JP2008269395A - マルチメディアシステムおよびナビゲーションユニット端末 - Google Patents

マルチメディアシステムおよびナビゲーションユニット端末 Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザの覚える煩わしさを可及的に減らし、更にユニット端末のプログラム更新の安全性を担保することが可能な、複数のユニット端末で構成されるマルチメディアシステムを提供する。
【解決手段】マスターユニット端末1とスレーブユニット端末3とで構成されるマルチメディアシステム10において、マスターユニット端末1は、外部のサーバS3との通信においてインターフェースとして機能する状態で、サーバS3とスレーブユニット端末3との間でプログラムの更新処理が行われる。そして、当該マルチメディアシステムでは、マスターユニット端末1とスレーブユニット端末3とが通信可能に接続されたとき、該スレーブユニット端末3のプロパティ情報を取得し、該プロパティ情報に従って、マスターユニット端末1を介してサーバS3からスレーブユニット端末3への更新プログラムの取得を行い、その後、更新処理を施す。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数のユニット端末で構成されるマルチメディアシステム、およびマルチメディアシステムの一部を構成するユニット端末としてのナビゲーションユニット端末に関する。
車両に搭載された制御機器のプログラムは、ユーザの購入当時には最新のものであっても、使用期間の経過とともに古くなっていき、サプライヤが提供する最新の機能を発揮できなくなる場合があり、そのためユーザはその制御機器用のプログラムを更新する必要がある。そこで、携帯電話用の無線を利用して、サプライヤから提供される最新のバージョンの制御プログラムをユーザが有する車両内の制御機器に対して供給する技術が公開されている(例えば、特許文献1を参照。)。この技術により、ユーザの車両に搭載された制御機器のプログラムの更新が行われる。
また、プログラムを更新する際の効率的なプログラムの送信に関する技術が公開されている(例えば、特許文献2を参照。)。この技術においては、プログラムを構成する複数のブロックにおいて、更新されるべきプログラムと新しいプログラムとをチェックサム方式を用いて比較することで、その比較結果においてチェックサムが同一でないブロックの部分のみを、更新のために送信する。これにより、更新のために送信すべきプログラム量を軽減でき、効率的なプログラムの転送が可能となる。
特開2005−202503号公報 特開2006−209417号公報 特開2005−233930号公報 特開2001−75967号公報 特開平11−296364号公報 特開2004−295542号公報
様々な目的で更新され得るプログラムを有する複数のユニット端末、例えば、上述したような車両内に搭載される制御機器用ユニットで構成されるマルチメディアシステムにおいて、そのユニット端末内のプログラムを更新することは、ユーザの利便性を向上する意味でも重要である。しかし、従来においては、ユニット端末の個々に対して、ユーザがプログラム更新の必要性を判断し、必要である場合にはCDやDVD等のメディアを利用して、更新プログラムをユニット端末にインストールしたり、又はユニット端末のサプライヤの場所まで該ユニット端末を運んでサプライヤに更新をしてもらったりしている。これは、ユーザの負担が大きく、その煩わしさを無視することはできない。
また、複数のユニット端末が異なるサプライヤから提供されている場合は、各ユニット端末が有するプログラムが外部漏出しないようにするために、安全上の理由からユーザによるプログラム更新の自由度が制限される。その結果、ユーザが覚える煩わしさはより顕著なものとなる。
本発明では、上記した問題に鑑み、ユーザの覚える煩わしさを可及的に減らし、更にユニット端末のプログラム更新の安全性を担保することが可能な、複数のユニット端末で構成されるマルチメディアシステムを提供することを目的とする。
本発明では、上記した課題を解決するために、複数のユニット端末を含んで構成されるマルチメディアシステムにおいて、一のユニット端末を、その他のユニット端末全体の更新を制御するマスターユニット端末として機能させることで、その他のユニット端末におけるプログラムの更新を該マスターユニット端末を介して行うこととした。これにより、各ユニット端末内のプログラムの更新をユーザが逐次行うのではなく、マスターユニット端末がその他のユニット端末のプログラム更新の管理を行うため、ユーザの煩わしさを解消することが可能となる。
詳細には、本発明は、複数のユニット端末を含むマルチメディアシステムにおける、該複数のユニット端末のうちの一つであって、該マルチメディアシステムの外部に位置するサーバと該複数のユニット端末のそれぞれと通信を行う際のインターフェースとして機能するマスターユニット端末と、前記複数のユニット端末のうち、前記マスターユニット端末を除くユニット端末であって、該マスターユニット端末に対して通信可能に接続されるスレーブユニット端末と、を備え、前記サーバと前記マスターユニット端末との間の通信によって、前記スレーブユニット端末が有するプログラムの更新を行うマルチメディアシステムであって、前記マスターユニット端末と前記スレーブユニット端末とが通信可能に接続されたとき、該スレーブユニット端末のプロパティ情報の該マスターユニット端末への取得を行うスレーブ情報取得手段と、前記スレーブ情報取得手段によって取得された前記プロパティ情報に従って、前記マスターユニット端末を介して前記サーバから前記スレーブユニット端末への更新プログラムの取得を行う更新プログラム取得手段と、前記スレーブユニット端末内のプログラムを、前記更新プログラム手段によって取得された前記更新プログラムに更新する更新手段と、を、更に備える。
本発明に係るマルチメディアシステムは、先ずその構成に特徴がある。複数の端末ユニットで構成される該マルチメディアシステムは、一台のマスターユニット端末と、一台又は複数台のスレーブユニット端末によって構成されている。このマスターユニット端末とスレーブユニット端末との違いは、個々のユニット端末の機能や特性で必ずしも決定されるものではなく、スレーブユニット端末の有するプログラムの更新を考慮した上で、その全体の制御を司るユニット端末をマスターユニット端末という立場に置いているに過ぎない。従って、本マルチメディアシステムにおいては、マスターユニット端末専用のユニット端末を配置してもよく、また、個々のユニット端末が有する能力やそれにかかる負担等を考慮して、適宜マスターとスレーブの関係を形成するようにしてもよい。尚、マスターユニット端末とスレーブユニット端末との接続形態については、マスターユニット端末と個々のスレーブユニット端末とが通信可能な状態に接続されればよく、様々な接続形態を採用し得る。
