JP2008278150A - ワイドバンドアンテナ - Google Patents

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Abstract

【課題】人体近傍に設置可能なワイドバンドアンテナであると共に、入力インピーダンスが劣化せず、広帯域な特性が得られるワイドバンドアンテナを提供する。
【解決手段】ワイドバンドアンテナは、略直角三角形の形状を有する平板状の2枚の放射素子を、斜辺以外の二辺のうちの一辺について線対称に配置すると共に、該2枚の放射素子のうちの第1の放射素子は、第2の放射素子に対して、線対称の中心線の方向に平行移動した位置に配置され、前記2枚の放射素子は、互いに向き合う辺の所定の位置において給電されることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、ワイドバンドアンテナに関し、特に、平面、薄型で広帯域なワイドバンドアンテナに関する。
近年、携帯電話や、無線LAN(local area network)のホットスポットサービス、WiMAX(worldwide interoperability for microwave access)など、様々な屋外の無線サービスシステムが利用できるようになっている。
また、放送分野においても、地上波デジタルテレビ放送等が始まっている。
このようなワイヤレスの多様なサービスを有効に利用するためには、アンテナ性能の向上が重要である。
一方で、上記の複数のサービスに対応した端末では、必然的に広帯域のアンテナが必要になる。かつ、上記サービスに用いられる端末は、小型化が進み、それらに内蔵されるアンテナは、感度低下が問題となっている。
このような問題を解決する技術として有効なのは、洋服や体に付けるウエアラブルアンテナの技術である。
なぜなら、洋服などにアンテナを付加することができれば、比較的大きなアンテナが構成可能であるため、感度の問題は解決されるからである。
しかしながら、人体は導体であるため、人体近傍で有効に動作するアンテナを実現することが難しい。
電子情報通信学会 「アンテナ電波伝搬研究会資料」(信学技報AP2002−76)
ところで、従来の技術では、平面、薄型でありながら、広帯域、かつ直接ハンダ付けを使用しない給電が可能なアンテナであって、人体の近傍でも整合特性が良好に保たれるアンテナは見当たらなかった。
例えば、従来から知られた広帯域アンテナとしては、図27に示すようなディスコーンアンテナがある。
図27に示すこのアンテナは、広帯域な特性を得ることができるように、導体の円板501と、導体の円錐502を組み合わせた立体的な形状であって、同軸ケーブル503と、同軸中心導体504と、同軸外部導体505とを備えている。
また、同軸ケーブル503が円錐502の下側から入り、中心部に接続されて給電される複雑な形状である。
しかしながら、従来の技術では、この形状を導電性の布で構成することは難しく、人体の近傍に置かれた場合に良好な整合特性を示す事例も見当たらない。しかも、直接ハンダ付けを使用しない給電方法も、前例が見当たらない。
唯一、従来のアンテナの例として、導電性の布で構成され、人体近傍に設置可能なアンテナについて、図28に示すような布製のパッチアンテナがある。
図28に示すこのアンテナは、非特許文献1である電子情報通信学会のアンテナ電波伝搬研究会資料(信学技報AP2002−76)に公開されているものである。
具体的には、導電性の布からなるパッチ素子601と、グランド602と、絶縁体の役割をする絶縁布603とを備えている。
この非特許文献1に記載されたアンテナでは、布でできているので、自由に折り曲げ可能で衣服に装着できるが、非常に狭帯域の特性しか得られなかった。
従って、非特許文献1に記載されたアンテナでは、人体近傍に設置可能なワイドバンドアンテナであっても、広帯域な特性を得ることができなかった。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、人体近傍に設置可能なワイドバンドアンテナであると共に、入力インピーダンスが劣化せず、広帯域な特性が得られるワイドバンドアンテナを提供することを目的とする。
本発明に係るワイドバンドアンテナは、略直角三角形の形状を有する平板状の2枚の放射素子を、斜辺以外の二辺のうちの一辺について線対称に配置すると共に、該2枚の放射素子のうちの第1の放射素子は、第2の放射素子に対して、線対称の中心線の方向に平行移動した位置に配置され、前記2枚の放射素子は、互いに向き合う辺の所定の位置において給電されることを特徴とする。
また、本発明に係るワイドバンドアンテナは、前記放射素子の形状である前記略直角三角形が、略直角部以外の2つの頂点のうち、少なくとも1つの頂点の一部が切り取られた形状になっていても良い。
また、本発明に係るワイドバンドアンテナは、前記放射素子の材質が、折り曲げ可能であって、かつ導電性のある材質であっても良い。
また、本発明に係るワイドバンドアンテナは、前記給電を行う同軸ケーブルを更に備え、該同軸ケーブルの同軸中心導体が前記第1の放射素子に接続されると共に、前記同軸ケーブルの同軸外部導体が前記第2の放射素子に接続されても良い。
