JP2008269294A - 画像形成装置及びその印刷処理方法 - Google Patents

画像形成装置及びその印刷処理方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2008269294A
JP2008269294A JP2007111371A JP2007111371A JP2008269294A JP 2008269294 A JP2008269294 A JP 2008269294A JP 2007111371 A JP2007111371 A JP 2007111371A JP 2007111371 A JP2007111371 A JP 2007111371A JP 2008269294 A JP2008269294 A JP 2008269294A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
job
print
image forming
processing
forming apparatus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2007111371A
Other languages
English (en)
Inventor
Ryuichi Nitta
竜一 新田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Document Solutions Inc
Original Assignee
Kyocera Mita Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Mita Corp filed Critical Kyocera Mita Corp
Priority to JP2007111371A priority Critical patent/JP2008269294A/ja
Publication of JP2008269294A publication Critical patent/JP2008269294A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)

Abstract

【課題】画像形成装置に直接入力することでコピー処理を実行する操作者の待ち時間を,コピー処理とプリンタ処理の便宜性のバランスに関する合理的な判断のもとに決定することの出来るバランスのよい画像形成装置及びその印刷処理方法を提供すること。
【解決手段】上記優先順位が,現在印刷中の印刷ジョブが,プリンタ出力ジョブであって,且つ最新の登録にかかる印刷ジョブがコピージョブである場合には,上記現在印刷中の印刷ジョブの処理に要する時間および上記登録された印刷ジョブ中の最新の登録にかかる印刷ジョブを除く印刷ジョブの処理に要する合計時間の合計時間と,上記最新の登録にかかるコピージョブの処理に要する時間とを比較し,両時間が同じまたは最新の登録にかかるコピージョブの処理に要する時間の方が短い場合には,最新の登録にかかるコピージョブを優先して処理するものである画像形成装置。
【選択図】図2

