JP2008256982A - 撮像装置 - Google Patents

撮像装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2008256982A
JP2008256982A JP2007099606A JP2007099606A JP2008256982A JP 2008256982 A JP2008256982 A JP 2008256982A JP 2007099606 A JP2007099606 A JP 2007099606A JP 2007099606 A JP2007099606 A JP 2007099606A JP 2008256982 A JP2008256982 A JP 2008256982A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
live view
lens
imaging
image data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2007099606A
Other languages
English (en)
Inventor
Takayuki Uchida
高行 内田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2007099606A priority Critical patent/JP2008256982A/ja
Publication of JP2008256982A publication Critical patent/JP2008256982A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)
  • Studio Devices (AREA)

Abstract

【課題】携帯性及び経済性を損なうことなく、ライブビュー撮影時における像振れの発生確率の低減を図ることができる撮像装置を提供する。
【解決手段】画像表示器にて被写体像を観察することができるライブビュー動作の可能な撮像装置であって、ファインダに物体が接近したかどうかを検知する検知手段と、ライブビュー動作時に、検知手段によって、ファインダに物体が接近したことが検知されたときに、被写体像を記録媒体に記録する記録制御手段(S315〜S320)とを有する。
【選択図】図4

Description

本発明は、画像表示器にて被写体像を観察することができるライブビュー動作の可能な撮像装置に関する。
従来、レリーズボタンの押圧操作によりレリーズを行うカメラにおいて、その押圧により像振れが生じる恐れがある。そのため、撮影者の目に向って微弱赤外光を投射し、撮影者のまばたき(ウインク)による反射光を検出することにより、カメラのシーケンス(レリーズ)を進めるカメラが提案されている(特許文献1)。
また、眼球(視線)注視検出装置を備え、ファインダ内における所定の第1位置から第2位置へ眼球注視位置が移動することでレリーズを行うカメラが提案されている(特許文献2)。さらには、合焦ポイントを所定時間注視すると、レリーズを行うカメラも提案されている(特許文献3)。
一眼レフレックスタイプのデジタルカメラの場合、光学ファインダで確認できる像は、ピント板上に結像された像であり、ぼけ具合はピント板の拡散特性に左右され、撮像手段で撮影される画像とは相違が生じる。また、光学ファインダで確認できる被写体像と撮像手段での撮像範囲のずれ、すなわちパララックスのずれが生じる。
コンパクトタイプのデジタルカメラの場合、被写体像を観察する光学ファインダの光学系と撮像手段に光束を導く光学系は別となっている。よって、一眼レフレックスタイプのデジタルカメラよりも大きなパララックスずれが生じる。また、コンパクトタイプのデジタルカメラの光学ファインダの多くは、ピント板上に結像された画像を観察しているのではないため、ぼけ具合を確認する事が出来ない。
上記のように光学ファインダを有するデジタルカメラは、一眼レフレックスタイプ、コンパクトタイプのどちらにおいても、光学ファインダで確認できる画像と撮像手段で取り込まれる画像には、いくらかの相違が生じる。
そこで、光学ファインダで確認できる画像と撮像手段で取り込まれる画像に差が生じる問題を解決するため、ライブビュー撮影機能を有したデジタルカメラが提案されている(特許文献4)。このデジタルカメラは、まず、撮像手段で画像を連続的に取り込む。次に、その画像を画像表示器に連続的に表示して、被写体像の観察に供する。その後、規定の操作部材が操作されると、画像を記録メディア等へ記録する。またこの提案では、ファインダの使用を検知する接眼検知手段を有しており、ライブビュー表示中に接眼検知手段がファインダの使用を検知(撮影者の眼の接近等により)すると、ライブビュー表示を中断して、省エネを達成している。
