JP2008299760A - 画像提示装置及び方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】利用者および表示装置の組み合わせに応じて、表示装置による利用者への情報の提示を制御することが可能な画像提示装置及び方法を提供する。
【解決手段】表示装置を用いて画像を提示する画像提示装置は、ユーザの認証情報に基づいてユーザ属性を取得するユーザ属性取得部と、画像の表示に用いる表示装置の機器情報に基づいて前記表示装置のデバイス属性を取得するデバイス属性取得部を有する。そして、ユーザ属性取得部とデバイス属性取得部によって取得されたユーザ属性とデバイス属性を含む属性の組み合わせに基づいて、表示装置による表示内容及び表示動作の少なくともいずれかを変更する。
【選択図】 図2

Description

本発明は3次元仮想空間の画像を提示する技術に関し、特に提示する情報を制御する方法に関する。
3次元仮想空間の画像を提示する装置に関して、従来より観察者の属性に応じて提示する仮想情報を制御する技術があった。例えば、特許文献1では、観察者の身長に基づいて、異なる身長の視覚を再現する(大人に対して子供の視界を提示する)技術が提案されている。
特開平5−282279号公報
上記の従来技術のように、装置利用者の属性のみに依存する制御方法では、利用者に提示する内容を最適に制御することができなかった。例えば、機密の3次元形状データを頭部装着型ディスプレイ(以下、HMDと呼ぶ)、または液晶モニタなど通常の2次元ディスプレイ(以下、2Dディスプレイと呼ぶ)で観察する場合を考える。装置の利用者は機密データを観察することが許可されている関係者、または観察の権限がない部外者であるとする。
関係者が2Dディスプレイで形状データを観察するとき、装置利用者の属性(=関係者)のみを考慮して機密データをディスプレイに提示すると、部外者がディスプレイを覗き見て、機密情報が漏えいする危険性がある。したがって、2Dディスプレイを使用する場合は、観察者が関係者であっても提示するデータを制限しなければならない。一方、HMDは観察者以外の人間が提示画像を見ることが困難なので、観察者が関係者であれば安全に機密情報を提示できる。
この例のように、提示する情報を最適に制御する(上述の例でいえば、関係者が機密情報にアクセスできる利便性と、部外者に情報が漏えいしないようにする安全性を両立する)ためには、利用者の属性とデバイスの属性を複合的に勘案する必要がある。しかしながら、従来はこのような技術は存在しなかった。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、利用者および表示装置の組み合わせに応じて、表示装置による利用者への情報の提示を制御することが可能な画像提示装置及び方法を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため本発明の一態様による画像提示装置は以下の構成を備える。すなわち、
表示装置を用いて画像を提示する画像提示装置であって、
ユーザの認証情報に基づいてユーザ属性を取得するユーザ属性取得手段と、
画像の表示に用いる表示装置の機器情報に基づいて前記表示装置のデバイス属性を取得するデバイス属性取得手段と、
前記ユーザ属性取得手段と前記デバイス属性取得手段によって取得されたユーザ属性とデバイス属性を含む属性の組み合わせに基づいて、前記表示装置による表示内容及び表示動作の少なくともいずれかを変更する変更手段とを備える。
また、上記の目的を達成するため本発明の他の態様による画像提示方法は、
表示装置を用いて画像を提示する画像提示方法であって、
ユーザの認証情報に基づいてユーザ属性を取得するユーザ属性取得工程と、
画像の表示に用いる表示装置の機器情報に基づいて前記表示装置のデバイス属性を取得するデバイス属性取得工程と、
前記ユーザ属性取得工程と前記デバイス属性取得工程によって取得されたユーザ属性とデバイス属性を含む属性の組み合わせに基づいて、前記表示装置による表示内容及び表示動作の少なくともいずれかを変更する変更工程とを備える。
本発明によれば、利用者および表示装置の組み合わせに応じて、表示装置による利用者への情報の提示を制御することが可能となる。特に3次元仮想空間の画像を提示する装置に適用することにより、セキュリティや観察者の健康への影響等を考慮した画像の提示を行うことができるようになる。
以下、添付の図面を参照して本発明の好適な実施形態について詳細に解説する。
<第1実施形態>
第1実施形態では、3次元形状データのセキュリティを確保するために、ユーザ及びユーザがデータを観察するために使用するディスプレイデバイスの属性に応じて表示する内容を制御する例を示す。なお、本実施形態で表示する3次元形状モデルは設計中の自動車のもので、極秘のパーツが含まれているものとする。
また、このモデルを観察するユーザとしては社員と協力会社の社員が想定されるが、セキュリティ確保のため、社員以外には形状の詳細を見せない。さらに、極秘パーツについては社員であっても、一部の社員(例えば、役職者)のみが観察できるとする。
