JP2008290332A - インクジェット記録ヘッド及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 記録素子基板の反りやゆがみ、あるいはインク供給部材との剥離によるインク漏れを防止したインクジェット記録ヘッド及びその製造方法を提供すること。
【解決手段】 記録素子基板とインク供給部材との間に、部材間の線膨張率差を緩和するための支持部材を、段階的に2層以上設ける。
【選択図】 図1

Description

本発明は、記録液室内に泡を発生させ、記録液室に体積変化を与える事により、記録液を記録媒体に押し出して記録を行うインクジェット記録装置に搭載される、インクジェット記録ヘッド及びその製造方法に関するものである。
従来、インクジェット記録装置において、吐出口から液体を吐出するためのエネルギー発生素子を備えた記録素子基板と液体を収容するためのインク供給部材との線膨張率差によって、接合界面への応力が増大し、記録素子基板の反りやゆがみが発生し易いという問題があった。
この問題について、図4を用いて説明する。ここで図4は、インクジェット記録ヘッドを表した模式図である。41は記録素子基板、42はインク供給部材である。ここで、記録素子基板41は5ppm以下の線膨張率を有する材質であるのに対し、インク供給部材42は20ppm以上の高い線膨張率の材質で構成されており、この2つの部材間には線膨張率差が存在する。また記録素子基板41は、インク供給部材42に接着剤によって固定される。
図4の構成で得られたインクジェット記録ヘッドで印字を行うと、印字中の昇温によって、記録素子基板41とインク供給部材42の接合界面に熱応力が発生し、記録素子基板41の変形や、破損を引き起こし、印字に不良が起きてしまう。
上記の問題を解決する手段として、特許文献1には、記録素子基板とインク供給部材との間に、記録素子基板と同等の線膨張率を有する支持部材を介在させる構成が記載されている。また、本件出願人は、記録素子基板とインク供給部材との間に部材間の線膨張率差を緩和するための支持部材を設ける発明を、特願2006−102093号(本願出願時に未公開)として特許出願している。特許文献1について、図5を用いて説明する。ここで図5は、インクジェット記録ヘッドを表した模式図である。記録素子基板51とインク供給部材52の間に、支持部材53を設けている。このとき、この3つの部材における線膨張率の関係は、支持部材53の線膨張率をa、インク供給部材52の線膨張率をb、記録素子基板51の線膨張率をcとしたときに、c≦a<bの条件を満足している。
特開平10−044420号公報
本発明の目的は、上記特願2006−102093号の発明を更に改良し、記録素子基板の反りやゆがみ、あるいはインク供給部材との剥離によるインク漏れを防止したインクジェット記録ヘッド及びその製造方法を提供することにある。
上記目的を達成するための本発明に係るインクジェット記録ヘッドは、吐出口から液体を吐出するためのエネルギー発生素子を備えた記録素子基板と、液体を収容するためのインク供給部材と、前記インク供給部材と前記記録素子基板との線膨張率差を緩和するための少なくとも2層の支持部材とを備え、前記インク供給部材の線膨張率をα、前記記録素子基板の線膨張率をβとしたとき、α>βの場合に、インク供給部材側からn層目(nは2以上の整数)の支持部材の線膨張率をγとしたときに、α>γ>・・・>γ>βの条件を満足することを特徴とする。
本発明により、記録素子基板とインク供給部材とに生じる線膨張率差による応力を低減することができる。これにより、記録素子基板の反りやゆがみ、あるいはインク供給部材との剥離によるインク漏れを防止し、印字品位が高く、且つ高速印字の可能なインクジェット記録ヘッド及びその製造方法の提供が可能となる。
以下で、本発明を実施する最良の実施形態について説明する。ここで本実施形態では、記録素子基板とインク供給部材の間の線膨張率差を軽減するために設ける支持部材を2層設ける例をあげるが、記録素子基板に近い層ほど線膨張率が小さくなるように設ければ、本発明における支持部材の数はこれに限らない。また、本実施形態はブラックインク用インクジェット記録ヘッドを採用しているが、もちろん本発明はカラー用インクジェット記録ヘッドにも適用可能である。