Description

本発明は,コピージョブやプリンタ出力ジョブ,ファックスデータ出力ジョブなどの複数種類の印刷ジョブを処理することの出来る複合画像形成装置における印刷ジョブの処理の優先度に関する発明であり,特に,画像形成装置に直接入力することでコピー処理を実行する操作者の待ち時間を,コピー処理とプリンタ処理の便宜性のバランスに関する合理的な判断のもとに決定することの出来るバランスのよい画像形成装置及びその処理方法に関するものである。
一般に,複合コピー機,あるいはマルチプリンタなどと呼ばれる複合画像形成装置では,少なくとも複合画像形成装置を直接操作することにより印刷処理を実行するコピージョブ,および,この複合画像形成装置と接続され複合画像形成装置とは別に設けられたパソコンなどの外部装置からの指示によって印刷処理を実行するプリンタ出力ジョブあるいはファックスデータ出力ジョブ(上記プリンタ出力ジョブとファクスデータ出力ジョブを総称して遠隔操作プリントジョブという)が登録され,実行可能である。また,このような複合画像形成装置では,上記登録された印刷ジョブについて,原則として登録(印刷処理の入力)順に印刷処理が実行されるが,例外的には,予め定められた所定の優先順位に従って印刷処理を実行するものが知られている。
例えば特許文献1には,現在処理中の印刷ジョブの残り処理時間と,その印刷ジョブの処理中に入力された新たな印刷ジョブの処理時間を単純に比較して,その比較結果に基づいて新たな印刷ジョブの割り込みの是非を判断するものである。
また特許文献2に記載の画像形成装置では,現在ある印刷ジョブが処理中に,他の印刷ジョブが入力された場合に,新たな印刷ジョブの実行枚数が予め定められた所定の枚数より小さい場合に,先行する現在処理中の画像形成処理を中断して,新たな印刷ジョブを実行させるように構成されている。
さらに,特許文献3においては,コピー処理を優先させるために,コピー処理が実行されている時には,プリンタ処理を実行不可能に設定することで,画像形成装置まで足を運んだ操作者が,他のパソコンなどの外部装置によって操作されるプリンタ印刷処理によって待たされることがないようにしている。
特開2003−134279号公報 特開2003−255766号公報 特開2005−39546号公報
上記したように特許文献1に記載の画像形成装置では,現在処理中の印刷ジョブの残り処理時間と,その印刷ジョブの処理中に入力された新たな印刷ジョブの処理時間とを比較して,処理時間が短い方を優先的に処理するものであるので,総合的に見た印刷ジョブの処理時間全体としての短縮化を図りうるものである点で優れているが,他の仕事に優先して画像形成装置まで足を運んで,コピー処理をしようとする操作者の便宜は無視されている点で,複合画像形成装置の使用の実態に即したものとはなっていない。
また,特許文献2に記載の画像形成装置では,印刷ジョブの小さいものを自動的に先に処理することが出来,その面では画像形成装置を使用する者にとって早い処理が行われている感覚が得られる点で,ストレスの少ない画像形成装置を提供しえたものであるが,前記特許文献1と同様,他の仕事に優先して画像形成装置まで足を運んで,コピー処理をしようとする操作者の便宜は無視されている点で,複合画像形成装置の使用の実態に即したものとはなっていない。
この点,前記特許文献3に記載の画像形成装置では,画像形成装置まで足を運んだ操作者が,他のパソコンなどにより操作されるプリンタ印刷処理によって待たされることがないように,プリンタ印刷処理よりもコピー処理を優先させているので,操作者の利便が考慮されている点で優れたものである。しかしながら,特許文献3に記載の画像形成装置では,単純にコピー処理をプリンタ印刷処理に優先させているために,どのような条件のもとでも,コピー処理が優先されてしまい,かならずしもコピー操作とプリンタ操作の利便性の実態に即したものとはなっていない。
従って,本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり,その目的とするところは,画像形成装置に直接入力することでコピー処理を実行する操作者の待ち時間を,コピー処理とプリンタ処理の便宜性のバランスに関する合理的な判断のもとに決定することの出来るバランスのよい画像形成装置及びその印刷処理方法を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明は,少なくとも当該画像形成装置を直接操作することにより印刷処理を実行するコピージョブ,および,当該画像形成装置と接続され当該画像形成装置とは別に設けられた外部装置からの指示によって印刷処理を実行するプリンタ出力ジョブ及びファックスデータ出力ジョブを含む遠隔操作プリントジョブが登録及び実行可能で,登録された印刷ジョブについて,原則として登録順に,また例外的に予め定められた所定の優先順位に従って印刷処理を実行する画像形成装置において,上記優先順位が,現在印刷中の印刷ジョブが,プリンタ出力ジョブであって,且つ最新の登録にかかる印刷ジョブがコピージョブである場合には,上記現在印刷中の印刷ジョブの処理に要する時間および上記登録された印刷ジョブ中の最新の登録にかかる印刷ジョブを除く印刷ジョブの処理に要する合計時間の合計時間と,上記最新の登録にかかるコピージョブの処理に要する時間とを比較し,両時間が同じまたは最新の登録にかかるコピージョブの処理に要する時間の方が短い場合には,最新の登録にかかるコピージョブを優先して処理するものであることを特徴とする画像形成装置として構成されている。
また,少なくとも当該画像形成装置を直接操作することにより印刷処理を実行するコピージョブ,および,当該画像形成装置と接続され当該画像形成装置とは別に設けられた情報処理装置からの指示によって印刷処理を実行するプリンタ出力ジョブ及びファックスデータ出力ジョブを含む遠隔操作プリントジョブが登録及び実行可能で,登録された印刷ジョブについて,原則として登録順に,また例外的に予め定められた所定の優先順位に従って印刷処理を実行する画像形成装置において,上記優先順位が,現在印刷中の印刷ジョブがない場合において,次に印刷予定の印刷ジョブが,プリンタ出力ジョブであって,且つ最新の登録にかかる印刷ジョブがコピージョブである場合には,上記現在印刷中の印刷ジョブの処理に要する時間および上記登録された印刷ジョブ中の最新の登録にかかる印刷ジョブを除く印刷ジョブの処理に要する合計時間の合計時間と,上記最新の登録にかかるコピージョブの処理に要する時間とを比較し,両時間が同じまたは最新の登録にかかるコピージョブの処理に要する時間の方が短い場合には,最新の登録にかかるコピージョブを優先して処理するものであることを特徴とする画像形成装置としても構成可能である。
