JP2008264014A - 磁気共鳴イメージング装置および磁気共鳴イメージング方法 - Google Patents

磁気共鳴イメージング装置および磁気共鳴イメージング方法 Download PDF

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Abstract

【課題】刺激部位や刺激頻度が適切であるか否かを容易に判定可能にする。
【解決手段】被検体SUの頭部から磁気共鳴信号を第1スキャンデータとして収集する第1スキャンS1を実施後、その第1スキャンデータに基づいて被検体SUの頭部について位置決め画像SIを生成する。その後、位置決め画像SIを表示画面に表示して関心領域を設定する。そして、磁気刺激を被検体SUの頭部に付与した後に、当該被検体SUにおいて設定した関心領域に対応する領域から、磁気共鳴信号をBOLD法によって第2スキャンデータとして収集するように、第2スキャンS2を実施する。そして、その収集された第2スキャンデータに基づいて、当該第2スキャンデータの信号強度を示す信号強度画像SKを生成し、その生成された信号強度画像SKを表示画面に表示する。
【選択図】図4

Description

本発明は、磁気共鳴イメージング(MRI:Magnetic Resonance Imaging)装置および磁気共鳴イメージング方法に関する。特に、経頭蓋磁気刺激(TMS:Transcranial Magnetic Stimulation)装置によって磁気刺激が付与された被検体の頭部についてイメージングする、磁気共鳴イメージング装置および磁気共鳴イメージング方法に関する。
磁気共鳴イメージング装置は、被検体についてスキャンを実施することによって、その被検体についてイメージングする。
具体的には、磁気共鳴イメージング装置においては、静磁場が形成される撮像空間において被検体の撮影領域にRFパルスを送信することにより、その撮影領域におけるプロトンのスピンを核磁気共鳴(NMR:Nuclear Magnetic Resonance)現象によって励起させ、その励起されたスピンにより発生する磁気共鳴(MR)信号を受信する。その後、このスキャンにより得られた磁気共鳴信号を、ローデータ(Raw Data)として、その被検体の撮影領域についてのスライス画像を生成する。
このような磁気共鳴イメージング装置においては、ファンクショナル(functional)MRI(fMRI)と呼ばれる脳機能画像法が実施されている。
このfMRIの実施においては、TMSコイルを含む経頭蓋磁気刺激装置を用いてイメージングすることが提案されている。ここでは、経頭蓋磁気刺激装置が磁気刺激を被検体の頭部に付与後、その頭部から磁気共鳴信号を収集するスキャンを、BOLD(Blood Oxgenation Level Dependent)法によって実施することにより、その頭部についてイメージングする。すなわち、BOLD信号を収集し、その収集したBOLD信号に基づいて、その頭部の脳活動についてイメージングする。具体的には、経頭蓋磁気刺激装置のTMSコイルを被検体の頭皮上に配置し、そのTMSコイルが磁気刺激を被検体の頭部に付加して、その頭部の大脳皮質表層部に一過性の誘発電流を発生させて、ニューロンを活動させる。その後、その頭部についてスキャンを実施し、磁気共鳴信号を収集する。ここでは、この磁気刺激の付加と、スキャンの実施とを交互に繰り返す。そして、そのスキャンの実施にて収集されたBOLD信号である磁気共鳴信号が、磁気刺激後にBOLD効果によって信号強度が変化することを計測し、脳の活動をイメージングする(たとえば、非特許文献1,非特許文献2参照)。
Bestmann S, Baudewig J, Siebner HR, Rothwell JC, Frahm J.,BOLD MRI responses to repetitive TMS over human dorsal premotor cortex,Neuroimage 2005 Oct 15;28(1):22−9 Epub,2005.Jul.5. Denslow S, Lomarev M, George MS, Bohning DE.,Cortical and subcortical brain effects of transcranial magnetic stimulation (TMS)−induced movement: an interleaved TMS/functional magnetic resonance imaging study,Biol Psychiatry,2005.Apr.1;57(7):752−60
しかしながら、fMRIの実施において経頭蓋磁気刺激装置を用いる際には、そのTMSコイルから磁気刺激を付与する刺激部位や、その磁気刺激を付与する刺激頻度が、適切であるか否かを判定することが困難であった。このため、経頭蓋磁気刺激装置を用いてfMRIを実施することを、効率的に行うことが困難であり、撮影効率を向上させることが容易ではなかった。
したがって、本発明の目的は、fMRIの実施において経頭蓋磁気刺激装置を用いる際に、刺激部位や刺激頻度が適切であるか否かを容易に判定可能であって、撮影効率を向上させることが容易に可能な、磁気共鳴イメージング装置および磁気共鳴イメージング方法を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の磁気共鳴イメージング装置は、経頭蓋磁気刺激装置によって磁気刺激が付与された被検体の頭部についてイメージングする磁気共鳴イメージング装置であって、前記被検体の頭部から磁気共鳴信号を第1スキャンデータとして収集するように第1スキャンを実施するスキャン部と、前記スキャン部が前記第1スキャンを実施することによって収集した第1スキャンデータに基づいて、前記被検体の頭部について位置決め画像を生成する画像生成部と、前記画像生成部によって生成された位置決め画像を表示する表示部と、前記表示部によって表示された位置決め画像において関心領域を設定する関心領域設定部とを有し、前記スキャン部は、前記経頭蓋磁気刺激装置が磁気刺激を前記被検体の頭部に付与した後に、当該被検体において前記関心領域設定部が設定した関心領域を含む撮影領域から磁気共鳴信号を第2スキャンデータとしてBOLD法によって収集するように、第2スキャンを実施し、前記画像生成部は、前記被検体において前記関心領域設定部が設定した関心領域に対応する領域について収集された第2スキャンデータの信号強度を示す信号強度画像を、前記スキャン部が前記第2スキャンを実施することによって収集した第2スキャンデータに基づいて生成し、前記表示部は、前記画像生成部によって生成された信号強度画像を表示する。
