JP2008252199A - コンテンツ配信方法及びコンテンツ受信端末 - Google Patents
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Abstract
【課題】複数のコンテンツを同時に受信する際、コンテンツサーバとコンテンツ受信端末間の伝送速度と同時受信コンテンツ数とメタ情報と各コンテンツの状態に従って、各々のコンテンツの受信速度を独立に制御する。
【解決手段】コンテンツaが受信中に再生が開始された場合、再生制御手段27はコンテンツaに再生状態にあることを速度算出手段23に通知する。速度算出手段23はメタ情報管理手段22からコンテンツaのメタ情報からコンテンツの総データ量(D)とコンテンツの再生時間(T)を取得する。次に速度算出手段23は蓄積制御手段25から既に受信したコンテンツaのデータ量(d)を取得する。追いかけ再生中に再生終了まで再生するデータが枯渇しないよう、速度算出手段23は受信制御手段24aに対しコンテンツaの受信速度として(D−d)/Tを設定する。
【選択図】図1
【解決手段】コンテンツaが受信中に再生が開始された場合、再生制御手段27はコンテンツaに再生状態にあることを速度算出手段23に通知する。速度算出手段23はメタ情報管理手段22からコンテンツaのメタ情報からコンテンツの総データ量(D)とコンテンツの再生時間(T)を取得する。次に速度算出手段23は蓄積制御手段25から既に受信したコンテンツaのデータ量(d)を取得する。追いかけ再生中に再生終了まで再生するデータが枯渇しないよう、速度算出手段23は受信制御手段24aに対しコンテンツaの受信速度として(D−d)/Tを設定する。
【選択図】図1
Description
本発明は、ダウンロード型のコンテンツ配信におけるコンテンツ配信方法及びコンテンツ受信端末に関するものである。
近年、インターネットなどの情報ネットワークの発達に伴い、インターネットに接続して情報の送受信が可能な所謂ネット家電といわれるものが普及している。特にインターネットなどの情報ネットワークに接続されたハードディスクを搭載したHDDレコーダーや、あるいは、DVDとハードディスクを搭載したハイブリッドレコーダーの普及が進んでいる。これらの動画情報記録/再生装置は、そのほとんどにおいて、地上波放送のTV番組コンテンツをハードディスク内に蓄積して録画/再生することが可能である。
また、これらの機器やPC、専用のSTB(セットトップボックス)に対して、映画や音楽などのコンテンツをインターネットを介して配信するコンテンツ配信サービスも行なわれている。こうしたコンテンツ配信はオンデマンドでストリーミング配信する方式が普及しつつあるが、配信網の伝送速度を保証しないとサービスをすることができず、今後は配信網の制限が少ないハードディスクを搭載しているHDDレコーダーや、あるいはハイブリッドレコーダーへコンテンツをダウンロード配信するサービスの提供が期待されている。
コンテンツ再生装置に、HDDレコーダーやハイブリッドレコーダー等、処理リソースに制限のある機器を採用した場合、複数の機能を同時に動作させると、コンテンツのダウンロード処理がコンテンツ再生装置の情報処理手段に高負荷を与えてしまうため、端末の処理リソースに制限がある場合、コンテンツのダウンロード処理よりも優先度の高い処理が実行されると、ダウンロード速度がコンテンツの再生速度より遅くなる場合があり、ダウンロード中に再生を開始すると、所謂追いつきが発生する可能性がある。そのため、端末のダウンロード処理と他の処理の優先度を制御して、追いかけ再生に必要なダウンロード速度を端末の動作状態にあわせて確保する(例えば特許文献1参照)。
特開2006−279843号公報
しかしながら、上述した従来のダウンロード型のコンテンツ配信において用いられるコンテンツ再生装置は、ダウンロード処理と他の処理間の優先度を制御して追いつきを防止しているが、同時動作している他の処理(例えば録画処理)の優先度が高い場合、ダウンロード処理の優先度を下げなくてはならず、コンテンツのダウンロードと同時にこのコンテンツを再生している場合には、所謂「追いつき」が発生してしまう。