また、本発明に係るワイドバンドアンテナは、同軸ケーブルを更に有すると共に、導体部と誘電体とを有する折り曲げ可能なフレキシブルプリント基板によって、給電導体と絶縁体とを有する、前記給電を行う給電部が形成され、該同軸ケーブルの同軸中心導体が前記第1の放射素子に接続されると共に、前記同軸ケーブルの同軸外部導体が前記第2の放射素子に接続され、前記給電部は、前記給電導体の面積と前記絶縁体の厚さとを調整することによって静電容量を調整し、前記放射素子に給電するようにしても良い。
また、本発明に係るワイドバンドアンテナは、折り曲げ可能なプリント基板によってワイドバンドアンテナが形成されると共に、前記放射素子はエッチングにより形成され、前記給電はマイクロストリップラインによって行われ、接地は前記マイクロストリップライン及びマイクロストリップ線路によって形成されるようにしても良い。
また、本発明に係るワイドバンドアンテナは、前記放射素子が前記プリント基板の上面に配置されると共に、前記マイクロストリップラインによって直接接続及び給電されるようにしても良い。
また、本発明に係るワイドバンドアンテナは、前記第1の放射素子に接続されると共に、給電を行う第1の給電部を備え、前記第2の放射素子に接続されると共に、給電を行う第2の給電部を備え、前記第1の給電部は給電導体と絶縁体から形成されると共に、糸により前記第1の放射素子に縫い付けられ、前記第2の給電部は給電導体と絶縁体から形成されると共に、糸により前記第2の放射素子に縫い付けられるようにしても良い。
また、本発明に係るワイドバンドアンテナは、前記第1の放射素子と前記同軸中心導体との間に第1の給電部を備え、前記第2の放射素子と前記同軸外部導体との間に第2の給電部を備え、前記第1の給電部は、前記同軸中心導体が接続された給電導体を有する折り曲げ可能な第1のプリント基板を備え、前記第2の給電部は、前記同軸外部導体が接続された給電導体を有する折り曲げ可能な第2のプリント基板を備え、前記第1のプリント基板はマジックテープにより前記第1の放射素子に付けられ、前記第2のプリント基板はマジックテープにより前記第2の放射素子に付けられることにより、前記第1の給電部が前記第1の放射素子に給電すると共に、前記第2の給電部が前記第2の放射素子に給電する給電ユニットを形成するようにしても良い。
また、本発明に係るワイドバンドアンテナは、前記第1の給電部は、フックを更に備え、前記第1の給電部は該フックにより前記第1の放射素子に付けられ、前記第2の給電部はマジックテープにより前記第2の放射素子に付けられることにより、前記給電ユニットが給電を行うようにしても良い。
また、本発明に係るワイドバンドアンテナは、前記第1の放射素子と前記同軸中心導体との間に第1の給電部を備え、前記第2の放射素子と前記同軸外部導体との間に第2の給電部を備え、前記第1の給電部は、前記同軸中心導体が接続された給電導体を有する折り曲げ可能な第1のプリント基板を備え、前記第2の給電部は、前記同軸外部導体が接続された給電導体を有する折り曲げ可能な第2のプリント基板を備え、前記第1のプリント基板はボタンにより前記第1の放射素子に付けられ、前記第2のプリント基板はボタンにより前記第2の放射素子に付けられることにより、前記第1の給電部が前記第1の放射素子に給電すると共に、前記第2の給電部が前記第2の放射素子に給電する給電ユニットを形成するようにしても良い。
また、本発明に係るワイドバンドアンテナは、前記第1の給電部が、フックを更に備え、前記第1の給電部は該フックにより前記第1の放射素子に付けられ、前記第2の給電部はボタンにより前記第2の放射素子に付けられることにより、前記給電ユニットが給電を行うようにしても良い。
また、本発明に係るワイドバンドアンテナは、前記第1の給電部が、フックを更に備え、前記第2の給電部が有する給電導体は導電性の布であって、前記導電性の布が前記第2のプリント基板の表と裏を覆うように縫い合わせられ、前記第1の給電部は前記フックにより前記第1の放射素子に付けられ、前記第2の給電部はマジックテープにより前記第2の放射素子に付けられることにより、前記給電ユニットが給電を行うようにしても良い。
また、本発明に係るワイドバンドアンテナは、ユーザの装着する物に取り付けられるようにしても良い。
また、本発明に係るワイドバンドアンテナは、前記ユーザの装着する物がウェアであり、該ウェアがマジックテープ、チャック又はボタンの少なくとも何れか1つ又は組み合わせによって接着されるようにしても良い。
本発明によれば、本発明に係るワイドバンドアンテナは、人体に近接して設置しても、入力インピーダンス特性が劣化せず、かつ、平面、薄型であって広帯域な特性を維持することができる。
(第1の実施例)
(1)第1の実施例におけるワイドバンドアンテナの構成
図1は、本発明の第1の実施例におけるワイドバンドアンテナの構成を示した構成図である。
図1のワイドバンドアンテナは、直角三角形の導体板から構成される放射素子1と、同じく直角三角形の導体板から構成される放射素子2と、給電部PSとを備えている。
また、放射素子1と放射素子2は、原則、同じ形であって、同じ大きさのものを使用することとする。しかし、形状及びサイズは、多少異なっていても、同様の効果は得られる。
形状やサイズが異なる場合の目安は、それぞれの辺の長さが、相対的に、±20%以内である。