特開平5−40303号公報 特開平4−156526号公報 特開平5−100148号公報 特開2000−165705号公報
しかしながら、ライブビュー撮影機能を有するデジタルカメラにおいても、画像を記録するためには何らかのレリーズボタン等の操作部材を操作することが必要であった。すなわち、従来のライブビュー撮影機能を有するデジタルカメラにおいて、ライブビュー表示中に画像データを記録するためには、カメラ本体に設けられた操作部材を操作する必要がある。そのため、その操作部材を押圧操作する際に発生する操作力により、像振れが発生する虞があった。
さらに、ライブビュー表示中は、撮影者の顔は画像表示器を観るためにファインダから離れている。そのため、通常の撮影モードに比べて、カメラ本体の操作部材を操作する際の像振れの発生確率が高い。
ケーブルレリーズ等を使用可能なカメラにおいては、ケーブルレリーズを用いて、操作部材をカメラ本体から分離する事で、その操作力がカメラ本体に及ばないようにする事も可能である。しかし、カメラ本体とは別にケーブルレリーズを用意する必要があり、携帯性及び経済性に難があった。また、ケーブルレリーズ用のコネクタをカメラ本体に設ける必要があり、カメラ本体の大型化、高コスト化を招き、好ましくない。
なお、リモコンでケーブルレリーズの代わりをさせる事も可能であるが、リモコンを別途用意する必要があり、上記と同様、携帯性及び経済性に難がある。また、カメラ本体にリモコンの受信機能を持たせる必要があり、こちらも高コスト化の要因となってしまう。
(発明の目的)
本発明の目的は、携帯性及び経済性を損なうことなく、ライブビュー撮影時における像振れの発生確率の低減を図ることのできる撮像装置を提供しようとするものである。
上記目的を達成するために、本発明の撮像装置は、画像表示器にて被写体像を観察することができるライブビュー動作の可能な撮像装置であって、ファインダに物体が接近したかどうかを検出する検知手段と、前記ライブビュー動作時に、前記検知手段によって、前記ファインダに物体が接近したことが検知されたときに、被写体像を記録媒体に記録する記録制御手段とを有することを特徴とする。
本発明によれば、携帯性及び経済性を損なうことなく、ライブビュー撮影時における像振れの発生確率の低減を図ることができる撮像装置を提供できるものである。
本発明を実施するための最良の形態は、以下の実施例に示す通りである。
図1は本発明の一実施例に係わる一眼レフレックスタイプの撮像装置であるデジタルカメラの電気的構成を示すブロック図である。
デジタルカメラ200には、撮像レンズユニット100が不図示のマウント機構を介して着脱可能である。マウント部には、デジタルカメラ200と撮像レンズユニット100の間で通信を行ための電気的接点群107が具備されており、この電気接点群107を介して撮像レンズ101及び絞り102の駆動等のための信号の授受が行われる。
図示されない被写体からの撮影光束は、撮像レンズ101及び光量を調節するための露出手段である絞り102を介して、撮影光路に対して進退可能に回動されるクイックリターンミラー202に導かれる。クイックリターンミラー202の中央部はハーフミラーになっており、該クイックリターンミラー202が図1に示すように撮影光路に進入(以下、ダウン)した際に、一部の光束がこのハーフミラーを透過する。透過した光束は、クイックリターンミラー202に設置されたサブミラー203で図1において下方に反射され、自動焦点調整用のAF(オートフォーカス)センサ204に導かれる。AFセンサ204は、撮像画面の複数の位置で焦点検出できるようになっている。
一方、クイックリターンミラー202で図1において上方に反射された撮影光束は、ペンタプリズム201、接眼レンズ206を介して撮影者の目に導かれる。
また、クイックリターンミラー202が撮影光路から退避(以下、アップ)した際には、撮像レンズ101からの光束は、フォーカルプレーンシャッタ208、フィルタ209を介してCMOS等に代表される撮像素子であるイメージセンサ210に導かれる。上記フィルタ209は2つの機能を有しており、1つは、赤外線をカットして可視光線のみをイメージセンサ210へ導く機能であり、もう1つは、光学ローパスフィルタとしての機能である。上記フォーカルプレーンシャッタ208は、先幕及び後幕から成り、撮像レンズ101からの光束を透過、遮断してイメージセンサ210への光量を調節するものである。
なお、クイックリターンミラー202のアップ時には、サブミラー203は折り畳まれ、クイックリターンミラー202と同様に撮影光路から退避するようになっている。
本実施例におけるデジタルカメラ200には、当該デジタルカメラ全体の制御を司るCPUにより構成されるシステムコントローラ223が具備されており、該システムコントローラ223に各部が接続されている。そして、これら各部は該システムコントローラ223により適宜制御される。