ここで、スレーブユニット端末がマスターユニット端末に接続されたとき、即ち本マルチメディアシステムが機能しうる状態が形成されたとき、スレーブ情報取得手段によるスレーブユニット端末のプロパティ情報の取得が行われ、その結果がマスターユニット端末へ引き渡される。このプロパティ情報とは、マルチメディアシステムを構成することになるスレーブユニット端末に関する情報であって、例えば個体を識別する情報や、以下に述べる、マスターユニット端末を介して行われるスレーブユニット端末内のプログラム更新に資する情報が少なくとも含まれるものである。
そして、このプロパティ情報に従って、更新プログラム取得手段によって、サーバとマスターユニット端末との間で更新プログラムの取得が行われる。「プロパティ情報に従う」とは、対象とする更新プログラムの特定や、プログラム更新の適否等、スレーブユニット端末が有するプログラムの更新に関する様々な処理を行うための判断材料とすることを意味する。
このように、本発明に係るマルチメディアシステムでは、スレーブユニット端末のプログラム更新にあたり、更新プログラムをサーバから取得するまでの処理は、マスターユニット端末を軸として行われる。このようにすることで、マスターユニット端末に「通信可能」に接続されているスレーブユニット端末に対しては、このマスターユニット端末の管理の下、プログラムの更新が制御されるため、ユーザがその都度スレーブユニット端末のプログラム更新を設定、調整する必要はなく、ユーザの負担が軽減される。特に、ユーザが、スレーブユニット端末を個々にサプライヤ等に持ち運ぶ負担が解消されるのは特筆すべき効果である。尚、更新プログラム取得手段によって取得された更新プログラムは、その後更新手段によって、対象となるスレーブユニット端末内で、既存のプログラムと更新される。
ここで、上記マルチメディアシステムとサーバとの相対関係については、マルチメディアシステムが、例えば地面上に固定的に配置されてもよく、また例えば車両のような移動体上に配置されてもよい。即ち、マルチメディアシステムは、サーバに対して固定的、移動的な形態の何れでも配置されてよく、またマルチメディアシステムとサーバとの間の通信は、両者の相対関係に応じて、有線や無線による通信形態を適宜採用すればよい。
尚、マスターユニット端末が有するプログラムの更新については、マスターユニット端末はそもそもサーバと通信可能であるので、スレーブユニット端末のプログラム更新のタイミングとは個別に、若しくは同期して、上記した更新プログラム取得手段による更新プログラムの取得に準じたマスターユニット端末用の更新プログラムの取得が行われるようにしてもよい。
ここで、上記のマルチメディアシステムが、前記スレーブ情報取得手段によって取得された前記プロパティ情報に基づいて、前記マスターユニット端末を介して、前記サーバに、該プロパティ情報の対象となる前記スレーブユニット端末が前記マルチメディアシステムにおけるプログラム更新の適正対象であるか否かを判定させる更新適正判定手段を更に備える場合、前記更新プログラム取得手段は、前記更新適正判定手段によって前記スレーブユニット端末が前記プログラム更新の適正対象であると判定されると、前記マスターユニット端末を介して前記サーバから該スレーブユニット端末への更新プログラムの取得を行うようにしてもよい。
即ち、上記のプロパティ情報に含まれるスレーブユニット端末の個体を識別することが可能な情報を利用して、当該スレーブユニット端末が、サーバから更新プログラムの提供を受ける資格を有するものであるのか否かについて、更新適正判定手段による判定が行われる。これにより、不適正なスレーブユニット端末が適正なものと成りすましてマスターユニット端末に接続されたとき、その際の当該スレーブユニット端末のプログラム更新を排除することが可能となる。
また、上述までのマルチメディアシステムにおいて、前記スレーブ情報取得手段によって取得された前記プロパティ情報に基づいて、前記マスターユニット端末を介して、前記サーバに、該プロパティ情報の対象となる前記スレーブユニット端末が有するプログラムが更新する必要があるプログラムか否か確認させる更新確認手段を、更に備える場合、前記更新プログラム取得手段は、前記更新確認手段によって更新をする必要があると判定されると、前記マスターユニット端末を介して前記サーバから該スレーブユニット端末への更新プログラムの取得を行うようにしてもよい。
即ち、更新プログラム取得手段による更新プログラムの取得の前段階として、更新確認手段によるプログラムの更新確認が行われるものである。この更新確認を行うことで、サ
ーバからの更新プログラムの取得がいたずらに頻繁に繰り返されるのが回避され、以てサーバやマスターユニット端末の負荷を軽減することが可能となる。
ここで、この更新確認手段は、前記スレーブユニット端末内の更新対象であるプログラムを所定領域毎に区切り、該区切られた領域毎に前記サーバと前記スレーブユニット端末との間で更新対象のプログラムを部分的に比較することでプログラム更新の必要性を確認するものであって、該比較の結果、プログラム更新の必要性が有ると確認されると、更なる比較の対象となる所定領域の容量を、段階的に最小所定容量まで絞り込むとともに、段階的に容量が絞り込まれた各所定領域毎にプログラム更新の必要性を確認するようにしてもよい。
即ち、更新確認手段は、スレーブユニット端末が有するプログラムの全体を更新確認の対象とするのではなく、該プログラムのうち更新が必要な部分を捜索し、その部分のみを更新が必要であるプログラム(の一部)として上記更新プログラム取得手段に引き渡す。これにより、該更新プログラム取得手段が取得する更新プログラムの容量を可及的に小さくすることができる。これは、更新の際にかかるサーバやマスターユニット端末での負担の軽減に資する。
そこで、より詳細には、更新確認手段は、更新の対象となるプログラム全体を所定領域毎に区切り、その区切られた領域に属するプログラムについてサーバが有するデータと比較することで、その区切られたプログラムが更新の対象であるか否か確認する。そして、その比較の結果、更新が必要であるという場合には、その区切られたプログラムを全体として、更に小さい所定領域に区切り同様の比較判断を行う。そして、その区切りとなる所定領域の最小容量が、上記の最小所定容量に至るまで段階的に、プログラムの区切りと比較のサイクルを継続させる。このように、比較の対象となるプログラムの領域を、当初大きな領域から段階的に小さい領域へと移行することで、プログラムのうち更新しなければならない部分を効率的に捜索することが可能となり、プログラム更新に要する時間の短縮に資する。
