JP2008293887A - 加熱調理器 - Google Patents

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Abstract

【課題】トッププレ−ト上にタッチ入力部を充分に確保することができ、タッチ入力検出の応答性がよく、ノイズによる誤検出を防止することができる加熱調理器を提供する。
【解決手段】キッチンに組に込まれる調理器本体上面のトッププレ−トの下方に誘導加熱コイル8が配置され、張出し部の上面のタッチ入力部に対応してその張出し部下面側に複数の検出電極P11〜P44が設けられ、前記タッチ入力部に対して手指が接触されて対応する検出電極の静電容量が変化することに基づき各検出電極P11〜P44に対するタッチ入力を個別に検出するマイクロコンピュータ30が設けられ、マイクロコンピュータ30は、複数の検出電極P11〜P44に対して高周波で充放電させ、この検出電極の充放電による電荷量を検出し、その検出値の変化量を検出することにより当該検出電極の容量変化を検出してタッチ入力を判定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、トッププレ−ト上にタッチ入力部を備えた加熱調理器に関する。
従来より、加熱調理器としては、調理器本体の上面の開口にトッププレ−トが配置されこのトッププレ−トの下方に加熱手段として誘導加熱コイルが配置されて構成され、さらに、前記トッププレ−トのタッチ入力部に使用者の手指が触れることにより調理条件の設定を行うための複数のタッチキ−を備え、これらのタッチキ−からの信号を入力して前記誘導加熱コイルへ供給する電力を制御する制御部を備えた構成のものがある。そして、前記タッチキ−は、高周波電圧を出力する発振部と、前記発振部の出力電圧を降下させる所定のインピ−ダンスを有する電圧降下部と、前記トッププレ−トのタッチ入力部に設けられ前記電圧降下部の出力電圧が印加される電極部と、前記電極部の端子電圧を検出する検出部とを備え、前記検出部は、前記電極部に印加した高周波電圧を整流し直流電圧に変換する整流部と、前記整流部の出力電圧を検出する直流電圧検出部とを備え、前記制御部は、前記直流電圧検出部の検出結果から前記タッチ入力部に手指が触れてないときの前記整流部の出力電圧値と前記タッチ入力部に手指が触れたときの前記整流部の出力電圧値との差を演算し、前記整流部の出力電圧値の差が所定値以上あるとき前記タッチ入力部に手指が触れたと判定するように構成されている(例えば特許文献1参照)。
特許第3807315号公報
従来の構成では、特にキッチン組み込み式の加熱調理器の場合には、組み込みスペ−スが限られるので、トッププレ−トの大きさに余裕をもたせることができず、タッチ入力部を充分に確保することは困難である。
また、電極部に印加した高周波電圧を整流し直流電圧に変換する整流部有するので、タッチ入力検出に時間を要して応答性が悪い。
さらに、加熱手段が誘導加熱コイルの場合、誘導加熱コイルにはインバ−タにより20KHz〜70KHzの高周波電流が供給されるのが一般的であるが、このため、インバ−タの発生するノイズも整流部で整流されて出力電圧値となり、タッチ入力の誤検出が生じる問題がある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、トッププレ−ト上にタッチ入力部を充分に確保することができながらも、タッチ入力検出の応答性がよく、ノイズによる誤検出を防止することができる加熱調理器を提供することにある。
本発明の加熱調理器は、キッチンに組に込まれる調理器本体と、この調理器本体の上面の開口にこれを覆うよう設けられ前縁部に前方に張出して金属製の支持部で支持される張出し部を有するトッププレ−トと、このトッププレ−トの下方に配設された誘導加熱コイルと、前記トッププレ−トの張出し部の上面に設けられ使用者の手指が接触可能なタッチ入力部と、このタッチ入力部に対応して前記トッププレ−トの張出し部下面側に設けられた複数の検出電極と、前記タッチ入力部に対して手指が接触されることにより対応する検出電極の静電容量が変化することに基づき各検出電極に対するタッチ入力を個別に検出するタッチ入力検出手段と、このタッチ入力検出手段の検出結果に応じた調理条件で前記誘導加熱コイルを制御する加熱制御手段とを備え、前記タッチ入力検出手段は、前記複数の検出電極に対して高周波で充放電させる充放電手段と、この検出電極の充放電による電荷量を検出する電荷量検出手段と、この電荷量検出手段の検出値の変化量を検出することにより当該検出電極の容量変化を検出してタッチ入力を判定する判定手段とを有し、前記タッチ入力検出手段及び加熱制御手段は、マイクロコンピュ−タにより構成されていることを特徴とする。
このような構成によれば、トッププレ−トの前縁部に前方に張出して金属製の支持部で支持される張出し部が設けられ、この張出し部の上面に使用者の手指が接触可能なタッチ入力部が設けられ、このタッチ入力部に対応して前記張出し部の下面側に複数の検出電極が設けられるようにしたので、キッチン組み込み式であってもタッチ入力部のスペ−スを充分に確保することができる。
また、各検出電極に対するタッチ入力を個別に検出するタッチ入力検出手段は、複数の検出電極に対して高周波で充放電させる充放電手段と、この検出電極の充放電による電荷量を検出する電荷量検出手段と、この電荷量検出手段の検出値の変化量を検出することにより当該検出電極の容量変化を検出してタッチ入力を判定する判定手段とを有するように構成されているので、従来のような整流部の必要はなくて、タッチ入力検出の応答性がよく、ノイズの影響も少ない。
そして、タッチ入力検出手段及び加熱制御手段は、マイクロコンピュ−タにより構成されているので、タッチ入力検出の応答性は一層よいものとなり、また、ノイズの影響もデジタル処理にてなくすことができて、ノイズによるタッチ入力検出の誤動作を防止することができる。
本発明の加熱調理器は、トッププレ−トの張出し部の上面側及び下面側にタッチ入力部及び検出電極が設けられ、前記検出電極に高周波により充放電させることに基づき各検出電極のタッチ入力を検出するタッチ入力検出手段及びこのタッチ入力検出手段の検出結果に応じた調理条件で誘導加熱コイルを制御する加熱制御手段がマイクロコンピュ−タで構成されているので、トッププレ−ト上にタッチ入力部を充分に確保することができながらも、タッチ入力検出の応答性がよく、ノイズによる誤検出を防止することができる、という優れた効果を奏する。