本発明は、複数のコンテンツを同時にダウンロードしている場合、そのコンテンツのダウンロード処理を他のコンテンツのダウンロード処理より優先して行なうことでコンテンツの受信を短時間で完了し、追いかけ再生時の追いつきを防止することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明はコンテンツサーバに蓄積されている少なくとも動画情報を含むコンテンツを、コンテンツ受信端末がネットワークを介して配信するコンテンツ配信方法であって、前記コンテンツサーバは前記コンテンツを記憶するコンテンツ記憶手段と、少なくとも前記コンテンツの再生時間、前記コンテンツの総データ量を含む前記コンテンツのメタ情報を記憶するメタ情報記憶手段と、前記コンテンツ受信端末からコンテンツの送信要求を受信し、指定された前記コンテンツ及び前記コンテンツに関連する前記メタ情報をそれぞれ前記コンテンツ記憶手段、前記メタ情報記憶手段から読み出し、所定の単位で前記コンテンツ受信端末に配信するコンテンツ配信手段を有し、前記コンテンツ受信端末は、前記コンテンツサーバと通信し、指定した前記コンテンツ及び前記メタ情報を受信する通信手段と、受信した前記メタ情報を蓄積管理するメタ情報管理手段と、前記コンテンツの受信速度を算出する速度算出手段と、受信するコンテンツ毎に前記速度算出手段で算出した値に基づいて、前記コンテンツサーバに対し送信要求を出力する間隔を制御する受信制御手段と、受信した前記コンテンツを蓄積する蓄積手段と、前記蓄積手段へのコンテンツの入出力を管理制御する蓄積制御手段と、前記蓄積手段に蓄積したコンテンツの再生を制御し、コンテンツの状態を速度算出手段に通知する再生制御手段を備えることを特徴とする。この構成により複数のコンテンツを同時に受信する際、受信中のコンテンツの再生を開始した場合、速度算出手段は、コンテンツサーバとコンテンツ受信端末間の伝送速度と同時受信コンテンツ数とコンテンツ情報と各コンテンツの受信、再生状態に従って、各々のコンテンツの受信速度を独立に制御することができ、追いかけ再生時の追いつきを防止することができる。
本発明によれば、再生を開始したコンテンツの再生レートに合わせてダウンロードすることができ、追いつきを防止しつつ、同時にダウンロードしているコンテンツの受信を可能とするという効果を奏する。
本発明の実施の形態においては、本発明はコンテンツサーバに蓄積されている少なくとも動画情報を含むコンテンツを、コンテンツ受信端末がネットワークを介して受信するコンテンツ配信方法であって、前記コンテンツサーバは前記コンテンツを記憶するコンテンツ記憶ステップと、少なくとも前記コンテンツの再生時間、前記コンテンツの総データ量を含む前記コンテンツのメタ情報を記憶するメタ情報記憶ステップと、前記コンテンツ受信端末からコンテンツの送信要求を受信し、指定された前記コンテンツ及び前記コンテンツに関連する前記メタ情報をそれぞれ前記コンテンツ記憶ステップ、前記メタ情報記憶ステップから読み出し、所定の単位で前記コンテンツ受信端末に配信するコンテンツ配信ステップを有し、前記コンテンツ受信端末は、前記コンテンツサーバと通信し、指定した前記コンテンツ及び前記メタ情報を受信する通信ステップと、受信した前記メタ情報を蓄積管理するメタ情報管理ステップと、前記コンテンツの受信速度を算出する速度算出ステップと、受信するコンテンツ毎に前記速度算出ステップで算出した値に基づいて、前記コンテンツサーバに対し送信要求を出力する間隔を制御する受信制御ステップと、受信した前記コンテンツを蓄積する蓄積ステップと、前記蓄積ステップへのコンテンツの入出力を制御する蓄積制御ステップと、前記蓄積ステップに蓄積したコンテンツの再生を制御し、コンテンツの状態を前記速度算出ステップに通知する再生制御ステップを備えると言う構成を有する。
これにより複数のコンテンツを同時に受信する際、受信中のコンテンツの再生を開始した場合、速度算出ステップは、コンテンツサーバとコンテンツ受信端末間の伝送速度と同時受信コンテンツ数とコンテンツ情報と各コンテンツの受信、再生状態に従って、各々のコンテンツの受信速度を独立に制御することができる。
