JP2008271231A - 消耗品発注管理装置、消耗品発注管理システム、及び消耗品発注管理プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】 1または複数の装置を含む管理単位毎に、消耗品の発注タイミング及び量を制御可能にする。
【解決手段】 発注管理サーバ30で、受信履歴管理部342は、画像形成装置10からの残量検出通知に含まれる検出種別情報が、通知元装置のグループ識別情報に対応して発注判定情報テーブル333に保持される発注判定情報に設定される検出種別に一致する場合、該グループ識別情報に対応する該検出種別の消耗品残量検出通知の受信回数を計数し、発注判定処理部344は、該受信回数の計数値が該グループ識別情報に対応する発注判定情報に設定された該検出種別の発注受信数に達しているか否かに応じて消耗品の発注可否を判定し、発注可の場合、発注通知部345は該当する消耗品を発注することを発注処理サーバ40に通知する。
【選択図】 図4
【解決手段】 発注管理サーバ30で、受信履歴管理部342は、画像形成装置10からの残量検出通知に含まれる検出種別情報が、通知元装置のグループ識別情報に対応して発注判定情報テーブル333に保持される発注判定情報に設定される検出種別に一致する場合、該グループ識別情報に対応する該検出種別の消耗品残量検出通知の受信回数を計数し、発注判定処理部344は、該受信回数の計数値が該グループ識別情報に対応する発注判定情報に設定された該検出種別の発注受信数に達しているか否かに応じて消耗品の発注可否を判定し、発注可の場合、発注通知部345は該当する消耗品を発注することを発注処理サーバ40に通知する。
【選択図】 図4
Description
本発明は、消耗品発注管理装置、消耗品発注管理システム、及び消耗品発注管理プログラムに関する。
プリンタや、複合機等の画像形成装置では、交換可能に実装されるトナー等の消耗品の残量を監視し、該残量がなくなった場合には、逐次時、新しい消耗品に交換して運用を続ける。
この種の従来装置における交換用の消耗品の発注処理に関して、例えば、下記特許文献1には、消耗品の残量が所定残量以下になった場合、ユーザによる動作モード(自動発注モード、ユーザによる確認後発注モード、ユーザに対する警告後発注モードの3種類)の設定により、消耗品を自動的に発注する技術が開示されている。
また、下記特許文献2には、トナーニアエンドを検出する回数をカウントし、このカウントした回数が所定回数に達したならば、注文情報を所定の宛先へと所定のネットワークを介して送信する技術が開示されている。
また、下記特許文献3には、画像形成装置の設置されている地域に応じて消耗品の発注時期、残量閾値、使用物質を変更して、納入期間や法律を考慮した発注を行い、消耗品の適切な管理を行う画像形成装置、消耗品リサイクルシステム及び消耗品リサイクル方法が開示されている。
特許文献1,2,3記載の技術は、消耗品の発注の通知タイミングとして、それぞれ、所定残量以下になった時、事象発生件数が所定回数になった時、地域に応じた配送期間を考慮したタイミングを採用しているが、いずれも、消耗品を実装する個別の装置毎にその消耗品の発注を自動的に通知する点で共通している。
一方、個別の装置だけではなく、複数の装置もまとめて管理している場合の消耗品の発注管理処理に関して、下記特許文献4には、プリンタの消耗品の残量を検知し、取得された消耗品残量をもとに、例えば、発注履歴データベースに保存された過去の発注実績に関するデータと、消耗品の使用頻度をもとに自動的に発注量を決めて発注する技術が開示されている。
特許文献4記載の技術によれば、発注が必要な装置について発注量を算出してまとめて発注はできるものの、各装置が属する部署等の単位でまとめて消耗品を発注するものではない。
特開2002−127572号公報
特開2001−237997号公報
特開2005−202295号公報
特開2001−297237号公報
本発明は、1または複数の装置を含む管理単位毎に、消耗品の発注タイミング及び量を制御可能な消耗品発注管理装置、消耗品発注管理システム、及び消耗品発注管理プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1記載の消耗品発注管理システムの発明は、それぞれ1または複数の装置を含む複数の装置群と、前記装置群に対応して消耗品の発注を管理する管理装置とを具備し、前記装置は、該装置の消耗品の消耗状態を検出する検出手段と、前記検出手段で検出した前記消耗品の消耗状態を示す状態情報を通知する通知手段とを具備し、前記管理装置は、前記通知手段により通知された前記状態情報を受信する受信手段と、前記装置群に対応して前記状態情報と発注受信数とを設定する設定手段と、前記受信手段により受信した前記状態情報の通知元の前記装置が属する前記装置群に対応して、該状態情報の受信回数を計数する計数手段と、前記計数手段による前記装置群に対応する前記状態情報の受信回数の計数値が、前記設定手段により該装置群に対応し、かつ、該状態情報に対応して設定される前記発注受信数に達すると、該状態情報が検出された消耗品を該装置群に対応して発注する発注手段とを具備する。
請求項2記載の発明は、上記請求項1記載の発明において、前記設定手段は、前記消耗品の種類別に前記状態情報の発注受信数を設定し、前記計数手段は、前記消耗品の種類別に前記状態情報の受信回数を計数し、前記発注手段は、前記計数手段による前記消耗品の種類別の前記状態情報の受信回数の計数値が、該消耗品の種類別の前記状態情報に対応する前記発注受信数に達すると前記消耗品を発注する。
請求項3記載の発明は、上記請求項1または2記載の発明において、前記発注手段により発注された前記消耗品の累計数である消耗品発注数を、前記装置群に対応して管理する発注数管理手段を更に具備すると共に、前記設定手段は、前記装置群に対応して、所定期間内の消耗品の発注上限数を更に設定し、前記発注手段は、前記発注数管理手段により管理される装置群に対応する前記所定期間内の消耗品の発注数が該装置群に対応して設定される前記発注上限数の範囲内にあるときに前記消耗品を発注する。
請求項4記載の発明は、上記請求項1または2記載の発明において、前記発注手段により発注された前記消耗品の金額を累計した消耗品発注金額を前記装置群に対応して管理する発注金額管理手段を更に具備すると共に、前記設定手段は、前記装置群に対応して、所定期間内の消耗品の発注上限金額を更に設定し、前記発注手段は、前記発注金額管理手段により管理される装置群に対応する前記所定期間内の消耗品の発注金額が該装置群に対応して設定される前記発注上限金額の範囲内にあるときに前記消耗品を発注する。
請求項5記載の消耗品発注管理装置の発明は、それぞれ1または複数の装置を含む複数の装置群に分けて管理される前記装置と通信接続され、消耗品の消耗状態を検出し、該検出された前記消耗品の消耗状態を示す状態情報を通知手段により通知する前記装置から、前記通知手段により通知された前記状態情報を受信する受信手段と、前記装置群に対応して前記状態情報と発注受信数とを設定する設定手段と、前記受信手段により受信した前記状態情報の通知元の前記装置が属する前記装置群に対応して、該状態情報の受信回数を計数する計数手段と、前記計数手段による前記装置群に対応する前記状態情報の受信回数の計数値が、前記設定手段により該装置群に対応し、かつ、該状態情報に対応して設定される前記発注受信数に達すると、該状態情報が検出された消耗品を該装置群に対応して発注する発注手段とを具備する。
請求項6記載の消耗品発注プログラムの発明は、コンピュータを、それぞれ1または複数の装置を含む複数の装置群に分けて管理され、消耗品の消耗状態を検出し、該検出された前記消耗品の消耗状態を示す状態情報を通知手段により通知する前記装置から、前記通知手段により通知された前記状態情報を受信する受信手段、前記装置群に対応して前記状態情報と発注受信数とを設定する設定手段、前記受信手段により受信した前記状態情報の通知元の前記装置が属する前記装置群に対応して、該状態情報の受信回数を計数する計数手段、前記計数手段による前記装置群に対応する前記状態情報の受信回数の計数値が、前記設定手段により該装置群に対応し、かつ、該状態情報に対応して設定される前記発注受信数に達すると、該状態情報が検出された消耗品を該装置群に対応して発注する発注手段として機能させる。
請求項1記載の消耗品発注管理システムの発明によれば、複数の画像形成装置をたとえば部署などのような管理単位毎に管理する環境下では、各管理単位毎に、消耗品の発注タイミングと量を柔軟に制御できる。
請求項2記載の発明によれば、各管理単位毎、あるいは管理単位内での各消耗品の使用頻度が異なる場合でも、各消耗品別の使用頻度に見合ったタイミングでの消耗品発注処理が行える。
請求項3記載の発明によれば、各管理単位毎に消耗品の購入予算等の都合で発注数が制限される環境下で、該各管理単位毎に、発注上限数の範囲内で、消耗品または消耗品種別毎の使用頻度に対応したタイミングでの消耗品の発注が行える。
請求項4記載の発明によれば、各管理単位毎に消耗品の購入予算が決まっているなど、発注上限金額が存在する場合でも、該各管理単位毎に、発注上限金額の範囲内で、消耗品または消耗品種別毎の使用頻度に対応したタイミングでの消耗品の発注が行える。
請求項5記載の消耗品発注管理装置の発明によれば、複数の画像形成装置をたとえば部署などのような管理単位毎に管理する環境下では、該各画像形成装置が属する管理単位に、消耗品の発注タイミングと量を柔軟に制御できる。
請求項6記載の消耗品発注管理プログラムによれば、複数の画像形成装置をたとえば部署などのような管理単位毎に管理する環境下では、各管理単位毎に、消耗品の発注タイミングと量を柔軟に制御できる。
以下、本発明の実施形態について添付図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の一例に係わる消耗品発注管理システムの全体構成を示すブロック図である。
