JP2008277361A - 積層セラミック・コンデンサおよびその実装構造 - Google Patents

積層セラミック・コンデンサおよびその実装構造 Download PDF

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Abstract

【課題】騒音の低減が可能な積層セラミック・コンデンサの実装構造を提供する。
【解決手段】積層セラミック・コンデンサ19と積層セラミック・コンデンサ21はそれぞれ両端に1対の外部端子20a、20b、22a、22bを具備する。外部端子を結ぶ中心軸35、37が所定の交差角度Aを形成するように外部端子20a、22aを直接ハンダ・フィレット23で接合する。外部端子20a、22aは前記プリント配線基板の表面から離隔させて外部端子20b、22bをプリント配線基板に直接接続する。この構成により積層セラミック・コンデンサの振動が相互に打ち消し合い振動が軽減する。
【選択図】図2

Description

本発明はプリント配線基板に実装される積層セラミック・コンデンサの振動に起因した騒音を低減する技術に関する。
積層セラミック・コンデンサは、誘電率が大きいため小型に製作することができ、また、経年的な容量変化が少ないので近年の電子機器には多数使用されている。積層セラミック・コンデンサに使用されるセラミック材料は強誘電性を示し、その両端に電圧を加えると力学的な歪みが生ずるといういわゆる圧電現象または電歪現象が発生する。そして積層セラミック・コンデンサは、特定周波数の交流電圧が印加されたとき本体の質量や形状により定まる固有振動数が共振して騒音が発生する。
特にDC−DCコンバータの入出力回路に接続されるディカップリング・コンデンサは、DC−DCコンバータのスイッチング動作により発生する可聴周波数域のリップル電圧が印加されて振動しやすく電子機器の主要な騒音源になっている。また、コンデンサの振動はさらにそれが実装されるプリント配線基板に伝わって騒音が増幅される。この騒音は、家庭やオフィスなどの静寂な環境で使用するコンピュータや、人間の耳に直に接触させて使用する携帯電話などでは無視できない程度にまで至っている。
特許文献1は、充放電に基づくリップル成分により発生する第1と第2のセラミック・コンデンサの振動が回路基板に伝達され、回路基板が励振されることにより発生する振動音を低減する技術を開示する。同文献の発明では、第1と第2のセラミック・コンデンサを回路基板の一面側に並ぶようにして配置し、回路基板に伝達される振動波の振幅動作が回路基板の一面側においてほぼ逆相等振幅関係となるように構成している。
特許文献2は、回路基板への振動の伝達を抑止する構造を備えるセラミック・コンデンサを開示する。セラミック・コンデンサ素子は、誘電体基体と、一対の端子電極と、複数の内部電極とを有する。一対の端子電極は、誘電体基体の相対する両側端部に設けられており、複数の内部電極のそれぞれは一端が端子電極に接続され他端が開放端になっている。一対の金属端子はそれぞれ基板取付部を有し対応する端子電極に接続されている。基板取付部は、1つの取付面上にあり取付面は内部電極の電極面とほぼ垂直に交わる。このような構成によりセラミック・コンデンサ素子が電歪現象により振動したとしても金属端子を通じて基板に伝わる振動を低減することができる。
特開2002−232110号公報 特開2004−273935号公報
積層セラミック・コンデンサの振動に起因する騒音を低減するために、これまでコンデンサ自体の材料や形状の改善が行われてきている。また、回路基板に伝達する振動を実装段階で低減する改善も行われてきている。しかし、いずれも根本的な対策には至っていない。そこで本発明の目的は、振動および騒音の低減を図ることが可能な積層セラミック・コンデンサの実装構造を提供することにある。さらに本発明の目的は、振動および騒音の低減を図ることが可能な積層ラミック・コンデンサを提供することにある。さらに本発明の目的は、そのような積層セラミック・コンデンサを採用して騒音を低減したコンピュータを提供することにある。