好適には、前記スキャン部は、前記第2スキャンデータを繰り返し収集するように、前記磁気刺激の付与と前記第2スキャンの実施とを交互に繰り返して実施し、前記画像生成部は、前記磁気刺激の付与および前記第2スキャンの実施に対してリアルタイムになるように、前記信号強度画像を順次生成し、前記表示部は、前記画像生成部が生成した信号強度画像を、前記磁気刺激の付与および前記第2スキャンの実施に対してリアルタイムになるように順次表示する。
好適には、前記画像生成部は、前記第2スキャンが繰り返して実施された時間軸と、前記繰り返し実施された第2スキャンの実施のそれぞれにおいて収集された第2スキャンデータの信号強度との関係を示すグラフを、前記信号強度画像として生成する。
好適には、前記磁気刺激を付与する刺激頻度と前記第2スキャンを実施する撮像パラメータとを設定すると共に、当該設定した刺激頻度と撮像パラメータとに基づいて、前記磁気刺激の付与と前記第2スキャンの実施とを交互に繰り返して実施するように、前記磁気刺激の付与と前記第2スキャンの実施とのタイミングを設定するスキャンタイミング設定部を有し、前記スキャンタイミング設定部によって設定された、前記磁気刺激の付与と前記第2スキャンの実施とのタイミングに対応するように、前記経頭蓋磁気刺激装置と前記スキャン部とのそれぞれに、前記磁気刺激の付与と前記第2スキャンの実施とのそれぞれを実施させる。
好適には、前記スキャン部は、前記磁気刺激の付与と前記第2スキャンの実施とを交互に繰り返して実施する前に、前記磁気刺激の付与を実施せずに前記第2スキャンを繰り返して実施する。
好適には、前記磁気刺激の付与を実施せずに前記第2スキャンを繰り返して実施する際に収集される第2スキャンデータの信号強度と、前記磁気刺激の付与を実施した後に前記第2スキャンを繰り返して実施する際に収集される第2スキャンデータの信号強度との差分値を算出する差分処理部と、前記差分処理部によって算出された前記差分値に基づいて、刺激部位や刺激頻度が適切であるか否かを判定する判定部とを含む。
上記目的を達成するために、本発明の磁気共鳴イメージング方法は、経頭蓋磁気刺激装置によって磁気刺激が付与された被検体の頭部についてイメージングする磁気共鳴イメージング方法であって、前記被検体の頭部から磁気共鳴信号を第1スキャンデータとして収集する第1スキャンが実施された後に、当該第1スキャンの実施によって収集された第1スキャンデータに基づいて、前記被検体の頭部について位置決め画像を生成する位置決め画像生成ステップと、前記位置決め画像生成ステップにおいて生成された位置決め画像を表示する位置決め画像表示ステップと、前記位置決め画像表示ステップにおいて表示された位置決め画像において関心領域を設定する関心領域設定ステップと、前記経頭蓋磁気刺激装置が磁気刺激を前記被検体の頭部に付与した後に、当該被検体において前記関心領域設定ステップにて設定した関心領域に対応する撮影領域から、磁気共鳴信号をBOLD法によって第2スキャンデータとして収集する第2スキャンが実施された後に、当該第2スキャンの実施によって収集された第2スキャンデータに基づいて、当該第2スキャンデータの信号強度を示す信号強度画像を生成する信号強度画像生成ステップと、前記信号強度画像生成ステップにおいて生成された信号強度画像を表示する信号強度画像表示ステップとを有する。
好適には、前記第2スキャンデータを繰り返し収集するように、前記磁気刺激の付与と前記第2スキャンの実施とが交互に繰り返し実施され、前記信号強度画像生成ステップにおいては、前記磁気刺激の付与および前記第2スキャンの実施に対してリアルタイムになるように、前記信号強度画像を生成し、前記信号強度画像表示ステップにおいては、前記信号強度画像を、前記磁気刺激の付与および前記第2スキャンの実施に対してリアルタイムになるように表示する。
好適には、前記信号強度画像生成ステップにおいては、前記第2スキャンが繰り返して実施された時間軸と、前記繰り返し実施された第2スキャンの実施のそれぞれにおいて取得された第2スキャンデータの信号強度との関係を示すグラフを、前記信号強度画像として生成する。
好適には、前記磁気刺激の付与と前記第2スキャンの実施とが交互に繰り返して実施される前に、前記磁気刺激の付与を実施せずに前記第2スキャンが繰り返し実施される。
本発明によれば、fMRIの実施において経頭蓋磁気刺激装置を用いる際に、刺激部位や刺激頻度が適切であるか否かを容易に判定可能であって、撮影効率を向上させることが容易に可能な、磁気共鳴イメージング装置および磁気共鳴イメージング方法を提供することができる。
<実施形態1>
本発明にかかる実施形態1について説明する。
(装置構成)
図1は、本発明にかかる実施形態1において、磁気共鳴イメージング装置1の構成を示す構成図である。
図1に示すように、磁気共鳴イメージング装置1は、スキャン部2と、操作コンソール部3とを有しており、本実施形態においては、経頭蓋磁気刺激装置(図示なし)によって磁気刺激が付与された被検体SUの頭部についてイメージングする。
ここで、スキャン部2は、図1に示すように、静磁場マグネット部12と、勾配コイル部13と、RFコイル部14と、被検体移動部15と、RF駆動部22と、勾配駆動部23と、データ収集部24とを有している。そして、操作コンソール部3は、図1に示すように、制御部30と、データ処理部31と、操作部32と、表示部33と、記憶部34とを有する。また、図1に示すように、操作コンソール部3のデータ処理部31は、画像生成部311と、関心領域設定部312と、スキャンタイミング設定部313とを有する。
スキャン部2について説明する。
スキャン部2は、静磁場が形成された撮像空間Bの内部において、被検体SUの撮影領域のスピンを励起するように被検体SUにRFパルスを送信すると共に、そのRFパルスが送信された被検体SUに勾配パルスを送信することによって、被検体SUにおいて発生する磁気共鳴信号を収集するように、スキャンを実施する。詳細については後述するが、本実施形態においては、スキャン部2は、まず、被検体SUの頭部の位置決め画像を撮影するために、被検体SUの頭部から磁気共鳴信号を第1スキャンデータとして収集するように、第1スキャンS1を実施する。そして、スキャン部2は、経頭蓋磁気刺激装置(図示無し)が磁気刺激を被検体SUの頭部に付与した後に、その被検体SUにおいて関心領域設定部312が設定した関心領域を含む撮影領域から磁気共鳴信号を第2スキャンデータとしてBOLD法によって収集する第2スキャンS2を、この第1スキャンS1の実施後に実施する。ここでは、スキャン部2は、磁気刺激の付与と第2スキャンS2の実施とを交互に繰り返して、この第2スキャンデータを繰り返し収集するように、第2スキャンS2を繰り返して実施する。たとえば、スキャン部2は、磁気刺激の付与と第2スキャンS2の実施とを交互に繰り返して実施する磁気刺激区間の前に、ベースラインにおいて、磁気刺激の付与を実施せずに第2スキャンS2を繰り返して実施する。