以下、本発明の第1の実施例につき、図1ないし図11を参照しながら説明する。図2には、キッチンキャビネット1に、加熱調理器2が組み込まれた状態の外観斜視図が示されている。また、図3は、トッププレ−トを外した状態で示す調理器本体3の平面図である。加熱調理器2の調理器本体3は、キャビネット1に設けられた開口4に落とし込み状態に組み込まれている。この調理器本体3の下部には、ロ−スタ部5が設けられている。
前記調理器本体3は、図3に示すように、矩形状をなす金属製の筐体から構成されて上面が開口しており、内部の手前側に加熱手段としての2つの誘導加熱コイル8、9が設けられ、中央奥部に別の加熱手段として例えばラジエントヒ−タからなるヒ−タ10が設けられている。また、この調理器本体3内には、図4に示すように、主回路基板11が主回路基板ホルダ11aを介して配設されており、この主回路基板11には、図6にも示すように、多数の加熱強度表示用の発光ダイオ−ド12d1〜12dnが実装されているとともに、例えば蛍光表示管からなる表示器13が実装されている。さらに、調理器本体3の開口3aの内面には、配線用中間基板14がホルダ14aを介して取り付けられている。この配線用中間基板14は、複数(後述する検出電極26D1〜26Dn及び単一検出電極23D〜25Dの数と対応)の接続パタ−ン(図示せず)が形成されている。
上記発光ダイオ−ド12d1〜12dnは、発光案内部材12aに収容されていて、図6に示すように、矩形状の表示形態となる。この発光ダイオ−ド12d1〜12dnの数は、後述の検出電極26D1〜26Dnの数と同数としている。
図4及び図5に示すように、前記調理器本体3の開口3aの周縁部には、上面に絶縁体15aを有する金属製の支持部たるフランジ部15が設けられており、このフランジ部15が前記キャビネット1の開口4の縁部に配置されている。
さらに、図4ないし図6に示すように、前記調理器本体3の上面には、開口3aを覆うように、つまり前記誘導加熱コイル8、9及びヒ−タ10を上方から覆うように、耐熱ガラス製のトッププレ−ト16が設けられている。この場合、このトッププレ−ト16の前縁部は調理器本体3より外側(前後方向及び左右方向)へ張出して張出し部16aに形成されており、この張出し部16aは前記フランジ部15により支持されている。このトッププレ−ト16において、左右の誘導加熱コイル8、9及びヒ−タ10の上方に対応する部位はそれぞれ円形の加熱部17、18、19とされている。表示部17a、18a、19aの内部領域が加熱部17、18、19に相当する。
前記トッププレ−ト16において、加熱部17、18の前側には、前記発光ダイオ−ド12d1〜12dnからなる調理条件表示手段としての調理条件表示部20(図6参照)が形成されている。この調理条件表示部20の上側及び下側に、調理条件たる加熱条件である加熱温度及び加熱強度を表示する加熱温度文字表示部21a及び加熱強度文字表示部21bが印刷により形成されている。なお、表示器13も調理条件表示手段たるものである。
さらに、このトッププレ−ト16の張出し部16aの上面には、図6に示すように、前記加熱部17の前方に位置してタッチ入力部22、単一タッチ入力部23〜25が設けられている。タッチ入力部22は調理条件たる加熱条件設定用である。また、単一タッチ入力部23〜25は、制御切換用であり、そのうち、単一タッチ入力部23は調理条件たる調理メニュ−設定用、単一タッチ入力部24は電源オン用、単一タッチ入力部25は電源オフ用である。タッチ入力部22は、使用者の手指の接触位置を任意に変更できる長さの領域(所定領域)を有する形態に、つまり長尺形態に、トッププレ−ト16上に印刷膜により形成されている。
また、単一タッチ入力部23〜25も、トッププレ−ト16上に印刷膜により形成されている。前記加熱モ−ド設定用の単一タッチ入力部23は、通常加熱、天ぷら、炊飯などの調理に適した加熱モ−ドを設定するためのものである。
前記トッププレ−ト16の張出し部6aの下面側には、前記タッチ入力部22に対応して多数(複数)の検出電極26D1〜26Dnが設けられており、この検出電極26D1〜26Dnは、後述する基板28に導体パタ−ンにより形成されていて、相互に手指による同時タッチ入力が可能な配置間隔で設けられている。なお、この検出電極26D1〜26Dnは、トッププレ−ト16の下面側に存在するので、実際に手指が接触することはない。
ここで、検出電極26D1〜26Dnは、トッププレ−ト16の張出し部6aの下面に設けた基板28(図5参照)に形成されている。すなわち、検出電極26D1〜26Dnは同じ構成であるので、検出電極26D1について述べる。基板28の上面には、前記検出電極26D1が導体パタ−ンにより形成され、基板28の下面には、この検出電極26D1とスル−ホ−ル26aを介して導通する接続導体部26bが形成されている。本実施例の各種の電気電子回路は、前記主回路基板11に実装されており、この主回路基板11の接続部(図示せず)に、前記検出電極26D1〜26Dnの各接続導体部26bが、接続導体14b、配線用中間基板14の接続パタ−ン及びハ−ネス27介して接続されている。
前記各検出電極26D1〜26Dnは、前記調理条件表示部20と対応して設けられており、各検出電極26D1〜26Dnは、図6に示すように、左側のものから右側へ、順次、加熱条件(加熱強度あるいは加熱温度)を大なる方向へ設定するようになっている。
前記単一タッチ入力部23〜25に対応するトッププレ−ト16の張出し部16aの下面側には、単一検出電極23D〜25Dが設けられており、この単一検出電極23D〜25Dも前記基板28の上面に形成されている。この場合、この単一検出電極23D〜25Dの配置間隔は、前記検出電極26D1〜26Dn相互の配置間隔よりも広く設定されて誤検出防止が図られている。これらの単一検出電極23D〜25Dも、検出電極26D1〜26Dnと同様にして主回路基板11の接続部に接続されている。
次に、本実施例の電気的構成について図1及び図7を参照して説明する。
図1において、検出電極P11〜P14、P21〜P24.P31〜P34及びP41〜P44は、検出電極26D1〜26Dn及び単一検出電極23D〜25Dに1対1で対応するものであるが、説明の便宜上このように示す。
検出電極P11〜P14、P21〜P24.P31〜P34及びP41〜P44は、マトリックス回路29を構成する。すなわち、検出電極P11〜P14の一方の端子は信号線L1に接続され、検出電極P21〜P24の一方の端子は信号線L2に接続され、検出電極P31〜P34の一方の端子は信号線L3に接続され、検出電極P41〜P44の一方の端子は信号線L4に接続されている。また、検出電極P11〜P41の他方の端子は信号線R1に接続され、検出電極P12〜P42の他方の端子は信号線R2に接続され、検出電極P13〜P43の他方の端子は信号線R3に接続され、検出電極P14〜P44の他方の端子は信号線R4に接続されている。