これにより,単にコピージョブが優先的に処理されるのでなく,現在印刷されている印刷ジョブ及びその後印刷されるであろう先に登録されている印刷ジョブの処理にかかる時間が,新たに予約されたコピージョブの処理時間より長い(或いは等しい)場合にのみ,上記コピージョブの処理が優先的に割り込まれていくので,いたずらに長いコピー処理が優先されることによるバランスの悪さが解消され,使い勝手の良い画像形成装置を提供することに成功したものである。
またこのことを印刷処理方法として捉えた場合には,少なくとも当該画像形成装置を直接操作することにより印刷処理を実行するコピージョブ,および,当該画像形成装置と接続され当該画像形成装置とは別に設けられた情報処理装置からの指示によって印刷処理を実行するプリンタ出力ジョブ及びファックスデータ出力ジョブを含む遠隔操作プリントジョブが登録及び実行可能で,登録された印刷ジョブについて,原則として登録順に,また例外的に予め定められた所定の優先順位に従って印刷処理を実行する画像形成装置の印刷処理方法において,上記優先順位が,現在印刷中の印刷ジョブが,プリンタ出力ジョブであって,且つ最新の登録にかかる印刷ジョブがコピージョブである場合には,上記現在印刷中の印刷ジョブの処理に要する時間および上記登録された印刷ジョブ中の最新の登録にかかる印刷ジョブを除く印刷ジョブの処理に要する合計時間の合計時間と,上記最新の登録にかかるコピージョブの処理に要する時間とを比較し,両時間が同じまたは最新の登録にかかるコピージョブの処理に要する時間の方が短い場合には,最新の登録にかかるコピージョブを優先して処理するものであることを特徴とする画像形成装置の印刷処理方法,及び,少なくとも当該画像形成装置を直接操作することにより印刷処理を実行するコピージョブ,および,当該画像形成装置と接続され当該画像形成装置とは別に設けられた情報処理装置からの指示によって印刷処理を実行するプリンタ出力ジョブ及びファックスデータ出力ジョブを含む遠隔操作プリントジョブが登録及び実行可能で,登録された印刷ジョブについて,原則として登録順に,また例外的に予め定められた所定の優先順位に従って印刷処理を実行する画像形成装置の印刷処理方法において,上記優先順位が,現在印刷中の印刷ジョブがない場合において,次に印刷予定の印刷ジョブが,プリンタ出力ジョブであって,且つ最新の登録にかかる印刷ジョブがコピージョブである場合には,上記現在印刷中の印刷ジョブの処理に要する時間および上記登録された印刷ジョブ中の最新の登録にかかる印刷ジョブを除く印刷ジョブの処理に要する合計時間の合計時間と,上記最新の登録にかかるコピージョブの処理に要する時間とを比較し,両時間が同じまたは最新の登録にかかるコピージョブの処理に要する時間の方が短い場合には,最新の登録にかかるコピージョブを優先して処理するものであることを特徴とする画像形成装置の印刷処理方法が把握される。
また,この場合,上記優先順位として,次に印刷予定の印刷ジョブが,ファックスデータ出力ジョブである場合には,印刷時間の長短に拘わらず,後続するコピージョブ或いはプリンタ出力ジョブを優先的に処理するものが考えられる。
上記優先順位の別の例として,現在実行中の印刷ジョブの印刷時間より最新の登録にかかるコピージョブの印刷時間が長い場合には,現在実行中の印刷ジョブを優先的に処理するものが挙げられる。
また別の優先順位としては,現在印刷中,或いは次に印刷予定の印刷ジョブの処理に要する時間が,所定の最短時間以内である場合には,後続する印刷ジョブの処理に要する時間の長短に拘わらず上記現在印刷中,或いは次に印刷予定の印刷ジョブの処理を優先して実行するものが考えられる。
さらに,現在印刷中の印刷ジョブ,或いは次に印刷予定の印刷ジョブが,コピージョブであれば,後続する印刷処理の種類に拘わらず上記現在印刷中,或いは次に印刷予定のコピージョブの処理を優先して処理することで,コピージョブ優先の印刷が達成される。
上記優先して実行する処理の代表例としては,現在印刷中の印刷ジョブの処理を停止させて,登録されている印刷ジョブの処理を優先的に実行するものが挙げられる。
また,この発明では,印刷ジョブの処理時間の長さによって,優先する印刷ジョブを判断しようとしているが,印刷ジョブの処理時間は,概略処理枚数で決まると考えてよいので,処理枚数の比較で優先順位を決定するようにしても差し支えない。
本発明によれば,前記したように,処理中或いは処理しようとしている印刷ジョブの処理に要する時間の長短で,コピージョブを優先するか,或いはそれ以外のプリンタジョブなどを優先させるかを判断するものであるので,単純にコピージョブを優先的に処理するような従来技術と違って,コピージョブとそれ以外の印刷ジョブとの優先度について,柔軟性に富み,バランスの良い処理が可能となる。
以下添付図面を参照しながら,本発明の実施の形態について説明し,本発明の理解に供する。尚,以下の実施の形態は,本発明を具体化した一例であって,本発明の技術的範囲を限定する性格のものではない。
ここに,図1は本発明の実施の形態に係る複合画像形成装置の一例である複合コピー機の制御装置の概略構成を示すブロック図,図2は,前記制御装置による複合コピー機の制御処理手順を説明するためのフローチャートである。
