JP2008270939A - 動画像配信システム並びにサーバー装置及びクライアント装置 - Google Patents

動画像配信システム並びにサーバー装置及びクライアント装置 Download PDF

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Abstract

【課題】従来は特殊再生時に、表示される動画像のフレームレートが足りない、または特殊再生命令を出してから特殊再生が始まるまでに時間がかかってしまうため、ユーザーに多大なストレスを与えてしまう課題がある。
【解決手段】サーバー装置10は特殊再生命令を示すクライアント要求データを受信すると、クライアント要求データに含まれる特殊再生速度に応じてクライアント装置20に出力する符号化データの解像度を解像度決定部102で決定し、決定した解像度に応じて符号化データ保持部101に保持されている符号化データの中から最も数多くの枚数の動画像データをクライアント装置20に特殊再生用符号化データとして配信する。クライアント装置20はサーバー装置10から配信された符号化データから、数多くの枚数の動画像データを復号した特殊再生画像を表示でき、コンテンツの連続性を認識できる。
【選択図】図1

Description

本発明は動画像配信システム並びにサーバー装置及びクライアント装置に係り、特にネットワークを介して動画像データを配信する動画像配信システム、並びにサーバー装置及びストリーミング再生を行うクライアント装置に関する。
まず、本発明で用いる動画像符号化技術について説明する。本発明では、ハイブリッド符号化と呼ばれる符号化技術を使用する。ハイブリッド符号化技術では、基本的には動き補償・周波数変換・量子化・可変長符号化の4つの技術を使用する。ハイブリッド符号化技術の例として、MPEG(Moving Picture Experts Group)−2、MPEG−4、及びH.264などが挙げられる。
上記ハイブリッド符号化技術により生成する符号化信号は、符号化を画面1枚の動画像信号で完結して行って得られるIピクチャと、画面間相関を用いて動画像信号の符号化を行って得られるPピクチャ及びBピクチャとで構成される。これらのうちPピクチャ及びBピクチャは、参照ピクチャを使用して復号処理を行う必要があるピクチャであるので、一般的にIピクチャと比較して復号化処理が遅い。しかし、画面間相関を用いて符号化するのでIピクチャと比較して符号化した際に発生する符号量が小さい。一般的にピクチャの符号量は、Iピクチャ>Pピクチャ>Bピクチャである。上記のハイブリッド符号化技術では、上記3種類のピクチャを組み合わせることで動画像の圧縮を行っている。
また、ピクチャを数枚まとめてGOP(Group of Picture)と呼ばれる単位を形成している。このGOPには、Iピクチャが最低1枚入っており、GOP単位で独立再生を行うことができるようになっている。図8にGOPの一例の構造を示す。図8に示すGOPは、Iピクチャ1枚と、Pピクチャ4枚と、Bピクチャ10枚とから構成されており、先頭にはIピクチャが配置される。図8に示すように、GOP内に含まれるIピクチャは1枚が一般的であり、残りのピクチャをPピクチャ、Bピクチャとすることで符号量の削減を実現している。
ところで、サーバー装置において、このようなハイブリッド符号化技術を用いて動画像信号を符号化して得られた符号化信号列である動画ファイルを、ネットワークを介してクライアント装置に配信し、クライアント装置において、受信した動画ファイルを復号化して再生する動画像配信システムにおいては、クライアント装置は任意の速度での再生が可能である。この場合、クライアント装置が受信した動画ファイルを特殊再生(早送り・巻戻し)する場合は、図9に示すように、受信した動画ファイルの時系列的に合成されている各GOPから復号化処理の軽いIピクチャを選択し、この選択したIピクチャの符号化データを再生することで特殊再生を実現する方法が従来知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、クライアント装置が特殊再生を行う際に、まず、符号化データを復号し、それにより得られた復号画像を特殊再生速度に応じて間引く方法も従来知られている(例えば、特許文献2参照)。この特許文献2記載の特殊再生方法では、図10に示すように、まず、符号化データを復号して、「0」、「1」、「2」、「3」、「4」、・・・の各ピクチャの復号画像を生成し、その後、特殊再生速度が2倍の場合には、復号した画像のうち、ステップ1にて「0」、「2」、「4」、・・・で示す例えば偶数番目のピクチャの画像を選択する間引き動作を行い、次に、ステップ2において、間引いた復号画像を符号化し、特殊再生用の符号化デー夕を生成する。図10では、間引き後の復号画像「0」、「2」、「4」、・・・で示す例えば偶数番目のピクチャの画像を連続した画像として符号化し、ステップ2に示す符号化データを生成している。この特許文献2記載の従来の配信システムでは受信する符号化データを再エンコードすることにより特殊再生画像を生成している。
特開2006−74511号公報 特開2005−12277号公報
しかしながら、特許文献1及び2各記載の従来の動画像配信システムでは以下の課題がある。まず、各GOPが図8に示すように構成されているとし、2倍の早送り速度で早送りを実行したと仮定する。特許文献1記載の従来の動画像配信システムにおいては、以下に示すように送信する符号化データを決定する。まず、1秒間の画像データ数(ピクチャ数)を算出する。早送り速度が2倍の場合には、1秒間の画像データ数(ピクチャ数)は、60枚(=30fps×2s)となる。
続いて、その1秒間の画像データ数(ピクチャ数)のGOP数を算出する。いま1GOPが15枚のピクチャからなるものとすると、1秒間のGOP数は4(=60÷15)GOPとなる。従って、60枚の画像データ数(ピクチャ数)の中にIピクチャは4枚存在することになる。そして、最後にこの4枚のIピクチャを送信する符号化データとする。従って、特許文献1記載の従来の配信システムでは、2倍の早送り再生を行う際に、送信される符号化データのフレームレートは4fpsとなる。
