JP2008279839A - 車両用収納ボックス - Google Patents

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秀典 宇野
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Abstract

【課題】リッドの開閉速度がトレイのスライドに比例的に伝わることがなく、トレイ上の物品を安定的に保持することができる車両用収納ボックスを得る。
【解決手段】車室12内に開口22を向けた収納ケース24にリッド26が設けられており、リッド26の上端部26B側を車両下方側方向に回動させることで、開口22が開閉される。また、トレイ28が支持部材34に沿って車両前後方向にスライド可能であり、トレイ28は支持部材34との間に設けられたぜんまいばね36によって車室12方向に付勢されている。支持部材34には、トレイストッパ38が揺動可能に設けられており、ばね部材40によりピン38Bがトレイ28の係止孔28Bに係止されるように付勢されている。リッド26を所定量開放すると、突起26Cがトレイストッパ38の後方延出部38Cを押し、ピン38Bとトレイ28の係止孔28Bとの係止状態が解除される。
【選択図】図3

Description

本発明は、車室内に開口を向けた収納ケースと、開口を開閉するリッドとを備えた車両用収納ボックスに関し、特に、開口を通じて収納ケース内外の所定範囲でトレイがスライドする車両用収納ボックスに関する。
下記特許文献1には、車室の前方に配設されたグローブボックスを開閉するリッドと、グローブボックス内の収納空間に配置された収納体とがリンク部材を介して繋がっており、リッドの開閉に伴い、収納体が車両前後方向の後方及び前方にスライドする構造が開示されている。
特開2005−306248号公報
しかしながら、上記先行技術では、リッドを開閉するときの勢い(速度)が収納体のスライドに比例的に伝わるため、リッドを早く開閉したときは収納体のスライド速度が高まり、収納体上の物品を安定的に保持できない可能性がある。
本発明は上記事実を考慮し、リッドの開閉速度がトレイのスライド速度に比例的に伝わることがなく、トレイ上の物品を安定的に保持することができる車両用収納ボックスを得ることが目的である。
請求項1の発明に係る車両用収納ボックスは、車室内に開口を向けた収納ケースと、前記開口を開閉可能に設けられたリッドと、前記開口を通じて前記収納ケース内外の所定範囲でスライド可能に設けられたトレイと、を有する車両用収納ボックスであって、前記トレイを車室方向に付勢する付勢手段と、前記トレイに係止され、前記付勢手段による付勢力に抗して前記トレイを前記収納ケース内の係止位置に保持させる係止部材と、を備え、前記係止部材は、少なくとも前記リッドが前記開口を閉塞しているときは前記トレイと係止し、前記リッドが前記開口を開放しているときは前記トレイとの係止状態を解除可能であることを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1記載の車両用収納ボックスにおいて、前記リッドは、前記リッドの前記開口を開放する動作に伴って前記係止部材を前記トレイとの係止を解除する方向に押圧する押圧手段を備え、前記リッドを所定量開放することで、前記係止部材と前記トレイとの係止状態が解除されることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2に記載の車両用収納ボックスにおいて、前記リッドと前記トレイとを繋ぎ、前記リッドに設けられた係合部と係合される被係合部が形成されたリンク部材を備え、前記リッドの前記開口を閉塞する動作に伴って、前記リッドの係合部が前記被係合部を押圧し、前記トレイを前記収納ケース内の前記係止位置にスライドさせることを特徴とする。
請求項1記載の本発明によれば、車室内に開口を向けた収納ケースに、開口を開閉するリッドが設けられており、開口を通じて収納ケース内外の所定範囲でトレイがスライド可能に設けられている。トレイは付勢手段によって車室方向に付勢されており、係止部材が収納ケース内の係止位置でトレイに係止されることによって、トレイが付勢手段による付勢力に抗して収納ケース内に保持されている。係止部材は、少なくともリッドが開口を閉塞しているときはトレイと係止されており、リッドが開口を開放しているときはトレイとの係止状態を解除可能となっている。これにより、リッドを閉塞したときは、トレイは収納ケース内に格納されており、リッドの開放時に係止部材とトレイとの係止状態を解除することで、付勢手段によってトレイが収納ケース内から車室内方向にスライドするため、トレイ内の物品の出し入れを行いやすい。またその際、トレイのスライド速度は付勢手段によって決まるため、リッドの開閉速度がトレイのスライド速度に比例的に伝わることがなく、付勢手段によりトレイを安定した速度で車室内方向にスライドさせることができる。