スキャン部2の各構成要素について、順次、説明する。
静磁場マグネット部12は、たとえば、超伝導磁石(図示なし)により構成されており、被検体SUが収容される撮像空間Bに静磁場を形成する。ここでは、静磁場マグネット部12は、被検体移動部15に載置される被検体SUの体軸方向(z方向)に沿うように静磁場を形成する。なお、静磁場マグネット部12は、一対の永久磁石により構成されていてもよい。
勾配コイル部13は、静磁場マグネット部12によって静磁場が形成された撮像空間Bに勾配磁場を形成し、磁気共鳴信号に空間位置情報を付加する。ここでは、勾配コイル部13は、静磁場方向に沿ったz方向と、x方向と、y方向との互いに直交する3軸方向に対応するように、3系統の勾配コイルを含みこの各方向に、勾配パルスを送信し、勾配磁場を形成する。具体的には、勾配コイル部13は、撮像条件に基づいて、被検体SUのスライス選択方向に勾配磁場を印加することによって、RFコイル部14がRFパルスを送信して励起させる被検体SUのスライスを選択する。また、勾配コイル部13は、被検体SUの位相エンコード方向に勾配磁場を印加し、RFパルスにより励起されたスライスからの磁気共鳴信号を位相エンコードする。そして、勾配コイル部13は、被検体SUの周波数エンコード方向に勾配磁場を印加し、RFパルスにより励起されたスライスからの磁気共鳴信号を周波数エンコードする。
RFコイル部14は、静磁場マグネット部12によって静磁場が形成された撮像空間B内において、RFコイルが、電磁波であるRFパルスを被検体SUの撮影領域に送信して高周波磁場を形成し、被検体SUの撮影領域におけるプロトンのスピンを励起する。そして、RFコイル部14は、その励起された被検体SUの撮影領域内のプロトンから発生する電磁波を磁気共鳴信号として受信する。詳細については後述するが、本実施形態においては、MRI頭部撮像コイル(図示なし)をRFコイルとして被検体の頭部に設置し、磁気共鳴信号を収集する。
被検体移動部15は、クレードル部15aとクレードル移動部15bとを有しており、制御部30からの制御信号に基づいて、クレードル移動部15bがクレードル部15aを、撮像空間Bの内部と外部との間において移動する。ここで、クレードル部15aは、図1に示すように、水平方向xzに被検体SUが載置される載置面を備えたテーブルであり、クレードル移動部15bによって、水平方向xzと上下方向yとのそれぞれの方向に移動されて、静磁場が形成される撮像空間Bに搬出入される。そして、クレードル移動部15bは、クレードル部15aを撮像空間Bの内部と外部との間で移動する。このクレードル移動部15bは、たとえば、ローラー式駆動機構(図示なし)を備えており、アクチュエータによりローラーを駆動させてクレードル部15aを水平方向xzに移動する。また、クレードル移動部15bは、たとえば、アーム式駆動機構(図示なし)を備えており、交差した2本のアーム間の角度を可変することにより、クレードル部15aを上下方向yに移動する。
RF駆動部22は、RFコイル部14を駆動させることによって、撮像空間B内にRFパルスを送信させて高周波磁場を形成する。RF駆動部22は、制御部30からの制御信号に基づいて、ゲート変調器を用いてRF発振器からの信号を所定のタイミングおよび所定の包絡線の信号に変調した後に、そのゲート変調器により変調された信号を、RF電力増幅器によって増幅してRFコイル部14に出力し、RFパルスを送信させる。
勾配駆動部23は、制御部30からの制御信号に基づいて、勾配コイル部13を駆動させることによって、静磁場が形成されている撮像空間B内に勾配磁場を発生させる。勾配駆動部23は、勾配コイル部13の3系統の勾配コイルに対応して3系統の駆動回路(図示なし)を有する。
データ収集部24は、制御部30からの制御信号に基づいて、RFコイル部14が受信する磁気共鳴信号を収集する。ここでは、データ収集部24は、RFコイル部14が受信する磁気共鳴信号をRF駆動部22のRF発振器の出力を参照信号として位相検波器が位相検波する。その後、A/D変換器を用いて、このアナログ信号である磁気共鳴信号をデジタル信号に変換して出力する。
操作コンソール部3について説明する。
操作コンソール部3は、オペレータからの指示を受けた後に、スキャン部2が被検体についてスキャンを実施するように制御する。そして、そのスキャン部2が実施したスキャンによって得られた磁気共鳴信号に基づいて、被検体の画像を生成する。そして、その後その生成した画像を表示する。
操作コンソール部3を構成する各部について、順次、説明する。
制御部30は、コンピュータと、コンピュータに所定のデータ処理を実行させるプログラムを記憶するメモリとを有しており、各部を制御する。ここでは、制御部30は、操作部32からの操作データが入力され、その操作部32から入力される操作データに基づいて、RF駆動部22と勾配駆動部23とデータ収集部24とのそれぞれに、制御信号を出力し、スキャンを実行させる。本実施形態においては、制御部30は、まず、被検体SUの頭部に関する位置決め画像を撮影するために、被検体SUの頭部から磁気共鳴信号を第1スキャンデータとして収集する第1スキャンS1を実施するように、スキャン部2を制御する。そして、制御部30は、経頭蓋磁気刺激装置(図示無し)が磁気刺激JSを被検体SUの頭部に付与した後に、その被検体SUにおいて関心領域設定部312が設定した関心領域を含む撮影領域から磁気共鳴信号を第2スキャンデータとしてBOLD法によって収集する第2スキャンS2を、スキャン部2が第1スキャンS1の実施後に実施するように、経頭蓋磁気刺激装置(図示無し)と、スキャン部2とのそれぞれを制御する。ここでは、制御部30は、スキャンタイミング設定部313によって設定された、磁気刺激JSの付与と第2スキャンS2の実施とのタイミングに対応するように、経頭蓋磁気刺激装置(図示無し)が磁気刺激JSを付与させると共に、スキャン部2に第2スキャンS2を実施させる。
データ処理部31は、コンピュータと、そのコンピュータを用いて所定のデータ処理を実行するプログラムを記憶するメモリとによって構成されており、制御部30からの制御信号に基づいて、所定のデータ処理を実施する。本実施形態においては、データ処理部31は、図1に示すように、画像生成部311と、関心領域設定部312と、スキャンタイミング設定部313とを有しており、プログラムがコンピュータを各部として機能させる。