この消耗品発注管理システムは、各部署に設置される画像形成装置10(10a−1,10a−2,10b−1,10b−2,10b−3,10c−1,…)を発注管理サーバ30と通信可能に接続すると共に、該発注管理サーバ30を、LAN(Local Area Network)やWAN(Wide Area Network)等で構成されたネットワーク(NW)50を介して発注処理センタ内に設置される発注処理サーバ40に接続して構成される。
図2は、図1における画像形成装置10の機能構成を示すブロック図である。
画像形成装置10は、例えば、原稿読取(スキャン)、複写(コピー)、印刷(プリント)、FAX(ファクシミリ通信)等の機能を有する複合機であり、図2に示すように、所定の読取位置に載置される原稿Gの画像を読取り、電気的な画像信号(画像データ)に変換する読取部11、該読取部11により原稿Gを読取走査して得られた画像データや、外部装置〔この例では、PC(パーソナル・コンピュータ)20〕から入力された画像データに対して画像処理を施す画像処理部12、画像データや動作プログラム等の各種情報を記憶する記憶部13、画像処理部12により画像処理された画像信号(印刷データ)に基づき電子写真プロセスを実行して記録媒体(記録用紙)に該印刷データに対応する画像を形成(印刷)する画像形成部14、タッチパネル機能を有する大型ビットマップディスプレイ等から成る表示/操作部16、スキャン、コピー、プリント及びFAX等の各機能に係わる該当各部の動作制御等、装置全体の制御を行なう制御部17、PC20との間の通信インタフェースを司る外部インタフェース(I/F)部18、後述する発注管理サーバ30と通信する際の通信インタフェースを司る通信インタフェース(I/F)部19を備えて構成される。
画像形成装置10において、画像形成部14は、画像形成プロセスの実行時に使用され、その都度消耗(減耗)する消耗品として、例えば、トナーを用いる。
この例の消耗品であるトナーは、例えば、収容容器であるトナーカートリッジ15に収められて画像形成部14に実装され、画像形成プロセス実行時、感光体ドラムに形成された静電潜像を現像するために供給される。
また、消耗品の消耗状態を検出する検出手段として、この例では、画像形成部14に、トナーカートリッジ15内のトナーの残量を検出する機構が備わる。
トナー残量の検出機構の一例として、例えば、図2に例示するように、両側壁に光透過窓(不図示)を有するトナーカートリッジ15を、該光透過窓が発光素子141と受光素子142間の光通路上に位置するように装着し、受光素子142の受光出力が得られない場合は、発光素子141との間の光通路よりも上のライン位置に相当する量のトナーが残存しており、受光素子142の受光出力が得られる場合は、当該光通路よりも下のライン位置に相当する量までトナーが減耗したこと(ニアエンプティに達したこと)を検出するニアエンプティ検出機構を設けることができる。
更には、実装するトナーカートリッジ15に関して予め分かっているニアエンプティ相当の残存トナー量で印字可能なピクセル数を設定値に持ち、上記ニアエンプティ検出機構によりニアエンプティが検出された後、印刷が実行される都度、その印刷におけるピクセル数を順次累積加算して累計ピクセル数を求め、該累計ピクセル数が上記設定値に達した場合に、トナーカートリッジ15の残量がエンプティ(残量なし)の状態になったことを検出する制御機能が併設されている。
上述した受信素子142の受光出力に基づくニアエンプティの検出、ニアエンプティ検出後の印刷ピクセル数の算出、算出ピクセル数とニアエンプティトナー量相当のピクセル数との比較に基づくトナーエンプティ検出等に係わる処理は、制御部17に設けられる残量検出制御部171によって行われる。
なお、トナー残量のニアエンプティ,エンプティの検出手段は、ここで例示した構成に限らず、例えば、トナーカートリッジ15内のトナーの全容量で印刷可能なピクセル数から、印刷済みのピクセル数を減算していきつつ、ニアエンプティ、エンプティ残量を求める処理機能等、種々の形態が考えられる。
画像形成装置10の制御部17には、上記残量検出制御部171の他、残量検出通知制御部172、制御情報設定制御部173が設けられる。
残量検出通知制御部172は、残量検出制御部171により、トナーカートリッジ15内のトナー残量のニアエンプティまたはエンプティ(検出対象として予め設定された消耗状態)のいずれかが検出された際、該検出された消耗状態を示す状態情報を含む残量検出通知情報を発注管理サーバ30に送出(通知)する制御を行う。
図3は、残量検出通知制御部172が発注管理サーバ30への残量検出通知に用いる残量検出通知通信フレームの構成例を示す図である。
図3に示すように、残量検出通知通信フレームは、該残量検出通知の通知先(発注管理サーバ30)を識別する通知先情報の他、該残量検出通知の通知元装置(トナーカートリッジ15内のトナー残量のニアエンプティ、エンプティを検出した画像形成装置10)を識別する装置(デバイス)識別情報、該通知元の装置に実装され、トナー残量のニアエンプティ、またはエンプティが検出された消耗品(トナーカートリッジ15)を識別する消耗品識別情報(トナーカートリッジ15の形式を示す部品番号等)、該検出された残量の消耗状態を示す状態情報〔この例では、検出されたトナーの消耗状態(エンプティまたはニアエンプティ)の種別を示す検出種別情報〕を含んだ構成を有する。
制御情報設定制御部173は、残量検出通知制御部172が上記残量検出通知通信フレーム(残量検出通知情報)の生成に用いるデバイス情報131(当該画像形成装置10の装置識別情報、デバイス種別、IPアドレス)、消耗品情報132(残量検出されたトナーカートリッジ15の識別情報)、通知先情報133(発注管理サーバ30のIPアドレス、URL、メールアドレス)等の各種制御情報を、例えば、PC20からの必要な情報の入力操作に応じて、記憶部13の該当領域に格納(設定)する制御を行う。
図4は、図1における発注管理サーバ30の機能構成を示すブロック図である。
発注管理サーバ30は、例えば、汎用のコンピュータで構成され、図4に示すように、各種情報を表示する表示部31、キーボードやマウス等の入力デバイスを用いて各種指令や制御情報等の入力操作を行う入力/操作部32、ハードディスク駆動装置(HDD)等によって構成され、動作プログラムや後述する発注管理に用いる各種制御情報等を記憶する記憶部33、装置全体の制御を行なう制御部34、画像形成装置10との通信や、発注処理サーバ40との間でNW50を介して通信する際の通信インタフェースを司る通信インタフェース(I/F)部35を備える。
発注管理サーバ30において、例えば、記憶部33には、後述する発注判定制御(図8参照)に用いる制御情報であるグループ管理情報、発注判定情報、受信履歴情報をそれぞれ管理するグループ管理情報テーブル331、発注判定情報テーブル333、受信履歴情報テーブル335が設けられる。
図5(a)は、グループ管理情報テーブル331におけるグループ管理情報の登録例を示す表図であり、図1のシステム構成における各部署A,B,Cをそれぞれのグループとして識別するグループ識別情報(部署A,部署B,部署C)に対応して、該各グループに所属する画像形成装置10のデバイス識別情報〔(SER1,SER2)、(SER3,SER4,SER5)、(SER6)〕が格納されている。
このグループ管理情報は、例えば、管理者により、入力/操作部32での手動操作により入力された、例えば、図5(b)に示すデバイス情報リスト332を元に設定されたものである。
図5(b)に示すように、デバイス情報リスト332は、図1のシステム構成における各部署A,B,Cに配置される画像形成装置10(10a−1,10a−2,10a−3,10b−1,10b−2,10c−1,…)の装置(デバイス)識別情報(SER1,SER2,SER3,SER4,SER5,SER6,…)と、該デバイスの種別情報(DEV1,DEV2,DEV3,DEV2,DEV3,DEV4,…)と、宛先情報(この例では、各IPアドレス)と、該各画像形成装置10が属するグループ(部署)を識別するグループ識別情報(部署A,B,C,…)とを対応付けたものであり、例えば、記憶部33内の所定領域に格納されている。
なお、図5(b)に示すデバイス情報リスト332は、管理者が入力/操作部32から手動入力して設定するのに限らず、システム内のデバイスを検索する手段を設け、該デバイス検索手段の検索結果をグループ管理情報テーブル331内のグループ管理情報の設定に反映させる構成としても良い。
このように、グループ管理情報テーブル331は、システム内の各画像形成装置10が属するグループ(部署)の識別情報に対応して、該グループに属する画像形成装置10の装置識別情報を設定したグループ管理情報を保持している。
図6は、発注判定情報テーブル333における発注判定情報の登録例を示す表図であり、図1のシステム構成中、各部署(グループ)の識別情報(部署A,B,C,…)にそれぞれ対応して、該各グループに属する画像形成装置10からの受信回数を計数する対象とされる、該画像形成装置10で検出された残量の消耗状態(検出種別)を示す状態情報(受信種別:ニアアンプティまたはエンプティ)と、消耗品の発注を行うか、行わない(発注を控える)かの判定に用いる、上記消耗情報の受信回数(発注受信数)の情報が記憶されている。
このように、発注判定情報テーブル333は、システム内の各画像形成装置10が属するグループ(部署A,B,C,…)の識別情報に対応して、消耗品の消耗状態を示す状態情報(残量検出種別:ニアエンプティまたはエンプティ)と、該検出種別の残量検出通知の受信数(発注受信数)とを設定した発注判定情報を保持している。
図7は、受信履歴情報テーブル335における受信履歴情報の登録例を示す表図である。
