JP2008301274A - 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム - Google Patents
情報処理装置、情報処理方法及びプログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2008301274A JP2008301274A JP2007146021A JP2007146021A JP2008301274A JP 2008301274 A JP2008301274 A JP 2008301274A JP 2007146021 A JP2007146021 A JP 2007146021A JP 2007146021 A JP2007146021 A JP 2007146021A JP 2008301274 A JP2008301274 A JP 2008301274A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- subject
- image data
- display
- designated
- information processing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06V—IMAGE OR VIDEO RECOGNITION OR UNDERSTANDING
- G06V10/00—Arrangements for image or video recognition or understanding
- G06V10/70—Arrangements for image or video recognition or understanding using pattern recognition or machine learning
- G06V10/74—Image or video pattern matching; Proximity measures in feature spaces
- G06V10/75—Organisation of the matching processes, e.g. simultaneous or sequential comparisons of image or video features; Coarse-fine approaches, e.g. multi-scale approaches; using context analysis; Selection of dictionaries
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Vision & Pattern Recognition (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- Medical Informatics (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Databases & Information Systems (AREA)
- Evolutionary Computation (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Artificial Intelligence (AREA)
- Software Systems (AREA)
- Computing Systems (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Processing Or Creating Images (AREA)
- Image Processing (AREA)
- Television Signal Processing For Recording (AREA)
- Editing Of Facsimile Originals (AREA)
- Studio Devices (AREA)
Abstract
【課題】被写体の配置が相違する画像データ間においても容易に被写体の比較を行うことができる情報処理装置、情報処理方法及びプログラムを提供する。
【解決手段】被写体を指定被写体として指定する(ステップS501)。次に、指定被写体とのずれの量が所定値以下の被写体を含む2以上の画像データを所定の画像データ群から選択する(ステップS502〜S503)。次いで、選択された2以上の画像データを、表示手段に設けられた2以上の表示領域に表示させる(ステップS504〜S505)。このとき、指定被写体とのずれの量が所定値以下の被写体を主要被写体とし、主要被写体の表示領域における配置及び大きさを、2以上の画像データの間でそれらのずれの量が所定値以下になるように調整した上で、2以上の画像データを表示させる。
【選択図】図2
【解決手段】被写体を指定被写体として指定する(ステップS501)。次に、指定被写体とのずれの量が所定値以下の被写体を含む2以上の画像データを所定の画像データ群から選択する(ステップS502〜S503)。次いで、選択された2以上の画像データを、表示手段に設けられた2以上の表示領域に表示させる(ステップS504〜S505)。このとき、指定被写体とのずれの量が所定値以下の被写体を主要被写体とし、主要被写体の表示領域における配置及び大きさを、2以上の画像データの間でそれらのずれの量が所定値以下になるように調整した上で、2以上の画像データを表示させる。
