JP2008257794A - 拡張モジュール、情報処理装置及び排出制御方法 - Google Patents

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範之 鈴木
Kyohei Inukai
恭平 犬飼
Makoto Kobayashi
誠 小林
Takeshi Toyama
猛 外山
智行 ▲高▼田
Satoyuki Takada
Hiroyasu Ito
博康 伊藤
Tadashi Takayama
正 高山
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Abstract

【課題】カード状の拡張モジュールと、拡張モジュールの排出機構を備えた本体装置とを単一のインターフェースで接続し、当該インターフェースを介した排出許可コマンドによって拡張モジュールの排出禁止、排出許可の指示を行うことが可能な情報処理装置を提供する。
【解決手段】本発明の情報処理装置は、カード状の拡張モジュールを着脱可能な情報処理装置であって、装着された前記拡張モジュールを排出する排出手段と、ユーザインターフェースを提供する提供手段と、前記ユーザインターフェースに対するユーザ操作に応じて排出許可を前記拡張モジュールに発行する発行手段と、前記発行手段による排出許可の発行後、前記拡張モジュールから出力される排出許可信号に基づいて前記排出手段の動作もしくは作用を抑止する排出抑止手段とを有する。
【選択図】 図2

Description

本発明は拡張モジュール、拡張モジュールを着脱可能な拡張モジュールスロットを備えた情報処理装置、排出制御方法及びプログラムに関するものである。
パーソナルコンピュータ等の情報処理装置には、その機能や性能を拡張するための拡張モジュールを接続する手段が具備されている。例えば、デスクトップ型のパーソナルコンピュータでは、筐体内部にPCIスロットを装備し、各種のPCI拡張基板を追加することができる。また、ノートブック型のパーソナルコンピュータには、PCカード用のPCMCIAスロットが装備されている。
上述したPCI拡張基板は、パーソナルコンピュータの筐体を開け、かつ電源をOFFにした状態でしか着脱ができないため取扱いに難点がある。したがって、今日では、デスクトップ型パーソナルコンピュータにも、PCMCIAスロットが装備されるようになっている。また、ハードディスク装置、CDドライブ装置等をカートリッジ型にパッケージした拡張モジュールが多数知られている。例えば、2.5インチ型のハードディスク装置をベースとした新しい記憶装置モジュールの規格であるiVDRハードディスク等がその一例である。
このような、PCカードやiVDRハードディスクのようなカード型もしくはカートリッジ型の拡張モジュールは、パーソナルコンピュータ等の本体装置に埋没する形で収容される。また、本体装置側には、これらの拡張モジュールを装着後に取り出すための排出機構が備えられるのが一般的である。排出機構は通常、ボタン操作などで排出操作を行う構成となっている。すなわち、このような構成では、いつでも排出するボタン操作を行えるため、使用中の誤操作による排出や、不正の第三者による排出を防止することができない。
このような排出操作を抑止するために、特許文献1には、カード挿入部に着脱可能な係止片を設け、係止片が装着されたときにPCMCIAカードの排出をできなくするようにした情報処理装置が開示されている。
また、特許文献2には、イジェクトボタンに連結されたバー部材のレバー部材への当接を、電磁石からなるアクチュエータで操作してイジェクトボタンでの排出の可否を制御可能にするカード用コネクタが開示されている。
さらに、特許文献3には、ソレノイドにより作動ピンを駆動し、当該作動ピンが挿入されると排出のためのシャフトが回転ないしは変位しないようにしたPCカード排出装置が開示されている。
特開平7−44269号公報 特開平9−91388号公報 特開平9−134411号公報
しかしながら、特許文献1に開示された技術によれば、係止片の着脱は誰でも行える構成であるため、誤操作による排出には対応することができるが、不正の第三者による排出には対応できない。
一方、特許文献2及び特許文献3に開示された技術によれば、アクチュエータやソレノイドを駆動する電気信号により排出操作を抑止する構成となっているため、パスワード認証等と組み合わせることで不正の第三者による排出にも対応可能である。しかしながら、アクチュエータやソレノイドを駆動する電気信号の発生源や電気信号の発生方法についての説明がなされていない。ただし、PCカード用の装置であるから、電気信号は拡張モジュールたるPCカードではなく、当該PCカードが接続された本体装置から出力されていると考えられる。
ここで、装置としての汎用性や柔軟性を考慮すると、拡張モジュールと当該拡張モジュールの排出機構を含む本体装置とは、PCMCIA又はATAの単一のインターフェース信号で接続されるのが望ましい。例えば、既存のデスクトップ型パーソナルコンピュータの5インチベイ等に、拡張モジュール接続スロットを増設しようとしたとき、上記電気信号のためのポートが余っていないことがある。
また、仮にポートに余りがあって電気信号を出力させることが可能であったとしても、当該電気信号を排出機構内に備えられたアクチュエータやソレノイドまで伝達させるためのケーブル部材がインターフェースケーブルに加えて別途必要となってくる。
本発明は上述した問題点に鑑みてなされたものであり、拡張モジュールと、本体装置とを単一のインターフェースで接続し、インターフェースを介した排出許可コマンドによって拡張モジュールの排出禁止、排出許可の指示を行うこと目的とする。