次に、特許文献2においては、以下に示すように送信する符号化データを生成する。まず、早送り速度が2倍であることから、送信する符号化データは1枚おきの画像データとする。よって、符号化データを復号し、1枚おきの復号画像データを得る。続いて、前述した1枚おきに取得した復号画像データを30枚集め、フレームレート30fpsのピクチャ群を生成する。そして、生成したピクチャ群を符号化し、符号化されたデータを送信データと決定する。
以上のことから、特許文献1記載の従来の動画像配信システムによる特殊再生用符号化データ生成方法では、送信される符号化データのフレームレートが、通常再生が30fpsに対して、4fpsとかなり小さくなっているため、表示される動画像の連続性が失われ、不自然な動画像となるという課題がある。
また、特許文献2記載の従来の動画像配信システムによる特殊再生用符号化データ生成方法では、送信される符号化データのフレームレートは30fpsであり、動画像の連続性は保障されるが、HDサイズのように大きな画像サイズである場合、符号化されているデータを復号化し、さらに再符号化する処理を必ず伴う特許文献2の方法では復号・符号処理に時間を多大に要し、リアルタイム性に欠けるという課題がある。
このように、従来は特殊再生時に、表示される動画像のフレームレートが足りない、または特殊再生命令を出してから特殊再生が始まるまでに時間がかかってしまうため、ユーザーに多大なストレスを与えてしまう課題がある。
本発明は以上の点に鑑みなされたもので、特殊再生時に失われる動画像の連続性やリアルタイム性を失うことなく、かつ、操作するユーザーにストレスを与えることなく特殊再生を行うことができる動画像配信システム並びにサーバー装置及びクライアント装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明の動画配信システムは、動画像符号化データをサーバー装置からネットワークを介してクライアント装置に配信する動画像配信システムにおいて、クライアント装置は、
外部から入力された特殊再生速度を指定した特殊再生命令と、動画像を表示させる表示装置の解像度を示す解像度情報とを伝達するためのクライアント要求データを生成しサーバー装置に送信するデータ生成手段と、サーバー装置から受信する動画像符号化データを復号化して動画像データを生成する復号化手段と、復号化手段から出力される動画像データの表示レートを表示装置で表示可能な最大表示レート以下に制御して、制御後の動画像データを表示装置へ出力する制御手段とを備え、
サーバー装置は、
解像度の異なる動画像符号化データを複数保持している符号化データ保持手段と、クライアント装置からネットワークを介して送信されたクライアント要求データを受信し、その受信クライアント要求データが示す特殊再生速度と表示装置の解像度とに応じて、符号化データ保持手段に保持されている動画像符号化データの中から特殊再生速度で単位時間当たりの再生画像数が最も多い解像度の動画像符号化データを決定する解像度決定手段と、解像度決定手段により決定された解像度の動画像符号化データを符号化データ保持手段から読み出してクライアント装置に送信する送信手段とを備えることを特徴とする。
この発明では、クライアント装置はサーバー装置から配信された動画像符号化データから、連続して再生可能な数多くの枚数の動画像データを復号した特殊再生画像を表示でき、これによりコンテンツの連続性を認識できる。
また、上記の目的を達成するため、本発明の動画像配信システムは、動画像符号化データをサーバー装置からネットワークを介してクライアント装置に配信する動画像配信システムにおいて、クライアント装置は、
外部から入力された特殊再生速度を指定した特殊再生命令と、動画像を表示させる表示装置の解像度を示す解像度情報と、自装置において任意の解像度の符号化データを単位時間当たり何枚復号化できるかを示すデコード能力情報とを伝達するためのクライアント要求データを生成しサーバー装置に送信するデータ生成手段と、サーバー装置から受信する動画像符号化データを復号化して動画像データを生成する復号化手段と、復号化手段から出力される動画像データの表示レートを表示装置で表示可能な最大表示レート以下に制御して、制御後の動画像データを表示装置へ出力する制御手段とを備え、
サーバー装置は、
解像度の異なる動画像符号化データを複数保持している符号化データ保持手段と、クライアント装置からネットワークを介して送信されたクライアント要求データを受信し、その受信クライアント要求データが示す特殊再生速度と表示装置の解像度とに応じて、符号化データ保持手段に保持されている動画像符号化データの中から特殊再生速度で単位時間当たりの再生画像数が最も多い解像度の動画像符号化データを決定する解像度決定手段と、符号化データ保持手段から読み出した解像度決定手段により決定された解像度の動画像符号化データを、受信クライアント要求データが示すデコード能力情報に基づいて、クライアント装置で復号化できる解像度に補正する補正手段と、補正手段で解像度が補正された符号化データをクライアント装置に送信する送信手段とを備えることを特徴とする。
この発明では、クライアント装置のデコード能力情報に基づいて解像度を補正し、その補正後の数多くの枚数の動画像符号化データを、サーバー装置がネットワークを介してクライアント装置に特殊再生用符号化データとして配信することができる。
また、上記の目的を達成するため、本発明はネットワークを介してクライアント装置に動画像符号化データを配信するサーバー装置において、解像度の異なる動画像符号化データを複数保持している符号化データ保持手段と、クライアント装置において生成された、クライアント装置の外部から入力された特殊再生速度を指定した特殊再生命令と、動画像を表示させる表示装置の解像度を示す解像度情報とを伝達するためのクライアント要求データを、ネットワークを介して受信し、その受信クライアント要求データが示す特殊再生速度と表示装置の解像度とに応じて、符号化データ保持手段に保持されている動画像符号化データの中から特殊再生速度で単位時間当たりの再生画像数が最も多い解像度の動画像符号化データを決定する解像度決定手段と、解像度決定手段により決定された解像度の動画像符号化データを符号化データ保持手段から読み出してクライアント装置に送信する送信手段とを有することを特徴とする。
