JP2008258284A - Led発光表示装置 - Google Patents

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尚樹 塚本
Katsuhiro Suhara
克洋 須原
Keiyo Okada
啓誉 岡田
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Abstract

【課題】LED発光表示装置において、均一でむらのない発光表示を実現すること。
【解決手段】LEDチップ11は、直上が樹脂板15の遮光部17となる基板10上の位置にCOB実装されている。第1樹脂層13は、LEDチップ11から一定距離離れた位置から、遮光性隔壁12の辺12aまでの領域に形成されていて、LEDチップ11から離れる方向に上り斜面となる形状に形成されている。また、第1樹脂層13には多量の反射材が混合されている。また、基板10と第1樹脂層13との上部には、LEDチップ11を封止する第2樹脂層14が形成されている。このように構成すると、LEDチップ11からの光は第1樹脂層13と第2樹脂層14との境界である斜面18によって効率よく反射され、均一でむらのない発光表示となる。
【選択図】図1

Description

本発明は、LEDを光源とする発光表示装置に関するものであり、特に輝度が均一でむらがなく、薄型のものに関する。
従来より、低消費電力などの利点から表示装置の光源としてLEDが用いられている。LEDの出力する光は指向性が強いため、表示装置に用いる場合には均一でむらのない発光を得るためにLEDチップの封止樹脂に拡散材を混入している(たとえば、特許文献1)。
また、LEDを液晶表示装置のバックライトとして使用する場合は、導光板として裏面が表面側に向かう上り斜面であるものを用い、サイドからの光をその導光体の上り斜面によって反射させることによって均一でむらのない照明としている(たとえば、特許文献2、3)。
特開2002−141557 実開平6−36001 特開2006−59763
しかし、薄型の発光表示装置とするためにLEDをCOB(チップ・オン・ボード)実装した基板を用いると、封止樹脂に拡散材を混合した場合であっても、LEDの直上は周囲に比べて輝度が非常に高く、均一な発光を得ることができなかった。
また、小さなセグメントにおいては、特許文献2、3に示されているようなバックライトの技術を適用するのは困難であった。
そこで本発明の目的は、LEDがベアチップ実装された基板を用いた薄型のLED発光表示装置において、均一でむらのない表示を実現することである。
第1の発明は、LEDの発光により任意の形状を表示するLED発光表示装置において、LEDがベアチップ実装された基板と、基板上にLEDを囲うように形成された遮光性隔壁と、基板上の、前記遮光性隔壁で囲われた領域内であって前記LEDから一定距離離れた位置に、高反射率な樹脂により形成された第1樹脂層と、基板上部と第1樹脂層上部であって前記遮光性隔壁で囲われた領域を満たすように形成され、拡散材が混合された、LEDを封止する第2樹脂層と、第2樹脂層の上部に設置され、LEDからの光を透過する任意の形状の透過部と、透過部以外の領域であってLEDからの光を遮光する遮光部と、を有する樹脂板と、で構成され、LEDは、そのLEDの直上が樹脂板の遮光部となる位置に設置され、第1樹脂層は、前記基板に平行な面に沿って前記LEDから離れる方向に、前記樹脂板へ向かう上り斜面となる形状であることを特徴とするLED発光表示装置である。
基板上に実装されるLEDの個数は1個である必要はなく、複数個実装されていてもよい。また、第2樹脂層に蛍光体を混合させたりしてもよい。たとえば、LEDとして紫外発光のものを使用し、紫外線を蛍光体によって変換することで、所望の発光色の表示装置を得ることができる。遮光性隔壁には、黒色のガラスやセラミックなどを用いる。
第1樹脂層を基板面に平行な面に沿ってLEDから離れる方向に上り斜面(樹脂板に向かう方向に)となるように形成するには、LEDの設置されている側とは反対側の遮光性隔壁内側の隅に反射率の高い樹脂をポッティングすればよい。すなわち、第1樹脂層は、LEDから離れて周囲の遮光性隔壁に向かうにつれて、厚さが厚くなるように形成される。樹脂の粘性によって上記斜面形状を有した第1樹脂層が得られる。また、第2樹脂層は、第1樹脂層の形成後に、遮光性隔壁に囲まれた領域全体に樹脂を注入することで得られる。この第2樹脂層は、LEDからの光を透過部より均一に取り出す導光体として機能する。
第1樹脂層の樹脂が高反射率とは、第2樹脂層中の光が第2樹脂層と第1樹脂層との境界面において反射するときの反射率が高いことを意味する。これは、第1樹脂層に多量の反射材を混合することで実現できる。
また、第1樹脂層と第2樹脂層とで同じ樹脂を用いる必要はない。たとえば、第1樹脂層を、第2樹脂層よりも屈折率が小さい樹脂で形成してもよい。
第2の発明は、第1の発明において、樹脂板の遮光部の基板側表面には、高反射率な色の塗装が施されていることを特徴とするLED発光表示装置である。
第3の発明は、第1の発明または第2の発明において、基板の遮光性隔壁に囲われた領域内の表面は、高反射率な色の塗装が施されていることを特徴とするLED発光表示装置である。
第2、3の発明において、高反射率な色とは、たとえば銀色、白色などである。
第4の発明は、第1の発明から第3の発明において、LEDはCOB(チップ・オン・ボード)実装されていることを特徴とする表示装置である。
第1の発明では、LEDを直上が樹脂板の遮光部となる位置に配置し、LEDからの光を第2樹脂層を導光体として樹脂板の透過部より射出している。そして、第2樹脂層は第1樹脂層上に形成されるため、第1樹脂層と第2樹脂層との境界は、LEDから離れる方向、すなわち基板において遮光性隔壁に向かうにつれて、樹脂板方向への上り斜面となる。そのため、従来のようにLEDの直上が周囲に比べて輝度が高くなるということはなく、LEDからの光は、斜面によって効率的に反射されるため、小さなセグメントにおいても均一でむらのない発光表示を得ることができる。また、ベアチップ実装基板を用いるため、薄型なLED発光表示装置を実現することができる。