【選択図】図2
Description
本発明は、複数の画像データ間での被写体の比較に好適な情報処理装置、情報処理方法及びプログラムに関する。
近年、デジタルカメラの普及により、プロのカメラマンだけでなく、一般のユーザがパーソナルコンピュータ(PC)を用いて写真を編集することが多くなってきている。そして、画像データの編集、印刷及び記録の際に、ユーザは、画像の一覧表示等を用いて画像データを比較したり、ベストショットを選択したりする作業を行っている。
しかし、このような作業では、ユーザが編集対象とする被写体を含む画像データを多数の画像データの中から選択したり、比較しやすくするために表示倍率及び表示位置を調整したりする必要がある。このため、ユーザが行う処理が煩雑なものとなっている。
また、このような課題を解決することを目的とした画像処理装置が特許文献1に記載されている。この画像処理装置は、先ず、複数の画像を画面上に表示し、それぞれの画像の表示サイズを画面に合わせて調整している。その後、ユーザからの指示に基づいて、1つの画像のみのサイズを調整したり、1つの画像に対するサイズの調整を他の画像にも連動させたりしている。また、特許文献1には、画像データの画素数又は撮影ズーム倍率に応じて拡大処理又は縮小処理を行うことが記載され、このような処理の結果、2つの画像間で主要被写体のサイズが最終的に一致するという例も挙げられている。
しかしながら、特許文献1に挙げられている例は、主要被写体を含む画像データの構成が特別な場合に特化されたもののみであり、種々の画像データを用いた場合に望ましい結果が得られるとはいえない。例えば、主要被写体の配置がほぼ等しい2つの画像データを用いる場合に、特許文献1に記載の画像処理装置を適用することは可能であるが、主要被写体の配置がずれている場合に適用しても望ましい結果は得られない。つまり、特許文献1に記載の画像処理装置を用いて処理することができる画像データには大きな制限がある。
本発明は、被写体の配置が相違する画像データ間においても容易に被写体の比較を行うことができる情報処理装置、情報処理方法及びプログラムを提供することを目的とする。
本願発明者は、前記課題を解決すべく鋭意検討を重ねた結果、以下に示す発明の諸態様に想到した。
本発明に係る情報処理装置は、被写体を指定被写体として指定する被写体指定手段と、前記指定被写体とのずれの量が所定値以下の被写体を含む2以上の画像データを所定の画像データ群から選択するデータ選択手段と、前記データ選択手段により選択された2以上の画像データを、表示手段に設けられた2以上の表示領域に表示させる表示制御手段と、を有し、前記表示制御手段は、前記指定被写体とのずれの量が所定値以下の被写体を主要被写体とし、前記主要被写体の前記表示領域における配置及び大きさを、前記2以上の画像データの間でそれらのずれの量が所定値以下になるように調整した上で、前記2以上の画像データを表示させることを特徴とする。
本発明に係る情報処理方法は、被写体を指定被写体として指定する被写体指定ステップと、前記指定被写体とのずれの量が所定値以下の被写体を含む2以上の画像データを所定の画像データ群から選択するデータ選択ステップと、前記データ選択ステップにおいて選択された2以上の画像データを、表示手段に設けられた2以上の表示領域に表示させる表示制御ステップと、を有し、前記表示制御ステップにおいて、前記指定被写体とのずれの量が所定値以下の被写体を主要被写体とし、前記主要被写体の前記表示領域における配置及び大きさを、前記2以上の画像データの間でそれらのずれの量が所定値以下になるように調整した上で、前記2以上の画像データを表示させることを特徴とする。
本発明に係るプログラムは、コンピュータに、被写体を指定被写体として指定する被写体指定ステップと、前記指定被写体とのずれの量が所定値以下の被写体を含む2以上の画像データを所定の画像データ群から選択するデータ選択ステップと、前記データ選択ステップにおいて選択された2以上の画像データを、表示手段に設けられた2以上の表示領域に表示させる表示制御ステップと、を実行させるプログラムであって、前記表示制御ステップは、前記指定被写体とのずれの量が所定値以下の被写体を主要被写体とし、前記主要被写体の前記表示領域における配置及び大きさを、前記2以上の画像データの間でそれらのずれの量が所定値以下になるように調整した上で、前記2以上の画像データを表示させるステップであることを特徴とする。
本発明によれば、表示制御手段により2以上の画像データ間で主要被写体の配置及び大きさが調整された上で、当該2以上の画像データが表示されるため、被写体の比較を容易に行うことができる。
以下、本発明の実施形態について添付の図面を参照して具体的に説明する。
(第1の実施形態)
先ず、本発明の第1の実施形態について説明する。図1は、本発明の第1の実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成を示すブロック図である。
先ず、本発明の第1の実施形態について説明する。図1は、本発明の第1の実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成を示すブロック図である。