また、表示デバイスには頭部装着型ディスプレイ(HMD)と通常の2次元ディスプレイ(2Dディスプレイ)を用いる。HMDを使用する場合は、HMDを装着しているユーザのみが画像を観察できる。一方、2Dディスプレイは主たる使用者以外も画面を見ることは可能なので、HMDよりもセキュリティに配慮して表示する情報を制限しなければならない。なお、モデルを観察する際の操作(モデルの移動・回転など)は外部業者の社員が2Dディスプレイを見ながら行うものとする。
以上のような背景から、本実施形態では、ユーザの属性として所属(社員/外部業者社員)および役職の有無、デバイスの属性として表示デバイスの種類(HMD/2Dディスプレイ)に基づいて表示する内容を制御する。
図1は、第1実施形態における画像提示装置の表示内容の制御の例を示す図である。図1に示されるように、社員かつ役職者は、HMDで極秘パーツを含むモデル全体の詳細形状を、2Dディスプレイで極秘部分を除くモデルの簡易形状を観察できる。また、社員かつ非役職者は、HMDで極秘パーツを除くモデルの詳細形状を、2Dディスプレイで極秘部分を除くモデルの簡易形状を観察できる。更に、外部業者の社員が観察する場合、HMDではモデルを表示せず、2Dディスプレイで簡略化した形状のみを表示する。ここで簡略化した形状を表示するのは、モデルの操作結果を確認するのに最低限の情報が必要だからである。
上記のように本実施形態では、ユーザ属性およびデバイス属性に基づいて、データを秘匿する度合いを制御する。以下では、このデータ秘匿の度合いを「セキュリティレベル」と呼ぶ5段階の数値(秘匿の度合が低い:1〜秘匿の度合が高い:5)で表すこととする。すなわち、各セキュリティレベルに相当する表示状態は下記のようになる。
・セキュリティレベル=1:極秘パーツを含む詳細形状、
・セキュリティレベル=2:極秘パーツを除く詳細形状、
・セキュリティレベル=3:極秘パーツを除く簡易形状、
・セキュリティレベル=4:簡略形状、
・セキュリティレベル=5:表示しない。
次に、本実施形態による画像提示装置の構成の概要を図2を参照して説明する。
図2において、201はユーザ属性取得部であり、ディスプレイ(図2ではヘッドマウントディスプレイ(HMD)205)より出力される個人認証データ、すなわちユーザの認証情報を入力としてユーザの属性を取得する。202はデバイス属性取得部であり、例えばディスプレイ(図2ではヘッドマウントディスプレイ(HMD)205)から出力されるディスプレイの型式を表す信号(ディスプレイ識別信号)を入力として、デバイスの属性を取得する。すなわち、デバイス属性取得部202は、画像の表示に用いる表示装置の機器情報に基づいて当該表示装置の属性を取得する。
203は提示情報制御部であり、ユーザ属性取得部201およびデバイス属性取得部202で取得されたユーザ属性およびデバイス属性に基づいてユーザに提示する情報を決定する。204は画像生成部であり、提示情報制御部203にて決定された内容を反映した画像を作成し、ディスプレイ(図2ではヘッドマウントディスプレイ205)に出力する。すなわち、提示情報制御部203、画像生成部204は、ユーザ属性取得部201及びデバイス属性取得部202から得られるユーザ属性とデバイス属性を含む属性の組み合わせに基づいて、表示装置による表示内容を変更するものである。例えば、後述のように、表示装置がHMDであった場合と2Dディスプレイであった場合とで、その表示内容が変更される。従って、本校正で用いられるディスプレイは画像生成部204から出力された画像を表示する機能の他に、観察者を特定するための個人認証データを出力する機能、およびディスプレイ識別信号を出力する機能を備えている。
さらに画像提示装置の構成の詳細を図3に示す。なお、本実施形態の画像提示装置は、汎用のコンピュータ等の情報処理装置によっても実現され得る。
図3において、301はCPUであり、装置全体の動作を制御する。302はメモリであり、CPU301の動作に用いるプログラムやデータを格納する。図2に示した各部はCPU301がメモリ302に格納されているプログラムを実行することにより実現される。303はバスであり、各構成モジュール間のデータ転送を司る。304はインターフェースであり、バス303と各種装置とを接続する。305は外部記憶装置であり、CPU301に読み込むプログラムやデータを格納する。306はキーボード、307はマウスであり、プログラムの起動や、プログラムの動作をユーザが指定するための入力装置を構成する。表示部308はプロセスの動作結果を表示する。表示部308はHMDもしくは2Dディスプレイであり、HMDおよび2Dディスプレイのいずれにも指紋情報取得部309が取付けられている。指紋情報取得部309も表示部308などと同様にインターフェース304に接続されており、装置を使用する者が指を接触させたときに、その人物の指紋の形状を読み取って、個人認証データとして装置に入力する。なお、後述するように装置の使用者の指紋から、その人物が登録ユーザとして認証されない限り3次元仮想空間の画像は表示されない。したがって、装置使用者は画像の観察に先立って、必ず指紋情報を入力しなければならない。