この受信履歴情報テーブル335には、グループ管理情報テーブル331(及び発注判定情報テーブル333)に保持されるグループ識別情報(部署A,B,C,…)に対応して、該グループに対応する受信種別(ニアエンプティまたはエンプティ:発注判定情報テーブル333に該各グループ識別情報に対応して設定される。)の残量検出通知の受信回数の現時点での計数値(該当する受信種別の残量検出通知が受信する毎に“1”カウントアップされる)を示す受信カウンタと、該計数(カウントアップ)の対象となった各残量検出通知に含まれる、当該受信種別の残量が検出された消耗品(受信カウンタのカウント対象の消耗品)を識別する検出消耗品識別情報とが、受信履歴情報として保持されている。
また、発注管理サーバ30(図4参照)において、制御部34には、残量検出通知受信処理部341、受信履歴管理部342、発注判定処理部344、発注通知部345、情報管理部346及び情報設定部347が設けられる。
残量検出通知受信処理部341は、各グループに属する画像形成装置10から、該画像形成装置10に実装されている消耗品の予め設定した種別の残量が検出される毎に送られてくる残量検出通知(図3参照)を受信し、該残量検出通知に含まれる装置識別情報、消耗品識別情報及び検出種別情報を抽出する処理を行う。
受信履歴管理部342は、残量検出通知受信処理部341により残量検出通知が受信される毎に、該受信された残量検出通知に含まれる装置識別情報をキーにグループ管理情報テーブル331から対応するグループ識別情報を検索して該通知元の画像形成装置10が属するグループを特定すると共に、該受信した残量検出通知に含まれる検出種別情報が示す検出種別が、上記特定されたグループに対応して発注判定情報テーブル333に保持される発注判定情報中における受信種別に一致する場合には、受信履歴情報テーブル335における該グループに対応する当該受信種別の受信カウンタを1だけカウントアップすると共に、該カウントアップされた残量検出通知に含まれる消耗品識別情報を、受信履歴情報テーブル335における当該グループに対応する検出消耗品識別情報欄の該当するカウント回に対応付けて格納する処理を行う。
また、受信履歴管理部342は、受信履歴情報テーブル335に保持されるあるグループの受信カウンタの値が、該グループに対応して発注判定情報テーブル333に保持される発注受信数の値に達して、当該グループについてそれまでカウントされた残量検出通知に含まれる消耗品が該グループに対応して発注指示された場合(図8のステップS208参照)に、該受信カウンタを初期値“0”にリセットする処理も行う。
発注判定処理部344は、残量検出通知受信処理部341が受信した残量検出通知の通知元のグループに対応する該当受信種別の受信カウンタのカウントアップが受信履歴管理部342により実施された後、該受信種別の受信カウンタの値と、該グループに対応して発注判定情報テーブル333に設定される同じ受信種別の発注受信数とを比較し、当該受信種別の受信カウンタの値が発注受信数の値に達しているか否かにより、該グループに対応する消耗品の発注を行うか否かを判定する。
発注通知処理部345は、発注判定処理部344により、消耗品の発注を行う旨の判定がなされた場合、該グループに対応して受信履歴情報テーブル335の検出消耗品識別情報欄の各カウント回に対応して保持されている消耗品識別情報に基づき、これら消耗品識別情報が示す消耗品(受信カウンタのカウント対象の消耗品)を当該グループに対応してまとめて発注することを発注処理サーバ40に指示(通知)する。
情報管理部346は、発注判定処理部344が上記発注管理処理に用いるグループ管理情報、発注判定情報、受信履歴情報等の情報を、それぞれ対応するテーブル331、333、335を用いて管理する。
情報設定部347は、例えば、入力/操作部32での所定の入力操作により、上記グループ管理情報、発注判定情報、受信履歴情報を、それぞれ対応するテーブル331、333、335に設定(格納)する他、消耗品の発注の通知先である発注処理サーバ40へアクセスするための情報(通知先情報:IPアドレス、URL、メールアドレス等)や、中間サーバとして機能する自装置(当該発注管理サーバ30)の情報(中間サーバ識別子、IPアドレス、URL等)等を、例えば、記憶部33の該当領域に設定する処理を行う。
また、発注処理サーバ40(詳しい構成は図示せず)は、表示部、入力/操作部、記憶部、制御部、通信I/F部等を備える汎用のコンピュータから成り、制御部には、発注管理サーバ30の発注通知部345からの消耗品の発注の指示(通知)を通信I/F部により受信すると、受注側(画像形成装置の製造メーカや販売代理店等)に設置される受注処理端末との間で、該受信された発注指示に含まれるグループの識別情報と消耗品識別情報に基づき、該消耗品識別情報が示す消耗品を当該グループに対応して発注する処理機能が備わる。
かかる構成を有する消耗品発注管理システムにおいて、発注管理サーバ30は、各グループに属する画像形成装置10から上記残量検出通知(図3参照)を受信すると、該残量検出通知の通知元の画像形成装置10が属するグループ単位に該残量検出通知の受信回数を計数し、該グループ単位の残量検出通知の受信回数が当該グループに対応して設定されている発注判定情報における残量検出通知の受信回数(発注受信数)に達しているか否かに応じて消耗品の発注を行うか否かを選択的に制御する。
以下、本発明の一例に係わる発注管理サーバ30における消耗品発注管理制御について、更に具体的な各実施例を挙げて詳しく説明する。
実施例1に係わる発注管理サーバ30は、図4に示す機能構成を有し、グループ管理情報テーブル331、発注判定情報テーブル333及び受信履歴情報テーブル335に、それぞれ、図5、図6及び図7に示す内容のグループ管理情報、発注判定情報及び受信履歴情報を保持しつつ、各部署A,B,Cに設置される画像形成装置10及び発注処理サーバ40との間で、以下の消耗品発注管理処理を実行する。
図8は、本実施例の消耗品発注管理システムの消耗品発注管理処理に係わる画像形成装置10と発注管理サーバ30間の制御シーケンスを示す図である。
図8に示すように、各部署A,B,Cに配置される画像形成装置10(10a−1,10a−2,10a−3,…)において、残量検出通知制御部172は、実装されたトナーカートリッジ15内のトナーが予め設定した残量レベル(ニアエンプティまたはエンプティ)まで減耗したことが残量検出制御部171により検出されたか否かを監視している(ステップS101)。
ここで、トナーのニアエンプティまたはエンプティが検出される(ステップS101YES)と、残量検出通知制御部172は、該検出された残量レベルの種別(検出種別:ニアエンプティまたはエンプティ)を判別すると共に、該検出種別の残量検出がなされたトナーカートリッジ15の識別情報(消耗品識別情報)、当該画像形成装置(自装置)10のデバイス識別情報、残量検出通知の通知先情報を記憶部13の該当領域からそれぞれ読出し(ステップS102)、該読み出した通知先情報、デバイス識別情報及び消耗品識別情報と、上記判別された検出種別を示す検出種別情報を含む残量検出通知情報(図3参照)を生成し、該残量検出通知情報を、該残量検出通知情報内の通知先情報に基づき、通知先である発注管理サーバ30に送信する(ステップS103)。
一方、発注管理サーバ30において、受信履歴管理部342は、残量検出通知受信処理部341により、各部署A,B,Cの各画像形成装置10からの残量検出通知が受信されたか否かを監視している(ステップS201)。
ここで、残量検出通知が受信される(ステップS201YES)と、該受信した残量検出通知からデバイス識別情報、消耗品識別情報、検出種別情報を抽出する(ステップS202)。
次いで、発注判定処理部344は、該抽出されたデバイス識別情報をキーにグループ管理情報テーブル331から該デバイス識別情報に対応するグループ識別情報を検索し(ステップS203)、更に、該グループ識別情報に対応する発注判定情報を発注判定情報テーブル333から検索する(ステップS204)。
引き続き、発注判定処理部344は、ステップS204で検索した発注判定情報中に、上記ステップS202で残量検出通知から抽出された検出種別情報と一致する受信種別情報が存在するか否かを判定する(ステップS205)。
ここで、発注判定情報中に、受信した残量検出通知に含まれる検出種別情報と一致する受信種別情報が存在しない場合(ステップS205NO)は、ステップS201に戻り、残量検出通知の受信の監視を続ける。
これに対し、発注判定情報中に、受信した残量検出通知に含まれる検出種別情報と一致する受信種別情報が存在する場合(ステップS205YES)、受信履歴管理部342は、受信履歴情報テーブル335中の、上記ステップS203で検索したグループ識別情報(残量検出通知の通知元のグループ識別情報)に対応する当該受信種別の受信カウンタを現在の値に対して“1”カウントアップする(ステップS206)。
なお、ステップS206で、グループ識別情報に対応する受信種別の受信カウンタをカウントアップした場合、受信履歴管理部342は、その都度、受信履歴情報テーブル335(図7参照)における該グループ識別情報に対応する検出対象消耗品識別情報欄に、該カウントアップの対象となった当該受信種別の残量検出がなされた消耗品の消耗品識別情報(上記ステップS202で残量検出通知から抽出された消耗品識別情報)を、該受信カウントのカウント回に対応して格納する処理も合わせて行う。
上記ステップS206で、上記ステップS204で抽出されたグループ(ステップS201で受信した残量検出通知の通知元のグループ)識別情報に対応する発注判定情報中に設定されている受信種別の受信カウンタをカウントアップした後、引き続き、発注判定処理部344は、該カウントアップ後の該受信種別の受信カウンタの値と、上記ステップS204で検索したグループ識別情報に対応して発注判定情報テーブル333に保持される発注判定情報中に設定される当該受信種別の発注受信数とを比較し(ステップS2071)、受信カウンタの値が発注受信数に達しているか否かを判定する(ステップS2072)。