本発明の拡張モジュールは、情報処理装置に着脱可能であり、前記情報処理装置との間に通信用インターフェースを備えたカード状の拡張モジュールであって、排出許可指示の入力を検出する入力検出手段と、前記排出許可指示に応じて、外部に対して排出許可信号を出力する出力手段とを有することを特徴とする。
本発明は、カード状の拡張モジュールを着脱可能な情報処理装置であって、装着された前記拡張モジュールを排出する排出手段と、ユーザインターフェースを提供するユーザインターフェース提供手段と、前記ユーザインターフェースに対するユーザ操作に応じて排出許可を前記拡張モジュールに発行する発行手段と、前記発行手段により排出許可を発行した後、前記拡張モジュールから出力される排出許可信号に基づいて前記排出手段の動作もしくは作用を抑止する排出抑止手段とを有することを特徴とする。
本発明によればiVDRディスクのようなカード状ないしはカートリッジ状の拡張モジュールと、当該拡張モジュールの排出機構を備えた本体装置とを、別途の信号線ケーブルを必要とすることなく単一のインターフェースで接続した。そして、当該インターフェースを介した排出許可コマンドによって拡張モジュールの排出禁止、排出許可の指示を行うことができる。
さらに、本体装置との間に付加的な信号線を設けることなく、排出許可指示スイッチの操作によっても拡張モジュールの排出許可を指示することが可能である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
図1は、拡張モジュールとしての可搬型記憶装置の構成を示す図である。
可搬型記憶装置1は、モールド部材等からなるカード状もしくはカートリッジ状(以下、カード状という)の筐体に包まれたハードディスクドライブ装置20を有している。また、可搬型記憶装置1は、その端部の一面が開口し、その開口部には、後述する本体装置との接続のための、コネクタ(通信用インターフェース)4が配置されている。
ハードディスクドライブ装置20は、制御回路10、ATAインターフェース回路11、ヘッド駆動回路12、モータ駆動回路13、モータ14、モータ15、磁気記憶媒体(プラッタ)16、磁気ヘッド17、ヘッドアーム18を含んで構成される。
制御回路10は、可搬型記憶装置1の全体の制御を行い、CPU、ROM、RAM、I/Oポート等が1チップに集積されてなるものである。制御回路10にはATAインターフェース回路11、ヘッド駆動回路12、モータ駆動回路13が接続されている。
モータ駆動回路13は、モータ14及びモータ15を駆動制御する。
モータ14は、磁気記憶媒体(プラッタ)16を回転させる。また、モータ15は、ヘッドアーム18を作動させ、シーク動作を実現させる。
ヘッド駆動回路12は、磁気ヘッド17を駆動制御するものであり、プラッタ16の所望の位置からデータの読み出し及び所望の位置へのデータの書き込みを実現する。この読み書きするデータや各種設定等のためのコマンドは、ATAインターフェース回路11及びコネクタ4を介して、本体装置との間で相互に転送される。
なお、コネクタ4、筐体、ハードディスクドライブ装置20の基本仕様はiVDRハードディスクドライブハードウェア規格/インターフェース規格に準拠したものになっている。つまり、可搬型記憶装置1はiVDRディスクとして構成されている。なお、図1では、制御回路10の出力ポートから、排出許可信号がコネクタ4に対して出力されている。この信号はiVDRハードディスクドライブハードウェア規格には規定されていない信号であり、コネクタ4のiVDRハードディスクドライブハードウェア規格での未使用ピン、例えば44ピンに配置する。
図2は、可搬型記憶装置1を収容する情報処理装置(本体装置)2の構成を示す図である。本体装置2は、可搬型記憶装置1を着脱可能に装着でき、可搬型記憶装置1が収容される部分に、コネクタ4に嵌合するコネクタ5及び排出機構30(排出手段)が配置されている。
排出機構30は、手動動作により可搬型記憶装置1を排出するものであり、動力制御のための電気回路等は必要としない構成になっている。
排出動作抑止機構31は、排出機構30の動作もしくは作用を抑止する排出抑止手段であり、排出動作抑止機構制御回路32により制御される。
排出動作抑止機構制御回路32は、上述した排出許可信号に基づいて排出動作抑止機構31の制御を行う。プルアップ抵抗33は、上記排出許可信号をプルアップする。
本体装置2は、図2に示すようにCPU41、ROM42、RAM43、キーボード・マウス・ディスプレイなどのヒューマンインターフェースデバイスを接続するHIDポート44、ATAインターフェース回路45を含んで構成される。本体装置2は、例えば、パーソナルコンピュータ等の情報処理装置である。
ATAインターフェース回路45と、可搬型記憶装置1のATAインターフェース回路11とは、コネクタ4、5を介して相互に接続されている。
図3〜図5は、排出機構30と排出動作抑止機構31とのメカニカルな構成を示す図である。図3は、可搬型記憶装置1が装着された状態を示す図である。図4は可搬型記憶装置1が排出された状態を示す図である。なお、図5は、図4を矢印方向から見た状態の図である。
フレーム50は、機構全体を支持する。イジェクトボタン51は、可搬型記憶装置1の排出操作が行われる。ロッド52は、イジェクトボタン51の動きを伝える。また、ロッド52は、フレーム50に回転自在に取り付けられたレバー53に連結されている。レバー53は、イジェクト爪を有する排出板54に連結されている。
イジェクトボタン51を押し込むと排出板54のイジェクト爪部が可搬型記憶装置1の端部を押し出し、結果として可搬型記憶装置1の排出が行われる。
ロッド52は、フレーム50の外側に突出した係止爪55を有している。係止爪55は、抑止板56によって、その動きが抑止される。また、抑止板56は、モータ62に回転自在に取り付けられている。この抑止板56は、略長方形の形をしており、その回転位置により係止爪55への干渉を自在に制御可能になっている。