本実施形態におけるインクジェット記録ヘッドの構成について、図1と図2を用いて説明する。図1(a)は、本実施形態におけるインクジェット記録ヘッドの断面の模式図で、図1(b)は、図1(a)における記録素子基板等の部分を拡大した模式図である。また図2は、本実施形態におけるインクジェット記録ヘッドの分解された状態の斜視図である。
吐出口から液体を吐出するためのエネルギー発生素子を備えた記録素子基板101と液体を収容するためのインク供給部材102との間に、記録素子基板101と接合される第1の支持部材103と、第1の支持部材103とインク供給部材102に接合される第2の支持部材104を設けている。ここで、インク供給部材102の線膨張率をα、記録素子基板101の線膨張率をβ、第1の支持部材103の線膨張率をγ、第2の支持部材104の線膨張率をγとしたときに、α>γ>γ>βの条件を満足している。なお、インク供給部材側からn層目(nは2以上の整数)の支持部材の線膨張率をγとしたときには、満足すべき条件はα>γ>・・・>γ>βとなる。
また、上記条件のみだけでなく、第1の支持部材103の線膨張率をT、第2の支持部材104の線膨張率をTとしたときに、T>Tの条件を満足することが好ましい。なお、インク供給部材側からn層目(nは2以上の整数)の支持部材の厚さをTとしたときには、満足すべき条件はT>・・・>Tとなる。
なお、第1の支持部材と第2の支持部材を合わせて支持部材積層体106、支持部材積層体106とインク供給部材102を合わせてインク供給接合体107と呼ぶことにする。また108は、インク供給部材におけるインク供給口である。
ここで105は、支持部材積層体106とインク供給部材102との間に設けられた空間を表している。空間105は、インク供給部材102から支持部材積層体106の側面への直接的な応力負荷を低減する役割を果たす。ただし、第1の支持部材103と第2の支持部材104に用いる材質の組合せによっては、空間105を設けない構成を採用する事も可能である。
以下、具体的に本発明に係る実施例について説明する。
まず、本発明の実施例に用いる各部材として、好ましい材料について説明する。
第1の支持部材103に用いる材料は、記録素子基板101を成すSiの線膨張率3ppmに近い線膨張率、例えば、1〜10ppmの材料を採用する事が望ましい。1〜10ppmの有機材料として、フィラが添加されたPPS(ポリフェニレンサルファイド)や変性PPEがある。また他には、PET(ポリエチレンテレフタラート)、PP(ポリプロピレン)、PSF(ポリサルフォン)、液晶ポリマー等の熱可塑性樹脂や、エポキシ樹脂などの熱硬化性樹脂がある。ここで、フィラは無機系フィラを含み、さらに無機系フィラはSi0、カーボン、グラファイト等を含んでいる。また、1〜10ppmの無機材料には、セラミックス材料として、Al2O3(アルミナ)、ZrO2(ジルコニア)、Si3N4(窒化珪素)、SiC(炭化珪素)、AlN(窒化アルミ)を含むものが採用できる。さらに、SiO2を含むガラス材料や、スーパーインバー、SUS316、Cu等の金属材料も採用できる。
また、第2の支持部材104に用いる材料は、第1の支持部材103の線膨張率とインク供給部材102の線膨張率の中間となる線膨張率の材料、例えば、20〜30ppm程度の材料が望まれる。
ここで、上記のような線膨張率となるように第1の支持部材103と第2の支持部材104の材料を選択したとき、第2の支持部材104の厚さは第1の支持部材103の厚さよりも薄くすることが好ましい。これにより、第1の支持部材103に起きる変形の度合いを低減できる。
さらに、インク供給部材102に用いる材料は、出来るだけフィラの添加率の小さい材料が好ましく、フィラの含有率は20%以下に抑えた材料とするのが望ましい。また、インク供給部材102の材料として、耐薬品性、耐熱性を重視する場合には変性PPE、PSF等を、ガスバリア性を重視する場合にはPPやPET等を選択する事が出来る。
続いて、本実施形態におけるインクジェット記録ヘッドの製造方法として、好ましい製造方法について説明する。