本実施形態に係る情報処理装置100には、入力部101、CPU102、表示部103、プログラムメモリ104、データメモリ105、ネットワーク・インタフェース106及びバス107が含まれている。入力部101、CPU102、表示部103、プログラムメモリ104、データメモリ105及びネットワーク・インタフェース106は、バス107を介して互いに接続されている。
入力部101は、ユーザによる情報(データ)の入力に利用される。入力部101としては、例えばキーボード、マウス及び/又はリモコン装置等が用いられる。これらは有線方式及び無線方式のいずれであってもよい。
CPU102は、後述するプログラムメモリ104に格納されているプログラムに基づいて、種々の処理のための演算及び論理判断等を行い、バス107に接続された各構成要素を制御する。
表示部103は表示手段として機能し、情報(データ)の表示を行う。表示部103としては、例えばLCD及びCRT等のディスプレイが用いられる。
プログラムメモリ104は、CPU102が実行するプログラムを格納している。プログラムメモリ104としては、例えばROM、又は外部記憶装置等に記憶されたプログラムがロードされるRAM等が用いられる。
データメモリ105は、CPU102による処理の結果、生じたデータを格納する。また、CPU102による処理に必要なデータ等が、不揮発性の外部記憶媒体等からデータメモリ105に予めロードされることもある。更に、データメモリ105に格納されたデータは、CPU102により適宜参照される。データメモリ105としては、例えばRAMが用いられる。
ネットワーク・インタフェース106はネットワーク108を介して外部のデバイス及び/又は記憶媒体との間で情報(データ)等の授受を行う。
バス107は、CPU102の制御の対象である各構成要素を指示するアドレス信号、各構成要素を制御するためのコントロール信号、及び各構成要素間で相互に授受が行われるデータの転送等を行う。
次に、プログラムメモリ104に格納されているプログラムについて説明する。図2は、プログラムメモリ104に格納されているプログラムの内容を示すフローチャートである。本実施形態では、CPU102が、プログラムメモリ104に格納されているプログラムを実行することにより、被写体指定手段、データ選択手段及び表示制御手段として機能する。
本実施形態では、先ず、ステップS501において、CPU102はユーザに被写体を指定させる。図3は、ステップS501の処理の詳細を示すフローチャートである。
ステップS501の処理では、先ず、ステップS601において、CPU102がユーザに画像データを指定させ、これを、データメモリ105、又はネットワーク108の接続先等から読み込む。そして、CPU102は、画像データに含まれる1又は2以上の選択可能な被写体を検出する。被写体としては、例えば、人、人の顔、動物、及び2次元又は3次元のグラフィックス等が挙げられるが、他の認識可能な物体でもよい。
次に、CPU102は、ステップS602において、ステップS601において読み込んだ画像データを含む被写体指定画面を表示部103に表示させ、ユーザに1つの被写体を指定被写体として指定させる。
図4は、被写体指定画面の一例を示す図である。この被写体指定画面200には、ユーザにより指定された画像データ201、及びメッセージを表示するパネル202が含まれている。また、被写体指定画面200には、CPU102が検出した1又は2以上の選択可能な被写体が明示され、パネル202に、1つの被写体を指定する旨のメッセージが表示される。そして、ユーザにより被写体が指定されると、指定された被写体にマーク203が付される。図4に示す例では、顔の画像が被写体として指定されている。
なお、画像データ201に含まれる選択可能な被写体が1つである場合には、ステップS602において、ユーザに被写体を指定させずに、当該被写体が指定されたものと擬制してもよい。
ステップS501の処理の後、CPU102は、ステップS502において、指定被写体の特徴量を基準特徴量として算出する。この基準特徴量は、後述のように、他の画像データから指定被写体と同一とみなすことができる被写体を認識するために用いられる。
次に、CPU102は、ステップS503において、基準特徴量に基づいて、所定の画像データ群から2以上の画像データを選択画像データとして選択する。図4に示す例のように、ステップS602において顔の画像が指定被写体として指定され、ステップS502においてその特徴量が基準特徴量として算出されている場合には、先ず、顔画像の検出を行い、その特徴量と基準特徴量とを比較する。そして、それらのずれ量が所定値以下の顔画像を主要被写体として認識し、当該顔画像を含む画像データを選択する。所定の画像データ群は、例えばデータメモリ105、又はネットワーク108の接続先等に含まれている。なお、選択画像データとして選択することができる画像データが1又は0の場合、その旨を表示部103に表示させて処理を終了する。処理を進めても最終的に画像データの比較を行うことができないからである。