ここで、前記最小所定容量は、前記マスターユニット端末と前記スレーブユニット端末間の通信速度に基づいて決定されるようにしてもよい。これにより更新プログラム取得手段による更新プログラムの取得は、最終的には上記の最小所定容量の大きさを有するプログラム毎に行われる。そこで、この取得の最小単位となる最小所定容量を、マスターユニット端末とスレーブユニット端末間の通信速度に関連付けて決定することで、通信途中におけるプログラムの滞留(オーバーフロー)を回避しつつ、無駄の少ない効率的な更新プログラムの取得が可能となる。
また、前記スレーブユニット端末は、前記更新プログラム取得手段によって取得されるプログラムを一時的に格納する一時格納手段を、更に備え、且つ、前記更新手段は、前記スレーブユニット端末内のプログラムを、前記一時格納手段に格納されたプログラムへ更新するように構成される場合、前記最小所定容量は、更に前記更新手段によるプログラムの更新性能に基づいて、決定されるようにしてもよい。同様に、更新プログラム取得手段による取得の最小単位である最小所定容量を、このように更新手段による更新性能に関連付けて決定することで、サーバから一時的に更新プログラムが格納される一時格納手段でのプログラムの滞留を回避することが可能となる。
また、上述までのマルチメディアシステムにおいて、前記スレーブ情報取得手段は、前記最小所定容量の値を前記プロパティ情報の一部として、初めて前記マスターユニット端末と前記スレーブユニット端末とが通信可能に接続されたときに該スレーブユニット端末から取得するようにしてもよい。これにより、マスターユニット端末を介した更新プログ
ラムの取得およびその更新が、より円滑に進められる。
ここで、上述までのマルチメディアシステムにおいて、前記更新確認手段は、チェックサム方式に従って、前記所定領域毎に、前記スレーブユニット端末内の更新対象のプログラムの一部と、前記サーバ内のデータとを比較して、プログラム更新の必要性を確認するようにしてもよい。チェックサム方式による比較を行うことで、更新の必要性確認に要する時間を、より短縮することが可能となる。
ここで、上述までのマルチメディアシステムは、前記更新プログラム取得手段による更新プログラムの取得が行われるとき、該更新プログラムに対して、前記マスターユニットによる該更新プログラムの解読を不可能とする暗号処理を施す暗号処理手段を、更に備えてもよい。本発明に係るマルチメディアシステムでは、上述したようにマスターユニット端末を介した、スレーブユニット端末内のプログラムの更新が特徴であるため、常にマスターユニット端末が更新処理において仲介することになる。ここで、サーバから送られる更新プログラムにおいては、スレーブユニット端末に送られるべきものであり、仲介するマスターユニット端末にその内容を知られるのが好ましくない場合がある。そこで、そのような場合には、上記暗号処理手段による暗号処理を施すことで、本発明の趣旨を逸脱することなく、且つスレーブユニット端末においては安全に、プログラムの更新を行うことが可能となる。更には、当該暗号処理は、サーバとマスターユニット端末との間の通信において生じ得る外部漏出の対策にもなる。
また、上述までのマルチメディアシステムにおいては、前記更新手段による更新プログラムへの更新は、該更新の対象となる前記スレーブユニット端末における通常処理が終了した後に実行されるようにしてもよい。通常処理とは、当該スレーブユニット端末が有する機能を発揮するための処理である。このようにすることで、プログラム更新を行うことで通常処理が阻害されるのを回避できる。
ここで、上述までのマルチメディアシステムにおいて、前記マルチメディアシステムは、その外部に位置する複数のサーバに対して通信が可能である場合、前記更新プログラム取得手段は、前記スレーブ情報取得手段によって取得された前記プロパティ情報に基づいて前記マスターユニット端末がアクセスすべきサーバを特定するとともに、該特定されたサーバから該マスターユニット端末を介して更新プログラムの取得を行ってもよい。即ち、各スレーブユニット端末に関するプロパティ情報に従って、更新プログラムを有する適切なサーバを特定することで、例えばサプライヤの異なる様々なスレーブユニット端末で構成されるマルチメディアシステムでのプログラム更新を確実に実行し得る。
ここで、本発明を、マスターユニット端末とスレーブユニット端末に加えて、サーバを含んで構成されるマルチメディアシステムの側面から捉えることも可能である。詳細には、本発明は、ユニット端末内のプログラムを更新する際に、新しいプログラムを該ユニット端末に供給するサーバと、複数のユニット端末を含むマルチメディアシステムにおける、該複数のユニット端末のうちの一つであって、前記サーバと該複数のユニット端末のそれぞれと通信を行う際のインターフェースとして機能するマスターユニット端末と、前記複数のユニット端末のうち、前記マスターユニット端末を除くユニット端末であって、該マスターユニット端末に対して通信可能に接続されるスレーブユニット端末と、前記マスターユニット端末と前記スレーブユニット端末とが通信可能に接続されたとき、該スレーブユニット端末のプロパティ情報の該マスターユニット端末への取得を行うスレーブ情報取得手段と、前記スレーブ情報取得手段によって取得された前記プロパティ情報に従って、前記マスターユニット端末を介して前記サーバから前記スレーブユニット端末への更新プログラムの取得を行う更新プログラム取得手段と、前記スレーブユニット端末内のプログラムを、前記更新プログラム手段によって取得された前記更新プログラムに更新する更
新手段と、を備えるマルチメディアシステムである。このように構成されるマルチメディアシステムにおいても、上述したマルチメディアシステムと同様に、マスターユニット端末を介したスレーブユニット端末の更新が行われることで、ユーザが覚える煩わしさを軽減することが可能となる。
更に、本発明を、上記までのマルチメディアシステムとは異なる側面で捉えることも可能である。即ち、本発明は、車両の外部からナビゲーション情報を取得するナビゲーション情報取得手段を、備え、前記車両に搭載されるとともに、前記ナビゲーション情報取得手段によって取得されたナビゲーション情報に基づいて前記車両のナビゲーションを行うナビゲーションユニット端末であって、前記ナビゲーションユニット端末は、前記車両内に搭載される一又は複数のスレーブユニット端末と通信可能に接続されるとともに、該ナビゲーションユニット端末と該スレーブユニット端末とを含んで成るマルチメディアシステムと、該マルチメディアシステムとの通信を行う際のインターフェースとして機能する。そして、更に、前記ナビゲーションユニット端末は、前記ナビゲーションユニット端末と前記スレーブユニット端末とが通信可能に接続されたとき、該スレーブユニット端末のプロパティ情報の取得を行うスレーブ情報取得手段と、前記スレーブ情報取得手段によって取得された前記プロパティ情報に従って、前記サーバから前記スレーブユニット端末内のプログラム更新に必要な更新プログラムを、前記ナビゲーション情報取得手段を介して取得する更新プログラム取得手段と、前記スレーブユニット端末内のプログラムを、前記更新プログラム手段によって取得された前記更新プログラムに、前記スレーブユニット端末に更新させる更新手段と、を備える。