上記ステップS2071とS2072から成る発注可否判定処理(ステップS207)において、残量検出通知の通知元のグループ識別情報に対応する受信種別の受信カウンタの値が、該グループ識別情報に対応する発注判定情報中の該受信種別の発注受信数に達していない場合(ステップS2072NO)、消耗品発注不可であると判断し、ステップS201に戻り、残量検出通知の受信の監視を続ける。
これに対し、残量検出通知の通知元のグループ識別情報に対応する受信種別の受信カウンタの値が、該グループ識別情報に対応する発注判定情報中の該受信種別の発注受信数に達している場合(ステップS2072YES)には、消耗品発注可と判断し、その旨を発注通知部345に通知する。
これにより、発注通知部345は、該グループ識別情報に対応して受信履歴情報テーブル335の検出対象消耗品識別情報欄に記憶されている各カウント回の消耗品識別情報を読み出し、これら消耗品識別情報が示す消耗品を当該グループに対応する発注品リストにまとめ、該発注品リスト中の消耗品を発注する旨を発注処理サーバ30に通知する(ステップS208)。
この場合、発注品リストには、発注を希望する消耗品名のみならず、該当する消耗品識別情報を含めても良く、更には、発注元を示す情報として上記グループ識別情報を含めても良い。
上記ステップS208で、グループに対応して消耗品をまとめて発注する旨の通知を終えると、受信履歴管理部342は、受信履歴情報テーブル335における、該グループ(発注元のグループ)の識別情報に対応する受信種別の受信カウンタの値を初期値“0”にリセットし(ステップS209)、その後、ステップS201に戻って残量検出通知の受信監視を続ける。
なお、受信履歴管理部342は、上記ステップS209で発注元のグループに対応する受信種別の受信カウンタの値をリセットする際、該グループに対応して受信履歴情報テーブル335の検出対象消耗品識別情報欄に記憶されている消耗品識別情報のリセット(削除)も行う。
図8に示した消耗品発注管理処理によれば、発注管理サーバ30は、それぞれ1または複数の装置を含む複数の装置群(グループ:管理単位)に対応して、消耗品(トナーカートリッジ15)の消耗状態を示す状態情報(エンプティ、ニアエンプティ)と発注受信数とを設定し(図6の発注判定情報テーブル333参照)、上記装置群の画像形成装置10から残量検出通知を受信すると、該残量検出通知に含まれる装置識別情報に基づき通知元の画像形成装置10が属する装置群を認識し、該装置群に対応して、該残量検出通知に含まれる状態情報の受信回数を計数すると共に、該装置群に対応する状態情報の受信回数の計数値が、該装置群に対応し、かつ、該状態情報に対応して設定される発注受信数に達すると、該状態情報が検出された消耗品を該装置群に対応して発注する消耗品発注管理処理を行なうが、この消耗品発注管理処理を実行するうえで、発注管理サーバ30においては、各部署(グループ)A,B,C毎に、そのグループ全体の消耗品の消費量や在庫状況等を踏まえて上記発注判定情報を設定することが望ましい。
例えば、本実施例で例示した発注判定情報テーブル333(図6参照)によれば、部署Aに対応する発注判定情報として、「受信種別=ニアエンプティ,発注受信数=1」を設定するのは、部署Aや部署Cに比べて消耗品の消費が激しく、エンプティ検出に至るまでの期間が短く、その期間内に、消耗品が手元に届くように発注しようという、部署Aの都合を反映させたものである
また、部署Bに対応する発注判定情報として、「受信種別=ニアエンプティ,発注受信数=2」を設定するのは、部署Aに比べて消耗品の消費が小さく、ニアエンプティの検出後に発注しても、エンプティ検出に至るまでの期間内に消耗品が入手できるという、部署Bの都合を反映させたものである。
また、部署Bに対応する発注判定情報として、「受信種別=ニアエンプティ,発注受信数=2」を設定するのは、部署Aに比べて消耗品の消費が小さく、ニアエンプティの検出後に発注しても、エンプティ検出に至るまでの期間内に消耗品が入手できるという、部署Bの都合を反映させたものである。
また、部署Cに対応する発注判定情報として、「受信種別=エンプティ,発注受信数=1」を設定するのは、予備トナーが1セットだけ常備されており、エンプティ検出後に予備トナーに交換した後に新たな予備トナーを発注できるという、部署Cの都合を反映させたものである。
図6に示す発注判定情報を保持する発注判定情報テーブル333を用いた場合、例えば、部署Aに属する画像形成装置10a−1,10a−2のいずれかの装置で、実装されるいずれかのトナーのニアエンプティが検出され、受信履歴情報テーブル335における該グループ(部署A)に対応する受信種別(=ニアエンプティ)の受信カウンタが設定数(発注受信数)“1”となったタイミングで、該ニアエンプティが検出されたトナーを当該グループに対応して発注する旨が発注処理サーバ40へと通知される。
また、部署Bに属する画像形成装置10b−1,10b−2,10b−3のいずれかの装置で、実装されるいずれかのトナーのニアエンプティが検出されて、受信履歴情報テーブル335における該グループ(部署B)に対応する受信種別(=ニアエンプティ)の受信カウンタが“1”となった後、更に、上記いずれかの装置で、実装されるいずれかのトナーのニアエンプティが検出されて、受信履歴情報テーブル335における該グループ(部署B)に対応する受信種別(=ニアエンプティ)の受信カウンタが設定数(発注受信数)“2”となったタイミングに、上記受信カウンタ=2における各カウント回でニアエンプティ検出されたトナーを該グループ(部署B)に対応してまとめて発注する旨が発注処理サーバ40へと通知される。
また、部署Cに属する画像形成装置10c−1で、実装されているいずれかのトナーのエンプティが検出され、受信履歴情報テーブル335における該グループ(部署C)に対応する受信種別(=エンプティ)の受信カウンタが設定数(発注受信数)“1”となったタイミングに、該エンプティが検出されたトナーを当該グループに対応して発注する旨が発注処理サーバ40へと通知される。
このように、本実施例によれば、各グループ(部署A,B,C)の消耗品(この例では、トナー)消費動性等の都合を踏まえ、各グループに対応して、受信回数の計数対象となる消耗品の消耗状態(例えば、エンプティ、ニアエンプティ)と発注受信数を設定した発注判定情報を用いることで、各グループの上記都合に合わせて、当該各グループ単位に消耗品の発注のタイミング及び量が制御される。
実施例2に係わる発注管理サーバ(便宜的に、“30B”と呼称)は、図4に示す機能構成を有し、図5に示す設定内容のグループ管理情報を保持する点では、実施例1に係わる発注管理サーバ30と同じである。
但し、本実施例に係わる発注管理サーバ30Bは、実施例1と異なる点として、発注判定情報テーブル(便宜的に、“333b”と呼称)及び受信履歴情報テーブル(同、“335b”と呼称)に、それぞれ、図9及び図10に示す内容の発注判定情報及び受信履歴情報を保持している。
図9に示すように、本実施例の発注管理サーバ30Bで用いる発注判定情報テーブル333bによれば、各グループのグループ識別情報(部署A,B,C,…)に対応して、該各グループに属する各画像形成装置10に実装される消耗品〔(トナーK1,Y1,M1,C1:DEV1の機種に適合)、(トナーK2,Y2,M2,C2:DEV2の機種に適合)、(トナーK3,Y3,M3,C3:DEV3の機種に適合)、(トナーK4,Y4,M4,C4:DEV4の機種に適合)〕の識別情報〔(K001,Y001,M001,C001),(K002,Y002,M002,C002),(K003,Y003,M003,C003),(K004,Y004,M004,C004)〕毎に、所定の受信種別(ニアエンプティまたはエンプティ)の所定の発注受信数が設定された発注判定情報を保持している。
また、図10に示すように、本実施例に係わる受信履歴情報テーブル335bによれば、グループ識別情報(部署A,B,C,…)に対応して、該グループに属する画像形成装置10で用いられる消耗品の識別情報(図9に示す発注判定情報テーブル333b参照)毎に、該グループに対応する受信種別(ニアエンプティまたはエンプティ)の残量検出通知の受信回数の現時点での計数値(該当する消耗品について該当する受信種別の残量検出通知が受信する毎に“1”カウントアップされる)を示す受信カウンタが保持、管理されている。
本実施例に係わる発注管理サーバ30B(不図示)は、図1に示すシステム構成中、発注管理サーバ30に代えて設置され、図5に示すグループ管理情報テーブル331、図9に示す発注判定情報テーブル333b、及び図10に示す受信履歴情報テーブル335bを保持しつつ、各部署A,B,Cに設置される画像形成装置10(図2参照)との間で、図11に示す制御シーケンスに従った消耗品発注管理処理を実施する。
図11において、各部署A,B,Cに設置される画像形成装置10での残量検出通知処理は、図8に示すステップS101〜S103と同様に行われる。
また、図11において、各部署A,B,Cの画像形成装置10から受信した残量検出通知に基づく、発注管理サーバ30Bでの一連の消耗品発注管理処理中、実施例1に係わる発注管理サーバ30による発注管理処理(図8参照)の各処理ステップと同じ処理ステップには、同一の符号を付している。
すなわち、図11においては、ステップS205bからS207bの処理が、本実施例に係わる発注管理サーバ30Bに特有の処理である。
本実施例に係わる発注管理サーバ30Bでは、各部署A,B,Cの各画像形成装置10から残量検出通知が受信される(ステップS201YES)と、残量検出通知受信処理部341が、該受信した残量検出通知からデバイス識別情報、消耗品識別情報、検出種別情報を抽出する(ステップS202)と共に、該抽出したデバイス識別情報をキーにグループ管理情報テーブル331から該デバイス識別情報に対応するグループ識別情報を検索し(ステップS203)、更に、発注判定情報テーブル333b(図9参照)から該グループ識別情報に対応する発注判定情報を検索する(ステップS204)。