本発明の原理は、2つの積層セラミック・コンデンサの外部端子同士を直接結合して結合部分をプリント配線基板から離隔させ、各積層セラミック・コンデンサの本体とプリント配線基板とで三角形を形成するように2つの積層セラミック・コンデンサをプリント配線基板に実装して固有振動を相互に打ち消すようにした点にある。本発明の第1の態様は、それぞれ両端に一対の外部端子を具備する第1の積層セラミック・コンデンサと第2の積層セラミック・コンデンサのプリント配線基板に対する実装構造を提供する。第1の積層セラミック・コンデンサの一方の外部端子と第2の積層セラミック・コンデンサの一方の外部端子がプリント配線基板に直接結合される。さらに、第1の積層セラミック・コンデンサの他方の外部端子と第2の積層セラミック・コンデンサの他方の外部端子とが相互に直接結合される。相互に直接結合された外部端子部分はプリント配線基板の表面から離隔して第1の積層セラミック・コンデンサと第2の積層セラミック・コンデンサとプリント配線基板とが三角形を形成している。
積層セラミック・コンデンサは、可聴周波数の電流が流れて振動するときに、コンデンサ本体が波のようにうねる屈曲モードで振動することが知られている。本発明の第1の態様にかかる実装構造によれば、2つの積層セラミック・コンデンサが屈曲モードで振動した場合には、一方の積層セラミック・コンデンサが他方の積層セラミック・コンデンサに対してトラス構造のように圧縮または引っ張りの応力を与える。積層セラミック・コンデンサは曲げ応力に対する変位よりも圧縮応力や引っ張り応力に対する変位がはるかに小さい。
したがって、一方の積層セラミック・コンデンサに発生した屈曲モードの振動は他方の積層セラミック・コンデンサの軸方向に与えた応力の反力で抑制される。積層セラミック・コンデンサは、可聴周波数よりも高い周波数に対しては長さ方向、広がり方向、または厚み方向などの様々なモードで振動するが、本発明の実装構造は可聴周波数の屈曲振動を効果的に抑制する構成になっている。本発明の実装構造を他の視点でとらえると、第1の積層セラミック・コンデンサと第2の積層セラミック・コンデンサがお互いに一方の振動による変位が他方に対して圧縮応力および引っ張り応力を与えるように構成された実装構造ということができる。
第1の積層セラミック・コンデンサの一対の外部端子を結ぶ中心軸と第2の積層セラミック・コンデンサの一対の外部端子を結ぶ中心軸とが、プリント配線基板に垂直な平面上に存在するようにしたり、第1の積層セラミック・コンデンサと第2の積層セラミック・コンデンサを30度〜150度の範囲の角度で交差させたりすることで振動抑制の効果を大きくすることができる。上記の原理に基づいて、本発明の第2の態様では、2つの積層セラミック・コンデンサが一体に結合された積層セラミック・コンデンサを提供する。また、本発明の第3の態様では、共通内部端子を備えて一体に成型された積層セラミック・コンデンサを提供する。本発明の他の態様では、これらの積層セラミック・コンデンサが実装されたコンピュータを提供する。
本発明により、振動および騒音の低減を図ることが可能な積層セラミック・コンデンサの実装構造を提供することができた。さらに本発明により、振動および騒音の低減を図ることが可能な積層セラミック・コンデンサを提供することができた。さらに本発明により、そのような積層セラミック・コンデンサを採用して騒音を低減したコンピュータを提供することができた。
図1は、ノートブック型コンピュータに搭載されるDC−DCコンバータとディカップリング・コンデンサの接続状態を説明する図である。DC−DCコンバータ15は、たとえばACアダプタから供給されるDC20Vの電圧をDC5Vに変換するためにスイッチング動作をする。DC−DCコンバータ15の2次側からは、直接または他のDC−DCコンバータを経由してプロセッサ、LCD、およびマザー・ボードに搭載された各種電子デバイスなどに電力が供給される。