第1の支持部材103と第2の支持部材104の接合体である支持部材積層体106を形成する方法には、インサート成形法がある。この方法は例えば、第1の金型内で成形して得られた第2の支持部材104を、第2の金型内にインサートした後、第1の支持部材103に用いる樹脂を第2の金型内に流し込み、支持部材積層体106を得る方法である。
また、支持部材積層体106がカーボンフィラやガラスフィラが添加されたPPS等の樹脂である場合、支持部材積層体106を形成する方法には、2色成形法が利用できる。この方法は例えば、1次成形で第2の支持部材104を成形した後に、2次成形で第1の支持部材103を成形することで、支持部材積層体106を得る方法である。
また、インク供給接合体107は、支持部材積層体106とインク供給部材102とを、一体成形する事により製造される。上で得られた支持部材積層体106を、インク供給部材102を成形する金型内に固定し、インク供給部材102と一体的に成形する。この際、インク供給部材に用いる樹脂は第2の支持部材104に到達し、界面が溶融して接合される。
以上により、インクジェット記録ヘッドの印字品質を保持した上で、接着剤を用いずに、支持部材積層体106とインク供給部材102とを一体成形する事が出来る。
なお、記録素子基板101と支持部材積層体106との支持固定は、接着剤によってなされる。接着剤は0.05〜0.1mmと他の部材に比べて薄く、弾性率も低い為、インク供給部材から受ける熱応力に比べて、接着剤から受ける熱応力は小さい。従って、接着剤による記録素子基板への影響は相対的に小さく、ここでは問題としていない。
(実施例1:第1の支持部材にフィラ60%〜70%添加PPS使用)
以下、実施例1について説明する。
まず、記録素子基板は主にSi(シリコン)から成り、線膨張率3ppmを有する。
第1の支持部材の材料には、フィラを60%〜70%添加したPPSを採用している。このとき、第1の支持部材の線膨張率は、MD方向(樹脂の流れ方向)に1〜10ppm程度である。
また第2の支持部材には、フィラが30〜40%添加された変性PPEを採用しており、GEプラスチックス社製の変性PPE、PCN2910を使用している。この材料の線膨張率はMD方向に21ppmである。
一方、インク供給部材の材料には、フィラの添加されていない変性PPEを採用しており、GEプラスチックス社製の変性PPE、SE1Xを使用している。この材質の線膨張率は60ppmである。
なお、第1の支持部材は、厚さ1〜3mmの長方形型で、中央部にはインク供給口が具備されており、このインク供給口はインク供給部材から記録素子基板へのインクの流路となる。第2の支持部材も同様に、第1の支持部材のインク供給口に対応するよう、中央部にインク供給口が具備されている。第2の支持部材の厚さは0.2〜0.5mmで、第1の支持部材の厚さよりも薄くしている。
ここで、本実施例における記録素子基板について、図3を用いて説明する。図3は、記録素子基板を表した模式図である。本実施例における記録素子基板のサイズは、幅2〜3mm、長さ(吐出口方向)25〜35mm、厚さ0.5〜0.8mmである。また、インクを吐出する吐出口H1107を備えており、図3の様に配列されている。そして、記録素子基板はインク供給口H1102を、第1の支持部材のインク供給口へ連通させる位置に接着剤で接合固定される。なお、図3において、H1103は電気熱変換素子、H1104は電極部、H1105はバンプ、H1106はインク流路壁、H1108は吐出口群、H1110はSi基板をそれぞれ示している。
以上の構成により、記録素子基板とインク供給部材の間に発生する応力を緩衝、分散し、各層の接合部の剥離や、記録素子基板の変形や割れを防止する事が可能になる。この結果を(表1)の実施例1の欄に示した。
なお(表1)の比較例1は、第2の支持部材を設けない構成をとっている。第1の支持部材には、実施例1と同様に、フィラが添加されたPPS、インク供給部材にはフィラの添加されていないSE1Xを選択している。この構成では、記録素子基板とインク供給部材との剥離を避けられない。
また、(表1)の比較例2では、第1の支持部材と第2の支持部材を設けない構成をとっている。インク供給部材にはフィラの添加されていないSE1Xを選択している。この構成では、記録素子基板とインク供給部材との剥離だけでなく、記録素子基板の変形や割れを避けられない。
