JP2008261000A - 低降伏比を有する厚鋼板の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】所定の組成の鋳造スラブを熱間圧延し、その後、熱延鋼板圧延方向に独立して水量密度を調整できる複数の水冷ゾーンを有する水冷装置により冷却を行い厚鋼板を製造する際に、製品板厚(t)に応じて、初期水量密度(Wi)、最終水量密度(Wf)およびWi/Wfの値、水冷を開始して水量密度を初期水量密度(Wi)から最終水量密度(Wf)に変化させるまでの水量密度遷移時間(tc)、さらに水冷開始温度(Tcs)と水冷停止温度(Tcf)および通板速度(R)を所定の条件に制御することを特徴とする、降伏比80%以下で引張強度500MPa級の母材および溶接熱影響部の低温靭性に優れた厚鋼板の製造方法。
【選択図】 図1
Description
C:0.05〜0.12%、
Si:0.05〜0.25%、
Mn:0.4〜2.0%、
P:0.02%以下、
S:0.02%以下、
Nb:0.010〜0.05%
Al:0.005〜0.04%、
を含有し、残部Feおよび不可避的不純物らなる組成の鋳造スラブを熱間圧延し、その後、熱延鋼板圧延方向に独立して水量密度を調整できる複数の水冷ゾーンを有する水冷装置により冷却を行い厚鋼板を製造する方法において、製品板厚(t)に応じて、初期水量密度(Wi)、最終水量密度(Wf)およびWi/Wfの値、水冷を開始して水量密度を初期水量密度(Wi)から最終水量密度(Wf)に変化させるまでの水量密度遷移時間(tc)、さらに水冷開始温度(Tcs)と水冷停止温度(Tcf)および通板速度(R)を以下の(a)〜(b)の製造条件で製造することを特徴とする、降伏比80%以下で引張強度500MPa級の母材および溶接熱影響部の低温靭性に優れた厚鋼板の製造方法。
ただし、水量密度を三段階以上に変化させる場合においては、tcは水冷開始から最初に水量密度を増加させるまでの時間とする。
(a)10≦t≦15(mm)の場合:Wi=0.1〜0.6(m3m−2min−1)、Wf=0.3〜1.0(m3m−2min−1)、Wi/Wf=0.4〜0.8、tc=13〜30(s)、Tcs=700〜790(℃)、Tcf≦450(℃)、R=40〜70(m/min)
(b)15<t≦30(mm)の場合:Wi=0.2〜0.8(m3m−2min−1)、Wf=0.8〜2.0(m3m−2min−1)、Wi/Wf=0.1〜0.8、tc=5〜20(s)、Tcs=700〜790(℃)、Tcf≦450(℃)、R=25〜65(m/min)
(c)30<t≦50(mm)の場合:Wi=0.3〜1.0(m3m−2min−1)、Wf=1.0〜2.0(m3m−2min−1)、Wi/Wf=0.1〜0.6、tc=3〜12(s)、Tcs=700〜790(℃)、Tcf≦450(℃)、R=15〜60(m/min)
Cu:0.1〜0.23%、
Ni:0.1〜0.45%、
の1種又は2種を含有することを特徴とする上記(1)に記載の降伏比80%以下で引張強度500MPa級の母材および溶接熱影響部の低温靭性に優れた厚鋼板の製造方法。
Ti:0.005〜0.03%、
を含有することを特徴とする上記(1)または(2)に記載の降伏比80%以下で引張強度500MPa級の母材および溶接熱影響部の低温靭性に優れた厚鋼板の製造方法。
Mo:0.01〜0.6%、
Cr:0.01〜0.6%、
B:0.0003〜0.003%、
の1種又は2種以上を含有することを特徴とする上記(1)乃至(3)のいずれかに記載の降伏比80%以下で引張強度500MPa級の母材および溶接熱影響部の低温靭性に優れた厚鋼板の製造方法。
(a)10≦t≦15(mm)の場合、
Wi=0.1〜0.6(m3m−2min−1)、Wf=0.3〜1.0(m3m−2min−1)、Wi/Wf=0.4〜0.8、tc=13〜30(s)、Tcs=700〜790(℃)、Tcf≦450(℃)、R=40〜70(m/min)