この実施形態にかかる画像形成装置は,複合コピー機,あるいはマルチプリンタなどと呼ばれる複合画像形成装置であり,少なくとも複合画像形成装置を直接操作することにより印刷処理を実行するコピージョブ,および,この複合画像形成装置と接続され複合画像形成装置とは別に設けられたパソコンなどの外部装置からの指示によって印刷処理を実行するプリンタ出力ジョブあるいはファックスデータ出力ジョブ(上記プリンタ出力ジョブとファクスデータ出力ジョブを総称して遠隔操作プリントジョブという)が登録され,実行可能である。また,このような複合画像形成装置では,上記登録された印刷ジョブについて,原則として登録(印刷処理の入力)順に印刷処理が実行されるが,例外的には,予め定められた所定の優先順位に従って印刷処理を実行される。この例外的処理の内容が本発明のテーマである。
まず,図1のブロック図を用いて,本発明の実施の形態に係る複合コピー機における制御装置Xの概略構成について説明する。
図1に示すように,上記制御装置Xは,演算部1と,上記演算部1に印刷ジョブの設定値を入力したり,印刷処理の開始信号を入力したりする入力部3と,設定された印刷ジョブや,現在印刷処理中の印刷ジョブなどを記憶する記憶部5と,演算部1からの指示に基づいて画像形成処理を実行する周知の画像形成部7とを備えて,概略構成されている。
なお,図1は制御装置Xの概略構成を示すものであって,インターフェース,ケーブル,そのほかの具体的詳細構成については省略されている。
次に図2のフローチャートを参照して,上記演算部1が実行する印刷処理の制御手順について,図1を参照して説明する。
ここにS1,S2,…は,制御手順(ステップ)の番号を示す。
この制御手順は,画像形成装置において,画像形成処理が実行されているか,あるいはその待機中に実行される。このような状況においては演算部1は,すでに登録済みの印刷ジョブがあれば,その内容を,前記記憶部5のジョブ登録部5−1に記憶する。また,現在印刷処理中であれば,現在処理中の印刷ジョブを,上記記憶部5の現在出力中ジョブ記憶部5−2に,また後記する予約ジョブを予約ジョブ記憶部5−3にそれぞれ記憶する。
S1において,上記のように画像形成処理が実行されているか,あるいはその待機中において,演算部1は,上記記憶部5のジョブ登録部5−1を参照して,最新の登録にかかる印刷ジョブとしてコピージョブが登録されたかどうかを判断する。
もし,最新の登録にかかる印刷ジョブがコピージョブである場合(S1においてYes)には,現在出力中の印刷ジョブがあるかどうかを,記憶部5の現在出力中ジョブ記憶部5−2を参照して判断する(S2)。
上記S1において,演算部1が,現在何らかの印刷ジョブを出力中であると判断した場合(S2においてYes)には,上記最新の登録にかかる印刷ジョブであるコピージョブを予約ジョブとして前記記憶部5の予約ジョブ記憶部5−3に登録する(S3)。
この予約ジョブという概念は,最新の登録にかかる印刷ジョブを他の既登録にかかる印刷ジョブを区別するためのもので,印刷ジョブの登録に順番に関する情報があれば,登録の順番で指定してもよい便宜的なものである。
なお,登録された印刷ジョブにおける最新の登録にかかる印刷ジョブ(上記予約ジョブ)以外の登録された印刷ジョブをここでは便宜的に「待機中の印刷ジョブ」と呼ぶことにする。
つぎに演算部1は,現在出力中の印刷ジョブが,コピージョブか否かを記憶部5の現在出力中ジョブ記憶部5−2を参照して判断する(S4)。
ここで現在出力中の印刷ジョブがコピージョブである場合には,現在印刷中のコピージョブを優先的に実行すると共に,最新の登録にかかるコピージョブを他の印刷ジョブと共にジョブ登録部5−1に順に記憶する(S5)。
すなわち,現在処理中の印刷ジョブがコピージョブである場合には,常にそのコピージョブを優先的に処理することで,画像形成装置を使うために足を運んだ操作者の便宜を重視するのである。
また,上記のように特に優先処理されなかったコピージョブについては,単に他の印刷ジョブと共にジョブ登録部5−1に順に記憶されて,通常の登録の順番通りに印刷処理が行われる。この場合の順番通りに実行されるコピー処理については,プリンタ出力ジョブやファックスデータ出力ジョブとなんら変わるところがないので,予約ジョブとの比較においては,プリンタ出力ジョブなどと合算されてもよい。
前記S4において,演算部1によって現在出力中の印刷ジョブがコピージョブでないと判断(S4においてNo)された場合,演算部1は,記憶部5のジョブ登録部5−1を参照して,最新の登録にかかる印刷ジョブ(予約ジョブ)以外の登録された印刷ジョブ(すなわち出力待機中の印刷ジョブ)が存在するかどうかを判断する(S6)。
待機中の印刷ジョブが存在する場合には,演算部1は,続いて上記出力待機中の印刷ジョブにコピージョブが含まれているかどうかを,記憶部5のジョブ登録部5−1を参照して判断する(S7)。
ここで演算部1が,出力待機中の印刷ジョブにコピージョブが含まれていると判断した場合には,このコピージョブは優先処理されなかった比較的長時間を要する印刷ジョブであるので,既登録のプリンタ出力ジョブやファックスデータ出力ジョブと同じように順に印刷処理がなされる(S5)。
また上記S7において,上記出力待機中の印刷ジョブにコピージョブが含まれていない(S7においてNo)と判断された場合には,上記現在印刷出力中の印刷ジョブの処理に要する残り時間と,上記登録された印刷ジョブ中の最新の登録にかかる印刷ジョブ(予約ジョブ)を除く印刷ジョブ(待機中の印刷ジョブ)の処理に要する合計時間とを合計する(S8)。
なお,S6において,出力待機中の印刷ジョブがない場合も,S7を迂回してS8にジャンプする(この場合,待機中の印刷ジョブがないのであるから,上記合計は,単に上記現在印刷出力中の印刷ジョブの処理に要する残り時間だけになる。)
上記S8の合計計算処理が終わると,演算部1は,続いて予約ジョブ記憶部5−3に記憶された予約されたコピージョブの処理に要する時間を演算し(S9),その後,上記S8で計算した合計時間と,S9で計算した予約したコピージョブの処理時間とを比較する(S10)。その結果,予約ジョブとしてのコピージョブの処理に要する時間の方が長い場合には,予約されたコピージョブを優先処理することはせず,通常の印刷ジョブとして,ジョブ登録部5−1に順番に登録する。その際,予約されたコピージョブを予約ジョブ記憶部5−3から削除する。