この発明のサーバー装置は、特殊再生速度で画像の連続性を認識できる解像度を決定する解像度の符号化データを符号化データ保持手段から読み出してクライアント装置に送信することができる。
また、上記の目的を達成するため、本発明はネットワークを介してクライアント装置に動画像符号化データを配信するサーバー装置において、解像度の異なる動画像符号化データを複数保持している符号化データ保持手段と、クライアント装置において生成された、クライアント装置の外部から入力された特殊再生速度を指定した特殊再生命令と、動画像を表示させる表示装置の解像度を示す解像度情報と、そのクライアント装置において任意の解像度の符号化データを単位時間当たり何枚復号化できるかを示すデコード能力情報とを伝達するためのクライアント要求データを、ネットワークを介して受信し、その受信クライアント要求データが示す特殊再生速度と表示装置の解像度とに応じて、符号化データ保持手段に保持されている動画像符号化データの中から特殊再生速度で単位時間当たりの再生画像数が最も多い解像度の動画像符号化データを決定する解像度決定手段と、符号化データ保持手段から読み出した解像度決定手段により決定された解像度の動画像符号化データを、受信クライアント要求データが示すデコード能力情報に基づいて、クライアント装置で復号化できる解像度に補正する補正手段と、補正手段で解像度が補正された符号化データをクライアント装置に送信する送信手段とを有することを特徴とする。
この発明のサーバー装置は、受信クライアント要求データが示すデコード能力情報に基づいて、クライアント装置で復号化できる解像度に補正し、解像度が補正された符号化データをクライアント装置に送信することができる。
また、上記の目的を達成するため、本発明は、サーバー装置が生成した動画像符号化データをネットワークを介して配信され、配信された動画像符号化データを復号化して動画像データを生成するクライアント装置において、外部から入力された特殊再生速度を指定した特殊再生命令と、動画像を表示させる表示装置の解像度を示す解像度情報とを伝達するためのクライアント要求データを生成しサーバー装置に送信するデータ生成手段と、サーバー装置が受信したクライアント要求データが示す特殊再生速度と表示装置の解像度とに応じて、そのサーバー装置内に保持されている動画像符号化データの中から決定された特殊再生速度で単位時間当たりの再生画像数が最も多い解像度の動画像符号化データをそのサーバー装置から受信し、受信した動画像符号化データを復号化して動画像データを生成する復号化手段と、復号化手段から出力される動画像データの表示レートを表示装置で表示可能な最大表示レート以下に制御して、制御後の動画像データを表示装置へ出力する制御手段とを有することを特徴とする。
また、本発明のクライアント装置は、上記の目的を達成するため、外部から入力された特殊再生速度を指定した特殊再生命令と、動画像を表示させる表示装置の解像度を示す解像度情報と、自装置において任意の解像度の符号化データを単位時間当たり何枚復号化できるかを示すデコード能力情報とを伝達するためのクライアント要求データを生成しサーバー装置に送信するデータ生成手段と、サーバー装置が受信したクライアント要求データが示す特殊再生速度と表示装置の解像度とに応じて、そのサーバー装置内に保持されている動画像符号化データの中から決定された特殊再生速度で単位時間当たりの再生画像数が最も多い解像度の動画像符号化データを、受信したクライアント要求データが示すデコード能力情報に基づいて補正して得た解像度の動画像符号化データを、そのサーバー装置から受信し、受信した動画像符号化データを復号化して動画像データを生成する復号化手段と、復号化手段から出力される動画像データの表示レートを表示装置で表示可能な最大表示レート以下に制御して、制御後の動画像データを表示装置へ出力する制御手段とを有する構成としてもよい。
本発明によれば、特殊再生速度に応じて、符号化データを送信するサーバー装置が符号化データの解像度を制御し、制御された解像度の符号化データをリアルタイムでクライアント装置へ送信し、クライアント装置では符号化データを復号し、特殊再生速度に応じて表示する画像を制御するようにしたため、クライアント装置ではコンテンツの連続性を認識でき、その結果従来の課題であったコンテンツの連続性を認識できない問題を解決することができ、クライアント装置を操作するユーザーにストレスを与えることなく特殊再生を行わせることができる。
また、本発明によれば、クライアント装置のデコード能力情報に基づいて解像度を補正し、その補正後の数多くの枚数の符号化データを、サーバー装置がネットワークを介してクライアント装置に特殊再生用符号化データとして配信するようにしたため、クライアント装置はサーバー装置から配信された符号化データを復号してリアルタイムに特殊再生画像を表示することができ、クライアント装置を操作するユーザーにストレスを与えることなく特殊再生を行わせることができる。
次に、本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明になる動画像配信システム並びにサーバー装置及びクライアント装置の第1の実施の形態の構成図を示す。本実施の形態の動画像配信システムは、サーバー装置10とクライアント装置20とがネットワーク30を介して接続されており、サーバー装置10とクライアント装置20とがネットワーク30を介して双方向に通信可能な構成とされている。