また、直角三角形について厳格に90度に限定されるものではなく、ほぼ直角三角形の導体板であって、放射素子1及び2を構成する形態であっても良い。
図1において、放射素子1の横向きの辺の長さA1は、通常、使用する最低使用周波数の約1/4波長に選定される。
2つの放射素子は、斜辺以外の二辺のうちの一辺を平行かつ線対称になるように配置し、いずれか一方の放射素子を、線対称の対称線と平行な方向にシフトして配置する。
シフトする量C1は、通常、使用する最低使用周波数の0.14波長前後が最適であるが、整合状態により、0.1〜0.2波長の間で最適に選定される。
また、放射素子1と放射素子2の距離Dは、0.001〜0.03波長の間において最適に選定される。
給電部PSは、放射素子1の横辺の右から、シフト量をC1の位置と、放射素子2の直角部頂点との間に、給電される。
この給電部PSでは、平行2線式の伝送線路や、同軸ケーブルが接続される。
(第2の実施例)
(2)第2の実施例におけるワイドバンドアンテナの構成
図2は、本発明の第2の実施例におけるワイドバンドアンテナの構成を示した構成図である。
図1と同様に、直角三角形の導体板から構成される放射素子1と、同じく直角三角形の導体板から構成される放射素子2と、給電部PSとを備えている。
図1との相違点は、給電部PSが、放射素子2の直角部頂点から、C2だけ右側にシフトした場所であることである。
C2は、通常、0〜0.1波長程度に選定される。
(第3の実施例)
(3)第3の実施例におけるワイドバンドアンテナの構成
図3は、本発明の第3の実施例におけるワイドバンドアンテナの構成を示した構成図である。
図3の(A)から(C)において、それぞれの放射素子の直角部以外の頂点が、切り取られた形状になっている。通常、鋭利な部分は、製品を扱う場合、危険なケースがあり、図3に示すように、先端が鋭利な部分を切除しても、同等の性能が得られる。
このとき、切除部分の長さは、1/50波長以下が目安である。
図3の(A)、(B)は、放射素子の形状が台形であり、(C)は、五角形である。
なお、先端部は、切除せず、円弧や曲線などで、丸めた形状とすることも可能である。
(第4の実施例)
(4)第4の実施例におけるワイドバンドアンテナの構成
図4は、本発明の第4の実施例におけるワイドバンドアンテナの構成を示した構成図である。
図4に示した第4の実施例は、図2で示した第2の実施例の構成に対し、給電部PSに同軸ケーブルを用いた場合の一例である。
同軸ケーブル10の同軸中心導体12は、放射素子1に接続されており、同軸外部導体11は、放射素子2に接続される。なお、接続方法は、ハンダ付け等が用いられる。
図5は、第4の実施例の斜視図である。
図5に示すように、第4の実施例におけるワイドバンドアンテナは、同軸ケーブル10の同軸外部部導体11が、ハンダ付け13によって、放射素子2に接続される。
(第5の実施例)
(5)第5の実施例におけるワイドバンドアンテナの構成
図6は、本発明の第5の実施例におけるワイドバンドアンテナの構成を示した構成図である。
図6に示した第5の実施例におけるワイドバンドアンテナと、図4及び図5に示した第4の実施例におけるワイドバンドアンテナとの相違点は、同軸中心導体12の給電部PSに、給電部14が用いられている点である。
給電部14は、導体である給電導体15と、絶縁体16とを備えている。通常は、フレキシブルプリント基板や薄いプリント基板が用いられる。
同軸中心導体12は、給電導体15にハンダ付けされている。
絶縁体16の厚さを十分に薄い材料を用い、給電導体15と放射素子1の間の静電容量を大きくし、その値が使用周波数に対して十分小さなリアクタンスになるようにすることにより、高周波的には直接接続したことと同じ効果が得られる。
また、絶縁体16の厚さや、給電導体15の面積を調整して、静電容量を調整することにより、放射素子1へ給電する際のインピーダンス整合の調整も可能になる。
また、図6に示す構成では、放射素子1及び2が、導電性を有する布などで構成されている場合に特に有効である。
なぜなら、導電性の布にはハンダ付けができないので、給電部14を、フレキシブルプリント基板で構成し、接着剤を用いて放射素子1に接着したり、アイロンプリントの接着剤で接着することができる。
(第6の実施例)
(6)第6の実施例におけるワイドバンドアンテナの構成
図7は、本発明の第6の実施例におけるワイドバンドアンテナの構成を示した構成図である。
図7に示した第6の実施例におけるワイドバンドアンテナは、図4に示した第4の実施例のワイドバンドアンテナを、プリント基板300を用いて構成したものである。
プリント基板300には、テフロン(登録商標)、FR−4材(ガラスエポキシ)、BTレジン、PPE(ポリフェニレンエーテル)材などがよく用いられる。
プリント基板300の下面に、図4と同様の放射素子301と302が、導体パターンとしてエッチングにより形成される。
給電は、マイクロストリップライン303によって、スルーホール305を介して行われる。
グランド304は、マイクロストリップライン303と共にマイクロストリップ線路を形成する。
(第7の実施例)
(7)第7の実施例におけるワイドバンドアンテナの構成
図8は、本発明の第7の実施例におけるワイドバンドアンテナの構成を示した構成図である。