ここで、データ処理部31の画像生成部311は、被検体SUの撮影領域について実施されたスキャンによって得られた磁気共鳴信号を、ローデータとして、その被検体SUの撮影領域についての画像を再構成する。詳細については後述するが、本実施形態においては、画像生成部311は、スキャン部2が第1スキャンS1を実施することによって収集した第1スキャンデータに基づいて、被検体SUの頭部について位置決め画像を生成する。たとえば、画像生成部311は、被検体SUの頭部のアキシャル面についての画像を、オペレータが関心領域の座標位置を入力する際に位置決めするための位置決め画像として生成する。
また、画像生成部311は、その被検体SUにおいて、関心領域設定部312が設定した関心領域に対応する領域について収集された第2スキャンデータの信号強度を示す信号強度画像を、スキャン部2が第2スキャンS2を実施することによって収集した第2スキャンデータに基づいて生成する。ここでは、画像生成部311は、その磁気刺激JSの付与および第2スキャンS2の実施に対してリアルタイムになるように、この信号強度画像を順次生成する。具体的には、画像生成部311は、その第2スキャンS2が繰り返して実施された時間軸と、その繰り返し実施された第2スキャンS2の実施のそれぞれにおいて取得された第2スキャンデータの信号強度との関係を示すグラフを、この信号強度画像として生成する。たとえば、線グラフになるように、この信号強度画像を生成する。
データ処理部31の関心領域設定部312は、表示部33によって表示された位置決め画像において、関心領域を設定する。本実施形態においては、関心領域設定部312は、操作部32においてオペレータによって入力された指示に基づいて、この関心領域を設定する。たとえば、表示部33が表示画面上において表示している位置決め画像上において、オペレータがポインティングデバイスを操作して、その関心領域の座標位置を入力した後に、その入力された座標位置の操作信号に基づいて、関心領域を設定する。
データ処理部31のスキャンタイミング設定部313は、磁気刺激JSを付与する刺激頻度と第2スキャンS2を実施する撮像パラメータとを設定すると共に、当該設定した刺激頻度と撮像パラメータとに基づいて、その磁気刺激JSの付与と第2スキャンS2の実施とを交互に繰り返して実施するように、その磁気刺激JSの付与と第2スキャンS2の実施とのタイミングを設定する。本実施形態においては、スキャンタイミング設定部313は、操作部32においてオペレータによって入力された操作信号を制御部30を介して受け、その操作信号に基づいて、この刺激頻度と撮像パラメータとを設定する。その後、その設定した刺激頻度と撮像パラメータとに基づいて、その磁気刺激JSの付与と第2スキャンS2の実施とを交互に繰り返して実施するように、所定のデータ処理を実施し、その磁気刺激の付与と第2スキャンS2の実施とのタイミングを設定する。すなわち、スキャンタイミング設定部313は、磁気刺激JSの付与と第2スキャンS2の実施とのタイミングを自動的に設定する。そして、このようにスキャンタイミング設定部313によって設定された、磁気刺激JSの付与と第2スキャンS2の実施とのタイミングに対応するように、経頭蓋磁気刺激装置とスキャン部2とのそれぞれが、磁気刺激JSの付与と第2スキャンの実施とのそれぞれを実施する。
操作部32は、キーボードやポインティングデバイスなどの操作デバイスを含み、オペレータが操作デバイスを用いて操作データを入力した後に、その操作データを制御部30に出力する。
表示部33は、CRTなどの表示デバイスを含み、制御部30からの制御信号に基づいて、表示画面に画像を表示する。たとえば、表示部33は、オペレータによって操作部32に操作データが入力される入力項目についての画像を表示画面に複数表示する。また、表示部33は、被検体SUからの磁気共鳴信号に基づいて再構成される被検体SUの磁気共鳴画像についてのデータを、データ処理部31から受け、表示画面に、その磁気共鳴画像を表示する。本実施形態においては、表示部33は、画像生成部311によって生成された位置決め画像を表示画面に表示する。また、表示部33は、画像生成部311によって生成された信号強度画像を、その表示画面に表示する。ここでは、表示部33は、この画像生成部311が生成した信号強度画像を、磁気刺激JSの付与および第2スキャンS2の実施に対してリアルタイムになるように順次表示する。
記憶部34は、メモリにより構成されており、各種データを記憶している。記憶部34は、その記憶されたデータが必要に応じて制御部30によってアクセスされる。本実施形態においては、記憶部34は、画像生成部311によって生成された画像を記憶する。
(動作)
本実施形態における磁気共鳴イメージング装置1の動作について説明する。
図2は、本発明にかかる実施形態1において、被検体SUの頭部をイメージングする際の動作を示すフロー図である。
本実施形態においては、経頭蓋磁気刺激装置によって磁気刺激が付与された被検体SUの頭部を撮影領域として、その頭部についてイメージングする。すなわち、経頭蓋磁気刺激装置を用いて、fMRIを実施する。
被検体SUの頭部についてイメージングする際においては、まず、図2に示すように、被検体SUをクレードル部15aに載置する(S11)。
ここでは、撮像空間Bの外部に移動されているクレードル部15aの載置面に、被検体SUを載置する。
つぎに、図2に示すように、TMSコイルとMRI頭部撮像コイルとを、被検体SUの頭部に設置する(S12)。
図3は、本発明にかかる実施形態1において、TMSコイルとMRI頭部撮像コイルとを、被検体SUの頭部に設置する様子を示す図である。
図3に示すように、本実施形態においては、クレードル部15aの載置面に載置された被検体SUの頭部において磁気刺激を付与する位置に対応するように、経頭蓋磁気刺激装置のTMSコイルTCを設置する。また、被検体SUの頭部に、RFコイルであるMRI頭部撮像コイル14aを設置する。
つぎに、図2に示すように、被検体SUの頭部を撮像空間Bへ搬入する(S21)。
ここでは、被検体SUが載置面に載置されたクレードル部15aを、クレードル移動部15bが移動することによって、被検体SUの頭部を撮像空間Bに搬入する。
つぎに、図2に示すように、被検体SUの頭部について第1スキャンS1を実施する(S31)。