次に、発注判定処理部344は、ステップS204で検索した発注判定情報中に、上記ステップS202で残量検出通知から抽出された検出種別情報及び消耗品識別情報にそれぞれ対応する受信種別情報及び消耗品識別情報が存在するか否かを判定する(ステップS205b)。
ここで、発注判定情報中に、受信した残量検出通知から抽出された検出種別情報及び消耗品識別情報にそれぞれ対応する受信種別情報及び消耗品識別情報が存在しない場合(ステップS205bNO)は、ステップS201に戻り、残量検出通知の受信の監視を続ける。
これに対し、発注判定情報中に、受信した残量検出通知から抽出された検出種別情報及び消耗品識別情報にそれぞれ対応する受信種別情報及び消耗品識別情報が存在する場合(ステップS205bYES)、受信履歴管理部342は、受信履歴情報テーブル335bにおける上記ステップS204で抽出されたグループ識別情報(残量検出通知の通知元のグループ識別情報)に対応して保持される情報中、受信した残量検出通知から抽出された消耗品識別情報が示す消耗品の、同じく抽出された検出種別情報が示す検出種別(受信種別)の受信カウンタを現在の値に対して“1”カウントアップする(ステップS206b)。
上記ステップS206bで、上記ステップS204で抽出されたグループ(ステップS201で受信した残量検出通知の通知元のグループ)識別情報に対応して受信履歴情報管理テーブル335bに保持される、受信した残量検出通知から抽出された消耗品識別情報が示す消耗品の、同じく抽出された検出種別情報が示す検出種別(受信種別)の受信カウンタをカウントアップした後、引き続き、発注判定処理部344は、該カウントアップ後の、該消耗品の当該受信種別の受信カウンタの値と、上記ステップS204で抽出されたグループ識別情報に対応して発注判定情報テーブル333bに保持される発注判定情報中に設定される当該消耗品の当該受信種別の発注受信数とを比較し(ステップS2071b)、受信カウンタの値が発注受信数に達しているか否かを判定する(ステップS2072b)。
上記ステップS2071bとS2072bから成る発注可否判定処理(ステップS207b)において、残量検出通知の通知元のグループ識別情報に対応して受信履歴情報管理テーブル335bに保持される、受信した残量検出通知から抽出された消耗品識別情報が示す消耗品の、同じく抽出された検出種別情報が示す検出種別(受信種別)の受信カウンタの値が、該グループ識別情報に対応する発注判定情報中の該消耗品の該受信種別の発注受信数の値に達していない場合(ステップS2072bNO)、消耗品発注不可であると判断し、ステップS201に戻り、残量検出通知の受信の監視を続ける。
これに対し、残量検出通知の通知元のグループ識別情報に対応して受信履歴情報管理テーブル335bに保持される、受信した残量検出通知から抽出された消耗品識別情報が示す消耗品の、同じく抽出された検出種別情報が示す検出種別(受信種別)の受信カウンタの値が、該グループ識別情報に対応する発注判定情報中の該消耗品の該受信種別の発注受信数の値に達している場合(ステップS2072bYES)、消耗品発注可と判断し、その旨を発注通知部345に通知する。
これにより、発注通知部345は、該グループ識別情報に対応して受信履歴情報テーブル335bの消耗品識別情報欄に記憶されている消耗品識別情報のうちの、上記ステップS2072bで発注受信数に達したと判定された受信カウンタに対応付けられている消耗品識別情報を読み出し、該消耗品識別情報が示す消耗品を当該グループに対応する発注品リストにまとめ、該発注品リスト中の消耗品を発注する旨を発注処理サーバ30に通知する(ステップS208)。
次いで、受信履歴管理部342は、上記ステップS208の処理における発注元のグループのグループ識別情報に対応して受信履歴情報テーブル335bに保持される消耗品識別情報のうちの、上記ステップS208で発注対象とされた消耗品識別情報に対応する受信カウンタの値を初期値“0”にリセットし(ステップS209)、その後、ステップS201に戻って残量検出通知の受信監視を続ける。
図11に示すように、本実施例に係わる発注管理サーバ30Bの消耗品発注管理処理によれば、発注判定情報テーブル333bに、例えば、図9に示す発注判定情報が保持されている時、部署Aに属する画像形成装置10a−1,10a−2のいずれかの装置で、実装される各トナー(各色のトナー)のいずれかのトナーのニアエンプティが検出され、受信履歴情報テーブル335b(図10参照)における該グループ(部署A)に対応する当該トナーのニアエンプティの受信カウンタが設定数(発注受信数)“1”となったタイミングで、該ニアエンプティが検出されたトナーを当該グループ(部署A)に対応して発注する旨が発注処理サーバ40へと通知される。
また、部署Bに属する画像形成装置10b−1,10b−2,10b−3のいずれかの装置で、実装される各トナーのいずれかのトナーのニアエンプティが検出されて、受信履歴情報テーブル335bにおける該グループ(部署B)に対応する当該トナーのニアエンプティの受信カウンタが“1”となった後、更に、同じ装置または同種別の装置で、同種別のトナーのニアエンプティが検出されて、受信履歴情報テーブル335bにおける該グループ(部署B)に対応する当該トナーのニアエンプティの受信カウンタが設定数(発注受信数)“2”となったタイミングに、当該トナーを該グループ(部署B)に対応して発注する旨が発注処理サーバ40へと通知される。
また、部署Cに属する画像形成装置10c−1で、実装されている各トナーのいずれかのトナーのエンプティが検出され、受信履歴情報テーブル335bにおける該グループ(部署C)に対応する当該トナーのエンプティの受信カウンタが設定数(発注受信数)“1”となったタイミングに、該エンプティが検出されたトナーを該グループ(部署C)に対応して発注する旨が発注処理サーバ40へと通知される。
このように、本実施例によれば、各グループ(部署A,B,C)の消耗品(この例では、トナー)消費動性等の都合を踏まえ、各グループに対応して、消耗品の種類別に、受信回数の計数対象となる消耗状態(例えば、エンプティ、ニアエンプティ)及び発注受信数を設定した発注判定情報を用いることで、各グループの上記都合に合わせて、当該各グループ単位に消耗品毎の発注タイミング及び量が制御される。
本実施例の消耗品発注管理システムは、図1に示すシステム構成中、発注管理サーバ30に代えて、例えば、図12に示す機能構成を有する発注管理サーバ30Cを設置して構成される。
図12に示す発注管理サーバ30Cにおいて、記憶部33cには、発注判定情報テーブル333cと、発注履歴情報テーブル337が設けられる。また、制御部34cには、発注履歴管理部343、発注判定処理部344cが設けられる。
発注管理サーバ30Cにおける上記以外の各機能部は、実施例1に係わる発注管理サーバ30(図2参照)の対応各機能部(同一符号を付す)と同一の構成から成る。
記憶部33cにおいて、発注判定情報テーブル333cには、例えば、図13に示す如く、図1のシステム構成における各グループの識別情報(部署A,B,C,…)のそれぞれに対応して、該各グループに属する画像形成装置10からの受信回数を計数する対象とされる残量検出種別(受信種別:ニアアンプティまたはエンプティ)と、消耗品の発注を行うか、行わない(発注を控える)かの第1の判定基準として用いる受信回数(発注受信数)と、消耗品の発注を行うか、行わないかの第2の判定基準として用いる、所定期間内における消耗品の発注上限数の情報とが保持される。
すなわち、本実施例に係わる発注判定情報テーブル333cは、実施例1で用いた発注判定情報(図6参照)における各グループのグループ識別情報と所定の受信種別の所定の発注受信数との対応付けの他、更に、該各グループ識別情報と、該当する各グループでの所定期間内における消耗品の発注上限数を対応付けた発注判定情報を保持している。
発注履歴情報テーブル337は、例えば、図14に示す如く、上記各グループ識別情報のそれぞれに対応して、該各グループで上記所定期間内に発注された(発注が通知された)消耗品の数(消耗品発注数)を示す情報が保持される。
また、制御部34cにおいて、発注履歴管理部343は、上記所定期間内に、発注判定処理部344cによる後述の発注管理処理(図16参照)を経て発注通知される消耗品の数を、上記発注履歴情報テーブル337を用いて、各グループ毎に管理する処理を行う。
図15は、発注履歴管理部343における発注履歴管理処理を示すフローチャートである。
図15に示すように、発注管理サーバ30Cの運用中、発注履歴管理部343は、例えば、1ヶ月という上記所定期間がカウント値として設定されたタイマのカウントを開始し(ステップS251)、このタイマがタイムアウトしたか否かを監視(ステップS252)しながら、タイムアウトしていない間は(ステップS252NO)、発注通知部345により消耗品の発注の通知が行われたか否かをチェックする(ステップS253)。
ここで、消耗品の発注の通知が行われた場合(ステップS253YES)、この消耗品に対応する発注元のグループを特定し(ステップS254)、発注履歴情報テーブル337における当該グループの消耗品の消耗品発注数に“1”を加算して消耗品発注数の値を更新する(ステップS255)。
なお、上記ステップS253でチェック対象とされる、発注通知部345bによる消耗品の発注通知は、図16に示すステップS208で、所定の検出種別の残量検出通知の受信回数が予め設定した発注受信数に達したグループに対応してまとめて実施されるものである。
発注履歴管理部343は、上記ステップS253と、続くS254において、該発注通知部345のステップS208の処理を通じて、上記消耗品の発注が通知されたか否かを判断すると共に、消耗品の発注が通知された場合の発注元として対応付けられたグループの情報を取得する。