次に図4を用いて、上記の構成を有する第1実施形態の画像提示装置による処理全体の流れを説明する。
処理を開始すると、ステップS401にてCPU301は処理に必要なデータを初期化する。より具体的には、メモリ302上のユーザ属性を所属=「外部業者社員」、役職=「なし」に設定し、デバイス属性をディスプレイタイプ=「2Dディスプレイ」に、セキュリティレベルを「5」に設定する。また、CPU301は、3次元形状モデルデータファイル、ユーザ属性データファイル、セキュリティレベル判定データファイル、ディスプレイデバイスデータファイルを外部記憶装置305から読み込み、メモリ302に格納する。これらのデータファイルの詳細については後述する。
続いて、ステップS402でデバイス属性取得部202がデバイス属性を取得し、ステップS403でユーザ属性取得部201がユーザ属性を取得し、ステップS404で提示情報制御部203が提示内容を決定する。本実施形態では、ユーザ属性とデバイス属性の複数種類の組み合わせに応じて予め用意された情報(形状データ)の中から、ステップS402、S403で取得された属性の組み合わせに従って表示に使用すべき情報が選択される。なお、これらステップS402、S403、S404の詳細については後述する。
ステップS405において、画像生成部204は、ステップS404で提示情報制御部203が決定した提示内容に従って、ユーザに提示する仮想物体の投影画像を生成する。そして、ステップS406において、画像生成部204は、生成した画像を表示部308に出力する。たとえば、図2に示す構成であれば、表示部308としてHMD205が接続されており、画像生成部204は、HMD205に生成した画像を出力することになる。なお、ステップS405における仮想画像生成の処理はコンピュータグラフィクスおける公知の方法を用いることができ、その詳細な説明は省略する。
ステップS407ではユーザからの終了を指示する操作があったか否かを判定し、終了指示があれば処理を終了し、なければステップS405に戻る。なお、終了指示の判定は、例えばキーボード306の特定のキーを終了指示に割り当て、そのキーが押下されたか否かを判定すればよい。
次に、ステップS401にて読み込むデータファイルの内容について説明する。
図5は1つの仮想物体を含む3次元形状モデルデータファイルの構成を模式的に示した図である。データファイル501には1つの物体のデータの開始を表すオブジェクトデリミタ502と、セキュリティレベル毎の形状データセット503、505が含まれる。ここで、形状データセット503はセキュリティレベル5の形状データセット、形状データセット505はセキュリティレベル1の形状データセットである。また、セキュリティレベル2から4の形状データセットも同様の形式で格納される。形状データセット503、505のそれぞれは、セキュリティレベルの開始を表すセキュリティレベルデリミタ506、508と各セキュリティレベルに対応する形状モデルデータ507、509から構成される。
本実施形態の画像提示装置は図5に示した構成のデータファイル501をロードして、セキュリティレベルに応じた形状モデルデータをメモリ302上に蓄積する。なお、複数のモデルが存在する場合は501のような構成の形状データセットのグループが複数連続したファイルを読み込む。
次にユーザ属性データファイルについて説明する。図6は本実施形態によるユーザ属性データファイルのデータ構成例を示す図である。
1つのユーザ属性データファイル601は複数のユーザのデータセット602、604から構成される。各ユーザのデータセットは、ユーザデータの開始を表すユーザデリミタ605、指紋情報取得部309から入力する情報と照合するための個人毎の指紋情報606、所属607、役職608のフィールドを有する。所属607のフィールドには当該ユーザが社員であるか外部業者の社員であるかの情報が記述されている。また、役職608のフィールドには当該ユーザの役職の有無が記述されている。本実施形態の画像提示装置は、上記構成のユーザ属性データファイル601をロードして、ユーザ属性のデータベースをメモリ302上に構築する。
セキュリティレベル判定データファイルは、ユーザ属性と表示デバイスの属性に応じたセキュリティレベルを記述したものである。図7および図8は各々表示デバイスがHMDの場合および2Dディスプレイのセキュリティレベル判定データファイルの内容を模式的に示したものである。例えば、HMDのセキュリティレベル判定データファイル(図7)では、ユーザの属性が所属=社員、かつ役職=あり、の場合はセキュリティレベルが「1」と記述されている。また、2Dディスプレイのセキュリティレベル判定データファイル(図8)では、ユーザの属性が所属=社員、かつ役職=あり、の場合はセキュリティレベルが「3」と記述されている。本実施形態の画像提示装置は、セキュリティレベル判定データファイルをステップS401で読み込み、メモリ302上にセキュリティレベル判定データベースを構築する。