マトリックス回路29において、信号線L1〜L4は、抵抗器R11〜R14を介して制御手段たるマイクロコンピュ−タ30の出力ポ−トG1〜G4にそれぞれ接続され、信号線R1〜R4は、抵抗器R21〜R24を介してマイクロコンピュ−タ30の入力ポ−トD1a〜D4aにそれぞれ接続されている。さらに、マイクロコンピュ−タ30の入力ポ−トD1a〜D4aは、コンデンサC1〜C4を介してマイクロコンピュ−タ30の入力ポ−トD1b〜D4bにそれぞれ接続され,これらの入力ポ−トD1b〜D4bは、抵抗器R31〜R34をそれぞれ介してマイクロコンピュ−タ30の入力ポ−トIに接続されている。
マイクロコンピュ−タ30の入出力ポ−トには、インバ−タ制御回路31が接続されている。このインバ−タ制御回路31は、誘導加熱コイル8に高周波電流を供給するインバ−タ32を制御する。
さて、図7は、図1に示す電気的構成の一部を取り出して示すもので、特に検出電極P11の部分を代表して示す。すなわち、検出電極P11は、対向する2つの電極部Pa、Pbからなり、一方の電極Paが抵抗器R11を介してタッチ入力検出手段33の出力ポ−トG1に接続され、他方の電極部Pbが抵抗器R21を介してタッチ入力検出手段33の入力ポ−トD1aに接続され、この入力ポ−トD1aがタッチ入力検出手段33の入力ポ−トD1bにコンデンサC1を介してタッチ入力検出手段33の入力ポ−トD1bに接続され、そして、入力ポ−トD1bが抵抗器R31を介してタッチ入力検出手段33の入力ポ−トIに接続されている。
このことから明らかなように、タッチ入力検出手段33は、マイクロコンピュ−タ30によって構成されるものであるが、以下においては、説明の便宜上、ハ−ドウエアの構成として述べる。タッチ入力検出手段33は、放電タイミング制御部33bを含む充放電手段33a、電荷量検手段たる電圧検出部33c及び判定手段33dを備えている。
充放電手段33aの充放電タイミング制御部33bにおいて、充電タイミング電圧V1を出力する出力端子は、スイッチング素子たるFETQ1a、Q1bのゲ−トに接続され、放電タイミング電圧V2を出力する出力端子は、スイッチング素子たるFETQ2のゲ−ト及び電圧検出部33cの1つの入力端子に接続され、計測終了電圧V3を出力する出力端子は、スイッチング素子たるFETQ3のゲ−ト及び電圧検出部33cの他の入力端子に接続されている。なお、電圧検出部33cのもう1つの入力端子は、入力ポ−トIに接続されている。
FETQ1aにおいて、ソ−スはグランドGND(0V)に接続され、ドレインは出力ポ−トG1に接続され、ソ−ス、ドレイン間にはダイオ−ドDaが接続されている。FETQ1bにおいて、ソ−スは入力ポ−トD1bに接続され、ドレインは負電圧−Vss(−5V)の負直流電源に接続され、ソ−ス、ドレイン間にはダイオ−ドDbが接続されている。FETQ2において、ソ−スはグランドGNDに接続され、ドレインは入力ポ−トD1aに接続されているとともにFETQ3のソ−スに接続されており、さらに、FETQ3のドレインは負電圧−Vss(−5V)の負直流電源に接続されている。
そして、電圧検出部33cの出力端子は、判定手段33dの入力端子に接続されている。電圧検出部33cは、後述するように、入力ポ−トIの検出電圧Vsi(負(−)電圧)を入力して検出タイミング時の検出電圧Vsiを容量検出値としての検圧検出値Vncとして検出し、判定手段33dに与える。判定手段33dは、この電圧検出値Vncと後述する検出基準値Vnsとを比較し、電圧検出値Vncが検出基準値Vnsを超えている(負方向に大)と判定したときにタッチ入力検出としてタッチ検出信号Vtocを出力するようになっている。
以上の図7のタッチ入力検出手段33は、マイクロコンピュ−タ30における出力ポ−トG1と入力ポ−トD1a、D1bとに関して設けられたものであるが、出力ポ−トG2と入力ポ−トD2a、D2bとに関して、出力ポ−トG3と入力ポ−トD3a、D3bとに関して。及び、出力ポ−トG4と入力ポ−トD4a、D4bとに関してもタッチ入力検出手段33と同様のタッチ入力検出手段が設けられている。
次に、本実施例の作用につき、図8ないし図11をも参照しながら説明する。
マイクロコンピュ−タ30の概略的な動作は、以下の通りである。すなわち、検出電極26D1〜26Dnのいずれか1つの検出電極に対するタッチ入力が検出されると、当該検出電極に対応して予め割り当てられた調理条件が設定される。この実施例では、当該検出電極の左方からの順位に応じた加熱強度あるいは加熱温度が設定される。また、検出電極26D1〜26Dnのいずれか1つの検出電極に対してタッチ入力が検出された場合には、当該1つの検出電極に対応して予め定められた加熱条件表示パタ−ンを調理条件表示部20に表示させる。
使用者が単一タッチ入力部23に対して、そのほぼ真上から手指を接触させると、単一検出電極23Dに対するタッチ入力が正確に検出され、タッチ入力の回数に応じて、通常加熱、天ぷら、炊飯などの調理に適した加熱モ−ドが選択設定される。他の単一タッチ入力部24、25に対しても、そのほぼ真上から手指を接触させると、単一検出電極24D、25Dに対するタッチ入力が正確に検出される。従って、電源オン用の単一タッチ入力部24の単一検出電極24Dに対するタッチ入力が検出された場合には、加熱制御手段としても機能するマイクロコンピュ−タ30は、上述した調理条件たる加熱モ−ド、加熱条件で調理を実行させるべく、インバ−タ制御回路31を介してインバ−タ32を制御し、以て、誘導加熱コイル8を駆動制御する。
さて、検出電極26D1〜26Dn及び単一検出電極23D〜25Dに対するタッチ入力の検出に関して説明する。マイクロコンピュ−タ30は、図8に示すように、出力ポ−トG1、G2、G3及びG4から2msecの検出期間信号T1(時刻tc1−tc2)、T2(時刻tc2−tc3)、T3(時刻tc3−tc4)及びT4(tc4−tc5)を1周期(8msec)として順次出力し、出力ポ−トG1、G2、G3及びG4とマトリックスを構成する入力ポ−トD1b、D2b、D3b及びD4bに検出期間信号T5(時刻tc1−tc5)、T6(時刻tc5−tc9)、T7(時刻tc9−tc13)及びT8(時刻tc13−tc17)を1周期(32msec)として順次出力する。