図5は、画像データ群を構成する画像データの一例を示す図である。ここでは、3つの静止画の画像データ400〜402から画像データ群が構成されているとする。また、画像データ400に、基準特徴量からのずれの量が所定値以下の特徴量の被写体403、及び基準特徴量からのずれの量が所定値を超える被写体404が含まれているものとする。また、画像データ401に、基準特徴量からのずれの量が所定値以下の特徴量の被写体405が含まれているものとする。更に、画像データ402には、基準特徴量からのずれの量の大小にかかわらず、いかなる被写体も含まれていないものとする。CPU102は、図5に示す画像データ群から所定の画像データを選択する場合には、被写体403を含む画像データ400及び被写体405を含む画像データ401を選択画像データとして選択することとなる。この場合、被写体403及び405が主要被写体となる。
ステップS503の処理の後、CPU102は、ステップS504において、各選択画像データに対して、予め定められた設定値に基づいて、それに含まれる主要被写体の大きさ及び位置等の表示形態を決定する。この時、CPU102は、全ての選択画像データが同程度の大きさで表示部103に表示されると共に、全ての選択画像データ間で、表示部103の各表示領域における主要被写体の大きさ及び配置が同等となるようにする。設定値としては、デフォルトの値を用いてもよく、ユーザにより設定された値を用いてもよい。なお、表示部103内での各選択画像データの大きさは完全に一致している必要はなく、それらのずれの量が所定値以下であればよい。また、主要被写体の大きさ及び配置も完全に一致している必要はなく、それらのずれの量が所定値以下であればよい。
画像データ400及び401が選択画像データとして選択されている場合、CPU102は、例えば、主要被写体である被写体403及び405が同等の大きさになると共に、各画像データの表示画面中で中心よりやや上方に位置するように表示形態を決定する。
次に、CPU102は、ステップS505において、ステップS504において決定された表示形態に沿って、各画像データを表示部103に表示させる。この時、CPU102は、各画像データが表示部103内に並べて配置されるようにする。これは、各画像データをユーザが容易に比較することができるようにするためである。ステップS505において表示部103に表示される画面を被写体比較画面ということとする。
図6は、被写体比較画面の一例を示す図である。この被写体比較画面300には、選択画像データ301及び302が含まれている。選択画像データ301及び302は、夫々画像データ400及び401の一部分であり、夫々の間で主要被写体である被写体403及び405の大きさ及び配置が同等となっている。これは、ステップS504において、CPU102が適切に表示形態を決定しているからである。また、被写体比較画面300には、選択画像データ301に関する操作アイコン等を表示するパネル303及び選択画像データ302に関する操作アイコン等を表示するパネル304も含まれている。パネル303及び304内の操作アイコンには、例えば選択画像データ301又は302に対する表示位置の変更、編集又は保存に関するアイコン等が含まれる。また、パネル303及び304に、一方の選択画像データに対する操作を他方の選択画像データにも適用させるボタン及びアイコン等が表示されてもよい。また、パネル303及び304に、選択画像データ301及び302の属性情報、拡大率、及び元画像データに対する表示位置等の情報が表示されてもよい。
このような第1の実施形態によれば、指定被写体と同一のみなすことができる主要被写体の配置が相違している複数の選択画像データの間においても、主要被写体の比較を容易に行うことが可能である。つまり、ユーザにより指定されマーク203が付された指定被写体との特徴量のずれの量が所定値以下である被写体403及び405の配置が画像データ400及び402間で相違しているものの、被写体403及び405の比較を容易に行うことができる。
なお、ユーザによる指定の有無にかかわらず、CPU102により検出された被写体のデータを消去せずに、データメモリ105等に格納しておいてもよい。このような処理を行った場合には、その後にユーザが同一の画像データを用いて同一の又は他の指定被写体についての比較を行おうとする際に、再度の検出を行わずに格納してあるデータを用いることができる。つまり、再度の検出を行わずとも、格納してある被写体のリスト表示等を介して、ユーザに指定被写体を指定させることができる。
また、ステップS505での表示の際に、複数の選択画像データを、それらの属性情報及び主要被写体の特徴量に関する情報の一方又は両方を基準として分類してもよい。例えば、選択画像データの作成日又はファイル名に基づいて分類してもよい。更に、選択画像データの解像度、主要被写体の解像度、又は被写体のピント精度等に基づいて分類してもよい。また、これらを組み合わせて分類してもよい。
また、ステップS505での表示の際に、全ての選択画像データを1つのページ内に表示してもよいし、複数のページに分けて表示してもよい。いずれにせよ、ユーザが主要被写体を比較しやすい状態にすることが好ましい。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。第2の実施形態では、被写体指定画面の構成及びそれに関する処理が第1の実施形態と相違しており、その他の構成は第1の実施形態と同様である。図7は、被写体指定画面の一例を示す図である。この被写体指定画面700には、第1の実施形態と同様に、ユーザにより指定された画像データ201、及びメッセージを表示するパネル704が含まれている。また、被写体指定画面700には、ユーザが操作可能なカーソル703が表示され、パネル704には、カーソル703を用いた矩形の範囲指定図形702により指定しようとする被写体を囲む旨のメッセージが表示される。図7に示す例でも、顔の画像が被写体として指定されている。第1の実施形態と同様に、指定された被写体にマークが付されてもよい。
