JP2008272491A - 目標病原菌の選択による殺菌制御 - Google Patents

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Abstract

【課題】一方では、信頼性の高い洗浄及び滅菌作用を提供し、このようにして、感染の広がりの恐れを低くし、他方では、環境に優しく且つ低いエネルギ需要を提供することができる洗浄設備を作動させる方法を提供すること。
【解決手段】洗浄機(112)又は洗浄装置(110)を作動させる方法が提案されている。この場合には、洗浄機(112)は、殺菌作用によって物品を洗浄するための方法を行うように設定される。この方法は、a)物品が汚染され得る目標病原菌についての情報が受け取られるステップ、b)洗浄過程中に高い蓋然性で目標病原菌が殺菌されるように、目標病原菌に従って洗浄過程の少なくとも1つのプロセスパラメータが選択されるステップ、及びc)前記洗浄過程が前記プロセスパラメータによって行われるステップ、を含んでいる。
【選択図】図1

Description

発明の分野
本発明は、洗浄装置を制御するための方法及び当該方法を実施するのに特に適している洗浄装置に関する。当該提案された方法及び提案された洗浄装置は、多数の物品を洗浄するために使用することができる。本願の特別な焦点は、多量の液体廃棄物又はその他のタイプの廃棄物(例えば、排出物、汚物、軟膏、残留物等)によって汚染されている看護機器及び病院設備の洗浄であり、特に、差し込み便器、洗面器、尿瓶等を洗浄するための洗浄機にある。
洗浄されるべき多数の物品のための洗浄装置は、毎日の生活、工業、自然化学及び医薬又は看護部門の多くの領域で知られている。しかしながら、本発明を使用できる範囲を制限しない例として、例えば、単一チャンバ又は多数チャンバからなる食器洗い機のような部門において使用される洗浄機に言及することができる。更に別の例として、例えば、洗面器、差し込み便器、尿瓶、夜間調理器具又は医療部門又は看護部門からのこれらと類似の容器を洗浄するための洗浄機のような、廃棄物として多量の液体が発生する医療設備のための洗浄装置に言及することができる。本明細書においては、以下において、“液体廃棄物”は、相応して例えば人間又は動物の***物、軟膏残渣又はこれと類似の廃棄物のような有意量の他の廃棄物であると理解される。
多くの洗浄装置は、人体に直接的又は間接的に接触状態となる物質を洗浄する機能を果たし、従って、病気、特に感染症を伝染させるように機能するかも知れず、従って、十分な消毒又は公知の程度の清潔性を達成することに特に重点がおかれている。
ある程度の衛生度又は病原菌の低減度を測定し且つ確保することは、多くの公知の方法及び基準の主題である。従って、特に、病原菌の低減における温度と時間との関係は、洗浄機の洗浄作用を確保するための規定及び標準のための基準である。バッチの信頼性の高い衛生処理が行われるプロセスパラメータを規定することを目指して多タンクからなる洗浄機において行った試験に基づいて、ある方法がDIN 10510 C3によって開発された。この方法は、第一の洗浄領域の洗浄液によって洗浄されるバッチの第一の接触と濯ぎ洗浄領域の残りの部分との間の温度、洗浄剤濃度及び時間についての推奨基準を提供する。これらの推奨されたパラメータによって、多チャンバ洗浄機は、次いで、作動中に必要とされる病原菌の低減を行うために、当該方法の個々の領域内で作動せしめられる。上記した標準のための基準は、標識調査として知られているものによる洗浄過程の後の規定された方法で汚損された被験体の病原菌の低減である。この試験において使用された試験病原菌又は試験生物は、E−faecium ATCC 6057である。
米国においては、病原菌の低減における温度と時間との間の関係が、NSF3標準法によって記載されている。この規定の基準は、長時間に亘る温度の作用によって結核菌の試験によって判定される病原菌の低減である。長期間に亘る温度の作用は、この場合には、“熱当量”として示されている。どの温度で毎秒どの程度の熱当量が得られるかが、この方法における表に記録されている。この表は、この標準に従って洗浄機に対して必要とされる病原菌の低減を達成するために、洗浄機が到達しなければならない洗浄領域及び再洗浄領域の洗浄液の最低温度を規定している。
US 6,615,850 B1は、洗浄機内の再洗浄液の温度を連続的に記録すること及び最適温度を維持することを含んでいる洗浄機を作動させるための方法を開示している。蓄積熱当量(単位熱当量H.U.E.)が記録され、規定されているH.U.E.値に達するとすぐに再洗浄サイクルが中止される。(特許文献1参照)