この場合、検出期間信号T1〜T7は、実際のハイレベル、ロウレベルの信号ではなく、検出期間を示す便宜上の信号である。すなわち、各検出期間信号T1(時刻tc1−tc2)、T2(時刻tc2−tc3)、T3(時刻tc3−tc4)及びT4(tc4−tc5)の期間においては、マイクロコンピュ−タ30は、出力くポ−トG1、G2、G3及びG4から、インバ−タ32より誘導加熱コイル8に与えられる高周波の周波数20KHz〜70KHzよりも高い高周波の周波数200KHzの放電タイミング電圧V1(図9(a)参照)に対応した高周波電圧を出力する。検出期間信号T5(時刻tc1−tc5)、T6(時刻tc5−tc9)、T7(時刻tc9−tc13)及びT8(時刻tc13−tc17)の期間においては、マイクロコンピュ−タ30は、入力ポ−トD1b、D2b、D3b及びD4bにおいて入力ポ−トIに与えられる検出電圧Viの検出を可能とする。
図9は、図7に示す検出電極P11に関する各部の電圧波形であり、(b)図の放電タイミング電圧V2は充電タイミング電圧V1を反転した電圧、(c)図の計測終了電圧V3は、時刻tc1から時刻tc2より放電タイミング信号V1の1サイクル分長い時刻tc2´までの間ロウレベルとなる電圧である。以下、図7について説明する。
放電タイミング制御部33bは、検出指令STが与えられると(これはマイクロコンピュ−タ30のプログラムに基づく)、出力ポ−トG1及び入力ポ−トD1bが検出期間信号T1及びT5の期間となる。今、タッチ入力部22に使用者が手指を触れない状態において、充電タイミング電圧V1がハイレベルになると、FETQ1a、Q1bがオンになり、FETQ1aのソ−スがグランドGND(0V)に接続されかつFETQ1bのドレインがが−Vss(−5V)の負直流電源に接続される。これにより、検出電極P11において、電極部Pa、Pb間に(寄生)静電容量C01が生じるとともに、グランドGNDと電極部Pbとの間に(寄生)静電容量C02(C0=C01+C02)が生じる。そして、グランドGND、FETQ1aのソ−ス、ドレイン、抵抗器R11、検出電極P11の電極部Pa、静電容量C01、電極部Pb、抵抗器R21、コンデンサC1、FETQ1bのソ−ス、ドレイン及び−Vss(−5V)の負直流電源の経路で静電容量C01及びコンデンサC1が充電されるとともに、グランドGND、静電容量C02、検出電極P11の電極部Pb,抵抗器R21、コンデンサC1、FETQ1bのソ−ス、ドレイン及び−Vss(−5V)の負直流電源の経路で静電容量C02及びコンデンサC1が充電される。
充電タイミング電圧V1がロウレベルになり、代わりに、放電タイミング電圧V2が
ハイレベルになると、FETQ1a、Q1bがオフし、FETQ2がオンする。これにより、静電容量C01の充電電荷は、電極部Pa、抵抗器R11、ダイオ−ドDa、グランドGND、FETQ2のソ−ス、ドレイン、抵抗器R21及び電極部Pbの経路で放電するとともに、静電容量C02の充電電荷は、FETQ2のソ−ス、ドレイン、抵抗器R21及び電極部Pbの経路で放電する。この場合、FETQ2がオンしてもコンデンサC1の放電経路は形成されないので、コンデンサC1の充電電荷は保持される。以下、同様にして、充電タイミング電圧V1と放電タイミング電圧V2とが交互にハイレベルになることにより、コンデンサC1の端子電圧Vsは、図9(d)に示すように、徐々に上昇する。また、入力ポ−トIの検出電圧Viは、図9(e)に示すように、FETQ1bがオンのときには、FETQ1bのソ−スが−Vss(−5V)になるので、その−Vss(−5V)となり、FETQ2がオンのときには、コンデンサC1の充電電圧分だけ負(−)方向に段階的に大きくなる。
電圧検出部33cは、検出期間信号T1の終了時点tc2において放電タイミング信号V2がロウレベルからハイレベルに立ち上がると、FETQ2がオンしてそのソ−スがグランドGNDに接続されることにより入力ポ−トIの検出電圧Viを読み込み可能となり、このときには、コンデンサC1の端子電圧Vsは、図9(d)に示すように、電圧Vs´となっているものとする。そして、検出電圧Viは、電圧Vs´分だけ負(−)方向に大きくなった値となり、電圧検出部33cは、この電圧値を電圧検出値Vnc(図9(e)参照)として読み込んで記憶する。充放電タイミング制御部33bから出力される計測終了電圧V3は、図9(c)に示すように、時刻tc1−tc2間はロウレベルであるが、時刻tc2´になるとハイレベルになる。これにより、FETQ3がオンして、そのドレインが−Vss(−5V)の負直流電源に接続され、コンデンサC1は、FETQ3のソ−ス、ドレイン、−Vss(−5V)の負直流電源及びダイオ−ドDbの経路で放電するようになり、図9(d)に示すように、コンデンサC1の端子電圧Vsは零(0)になる。
マイクロコンピュ−タ30は、検出電極P11に対する電圧検出値Vncの検出を複数回実行しての平均の電圧検出値Vncを得、図10に示すように、この平均の電圧検出値Vncより閾値分(例えば平均の電圧検出値Vncの2%分)だけ負方向に大きな検出基準値Vnsを設定する。
以上のように、マイクロコンピュ−タ30は、出力ポ−トG1の検出期間信号T1の期間においては、入力ポ−トD1a、D1b及びIに関する電圧検出部33cで検出電極P11の電圧検出値Vncを検出して検出基準値Vnsを設定することができ、同様にして、出力ポ−トG2、G3及びG4の検出期間信号T2、T3及びT4をスキャニングしてその期間において、電圧検出部33cで検出電極P21、P31及びP41の電圧検出値を検出して検出基準値を設定することができる。
さらに、マイクロコンピュ−タ30は、同様にして、出力ポ−トG1,G2、G3及びG4の検出期間信号T1、T2、T3及びT4をスキャニングしてその期間において、入力ポ−トD2a、D2b及びIに関する電圧検出部で検出電極P12、P22、P32及びP42の電圧検出値を検出して検出基準値を設定し、出力ポ−トG1,G2、G3及びG4の検出期間信号T1、T2、T3及びT4をスキャニングしてその期間において、入力ポ−トD3a、D3b及びIに関する電圧検出部で検出電極P13、P23、P33及びP43の電圧検出値を検出して検出基準値を設定し、出力ポ−トG1,G2、G3及びG4の検出期間信号T1、T2、T3及びT4をスキャニングしてその期間において、入力ポ−トD4a、D4b及びIに関する電圧検出部で検出電極P14、P24、P34及びP44の電圧検出値を検出して検出基準値を設定することができる。すなわち、マイクロコンピュ−タ30は、各検出電極P11〜P44毎に検出基準値(Vns)を設定するものである。