上記ナビゲーションユニット端末は、車両のナビゲーションのために必要なナビゲーション情報を外部から取得する装置であり、その外部とのインターフェースを、上述までのマルチメディアシステムにおけるマスターユニット端末のインターフェースとしても利用することで、車両内に構成されるマルチメディアシステムのスレーブユニット端末におけるプログラム更新を円滑に行うことが可能となる。尚、ここでいうナビゲーション情報とは、車両の位置を把握するためのGPS情報に限られず、ナビゲーションをサポートする道路交通情報やその他の交通関連情報等を含む。車両が移動体であることを考えるとナビゲーション情報取得手段は無線でナビゲーション情報を取得するのが一般であるが、有線でナビゲーション情報の取得が可能であれば、それを利用しても構わない。
ユーザの覚える煩わしさを可及的に減らし、更にユニット端末のプログラム更新の安全性を担保することが可能な、複数のユニット端末で構成されるマルチメディアシステムを提供することが可能となる。
図1は、本発明に係るマルチメディアシステム10の概略構成および、そのマルチメディアシステム10がアクセス可能な各サーバS1〜S3の概略を示す図である。このマルチメディアシステム10は、車両5に搭載され、ナビゲーション装置1、ヘッドユニット2、アンプ3の三台のユニット端末で構成されている。ここでいうユニット端末とは、それぞれが発揮すべき機能を有する装置であり、互いに通信可能に連結されてデータのやり取りを行うことが可能である。この連結にあたり、ユーザは自己の嗜好や必要に応じて、様々なユニット端末を連結して、一つのマルチメディアシステムを形成することが可能である。そこで、本実施例に係るマルチメディアシステム10は、車両5のナビゲーションおよび車両5内での音響空間の形成に必要な上記ナビゲーション装置1、ヘッドユニット2、アンプ3の三台のユニット端末を有することになる。
各ユニット端末について、簡略に説明する。先ず、ナビゲーション装置1は、ユーザの
車両5の運転を補助するためにナビゲーションを行う装置である。具体的には、車両5に設けられたGPS受信部40が受けたGPS情報に基づいて、車両5の現在地に関する処理が行われ、その結果に基づいて車両5のナビゲーションが実行される。一方で、携帯電話無線による外部通信を可能とする送受信部41が車両5に設けられ、それによって受信された道路交通情報等の交通関連の情報を、上記GPS情報と同時に又は個別にユーザに提示することで、更に車両5のナビゲーションが効果的に行われる。ナビゲーション装置によるナビゲーション技術は、本発明に係るマルチメディアシステムの中核とは関連性は少ないため、その詳細な説明は割愛する。
次に、ヘッドユニット2であるが、これは車両5内のユーザに対して音楽を再生するための演算処理を行う装置である。例えば、ヘッドユニット2内には、CD/DVDデッキやハードディスクドライブ(HDD)が備えられ、それらによって音楽データが再生処理される。このヘッドユニット2で再生処理された音楽データに基づいて車両5内に音声をスピーカ(図示せず)から提供するとき、電力供給を行うのがアンプ3である。尚、上記ナビゲーション装置1での処理に基づくユーザへのナビゲーション表示は、このヘッドユニット2内が有するディスプレイ部を介して行われる。また、ヘッドユニット2およびアンプ3の詳細な機能についても、本発明に係るマルチメディアシステムの中核とは関連性は少ないため、その詳細な説明は割愛する。
これらのユニット端末は、例えば上述したナビゲーションに関する情報や再生音楽に関する情報のように、互いに情報の授受を行う必要があるため、互いにLAN回線4で通信可能な状態に接続されている。また、各ユニット端末が発揮する、上述した機能は、それぞれに格納された制御プログラム(以下、単に「プログラム」と称する。)が実行されることで達成される。従って、各ユニット端末には、それぞれに応じたプログラムを格納する記憶部と、そのプログラムを実行させて各機能を発揮させるための制御部が設けられている。
ここで、各ユニット端末が有するプログラムは、時間の経過とともにいわゆる型落ちをしていくため、そのバージョンを最新のものに更新しなければ、各ユニット端末における機能を最新の状態に維持することができない。そこで、本発明に係るマルチメディアシステム10を構成する各ユニット端末内のプログラムの更新は、最新のプログラムを保有する各サーバS1〜S3とマルチメディアシステム10との無線通信によって達成されるように構成される。このサーバ側の構成について説明すると、ナビゲーション装置1に対応した更新プログラムを保有するサーバS1と、ヘッドユニット2に対応した更新プログラムを保有するサーバS2と、アンプ3に対応した更新プログラムを保有するサーバS3とが、インターネット33を介して中間サーバ30と接続されている。この中間サーバ30は、アンテナ32および中継器31を介して、各サーバS1〜S3とマルチメディアシステム10とを中継するための補助的なサーバである。従って、本発明に係るサーバとは、サーバS1〜S3がそれぞれ対応する。
一方で、マルチメディアシステム10側では、ナビゲーション装置1に情報を送受信する際のインターフェースとなる送受信部41を利用して、各サーバS1〜S3との通信が行われる。このとき、ナビゲーション装置1がその他のユニット端末であるヘッドユニット2およびアンプ3を総轄して管理する形態が採用される。即ち、ナビゲーション装置1が本発明に係るマスターユニット端末として機能し、ヘッドユニット2およびアンプ3がスレーブユニット端末として機能する。これにより、スレーブユニット端末であるヘッドユニット2およびアンプ3内のプログラムの更新の管理は、全てマスターユニット端末であるナビゲーション装置1を介して行われることになる。
このようにマルチメディアシステム10を構成するユニット端末内のプログラム更新を
ナビゲーション装置1でまとめて行うことで、ユーザ自身が各ユニット端末のプログラムの状態を逐次確認し、必要があるときは各ユニット端末のサプライヤから必要な更新プログラムを取得するという煩わしい処理を行う必要がなくなり、ユーザの利便性が飛躍的に向上する。