図1に示すように、本実施の形態のサーバー装置10は、符号化データ保持部101、解像度決定部102及び通信部103を有する構成である。符号化データ保持部101は、様々な解像度からなる符号化データを保持しており、解像度決定部102に保持している符号化データ、及び解像度リストを出力する。なお、本実施の形態ではスケーラブル符号化データを用いて、保持するデータ量の削減を行うが、データ保持に多大の容量を使用してもよい場合は、あるコンテンツに対して解像度毎に符号化データを複数保持してもよい。
解像度決定部102は、通信部103より入力されるクライアント装置20の要求するデータ構造1に沿ったデータ、及び符号化データ保持部101の解像度リストを使用して、クライアント装置20に出力する符号化データの解像度を決定する。また、決定した解像度の符号化データを符号化データ保持部101より取得し、通信部103に出力する。これについては後で詳しく説明する。
通信部103は、解像度決定部102より入力されるクライアント装置20に出力する符号化データをクライアント装置20と共通のプロトコルに変換し出力する。また、クライアント装置20よりネットワーク30を介して入力されるデータをデータ構造1に沿ったデータに変換し、解像度決定部102に出力する。
また、図1に示すように、本実施の形態のクライアント装置20は、通信部201、復号化部202、フレーム数制御部203、表示装置204、外部命令解析部205及びクライアント要求生成部206から構成されている。通信部201は、サーバー装置10よりネットワーク30を介して配信されるデータを受信して符号化データに変換し、復号化部202に出力する。また、通信部201は、クライアント要求生成部206より入力されるデータ構造1に沿ったデータをサーバー装置10と共通のプロトコルに変換し、サーバー装置10に出力する。復号化部202は、通信部201より入力される符号化データの復号化処理を行い、その復号化処理で復号した動画像データをフレーム数制御部203に出力する。
フレーム数制御部203は、復号化部202より復号化された任意のフレームレートの動画像データが入力され、その入力された動画像データを、表示装置204に出力する。例えば、表示デバイスの最大フレームレートが60fpsであり、復号された動画像データのフレームレートが60fpsであると仮定すると、復号した動画像データをそのまま出力する。表示デバイスの最大フレームレートが60fpsであり、復号された動画像データのフレームレートが120fpsである場合は、1枚おきの画像を出力することで60fpsを実現する。表示装置204は、フレーム数制御部203より入力される任意のフレームレートの動画像データを表示する。
外部命令解析部205は、クライアント装置20の外部からの外部命令Aの内容を解析し、その解析した結果をクライアント要求生成部206に出力する。ここで、上記の外部命令Aは、本実施の形態では、ユーザーによって発せられる動画再生命令(再生・一時停止・停止・早送り・早戻し)を示す。なお、本実施の形態では、命令を発する対象を人としたが、これに限らない。また、ユーザーの発する外部命令Aを再生・一時停止・停止・早送り・早戻しとしたが、他にスロー再生などを追加してもよい。
クライアント要求生成部206は、外部命令解析部205より入力された外部命令Aの解析結果に従って、サーバー装置10に要求するデータ構造1に沿ったデータを生成し、その生成したデータを通信部201に出力する。ここで、データ構造1に沿ったデータを、以下に示す。
[再生コマンド(再生・一時停止・停止・早送り・早戻し)、特殊再生速度、表示デバイス解像度]・・・データ構造1
次に、図1のサーバー装置10の動作について、図2のフローチャートを参照して説明する。まず、サーバー装置10は、通信部103においてクライアント装置20よりネットワーク30を介して外部命令Aに基づくクライアント要求データを受信したかどうか判定し(ステップS11)、受信した場合は、そのクライアント要求データをデータ構造1に沿ったデータに変換し、解像度決定部102に出力する(ステップS12)。
続いて、サーバー装置10は、解像度決定部102において、通信部103から入力されたデータ構造1に沿ったデータと、符号化データ保持部101の解像度リストを使用して、クライアント装置20に出力する符号化データの解像度を決定し、符号化データ保持部101に保持されている符号化データの中から決定した解像度で最も数多くの枚数の符号化データを取得して通信部103に出力する(ステップS13)。この解像度決定部102の動作については後で詳しく説明する。
続いて、サーバー装置10は、通信部103において、解像度決定部102より入力された符号化データを、クライアント装置20と共通のプロトコルに変換した後ネットワーク30を介してクライアント装置20へ配信する(ステップS14)。なお、ステップS11でクライアント要求データを受信していないと判定したときは、特殊再生を行わないと判断し、通常再生時の所定の解像度の符号化データを符号化データ保持部101より取得して生成したデータを通信部103を介してクライアント装置20へ配信する(ステップS15)。
次に、図2のステップS13の解像度決定部102の動作について図3のフローチャートを用いて詳細に説明する。解像度決定部102では、通信部103より入力されるクライアント装置20からのデータ構造1に沿ったデータ、及び符号化データ保持部101の解像度リストを使用して、出力する符号化データの解像度を決定し、その決定した解像度の符号化データを符号化データ保持部101より取得し、通信部103に出力する。
解像度決定部102は、通信部103からの入力データの再生コマンドの内容に基づいて条件分岐し(ステップS21)、再生・一時停止・停止の通常再生コマンドである場合はステップS22の処理を行い、早送り・早戻しの特殊再生コマンドである場合はステップS23の処理を行う。
ステップS22では、再生・一時停止・停止の通常再生コマンドが入力された場合であり、以下に示すデータ構造2に沿ったデータを生成する第1の処理#1を行い、生成したデータを出力してステップS25の処理を行う。
[出力データ有無フラグ、出力解像度]・・・データ構造2