ここでは、被検体SUの頭部から磁気共鳴信号を第1スキャンデータとして収集するように、スキャン部2が第1スキャンS1を実施する。つまり、静磁場が形成された撮像空間B内において、被検体SUの頭部におけるスピンを励起するように被検体SUの撮影領域にRFパルスを送信すると共に、そのRFパルスが送信された被検体SUの頭部に勾配パルスを送信することによって、被検体SUにおいて発生する磁気共鳴信号を得るスキャンを、第1スキャンS1として、スキャン部2が実施する。具体的には、被検体SUの頭部におけるアキシャル面について位置決め画像を撮影するように設定されたスキャン条件に基づいて、この第1スキャンS1を実施する。
つぎに、図2に示すように、被検体SUの頭部について位置決め画像SIを生成する(S41)。
ここでは、スキャン部2が第1スキャンS1を実施することによって収集した第1スキャンデータに基づいて、画像生成部311が被検体SUの頭部について位置決め画像SIを生成する。たとえば、被検体SUの頭部のアキシャル面についての画像を、オペレータが関心領域の座標位置を入力する際に位置決めするための位置決め画像SIとして生成する。
つぎに、図2に示すように、位置決め画像SIを表示する(S51)。
ここでは、上記のようにして画像生成部311によって生成された位置決め画像SIを、表示部33が表示する。
図4は、本発明にかかる実施形態1において、表示部33が表示する位置決め画像SIを示す図である。
図4に示すように、被検体SUの頭部のアキシャル面について生成された位置決め画像SIを、表示部33が表示画面に表示する。
つぎに、図2に示すように、表示された位置決め画像SIに関心領域を設定する(S61)。
ここでは、表示部33によって表示された位置決め画像SIに、関心領域設定部312が関心領域を設定する。具体的には、オペレータがポインティングデバイスを操作して、表示部33が表示画面上において表示している位置決め画像SIにおいて、その関心領域の座標位置を入力した後に、その入力された座標位置の操作信号に基づいて、関心領域設定部312が関心領域を設定する。
図5は、本発明にかかる実施形態1において、位置決め画像SIにおいて関心領域を設定する様子を示す図である。
図5に示すように、位置決め画像SIにおいて関心領域が設定された際には、その設定された関心領域を示す関心領域画像ROIを、その位置決め画像SIに重畳するように、表示部33が表示する。たとえば、図5に示すように、楕円形状の輪郭を示すように、この関心領域画像ROIを表示する。
つぎに、磁気刺激の付与と第2スキャンS2の実施とのタイミングを設定する(S71)。
ここでは、経頭蓋磁気刺激装置のTMSコイルTCが磁気刺激JSを付与する刺激頻度と、スキャン部2が第2スキャンS2の実施する撮像パラメータとを、スキャンタイミング設定部313が設定する。その後、その設定した刺激頻度と撮像パラメータとに基づいて、その磁気刺激JSの付与と第2スキャンS2の実施とのタイミングを、スキャンタイミング設定部313が設定する。本実施形態においては、磁気刺激JSの付与と第2スキャンS2の実施とを交互に繰り返して実施するように、この磁気刺激JSの付与と第2スキャンS2の実施とのタイミングを設定する。具体的には、操作部32においてオペレータによって入力された操作信号を、スキャンタイミング設定部313が制御部30を介して受け、その操作信号に基づいて、刺激頻度と撮像パラメータとを設定する。その後、その設定した刺激頻度と撮像パラメータとに基づいて、その磁気刺激JSの付与と第2スキャンS2の実施とを交互に繰り返して実施するように、所定のデータ処理を実施することによって、その磁気刺激JSの付与と第2スキャンS2の実施とのタイミングを設定する。
図6は、本発明にかかる実施形態1において、磁気刺激JSの付与と第2スキャンS2の実施とのタイミングを示す図である。
図6に示すように、たとえば、磁気刺激JSの付与と第2スキャンS2の実施とを交互に繰り返して実施する前に、磁気刺激JSの付与を実施せずに第2スキャンS2を繰り返して実施するように設定する。
具体的には、図6に示すように、磁気刺激JSの付与を実施せずに第2スキャンS2を繰り返して実施するベースラインBLにおいては、たとえば、10枚のスライス枚数のそれぞれに対応する磁気共鳴信号を、第2スキャンS2の実施において第2スキャンデータとして繰り返し収集するように、所定の時間間隔を隔てて、その第2スキャンS2を繰り返し実施する。
その後、図6に示すように、磁気刺激JSの付与と第2スキャンS2の実施とを交互に繰り返して実施する磁気刺激区間JKにおいては、たとえば、15枚のスライス枚数のそれぞれに対応する磁気共鳴信号を、第2スキャンS2の実施において第2スキャンデータとして繰り返し収集するように、所定の時間間隔を隔てて、その第2スキャンS2を繰り返し実施する。そして、さらに、この繰り返し実施する第2スキャンS2の前に、磁気刺激JSの付与を行う。ここでは、磁気刺激JSの付与と、第2スキャンS2の実施とにおいて互いに干渉しないように、その磁気刺激JSの付与と第2スキャンS2の実施との間に、たとえば、100マイクロ秒以上の時間間隔を介在させる。
つぎに、図2に示すように、被検体SUの頭部について第2スキャンS2を実施する(S81)。
ここでは、経頭蓋磁気刺激装置(図示無し)が磁気刺激JSを被検体SUの頭部に付与した後に、その被検体SUにおいて関心領域設定部312が設定した関心領域を含む撮影領域から磁気共鳴信号を第2スキャンデータとしてBOLD法によって収集するように、スキャン部2が第2スキャンS2を実施する。第2スキャンS2の実施においては、BOLD効果が容易に発生するイメージング方法が好ましく、たとえば、EPI(echo planar imaging)法によって、この第2スキャンS2を実施する。
本実施形態においては、図6において示したように、まず、ベースラインBLにおいて、第2スキャンS2を実施する。具体的には、磁気刺激JSの付与を実施せずに第2スキャンS2を繰り返して実施する。
その後、図6に示すように、磁気刺激区間JKにおいて第2スキャンS2を実施する。具体的には、経頭蓋磁気刺激装置(図示無し)がTMSコイルTCから磁気刺激JSを被検体SUの頭部に付与する。その後、その磁気刺激JSが付与された被検体SUにおいて関心領域設定部312が設定した関心領域を含む撮影領域から磁気共鳴信号を第2スキャンデータとしてBOLD法によって収集するように、第2スキャンS2を、スキャン部2が実施する。そして、この磁気刺激JSの付与と、第2スキャンS2の実施とを交互に実施する。
このように、第2スキャンSを実施することによって、いわゆるBOLD信号である第2スキャンデータを収集する。
つぎに、図2に示すように、第2スキャンデータの信号強度を示す信号強度画像SKを生成する(S91)。