請求項2記載の本発明によれば、リッドの開口を開放する動作に伴って、リッドに設けられた押圧手段が、係止部材をトレイとの係止を解除する方向に押圧することにより、リッドを所定量開放することで、係止部材とトレイとの係止状態が解除される。このため、請求項1の効果に加え、リッドを所定量開放することによって、リッドの開放動作に連動してトレイを車室内方向にスライドさせることができる。また、リッドの開放量と押圧手段の押圧量を調整しておくことで、リッドを開くタイミングに対するトレイのスライドタイミングを調整できる。
請求項3記載の本発明によれば、リッドとトレイとを繋ぎ、リッドに設けられた係合部と係合される被係合部が形成されたリンク部材が設けられており、リッドの開口を閉塞する動作に伴って、リッドの係合部が被係合部を押圧し、トレイを収納ケース内の係止位置にスライドさせる。このため、請求項1又は請求項2の効果に加え、リッドの閉塞動作に連動してトレイを収納ケース内の係止位置にスライドさせることができる。
以上説明したように、請求項1記載の本発明に係る車両用収納ボックスは、リッドの開閉速度がトレイのスライド速度に比例的に伝わることがなく、トレイ上の物品を安定的に保持することができるという優れた効果を有する。
請求項2記載の本発明に係る車両用収納ボックスは、リッドの開口を開放する動作に連動してトレイを車室内方向にスライドさせることができ、またトレイのスライドタイミングを調整できるという優れた効果を有する。
請求項3記載の本発明に係る車両用収納ボックスは、リッドの開口を閉塞する動作に連動してトレイを収納ケース内の係止位置にスライドさせることができるという優れた効果を有する。
以下、図1〜図3を用いて、本発明に係る車両用収納ボックスの一実施形態について説明する。なお、これらの図において適宜示される矢印FRは車両前方側を示しており、矢印UPは車両上方側を示しており、矢印INは車両幅方向内側を示している。
図1には、本実施形態に係る車両用収納ボックスが設けられた車室内の前方側が示されている。この図に示されるように、車両10のボディー本体11には車室12が設けられており、車室12の前方には、車両後方側に斜め下方に湾曲するように張り出したインストルメントアッパパネル14が配設されている。インストルメントアッパパネル14の下部には、車両後方側に張り出した位置から下方に湾曲して車両前方側に延びたインストルメントロアパネル16が配設されている。また、インストルメントアッパパネル14の車両幅方向右側(運転席側)の中央部にはステアリングホイール18が設けられている。また、インストルメントロアパネル16の車両幅方向左側(助手席側)には、車両用収納ボックスとしてのグローブボックス20が設けられている。
図2には、本実施形態のグローブボックス20の要部が示されている。この図に示されるように、グローブボックス20は、車室12内に開口22を向けた収納ケース24と、開口22を開閉可能に設けられたリッド(蓋体)26と、開口22を通じて収納ケース24の内外の所定範囲でスライド可能に設けられたトレイ28と、トレイ28とリッド26とを繋ぐリンク部材30と、を含んで構成されている。
リッド26は、側面視にて下端部26Aから上端部26Bが車室12方向(車両後方側)に突出するように形成されており、下端部26Aに設けられたシャフト27を中心として上端部26B側が車両前後方向に回動することにより、開口22を開閉可能となっている。
収納ケース24内には、車両幅方向両側の壁部32の中間部よりやや下部側に、板状の支持部材34が掛け渡されており、支持部材34に設けられたレール(図示省略)上をトレイ28が車両前後方向に沿ってスライドするように構成されている。支持部材34には、車両前後方向の前端部に下方側に突出する突片34Aが形成されており、突片34Aの側部に車両幅方向に沿って軸部34Bが取付けられている。また、トレイ28には、車両前後方向の前端部であって上記軸部34Bと車両前後方向に対向する位置に、下方側に突出する突出部28Aが形成されている。軸部34Bには、付勢手段としてのぜんまいばね36の内端が係止され、その周囲に巻装されており、ぜんまいばね36の軸部34Bから引き出された外端36Aが突出部28Aに取付けられている。このぜんまいばね36によって、トレイ28が車室12方向(車両後方側)に常に付勢された状態となっている。