上記システムコントローラ223には、撮像レンズ101を光軸方向に移動してピント合わせを行うためのレンズ駆動機構103を制御するレンズ制御回路104、絞り102を駆動するための絞り駆動機構105を制御する絞り制御回路106が接続される。さらには、クイックリターンミラー202のアップ、ダウン及びフォーカルプレーンシャッタ208のシャッタチャージを制御するシャッタチャージ・ミラー駆動機構211が接続される。さらには、フォーカルプレーンシャッタ208の先幕、後幕の走行を制御するためのシャッタ制御回路212、接眼レンズ206の近傍に配設された測光センサに接続された自動露出用の分割測光手段である測光回路207が接続される。さらには、当該デジタルカメラ200を制御する上で調整が必要なパラメータやデジタルカメラの個体識別が可能なカメラID情報や、基準レンズで調整されたAF補正データや、自動露出補正値が記憶されている記憶部であるEEPROM222が接続される。
レンズ制御回路104は、レンズ固有の情報、例えば焦点距離、開放絞り、レンズ個々に割り振られるレンズIDという情報と、シーケンスコントローラ223から受け取った情報を記憶するレンズ記憶部を有している。
デジタルカメラ200には、パーソナルコンピュータ(PC)に代表される外部制御装置300が接続可能になっており、通信インター接眼回路224を介して該パーソナルコンピュータ300とシステムコントローラ223とが通信可能になっている。
自動露出調整用の測光回路207に接続される測光センサは、被写体の輝度を測定するためのセンサであり、その出力は測光回路207を経てシステムコントローラ223へ供給される。システムコントローラ223は、レンズ駆動機構103を制御することにより、被写体像をイメージセンサ210上に結像させる。また、システムコントローラ223は、設定されたAv値(絞り値情報)に基づいて絞り102を駆動する絞り駆動機構105を制御し、更に、設定されたTv値(シャッタ速度情報)に基づいた制御信号をシャッタ制御回路212へ出力する。
フォーカルプレーンシャッタ208の先幕及び後幕は、駆動源がバネにより構成されており、シャッタ走行後、次の動作のためにバネチャージを要する。シャッタチャージ・ミラー駆動機構211は、このバネチャージを制御するようになっている。また、シャッタチャージ・ミラー駆動機構211によりクリックリターンミラー202のアップ、ダウンが行われる。
また、システムコントローラ223には、画像データコントローラ220が接続される。画像データコントローラ220は、DSP(デジタル信号プロセッサ)により構成される補正データサンプル部及び補正部である。この画像データコントローラ220は、イメージセンサ210の制御、該イメージセンサ210から入力された画像データの補正や加工などをシステムコントローラ223の指令に基づいて実行する。画像データの補正、加工の項目の中にはオートホワイトバランスも含まれる。オートホワイトバランスとは、撮像画像の中の最大輝度の部分を所定の色(白色)に補正する機能である。オートホワイトバランスは、シーケンスコントローラ223からの命令により補正量を変更する事が可能である。
画像データコントローラ220には、イメージセンサ210を駆動する際に必要なパルス信号を出力するタイミングパルス発生回路217が接続される。さらには、イメージセンサ210と共にタイミングパルス発生回路217で発生されたタイミングパルスを受けて、イメージセンサ210から出力される被写体像に対応したアナログ信号をデジタル信号に変換するためのA/Dコンバータ216が接続される。さらには、得られた画像データ(デジタルデータ)を一時的に記憶しておくDRAM221、D/Aコンバータ215及び画像圧縮回路219が接続される。
DRAM221は、加工や所定のフォーマットへのデータ変換が行われる前の画像データを一時的に記憶するための記憶手段として使用される。D/Aコンバータ215には、エンコーダ回路214を介して画像表示回路213が接続される。画像圧縮回路219には、記録媒体である画像データ記録メディア218が接続される。
画像表示回路213は、イメージセンサ210で撮影された画像データを画像表示器236に表示させるためのものである。画像表示器236は、ライブビュー表示、再生画像及び撮影結果確認画像を外部表示する画像表示手段であり、一般にはカラーの液晶表示素子により構成される。そして、ライブビュー撮影時には、該画像表示器236にはライブビュー表示(撮像素子で撮像された画像を連続的に取り込み、取り込んだ画像を連続的に表示させることを意味する)が行われる。撮影後には、撮影時のプレビュー画像が表示される。
画像データコントローラ220は、DRAM221上の画像データを、D/Aコンバータ215によりアナログ信号に変換してエンコーダ回路214へ出力する。エンコーダ回路214はこのD/Aコンバータ215の出力を、画像表示回路213を駆動する際に必要な映像信号(例えばNTSC信号)に変換する。