また,上記S10の判断において,現在印刷出力中の印刷ジョブの処理に要する残り時間と,上記登録された印刷ジョブ中の最新の登録にかかる印刷ジョブ(予約ジョブ)を除く印刷ジョブ(待機中の印刷ジョブ)の処理に要する合計時間との合計時間が,上記予約ジョブとしてのコピージョブの処理に要する時間より長い場合(S10においてYes)には,S11に移る。S11では,現在出力中ジョブ記憶部5−2を参照して,現在出力中の印刷ジョブの出力枚数が複数か否かを判断する。複数であれば処理はS12に,複数でなければ(1枚ならば),S16に移行する。
S11において,出力中の印刷ジョブ枚数が複数の場合,画像形成部7を制御して,現在出力中の印刷ジョブを中断し,予約されているコピージョブを割り込み出力する(S11)。割り込みに係るコピージョブの処理が終了すると (S13),画像形成部7を使って一時中断されていた印刷ジョブを再開する(S14)。
この中断されていた印刷ジョブについての印刷処理が終了すると(S15においてYes),待機中の印刷ジョブの出力を開始する(S18)。
こうして待機中の印刷ジョブについての印刷が終了すると,全ての印刷ジョブについて印刷が終了するので,処理は終了する。
また,前記S11において,出力中のジョブの枚数が1枚である場合(S11でNo)には,処理はS16にジャンプして,現在出力中の印刷ジョブの終了するまで待ち,次に予約したコピージョブを優先的に出力する(S16)。そのコピージョブの出力が全て終了すると(S17においてYes),S18からS20において全ての待機中の印刷ジョブについての印刷処理が終了するまで,印刷処理を継続する。
なお,前記S2において,現在出力中のジョブがない(S2においてNo)場合には,比較が行われないので,格別の優先処理は行われず,新たに設定されたコピージョブ(予約ジョブ)についてもジョブ登録部5−1に順番通りに登録され,ジョブ登録部5−1に登録された印刷ジョブの順番に従った通常の印刷処理が行われる(S21)。そして全ての印刷ジョブが処理し終わると(S22),処理を終了する(S23)。
更に,S1において,コピー処理の新しい設定(予約)が行われていないと演算部によって判断された場合(S1においてNo)には,演算部1は処理をS18に戻して,待機中の印刷ジョブの出力を開始し,ここで待機中の印刷ジョブの出力が終了していない場合には,処理をS1に戻す。ここで特に新しいコピージョブの登録(予約)が行われていなければ,処理はS18→S19→S1を循環し,やがて待機中の印刷ジョブが全て出力されればS20で処理を終了する。新しいコピージョブの登録が行われていれば,前記したS2以下の処理手順が実行される。
上の実施形態では,S2において現在出力中の印刷ジョブがない場合には,新たに登録された予約ジョブであるコピージョブを,ジョブ予約部5−1にプリンタ出力ジョブなどと一緒に順番に登録するようにしているが,実際の処理としては,現在出力中の印刷ジョブがなければ,続いて,その次に印刷処理されるべき印刷ジョブ,即ち,ジョブ登録部5−1に登録された最先の印刷ジョブがあるかどうかを判断し,この最先の登録にかかる印刷ジョブがコピージョブかどうか(S4に相当)を判断し,コピージョブでなければ,上記最先の登録にかかる印刷ジョブを含むジョブ登録部5−1に登録された待機中の印刷ジョブの処理に要する合計時間(S8に相当するステップで計算)と予約されたコピージョブの処理時間とを比較して(S10に相当するステップ),コピージョブの処理時間が同じか又は処理時間が短ければ,予約ジョブであるコピージョブを,優先的に処理するようにしても良い。
また,ジョブ登録部5−1に記憶された印刷予定の印刷ジョブが,ファックスデータ出力ジョブである場合には,印刷時間の長短に拘わらず,後続するコピージョブ或いはプリンタ出力ジョブを優先的に処理するようにしてもよい。ファックスデータ出力ジョブで処理するファックスは,もともと時間的な緊急度が低い案件であり,他のプリンタ出力ジョブやコピージョブのような緊急性の高いジョブを優先的に処理するようにしても問題が生じないからである。
別の優先順位の考え方として,現在実行中の印刷ジョブの印刷時間より最新の登録(予約)にかかるコピージョブの印刷時間が長い場合には,現在実行中の印刷ジョブを優先的に処理するものが考えられる。現在実行中の印刷ジョブを中断するにはそれなりに無駄な時間が発生する。そのような無駄を省くために,現在実行中の印刷ジョブをある程度優先させることもバランス上必要だからである。
前記S11のように,この実施形態では,現在印刷中,或いは次に印刷予定の印刷ジョブの処理に要する時間が,予め定められた所定の最短時間以内である場合には,後続する印刷ジョブの処理に要する時間の長短に拘わらず上記現在印刷中,或いは次に印刷予定の印刷ジョブの処理を優先して実行するようにしている。例えば,所定の最短時間が1枚分の印刷であるような場合,比較するコピージョブの処理時間がどのような長さであっても,上記1枚分のファックス処理やプリンタ処理を優先するというものである。
これはそのような最短時間の処理中であってもコピージョブを優先させた場合,かえって処理モードの切り替えなどに多大な時間がかかってしまい,効率が低下することが考えられるからである。
S11では,最短時間をこのような印刷1枚としている。
次に種々の適用例について説明し,上記実施形態及び本発明の理解に供する。
現在実行中のジョブがプリンタ出力ジョブ(以下,単にプリンタジョブと記す)が1枚であり,待機ジョブ1(最先の待機ジョブ)が, プリンタジョブ1枚であり,且つ,待機ジョブ2(2番目の待機ジョブ)がプリンタジョブ1枚であり,予約ジョブがコピージョブ2枚である場合である。
これを略して,
●パターン1
実行中のジョブ: プリンタジョブ 1枚
待機ジョブ1: プリンタジョブ 1枚
待機ジョブ2: プリンタジョブ 1枚
予約ジョブ: コピージョブ 2枚
と記す。以下の例においても同様である。
この場合,実行中の印刷ジョブは1枚(この例では所定の最短時間を1枚として設定している)のため実行中の印刷ジョブには割り込み不可である。また,実行中のジョブ+待機ジョブ1+待機ジョブ2=3枚>予約ジョブ2枚であるので,現在実行中のジョブの次に予約ジョブを優先出力することになる。