しかして、再び図7及び図9を参照して検出電極P11のタッチ入力検出動作につき説明する。出力ポ−トG1の検出期間信号T1の期間において、充電タイミング電圧V1がハイレベルのときには、前述したように、(寄生)静電容量C0(C01+C02)を介してコンデンサC1が充電されるが、使用者が検出電極P11に対応するタッチ入力部22の部位に手指を触れると、使用者の手指を介して電極部Pa、Pb間に(寄生)静電容量Cx1が生じるとともに、使用者の人体を介して電極部PbとグランドGNDとの間に(寄生)静電容量Cx2が生じる。このため、検出電極P11は、静電容量C0の他に静電容量Cx(=Cx1+Cx2)が加わって静電容量が変化する。従って、コンデンサC1は、静電容量C0の他に静電容量Cxを介しても充電されるようになり、コンデンサC1の端子電圧Vsは、静電容量C0のみを介する場合(前述の検出基準値Vnsを設定する場合)よりも大きくなる。
その後、電圧検出部33cは、検出期間信号T1の終了時点tc2で入力ポ−トIの検出電圧Viを検圧検出値Vncとして読み込み記憶する。判定手段33dは、前述したようにして予め設定された検出基準値Vnsと上記電圧検出値Vncとを比較し、電圧検出値Vncが検出基準値Vnsを超えたとき(負方向に大なるとき)にタッチ入力ありと判定してタッチ入力信号Vtocを出力する。他の検出電極PP12〜P44に対するタッチ入力検出も同様である。以上のような原理に基づいて、検出電極26D1〜26Dn及び単一検出電極23D〜25Dのタッチ入力検出が行なわれる。
マイクロコンピュータ30は、前記検出電極26D1〜26Dn及び単一検出電極23D〜25Dとしての出電極P11〜P44の検出基準値を所定時間毎に補正するようになっている。すなわち、マイクロコンピュータ30は、例えば、前述したように検出電極P11の検出基準値Vnsを設定した後所定時間が経過すると、再び新たに検出基準値を検出演算し、これが前回の検出基準値Vnsと一致しない場合は、その新たな検出基準値を検出基準値Vnsの代わりに検出基準値とするのではなく、新たな検出基準値の一定割合(例えば1/200)の値を検出基準値Vnsに1秒毎に加算若しくは減算して補正するのである。これは、前記検出電極26D1〜26Dn及び単一検出電極23D〜25Dとしての出電極P11〜P44の(寄生)静電容量(例えばC0、Cx)は、周囲の温度、加熱温度などにより変化することにより検出基準値が変化するために補正するのであり、しかも、急激な変化補正は行なわず、徐々に補正するのである。
また、マイクロコンピュータ30は、検出電極26D1〜26Dn及び単一検出電極23D〜25Dのタッチ入力検出を行なっている場合において、電圧検出値が検出基準値から離れる方向に変化したときには、前記検出基準値を再設定するようになっている。すなわち、マイクロコンピュータ30は、例えば、検出電極P11において、図11に示すように、電圧検出値Vncが検出基準値Vnsよりも負方向に大きくなってタッチ入力を検出し(時刻t1),その後、電圧検出値Vncが検出基準値Vnsより離れる方向に変化(通常ありえない状況)して、時刻t2で零(0)方向に戻ったとすると、これは、使用者の手指による接触ではないと判断する。具体的には、マイクロコンピュータ30は、時刻t1でタッチ検出部22に高温鍋が載せられ、または、水こぼれがあり、時刻t2で高温鍋が取り除かれ、または、水こぼれがふき取られたと判断する。この場合、その後の電圧検出値Vncは、その影響受けてタッチ入力がないときにも元の値には戻らないので、マイクロコンピュータ30は、が安定するまで(時刻t3)、検出基準値Vnsをそのときの電圧検出値Vncより閾値分(例えば電圧検出値Vncの2%分)だけ負方向に大きな検出基準値Vns´を再設定する。
さらに、マイクロコンピュータ30は、前述したように、検出電極26D1〜26Dn及び単一検出電極23D〜25Dのタッチ入力検出を行なうのであるが、いずれかの検出電極、例えば、1つの検出電極26D1に対応する検出電極P11のタッチ入力を検出した場合には、引き続きその検出電極P11のタッチ入力を検出して接触継続時間を測定し、この接触継続時間が所定時間を超えたときには、異常と判定して、検出電極P11すなわち26D1のタッチ入力に応じた条件の加熱調理は行なわない。このように、接触継続時間が異常に長いということは、タッチ入力部22に使用者の手指以外の物体たる鍋などが継続して載置されていることを意味しているからである。
このように、本実施例によれば、トッププレ−ト16の前縁部に前方に張出して金属製のフランジ部15で支持される張出し部16aが設けられ、この張出し部16aの上面に使用者の手指が接触可能なタッチ入力部22及び23〜25が設けられ、このタッチ入力部22及び23〜25に対応して前記張出し部16aの下面側に複数の検出電極26D1〜26Dn及び単一検出電極23D〜25Dが設けられるようにしたので、キッチンキャビネット1に対する組み込み式であってもタッチ入力部22及び23〜25のスペ−スを充分に確保することができる。従って、タッチ入力部22及び23〜25を充分に広くとることができるので、操作性がよくなり、また、誤操作の虞もなくなる。
また、各検出電極に対するタッチ入力を個別に検出するマイクロコンピュータ30で構成されるタッチ入力検出手段は、複数の検出電極に対して高周波で充放電させる充放電手段と、この検出電極の充放電による電荷量を検出する電荷量検出手段と、この電荷量検出手段の検出値の変化量を検出することにより当該検出電極の容量変化を検出してタッチ入力を判定する判定手段とを有するように構成されているので、従来のような整流部の必要はなくて、タッチ入力検出の応答性がよく、ノイズの影響も少ない。
そして、前述したようにタッチ入力検出手段及び加熱制御手段は、マイクロコンピュ−タ30により構成されているので、タッチ入力検出の応答性は一層よいものとなり、また、ノイズの影響もデジタル処理にてなくすことができて、ノイズによるタッチ入力検出の誤動作を防止することができる。
図12ないし図16は本発明の第2の実施例であり、前記第1の実施例と同一部分には同一符号を付して示し、以下異なる部分について説明する。
図12において、検出電極P1〜Pnは、検出電極26D1〜26Dn及び単一検出電極23D〜25Dに1対1で対応するものであるが、説明の便宜上このように示す。
検出電極P1〜Pnは、抵抗器R11〜R1n、コンデンサC1〜Cn及び抵抗器R21〜R2nを直列に介して制御手段たるマイクロコンピュ−タ34の出力ポ−トG1〜Gnにそれぞれ接続され、抵抗器R11〜R1nとコンデンサC1〜Cnとの共通接続点は、マイクロコンピュ−タ34の入力ポ−トD1〜Dnにそれぞれ接続されている。さらに、マイクロコンピュ−タ34の入出力ポ−トには、インバ−タ制御回路31が接続されている。