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。第2の実施形態では、被写体指定画面の構成及びそれに関する処理が第1の実施形態と相違しており、その他の構成は第1の実施形態と同様である。図7は、被写体指定画面の一例を示す図である。この被写体指定画面700には、第1の実施形態と同様に、ユーザにより指定された画像データ201、及びメッセージを表示するパネル704が含まれている。また、被写体指定画面700には、ユーザが操作可能なカーソル703が表示され、パネル704には、カーソル703を用いた矩形の範囲指定図形702により指定しようとする被写体を囲む旨のメッセージが表示される。図7に示す例でも、顔の画像が被写体として指定されている。第1の実施形態と同様に、指定された被写体にマークが付されてもよい。
第1の実施形態では、ステップS602においてユーザに被写体を指定させる前に、CPU102が1又は2以上の被写体を検出し、これらを選択可能な状態にして表示している。つまり、第1の実施形態では、ユーザが指定することができる被写体は、CPU102により検出されたものに限定されている。これに対し、第2の実施形態では、ユーザが任意に被写体を指定することができる。このため、第1の実施形態と同様の効果が得られるだけでなく、被写体の指定の自由度及び正確性がより高いものとなる。
なお、範囲指定図形702が矩形である必要はなく、円形であってもよい。また、範囲指定図形702をフリーハンドで描くようにしてもよい。
(第3の実施形態)
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。第3の実施形態では、指定被写体の指定に関する処理が第1の実施形態と相違しており、その他の構成は第1の実施形態と同様である。つまり、第3の実施形態では、ステップS501の処理の内容が第1の実施形態と相違している。図8は、第3の実施形態におけるステップS501の処理の詳細を示すフローチャートである。本実施形態では、CPU102が、プログラムメモリ104に格納されているプログラムを実行することにより、第2のデータ選択手段及び被写体抽出手段としても機能する。
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。第3の実施形態では、指定被写体の指定に関する処理が第1の実施形態と相違しており、その他の構成は第1の実施形態と同様である。つまり、第3の実施形態では、ステップS501の処理の内容が第1の実施形態と相違している。図8は、第3の実施形態におけるステップS501の処理の詳細を示すフローチャートである。本実施形態では、CPU102が、プログラムメモリ104に格納されているプログラムを実行することにより、第2のデータ選択手段及び被写体抽出手段としても機能する。
第3の実施形態のステップS501の処理では、先ず、ステップS1001において、CPU102が複数の画像データを含む画像データ選択画面を表示部103に表示させ、ユーザに指定しようとする被写体を含むものを選択させる。
図9は、画像データ選択画面の一例を示す図である。この画像データ選択画面800には、例えば、所定の第2の画像データ群に含まれる画像データ801〜806の一覧、及びそれらを選択する際にユーザがチェックする複数のボタン807が表示される。また、画像データ選択画面800には、例えば、ユーザが処理を続行させる際にクリックする「OK」ボタン808、及びユーザが処理をやり直させる際にクリックする「キャンセル」ボタン809も表示される。所定の第2の画像データ群は、例えばデータメモリ105、又はネットワーク108の接続先等に含まれている。図9に示す例では、画像データ801及び802が選択されている。
ステップS1001の処理の後、CPU102は、ステップS1002において、ステップS1001においてユーザにより選択された画像データの中からこれらに共通して含まれている被写体を抽出する。例えば、選択された各画像データに対し、被写体の検出及び認識を行い、各画像データに共通して含まれる被写体をリストアップする。このとき、選択された画像データの全部に共通して含まれる被写体だけでなく、一部の画像データのみに共通して含まれる被写体をリストアップの対象に含ませてもよい。なお、ステップS1001において選択された画像データが1つだけの場合には、当該画像データ内で検出及び認識が可能な被写体をリストアップすればよい。
次に、CPU102は、ステップS1003において、リストアップされた被写体の一覧を表示部103に表示させ、その中からユーザに1つの被写体を指定被写体として指定させる。
図10は、被写体指定画面の一例を示す図である。この被写体指定画面900には、リストアップされた被写体901及び902の一覧、並びにメッセージを表示するパネル903が含まれている。リストアップされた被写体901及び902は、例えば、画面に合わせて拡大表示される。パネル903には、表示されている被写体901又は902のいずれかを指定する旨のメッセージが表示され、ユーザが指定したものが指定被写体となる。