画像圧縮回路219は、DRAM221に記憶された画像データの圧縮や変換(例えばJPEG)を行うためのものである。変換された画像データは、画像データ記録メディア218に格納される。記録メディアとしては、ハードディスク、フラッシュメモリ等が使用される。
システムコントローラ223には、さらに、当該デジタルカメラ200の動作モードの情報や露出情報(シャッタ秒時、絞り値等)の表示を行うための動作表示回路225が接続される。さらには、測光・焦点検出(測距)などの撮影準備動作を開始させるための第1ストロークスイッチ230(以下、スイッチSW1)が接続される。さらには、通常撮影モード時の撮影動作の開始を指示するための第2ストロークスイッチ231(以下、スイッチSW2)が接続される。さらには、撮影者が所望の動作を当該デジタルカメラ200に実行させるべくモードを設定するモード設定スイッチ229が接続される。さらには、AFセンサ204が持つ複数のAFエリアから使用するAFエリアを選択するためのAFエリア選択スイッチ228が接続される。さらには、使用する測光エリアを選択する測光エリア選択スイッチ235、回転動作によりパラメータをアップ、ダウンさせて表示する電子ダイヤルスイッチ226が接続される。上記のスイッチSW2は、ライブビュー撮影モード時には、ライブビュー撮影開始及びライブビュー撮影終了のためのスイッチとしての機能も有する。
233は接眼検知部の投光部、227は接眼検知部の受光部である。投光部233からは赤外光が発せられる。ファインダに撮影者の顔や手等の物体が接近した場合、投光部233が発した近赤外光は顔や手等の物体で反射し、反射した赤外光が受光部227に到達する。この事により、ファインダに撮影者の顔や手等の物体が接近したかどうかを検知できる。通常撮影モード時には、接眼検知部で撮影者の接眼状態または物体を検知すると、カメラ本体背面に設けられている画像表示器236の表示機能をオフにする。この事により、撮影者がファインダを覗いた場合等の、背面の画像表示器236が不要とされる状態の時は、画像表示回路213及び画像表示器236の動作を停止する事で、省エネを実現することができる。一方、後述するように、ライブビュー撮影モード時におけるライブビュー表示中に、接眼検知部がファインダに物体が接近したことを検知すると、画像データ記録メディア218への画像データの記録が実行される。
次に、図2を用いて、撮影モードの選択シーケンスについて説明する。
ステップS101では、撮影モード選択操作が行われたか否かを判定する。撮影モード選択操作は、モード設定スイッチ229と電子ダイヤルスイッチ226により行われる。モード設定スイッチ229がオンの状態で電子ダイヤルスイッチ226が操作されると、撮影モードが順次切り換わる。
上記ステップS101にて撮影モード選択操作が行われ、ライブビュー撮影モードが選択された場合はステップS102へ進み、ライブビュー撮影シーケンスへ移行する。一方、ステップS101にてライブビュー撮影モード以外が選択されていた場合はステップS103へ進み、通常撮影シーケンスへ移行する。
次に、図3を用いて、図2のステップS103にて行われる通常撮影シーケンスについて説明する。
ステップS201では、スイッチSW1がオンされたか否か判定する。オンされていなければオンされるまでこのステップで待機する。その後、スイッチSW1がオンされると、撮影時の露出量を決定するステップS202〜S203及びピントを合わせるステップS204〜S206へそれぞれ分岐し、これらの並行処理を行う。
ステップS202へ進むと、撮像レンズ101を通り、主ミラー202で反射され、ペンタプリズム201を通過した光束を、測光回路207により測光する。次のステップS203では、シーケンスコントローラ223が測光回路207の出力に応じて撮影時の露出量(絞り値、シャッタ速度の各情報)を決定する。そして、ステップS208へ進む。
一方、ステップS204へ進むと、シーケンスコントローラ223がAFセンサ204、焦点検出回路205を用いて焦点検出を行う。次のステップS205では、焦点検出が出来たか否かを判定する。被写体が低コントラストの場合や暗い場合は、焦点検出が出来ない事がある。焦点検出が出来なかった場合にはステップS207へ進み、警告を行う。焦点検出が出来た場合はステップS206へ進み、焦点検出結果に基づいてシステムコントローラ223がレンズ制御回路104にレンズ駆動量を送信する。これにより、レンズ制御回路104がレンズ駆動量に基づいてレンズ駆動機構103を制御し、撮像レンズ101が合焦位置へと移動する。その後はステップS208へ進む。
次のステップS208では、スイッチSW2がオンされたか否かを判定し、オンされていなければオンされるまで待機する。その後、スイッチSW2がオンされるとステップS209へ進み、システムコントローラ223がシャッタチャージ・ミラー駆動機構211を制御してクイックリターンミラー202をアップさせる。