抑止板56に近接して、フォトインタラプタ63及びフォトインタラプタ64が設けられている。フォトインタラプタ63及びフォトインタラプタ64は、抑止板56の回転位置を検出する。
またロッド52とフレーム50との間にはバネ57が取り付けられている。イジェクトボタン51及びロッド52は、イジェクトボタン51の押し込みを止めると、自動的に元の位置(飛び出した位置)に復帰するようになっている。
なお、コネクタ5には、ATAインターフェース用フラットケーブル6が接続されており、コネクタ5とATAインターフェース回路45は、当該フラットケーブル6によって接続される。
図6は、係止爪55と抑止板56との関係を示す図である。
抑止板56が、図中(a)の位置にあるとき(図4で示した状態、以下許可位置と呼ぶ)、係止爪55と抑止板56とは干渉しない。従って、ロッド52はイジェクトボタン51に連動して自由に動くことができる。
一方、抑止板56が(b)の位置あるとき(図3で示した状態、以下禁止位置と呼ぶ)、係止爪55と抑止板56とは干渉する。従って、ロッド52は自由に動くことができず、イジェクトボタン51は押し込むことができない。つまり、抑止板56の回転位置によって、可搬型記憶装置1の排出操作を許可又は禁止することができるようになっている。なお、抑止板56が禁止位置、許可位置のどちらにあるかは、フォトインタラプタ63、64が検出する。
図7は、第1の実施形態に係る排出動作抑止機構制御回路の構成を示す図である。60は、回路全体の制御を司るMPUで、CPU、ROM、RAM、I/Oポート等が1チップに集積されたものである。61は、図3〜図5で示したモータ62を駆動するモータドライバである。このモータドライバ61と、図3〜図6で示したフォトインタラプタ63と、フォトインタラプタ64とは、MPU60の入出力ポートに接続される。
MPU60の入力ポートには、図1で示した排出許可信号が接続されている。なお、フォトインタラプタ63の出力は、65のLEDドライバに接続されていて、LED66の点灯又は消灯により抑止板56がどちらの位置にあるのか、すなわち、排出操作が許可されているのか否かをユーザが確認できるようになっている。
次に、図8〜図10を参照して排出許可信号に関する動作について説明する。
図8は、可搬型記憶装置1の制御回路10で行われる動作処理を示すフローチャートである。可搬型記憶装置1が本体装置2の収容口に挿入され、コネクタ4とコネクタ5とが相互接続することで電源が投入される。電源が投入されると、ハードディスクドライブ装置20全体がリセットされ、ステップS100において排出許可信号をhiに初期化するとともに、排出許可信号のステータスを1として制御回路10内のRAM上に記憶する。
次に、ステップS101、ステップS102において、本体装置2からの排出許可信号ステータス確認コマンド又は排出許可コマンドを待機する(入力検出手段)。
排出許可コマンドを受信したら、ステップS103で、その引数を確認する。引数が0の場合は、ステップS104で排出許可信号にlowを外部に出力し(出力手段)、排出許可信号のステータスを0として制御回路10内のRAM上に記憶しておく。
一方、引数が1の場合は、ステップS105で排出許可信号にhiを外部に出力し(出力手段)、排出許可信号のステータスを1として制御回路10内のRAM上に記憶しておく。なお、ステップS104、ステップS105でいう外部とは、ここでは本体装置をいう。
次に、ステップS101に戻り、排出許可信号ステータス確認コマンドを受信したら、ステップS106において、制御回路10内のRAM上に記憶しておいた排出許可信号のステータスを応答する。ここで、排出許可信号ステータス確認コマンド、排出許可コマンドはベンダー定義コマンドを使用して新規に定義する。
図9は、排出動作抑止機構制御回路32で行われる動作処理を示すフローチャートである。パワーONリセット後、ステップS110、ステップS111で排出許可信号の立ち上がりエッジ、立ち下がりエッジが検出されるのを待機する。立ち下がりエッジが検出された場合は、ステップS112で現在の抑止板56の回転位置が禁止位置にあるか否かを判定する。
既に禁止位置にある場合は、何もせずにステップS110に戻る。
禁止位置にない場合は、ステップS113、ステップS114で、禁止位置となるまで抑止板56を時計回りに回転させる。
ステップS110に戻り、立ち上がりエッジが検出された場合は、ステップS115で、現在の抑止板56の回転位置が許可位置にあるか否かを判定する。
既に許可位置にある場合は、何もせずにステップS110に戻る。
許可位置にない場合は、ステップS116、ステップS117で、許可位置となるまで抑止板56を反時計回りに回転させる。
なお、図9では図示していないが、MPU60ではコネクタ4、5が接続されたときの排出許可信号のチャタリングを除去する適宜のフィルタ処理が行われる。また、チャタリング除去は、ハードワイヤードな電気回路で行ってもよい。
図10は、本体装置2で行われる動作処理を示すフローチャートである。パワーONリセット後、まずステップS120において排出許可信号ステータス確認コマンドを発行し、ステップS121でその応答を確認する。
応答があった場合は、可搬型記憶装置1が装着されたまま電源がONされた場合であるので、ステップS122からの処理を実行する。
応答がなかった場合は、可搬型記憶装置1が未装着の場合であるので、ステップS129からの処理を実行する。
可搬型記憶装置1が装着されたまま電源がONされた場合は、ステップS122、ステップS123において排出許可操作又は排出禁止操作を待機する。より具体的には、プルダウンメニューやポップアップメニュー等のユーザインターフェースを提供し(ユーザインターフェース提供手段)、メニュー操作によるユーザ操作を待機する。