また、第2、3の発明のように、樹脂板の遮光部の基板側の面や基板の遮光性隔壁で囲われた領域の表面を高反射率な色とすることで、反射光を有効に利用することができ、LEDを直上が樹脂板の遮光部となる位置に設置したことによる光量の低下を防ぐことができる。
また、本発明の表示装置は、第4の発明のようにLEDが基板にCOB実装されている場合にも適用できる。
以下、本発明の具体的な実施例について図を参照しながら説明するが、本発明は実施例に限定されるものではない。
図1は、実施例1のLED発光表示装置の構造を示した断面図であり、図2は、LED発光表示装置の構造を示した斜面図である。図2では、構造をわかりやすく示すために、LED発光表示装置から樹脂板15を分解して示している。以下、実施例1のLED発光表示装置の構成について、詳しく説明する。
実施例1のLED発光表示装置は、基板10と、基板10上にCOB実装されたLEDチップ11と、LEDチップ11の周囲に立設された遮光性隔壁12と、基板10上に形成された高反射率な第1樹脂層13と、遮光性隔壁12に囲われた領域であって、基板10と第1樹脂層13との上部に形成されたLEDチップ11を封止する第2樹脂層14と、遮光性隔壁12、第2樹脂層14の上部に設置された樹脂板15、によって構成されている。
樹脂板15はLEDチップ11からの光を透過する透過部16を有し、透過部16は正方形の形状である。また、樹脂板15の透過部16以外の領域は、LEDチップ11からの光を遮光する遮光部17である。このような透過部16と遮光部17を有する樹脂板15は、たとえば透明な樹脂板にスクリーン印刷によって遮光部を形成することで得られる。
遮光性隔壁12は、LED発光表示装置の平面図において3辺を透過部16の正方形に合わせて形成されていて、残りの1辺は外側に三角形状に突出した形状に形成されている。つまり、平面において5角形をしている。この三角形状に突出した部分は、遮光性隔壁12に囲われた領域内に、基板の直上が樹脂板15の遮光部17となる領域を確保するためのものであり、三角形状に突出した部分の基板上にLEDチップ11が配置されている。つまり、LEDチップ11は、透過部16の外側であって遮光部17の下方に形成される遮光空間19に配設されており、LEDチップ11の直上は樹脂板15の遮光部17となる。遮光性隔壁12は、黒色のガラスから形成されていて、感光性ペースト法によって形成する。ガラス以外にはセラミックなども用いることができる。また、黒色に限らず、暗色であってもよい。
第1樹脂層13は、LEDチップ11から一定距離離れた位置から、遮光性隔壁12の三角形状に突出した遮光空間19とは反対側の辺12aまでの領域に形成されていて、LEDチップ11から基板12に平行な面に沿って離れる方向に、樹脂板15へ向かう上り斜面となる形状に形成されている。すなわち、第1樹脂層13は、LEDチップ11から離れて遮光性隔壁12の辺12aに向かうにつれて厚さが厚くなる形状であり、基板12に垂直かつ辺12aに垂直な断面においては図1のように楔形の三角形である。また、第1樹脂層13には多量の反射材が混合されている。
第1樹脂層13は、遮光性隔壁12の形成後に、遮光性隔壁12の辺12a付近から樹脂をポッティングすることで形成される。樹脂の粘性によって、容易に上記の上り斜面形状を得ることができる。
第2樹脂層14は、LEDチップ11からの光を透過部16に導く導光体として機能し、光を拡散するために、拡散材が混合されている。第2樹脂層14は、第1樹脂層の形成後に、遮光性隔壁12の内側全体を満たすように樹脂を注入することで形成する。したがって、第2樹脂層14の基板12に垂直かつ辺12aに垂直な断面形状は、図1のように、LEDチップ11から一定の距離までは矩形形状であり、その一定の距離より遠い部分では、第1樹脂層13によって境界が斜面18となるため、台形形状となる。
遮光性隔壁12に囲われた領域内の基板表面10aは白色に塗装されている。また、部遮光部の基板側表面17aは、銀色に塗装されている。
以上の構成からなるLED発光表示装置において、LEDチップ11からの光は、一部は上部に向かい、遮光部17の基板側表面17aによって反射されるが、その反射は銀色に塗装されているため効率的である。基板側表面17aによって反射された光は、基板表面10aまたは第1樹脂層13と第2樹脂層14の境界面である斜面18に入射する。基板表面10aは白色に塗装されているため、基板表面10aに入射した光は効率的に第2樹脂層14側へ反射され、透過部16より外部へと射出される。また、斜面18に入射した光は、第1樹脂層が多量の反射材を含み高反射率であるため、効率よく第2樹脂層14側へ反射され、透過部16より外部へと射出される。透過部16は正方形であるから、このLED発光表示装置によって、正方形状の発光表示がなされる。
このLED発光表示装置では、第1樹脂層13と第2樹脂層14とによる斜面18が形成され、第1樹脂層13が高反射率であることから、均一でむらなく正方形状の発光表示をすることができる。さらに、遮光部17の基板側表面17aが銀色に塗装され、基板表面10aが白色に塗装されているため、LEDチップ11を直上が遮光部17となる位置に配置したことによる光量の低下を防ぐことができる。また、LEDチップ11をCOB実装しているため、実施例1のLED発光表示装置は薄型である。
以上のように、本発明によって、小さいセグメントにおいても均一でむらのない発光表示ができ、かつ薄型のLED発光表示装置を実現することができる。
実施例1では、透過部の形状を正方形としているが、本発明は当然に他の形状の透過部にも適用でき、樹脂板の透過部を所望の形状とすることで、所望の形状を発光表示するLED発光表示装置を実現することができる。
また、実施例1では第2樹脂層に拡散材のみを混合させているが、蛍光体を混合させてもよい。また、実施例1では、LEDチップを基板にCOB実装しているが、フリップチップ実装してもよい。
本発明は、電子機器などのLED発光表示装置として適用できる。
実施例1の表示装置の構造を示した断面図。 実施例1の表示装置を斜め上方向から見た図。
符号の説明
10:基板
11:LEDチップ
12:遮光性隔壁
13:第1樹脂層
14:第2樹脂層
15:樹脂板
16:透過部
17:遮光部