(実施例2:第1の支持部材にアルミナ使用)
以下、実施例2について説明する。
まず、記録素子基板は主にSi(シリコン)から成り、線膨張率3ppmを有する。ここで、本実施例における記録素子基板は、実施例1と同様の構成をとっている。
第1の支持部材に用いる材料には、京セラ社製のアルミナA−476を使用し、線膨張率は7ppmであった。
第2の支持部材に用いる材料には、GEプラスチックス社製の変性PPE、PCN2910を使用した。線膨張率は20〜30ppmである。
一方、インク供給部材2に用いる材料には、フィラの含有率は20%以下に抑えた変性PPEを採用しており、GEプラスチックス社製の変性PPE、SE1Xを使用した。この材質の線膨張率は60ppmである。
なお、第1の支持部材は、厚さ1〜3mmの長方形型で、中央部にはインク供給口が具備されており、このインク供給口はインク供給部材から記録素子基板へのインクの流路となる。第2の支持部材も同様に、第1の支持部材のインク供給口に対応するよう、中央部にインク供給口が具備されている。第2の支持部材の厚さは0.2〜0.5mmで、第1の支持部材の厚さよりも薄くしている。
Figure 2008290332
本実施形態におけるインクジェット記録ヘッドの断面の模式図 本実施形態におけるインクジェット記録ヘッドの分解された状態の斜視図 実施例における記録素子基板の模式図 従来のインクジェット記録ヘッドの分解された状態の斜視図 従来の支持部材を1つ設けたインクジェット記録ヘッドの分解された状態の斜視図
符号の説明
101 記録素子基板
102 インク供給部材
103 第1の支持部材
104 第2の支持部材
105 空間
106 支持部材積層体
107 インク供給接合体
108 インク供給部材におけるインク供給口

Claims (8)

  1. 吐出口から液体を吐出するためのエネルギー発生素子を備えた記録素子基板と、液体を収容するためのインク供給部材と、前記インク供給部材と前記記録素子基板との線膨張率差を緩和するための少なくとも2層の支持部材とを備え、
    前記インク供給部材の線膨張率をα、前記記録素子基板の線膨張率をβとしたとき、α>βの場合に、インク供給部材側からn層目(nは2以上の整数)の支持部材の線膨張率をγとしたときに、α>γ>・・・>γ>βの条件を満足することを特徴とするインクジェット記録ヘッド。
  2. インク供給部材側からn層目(nは2以上の整数)の支持部材の厚さをTとしたときに、T>・・・>Tの条件を満足することを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録ヘッド。
  3. 前記支持部材の材質が、フィラが添加されたPPSを少なくとも含んでいる樹脂であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のインクジェット記録ヘッド。
  4. 前記支持部材の材質が、フィラが添加された変性PPEを少なくとも含んでいる樹脂であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のインクジェット記録ヘッド。
  5. 前記支持部材の材質が、アルミナを少なくとも含んでいるセラミックスであることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のインクジェット記録ヘッド。
  6. 請求項1乃至5のいずれか1項に記載のインクジェット記録ヘッドの製造方法において、
    前記支持部材を前記インク供給部材の金型内に固定し、前記インク供給部材と一体成形した後、前記記録素子基板を前記支持部材に接着剤によって接合する事を特徴とするインクジェット記録ヘッドの製造方法。
  7. 前記支持部材は2色成形によって形成される事を特徴とする請求項6に記載のインクジェット記録ヘッドの製造方法。
  8. 前記支持部材はインサート成形によって形成される事を特徴とする請求項6に記載のインクジェット記録ヘッドの製造方法。
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