ここで、ステップS22の第1の処理#1では、再生コマンドが「再生」である場合は、[出力データ有り、前記入力されたデータ構造1に沿ったデータの表示デバイス解像度]であるデータ構造2のデータを生成し、再生コマンドが「一時停止」・「停止」である場合は、[出力データ無し、(0、0)]であるデータ構造2のデータを生成する。
ステップS23は、ステップS21にて、早送り・早戻しの再生コマンドが入力されたと判定された場合に行う第2の処理#2であり、入力されたデータ構造1に沿ったデータ(クライアント要求データ)の特殊再生速度、及び表示デバイス解像度(表示装置204の解像度)と、特殊再生速度に応じて出力する解像度を算出することができる表1を使用して、出力する符号化データの解像度を算出する。
Figure 2008270939
上記の表1はクライアント装置20からのクライアント要求データが示す特殊再生速度及び表示デバイス解像度とに応じて、従来よりも単位時間当たりの高速再生画像の枚数が多く、コンテンツの連続性を認識できる動画像符号化データの解像度を判断するために予め設定されている。
例えば、特殊再生速度(以下、Tp)を5倍とし、表示デバイス解像度を横幅Wが「1920画素」、高さHが「1080画素」と仮定すると、本実施の形態では、表1より、「3<Tp≦10」であるから、出力される解像度は、横幅W′が960(=W/2=1920/2)画素、高さH′が540(=H/2=1080/2)画素と算出され、出力解像度は、(960、540)となる。なお、単位時間当たり表示される高速再生動画像の枚数は、表示装置の表示能力(表示解像度)に依存する。なお、本実施の形態では、表1を用いて解像度を算出したが、ネットワーク30の状況に応じて、表1を適時変更するなどして解像度を決定する方法を用いてもよい。
ステップS23に続くステップS24は、ステップS23で算出された解像度と、符号化データ保持部101の解像度リストとを使用し、クライアント装置20に配信する符号化データの解像度の補正を行う第3の処理#3である。例えば、ステップS23にて算出された解像度が(960、540)であり、符号化データ保持部101の解像度リストが表2に示すものであると仮定すると、(960、540)と同等以下の解像度を表2の解像度リストから選択し、その中で単位時間当たりの動画像の枚数が多く出力できる最大の解像度(720、480)を出力する解像度と決定し、[出力データ有り、(720、480)]のようなデータ構造2に沿った符号化データを生成する。
Figure 2008270939
すなわち、本実施の形態では、特殊再生速度と表示装置の解像度に応じて決定された上記の解像度は、符号化データ保持部101に保持されている符号化データのうち、単位時間当たり表示される高速再生動画像の枚数が最も多く出力できる最も高い解像度である。なお、本実施の形態では、符号化データ保持部101に保持されている解像度を出力解像度と決定したが、リアルタイム処理が可能であれば、再符号化するなどして、ステップS23で算出した解像度を出力解像度と決定してもよい。
解像度決定部102は、上記のステップS22による第1の処理#1、又は上記のステップS24による第3の処理#3を終了すると、続いて、処理#1又は#3で生成されたデータ構造2に沿ったデータに沿った符号化データを生成する第4の処理#4を行い(ステップS25)、通信部103に出力して処理を終了する。ステップS25では、例えば、[出力データ有り、(720、480)]が入力されたとすると、符号化データ保持部101より、解像度が(720、480)である符号化データを通信部103に出力する。
次に、図1のクライアント装置20の動作について、図4のフローチャートと共に説明する。まず、クライアント装置20は、外部命令Aが入力されたかどうかを判断し(ステップS31)、外部命令Aが入力された場合はステップS32へ、外部命令Aが入力されない場合はステップS35へ進んで所定の処理を行う。外部命令Aが入力された場合は外部命令解析部205において、外部命令Aの内容を解析し、その解析した結果をクライアント要求生成部206に出力する(ステップS32)。
続いて、クライアント装置20はクライアント要求生成部206において、外部命令解析部205より入力された外部命令Aの解析結果に従って、サーバー装置10に要求するデータ構造1に沿ったクライアント要求データを生成し、その生成したクライアント要求データを通信部201に出力する(ステップS33)。通信部201は、クライアント要求生成部206より入力されるデータ構造1に沿ったクライアント要求データをサーバー装置10と共通のプロトコルに変換し、ネットワーク30を介してサーバー装置10に出力する(ステップS34)。
一方、外部命令Aが入力されない場合はステップS35へ進んで、通信部201において、サーバー装置10よりネットワーク30を介して配信されるデータを受信して符号化データに変換し、復号化部202に出力する。続いて、復号化部202が、通信部201より入力される符号化データの復号化処理を行い、その復号化処理で復号した動画像データをフレーム数制御部203に出力する(ステップS36)。
クライアント装置20内のフレーム数制御部203は、復号化部202より復号化された任意のフレームレートの動画像データが入力されると、その入力された動画像データを表示装置204に出力して表示させる(ステップS37)。このとき、フレーム数制御部203は、復号化された動画像データのフレームレートが表示装置204の最大フレームレート以下になるようにフレーム数の制御を行う。クライアント装置20は上記のステップS32〜S34の動作又はS35〜S37の動作をステップS31の判断結果に基づいて、所定の終了条件を満たすまで、繰り返す(ステップS38)。