図1(A)において、DC−DCコンバータ15の1次側には複数の積層セラミック・コンデンサで構成されたディカップリング・コンデンサ群11が接続されている。DC−DCコンバータ15とディカップリング・コンデンサ群11はプリント配線基板に実装される。ディカップリング・コンデンサはバイパス・コンデンサともいわれ、高周波電圧に対する線路のインピーダンスを低下させて、DC−DCコンバータ15のスイッチング動作に伴う線路の電荷の移動を局部的な範囲に制限する役割を果たす。同様にDC−DCコンバータ15の2次側にも複数の積層セラミック・コンデンサで構成されたディカップリング・コンデンサ群13が接続されている。
一例では、DC−DCコンバータ15からは1KHzに相当する周期で発生したリップル電圧がベース電圧である直流の20Vまたは5Vに重畳されている。したがって、ディカップリング・コンデンサ群11、13には1KHzのリップル電流が流れ、マイクロフォンを使用するとディカップリング・コンデンサ群11、13の周囲から1KHzの騒音が観測される。そして1次側のディカップリング・コンデンサ群11およびその近辺から発生する騒音の方が、2次側のディカップリング・コンデンサ群13およびその近辺から発生する騒音よりも大きい。この騒音の差は、ベース電圧としてディカップリング・コンデンサ群11、13に印加される直流電圧の大きさの差に起因している。
図1(B)は、コンデンサ群13を構成する静電容量Cの1つの積層セラミック・コンデンサ17の電気的なシンボルを示す図である。図1(C)は、静電容量がそれぞれ2Cの積層セラミック・コンデンサ19と積層セラミック・コンデンサ21を直列に接続して積層セラミック・コンデンサ17と電気的に等価な静電容量となるように接続した状態を示す図である。2つのコンデンサを直列に接続する場合はそれぞれの静電容量を2倍にすることで1つのコンデンサと静電容量を等しくすることができる。また、2つのコンデンサを直列に接続すると、1つのコンデンサに比べて印加される電圧を半分にすることができるので、処理する電圧が高いDC−DCコンバータに使用するディカップリング・コンデンサの接続方法として利点がある。
図2は、本発明の実施の形態にかかる積層セラミック・コンデンサの実装構造を説明する図である。図2では、図1に示した積層セラミック・コンデンサ19、21をプリント配線基板29に実装した状態の側面を示している。積層セラミック・コンデンサ19、21はともに静電容量が2.2μFで外形形状は概略直方体である。積層セラミック・コンデンサ19は、長手方向の両端に1対の外部端子20a、20bを備えている。積層セラミック・コンデンサ21も同様に、長手方向の両端に1対の外部端子22a、22bを備えている。
積層セラミック・コンデンサ19、21には、それぞれの外部端子同士を結ぶ中心軸35、37が定義されている。本実施の形態では、中心軸35、37は、プリント配線基板29の表面に垂直な同一の平面上に存在するように、積層セラミック・コンデンサ19、21の姿勢が定められているが、後に説明するように本発明の範囲はこのような態様に限定されない。積層セラミック・コンデンサ19は、通常の実装では外部端子20a、20bを直接プリント配線基板29の配線パターンに接触させてハンダ接続で実装される。積層セラミック・コンデンサ21も同様である。プリント配線基板29は絶縁体基体が柔軟性のないリジッドな基板で形成され、表面には配線パターン(図示せず。)が形成される。さらに表面には配線パターンに接続されたパッドまたはランド31、33が形成されている。本実施の形態では、積層セラミック・コンデンサ19、21を電気的に直列に接続して、ランド31とランド33の間に表面実装する。
積層セラミック・コンデンサ19、21は、ランド31、33上に外部端子20a、22aが接触し、側面からみてプリント配線基板29を底辺とする二等辺三角形を形成する姿勢が維持されている。このとき中心軸35と中心軸37は所定の交差角度Aで交差している。そして、外部端子20aと外部端子22aは、交差角度Aを維持した状態で鉛フリー・ハンダを使ったこてハンダ付けやリフロー・ハンダ付けなどの方法により形成されたハンダ・フィレット23で相互に直接結合されている。本発明においては、ハンダ・フィレット23は、プリント配線基板29の表面から離隔したプリント配線基板29の上の空間に配置される必要がある。