従来技術によれば、一般的な洗浄機及びその他の洗浄装置においては、相応して予め設定された洗浄プログラムが洗浄者によって選択される。例えば、オペレータは、相応して入力し且つ/又は切り換える。洗浄結果及び/又は予想される病原菌の低減の達成は、極めて広い使用範囲の適切なパラメータ表示によって想定され且つ適当な場合には規定試験及び/又は検証によって確認される。
しかしながら、公知の洗浄装置及び洗浄方法は、通常は、実際に存在する病原菌又は病原体に関して非特異的に機能するという欠点を有している。従って、例えば、バッチは、共通の病原体又は病原菌の大部分を殺すように十分高く選択することができる永久的に規定される熱当量による作用を受ける。通常は、この場合には、推定される熱当量が全ての共通の型の病原菌を殺すように十分高く選択設定されるので、通常は、“過剰殺滅”が採用される。しかしながら、特に、高いバッチ処理能力による個人的使用領域においては、これは、高度の環境汚染及び高いエネルギ消費を惹き起こし、その結果、多くの例においては、このタイプの洗浄装置の作動コスト及び環境適合性が強く望まれる状態のままである。これと対照的に、推定熱当量値が余りに低く設定されている場合には、多くの病原菌が殺されず、従って、バッチが感染の媒体となるかも知れない。
US 6,615,850 B1
従って、本発明の目的は、一方では、信頼性の高い洗浄及び滅菌作用を提供し、このようにして、感染の広がりの恐れを低くし、他方では、環境に優しく且つ低いエネルギ需要を提供することができる洗浄設備を作動させる方法を提供することである。

上記目的は、請求項1に記載の方法及び請求項2に記載の洗浄装置によって達成される。個々に又は組み合わせて提供することができる本発明の有利な展開は、従属項に列挙されている。
本発明の基本的な着想は、1以上の公知の目標病原菌に対して指示された方法で洗浄を調整することである。これは、多くの例においては、洗浄されるべきバッチ(以下においては、“物品”又は“バッチ”と称される)がどのようなタイプの病原菌によって汚染されたかという情報を利用することができるという事実を考慮に入れている。このような情報は、種々の発生源、例えば病院においては、物品を使用した特定の患者が感染している病原体を示す事前の診断によってもたらされるかも知れない。他のこのような情報源としては、地方、国内又は世界的な感染の広がりがある(例えば、厚生労働省又は医療機関によって提供され得る)。この種の警告に対する適切な対応もまた存在し得る。
目標病原菌に対するこの情報は、次いで、目標病原菌に対して指示された方法又は目標病原菌における洗浄プロセス及び/又は殺菌プロセスに適合させるために使用することができる。従って、運用効率が悪く且つ医療に適してもいない“過剰殺滅”を採用することなく、(例えば、最少洗浄作用が設定されている)プロセスを、全ての目標病原菌が高い蓋然性で殺されるような方法で構成することができる。
ここに提案されている方法は、例えば、最初に従来技術の説明において記載したタイプのような種々の可能なタイプの洗浄設備の作動に適用することができる。提案された方法の特別な焦点は、台所器具の洗浄及び最初に述べたタイプの看護設備の洗浄にある。当該洗浄設備は、殺菌作用によって物品を洗浄し且つ/又は消毒するための方法を実施するように設定されるべきである。
当該方法は、以下に述べるステップと、好ましくは図示されている順序(しかしながら、必須ではない)と、例えば、時間に関して平行に、繰り返して又はある時間重複させて行うこともできる独立したステップとを含んでいる。更に、記述されていない付加的な方法ステップさえも実行することができる。
物品を汚染させ得る目標病原菌についての第一の情報が受け取られる。この情報は、例えば、上記した情報源のうちの一つからもたらされ且つユーザーによって洗浄設備内へ手動によって入力されるのが好ましい。しかしながら、他のタイプの情報の受け取り、例えば、コンピュータ又はコンピュータネットワークとのインターフェースを介する前記情報内での読み取りを予想することもできる。更なる詳細を、当該洗浄装置と組み合わせて以下に説明する。