図8に示した第7の実施例におけるワイドバンドアンテナと、図7に示した第6の実施例との相違点は、放射素子310がプリント基板300の上面に配置され、マイクロストリップライン311によって直接接続され、給電されている点である。
グランド304は、マイクロストリップライン311と共にマイクロストリップ線路を形成する。
(第8の実施例)
(8)第8の実施例におけるワイドバンドアンテナの構成
図9は、本発明の第8の実施例におけるワイドバンドアンテナの構成を示した構成図である。
図9に示した第8の実施例におけるワイドバンドアンテナと、図6に示した第5の実施例におけるワイドバンドアンテナとの相違点は、同軸中心導体12及び同軸外部導体11の両方の給電に、給電部20及び21が用いられている点である。
第8の実施例の詳細図について、図10に示す。
図10に示した第8の実施例におけるワイドバンドアンテナは、給電部20が、給電導体30と絶縁体40から形成されている。
通常、給電部20は、フレキシブルプリント基板や薄いプリント基板によって一体化して形成されている。
同様に、給電部21も、給電導体31と絶縁体41から形成されている。
給電部21は、給電部20と同様に、フレキシブルプリント基板や薄いプリント基板によって一体化して形成されている。
給電部20及び21は、それぞれ、糸17によって放射素子1及び2に縫い付けられて固定されている。
同軸中心導体12は、給電導体30にハンダ付けされ、同軸外部導体11は、給電導体31にハンダ付けされている。
給電導体30及び31は、図6の場合と同様に、放射素子1及び2との間に静電容量を持ち、図6の説明と同様の原理で、放射素子1及び2との接続又はインピーダンス調整が実現される。
図7及び図8の構成においても、放射素子1及び2が、導電性を有する布などで形成されている場合に有効である。
給電部20及び21を、フレキシブルプリント基板で形成し、糸17で縫いつけることにより、布に良くなじみ、衣服などに装着した場合でも、違和感が無く、壊れにくいという利点がある。
なお、ここで使用する糸は、通常の導電性のない、繊維の糸以外に、導電性のある糸や、細い針金などでも良い。
(第9の実施例)
(9)第9の実施例におけるワイドバンドアンテナの構成
図11は、本発明の第9の実施例におけるワイドバンドアンテナの構成を示した構成図である。
図11に示した第9の実施例におけるワイドバンドアンテナは、ベース50が、布などの柔らかくて折り曲げ可能な素材によって形成されている。
第9の実施例におけるワイドバンドアンテナは、ベース50の上に、導線性の布や、折り曲げ可能なフレキシブルプリント基板等から構成される放射素子51及び52が、糸53によって縫いつけられている。
そして、放射素子51及び52が本来給電される位置周辺に、マジックテープ(登録商標)54が、糸53によって縫いつけられている。
この場合、放射素子51及び52と、マジックテープ54は、糸53によらなくても、図6の説明同様、接着剤や、アイロンプリントの接着剤で接着する形態であっても良い。
マジックテープ54には、給電ユニット60が、取り付けられて、給電されるようになっている。
図12は、図11で示した第9の実施例の給電ユニット60の詳細図である。
図12に示した給電ユニット60は、マジックテープ61とプリント板62を備えている。
マジックテープ61は、図11において、給電ユニット60を、放射素子側のマジックテープ54と接合させるためのものである。
プリント板62は、折り曲げ可能なフレキシブルプリント基板や薄いプリント基板等から形成され、表面の導体パターンとして、給電導体63及び64を備えている。
そして、給電導体63には、同軸ケーブル10の同軸中心導体12がハンダ付けされると共に、給電導体64には、同軸外部導体11がハンダ付けされる。
図11、図12に示した第9の実施例から、給電ユニット60を取り付けることにより、図12の給電導体63及び64が、それぞれ放射素子51(図11)及び52(図11)と静電容量を持つので、図6の説明の原理で給電される。
(第10の実施例)
(10)第10の実施例におけるワイドバンドアンテナの構成
図13は、本発明の第10の実施例におけるワイドバンドアンテナの構成を示した構成図である。
図13に示した第10の実施例におけるワイドバンドアンテナは、ベース50が、図11と同様に、布などの柔らかく、折り曲げ可能な素材により形成され、ベース50の上に放射素子51及び52が糸53によって縫いつけられている。
また、放射素子51の本来給電される位置には、フック70が糸で縫いつけられている。
そして、放射素子52には、本来給電される位置周辺に、マジックテープ71が糸53によって縫いつけている。
この場合、マジックテープ71が、糸53によらず接着剤等でも固定可能なことは、上述の説明と同様である。
一方、給電ユニット80は、フック81とマジックテープ82を有しており、それぞれフック70とマジックテープ71に取り付けることで、給電ユニット80をベース50側に密着させると共に、放射素子51及び52を給電することができる。
図14は、図13に示した給電ユニット80の詳細図である。
ここで、給電ユニット80は、(A)、(B)の2通りの実施例が考えられる。