支持部材34の車両前後方向の後端部には、係止部材としてのトレイストッパ38が車両幅方向に沿って設けられたシャフト39を中心に揺動可能に支持されている。トレイストッパ38は、車両前後方向の前方側に延びた前方延出部38Aと、この前方延出部38Aの上部に上面からほぼ直角方向に立設されたピン38Bと、車両前後方向の後端部に車両後方側へ斜め下方に延びた後方延出部38Cと、を備えている。すなわち、トレイストッパ38は、車両前後方向に沿って前方延出部38Aと後方延出部38Cとが略「く」の字状に配置されており、中間部がシャフト39に支持された構成である。
また、支持部材34の車両前後方向の後端部には、ピン38Bが挿通可能な係止孔34Cが形成されている。また、トレイ28の車両前後方向の後端部には、トレイ28が車両前方側にスライドして収納ケース24内に格納されたときにピン38Bが係止される係止孔28Bが形成されている。シャフト39には、ばね部材(ねじりコイルスプリング)40が巻装されており、ばね部材40によってピン38Bが支持部材34の係止孔34Cに挿通される方向に常に付勢されている。トレイストッパ38のピン38Bが、支持部材34の係止孔34Cに挿通され、かつトレイ28の係止孔28Bに係止されることで、ぜんまいばね36の付勢力に抗してトレイ28が収納ケース24内の係止位置に留まるようになっている。
リッド26の下端部26Aには、車両下方側へ斜め前方方向に突出する押圧手段としての突起26Cが形成されている。本実施形態では、突起26Cはリッド26と一体成形されている。この構成では、リッド26の上端部26Bを車室12内の車両下方側方向に所定位置(図3に示す位置)まで回動したときに、突起26Cがトレイストッパ38の後方延出部38Cを上方側へ押圧し、トレイストッパ38をばね部材40の付勢力に抗してシャフト39回りに揺動させ、トレイ28の係止孔28Bへのピン38Bの係止状態を解除するようになっている。
トレイ28の車両幅方向の側部には、車両前後方向の中間部から前方側にかけてギア(ラック)28Cが設けられており、ギア28Cの車両後方側には、ギア28Cに噛み合うピニオンを備えたダンパ42が配設されている。トレイ28が車室12内の方向にスライドするときの速度は、ぜんまいばね36の付勢力によって調整することができるが、ダンパ42を設けることで、トレイ28が車室12内の方向にスライドするときの速度をぜんまいばね36のみを設ける場合よりも遅くすることができる。
また、リンク部材30は、車両前後方向に沿って車両後方側がやや上方となるように配置されたアーム状の部材である。トレイ28の車両前後方向の前端部には、上方側に突出する突出部28Dが形成されており、この突出部28Dは、リンク部材30の車両前後方向の前端部に設けられたピン31でヒンジ結合されている。リンク部材30の車両前後方向の後端部側には、車両前後方向に沿って、上方側へ円弧状に突出するように湾曲した被係合部としての長孔30Aが形成されている。リッド26の収納ケース24側の壁部26Dには、壁部26Dの表面からほぼ直角方向に立設された突出部26Eが形成されている。突出部26Eの先端には、車両幅方向に係合部としてのピン26Fが形成されており、ピン26Fがリンク部材30の長孔30Aに挿通され、長孔30A内を移動可能となっている。
次に、本実施形態の作用並びに効果について説明する。
図2に示されるように、リッド26が収納ケース24の開口22を閉塞(閉止)した状態では、支持部材34の係止孔34Cにトレイストッパ38のピン38Bが挿通され、更にトレイ28の係止孔28Bにピン38Bが係止されることで、トレイ28がぜんまいばね36による付勢力に抗して収納ケース24内の係止位置に留まっている。すなわち、リッド26が収納ケース24の開口22を閉塞した状態では、トレイ28は収納ケース24内に格納されている。