ここでは、第2スキャンS2の実施によって収集された第2スキャンデータに基づいて、その第2スキャンデータの信号強度を示す信号強度画像SKを画像生成部311が生成する。本実施形態においては、磁気刺激JSの付与および第2スキャンS2の実施に対してリアルタイムになるように、この信号強度画像SKを順次生成する。
図7は、本発明にかかる実施形態1において生成する信号強度画像を示す図である。
図7に示すように、第2スキャンS2が繰り返して実施された時間軸tと、その繰り返し実施された第2スキャンS2の実施のそれぞれにおいて取得された第2スキャンデータの信号強度Iとの関係を示すグラフを、この信号強度画像SKとして生成する。たとえば、図7に示すように、線グラフになるように、この信号強度画像SKを生成する。ここでは、たとえば、関心領域に対応するように収集された複数の第2スキャンデータの信号強度の平均値を、時間軸tに沿って順次示すように、この信号強度画像SKを生成する。
具体的には、図6に示したように磁気刺激JSの付与を実施せずに第2スキャンS2を繰り返して実施するベースラインBLにおいては、第2スキャンデータの信号強度Iが小さいため、図7に示すように、小さい信号強度で線が推移する線グラフを順次描くように、信号強度画像SKが生成される。
そして、図6に示したように磁気刺激JSの付与と第2スキャンS2の実施とを交互に繰り返して実施する磁気刺激区間JKにおいては、第2スキャンデータの信号強度IがベースラインBLの場合に比べて大きいため、図7に示すように、大きな信号強度で推移する線グラフを描くように、信号強度画像SKが生成される。
つぎに、図2に示すように、信号強度画像を表示する(S101)。
ここでは、画像生成部311によって生成された信号強度画像SKを表示部33が表示する。本実施形態においては、この画像生成部311が生成した信号強度画像SKを、磁気刺激の付与および第2スキャンS2の実施に対してリアルタイムになるように順次表示する。
具体的には、図6に示したように磁気刺激JSの付与を実施せずに第2スキャンS2を繰り返して実施するベースラインBLにおいては、図7に示すように、小さな信号強度で推移するために、その信号強度と時間軸との関係を示す線グラフを順次描くように、信号強度画像SKがリアルタイムに順次更新されて生成されるため、この順次生成される信号強度画像SKを、表示部33がリアルタイムに順次表示する。
その後、図6に示すように、磁気刺激JSの付与と第2スキャンS2の実施とを交互に繰り返して実施する磁気刺激区間JKにおいては、図7に示すように、信号強度が徐々に増加し、その後、その増加された大きな信号強度で推移するために、その信号強度と時間軸との関係を示す線グラフを順次描くように、信号強度画像SKがリアルタイムに順次更新されて生成されるため、この順次生成される信号強度画像SKを、表示部33がリアルタイムに順次表示する。
そして、この表示画面に表示された信号強度画像SKをオペレータが観察し、磁気刺激区間JKにおける信号強度が、ベースラインBLのおける信号強度に対して、基準値以上、上昇していることが確認できた際には、TMSコイルの設置や、磁気刺激の刺激頻度が適切であると判断できる。たとえば、ベースラインBLにおいて収集された第2スキャンデータの信号強度と、磁気刺激区間JKにおいて始期から、予め定めた期間経過後に収集された第2スキャンデータの信号強度との差分値Sに基づいて、オペレータが判断できる。一方で、ベースラインBLのおける信号強度に対して、基準値以上、上昇していないことが確認できた際には、TMSコイルの設置や、磁気刺激の刺激頻度が適切でないと判断できる。このため、この場合には、TMSコイルの設置位置の変更や、磁気刺激の刺激頻度の再設定を行う。そして、上記と同様なステップを経て、信号強度画像SKを再度表示し、同様に、TMSコイルの設置や、磁気刺激の刺激頻度について、適切であるか否かを判断する。
以上のように、本実施形態にて、経頭蓋磁気刺激装置(図示なし)によって磁気刺激JSが付与された被検体SUの頭部についてイメージングする際においては、まず、その被検体SUの頭部に関する位置決め画像SIを生成するために、その被検体SUの頭部から磁気共鳴信号を第1スキャンデータとして収集する第1スキャンS1を実施する。そして、当該第1スキャンS1の実施によって収集された第1スキャンデータに基づいて、被検体SUの頭部について位置決め画像SIを生成する。その後、その生成された位置決め画像SIを表示画面に表示し、その表示された位置決め画像SIにおいて関心領域を設定する。つぎに、経頭蓋磁気刺激装置が磁気刺激を被検体SUの頭部に付与した後に、当該被検体SUにおいて設定した関心領域に対応する領域から、磁気共鳴信号をBOLD法によって第2スキャンデータとして収集するように、第2スキャンS2を実施する。ここでは、第2スキャンデータを繰り返し収集するように、磁気刺激JSの付与と第2スキャンS2の実施とを交互に繰り返して実施する。具体的には、磁気刺激JSの付与と第2スキャンS2の実施とを交互に繰り返して実施する前に、磁気刺激JSの付与を実施せずに、その第2スキャンS2を繰り返して実施する。そして、その第2スキャンS2の実施によって収集された第2スキャンデータに基づいて、当該第2スキャンデータの信号強度を示す信号強度画像SKを生成し、その生成された信号強度画像SKを表示画面に表示する。ここでは、磁気刺激JSの付与および第2スキャンS2の実施に対してリアルタイムになるように、信号強度画像SKを生成し、その生成した信号強度画像SKを、その磁気刺激JSの付与および第2スキャンS2の実施に対してリアルタイムになるように表示する。具体的には、第2スキャンS2が繰り返して実施された時間軸tと、その繰り返し実施された第2スキャンS2の実施のそれぞれにおいて取得された第2スキャンデータの信号強度との関係を示すグラフを、この信号強度画像SKとして生成し表示する。
このように本実施形態においては、位置決め画像SIにおいて設定された関心領域に対応する被検体SUの頭部の領域について第2スキャンデータとして繰り返し収集される磁気共鳴信号の信号強度を示すように、信号強度画像SKを生成して表示するために、オペレータは、その表示された信号強度画像SKを観察することによって、TMSコイルの設置や磁気刺激の刺激頻度が適切であるか否かを容易に判断することができる。
特に、本実施形態においては、第2スキャンS2が繰り返して実施された時間軸tと、その繰り返し実施された第2スキャンS2の実施のそれぞれにおいて取得された第2スキャンデータの信号強度Iとの関係を、線グラフなどのグラフとして、この信号強度画像SKを生成しているために、その信号強度Iの推移を容易に把握できるため、TMSコイルの設置および磁気刺激JSの刺激頻度の適否の判断を効率的に実施できる。