ステップS255で消耗品発注数を更新した後、発注履歴管理部343は、ステップS252に戻り、上記タイマのタイムアウト前であれば(ステップS252NO)、S255までの処理を繰り返し実行し、この間、上記タイマがタイムアウトすると(ステップS252YES)、タイマをリセットし(ステップS256)、発注履歴情報テーブル337における全てのグループの消耗品発注個数を“0”にリセットし(ステップS257)、ステップS251からの処理を続行する。
このように、発注履歴管理部343は、図15に示す一連の処理によって、1または複数の画像形成装置10を構成メンバとする各グループ毎に所定期間内の消耗品の発注数を発注履歴情報テーブル337を用いて管理する。
また、制御部34cにおいて、発注判定処理部344cは、当該発注管理サーバ30Cにおける図16に示す消耗品発注管理処理中、ステップS207cにおいて、発注判定情報テーブル333cに保持される発注判定情報と、発注履歴情報テーブル337に保持される発注履歴情報とに基づいて消耗品を発注するか否かを判定する処理を行う。
図16は、本実施例の消耗品発注管理システムの消耗品発注管理処理に係わる画像形成装置10と発注管理サーバ30C間の制御シーケンスを示す図である。
図16において、各部署A,B,Cに設置される画像形成装置10における残量検出通知処理は、図8に示すステップS101〜S103と同様の処理により行われる。
また、図16において、上記各画像形成装置10からの残量検出通知の受信に基づく、本実施例に係わる発注管理サーバ30Cの一連の発注管理処理中、実施例1に係わる発注管理サーバ30による発注管理処理(図8参照)の各処理ステップと同じ処理ステップには、同一の符号を付している。
図16においては、ステップS207cにおける消耗品発注可否判定処理が本実施例に係わる発注管理サーバ30Cに特有の処理である。
図16に示すように、本実施例に係わる発注管理サーバ30Cでは、各部署A,B,Cの各画像形成装置10からの残量検出通知が受信されると(ステップS201YES)、残量検出通知受信処理部341が、該受信した残量検出通知からデバイス識別情報、消耗品識別情報、検出種別情報を抽出する(ステップS202)と共に、発注判定処理部344cが、該抽出されたデバイス識別情報をキーにグループ管理情報テーブル331から該デバイス識別情報に対応するグループ識別情報を検索し(ステップS203)、更に、発注判定情報テーブル333c(図13参照)から該グループ識別情報に対応する発注判定情報を検索する(ステップS204)。
次いで、発注判定処理部344cは、ステップS204で検索した発注判定情報中に、上記ステップS202で残量検出通知から抽出した検出種別情報と一致する受信種別情報が存在するか否かを判定する(ステップS205)。
ここで、発注判定情報中に、受信した残量検出通知に含まれる検出種別情報と一致する受信種別情報が存在しない場合(ステップS205NO)は、ステップS201に戻り、残量検出通知の受信の監視を続ける。
これに対し、発注判定情報中に、受信した残量検出通知に含まれる検出種別情報と一致する受信種別情報が存在する場合(ステップS205YES)は、発注判定処理部344cは、受信履歴情報テーブル335中の、上記ステップS203で検索したグループ識別情報(残量検出通知の通知元のグループ識別情報)に対応する当該受信種別の受信カウンタを現在の値から“1”だけカウントアップする(ステップS206)。
なお、ステップS206で、グループ識別情報に対応する受信種別の受信カウンタをカウントアップした場合、受信履歴管理部342は、その都度、受信履歴情報テーブル335(図7参照)における該グループ識別情報に対応する検出対象消耗品識別情報欄に、該カウントアップの対象となった当該受信種別の残量検出がなされた消耗品の消耗品識別情報(上記ステップS202で残量検出通知から抽出された消耗品識別情報)を、該受信カウントのカウント回に対応して格納する処理も合わせて行う。
上記ステップS206で、上記ステップS204で抽出されたグループ(ステップS201で受信した残量検出通知の通知元のグループ)識別情報に対応する発注判定情報中に設定されている受信種別の受信カウンタをカウントアップした後、発注判定処理部344は、該カウントアップ後の受信カウンタの値と、上記ステップS204で検索したグループ識別情報に対応して発注判定情報テーブル333cに設定される発注判定情報と、発注履歴情報テーブル337に保持されている発注履歴情報に基づくステップS207cの発注可否判定処理に移行する。
このステップS207cの発注可否判定処理において、発注判定処理部344cは、まず、上記ステップS206でカウントアップした後の該受信種別の受信カウンタの値と、上記ステップS204で検索したグループ識別情報(残量検出通知の通知元のグループ識別情報)に対応して発注判定情報テーブル333cに設定される発注判定情報における当該受信種別の発注受信数とを比較し(ステップS2071)、該受信種別の受信カウンタの値が発注受信数の値に達しているか否かを判定する(ステップS2072)。
ここで、残量検出通知の通知元のグループ識別情報に対応する受信種別の受信カウンタの値が、該グループ識別情報に対応する発注判定情報中の該受信種別の発注受信数に達していない場合(ステップS2072NO)、ステップS201に戻り、残量検出通知の受信の監視を続ける。
これに対して、残量検出通知の通知元のグループ識別情報に対応する受信種別の受信カウンタの値が、該グループ識別情報に対応する発注判定情報中の該受信種別の発注受信数に達している場合(ステップS2072YES)、更に、残量検出通知の通知元のグループ識別情報に対応して発注履歴情報テーブル337に保持されている消耗品発注数が、該グループ識別情報に対応して発注判定情報テーブル333cに保持される発注上限数を超えているか否かをチェックする(ステップS2073)。
ここで、消耗品発注数が発注上限数を超えている場合(ステップS2073NO)、消耗品発注不可であると判断し、ステップS201に戻り、残量検出通知の受信の監視を続ける。
これに対し、消耗品発注数が発注上限数を超えていない場合(ステップS2073YES)には、消耗品発注可と判断し、その旨を発注通知部345に通知する。
これにより、発注通知部345は、残量検出通知の通知元のグループ識別情報に対応して受信履歴情報テーブル335の検出対象消耗品識別情報欄に記憶されている各カウント回の消耗品識別情報を読み出し、これら消耗品識別情報が示す消耗品を当該グループに対応する発注品リストにまとめ、該発注品リスト中の消耗品を発注する旨を発注処理サーバ30に通知する(ステップS208)。
該消耗品発注通知処理を終えると、受信履歴管理部342は、受信履歴情報テーブル335における、該グループ(発注元のグループ)の識別情報に対応する受信種別の受信カウンタの値を初期値“0”にリセットし(ステップS209)、その後、ステップS201に戻って残量検出通知の受信監視を続ける。
また、受信履歴管理部342は、上記ステップS209で発注元のグループに対応する受信種別の受信カウンタの値をリセットする際、該グループに対応して受信履歴情報テーブル335の検出対象消耗品識別情報欄に記憶されている消耗品識別情報のリセット(削除)も行う。
図16に示すように、本実施例に係わる発注管理サーバ30Cの消耗品発注管理処理によれば、発注判定情報テーブル333cに、例えば、図13に示す設定内容の発注判定情報が保持されている時、例えば、部署Bに属する画像形成装置10b−1,10b−2,10b−3のいずれかの装置で、実装される各トナーのいずれかのトナーのニアエンプティが都合2回検出されて、受信履歴情報テーブル335における該グループ(部署B)に対応する当該トナーのニアエンプティの受信カウンタが設定数(発注受信数)“2”となり、かつ、発注履歴情報テーブル337における該グループに対応する消耗品発注数が、発注判定情報テーブル333cに該グループに対応して保持される発注上限数=5を超えていない場合に、上記受信カウンタ=2の各カウント回でニアエンプティ検出されたトナーを該グループ(部署B)に対応してまとめて発注する旨が発注処理サーバ40へと通知される。
他方、部署Aに属する画像形成装置10a−1,10a−2のいずれかの装置で、実装される各トナー(各色のトナー)のいずれかのトナーのニアエンプティが検出され、かつ、発注履歴情報テーブル337における該グループに対応する消耗品発注数が、発注判定情報テーブル333cに該グループに対応して保持される発注上限数=10を超えていない場合には、該ニアエンプティの検出されたトナーを該グループ(部署A)に対応して発注する旨が通知されると共に、部署Cに属する画像形成装置10c−1で、実装されている各トナーのいずれかのトナーのエンプティが検出され、かつ、発注履歴情報テーブル337における該グループに対応する消耗品発注数が、発注判定情報テーブル333cに該グループに対応して保持される発注上限数=2を超えていない場合には、該エンプティの検出されたトナーを該グループ(部署C)に対応して発注する旨が通知される。
このように、本実施例においては、各グループ(部署A,B,C)に対応して、実施例1と同等の状態情報と発注受信数の他、更に消耗品発注上限数を対応付けた発注判定情報を設定することで、各グループ毎に設定した消耗品発注上限数の範囲内では、実施例1と同様にして消耗品の発注管理処理を実施し、消耗品発注上限数を超えた場合は、消耗品の発注を抑制するように制御される。
本実施例の消耗品発注管理システムは、図1に示すシステム構成中、発注管理サーバ30に代えて、図20に示す消耗品発注管理処理機能を有する発注管理サーバ(便宜的に、“30D”と呼称)を設置して構成される。