これに続いて、目標病原菌に従って、洗浄プロセスの少なくとも1つのプロセスパラメータが、目標病原菌が洗浄プロセス中に高い蓋然性で殺されるように選択される。プロセスパラメータは、例えば、温度、洗浄ステップの作用時間、熱処理ステップの作用時間、殺菌剤の選択又は殺菌剤の量とすることができる。しかしながら、洗浄又は殺菌作用に対して影響力を有する他のプロセスパラメータのみならず上記したプロセスパラメータ又はその他のプロセスパラメータの組み合わせを使用することもできる。
これに続いて、洗浄プロセスが、目標病原菌に従って選択されたプロセスパラメータ又はプロセスパラメータの組によって実行される。洗浄プロセス自体が複数のプロセスステップを有する場合には、以前のステップ、特に、目標病原菌に対応するパラメータの組を選択するステップもまた、各プロセスステップと独立して、例えば、循環洗浄動作及びそれに続く再洗浄動作に対して別個に行うこともできる。
この場合には、目標病原菌に対応する目標熱当量の実験値を選択するために、目標病原菌についての情報が最初に使用されるのが特に好ましい。この目標熱当量は、例えば、種々の病原菌に対する殺菌性試験によって、理論的に決定するか、さもなければ実験的に決定することができ、目標病原菌が高い蓋然性で殺される熱当量が構成される。例えば、殺される目標病原菌の最小パーセンテージをこの目的のために規定することができる。次いで、この洗浄プロセスは、物品が少なくとも目標熱当量によって作用を受けるやり方で行うことができる。
この場合にも再度、種々の標準によって知ることができる熱当量を使用することが好ましい。例えば、同じく、ENISO 15883標準又はNSF3標準による熱当量特にA値及び/又はH.U.E.値を使用することができる。基本的に洗浄されるべきバッチに対する特別な時間に亘る熱エネルギによる作用に基づく熱当量の他の規定もまた使用することができる。
例えば、洗浄プロセスは、次いで、洗浄機の1以上の処理領域において物品が作用を受ける温度が測定され又は監視されるようにして行われる。更に、物品が当該温度によって作用を受ける動作時間を測定し、それによって、熱当量を累積的に計算することができるようにしても良い。この場合には、例えば、洗浄チャンバ内での再洗浄中に温度が監視され且つ熱当量が計数される最初に説明したUS 6,615,850 B1による方法のような従来技術によって部分的に知ることができる種々の方法を使用することができる。
1以上のプロセスパラメータを目標熱当量に変換するか又は変換することなく1以上の目標病原菌を割り当てることができるように、当業者に知られている種々の技術を使用することができる。例えば、適切なデータベース、リスト、表、マトリクス、相関曲線又は一次元又は多次元とすることができ且つ対応する割り当てを含むその他の割り当てを使用することができる。この場合には、共通の又は類似のパラメータによって複数の目標病原菌を組み合わせて目標病原菌の群又は目標病原菌の分類とすることさえできる。最少の殺菌を確保するためには、既に入力されている目標病原菌とは独立して、例えば、目標病原菌が知られておらず且つ/又は読み込まれ又は読み込まれつつあるときに使用することができる最少のパラメータの組を規定することができる。
更に、ここに示された実施形態のうちの一つに記載されている方法に加えて、物品を洗浄するための一つの洗浄装置が提案されている。当該装置は、図示されている実施形態のうちの一つに記載されている方法を行い又は使用するために設置されることが好ましい。当該洗浄装置は、殺菌作用によって物品を洗浄するプロセスを行うために設置される少なくとも1つの洗浄機を備えている。
目標病原菌についての情報を受け取るために、当該洗浄装置は、特に、ユーザーが目標病原菌を入力することができるようにする入力装置を備えることができる。例えば、対応するパラメータが存在する公知の病原菌の選択をユーザーのために規定しても良い。これらの目標病原菌のいずれもがユーザーの規定に対応しない場合には、次いで、例えば“デフォルト(不履行)”値、例えば、上記した最小パラメータを規定しても良い。複数の最小パラメータの組でさえ可能である。当該入力装置は、例えば、1以上のディスプレイ(例えば、タッチスクリーン)、キーボード、マウス、トラックボール又は当業者に公知の類似の入力機器を備えていても良い。特に、当該入力機器はまた、対応する入力及び出力手段を備えているコンピュータ、例えばパーソナルコンピュータ又はコンパクトな特異プロセス制御コンピュータを備えていても良い。特に、当該入力機器はまた、対応するデータ格納機器及び通常はコンピュータシステム内に配置されるその他の部材もまた含まれていても良い。特に、入力機器は、無線インターフェース、例えば赤外線若しくはブルートゥース(Bluetooth)インターフェースを備えることもできる。