図14(A)の実施例では、給電ユニット80は、導体である金具83と、プリント板86と、マジックテープ82とを備えている。
また、金具83には、フック81が一体成形されている。
また更に、金具83は、薄い誘電体を備えるプリント板86の先端部を挟み込むように固定されている。
この場合、金具83の固定は、接着剤や、ビス、ハトメなどを用いる方法も有効である。
プリント板86の下側には、マジックテープ82が取り付けられる。
この場合のマジックテープ82の固定も、糸85や、接着材等、さまざまな方法が可能である。
プリント板86が、フレキシブルプリント板のような非常に薄いものである場合は、糸85が有効である。
プリント板86の裏面には、給電導体88が導体パターンとしてエッチングにより形成されている。
金具83の裏面及び給電導体88には、図12と同様、同軸ケーブル10の同軸中心導体12と同軸外部導体11がハンダ付けされることにより、給電ユニット80により給電が可能になる。
図14(B)の実施例において、(A)と異なる点は、金具83が、金具89と給電導体87に分割されている点である。
この場合、フック81は金具89に一体成形されている。
そして、プリント板86を挟みこむようにして、給電導体87がネジ90によって固定される。
固定の方法は、ネジ90やビスを用いる以外に、接着剤や、ハトメ、ホッチキスなどを用いる方法がある。
あとは、図14(A)の説明と同様、給電導体87及び給電導体88には、同軸ケーブル10の同軸中心導体12と同軸外部導体11がハンダ付けされることにより、給電ユニット80により給電が可能になる。
図13及び図14の第10の実施例のワイドバンドアンテナは、マジックテープ71と82の接合部分において、放射素子52と給電導体88が静電容量を持つことで高周波的に接続され、放射素子51については、フック70と81が電気的に接触することで給電が行われる。
(第11の実施例)
(11)第11の実施例におけるワイドバンドアンテナの構成
図15は、本発明の第11の実施例におけるワイドバンドアンテナの構成を示した構成図である。
図15の第11の実施例におけるワイドバンドアンテナと、図13及び図14の第10の実施例におけるワイドバンドアンテナとの相違点は、給電ユニット110及びその接合方法が導体のボタンによる点である。
すなわち、給電ユニット110の接合は、給電ユニット110に糸101で縫いつけられている導体のボタン111と、放射素子51及び52上に糸101で縫いつけられている導体のボタン100が、はめ合わさることにより達成される。
図16は、給電ユニット110の詳細図である。
図16(A)は、給電ユニット110の表面であり、(B)は裏面である。
給電ユニット110は、フレキシブルプリント基板や薄いプリント基板によって形成されるプリント板114に、糸101で縫いつけられた導体112及び113から形成されている。
導体112及び113は、導電性の布によって形成され、ボタン111が、糸101によって裏側に縫いつけられた構造となっている。
プリント板114の表面には、導体112及び113とほぼ同じ位置、ほぼ同じ形状で、給電導体115及び116が導体パターンとしてエッチングにより形成されている。
給電導体115及び116には、同軸ケーブル10が、図12と同様にハンダ付けされている。
給電ユニット110では、給電導体115及び116が、それぞれ導体112及び113の間と静電容量を持つことにより高周波的に接続され、導体112及び113は、導体のボタン111及び100を介して、放射素子51及び52と電気的に接触し、給電が行われる。
(第12の実施例)
(12)第12の実施例のワイドバンドアンテナの構成
図17は、本発明の第12の実施例におけるワイドバンドアンテナの構成を示した構成図である。
図17に示した第12の実施例におけるワイドバンドアンテナは、図15及び図16の第11の実施例におけるワイドバンドアンテナとの相違点は、給電ユニット120及び放射素子51側の接合が、導体のフック70及び81によって行われている点である。
図18は、給電ユニット120の詳細図である。
図18(A)は給電ユニット120の表面であり、(B)は裏面である。
給電ユニット120は、フレキシブルプリント基板や薄いプリント基板によって形成されるプリント板114と、導体のフック81を含む金具89と、導電性の布よりなる導体113を備えている。
金具81は、プリント板114に対して、接着剤、ネジ、ビス、ハトメ、ホッチキスなどを用いて固定できる。
また、導体113の固定は、図16(B)の説明と同様である。図18(A)の表面における同軸ケーブル10との接続も、図16(A)と同じである。
(第13の実施例)
図19は、本発明の第13の実施例におけるワイドバンドアンテナの構成を示した構成図である。
図19の第13の実施例において、ベース50側は、図13に示した第10の実施例と同じである。また、給電ユニット130を、フックとマジックテープで接合する点も同じである。
図13との相違は、給電ユニット130の構造にある。
図20は、給電ユニット130の詳細図である。
図20(A)は給電ユニット130の表面であり、(B)は裏面であり、(C)は組立図である。