ここで、この本発明に係るマルチメディアシステム10における上記プログラム更新は、ナビゲーション装置1、ヘッドユニット2、アンプ3、サーバS1〜S3が図2に示す各機能を果たすことで達成される。図2は、ナビゲーション装置1等の各構成要素が発揮する機能を「機能部」としてイメージ化し、且つ各機能部の相関を信号の流れに基づいて図示したものである。これらの機能部による機能は、各構成要素に設けられた制御部で、プログラム更新用の制御プログラムが実行されることで実現される。尚、図2においては、スレーブユニット端末としてアンプ3を採用し、それに伴いサーバとしてアンプ3に対応するサーバS3を表示し、ヘッドユニット2に関する表示は省略している。以下に、各機能部の機能を簡単に説明する。
先ず、アンプ3内のプロパティ情報送信部11から、ナビゲーション装置1にアンプ3のプロパティ情報が送信され、それがナビゲーション装置1内のプロパティ情報受信部12によって受信される。プロパティ情報とは、スレーブユニット端末であるアンプ3個体に関する情報であり、各スレーブユニット端末毎に内容の異なるプロパティ情報が存在する。その詳細については後述する。その後、同ナビゲーション装置1内のスレーブ適正要求部13を介して、プロパティ情報がサーバS3に渡される。このとき、サーバS3では、スレーブ適正判定部14によって、ナビゲーション装置1に接続されているアンプ3が、プログラム更新をされるべき適正なスレーブユニット端末であるか否かが判定され、その結果がナビゲーション装置1に返される。そして、その結果、アンプ3が適正なスレーブユニット端末であるときは、更新プログラム決定要求部15から、アンプ3内の更新プログラム区切り部16とサーバS3内の更新プログラム確認部17に対して、アンプ3のプログラムのうちどの部分が更新の対象となるか決定するように要求が出される。
この更新プログラム決定要求部15からの要求を受けて、最終的に更新プログラム確認部17が、プログラム中更新が必要な部分を特定する。そして、その特定された結果に従って、サーバS3内の更新プログラム符号送信部18が、必要な更新プログラムを符号化した上で、ナビゲーション装置1を経由してスレーブユニット端末であるアンプ3に送信し、アンプ3内の更新プログラム復号受信部19が受信し、復号化する。この復号化された更新プログラムは、一時的にプログラム一時記憶部20に格納され、その後プログラム更新部21によって、既存のプログラムが、一時的に格納されている更新プログラムに更新される。
ここで、図2に示す各機能部によるアンプ3内のプログラムの更新処理の詳細について、図3に基づいて説明する。尚、図3に示す処理は、上述したようにナビゲーション装置1、アンプ3、サーバS3がそれぞれ有する制御部によって実行される。
先ず、S101では、マルチメディアシステム10に対して電源投入されたことが検知される。具体的には、マルチメディアシステム10が搭載される車両5が有するバッテリから電力が供給されたことをもって、電力投入の検知とする。S101の処理が終了すると、S102へ進む。S102では、ナビゲーション装置1からアンプ3に対して、アンプ3に関するプロパティ情報を、マスターユニット端末であるナビゲーション装置1に送信するように要求が出される。その結果、S103では、上記プロパティ情報送信部11を介して、アンプ3のプロパティ情報が送信されることになる。ここで、アンプ3のプロパティ情報の一例を図4に示す。アンプ3のプロパティ情報は、マルチメディアシステム10におけるユニット端末の識別番号であるユニットIDと、アンプ3の製品を示す品番
と、アンプ3の個体を識別するための製造番号(シリアル番号)と、アンプ3が有するプログラムが更新された最も新しい日を示す最終更新日をフィールドとする。更に、アンプ3のプロパティ情報には、後述する更新プログラムの特定および取得に関連するパラメータである最小所定容量もフィールドとして含んでいる。これらの情報に基づいて、後述する様々な処理が行われることになる。
S103で送信されたアンプ3のプロパティ情報は、S104において、上記プロパティ情報受信部12によって受信される。即ち、マスターユニット端末であるナビゲーション装置1は、自身に通信可能に接続される各スレーブユニット端末のプロパティ情報を取得する。これにより、ナビゲーション装置1は、マルチメディアシステム1全体を構成する全ユニット端末を認識することが可能となる。S104の処理が終了すると、S105へ進む。
S105では、プロパティ情報受信部12が受信したアンプ3のプロパティ情報に従って、上記スレーブ適正要求部13が、サーバS3に対して当該アンプ3がプログラムの更新を受ける適正なスレーブユニット端末であるか否か判定するべく要求を行う。具体的には、当該プロパティ情報がサーバS3に送信されて、スレーブ適正要求部13がサーバS3による判断結果を求める。尚、ナビゲーション装置1が当該要求を送るサーバの特定については、予めアンプ3とサーバS3とがナビゲーション装置1内で関連付けられており、そして取得したプロパティ情報に基づいてアンプ3の存在が認識されたことで、当該サーバの特定が為される。S105の処理が終了すると、S106へ進む。
S106では、サーバS3が、ナビゲーション装置1から送信されてきたプロパティ情報に基づいて、アンプ3がプログラム更新を受けることが許される適正なスレーブユニット端末であるか否かを判定する。この判定は、上記スレーブ適正判定部14によって行われることになる。例えば、図4に示すプロパティ情報である場合、サーバS3は、品番情報と製造番号情報と、サーバS3自身が有するデータベースとの照合を行うことで、アンプ3が、プログラム更新がサポートされる対象であるかを判断する。このようにすることで、マルチメディアシステム10に不正に接続されたユニット端末のプログラム更新を排除することができる。そして、この適正判定の結果が、再度ナビゲーション装置1に渡される。
その後、ナビゲーション装置1では、スレーブ適正判定部14で為された判定結果に基づいた処理が行われる。当該判定結果が不適正である場合には、スレーブユニット端末であるアンプ3に対してはプログラム更新の処理は行われない(S107)。一方で、当該判定結果が適正である場合には、スレーブユニット端末であるアンプ3に対してプログラム更新処理を行うべく、S108以降の処理が行なわれる。
尚、S108以降の処理に係るプログラム更新処理の開始は、ナビゲーション装置1にかかる処理負担や対象となるアンプ3にかかる処理負担等を考慮して適切なタイミングで行われればよい。基本的には、ナビゲーション装置1が自動的にS108以降の処理を行うか否かを判断する。例えば、ナビゲーション装置1が上記プロパティ情報中の最終更新日をサーバS3に問い合わせ、サーバS3中の最新更新プログラムの日付より当該最終更新日が古ければ、ナビゲーション装置1はS108以降の処理を適宜なタイミングで行うようにする。また、ユーザからの更新指示をナビゲーション装置1が受け付けたとき、上記サーバS3への問い合わせを行うようにしてもよい。