排出許可操作がなされた場合は、ステップS124で、パスワードの確認を行う。より具体的にはダイアログメッセージなどを出力し、入力されたパスワードと事前に設定されたパスワードとの比較を行う。パスワードの事前設定については、詳しく説明しないが、メニュー操作など適宜の方法で実行すればよい。なお、パスワードを設定しない場合は、ステップS124(及び後述するステップS127、ステップS131、ステップS133)は省略する。
パスワードが一致した場合は、ステップS125で、一旦、ATAインターフェースに対して排出許可コマンドを引数0で発行し、続いて、ステップS126で排出許可コマンドを引数1で発行する(発行手段)。ここで、ステップS125は排出許可ステップである。
一方、排出禁止操作がなされた場合には、ステップS127でパスワードを確認し、パスワードが一致した場合は、ステップS128でATAインターフェースに対して排出許可コマンドを引数0で発行する(発行手段)。以後は、ステップS129からの処理を実行する。
なお、ステップS124、ステップS127でパスワードが一致しなかった場合は、ステップS122又はステップS123に戻り、排出許可操作又は排出禁止操作を待機する。
ステップS121に戻り、電源ON時に可搬型記憶装置1が未装着であった場合は、ステップS129又はステップS130において排出許可操作又は排出禁止操作を待機する。
排出許可操作がなされた場合は、ステップS131でパスワードの確認を行い、パスワードが一致した場合は、ステップS132でATAインターフェースに対して排出許可コマンドを引数1で発行する。
一方、排出禁止操作がなされた場合には、ステップS133でパスワードを確認し、ステップS134でATAインターフェースに対して排出許可コマンドを引数0で発行する。
以後、ステップS129、ステップS130に戻り、排出許可操作又は検出禁止操作を待機する。
また、ステップS131、ステップS133でパスワードが一致しなかった場合は、ステップS129又はステップS130に戻り、排出許可操作又は排出禁止操作を待機する。
本実施形態では、排出許可信号をレベル信号ではなく、エッジ信号として取り扱っている。これは、iVDRディスクとの互換性を維持するためである。iVDRディスクでは、排出許可信号として配置された44ピン信号は、オープン状態にあるため信号レベルの変化が起こらない。したがって、iVDRディスクが装着されても、誤って排出操作が禁止されることはないため、いつでも、排出操作を行うことができる。
次に、エッジ信号として取り扱う目的は、本体装置2も含めた装置全体の電源がOFFされた場合でも、排出禁止/排出許可の状態がつぎの電源ON時に維持されるようにするためである。
ここで、可搬型記憶装置1を装着後、排出禁止操作を行ったとする。この操作により排出許可信号はhiからlowへ変化したはずである。このままの状態で一旦電源をOFFしても、排出禁止の状態は変わらない。次に、再度電源をONにしたとする。このとき排出許可信号は、図10に示すステップS100の初期化によりhiとなる。もし、排出許可信号を、hiを排出許可、lowを排出禁止としたレベル信号としてしまうと、MPU60はこの時点で排出許可操作がなされたものと勘違いしてしまう。
しかしながら、排出信号をエッジ信号とすれば、排出許可信号の初期状態でのレベルには意味がなくなり前回の電源OFF時以前の排出禁止の状態が、電源ON後もそのまま維持される。
図10のステップS125、ステップS126で一旦、ATAインターフェースに対して排出許可コマンドを引数0で発行し、引き続き排出許可コマンドを引数1で発行するようにした。これは、排出許可信号がhiであった場合でも、立ち上がりエッジを確実に発生させるためである。つまり可搬型記憶装置1が排出禁止状態で装着されたまま電源がONされた場合は、単に一回だけ排出許可コマンドを引数1で発行しても排出許可信号の立ち上がりエッジを発生させることができない。したがって、一旦排出許可信号をlowにしてから、hiにするようにしている。可搬型記憶装置1が排出許可状態で装着されたまま電源がONされて排出許可操作が行われた場合は、ステップS125の処理により排出許可信号には立ち下がりエッジが発生して一旦排出禁止状態となる。
しかしながら、引き続きステップS126の処理により排出許可信号に立ち上がりエッジが発生して排出許可状態となるため、最終的にはユーザ所望の動作が実行されるので問題ない。
このように、本実施形態によれば、iVDRディスクのようなカートリッジ状の拡張モジュールと本体装置とを、別途の信号線ケーブルを必要とすることなく単一のATAインターフェースで接続できる。そして、当該ATAインターフェースを介した排出許可コマンドによって拡張モジュールの排出禁止、排出許可を指示することのできる情報処理装置を提供することが可能になる。
また、排出許可信号をエッジ信号としたため、本発明が実施されていないiVDRディスクへの対応を可能としつつ、加えて装置全体の電源がOFFされた場合でも排出禁止/排出許可の状態をつぎの電源ON時に維持することが可能となる。
なお、本実施形態では、排出機構の動作を抑止するのにモータに接続された抑止板を例に説明を行ったが、これは一例であり他の構成、例えばプランジャ、アクチュエータ、シリンダ等他の代替手段で抑止するようにしてもよい。
(第2の実施形態)
第1の実施形態では、ATAインターフェースを介した排出許可コマンドにより排出許可又は排出禁止の指示を実行したが、排出許可の指示は操作スイッチによるボタン操作によって行えるようにしてもよい。しかしながら、排出動作抑止機構に排出許可指示スイッチ等を設け、当該スイッチの操作によって直ちに排出許可を実行する構成にすると、パスワード認証と組み合わせた不正の第三者の排出に対処できなくなってしまう。