本実施形態では、このようにしてステップS501の処理が行われる。ステップS502以降の処理は第1の実施形態と同様である。但し、ステップS503において、第1の実施形態と同様に、新たな所定の画像データ群を用いてもよいが、ステップS1001において表示部103に表示させた第2の画像データ群を用いてもよい。
このような第3の実施形態によれば、第1の実施形態と同様の効果が得られるだけでなく、ステップS501においてユーザが特定の1つの画像データを指定せずともよくなるため、操作がより容易なものとなる。
なお、被写体の一覧を被写体指定画面に表示するに当たり、予め被写体の分類をしておいてもよい。このとき、例えば、予め優先度が指定されているのであれば、この優先度に応じて分類を行えばよく、指定されていないのであれば、デフォルトの順序で分類すればよい。
なお、いずれの実施形態においても、画像データとして上述の静止画の他に動画が含まれていることもある。動画が含まれている場合には、種々の処理において、当該動画中の1又は2以上のフレームを用いればよい。
例えば、第1の実施形態において被写体比較画面300を表示部103に表示させる場合には、動画中で主要被写体が登場する1又は2以上のフレームの中のいずれか1つを表示させればよい。また、動画のデータに含まれている主要被写体の表示領域に対する相対的な大きさ又は位置が表示フレームの移動に伴って変動するときには、当該主要被写体の大きさ又は位置を表示フレームの移動に伴って調整することが好ましい。
また、被写体指定画面200又は700を表示部103に表示させる場合には、動画の再生、早送り、巻き戻し、停止、一時停止及びスキップ等を可能とし、ユーザが任意のフレームを選択できるようにしておくことが好ましい。そして、ステップS501において、ユーザが被写体を選択したり、範囲指定図形702等を用いて被写体を囲んだりすればよい。また、あるフレーム上で被写体を認識できなくなった場合には、被写体が認識できるフレームまでスキップすることが好ましい。
このような処理を行うことにより、動画が含まれていても被写体の比較を行うことが可能である。
なお、本発明の実施形態は、例えばコンピュータがプログラムを実行することによって実現することができる。また、プログラムをコンピュータに供給するための手段、例えばかかるプログラムを記録したCD−ROM等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体又はかかるプログラムを伝送するインターネット等の伝送媒体も本発明の実施形態として適用することができる。また、上記の印刷処理用のプログラムも本発明の実施形態として適用することができる。上記のプログラム、記録媒体、伝送媒体及びプログラムプロダクトは、本発明の範疇に含まれる。
100:情報処理装置
101:入力部
102:CPU
103:表示部
104:プログラムメモリ
105:データメモリ
106:ネットワーク・インタフェース
107:バス
108:ネットワーク
101:入力部
102:CPU
103:表示部
104:プログラムメモリ
105:データメモリ
106:ネットワーク・インタフェース
107:バス
108:ネットワーク
Claims (12)
- 被写体を指定被写体として指定する被写体指定手段と、
前記指定被写体とのずれの量が所定値以下の被写体を含む2以上の画像データを所定の画像データ群から選択するデータ選択手段と、
前記データ選択手段により選択された2以上の画像データを、表示手段に設けられた2以上の表示領域に表示させる表示制御手段と、
を有し、
前記表示制御手段は、前記指定被写体とのずれの量が所定値以下の被写体を主要被写体とし、前記主要被写体の前記表示領域における配置及び大きさを、前記2以上の画像データの間でそれらのずれの量が所定値以下になるように調整した上で、前記2以上の画像データを表示させることを特徴とする情報処理装置。 - 前記画像データ群には、静止画のデータ及び動画のデータが含まれていることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
- 前記被写体指定手段は、任意の1つの画像データに含まれている被写体を前記指定被写体として指定させることを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
- 前記被写体指定手段は、任意の1つの画像データから1又は2以上の被写体を抽出し、その中の1つを前記指定被写体として指定させることを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
- 前記被写体指定手段は、
所定の第2の画像データ群から2以上の画像データを選択する第2のデータ選択手段と、
前記第2のデータ選択手段により選択された2以上の画像データの全部又は一部に共通する1又は2以上の被写体を抽出する被写体抽出手段と、
を有し、
前記被写体抽出手段により抽出された被写体の中の1つを前記指定被写体として指定させることを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。 - 前記データ選択手段は、前記指定被写体の特徴量、及び前記画像データ群を構成する画像データに含まれる被写体の特徴量に基づいて前記2以上の画像データを選択することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の情報処理装置。