外部端子20aと外部端子22aをハンダ・フィレット23で結合するのは、一方の積層セラミック・コンデンサの振動による変位が直接他方の積層セラミック・コンデンサに力として伝わり、当該他方の積層セラミック・コンデンサに引っ張り応力および圧縮応力を与えて一方の積層セラミック・コンデンサの振動を抑制するためである。したがって、外部端子20aと外部端子22aは力の伝達が可能なように結合されている必要があるため、リード線などのような柔軟な配線材で接続することはできない。一方、外部端子20a、22aは力の伝達が可能であれば、相互に直接接触している必要はなく他の堅い導電性の材料を介在させて接続してもよい。また、ハンダ以外に基板実装用の接続材料として使用されている金などのような他の材料を使用して結合してもよい。
外部端子20bは鉛フリー・ハンダを使ったこてハンダ付けやリフロー・ハンダ付けなどの方法により形成したハンダ・フィレット25でランド31に直接結合され、外部端子22bは同様の方法により形成したハンダ・フィレット27でランド33に直接結合される。ここで直接結合されるという用語は、積層セラミック・コンデンサ19、21が中心軸35、37方向に及ぼす力で結合部が変位しないように支持しながら電気的に接続することを意味している。よって、外部端子20b、22bは必ずしもランド31、33に直接接触している必要はない。本実施の形態では、積層セラミック・コンデンサ19、21を直列接続して使用しているが、ハンダ・フィレット23からリード線を引き出して、積層セラミック・コンデンサ19と積層セラミック・コンデンサ21を並列に接続して使用するようにしてもよい。ただし、並列接続では静電容量を等価にするためにセラミック・コンデンサのそれぞれの静電容量が1つの積層セラミック・コンデンサに場合に比べて半分になる。
つぎに、図2に示した2つの積層セラミック・コンデンサの実装構造により振動が抑制される原理を説明する。図3は、図2の実装構造の力学的な構造モデルを示す図である。図3(A)は、交差角度Aが90度の場合を示している。積層セラミック・コンデンサ19と積層セラミック・コンデンサ21は物理的に直列にランド31とランド33の間に実装されて同一の電流が流れている。その電流に1KHzといった可聴周波数の電流成分が含まれると、積層セラミック・コンデンサ19、21はともに屈曲振動をする。外部端子22aがハンダ・フィレット23により外部端子20aに接続されていないフリーの状態を仮定すると、積層セラミック・コンデンサ21の外部端子22aが矢印Bまたは矢印Cの方向に所定の振幅で変位しながら1KHzの周波数で振動する。
外部端子22aは外部端子20aとハンダ・フィレット23により直接結合されているため、矢印B方向または矢印C方向の変位は、ハンダ・フィレット23を通じて積層セラミック・コンデンサ19の中心軸35方向に対する力として作用する。図3(A)の実装構造では交差角度Aが90度であるため、積層セラミック・コンデンサ21の振動による変位は、すべて積層セラミック・コンデンサ19に対する圧縮応力または引張り応力となる。積層セラミック・コンデンサ19は、中心軸35に対して曲げ応力よりも圧縮応力および引っ張り応力において大きな剛性を示す。したがって、外部端子22aの振動は、積層セラミック・コンデンサ19に与えた応力の反力により抑制され積層セラミック・コンデンサ21の振幅は小さくなる。積層セラミック・コンデンサ19の振動も同様の原理で、積層セラミック・コンデンサ21に与える応力の反力により抑制される。すなわち、積層セラミック・コンデンサ19、21は相互に相手の中心軸方向に応力を与えて振動を打ち消し合うような関係に構成されている。