また、ディスプレイデバイスデータファイルは、ディスプレイの型式から種類(HMD/2Dディスプレイ)を知るためのものである。図9はディスプレイデバイスデータファイルの内容を模式的に示した図である。例えば、インターフェース304に接続されたディスプレイから受け取った機種情報が機種Aを示していた場合は、ディスプレイの種類はHMDであると判定する。同様に、インターフェース304に接続されたディスプレイから受け取った機種情報が機種Bを示していた場合は、ディスプレイの種類は2Dディスプレイと判定される。本実施形態の画像提示装置は、図9のごときディスプレイデバイスデータファイルをステップS401で読み込み、メモリ302上にディスプレイデバイスデータベースを構築する。
次に、デバイス属性取得処理(ステップS402)の詳細について説明する。図10はデバイス属性取得処理の流れを示すフローチャートである。
処理を開始すると、ステップS1001において、デバイス属性取得部202は、表示デバイスからディスプレイ識別信号(すなわち機種情報)を入力し、ディスプレイの機種を判別する。そして、ステップS1002において、デバイス属性取得部202は、ステップS1001で判別した機種をディスプレイデバイスデータベースから検索し、ステップS1003で該当機種の有無を判定する。
ステップS1003で該当機種が存在すると判定された場合、ステップS1004において、デバイス属性取得部202は、デバイスの属性であるディスプレイの種類を検索結果である該当機種の種別に設定する。例えば、図9に示されるようなディスプレイデバイスデータファイルからディスプレイデバイスデータベースが構築された場合、ディスプレイの機種がAである場合はディスプレイの種類は「HMD」と設定される。また、ディスプレイの機種がBである場合はディスプレイの種類を「2Dディスプレイ」と設定する。
ステップS1003で該当機種が存在しないと判定された場合は、ステップS1005において、デバイス属性取得部202は、ディスプレイタイプを「2Dディスプレイ」に設定する。ここで、該当機種がない場合にディスプレイタイプを「2Dディスプレイ」に設定するのは、HMDよりもセキュリティに厳しい設定となり、データを安全に秘匿する目的に適しているからである。
次に、ステップS403のユーザ属性取得処理の詳細について説明する。図11はユーザ属性取得処理の流れを示すフローチャートである。
処理を開始すると、ステップS1101において、ユーザ属性取得部201は、指紋情報取得部309に対して指紋情報の入力があったか否か判定する。すなわち、ユーザが指紋認証の操作を行ったか否か判定する。指紋情報の入力がない場合はステップS1101に戻る。
ステップS1101において指紋情報の入力があったと判定された場合、ステップS1102において、ユーザ属性取得部201は、指紋情報を指紋情報取得部309より取得する。そして、ユーザ属性取得部201は、ステップS1103において、ステップS1102で取得した指紋情報をユーザ属性データベース上で検索し、ステップS1104において、指紋情報に該当する人物が登録されているか否か判定する。
該当人物がユーザ属性データベースに登録されていれば、ステップS1105において、ユーザ属性取得部201は、ユーザの所属属性および役職属性を検索結果である該当人物の所属および役職に設定し、処理を終了する。一方、ユーザに該当する人物がユーザ属性データベースに登録されていなければ、処理はステップS1101に戻り、上記処理が繰り返される。
なお、図11のフローチャートから分かるように、ユーザ属性データベースに登録されたユーザが認証されない限り、ユーザ属性取得処理(ステップS403)以降に処理は進まず、したがって3次元仮想空間の画像はディスプレイに表示されることはない。
次に、ステップS404の提示内容決定処理の詳細を説明する。図12は提示内容決定処理の処理の流れを示すフローチャートである。
処理を開始すると、ステップS1201において、提示情報制御部203は、ステップS402で取得したデバイス属性、およびステップS403で取得したユーザ属性に該当するセキュリティレベルをセキュリティレベル判定データベースから検索する。次に、ステップS1202において、提示情報制御部203は、この検索により、データベースに該当するデバイス属性およびユーザ属性の組み合わせが登録されているか否か判定する。
登録されていると判定された場合、ステップS1203において、提示情報制御部203は、セキュリティレベルを検索結果に従って設定する。一方、登録されていないと判定された場合、ステップS1204でセキュリティレベルを「5」に設定する。
続くステップS1205において、提示情報制御部203は、初期化処理(ステップS401)で読み込んだ3次元形状モデルデータに登録された形状モデルの表示状態を設定する。すなわち、ステップS1203もしくはステップS1204で設定したセキュリティレベルの形状モデルは表示状態に、それ以外のセキュリティレベルに対応する形状モデルは非表示状態に設定される。ただし、セキュリティレベルが5の場合は、すべての形状モデルが非表示状態に設定される。