給電ユニット130は、絶縁体131の先端部に金具83を固定し、下側にマジックテープ133の付いた導電性の布132を巻きつけて、縫い合わせて固定したものである。
図20(A)の表面の図に示されているように、給電ユニット130の表面では、フレキシブル基板のような薄いプリント板134が、一緒に縫い合わされて固定されている。
そして、プリント板134の導体パターン部も、導電性の布132が重ね合わされて縫い付けられており、導電性の布132とは導通状態になっている。
なお、導電性の布132が、絶縁体131に巻きつけるとき、容易に抜けないように、絶縁体131にはくぼみ部135が設けられている。
図19及び図20における給電は、放射素子51に関し、フック70とフック81が電気的に接触することで行われる。
また、放射素子52に関しては、導電性の布132との間に静電容量を持つことで高周波的に接続され、給電が行われる。
(第14の実施例)
(14)第14の実施例のワイドバンドアンテナの構成
図21は、本発明のワイドバンドアンテナの第14の実施例の構成図である。
図21に示した第14の実施例におけるワイドバンドアンテナは、ウエア200に、マジックテープ201を用いて、本ワイドバンドアンテナを取り付けた実施例である。
本ワイドバンドアンテナが取り付けられているベース50には、マジックテープ202が付加されており、ウエア200側のマジックテープ201に、取り付けるようになっている。
これにより、簡単に取り外しができる構造になっている。
また、同軸ケーブル10の先端には、コネクタ203が接続され、必要な機器に接続する。
(第15の実施例)
(15)第15の実施例のワイドバンドアンテナの構成
図22は、本発明の第15の実施例におけるワイドバンドアンテナの構成を示した構成図である。
図21との相違点は、ウエア200にチャック210が付加され、チャック210とベース50側のチャック211とで、ウエア200に取り付けるようになっている点である。
(第16の実施例)
(16)第16の実施例のワイドバンドアンテナの構成
図23は、本発明の第16の実施例におけるワイドバンドアンテナの構成を示した構成図である。
図22との違いは、ウエア200に、ボタン220及び221で取り付けるようになっている点である。
なお、第14の実施例から第16の実施例は、ユーザの身につけるウェア200を例にして説明したが、本実施の形態はこれらに限定されるものではなく、ユーザが身につける帽子や鞄などであっても良い。
(17)各種測定
図24は、本発明の実施例におけるワイドバンドアンテナを試作し、そのリターンロス特性を実際に測定した値である。
図4の実施例において、放射素子1と2は同じ形状としている。
放射素子の使用材料は、フレキシブルプリント基板を使用している。
最低使用周波数を420MHzとし、このとき、A1の寸法が1/4波長になるように設計している。
寸法は、A1=A2=180mm、B1=B2=120mm、D=5mmである。
また、C1の値を、60mm〜120mmまで、20mmごとに変化させたときのリターンロス特性を測定したものである。
C1=100mmの場合(実線)、最も広帯域の特性が得られており、リターンロスが−9.5dB以下、すなわち、VSWR<2.0以下の帯域は、360MHz〜780MHzが得られている。この場合の比帯域は、約74%になり、非常に広帯域な特性が得られている。
この結果により、本発明の実施例におけるワイドバンドアンテナが、広い帯域で使用可能な広帯域アンテナであること及びC1の値を調整することにより、インピーダンスの調整が可能なことがわかる。
図25は、図24において、C1=100mmを選定し、フレキシブルプリント基板(点線)を用いて放射素子1及び2を形成したときと、図11及び図12に示した第9の実施例の導電性の布(実線)とを用いて、フレキシブルプリント基板と同じ寸法の放射素子1及び2を形成したときのリターンロス特性を比較したものである。
給電方法の違いがあるが、リターンロス特性−9.5dBの帯域はやや広がっている。
この測定結果は、導電性の布を用いても、同等の結果が得られることを示していると共に、図9及び図10の給電構造は、インピーダンス調整効果があり、適切に調整することにより、更なる広帯域化が可能なことを示している。
図26は、図24のフレキシブルプリント基板(点線)で構成したワイドバンドアンテナを、自由空間中で使用した場合(図中では、自由空間と記載する。)と、人体の背中に洋服の上から密着して使用した場合(図中では、人体密着と記載する。)のリターンロス特性を示している。
図26によれば、人体に密着しても、リターンロス特性は劣化していないことがわかる。
この実測結果から、本発明の実施例におけるワイドバンドアンテナは、人体に密着していても、リターンロス特性が劣化しないワイドバンドアンテナと理解することができる。
(18)本発明に係る各種実施例の効果
以上説明したように、本発明のワイドバンドアンテナは、以下の効果を有している。
1)平面、薄型のアンテナで、広帯域である(比帯域74%以上の事例を実測で確認)。
2)導体板による実施例以外に、折り曲げ可能な導体フィルムや、導電性のある布であっても、ワイドバンドアンテナを形成することができる。
3)導電性のある布により、ワイドバンドアンテナを形成した場合には、同軸ケーブルを布にハンダ付けしなくても良い。