次のステップS210では、ステップS203で設定された絞り値情報をシステムコントローラ223が絞り制御回路106へ送信し、絞り駆動機構105を駆動して、設定された絞り値まで絞り102を絞り込ませる。次のステップS211では、システムコントローラ223がフォーカルプレーンシャッタ208を開くよう、各部を制御する。続くステップS212では、シーケンスコントローラ223が画像データコントローラ(DSP)220に対して撮像素子であるイメージセンサ210の積分動作を指示する。そして、ステップS213にて、所定時間、待機する。
上記の積分時間が終わるとステップS214へ進み、フォーカルプレーンシャッタ208を閉じる。次のステップS215では、システムコントローラ223が次回の動作に備えてフォーカルプレーンシャッタ208のチャージ動作及びミラーダウン駆動を行う。次のステップS216では、絞り102を開放へと駆動し、続くステップS217にて、シーケンスコントローラ223が画像データコントローラ220に対してイメージセンサ210から画像データを取り込むように指示する。そして、次のステップS218にて、読み出した画像データを画像圧縮回路219を通して画像データ記録メディア218へ記録させる。
次に、図4を用いて、図2のステップS102にて行われるライブビュー撮影シーケンスについて説明する。
ステップS301では、スイッチSW1がオンされたか否か判定する。オンされていなければオンされるまでこのステップで待機する。その後、スイッチSW1がオンされると、ライブビュー開始直後の露出量を決定するステップS302〜S303及びピントを合わせるステップS304〜S306にそれぞれ分岐し、並行処理を行う。
ステップS302へ進むと、撮像レンズ101を通り、主ミラー202で反射され、ペンタプリズム201を通過した光束を、測光回路207で測光する。そして、次のステップS303にて、シーケンスコントローラ223が測光回路207の出力に応じてライブビュー開始直後の露出量(絞り値、シャッタ速度の各情報)を決定する。そして、ステップS308へ進む。
一方、ステップS304へ進むと、シーケンスコントローラ223がAFセンサ204、焦点検出回路205を用いて焦点検出を行う。そして、次のステップS305にて、焦点検出が出来たか否かを判定する。被写体が低コントラストの場合や暗い場合には、焦点検出が出来ない事がある。焦点検出が出来なかった場合にはステップS307へ進み、警告を行う。焦点検出が出来た場合はステップS306へ進み、焦点検出結果に基づいてシステムコントローラ223がレンズ制御回路104にレンズ駆動量を送信する。これにより、レンズ制御回路104がレンズ駆動量に基づいてレンズ駆動機構103を制御し、撮像レンズ101が合焦位置へと移動する。その後はステップS308へ進む。
ステップS308では、スイッチSW2がオンされたか否かを判定し、オンされていなければオンされるまで待機する。その後、スイッチSW2がオンされるとステップS309へ進む。なお、ステップS308でスイッチSW2のオンが検出された以降は、該スイッチSW2はライブビュー撮影完了を指示するスイッチとなる。ステップS309へ進むと、システムコントローラ223がシャッタチャージ・ミラー駆動機構211を制御してクイックリターンミラー202をアップさせる。
次のステップS310では、ステップS303で設定された絞り値情報をシステムコントローラ223が絞り制御回路106へ送信し、絞り駆動機構105を駆動して、設定された絞り値まで絞り102を絞り込ませる。次いでステップS311にて、システムコントローラ223がフォーカルプレーンシャッタ208を開くよう、各部を制御する。続くステップS312では、シーケンスコントローラ223が画像データコントローラ220に対してイメージセンサ210から画像データを取り込むように指示する。
次のステップS313では、取り込んだ画像データを基に合焦動作を行い、かつ露出(AE)を決定する。続くステップS314では、シーケンスコントローラ223が画像データコントローラ220に対してイメージセンサ210から画像データを取り込むように指示する。これにより、画像表示回路213等を介して画像表示器236にフレーミングを助けるためのライブビュー表示が行われる。
次のステップS315では、投光部233及び受光部227より構成される接眼検知部により接眼検知、すなわち顔や手等の物体検知を行う。その結果、撮影者の顔や手等の物体を検知できなかった場合はステップS312に戻り、以下同様の動作を繰り返す。
上記ステップS315にて撮影者の顔や手等の物体を検知できた場合はステップS316へ進み、接眼検知部での接眼検知時間(規定の時間に設定されている)を計時するタイマをスタートさせる。タイマの管理は、システムコントローラ223が行う。次のステップS317では、上記ステップS315にて撮影者の顔や手等の物体を検知した回数を計数する。検知回路の計数はシステムコントローラ223が行う。