- 前記表示制御手段は、前記データ選択手段により選択された2以上の画像データを、それらの属性情報及びそれらに含まれる主要被写体の特徴量に関する情報からなる群から選択された少なくとも一方を基準として分類した上で表示させることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の情報処理装置。
- 前記表示制御手段は、前記データ選択手段により選択された2以上の画像データに動画のデータが含まれている場合であって、当該動画のデータに含まれている主要被写体の前記表示領域に対する相対的な大きさが表示フレームの移動に伴って変動するときには、当該主要被写体の大きさを表示フレームの移動に伴って調整することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の情報処理装置。
- 前記表示制御手段は、前記データ選択手段により選択された2以上の画像データに動画のデータが含まれている場合であって、当該動画のデータに含まれている主要被写体の前記表示領域に対する相対的な位置が表示フレームの移動に伴って変動するときには、当該主要被写体の位置を表示フレームの移動に伴って調整することを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の情報処理装置。
- 前記表示制御手段は、前記データ選択手段により選択された2以上の画像データの表示倍率を表示することを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の情報処理装置。
- 被写体を指定被写体として指定する被写体指定ステップと、
前記指定被写体とのずれの量が所定値以下の被写体を含む2以上の画像データを所定の画像データ群から選択するデータ選択ステップと、
前記データ選択ステップにおいて選択された2以上の画像データを、表示手段に設けられた2以上の表示領域に表示させる表示制御ステップと、
を有し、
前記表示制御ステップにおいて、前記指定被写体とのずれの量が所定値以下の被写体を主要被写体とし、前記主要被写体の前記表示領域における配置及び大きさを、前記2以上の画像データの間でそれらのずれの量が所定値以下になるように調整した上で、前記2以上の画像データを表示させることを特徴とする情報処理方法。 - コンピュータに、
被写体を指定被写体として指定する被写体指定ステップと、
前記指定被写体とのずれの量が所定値以下の被写体を含む2以上の画像データを所定の画像データ群から選択するデータ選択ステップと、
前記データ選択ステップにおいて選択された2以上の画像データを、表示手段に設けられた2以上の表示領域に表示させる表示制御ステップと、
を実行させるプログラムであって、
前記表示制御ステップは、前記指定被写体とのずれの量が所定値以下の被写体を主要被写体とし、前記主要被写体の前記表示領域における配置及び大きさを、前記2以上の画像データの間でそれらのずれの量が所定値以下になるように調整した上で、前記2以上の画像データを表示させるステップであることを特徴とするプログラム。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007146021A JP2008301274A (ja) | 2007-05-31 | 2007-05-31 | 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム |
US12/129,021 US8214755B2 (en) | 2007-05-31 | 2008-05-29 | Information processing apparatus and information processing method |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007146021A JP2008301274A (ja) | 2007-05-31 | 2007-05-31 | 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008301274A true JP2008301274A (ja) | 2008-12-11 |
Family
ID=40088271
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007146021A Pending JP2008301274A (ja) | 2007-05-31 | 2007-05-31 | 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US8214755B2 (ja) |