(b)15<t≦30(mm)の場合、
Wi=0.2〜0.8(m3m−2min−1)、Wf=0.8〜2.0(m3m−2min−1)、Wi/Wf=0.1〜0.8、tc=5〜20(s)、Tcs=700〜790(℃)、Tcf≦450(℃)、R=25〜65(m/min)
(c)30<t≦50(mm)の場合、
Wi=0.3〜1.0(m3m−2min−1)、Wf=1.0〜2.0(m3m−2min−1)、Wi/Wf=0.1〜0.6、tc=3〜12(s)、Tcs=700〜790(℃)、Tcf≦450(℃)、R=15〜60(m/min)
(a)板厚tが10≦t≦15(mm)の場合。
鋼板の降伏強度を低減させるためには充分な初析フェライトを得ることが必要であり、図1に示すように、初析フェライトが生成する温度域(初析フェライト変態開始〜ベイナイト変態開始域)で鋼板を緩冷して初析フェライトを多く生成させる必要があるので、初期水量密度(Wi)は0.6(m3m−2min−1)以下にして緩冷する必要がある。しかしながら、初期水量密度(Wi)が0.1(m3m−2min−1)を下回ると、最終的に後述する適正な水冷停止温度(Tcf)以下に冷却を達成することができないので、0.1(m3m−2min−1)以上にする必要がある。この緩冷を行なう際の水量密度が初期水量密度である。
可動転位の生成に有効なベイナイト組織の形成のためには最終水量密度(Wf)を0.3(m3m−2min−1)以上にする必要がある。しかしながら、最終水量密度(Wf)が1.0(m3m−2min−1)を超えるとベイナイト組織の細粒化の効果により降伏強度が過剰となるので、1.0(m3m−2min−1)以下に制御することが必要である。このベイナイト組織の形成のための冷却を行なう際の水量密度が最終水量密度である。
また水量密度は後述するtcを境界として加速することで鋼材の組織を制御する必要があるので、Wi/Wfの値は0.8以下にする必要があるが、0.4を下回ると冷却後段で形成される組織の細粒化の効果により降伏強度が過剰となるので、0.4以上に制御することが必要である。
降伏強度を低下させるためには冷却前段の緩冷時間を充分に長く取り降伏強度の低い初析フェライトを充分に生成させる必要があるのでtcは13s以上にする必要がある。しかしながら、tcが30sを超えると初析フェライトが過剰となって引張強度が低下するので、上限は30sとした。
水冷開始温度(Tcs)が700℃を下回ると水冷開始前に進行するフェライト変態量が大きくなって粗大なフェライトが形成され、強度を著しく低下させるので、700℃以上とする必要がある。しかしながら、790℃を上回ると、圧延終了温度を高く設定する必要が生じ、母材の靭性を損なうので、上限は790℃とした。
本発明では主としてtc以降の冷却時に生じるベイナイト組織の可動転位を維持することが必要で、そのためには冷却終了後転位の回復が生じないようにTcfは低く押さえる必要があり、その上限は450℃とした。
水量密度に応じた適正な冷却時の通板速度(R)を採用しないと、本発明で必要な適正な冷却条件が得られない。Rが40(m/min)を下回ると、鋼材が過剰に冷却され、一方、70(m/min)を超えると後述する水冷停止温度やベイナイト変態に必要な冷却条件が得られないので70(m/min)とする必要がある。
初期水量密度(Wi):0.2〜0.8(m3m−2min−1)、
鋼板の降伏強度を低減させるためには充分な初析フェライトを得ることが必要であり、図1に示すように、初析フェライトが生成する温度域(初析フェライト変態開始〜ベイナイト変態開始域)で鋼板を緩冷して初析フェライトを多く生成させる必要があるので、初期水量密度(Wi)は0.8(m3m−2min−1)以下にして緩冷する必要がある。しかしながら、初期水量密度(Wi)が0.2(m3m−2min−1)を下回ると、最終的に後述する適正な水冷停止温度(Tcf)以下に冷却を達成することができないので、0.2(m3m−2min−1)以上にする必要がある。この緩冷を行なう際の水量密度が初期水量密度である。