また、第1の実施形態では、装着後の排出許可コマンド(引数0)によってはじめて排出禁止が行われるようになっているが、装置の性格によっては装着後自動的に排出禁止となるほうが好ましい場合がある。
第2の本実施形態では、これらのことに対処することとした。
図12は、第2の実施形態に係る本体装置2の構成を示す図である。
なお、第1の実施形態(図2)と異なるのは、排出許可を指示するためのタクトスイッチ36、可搬型記憶装置1の装着完了を検知するためのマイクロスイッチ37(装着完了検出手段)が設けられている点である。また、接続インターフェースが、ATAインターフェースからUSBインターフェース(USBインターフェース回路46)に変更になっている点である。また、排出許可信号は抵抗33により、プルアップではなくプルダウンされている。
タクトスイッチ36は、可搬型記憶装置1の挿入口付近又は図3〜図5で示したイジェクトボタン51の先端に取り付けられる。しかし、タクトスイッチ36は、排出動作抑止機構31を制御するMPU60には接続されず、コネクタ4及びコネクタ5を介して可搬型記憶装置1に接続されている。
タクトスイッチ36の一端は接地され、他端はプルアップ抵抗34によってプルアップされているので、可搬型記憶装置1へは、タクトスイッチ36が「閉」のときにlow、「開」のときにhiの信号が出力されるようになっている。コネクタ4及びコネクタ5は、第1の実施形態と同一であり、本来はiVDRインターフェース規格に準拠したものである。しかしながら、本実施形態ではUSBインターフェースの差動信号(D+、D−)、排出許可指示SW信号、排出許可信号を、それぞれiVDRハードディスクドライブハードウェア規格での未使用ピン、例えば48、47、45、44ピンに配置する。なお46、49ピンはUSBインターフェースのGNDとして利用する。
マイクロスイッチ37の一端は接地され、他端はプルアップ抵抗35によってプルアップされている。マイクロスイッチ37は可搬型記憶装置1の端部によって押圧されてスイッチ状態が「閉」になる。したがって、排出動作抑止機構制御回路32へは可搬型記憶装置1が装着されたときにlow(スイッチ「閉」)、排出されて脱抜したときにhi(スイッチ「開」)の信号が出力される。なお、マイクロスイッチ37はコネクタ4、5の接点が接続するのよりも遅れてスイッチ状態が「閉」になる位置に設置される。つまり、単にコネクタ4、5が相互に接続した時点ではなく、可搬型記憶装置1が完全に装着されて(すなわち装着が完了して)はじめてlowが出力されるようになっている。
図11は、第2の実施形態に係る可搬型記憶装置1の構成を示す図である。
図11に示すように、タクトスイッチ36からの信号(排出許可指示SW信号)が制御回路10の入力ポートに接続されている。また、接続インターフェースがATAインターフェースからUSBインターフェース(USBインターフェース回路19)に変更になっている。つまり、可搬型記憶装置1は、USBインターフェースで接続されるハードディスクモジュールとして機能する。
なお、第2の実施形態における可搬型記憶装置1は、iVDRディスクではないので、必ずしも筐体等の仕様がiVDRハードディスクドライブハードウェア規格に準拠している必要はなく任意の形状としてよい。ただし、筐体仕様を同一とした場合であっても、iVDRハードディスクドライブハードウェア規格での未使用ピンに信号を配置した。したがって、仮にコネクタ5にiVDRディスクが誤装着され、あるいは逆に本実施形態での可搬型記憶装置1をiVDRディスクのスロットに誤装着したとしても誤動作や損傷の危険はない。
また、タクトスイッチ36を、図12に示したように本体装置側に設けた構成とするのではなく、可搬型記憶装置1側に設けた構成とすることも可能である。例えば、図13に示したように、可搬型記憶装置1の筐体上の、コネクタ4とは反対側の一面にタクトスイッチ36を配置する構成が考えられる。
図14は、第2の実施形態に係る排出動作抑止機構制御回路32の構成を示す図である。基本的な構成は図7と同様であるが、図14で示すようにマイクロスイッチ37からの信号(装着検出SW信号)がMPU60の入力ポートに接続されている。
次に、図15〜図19を参照して排出許可信号、タクトスイッチ(排出許可指示スイッチ)36、マイクロスイッチ(装着検知スイッチ)37に関する動作について説明する。
図15は、可搬型記憶装置1の制御回路10における、タクトスイッチ36の操作状態を表す状態信号を監視する動作処理を示すフローチャートである。
制御回路10内のRAM部にタクトスイッチ36の状態を記憶しておく領域(スイッチステータスレジスタ)を設定しておき、リセットの後、ステップS200においてスイッチステータスレジスタを1に設定する。
次に、ステップS201において、タクトスイッチ36の状態を監視する(監視手段)。タクトスイッチ36の状態は、制御回路10に接続された排出許可指示SW信号のレベルによって判定することができる。レベルがhi、すなわちタクトスイッチ36が「開」であるときには何も行わずステップS201を繰り返す。
一方、レベルがlow、すなわちタクトスイッチ36が「閉」であるときにはステップS203においてスイッチステータスレジスタを0に設定する。
次に、ステップS204において、監視コマンドを待機する。
監視コマンドを受信したら、スイッチステータスレジスタの値を引数にして、監視コマンドに応答する(通知手段)。