図3(B)の実装構造では交差角度Aが90度より小さくなっている。積層セラミック・コンデンサ21は、図3(A)の場合と同様に振動の変位が矢印B方向の力となって積層セラミック・コンデンサ19に作用する。しかし交差角度Aが90度より小さいため、矢印Bの力は、中心軸35方向に作用する矢印E方向の力成分以外に中心軸35に対して直角方向に作用する矢印D方向の力成分を含む。矢印D方向の力成分は、積層セラミック・コンデンサ19に曲げ応力を与えるため、積層セラミック・コンデンサ21の振動抑制にはさほど効果的に作用しない。しかし、矢印E方向の力成分は、積層セラミック・コンデンサ19に対して圧縮応力を与えるので、積層セラミック・コンデンサ21の振動抑制に有効に作用する。矢印B方向の力と反対方向の振動による力は、積層セラミック・コンデンサ19に引っ張り応力を与えるが、その力成分は同様に力のベクトル分解をして導くことができる。
図3(C)の実装構造では交差角度Aが90度より大きくなっている。積層セラミック・コンデンサ21は、図3(A)の場合と同様に振動の変位が矢印B方向の力となって積層セラミック・コンデンサ19に作用する。しかし交差角度Aが90度より大きいため、矢印B方向の力は、中心軸35方向に作用する矢印E方向の力成分以外に中心軸35に対して直角方向に作用する矢印D方向の力成分を含む。図3(C)の矢印D方向の力成分は、積層セラミック・コンデンサ19に図3(B)の矢印D方向の力成分とは反対方向の曲げ応力を与えるが、積層セラミック・コンデンサ21の振動抑制にはさほど効果的に作用しない。しかし、矢印E方向の力成分は、積層セラミック・コンデンサ19に対して圧縮応力を与えるので、積層セラミック・コンデンサ21の振動抑制に有効に作用する。
これらの事項から明らかなように、中心軸35方向の力成分Eが作用して積層セラミック・コンデンサ19、21が相互に振動を抑制し合っているので、交差角度Aは90度のときが曲げ応力が発生せず振動によるすべての力が圧縮応力または引っ張り応力として伝わるため最も効果的である。交差角度Aは、好ましくは、30度〜150度の範囲に選択するとよい。中心軸35方向の力成分Eが発生するためには、ハンダ・フィレット23がプリント配線基板29から離隔してプリント配線基板28上の空間に存在する必要があり、交差角度Aの上限はこのような観点で180度未満の範囲から選択される。また、交差角度Aを小さくしていくと、ランド31とランド33の間に絶縁スペースを設けることができなくなったり、ハンダ・フィレット25、27の形成が困難になったりするので、交差角度Aの下限はそのような問題が生じない0度未満の範囲から選択される。
図2に示した積層セラミック・コンデンサの実装構造を想起する過程で本発明の発明者達は、図4に示すような実装構造で騒音の軽減を図ることができるか否かを実験して確認した。図4(A)は、中心軸の交差角度が180度になるように積層セラミック・コンデンサ19、21の一方の外部端子同士をハンダで接続し、さらに他方の外部端子をランド31、33にハンダで接続した表面実装の様子を示す側面図である。この実装構造では、図3で説明した中心軸方向の力成分Eが発生しないため、振動および騒音の軽減を図ることができなかった。
図4(B)は、積層セラミック・コンデンサ17の中心軸がプリント配線基板29の表面に垂直になるように一方の外部端子をランド33にハンダで直接接続し、他方の外部端子をワイヤ18でランド31に接続した様子を示す側面図である。この実装構造では、振動を抑制する積層セラミック・コンデンサが存在しないため、振動および騒音の軽減を図ることができなかった。
図5は、図2の実装構造からハンダ・フィレット23、25、27を取り除いて上からみた平面図である。図5(A)は図2の実装構造に対応しており、中心軸35と中心軸37は、プリント配線基板29の表面に垂直な1つの平面上に存在している。したがって、側面からみたときに、中心軸35と中心軸37とが交差して頂角を形成し、プリント配線基板29を底辺とする二等辺三角形または正三角形を形成する。図5(A)では、中心軸35と中心軸37が存在する平面がプリント配線基板29の平面に垂直になっているが、その平面が傾斜している場合も平面に垂直な方向からみたときに二等辺三角形または正三角形が形成されて矢印E方向の力成分が発生するので、このような実装構造も本発明の範囲に含んでいる。ただし、平面の傾斜角度が大きくなりすぎると、積層セラミック・コンデンサ19、21の中心軸35、37方向の力に対してプリント配線基板29が与える反力が弱くなり、振動抑制の効果が低減する。