●パターン2
実行中のジョブ: プリンタジョブ 1枚
待機ジョブ1: FAXジョブ 1枚
待機ジョブ2: プリンタジョブ 5枚
予約ジョブ: コピージョブ 2枚

この場合,現在実行中の印刷ジョブは1枚のため割り込み不可である。また,実行中のジョブ+待機ジョブ1+待機ジョブ2=7枚>予約ジョブ2枚であるので,実行中のプリンタジョブの次に予約ジョブを優先出力することになる。

●パターン3
実行中のジョブ: コピージョブ 5枚
待機ジョブ1: プリンタジョブ 5枚
待機ジョブ2: FAXジョブ 1枚
予約ジョブ: コピージョブ 3枚

前記の通り,実行中のジョブがコピージョブのため割り込み不可である。また,待機ジョブ1+待機ジョブ2=6枚>予約ジョブ3枚であるので,実行中のジョブの次に予約ジョブを優先出力することになる。

●パターン4
実行中のジョブ: FAXジョブ 1枚
待機ジョブ1: プリンタジョブ 1枚
待機ジョブ2: プリンタジョブ 1枚
予約ジョブ: コピージョブ 7枚

現在実行中のジョブはFAXであるが,1枚のため割り込み不可である。一方,実行中のジョブ+待機ジョブ1+待機ジョブ2=3枚<予約ジョブ7枚のため割り込み不可となり,待機ジョブ2の次に予約ジョブを出力(割り込みなし)することになる。

●パターン5
実行中のジョブ: コピージョブ 2枚
待機ジョブ1: プリンタジョブ 1枚
待機ジョブ2: プリンタジョブ 1枚
予約ジョブ: コピージョブ 1枚

この場合,実行中のジョブはコピージョブのため割り込み不可である。
そして,待機ジョブ1+待機ジョブ2=2>予約ジョブ1枚であるので,予約ジョブの割り込みが成立し,実行中のジョブの次に予約ジョブを優先出力することになる。

●パターン6
実行中のジョブ: プリンタジョブ 1枚
待機ジョブ1: コピージョブ 3枚
待機ジョブ2: FAXジョブ 1枚
予約ジョブ: コピージョブ 5枚

この例では,実行中のジョブは1枚のため割り込み不可であり,次の待機ジョブである待機ジョブ1はコピージョブのため割り込み不可と判断される。また,その次の待機ジョブ2は1枚のため割り込み不可となる。また待機ジョブ2<予約ジョブのため割り込み不可となり,最終的に,待機ジョブ2の次に予約ジョブを出力(割り込みなし)することになる。

●パターン7
実行中のジョブ: FAXジョブ 1枚
待機ジョブ1: コピージョブ 5枚
待機ジョブ2: プリンタジョブ 1枚
予約ジョブ: コピージョブ 3枚

この例では,実行中のジョブは1枚のため割り込み不可である。また,その次の待機ジョブ1はコピージョブのため割り込み不可である。待機ジョブ2については,待機ジョブ2<予約ジョブのため,これも割り込み不可となる。結局,待機ジョブ2の次に予約ジョブを出力(割り込みなし)することになる。

●パターン8
実行中のジョブ: プリンタジョブ 5枚
待機ジョブ1: プリンタジョブ 1枚
待機ジョブ2: FAXジョブ 1枚
予約ジョブ: コピージョブ 3枚

この例では,現在実行中のジョブが,1枚でないので,優先度の計算が必要となる。そして,実行中のジョブ+待機ジョブ1+待機ジョブ2(7枚)>予約ジョブ(3枚)であるので,実行中のジョブに割り込んで予約ジョブを出力することになる。

●パターン9
実行中のジョブ: プリンタジョブ 2枚
待機ジョブ1: コピージョブ 1枚
待機ジョブ2: FAXジョブ 1枚
予約ジョブ: コピージョブ 3枚

この場合,実行中のジョブ<予約ジョブのため割り込みは不可である。また,待機ジョブ1はコピージョブのため割り込み不可となる。更に,その次の待機ジョブ2について考えると,待機ジョブ2<予約ジョブのため,やはり割り込みは不可となる。結局,待機ジョブ2の次に予約ジョブを出力(割り込みなし)することになる。

●パターン10
実行中のジョブ: FAXジョブ 5枚
待機ジョブ1: プリンタジョブ 5枚
待機ジョブ2: FAXジョブ 2枚
予約ジョブ: コピージョブ 3枚

この場合,実行中のジョブ>予約ジョブであるから,実行中のFAXジョブを中断して,予約ジョブを割り込ませることになる。また,実行中のジョブ>予約ジョブのルールを使わなくても,実行中のジョブ+待機ジョブ1+待機ジョブ2>予約ジョブであるから, 実行中のジョブに割り込んで予約ジョブを出力することになる。
但し,待機ジョブにコピージョブがある場合には,その原則が崩れ,実施形態のS7からS5に移る判断のように,予約ジョブをジョブ登録部5−1の末尾に追加するだけの処理になることが合理的である。
本発明の実施の形態に係る複合画像形成装置の一例である複合コピー機の制御装置の概略構成を示すブロック図。 制御装置による複合コピー機の制御処理手順を説明するためのフローチャート。
符号の説明
X…制御装置
1…演算部
3…入力部
5…記憶部
5−1…ジョブ登録部
5−2…現在出力中ジョブ記憶部
5−3…予約ジョブ記憶部
7…画像形成部
S1,S2,…処理手順(ステップ)番号