本実施例に係わる発注管理サーバ30D(不図示)は、機能ブロック上、実施例3に係わる発注管理サーバ30C(図12参照)における記憶部33cが、発注判定情報テーブル33cと発注履歴情報テーブル337に代えて、それぞれ、発注判定情報テーブル33dと発注履歴情報テーブル337dを設けた記憶部33dに置き換えられると共に、制御部34cが、発注履歴管理部343と発注判定処理部344cに代えて、それぞれ、発注履歴管理部343dと発注判定処理部344dを設けた制御部34dに置き換えられた構成を有する。
それ以外の各機能部の構成は、実施例3に係わる発注管理サーバ30Cと同様である。
この発注管理サーバ30Dにおいて、記憶部34dに設けられる発注判定情報テーブル333dは、例えば、図17に示す如く、実施例1で用いた発注判定情報(図6参照)における各グループのグループ識別情報と所定の受信種別の所定の発注受信数との対応付けの他、更に、該各グループ識別情報と、該当する各グループでの所定期間内における消耗品の発注上限金額の情報を対応付けた発注判定情報を保持している。
また、発注履歴情報テーブル337dは、例えば、図18に示す如く、上記各グループ識別情報のそれぞれに対応して、該各グループで上記所定期間内に発注された(発注の通知が行われた)消耗品の金額(消耗品発注金額)を示す情報が保持される。
また、制御部34dにおいて、発注履歴管理部343dは、上記所定期間内に、発注判定処理部344dによる後述する発注管理処理(図20参照)を経て発注される消耗品の金額を、上記発注履歴情報テーブル337dを用いて、各グループ毎に管理する処理を行う。
図19は、発注履歴管理部343dにおける発注履歴管理処理を示すフローチャートである。
この発注履歴管理処理中、ステップS255e、S257e以外の処理は、実施例3における発注履歴管理処理(図15参照)中の同符号の処理と同じであり、ここでの詳しい処理は割愛する。
図19において、発注履歴管理部343dは、所定期間(例えば、1ヶ月)のタイムアウト前(ステップS252NO)に、発注通知部345により消耗品の発注の通知が行われる(ステップS253YES)と、発注元にあたるグループを特定し(ステップS254)、次いで、該発注した消耗品の金額を算出したうえで、発注履歴情報テーブル337dにおける当該グループの消耗品の消耗品発注金額に、当該算出した発注金額を加算して消耗品発注金額の値を更新する(ステップS255e)。
また、所定期間(例えば、1ヶ月)がタイムアウトし(ステップS252YES)、タイマをリセットした(ステップS256)後、発注履歴情報テーブル337dにおける全てのグループの消耗品発注金額を“0”にリセットし(ステップS257)、ステップS251からの処理を続行する。
なお、発注履歴管理部343dは、各部署A,B,Cの画像形成装置10に実装される消耗品毎の金額を登録した消耗品金額マスターを有し、上記ステップS255eにおいては、発注された消耗品に対応する金額をマスターから読み取り、該金額を発注数に乗じて算出した金額を現在の消耗品発注金額に加算してその値を更新する。
このように、発注履歴管理部343dは、図19に示す一連の処理によって、1または複数の画像形成装置を構成メンバとする各グループ毎に所定期間内の消耗品の発注金額を発注履歴情報テーブル337dを用いて管理する。
また、制御部34dにおいて、発注判定処理部344dは、当該発注管理サーバ30Dにおける図20に示す消耗品発注管理処理中、ステップS207dにおいて、発注判定情報テーブル333dに保持される発注判定情報と、発注履歴情報テーブル337dに保持される発注履歴情報とに基づいて消耗品を発注するか否かを判定する処理を行う。
図20は、本実施例の消耗品発注管理システムの消耗品発注管理処理に係わる画像形成装置10と発注管理サーバ30D間の制御シーケンスを示す図である。
図20における一連の消耗品発注管理処理中、ステップS207d以外の処理は、実施例3における消耗品発注管理処理(図16参照)中の同符号の処理と同じであり、ここでは本実施例特有のステップS207dの処理を主体に詳しく説明する。
図20に示すように、本実施例に係わる発注管理サーバ30Dでは、各部署A,B,Cの各画像形成装置10から残量検出通知を受信する(ステップS201YES)と、残量検出通知受信処理部341が、該受信した残量検出通知からデバイス識別情報、消耗品識別情報、検出種別情報を抽出し(ステップS202)、発注判定処理部344dは、該抽出されたデバイス識別情報に対応するグループ識別情報を検索し(ステップS203)、更に、該グループ識別情報に対応する発注判定情報を検索(ステップS204)した後、該発注判定情報中に、受信した残量検出通知から抽出した検出種別情報と一致する受信種別情報が存在すれば(ステップS205YES)、受信履歴情報テーブル335中の、上記検索したグループ識別情報に対応する当該受信種別の受信カウンタをカウントアップする処理(ステップS206)を行う。
上記ステップS206で、上記ステップS204で抽出されたグループ(ステップS201で受信した残量検出通知の通知元のグループ)識別情報に対応する発注判定情報中に設定されている受信種別の受信カウンタをカウントアップした後、発注判定処理部344dは、該カウントアップ後の受信カウンタの値と、上記ステップS204で検索したグループ識別情報に対応して発注判定情報テーブル333dに設定される発注判定情報と、発注履歴情報テーブル337dに保持されている発注履歴情報に基づくステップS207dの発注可否判定処理に移行する。
このステップS207dの発注可否判定処理において、発注判定処理部344dは、まず、上記ステップS206でカウントアップした後の該受信種別の受信カウンタの値と、上記ステップS204で検索したグループ識別情報(残量検出通知の通知元のグループ識別情報)に対応して発注判定情報テーブル333dに設定される発注判定情報における当該受信種別の発注受信数とを比較し(ステップS2071)、該受信種別の受信カウンタの値が発注受信数の値に達しているか否かを判定する(ステップS2072)。
ここで、残量検出通知の通知元のグループ識別情報に対応する受信種別の受信カウンタの値が、該グループ識別情報に対応する発注判定情報中の該受信種別の発注受信数に達していない場合(ステップS2072NO)、ステップS201に戻り、残量検出通知の受信の監視を続ける。
これに対して、残量検出通知の通知元のグループ識別情報に対応する受信種別の受信カウンタの値が、該グループ識別情報に対応する発注判定情報中の該受信種別の発注受信数に達している場合(ステップS2072YES)、更に、残量検出通知の通知元のグループ識別情報に対応して発注履歴情報テーブル337dに保持されている消耗品発注金額が、該グループ識別情報に対応して発注判定情報テーブル333dに保持される発注上限金額を超えているか否かをチェックする(ステップS2073d)。
ここで、消耗品発注金額が発注上限金額を超えている場合(ステップS2073dNO)、消耗品発注不可であると判断し、ステップS201に戻り、残量検出通知の受信の監視を続ける。
これに対し、消耗品発注金額が発注上限金額を超えていない場合(ステップS2073dYES)には、消耗品発注可と判断し、その旨を発注通知部345に通知する。
これにより、発注通知部345は、残量検出通知の通知元のグループ識別情報に対応して受信履歴情報テーブル335の検出対象消耗品識別情報欄に記憶されている各カウント回の消耗品識別情報を読み出し、これら消耗品識別情報が示す消耗品を当該グループに対応する発注品リストにまとめ、該発注品リスト中の消耗品を発注する旨を発注処理サーバ30に通知する(ステップS208)。
該消耗品発注通知処理を終えると、受信履歴管理部342は、受信履歴情報テーブル335における、該グループ(発注元のグループ)の識別情報に対応する受信種別の受信カウンタの値を初期値“0”にリセットし(ステップS209)、併せて、該グループに対応して受信履歴情報テーブル335の検出対象消耗品識別情報欄に記憶されている消耗品識別情報のリセット(削除)した後、ステップS201に戻って残量検出通知の受信監視を続ける。
図20に示すように、本実施例に係わる発注管理サーバ30Dの消耗品発注管理処理によれば、発注判定情報テーブル333dに、例えば、図17に示す設定内容の発注判定情報が保持されている時、例えば、部署Bに属する画像形成装置10b−1,10b−2,10b−3のいずれかの装置で、実装される各トナーのいずれかのトナーのニアエンプティが都合2回検出されて、受信履歴情報テーブル335における該グループ(部署B)に対応する当該トナーのニアエンプティの受信カウンタが設定数(発注受信数)“2”となり、この時に、発注履歴情報テーブル337dにおける該グループに対応する消耗品発注金額が、発注判定情報テーブル333dに該グループに対応して保持される発注上限金額=6,000円を超えていない場合に、上記受信カウンタ=2の各カウント回でニアエンプティ検出されたトナーを該グループ(部署B)に対応してまとめて発注する旨が発注処理サーバ40へと通知される。
他方、部署Aに属する画像形成装置10a−1,10a−2のいずれかの装置で、実装される各トナー(各色のトナー)のいずれかのトナーのニアエンプティが検出され、かつ、発注履歴情報テーブル337dにおける該グループに対応する消耗品発注金額が、発注判定情報テーブル333dに該グループに対応して保持される発注上限金額=10,000円を超えていない場合には、該ニアエンプティの検出されたトナーを該グループ(部署A)に対応して発注する旨が通知されると共に、部署Cに属する画像形成装置10c−1で、実装されている各トナーのいずれかのトナーのエンプティが検出され、かつ、発注履歴情報テーブル337dにおける該グループに対応する消耗品発注金額が、発注判定情報テーブル333dに該グループに対応して保持される発注上限金額=3,000円を超えていない場合には、該エンプティの検出されたトナーを該グループ(部署C)に対応して発注する旨の通知が行われる。
