容量(bit)/アンダーフロー到達時間(sec)
    で計算される請求項17から請求項18のいずれか1項に記載の伝送装置。
  20. 前記メディア信号は、MPEG−2 TSデータ、あるいはMPEG−4 AVC/H.264データである請求項12から請求項19のいずれか1項に記載の伝送装置。
  21. 前記メディア信号は、音声データである請求項12から請求項19のいずれか1項に記載の伝送装置。
  22. 前記ネットワークの伝送路状態が無線ネットワークの伝送路状態であり、前記伝送装置がIEEE802.11規格準拠の無線伝送装置である請求項12から請求項19のいずれか1項に記載の伝送装置。
  23. 請求項1から請求項22のいずれか1項に記載の伝送装置が有する機能の全部または一部をコンピュータにより実行させるためのプログラム記憶媒体。
  24. 請求項1から請求項22のいずれか1項に記載の伝送装置が有する機能の全部または一部を集積化した集積回路。
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