このように、本実施の形態では、クライアント装置20が外部命令Aの指令に基づいて特殊再生を行う際に、クライアント装置20がサーバー装置10に特殊再生命令を伝達するためのクライアント要求データをネットワーク30を介してサーバー装置10へ伝送し、サーバー装置10がこの特殊再生命令を示すクライアント要求データを受信すると、そのクライアント要求データに含まれる特殊再生速度と表示装置の解像度とに応じて、符号化データ保持部101に保持されている符号化データの中から特殊再生速度で単位時間当たりの再生画像数が最も多い最も大きな解像度の動画像データを読み出し、サーバー装置10がネットワーク30を介してクライアント装置20に特殊再生用符号化データとして配信するようにしたため、クライアント装置20はサーバー装置10から配信された符号化データから、従来よりも数多くの枚数の動画像データを復号した特殊再生画像を表示でき、これによりコンテンツの連続性を認識できるため、従来の課題であったコンテンツの連続性を認識できない問題を解決し、また、数多くの動画像データを表示する場合にリアルタイム性に欠けた問題も解決することができ、ユーザーにストレスのない特殊再生を行わせることができる。
次に、本発明の第2の実施の形態について図面と共に説明する。図5は本発明になる動画像配信システム並びにサーバー装置及びクライアント装置の第2の実施の形態の構成図を示す。同図中、図1と同一構成部分には同一符号を付し、その説明を省略する。図5に示す第2の実施の形態の動画像配信システムは、サーバー装置15とクライアント装置20とがネットワーク30を介して接続されており、サーバー装置15とクライアント装置20とがネットワーク30を介して双方向に通信可能な構成とされている。
図5に示すように、本実施の形態のサーバー装置15は、符号化データ保持部101、解像度決定部102、クライアント能力制御部104及び通信部103を有する構成であり、図1に示した実施の形態のサーバー装置10と比較すると、解像度決定部102と通信部103との間にクライアント能力制御部104が設けられている点に特徴がある。
クライアント能力制御部104は、解像度決定部102で決定された解像度、特殊再生速度、及び通信部103より入力される後述のデータ構造1′に沿ったデータの表3に示すような、クライアント装置20の復号化部202のデコードフレーム数と動画像データの解像度とを対応付けたクライアントデコード能力のリストを使用して、クライアント装置20に配信する動画像データの解像度を補正する。
Figure 2008270939
例えば、特殊再生速度が30倍速であり、解像度決定部102で決定された解像度が(720、480)であると仮定すると、表3に示すクライアント装置20のデコード能力リストより、上記の解像度では、デコードフレーム数が「24」であり、リアルタイムのデコードが間に合わないので、クライアント能力制御部104は、デコードフレーム数が「30」に最も近くて大きな「48」であるときの解像度(360、480)に補正し、符号化データ保持部101より補正した解像度の符号化データを取得し、通信部103に出力する。
なお、補正した解像度が符号化データ保持部101に存在しない場合は、符号化データ保持部101の解像度リストの同等以下の符号化データを出力する。なお、本実施の形態においては、クライアント装置20のデコード能力を使用して解像度を補正したが、例えば、通信路の帯域などを使用して、出力する符号化データの解像度を補正してもよい。
また、図5に示すように、本実施の形態のクライアント装置20は、通信部201、復号化部202、フレーム数制御部203、表示装置204、外部命令解析部205及びクライアント要求生成部206から構成されており、この構成は図1のクライアント装置20と基本的には同様であるが、クライアント要求生成部206が生成するクライアント要求データの構成が第1の実施の形態と若干異なる。
次に、本実施の形態のサーバー装置15の動作について、図6のフローチャートと共に更に説明する。同図中、図2と同一処理ステップには同一符号を付してある。図6に示すように、サーバー装置15は、通信部103においてクライアント装置20よりネットワーク30を介してクライアント要求データを受信すると(ステップS11のYES)、後述のデータ構造1’に沿ったデータに変換し、クライアント能力制御部104と解像度決定部102に出力する(ステップS12)。
続いて、サーバー装置10は、解像度決定部102において、通信部103から入力されたデータ構造1’に沿ったデータと、符号化データ保持部101の解像度リストを使用して、図3に示したフローチャートに従ってクライアント装置20に出力する符号化データの解像度を決定し、決定した解像度の符号化データを符号化データ保持部101より取得して、生成したデータをクライアント能力制御部104に出力する(ステップS13)。
続いて、サーバー装置10は、クライアント能力制御部104において、解像度決定部102で決定された解像度、特殊再生速度、及び通信部103より入力されるデータ構造1′に沿ったデータの表3に示したクライアントデコード能力のリストを使用して、クライアント装置20に配信する動画像データの解像度を前述したように補正する(ステップS16)。
そして、サーバー装置15はクライアント能力制御部104において補正された符号化データを通信部103において、クライアント装置20と共通のプロトコルに変換した後出力するネットワーク30を介してクライアント装置20へ配信する(ステップS14)。
次に、本実施の形態のクライアント装置20の動作について、図7のフローチャートと共に説明する。同図中、図4と同一処理ステップには同一符号を付し、その説明を省略する。図5のクライアント装置20は第1の実施の形態と略同様の動作を行うが、異なる動作としては、クライアント要求生成部206において、外部命令解析部205より入力された外部命令AのステップS32の解析結果に従って、サーバー装置15に要求するデータ構造1’に沿ったクライアント要求データを生成し、その生成したクライアント要求データを通信部201に出力する(図7のステップS41)。
ここで、上記のデータ構造1’に沿ったデータを以下に示す。
[再生コマンド(再生・一時停止・停止・早送り・早戻し)、特殊再生速度、表示デバイス解像度、クライアントデコード能力]・・・データ構造1’