このように、本実施例においては、各グループ(部署A,B,C)に対応して、実施例1と同等の状態情報と発注受信数の他、更に消耗品発注上限金額を対応付けた発注判定情報を設定することで、各グループ毎に設定した消耗品発注上限金額の範囲内では、実施例1と同様にして消耗品の発注管理処理を実施し、消耗品発注上限金額を超えた場合は、消耗品の発注を抑制するように制御される。
なお、上記実施例3及び4に関しては、各部署の消耗品の発注数または発注金額が各部署に対応して設定された上限値(発注上限数/発注上限金額)を超える場合に、発注を行わない(控える)ように制御する他、1回(今回)だけ発注を許可する、上限値を超える値の範囲が予め設定した値の範囲内であれば発注を許可する等の変形例も考えられる。
また、実施例3及び4において、ユーザ(A社)全体での消耗品購入予算が決まっているような場合に、該予算を各部署A,B,Cに消耗品の使用頻度に応じて割り振り、各部署毎にその部署への割り当て予算に対応する発注上限数または発注上限金額をそれぞれ設定することで、消耗品の使用頻度が高い部署ほど優先的に消耗品の発注を行える構成としても良い。
この他、本発明は、上記し、且つ図面に示す実施例に限定することなく、その要旨を変更しない範囲内で適宜変形して実施できるものである。
例えば、上記各実施例では、画像形成装置10で用いる消耗品の例としてトナーカートリッジを挙げているが、これに限らず、感光体ドラムや、感光体ドラム上に残存し、掻き落とされた残留トナーを溜めるトナーボックス等、他の消耗品を対象に本発明に係わる消耗品発注管理処理を適用しても同様の効果が期待できる。
また、上記各実施例において、グループ毎に設定された発注判定情報に基づき発注可と判定されて消耗品が発注された場合、その旨を、該発注された消耗品の残量検出を通知してきた残量検出通知元の画像形成装置10に通知するようにしても良い。
また、上記実施例では、発注管理サーバ30が、上述した発注判定処理(図8のS207、図11のS207b、図16のS207c、図20のS207d参照)により発注可と判定した場合に、該当する消耗品を発注する旨を発注処理サーバ40に通知し(図8,図11,図16及び図20のS208参照)、発注処理サーバ40がその通知に基づいて消耗品を発注する構成としているが、本発明はこれに限らず、発注管理サーバ30が発注処理機能も有し、上記発注判定処理により発注可と判定した場合に、該当する消耗品を直接発注する構成にも適用できる。
また、上記実施例では、残量検出通知が受信される毎に、通知元のグループに対応する消耗品残量検出通知の受信回数をカウントアップし、該カウントアップ後の受信回数が、通知元のグループに対応する発注判定条件(消耗品残量検出通知の受信回数)を満足するか否かに応じて、消耗品の発注の可否を判定する処理機能を発注管理サーバ30に備える構成例を挙げたが、これに限らず、例えば、画像形成装置10に発注管理サーバ30と同等の消耗品発注管理処理機能を設け、該画像形成装置10が、各部署の他の画像形成装置10と通信接続されて、上記消耗品発注管理処理を実行する構成としても良い。
また、上記実施例では、発注管理サーバ30(コンピュータ)に消耗品発注管理プログラムを実装し、該プログラムに基づき、該コンピュータを、それぞれ1または複数の装置を含む複数の装置群に分けて管理され、消耗品の消耗状態を検出し、該検出された前記消耗品の消耗状態を示す状態情報を通知手段により通知する前記装置から、前記通知手段により通知された前記状態情報を受信する受信手段、前記記装置群に対応して前記状態情報と発注受信数とを設定する設定手段、前記受信手段により受信した前記状態情報の通知元の前記装置が属する前記装置群に対応して、該状態情報の受信回数を計数する計数手段、前記計数手段による前記装置群に対応する前記状態情報の受信回数の計数値が、前記設定手段により該装置群に対応し、かつ、該状態情報に対応して設定される前記発注受信数に達すると、該状態情報が検出された消耗品を該装置群に対応して発注する発注手段として機能させるようにしているが、当該消耗品発注管理プログラムをCDROM等の記憶媒体に格納して提供するようにしても良い。
本発明は、部署などの各管理単位に管理される画像形成装置から通知される消耗品の消耗状態を示す状態情報を基に各管理単位毎に消耗品の発注タイミング及び量を制御する発注管理サーバや画像形成装置等の発注管理装置、該発注管理装置を含む消耗品発注管理システム、及び該発注管理装置に実装する消耗品発注管理プログラムに適用できる。
10,10a−1,10a−2,10b−1,10b−2,10b−3,10c−1…画像形成装置、11…読取部、12…画像処理部、13…記憶部、131…デバイス情報、132…消耗品情報、133…通知先情報、14…画像形成部、141…発光素子、142…受光素子、15…消耗品(トナーカートリッジ)、16…表示/操作部、17…制御部、171…残量検出制御部、172…残量検出通知制御部、172a…残量検出通知通信フレーム、173…制御情報設定制御部、18…外部インタフェース(I/F)部、19…通信インタフェース(I/F)部、20…パーソナル・コンピュータ(PC)、30,30C…発注管理サーバ、31…表示部、32…入力/操作部、33,33c…記憶部、331…グループ管理情報テーブル、333,333b、333c、333d…発注判定情報テーブル、335,335b…受信履歴情報テーブル、337,337d…発注履歴情報テーブル、34,34c…制御部、341…残量検出通知受信処理部、342…受信履歴管理部、343…発注履歴管理部、344,344c…発注判定処理部、345…発注通知部、346…情報管理部、347…情報設定部、35…通信インタフェース(I/F)部、40…発注処理サーバ、50…ネットワーク(NW)
Claims (6)
- それぞれ1または複数の装置を含む複数の装置群と、
前記装置群に対応して消耗品の発注を管理する管理装置と
を具備し、
前記装置は、
該装置の消耗品の消耗状態を検出する検出手段と、
前記検出手段で検出した前記消耗品の消耗状態を示す状態情報を通知する通知手段と
を具備し、
前記管理装置は、
前記通知手段により通知された前記状態情報を受信する受信手段と、
前記装置群に対応して前記状態情報と発注受信数とを設定する設定手段と、
前記受信手段により受信した前記状態情報の通知元の前記装置が属する前記装置群に対応して、該状態情報の受信回数を計数する計数手段と、
前記計数手段による前記装置群に対応する前記状態情報の受信回数の計数値が、前記設定手段により該装置群に対応し、かつ、該状態情報に対応して設定される前記発注受信数に達すると、該状態情報が検出された消耗品を該装置群に対応して発注する発注手段と
を具備する消耗品発注管理システム。 - 前記設定手段は、
前記消耗品の種類別に前記状態情報の発注受信数を設定し、
前記計数手段は、
前記消耗品の種類別に前記状態情報の受信回数を計数し、
前記発注手段は、
前記計数手段による前記消耗品の種類別の前記状態情報の受信回数の計数値が、該消耗品の種類別の前記状態情報に対応する前記発注受信数に達すると前記消耗品を発注する
請求項1記載の消耗品発注管理システム。 - 前記発注手段により発注された前記消耗品の累計数である消耗品発注数を、前記装置群に対応して管理する発注数管理手段
を更に具備すると共に、
前記設定手段は、
前記装置群に対応して、所定期間内の消耗品の発注上限数を更に設定し、
前記発注手段は、
前記発注数管理手段により管理される装置群に対応する前記所定期間内の消耗品の発注数が該装置群に対応して設定される前記発注上限数の範囲内にあるときに前記消耗品を発注する
請求項1または2記載の消耗品発注管理システム。 - 前記発注手段により発注された前記消耗品の金額を累計した消耗品発注金額を前記装置群に対応して管理する発注金額管理手段
を更に具備すると共に、
前記設定手段は、
前記装置群に対応して、所定期間内の消耗品の発注上限金額を更に設定し、
前記発注手段は、
前記発注金額管理手段により管理される装置群に対応する前記所定期間内の消耗品の発注金額が該装置群に対応して設定される前記発注上限金額の範囲内にあるときに前記消耗品を発注する
請求項1または2記載の消耗品発注管理システム。 - それぞれ1または複数の装置を含む複数の装置群に分けて管理される前記装置と通信接続され、
消耗品の消耗状態を検出し、該検出された前記消耗品の消耗状態を示す状態情報を通知手段により通知する前記装置から、前記通知手段により通知された前記状態情報を受信する受信手段と、
前記装置群に対応して前記状態情報と発注受信数とを設定する設定手段と、
前記受信手段により受信した前記状態情報の通知元の前記装置が属する前記装置群に対応して、該状態情報の受信回数を計数する計数手段と、
前記計数手段による前記装置群に対応する前記状態情報の受信回数の計数値が、前記設定手段により該装置群に対応し、かつ、該状態情報に対応して設定される前記発注受信数に達すると、該状態情報が検出された消耗品を該装置群に対応して発注する発注手段と
を具備する消耗品発注管理装置。 - コンピュータを、
それぞれ1または複数の装置を含む複数の装置群に分けて管理され、消耗品の消耗状態を検出し、該検出された前記消耗品の消耗状態を示す状態情報を通知手段により通知する前記装置から、前記通知手段により通知された前記状態情報を受信する受信手段、
前記装置群に対応して前記状態情報と発注受信数とを設定する設定手段、
前記受信手段により受信した前記状態情報の通知元の前記装置が属する前記装置群に対応して、該状態情報の受信回数を計数する計数手段、
前記計数手段による前記装置群に対応する前記状態情報の受信回数の計数値が、前記設定手段により該装置群に対応し、かつ、該状態情報に対応して設定される前記発注受信数に達すると、該状態情報が検出された消耗品を該装置群に対応して発注する発注手段
として機能させる消耗品発注管理プログラム。
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