さて、図13は、図12に示す電気的構成の一部を取り出して示すもので、特に検出電極P1の部分を代表して示す。すなわち、タッチ入力検出手段35は、マイクロコンピュ−タ34によって構成されるものであるが、以下においては、説明の便宜上、ハ−ドウエアの構成として述べる。タッチ入力検出手段35は、放電タイミング制御部35bを含む充放電手段35aと、電荷量検手段たる比較器35c及びパルスカウント部35dと、判定手段35eとを備えている。
充放電手段35aの充放電タイミング制御部335bにおいて、充電タイミング電圧V1を出力する出力端子は、スイッチング素子たるFETQ1のゲ−ト及びパルスカウント部35dの1つの入力端子に接続され、放電タイミング電圧V2を出力する出力端子は、スイッチング素子たるFETQ2のゲ−ト及びパルスカウント部35dの他の入力端子に接続され、計測終了電圧V3を出力する出力端子は、スイッチング素子たるFETQ3のゲ−トに接続されている。なお、パルスカウント部35dのもう1つの入力端子は、比較器35cの出力端子及び充放電タイミング制御部35bの入力ポ−トに接続されている。
FETQ1において、ソ−スは正電圧+Vcc(+5V)の正直流電源に接続され、ドレインは出力ポ−トG1及びFETQ3のソースに接続され、FETQ3のドレインはグランドGND(0V)に接続されている。FETQ2において、ソ−スは入力ポ−トD1bに接続され、ドレインはグランドGNDに接続され、ソ−ス、ドレイン間にはダイオ−ドDcが接続されている。
比較器35cにおいて、一方の入力端子は出力ポートG1に接続され、他方の入力端子は基準値(基準電圧)Vrを発生する基準電圧器35fを介してグランドGNDに接続されている。そして、パルスカウント部35dの出力端子は、判定手段35eの入力端子に接続されている。比較器35cは、後述するように、出力ポ−トG1の端子電圧Vc(正(+)電圧)と基準値Vrとを入力して両者を比較し、端子電圧Vcが基準値Vrより大のときにハイレベルのパルス信号Vpを出力して、パルスカウンタ部35dに与える。
パルスカウント部35dは、計測開始時点から計測終了時点までのパルス信号Vpをカウントして、そのカウント検出値Ncを判定手段35eに与える。判定手段35eは、このカウント検出値Ncと後述する検出基準値Nsとを比較して、カウント検出値Ncが検出基準値Nsより小と判定したときにタッチ入力検出としてタッチ検出信号Vtocを出力するようになっている。
以上の図13のタッチ入力検出手段35は、マイクロコンピュ−タ30における出力ポ−トG1と入力ポ−トD1とに関して設けられたものであるが、出力ポ−トG2〜Gnと入力ポ−トD2〜Dnとに関しても、タッチ入力検出手段35と同様のタッチ入力検出手段が設けられている。
次に、第2の実施例の作用につき、図14ないし図16をも参照しながら説明する。
マイクロコンピュ−タ34の概略的な動作は、マイクロコンピュータ30と同様である。すなわち、検出電極26D1〜26Dn(図6参照)のいずれか1つの検出電極に対するタッチ入力が検出されると、当該検出電極に対応して予め定められた加熱条件が設定される。また、検出電極26D1〜26Dnのいずれか1つの検出電極に対してタッチ入力が検出された場合には、当該1つの検出電極に対応して予め定められた加熱条件表示パタ−ンを調理条件表示部20に表示させる。
使用者が単一タッチ入力部23に対して手指を接触させると、単一検出電極23Dに対するタッチ入力が正確に検出され、タッチ入力の回数に応じて、通常加熱、天ぷら、炊飯などの調理に適した加熱モ−ドが選択設定される。他の単一タッチ入力部24、25に対しても手指を接触させると、単一検出電極24D、25Dに対するタッチ入力が正確に検出される。従って、電源オン用の検出電極24Dに対するタッチ入力が検出された場合には、加熱制御手段としても機能するマイクロコンピュ−タ34は、上述した加熱モ−ド、加熱条件で調理を実行させるべく、インバ−タ制御回路31を介してインバ−タ32を制御し、以て、誘導加熱コイル8を駆動制御する。
さて、検出電極26D1〜26Dn及び単一検出電極23D〜25Dすなわち検出電極P1〜Pnに対するタッチ入力の検出に関して説明する。マイクロコンピュ−タ34は、出力ポ−トG1〜Gnから2msecの各検出期間において図14(a)に示す200KHzの充電タイミング信号V1に対応する高周波電圧をスキャニングにより出力する。この場合、この出力ポートG1〜Gnのスキャニングの1周期は、(2×n)msecである。従って、出力ポートG1〜Gnの各検出期間においてこれらと対をなす入力ポートD1〜Dnがタッチ入力検出可能になる。
図14は、図13に示す検出電極P1に関する各部の電圧波形であり、(b)図の放電タイミング電圧V2は充電タイミング電圧V1を反転した電圧、(c)図の計測終了電圧V3は、時刻tc1から時刻tc2までの間ロウレベルとなる電圧である。この場合、時刻tc1−tc2間が2msecである。以下、図13について説明する。
放電タイミング制御部35bは、検出指令ST(これはマイクロコンピュ−タ34のプログラムに基づく)が与えられると(時刻tc1)、出力ポ−トG1及び入力ポ−トD1が検出期間となり、充放電タイミング制御部35bから放電タイミング信号V1を出力する。今、タッチ入力部22(図6参照)に使用者が手指を触れない状態において、放電タイミング電圧V1がハイレベルになると、FETQ1がオンになり、FETQ1のソ−スが+Vcc(+5V)の正直流電源に接続される。これにより、検出電極P1においては、グランドGNDとの間に(寄生)静電容量C0が生じる。そして、+Vccの正直流電源、FETQ1のソ−ス、ドレイン、抵抗器R11、コンデンサC1、抵抗器R21、検出電極P1、電容量C0及びグランドGNDの経路でコンデンサC1及び静電容量C0が充電される。
充電タイミング電圧V1がロウレベルになり、代わりに、放電タイミング電圧V2が
ハイレベルになると、FETQ1がオフし、FETQ2がオンする。これにより、静電容量C0の充電電荷は、検出電極P1、抵抗器R11、FETQ2のソ−ス、ドレイン及びグランドGNDの経路で放電する。この場合、FETQ2がオンしてもコンデンサC1の放電経路は形成されないので、コンデンサC1の充電電荷は保持される。以下、同様にして、充電タイミング電圧V1と放電タイミング電圧V2とが交互にハイレベルになることにより、コンデンサC1の端子電圧Vsは、図14(d)に示すように、徐々に上昇する。また、出力ポ−トG1の端子電圧Vcは、図14(e)に示すように、FETQ1がオンのときには、FETQ1のソ−スが+Vcc(+5V)になるので、その+Vcc(+5V)となり、FETQ2がオンのときには、コンデンサC1の端子電圧(充電電圧分)Vsになる。