以上のように第1実施形態によれば、ユーザ属性とデバイス属性の複数種類の組み合わせに応じて予め用意された情報の中から、取得された属性の組み合わせ(セキュリティレベル)に応じて表示対象とする情報が選択される。このため、画像提示装置は、ユーザの属性および表示デバイスの属性に応じて適切に表示内容を制御することができ、3次元形状データを適切に秘匿することができる。
なお、上記の説明では、ユーザ個人を特定する手段として指紋認証を用いているが、これに限るものではない。例えば、虹彩パターン、網膜パターン、静脈パターン、顔画像による認証、あるいはIDカードによる認証など任意の認証方法を用いることができる。
また、ユーザが表示装置を観察しているか否か判定する手段を設け、観察していない状態を検知したら、個人の認証をリセット(ユーザが特定されていない状態にする)してもよい。
また、上記の説明ではユーザの属性として所属と役職の有無を用いたが、これ以外の任意の属性を用いてもかまわない。例えば、職種として設計あるいは装置のオペレーションを担当する者に対してはセキュリティレベルを4以下とするが、それ以外の職種の人物に関してはデータを観察する権限はないものとしてセキュリティレベルを5とするなどの制御の仕方が考えられる。また、上記実施形態では、独立した形状データをセキュリティレベル毎に用意したが、下位のセキュリティレベルの形状データとの差分を保持するようにしてもよい。この場合、例えば、セキュリティレベル3で表示を行なう場合、セキュリティレベル1〜3の形状データが使用され、画像が生成されることになる。
さらに、表示デバイスの属性についても、機種以外の任意の属性を用いてもよい。例えば、ディスプレイの設置場所を属性として勘案し、設置場所が部外者の進入が困難な部屋である場合はセキュリティレベルを下げるという構成が考えられる。あるいは、ディスプレイの解像度が高い場合は、より詳細にデータを観察することが可能となるので、セキュリティレベルを上げ、秘匿性を高めるという制御も可能である。
<第2実施形態>
第1実施形態ではユーザ個人を特定し、ユーザ属性データベースを検索することでユーザの属性を取得している。しかしながら、ユーザ属性の取得方法はこれに限るものではなく、任意の方法を用いることができる。
例えば、ユーザが所持するIDカードに所属や役職の情報を記録しておき、IDカードからこれらの情報を読み取ることによって、ユーザの属性を取得する用に構成してもよい。また、デバイス属性の取得も同様に任意の方法を用いることができる。例えば、表示デバイスにデバイスタイプを表したバーコードを印刷しておき、これをバーコードリーダで読み取ることによって、デバイス属性を取得するように構成してもよい。
<第3実施形態>
第1実施形態ではユーザへの提示を制御する対象は仮想空間の情報のみであったがこれに限られるものではない。たとえば、現実空間の情報提示をセキュリティレベルに応じて制御するようにしてもよい。第3実施形態ではそのような例について説明する。
ディスプレイが撮像装置を備えている場合、ディスプレイ周囲を撮影した現実空間の画像と仮想空間の画像を融合したいわゆる複合現実感画像を観察者に提示することができる。ここで、現実空間の中に機密性の高い情報があるときには、現実空間の情報を隠蔽しなければならないことがある。例として、現実空間に設計した自動車のモックアップがあり、情報セキュリティ上、関係者以外にモックアップの形状を見せることのできないケースが挙げられる。
上記のような場合、ディスプレイの属性として撮像装置を備えるか否か判定するとともに、ユーザが社員か外部業者であるか判定する。そして、ディスプレイが撮像装置を備え、かつユーザが外部業者である場合は現実空間の画像を表示せず、仮想空間のみを表示する。あるいは、現実空間の画像を画像処理によりぼかしてから、仮想空間の画像と合成するようにしてもよい。このように、第3実施形態によれば、ユーザ属性とデバイス属性の組み合わせに基づいて、表示対象の情報に加工処理を施することにより、当該属性の組み合わせに適した表示が提供される。
<第4実施形態>
現在の画像の表示技術では、長時間観察を続けると目の疲労など、観察者に生体上の悪影響を及ぼすことが知られている。特に、視覚機能が発展段階の子供にはそのような悪影響を与えないように注意しなければならない。また、立体画像を観察する場合は人体への影響が大きいので、より一層の注意が必要である。
そこで、第4実施形態の画像提示装置は、ユーザの属性として年齢を、デバイスの属性として立体表示機能の有無を勘案して、連続観察時間を制御する構成を示す。本実施形態では、ユーザを12歳未満のグループ(以下、「子供」と記す)と12歳以上のグループ(以下、「大人」と記す)に分類し、連続観察時間の制限を下記のように定める。