図2及び図3に示されるように、リッド26の上端部26B側を車室12内の車両下方側方向(矢印A方向)に回動して収納ケース24の開口22を開放していくと、リッド26の突起26Cが車両上方側(矢印B方向)に回動し、リッド26を所定の開放位置まで開放したときにリッド26の突起26Cがトレイストッパ38の後方延出部38Cに当たる。図3及び図4に示されるように、リッド26の上端部26B側を更に車室12内の車両下方側方向(矢印A方向)に回動すると、リッド26の突起26Cがトレイストッパ38の後方延出部38Cをばね部材40の付勢力に抗して車両上方側(矢印C方向)へ押圧する。これにより、トレイストッパ38の前方延出部38Aがシャフト39回りに車両下方側へ揺動し、トレイストッパ38のピン38Bとトレイ28の係止孔28Bとの係止状態が解除される。トレイ28は、ぜんまいばね36によって常に車室12方向へ付勢されており、ぜんまいばね36によって蓄えられたエネルギー(付勢力)によってトレイ28が収納ケース24内から車室12内の方向にスライドする。このため、リッド26の上端部26B側を車室12内の車両下方側方向(矢印A方向)に完全に開放した状態(図4に示す開放位置)では、トレイ28が収納ケース24から車室12側の所定の位置に引き出されており、車室12内の乗員がトレイ28内の物品の出し入れを行いやすい。
またその際、トレイ28が車室12内の方向にスライドする速度は、ぜんまいばね36の付勢力によって、所定の速度に調整されている。このため、リッド26の開放の勢い(速度)がトレイ28のスライド速度に比例的に伝わることがなく、トレイ28を常に安定した速度で車室12内の方向にスライドさせることができる。また、ダンパ42を設けることで、トレイ28のスライド速度を更に遅くすることができる。
このようなグローブボックス20では、リッド26が開口22を開放する動作に伴って、リッド26に設けられた突起26Cがトレイストッパ38の後方延出部38Cを押圧するため、リッド26を所定量開放することで、トレイストッパ38のピン38Bとトレイ28の係止孔28Bとの係止状態が解除される。従って、リッド26の開放動作に連動してトレイ28を車室12内の方向にスライドさせることができる。また、リッド26の開放量と突起26Cの押圧量を調整しておくことで、リッド26を開放するタイミングに対するトレイ28のスライドタイミングを調整できる。このため、リッド26を開放する動作に対して時間差を持ってトレイ28が車室12内の方向にスライドするように調整することができる。これによって、乗員にトレイ28のスライドに対して間や余韻を感じさせるなど、トレイ28の動きに対して高級感などの演出を行うことができる。また、リッド26の開放時の速度にトレイ28のスライド速度が左右されないため、リッド26の開放時にトレイ28上の物品が移動することを抑制できる。
一方、リッド26の上端部26Bを車両上方側方向へ回動して収納ケース24の開口22を閉塞(閉止)する際には、リッド26の閉塞動作(閉止動作)に伴って突起26Cが車両下方側へ回動し、ばね部材40の作用によってトレイストッパ38の後方延出部38Cがシャフト39回りに車両下方側へ揺動する。すなわち、ばね部材40の作用によってトレイストッパ38のピン38Bが支持部材34の係止孔34Cに挿通される方向へ揺動する。更にリッド26の上端部26Bを車両上方側方向へ回動すると、突起26Cによるトレイストッパ38の後方延出部38Cへの押圧が解除され、トレイストッパ38のピン38Bが支持部材34の係止孔34Cに挿通される。
また、図4に示されるように、リッド26を完全に開放した状態では、リッド26の突出部26Eに設けられたピン26Fが、リンク部材30の長孔30Aの車両前方側端部と係合している。そして、リッド26の閉塞動作に伴って、リッド26のピン26Fが、リンク部材30の長孔30Aの車両前方側端部を押圧することにより、トレイ28を車両前方側へスライドさせる。これによって、トレイ28が収納ケース24内の係止位置にスライドされ、トレイストッパ38のピン38Bがトレイ28の係止孔28Bに係止されることで、トレイ28が収納ケース24内に格納される。そして、リッド26の上端部26Bを車両上方側方向へ更に回動することにより、収納ケース24の開口22を完全に閉塞する。このため、リッド26の閉塞動作に連動してトレイ28を収納ケース24内にスライドさせることができる。
〔上記実施形態の補足説明〕