図5(B)では、中心軸35が存在する平面と中心軸37が存在する平面がともにプリント配線基板の表面に垂直な状態を維持しながら相互に平行にシフトしている。この場合は、中心軸35と中心軸37が交差しないので、図5(A)のように二等辺三角形または正三角形を定義することができない。しかし、側面からみると中心軸37の投影が中心軸35と交差してプリント配線基板29を底辺とする二等辺三角形または正三角形が形成され矢印E方向の力成分が発生するので、このような実装構造も本発明の範囲に含まれる。
図5(C)では、中心軸35が存在する平面と中心軸37が存在する平面がともにプリント配線基板29の表面に垂直な状態を維持しながら所定の角度で交差している。側面からみるとプリント配線基板29を底辺とする二等辺三角形または正三角形が形成され矢印E方向の力成分が発生するので、このような実装構造も本発明の範囲に含まれる。すなわち、本発明の範囲には、2つの積層セラミック・コンデンサがお互いに一方の振動による変位が他方に対して圧縮応力および引っ張り応力を与えるように構成される実装構造をすべて含んでいる。
図6は、本発明の実施の形態にかかる積層セラミック・コンデンサの構成を説明する側面図である。図2では、2つの積層セラミック・コンデンサ19、21によるプリント配線基板29に対する実装構造としての実施の形態を示したが、図6では、積層セラミック・コンデンサ19、21が一体になった1つの積層セラミック・コンデンサ50の実施の形態を示している。積層セラミック・コンデンサ19、21およびプリント配線基板29に関しては、図2と同じ構成であるため説明を省略する。また、交差角度Aの範囲、振動抑制の原理、および中心軸35、37の関係も図2〜図5で説明した内容と同様なので説明を省略する。
図2の実装構造では積層セラミック・コンデンサ19と積層セラミック・コンデンサ21を実装段階で結合して三角構造を構成していたが、図6の積層セラミック・コンデンサ50は、実装段階で三角構造の形成が容易なようにあらかじめ2つの積層セラミック・コンデンサを結合して1つの積層セラミック・コンデンサ50を形成している。積層セラミック・コンデンサ19と積層セラミック・コンデンサ21は、導電性の結合部材51で結合されている。結合部材51はハンダ・フィレットまたは金フィレットとして構成したり、導電性の接着剤で外部端子20a、22aに接着が可能な金属材料で成型した部材で構成したりすることができる。そして、積層セラミック・コンデンサ50は、結合部材51がプリント配線基板29から離隔した状態で外部端子20b、22bがランド31、33に直接接続されてプリント配線基板29に実装される。
図7は、本発明の実施の形態にかかる他の積層セラミック・コンデンサの構成を説明する側面からみた断面図である。図6では、2つの積層セラミック・コンデンサ19、21で一体に形成された積層セラミック・コンデンサ50の実施の形態を説明したが、図7では、全体が一体に成型された1つの積層セラミック・コンデンサ100の実施の形態を説明する。交差角度Aの範囲、振動抑制の原理、および中心軸の関係は図2〜図5で説明した内容と同様なので説明を省略する。
積層セラミック・コンデンサ100は、2つの外部端子120、122と、1つの共通内部端子101を備えている。外部端子120には平板状の4枚の内部電極105が接続され、共通内部端子101には内部電極105に平行に対向して配置された平板状の4枚の内部電極103が接続されている。内部電極105、107の一端は開放されている。内部電極105と内部電極103のそれぞれの間にはセラミック誘電体104が挟まれ外部端子120と共通内部端子101との間にはコンデンサ部分119が形成されている。