したがって、本実施形態によれば、上記のようなfMRIの実施において経頭蓋磁気刺激装置を用いる際に、刺激部位や刺激頻度が適切であるか否かを容易に判定可能であって、撮影効率を向上させることが容易に可能である。
<実施形態2>
以下より、本発明にかかる実施形態2について説明する。
図8は、本発明にかかる実施形態2において、磁気共鳴イメージング装置1におけるデータ処理部31の機能を示す機能ブロック図である。
図8に示すように、本実施形態の磁気共鳴イメージング装置1においては、データ処理部31は、実施形態1と異なり、さらに、差分処理部314および判定部315として機能するように構成されている。この点を除き、本実施形態は、実施形態1と同様である。このため、重複する箇所については、説明を省略する。
(装置構成)
本実施形態における磁気共鳴イメージング装置1のデータ処理部31に含まれる差分処理部314と判定部315とについて順次説明する。
差分処理部314は、磁気刺激の付与を実施せずに第2スキャンS2を繰り返して実施する際に収集される第2スキャンデータの信号強度と、磁気刺激の付与を実施した後に第2スキャンS2を繰り返して実施する際に収集される第2スキャンデータの信号強度との差分値を算出する。
判定部315は、差分処理部314によって算出された差分値に基づいて、刺激部位や刺激頻度が適切であるか否かを判定する。
(動作)
本実施形態における磁気共鳴イメージング装置1の動作について説明する。
図9は、本発明にかかる実施形態2において、被検体SUの頭部をイメージングする際の動作を示すフロー図である。
図9に示すように、実施形態1と同様なステップを経て信号強度画像SKを表示する(S101)。
その後、図9に示すように、第2スキャンデータの信号強度の差分値を算出する(S111)。
ここでは、図6において示したように、磁気刺激JSの付与を実施せずに第2スキャンS2を繰り返して実施するベースラインBLの際に収集される第2スキャンデータの信号強度と、磁気刺激JSの付与を実施した後に第2スキャンS2を繰り返して実施する磁気刺激区間JKの際に収集される第2スキャンデータの信号強度との差分値を算出するデータ処理を、差分処理部314が実施する。
つぎに、図9に示すように、刺激部位や刺激頻度が適切であるか否かを判定する(S121)。
ここでは、上記のようにして算出した差分値に基づいて、刺激部位や刺激頻度が適切であるか否かを判定するデータ処理を、判定部315が実行する。そして、その差分値が、予め定めた基準値以上である場合には、刺激部位や刺激頻度が適切であると判定し、一方で、その差分値が基準値未満である場合には、適切でないと判定する。たとえば、図7に示したように、ベースラインBLにおいて収集された第2スキャンデータの信号強度と、磁気刺激区間JKにおいて始期から、予め定めた期間経過後に収集された第2スキャンデータの信号強度との差分値Sが、基準値以上であるか否かによって、本判定を行う。
つぎに、図9に示すように、判定結果を表示する(S131)。
ここでは、上記のようにして判定された判定結果に基づいて、その判定結果を示す判定結果画像を、表示部33が表示画面に表示する。たとえば、「適切です」や「適切ではありません」のように、その判定結果を文字情報で示した判定結果画像を表示する。
以上のように、本実施形態においては、磁気刺激JSの付与を実施せずに第2スキャンS2を繰り返して実施する際に収集される第2スキャンデータの信号強度と、磁気刺激JSの付与を実施した後に第2スキャンS2を繰り返して実施する際に収集される第2スキャンデータの信号強度との差分値を算出し、その算出された差分値に基づいて、刺激部位や刺激頻度が適切であるか否かを自動的に判定する。したがって、本実施形態によれば、上記のようなfMRIの実施において経頭蓋磁気刺激装置を用いる際に、刺激部位や刺激頻度が適切であるか否かを容易に判定可能であって、撮影効率を向上させることが容易に可能である。
なお、上記の実施形態において、磁気共鳴イメージング装置1は、本発明の磁気共鳴イメージング装置に相当する。また、上記の実施形態において、スキャン部2は、本発明のスキャン部に相当する。また、上記の実施形態において、表示部33は、本発明の表示部に相当する。また、上記の実施形態において、画像生成部311は、本発明の画像生成部に相当する。また、上記の実施形態において、関心領域設定部312は、本発明の関心領域設定部に相当する。また、上記の実施形態において、スキャンタイミング設定部313は、本発明のスキャンタイミング設定部に相当する。また、上記の実施形態において、差分処理部314は、本発明の差分処理部に相当する。また、上記の実施形態において、判定部315は、本発明の判定部に相当する。
また、本発明の実施に際しては、上記した実施形態に限定されるものではなく、種々の変形例を採用することができる。
たとえば、上記の実施形態においては、関心領域における信号強度をグラフで示すように信号強度画像を生成する場合について説明したが、これに限定されない。たとえば、数値を文字情報で示すように、信号強度画像を生成してもよい。
図1は、本発明にかかる実施形態1において、磁気共鳴イメージング装置1の構成を示す構成図である。 図2は、本発明にかかる実施形態1において、被検体SUの頭部をイメージングする際の動作を示すフロー図である。 図3は、本発明にかかる実施形態1において、TMSコイルを被検体SUの頭部に設置する様子を示す図である。 図4は、本発明にかかる実施形態1において、表示部33が表示する位置決め画像SIを示す図である。 図5は、本発明にかかる実施形態1において、位置決め画像において関心領域を設定する様子を示す図である。 図6は、本発明にかかる実施形態1において、磁気刺激の付与と第2スキャンS2の実施とのタイミングを示す図である。 図7は、本発明にかかる実施形態1において生成する信号強度画像を示す図である。 図8は、本発明にかかる実施形態2において、磁気共鳴イメージング装置1におけるデータ処理部31の機能を示す機能ブロック図である。 図9は、本発明にかかる実施形態2において、被検体SUの頭部をイメージングする際の動作を示すフロー図である。
符号の説明
1:磁気共鳴イメージング装置(イメージング装置)、
2:スキャン部(スキャン部)、
3:操作コンソール部、
12:静磁場マグネット部、
13:勾配コイル部、
14:RFコイル部、
15:被検体移動部、
15a:クレードル部、
15b:クレードル移動部、
22:RF駆動部、
23:勾配駆動部、
24:データ収集部、
30:制御部、
31:データ処理部、
32:操作部、
33:表示部(表示部)、
34:記憶部、
311:画像生成部(画像生成部)、
312:関心領域設定部(関心領域設定部)、