比較器35cは、端子電圧Vcと基準値Vrとを比較して端子電圧Vcが基準値Vrより大なるときにハイレベルになるので、FETQ1がオンのときにはハイレベル及びFETQ2がオンのときにはロウレベルになるパルス信号Vp(図14(f)参照)を出力する。パルスカウント部35dは、このパルス信号Vpを時刻tc1の時点からカウントし、時刻tc2の時点でそのカウント値をカウント検出値Ncとして判定手段35eに与える。
一方、充放電タイミング制御部35bから出力される計測終了電圧V3は、図14(c)に示すように、時刻tc2になるとハイレベルになる。これにより、FETQ3がオンしてそのドレインがグランドGNDに接続され、コンデンサC1は、抵抗器R21、FETQ3のソ−ス、ドレイン、グランドGND及びダイオードDcの経路で放電するようになり、図14(d)に示すように、コンデンサC1の端子電圧Vsは零(0)になる。
マイクロコンピュ−タ34は、検出電極P1に対するカウント検出値Ncの検出を複数回実行しての平均のカウント検出値Ncを得、図15に示すように、この平均のカウント検出値Ncより閾値分(例えば平均のカウント検出値Ncの2%分)だけ小なる検出基準値Nsを設定する。
以上のように、マイクロコンピュ−タ34は、出力ポ−トG1の検出期間においては、入力ポ−トD1に関するパルスカウント部35dで検出電極P1のカウント検出値Ncを検出して検出基準Nsを設定することができ、同様にして、出力ポ−トG2〜Gnの検出期間をスキャニングしてその期間においてパルスカウント部で検出電極P2〜Pnのカウント検出値を検出して検出基準値を設定することができる。すなわち、マイクロコンピュ−タ34は、各検出電極P1〜Pn毎に検出基準値(Ns)を設定するものである。
しかして、再び図13及び図14を参照して検出電極P1のタッチ入力検出動作につき説明する。出力ポ−トG1の検出期間tc1−tc2において、充電タイミング電圧V1がハイレベルのときには、前述したように、(寄生)静電容量C0を介してコンデンサC1が充電されるが、使用者が検出電極P1に対応するタッチ入力部22の部位に手指を触れると、使用者の手指及び人体を介して検出電極P1とグランドGNDとの間に(寄生)静電容量Cxが生じる。このため、検出電極P1は、静電容量C0の他に静電容量Cxが加わって静電容量が変化する。従って、コンデンサC1は、静電容量C0の他に静電容量Cxを介しても充電されるようになり、コンデンサC1の端子電圧Vsは、静電容量C0のみを介する場合(前述の検出基準値Nsを設定する場合)よりも大きくなる。
比較器35cは、前述したように、端子電圧Vcと基準値Vrとの比較によりパルス信号をVpを出力し、パルスカウント部35dは、このパルス信号Vpをカウントするのであるが、端子電圧Vsが基準値Vrを超えると(端子電圧Vsが基準値Vrより大になると)、比較器35cの出力信号はハイレベルのままとなってパルス信号Vpを出力しなくなる。そして、パルスカウント部35dは、このときのカウント値をカウント検出値Ncとして記憶して判定部35eに与える。
図14では、端子電圧Vsが基準値Vrを超えた(端子電圧Vsが基準値Vrより大になった)時点を時刻tc2としているが、実際には、コンデンサC1の端子電圧Vsは、静電容量C0のみを介する場合(前述の検出基準値Nsを設定する場合)よりも静電容量Cxが加わった場合の方が早急に大きくなるので、端子電圧Vsが基準値Vrを超える時点は時刻tc2より以前になる。従って、このときのカウント検出値Ncは、検出基準値Nsより小であるはずであり、判定手段35eは、カウント検出値Ncが検出基準値Nsより小であることにより、検出電極P1にタッチ入力ありと判定してタッチ入力信号Vtocを出力する。他の検出電極P2〜Pnのタッチ入力検出も同様である。以上のような原理に基づいて、検出電極26D1〜26Dn及び単一検出電極23D〜25Dのタッチ入力検出が行なわれる。
マイクロコンピュータ34は、上記第1の実施例と同様に、前記検出電極26D1〜26Dn及び単一検出電極23D〜25Dとしての出電極P1〜Pnの検出基準値を所定時間毎に補正するようになっている。すなわち、マイクロコンピュータ34は、例えば、前述したように検出電極P1の検出基準値Nsを設定した後所定時間が経過すると、再び新たに検出基準値を検出演算し、これが前回の検出基準値Nsと一致しない場合は、その新たな検出基準値を検出基準値nsの代わりに検出基準値とするのではなく、新たな検出基準値の一定割合(例えば1/200)の値を検出基準値Nsに1秒毎に加算若しくは減算して補正するのである。
また、マイクロコンピュータ34は、検出電極26D1〜26Dn及び単一検出電極23D〜25Dのタッチ入力検出を行なっている場合において、カウント検出値が検出基準値から離れる方向に変化したときには、前記検出基準値を再設定するようになっている。すなわち、マイクロコンピュータ34は、例えば、検出電極P1において、図16に示すように、カウント検出値Ncが検出基準値Nsよりも小になってタッチ入力を検出し(時刻t1)、その後、カウント検出値Ncが検出基準地Nsより離れる方向に変化(通常ありえない状況)して、時刻t2で増加方向に戻ったとすると、これは、使用者の手指による接触ではないと判断する。具体的には、マイクロコンピュータ34は、時刻t1でタッチ検出部22に高温鍋が載せられ、または、水こぼれがあり、時刻t2で高温鍋が取り除かれ、または、水こぼれがふき取られたと判断する。この場合、その後のカウント検出値Ncは、その影響受けてタッチ入力がないときにも元の値には戻らないので、マイクロコンピュータ34は、が安定するまで(時刻t3)、検出基準値Nsをそのときのカウント検出値Ncより閾値分(例えばカウント検出値Ncの2%分)だけ負方向に大きな検出基準値Ns´を再設定する。
さらに、マイクロコンピュータ34は、前述したように、検出電極26D1〜26Dn及び単一検出電極23D〜25Dのタッチ入力検出を行なうのであるが、いずれかの検出電極、例えば、1つの検出電極26D1に対応する検出電極P1のタッチ入力を検出した場合には、引き続きその検出電極P1のタッチ入力を検出して接触継続時間を測定し、この接触継続時間が所定時間を超えたときには、異常と判定して、検出電極P1すなわち26D1のタッチ入力に応じた条件の加熱調理は行なわない。このように、接触継続時間が異常に長いということは、タッチ入力部22に使用者の手指以外の物体たる鍋などが継続して載置されていることを意味しているからである。