ここで、S108からS113までの処理について、図5に基づいて説明する。図5は、主に上記更新プログラム区切り部16と更新プログラム確認部17の具体的な動作を示す図である。先ず、S108では、上記更新プログラム決定要求部15から上記更新プロ
グラム区切り部16に対して、更新の対象となるプログラムを所定領域毎に区切るように要求が出される。それと同時に、更新プログラム決定要求部15からは、上記更新プログラム確認部17に対して、後述するS111での処理のための待機指示が出される。
ここで、所定領域とは、更新の対象となるプログラムのうち、実質的に更新が必要である部分を特定するために便宜的に該プログラムが区切られる領域である。この区切られた所定領域毎に、アンプ3内のプログラムと、サーバS3が管理している更新プログラムに関するデータとを比較し、相違があれば当該所定領域に属するプログラム部分に対して更新処理を行う必要があると判断することができる。このようにプログラムを所定領域毎に区切ることで、最終的に更新が必要とされるプログラム(正確には、プログラムの部分)の容量を可及的に小さくすることができ、以て更新処理による負担を軽減できる。本実施例では、先ず、更新プログラム決定要求部15から更新プログラム区切り部16への、一回目の区切り要求においては、アンプ3が有するプログラムPを、その先頭から容量が50Kbyteの所定領域で三つに区切り、A1〜A3の区切られたプログラム部分が形成されるものとする。この点は、図5(a)に示すとおりである。
次に、S109では、上記区切られたプログラム部分A1〜A3ごとのチェックサムデータを、各々ナビゲーション装置1に送信し、該ナビゲーション装置1は、各チェックサムデータをサーバS3に転送する(S110)。従って、このときナビゲーション装置1は、チェックサムデータに対しては、特別な処理は何等施していない。本実施例では、プログラム部分A1のチェックサムデータは9abcで、プログラム部分A2のチェックサムデータは810cで、プログラム部分A3のチェックサムデータはa713であり、それぞれのデータが、ナビゲーション装置1を経由してサーバS3に転送される。
各チェックサムデータがサーバS3に転送されると、S111における処理であって、更新プログラム確認部17による各プログラム部分の差分チェックが行われる。図5(a)に示すように、サーバS3には、更新プログラムを同様に、その先頭から50Kbyteの所定領域で区切って形成されたサーバ側プログラム部分毎の確認用チェックサムデータが保有されている。本実施例では、更新プログラムの先頭から順に、チェックサムデータは、9abc、810c、ab64となっている。そこで、更新プログラム確認部17は、各プログラム先頭から対応するプログラム部分を比較して、互いのチェックサムデータが一致しているか否かを判定する。本実施例では、プログラムPのプログラム部分A3と更新プログラムの先頭から三番目のプログラム部分とが不一致のため、プログラム部分A3を更新する必要があると判定される。
ここで、本発明に係るマルチメディアシステム10では、プログラム部分A3のうち更にどの部分が更新する必要があるのかを絞り込んでいくために、S112の処理が行われる。このように可及的に小さい部分にまで、更新を行う必要があるプログラムの部分を絞り込むことで、プログラム更新にかかる負担をより軽減することが可能である。具体的には、S112では、上記プログラム部分A3のようにチェックサムデータに不一致が生じたプログラム部分に対して、S108からS111までの処理を繰り返し行う。このとき、所定領域の容量を前回よりも少ない容量とすることで、当該プログラム部分を複数の小部分に区切っていく。尚、このプログラム部分の更なる小部分への区切りは、最終的に区切られたプログラム部分の容量が最小所定容量に至るまで、段階的に行われる。
この最小所定容量は、マスターユニット端末であるナビゲーション装置1と、スレーブユニット端末であるアンプ3との間を繋ぐLAN回線4における通信速度と、アンプ3が有するプログラム一時記憶部20の記憶容量や、プログラム更新部21による更新速度等に基づいて決定されたものであり、本実施例では、アンプ3の最小所定容量は12.5Kbyteである。最小所定容量を決定するこれらのパラメータは、サーバS3からアンプ
3へ更新プログラムが流れる(ダウンロードされる)とき、その流れの円滑さに関連するパラメータである。本発明においては、最終的に最小所定容量の大きさの所定領域毎に区切られたプログラム部分が、サーバS3からナビゲーション装置1を介してアンプ3に送られてくるため、そのプログラム部分の大きさを適正な大きさである最小所定容量とすることで、ダウンロードの流れが円滑に維持されオーバーフロー等の障害を回避できるとともに、不用意にプログラムPを細分化することで生じる、S108〜S111までの連続処理の繰り返し数の増大をも回避することができる。これにより、アンプ3のプログラム更新にかかる負担の軽減を効果的に達成し得る。
本実施例では、図5(a)に示す状態から、最小所定容量を基準としてプログラム部分A3を4分割し、更に小さなプログラム部分A31〜A34が形成される。そして、図5(a)に基づいて説明した場合と同様に、各プログラム部分A31〜A34のチェックサムデータと、サーバS3側で用意されている、各プログラム部分A31〜A34に対応する更新プログラムのプログラム部分のチェックサムデータとを比較し、両者の相違部分を特定する。本実施例では、プログラムPのうちプログラム部分A34が、サーバS3に保有されている更新プログラムと部分的に相違しているという結論が得られ、最終的にサーバS3から取得すべき更新プログラム(正確には、その一部分)が特定される(S113)。そこで、S114において、ナビゲーション装置1から、S113で特定されて更新プログラムをアンプ3に対して送信すべく、サーバS3に対して要求が出される。
尚、本実施例では、図5(a)に示す状態から直接に、即ち、一段階で図5(b)に示す状態に移行させたが、プログラム部分A3の区切りを50Kbyteから途中に25Kbyteを経て、最終的に12.5Kbyteに移行させるように、より段階的な区切りを行ってもよい。
更新プログラムの送信要求を出されたサーバS3は、S115において、送信すべき更新プログラムの一部分(図5(b)に示されるチェックサムが0461であるプログラム部分)に対して、符号化処理を行う。この符号化処理は、更新プログラムの内容を、データ送信の仲介的立場にあるナビゲーション装置1に知られないようにするためや、外部漏出対策のためである。そして、符号化された更新プログラムは、S116でナビゲーション装置に送信され、更にスレーブユニット端末であるアンプ3に転送される(S117)。このサーバ側における符号化および送信は、上記更新プログラム符号送信部18によって為される。