提案された入力機器に対して代替的に又は付加的に、洗浄装置はまた、情報を受け取るためのインターフェースを備えていても良い。例えば、この場合には、目標病原菌に対する上記の情報源のうちの1以上を使用することができる。この目的のために、例えば、当該洗浄装置は、対応するネットワークに結合しても良い。この場合には、当該洗浄装置は、集中制御装置によって制御することができる複数の洗浄装置を備えていても良い。例えば、この集中制御装置は、全ての又は複数の洗浄装置のために集中的に目標病原菌についての情報を受け取るために設置することができる。
本発明のこのような展開は、特に、特定の目標病原菌に対して同時に適合されるのが好ましい多くの洗浄機器を備えている病院若しくは看護施設若しくはその他の施設において確実な方法で明らかにすることができる。例えば、集中制御装置は、病院又は看護施設の集中技術監視ステーションに配置し且つ例えば予想されるべき目標病原菌についての情報を、例えばインターネットのようなデータ伝送網を介して供給されても良い。これと代替的に又は付加的に、患者のデータベースもまた、この集中制御装置に接続することもでき且つ例えば特別な疾患のパターン又は特別な感染症を患っている患者が特別な病棟内に配置されているという情報を送ることができる。
これに相応して、集中制御装置は、次いで、予想される目標病原菌のための所望の殺菌作用又は洗浄作用を行うために、対応する患者と直接的に又は間接的に接触状態となった物品を洗浄するために知られている洗浄機を制御することができる。当該集中制御装置は、同じく例えば対応する入力及び出力手段、データ記憶装置及び/又はインターフェースを備えることができる1以上のコンピュータ又はコンピュータネットワークを備えることができる。特に、制御装置は、洗浄装置の結合された洗浄機のうちの1以上において上記した設計的な変形例のうちの一つによる方法を制御するか又は実行するために、プログラムすることによって設定することができる。
このタイプの集中制御装置が複数の洗浄機によって使用される場合には、上記した方法の変形例のうちの一つが、目標熱当量の割り当て方法の正確な変形例であることを、特に確実な方法で証明することができる。このようにして、例えば、殆どの異なった可能なタイプの洗浄機を、装置特有のプロセスパラメータが必ずしも集中的に直接影響を受ける必要なく集中的に制御することができる。
規定されている目標病原菌に対する目標熱当量の割り当てによって、共通の“普及性”への変換をもたらされ、この共通の普及性によって、多数の洗浄機がそれらの厳密な機能から独立して作動することができる。このようにして、最初に、集中制御において、目標熱当量を目標病原菌に割り当てることができる。この場合には、例えば、再度上記したタイプの別の割り当てリストを使用することができる。この割り当てられた目標熱当量は、次いで、個々の洗浄機に送ることができる。次いで、このときになって初めて、洗浄プロセスは、洗浄されるべき物品が目標熱当量によって作用を受けるように、例えば対応する制御によって、この目標熱当量の規定に従って行われる。このようにして、一方では、個々の洗浄装置の再プログラムが排除され、これと同時に、コンピュータに関する費用又は最適なプロセスパラメータを設定するのに必要な供給源が出来る限り有利に配置される。
上記した洗浄機、特に、単一チャンバ型又は連続流型の洗浄機として設計することができる工業用洗浄機に加えて、及び液体の発生量が多い医療設備又は看護用器具を洗浄するための類似した上記の洗浄機(同じく、洗浄及び殺菌設備として示されている)、特に、洗面器、尿瓶、差し込み便器、夜間器具等を洗浄するための洗浄機に加えて、様々な他のタイプの物品又は他のタイプのバッチが洗浄されるように、提案された洗浄装置及び洗浄方法を使用することができる。特に、ここでは、例えば外科用器具又は歯科用器具のために使用することができる液体使用量が少ない医療器具の殺菌のための洗浄機について述べなければならない。これらは、特に、同様に熱による殺菌装置又は滅菌装置(例えば、オートクレーブ)及び/又は蒸気消毒装置を備えていても良い。しかしながら、他のタイプの物品もまた洗浄することができる。
本発明の更なる詳細及び特徴は、従属項に関連する好ましい例示的な実施形態についての以下の説明によって得ることができる。この場合に、各々の特徴は、それら自体によって又は相互に個々に組み合わせて付与することができる。本発明は、これらの例示的な実施形態に限定されない。