Claims (9)

  1. 少なくとも当該画像形成装置を直接操作することにより印刷処理を実行するコピージョブ,および,当該画像形成装置と接続され当該画像形成装置とは別に設けられた外部装置からの指示によって印刷処理を実行するプリンタ出力ジョブ及びファックスデータ出力ジョブを含む遠隔操作プリントジョブが登録及び実行可能で,登録された印刷ジョブについて,原則として登録順に,また例外的に予め定められた所定の優先順位に従って印刷処理を実行する画像形成装置において,
    上記優先順位が,現在印刷中の印刷ジョブが,プリンタ出力ジョブであって,且つ最新の登録にかかる印刷ジョブがコピージョブである場合には,上記現在印刷中の印刷ジョブの処理に要する時間および上記登録された印刷ジョブ中の最新の登録にかかる印刷ジョブを除く印刷ジョブの処理に要する合計時間の合計時間と,上記最新の登録にかかるコピージョブの処理に要する時間とを比較し,両時間が同じまたは最新の登録にかかるコピージョブの処理に要する時間の方が短い場合には,最新の登録にかかるコピージョブを優先して処理するものであることを特徴とする画像形成装置。
  2. 少なくとも当該画像形成装置を直接操作することにより印刷処理を実行するコピージョブ,および,当該画像形成装置と接続され当該画像形成装置とは別に設けられた情報処理装置からの指示によって印刷処理を実行するプリンタ出力ジョブ及びファックスデータ出力ジョブを含む遠隔操作プリントジョブが登録及び実行可能で,登録された印刷ジョブについて,原則として登録順に,また例外的に予め定められた所定の優先順位に従って印刷処理を実行する画像形成装置において,
    上記優先順位が,現在印刷中の印刷ジョブがない場合において,次に印刷予定の印刷ジョブが,プリンタ出力ジョブであって,且つ最新の登録にかかる印刷ジョブがコピージョブである場合には,上記現在印刷中の印刷ジョブの処理に要する時間および上記登録された印刷ジョブ中の最新の登録にかかる印刷ジョブを除く印刷ジョブの処理に要する合計時間の合計時間と,上記最新の登録にかかるコピージョブの処理に要する時間とを比較し,両時間が同じまたは最新の登録にかかるコピージョブの処理に要する時間の方が短い場合には,最新の登録にかかるコピージョブを優先して処理するものであることを特徴とする画像形成装置。
  3. 上記優先順位が,次に印刷予定の印刷ジョブが,ファックスデータ出力ジョブである場合には,印刷時間の長短に拘わらず,後続するコピージョブ或いはプリンタ出力ジョブを優先的に処理するものである請求項1あるいは2のいずれかに記載の画像形成装置。
  4. 上記優先順位が,現在実行中の印刷ジョブの印刷時間より最新の登録にかかるコピージョブの印刷時間が長い場合には,現在実行中の印刷ジョブを優先的に処理するものである請求項1〜3のいずれかに記載の画像形成装置。
  5. 上記優先順位が,現在印刷中,或いは次に印刷予定の印刷ジョブの処理に要する時間が,所定の最短時間以内である場合には,後続する印刷ジョブの処理に要する時間の長短に拘わらず上記現在印刷中,或いは次に印刷予定の印刷ジョブの処理を優先して実行するものである請求項1〜4のいずれかに記載の画像形成装置。
  6. 上記優先順位が,現在印刷中,或いは次に印刷予定の印刷ジョブが,コピージョブであれば,後続する印刷処理の種類に拘わらず上記現在印刷中,或いは次に印刷予定のコピージョブの処理を優先して処理するものである請求項1〜5のいずれかに記載の画像形成装置。
  7. 上記優先して実行する処理が,現在印刷中の印刷ジョブの処理を停止させて,登録されている印刷ジョブの処理を優先的に実行するものである請求項1〜6のいずれかに記載の画像形成装置。
  8. 少なくとも当該画像形成装置を直接操作することにより印刷処理を実行するコピージョブ,および,当該画像形成装置と接続され当該画像形成装置とは別に設けられた情報処理装置からの指示によって印刷処理を実行するプリンタ出力ジョブ及びファックスデータ出力ジョブを含む遠隔操作プリントジョブが登録及び実行可能で,登録された印刷ジョブについて,原則として登録順に,また例外的に予め定められた所定の優先順位に従って印刷処理を実行する画像形成装置の印刷処理方法において,
    上記優先順位が,現在印刷中の印刷ジョブが,プリンタ出力ジョブであって,且つ最新の登録にかかる印刷ジョブがコピージョブである場合には,上記現在印刷中の印刷ジョブの処理に要する時間および上記登録された印刷ジョブ中の最新の登録にかかる印刷ジョブを除く印刷ジョブの処理に要する合計時間の合計時間と,上記最新の登録にかかるコピージョブの処理に要する時間とを比較し,両時間が同じまたは最新の登録にかかるコピージョブの処理に要する時間の方が短い場合には,最新の登録にかかるコピージョブを優先して処理するものであることを特徴とする画像形成装置の印刷処理方法。
  9. 少なくとも当該画像形成装置を直接操作することにより印刷処理を実行するコピージョブ,および,当該画像形成装置と接続され当該画像形成装置とは別に設けられた情報処理装置からの指示によって印刷処理を実行するプリンタ出力ジョブ及びファックスデータ出力ジョブを含む遠隔操作プリントジョブが登録及び実行可能で,登録された印刷ジョブについて,原則として登録順に,また例外的に予め定められた所定の優先順位に従って印刷処理を実行する画像形成装置の印刷処理方法において,
    上記優先順位が,現在印刷中の印刷ジョブがない場合において,次に印刷予定の印刷ジョブが,プリンタ出力ジョブであって,且つ最新の登録にかかる印刷ジョブがコピージョブである場合には,上記現在印刷中の印刷ジョブの処理に要する時間および上記登録された印刷ジョブ中の最新の登録にかかる印刷ジョブを除く印刷ジョブの処理に要する合計時間の合計時間と,上記最新の登録にかかるコピージョブの処理に要する時間とを比較し,両時間が同じまたは最新の登録にかかるコピージョブの処理に要する時間の方が短い場合には,最新の登録にかかるコピージョブを優先して処理するものであることを特徴とする画像形成装置の印刷処理方法。
JP2007111371A 2007-04-20 2007-04-20 画像形成装置及びその印刷処理方法 Pending JP2008269294A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007111371A JP2008269294A (ja) 2007-04-20 2007-04-20 画像形成装置及びその印刷処理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007111371A JP2008269294A (ja) 2007-04-20 2007-04-20 画像形成装置及びその印刷処理方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008269294A true JP2008269294A (ja) 2008-11-06