外部端子122には平板状の4枚の内部電極109が接続され、共通内部端子101には内部電極109に平行に対向して配置された平板状の4枚の内部電極107が接続されている。内部電極107、109の一端は開放されている。内部電極109と内部電極107のそれぞれの間にはセラミック誘電体108が挟まれ外部端子122と内部端子101との間にはコンデンサ部分121が形成されている。積層セラミック・コンデンサ100は全体が一体に成型されているが、内部ではコンデンサ部分119とコンデンサ部分121が共通内部端子101で直列に接続されている。
共通内部端子101はコンデンサ部分119の中心軸135とコンデンサ部分121の中心軸137が図2で説明した交差角度Aで交差するように形成されている。外部端子120と外部端子122を使用してプリント配線基板29に実装するときは共通内部端子101が外部に露出している必要はないが、内部端子101を外部に露出させて第3の外部端子として使用することでコンデンサ部分119とコンデンサ部分121が電気的に並列接続した態様で使用することもできる。
そして、積層セラミック・コンデンサ100は、内部端子101がプリント配線基板29から離隔した状態で外部端子120、122がハンダ・フィレット25、27でランド31、33に結合されてプリント配線基板29に実装される。このような積層セラミック・コンデンサ100の製造方法は周知のいかなる方法でも採用することができる。
これまで本発明について図面に示した特定の実施の形態をもって説明してきたが、本発明は図面に示した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の効果を奏する限り、これまで知られたいかなる構成であっても採用することができることはいうまでもないことである。
騒音を抑制する必要のある電子デバイスに使用できる。
ノート型コンピュータに搭載されるDC−DCコンバータとディカップリング・コンデンサの接続状態を説明する図である。 本発明の実施の形態にかかる積層セラミック・コンデンサの実装構造を説明する側面図である。 図2の実装構造の力学的な構造モデルを示す図である。 振動の抑制原理を確認する様子を説明する側面図である。 中心軸の位置関係を説明するための平面図である。 本発明の実施の形態にかかる積層セラミック・コンデンサの構成を説明する側面図である。 本発明の実施の形態にかかる積層セラミック・コンデンサの構成を説明する側面から見た断面図である。
符号の説明
19、21、50、100…積層セラミック・コンデンサ
20a、20b、22a、22b、120、122…外部端子
29…プリント配線基板
31、33…ランド
35、37、135,137…中心軸
51…結合部材
101…共通内部端子
103、105、107、109…内部電極
104、108…セラミックの誘電体
119、121…コンデンサ部分

Claims (10)

  1. それぞれ両端に一対の外部端子を具備する第1の積層セラミック・コンデンサと第2の積層セラミック・コンデンサのプリント配線基板に対する実装構造であって、
    前記第1の積層セラミック・コンデンサの一方の外部端子と前記第2の積層セラミック・コンデンサの一方の外部端子を前記プリント配線基板に直接結合し、
    前記第1の積層セラミック・コンデンサの他方の外部端子と前記第2の積層セラミック・コンデンサの他方の外部端子とを相互に直接結合し、
    前記相互に直接結合された2つの外部端子が前記プリント配線基板の表面から離隔して前記第1の積層セラミック・コンデンサと前記第2の積層セラミック・コンデンサと前記プリント配線基板とが三角形を形成している実装構造。
  2. 前記第1の積層セラミック・コンデンサの一対の外部端子を結ぶ中心軸と前記第2の積層セラミック・コンデンサの一対の外部端子を結ぶ中心軸とが前記プリント配線基板に垂直な平面上に存在する請求項1記載の実装構造。
  3. 前記第1の積層セラミック・コンデンサと前記第2の積層セラミック・コンデンサは30度〜150度の範囲の角度で交差する請求項1記載の実装構造。
  4. それぞれ両端に一対の外部端子を具備する第1の積層セラミック・コンデンサと第2の積層セラミック・コンデンサのプリント配線基板に対する実装構造であって、
    前記第1の積層セラミック・コンデンサの一方の外部端子と前記第2の積層セラミック・コンデンサの一方の外部端子を前記プリント配線基板に結合し、