その後、転送された更新プログラムは、上記更新プログラム復号受信部19によって受信されるとともに、符号化された更新プログラムの復号化が行われる。そして、上記プログラム一時記憶部20によって、復号化後の更新プログラムが一時的に格納される。尚、S115からS118までの一連の更新プログラムの移動は、最小所定容量の所定領域で区切られたプログラム部分単位で行われる。
ここで、S115からS118までの間で行われる、プログラム部分に対する符号化、復号化については従来の技術によって為されるため、その詳細については、図6に示す処理フローに基づいた簡潔な説明に留める。図6は、符号化、復号化の処理を暗号処理として示すフロー図である。当該暗号処理において、先ずS201で、サーバS3とアンプ3同士の相互認証が行われる。相互認証は、例えば、お互いの機器がDTCP規格(Digital Transmission Content Protection)に適合しているか否かを検証する。このDTCP
規格を互いに満たしている機器であれば、両者間において更新プログラムの著作権を守ることが可能と考えられる。以下の処理は、このDTCP規格を両者が満たしていることを前提とした処理である。S201の処理が終了すると、S202へ進む。
S202では、相互認証されたサーバS3とアンプ3において、それぞれ認証鍵が作成される。その後、S203で、サーバS3においては共有鍵を上記認証鍵で符号化してアンプ3に送信し、その共有鍵を受信したアンプ3は、上記認証鍵で共有鍵の復号化を行う。更に、S204で、サーバS3においてはコンテンツ鍵を上記共有鍵と乱数に従って作成して、そのコンテンツ鍵と乱数をアンプ3に送信する。そして、アンプ3においては、受信したコンテンツ鍵を上記共有鍵と更に受信した乱数に基づいて復号化する。この結果、サーバS3とアンプ3には、高い独立性が担保されたコンテンツ鍵がそれぞれに存在することになる。
そこで、S205では、サーバS3からアンプ3に送信すべき更新プログラムに対して、サーバS3側ではコンテンツ鍵を用いて符号化し、それをアンプ3に送信する。そして、アンプ3は受信した更新プログラムを、コンテンツ鍵を用いて復号化する。
このような符号化、復号化処理をサーバS3とアンプ3との間で行うことで、本発明に係るマルチメディアシステム10の特徴である、ナビゲーション装置1によるスレーブユニット端末におけるプログラム更新の一括管理であっても、ナビゲーション装置1が更新プログラムの内容を知ることはできない。そのため、サーバS3とアンプ3の間におけるデータ授受の安全性を保つことができる。また、ナビゲーション装置1と各サーバとの間は無線通信が為されているが、この暗号処理により外部への情報流出による被害も防止できる。
ここで、図3に示す処理に戻ると、S118で更新プログラムの一時格納が行われた後、S119による処理が行われる。S119では、ナビゲーション装置1とアンプ3とのLAN回線4による通信が遮断されたことが検知される。このことは、マルチメディアシステム10を構成する各ユニット端末の機能をユーザがOFF状態にしようとすることの検知を意味する。そこで、この検知が行われた後、プログラム一時記憶部20によって格納されている更新プログラムを用いて、プログラム更新部21によるアンプ3内のプログラムの更新が実行される(S120)。このように、更新プログラムへの更新実行時期をS119による検知後としたのは、まだアンプ3がユーザに使用されている状態でプログラムの更新を行うと、その時点で行われているアンプ3での処理が阻害される虞があるからである。
本制御によると、スレーブユニット端末のプログラム更新がマスターユニット端末の一括管理の下に行われるため、ユーザがスレーブユニット端末の状態に逐次注意を払う必要がなく、ユーザの煩わしさが軽減される。また、更新プログラムの取得においても、更新が必要なプログラムを最小限の範囲で取得するため、サーバや各ユニット端末の負担が増加することを回避することができる。
尚、上記実施例においては、スレーブユニット端末であるアンプ3のプログラム更新についてその詳細を示したが、マスターユニット端末であるナビゲーション装置1のプログラム更新についても同様の処理を行えばよい。このとき、ナビゲーション装置1は、自己が有するプロパティ情報に基づいて、上記S105の処理や、S108からS114までの一連の処理を行えばよい。また、サーバからの更新プログラムの取得においても、上記の場合と同様に暗号処理を施すのが好ましい。
本発明の実施例に係るマルチメディアシステムの概略構成および、そのマルチメディアシステムがアクセス可能な各サーバの概略を示す図である。 本発明の実施例に係るマルチメディアシステムを構成するナビゲーション装置等の各構成要素が発揮する機能を「機能部」としてイメージ化し、且つ各機能部の相関を信号の流れに基づいて図示した図である。 本発明の実施例に係るマルチメディアシステムにおいて行われる、スレーブユニット端末のプログラム更新のための制御フロー図である。 図3に示す更新制御フローにおいて、マスターユニット端末がスレーブユニット端末より取得する、該スレーブユニット端末に関するプロパティ情報を例示したものである。 図3に示す更新制御フローにおいて行われる、更新プログラムの更新部分を特定するための手順を図式化したものである。 図3に示す更新制御フローにおいて行われる、更新プログラムの符号化および復号化に関する処理のフロー図である。
符号の説明
1・・・・ナビゲーション装置(マスターユニット端末)
2・・・・ヘッドユニット(スレーブユニット端末)
3・・・・アンプ(スレーブユニット端末)
4・・・・LAN回線
5・・・・車両
10・・・・マルチメディアシステム
41・・・・送受信部
S1〜S3・・・・サーバ

Claims (10)

  1. 複数のユニット端末を含むマルチメディアシステムにおける、該複数のユニット端末のうちの一つであって、該マルチメディアシステムの外部に位置するサーバと該複数のユニット端末のそれぞれと通信を行う際のインターフェースとして機能するマスターユニット端末と、
    前記複数のユニット端末のうち、前記マスターユニット端末を除くユニット端末であって、該マスターユニット端末に対して通信可能に接続されるスレーブユニット端末と、
    を備え、前記サーバと前記マスターユニット端末との間の通信によって、前記スレーブユニット端末が有するプログラムの更新を行うマルチメディアシステムであって、