例示的な実施形態は、図面に図示されている。この場合に個々の図面における同一の符号は、それらの機能について相互に対応する同一の又は機能的に同一の要素を示している。
発明の実施の形態
図1は、本発明による洗浄装置110の例示的な実施形態とを示している。この例示的な実施形態においては、洗浄装置110は、図1において部分的に単に概略的に図示されている複数の洗浄機112を備えている。洗浄機112は、特に、各場合に特有の制御装置114を備えていても良い。
更に、洗浄装置110は、例えば個々の洗浄機の制御装置114と連絡することができる集中制御装置116を備えている。一方向又は双方向とすることができるこの連絡は、特に図1において参照符号118によって示されているデータ接続を介して行うことができる。
洗浄機112のうちの1つの洗浄機のみが、より詳細ではあるが依然として概略的に図示されている。この洗浄機112は、洗浄チャンバ122内で液体の付随量が比較的多いバッチ(例えば、洗面器、尿瓶等)を洗浄するために使用することができる洗浄機120である。この例においては、バッチは図1には示されていない。
洗浄機120は、例えば従来技術において知られており且つ例えばDE 103 344 A1に記載されているように設計することができる。従って、洗浄機120は、洗浄チャンバ122に加えて、水の流入126に接続されており且つ例えば湯沸かし器及び/又は蒸気発生器(図1には示されていない)を備えることができる供給ユニット124を備えている。供給ユニット124は、特に、複数のノズル130から洗浄チャンバ122内へと開口している給送ライン128を介して洗浄チャンバ122に接続されている。
洗浄チャンバ122は、液体の蓄積によって満たされている吸引曲管134を有する流出部132をその下端に有している。バッチが洗浄チャンバ122内に入れられ、チャンバドア136が閉じられた後に、次いで、バッチは、(例えば、枢動動作によって自動的に)流出部132へあけられて空にすることができ、このようにして、大まかにその廃液をなくすることができる。これに続いて、給送ライン128を介して、冷たい又は熱い洗浄液(例えば、洗浄剤及び/又は殺菌剤のような添加物を含んでいるか又は含んでいない)による作用が生じて、大まかな洗浄又は大まかな清掃が行われる。洗浄液の圧力を増すために、例えばポンプ138を使用することもできる。この結果、バッチはまた、ノズル130からあるノズル圧力によって噴霧することもできる。
この大まかな洗浄ステップにおいてさえも、高い温度(例えば、約70〜80℃の温度)の洗浄液が使用され且つ/又は殺菌剤が洗浄液と混ぜられ、ある種の殺菌作用がなされ得る。例えば、この目的のためには、供給ユニット124はまた対応する殺菌剤のタンクを備えることもでき、この場合には、複数の利用可能な殺菌剤の量を、行われる殺菌作用に適合させることができる。バッチに対する殺菌剤の作用時間もまた殺菌作用に影響を及ぼす。作用時間、温度及び殺菌剤の量及び殺菌剤又は洗浄剤の種類は、衛生作業に影響を及ぼし且つ以下に説明するように1以上の規定された目標病原菌に応じて選択することができる制御可能なプロセスパラメータの例である。
上記した液体による洗浄の後に、バッチはまた、蒸気による作用をも受け、それによって、同様に蒸気発生器を含んでいる供給ユニット124の助けを借りて更に殺菌され得る。この目的のために、蒸気殺菌を行うためにもう一度給送ライン128及びノズル130からなるシステムを使用しても良い。この場合には、特に、蒸気の温度及びバッチに対する蒸気の作用時間は、その変数が入力された目標病原菌に応じて選択することができる衛生作業に対して影響を及ぼす可能なプロセスパラメータの更に別の例となるように、洗浄及び殺菌作用を決定する。
蒸気殺菌の後に、蒸気は、空気供給ライン140を介して供給空気を強制的に導入することによって洗浄チャンバ122の内側から追い出すことができ且つ吸引曲管134をバイパスしている逆止弁144を備えている排出ライン142を介して流出部132内へ排出することができる。
洗浄機120の洗浄プロセスは、制御装置114によって監視し、制御し且つ/又は調節することができる。例えば、制御装置114は、連続的な対応するプログラムステップを行うために、供給ユニット124の機能に作用することができる。制御装置114は、例えば、洗浄機120内に一体化されており且つディスプレイ146、操作部材148及び対応するメニュー管理を備えたコンピュータシステムを備えている制御装置とすることができる。制御装置114は、インターフェース150を介して洗浄機120と情報又はコマンドを交換することができる。