可動転位の生成に有効なベイナイト組織の形成にためには最終水量密度(Wf)を0.8(m3m−2min−1)以上にする必要がある。しかしながら、最終水量密度(Wf)が2.0(m3m−2min−1)を超えるとベイナイト組織の細粒化の効果により降伏強度が過剰となるので、2.0(m3m−2min−1)以下に制御することが必要である。このベイナイト組織の形成のための冷却を行なう際の水量密度が最終水量密度である。
また水量密度は後述するtcを境界として加速することで鋼材の組織を制御する必要があるので、Wi/Wfの値は0.8以下にする必要があるが、0.1を下回ると冷却後段で形成される組織の細粒化の効果により降伏強度が過剰となるので、0.1以上に制御することが必要である。
降伏強度を低下させるためには冷却前段の綴冷時間を充分に長く取り降伏強度の低い初析フェライトを充分に生成させる必要があるのでtcは5s以上にする必要がある。しかしながら、tcが20sを超えると初析フェライトが過剰となって引張強度が低下するので、上限は20sとした。
水冷開始温度(Tcs)が700℃を下回ると水冷開始前に進行するフェライト変態量が大きくなって粗大なフェライトが形成され、強度を著しく低下させるので、700℃以上とする必要がある。しかしながら、790℃を上回ると、圧延終了温度を高く設定する必要が生じ、母材の靭性を損なうので、上限は790℃とした。
本発明では主としてtc以降の冷却時に生じるベイナイト組織の可動転位を維持することが必要で、そのためには冷却終了後転位の回復が生じないようにTcfは低く押さえる必要があり、その上限は450℃とした。
水量密度に応じた適正な冷却時の通板速度(R)を採用しないと、本発明で必要な適正な冷却条件が得られない。Rが25(m/min)を下回ると、鋼材が過剰に冷却され、一方、65(m/min)を超えると後述する水冷停止温度やベイナイト変態に必要な冷却条件が得られないので65(m/min)とする必要がある。
(c)30<t≦50(mm)の場合、
初期水量密度(Wi):0.3〜1.0(m3m−2min−1)、
鋼板の降伏強度を低減させるためには充分な初析フェライトを得ることが必要であり、図1に示すように、初析フェライトが生成する温度域(初析フェライト変態開始〜ベイナイト変態開始域)で鋼板を緩冷して初析フェライトを多く生成させる必要があるので、初期水量密度(Wi)は1.0(m3m−2min−1)以下にして緩冷する必要がある。しかしながら、初期水量密度(Wi)が0.3(m3m−2min−1)を下回ると、最終的に後述する適正な水冷停止温度(Tcf)以下に冷却を達成することができないので、0.3(m3m−2min−1)以上にする必要がある。この緩冷を行なう際の水量密度が初期水量密度である。
可動転位の生成に有効なベイナイト組織の形成にためには最終水量密度(Wf)を1.0(m3m−2min−1)以上にする必要がある。しかしながら、最終水量密度(Wf)が2.0(m3m−2min−1)を超えるとベイナイト組織の細粒化の効果により降伏強度が過剰となるので、2.0(m3m−2min−1)以下に制御することが必要である。このベイナイト組織の形成のための冷却を行なう際の水量密度が最終水量密度である。
また水量密度は後述するtcを境界として加速することで鋼材の組織を制御する必要があるので、Wi/Wfの値は0.6以下にする必要があるが、0.1を下回ると冷却後段で形成される組織の細粒化の効果により降伏強度が過剰となるので、0.1以上に制御することが必要である。
降伏強度を低下させるためには冷却前段の綴冷時間を充分に長く取り降伏強度の低い初析フェライトを充分に生成させる必要があるのでtcは3s以上にする必要がある。しかしながら、tcが12sを超えると初析フェライトが過剰となって引張強度が低下するので、上限は12sとした。