・ユーザ属性=子供、かつデバイス属性=立体表示機能あり:10分、
・ユーザ属性=大人、かつデバイス属性=立体表示機能あり:15分、
・ユーザ属性=子供、かつデバイス属性=立体表示機能なし:20分、
・ユーザ属性=大人、かつデバイス属性=立体表示機能なし:25分。
図13は、第4実施形態による画像提示装置の処理の流れを示すフローチャートである。なお、図13において符号が図4と同じ処理は第1実施形態と同様の処理内容なので、説明を省略する。
初期化処理(ステップS401)、デバイス属性取得処理(ステップS402)、ユーザ属性取得処理(ステップS403)を行った後、ステップS1301において提示情報制御部203は連続観察時間の計測を開始する。その後、第1実施形態で説明したように、提示情報制御部203は、セキュリティレベルの判定結果に従って提示内容を決定し(ステップS404)、決定された提示内容に従って仮想画像を生成する(ステップS405)。
次に、ステップS1302において、提示情報制御部203は、連続観察時間がユーザ属性及びデバイス属性に応じて定められた制限以内であるか否か判定する。制限以内であると判定された場合、処理はステップS406に進み、制限を超えた場合はステップS407に進む。制限時間を超えた場合は、ステップS406がスキップされるため、画像が表示されなくなる。すなわち、連続観察時間の制限を超えて観察を続けようとすると、画像が表示されなくなる。
以上のように、第4実施形態によれば、生体上の悪影響をユーザの年齢と立体表示の有無等に応じて適応的に軽減することが可能となる。
なお、連続観察時間の制限を決定する際に、ユーザの属性として視力を考慮することも考えられる。例えば、視力が予め定めた閾値を下回る場合は、制限時間を5分短くする。また、上述の説明では、ユーザに提示する内容(仮想物体の画像を提示するか/しないか)を制御している。これに対し、デバイスを制御するようにしてもよい。たとえば、連続観察時間を超過した場合に、表示デバイスの電源を切るという方法が考えられる。
以上のように、第4実施形態では、ユーザ属性とデバイス属性を含む属性の組み合わせに基づいて、表示装置による表示動作(連続表示時間の制限)が変更される。
<第5実施形態>
第5実施形態では、仮想物体の投影画像を描画する際の画角をユーザ及びデバイスの属性に基づいて決定する構成について説明する。なお、本実施例ではデバイスとして2種類のHMDを想定する。それらのHMDは機種が異なっており、表示部の光学的設計により縦方向および横方向の画角が決まっている。ただし、画角の設計に基づいて仮想物体の投影画像を作成したとしても、HMDにより人間が観察するときには人により仮想物体の大きさの感じ方に差がある。しかも、大きさの感じ方はHMDの機種によっても異なっている。
そこで、第5実施形態では、ユーザ毎、HMDの機種毎に適した“大きさ感”を与える画角を予め計測しておき、それに基づいて画角を適応的に選択する。
図14は第5実施形態の画像提示装置による処理の流れを示すフローチャートである。図4と同じ符号の処理は第1実施形態の場合と処理の内容は同様なので詳細の説明は省略する。
ただし、ステップS401の初期化処理において、CPU301は、画角データファイルを外部記憶装置305から読み込み、図15に示すような画角データベースをメモリ302上に構築しておく。図15に示されるように、この画角データベースにはユーザ個人とHMD機種の組み合わせそれぞれに対して、横方向画角および縦方向画角の数値のセットがdegree単位で格納されている。
また、デバイス属性取得処理(S402)では、デバイス属性取得部202がHMDから出力される表示デバイス識別信号に基づき、HMDの機種を判定する。ユーザ属性判定処理(S403)では、ユーザ属性取得部201が指紋認証によりユーザ個人を特定する。
ステップS1401では、提示情報制御部203が、ステップS402で判定したHMD機種およびステップS403で特定した個人の組み合わせを画角データベースから検索する。そして、画角データベースに該当項目があれば、HMDの横方向・縦方向画角を検索結果に従って設定する。一方、該当項目がなければHMDの画角を機種に応じた標準の画角に設定する。
ステップS405では、画像生成部204が、ステップS1401で設定した画角に基づき表示する仮想空間の範囲を設定し、設定した範囲に基づき仮想物体の投影画像を生成する。そして、ステップS406でその画像をHMDに表示する。
以上のような第5実施形態の構成によれば、ユーザ個人の感覚およびHMDの機種に応じて適応的に画角が設定されるので、ユーザに適切な大きさ感覚を与えることが可能となる。
なお、上記の説明ではHMDの機種毎に画角を調整しているが、HMDの固体毎(例えば、HMD内に記録された製造番号毎を利用する)に調整してもよい。そのようにすることで、さらに厳密に大きさ感を制御することができる。
また、ある集団に属するユーザに関して画角に一定の傾向が見られる場合は、ユーザ個人ごとに画角を設定するのではなく、集団ごとに画角を設定してもよい。例えば、男性と女性で画角の傾向が分かれれば、ユーザの性別を判定して、これをユーザ属性として取得するようにしてもよい。