洗浄作用を監視するために、種々の監視及び測定装置を設けても良い。好ましい例示的な実施形態においては、洗浄機120は、洗浄チャンバの内部のバッチに対する作用を代表する位置に少なくとも1つの温度センサー152を備えており、当該温度センサー152は、ライン154を介して制御装置114に情報を送る。
図1に示されている洗浄機120は、洗浄及び消毒作用又は殺菌作用が1以上のパラメータによって影響を受け得る様々な洗浄機112によるただ一つの可能性を構成しているものであることを指摘することができる。この例においては、これらのパラメータは、例えば、液体添加物として洗浄液と混ぜられる殺菌剤又は洗浄剤の量及び/又は種類、このようにして作られた洗浄液の作用時間、洗浄液の温度、蒸気殺菌の温度及び/又は期間又はこれらと類似のパラメータのような上記のパラメータであろう。洗浄機及び/又は他のタイプの洗浄装置112においては、相応して、例えば高い温度の処理領域内にバッチが一時停止せしめられる時間を決定するベルト速度のような他のパラメータが関連するかも知れない。
更に、時間検知装置、例えばプロセッサの一般的なクロック及び/又はクロックパルス発生器を、制御装置114又は洗浄装置112又は洗浄機120の他の位置に設けることもできる。これらは、バッチが洗浄チャンバ122内で作用を受ける熱当量を判定するために、温度センサー152によって送られる信号を考慮しつつ、例えば、これらを順に利用することができる。
上記したように、図1の例示的な実施形態に従って、洗浄装置110は、制御装置116が個々の洗浄機112の制御装置114とは別個である分散型洗浄装置を構成している。しかしながら、一つの実施形態は、洗浄装置110が単一の洗浄機112のみを備えている一つの実施形態も同様に想定できる。この例においては、例えば、制御装置114と集中制御装置116とを結合して一つの共通の制御装置としても良い。洗浄機112のうちの一つが“親装置”として機能し且つ他の洗浄機112(“子装置”)を制御している設備もまた想定できる。この例においては、例えば、集中制御装置116は、親装置の制御装置114と結合させても良い。更に別の構造が考えられるかも知れない。
以下においては、図2を参考にして本発明による方法の可能なフローチャート説明する。例えば、図1における集中制御装置116及び/又は個々の洗浄機112の制御装置114は、当該方法を実施するためにプログラムすることによって設定することができる。
図2において符号210によって示されている第一のステップにおいては、目標病原菌についての情報が受け取られる。例えばこの目的のためには、集中制御装置116は、例えば、ユーザーが(例えばメニューコントローラによって)1以上の目標病原菌をデータベース又はリストから選択できるように、操作部材156及びディスプレイ158を備えていても良い。これは、例えば、病院内の医療専門助手(MTA)又は看護施設内の看護士によって行われても良い。病院内の集中制御ユニット116として又は医師の端末装置として設計された集中制御ユニット116として、例えば衛生職員によって作動せしめられる中央コンピュータを介する集中制御装置もまた考えられる。
代替的に又は付加的に、集中制御ユニット116はまた、有線又は無線データ伝送装置160、例えばインターネット又はより大きなコンピュータネットワークへの接続を備えていても良い。殺菌されるべき目標病原菌についての情報もまたこの伝送装置を介して受け取ることができる。
続いて、ステップ212において、図2に示されている例示的な実施形態においては集中制御装置によって、目標病原菌についての情報が対応する目標熱当量に変換される。この目的のために、図2において参照符号214によって示されているように、対応する目標熱当量が読み取られる。例えば、これは、上記したように、入力された目標病原菌を表と比較することを含んでいても良い。例えば、この目的のために、電子式の表(例えば、ルックアップ表)又はデータベースを設けても良い。
目標熱当量の代わりに目標病原菌についての情報が直接個々の洗浄機112に送られる場合には、次いで、ステップ212は、図2において破線で示されているように、迂回されさえすることができる。両方の変形させた方法が可能であり、そうでなければ、目標熱当量と予想される目標病原菌についての“大まかな”情報との両方が洗浄装置110の個々の洗浄装置112に送られる。後者の例においては、例えば、個々の洗浄機112において、一方では規定された目標熱当量の厳守が監視され、他方においては他のパラメータ(例えば、殺菌剤等の種類及び/又は計量及び/又は作用時間)を特に目標病原菌に対して調整することもできる組み合わせられた洗浄プログラムが実行されても良い。