    前記マスターユニット端末と前記スレーブユニット端末とが通信可能に接続されたとき、該スレーブユニット端末のプロパティ情報の該マスターユニット端末への取得を行うスレーブ情報取得手段と、
    前記スレーブ情報取得手段によって取得された前記プロパティ情報に従って、前記マスターユニット端末を介して前記サーバから前記スレーブユニット端末への更新プログラムの取得を行う更新プログラム取得手段と、
    前記スレーブユニット端末内のプログラムを、前記更新プログラム手段によって取得された前記更新プログラムに更新する更新手段と、
    を、更に備えるマルチメディアシステム。
  2. 前記スレーブ情報取得手段によって取得された前記プロパティ情報に基づいて、前記マスターユニット端末を介して、前記サーバに、該プロパティ情報の対象となる前記スレーブユニット端末が前記マルチメディアシステムにおけるプログラム更新の適正対象であるか否かを判定させる更新適正判定手段を更に備え、
    前記更新プログラム取得手段は、前記更新適正判定手段によって前記スレーブユニット端末が前記プログラム更新の適正対象であると判定されると、前記マスターユニット端末を介して前記サーバから該スレーブユニット端末への更新プログラムの取得を行う
    請求項1に記載のマルチメディアシステム。
  3. 前記スレーブ情報取得手段によって取得された前記プロパティ情報に基づいて、前記マスターユニット端末を介して、前記サーバに、該プロパティ情報の対象となる前記スレーブユニット端末が有するプログラムが更新する必要があるプログラムか否か確認させる更新確認手段を、更に備え、
    前記更新プログラム取得手段は、前記更新確認手段によって更新をする必要があると判定されると、前記マスターユニット端末を介して前記サーバから該スレーブユニット端末への更新プログラムの取得を行う
    請求項1又は請求項2に記載のマルチメディアシステム。
  4. 前記更新確認手段は、前記スレーブユニット端末内の更新対象であるプログラムを所定領域毎に区切り、該区切られた領域毎に前記サーバと前記スレーブユニット端末との間で更新対象のプログラムを部分的に比較することでプログラム更新の必要性を確認するものであって、該比較の結果、プログラム更新の必要性が有ると確認されると、更なる比較の対象となる所定領域の容量を、段階的に最小所定容量まで絞り込むとともに、段階的に容量が絞り込まれた各所定領域毎にプログラム更新の必要性を確認する
    請求項3に記載のマルチメディアシステム。
  5. 前記最小所定容量は、前記マスターユニット端末と前記スレーブユニット端末間の通信速度に基づいて決定される
    請求項4に記載のマルチメディアシステム。
  6. 前記スレーブユニット端末は、前記更新プログラム取得手段によって取得されるプログラムを一時的に格納する一時格納手段を、更に備え、
    前記更新手段は、前記スレーブユニット端末内のプログラムを、前記一時格納手段に格納されたプログラムへ更新し、
    前記最小所定容量は、更に前記更新手段によるプログラムの更新性能に基づいて、決定される
    請求項5に記載のマルチメディアシステム。
  7. 前記スレーブ情報取得手段は、前記最小所定容量の値を前記プロパティ情報の一部として、初めて前記マスターユニット端末と前記スレーブユニット端末とが通信可能に接続されたときに該スレーブユニット端末から取得する
    請求項4から請求項6の何れかに記載のマルチメディアシステム。
  8. 前記マルチメディアシステムは、その外部に位置する複数のサーバに対して通信が可能であって、
    前記更新プログラム取得手段は、前記スレーブ情報取得手段によって取得された前記プロパティ情報に基づいて前記マスターユニット端末がアクセスすべきサーバを特定するとともに、該特定されたサーバから該マスターユニット端末を介して更新プログラムの取得を行う
    請求項1から請求項7の何れかに記載のマルチメディアシステム。
  9. ユニット端末内のプログラムを更新する際に、新しいプログラムを該ユニット端末に供給するサーバと、
    複数のユニット端末を含むマルチメディアシステムにおける、該複数のユニット端末のうちの一つであって、前記サーバと該複数のユニット端末のそれぞれと通信を行う際のインターフェースとして機能するマスターユニット端末と、
    前記複数のユニット端末のうち、前記マスターユニット端末を除くユニット端末であって、該マスターユニット端末に対して通信可能に接続されるスレーブユニット端末と、
    前記マスターユニット端末と前記スレーブユニット端末とが通信可能に接続されたとき、該スレーブユニット端末のプロパティ情報の該マスターユニット端末への取得を行うスレーブ情報取得手段と、
    前記スレーブ情報取得手段によって取得された前記プロパティ情報に従って、前記マスターユニット端末を介して前記サーバから前記スレーブユニット端末への更新プログラムの取得を行う更新プログラム取得手段と、
    前記スレーブユニット端末内のプログラムを、前記更新プログラム手段によって取得された前記更新プログラムに更新する更新手段と、
    を備えるマルチメディアシステム。
  10. 車両の外部からナビゲーション情報を取得するナビゲーション情報取得手段を、備え、
    前記車両に搭載されるとともに、前記ナビゲーション情報取得手段によって取得されたナビゲーション情報に基づいて前記車両のナビゲーションを行うナビゲーションユニット端末であって、
    前記ナビゲーションユニット端末は、前記車両内に搭載される一又は複数のスレーブユニット端末と通信可能に接続されるとともに、該ナビゲーションユニット端末と該スレーブユニット端末とを含んで成るマルチメディアシステムと、該マルチメディアシステムとの通信を行う際のインターフェースとして機能し、
    前記ナビゲーションユニット端末は、更に、
    前記ナビゲーションユニット端末と前記スレーブユニット端末とが通信可能に接続されたとき、該スレーブユニット端末のプロパティ情報の取得を行うスレーブ情報取得手段と、
    前記スレーブ情報取得手段によって取得された前記プロパティ情報に従って、前記サーバから前記スレーブユニット端末内のプログラム更新に必要な更新プログラムを、前記ナビゲーション情報取得手段を介して取得する更新プログラム取得手段と、
    前記スレーブユニット端末内のプログラムを、前記更新プログラム手段によって取得された前記更新プログラムに、前記スレーブユニット端末に更新させる更新手段と、
    を、備えるナビゲーションユニット端末。
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