以上の処理で、タクトスイッチ36が「閉」となるのを待機し、一端「閉」になったらその状態をラッチして保持するステータスレジスタが実現される。スイッチステータスレジスタは、USBインターフェースを介して本体装置で知ることができる。より具体的にはベンダー定義コマンドを利用して、スイッチステータスを応答するコマンド(スイッチステータス監視コマンド)を新規に定義すればよい。
図16は、可搬型記憶装置1の制御回路10で行われる排出許可信号に関する動作処理を示すフローチャートである。可搬型記憶装置1が本体装置の収容口に挿入され、コネクタ4とコネクタ5とが相互接続することで電源が投入される。電源が投入されると、ハードディスクドライブ装置20の全体がリセットされ、ステップS210において排出許可信号をhiに初期化する。
次に、ステップS211において本体装置2からの排出許可コマンドを待機する。排出許可コマンドを受信したら、ステップS212で、その引数を確認する。引数が0の場合は、ステップS213で排出許可信号にlowを出力する。
一方、引数が1の場合は、ステップS214で排出許可信号にhiを出力する。
なお、排出許可コマンドはベンダー定義コマンドを使用して新規に定義すればよい。
図17は、排出動作抑止機構制御回路32で行われる動作処理を示すフローチャートである。パワーONリセット後、ステップS220で装着検出SW信号のレベルを判定する。装着検出SW信号のレベルがhiである場合は、可搬型記憶装置1が未装着の場合であるから何の処理も行わず装着を待機する。装着検出SW信号のレベルがlowである場合は、ステップS221で排出許可信号のレベルを判定する。
排出許可信号のレベルがhiである場合は、ステップS222で現在の抑止板56の回転位置が禁止位置にあるか否かを判定する。
既に禁止位置にある場合は、何もせずにSステップ220に戻る。
禁止位置にない場合は、ステップS223、ステップS224で、禁止位置となるまで抑止板56を時計回りに回転させる。
ステップS221に戻り、排出許可信号のレベルがlowである場合は、ステップS225で現在の抑止板56の回転位置が許可位置にあるか否かを判定する。
既に許可位置にある場合は、何もせずにステップS220に戻る。
許可位置にない場合は、ステップS226、ステップS227で、許可位置となるまで抑止板56を反時計回りに回転させる。
図18は、本体装置2におけるスイッチステータスレジスタのポーリング動作のフローチャートである。まず、排出許可のスイッチ指示の有無を記憶しておくレジスタ領域をRAM43上に設定しておく。
ステップS230において、スイッチステータス監視コマンドを発行し、操作スイッチの操作状態を取得する(操作状態取得手段)。
次に、ステップS231において、応答が有無を判定する。応答がなかった場合は可搬型記憶装置1が装着されていない場合であるから、ステップS234で排出許可のスイッチ指示レジスタを指示なしに設定する。
ステップS231に戻り、応答があった場合には、ステップS232においてその値を判定する。値が1であればステップS234で排出許可のスイッチ指示レジスタを「指示なし」に設定し、値が0であればステップS233で排出許可のスイッチ指示レジスタを「指示あり」に設定する。
以上の処理を適宜の間隔で繰り返し実行する。つまり、本体装置2は、スイッチステータスレジスタをポーリング動作により常に監視しているわけである。
次に、図19に本体装置2における排出許可コマンド発行に関する処理動作のフローチャートを示す。
ステップS240、ステップS241、ステップS242で排出許可のスイッチ指示、排出許可操作、排出禁止操作を待機する。
排出許可のスイッチ指示、又は排出許可操作がなされた場合は、ステップS243で、パスワードの確認を行う。なお、パスワードを設定しない場合は、ステップS243(及び後述するステップS245)は省略する。
パスワードが一致した場合は、ステップS244で、USBインターフェースに対して排出許可コマンドを引数0で発行し、ステップ240、ステップS241、ステップS242の排出許可のスイッチ指示、排出許可操作、排出禁止操作の待機に戻る。
一方、排出禁止操作がなされた場合には、ステップS245でパスワードを確認し、パスワードが一致した場合は、ステップS246でATAインターフェースに対して排出許可コマンドを引数1で発行する。
以後は、ステップ240、ステップS241、ステップS242の排出許可のスイッチ指示、排出許可操作、排出禁止操作の待機に戻る。
また、ステップ243、ステップS245でパスワードが一致しなかった場合は、ステップ240、ステップS241、ステップS242の排出許可のスイッチ指示、排出許可操作、排出禁止操作の待機に戻る。
本実施形態では、排出許可信号を、hiで排出禁止、lowで排出許可としたレベル信号として取り扱っている。これは装着後自動的に(つまり排出禁止操作がなくとも)排出禁止動作が実行されるようにするためである。はじめ、排出許可信号はプルダウン抵抗33によってlowとなっているが、可搬型記憶装置1を装着すると図16で示すステップS210の初期化によりhiとなるため、排出禁止操作を行わずとも抑止板56は自動的に排出禁止の状態となる。
しかも、本実施形態では装着完了を検出する手段(マイクロスイッチ37)を設け、検出結果により装着完了後に排出許可信号を評価するようにしたので、コネクタ4、コネクタ5の嵌合が不十分の状態では排出禁止の状態とはならない構成になっている。
この構成で本体装置も含めた装置全体の電源がOFFされた場合は、排出禁止の状態が次の電源ON時に維持される。可搬型記憶装置1を装着後、排出禁止操作を行ったとする(あるいは自動的な排出禁止の状態から何の操作も行わなかったとする)。ここで、排出許可信号はhiとなっているはずである。このままの状態で一旦電源をOFFしても排出禁止の状態は変わらない。そして、再度電源をONにすると排出許可信号は、図16で示すステップS210の初期化によりhiとなり、前回の電源OFF時以前の排出禁止の状態が電源ON後もそのまま維持される。