上記実施形態では、リンク部材30の長孔30Aを上方に突出する円弧状に形成し、トレイストッパ38を略「く」の字状に形成したが、これに限らず、他の構成でもよい。リンク部材30の長孔30Aの形状や、トレイストッパ38の形状等によって、トレイ28のスライドタイミングを調整することができる。
上記実施形態では、リッド26を車両前方側へ回動して開口22を閉塞するときに、リッド26のピン26Fでリンク部材30の長孔30Aの車両前方側端部を押してトレイ28を収納ケース24内にスライドさせる構造であったが、これに限らず、他の構成でもよい。例えば、長孔30Aに代えてレール部を設け、ピン26Fがレール部の車両前方側端部と係合すると共に、レール部に沿って移動する構成でもよい。
上記実施形態では、押圧手段としての突起26Cはリッド26と一体成形されているが、これに限らず、押圧手段を別部材で構成してもよい。
上記実施形態では、リッド26を車室12内の車両下方側方向へ所定量開放したときに、トレイストッパ38のピン38Bとトレイ28の係止孔28Bとの係止状態を解除する構造であったが、これに限らず、他の構成でもよい。例えば、リッド26を車室12内の方向へほぼ完全に開放してから、スイッチを押すことによって、トレイストッパ38のピン38Bとトレイ28の係止孔28Bとの係止状態を解除する構造でもよい。
上記実施形態では、リッド26を車両前方側へ回動して開口22を閉塞するときに、リンク部材30を介してトレイ28を収納ケース24内にスライドさせる構造であったが、これに限らず、他の構成でもよい。例えば、リンク部材30を設けずに、リッド26を閉塞する動作に伴って、トレイ28を車両前方側へ押すようなガイド手段をリッド26又はトレイ28に設ける構造でもよい。さらに、ガイド手段を設けずに、乗員が手動でトレイ28を車両前方側に押して、トレイストッパ38のピン38Bをトレイ28の係止孔28Bに係止させた後、リッド26を閉める構造でもよい。
上記実施形態では、車両用収納ボックスとしてグローブボックス20が記載されているが、グローブボックスに限らず、他のボックスでも良い。
一実施形態に係る車両用収納ボックスとしてのグローブボックスが適用された車両の車室内を示す斜視図である。 図1に示すグローブボックスの全体構成を示す側面図である。 図2に示すグローブボックスのリッドを車室内の方向へ所定量開放した状態を示す側面図である。 図2に示すグローブボックスのリッドを車室内の方向へ完全に開放した状態を示す側面図である。
符号の説明
10 車両
12 車室
20 グローブボックス(車両用収納ボックス)
22 開口
24 収納ケース
26 リッド
26C 突起(押圧手段)
26F ピン(係合部)
28 トレイ
28B 係止孔(係止部材が係止される部分)
30 リンク部材
30A 長孔(被係合部)
36 ぜんまいばね(付勢手段)
38 トレイストッパ(係止部材)
38C ピン(係止部材)

Claims (3)

  1. 車室内に開口を向けた収納ケースと、
    前記開口を開閉可能に設けられたリッドと、
    前記開口を通じて前記収納ケース内外の所定範囲でスライド可能に設けられたトレイと、
    を有する車両用収納ボックスであって、
    前記トレイを車室方向に付勢する付勢手段と、
    前記トレイに係止され、前記付勢手段による付勢力に抗して前記トレイを前記収納ケース内の係止位置に保持させる係止部材と、を備え、
    前記係止部材は、少なくとも前記リッドが前記開口を閉塞しているときは前記トレイと係止し、前記リッドが前記開口を開放しているときは前記トレイとの係止状態を解除可能であることを特徴とする車両用収納ボックス。
  2. 前記リッドは、前記リッドの前記開口を開放する動作に伴って前記係止部材を前記トレイとの係止を解除する方向に押圧する押圧手段を備え、
    前記リッドを所定量開放することで、前記係止部材と前記トレイとの係止状態が解除されることを特徴とする請求項1に記載の車両用収納ボックス。
  3. 前記リッドと前記トレイとを繋ぎ、前記リッドに設けられた係合部と係合される被係合部が形成されたリンク部材を備え、
    前記リッドの前記開口を閉塞する動作に伴って、前記リッドの係合部が前記被係合部を押圧し、前記トレイを前記収納ケース内の前記係止位置にスライドさせることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の車両用収納ボックス。
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