JP (1) | JP2008301274A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015076738A (ja) * | 2013-10-09 | 2015-04-20 | カシオ計算機株式会社 | 撮影画像処理装置、撮影画像処理方法及びプログラム |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109977247B (zh) * | 2019-03-27 | 2022-03-25 | 联想(北京)有限公司 | 图像处理方法和图像处理装置 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20040175764A1 (en) * | 2003-01-06 | 2004-09-09 | Hiroto Nishiyama | Image processing apparatus, image processing program, recording medium, and image processing method |
JP2004215041A (ja) | 2003-01-06 | 2004-07-29 | Olympus Corp | 画像処理装置、画像処理プログラム、記録媒体、および画像処理方法 |
JP4228320B2 (ja) * | 2006-09-11 | 2009-02-25 | ソニー株式会社 | 画像処理装置および方法、並びにプログラム |
-
2007
- 2007-05-31 JP JP2007146021A patent/JP2008301274A/ja active Pending
-
2008
- 2008-05-29 US US12/129,021 patent/US8214755B2/en active Active
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015076738A (ja) * | 2013-10-09 | 2015-04-20 | カシオ計算機株式会社 | 撮影画像処理装置、撮影画像処理方法及びプログラム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US8214755B2 (en) | 2012-07-03 |
US20080298683A1 (en) | 2008-12-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP2040246B1 (en) | Image display control apparatus and image display control method | |
JP4574467B2 (ja) | データ処理装置、データ処理方法およびコンピュータプログラム | |
JP2003271665A (ja) | 検索用グラフィカル・ユーザ・インターフェイス | |
JP2008015854A (ja) | 画像処理装置及び画像処理プログラム | |
JP2009135824A (ja) | 画像処理装置およびその方法 | |
JP2007041866A (ja) | 情報処理装置及び情報処理方法並びにプログラム | |
WO2022116886A1 (zh) | 截屏方法及截屏装置 | |
WO2023103949A1 (zh) | 视频处理方法、装置、电子设备及介质 | |
KR101098754B1 (ko) | 화상 처리 장치 및 화상 처리 방법 | |
JP2012217101A (ja) | 情報処理装置及びその制御方法、プログラム、並びに記憶媒体 | |
JP2009063685A (ja) | 表示方法とプロジェクタ | |
JP2008301274A (ja) | 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム | |
JP2010068347A (ja) | 画像形成装置、画像形成方法および画像形成プログラム | |
JP2007243411A (ja) | 画像処理装置、方法およびプログラム | |
KR101825598B1 (ko) | 컨텐츠 제공 방법을 실행하기 위하여 기록 매체에 저장된 컴퓨터 프로그램, 방법 및 장치 | |
JP2008118317A (ja) | 投影装置 | |
JP2007180651A (ja) | 画像処理装置および画像処理プログラム | |
KR20190141122A (ko) | 디스플레이된 컨텐츠의 패널을 내비게이팅하는 방법 | |
US10275125B2 (en) | Image data generation apparatus and non-transitory computer-readable recording medium | |
US20120076398A1 (en) | Stereoscopic image pasting system, and method and program for controlling operation of same | |
JP6223117B2 (ja) | 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム | |
JP6670918B2 (ja) | 生成装置、生成方法及び生成プログラム | |
JP2009237701A (ja) | 領域サイズ調節方法、プログラムおよび装置 | |
US20210081596A1 (en) | Information processing apparatus and non-transitory computer readable medium | |
JP2006119728A (ja) | 合成画像の表示 |