また、本発明は、前記速度算出ステップは受信中に再生を開始したコンテンツに対し、前記コンテンツサーバと前記コンテンツ受信端末間の伝送速度の最大値を受信速度として割り当てるようにしてもよい。このことにより、再生中のコンテンツを短時間でダウンロードすることができる。
また、本発明は、前記速度算出ステップは受信中に再生を開始したコンテンツに対し、受信済みのデータ量(d)とコンテンツの総データ量(D)、コンテンツの再生時間(T)とすると、受信速度(R)を(D−d)/Tより大きくなるように割り当てるようにしてもよい。このことにより、再生を開始したコンテンツの再生レートに合わせてダウンロードすることができ、追いつきを防止しつつ、同時にダウンロードしているコンテンツの受信を可能とする。
(実施の形態1)
以下、本発明の実施の形態1について、図面を参照しながら説明する。
以下、本発明の実施の形態1について、図面を参照しながら説明する。
図1は、実施の形態1のコンテンツ配信システムを示す構成図である。
この図1に示す構成図には、コンテンツ記憶手段11に記憶されているコンテンツとメタ情報記憶手段12に記憶されている対応するメタ情報と共にネットワーク3上に送信するコンテンツサーバ1と、コンテンツを配信するためのネットワーク3と、コンテンツサーバ1からコンテンツを受信し、蓄積手段26に蓄積した後あるいは蓄積しながら再生するコンテンツ受信端末2とが示されている。
コンテンツサーバ1は配信するコンテンツを記憶するコンテンツ記憶手段11と、コンテンツの内容、属性を示すメタ情報を記憶するメタ情報記憶手段12と、コンテンツ受信端末2からの送信要求を受けて、該当するコンテンツと対応するメタ情報をそれぞれコンテンツ記憶手段11とメタ情報記憶手段12より読み出して、所定の単位毎にコンテンツ受信端末2に配信するコンテンツ配信手段13を備えている。
コンテンツの内容、属性を示すメタ情報は図2に示す内容を有しており、コンテンツを識別するコンテンツID、コンテンツのタイトル、種別、コンテンツの詳細情報等コンテンツの内容に関する情報と、著作権や権利者情報などが記述された権利情報に加えて、コンテンツの受信速度を制御するのに必要なパラメータを含んでおり、コンテンツの再生時間、再生ビットレート、コンテンツのファイルサイズ等のコンテンツ情報を備えている。
コンテンツ受信端末2は、配信されたコンテンツ及びメタ情報を受信する通信手段21と、配信されたメタ情報からコンテンツの再生時間、コンテンツの総データ量を含むコンテンツ情報を抽出して管理するメタ情報管理手段22と、コンテンツ情報及び対応するコンテンツの状態に従って、コンテンツの受信速度を算出する速度算出手段23と、受信するコンテンツ毎に速度算出手段23で算出した値に基づいて受信速度を制御する受信制御手段24a〜24cと、受信したコンテンツを蓄積する蓄積手段26と、前記蓄積ステップへのコンテンツの入出力を管理制御する蓄積制御手段25と、蓄積手段26に蓄積したコンテンツの再生を制御し、コンテンツの状態を速度算出手段23に通知する再生制御手段27を備える。
以下、図1を用い、実施の形態1のコンテンツ配信システムの動作を説明する。
コンテンツ受信端末2は受信したいコンテンツを指定して、通信手段21を介して送信要求をコンテンツサーバ1に送る。コンテンツサーバ1は送られてきた送信要求に対し、該当するコンテンツと対応するメタ情報をそれぞれコンテンツ記憶手段11とメタ情報記憶手段12より読み出して、コンテンツ配信手段13に渡す。コンテンツ配信手段13は受け取ったコンテンツとメタ情報をパケット化し、パケット単位でコンテンツ受信端末2に送出する。
コンテンツ受信端末2は通信手段21にてコンテンツとメタ情報のパケットをコンテンツサーバ1から受信する。メタ情報はメタ情報管理手段22に蓄積管理される。コンテンツは蓄積制御手段25を経由して蓄積手段26に蓄積される。本実施の形態1で用いる図1では受信制御手段24a〜24cとして説明をするが、このような構成に制限されるわけではない。
受信制御手段24a〜24cは速度算出手段23から通知された受信速度に従って通信手段21に受信応答を返す。