なお、以上の説明では、ディスプレイによる画像の提示条件、すなわち描画条件として画角を制御しているが、これ以外の条件を制御してもかまわない。例えば、複数画面を表示可能なHMDであれば、それぞれの画面を描画する仮想カメラ間の相対位置・姿勢を制御することが考えられる。あるいは、撮像装置を装着したHMDであれば、撮像装置の画角や撮像系の歪みパラメータ、撮像装置と表示装置の相対位置・姿勢、撮像装置のゲインやホワイトバランスなどを制御対象とすることもできる。
<第6実施形態>
上記各実施形態の画像提示装置では、上述したユーザの属性の他に任意の属性を用いることができる。このような属性としては、例えば、操作の習熟度、趣味、嗜好、国籍、宗教などが考えられる。また、デバイスの属性もまた任意である。例えば、サイズ、重量、色、形状などが考えられる。
<他の実施形態>
以上、実施形態を詳述したが、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記憶媒体等としての実施態様をとることが可能である。具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
尚、本発明は、ソフトウェアのプログラムをシステム或いは装置に直接或いは遠隔から供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータが該供給されたプログラムコードを読み出して実行することによって前述した実施形態の機能が達成される場合を含む。この場合、供給されるプログラムは実施形態で図に示したフローチャートに対応したプログラムである。
従って、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、該コンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明は、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も含まれる。
その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等の形態であっても良い。
プログラムを供給するためのコンピュータ読み取り可能な記録媒体としては以下が挙げられる。例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVD(DVD−ROM,DVD−R)などである。
その他、プログラムの供給方法としては、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページに接続し、該ホームページから本発明のコンピュータプログラムをハードディスク等の記録媒体にダウンロードすることが挙げられる。この場合、ダウンロードされるプログラムは、圧縮され自動インストール機能を含むファイルであってもよい。また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバも、本発明に含まれるものである。
また、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布するという形態をとることもできる。この場合、所定の条件をクリアしたユーザに、インターネットを介してホームページから暗号を解く鍵情報をダウンロードさせ、その鍵情報を使用して暗号化されたプログラムを実行し、プログラムをコンピュータにインストールさせるようにもできる。
また、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される他、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどとの協働で実施形態の機能が実現されてもよい。この場合、OSなどが、実際の処理の一部または全部を行ない、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれて前述の実施形態の機能の一部或いは全てが実現されてもよい。この場合、機能拡張ボードや機能拡張ユニットにプログラムが書き込まれた後、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行なう。
第1実施形態による表示内容の制御の例を示す図である。 第1実施形態による画像提示装置の機能構成を示すブロック図である。 第1実施形態による画像提示装置の構成を示すブロック図である。 第1実施形態の画像提示装置による処理の全体の流れを示すフローチャートである。 第1実施形態における3次元形状データの構成例を模式的に示す図である。 第1実施形態におけるユーザ属性データの構成例を模式的に示す図である。 ディスプレイがHMDの場合のセキュリティレベル判定データの構成例を示す図である。 ディスプレイが2Dディスプレイの場合のセキュリティレベル判定データの構成例を示す図である。 第1実施形態におけるディスプレイデバイスデータの構成例を示す図である。 第1実施形態におけるデバイス属性取得処理を示すフローチャートである。 第1実施形態におけるユーザ属性取得処理を示すフローチャートである。 第1実施形態における提示内容決定処理を示すフローチャートである。 第4実施形態の画像提示装置による処理の全体の流れを示すフローチャートである。 第5実施形態の画像提示装置による処理の全体の流れを示すフローチャートである。 第5実施形態における画角データの構成例を示す図である。