次のステップS318では、上記ステップS316でスタートさせたタイマが規定の時間までの計時を完了したかどうかの判定を行う。完了していない場合はステップS312に戻り、以下同様の動作を繰り返す。一方、タイマが規定の時間までの計時を完了していたならば、ステップS319へ進む。
ステップS319へ進むと、シーケンスコントローラ223が画像データコントローラ220に対してイメージセンサ210から、接眼検知部がファインダに物体が接近した事を検知したタイミングにおける画像を記録用画像として画像取り込みを行わせる。なお、画像取り込みは、上記ステップS317にて計数された回数と同じだけ行われる。そして、次のステップS320にて、読み取った画像データを画像圧縮回路219を通して画像データ記録メディア218へ記録する。画像の記録回数も、上記ステップS317で計数された回数と同じだけ行われる。
ここで、上記複数回の接眼検知と画像データの画像取り込み及び画像の記録について詳述する。
ライブビュー撮影モード時のライブビュー表示中に、例えば、接眼検知部がファインダに接近した物体を検知し、この物体検知から規定の時間以内に物体非検知状態となり、さらに規定の時間以内に物体検知状態に再びなったとする。この場合は、連続して記録媒体である画像データ記録メディア218へ画像記録が2回行われる。さらに詳しくは、例えば指一本を接眼検知部の前を規定時間内で2度往復させると、2回、画像の記録が行われる。また、指二本を、一度接眼検知部の前を動かすと、先ほどの例と同じように、2回、画像が記録されることになる。
次のステップS321では、スイッチSW2がオンされているか否かを判定し、オフされていればライブビュー撮影続行と判定して、ステップS312へ戻る。一方、スイッチSW2がオンしていた場合は、ライブビュー撮影終了と判定してステップS322へ進む。
ステップS322へ進むと、フォーカルプレーンシャッタ208を閉じる。そして、次のステップS323にて、システムコントローラ223がシャッタチャージ・ミラー駆動機構221を介して次回の動作に備えてフォーカルプレーンシャッタ208のチャージ動作及びミラーダウン駆動を行わせる。最後に、ステップS324にて、絞り102を開放へと駆動する。
上記の実施例によれば、以下のような効果を得ることができる。
ライブビュー撮影機能を有するデジタルカメラにおいて、ライブビュー動作時に、接眼検知部によって、ファインダに物体が接近したことが検知されたときに、被写体像を記録媒体に記録するようにしている。よって、画像を記録するためスイッチSW2等の操作部材(撮影開始指示部材)を操作する事が必要ない。すなわち、ライブビュー表示中に画像データを記録するのに、カメラ本体に設けられた操作部材を操作する必要がなく、その操作部材を押圧等の操作をする際に発生する操作力により像振れの発生確率を軽減することができる。
また、ライブビュー表示中に、ケーブルレリーズやリモコンを用いて、操作部材をカメラ本体から分離する事で操作力がカメラ本体に及ばないようにした従来例がある。この種のカメラに比べ、カメラ本体とは別にケーブルレリーズやリモコンを用意する必要がなく携帯性を損なわない。さらには、接眼検知部そのものは元々別の機能を成立させるために設けられたものであり、新たに電気回路や部品を追加する事なく、コストアップへの影響も少ない(経済性を損なわない)。
また、規定の時間の間に、接眼検知された回数を計数し、その回数だけ画像記録を行うようにしているので、操作性が向上する。
(本発明と実施例の対応)
接眼検知部用の受光部227と投光部233が本発明の検知手段に、画像表示器236が表示器に、それぞれ相当する。また、画像データ記録メディア218が本発明の記録媒体に、システムコントローラ223の図4におけるステップS315〜S320の動作を行う部分が、本発明の記録制御手段に相当する。また、システムコントローラ223の図4におけるステップS317の動作を行う部分が本発明の、ライブビュー動作時に、規定の時間、検知手段における検知回数を計数する計数手段に相当する。また、スイッチSW2が、ライブビュー動作時には、ライブビュー動作の開始指示とライブビュー動作の終了指示を行う撮影開始指示部材に相当する。
本発明は、一眼レフレックスタイプのデジタルカメラのみならず、光学ファインダを有するコンパクトタイプのデジタルカメラ(撮像装置)にも適用することができる。
本発明の一実施例に係る一眼レフレックスデジタルカメラの回路構成を示すブロック図である。 本発明の一実施例に係る一眼レフレックスデジタルカメラにおける撮影モード選択シーケンスを示すフローチャートである。 本発明の一実施例に係る一眼レフレックスデジタルカメラにおける通常撮影シーケンスを示すフローチャートである。 本発明の一実施例に係る一眼レフレックスデジタルカメラにおけるライブビュー撮影シーケンスを示すフローチャートである。
符号の説明
100 撮像レンズユニット