通信手段21は、受信制御手段24a〜24cから受け取った受信応答をコンテンツサーバ1に返す。コンテンツ配信手段13は受信応答を受け取ると、次のパケットをコンテンツ受信端末2に送出する。この動作を繰り返して、コンテンツ受信端末2は該当するコンテンツと対応するメタ情報をコンテンツサーバ1より受信することができる。
コンテンツの再生時はユーザが蓄積手段26に蓄積されたコンテンツを選択し、再生制御手段27は対象コンテンツが再生状態であることを速度算出手段23に通知すると共に、メタ情報管理手段22に蓄積された対応するメタ情報から再生制御に必要なコンテンツのビットレート等の情報を用いて、蓄積制御手段25にコンテンツの読み出しを指示する。蓄積制御手段25は蓄積手段26から指定されたコンテンツを読み出して、再生制御手段27に転送しコンテンツを再生する。
図3は実施の形態1における速度算出手段23でのコンテンツの受信速度を決定するためのシーケンス図を示す。以下では、コンテンツサーバに保存されているコンテンツは、例えば、コンテンツa〜コンテンツcであるものとして説明する。受信コンテンツと、受信制御手段24a〜24cとは1対1に対応しており、受信制御手段24aではコンテンツaの受信速度の制御を行ない、受信制御手段24bではコンテンツbの受信速度の制御を行なうこととする。
速度算出手段23は複数のコンテンツを同時に受信する際、各々のコンテンツの受信速度を算出し、対応する受信制御手段24a〜24cに通知する。
コンテンツaとコンテンツbを同時に受信していて、双方とも再生が行なわれていない場合、速度算出手段23は通信手段21から通知されたコンテンツサーバ1とコンテンツ受信端末2間の伝送速度を同時に受信しているコンテンツの数で割った値を各々のコンテンツ受信速度と設定し、対応する受信制御手段24a、24bに通知する(ステップS304)。受信制御手段24a、24bは速度算出手段23から通知された受信速度に従って通信手段21に受信応答を返す。
例えば、コンテンツサーバ1とコンテンツ受信端末2間の伝送速度を12Mbps、1パケットあたり1500バイトのデータを転送する場合、速度算出手段23から受信制御手段24a、24bに通知されたコンテンツの受信速度が6Mbpsとなるので、受信制御手段24a、24bはそれぞれ2ms毎に受信応答を通信手段21に通知する。通信手段21は受信制御手段24a、24bから受け取った受信応答をコンテンツサーバ1に返す。コンテンツ配信手段13は受信応答を受け取ると、次のパケットをコンテンツ端末2に送出する。
次にコンテンツaが受信途中に再生が開始された場合、再生制御手段27はコンテンツaに再生状態にあることを速度算出手段23に通知する(ステップS301)。速度算出手段23はコンテンツaが再生状態であることを検知すると、受信制御手段24aに対しコンテンツサーバ1とコンテンツ受信端末2間の伝送速度をコンテンツaの受信速度に設定し(ステップS302)、受信制御手段24bに対しコンテンツbの受信速度を0に設定する(ステップS303)。
速度算出手段23から受信制御手段24aに通知されたコンテンツの受信速度が12Mbps、受信制御手段24bに通知されたコンテンツの受信速度が0Mbpsとなるので、受信制御手段24aは1ms毎に受信応答を通信手段21に通知する。通信手段21は受信制御手段24aから受け取った受信応答をコンテンツサーバ1に返す。コンテンツ配信手段13は受信応答を受け取ると、次のパケットをコンテンツ端末2に送出する。
一方、受信制御手段24bは受信速度を0Mbpsに設定されているため受信応答を返さず、受信を一時停止する。
コンテンツaの受信が終了した場合、受信制御手段24aは速度算出手段23に対し、受信終了を通知する。速度算出手段23は受信中のコンテンツがコンテンツbのみになるので、受信制御手段24bに対しコンテンツサーバ1とコンテンツ受信端末2間の伝送速度をコンテンツbの受信速度に設定する(ステップS304)。
速度算出手段23から受信制御手段24aに通知されたコンテンツの受信速度が0Mbps、受信制御手段24bに通知されたコンテンツの受信速度が12Mbpsとなるので、受信制御手段24bは1ms毎に受信応答を通信手段21に通知する。通信手段21は受信制御手段24bから受け取った受信応答をコンテンツサーバ1に返すことにより、コンテンツサーバ1からコンテンツbの配信が再開する。