可搬型記憶装置1が排出許可の状態で電源がOFFにされ装着されたまま電源がONされた場合は、排出許可の状態は維持されず自動的に排出禁止の状態となる。しかしながら、本実施形態では装着後自動的に排出禁止の状態となる仕様であるから、動作として何らの不都合はない。
このように、本実施形態によれば排出許可指示スイッチの状態をUSBインターフェースを介して本体装置で監視できるようにした。したがって、排出許可指示スイッチを設けた場合であってもUSBインターフェースを介した排出許可コマンドによって拡張モジュールたる可搬型記憶装置の排出許可を指示することのできる情報処理装置が実現される。
つまり、形式的には常に本体装置からの排出許可コマンドによる排出許可指示であるが、実質的には(言い換えるなら使用者の観点からは)メニュー操作、スイッチ操作のどちらでも排出許可の指示が可能となるわけである。また、排出許可信号をレベル信号としたため、装着後自動的に排出禁止の状態となる情報処理装置を実現することができる。
なお、上述した実施形態では、いずれも拡張モジュールとして可搬型記憶装置を例に説明を行ったが、本発明はこれに限定されるわけではない。例えば、他の機能を持った拡張モジュール、例えばLAN(有線・無線)、モデム等の通信装置やビデオ信号を取り込むビデオキャプチャ装置等の拡張モジュールにも適用可能である。
また、本体装置とのインターフェースも例示したATA、USBだけでなく、Serial ATA、IEEE1394、PCMCIA、PCI Expressなど他の規格のインターフェースであってもよい。また、コネクタについても例示したiVDRハードディスクドライブハードウェア規格に準拠したものだけでなく、適宜のものを使用してよい。
上述した本発明の実施形態における情報処理装置、拡張モジュールを構成する各手段、並びに拡張モジュールの排出制御方法の各ステップは、コンピュータのRAMやROMなどに記憶されたプログラムが動作することによって実現できる。このプログラム及び前記プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体は本発明に含まれる。
また、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記録媒体等としての実施形態も可能であり、具体的には、一つの機器からなる装置に適用してもよい。
なお、本発明は、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムを、システムまたは装置に直接、または遠隔から供給する。そして、そのシステムまたは装置のコンピュータが前記供給されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される場合を含む。
したがって、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、前記コンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明は、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も含まれる。その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等の形態であってもよい。
また、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される。さらに、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが、実際の処理の一部または全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
さらに、その他の方法として、まず記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれる。そして、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現される。
第1の実施形態に係る可搬型記憶装置の構成を示す図である。 第1の実施形態に係る本体装置の構成を示す図である。 第1の実施形態に係る排出機構及び排出動作抑止機構の構成を示す図である。 第1の実施形態に係る排出機構及び排出動作抑止機構の構成を示す図である。 第1の実施形態に係る排出機構及び排出動作抑止機構の構成を示す図である。 第1の実施形態に係る係止爪と抑止板の作用を説明するための図である。 第1の実施形態に係る排出動作抑止機構制御回路の構成を示す図である。 第1の実施形態に係る制御回路の排出許可信号に関する動作のフローチャートである。 第1の実施形態に係る排出動作抑止機構制御回路の動作のフローチャートである。 第1の実施形態に係る本体装置の排出許可コマンド発行に関する動作のフローチャートである。 第2の実施形態に係る可搬型記憶装置の構成を示す図である。 第2の実施形態に係る本体装置の構成を示す図である。 第2の実施形態に係る可搬型記憶装置の別例の構成を示す図である。 第2の実施形態に係る排出動作抑止機構制御回路の構成を示す図である。 第2の実施形態に係る制御回路のタクトスイッチの状態監視に関する動作のフローチャートである。 第2の実施形態に係る制御回路の排出許可信号に関する動作のフローチャートである。 第2の実施形態に係る排出動作抑止機構制御回路の動作のフローチャートである。 第2の実施形態に係る本体装置のスイッチステータスレジスタのポーリング動作のフローチャートである。 第2の実施形態に係る本体装置の排出許可コマンド発行に関する動作のフローチャートである。