このような第2の実施例によっても、前記第1の実施例同様の作用効果を得ることができる。
図17は、本発明の第3の実施例を示す作用説明図であり、構成については、説明の便宜上、第2の実施例の図12を参照する。
第2の実施例で説明したように、マイクロコンピュータ34は、複数の検出電極P1〜Pnを、この順序で各検出期間が2msecをもって順次スキャニングしてタッチ入力検出を行なうのであり、スキャニングの1周期は(2×n)msecである。
これに対して、この第3の実施例では、マイクロコンピュ−タ34は、図17に示すように、1周期のスキャニングにおいて、1つの検出電極のタッチ入力を検出した場合、例えば、検出電極P5のタッチ入力を検知した場合には、その後に次の検出電極P6のタッチ入力検出に移るのではなく、引き続きその検出電極P5のタッチ入力検出を複数回行なわせるようにし、以て、検出電極例えばP5の1スキャニング当たりの検出回数を可変にしたものである。
このような構成によれば、複数回の検出をもってタッチ入力検出とするので検出の信頼性が高くなり、この場合でも、タッチ入力検出を迅速に行なうことができる。
なお、本発明は、上記しかつ図面に示す実施例に限定されるものではなく、次のような変形、拡張が可能である。
マイクロコンピュ−タ30或いは34は、電圧検出値Vnc或いはカウント検出値Ncが検出基準値Vns或いはNsを超えている接触継続時間を検出するとともに、電圧検出Vnc或いはカウント検出値Ncの変化率を検出し、前記接触継続時間が所定時間以上でかつ前記変化率が所定値以上のときに前記検出基準値Vns或いはNsを再設定するようにしてもよい。
第1の実施例において、第3の実施例のように検出電極の1スキャニング当たりの検出回数を可変にしてもよい。
本発明の第1の実施例を示し、誘導加熱コイルに関する電気的構成のブロック図 加熱調理器をキッチンキャビネットに組み込んで示す斜視図 トッププレートを省略して示す平面図 基板部分の縦断側面図 タッチ入力部の部分的拡大縦断側面図 タッチ入力部部分の拡大平面図 図1に示す電気的構成の一部を取り出して示す電気的構成図 マイクロコンピュータの出力ポート及び入力ポートの検出タイミング期間を示す図 (a)ないし(e)は作用説明用の各部の電圧波形図 検出基準値設定のための説明図 検出基準値再設定のための説明図 本発明の第2の実施例を示す図1相当図 図7相当図 (a)ないし(f)は作用説明用の各部の電圧波形図 図10相当図 図11相当図 本発明の第3の実施例を示すタッチ入力検出期間を説明するための図
符号の説明
図面中、1はキッチンキャビネット、2は加熱調理器、3は調理器本体、8及び9は誘導加熱コイル(加熱手段)、10はヒータ(加熱手段)、11は主回路基板、16はトッププレート、16aは張出し部、20は調理条件表示部、22はタッチ入力部、23ないし25は単一タッチ入力部、23Dないし25Dは単一検出電極、26D1ないし26Dn、26Dnは検出電極、28は基板、29はマトリックス回路、30はマイクロコンピュータ(加熱制御手段)、32はインバータ、33はタッチ入力検出手段(マイクロコンピュータ)、33aは充放電手段、33bは充放電タイミング制御部、33cは電圧検出手段(電荷量検出手段)、33dは判定手段、34はマイクロコンピュータ、35はタッチ入力検出手段(マイクロコンピュータ)、35aは充放電手段、35bは充放電タイミング制御部、35c及び35dは比較器及びパルスカウント部(電荷量検出手段)、35eは判定手段、35fは基準電圧器を示す。

Claims (7)

  1. キッチンに組に込まれる調理器本体と、
    この調理器本体の上面の開口にこれを覆うよう設けられ、前縁部に前方に張出して金属製の支持部で支持される張出し部を有するトッププレ−トと、
    このトッププレ−トの下方に配設された誘導加熱コイルと、
    前記トッププレ−トの張出し部の上面に設けられ、使用者の手指が接触可能なタッチ入力部と、
    このタッチ入力部に対応して前記トッププレ−トの張出し部下面側に設けられた複数の検出電極と、
    前記タッチ入力部に対して手指が接触されることにより対応する検出電極の静電容量が変化することに基づき各検出電極に対するタッチ入力を個別に検出するタッチ入力検出手段と、
    このタッチ入力検出手段の検出結果に応じた調理条件で前記誘導加熱コイルを制御する加熱制御手段とを備え、
    前記タッチ入力検出手段は、前記複数の検出電極に対して高周波で充放電させる充放電手段と、この検出電極の充放電による電荷量を検出する電荷量検出手段と、この電荷量検出手段の検出値の変化量を検出することにより当該検出電極の容量変化を検出してタッチ入力を判定する判定手段とを有し、
    前記タッチ入力検出手段及び加熱制御手段は、マイクロコンピュ−タにより構成されていることを特徴とする加熱調理器。
  2. マイクロコンピュ−タは、検出電極の電荷量の検出値に基づき検出基準値を設定して検出値がこの検出基準値を超えたときにタッチ入力と判定するとともに、前記検出基準値を所定時間毎に補正することを特徴とする請求項1記載の加熱調理器。
  3. マイクロコンピュ−タは、複数の検出電極を順次スキャニングしてタッチ入力の検出を行なうとともに、検出電極毎に検出基準値を設定することを特徴とする請求項2記載の加熱調理器。
  4. マイクロコンピュ−タは、複数の検出電極を順次スキャニングしてタッチ入力の検出を行なうとともに、検出電極の1スキャニング当たりの検出回数が可変であることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の加熱調理器。
  5. マイクロコンピュ−タは、検出値が検出基準値を超えている接触継続時間を検出し、この接触継続時間が所定時間以上となったときに異常と判定することを特徴とする請求項2ないし4のいずれかに記載の加熱調理器。
  6. マイクロコンピュ−タは、検出値が検出基準値から離れる方向に変化したときには、前記検出基準値を再設定することを特徴とする請求項2ないし5のいずれかに記載の加熱調理器。
  7. マイクロコンピュ−タは、検出値が検出基準値を超えている接触継続時間を検出するとともに、検出値の変化率を検出し、前記接触継続時間が所定時間以上でかつ前記変化率が所定値以上のときに前記検出基準値を再設定することを特徴とする請求項2ないし6のいずれかに記載の加熱調理器。
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