次いで、目標熱当量又は目標病原菌についての情報が、個々の洗浄機112へと送られる。これらの個々の洗浄機112においては、次いで、図2において参照符号216によって示されているように、これらの規定に従って適切なプロセスパラメータが選択される。この選択は、例えば、洗浄機112の制御装置114においてなされても良い。例えば、集中制御装置116から受け取った情報(目標病原菌及び/又は目標熱当量についての情報)は、リスト、表又はデータベースとの比較によって適切なプロセスパラメータに変換することができる。これらのプロセスパラメータは、ステップ210において述べた目標病原菌を高い蓋然性で殺菌するように選択される。
目標熱当量が規定される場合には、これは、例えば、プロセスパラメータ(特定のステップ中の洗浄チャンバ122内の温度及びこの温度での特定の一時停止時間もまた)が規定されることによって行われる。熱当量の簡単な累積さえも可能であり、その場合には、例えば、対応する目標熱当量に達するとすぐに洗浄過程が停止される。
続いて、ステップ218においては、各々の場合にステップ216において選択されたプロセスパラメータによって洗浄過程が実行される。上記したように、この洗浄過程もまた多段階形態とすることもでき、例えば、特に複数のプロセスパラメータの組が個々の方法ステップに対して使用することもできるように、複数のプログラムステップを含んでいても良い。
図1は、本発明による洗浄装置の概略図である。 図2は、図1による洗浄装置を作動させるための本発明による方法の例示的な実施形態のフローチャートである。
符号の説明
110 洗浄装置、
112 洗浄機
114 制御装置
116 集中制御
118 データ接続
120 洗浄機
122 洗浄チャンバ
124 供給ユニット
126 水の流入
128 給送ライン
130 ノズル
132 流出部
134 吸引曲管
136 チャンバドア
138 ポンプ
140 空気供給ライン
142 排出ライン
144 逆止弁
146 ディスプレイ
148 操作部材
150 インターフェース
152 温度センサー
154 ライン
156 操作部材
158 ディスプレイ
160 データ伝送機器
210 目標病原菌情報の受け取りステップ
212 目標熱当量への変換ステップ
214 目標熱当量の読み取りステップ
216 プロセスパラメータ選択ステップ
218 洗浄過程の実施ステップ

Claims (17)

  1. 洗浄機(112)又は当該洗浄機(112)を備えている洗浄装置(110)を作動させるための方法であり、
    前記洗浄機(112)は、殺菌作用によって物品を洗浄する過程を行うように設定されており、
    a)物品が汚染され得る目標病原菌又は目標病原菌の分類についての情報を受け取るステップと、
    b)洗浄過程中に高い蓋然性で目標病原菌が殺菌されるように、前記目標病原菌又は目標病原菌の分類に従って洗浄過程の少なくとも1つのプロセスパラメータを選択するステップと、
    c)前記洗浄過程を前記プロセスパラメータによって行うステップ、とを含んでいることを特徴とする方法。
  2. 請求項1に記載の方法であり、
    前記少なくとも1つのプロセスパラメータが、温度、洗浄液による洗浄ステップの作用時間、洗浄液の温度、熱処理ステップの温度、熱処理ステップの作用時間、殺菌剤の選択、殺菌剤の種類、殺菌剤の量、殺菌剤の作用時間、蒸気殺菌ステップの蒸気温度、蒸気殺菌ステップの作用時間のうちの少なくとも1つであることを特徴とする方法。
  3. 請求項1乃至2のうちのいずれか一の項に記載の方法であり、
    前記方法ステップb)において、目標病原菌が、当該目標病原菌が高い蓋然性で殺菌される対応する熱当量の実験値に対して割り当てられ、前記洗浄過程を、前記物品が少なくとも前記目標熱当量によって作用を受けるように行うことを特徴とする方法。
  4. 請求項1乃至3のうちのいずれか一の項に記載の方法であり、
    前記目標熱当量が、EN ISO15883標準又はNSF3標準による熱当量に対応していることを特徴とする方法。
  5. 請求項1乃至4のうちのいずれか一の項に記載の方法であり、