このように受信中のコンテンツの再生を開始した場合、再生を開始したコンテンツの情報を速度算出手段に知らせることにより前記速度算出ステップは再生中のコンテンツの受信速度を制御することができる。また速度算出手段は受信中に再生を開始したコンテンツに対し、コンテンツサーバとコンテンツ受信端末間の伝送速度の最大値を受信速度として割り当てることにより、再生中のコンテンツを優先的にかつ短時間でダウンロードすることができ、追いかけ再生時の追いつきを防止することができる。
(実施の形態2)
以下、本発明の実施の形態2について、図面を参照しながら説明する。
以下、本発明の実施の形態2について、図面を参照しながら説明する。
図1は、実施の形態2のコンテンツ配信システムを示す構成図である。図1の詳細な内容はコンテンツの受信速度決定のシーケンス動作以外は実施の形態1と同様なので、説明を省略する。
図4は実施の形態2における速度算出手段23でのコンテンツの受信速度を決定するためのシーケンス図を示す。受信コンテンツと受信制御手段24は1対1に対応しており、受信制御手段24aでは受信コンテンツaの受信速度の制御を行ない、受信制御手段24bでは受信コンテンツbの受信速度の制御を行なうこととする。
速度算出手段23は複数のコンテンツを同時に受信する際、各々のコンテンツの受信速度を算出し、対応する受信制御手段24に通知する。
コンテンツaとコンテンツbを同時に受信していて、双方とも再生が行なわれていない場合、速度算出手段23は通信手段21から通知されたコンテンツサーバ1とコンテンツ受信端末2間の伝送速度を同時に受信しているコンテンツの数で割った値を各々のコンテンツ受信速度と設定し、対応する受信制御手段24a、24bに通知する(ステップS406)。受信制御手段24a、24bは速度算出手段23から通知された受信速度に従って通信手段21に受信応答を返す。
例えば、コンテンツサーバ1とコンテンツ受信端末2間の伝送速度を12Mbps、1パケットあたり1500バイトのデータを転送する場合、速度算出手段23から受信制御手段24a、24bに通知されるコンテンツの受信速度が6Mbpsとなるので、受信制御手段24a、24bはそれぞれ2ms毎に受信応答を通信手段21に通知する。通信手段21は受信制御手段24a、24bから受け取った受信応答をコンテンツサーバ1に返す。コンテンツ配信手段13は受信応答を受け取ると、次のパケットをコンテンツ端末2に送出する。
次にコンテンツaが受信途中に再生が開始された場合、再生制御手段27はコンテンツaに再生状態にあることを速度算出手段23に通知する(ステップS401)。速度算出手段23はコンテンツaが再生状態であることを検知すると、メタ情報管理手段22に保存されているコンテンツaのメタ情報からコンテンツの総データ量(D)(図2の項番23)とコンテンツの再生時間(T)(図2の項番24)を取得する(ステップS402)。
次に速度算出手段23は蓄積制御手段25から既に受信したコンテンツaのデータ量(d)を取得する(ステップS403)。
追いかけ再生中に追いつきが発生するのは、受信速度より再生速度の方が早く、再生するデータが枯渇することによる。それを防止するために、再生終了まで再生するデータが枯渇しないように受信速度を定める。つまり再生時間(T)内に総データ量(D)から既に受信したデータ量(d)を減じた残量を受信すれば、データ枯渇が発生しない。
速度算出手段23は受信制御手段24aに対しコンテンツaの受信速度として(D−d)/Tを設定し(ステップS404)、受信制御手段24bに対しコンテンツbの受信速度として通信手段21から通知されたコンテンツサーバ1とコンテンツ受信端末2間の伝送速度からコンテンツaの受信速度を減じた値を設定する(ステップS405)。
コンテンツaの総データ量を3.6GB、再生時間を2時間、再生ビットレートを4Mbpsと仮定し、6Mbpsの受信速度で1時間受信した後に再生を開始した場合、既に蓄積手段26には2.7GB分の受信済みデータが蓄積されている。速度算出手段23はコンテンツaの受信速度をコンテンツの再生終了まで再生データが枯渇しないように