4)洋服などの身に着ける物に装着することにより、人体付近に設置可能である。
5)人体に近接して設置しても、入力インピーダンス特性が劣化しない。すなわち、このアンテナを洋服に付け、それを着て用いても入力インピーダンス特性は劣化せず、かつ、広帯域な特性を維持できる。
本発明の第1の実施例におけるワイドバンドアンテナの構成図である。 本発明の第2の実施例におけるワイドバンドアンテナの構成図である。 本発明の第3の実施例におけるワイドバンドアンテナの構成図である。 本発明の第4の実施例におけるワイドバンドアンテナの構成図である。 本発明の第4の実施例におけるワイドバンドアンテナの斜視図である。 本発明の第5の実施例におけるワイドバンドアンテナの構成図である。 本発明の第6の実施例におけるワイドバンドアンテナの構成図である。 本発明の第7の実施例におけるワイドバンドアンテナの構成図である。 本発明の第8の実施例におけるワイドバンドアンテナの構成図である。 本発明の第8の実施例におけるワイドバンドアンテナの給電ユニットの詳細図である。 本発明の第9の実施例におけるワイドバンドアンテナの構成図である。 本発明の第9の実施例におけるワイドバンドアンテナの給電ユニットの詳細図である。 本発明の第10の実施例におけるワイドバンドアンテナの構成図である。 本発明の第10の実施例におけるワイドバンドアンテナの給電ユニットの詳細図である。 本発明の第11の実施例におけるワイドバンドアンテナの構成図である。 本発明の第11の実施例におけるワイドバンドアンテナの給電ユニットの詳細図である。 本発明の第12の実施例におけるワイドバンドアンテナの構成図である。 本発明の第12の実施例におけるワイドバンドアンテナの給電ユニットの詳細図である。 本発明の第13の実施例におけるワイドバンドアンテナの構成図である。 本発明の第13の実施例におけるワイドバンドアンテナの給電ユニットの詳細図である。 本発明の第14の実施例におけるワイドバンドアンテナの構成図である。 本発明の第15の実施例におけるワイドバンドアンテナの構成図である。 本発明の第16の実施例におけるワイドバンドアンテナの構成図である。 本発明に係るワイドバンドアンテナのリターンロス特性1を求めたものである。 本発明に係るワイドバンドアンテナのリターンロス特性2を求めたものである。 本発明に係るワイドバンドアンテナのリターンロス特性3を求めたものである。 従来技術のアンテナ1の構成図である。 従来技術のアンテナ2の構成図である。
符号の説明
1、2 放射線素子
10 同軸ケーブル
11 同軸外部導体
12 同軸中心導体
13 ハンダ付け
14 給電部
15 給電導体
16 絶縁体
17 糸
20、21 給電部
30、31 給電導体
40、41 絶縁体
50 ベース
51、52 放射素子
53 糸
54 マジックテープ
60 給電ユニット
61 マジックテープ
62 プリント基板
63、64 給電導体
70 フック
71 マジックテープ
80 給電ユニット
81 フック
82 マジックテープ
83 金具
85 糸
86 プリント基板
87 給電導体
88 給電導体
89 金具
100、111 ボタン
101 糸
110 給電ユニット
112、113 導体
114 プリント基板
115、116 給電導体
120、130 給電ユニット
131 絶縁体
132 導電性の布
133 マジックテープ
134 プリント基板
135 くぼみ部
200 ウェア
201、202 マジックテープ
203 コネクタ
210、211 チャック
220、221 ボタン
300 プリント基板
301、302 放射素子
303、311 マイクロストリップライン
304 グランド
305 スルーホール
501 円板
502 円錐
503 同軸ケーブル
504 同軸中心導体
505 同軸外部導体
601 パッチ素子
602 グランド
603 絶縁布

Claims (15)

  1. 略直角三角形の形状を有する平板状の2枚の放射素子を、斜辺以外の二辺のうちの一辺について線対称に配置すると共に、該2枚の放射素子のうちの第1の放射素子は、第2の放射素子に対して、線対称の中心線の方向に平行移動した位置に配置され、
    前記2枚の放射素子は、
    互いに向き合う辺の所定の位置において給電される
    ことを特徴とするワイドバンドアンテナ。
  2. 前記放射素子の形状である前記略直角三角形は、
    略直角部以外の2つの頂点のうち、少なくとも1つの頂点の一部が切り取られた形状になっている
    ことを特徴とする請求項1に記載のワイドバンドアンテナ。
  3. 前記放射素子の材質は、
    折り曲げ可能であって、かつ導電性のある材質である
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のワイドバンドアンテナ。
  4. 前記給電を行う同軸ケーブルを更に備え、
    該同軸ケーブルの同軸中心導体が前記第1の放射素子に接続されると共に、該同軸ケーブルの同軸外部導体が前記第2の放射素子に接続される
    ことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載のワイドバンドアンテナ。