Family

ID=40048708

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007111371A Pending JP2008269294A (ja) 2007-04-20 2007-04-20 画像形成装置及びその印刷処理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2008269294A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015152760A (ja) * 2014-02-14 2015-08-24 株式会社リコー 画像形成装置

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07322031A (ja) * 1994-05-24 1995-12-08 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置
JPH11198491A (ja) * 1998-01-20 1999-07-27 Canon Inc 画像形成装置および画像形成装置の制御方法
JP2002189579A (ja) * 2000-12-21 2002-07-05 Fuji Xerox Co Ltd ジョブ処理装置及びジョブ処理方法
JP2006190221A (ja) * 2005-01-07 2006-07-20 Ricoh Co Ltd 印刷制御装置及び記録媒体

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07322031A (ja) * 1994-05-24 1995-12-08 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置
JPH11198491A (ja) * 1998-01-20 1999-07-27 Canon Inc 画像形成装置および画像形成装置の制御方法
JP2002189579A (ja) * 2000-12-21 2002-07-05 Fuji Xerox Co Ltd ジョブ処理装置及びジョブ処理方法
JP2006190221A (ja) * 2005-01-07 2006-07-20 Ricoh Co Ltd 印刷制御装置及び記録媒体

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015152760A (ja) * 2014-02-14 2015-08-24 株式会社リコー 画像形成装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2009203074A (ja) 画像形成装置、媒体供給方法、及び、コンピュータプログラム
US8159699B2 (en) Printing apparatus, program, and method for performing copy number printing on document having matching file name and number of printed copy stored
JP4961460B2 (ja) 印刷システム
JP4584731B2 (ja) プリンタ装置
US8988700B2 (en) Print control apparatus that performs continued processing of job when power is restored, method of controlling the same, and storage medium
JP2010250737A (ja) 印刷制御プログラム、印刷制御方法及び印刷システム
JP5870600B2 (ja) 画像形成装置、画像形成方法及びプログラム
JP4962058B2 (ja) 情報処理装置及び情報処理プログラム
JP2008177817A (ja) 画像形成装置
JP2008265135A (ja) 印刷システム及び印刷装置
JP2008269294A (ja) 画像形成装置及びその印刷処理方法
JP6444146B2 (ja) 画像形成装置、その制御方法、及びプログラム
JP2001232911A (ja) 画像形成装置
JP2008155451A (ja) 画像形成装置、画像形成方法、及び画像形成プログラム
JP4838771B2 (ja) 画像形成装置及びその印刷処理方法
JP2004171044A (ja) 画像処理装置
JP2007164481A (ja) ジョブスプール実行制御装置
JP2008022456A (ja) 画像処理装置及び画像処理制御方法
JP2006268117A (ja) プリントシステム
JP2006023669A (ja) 画像形成装置
JP2007094675A (ja) 印刷制御装置およびその制御方法
JP2004152140A (ja) 画像形成装置及び情報処理装置及び電源制御方法及びコンピュータが読み取り可能な記憶媒体並びにプログラム
JP2009259138A (ja) 印刷制御装置、印刷システム、及びプログラム
JP3509515B2 (ja) プリンタ選択装置及びプリンタ選択方法並びにその記録媒体
JP2005045337A (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100323

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20110303

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20111215

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120207

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120406

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120828

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20130212