Claims (16)

  1. 表示装置を用いて画像を提示する画像提示装置であって、
    ユーザの認証情報に基づいてユーザ属性を取得するユーザ属性取得手段と、
    画像の表示に用いる表示装置の機器情報に基づいて前記表示装置のデバイス属性を取得するデバイス属性取得手段と、
    前記ユーザ属性取得手段と前記デバイス属性取得手段によって取得されたユーザ属性とデバイス属性を含む属性の組み合わせに基づいて、前記表示装置による表示内容及び表示動作の少なくともいずれかを変更する変更手段とを備えることを特徴とする画像提示装置。
  2. 前記変更手段は、
    前記属性の組み合わせに応じて前記表示装置で表示すべき情報を変更する提示情報制御手段と、
    前記提示情報制御手段によって変更された情報に基づいて前記表示装置に表示するための画像を生成する画像生成手段とを有することを特徴とする請求項1に記載の画像提示装置。
  3. 前記提示情報制御手段は、ユーザ属性とデバイス属性の複数種類の組み合わせに応じて予め用意された情報の中から、前記属性の組み合わせに応じて表示対象とする情報を選択することにより、前記表示装置で表示される情報を変更することを特徴とする請求項2に記載の画像提示装置。
  4. 前記提示情報制御手段は、前記表示装置で表示される情報に、前記属性の組み合わせに応じた加工処理を施すことにより、前記表示装置で表示される情報を変更することを特徴とする請求項2に記載の画像提示装置。
  5. 前記変更手段は、前記属性の組み合わせに応じて、表示対象の情報に基づいて前記表示装置によって表示される画像を描画する際の描画条件を変更することを特徴とする請求項1に記載の画像提示装置。
  6. 前記描画条件は、画角であることを特徴とする請求項5に記載の画像提示装置。
  7. 前記変更手段は、前記属性の組み合わせに応じて、前記表示装置による連続表示時間を変更することを特徴とする請求項1に記載の画像提示装置。
  8. 表示装置を用いて画像を提示する画像提示方法であって、
    ユーザの認証情報に基づいてユーザ属性を取得するユーザ属性取得工程と、
    画像の表示に用いる表示装置の機器情報に基づいて前記表示装置のデバイス属性を取得するデバイス属性取得工程と、
    前記ユーザ属性取得工程と前記デバイス属性取得工程によって取得されたユーザ属性とデバイス属性を含む属性の組み合わせに基づいて、前記表示装置による表示内容及び表示動作の少なくともいずれかを変更する変更工程とを備えることを特徴とする画像提示方法。
  9. 前記変更工程は、
    前記属性の組み合わせに応じて前記表示装置で表示すべき情報を変更する提示情報制御工程と、
    前記提示情報制御工程によって変更された情報に基づいて前記表示装置に表示するための画像を生成する画像生成工程とを有することを特徴とする請求項8に記載の画像提示方法。
  10. 前記提示情報制御工程では、ユーザ属性とデバイス属性の複数種類の組み合わせに応じて予め用意された情報の中から、前記属性の組み合わせに応じて表示対象とする情報を選択することにより、前記表示装置で表示される情報を変更することを特徴とする請求項9に記載の画像提示方法。
  11. 前記提示情報制御工程では、前記表示装置で表示される情報に、前記属性の組み合わせに応じた加工処理を施すことにより、前記表示装置で表示される情報を変更することを特徴とする請求項9に記載の画像提示方法。
  12. 前記変更工程では、前記属性の組み合わせに応じて、表示対象の情報に基づいて前記表示装置によって表示される画像を描画する際の描画条件を変更することを特徴とする請求項8に記載の画像提示方法。
  13. 前記描画条件は、画角であることを特徴とする請求項12に記載の画像提示方法。
  14. 前記変更工程では、前記属性の組み合わせに応じて、前記表示装置による連続表示時間を変更することを特徴とする請求項8に記載の画像提示方法。
  15. 請求項8乃至14のいずれか1項に記載の画像提示方法をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラム。
  16. 請求項15に記載のコンピュータプログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
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