  5. 同軸ケーブルを更に有すると共に、
    導体部と誘電体とを有する折り曲げ可能なフレキシブルプリント基板によって、給電導体と絶縁体とを有する、前記給電を行う給電部が形成され、
    該同軸ケーブルの同軸中心導体が前記第1の放射素子に接続されると共に、該同軸ケーブルの同軸外部導体が前記第2の放射素子に接続され、
    前記給電部は、
    前記給電導体の面積と前記絶縁体の厚さとを調整することによって静電容量を調整し、前記放射素子に給電する
    ことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載のワイドバンドアンテナ。
  6. 折り曲げ可能なプリント基板によってワイドバンドアンテナが形成されると共に、前記放射素子はエッチングにより形成され、前記給電はマイクロストリップラインによって行われ、接地は前記マイクロストリップライン及びマイクロストリップ線路によって形成される
    ことを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載のワイドバンドアンテナ。
  7. 前記放射素子が前記プリント基板の上面に配置されると共に、前記マイクロストリップラインによって直接接続及び給電される
    ことを特徴とする請求項6に記載のワイドバンドアンテナ。
  8. 前記第1の放射素子に接続されると共に、給電を行う第1の給電部を備え、
    前記第2の放射素子に接続されると共に、給電を行う第2の給電部を備え、
    前記第1の給電部は給電導体と絶縁体から形成されると共に、糸により前記第1の放射素子に縫い付けられ、
    前記第2の給電部は給電導体と絶縁体から形成されると共に、糸により前記第2の放射素子に縫い付けられた
    ことを特徴とする請求項6に記載のワイドバンドアンテナ。
  9. 前記第1の放射素子と前記同軸中心導体との間に第1の給電部を備え、
    前記第2の放射素子と前記同軸外部導体との間に第2の給電部を備え、
    前記第1の給電部は、前記同軸中心導体が接続された給電導体を有する折り曲げ可能な第1のプリント基板を備え、
    前記第2の給電部は、前記同軸外部導体が接続された給電導体を有する折り曲げ可能な第2のプリント基板を備え、
    前記第1のプリント基板はマジックテープにより前記第1の放射素子に付けられ、
    前記第2のプリント基板はマジックテープにより前記第2の放射素子に付けられることにより、前記第1の給電部が前記第1の放射素子に給電すると共に、前記第2の給電部が前記第2の放射素子に給電する給電ユニットを形成する
    ことを特徴とする請求項4又は6に記載のワイドバンドアンテナ。
  10. 前記第1の給電部は、フックを更に備え、
    前記第1の給電部は該フックにより前記第1の放射素子に付けられ、
    前記第2の給電部はマジックテープにより前記第2の放射素子に付けられることにより、前記給電ユニットが給電を行う
    ことを特徴とする請求項9に記載のワイドバンドアンテナ。
  11. 前記第1の放射素子と前記同軸中心導体との間に第1の給電部を備え、
    前記第2の放射素子と前記同軸外部導体との間に第2の給電部を備え、
    前記第1の給電部は、前記同軸中心導体が接続された給電導体を有する折り曲げ可能な第1のプリント基板を備え、
    前記第2の給電部は、前記同軸外部導体が接続された給電導体を有する折り曲げ可能な第2のプリント基板を備え、
    前記第1のプリント基板はボタンにより前記第1の放射素子に付けられ、
    前記第2のプリント基板はボタンにより前記第2の放射素子に付けられることにより、前記第1の給電部が前記第1の放射素子に給電すると共に、前記第2の給電部が前記第2の放射素子に給電する給電ユニットを形成する
    ことを特徴とする請求項4又は6に記載のワイドバンドアンテナ。
  12. 前記第1の給電部は、フックを更に備え、
    前記第1の給電部は該フックにより前記第1の放射素子に付けられ、
    前記第2の給電部はボタンにより前記第2の放射素子に付けられることにより、前記給電ユニットが給電を行う
    ことを特徴とする請求項11に記載のワイドバンドアンテナ。
  13. 前記第1の給電部は、フックを更に備え、
    前記第2の給電部が有する給電導体は導電性の布であって、前記導電性の布が前記第2のプリント基板の表と裏を覆うように縫い合わせられ、
    前記第1の給電部は前記フックにより前記第1の放射素子に付けられ、
    前記第2の給電部はマジックテープにより前記第2の放射素子に付けられることにより、前記給電ユニットが給電を行う
    ことを特徴とする請求項9に記載のワイドバンドアンテナ。
  14. ユーザの装着する物に取り付けられる
    ことを特徴とする請求項1乃至13の何れか1項に記載のワイドバンドアンテナ。
  15. 前記ユーザの装着する物はウェアであり、該ウェアがマジックテープ、チャック又はボタンの少なくとも何れか1つ又は組み合わせによって接着される
    ことを特徴とする請求項14に記載のワイドバンドアンテナ。
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