水冷開始温度(Tcs)が700℃を下回ると水冷開始前に進行するフェライト変態量が大きくなって粗大なフェライトが形成され、強度を著しく低下させるので、700℃以上とする必要がある。しかしながら、790℃を上回ると、圧延終了温度を高く設定する必要が生じ、母材の靭性を損なうので、上限は790℃とした。
本発明では主としてtc以降の冷却時に生じるベイナイト組織の可動転位を維持することが必要で、そのためには冷却終了後転位の回復が生じないようにTcfは低く押さえる必要があり、その上限は450℃とした。
水量密度に応じた適正な冷却時の通板速度(R)を採用しないと、本発明で必要な適正な冷却条件が得られない。Rが15(m/min)を下回ると、鋼材が過剰に冷却され、一方、60(m/min)を超えると後述する水冷停止温度やベイナイト変態に必要な冷却条件が得られないので60(m/min)とする必要がある。
Claims (4)
- 質量%で、
C:0.05〜0.12%、
Si:0.05〜0.25%、
Mn:0.4〜2.0%、
P:0.02%以下、
S:0.02%以下、
Nb:0.010〜0.05%
Al:0.005〜0.04%、
を含有し、残部Feおよび不可避的不純物らなる組成の鋳造スラブを熱間圧延し、その後、熱延鋼板圧延方向に独立して水量密度を調整できる複数の水冷ゾーンを有する水冷装置により冷却を行い厚鋼板を製造する方法において、製品板厚(t)に応じて、初期水量密度(Wi)、最終水量密度(Wf)およびWi/Wfの値、水冷を開始して水量密度を初期水量密度(Wi)から最終水量密度(Wf)に変化させるまでの水量密度遷移時間(tc)、さらに水冷開始温度(Tcs)と水冷停止温度(Tcf)および通板速度(R)を以下の(a)〜(b)の製造条件で製造することを特徴とする、降伏比80%以下で引張強度500MPa級の母材および溶接熱影響部の低温靭性に優れた厚鋼板の製造方法。
ただし、水量密度を三段階以上に変化させる場合においては、tcは水冷開始から最初に水量密度を増加させるまでの時間とする。
(a)10≦t≦15(mm)の場合:Wi=0.1〜0.6(m3m−2min−1)、Wf=0.3〜1.0(m3m−2min−1)、Wi/Wf=0.4〜0.8、tc=13〜30(s)、Tcs=700〜790(℃)、Tcf≦450(℃)、R=40〜70(m/min)
(b)15<t≦30(mm)の場合:Wi=0.2〜0.8(m3m−2min−1)、Wf=0.8〜2.0(m3m−2min−1)、Wi/Wf=0.1〜0.8、tc=5〜20(s)、Tcs=700〜790(℃)、Tcf≦450(℃)、R=25〜65(m/min)
(c)30<t≦50(mm)の場合:Wi=0.3〜1.0(m3m−2min−1)、Wf=1.0〜2.0(m3m−2min−1)、Wi/Wf=0.1〜0.6、tc=3〜12(s)、Tcs=700〜790(℃)、Tcf≦450(℃)、R=15〜60(m/min) - 前記鋳造スラブが、さらに質量%で、
Cu:0.1〜0.23%、
Ni:0.1〜0.45%、
の1種又は2種を含有することを特徴とする請求項1に記載の降伏比80%以下で引張強度500MPa級の母材および溶接熱影響部の低温靭性に優れた厚鋼板の製造方法。 - 前記鋳造スラブが、さらに質量%で、
Ti:0.005〜0.03%、
を含有することを特徴とする請求項1または2に記載の降伏比80%以下で引張強度500MPa級の母材および溶接熱影響部の低温靭性に優れた厚鋼板の製造方法。 - 前記鋳造スラブが、さらに質量%で、
Mo:0.01〜0.6%、
Cr:0.01〜0.6%、
B:0.0003〜0.003%、
の1種または2種以上を含有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の降伏比80%以下で引張強度500MPa級の母材および溶接熱影響部の低温靭性に優れた厚鋼板の製造方法。
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