    前記第1の積層セラミック・コンデンサの他方の外部端子と前記第2の積層セラミック・コンデンサの他方の外部端子とを前記プリント配線基板上の空間で結合し、
    前記第1の積層セラミック・コンデンサと前記第2の積層セラミック・コンデンサがお互いに一方の振動による変位が他方に対して圧縮応力および引っ張り応力を与えるように構成した実装構造。
  5. 両端に第1の外部端子と第2の外部端子を備えた第1の積層セラミック・コンデンサと、
    両端に第3の外部端子と第4の外部端子を備えた第2の積層セラミック・コンデンサと、
    前記第1の積層セラミック・コンデンサと前記第2の積層セラミック・コンデンサが所定の角度になるように前記第2の外部端子と前記第3の外部端子を直接結合する結合部材とを有し、
    前記結合部材をプリント配線基板から離隔させて前記第1の積層セラミック・コンデンサと前記第2の積層セラミック・コンデンサと前記プリント配線基板とが三角形を形成するように前記第1の外部端子と前記第4の外部端子を前記プリント配線基板に直接結合して使用する積層セラミック・コンデンサ。
  6. 前記第1のセラミック・コンデンサと前記第2のセラミック・コンデンサは、外形形状が同一である請求項5記載の積層セラミック・コンデンサ。
  7. 2つのコンデンサ部分が一体成型された積層セラミック・コンデンサであって、
    第1の外部端子と、前記第1の外部端子に接続された第1の電極層と、セラミック誘電体を挟んで前記第1の電極層に対向する第2の電極層とを含む第1のコンデンサ部分と、
    第2の外部端子と、前記第2の外部端子に接続された第3の電極層と、セラミック誘電体を挟んで前記第3の電極層に対向する第4の電極層とを含む第2のコンデンサ部分と、
    前記第2の電極層と前記第4の電極層とを所定の角度で電気的に結合する共通内部端子とを有し、
    前記共通内部端子をプリント配線基板から離隔させて前記第1のコンデンサ部分と前記第2のコンデンサ部分と前記プリント配線基板とが三角形を形成するように前記第1の外部端子と前記第2の外部端子を前記プリント配線基板に直接結合して使用する積層セラミック・コンデンサ。
  8. 前記第1の外部端子と前記共通内部端子との間に形成される第1のコンデンサ部分の静電容量と前記第2の外部端子と前記共通内部端子との間に形成される第2のコンデンサ部分の静電容量とが等しくなるように構成されている請求項7記載の積層セラミック・コンデンサ。
  9. プロセッサと、
    前記プロセッサに電源を供給するDC−DCコンバータと、
    それぞれ両端に一対の外部端子を具備し、前記DC−DCコンバータの入力回路または出力回路から流出した電荷を蓄積する第1の積層セラミック・コンデンサおよび第2の積層セラミック・コンデンサと、
    前記第1の積層セラミック・コンデンサと前記第2の積層セラミック・コンデンサを実装するプリント配線基板とを有し、
    前記第1の積層セラミック・コンデンサの一方の外部端子と前記第2の積層セラミック・コンデンサの一方の外部端子を前記プリント配線基板に直接結合し、
    前記第1の積層セラミック・コンデンサの他方の外部端子と前記第2の積層セラミック・コンデンサの他方の外部端子とを相互に直接結合し、
    前記相互に直接結合された2つの外部端子が前記プリント配線基板の表面から離隔して前記第1の積層セラミック・コンデンサと前記第2の積層セラミック・コンデンサと前記プリント配線基板とが三角形を形成しているコンピュータ。
  10. プロセッサと、
    前記プロセッサに電源を供給するDC−DCコンバータと、
    前記DC−DCコンバータに接続されプリント配線基板に実装された積層セラミック・コンデンサとを有し、
    前記積層セラミック・コンデンサが請求項5または請求項7に記載された積層セラミック・コンデンサであるコンピュータ。
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