符号の説明
1 可搬型記憶装置
4、5 コネクタ
6 ATAインターフェース用フラットケーブル
10 制御回路
11 ATAインターフェース回路
12 ヘッド制御回路
13 モータ制御回路
14、15 モータ
16 磁気記憶媒体(プラッタ)
17 磁気ヘッド
18 ヘッドアーム
19 USBインターフェース回路
20 ハードディスクドライブ装置
30 排出機構
31 排出動作抑止機構
32 排出動作抑止機構制御回路
33〜35 プルアップ/プルダウン抵抗
36 タクトスイッチ
37 マイクロスイッチ
41 CPU
42 ROM
43 RAM
44 HIDポート
45 ATAインターフェース回路
46 USBインターフェース回路
50 フレーム
51 イジェクトボタン
52 ロッド
53 レバー
54 排出板
55 係止爪
56 抑止板
57 バネ
60 MPU
61 モータドライバ
62 モータ
63、64 フォトインタラプタ
65 LEDドライバ
66 LED

Claims (11)

  1. 情報処理装置に着脱可能であり、前記情報処理装置との間に通信用インターフェースを備えたカード状の拡張モジュールであって、
    排出許可指示の入力を検出する入力検出手段と、
    前記排出許可指示に応じて、外部に対して排出許可信号を出力する出力手段とを有することを特徴とする拡張モジュール。
  2. 前記入力検出手段は、前記排出許可指示として、前記通信用インターフェースを介して排出許可コマンドを検出することを特徴とする請求項1に記載の拡張モジュール。
  3. 操作スイッチの状態に基づく操作状態を前記通信用インターフェースを介して前記情報処理装置に通知する通知手段を更に有することを特徴とする請求項1又は2に記載の拡張モジュール。
  4. カード状の拡張モジュールを着脱可能な情報処理装置であって、
    装着された前記拡張モジュールを排出する排出手段と、
    ユーザインターフェースを提供するユーザインターフェース提供手段と、
    前記ユーザインターフェースに対するユーザ操作に応じて排出許可を前記拡張モジュールに発行する発行手段と、
    前記発行手段により排出許可を発行した後、前記拡張モジュールから出力される排出許可信号に基づいて前記排出手段の動作もしくは作用を抑止する排出抑止手段とを有することを特徴とする情報処理装置。
  5. 前記拡張モジュール又は前記処理装置に設けられた操作スイッチの状態を問い合わせ、操作スイッチの状態を表す状態信号を監視する監視手段を有し、
    前記発行手段は、前記監視手段で監視した状態信号に応じて排出許可を前記拡張モジュールに発行することを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記拡張モジュールの装着完了を検出する装着完了検出手段をさらに有し、
    前記排出抑止手段は、前記排出許可信号及び前記装着完了検出手段による検出結果に基づいて、前記排出手段の動作もしくは作用を抑止することを特徴とする請求項4又は5に記載の情報処理装置。
  7. 情報処理装置に着脱可能であり、前記情報処理装置との間に通信用インターフェースを備えたカード状の拡張モジュールの排出制御方法であって、
    前記情報処理装置においてユーザインターフェースを提供するユーザインターフェース提供ステップと、
    前記ユーザインターフェースに対するユーザ操作に応じて排出許可を前記拡張モジュールに発行する発行ステップと、
    前記拡張モジュールにおいて、前記発行ステップにて発行された排出許可に応じて前記情報処理装置に対して排出許可信号を出力する出力ステップと、
    前記情報処理装置において、前記排出許可信号に基づいて前記拡張モジュールの排出を許可する排出許可ステップとを有することを特徴とする拡張モジュールの排出制御方法。
  8. 前記拡張モジュールに設けられた操作スイッチの操作状態を前記拡張モジュールに問い合わせ、前記操作状態を取得する操作状態取得ステップを有し、
    前記発行ステップでは、前記ユーザインターフェースに対するユーザ操作及び前記操作状態取得ステップで取得された操作状態に応じて排出許可を前記拡張モジュールに発行することを特徴とする請求項7に記載の拡張モジュールの排出制御方法。
  9. 前記拡張モジュールの装着完了を検出する装着完了検出ステップを有し、
    前記排出許可ステップは、前記排出許可信号及び前記装着完了検出ステップの検出結果に基づいて前記拡張モジュールの排出を許可することを特徴とする請求項7又は8に記載の拡張モジュールの排出制御方法。
  10. 情報処理装置に着脱可能であり、前記情報処理装置との間に通信用インターフェースを備えたカード状の拡張モジュールを制御するプログラムであって、
    排出許可指示の入力を検出する入力検出ステップと、
    前記排出許可指示に応じて、外部に対して排出許可信号を出力する出力ステップとをコンピュータに実行させるためのプログラム。
  11. 着脱可能に装着されたカード状の拡張モジュールを排出する排出手段と、ユーザインターフェースを提供するユーザインターフェース提供手段とを有する情報処理装置を制御するプログラムであって、
    前記ユーザインターフェースに対するユーザ操作に応じて排出許可を前記拡張モジュールに発行する発行ステップと、
    前記発行ステップにより排出許可の発行をした後、前記拡張モジュールから出力される排出許可信号に基づいて前記排出手段の動作もしくは作用を抑止する排出抑止ステップとをコンピュータに実行させるためのプログラム。
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