このデータ構造1’はデータ構造1と比較するとクライアントデコード能力を示すデータが追加されている点に特徴がある。ここで、クライアントデコード能力とは、任意の解像度の符号化データを1秒間に何枚デコードできるかを示す能力であり、表3に示した解像度とデコードフレーム数とを対応付けたリストで表現できる。
なお、本実施の形態では、クライアントデコード能力を示すものとしてリストを用いたが、例えば、サーバー装置15がクライアント装置20にデコード能力を問い合わせ、クライアント装置20の実装する復号化部202がサーバー装置15にデコード能力を通知するような方法でも構わない。その後、図5の通信部201は、クライアント要求生成部206より入力されるデータ構造1’に沿ったクライアント要求データをサーバー装置10と共通のプロトコルに変換し、ネットワーク30を介してサーバー装置15に出力する(図7のステップS34)。
このように、本実施の形態では、クライアント装置20が外部命令Aの指令に基づいて特殊再生を行う際に、クライアント装置20がサーバー装置15に特殊再生命令を伝達するためのクライアント要求データにクライアント装置20の有する復号化部202のデコード能力情報を含めて送信し、サーバー装置15がこの特殊再生命令を示すクライアント要求データを受信すると、そのクライアント要求データに含まれる特殊再生速度に応じて出力する符号化データの解像度を決定し、決定した解像度をデータ構造1′に沿ったデータの表3に示したクライアントデコード能力のリストを使用して補正し、その補正後の数多くの枚数の動画像の符号化データを、サーバー装置15がネットワーク30を介してクライアント装置20に特殊再生用符号化データとして配信するようにしたため、クライアント装置20はサーバー装置15から配信された符号化データを復号してリアルタイムに特殊再生画像を表示することができる。
なお、本発明は以上の実施の形態に限定されるものではなく、サーバー装置10、15及びクライアント装置20はコンピュータにより実現することも可能であり、本発明はそのコンピュータを動作させるコンピュータプログラムも包含するものである。この場合、コンピュータプログラムは、記録媒体からコンピュータに取り込まれてもよいし、ネットワークを介して配信されてコンピュータに取り込まれてもよく、更にはコンピュータにファームウェアとして取り込まれていてもよい。また、サーバー装置とクライアント装置とが直接ケーブル接続されている場合にも当然本発明は適用可能である。
本発明の動画像配信システム並びにサーバー装置及びクライアント装置の第1の実施の形態の構成図である。 図1中のサーバー装置の動作説明用フローチャートである。 図1中の解像度決定部の動作説明用フローチャートである。 図1中のクライアント装置の動作説明用フローチャートである。 本発明の動画像配信システム並びにサーバー装置及びクライアント装置の第2の実施の形態の構成図である。 図5中のサーバー装置の動作説明用フローチャートである。 図5中のクライアント装置の動作説明用フローチャートである。 GOPの構成の一例を示す図である。 特許文献1記載の特殊再生方法の説明図である。 特許文献2記載の特殊再生方法の説明図である。
符号の説明
10、15 サーバー装置
20 クライアント装置
30 ネットワーク
101 符号化データ保持部
102 解像度決定部
103、201 通信部
104 クライアント能力制御部
202 復号化部
203 フレーム数制御部
204 表示装置
205 外部命令解析部
206 クライアント要求生成部
A 外部命令

Claims (6)

  1. 動画像符号化データをサーバー装置からネットワークを介してクライアント装置に配信する動画像配信システムにおいて、
    前記クライアント装置は、
    外部から入力された特殊再生速度を指定した特殊再生命令と、動画像を表示させる表示装置の解像度を示す解像度情報とを伝達するためのクライアント要求データを生成し前記サーバー装置に送信するデータ生成手段と、
    前記サーバー装置から受信する前記動画像符号化データを復号化して動画像データを生成する復号化手段と、
    前記復号化手段から出力される前記動画像データの表示レートを前記表示装置で表示可能な最大表示レート以下に制御して、制御後の動画像データを前記表示装置へ出力する制御手段と
    を備え、
    前記サーバー装置は、
    解像度の異なる動画像符号化データを複数保持している符号化データ保持手段と、
    前記クライアント装置から前記ネットワークを介して送信された前記クライアント要求データを受信し、その受信クライアント要求データが示す前記特殊再生速度と前記表示装置の解像度とに応じて、前記符号化データ保持手段に保持されている前記動画像符号化データの中から前記特殊再生速度で単位時間当たりの再生画像数が最も多い解像度の動画像符号化データを決定する解像度決定手段と、
    前記解像度決定手段により決定された解像度の動画像符号化データを前記符号化データ保持手段から読み出して前記クライアント装置に送信する送信手段と
    を備えることを特徴とする動画像配信システム。
  2. 動画像符号化データをサーバー装置からネットワークを介してクライアント装置に配信する動画像配信システムにおいて、
    前記クライアント装置は、
    外部から入力された特殊再生速度を指定した特殊再生命令と、動画像を表示させる表示装置の解像度を示す解像度情報と、自装置において任意の解像度の符号化データを単位時間当たり何枚復号化できるかを示すデコード能力情報とを伝達するためのクライアント要求データを生成し前記サーバー装置に送信するデータ生成手段と、
    前記サーバー装置から受信する前記動画像符号化データを復号化して動画像データを生成する復号化手段と、
    前記復号化手段から出力される前記動画像データの表示レートを前記表示装置で表示可能な最大表示レート以下に制御して、制御後の動画像データを前記表示装置へ出力する制御手段と