(3600−2700)×8/(2×3600)=1(Mbps)
と設定する。また速度算出手段23はコンテンツbの受信速度を
12−1=11(Mbps)
と設定する。
(3600−2700)×8/(2×3600)=1(Mbps)
と設定する。また速度算出手段23はコンテンツbの受信速度を
12−1=11(Mbps)
と設定する。
速度算出手段23から受信制御手段24aに通知されたコンテンツの受信速度が1Mbps、受信制御手段24bに通知されたコンテンツの受信速度が11Mbpsとなるので、受信制御手段24aは12ms毎に、受信制御手段24bは1.1ms毎に受信応答を通信手段21にそれぞれ通知する。通信手段21は受信制御手段24a、24bから受け取った受信応答をコンテンツサーバ1に返す。コンテンツ配信手段13は受信応答を受け取ると、次のパケットをコンテンツ端末2に送出する。
このように受信中のコンテンツの再生を開始した場合、再生を開始したコンテンツの情報を速度算出手段に知らせることにより前記速度算出ステップは再生中のコンテンツの受信速度を制御することができる。また速度算出手段は受信中に再生を開始したコンテンツに対し、再生終了まで再生するデータが枯渇しないように受信速度として割り当てることにより、受信中のコンテンツの再生に於いて追いつきを防止しつつ、他のコンテンツの受信も効率的に行なうことができる。
本発明のコンテンツ配信方法及びコンテンツ受信端末は、複数のコンテンツを同時に受信する際、受信中のコンテンツの再生を開始した場合、コンテンツサーバとコンテンツ受信端末間の伝送速度と同時受信コンテンツ数とメタ情報と各コンテンツの受信、再生状態に従って、各々のコンテンツの受信速度を独立に制御することができ、受信中のコンテンツの再生時に追いつきを防止することができるので、ダウンロード型のコンテンツ配信に有用である。
1 コンテンツサーバ
2 コンテンツ受信端末
3 ネットワーク
11 コンテンツ記憶手段
12 メタ情報記憶手段
13 コンテンツ配信手段
21 通信手段
22 メタ情報管理手段
23 速度算出手段
24a 受信制御手段
24b 受信制御手段
24c 受信制御手段
25 蓄積制御手段
26 蓄積手段
27 再生制御手段
2 コンテンツ受信端末
3 ネットワーク
11 コンテンツ記憶手段
12 メタ情報記憶手段
13 コンテンツ配信手段
21 通信手段
22 メタ情報管理手段
23 速度算出手段
24a 受信制御手段
24b 受信制御手段
24c 受信制御手段
25 蓄積制御手段
26 蓄積手段
27 再生制御手段
Claims (6)
- コンテンツサーバに蓄積されている少なくとも動画情報を含むコンテンツを、コンテンツ受信端末がネットワークを介して受信するコンテンツ配信方法であって、
前記コンテンツサーバは前記コンテンツを記憶するコンテンツ記憶ステップと、少なくとも前記コンテンツの再生時間、前記コンテンツの総データ量を含む前記コンテンツのメタ情報を記憶するメタ情報記憶ステップと、前記コンテンツ受信端末からコンテンツの送信要求を受信し、指定された前記コンテンツ及び前記コンテンツに関連する前記メタ情報をそれぞれ前記コンテンツ記憶ステップ、前記メタ情報記憶ステップから読み出し、所定の単位で前記コンテンツ受信端末に配信するコンテンツ配信ステップを有し、
前記コンテンツ受信端末は、前記コンテンツサーバと通信し、指定した前記コンテンツ及び前記メタ情報を受信する通信ステップと受信した前記メタ情報を蓄積管理するメタ情報管理ステップと、前記コンテンツの受信速度を算出する速度算出ステップと、受信するコンテンツ毎に前記速度算出ステップで算出した値に基づいて、前記コンテンツサーバに対し送信要求を出力する間隔を制御する受信制御ステップと、受信した前記コンテンツを蓄積する蓄積ステップと、前記蓄積ステップへのコンテンツの入出力を管理制御する蓄積制御ステップと、前記蓄積ステップに蓄積したコンテンツの再生を制御し、コンテンツの状態を前記速度算出ステップに通知する再生制御ステップを備え、