101 撮像レンズ
102 絞り
103 レンズ駆動機構
104 レンズ制御回路
105 絞り駆動機構
106 絞り制御回路
200 デジタルカメラ
202 クイックリターンミラー
204 AFセンサ
206 接眼レンズ
207 測光回路
208 フォーカルプレーンシャッタ
210 イメージセンサ
211 シャッタチャージ・ミラー駆動機構
212 シャッタ制御回路
213 画像表示回路
218 画像データ記録メディア
220 画像データコントローラ
223 システムコントローラ
227 接眼検知部用の受光部
230 スイッチ(SW2)
231 スイッチ(SW1)
233 接眼検知部用の投光部
236 画像表示器

Claims (3)

  1. 画像表示器にて被写体像を観察することができるライブビュー動作の可能な撮像装置であって、
    ファインダに物体が接近したかどうかを検知する検知手段と、
    前記ライブビュー動作時に、前記検知手段によって、前記ファインダに物体が接近したことが検知されたときに、被写体像を記録媒体に記録する記録制御手段とを有することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記ライブビュー動作時に、規定の時間、前記検知手段における検知回数を計数する計数手段を有し、
    前記記録制御手段は、前記計数手段にて計数された回数だけ、前記取り込まれた画像を前記記録媒体に記録させることを特徴とする撮像装置。
  3. 撮影開始指示部材を有し、
    前記ライブビュー動作時には、前記撮影開始指示部材が、前記ライブビュー動作の開始指示と前記ライブビュー動作の終了指示を行う部材として用いられることを特徴とする請求項1または2に記載の撮像装置。
JP2007099606A 2007-04-05 2007-04-05 撮像装置 Pending JP2008256982A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007099606A JP2008256982A (ja) 2007-04-05 2007-04-05 撮像装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007099606A JP2008256982A (ja) 2007-04-05 2007-04-05 撮像装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008256982A true JP2008256982A (ja) 2008-10-23

Family

ID=39980612

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007099606A Pending JP2008256982A (ja) 2007-04-05 2007-04-05 撮像装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2008256982A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5061188B2 (ja) デジタル一眼レフカメラ
JP5676988B2 (ja) 焦点調節装置
US8525921B2 (en) Image capturing apparatus and control method therefor
JP4576295B2 (ja) デジタルカメラ
JP5241881B2 (ja) デジタルカメラ
US7941041B2 (en) Image pickup apparatus
WO2013190762A1 (ja) 撮像装置および画像表示方法
JP2001169180A (ja) デジタルカメラ
JP2008178062A (ja) カメラおよびカメラシステム
JP4733075B2 (ja) デジタルカメラ
JP2009017517A (ja) 撮像装置
JP6032967B2 (ja) 撮像装置、レンズ装置および撮像装置の制御方法
JP5333888B2 (ja) 撮像装置及びそのプログラム
JP5572564B2 (ja) 撮像装置及びその表示制御方法
JP2005292522A (ja) 撮像装置
JP2010224290A (ja) カメラ
JP4891132B2 (ja) 撮像装置
JP2008256982A (ja) 撮像装置
JP4934480B2 (ja) 撮像装置
JP2009239651A (ja) 撮像装置
JP2011064987A (ja) 撮像装置及びその制御方法
JP2008028997A (ja) デジタルカメラ
JPH11327032A (ja) 銀塩撮影及び電子撮像兼用カメラ
JP2005292517A (ja) 撮像装置および撮影システム
JPH10142686A (ja) モニタ画面を有する銀塩カメラ