313:スキャンタイミング設定部(スキャンタイミング設定部)、
314:差分処理部(差分処理部)、
315:判定部(判定部)、
B:撮像空間

Claims (10)

  1. 経頭蓋磁気刺激装置によって磁気刺激が付与された被検体の頭部についてイメージングする磁気共鳴イメージング装置であって、
    前記被検体の頭部から磁気共鳴信号を第1スキャンデータとして収集するように第1スキャンを実施するスキャン部と、
    前記スキャン部が前記第1スキャンを実施することによって収集した第1スキャンデータに基づいて、前記被検体の頭部について位置決め画像を生成する画像生成部と、
    前記画像生成部によって生成された位置決め画像を表示する表示部と、
    前記表示部によって表示された位置決め画像において関心領域を設定する関心領域設定部と
    を有し、
    前記スキャン部は、前記経頭蓋磁気刺激装置が磁気刺激を前記被検体の頭部に付与した後に、当該被検体において前記関心領域設定部が設定した関心領域を含む撮影領域から磁気共鳴信号を第2スキャンデータとしてBOLD法によって収集するように、第2スキャンを実施し、
    前記画像生成部は、前記被検体において前記関心領域設定部が設定した関心領域に対応する領域について収集された第2スキャンデータの信号強度を示す信号強度画像を、前記スキャン部が前記第2スキャンを実施することによって収集した第2スキャンデータに基づいて生成し、
    前記表示部は、前記画像生成部によって生成された信号強度画像を表示する
    磁気共鳴イメージング装置。
  2. 前記スキャン部は、前記第2スキャンデータを繰り返し収集するように、前記磁気刺激の付与と前記第2スキャンの実施とを交互に繰り返して実施し、
    前記画像生成部は、前記磁気刺激の付与および前記第2スキャンの実施に対してリアルタイムになるように、前記信号強度画像を順次生成し、
    前記表示部は、前記画像生成部が生成した信号強度画像を、前記磁気刺激の付与および前記第2スキャンの実施に対してリアルタイムになるように順次表示する、
    請求項1に記載の磁気共鳴イメージング装置。
  3. 前記画像生成部は、前記第2スキャンが繰り返して実施された時間軸と、前記繰り返し実施された第2スキャンの実施のそれぞれにおいて収集された第2スキャンデータの信号強度との関係を示すグラフを、前記信号強度画像として生成する、
    請求項2に記載の磁気共鳴イメージング装置。
  4. 前記磁気刺激を付与する刺激頻度と前記第2スキャンを実施する撮像パラメータとを設定すると共に、当該設定した刺激頻度と撮像パラメータとに基づいて、前記磁気刺激の付与と前記第2スキャンの実施とを交互に繰り返して実施するように、前記磁気刺激の付与と前記第2スキャンの実施とのタイミングを設定するスキャンタイミング設定部
    を有し、
    前記スキャンタイミング設定部によって設定された、前記磁気刺激の付与と前記第2スキャンの実施とのタイミングに対応するように、前記経頭蓋磁気刺激装置と前記スキャン部とのそれぞれに、前記磁気刺激の付与と前記第2スキャンの実施とのそれぞれを実施させる、
    請求項2または3に記載の磁気共鳴イメージング装置。
  5. 前記スキャン部は、前記磁気刺激の付与と前記第2スキャンの実施とを交互に繰り返して実施する前に、前記磁気刺激の付与を実施せずに前記第2スキャンを繰り返して実施する、
    請求項2から4のいずれかに記載の磁気共鳴イメージング装置。
  6. 前記磁気刺激の付与を実施せずに前記第2スキャンを繰り返して実施する際に収集される第2スキャンデータの信号強度と、前記磁気刺激の付与を実施した後に前記第2スキャンを繰り返して実施する際に収集される第2スキャンデータの信号強度との差分値を算出する差分処理部と、
    前記差分処理部によって算出された前記差分値に基づいて、刺激部位や刺激頻度が適切であるか否かを判定する判定部と
    を含む、
    請求項5に記載の磁気共鳴イメージング装置。
  7. 経頭蓋磁気刺激装置によって磁気刺激が付与された被検体の頭部についてイメージングする磁気共鳴イメージング方法であって、
    前記被検体の頭部から磁気共鳴信号を第1スキャンデータとして収集する第1スキャンが実施された後に、当該第1スキャンの実施によって収集された第1スキャンデータに基づいて、前記被検体の頭部について位置決め画像を生成する位置決め画像生成ステップと、
    前記位置決め画像生成ステップにおいて生成された位置決め画像を表示する位置決め画像表示ステップと、
    前記位置決め画像表示ステップにおいて表示された位置決め画像において関心領域を設定する関心領域設定ステップと、
    前記経頭蓋磁気刺激装置が磁気刺激を前記被検体の頭部に付与した後に、当該被検体において前記関心領域設定ステップにて設定した関心領域に対応する撮影領域から、磁気共鳴信号をBOLD法によって第2スキャンデータとして収集する第2スキャンが実施された後に、当該第2スキャンの実施によって収集された第2スキャンデータに基づいて、当該第2スキャンデータの信号強度を示す信号強度画像を生成する信号強度画像生成ステップと、
    前記信号強度画像生成ステップにおいて生成された信号強度画像を表示する信号強度画像表示ステップと
    を有する
    磁気共鳴イメージング方法。
  8. 前記第2スキャンデータを繰り返し収集するように、前記磁気刺激の付与と前記第2スキャンの実施とが交互に繰り返し実施され、
    前記信号強度画像生成ステップにおいては、前記磁気刺激の付与および前記第2スキャンの実施に対してリアルタイムになるように、前記信号強度画像を生成し、
    前記信号強度画像表示ステップにおいては、前記信号強度画像を、前記磁気刺激の付与および前記第2スキャンの実施に対してリアルタイムになるように表示する、
    請求項7に記載の磁気共鳴イメージング方法。
  9. 前記信号強度画像生成ステップにおいては、前記第2スキャンが繰り返して実施された時間軸と、前記繰り返し実施された第2スキャンの実施のそれぞれにおいて取得された第2スキャンデータの信号強度との関係を示すグラフを、前記信号強度画像として生成する、
    請求項8に記載の磁気共鳴イメージング方法。
  10. 前記磁気刺激の付与と前記第2スキャンの実施とが交互に繰り返して実施される前に、前記磁気刺激の付与を実施せずに前記第2スキャンが繰り返し実施される、
    請求項8または9に記載の磁気共鳴イメージング方法。
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