複数のコンテンツを同時に受信する際に、受信中のコンテンツの再生を開始した場合、前記速度算出ステップは、前記コンテンツサーバと前記コンテンツ受信端末間の伝送速度と同時受信コンテンツ数と前記メタ情報と各コンテンツの受信、再生状態に従って、各々のコンテンツの受信速度を独立に制御することを特徴とするコンテンツ配信方法。 - 記速度算出ステップは受信中に再生を開始したコンテンツに対し、前記コンテンツサーバと前記コンテンツ受信端末間の伝送速度の最大値を受信速度として割り当てることを特徴とする請求項1記載のコンテンツ配信方法。
- 前記速度算出ステップは受信中に再生を開始したコンテンツに対し、前記コンテンツの受信済みのデータ量(d)と前記コンテンツの総データ量(D)、前記コンテンツの再生時間(T)とすると、前記再生を開始したコンテンツの受信速度(R)を(D−d)/Tより大きくなるように割り当てることを特徴とする請求項1記載のコンテンツ配信方法。
- コンテンツサーバとネットワークで接続されたコンテンツ受信端末であって、前記コンテンツサーバと通信し、指定したコンテンツ及びメタ情報を受信する通信手段と、受信した前記メタ情報を蓄積管理するメタ情報管理手段と、前記コンテンツの受信速度を算出する速度算出手段と、受信するコンテンツ毎に前記速度算出手段で算出した値に基づいて受信速度を制御する受信制御手段と受信した前記コンテンツを蓄積する蓄積手段と、前記蓄積手段へのコンテンツの入出力を管理制御する蓄積制御手段と、前記蓄積手段に蓄積したコンテンツの再生を制御し、コンテンツの状態を前記速度算出手段に通知する再生制御手段を備え、
複数のコンテンツを同時に受信する際、受信中のコンテンツの再生を開始した場合、前記速度算出手段は、前記コンテンツサーバと前記コンテンツ受信端末間の伝送速度と同時受信コンテンツ数と前記メタ情報と各コンテンツの受信、再生状態に従って各々のコンテンツの受信速度をそれぞれ独立に制御することを特徴とするコンテンツ受信端末。 - 前記速度算出手段は受信中に再生を開始したコンテンツに対し、前記コンテンツサーバとの伝送速度の最大値を受信速度として割り当てることを特徴とする請求項4記載のコンテンツ受信端末。
- 前記速度算出手段は受信中に再生を開始したコンテンツに対し、前記コンテンツの受信済みのデータ量(d)と前記コンテンツの総データ量(D)、前記コンテンツの再生時間(T)とすると、前記再生を開始したコンテンツの受信速度(R)を(D−d)/Tより大きくなるように割り当てることを特徴とする請求項4記載のコンテンツ受信端末。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007087423A JP2008252199A (ja) | 2007-03-29 | 2007-03-29 | コンテンツ配信方法及びコンテンツ受信端末 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007087423A JP2008252199A (ja) | 2007-03-29 | 2007-03-29 | コンテンツ配信方法及びコンテンツ受信端末 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008252199A true JP2008252199A (ja) | 2008-10-16 |
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ID=39976685
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2007087423A Pending JP2008252199A (ja) | 2007-03-29 | 2007-03-29 | コンテンツ配信方法及びコンテンツ受信端末 |
Country Status (1)
Country | Link |
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2007
- 2007-03-29 JP JP2007087423A patent/JP2008252199A/ja active Pending
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