    前記目標熱当量が、A値及び/又はH.U.E.値からなることを特徴とする方法。
  6. 請求項3乃至5のうちのいずれか一の項に記載の方法であり、
    前記物品が作用を受ける温度及び当該物品が前記温度によって作用を受ける時間を、洗浄過程中に測定することを特徴とする方法。
  7. 請求項1乃至6のうちのいずれか一の項に記載の方法であり、
    前記作用温度及び/又は時間を調節し又は制御することを特徴とする方法。
  8. 請求項1乃至7のうちのいずれか一の項に記載の方法であり、
    前記方法ステップb)において、1以上のプロセスパラメータに対する1以上の目標病原菌の割り当てを使用し、当該割り当てが、データベース、リスト、表、マトリックス、相関曲線のうちの少なくとも1つであることを特徴とする方法。
  9. 請求項1乃至8のうちのいずれか一の項に記載の方法であり、
    複数の目標病原菌が組み合わせられて共通のパラメータを有する目標病原菌の群又は目標病原菌の分類とされることを特徴とする方法。
  10. 請求項1乃至9のうちのいずれか一の項に記載の方法であり、
    前記方法ステップa)において、前記目標病原菌が、地方、国内又は世界的な広がりの頻度又は頻度分布の感染及び/又は流行の警告及び/又は医療診断に従って選択されることを特徴とする方法。
  11. 請求項1乃至10のうちのいずれか一の項に記載の方法であり、
    前記洗浄過程が、目標病原菌とは独立して、最小の殺菌作用を行うための少なくとも最小パラメータの組によって行われることを特徴とする方法。
  12. 特に請求項1乃至11のうちのいずれか一の項に記載の方法を使用して物品を洗浄するための洗浄装置(110)であり、
    当該洗浄装置(110)は、殺菌作用によって物品を洗浄する過程を行うように設定された洗浄機(112)を備えており、
    a)当該洗浄装置(110)は、物品を汚染する目標病原菌についての情報を受け取るように設定されており、
    b)当該洗浄装置(110)は、前記洗浄過程中に前記目標病原菌が高い蓋然性で殺菌されるように前記目標病原菌に従って前記洗浄過程の少なくとも一つプロセスパラメータが選択すされるように設定されており、
    c)前記洗浄装置(110)が、前記洗浄過程が前記プロセスパラメータによって行われるように前記洗浄機(112)を制御するように設定されている、ことを特徴とする装置。
  13. 請求項12に記載の洗浄装置(110)であり、
    ユーザーが目標病原菌又は目標病原菌の分類を入力、特に、目標病原菌のリスト又は目標病原菌の分類リストから目標病原菌又は目標病原菌の分類を選択できるようにした入力機器(148,156)を備えていることを特徴とする洗浄装置。
  14. 請求項12乃至13のうちのいずれか一の項に記載の洗浄装置(110)であり、
    前記洗浄装置(110)が、地方、国内又は世界的広がりの頻度又は頻度分布の感染及び/又は流行の警告についての情報及び/又は医療患者データベースからの情報を受け取るために、インターフェース(160)を備えていることを特徴とする洗浄装置。
  15. 請求項12乃至14のうちのいずれか一の項に記載の洗浄装置(110)であり、
    前記洗浄機(112)が、洗浄機特に工業用食器洗浄機、特に単一チャンバの洗浄機又は連続流型洗浄機、液体の発生量が多い医療機器又は看護器具を洗浄するための洗浄機(112)、液体の発生が無いか少ない医療器具の殺菌のための洗浄機(112)特に熱殺菌機器特にオートクレーブ及び/又は蒸気殺菌機器のうちの1つからなることを特徴とする洗浄装置。
  16. 請求項12乃至15のうちのいずれか一の項に記載の洗浄装置(110)であり、
    複数の洗浄機(112)と集中制御装置(116)とを備え、当該集中制御装置(116)は、前記洗浄機(112)のための目標病原菌についての情報を集中的に受け取るように設定されていることを特徴とする洗浄装置。
  17. 請求項16に記載の洗浄装置(110)であり、
    前記集中制御装置(116)が、目標熱当量を目標病原菌又は目標病原菌の分類に割り当て、前記目標熱当量についての情報を前記洗浄機(112)に送るように設定されており、前記洗浄機(112)は、各場合に、洗浄される物品が前記目標熱当量によって作用を受けるように洗浄過程を行うように設定されていることを特徴とする洗浄装置。
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