    を備え、
    前記サーバー装置は、
    解像度の異なる動画像符号化データを複数保持している符号化データ保持手段と、
    前記クライアント装置から前記ネットワークを介して送信された前記クライアント要求データを受信し、その受信クライアント要求データが示す前記特殊再生速度と前記表示装置の解像度とに応じて、前記符号化データ保持手段に保持されている前記動画像符号化データの中から前記特殊再生速度で単位時間当たりの再生画像数が最も多い解像度の動画像符号化データを決定する解像度決定手段と、
    前記符号化データ保持手段から読み出した前記解像度決定手段により決定された解像度の動画像符号化データを、前記受信クライアント要求データが示す前記デコード能力情報に基づいて、前記クライアント装置で復号化できる解像度に補正する補正手段と、
    前記補正手段で解像度が補正された前記動画像符号化データを前記クライアント装置に送信する送信手段と
    を備えることを特徴とする動画像配信システム。
  3. ネットワークを介してクライアント装置に動画像符号化データを配信するサーバー装置において、
    解像度の異なる動画像符号化データを複数保持している符号化データ保持手段と、
    前記クライアント装置において生成された、該クライアント装置の外部から入力された特殊再生速度を指定した特殊再生命令と、動画像を表示させる表示装置の解像度を示す解像度情報とを伝達するためのクライアント要求データを、前記ネットワークを介して受信し、その受信クライアント要求データが示す前記特殊再生速度と前記表示装置の解像度とに応じて、前記符号化データ保持手段に保持されている前記動画像符号化データの中から前記特殊再生速度で単位時間当たりの再生画像数が最も多い解像度の動画像符号化データを決定する解像度決定手段と、
    前記解像度決定手段により決定された解像度の動画像符号化データを前記符号化データ保持手段から読み出して前記クライアント装置に送信する送信手段と
    を有することを特徴とするサーバー装置。
  4. ネットワークを介してクライアント装置に動画像符号化データを配信するサーバー装置において、
    解像度の異なる動画像符号化データを複数保持している符号化データ保持手段と、
    前記クライアント装置において生成された、該クライアント装置の外部から入力された特殊再生速度を指定した特殊再生命令と、動画像を表示させる表示装置の解像度を示す解像度情報と、そのクライアント装置において任意の解像度の動画像符号化データを単位時間当たり何枚復号化できるかを示すデコード能力情報とを伝達するためのクライアント要求データを、前記ネットワークを介して受信し、その受信クライアント要求データが示す前記特殊再生速度と前記表示装置の解像度とに応じて、前記符号化データ保持手段に保持されている前記動画像符号化データの中から前記特殊再生速度で単位時間当たりの再生画像数が最も多い解像度の動画像符号化データを決定する解像度決定手段と、
    前記符号化データ保持手段から読み出した前記解像度決定手段により決定された解像度の動画像符号化データを、前記受信クライアント要求データが示す前記デコード能力情報に基づいて、前記クライアント装置で復号化できる解像度に補正する補正手段と、
    前記補正手段で解像度が補正された前記動画像符号化データを前記クライアント装置に送信する送信手段と
    を有することを特徴とするサーバー装置。
  5. サーバー装置からネットワークを介して配信された動画像符号化データを復号化して動画像データを生成するクライアント装置において、
    外部から入力された特殊再生速度を指定した特殊再生命令と、動画像を表示させる表示装置の解像度を示す解像度情報とを伝達するためのクライアント要求データを生成し前記サーバー装置に送信するデータ生成手段と、
    前記サーバー装置が受信した前記クライアント要求データが示す前記特殊再生速度と前記表示装置の解像度とに応じて、そのサーバー装置内に保持されている動画像符号化データの中から決定された前記特殊再生速度で単位時間当たりの再生画像数が最も多い解像度の動画像符号化データをそのサーバー装置から受信し、受信した前記動画像符号化データを復号化して動画像データを生成する復号化手段と、
    前記復号化手段から出力される前記動画像データの表示レートを前記表示装置で表示可能な最大表示レート以下に制御して、制御後の動画像データを前記表示装置へ出力する制御手段と
    を有することを特徴とするクライアント装置。
  6. サーバー装置が生成した動画像符号化データをネットワークを介して配信され、配信された前記動画像符号化データを復号化して動画像データを生成するクライアント装置において、
    外部から入力された特殊再生速度を指定した特殊再生命令と、動画像を表示させる表示装置の解像度を示す解像度情報と、自装置において任意の解像度の符号化データを単位時間当たり何枚復号化できるかを示すデコード能力情報とを伝達するためのクライアント要求データを生成し前記サーバー装置に送信するデータ生成手段と、
    前記サーバー装置が受信した前記クライアント要求データが示す前記特殊再生速度と前記表示装置の解像度とに応じて、そのサーバー装置内に保持されている動画像符号化データの中から決定された前記特殊再生速度で単位時間当たりの再生画像数が最も多い解像度の動画像符号化データを、受信した前記クライアント要求データが示す前記デコード能力情報に基づいて補正して得た解像度の動画像符号化データを、そのサーバー装置から受信し、受信した前記動画像符号化データを復号化して動画像データを生成する復号化手段と、
    前記復号化手段から出力される前記動画像データの表示レートを前記表示装置で表示可能な最大表示レート以下に制御して、制御後の動画像データを前記表示装置へ出力する制御手段と
    を有することを特徴とするクライアント装置。
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