Claims (4)

  1. LEDの発光により任意の形状を表示するLED発光表示装置において、
    LEDがベアチップ実装された基板と、
    前記基板上に前記LEDを囲うように形成された遮光性隔壁と、
    前記基板上の、前記遮光性隔壁で囲われた領域内であって前記LEDから一定距離離れた位置に、高反射率な樹脂により形成された第1樹脂層と、
    前記基板上部と前記第1樹脂層上部であって前記遮光性隔壁で囲われた領域を満たすように形成され、拡散材が混合された、前記LEDを封止する第2樹脂層と、
    前記第2樹脂層の上部に設置され、前記LEDからの光を透過する任意の形状の透過部と、前記透過部以外の領域であって前記LEDからの光を遮光する遮光部と、を有する樹脂板と、
    で構成され、
    前記LEDは、そのLEDの直上が前記樹脂板の前記遮光部となる位置に設置され、
    前記第1樹脂層は、前記基板に平行な面に沿って前記LEDから離れる方向に、前記樹脂板へ向かう上り斜面となる形状である、
    ことを特徴とするLED発光表示装置。
  2. 前記樹脂版の前記遮光部の前記基板側表面は、高反射率な色の塗装が施されていることを特徴とする請求項1に記載のLED発光表示装置。
  3. 前記基板の前記遮光性隔壁に囲われた領域内の表面は、高反射率な色の塗装が施されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のLED発光表示装置。
  4. 前記LEDはチップ・オン・ボード実装されていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載のLED発光表示装置。
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WO2020003789A1 (ja) * 2018-06-29 2020-01-02 日亜化学工業株式会社 発光装置の製造方法および発光装置
JP2020010013A (ja) * 2018-06-29 2020-01-16 日亜化学工業株式会社 発光装置の製造方法および発光装置

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